JP7172150B2 - 情報処理装置、通信システム、画像形成方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、通信システム、画像形成方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、通信システム、画像形成方法、及びプログラムに関する。
MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)などの画像形成装置は、PCL(Printer Control Language)、PS(PostScript)、あるいはPDF(Portable Document Format)などの各種ファイルを受信して、印刷処理を実行する。PCL及びPSなどのシーケンシャルアクセス形式のファイルにおいて、各ページのデータはページ順に配置される。このため、画像形成装置は、シーケンシャルアクセス形式のファイルを受信しつつ、順に各ページのデータを読み出して印刷することができる。これに対し、PDFファイルなどのランダムアクセス形式のデータについては、各ページのデータがページ順とは関係なく配置され得るので、画像形成装置は、ファイル全体の受信が完了してから、ファイル後方に配置されたファイルの構造情報を参照しつつ、各ページのデータにアクセスして印刷する。
特許文献1には、印刷すべきPDFデータをページ毎に新たなPDFデータのデータブロックに編集し、編集された各データブロックを1つの転送用ファイルに結合して、印刷装置に送信することによって、PDFデータの転送処理と印刷装置における印刷処理をオーバーラップさせることができ、かつ、転送用ファイルが印刷ジョブの単位となり、デバイス制御コマンドを付して所望のデバイス制御を実現し得ることが開示されている。
しかし、転送処理と印刷処理をオーバーラップさせるべく、印刷する文書ファイルをページごとの文書ファイルに分割すると、印刷後にビュアーにより文書全体を閲覧したり、文書全体を再度印刷したりするなどの文書全体の処理が困難になるという課題がある。
請求項1に係る発明の情報処理装置は、複数のページのデータが含まれる第1の文書ファイルから、前記複数のページにおける各ページのデータがページの順に配列されており、前記各ページのデータの境界を識別するための識別情報が前記配列に含まれた第2の文書ファイルを生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された前記第2の文書ファイルを画像形成装置へ送信する送信手段と、を有し、前記生成手段は、各ページのデータがページの順に配列されていることを示す配列情報を含めて前記第2の文書ファイルを生成し、前記第1の文書ファイルにおいて、各ページのデータがページの順に配列されていることを示す前記配列情報が含まれている場合に、前記生成手段は、前記第2の文書ファイルを生成せず、前記送信手段は、前記第1の文書ファイルを、前記画像形成装置へ送信し、前記送信手段は、前記生成手段によって、前記第2の文書ファイルを構築するデータが生成されるたびに、順次、前記生成されたデータを前記画像形成装置へ送信する
本発明によると、文書ファイルを印刷処理後も文書全体の処理を可能に変換した上で、画像形成装置において、転送処理とオーバーラップさせながら印刷処理を実行させることが可能になるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る通信システムの全体構成図である。 一実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。 一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成図である。 一実施形態に係る画像形成装置及びクラウドサービスの機能ブロック図である。 PDFファイルの構造の一例を示す概念図である。 画像を印刷する処理の一例を示すシーケンス図である。 PDFファイルの構造の一例を示す概念図である。 画像形成装置における印刷処理の一例を示すシーケンス図である。 分割ファイルを生成する処理の一例を示すフロー図である。 通信システムにおける処理の一例を示すシーケンス図である。 画像を変換する処理の一例を示すシーケンス図である。 クラウドサービス又は端末の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。 画像形成装置の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。 通信システムによる印刷処理を説明するシーケンス図の一例である。 ユーザが指定可能な変換条件の一例を示す図である。 ユーザが指定可能な変換条件の入力画面の一例を説明する図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
<<通信システム>>
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの全体構成図である。以下、通信端末を単に端末と表す。図1に示されているように、通信システム1は、端末10A,10B、画像形成装置20A,20B、及びクラウドサービス50を有している。端末10A,10Bのうち任意のものを端末10と表す。画像形成装置20A,20Bのうち任意のものを画像形成装置20と表す。通信システム1において、端末10、画像形成装置20、及びクラウドサービス50の数は、特に限定されない。
端末10は、通信機能を有する情報処理装置であり、例えば、タブレット、スマートフォンなどのスマートデバイス、ノートPC(Personal Computer)、テレビ会議端末、電子黒板、又はカメラである。図1において、端末10Aは、例えば、ノートPCであり、端末10Bは、例えば、スマートデバイスである。
画像形成装置20は、画像処理機能及び通信機能を有する情報処理装置であり、例えば、MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Product)、ファクシミリ、スキャナ、又はプリンタである。図1において、画像形成装置20Aは、例えば、ファクシミリ、スキャナ、及びプリンタ機能を有するMFPであり、画像形成装置20Bは、例えば、プリンタである。
クラウドサービス50は、通信機能を有する情報処理装置である。クラウドサービス50は、端末10又は画像形成装置20からの要求に基づいてPDF(Portable Document Format)ファイルなどの文書ファイルを管理し、画像形成装置20へ送信するプリントサーバとして機能する。また、クラウドサービス50は、後述の文書ファイルの変換機能を有する。
端末10及び画像形成装置20は、直接、あるいは無線LANルータ2Rを介して、LAN2L(Local Area Network)に接続している。端末10及び画像形成装置20は、LAN2Lからインターネット2Iに接続し、インターネット2I上のクラウドサービス50に接続する。LAN2L及びインターネット2Iのうち任意のものを通信ネットワーク2と表す。通信ネットワーク2の全部又は一部には、Wi-Fi(Wireless Fidelity)などの無線による通信が行われる箇所があってもよい。
端末10、及びクラウドサービス50は、任意のアプリケーション又はドライバを用いて、PDFファイルなどのランダムアクセス形式の文書ファイルを生成する。端末10及びクラウドサービス50は、文書ファイルを含む印刷要求を画像形成装置20へ送信する。画像形成装置20は、端末10又はクラウドサービス50によって送信された文書ファイルを受信して印刷処理を実行する。
