JP2015048614A - レール検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】分岐器の欠線部に検査器が落ち込むことがなく、また、欠線部においても検査ユニットの姿勢を概略水平に安定して保持できるため、検査ユニットの一部とレールとが接触して互いが破損する問題を抑制することができるレール検査装置を提供することを目的とする。
【解決手段】レールに接して検査を行う検査器と、検査器を保持するフレームと、フレームに固定され、レール上を移動するローラと、を有し、ローラの幅は進行方向と直交する方向において、レールの欠線部と欠線部に隣接するレールの頭頂部との間隔の最大値の2倍以上であり、ローラは、フレームの長手方向の中心線に対して、レールの内側へ延びるローラの幅よりもレールの外側へ延びるローラの幅の方が大きいことを特徴とするレール検査装置。
【選択図】図9

Description

本発明はレール検査装置に関する。
鉄道のレールは車輪を直接支持・案内して、列車を安全に運行させる非常に重要な鉄道システムの構成要素である。レールには車輪との転がり接触によって頭部表層にシェリングと呼ばれるき裂が生じることが知られている。このシェリングを検査するために、主として超音波探傷法を用いたレール検査が行われており、検査車両に搭載されたレール検査装置が使用されている。
これらのレール検査装置に用いられる超音波探傷法はいずれもレールの頭頂面から超音波を送受信する方法である。レール検査装置には超音波の送受信を行う探触子を含む検査器が設置されている。また、検査器がレールに確実に接触するように、検査器をレール方向に押し付けながらレール検査装置全体をレール上で走らせ、レール上を移動しながら検査を行う。
一方で、鉄道のレールには、レールを分岐させるための分岐器が存在し、分岐器には、車輪のフランジが通過することができるように欠線部といわれる間隙が存在する。上記のように、検査器はレール方向に押し付けられながらレール上を移動するため、欠線部がレール検査装置よりも大きいと、レール検査装置が欠線部の間隙に落ち込み、破壊・損傷する問題がある。したがって、レール検査装置の損傷を回避するために、このような分岐器では、検査器をレール面からいったん持ち上げてから通過させるため、分岐器を通過する度に検査器を持ち上げる作業を行う必要がある。
このように、検査器が欠線部に落ち込む問題を解決するものとしては特許文献1に記載する分岐器通過機構が知られている。この特許文献1では、基準ビームにレールの軌間面に接触する測定用接触子が設けられており、その測定用接触子の前後にはレールから漸次離れる方向に沿う線上に複数のガイドローラが配列され、さらに基準ビームには測定用接触子から長手方向に離間して欠線部通過用ローラが設けられている。欠線部に差し掛かって、測定用接触子が欠線部に入ると、欠線部通過用ローラが被測定レールに近づき接触して、測定用接触子が欠線部に落ち込むことを防止するようにしている。また、欠線部を通過する際に、測定用接触子から最も離れたガイドローラから欠線部の端のレールに乗り上げてガイドするようにして、測定用接触子に大きな衝撃がかからないようにしている。
特許第2759327号公報
しかしながら、特許文献1に示されるような分岐器通過機構では、分岐器におけるレール形状によっては通過が困難であることが知られている。例えば、分岐器におけるレールがカーブしている場合、測定用接触子の前後に配列された複数のガイドローラが欠線部に少しでも落ち込んでしまうと、欠線部に引っかかってしまうおそれがある。それにより、分岐器を通過できないだけでなく、測定用接触子を含む装置が破損してしまうおそれがあり、また、レール自体を損傷させてしまう可能性もある。
本発明は、分岐器の欠線部に検査器が落ち込むことがなく、また、欠線部においても検査ユニットの姿勢を概略水平に安定して保持できるため、検査ユニットの一部とレールとが接触して互いが破損する問題を抑制することができるレール検査装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態に係るレール検査装置は、レールに接して検査を行う検査器と、検査器を保持するフレームと、フレームに固定され、レール上を移動するローラと、を有し、ローラの幅は進行方向と直交する方向において、レールの欠線部と欠線部に隣接するレールの頭頂部との間隔の最大値よりも大きい。
