JP2015047787A - 画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】論理プリンタを効率的に利用する画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置Gkは、印刷設定のパラメータが設定されている複数の論理プリンタを記憶し、複数の論理プリンタから利用対象の論理プリンタを指定されると、所定の初期パラメータを設定した新論理プリンタを生成するとともに、指定された複数の前記論理プリンタに設定されている前記パラメータを、所定の優先順位に基づいて該新論理プリンタのパラメータに対して設定する。画像形成装置Gkは、該新論理プリンタを用いて画像データの印刷を制御する。【選択図】図4
Description
本発明は、画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラムに関し、詳細には、論理プリンタを効率的に利用する画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラムに関する。
従来から、画像形成装置においては、印刷を行う用紙の給紙トレイ、用紙サイズ、解像度、白黒/カラー、両面印刷、後処理等の印刷設定を一括で管理する仮想的なプリンタ技術としてソフトウェアで構築されている論理プリンタがある。
このような論理プリンタを搭載する画像形成装置(物理プリンタ)は、通常、複数台の論理プリンタを搭載している。そして、画像形成装置は、ネットワーク等で接続されているコンピュータ等のホスト装置から論理プリンタが指定されることにより、あるいは、画像形成装置の操作部による操作で論理プリンタが指定されることにより、該論理プリンタに設定されている印刷設定を一括して設定して、該印刷設定に応じて印刷を行う(特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来技術にあっては、論理プリンタは、設定されている印刷設定の1つのパラメータ(印刷属性)に変更が必要なときには、論理プリンタとしては、異なるものとなるため、新たな論理プリンタを作成する必要がある。
その結果、印刷設定のパラメータが異なる毎に論理プリンタを作成する必要があり、論理プリンタの数が増え、論理プリンタの管理が複雑になって、利用性が悪くなるという問題があった。
また、従来の論理プリンタは、既存の論理プリンタのパラメータにおける一部分のパラメータのみを、一時的に、変更して印刷を行う場合にも、その都度、論理プリンタを編集し、印刷後に、元に戻す作業が必要である。その結果、論理プリンタの管理が煩雑になって、利用性が悪いという問題があった。例えば、既存の論理プリンタの印刷設定を利用して試し印刷を行う場合、コピー部数のパラメータのみを、「1」に設定変更した論理プリンタを作成して印刷し、印刷後に、設定を元に戻す作業が必要となる。また、既存の論理プリンタの印刷設定を利用して、CMYKの各色毎に印刷を行う場合、色設定パラメータをそれぞれCMYKに変更した論理プリンタを作成して印刷し、印刷後に、設定を元に戻す作業が必要となる。
そこで、本発明は、論理プリンタの利用性を向上させることを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成装置は、印刷設定のパラメータが設定されている複数の論理プリンタを記憶する記憶手段と、複数の前記論理プリンタから利用対象の論理プリンタを指定する論理プリンタ指定情報を取得する指定情報取得手段と、所定の初期パラメータを設定した新論理プリンタを生成するとともに、前記論理プリンタ指定情報で指定されている複数の前記論理プリンタに設定されている前記パラメータを、所定の優先順位に基づいて該新論理プリンタの該パラメータに対して設定する新論理プリンタ生成手段と、前記新論理プリンタを用いて画像データの印刷を制御する印刷制御手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、論理プリンタの利用性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるので、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明によって不当に限定されるものではなく、また、本実施の形態で説明される構成の全てが本発明の必須の構成要件ではない。
図1〜図10は、本発明の画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラムの一実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラムの一実施例を適用した画像形成システム1の構成図である。
図1において、画像形成システム1は、ネットワークNWに、画像形成装置Gkと複数のクライアント端末CL1〜CLnが接続されている。ネットワークNWは、LAN(Local Area Network)、インターネット等の通信によって画像データと少なくとも論理プリンタを指定する印刷条件情報からなる印刷ジョブ及び印刷結果情報等の送受信を行うことのできるネットワークであれば、どのようなネックワークであってもよい。ネットワークNWは、有線と無線のうち、少なくともいずれかで通信するネットワークである。なお、図1においては、画像形成装置Gkが1台のみ記載されているが、画像形成装置Gkは、複数台が接続されていてもよい。
クライアント端末CL1〜CLnは、例えば、通常のハードウェア構成を備えたパーソナルコンピュータが用いられ、図2に示すように、ブロック構成されている。