<<ハードウェア構成>>
図2は、一実施形態に係る端末のハードウェア構成図である。図2を用いて、端末10のハードウェア構成について説明する。
端末10は、CPU101(Central Processing Unit)と、ROM102(Read Only Memory)と、RAM103(Random Access Memory)と、SSD104(Solid State Drive)と、メディアI/F105(Interface)と、ネットワークI/F107と、ユーザI/F108と、バスライン110と、を有する。
CPU101は、端末10全体の動作を制御する。ROM102は、端末10上で動作する各種プログラム及びアプリケーションを記憶する。以下、アプリケーションを単にアプリと表す。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。SSD104は、各種プログラム又はアプリで利用されるデータを記憶する。メディアI/F105は、外部メモリなどの記録メディア106に記憶されている情報を読み出したり、記録メディア106に情報を書き込んだりするためのインタフェースである。ネットワークI/F107は、通信ネットワーク2を介して他の装置と通信するためのインタフェースである。ユーザI/F108は、ユーザによる操作入力を受け付けるためのインタフェースである。ユーザI/F108は、例えば、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置又は有機EL(Electro Luminescence)表示装置、もしくはキーボード及びマウスである。バスライン110は、上記各構成要素を図2に示されているように電気的に接続するためのアドレスバス又はデータバスである。
クラウドサービス50のハードウェア構成は、端末10のハードウェア構成と同様であるので説明を省略する。ただし、SSD104は、HDD(Hard Disk Drive)などの任意の不揮発性の記憶装置に置き換え可能である。
図3は、一実施形態に係る画像形成装置20のハードウェア構成図である。図3を用いて、画像形成装置20のハードウェア構成について説明する。
画像形成装置20のコントローラ200は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、NVRAM204(Non-volatile RAM)と、HDD205(hard Disk Drive)と、ネットワークI/F206と、エンジンI/F207と、パネルI/F208と、スキャナI/F209と、メディアI/F215と、バスライン210と、を有する。また、画像形成装置20は、プロッタエンジン211と、操作パネル212と、スキャナエンジン213と、を有する。
CPU201は、画像形成装置20全体の動作を制御する。ROM202は、画像形成装置20上で動作する各種プログラム及びアプリを記憶する。RAM203は、CPU201のワークエリアとして使用される。NVRAM204及びHDD205は、各種プログラム又はアプリで利用されるデータを記憶する。ネットワークI/F206は、通信ネットワーク2を介して他の装置と通信するためのインタフェースである。エンジンI/F207は、プロッタエンジン211と接続するためのインタフェースである。パネルI/F208は、操作パネル212と接続するためのインタフェースである。スキャナI/F209は、スキャナエンジン213と接続するためのインタフェースである。メディアI/F215は、外部メモリなどの記録メディア216に記憶されている情報を読み出したり、記録メディア216に情報を書き込んだりするためのインタフェースである。バスライン210は、上記各構成要素を図3に示されているように電気的に接続するためのアドレスバス又はデータバスである。
プロッタエンジン211は、記録媒体への画像の印刷処理において、画像形成装置20のプロッタの動作を制御する。プロッタは、任意の印刷装置であり、インクジェット方式の場合、例えば、インクジェットヘッドであり、レーザープリンタ方式の場合、例えば、感光体、レーザー照射装置、あるいは転写装置である。操作パネル212は、ユーザから設定、条件、指示などの入力を受け付けるためのパネルであり、例えば、タッチパネル機能を搭載した液晶表示装置又は有機EL表示装置、もしくはキーボード及びマウスである。スキャナエンジン213は、画像形成装置20におけるスキャナの動作を制御する。なお、スキャナは、特に限定されないが、例えば、圧版、ADF(Auto Document Feeder)、及び撮像素子を有する公知のものが例示される。
<<機能構成>>
次に、一実施形態に係る画像形成装置20の機能構成について説明する。図4は、一実施形態に係る画像形成装置20及びクラウドサービス50の機能ブロック図である。
画像形成装置20は、通信部2100と、ページデータ生成部2210と、印刷データ処理部2220と、を有する。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、ROM202からRAM203上に展開された画像形成装置20用のプログラム又はアプリに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能である。また、画像形成装置20は、ROM202、RAM203、NVRAM204、又はHDD205により構築される記憶部2000を有する。
通信部2100は、CPU201からの命令、及びネットワークI/F206の処理により、通信ネットワーク2を介した他の装置との通信を制御する。
ページデータ生成部2210は、CPU201からの命令に基づいて、一つの複数ページのPDFファイルから、複数のページごとのPDFファイルを生成する。
印刷データ処理部2220は、CPU101からの命令に基づくプロッタエンジン211の動作により、画像を印刷するための制御を行う。
クラウドサービス50は、通信部5100と、ファイル生成部5200と、を有する。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、ROM102からRAM103上に展開されたクラウドサービス50用のプログラム又はアプリに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能である。また、クラウドサービス50は、ROM102、RAM103、又はSSD104により構築される記憶部5000を有する。
通信部5100は、CPU101からの命令、及びネットワークI/F107の処理により、通信ネットワーク2を介した他の装置との通信を制御する。
ファイル生成部5200は、CPU101からの命令に基づいて、ページごとのPDFファイルに分割可能な、PDFファイルを生成する。
(ファイル構造)
図5は、PDFファイルの構造の一例を示す概念図である。PDFファイルは、国際標準化機構(ISO: International Organization for Standardization)で管理されているオープンスタンダードに準拠して、先頭から順に、ヘッダPH、ボディPB、相互参照表PR、及びトレイラーPTを有する。なお、図5において、ヘッダPH、ボディPB、相互参照表PR、及びトレイラーPTに含まれる情報は一例である。
ヘッダPHには、PDFのバージョン情報などが含まれる。