このレール検査装置によれば、分岐器の欠線部に検査器が落ち込むことがなく、また、欠線部においても検査ユニットの姿勢を概略水平に安定して保持できるため、検査ユニットの一部とレールとが接触して互いが破損する問題を抑制することができるレール検査装置を提供することができる。
また、別の好ましい態様において、ローラの幅は、欠線部と欠線部に隣接するレールの頭頂部との幅の最大値の2倍以上であってもよい。
また、別の好ましい態様において、ローラは、フレームの長手方向の中心線に対して、レールの内側へ延びるローラの幅よりもレールの外側へ延びるローラの幅の方が大きくてもよい。
このレール検査装置によれば、欠線部においても検査ユニットの姿勢をさらに安定して保持できるため、検査ユニットの一部とレールとが接触して互いが破損する問題を抑制することができるレール検査装置を提供することができる。
また、別の好ましい態様において、ローラは、ローラの幅方向の少なくともレールの外側の端部が進行方向に対して傾斜した傾斜部を有してもよい。
このレール検査装置によれば、ローラが分岐器において他のレールに乗り移る際に、乗り移る先のレールを損傷させる、又は、逆にローラが破損することを緩和させることができる。
また、別の好ましい態様において、検査器は、進行方向の前方及び側面の各々の一部にテーパ形状を有してもよい。
このレール検査装置によれば、走行中のレールから他のレールに乗り移るときに検査器にかかる水平方向の圧力を垂直方向に分散することができるため、検査器がレールを損傷させる、又は、逆に検査器が破損することを緩和させることができる。
また、別の好ましい態様において、フレームは、検査器が内部に配置された開口部を有し、検査器は、平面視において少なくとも一部がフレームと重畳するフックを有してもよい。
このレール検査装置によれば、欠線部において検査器が落下することを防止するだけでなく、欠線部における検査器の姿勢を安定に保つことができる。
また、別の好ましい態様において、フレームは、検査器が内部に配置された開口部を有し、検査器は、平面視において少なくとも一部がフレームと重畳するフックを有し、フックがフレームに接する位置まで検査器が押し下げられた状態において、テーパ形状の少なくとも一部が、垂直方向においてローラの最下部よりも高い位置であってもよい。
このレール検査装置によれば、欠線部において検査器が落下することを防止するだけでなく、欠線部における検査器の姿勢を安定に保ち、走行中のレールから他のレールに乗り移るときに検査器にかかる水平方向の圧力を垂直方向に分散することができるため、検査器がレールを損傷させる、又は、逆に検査器が破損することを緩和させることができる。
また、別の好ましい態様において、フックは少なくとも3箇所以上でフレームと重畳してもよい。
このレール検査装置によれば、欠線部において検査器が落下することを防止するだけでなく、欠線部における検査器の姿勢を安定に保つことができる。
また、別の好ましい態様において、検査器の下面部において、進行方向の前方及び後方の一部は金属であり、前方の金属と後方の金属との間に絶縁体が配置されてもよい。
また、別の好ましい態様において、絶縁体は樹脂であってもよい。
このレール検査装置によれば、前後に配置されたレールをきょう絡することがないため、レール検査装置が軌道回路に悪影響を及ぼす可能性を回避することができる。
本発明によれば、分岐器の欠線部に検査器が落ち込むことがなく、また、欠線部においても検査ユニットの姿勢を概略水平に安定して保持できるため、検査ユニットの一部とレールとが接触して互いが破損する問題を抑制することができる。
本発明の第1実施形態におけるレール検査装置の構成を説明する斜視図。 本発明の第1実施形態におけるレール検査装置の構成を説明する平面図。 本発明の第1実施形態におけるレール検査装置の構成を説明する側面図。 分岐器を表す平面図。 分岐器の欠線部の拡大図。 本発明の第1実施形態における検査ユニットと欠線部の位置関係を説明する図。 本発明の第1実施形態における検査ユニットと欠線部の位置関係を説明する図。 本発明の第1実施形態における検査ユニットと欠線部の位置関係を説明する図。 本発明の第1実施形態におけるレール検査装置が欠線部に差し掛かったときの動作を説明する平面図。 本発明の第2実施形態におけるレール検査装置の構成を説明する側面図。 図10の検査器部分の拡大側面図。 図10の検査器部分の拡大平面図。 本発明の第3実施形態におけるレール検査装置の検査器の側面図。 本発明の第3実施形態におけるレール検査装置の検査器の底面図。 本発明の第2実施形態におけるレール検査装置の検査ユニットがクロッシング部を背向で走行する場合の平面図。 本発明の第2実施形態におけるレール検査装置の検査ユニットがクロッシング部を背向で走行する場合の正面図。