すなわち、クライアント端末CL1〜CLnは、制御部11、内部記憶部12、ユーザI/F(インターフェイス)13、通信I/F14等を備えている。
内部記憶部12は、ハードディスク、NVRAM(Non Volatile RAM)等の不揮発性メモリ及び揮発性メモリで構成されている。内部記憶部12は、その不揮発性メモリに、OS(Operating System)、各種アプリケーション及び本発明の論理プリンタを利用した印刷要求を行うソフトウェア等のソフトウェア及び画像データ等の各種データを記憶し、その揮発性メモリが、主として制御部11のワークメモリとして利用される。
ユーザI/F13は、ディスプレイ、キーボード、マウス等であり、ユーザがクライアント端末CL1〜CLnに対して指示を入力したり、クライアント端末CL1〜CLnからユーザに通知する各種情報を出力する。
通信I/F14は、上記ネットワークNWに接続され、ネットワークNWを介して印刷ジョブや各種データの送受信を行う。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等のデバイスで構成されている。制御部11は、内部記憶部12内のプログラムに基づいて、クライアント端末CL1〜CLnとしての基本処理を実行するとともに、論理プリンタを利用した印刷要求を行う。
画像形成装置Gkは、複合装置、プリンタ装置、複写装置等の画像形成機能を備えた装置であり、図3に示すように、その主要部として、制御部21、内部記憶部22、画像出力部23、ユーザI/F24及び通信I/F25等を備えている。
内部記憶部22は、ハードディスク、NVRAM等の不揮発性メモリ及び揮発性メモリで構成されている。内部記憶部22は、その不揮発性メモリに、OSまたはファームウェア、各種アプリケーション及び本発明の論理プリンタの利用性を向上させる画像形成制御プログラム等のソフトウェア及びクライアント端末CL1〜CLnから受信した画像データ、論理プリンタの指定情報等からなる印刷ジョブのデータ(以下、適宜、ジョブデータという。)等の各種データを記憶し、その揮発性メモリが、主として制御部21のワークメモリとして利用される。内部記憶部22は、特に、本発明の画像形成制御プログラムで利用する複数の論理プリンタを記憶する。
画像出力部23は、制御部21の制御下で、制御部21から渡されるイメージデータと制御信号に基づいて、所定の印刷方式、例えば、電子写真方式やインクジェット方式等で画像を用紙(被記録媒体)に形成する。
ユーザI/F24は、ディスプレイ、操作キー等を備えており、ユーザが操作キーを使用して画像形成装置Gkに対して指示を入力したり、画像形成装置Gkからユーザに通知する各種情報をディスプレイに表示出力する。
通信I/F25は、上記ネットワークNWに接続され、ネットワークNWを介してクライアント端末CL1〜CLnとの間で、印刷ジョブや各種データの送受信を行う。
制御部21は、CPU、RAM等のデバイスで構成されている。制御部21は、内部記憶部22内のプログラムに基づいて、画像形成装置Gkとしての基本処理を実行するとともに、論理プリンタを効率的に利用する画像形成制御方法を実行する。
すなわち、画像形成装置Gkは、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory )、EPROM、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Versatile Disk)、SD(Secure Digital)カード、MO(Magneto-Optical Disc)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されている本発明の画像形成制御方法を実行する画像形成制御プログラムを読み込んで内部記憶部22等に導入することで、後述する論理プリンタを効率的に利用する画像形成制御方法を実行する画像形成装置として構築されている。この画像形成制御プログラムは、アセンブラ、C、C++、C#、Java(登録商標)等のレガシープログラミング言語やオブジェクト指向プログラミング言語等で記述されたコンピュータ実行可能なプログラムであり、上記記録媒体に格納して頒布することができる。
そして、画像形成装置Gkは、上記画像形成制御プログラムが導入されることで、図4に示すような機能ブロックが構築される。すなわち、画像形成装置Gkは、図4に示すように、データ受信機能部101、論理プリンタ抽出機能部102、印刷設定生成機能部103、印刷データ生成機能部104、印刷機能部105、論理プリンタ保持機能部106及びジョブデータ格納機能部107等が構築される。
データ受信機能部101は、通信I/F25によって構築され、ユーザによる論理プリンタの指定と印刷ジョブファイルを、ネットワークNWを介してクライアント端末CL1〜CLnから受信して、論理プリンタ抽出機能部102に渡す。
論理プリンタ保持機能部(記憶手段)106は、内部記憶部22で構築され、ユーザによって設定された論理プリンタや初期設定として予め設定されている論理プリンタを複数記憶する。この論理プリンタは、ソフトウェアによって構築され、印刷データを印刷する際の各種印刷設定のパラメータが設定登録されている。そして、ユーザによって設定される論理プリンタは、画像形成装置GkのユーザI/F24による操作に基づいて設定される印刷設定操作によって作成されるが、ユーザによるクライアント端末CL1〜CLnでの印刷設定操作を示す印刷設定情報が送信されてきて、該印刷設定情報に基づいて作成するものであってもよい。
ジョブデータ格納機能部107は、内部記憶部22で構築され、印刷ジョブのデータをジョブデータとして格納する。このジョブデータは、クライアント端末CL1〜CLnから送信されてきてデータ受信機能部101が受信した印刷ジョブのデータ等である。
