JP2015047556A - 機能性流動材の塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】充填ノズル34に対する充填口54の挿入操作を楽に素早く行うことができて塗装効率が向上する機能性流動材の塗布装置1を提供する。
【解決手段】充填口54が充填ノズル34と芯ずれしていても、充填口54を充填ノズル34に挿入する際、充填口54が充填ノズル34の内周壁に当接する。このため、充填口54の挿入方向Lとは直角の向きに生じる分力が働き、充填ノズル34が充填ノズル34の軸方向に直角となる軸直角方向N(横方向W)に摺動し、充填ノズル34に対する充填口54の芯合せが自動的に行われる。これにより、充填ノズル34に対する充填口54の挿入操作を楽に素早く行えて塗装効率の向上に寄与する。
【選択図】図4

Description

本発明は、シール材、コーキング材や接着剤などの機能性流動材を板素材の合わせ目などに沿って塗布する機能性流動材の塗布装置に係り、とりわけ、機能性流動材の塗布工程において、車体(乗用車を含む)の継ぎ目部やドアの折返し部にシール材を塗布する機能性流動材の塗布装置に関する。
一般に、車体は複数のパネル部材により構成されている。これらパネル部材の相互の継ぎ目部や折返し部には、車両の製造現場でシール材が塗布されて、シール材による防水、防錆、防塵および防音などを図っている。
シール材の塗布は、多関節ロボットの自動制御により行われ、そのアームの先端にシール材の吐出ガンを保持させ、吐出ガンからシール材を吐出させるようにしている。
多関節ロボットを用いてシール材を塗布する技術の改良は、車体の継ぎ目部やドアの折返し部などの塗布部位に対する位置ずれや塗布むらをなくす観点から行われている(例えば、特許文献1−5参照)。
特許文献1では、吐出ガンに複数の吐出孔を設け、吐出孔から多条のビードを吐出する塗布方法を開示している。特許文献2では、吐出ガンの移動速度に比例して吐出流量を変化させるように制御する塗布方法が記載されている。
特許文献3では、車体に塗布されたシール材にエアを吹き付けて塗布位置の修正を行う塗布装置の開示がある。特許文献4では、スプリングなどのばね部材を用いて吐出ノズルの位置を安定させる塗布装置が示されている。
特許文献5では、機能性流動材を吐出ガンに供給する供給機と、機能性流動材を充填口から充填筒部に充填する充填ユニットを備えている。
特開平4−7056号公報 特開平5−231546号公報 特開平5−293412号公報 特開平5−293415号公報 特開2004−154733号公報
近年では、製造コストの低減化を図るため、多関節ロボットや吐出安定化技術の導入により、作業工数や設備コストの削減が推進されている。
ところが、シール材などの機能性流動材の塗布工程は、特許文献1−4に示されているように、繁雑な作業を要し、高価な装置を必要とし、作業工数や設備コストの削減を妨げる要因となっている。この点を鑑みて、特許文献5では、機能性流動材を吐出ガンまで長距離の配管で液送する必要をなくし、配管長を大幅に短縮し、もって作業工数や設備コストの削減を図っている。
特許文献5では、作業工数や設備コストの削減を達成しながらも、充填口を充填ノズルに挿入する操作時、充填口が充填ノズルと芯ずれしている場合には即応することができない。すなわち、塗装工程での長期操業に伴い、塗装装置を構成する機械部品などの経年変化により、充填口が充填ノズルと芯ずれする場合が考えられる。
この場合、充填口が充填ノズルと適切に連通しないため、充填口を充填ノズルに挿入し直す再挿入操作を必要とし、塗装の作業性が低下する不都合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、シール材などの機能性流動材の塗布工程において、作業工数および設備コストの削減に寄与できるとともに、機能性流動材を充填ノズルから充填口へ充填する際、充填口と充填ノズルとの芯合せが自動的に行われて、充填操作性が向上する機能性流動材の塗布装置を提供することにある。
(請求項1について)
機能性流動材の塗布装置において、吐出ガンは、ロボットアームの先端に保持されて、機能性流動材を所定の部位に塗布する。供給機は、吐出ガンに付設されており、充填口および充填室を有する。供給機により、機能性流動材を充填室に充填するとともに、充填された機能性流動材を吐出ガンに供給する。
