JP2015048678A - 横ビーム取付具用係止具並びにそれを用いた防護柵及び防護柵の改修方法 - Google Patents

横ビーム取付具用係止具並びにそれを用いた防護柵及び防護柵の改修方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ガードレールに用いられている波形状のビーム材を円管状のビーム材に取り替える場合、既設の支柱に後加工をすることなく、効率よくビーム材を取り替えることができる横ビーム取付具用係止具及びそれを用いた防護柵と防護柵の改修方法を提供する。
【解決手段】設置面Gに間隔をあけて立設され、その側面を貫通する貫通孔11が穿設された支柱1に横ビーム2が取付けられた防護柵Pの前記横ビーム取付具用係止具4が、前記縦板部41の係止部42に設けられた通孔421と前記支柱1の貫通孔11とにボルト5が挿通されて、前記支柱1に取付けられるとともに、前記ボルト5により第一の横ビーム取付具3aが前記支柱1に取付けられ、一方で前記取付部43に第二の横ビーム取付具3bが取付けられ、前記第一の横ビーム取付具3aと第二の横ビーム取付具3bとに横ビーム2をそれぞれ取付けるようにする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、道路や橋梁等に設置され、設置面に立設された支柱に横ビームを取付ける横ビーム取付具を前記支柱に係止するための横ビーム取付具用係止具並びにそれを用いた防護柵及び防護柵の改修方法に関するものである。
従来、道路や橋梁等に設置される防護柵としては、所定の間隔を存して立設された支柱に金属製の波形状のビーム材が取り付けられているガードレールが挙げられ、例えば、特許文献1の図9や特許文献2の図2,4に示されるように、波形状のビーム材が、支柱を貫通して挿通されている固定ボルトとナットによってブラケットを介して支柱に固定されている。
特開2012−193582号公報 特開2007−262723号公報
そして、上記防護柵であるガードレールに用いられている波形状のビーム材を円管状のビーム材に取り替える場合、波形状のビーム材と同等の強度を具備させるには、円管状のビーム材が上下に2本必要となってくるため、上側の円管状のビーム材は、波形状のビーム材が取付けられている支柱に既設の貫通孔を利用して取付けることができるものの、下側の円管状のビーム材は、設置場所において立設されている支柱に別の貫通孔をあけると言った後加工が必要となるため、取り替え作業が煩雑なものとなっていた。
本発明は、ガードレールに用いられている波形状のビーム材を円管状のビーム材に取り替える場合等においても、既設の支柱に後加工をすることなく、効率よくビーム材を取り替えることができる横ビーム取付具用係止具並びにそれを用いた防護柵及び防護柵の改修方法を提供せんとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち、本発明に係る横ビーム取付具用係止具は、設置面に立設された支柱に横ビームを取付ける横ビーム取付具を前記支柱に係止するための横ビーム取付具用係止具であって、支柱の上下方向に沿って配置される縦長の縦板部と、縦板部の上部に設けられて前記縦板部を支柱に取付けるための係止部と、縦板部の下部に設けられて横ビーム取付具が取付けられる取付部とを備えたことを特徴とするものである。
また本発明に係る横ビーム取付具用係止具は、前記取付部はその基端部が前記縦板部に取付けられているとともに、前記基端部の左右から前方に、平面視U字形となるように突設された湾曲部の先端部に、横ビーム取付具が取付けられるようになされていてもよい。
また本発明に係る横ビーム取付具用係止具は、前記縦板部の係止部に通孔が設けられ、前記通孔にボルトを挿入することにより、前記縦板部が支柱に取付けるようにしてもよい。
また本発明に係る防護柵は、設置面に間隔をあけて立設され、その側面を貫通する貫通孔が穿設された支柱に横ビームが取付けられた防護柵であって、前記横ビーム取付具用係止具が、前記縦板部の係止部に設けられた通孔と前記支柱の貫通孔とにボルトが挿通されて、前記支柱に取付けられるとともに、前記ボルトにより第一の横ビーム取付具が前記支柱に取付けられ、かつ前記取付部に第二の横ビーム取付具が取付けられ、前記第一の横ビーム取付具と第二の横ビーム取付具とに横ビームがそれぞれ取付けられていることを特徴とするものである。