論理プリンタ抽出機能部(指定情報取得手段)102は、データ受信機能部101がクライアント端末CL1〜CLnから受信した印刷ジョブの印刷設定情報のうち論理プリンタを指定する情報(以下、適宜、論理プリンタ指定情報という。)から、論理プリンタの指定を抽出する。この論理プリンタ指定情報は、例えば、複数の論理プリンタを指定するときには、論理プリンタを特定する情報(例えば、論理プリンタの名称)を特定の区切り文字(例えば、「-」)で、区切るとともに、連結させた「論理プリンタPa-論理プリンタPb-論理プリンタPc」なる情報である。論理プリンタ抽出機能部102は、印刷設定情報のうち論理プリンタ指定情報から、上記の場合、一つ目の論理プリンタとして、「論理プリンタPa」を、二つ目の論理プリンタとして、「論理プリンタPb」を、三つ目の論理プリンタとして、「論理プリンタPc」を、それぞれ抽出する。なお、論理プリンタを区切る文字及び論理プリンタの指定方法は、上記文字や方法に限るものではない。
印刷設定生成機能部(新論理プリンタ生成手段)103は、論理プリンタ抽出機能部102が抽出した論理プリンタの指定とその指定の順番を優先順位として、指定された論理プリンタとその優先順位に基づいて、印刷ジョブに対する印刷設定のパラメータを生成する。具体的には、印刷設定生成機能部103は、論理プリンタ抽出機能部102が抽出した論理プリンタを、その指定の順番に応じて、論理プリンタ保持機能部106から順次読み出す。印刷設定生成機能部103は、指定順の論理プリンタに設定されている印刷設定のパラメータを、印刷ジョブに対する新たな論理プリンタにおける印刷設定のパラメータとして、順次設定する。印刷設定生成機能部103は、指定順の論理プリンタに設定されている印刷設定のパラメータの新たな論理プリンタにおける印刷設定のパラメータへの設定において、矛盾が発生すると、基本的には、指定が先の論理プリンタのパラメータを優先させる。ところが、印刷設定生成機能部103は、この矛盾するパラメータの設定において、いわゆる上位の論理プリンタのパラメータを、下位の論理プリンタのパラメータで書き換えるオーバーライドのオン/オフ(許可/不許可)を設定可能として、該オーバーライドのオン/オフに応じて、パラメータの設定を行う。印刷設定生成機能部103は、生成した新たな論理プリンタを印刷データ生成機能部104に渡す。
印刷データ生成機能部104は、印刷設定生成機能部103から渡された論理プリンタに基づいて、ジョブデータ格納機能部107に格納されている印刷データから実際に印刷を行うためのイメージデータを生成する。印刷データ生成機能部104は、生成したイメージデータと論理プリンタのパラメータを、印刷機能部105に渡す。
上記論理プリンタ抽出機能部102、印刷設定生成機能部103及び印刷データ生成機能部104は、制御部21によって構築される。
印刷機能部105は、画像出力部23で構築され、印刷データ生成機能部104から渡されるイメージデータとパラメータに基づいて、画像を用紙に印刷出力する。
上記印刷データ生成機能部104及び印刷機能部105は、全体として、新論理プリンタを用いて画像データの印刷を制御する印刷制御手段として機能している。
次に、本実施例の作用について説明する。本実施例の画像形成システム1は、論理プリンタの利用性を向上させる。
画像形成システム1は、クライアント端末CL1〜CLnから画像データと論理プリンタを指定する論理プリンタ指定情報を印刷ジョブとしてネットワークNWを介して画像形成装置Gkに送信する。このとき、クライアント端末CL1〜CLnのユーザは、自己の意図する印刷設定を、論理プリンタを指定することで設定することができ、また、複数の論理プリンタを組み合わせて印刷設定のパラメータを設定することができる。なお、論理プリンタの指定は、クライアント端末CL1〜CLnにおいて行う方法に限るものではなく、例えば、画像形成装置GkのユーザI/F24から印刷ジョブを特定して、該印刷ジョブの印刷設定に対する論理プリンタを指定してもよい。以下の説明では、クライアント端末CL1〜CLnにおいて論理プリンタの指定を行う場合について説明する。
ユーザは、クライアント端末CL1〜CLnにおいて、ユーザI/F13を使用して、印刷データを指定するとともに、該印刷データに対する印刷設定として、複数の論理プリンタを指定する。クライアント端末CL1〜CLnの制御部11は、印刷データと論理プリンタが指定されると、印刷データと該論理プリンタ指定情報を印刷ジョブとして通信I/F14からネットワークNWを介して画像形成装置Gkに送信する。
画像形成装置Gkは、ネットワークNWを介して印刷ジョブが送信されてくると、図5に示すように、印刷制御処理を行う。すなわち、画像形成装置Gkは、ネットワークNWを介して印刷ジョブが送信されてくると、データ受信機能部101が、論理プリンタ指定情報と印刷データ(ジョブファイル)からなる印刷ジョブを受信する(ステップS101)。
データ受信機能部101は、受信した印刷ジョブを論理プリンタ抽出機能部102に渡し、論理プリンタ抽出機能部102は、印刷ジョブのうち、印刷データ(ジョブファイル)をジョブデータ格納機能部107に格納する。論理プリンタ抽出機能部102は、印刷ジョブのうち、論理プリンタ指定情報を参照して、該論理プリンタ指定情報で指定されている論理プリンタを抽出して、印刷設定生成機能部103へ渡す(ステップS103)。
なお、印刷ジョブは、例えば、以下に示すような形式で記載されており、論理プリンタは、上述のように、複数(以下の例では、2つ)の論理プリンタが「-」で区切られるとともに繋がれた状態で表示されている。例えば、印刷ジョブでは、“lpr -S xxx.xxx.xxx.xxx -P 論理プリンタPa-論理プリンタPb 印刷ジョブ.pdf”というように記載されている。