以下、図面を参照して本発明に係るレール検査装置について説明する。但し、本発明のレール検査装置は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、本実施の形態で参照する図面において、同一部分又は同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(第1実施形態)
図1、図2、図3を用いて、本発明の第1実施形態におけるレール検査装置の構成を説明する。図1は本発明の第1実施形態におけるレール検査装置の構成を説明する斜視図である。図2は本発明の第1実施形態におけるレール検査装置の構成を説明する平面図である。図3は本発明の第1実施形態におけるレール検査装置の構成を説明する側面図である。
図1を用いて、レール検査装置10の構成を説明する。レール検査装置10は、車体2、車軸によって車体2に軸支された前後の案内車輪23,24、案内車輪23,24の間に配置されるように車体2に固定された検査ユニット20を含む。
次に、図2を用いて、本発明の第1実施形態におけるレール検査装置の各構成要素について詳細に説明する。前後の案内車輪23,24は、車軸75,76,85,86によって車体2に軸支され、それぞれの案内車輪の片側にフランジ63,64を有している。検査ユニット20は、案内車輪23,24の間に配置されるように車体2に固定されており、ローラ21,22と検査器25とフレーム26とを有する。ローラ21,22は、ローラ車軸65,66によってフレーム26に軸支されている。ローラ21,22の進行方向に直交する方向の幅はフレーム26の長手方向の中心線を基準にして内側へ延びる幅よりも外側へ延びる幅の方が大きく、さらに、進行方向に直交する方向において、分岐器における欠線部と欠線部に隣接するレールの頭頂部との間隔の最大値の2倍以上であることが好ましい。ただし、レールの外側へ延びる幅は旅客車両の車輪幅よりは小さい方がよく、設計における車輌限界によって制限することが好ましい。
より好ましくは欠線部と欠線部に隣接するレールの頭頂部との間隔の最大値の3倍以上であるとよい。また、ローラ21,22の円柱側面において、ローラの少なくともレールの外側方向の端部が進行方向に対して傾斜していてもよい。ただし、図2の形状に限定されず、例えば、レールの外側方向の端部に向けて湾曲したラウンド形状を有していてもよい。
ここで、ローラ21,22による効果について説明する。ローラ21,22の進行方向に直交する方向の幅はフレーム26の長手方向の中心線を基準にして内側へ延びる幅よりも外側へ延びる幅の方が大きく、さらに、進行方向に直交する方向において、分岐器における欠線部と欠線部に隣接するレールの頭頂部との間隔の最大値の2倍以上である。これは、検査ユニットのローラ21,22が欠線部に差し掛かったときに、ローラ21,22が欠線部に落ち込むことを防止し、さらにローラの傾きを抑制することができる。その結果、検査ユニット20の傾きも抑制することができるので、検査ユニット20の一部とレールとが接触して互いが破損する問題を抑制することができる。この効果については、後で詳しく説明する。また、ローラ21,22の幅が欠線部の最大間隔の3倍以上あれば、検査器25の傾き抑制の効果はより高くなる。これら効果については、後で詳しく説明する。
また、ローラ21,22の円柱側面において、ローラの少なくともレールの外側方向の端部が進行方向に対して傾斜しているため、ローラが分岐器によって他のレールに乗り移る際に、乗り移る先のレールを損傷させる、又は、逆にローラが破損することを緩和させることができる。図2では、ローラのレールの外側方向の端部だけが傾斜している例を示したが、これに限定されることはなく、レールの内側方向の端部も傾斜させてもよいし、レールの内側方向の端部だけを傾斜させてもよい。