また本発明に係る防護柵の改修方法は、既設の防護柵の支柱に取付けられている柵部材を支柱から取り外した後、前記既設の支柱に穿設されている貫通孔と前記横ビーム取付具用係止具の縦板部の係止部に設けられた通孔とにボルトを挿通し、前記横ビーム取付具用係止具が前記既設の支柱に取付けられるとともに、前記ボルトにより第一の横ビーム取付具を前記支柱に取付け、かつ前記取付部に第二の横ビーム取付具を取付け、前記第一の横ビーム取付具と第二の横ビーム取付具とに横ビームを取付けることを特徴とするものである。
また本発明に係る防護柵の改修方法は、前記既設の防護柵は、設置面に間隔をあけて立設された支柱に、縦断面が波板状のレール板が取付けられているものであってもよい。
本発明に係る横ビーム取付具用係止具によれば、支柱の上下方向に沿って配置される縦長の縦板部と、縦板部の上部に設けられて前記縦板部を支柱に取付けるための係止部と、縦板部の下部に設けられて横ビーム取付具が取付けられる取付部とを備えているため、前記係止部により縦板部を支柱に取付けるとともに、下部の取付部に横ビーム取付具を取付ければよいので、支柱に後加工を行うことなく、効率的に横ビームを取付けることができる。
また本発明に係る横ビーム取付具用係止具によれば、前記取付部はその基端部が前記縦板部に取付けられているとともに、前記基端部の左右から前方に、平面視U字形となるように突設された湾曲部の先端部に、横ビーム取付具が取付けられるようになされているため、支柱の背面側から平面視U字形の取付部を支柱側面に当接させ、その先端部に横ビーム取付具を取付け、そしてこの取付けられた横ビーム取付具に下側の横ビームを取付ければよいので、支柱に後加工を行うことなく、効率的に横ビームを取付けることができる。
また本発明に係る横ビーム取付具用係止具によれば、前記縦板部の係止部に通孔が設けられ、前記通孔にボルトを挿入することにより、前記縦板部が支柱に取付けられるようになされているため、前記通孔にボルトを挿入するだけで、縦板部を備えた横ビーム取付具用係止具を支柱に取付けることができ、効率よく横ビームを支柱に取付けることができる。
また本発明に係る防護柵によれば、横ビーム取付具用係止具が、前記縦板部の係止部に設けられた通孔と前記支柱の貫通孔とにボルトが挿通されて、前記支柱に取付けられるとともに、前記ボルトにより第一の横ビーム取付具が前記支柱に取付けられ、かつ前記取付部に第二の横ビーム取付具が取付けられ、前記第一の横ビーム取付具と第二の横ビーム取付具とに横ビームがそれぞれ取付けられているため、支柱に孔あけ加工を施すなどの後加工を行うことなく、効率よくビーム材を取り替えることができる。
また本発明に係る防護柵の改修方法によれば、既設の防護柵の支柱に取付けられている柵部材を支柱から取り外した後、前記既設の支柱に穿設されている貫通孔と前記横ビーム取付具用係止具の縦板部の係止部に設けられた通孔とにボルトを挿通し、前記横ビーム取付具用係止具が前記既設の支柱に取付けられるとともに、前記ボルトにより第一の横ビーム取付具を前記支柱に取付け、かつ前記取付部に第二の横ビーム取付具を取付け、前記第一の横ビーム取付具と第二の横ビーム取付具とに横ビームを取付けるようにしているため、支柱に孔あけ加工を施すなどの後加工を行うことなく、効率よくビーム材を取り替えることができる。
また本発明に係る防護柵の改修方法によれば、前記既設の防護柵は、設置面に間隔をあけて立設された支柱に、縦断面が波板状のレール板が取付けられているため、縦断面が波板状のレール板を横ビームに取替える際、効率よくビーム材を取り替えることができる。
本発明に係る防護柵の実施の一形態を示す背面側からの斜視図である。 本発明に係る防護柵の改修方法による改修前の既設の防護柵の背面側からの斜視図である。 図2に示す防護柵から柵部材を取外し、支柱のみの状態を示す斜視図である。 本発明に係る防護柵の分解斜視図である。 本発明に係る防護柵の斜視図である。 図4に示す横ビーム取付具用係止具の前面側からの斜視図である。 図4に示す第一の横ビーム取付具の前面側からの斜視図である。 図4に示す第二の横ビーム取付具の前面側からの斜視図である。 図4に示す横ビーム取付具用係止具の別の実施形態を示す斜視図である。
次に、本発明を実施するための形態について図面を参照し、具体的に説明する。