充填ユニットは、ロボットアームの近傍に設置され、貯留槽、送液ポンプおよび充填ノズルを有して機能性流動材を充填口から充填室へ充填する。充填ノズルは、充填ユニットに設けられ、機能性流動材を充填口を介して充填室へ充填する際、充填口が連通状態に挿入される。下窄みテーパ部は、充填口の外周部に形成されている。
スライド機構は、充填ノズルを充填ノズルの軸方向に直角である軸直角方向に摺動可能に設置している。
充填口が充填ノズルと芯ずれしていても、充填口を充填ノズルに挿入する際、充填口の下窄みテーパ部が充填ノズルの内周壁に当接しながら挿入力を働かす。このため、充填口の挿入方向とは直角の向きに分力が生じる。この分力により、充填ノズルが軸直角方向に摺動し、充填ノズルに対する充填口の芯合せが行われる。
請求項1では、機能性流動材を貯留した貯留槽から吐出ガンまで液送するための長距離配管(長距離ホース)が不要となり、貯留槽から充填ノズルまでの比較的短い短距離配管で十分となる。
配管が短くなることに伴い、機能性流動材を温度調節する温調装置や機能性流動材を液送する送液ポンプは、従来ほどの調温能力や汲揚げ能力を必要とせず、機構が簡素でより安価なものを採用することができ、総じて設備コストを削減することができる。
温調装置や送液ポンプは、機構が簡素でより安価なものでよいため、メンテナンスが容易になる。また、配管の短縮化により、配管の残液の抜き出し、取り出し、解体および清掃などの作業が容易となり作業工数を削減することができる。
また、充填口が充填ノズルと芯ずれしていても、充填口を充填ノズルに挿入する際、充填口の下窄みテーパ部が充填ノズルの内周壁に当接しながら挿入力を働かせる。
このため、充填口の挿入方向とは直角の向きに生じる分力が働き、この結果、充填ノズルが軸直角方向に摺動し、充填ノズルに対する充填口の芯合せが自動的に行われる。
すなわち、充填口が充填ノズルと芯ずれしていても、充填口を充填ノズルに芯合わせすべく、前後左右に動かして微調整しつつ充填ノズルに挿入する必要がなくなる。
これにより、充填ノズルに対する充填口の挿入操作を楽に素早く行うことができて塗装効率の向上に寄与する。
(請求項2について)
スライド機構は、充填ノズルに連結されて機能性流動材を充填ノズルに導く筒状体と、筒状体を軸周りに回転可能に支持するスラスト軸受とを具備する。筒状体をスラスト軸受に対して摺動させることにより、充填ノズルを軸直角方向に摺動可能にしている。
請求項2では、スライド機構を筒状体とスラスト軸受とから構成したので、既存の部材から簡素な構成で実現することができてコスト的に有利である。筒状体を軸周りに回転可能に支持するスラスト軸受を利用して、充填ノズルを軸直角方向に摺動させているので、部品点数が増加せずコスト的に有利である。
(請求項3について)
スライド機構は、充填ノズルに連結されて機能性流動材を充填ノズルに導く幅広皿部と、充填ノズルの基端部に一体形成されて幅広皿部の底部に対して摺動可能に設置されたフランジ盤部と、幅広皿部の縁部から中心方向に延出されてフランジ盤部が摺動可能で抜止め状態に当接する当接盤とを具備している。
フランジ盤部を幅広皿部の底部に対して摺動させることにより、充填ノズルを軸直角方向に摺動可能にしている。
請求項3では、スライド機構を幅広皿部、フランジ盤部および当接盤といった既存の部材から構成することにより、構成が簡素となりコスト的にも有利である。
(請求項4について)
充填ノズルは、充填口の下窄みテーパ部に対応するように、ラッパ状を成す漏斗型の上広がりテーパ部を形成している。
請求項4では、充填口が充填ノズルと芯ずれしていても、充填ノズルに対する充填口への挿入に伴い、下窄みテーパ部が上広がりテーパ部の内周壁に当接しながら挿入力を働かす。
この場合、上広がりテーパ部を設けたことにより、充填口を充填ノズル内に挿入させ易くなり、充填ノズルに対する充填口の挿入操作をより楽に素早く行うことができて塗装効率の向上する寄与する。
(請求項5について)
機能性流動材はシール材である。このため、車両の製造現場で乗用車などの車体の継ぎ目部やドアの折返し部に塗布する機能性流動材として好適である。