検査ユニット20の検査器25はレール1上に位置するようにフレーム26で保持される。図2では、検査器25が4つ配置された例を示したが、これに限定されることはなく、必要に応じてより多くの検査器を配置してもよいし、逆に少なくてもよい。また、図2では、検査器25の幅はレール1の幅とほぼ同じ大きさであるが、これに限定されることはなく、レール1よりも十分に幅が大きくてもよい。
左右の案内車輪23の間に配置された車軸75,76の中央部には、左右の案内車輪23をそれぞれレールの外側方向へ押し付ける車輪押しつけ部70が配置されている。また、左右の車軸75,76からは、分岐器においてレール検査装置10の進行方向を安定させる一対の退避ロッド71,72及びシュー73,74がそれぞれ配置されており、退避ロッド71,72はそれぞれ対向する他のレールの方向へ延びている。シュー73,74は退避ロッド71,72の各々の先端に配置されている。
次に、図3を用いて、本発明の第1実施形態におけるレール検査装置の各構成要素について詳細に説明する。検査ユニット20は、検査器25、フレーム26の他に、一つの検出器25に対して複数配置され、検査器25をレール1に向けて押し付けるバネ32と、車体2に固定されてバネ32を固定する台車34と、を含む。
検査器25はバネによってレール1方向に押し付けられており、レール検査装置10がレール1上を移動している間も検査器25は常時レール1と接触しているため、より精度の高い測定を行うことができる。また、検査器25のレール1に接する端部にテーパ形状を有しているため、走行中のレールから他のレールに乗り移るときに検査器にかかる水平方向の圧力を垂直方向に分散することができるため、検査器がレールを損傷させる、又は、逆に検査器が破損することを緩和させることができる。この検査器の特徴については、後で詳しく説明する。
図4、図5を用いて、分岐器について説明する。図4は分岐器の平面図である。図5は図4で示した分岐器の欠線部の拡大図である。図5において、太線で示す部分はレール上を走行する車輪のフランジが通過する側を示している。この分岐器の例では、トングレール41から左右に対をなし、図4のD1方向に延長された基本レールと主レール42と、D2方向に延長された基本レールと主レール43とが配置されている。また、トングレール41において、基本レールと主レール42から分岐されD2方向に延長されたリードレール44と、基本レールと主レール43から分岐されD2方向に延長されたリードレール45と、が配置されている。さらに、クロッシング部40において、リードレール44の軌道方向延長線から屈曲してD1方向に延長されたウイングレール51と、リードレール45の軌道方向延長線から屈曲してD2方向に延長されたウイングレール52と、が配置されている。
リードレール44,45の軌道方向延長線上には尖ったノーズレール55が配置されている。ノーズレール55からは、さらにレール53,54が分岐しておりそれぞれD1方向、D2方向に延長されて、それぞれ基本レールと主レール42,43と一対のレールを構成する。
基本レールと主レール42,43のレールの内側において、クロッシング部40に対向する部分には、基本レールと主レール42,43に平行にガードレール46,47がそれぞれ配置されている。ガードレール46,47は、他方の車輪が異線侵入しないように、基本レールと主レール42,43を走行する一方の車輪のフランジの移動を規制するため、欠線部50の前後に対応して配置されている。また、ガードレール46,47の両端は、レールの内部に向けて屈曲しており、一方の車輪のフランジを誘導することで他方の車輪が異線侵入することを防止する。
図5において、欠線部はD1方向に延長された欠線部G1とD2方向に延長された欠線部G2と定義される。本発明において、ローラ21,22の幅は、進行方向に直交する方向において、欠線部と欠線部に隣接するレールの頭頂部との間隔の最大値の2倍以上であるため、ローラ21,22が欠線部に差し掛かったときに、ローラ21,22が欠線部に落ち込むことを防止し、さらにローラ21,22の傾きを抑制する効果がある。ここで、例えばD1方向の欠線部G1のいずれかのポイントからD1方向と直交する方向において、ウイングレール51又は52のいずれかとの距離が最大になる部分の間隔が、上記の「欠線部と欠線部に隣接するレールの頭頂部との間隔の最大値」となり、図5においては例えば間隔56に相当する。同様に、D2方向の欠線部G2における「欠線部と欠線部に隣接するレールの頭頂部との間隔の最大値」は例えば間隔57に相当する。