ボディPBには、オブジェクト番号ごとに、ドキュメントカタログ、ページ情報、各ページのオブジェクト情報などが定義されている。オブジェクト番号は、オブジェクトの識別子であり、例えば、「1 0 obj」のように、参照番号(x)、生成番号(y)、及び「obj」を並べてなる。ドキュメントカタログは、オブジェクト階層のルート(最上位)である。ページ情報は、各ページのオブジェクト情報への参照などが含まれる。各ページのオブジェクト情報には、各ページを描画するためのデータが含まれる。
相互参照表PRには、ボディPBに定義されている各オブジェクト番号のオブジェクトのアドレス情報(位置情報)が含まれている。アドレス情報は、オブジェクトがヘッダPHの先頭から何バイト目かを示すオフセット情報である。画像形成装置20は、相互参照表PRに基づいて、オブジェクトの位置を特定し、アクセスする。
トレイラーPTには、相互参照表PRの位置を示すアドレス情報(startxref)、ドキュメントカタログのオブジェクト番号(Root)、及びPDFファイルの作成日時への参照(Info)などが含まれている。
PDFファイルの構造上、画像形成装置20は、ドキュメントカタログのオブジェクト番号をトレイラーPTから特定し、このオブジェクト番号に対応するアドレス情報を相互参照表PRから特定することで、ドキュメントカタログにアクセスする。すなわち、画像形成装置20による通常の動作では、PDFファイルのトレイラーPTまでを読み込んだ上で、PDFファイルに係る画像処理を開始する。
PDFの言語仕様上、オブジェクト情報はページ順に並んでいなくてもよく、オブジェクト番号も連番である必要はない。例えば、図5において、「5 0 obj,18 0 obj,7 0 obj」は、それぞれ文書における5ページ目、1ページ目、又は3ページ目を描画するためのオブジェクト情報であってもよい。従って、オブジェクト情報が整列されていなければ、画像形成装置20は、オブジェクト情報におけるどこまでが何ページ目か相互参照表PRなしに判断できない。
<<処理>>
続いて、通信システム1における処理について説明する。図6は、画像を印刷する処理の一例を示すシーケンス図である。以下、端末10による要求に基づいて、クラウドサービス50において管理されている文書ファイルを画像形成装置20へ送信し、画像形成装置20において印刷する一例の処理について説明する。ただし、端末10が、クラウドサービス50と同様の機能を有している場合、端末10から直接、画像形成装置20へ印刷要求を送信することもできる。この場合、図6におけるクラウドサービス50の処理は、端末10の処理に置き換えられる。また、画像形成装置20による印刷要求に基づいて、クラウドサービス50から画像形成装置20へ文書ファイルを送信し、画像形成装置20において印刷処理を実行してもよい。この場合、図6における端末10の処理は画像形成装置20の処理に置き換えられる。
端末10は、ユーザによる印刷要求の入力に応じて、通信ネットワーク2を介してクラウドサービス50へ印刷要求を送信する(ステップS1)。印刷要求には、印刷するファイルのファイル名が含まれている。以下、印刷するファイルがPDFファイルである場合について説明する。
クラウドサービス50の通信部5100は、端末10によって送信された印刷要求を受信する。クラウドサービス50のファイル生成部5200は、印刷要求に含まれるファイル名のPDFファイルを記憶部5000から読み込む(ステップS11)。
クラウドサービス50のファイル生成部5200は、読み込まれたPDFファイルのヘッダに、複数のPDFファイルに分割可能なファイルであることを特定するための特定情報(識別情報とも言う)として、予め定められたコメントを挿入する(ステップS12)。図7は、PDFファイルの構造の一例を示す概念図である。図7の(A)は、特定情報が挿入されたヘッダPHiを示す。
続いて、クラウドサービス50のファイル生成部5200は、ステップS11で読み込まれたPDFファイルに含まれる各ページのデータについて、以下のループ処理を繰り返す。
まず、クラウドサービス50のファイル生成部5200は、ステップS11で読み込まれたPDFファイルを検索して、文書の1ページ目を描画するためのオブジェクト情報を読み込む(ステップS21)。このとき、検索されたオブジェクト情報が圧縮されていた場合でも、ファイル生成部5200は、オブジェクト情報を解凍せず、圧縮されたままの状態で読み込む。
クラウドサービス50のファイル生成部5200は、ステップS21で読み込まれた1ページ目を描画するためのオブジェクトを、PDFファイルにおけるボディPBの先頭側に移動することにより、ボディPBの記述がページ順になるように整列する(ステップS22)。
クラウドサービス50のファイル生成部5200は、PDFファイルにおけるボディPBに、1ページ目のオブジェクトの境界位置を示す境界情報(区切り位置を示すページ区切情報ともいう)を付加する(ステップS23)。境界情報を付加する方法の2つの例について説明する。
境界情報を付加する1つ目の方法では、予め定められたオブジェクト情報を境界情報として用いる。図7の(B-1)は、PDFファイルのボディPBを示す概念図である。図7の(B-2)は、PDFファイルのnページ目のオブジェクト群を示す概念図である。
図7の(B-1)及び(B-2)の例では、「/Pageオブジェクト」を境界情報として用いる。すなわち、クラウドサービス50のファイル生成部5200は、図7の(B-1)のボディPBにおける「/Pagesオブジェクト」から、nページにかかる「/Pageオブジェクト」を抽出して、nページ目のオブジェクト群PBnの後端に挿入することにより(図7の(B-2)参照)、「/Pageオブジェクト」を境界情報とする。なお、ファイル生成部5200は、nページにかかる「/Pageオブジェクト」を、nページ目のオブジェクト群PBnの先端に挿入することにより、「/Pageオブジェクト」を境界情報としてもよい。なお、「/Pageオブジェクト」は、PDFの言語仕様で定義されているものである。ファイル生成部5200は、「/Pageオブジェクト」以外の「/Contentsオブジェクト」などの他のオブジェクト情報を、オブジェクト群の先端又は後端に挿入することで境界情報としてもよい。
境界情報を付加する2つ目の方法では、ページの区切りを示すコメントを境界情報として用いる。ページの区切りを示すコメントは、PDF言語において、ページの描画内容に直接影響を与えないコメントである。図7の(C-1)及び(C-2)は、ページの区切りを示すコメントが付加されたPDFファイルのボディの概念図である。
図7の(C-1)の例では、各ページのオブジェクト群の後端に、ページの区切りを示すコメント「%End Page」が付加されている。図7の(C-2)の例では、各ページのオブジェクト群の先端に、ページの区切りを示すコメント「%Start Page」が付加されている。画像形成装置20は、PDFファイルを読み込むときに、これらのコメントを検知して、ページ区切り位置を判断することができる。
ステップS23の処理が完了すると、クラウドサービス50のファイル生成部5200は、ステップS11で読み込まれたPDFファイルにおいて、未処理のデータがあるか判断する。未処理のデータがある場合、ファイル生成部5200は、未処理のデータに対しループ処理を繰り返す。このとき、クラウドサービス50のファイル生成部5200は、ステップS21で読み込まれたnページ目のオブジェクト群を、PDFファイルにおけるボディPBのn-1ページ目のオブジェクト群の後に挿入することにより、ボディPBの記述がページ順になるように整列する(ステップS22)。