印刷設定生成機能部103は、論理プリンタ抽出機能部102によって抽出された論理プリンタを、指定の順番に従って論理プリンタ保持機能部106から順次読み出す。印刷設定生成機能部103は、後述するように、読み出した複数の論理プリンタに基づいて新たな論理プリンタを生成することで、印刷データに対する印刷設定を生成する。印刷設定生成機能部103は、生成した印刷設定を印刷データ生成機能部104へ渡す(ステップS104)。
この場合、印刷設定生成機能部103は、生成した新たな論理プリンタのパラメータ、すなわち、生成した印刷設定を、ユーザI/F(報知手段)24に表示出力してユーザに報知してもよい。この場合、印刷設定生成機能部103は、ユーザがユーザI/F24から印刷開始の指示操作があると、生成した印刷設定を印刷データ生成機能部104へ渡し、再度、論理プリンタの再指定が行われると、該再指定に応じて新たな論理プリンタの生成を行うようにしてもよい。このとき、印刷設定生成機能部103は、報知制御手段として機能している。
印刷データ生成機能部104は、印刷データをジョブデータ格納機能部107から取得し、印刷設定生成機能部103から渡された印刷設定に基づいて該印刷データからイメージデータを生成して、印刷機能部105に渡す(ステップS105)。
印刷機能部105は、印刷データ生成機能部104から渡されるイメージデータに基づいて画像を用紙に印刷出力して、印刷制御処理を終了する(ステップS106)。
そして、印刷設定生成機能部103は、図5のステップS104における論理プリンタによる印刷設定生成処理を、図6に示すように行う。すなわち、印刷設定生成機能部103は、論理プリンタが論理プリンタ抽出機能部102で抽出されると、一時的に使用する新たな論理プリンタ(以下、新論理プリンタという。)を生成する(ステップS201)。なお、この新論理プリンタは、この新論理プリンタに基づいて印刷データの印刷が完了すると、画像形成装置Gkから破棄されるか、新たに名前が付与されて論理プリンタ保持機能部106に格納される。
印刷設定生成機能部103は、新論理プリンタを生成すると、該新論理プリンタのパラメータを、画像形成装置Gkのデフォルトのパラメータ、あるいは、ユーザが設定した規定のパラメータで初期化する(ステップS202)。
次に、印刷設定生成機能部103は、変数iと変数jを設定し(ステップS203、S204)、該変数iと変数jを用いて、ステップS205〜ステップS215のループ処理を行う。この変数iは、論理プリンタ指定情報で指定されている論理プリンタの指定順位を示す変数である。また、変数jは、処理対象となっている論理プリンタにおいて処理対象となっているパラメータの順番を示す変数、すなわち、何番目のパラメータについて処理しているかを示す変数である。
印刷設定生成機能部103は、変数iと変数jについて、ループ処理の開始を設定する(ステップS205、S206)。すなわち、印刷設定生成機能部103は、ユーザにより指定された全ての論理プリンタについて、各パラメータを適用するかどうかを判断する(ステップS205)。また、印刷設定生成機能部103は、現在処理している論理プリンタの全てのパラメータについて、それぞれ適用するかどうかを判断する(ステップS206)。
次に、印刷設定生成機能部103は、i番目の論理プリンタのj番目のパラメータが未設定以外の値に設定されているかどうかを判断する(ステップS207)。ここで、未設定とは、デフォルト値や既に設定されている値を使用する設定値である。
ステップS207において、未設定以外に設定されていると、印刷設定生成機能部103は、i番目の論理プリンタのj番目のパラメータにおけるオーバーライドの設定がオンであるかチェックする(ステップS208)。すなわち、印刷設定生成機能部103は、i番目の論理プリンタにおけるj番目のパラメータの上書きが許可されているかチェックする。
ステップS208で、オーバーライドがオンであると(ステップS208で、YESのとき)、印刷設定生成機能部103は、新論理プリンタのj番目のパラメータを、i番目の論理プリンタにおいてj番目のパラメータの値を用いて設定する(ステップS209)。
印刷設定生成機能部103は、パラメータの設定を行うと、変数jを「1」だけインクリメントする(ステップS210)。印刷設定生成機能部103は、インクリメントした変数jが、パラメータの数を超えたかによって、パラメータの数だけループしたかチェックする(ステップS211)。印刷設定生成機能部103は、ステップS211で、パラメータの数だけループ処理を行っていないときには、ステップS206に戻って、上記同様の処理を繰り返す(ステップS206〜S211)。
そして、ステップS208で、i番目の論理プリンタのj番目のパラメータにおけるオーバーライドの設定がオフであると(ステップS208で、NOのとき)、印刷設定生成機能部103は、新論理プリンタのj番目のパラメータがオーバーライドオンであって、かつ、パラメータの設定が行われていないかチェックする(ステップS212)。
ステップS212で、新論理プリンタのj番目のパラメータがオーバーライドオンに設定されているが、パラメータのオーバーライドがまだ行われていないとき(ステップS212で、YESのとき)には、印刷設定生成機能部103は、新論理プリンタのj番目のパラメータを、i番目の論理プリンタにおいてj番目のパラメータの値に設定する(ステップS213)。