次に、図9を用いて、図4,5に示した分岐器におけるレール検査装置の動作について説明する。図9はレール検査装置が欠線部に差し掛かったときの動作を説明する平面図である。ここで、車両が図中に矢印で示した進行方向に進行する場合を対向で走行するといい、矢印の逆方向に進行する場合を背向で走行するという。ここでは、車両の異線侵入を防止する機構について説明するため、対向で走行する場合について説明する。
レール検査装置10は分岐器のクロッシング部40の手前に配置されたガードレール46に差し掛かると、レール検査装置10の進行方向を安定させる退避ロッド72,82の先端に配置されたシュー74,84がガードレール46によって基本レールと主レール42の方向に誘導され、左側の案内車輪23,24及びレール検査装置10全体を基本レールと主レール42側に寄せて走行を安定させる。具体的には、シュー74,84が基本レールと主レール42の方向に誘導されることで、シュー74,84に接続された退避ロッド72,82、車軸75,85、フランジ63,64を含む左側の案内車輪23,24も、シュー74,84と一体的に基本レールと主レール42の方向に引き寄せられ、車輪押しつけ部70,80を圧縮する。つまり、ガードレール46に侵入する前は車輪押しつけ部70,80によって、左側の案内車輪23,24のフランジ63,64がリードレール45に押し付けられながら走行する。しかし、ガードレール46に侵入してシュー74,84がガードレール46によって基本レールと主レール42の方向に誘導されることで、左側の案内車輪23,24及びそれらのフランジ63,64は一対の基本レールと主レール42、リードレール45の内側方向に変位する。これによって、分岐器のクロッシング部において左側の案内車輪23,24が異線侵入することを防止することができる。
図9に示すように、分岐器のクロッシング部における異線侵入を防止するために、レール検査装置10は一対の基本レールと主レール42、リードレール45の内側方向に変位される。このとき、検査ユニット20もレール検査装置10と共に内側方向に変位される。従来のように、検査ユニットにローラが具備されていない又はローラが具備されていてもローラの幅が十分ではないレール検査装置では、検査ユニット20が内側方向へ大きく変位すると、検査ユニットが傾いてしまう問題が発生していた。検査ユニットが傾いた状態で欠線部に侵入すると、検査ユニットの一部とレールとが接触して互いが破損する可能性がある。しかし、本発明の検査ユニットでは、検査ユニット10に具備されたローラ21,22の幅が、進行方向に直交する方向において、分岐器における欠線部と欠線部に隣接するレールの頭頂部との間隔の最大値の2倍以上であり、さらに、フレーム26の長手方向の中心線を基準にしてレールの内側へ延びる幅よりも外側へ延びる幅の方が大きいことで、検査ユニットの姿勢を安定させることができ、検査ユニットの一部とレールとが接触して互いが破損することを抑制することができる。
上記のように、分岐器のクロッシング部では、異線侵入防止の目的でガードレールが配置されており、ガードレールの対向側の車輪を内側へ変位させる。これは背向で走行した場合にも同様である。
次に、図6乃至8を用いて、検査ユニットと欠線部の位置関係を説明する。図6乃至8は、図9で説明したように、内側方向に変位した位置における検査ユニットと欠線部の位置関係を示す図である。図6乃至8のそれぞれは進行方向の位置が異なる状態を示す。
図6乃至8において、車両がノーズレール55からリードレール45に向かって進行する、背向で走行する場合について説明する。
図6において、検査ユニット20が背向でノーズレール55上を走行する場合について説明する。図9に示すように、分岐器のクロッシング部においてレール検査装置10はレールの内側方向に変位され、それに伴って検査ユニット20もレールの内側方向に変位する。これによって、図6のように、検査ユニット20はウイングレール51の方向へ大きく変位するが、ローラ21の幅はフレーム26の長手方向の中心線を基準にして内側へ延びる幅よりも外側へ延びる幅の方が大きく、さらに欠線部G1と欠線部G1に隣接するウイングレール52の頭頂部との間隔の最大値の2倍以上あるため、検査ユニット20の姿勢を概略水平に安定して保持することができる。