ループ処理が完了してから、クラウドサービス50のファイル生成部5200は、境界情報が付加されたPDFファイルに対し、ファイルの構造情報を追加して、更新する(ステップS31)。ファイルの構造情報は、PDF言語で規定されているページツリー、ドキュメントカタログ、相互参照表PR、トレイラーなどを含む。ファイルの構造情報が追加されたファイルは、PDF言語仕様を満たすものとなる。
クラウドサービス50のファイル生成部5200は、印刷ジョブに必要なページ情報Bpを生成して追加する。この場合、ページ情報のオブジェクト番号には、予め定められた値が割り当てられる。ページ情報には、ページ数と、ページを描画するためのオブジェクトへの参照が含まれる。
クラウドサービス50のファイル生成部5200は、印刷ジョブに必要なジョブ情報としてドキュメントカタログを生成して生成過程にあるPDFファイルに追加する。ドキュメントカタログのオブジェクト番号は予め定められた値が割り当てられる。印刷ジョブに必要なジョブ情報には、ページ情報のオブジェクトへの参照が含まれる。上記のように、ページ情報のオブジェクトのオブジェクト番号は予め定められているので、ページ情報への参照は予め定められた値となる。
クラウドサービス50のファイル生成部5200は、相互参照表PRを生成して、境界情報が付加された生成過程にあるPDFファイルにおけるボディPBの後に追加する。相互参照表PRは、ボディPBにおける各オブジェクトの位置をオフセット情報として表したアドレス情報である。ページデータ生成部2210は、先に生成したボディPBから、各オブジェクトを検索し、検索された各オブジェクトの位置を示すアドレス情報をオフセット情報として記述することで、相互参照表PRを生成する。
クラウドサービス50の通信部5100は、ファイルの構造情報が追加されたPDF形式のファイルを含む印刷要求を画像形成装置20へ送信する(ステップS41)。ファイルの構造情報が追加されたPDF形式のファイルを変換ファイルと表す。
クラウドサービス50のファイル生成部5200は、変換ファイルを記憶部5000に記憶する(ステップS42)。変換ファイルは、PDFの言語仕様に従っているので、記憶部5000に記憶されている変換ファイルをビュアーにより読み出して、文書の全体を閲覧することができる。
続いて、印刷要求を受信した画像形成装置20の処理について説明する。図8は、画像形成装置における印刷処理の一例を示すシーケンス図である。
画像形成装置20の通信部2100は、端末10によって送信された印刷要求の受信を開始すると、印刷要求に含まれるPDFファイルを、バッファとしてRAM203に順次記憶(バッファリング)する。画像形成装置20は、バッファリングの完了を待機することなく、以下の印刷処理を継続する。
通信部2100は、印刷を開始するための印刷開始通知をページデータ生成部2210へ送信する(ステップS52)。
ページデータ生成部2210は、印刷開始通知を受信すると、引刷要求に含まれるPDFファイルから、印刷する各ページのデータが分割されたPDFファイルを生成可能であるか判断する(ステップS53)。以下、ページごとに分割されたPDFファイルを、分割ファイルと表す。例えば、印刷要求に含まれるPDFファイルのページ数が10であり、全ページ印刷する場合、ページデータ生成部2210は、10個のページごとの分割ファイルを生成可能であるか判断する。
ページデータ生成部2210は、受信バッファにおけるヘッダPHiの部分を読み込んだ時点で、特定情報を検知すれば、分割ファイルを生成可能であると判断する。
以下、ステップS53において、分割ファイルを生成可能であると判断された場合について説明する。画像形成装置20のページデータ生成部2210は、PDFファイルにおける各ページのオブジェクトが受信されるたびに、ページごとの分割ファイルを生成する(ステップS61)。
図9は、分割ファイルを生成する処理の一例を示すフロー図である。図9を用いてステップS61の処理を詳細に説明する。なお、ステップS61の処理は、クラウドサービス50から送られてきたPDFファイルの受信の完了を待つことなく実行される。
RAM203には、通信部2100によって受信されたPDFファイルの一部が、バッファとして順次記憶される。ページデータ生成部2210は、バッファをレコードごとに読み込む(ステップS61-1)。
ページデータ生成部2210は、読み込まれたレコードが、相互参照表PR、ドキュメントカタログ、ページ情報、又はトレイラーPTに該当するか判断する(ステップS61-2)。
ステップS61-2において、レコードが、相互参照表PR、ドキュメントカタログ、ページ情報、又はトレイラーPTのいずれかに該当する(YES)と判断された場合、ページデータ生成部2210は、読み込まれたレコードを削除する(ステップS61-3)。相互参照表PR、ドキュメントカタログ、ページ情報、及びトレイラーPTの各レ
コードは、後述の処理で、分割ファイルを作成する際に、新たに生成されるためである。
ステップS61-2において、該当しない(NO)と判断された場合、ページデータ生成部2210は、読み込まれたレコードを、記憶部2000に記憶する(ステップS61-4)。
ページデータ生成部2210は、ステップS61-1乃至S61-4の処理を、1ページ分のレコード、すなわちオブジェクトを読み終えるまで繰り返す。なお、ページデータ生成部2210は、ボディPBにおける境界情報を読み込むことで、1ページ分のレコードを読み終えたか判断することができる。
上記のループ処理が完了した時点で、記憶部2000にはPDFファイルから抽出された1ページ分のレコードのうち、相互参照表PR、ドキュメントカタログ、ページ情報、又はトレイラーPTが除かれた各レコード、すなわち1ページを描画するための各データを含むオブジェクトが記憶される。ページデータ生成部2210は、記憶部2000に記憶されたレコードを、分割ファイルにおけるボディとする。
このボディには、ステップS61-3の処理で読み捨てられる相互参照表PR、ドキュメントカタログ、ページ情報、及びトレイラーPTなどが含まれない。このボディを分割ファイルとして、印刷データ処理部2220に送信しても、PDF言語に準拠していないため、印刷データ処理部2220は、印刷処理を実行できない。そこで、ページデータ生成部2210は、ボディに、必要な情報を追加して、PDF言語仕様に基づいたPDFファイルを完成させる。
この処理で、ページデータ生成部2210は、ヘッダを生成して、生成過程にある分割ファイルの先頭に追加する。追加されるヘッダには、PDFのバージョン情報などの定型文が含まれる。
ページデータ生成部2210は生成されたドキュメントカタログ、及びページ情報を、ボディの後端に追加する(ステップS61-5)。続いて、ページデータ生成部2210は、相互参照表を生成して、生成過程にある分割ファイルにおけるボディの後に追加する(ステップS61-6)。ページデータ生成部2210は、分割ファイルにおけるトレイラーを生成し、生成過程にある分割PDFファイルにおける相互参照表PRの後に追加することで、PDF言語に従った分割ファイルを完成させる(ステップS61-7)。ステップS61-5乃至S61-7の処理は、ステップS31のファイル構造情報を追加する処理と同様である。
1ページ分の分割ファイルが完成してからの処理について、図8に戻って説明を続ける。ページデータ生成部2210は、生成された分割ファイルを印刷データ処理部2220へ送信する(ステップS62)。