印刷設定生成機能部103は、パラメータの設定を行うと、変数jを「1」だけインクリメントし(ステップS210)、インクリメントした変数jが、パラメータの数を超えたかによって、パラメータの数だけループしたかチェックする(ステップS211)。印刷設定生成機能部103は、ステップS211で、パラメータの数だけループ処理を行っていないときには、ステップS206に戻って、上記同様の処理を繰り返す(ステップS206〜S213)。
ステップS212で、新論理プリンタのj番目のパラメータが既にオーバーライドオンに設定されていると(ステップS212で、NOのとき)、印刷設定生成機能部103は、パラメータの設定を行うことなく、変数jを「1」だけインクリメントし(ステップS210)、インクリメントした変数jが、パラメータの数を超えたかによって、パラメータの数だけループしたかチェックする(ステップS211)。印刷設定生成機能部103は、ステップS211で、パラメータの数だけループ処理を行っていないときには、ステップS206に戻って、上記同様の処理を繰り返す(ステップS206〜S213)。
ステップS211で、パラメータの数だけループ処理を行うと、変数iを「1」だけインクリメントして(ステップS214)、インクリメントした変数iが、指定された論理プリンタの数を超えたかチェックすることで、指定論理プリンタの数だけループしたかチェックする(ステップS215)。
ステップS215で、指定論理プリンタの数だけループ処理を行っていないときには、印刷設定生成機能部103は、ステップS205に戻って、上記同様のループ処理を行う(ステップS205〜S215)。ステップS215で、指定論理プリンタの数だけループ処理を行っていると、印刷設定生成処理を終了する。
具体的には、いま、図7に示すように、「○○社向け」、「一般」、「△△会議」、「役員会議」、「ファイル綴じ込み」、「テスト印刷」、「メール通知」の7つの論理プリンタが論理プリンタ保持機能部106に格納されているものとする。なお、図7において、オーバーライドを略して、ORと記載されており、OR:オンとは、オーバーライドがオンに、OR:オフとは、オーバーライドがオフに、それぞれ設定されていることを示している。
図7において、論理プリンタ「○○社向け」は、○○社の要求に応じたにコピー部数や印刷面、後処理、カラーマネジメントなどが全て設定されている論理プリンタである。論理プリンタ「一般」は、社内の人間が一般的に印刷を行う場合のジョブの設定やカラーマネジメント等が設定されている論理プリンタである。論理プリンタ「△△会議」は、社内のある会議で利用するための設定であって、高い印刷品質は求められない一方、なるべく用紙、トナーの消費を抑えたいということに対応するため、両面印刷、2−up、白黒印刷、会議に出席する人数分のコピー部数が設定されている論理プリンタである。論理プリンタ「役員会議」は、役員会議向けの印刷設定で、社内の一般会議向けに比較して、印刷品質が高めで、ジョブデータの保存期間が30日間に設定されている論理プリンタである。論理プリンタ「ファイル綴じ込み」は、印刷物をファイルに綴じて保存しておくための印刷設定で、ステープルやパンチ等の後処理が設定されている論理プリンタである。論理プリンタ「テスト印刷」は、印刷テストを行うための印刷設定で、コピー部数1のみが設定されている論理プリンタである。論理プリンタ「メール通知」は、該当する印刷ジョブのジョブ状態をメール通知するための印刷設定で、メール通知設定のみが設定されている論理プリンタである。なお、上記論理プリンタは、一例であり、実際には紙種紙厚設定やヘッダー・フッター、フォント置換等の設定値も含まれる。
そして、データ受信機能部101が受信した印刷ジョブの論理プリンタ指定情報が、例えば、「○○社向け-テスト印刷」であるとする。この場合、論理プリンタ抽出機能部102は、論理プリンタ保持機能部106から、「○○社向け」と「テスト印刷」の2つの論理プリンタを指定の順番に抽出して、印刷設定生成機能部103に順次渡す。
印刷設定生成機能部103は、各論理プリンタのパラメータを、受信順位を優先順位として設定するとともに、オーバーライドを考慮して、図8に示すように、新論理プリンタのパラメータを設定する。なお、図8に示されていないパラメータについては、優先順位の高い「○○社向け」の論理プリンタのパラメータが新論理プリンタに設定される。
そして、図8では、部数については、論理プリンタ「○○社向け」及び「テスト印刷」の双方で、オーバーライドがオンに設定されているため、指定順番が後の論理プリンタ「テスト印刷」のパラメータ値が新論理プリンタのパラメータ値として設定されている。また、メール通知については、ジョブ自体の設定、論理プリンタ「○○社向け」、「テスト印刷」のいずれもが「未設定」に設定されているため、画像形成装置のデフォルト設定が新論理プリンタのパラメータ値として設定されている。
その結果、図8の右端に指定結果として示すように、「部数」が、「1」、「メール通知」が、「画像形成装置のデフォルト設定」に設定され、その他の設定は、論理プリンタ「○○社向け」のパラメータが設定される。
同様に、論理プリンタ「テスト印刷」と組み合わせる論理プリンタを、論理プリンタ「△△会議」、「役員会議」等に変更しても、それぞれコピー部数を、「1」に設定して、印刷を行うことができる。
このように、頻繁に使用する一時利用の印刷設定を用意することで、種々の既存の論理プリンタを使用して印刷する場合に、それぞれの論理プリンタを新規に作成することなく、また、既存の論理プリンタの設定を変更することなく、速やかにかつ容易に、意図する論理プリンタを生成して印刷することができる。