次に、図7において、検査ユニット20が背向でノーズレール55上からウイングレール52上に乗り移って走行する場合について説明する。検査ユニット20が図6で説明した位置からさらにD1方向に進行すると、ローラ21とノーズレール55との接触面積が小さくなる。しかし、ローラ21の幅が、進行方向D1に直交する方向において、ローラ21の幅はフレーム26の長手方向の中心線を基準にして内側へ延びる幅よりも外側へ延びる幅の方が大きく、さらに欠線部G1と欠線部G1に隣接するウイングレール52の頭頂部との間隔の最大値の2倍以上あれば、検査ユニット20の姿勢が不安定になる前にローラ21はウイングレール52に乗り上げ、検査ユニット20の姿勢は概略水平に安定して保持される。このケースにおいては、ローラ21の幅が3倍以上であるとより安定した動作が得られる。
そして、図8に示すように、検査ユニット20はウイングレール52上に完全に乗り移る。ローラ21がノーズレール55から完全に離れた場合であっても、ローラ21の幅が、進行方向D1に直交する方向において、ローラ21の幅はフレーム26の長手方向の中心線を基準にして内側へ延びる幅よりも外側へ延びる幅の方が大きく、さらに欠線部G1と欠線部G1に隣接するウイングレール52の頭頂部との間隔の最大値の2倍以上あるため、ウイングレール52上を安定して走行し、検査ユニット20の姿勢は概略水平に安定して保持される。このケースにおいては、ローラ21の幅が3倍以上であるとより安定した動作が得られる。
以上のように、本発明の実施形態1に係るレール検査装置は分岐器においても検査ユニットの姿勢を概略水平に安定して保持できるため、検査ユニットが傾いた状態で欠線部に侵入し、検査ユニットの一部とレールとが接触して互いが破損する問題を抑制することができる。したがって、従来のように分岐部を通過する度に検査器を持ち上げる必要がなくレール検査装置を走行させることができる。
(第2実施形態)
図10、図11、図12を用いて、本発明の第2実施形態におけるレール検査装置の構成を説明する。図10は本発明の第2実施形態におけるレール検査装置の構成を説明する側面図である。図11は図10の検査器部分の拡大側面図である。図12は図10の検査器部分の拡大平面図である。
図10において、実施形態1におけるレール検査装置を異なる点は、検査器25の側面にフック100,102,110,112が設けられている点である。図11に示すように、検査器25はフレーム26に配置された開口部27の内部に配置され、バネ32、130によってレール1の方向に押し付けられている。また、図12に示すように、フック102,110は互いに一定の間隔を空けてかみ合うような形状で配置されており、各々のフックは平面視においてフレームと重畳している。フック100,102,110,112は図12の形状に限定されず、検査器25が開口部27の内部に落下しないように少なくとも一部がフレーム26と重畳して引っかかるような形状であればよい。
より好ましくは、図11に示すように、フック110,112は、欠線部G1において、検査器120がバネ130によって押し付けられ、フック110,112が開口部27の縁に引っかかったときに、検査器120の姿勢が安定するように配置されるとよい。例えば、フックが3箇所以上配置されていることが好ましく、また、フックが2箇所の場合は各々のフックが開口部の一辺の半分以上の幅においてフレーム26と重畳してもよい。また、フックが1箇所の場合は、フックが開口部の外周の半分以上の領域においてフレーム26と重畳するように配置されていてもよい。この構造は実施形態1で説明したローラの特徴と組み合わせることで、さらに検査器25の姿勢を安定に保つことができ、非常に安定した動作をすることが確認されている。
図10によると、欠線部G1に位置する検査器120はバネ130によってフック110,112がフレーム26に接する位置まで押し下げられている。この状態において、検査器120のテーパ部の少なくとも一部はレール1よりも高い位置、つまり検査ユニット20のローラ21,22の最下部以上の位置よりも高い位置であることが好ましく、欠線部G1の端部でレール1上に戻るときに、レール1の端部に検査器25のテーパ部が接触することで、検査器25にかかる水平方向の圧力を垂直方向に分散させることができる。これによって、検査器25が段差部を乗り上げるときに検査器がレールを損傷させる、又は、逆に検査器が破損することを緩和させることができる。