印刷データ処理部2220は、受信された分割ファイルを言語解析し、データにアクセスしながらフレームメモリに1ページ分の画像を描画することで印刷画像を生成する。印刷データ処理部2220は、印刷画像を含む印刷指示をプロッタエンジン211へ送信して、印刷処理を実行させる(ステップS63)。プロッタエンジンは印刷処理の指示を受けると、用紙に1ページの印刷画像を転写し、排紙する。
ページデータ生成部2210は、印刷対象のページのデータのうち、分割ファイルの生成が完了していない未処理のページのデータがバッファに含まれているか判断する。未処理のページのデータが含まれていると判断された場合には、画像形成装置20は、ステップS61乃至S63の処理を繰り返す。このようにして、印刷する各ページの画像コンテンツに対応する分割ファイルが生成され、1ページずつ印刷処理が実行される。
印刷対象のすべてのページの印刷処理が完了してから、ページデータ生成部2210は、バッファとして残っている情報を削除する(ステップS64)。これにより、バッファがクリアされた状態で、次のデータの受信待ち状態に遷移するので、バッファに必要な容量は、1ページ分の受信データで足りることになる。
<<<実施形態の変形例A>>>
続いて、実施形態の変形例Aについて、上記の実施形態と異なる点について説明する。実施形態の変形例Aでは、クラウドサービス50において、変換済みのPDFファイルに対する印刷要求が受け付けられた場合の処理について説明する。図10は、通信システムにおける処理の一例を示すシーケンス図である。
クラウドサービス50において、印刷要求が受け付けられると(ステップS1)、ファイル生成部5200は、印刷要求に含まれるファイル名のPDFファイルを記憶部5000から読み込む(ステップS11)。
クラウドサービス50のファイル生成部5200は、読み込まれたファイルのヘッダを参照して、特定情報「%Enable Page Split Mode」が含まれているか検知する(ステップSA)。
ステップSAにおいて特定情報含まれていると検知された場合、クラウドサービス50は、ステップS12乃至S31のファイルの変換処理を実行しない。読み込まれたファイルはすでに複数のPDFファイルに分割可能に変換されているためである。
クラウドサービス50の通信部5100は、ステップS11で読み出されたPDFファイルを含む印刷要求を画像形成装置20へ送信する(ステップS41)。印刷要求を受信した画像形成装置20は、上記の実施形態と同様に印刷処理を実行する。
<<<実施形態の変形例B>>>
続いて、実施形態の変形例Bについて、上記の実施形態と異なる点について説明する。図11は、画像を変換する処理の一例を示すシーケンス図である。
クラウドサービス50のファイル生成部5200が変換ファイルにおける1ページ分のオブジェクトを整列して(ステップS22)、境界情報を付加するたびに(ステップS23)、通信部5100は、境界情報が付加された1ページ分のオブジェクトを画像形成装置20へ送信する(ステップSB1)。
クラウドサービス50のファイル生成部5200によってファイル構造情報が生成されると(ステップS31)、通信部5100は、ファイル構造情報を画像形成装置20へ送信する。なお、ファイル構造情報が画像形成装置20へ送信されることで、最終的に変換ファイルの全体が画像形成装置20へ送信されることになる。これにより、画像形成装置20は、例えば、ページの逆順の印刷など、変換ファイルをページ順に分割して印刷する処理を実行しない印刷要求を受け付けた場合でも、ファイル構造情報に基づいて、印刷条件に応じた印刷処理を実行することができる。なお、クラウドサービス50は、例えば、通信ネットワーク2を介した画像形成装置20との通信により、画像形成装置20が変換ファイルをページ順に分割して印刷することを確認できた場合には、ファイル構造情報を画像形成装置20へ送信しなくてもよい。ただし、この場合でも、クラウドサービス50は、変換ファイルの終端を画像形成装置20へ伝えるため、終端に所定のコメント「%%EOF」を含めて変換ファイルを画像形成装置20へ送信する。
画像形成装置20における処理は上記の実施形態と同様である。ただし、画像形成装置20はクラウドサービス50におけるループ処理が完了する前に印刷処理を開始することができる。
上記のとおり、クラウドサービス50の通信部5100は、変換ファイルの生成過程において、変換ファイルを構築するデータが生成されるたびに、順次、生成されたデータを画像形成装置20へ送信する。送信のタイミングは1ページ分のオブジェクトが生成されるタイミングに限られない。例えば、通信部5100は、ファイル生成部5200によって、所定のサイズのデータが生成されるたびに、生成された所定のサイズのデータを画像形成装置20へ送信してもよい。
<<実施形態の主な効果>>
上記実施形態の画像形成方法によると、クラウドサービス50(情報処理装置の一例)のファイル生成部5200(生成手段の一例)は、複数のページのデータが含まれるPDFファイル(第1の文書ファイルの一例)から、複数のページにおける各ページのデータがページの順に配列されており、各ページのデータの境界を識別するための境界情報(識別情報の一例)が、この配列に含まれた変換ファイル(第2の文書ファイルの一例)を生成する(生成処理の一例)。クラウドサービス50の通信部5100(送信手段の一例)は、ファイル生成部5200によって生成された変換ファイルを画像形成装置20へ送信する(送信処理の一例)。変換ファイルには、文書におけるすべてのページを描画するためのデータが含まれているため、変換ファイルをビュアーで開くことで、文書全体を閲覧することができる。また、変換ファイルにおいて、各ページのデータがページの順に配列されているので、変換ファイルの送信先の画像形成装置20において、転送処理とオーバーラップさせながら印刷処理を実行させることができる。
クラウドサービス50のファイル生成部5200は、ページのデータを構成するページオブジェクト(所定の要素の一例)を、境界情報としてページのデータの端部に並び替えることで変換ファイルを生成する。これにより、画像形成装置20は、ページオブジェクトの位置に基づいて、各ページを描画するためのオブジェクトの位置を特定できるようになる。また、画像形成装置20は、変換ファイルに基づいてページごとの分割ファイルを生成して印刷できるようになるので、画像形成装置20に必要なメモリの容量を低減できる。
クラウドサービス50のファイル生成部5200は、各ページのデータの端部に、境界として所定のコメント「%End Page」(識別情報の一例)を配置して変換ファイルを生成する。これにより、画像形成装置20は、所定のコメントの位置に基づいて、各ページを描画するためのオブジェクトの位置を特定できるようになる。また、画像形成装置20は、変換ファイルに基づいてページごとの分割ファイルを生成して印刷できるようになるので、画像形成装置20に必要なメモリの容量を低減できる。
クラウドサービス50のファイル生成部5200は、各ページのデータがページの順に配列されていることを示すコメント「%Enable Page Split Mode」(配列情報の一例)を含めて変換ファイルを生成する。これにより、変換ファイルを受信した画像形成装置20は、コメントに基づいて、変換ファイルの分割ファイルを生成できるか判別できる。