機能性流動材の塗布装置を示す概略的模式図である(実施例1)。 基台箱ユニット上に設置された連結多筒体を示す縦断面図である(実施例1)。 塗布ユニットロボットアームの先端に保持された吐出ガンを供給機とともに示す縦断面図である(実施例1)。 充填口を充填ノズルに挿入させる際の吐出ガン、供給機および連結多筒体の充填ノズルを示す正面図である(実施例1)。 充填口を充填ノズルに挿入させた際、吐出ガン、供給機および連結多筒体の充填ノズルを示す正面図である(実施例1)。 充填口を充填ノズルに挿入させる際、吐出ガン、供給機および充填ノズルを一部断面して示す正面図である(実施例2)。
本発明に係る機能性流動材の塗布装置では、充填口が充填ノズルと芯ずれしていても、充填口を充填ノズルに挿入した際、充填口が充填ノズルの内周壁に当接し、挿入方向に対して直角の向きに分力が働く。この分力により、充填ノズルが軸直角方向に摺動し、充填ノズルに対する充填口の芯合せが自動的に行われるように構成している。
〔実施例1の構成〕
本発明の実施例1を図1ないし図4に基づいて説明する。
本発明に係る機能性流動材の塗布装置1は、図1に示すように、塗布ユニット2および充填ユニット3を備えている。前者の塗布ユニット2は、充填されたシール材を塗布部位に塗布し、後者の充填ユニット3は、塗布ユニット2の近傍に設置されており、塗布ユニット2にシール材を液送して充填する。
斯かる塗布ユニット2は、後述する多関節ロボット6のアーム部63の先端に保持されており、シール材を塗布部位に塗布するための吐出ガン4と供給機5と多関節ロボット6から成る。多関節ロボット6は、旋回軸部62を固定基台61上に立設状態に連結している。
供給機5は、充填されたシール材を吐出ガン4に供給し、多関節ロボット6は、吐出ガン4を供給機5とともに目的の場所に移動させる。
吐出ガン4および供給機5は、図2に示すように、一体となってアーム部63の先端に保持されている。供給機5は、サーボモータ(図示せず)の駆動により、図示下方に前進するプランジャー51と、プランジャー51が往復変位することにより、容積が増減してシール材を一時的に蓄える充填室を構成する充填筒部52を備えている。
さらに、供給機5は、充填筒部52と吐出ガン4とを連通させ、吐出ガン4にシール材を供給する時、シール材を流す供給通路53を備えている。
供給機5の先端には、充填ユニット3からシール材が充填される際、シール材を流す筒状の充填口54と、充填筒部52にシール材を充填する時に開放され、充填口54を充填筒部52に連通させるボール状のチェックバルブ55とが設けられている。このチェックバルブ55は、常には、スプリング部材55aの付勢力により充填口54を閉鎖している。
吐出ガン4は、その先端部に吐出通路41を有する噴出ノズル42を設けている。本体部53Aには、供給機5の第1供給通路53と連通する第2供給通路43を設けているとともに、バルブ44、ピストン45、ロッド46および空気通路47とを備えている。
バルブ44は、シール材の吐出時に開放されて吐出通路41を第2供給通路43と連通させ、ピストン45は、調圧された圧縮空気により押圧されてバルブ44を開弁方向に移動させる。
ロッド46は、バルブ44をピストン45の移動に連動させ、空気通路47は圧縮空気の導入および排出を行うために設けられている。ピストン45には、バルブ44を閉弁させる方向に付勢するピストンばね48が付設されている。
充填ユニット3は、図1に示すように、シール材を調整して蓄えておく貯留槽31と、シール材を液送して供給機5にシール材を充填する送液ポンプ32と、シール材の液送を停止する際に閉弁される閉止バルブ33と、充填ノズル34とを備える。
充填ノズル34は、筒状を成しており、シール材を供給機5に充填する際に充填口54が挿入されるようになっている。
充填ノズル34の直下には、図3に示すように、喉管分34a、連結筒34b、スライド機構34c、段付き筒部34dおよび連結筒部34eが長手方向Hに同軸で連通するように積層されて成る連結多筒体34gを構成している。
連結多筒体34gの連結筒部34eは、図1に示すように、キャスター34hを設けた基台箱ユニット34iに立設されている。基台箱ユニット34iは、キャスター34hを有するものの、必要な場合には、固定枠体34jに嵌めることにより、移動できないように固定することもできる。
送液ポンプ32と閉止バルブ33とは、第1配管35で連結され、閉止バルブ33と充填ノズル34とは、第2配管36、第3配管36aおよび連結多筒体34gを介して連結されている。第3配管36aは、基台箱ユニット34i内に配設されている。
第1配管35では、閉止バルブ33の近傍に、シール材の粘度を調整するための温調装置37が装着されている。温調装置37は、冷温水を熱媒体としてシェル側に流すシェル&チューブ型の熱交換器を構成する。