また、図9に示すように、データ受信機能部101が受信した印刷ジョブの論理プリンタ指定情報が、例えば、「一般-△△会議」であるとする。この場合、論理プリンタ抽出機能部102は、論理プリンタ保持機能部106から、「一般」と「△△会議」の2つの論理プリンタを指定の順番に抽出して、印刷設定生成機能部103に順次渡す。
印刷設定生成機能部103は、各論理プリンタのパラメータを、受信順位を優先順位として設定するとともに、オーバーライドを考慮して、図9に示すように、新論理プリンタのパラメータを設定する。なお、図9に示されていないパラメータについては、優先順位の高い「一般」の論理プリンタのパラメータが新論理プリンタに設定される。
そして、図9では、ジョブ自体の印刷設定として、メール通知が、「オン」で、「test@mail.com」宛に設定されており、綴じ位置が、「上」に設定されている。
部数、ステープル、排紙トレイのパラメータについては、ジョブ自体の設定も、「一般」の設定も、「未設定」のため、「△△会議」の設定値が、新論理プリンタのパラメータに設定されている。
メール通知については、ジョブ自体で設定されており、「一般」、「△△会議」のいずれの論理プリンタにも、「未設定」が設定されているため、ジョブ自体の設定値が、新論理プリンタのパラメータに設定されている。
ジョブ保存期間、方向、印刷面、面付、カラーについては、論理プリンタ「一般」に、値が設定されているが、論理プリンタ「△△会議」において、オーバーライドがオンに設定されている。したがって、これらのパラメータについては、「△△会議」の設定値が、新論理プリンタのパラメータとして設定されている。
綴じ位置については、ジョブ自体と論理プリンタ「一般」で値が設定されているが、論理プリンタ「一般」ではオーバーライドがオフに設定されているため、ジョブ自体の設定値が新論理プリンタのパラメータとして設定されている。
その結果、図9の右端に指定結果として示すようなパラメータが新論理プリンタに設定され、その他の設定は、論理プリンタ「一般」のパラメータが設定される。
さらに、図10に示すように、データ受信機能部101が受信した印刷ジョブの論理プリンタ指定情報が、例えば、「一般-役員会議-ファイル綴じ込み」であるとする。この場合、論理プリンタ抽出機能部102は、論理プリンタ保持機能部106から、「一般」、「役員会議」及び「ファイル綴じ込み」の3つの論理プリンタを指定の順番に抽出して、印刷設定生成機能部103に順次渡す。
印刷設定生成機能部103は、各論理プリンタのパラメータを、受信順位を優先順位として設定するとともに、オーバーライドを考慮して、図10に示すように、新論理プリンタのパラメータを設定する。なお、図10に示されていないパラメータについては、優先順位が最も高い「一般」の論理プリンタのパラメータが新論理プリンタに設定される。
そして、図10では、ジョブ自体の印刷設定として、面付が、「2−up」に、パンチが、「なし」に設定されている。
部数については、論理プリンタ「役員会議」のみで値が設定されているため、「役員会議」の設定値が採用されている。
メール通知については、ジョブ自体及びいずれの論理プリンタにおいても、「未設定」が設定されているため、画像形成装置のデフォルト設定が、新論理プリンタのパラメータとして設定される。
ジョブ保存期間については、最後に指定された論理プリンタ「ファイル綴じ込み」にオーバーライドがオフで、「保存しない」に設定されているが、論理プリンタ「役員会議」にてオーバーライドがオンで、「30日間保存」に設定されている。したがって、ジョブ保存期間については、「役員会議」の値が新論理プリンタのパラメータとして設定されている。
方向、印刷面、カラーについては、論理プリンタ「一般」及び「役員会議」において、オーバーライドがオフに設定されており、ジョブ自体及び論理プリンタ「ファイル綴じ込み」では、「未設定」に設定されている。したがって、これらのパラメータについては、後から指定された「役員会議」の設定値が新論理プリンタのパラメータとして設定されている。
面付については、論理プリンタ「一般」及び「役員会議」において、オーバーライドがオフで値が設定されているが、ジョブ自体にも値が設定されているため、ジョブ自体の設定値が新論理プリンタのパラメータとして設定されている。
ステープル、パンチ、綴じ位置、折りの種類、排紙トレイについては、ジョブ自体、論理プリンタ「一般」、「役員会議」のいずれかで値が設定されている。ところが、最後に指定された論理プリンタ「ファイル綴じ込み」において、オーバーライドがオンで値が設定されているため、これらのパラメータについては、「ファイル綴じ込み」の設定値が新論理プリンタのパラメータとして設定されている。
その結果、図10の右端に指定結果として示すようなパラメータが新論理プリンタに設定され、その他の設定は、論理プリンタ「一般」のパラメータが設定される。
このように、本実施例の画像形成システム1は、その画像形成装置Gkが、印刷設定のパラメータが設定されている複数の論理プリンタを記憶する論理プリンタ保持機能部(記憶手段)106と、複数の前記論理プリンタから利用対象の論理プリンタを指定する論理プリンタ指定情報を取得する論理プリンタ抽出機能部(指定情報取得手段)102と、所定の初期パラメータを設定した新論理プリンタを生成するとともに、前記論理プリンタ指定情報で指定されている複数の前記論理プリンタに設定されている前記パラメータを、所定の優先順位に基づいて該新論理プリンタの該パラメータに対して設定する印刷設定生成機能部(新論理プリンタ生成手段)103と、前記新論理プリンタを用いて画像データの印刷を制御する印刷データ生成機能部104と印刷機能部105からなる印刷制御手段と、を備えている。
したがって、複数の論理プリンタを組み合わせてユーザの意図するパラメータの新論理プリンタを簡単に生成して、印刷させることができ、論理プリンタの利用性を向上させることができる。