図10,11に示した検査ユニット及び検査器の形状は、特に図14、図15のようなクロッシング部50を背向で走行する場合に有効である。図14は本発明の第2実施形態におけるレール検査装置がクロッシング部を背向で走行する場合の平面図を示し、図15は本発明の第2実施形態におけるレール検査装置がクロッシング部を背向で走行する場合の正面図を示す。図14の矢印はレール検査装置の進行方向を示す。
クロッシング部において、ノーズレール55は欠線部G1に近づくほど徐々に低くなる形状をしており、図15に示すように、欠線部付近ではウイングレール51,52に比べて低くなっている。図14に示すようにクロッシング部を背向で走行する場合、図15のように、検査器25はノーズレール55とウイングレール52の段差分を乗り上げる必要がある。このとき、検査器25がテーパ形状を有していない、又は、テーパ部の垂直成分がノーズレール55とウイングレール52の段差よりも小さい場合、検査器25が走行中のノーズレール55から他のウイングレール52に乗り移る際に、検査器25はウイングレール52によって水平方向に強く押し付けられ、検査器がレールを損傷させる、又は、逆に検査器が破損してしまう。
一方、実施形態2で説明した検査器25は、フックがフレームに接する位置まで押し下げられた状態において、検査器25のテーパ部の少なくとも一部は乗り移るウイングレール52よりも高い位置、つまり検査ユニット20のローラ21の最下部よりも高い位置に存在している。これによって、検査器25が走行中のノーズレール55から他のウイングレール52に乗り移るときに、検査器25がウイングレール52から受ける水平方向の圧力を垂直方向に分散することができる。
以上にように、本発明の実施形態2に係る検査ユニットは、欠線部において検査器が落下することを防止するだけでなく、欠線部における検査器の姿勢を安定に保ち、走行中のレールから他のレールに乗り移るときに検査器にかかる水平方向の圧力を垂直方向に分散することができるため、検査器がレールを損傷させる、又は、逆に検査器が破損することを緩和させることができる。
(第3実施形態)
図13A、図13Bを用いて、本発明の第3実施形態におけるレール検査装置の検査器を説明する。図13Aは本発明の第3実施形態における検査器の側面図である。図13Bは本発明の第3実施形態におけるレール検査装置の検査器の底面図である。図13Aに示す検査器25は図11に示す検査器25と同一であり、同じ方向から観察したものである。検査器25の底部には、図13Aの矢印で示した進行方向の前方及び後方の一部に配置された金属を含む接触部160と、前方の金属と後方の金属との間に配置された絶縁部150と、が配置されている。また、絶縁部150の領域内に探触子170が配置されている。
図15でも説明したように、クロッシング部において検査器25が走行中のレールから他のレールに乗り移るときに、検査器25の進行方向に配置された接触部160がレールと接触する。図13A、図13Bに示すように、検査器25の接触部160に金属を配置することで、レールとの接触時の衝撃や摩擦によって検査器25が破損することを抑制することができる。接触部160の材質としては、耐摩耗性が高く安価な材料を使用することが好ましく、例えばステンレス鋼などを使用してもよい。
また、進行方向の前方及び後方の一部に配置された接触部160において、前方の接触部と後方の接触部を絶縁する必要があり、絶縁部150は非常に重要な役割を持つ。レールには熱膨張による歪みを緩和するために各レール間に間隙が設けられており、各レールはその区間毎に電気的に独立している。旅客車両がその間隙部分を通過するときに、前後に配置されたレールは旅客車両の車輪を介して互いに電気的に導通(きょう絡)する。このように、レール間のきょう絡が起きた場合を「車両が通過した」と判断する。具体的には、ある地点においてきょう絡が検出された場合に車両が通過したと判断され、踏切又は信号が切り替わるなどの動作が行われる。
ここで、検査器25の進行方向の前方及び後方に配置された金属が導通していると、レール検査装置10がレール間を通過したときに、前後に配置されたレールをきょう絡し、その地点を旅客車両が通過したと判断されてしまうことがあり、運行管理において保安装置である軌道回路に悪影響を及ぼす可能性(不要に踏切が動作したり、不要に信号が切り替わる)が、ある。したがって、検査器25を図13A、図13Bのように、進行方向の前方及び後方の一部に配置された金属を含む接触部160同士を絶縁部150によって絶縁することが好ましい。