スライド機構34cは、周囲に縁部34kを形成した基台皿体34mに横方向Wに摺動可能に設置された筒状体34nを有している。縁部34kの内径D1は筒状体34nの外径D2よりも所定の摺動寸法だけ大きく設定されている。筒状体34nは、基底部34pを基台皿34m上に当接状態に設置されている。
基底部34pは、縁部34kの内径D1と筒状体34nの外径D2との差に相当する第1寸法範囲{K=(D1−D2)/2}で、基台皿体34mに対して横方向Wに摺動できるようになっている。この場合、横方向Wは、充填ノズル34の軸方向Mに直角である軸直角方向Nに合致するものである。
筒状体34nの先端部は、中央透孔34qを有する天井部34rを設けている。天井部34rは、中央透孔34qが連結筒34bの基端部34sに連通するように連結固定されている。筒状体34nの内壁部中央には、中心方向に凸状に延出する環状のリング壁部34tを筒状体34nと同芯となるように形成している。
筒状体34nには、支軸筒部34uが筒状体34nと同芯となるように配置されている。支軸筒部34uの基端部34vは、基台皿体34mの中央部に抜止め状態に取り付けられ、先端部は径小な筒部34wとなって、中央透孔34q内に環状空隙Gを介して配置されている。これにより、筒部34wに対する連結筒34bの連通状態を保ったまま、筒状体34nは基台皿体34mを横方向Wに摺動することができる。
支軸筒部34uの上端部には、第1支持リング34xが設けられ、下端部には第2支持リング34yが設けられている。第1支持リング34xとリング壁部34tの上面との間には第1スラスト軸受38が配され、第2支持リング34yとリング壁部34tの下面との間には第2スラスト軸受39が配されている。
第1スラスト軸受38および第2スラスト軸受39により、筒状体34nを軸周りに回転可能に支持している。
筒状体34nを第1スラスト軸受38および第2スラスト軸受39に対して摺動させることにより、筒状体34nが連結筒34b、充填ノズル34および喉管分34aと一体となって横方向Wの同一面上で第1寸法範囲K{(D1−D2)/2}内で摺動可能となる。
支軸筒部34uの筒部34wには、中央透孔34qの下面側の外周縁部に摺動可能に当接する摺接リング盤70が装着されている。シール材が支軸筒部34uの筒部34wから連結筒34bに通過する際、シール材が摺接リング盤70に遮られるため、シール材が不用意に中央透孔34qから筒状体34n内に垂れ落ちない。
なお、図4に示すように、充填口54の下端部は、先細り状の下窄みテーパ部71を形成し、充填ノズル34の上端部は、ラッパ状を成す漏斗型の上広がりテーパ部72を形成している。下窄みテーパ部71の下端外径S1を上広がりテーパ部72の内径S2よりも小さく設定している(S1<S2)。(S2−S1)/2の数式により算出される値を第2寸法範囲Qとすると、第2寸法範囲Qを第1寸法範囲Kに相当する値に設定している。図4では、この寸法関係を明確化のため便宜上誇張して記載している。
下窄みテーパ部71および上広がりテーパ部72を設けたため、充填口54を充填ノズル34内に挿入する際、充填口54の下窄みテーパ部71を充填ノズル34の上広がりテーパ部72内に挿入させ易くなり、充填ノズル34に対する充填口54の挿入操作をより楽に素早く行うことができて塗装効率の向上に寄与する。
〔実施例1の作用〕
供給機5にシール材を充填する際、図4に示すように、多関節ロボット6に旋回部62とアーム部63の関節部を移動させて、充填口54を充填ノズル34内に挿入する操作を行う。
この際、図4に芯線J1、J2で示すよう、充填口54が充填ノズル34と寸法差Eだけ芯ずれしている場合がある。この場合に、充填口54を充填ノズル34に挿入する際、充填口54における下窄みテーパ部71が充填ノズル34における上広がりテーパ部72の内周壁に当接する。
このため、充填口54の挿入方向Lとは直角の向きに生じる分力(軸直角分力)により、充填ノズル34が軸直角方向N(横方向W)に摺動する。この結果、充填ノズル34に対する充填口54の芯合せが自動的に行われ、図5に示すように、充填口54が充填ノズル34に支障なく挿入される。
この状態で、送液ポンプ32を起動し、閉止バルブ33を開弁すると、シール材が貯留槽31から第1配管35へ送り出され、温調装置37を通過する際にシール材の粘度が調整される。