また、本実施例の画像形成システム1は、その画像形成装置Gkが、論理プリンタ保持機能部106に記憶されている印刷設定のパラメータが設定されている複数の論理プリンタから利用対象の論理プリンタを指定する論理プリンタ指定情報を取得する指定情報取得処理ステップと、所定の初期パラメータを設定した新論理プリンタを生成するとともに、前記論理プリンタ指定情報で指定されている複数の前記論理プリンタに設定されている前記パラメータを、所定の優先順位に基づいて該新論理プリンタの該パラメータに対して設定する新論理プリンタ生成処理ステップと、前記新論理プリンタを用いて画像データの印刷を制御する印刷制御処理ステップと、を有する画像形成制御方法を実行している。
したがって、複数の論理プリンタを組み合わせてユーザの意図するパラメータの新論理プリンタを簡単に生成して、印刷させることができ、論理プリンタの利用性を向上させることができる。
さらに、本実施例の画像形成システム1は、その画像形成装置Gkが、制御部21等の制御プロセッサに、論理プリンタ保持機能部106に記憶されている印刷設定のパラメータが設定されている複数の論理プリンタから利用対象の論理プリンタを指定する論理プリンタ指定情報を取得する指定情報取得処理と、所定の初期パラメータを設定した新論理プリンタを生成するとともに、前記論理プリンタ指定情報で指定されている複数の前記論理プリンタに設定されている前記パラメータを、所定の優先順位に基づいて該新論理プリンタの該パラメータに対して設定する新論理プリンタ生成処理と、前記新論理プリンタを用いて画像データの印刷を制御する印刷制御処理と、を実行させる画像形成制御プログラムを搭載している。
したがって、複数の論理プリンタを組み合わせてユーザの意図するパラメータの新論理プリンタを簡単に生成して、印刷させることができ、論理プリンタの利用性を向上させることができる。
また、本実施例の画像形成システム1は、画像形成装置Gkの印刷設定生成機能部(新論理プリンタ生成手段)103が、前記論理プリンタ指定情報で指定されている複数の前記論理プリンタの指定順序を優先順位として、前記新論理プリンタの前記パラメータの設定を行っている。
したがって、複数の論理プリンタを組み合わせてユーザの意図するパラメータの新論理プリンタをより一層簡単に生成して、印刷させることができ、論理プリンタの利用性をより一層向上させることができる。
さらに、本実施例の画像形成システム1は、画像形成装置Gkの印刷設定生成機能部(新論理プリンタ生成手段)103が、前記論理プリンタ指定情報で指定されている前記論理プリンタ自体の優先順位に基づくとともに、前記各パラメータに対するオーバーライドの設定に基づいて、前記新論理プリンタの前記パラメータの設定を行っている。
したがって、複数の論理プリンタを組み合わせてユーザの意図するパラメータの新論理プリンタをより一層簡単かつ詳細に生成して、印刷させることができ、論理プリンタの利用性をより一層向上させることができる。
また、本実施例の画像形成システム1は、画像形成装置Gkの印刷設定生成機能部(新論理プリンタ生成手段)103が、前記初期パラメータとして、前記画像データ自体に設定されているパラメータまたは予め設定されている規定のパラメータを設定する。
したがって、複数の論理プリンタを組み合わせてユーザの意図するパラメータの新論理プリンタをより一層簡単かつ適切に生成して、印刷させることができ、論理プリンタの利用性をより一層向上させることができる。
さらに、本実施例の画像形成システム1は、画像形成装置Gkが、情報を報知出力するユーザI/F(報知手段)24と、印刷設定生成機能部(新論理プリンタ生成手段)103の生成した前記新論理プリンタの前記パラメータをユーザI/F24に報知出力させる印刷設定制御機能部(報知制御手段)103と、をさらに備えている。
したがって、複数の論理プリンタを組み合わせてユーザの意図するパラメータの新論理プリンタをより一層簡単かつ確実に生成して、印刷させることができ、論理プリンタの利用性をより一層向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例で説明したものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 画像形成システム
NW ネットワーク
Gk 画像形成装置
CL1〜CLn クライアント端末
11 制御部
12 内部記憶部
13 ユーザI/F
14 通信I/F
21 制御部
22 内部記憶部
23 画像出力部
24 ユーザI/F
25 通信I/F
101 データ受信機能部
102 論理プリンタ抽出機能部
103 印刷設定生成機能部
104 印刷データ生成機能部
105 印刷機能部
106 論理プリンタ保持機能部
107 ジョブデータ格納機能部
NW ネットワーク
Gk 画像形成装置
CL1〜CLn クライアント端末
11 制御部
12 内部記憶部
13 ユーザI/F
14 通信I/F
21 制御部
22 内部記憶部
23 画像出力部
24 ユーザI/F
25 通信I/F
101 データ受信機能部
102 論理プリンタ抽出機能部
103 印刷設定生成機能部
104 印刷データ生成機能部
105 印刷機能部
106 論理プリンタ保持機能部
107 ジョブデータ格納機能部
Claims (7)
- 印刷設定のパラメータが設定されている複数の論理プリンタを記憶する記憶手段と、
複数の前記論理プリンタから利用対象の論理プリンタを指定する論理プリンタ指定情報を取得する指定情報取得手段と、
所定の初期パラメータを設定した新論理プリンタを生成するとともに、前記論理プリンタ指定情報で指定されている複数の前記論理プリンタに設定されている前記パラメータを、所定の優先順位に基づいて該新論理プリンタの該パラメータに対して設定する新論理プリンタ生成手段と、