絶縁部150の材質としては、耐久性が高い樹脂材料を使用することが好ましく、例えばデルリン(登録商標)などを使用してもよい。ただし、これに限定されず、酸化珪素、窒化珪素、酸化アルミニウムなどの無機材料を使用してもよい。
以上のように、本発明の実施形態3に係る検査器は、走行中のレールから他のレールに乗り移るときに、接触時の衝撃や摩擦による破損を抑制することができる。また、隣接するレール間を電気的に接続することがないため、レール検査装置が軌道回路に悪影響を及ぼす可能性を回避することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1:レール
2:車体
10:レール検査装置
20:検査ユニット
21,22:ローラ
23,24:案内車輪
25,120:検査器
26:フレーム
27:開口部
32,130:バネ
34:台車
40:クロッシング部
41:トングレール
42,43:基本レールと主レール
44,45:リードレール
46,47:ガードレール
50:欠線部
51,52:ウイングレール
53,54:レール
63,64:フランジ
65,66:ローラ車軸
70,80:車輪押しつけ部
71,72,82:退避ロッド
73,74,84:シュー
75,76,85,86:車軸
100,102,110,112:フック
150:絶縁部
160:接触部
170:探触子
D1:第1の進行方向
D2:第2の進行方向
G1:第1の進行方向の欠線部
G2:第2の進行方向の欠線部

Claims (10)

  1. レールに接して検査を行う検査器と、
    前記検査器を保持するフレームと、
    前記フレームに固定され、前記レール上を移動するローラと、を有し、
    前記ローラの幅は進行方向と直交する方向において、前記レールの欠線部と前記欠線部に隣接するレールの頭頂部との間隔の最大値よりも大きいことを特徴とするレール検査装置。
  2. 前記ローラの幅は、前記欠線部と前記欠線部に隣接するレールの頭頂部との幅の最大値の2倍以上であることを特徴とする請求項1に記載のレール検査装置。
  3. 前記ローラは、前記フレームの長手方向の中心線に対して、前記レールの内側へ延びるローラの幅よりも前記レールの外側へ延びるローラの幅の方が大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載のレール検査装置。
  4. 前記ローラは、前記ローラの幅方向の少なくとも前記レールの外側の端部が進行方向に対して傾斜した傾斜部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のレール検査装置。
  5. 前記検査器は、進行方向の前方及び側面の各々の一部にテーパ形状を有することを特徴とする請求項1に記載のレール検査装置。
  6. 前記フレームは、前記検査器が内部に配置された開口部を有し、
    前記検査器は、平面視において少なくとも一部が前記フレームと重畳するフックを有することを特徴とする請求項1に記載のレール検査装置。
  7. 前記フレームは、前記検査器が内部に配置された開口部を有し、
    前記検査器は、平面視において少なくとも一部が前記フレームと重畳するフックを有し、
    前記フックが前記フレームに接する位置まで前記検査器が押し下げられた状態において、前記テーパ形状の少なくとも一部が、垂直方向において前記ローラの最下部よりも高い位置であることを特徴とする請求項5に記載のレール検査装置。
  8. 前記フックは少なくとも3箇所以上で前記フレームと重畳することを特徴とする請求項7に記載のレール検査装置。
  9. 前記検査器の下面部において、
    進行方向の前方及び後方の一部は金属であり、
    前記前方の金属と前記後方の金属との間に絶縁体が配置されることを特徴とする請求項1に記載のレール検査装置。
  10. 前記絶縁体は樹脂であることを特徴とする請求項9に記載のレール検査装置。
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