PDFファイルにおいて、コメント「%Enable Page Split Mode」が含まれている場合に、クラウドサービス50のファイル生成部5200は、新たな変換ファイルを生成せず、通信部5100は、PDFファイルを画像形成装置20へ送信する。これにより、すでにページ順に変換されているPDFファイルについては、再度ファイルを変換することなく画像形成装置20へ送信されるので、印刷時間を短縮することができる。
クラウドサービス50の通信部5100は、ファイル生成部5200によって、変換ファイルを構築するデータが生成されるたびに、順次、生成されたデータを画像形成装置20へ送信する。あるいは、クラウドサービス50の通信部5100は、ファイル生成部5200によって、複数のページにおける1ページ分のデータが生成されるたびに、生成された1ページ分のデータを前記画像形成装置へ送信する。あるいは、クラウドサービス50の通信部5100は、ファイル生成部5200によって、所定のサイズのデータが生成されるたびに、生成された所定のサイズのデータを画像形成装置20へ送信する。これにより、クラウドサービス50は、変換ファイルの生成が完了する前に、各ページのデータを画像形成装置20へ送信できるようになるので、印刷時間を短縮することができる。
画像形成装置20のページデータ生成部(分割手段の一例)は、変換ファイルから、ページごとのデータが分割された分割ファイル(第3の文書ファイルの一例)を生成する。画像形成装置20の印刷データ処理部2220(印刷手段の一例)は、分割ファイルに基づいて印刷する。これにより画像形成装置20は、変換ファイルの全体の転送を待機することなく、分割ファイルに基づいて、印刷処理を実行することができる。
実施例1では、クラウドサービス50が、複数のページのデータが含まれるPDFファイルから、各ページのデータがページの順に配列されており、各ページのデータの境界を識別するための境界情報が、この配列に含まれた変換ファイルを生成した。
しかし、実施例1のPDFファイルを変換してから印刷する技術により画像形成装置20が1ページ目を印刷するまでの時間を短縮できるとしても、ファイルの変換に必要な時間はゼロではないし、変換によりファイルサイズが増大することもあるので、変換対象のPDFファイルによっては、変換した方が早く印刷できるとは限らないという問題があった。
そこで、本実施例では、PDFファイルを変換しないでそのまま印刷した方が効率的であると判断した場合、PDFファイルを変換せずに印刷することで、PDFファイルの印刷時間を短縮する通信システム1について説明する。
なお、実施例1で用いられた図1の全体構成図、図2の端末のハードウェア構成図、図3の画像形成装置20のハードウェア構成図については、本実施例でも援用される。
<機能について>
<<クラウドサービス/端末>>
図12は、本実施例のクラウドサービス50又は端末10の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。なお、クラウドサービス50と同様の機能を端末10が有していてもよい。以下では、クラウドサービス50について説明される機能は端末10が有する場合もある。
本実施例のクラウドサービス50は、通信部21、表示部22、PDFファイル保存部23、データ処理部24、変換条件判断部26、及び、PDF変換部27を有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、ROM102からRAM103上に展開されたクラウドサービス50又は端末10用のプログラム又はアプリに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能である。また、クラウドサービス50は、ROM102、RAM103、又はSSD104により構築される記憶部5000を有する。
Figure 0007172150000001
まず、記憶部5000に構築された変換条件DB28について説明する。表1は、変換条件DB28に記憶されている変換条件を模式的に示す。変換条件DB28には、合致する場合にPDFファイルが変換されない変換条件が記憶されている。逆に、合致する場合にPDFファイルが変換される変換条件が記憶されていてもよい。
(クラウドサービスの機能)
次に、クラウドサービス50が有する機能について説明する。図12の機能がクラウドサービス50の場合、通信部21は、端末10からPDFファイルを受信し、ファイル変換後又は変換していないPDFファイルを画像形成装置20に送信する。図12の機能が端末10の場合、通信部21は、ファイル変換後又は変換していないPDFファイルを画像形成装置20に送信する。
表示部22は、主に端末10の機能である。表示部22は、例えば、タッチパネルによりユーザからの指示を受け付け、また、ユーザへ伝えるメッセージを表示する。
図12の機能がクラウドサービス50の場合、PDFファイル保存部23は、通信部21が取得した印刷対象PDFファイルを一時的に保存する。図12の機能が端末10の場合、ユーザが印刷対象とするPDFファイルを保存している。
データ処理部24は、クラウドサービス50及び端末10で機能が同じである。データ処理部24は、PDF変換モジュール25にPDFファイルの変換が必要か否かの判断を要求し、変換が必要であると判断された場合にはPDF変換モジュール25から変換後のPDFファイルを取得する。変換が必要でないと判断された場合にはPDF変換モジュール25から変換されていないPDFファイルを取得する。また、データ処理部24はファイル変換後又は変換されてないPDFファイルの印刷を画像形成装置20に指示する。
PDF変換モジュール25は、クラウドサービス50及び端末10で機能が同じである。PDF変換モジュール25は変換条件判断部26とPDF変換部27を有している。変換条件判断部26は、変換条件DB28に記憶されている変換条件に基づいて、データ処理部24から送出されたPDFファイルを変換するか否かを判断する。変換条件判断部26がPDFファイルを変換すると判断した場合、PDF変換部27はPDFファイルを逐次処理可能なフォーマットに変換する。変換方法は実施例1にて説明した。PDF変換部27は実施例1のファイル生成部5200に相当する。
<<画像形成装置>>
図13は、本実施例の画像形成装置20の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。本実施例の画像形成装置20は、通信部31、表示部32、及び、印刷部40を有する。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、ROM202からRAM203上に展開された画像形成装置20用のプログラム又はアプリに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能である。また、画像形成装置20は、ROM202、RAM203、NVRAM204、又はHDD205により構築される記憶部2000を有する。
通信部31は、PDFファイルをクラウドサービス50又は端末10から受信する。表示部32はタッチパネルを利用してユーザからの指示を受け付け、また、ユーザへ伝えるメッセージを表示する。
印刷部40は、通信部31が受信したPDFファイル(印刷データ)と印刷指示に基づいて印刷処理を実行する。印刷部40は、更に、印刷データ受信部33、ページデータ生成部34(ページ毎データ生成部35、分割可否判断部36)、データ記憶部37、印刷データ処理部38、及び、転写部39を有している。
印刷データ受信部33は、通信部31が受信したデータのうち、印刷部40に渡されたPDFファイル(印刷データ)を受信し、ページデータ生成部34に印刷を指示する。