ついで、シール材は、第2配管36、第3配管36a、連結多筒体34gの連結筒部34e、段付き筒部34d、スライド機構34cの支軸筒部34u、連結筒34b、喉管分34a、充填ノズル34および充填口54を通過し、動圧力によりスプリング部材55aの付勢力に抗してチェックバルブ55を押し開ける。
これにより、シール材は充填筒部52内に流入し、プランジャー51を押し上げながら充填筒部52内に充填される。
シール材が充填筒部52内に所定量だけ充填されると、閉止バルブ33は閉弁されて送液ポンプ32が停止する。この際、チェックバルブ55に対する動圧力が解除されるため、チェックバルブ55は、スプリング部材55aの付勢力により元の位置に復帰移動し、充填口54と充填筒部52との間が閉鎖する。
次に、充填筒部52に充填したシール材を塗布部位に塗布するため、多関節ロボット6の旋回軸部62とアーム部63の関節部を移動させて、吐出ガン4の噴出ノズル42を塗布部位に対応させる(図2参照)。吐出ガン4の対応位置を決めた後、調圧された圧縮空気を空気通路47から吐出ガン4内に圧送する。
これにより、ピストン45が押し上げられて、ロッド46を介してバルブ44を開弁するため、第1供給通路53が第2供給通路43を介して噴出ノズル42の吐出通路41と連通する。
この状態でプランジャー51のサーボモータを起動し、プランジャー51を押し下げる。これに伴い、充填筒部52内のシール材を第1供給通路53、第2供給通路43および吐出通路41を順に通過させて噴出ノズル42の吐出口からビード状に吐出させる。
噴出ノズル42から吐出するビードの断面形状は、噴出ノズル42の吐出口形状によって長方形、楕円形、凹形状あるいは凸形状など種々に変更することができる。塗布部位の位置、形状などに応じて噴出ノズル42を取り替えてビードの断面形状を所望のものに変更することができる。
シール材の塗布が終了した後、圧縮空気を空気通路47から排出し、バルブ44を閉弁し、プランジャー51のサーボモータを停止する。その後、多関節ロボット6の旋回軸部62とアーム部63の関節部を移動し、供給機器5および充填口54を充填ノズル34に近接挿入させ、再びシール材を充填筒部位52内に充填する。以後、上記と同様な操作を繰り返して塗装作業を完了する。
なお、塗布装置1の操作は、コンピュータ(CPU)による自動制御で実行可能であり、自動制御が不要な場合には自動制御を解除して手動操作に切り替えることができる。
〔実施例1の効果〕
本発明の塗布装置1により、シール材を貯留槽31から吐出ガン4まで液送するための長距離配管(長距離ホース)が不要となり、貯留槽31から充填ノズル34までの比較的短い短距離配管で十分となる。
配管が短くなることに伴い、温調装置37や送液ポンプ32は、従来ほどの調温能力や汲揚げ能力を必要とせず、機構が簡素でより安価なものを採用することができ、総じて設備コストを削減することができる。
温調装置37や送液ポンプ32は、機構が簡素でより安価なものでよいため、メンテナンスが容易になる。また、配管の短縮化により、配管の残液の抜き出し、取り出し、解体および清掃などの作業が容易となり作業工数を削減することができる。
また、塗装工程での長期操業に伴い、塗装装置を構成する機械部品などの経年変化により、充填口54が充填ノズル34と芯ずれする場合が考えられる。
この場合のように、充填口54が充填ノズル34と芯ずれしていても、充填口54を充填ノズル34に挿入する際、充填口54の下窄みテーパ部71が充填ノズル34の上広がりテーパ部72の内周壁に当接しながら挿入力を働かす。
このため、上広がりテーパ部72には、充填口54の挿入方向Lとは直角の向きに生じる分力が働く。この結果、充填ノズル34が軸直角方向N(横方向W)に摺動し、充填ノズル34に対する充填口54の芯合せが自動的に行われる。
すなわち、充填口54が充填ノズル34と芯ずれしていても、充填口54を充填ノズル34に芯合わせすべく、横方向Wと同一面上で前後左右に動かして微調整しつつ充填ノズル34に挿入する必要がなくなる。これにより、充填ノズル34に対する充填口54の挿入操作を楽に素早く行うことができて塗装効率の向上に寄与する。
なお、上述の説明では、便宜上、充填ノズル34の摺動について述べたが、充填ノズル34の摺動は、スライド機構34cの筒状体34n、連結筒34bおよび喉管分34aと一体的に行われるものである。