図面において、Pは本発明に係る防護柵であり、1は間隔をおいて設置面Gにその下部が埋設されて立設された円筒状の支柱、2は該支柱1間に上下2段に架け渡された円筒状の横ビーム、3は横ビーム2を支柱1の側面に取付ける横ビーム取付具、4は横ビーム取付具3を支柱1に係止する横ビーム取付具用係止具、5は横ビーム取付具用係止具4を支柱1に取付けるボルトである。なお、この明細書においては、設置された防護柵Pの車道側である支柱1の側面に横ビーム2が取付けられている側を前面側、その逆側を背面側とする。
前記支柱1の上部には、背面側から前面側にその側面を貫通する貫通孔11が穿設され、支柱1の上端には、円筒状の支柱1の開口を塞ぐように支柱キャップ12が取付けられている。
前記横ビーム取付具3は、上段横ビーム2aを支柱1に取付ける第一の横ビーム取付具3aと、下段横ビーム2bを支柱1に取付ける第二の横ビーム取付具3bとを備えており、いずれも前記支柱1の前面側の側面に、後述するそれぞれの横ビーム取付部32a、33bが当接されて取付けられている。
前記第一の横ビーム取付具3aは、円筒状の上段横ビーム2aの前面側側面に当接され、それを支持する4分の1円弧状に形成された横ビーム受け部31aと、該横ビーム受け部31aの下方に配置され、横断面がコの字状に形成されて、このコの字状の底板部321aが支柱1の側面に当接される横ビーム取付部32aとを備えている。そして、前記横ビーム受け部31aの下部両端には、ボルトB1を挿通して上段横ビーム2aを固定するための透孔311aが設けられ、また前記横ビーム取付部32aの底板321aの中央には、前記横ビーム取付具用係止具4を支柱1に取付けるボルト5を挿通し、第一の横ビーム取付具3aを支柱1に取付けるための透孔322aが1個設けられている。
前記第二の横ビーム取付具3bは、円筒状の下段横ビーム2bの前面側側面に当接され、それを支持する4分の1円弧状に形成された横ビーム受け部31bと、該横ビーム受け部31bの下方に配置され、横断面がコの字状に形成された横ビーム受け部支持部32bと、後述する横ビーム取付具用係止具4の取付部43の当接部434に取付けられる横ビーム取付部33bとを備え、前記横ビーム受け部31bの上部両端には、ボルトB2を挿通して下段横ビーム2bを固定するための透孔311bが設けられている。そして、前記横ビーム取付部33bは、コの字状の前記横ビーム受け部支持部32bの底板部321bから左右に延設された平板状に形成されるとともに、前記第二の横ビーム取付具3bを前記横ビーム取付具用係止具4の取付部43の当接部434に取付るための透孔331bが1個ずつ設けられている。
前記横ビーム取付具用係止具4は、前記支柱1の背面側側面に上下方向に沿って配置される縦長の縦板部41と、該縦板部41の上部に設けられて前記縦板部41を支柱1に取付けるための係止部42と、前記縦板部41の下部に設けられて第二の横ビーム取付具3bが取付けられる取付部43とを備えている。そして前記縦板部41の上部に設けられた係止部42には通孔421が設けられ、該通孔421と前記支柱1の貫通孔11と第一の横ビーム取付具3aの透孔322aとに、前記ボルト5が支柱1の背面側から挿通されて、支柱1の背面側に配置された横ビーム取付具用係止具4と支柱1の前面側に配置された第一の横ビーム取付具3aとが前記支柱1の上部に固定され、もって上段横ビーム2aが支柱1に取付けられている。
また前記取付部43は、その基端部431が前記縦板部41に溶接され固定されているとともに、前記基端部431の左右から前面側に、平面視U字形となるように湾曲部432が突設され、その先端部433に横ビーム取付具3が取付けられている。さらに詳細に述べると、前記取付部43の基端部431は、前記縦板部41の前面側に取付けられ、前記基端部431から突設された湾曲部432の先端部433は、平面視U字形となされた左側の湾曲部432の先端が左側に略90°折曲され、右側の湾曲部432の先端が右側に略90°折曲されて、左右の当接部434が設けられるとともに、該当接部434には透孔435が穿設されている。そして、前記取付部43の湾曲部432の内側面が支柱1の背面から左右の側面にわたって挟むように当接され、前記当接部434が支柱1の前面側に配置されて、前記当接部434の透孔435と前記横ビーム取付部33bの透孔331bとにボルトB3が挿通され、前記第二の横ビーム取付具3bと前記横ビーム取付具用係止具4とが固定され、もって下段横ビーム2bが支柱1に取付けられている。
次に、既設の防護柵Kの支柱1aに取付けられている柵部材を既設の支柱1aから取り外して、上下に2段の横ビーム2を備えた防護柵Pに改修する防護柵の改修方法について、図2〜5を用いて説明する。