ページデータ生成部34は、更に、ページ毎データ生成部35と分割可否判断部36を有し、PDFファイルの分割や生成を行う。分割可否判断部36は、PDFファイルのヘッダPHiの部分を読み込んだ時点で、特定情報を検知すれば、分割ファイルを生成可能であると判断しページ毎データ生成部35に結果を通知する。分割可否判断部36が分割ファイルを生成可能であると判断すると、ページ毎データ生成部35は、クラウドサービス50又は端末10で変換されたPDFファイルをページごとのPDFファイルに分割する。従って、ページデータ生成部34は実施例1のページデータ生成部2210に相当する。
ページデータ生成部34は、ページ毎に分割した又は分割していないPDFファイルをデータ記憶部37へ記憶させる。
印刷データ処理部38は、データ記憶部37に記憶されたPDFファイルを解析して、印刷画像(あるいはPDL(Printer Description Language)で記述された印刷データ)を作成する。転写部39は作成された印刷画像を用紙などのシート材に形成する。
<動作手順>
図14は、本実施例の通信システム1による印刷処理を説明するシーケンス図の一例である。
S1:まず、ユーザが印刷実行を指示する。ユーザは端末10からクラウドサービス50にアクセスしてPDFファイルの印刷を指示するか、又は、端末10を操作してPDFファイルの印刷を指示する。クラウドサービス50の通信部21又は端末10の表示部22は印刷指示を受け付ける。PDFファイルはPDFファイル保存部23に保存され、データ処理部24がPDF変換モジュール25に送出する。
S2:変換条件判断部26は変換条件DB28に変換条件を要求する。
S3:変換条件DB28は変換条件を変換条件判断部26に送出する。
S4:変換条件判断部26は、印刷しようとしているPDFファイルが取り出した変換条件に合致するか、又は、しないかを判断する。
S5:1つでも合致する場合、PDF変換部27はそのPDFファイルをページ毎のPDFファイルに変換せずにそのままデータ処理部24に送出する。
S6:データ処理部24は通信部21を介してPDFファイルを画像形成装置20に送信し、画像形成装置20が印刷する。
S7:印刷しようとしているPDFファイルが取り出した変換条件に合致しない場合、変換条件判断部26は全ての変換条件を調べたか否かを判断し、調べ終えていない場合、変換条件判断部26は次の変換条件を取り出す(S2、S3)。変換条件DB28には複数の変換条件が格納されているためである。
S8:全ての変換条件を調べた結果、全ての変換条件に合致しない場合、PDF変換部27は印刷しようとしているPDFファイルをページ毎のPDFファイルに変換する。
S9:クラウドサービス50又は端末10のデータ処理部24は印刷要求を生成すると共に、変換されたPDFファイルを通信部21に送信させる。
S10:通信部21は印刷要求とPDFファイルを画像形成装置20に送信し、画像形成装置の20の通信部31が受信する。印刷部40はページ毎のPDFファイルへの分割が必要かどうかを判断し、必要であれば分割してから印刷し、必要でなければそのまま印刷する。
このように、本実施例ではPDFファイルを変換しないでそのまま印刷した方が効率的と判断した場合、PDFファイルを変換しないで印刷するので、PDFファイルの印刷時間を短縮することができる。
<ユーザによる変換条件の設定>
一部の変換条件はユーザが変換条件の値を指定することも可能であり、図15,図16を用いて、変換条件の指定方法について説明する。
図15は、ユーザが指定可能な変換条件の一例を示す。図15では、ページ数、オブジェクト数、ファイルサイズ、及び、フォント数のそれぞれについて下限値と上限値が対応付けて示されている。下限値と上限値により、以下の判断条件の値が設定される
・PDFファイルのページ数が指定ページ以下、又は以上
・PDFファイルのオブジェクトの数が指定数以下、又は以上
・PDFファイルのファイルサイズが指定サイズ以下、又は以上
・PDFファイルに埋め込まれているフォントの数が指定数以下、又は以上
各値が0又は未指定の場合には、制限がないことを示している。
例えば、図15の表のように指定されている場合、PDF変換モジュール25が変換条件DB28から取り出す事が可能な変換条件は、以下の4つとなる。
・変換対象でないPDFファイルのページ数は2以下。つまり、PDFファイルのページ数が2以下の場合、PDFファイルは変換対象でない。
・変換対象でないPDFファイルのオブジェクト数は10以下。つまり、PDFファイルのオブジェクト数が10以下の場合、PDFファイルは変換対象でない。
・変換対象でないPDFファイルのファイルサイズは1000〔kbyte〕。つまり、PDFファイルのファイルサイズが1〔kbyte〕以下の場合、PDFファイルは変換対象でない。
・変換対象のPDFファイルのフォント数は5000。つまり、PDFファイルのフォント数が5000以下の場合、PDFファイルは変換対象でない。
図16は、ユーザが指定可能な変換条件の入力画面501の一例を説明する図である。図16は、クラウドサービス50又は端末10がPDFファイルの変換条件の範囲をユーザが指定する画面である。変換条件の入力画面501は、ページ数、オブジェクト数、ファイルサイズ、及び、フォント数のそれぞれについて、上限と下限を指定できるようになっている。図15と同様に、0又は空欄の場合には、制限されていないことを示す。
図16の例では、ページ数の下限が0、上限が2になっているので、2ページ以下のページ数のPDFファイルが変換されないことを示している。ページ数以外のオブジェクト数では10以下、ファイルサイズは1〔Mbyte〕以下、フォント数は5000以下の場合、変換されないことを示している。このように、ユーザは変換条件に任意の値を設定できる。
<まとめ>
以上説明したように、本実施例の通信システム1は、予め設定された変換条件に合致するPDFファイルが印刷される時には、PDFファイルを逐次処理可能な形式へ変換せずに印刷するので、印刷時間を短縮できる。また、変換条件をユーザが設定できる。
<<実施形態の補足>>
端末10、画像形成装置20、及びクラウドサービス50用のプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記記録媒体の他の例として、CD-R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイディスク等が挙げられる。また、上記記録媒体、あるいは、これらプログラムが記憶されたHD(Hard Disk)は、プログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ提供できる。
また、上記実施形態における端末10、画像形成装置20、及びクラウドサービス50は、単一の装置によって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数の装置によって構築されていてもよい。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路を含むプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
なお、変換条件判断部26は判断手段の一例であり、表示部22は表示制御手段の一例であり、変換条件DB28は変換条件記憶手段の一例である。
1 通信システム
2 通信ネットワーク
10 端末
20 画像形成装置
50 クラウドサービス