また、上記実施例1では、充填口54に下窄みテーパ部71を形成し、充填ノズル34に上広がりテーパ部72を形成した。この場合、充填ノズル34は筒状を成すため、充填口54が充填ノズル34と芯ずれしても下窄みテーパ部71が充填ノズル34の内周壁に当接するので、上広がりテーパ部72は省略して下窄みテーパ部71のみを設けてもよい。
〔実施例2の構成〕
図6は本発明の実施例2を示す。実施例2が実施例1と異なるところは、実施例1の連結多筒体34gのうち、充填ノズル34、喉管分34a、連結筒34bおよびスライド機構34cを省き、新たなスライド機構74を設けたことである。
スライド機構74は、管状の充填ノズル75および段付き筒部34dに連通する中心透孔部76を形成した幅広皿部77を有している。これにより、充填ノズル75は、幅広皿部77の中心透孔部76を介して段付き筒部34dに連通する。
充填ノズル75の先端部は、充填口54の下窄みテーパ部71に対応する上広がりテーパ部78を有している。充填ノズル75の基端部は、幅広皿部77の内底部77aに対して摺動可能に設置されたフランジ盤部80を一体形成している。
フランジ盤部80の外径D3は、幅広皿部77の縁部77bの内径D4よりも小さく設定されている。
これにより、充填ノズル75は、中心透孔部76との連通状態を保ったまま、幅広皿部77の内底部77aを所定の寸法範囲{F=(D4−D3)/2}で横方向Wに摺動できるようになっている。
幅広皿部77の縁部77bには、中心方向に延出されてフランジ盤部80に摺動可能に面接触状態で抜止め状態に当接する当接盤81を形成している。これにより、フランジ盤部80を幅広皿部77の内底部77aに対して摺動させることができ、もって充填ノズル75を軸直角方向N(横方向W)に摺動可能にしている。
実施例2では、スライド機構74を幅広皿部77、フランジ盤部80および当接盤81といった既存の部材から構成することにより、構成が簡素となりコスト的にも有利である。
なお、幅広皿部77の内底部77aとフランジ盤部80との間には、微小径のマイクロスチールボール(図示せず)を配し、両部材間の滑りを良好にすることにより、内底部77aに対してフランジ盤部80が素早く移動できるようにしてもよい。
〔変形例〕
(a)本発明の実施例1、2では、車両(自動車を含む)の製造工程における車体のパネル部材の相互の継ぎ目部や折返し部へのシール材の塗布装置を対象とした。これに限らず、船舶、航空機、電気・電子機器、その他の精密機器などの製造工程における接着剤やシール材の塗布、ならびに建築・土木材料などにおける接着剤、シール材やコーキング材の塗布にも適用することができる。
(b)実施例1、2では、吐出ガン4と供給機5とが別体として説明したが、吐出ガン4と供給機器5とを併せ持った一体物として形成してもよい。この際、吐出ガン4の噴射ノズル42を機能性流動材の吐出口として使用するだけでなく、充填口として利用してもよい。また、供給機5に噴射ノズル42を装着し、噴射ノズル42に至る供給通路を供給機5の内部に別途に設けてもよい。
(c)供給機5のプランジャー51の押し下げは、サーボモータを用いたが、油圧駆動方式を使用してもよい。供給機5へのシール材の充填方法としては、送液ポンプ32による圧送方式を用いたが、油圧駆動あるいはサーボモータによるプランジャー51の引き上げによりシール材を吸引してもよい。また、供給機5内に減圧通路を設けておき、アスピレータや真空ポンプなどによりシール材を吸引してもよい。
(d)閉止バルブ33の近傍に温調装置37を設けたが、使用条件や機能性流動材の種類に応じて温調および保温導体を変更してもよい。
この際、吐出ガン4、供給機5、閉止バルブ33、充填ノズル34、第1配管35および第2配管36のうち何れか一つあるいは複数に温調装置37を装着してもよい。温調装置37が不要な場合には省いてもよい。
(e)温調装置37には、冷温水を熱媒体としてシェル側に流すシェル&チューブ型の熱交換器を用いたが、熱交換器としては、外側に熱媒体を流す二重管型、被加熱体を流す主配管に熱媒体を流す配管を巻き付けて接触させた抱合せ型などでもよい。
熱媒体にあっては、より高温のものが必要な場合、スチームなどを用いてもよい。熱媒体の代わりに、電気ヒータを用いて温調してもよい。
(f)供給機5に付設する吐出ガン4は、単一にかぎらず、二機、三機など複数機にわたって設けてもよい。