図2に示すように、前記既設の防護柵Kは、一般的にガードレールと称される防護柵であって、設置面Gに間隔をあけて立設された支柱1aに、柵部材である縦断面が波板状のレール板Rがハット型の取付金具Tを介して、ボルトB4により1段取付けられている。この既設の防護柵Kの支柱1aに取付けられているレール板Rを、ボルトB4を取外し既設の支柱1aから取外すと、図3に示すように、設置面Gに既設の支柱1aが立設された状態となる。
その後、前記既設の支柱1aの背面側に上述の横ビーム取付具用係止具4の縦板部41を配置し、前記既設の支柱1aに穿設されている1個の貫通孔11と前記係止部42に設けられた通孔421とに前記ボルト5を前記既設の支柱1aの背面側から挿通し、前記横ビーム取付具用係止具4を前記既設の支柱1aに下方に沿わすようにして取付けるとともに、上段に位置する第一の横ビーム取付具3aの透孔322aに前記ボルト5を挿通し、第一の横ビーム取付具3aを前記支柱1aの前面側に取付ける。
また一方で、前記縦板部41の下部に取付けられた平面視U字形となされた取付部43の当接部434の透孔435と前記横ビーム取付部33bの透孔331bとにボルトB3を挿通し、下段に位置する前記第二の横ビーム取付具3bと前記横ビーム取付具用係止具4とを取付ける。
そして、前記取付部43に第二の横ビーム取付具3bを取付け、前記第一の横ビーム取付具3aと第二の横ビーム取付具3bとにそれぞれ上段横ビーム2aと下段横ビーム2bを取付けて、図5に示すように、既設の防護柵Kの改修が終わる。
なお上述の実施形態において、横ビーム2は、車輌が衝突した際の衝撃を吸収して容易に破断されないための必要な強度を考慮すると、強度的に安定しておりコストの安い鋼管を適宜長さに切断したものが好適に用いられ、耐食性を向上させるために、亜鉛めっきや塗装を施してもよく、横ビーム2の断面形状は円形であり、横ビーム2同士は横ビーム2内に挿入された筒状のスリーブ21を介して横方向に連結されている。尚、横ビーム2の断面形状は矩形状あるいは楕円形状等でもよく、スリーブ21の断面形状もその形状に合わせて横ビーム2同士を連結できるものであればよい。また前記スリーブ21は、上段横ビーム2a及び下段横ビーム2b内に挿入されて、上段横ビーム2a及び下段横ビーム2bを第一の横ビーム取付具3aと第二の横ビーム取付具3bとに固定するボルトB1,B2により共締めされて、上段横ビーム2a及び下段横ビーム2bと一緒に固定されている。
また上述の実施形態においては、前記横ビーム取付具用係止具4の下部においては、前記縦板部41と支柱1との間に取付部43の基端部431が配置されるようになされているので、前記横ビーム取付具用係止具4の上部においては、前記係止部42と支柱1との間に、前記基端部431の厚さと同じ厚さの平板422を挟むようになされているが、特にこれに限定されるものではなく、前記平板422を挟まずに、前記係止部42を支柱1に係止してもよい。
また上述の実施形態において、横ビーム取付具用係止具4は支柱1の背面側に配置されるようになされているが、これに限定されるものではなく、横ビーム取付具用係止具4を支柱1の前面側に配置するようにしてもよい。
その場合の横ビーム取付具用係止具4の実施形態の一例としては、図9に示すように、縦長の縦板部41の下部に設けられている取付部43を横長の平板状に形成し、横ビーム取付具用係止具4を逆T字状に形成し、前記取付部43の左右端部に透孔435を設ける(図9(イ))。また、図6に示す横ビーム取付具用係止具4の取付部43の湾曲部432と略同じ形状の平面視U字形の保持部441を備えるとともに、保持部441の左先端が左に略90°折曲され、保持部441の右先端が右に略90°折曲された左右の当接部442に透孔443がそれぞれ穿設された保持具44を別途形成する(図9(ロ))。そして、前記支柱1の前面側の側面に前記横ビーム取付具用係止具4を当接するとともに、前記支柱1の貫通孔11と前記横ビーム取付具用係止具4の通孔421に前記ボルト5を挿通し、さらに第一の横ビーム取付具3aの透孔322aを前記ボルト5に挿通して、ナットで固定する。次に、前記保持具44を支柱1の背面側から支柱1の側面に当接させ、前記保持具44の当接部442と前記第二の横ビーム取付具3bの横ビーム取付部33bとにより横ビーム取付具用係止具4の取付部43を挟むようにして、前記ボルトB3を保持具44の透孔443と取付部43の透孔435と横ビーム取付部33bの透孔331bとに挿通し、ナットで固定するようにしてもよい。