2000 記憶部
2100 通信部
2210 ページデータ生成部
2220 印刷データ処理部
5000 記憶部
5100 通信部
5200 ファイル生成部
特開2004-348622号公報

Claims (11)

  1. 複数のページのデータが含まれる第1の文書ファイルから、前記複数のページにおける各ページのデータがページの順に配列されており、前記各ページのデータの境界を識別するための識別情報が前記配列に含まれた第2の文書ファイルを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された前記第2の文書ファイルを画像形成装置へ送信する送信手段と、を有し、
    前記生成手段は、各ページのデータがページの順に配列されていることを示す配列情報を含めて前記第2の文書ファイルを生成し、
    前記第1の文書ファイルにおいて、各ページのデータがページの順に配列されていることを示す前記配列情報が含まれている場合に、前記生成手段は、前記第2の文書ファイルを生成せず、前記送信手段は、前記第1の文書ファイルを、前記画像形成装置へ送信し、
    前記送信手段は、前記生成手段によって、前記第2の文書ファイルを構築するデータが生成されるたびに、順次、前記生成されたデータを前記画像形成装置へ送信する情報処理装置。
  2. 前記生成手段は、前記ページのデータを構成する所定の要素を、前記識別情報として該ページのデータの端部に並び替えて前記第2の文書ファイルを生成する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成手段は、各ページのデータの境界として、所定の前記識別情報を配置して前記第2の文書ファイルを生成する請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記送信手段は、前記生成手段によって、前記複数のページにおける1ページ分のデータが生成されるたびに、生成された前記1ページ分のデータを前記画像形成装置へ送信する請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記送信手段は、前記生成手段によって、所定のサイズのデータが生成されるたびに、生成された前記所定のサイズのデータを前記画像形成装置へ送信する請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の情報処理装置と、
    前記画像形成装置と、
    を有する通信システム。
  7. 前記画像形成装置は、
    前記第2の文書ファイルから、ページごとのデータが分割された第3の文書ファイルを生成する分割手段と、
    前記第3の文書ファイルに基づいて印刷する印刷手段と、
    を有する請求項6に記載の通信システム。
  8. 情報処理装置と画像形成装置とを有する通信システムであって、
    前記情報処理装置は、
    複数のページのデータが含まれる第1の文書ファイルから、前記複数のページにおける各ページのデータがページの順に配列されており、前記各ページのデータの境界を識別するための識別情報が前記配列に含まれた第2の文書ファイルを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された前記第2の文書ファイルを画像形成装置へ送信する送信手段と、を有し、
    前記生成手段は、各ページのデータがページの順に配列されていることを示す配列情報を含めて前記第2の文書ファイルを生成し、
    前記第1の文書ファイルにおいて、各ページのデータがページの順に配列されていることを示す前記配列情報が含まれている場合に、前記生成手段は、前記第2の文書ファイルを生成せず、前記送信手段は、前記第1の文書ファイルを、前記画像形成装置へ送信し、
    前記画像形成装置は、
    前記第2の文書ファイルから、ページごとのデータが分割された第3の文書ファイルを生成する分割手段と、
    前記第3の文書ファイルに基づいて印刷する印刷手段と、
    を有する通信システム。
  9. 情報処理装置と画像形成装置とを有する通信システムであって、
    前記情報処理装置は、
    複数のページのデータが含まれる第1の文書ファイルから、前記複数のページにおける各ページのデータがページの順に配列されており、前記各ページのデータの境界を識別するための識別情報が前記配列に含まれた第2の文書ファイルを生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された前記第2の文書ファイルを画像形成装置へ送信する送信手段と、を有し、
    前記生成手段は、各ページのデータがページの順に配列されていることを示す配列情報を含めて前記第2の文書ファイルを生成し、
    前記第1の文書ファイルにおいて、各ページのデータがページの順に配列されていることを示す前記配列情報が含まれている場合に、前記生成手段は、前記第2の文書ファイルを生成せず、前記送信手段は、前記第1の文書ファイルを、前記画像形成装置へ送信し、
    前記送信手段は、前記生成手段によって、前記第2の文書ファイルを構築するデータが生成されるたびに、順次、前記生成されたデータを前記画像形成装置へ送信する通信システム。
  10. 情報処理装置に、
    複数のページのデータが含まれる第1の文書ファイルから、前記複数のページにおける各ページのデータがページの順に配列されており、前記各ページのデータの境界を識別するための識別情報が前記配列に含まれた第2の文書ファイルを生成する生成処理と、
    前記生成処理によって生成された前記第2の文書ファイルを画像形成装置へ送信する送信処理と、を実行させ、
    前記生成処理は、各ページのデータがページの順に配列されていることを示す配列情報を含めて前記第2の文書ファイルを生成し、
    前記第1の文書ファイルにおいて、各ページのデータがページの順に配列されていることを示す前記配列情報が含まれている場合に、前記生成処理は、前記第2の文書ファイルを生成せず、前記送信処理は、前記第1の文書ファイルを、前記画像形成装置へ送信し、
    前記送信処理は、前記生成処理によって、前記第2の文書ファイルを構築するデータが生成されるたびに、順次、前記生成されたデータを前記画像形成装置へ送信する画像形成方法。
  11. 情報処理装置に、
    複数のページのデータが含まれる第1の文書ファイルから、前記複数のページにおける各ページのデータがページの順に配列されており、前記各ページのデータの境界を識別するための識別情報が前記配列に含まれた第2の文書ファイルを生成する生成処理と、
    前記生成処理によって生成された前記第2の文書ファイルを画像形成装置へ送信する送信処理と、を実行させ、
    前記生成処理は、各ページのデータがページの順に配列されていることを示す配列情報を含めて前記第2の文書ファイルを生成し、
    前記第1の文書ファイルにおいて、各ページのデータがページの順に配列されていることを示す前記配列情報が含まれている場合に、前記生成処理は、前記第2の文書ファイルを生成せず、前記送信処理は、前記第1の文書ファイルを、前記画像形成装置へ送信し、
    前記送信処理は、前記生成処理によって、前記第2の文書ファイルを構築するデータが生成されるたびに、順次、前記生成されたデータを前記画像形成装置へ送信するプログラム。
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