また、アーム部63の先端に、供給機5と吐出ガン4の複数セットを保持させ、同数の充填ユニット3を揃えておくことにより、供給機5や吐出ガン4の交換を行うことなく、互いに異なる複数種の機能性流動材の塗布操作が可能となる。
(g)固定基台61により位置決めを行う多関節ロボット6を用いたが、多関節ロボット6は充填ユニット3とともに、車輪の取付により移動可能なものにしてもよい。
本発明の機能性流動材の塗布装置では、充填口が充填ノズルと芯ずれしていても、充填口を充填ノズルに挿入した際、充填ノズルが軸直角方向に摺動し、充填ノズルに対する充填口の芯合せが自動的に行われて、充填操作性が向上する。これに伴い、塗装部位への塗装作業効率が改善し、合理的な作業性に着目して需要が増大し、関連部品などの流通を介して機械業界への適用が可能となる。
1 機能性流動材の塗布装置
2 塗布ユニット
3 充填ユニット
4 吐出ガン
5 供給機
31 貯留槽
32 送液ポンプ
34、75 充填ノズル
34c、74 ノズル機構
34n 筒状体
38 第1スラスト軸受
39 第2スラスト軸受
42 噴出ノズル
54 充填口
71、78 下窄みテーパ部
72 上広がりテーパ部
77 幅広皿部
80 フランジ盤部
81 当接盤
H 連結多筒体の長手方向
L 充填口の挿入方向
M 充填ノズルの軸方向
N 軸直角方向
W 充填ノズルの横方向
(請求項1について)
機能性流動材の塗布装置において、吐出ガンは、ロボットアームの先端に保持されて、機能性流動材を所定の部位に塗布する。供給機は、吐出ガンに付設されており、充填口および充填室を有する。供給機により、機能性流動材を充填室に充填するとともに、充填された機能性流動材を吐出ガンに供給する。
充填ユニットは、ロボットアームの近傍に設置され、貯留槽、送液ポンプおよび充填ノズルを有して機能性流動材を充填口から充填室へ充填する。充填ノズルは、充填ユニットに設けられ、機能性流動材を充填口を介して充填室へ充填する際、充填口が連通状態に挿入される。下窄みテーパ部は、充填口の外周部に形成されている。
スライド機構は、充填ノズルを充填ノズルの軸方向に直角である軸直角方向に摺動可能に設置したものであり、周囲に縁部を形成した基台皿体、筒状体、支軸筒部、リング壁部、第1支持リング、第2支持リング、第1スラスト軸受および第2スラスト軸受とから成る。筒状体は、基台皿体に軸直角方向に摺動可能に設けられて、基底部が基台皿体に当接状態に設置され、先端が充填ノズルに連通する連結筒に連結され、機能性流動材を充填ノズルに導く。支軸筒部は、筒状体内に同芯となるように配置され、基端部が基台皿体に抜止め状態に取り付けられている。リング壁部は、筒状体の内壁部中央に同芯となるように設けられて中心方向に延出している。第1支持リングは、支軸筒部の上端部に設けられ、第2支持リングは支軸筒部の下端部に設けられている。第1スラスト軸受は、第1支持リングとリング壁部の上面との間に設けられて筒状体を軸周りに回転可能に支持する。第2スラスト軸受は、第2支持リングとリング壁部の下面との間に設けられて筒状体を軸周りに回転可能に支持する。
充填口が充填ノズルと芯ずれしていても、充填口を充填ノズルに挿入する際、充填口の下窄みテーパ部が充填ノズルの内周壁に当接しながら挿入力を働かす。このため、充填口の挿入方向とは直角の向きに分力が生じる。この分力により、充填ノズルが軸直角方向に摺動し、充填ノズルに対する充填口の芯合せが行われる。
請求項1では、機能性流動材を貯留した貯留槽から吐出ガンまで液送するための長距離配管(長距離ホース)が不要となり、貯留槽から充填ノズルまでの比較的短い短距離配管で十分となる。
配管が短くなることに伴い、機能性流動材を温度調節する温調装置や機能性流動材を液送する送液ポンプは、従来ほどの調温能力や汲揚げ能力を必要とせず、機構が簡素でより安価なものを採用することができ、総じて設備コストを削減することができる。
温調装置や送液ポンプは、機構が簡素でより安価なものでよいため、メンテナンスが容易になる。また、配管の短縮化により、配管の残液の抜き出し、取り出し、解体および清掃などの作業が容易となり作業工数を削減することができる。
また、充填口が充填ノズルと芯ずれしていても、充填口を充填ノズルに挿入する際、充填口の下窄みテーパ部が充填ノズルの内周壁に当接しながら挿入力を働かせる。
このため、充填口の挿入方向とは直角の向きに生じる分力が働き、この結果、充填ノズルが軸直角方向に摺動し、充填ノズルに対する充填口の芯合せが自動的に行われる。