前記新論理プリンタを用いて画像データの印刷を制御する印刷制御手段と、
を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記新論理プリンタ生成手段は、
前記論理プリンタ指定情報で指定されている複数の前記論理プリンタの指定順序を優先順位として、前記新論理プリンタの前記パラメータの設定を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記新論理プリンタ生成手段は、
前記論理プリンタ指定情報で指定されている前記論理プリンタ自体の優先順位に基づくとともに、前記各パラメータに対するオーバーライドの設定に基づいて、前記新論理プリンタの前記パラメータの設定を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。 - 前記新論理プリンタ生成手段は、
前記初期パラメータとして、前記画像データ自体に設定されているパラメータまたは予め設定されている規定のパラメータを設定することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、
情報を報知出力する報知手段と、
前記新論理プリンタ生成手段の生成した前記新論理プリンタの前記パラメータを前記報知手段に報知出力させる報知制御手段と、
をさらに備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 記憶手段に記憶されている印刷設定のパラメータが設定されている複数の論理プリンタから利用対象の論理プリンタを指定する論理プリンタ指定情報を取得する指定情報取得処理ステップと、
所定の初期パラメータを設定した新論理プリンタを生成するとともに、前記論理プリンタ指定情報で指定されている複数の前記論理プリンタに設定されている前記パラメータを、所定の優先順位に基づいて該新論理プリンタの該パラメータに対して設定する新論理プリンタ生成処理ステップと、
前記新論理プリンタを用いて画像データの印刷を制御する印刷制御処理ステップと、
を有していることを特徴とする画像形成制御方法。 - 制御プロセッサに、
記憶手段に記憶されている印刷設定のパラメータが設定されている複数の論理プリンタから利用対象の論理プリンタを指定する論理プリンタ指定情報を取得する指定情報取得処理と、
所定の初期パラメータを設定した新論理プリンタを生成するとともに、前記論理プリンタ指定情報で指定されている複数の前記論理プリンタに設定されている前記パラメータを、所定の優先順位に基づいて該新論理プリンタの該パラメータに対して設定する新論理プリンタ生成処理と、
前記新論理プリンタを用いて画像データの印刷を制御する印刷制御処理と、
を実行させることを特徴とする画像形成制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013181280A JP2015047787A (ja) | 2013-09-02 | 2013-09-02 | 画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013181280A JP2015047787A (ja) | 2013-09-02 | 2013-09-02 | 画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015047787A true JP2015047787A (ja) | 2015-03-16 |
Family
ID=52698213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013181280A Pending JP2015047787A (ja) | 2013-09-02 | 2013-09-02 | 画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム |
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JP (1) | JP2015047787A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020015175A (ja) * | 2018-07-23 | 2020-01-30 | キヤノン株式会社 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、並びにプログラム |
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2013
- 2013-09-02 JP JP2013181280A patent/JP2015047787A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020015175A (ja) * | 2018-07-23 | 2020-01-30 | キヤノン株式会社 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、並びにプログラム |
JP7086771B2 (ja) | 2018-07-23 | 2022-06-20 | キヤノン株式会社 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、並びにプログラム |
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