なお上述の実施形態において、上段横ビーム2aと下段横ビーム2bとの間隔については、防護柵Pの要求される耐衝撃強度により所定の寸法に決められているものであり、その間隔を広げたり狭めたりする場合には、前記横ビーム取付具用係止具4の縦板部41の長さを変更して対応すればよく、横ビーム2を上下に3段以上取付ける場合には、前記縦板部41の長さを適宜調整し、横ビーム2の段数に応じて前記取付部43を縦板部41に取付ける様にすればよく、またその他の点においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
1 支柱
1a 既設の支柱
11 貫通孔
12 支柱キャップ
2 横ビーム
2a 上段横ビーム
2b 下段横ビーム
21 貫通孔
3 横ビーム取付具
3a 第一の横ビーム取付具
3b 第二の横ビーム取付具
31a 横ビーム受け部
311a 透孔
32a 横ビーム取付部
321a 底板部
322a 透孔
31b 横ビーム受け部
311b 透孔
32b 横ビーム取付支持部
321b 底板部
33b 横ビーム取付部
331b 透孔
4 横ビーム取付具用係止具
41 縦板部
42 係止部
421 通孔
422 平板
43 取付部
431 基端部
432 湾曲部
433 先端部
434 当接部
435 透孔
44 保持具
441 保持部
442 当接部
443 透孔
5 ボルト
P 防護柵
B1 ボルト
B2 ボルト
B3 ボルト
B4 ボルト
G 設置面
K 既設の防護柵
R レール板
T 取付金具

Claims (6)

  1. 設置面に立設された支柱に横ビームを取付ける横ビーム取付具を前記支柱に係止するための横ビーム取付具用係止具であって、支柱の上下方向に沿って配置される縦長の縦板部と、縦板部の上部に設けられて前記縦板部を支柱に取付けるための係止部と、縦板部の下部に設けられて横ビーム取付具が取付けられる取付部とを備えたことを特徴とする横ビーム取付具用係止具。
  2. 前記取付部はその基端部が前記縦板部に取付けられているとともに、前記基端部の左右から前方に、平面視U字形となるように突設された湾曲部の先端部に、横ビーム取付具が取付けられるようになされていることを特徴とする請求項1に記載の横ビーム取付具用係止具。
  3. 前記縦板部の係止部に通孔が設けられ、前記通孔にボルトを挿入することにより、前記縦板部が支柱に取付けられるようになされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の横ビーム取付具用係止具。
  4. 設置面に間隔をあけて立設され、その側面を貫通する貫通孔が穿設された支柱に横ビームが取付けられた防護柵であって、請求項3に記載の横ビーム取付具用係止具が、前記縦板部の係止部に設けられた通孔と前記支柱の貫通孔とにボルトが挿通されて、前記支柱に取付けられるとともに、前記ボルトにより第一の横ビーム取付具が前記支柱に取付けられ、かつ前記取付部に第二の横ビーム取付具が取付けられ、前記第一の横ビーム取付具と第二の横ビーム取付具とに横ビームがそれぞれ取付けられていることを特徴とする防護柵。
  5. 既設の防護柵の支柱に取付けられている柵部材を支柱から取り外した後、前記既設の支柱に穿設されている貫通孔と請求項3に記載の横ビーム取付具用係止具の縦板部の係止部に設けられた通孔とにボルトを挿通し、前記横ビーム取付具用係止具が前記既設の支柱に取付けられるとともに、前記ボルトにより第一の横ビーム取付具を前記支柱に取付け、かつ前記取付部に第二の横ビーム取付具を取付け、前記第一の横ビーム取付具と第二の横ビーム取付具とに横ビームを取付けることを特徴とする防護柵の改修方法。
  6. 前記既設の防護柵は、設置面に間隔をあけて立設された支柱に、縦断面が波板状のレール板が取付けられているものであることを特徴とする請求項5に記載の防護柵の改修方法。
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KR102635716B1 (ko) * 2021-08-10 2024-02-08 최선명 가드레일 보강장치

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