すなわち、充填口が充填ノズルと芯ずれしていても、充填口を充填ノズルに芯合わせすべく、前後左右に動かして微調整しつつ充填ノズルに挿入する必要がなくなる。
これにより、充填ノズルに対する充填口の挿入操作を楽に素早く行うことができて塗装効率の向上に寄与する。
また、スライド機構を主に筒状体とスラスト軸受とから構成したので、既存の部材から簡素な構成で実現することができてコスト的に有利である。筒状体を軸周りに回転可能に支持するスラスト軸受を利用して、充填ノズルを軸直角方向に摺動させているので、部品点数が増加せずコスト的に有利である。
(請求項について)
充填ノズルは、充填口の下窄みテーパ部に対応するように、ラッパ状を成す漏斗型の上広がりテーパ部を形成している。
請求項では、充填口が充填ノズルと芯ずれしていても、充填ノズルに対する充填口への挿入に伴い、下窄みテーパ部が上広がりテーパ部の内周壁に当接しながら挿入力を働かす。
この場合、上広がりテーパ部を設けたことにより、充填口を充填ノズル内に挿入させ易くなり、充填ノズルに対する充填口の挿入操作をより楽に素早く行うことができて塗装効率の向上する寄与する。
(請求項について)
機能性流動材はシール材である。このため、車両の製造現場で乗用車などの車体の継ぎ目部やドアの折返し部に塗布する機能性流動材として好適である。

Claims (5)

  1. ロボットアームの先端に保持されて、機能性流動材を所定の部位に塗布するための吐出ガンと、
    前記吐出ガンに付設されて、充填口および充填室を有し、前記機能性流動材が前記充填室に充填されるとともに、充填された前記機能性流動材を前記吐出ガンに供給する供給機と、
    前記ロボットアームの近傍に設置され、貯留槽、送液ポンプおよび充填ノズルを有し、前記機能性流動材を前記充填口から前記充填室へ充填する充填ユニットと、
    前記充填ユニットに設けられ、前記機能性流動材を前記充填口を介して前記充填室へ充填する際、前記充填口が連通状態に挿入される充填ノズルと、
    前記充填口の外周部に形成した下窄みテーパ部と、
    前記充填ノズルを前記充填ノズルの軸方向に直角である軸直角方向に摺動可能に設置するスライド機構とを具備し、
    前記充填口が前記充填ノズルと芯ずれしていても、前記充填口を前記充填ノズルに挿入する際、前記充填口の下窄みテーパ部が前記充填ノズルの内周壁に当接しながら挿入力を働かせ、前記充填口の挿入方向とは直角の向きに生じる分力により、前記充填ノズルが前記軸直角方向に摺動し、前記充填ノズルに対する前記充填口の芯合せが行われることを特徴とする機能性流動材の塗布装置。
  2. 前記スライド機構は、前記充填ノズルに連結されて前記機能性流動材を前記充填ノズルに導く筒状体と、前記筒状体を軸周りに回転可能に支持するスラスト軸受とを具備し、
    前記筒状体を前記スラスト軸受に対して摺動させることにより、前記充填ノズルを前記軸直角方向に摺動可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の機能性流動材の塗布装置。
  3. 前記スライド機構は、前記充填ノズルに連結されて前記機能性流動材を前記充填ノズルに導く幅広皿部と、前記充填ノズルの基端部に一体形成されて前記幅広皿部の底部に対して摺動可能に設置されたフランジ盤部と、前記幅広皿部の縁部から中心方向に延出されて前記フランジ盤部が摺動可能で抜止め状態に当接する当接盤とを具備し、
    前記フランジ盤部を前記幅広皿部の前記底部に対して摺動させることにより、前記充填ノズルを前記軸直角方向に摺動可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の機能性流動材の塗布装置。
  4. 前記充填ノズルは、前記充填口の前記下窄みテーパ部に対応するように、ラッパ状を成す漏斗型の上広がりテーパ部を形成していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の機能性流動材の塗布装置。
  5. 前記機能性流動材は、車体の継ぎ目部やドアの折返し部に適用するシール材であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載の機能性流動材の塗布装置。
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