JP6082838B1 - バルブユニット - Google Patents
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Abstract
Description
なお、特許文献1には、サーボモータを駆動してプランジャを押し下げることでシール材を吐出する構成が開示されている。しかし、この構成によれば、吐出圧を調圧することは困難であると考えられる。
これにより、調圧弁による調圧の精度を確保しつつ、バルブユニットを一体物として設けることができる。
これにより、調圧弁による流路の閉鎖時に、高粘性流体の押し出しによる吐出圧の変動を抑制することができる。このため、吐出圧のばらつきをさらに抑制することができる。
これにより、調圧弁の移動を安定させることができるので、調圧弁による調圧の精度を高めて吐出圧のばらつきをさらに抑制することができる。
これにより、吐出弁の移動を安定させることができる。また、この効果は、吐出弁の移動の軸を、調圧弁の移動の軸よりもバルブユニットの長手方向の軸から遠ざけた場合に、顕著に得ることができる。
高粘性流体の吐出位置を3次元的に変化させる場合、高粘性流体を導くための配管をフレキシブルにする必要があるので、吐出弁と調圧弁とが離れるほど、吐出圧のばらつきが大きくなる可能性がある。このため、バルブユニットをロボットに装着して3次元的に変位させる場合、本願の第1発明の効果を顕著に得ることができる。
実施例のバルブユニット1を、図1〜図6を用いて説明する。
バルブユニット1は、粘度が10000cp以上の高粘性流体(以下、単に流体と呼ぶことがある。)の流れを開始したり、停止したりするものであり、例えば、金属製のパーツの継ぎ目等にシール材、コーキング材または接着剤等を塗布する塗布装置に用いられる。また、バルブユニット1は、流体の受入口2および吐出口3を有し、受入口2には、例えば、流体を供給する配管(図示せず。)が接続されるとともに、吐出口3には、例えば、流体を吐出するノズル(図示せず。)が接続される。
以下、バルブユニット1の構成を詳細に説明する。
まず、金属製のボディ5は、受入口2および吐出口3を有するとともに、受入口2から吐出口3に流体を導く流路9を形成する。ここで、ボディ5は、主に、次のボディ本体11、ハウジング12A、12Bおよびハウジングキャップ13A、13B、および、ノズルアダプタ14の6つのパーツからなる。
ハウジングキャップ13Aは、調圧弁7を収容する調圧室21を覆うようにハウジング12Aの長手方向の一方側に組み付けられる。なお、調圧室21は流路9の一部をなす。また。ハウジングキャップ13Aは、吐出弁6を収容する。
ハウジングキャップ13Bは、ハウジング12Bの長手方向の他方側に組み付けられ、ピストン22が移動する筒状の空間24を覆ってエアシリンダ23を構成する。
すなわち、ボディ本体11、ハウジング12A、12Bおよびハウジングキャップ13A、13Bの断面は略同一寸法の矩形であり、ノズルアダプタ14の断面は円形であり、他の5つのパーツの矩形の断面よりも大幅に小さい。
なお、ノズルアダプタ14において、主弁室26の下流側の流路9にはオリフィス29が存在する。
すなわち、ピストン22は、空間24を長手方向に関して一方側と他方側とに気密的に区画するように収容され、ピストン22の長手方向の一方側、他方側空間24a、24bには個別に圧力空気の供給および抜出ができるようになっている。
なお、ピストン22とハウジング12Bとの間には、ピストン22を長手方向の他方側に(他方側空間24bを縮小する方向に)付勢するスプリング34が装着されている。
また、調圧弁7の移動の軸と吐出弁6の移動の軸とは互いに平行であり、調圧弁7の移動の軸は、バルブユニット1の長手方向の軸(つまり、ボディ本体11、ハウジング12A、12Bおよびハウジングキャップ13A、13Bの一体物の軸)と同軸であり、吐出弁6の移動の軸は、バルブユニット1の長手方向の軸から偏心している。
このように、調圧室21では、機械的に圧力が略一定に保たれる。
実施例のバルブユニット1は、次の金属製のボディ5、吐出弁6および調圧弁7を備える。まず、ボディ5は、流体の受入口2および吐出口3を有するとともに、受入口2から吐出口3に流体を導く流路9を形成する。また、吐出弁6は、流路9の一部である主弁室26に収容され、長手方向に移動することで吐出口3からの流体の流出を開始したり、停止したりする。また、調圧弁7は、流体の流れに関し吐出弁6の上流側に形成される調圧室21に収容され、流体から受ける圧力による付勢力およびスプリング17の付勢力とのバランスにより長手方向に移動することで、吐出口3に向かう流体の圧力を調圧する。
これにより、調圧弁7による調圧の精度を確保しつつ、バルブユニット1を一体物として設けることができる。
これにより、調圧弁7による流路9の閉鎖時に、流体の押し出しによる吐出圧の変動を抑制することができる。このため、吐出圧のばらつきをさらに抑制することができる。
これにより、調圧弁7の移動を安定させることができるので、調圧弁7による調圧の精度を高めて吐出圧のばらつきをさらに抑制することができる。
これにより、吐出弁6の移動を安定させることができる。特に、実施例のバルブユニット1では、吐出弁6の移動の軸を、バルブユニットの軸から偏心させているので、延長ロッド31をパッキンナット33によりガイドする効果は顕著である。
流体の吐出位置を3次元的に変化させる場合、流体を導くための配管をフレキシブルにする必要があるので、吐出弁6と調圧弁7とが離れるほど、吐出圧のばらつきが大きくなる可能性がある。このため、バルブユニット1をロボットに装着して3次元的に変位させる場合、吐出弁6と調圧弁7とを近傍に配置して吐出圧のばらつきを抑制する効果を顕著に得ることができる。
本願発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形例を考えることができる。
例えば、実施例のバルブユニット1によれば、調圧弁7の移動の軸をバルブユニット1の長手方向の軸と同軸にし、吐出弁6の移動の軸を、バルブユニット1の長手方向の軸から偏心させていたが、調圧弁7の移動の軸を、吐出弁6の移動の軸よりもバルブユニットの長手方向の軸の近くに配置すればよく、調圧弁7の移動の軸を、必ずしもバルブユニット1の長手方向の軸と同軸にする必要はない。
また、実施例のバルユニット1によれば、2本のロッド19a、19bによりロッドガイド18とロッドバー37とが連結されていたが、調圧弁7の移動の軸を中心軸として回転対称をなすように組み付けるのであれば、ロッドの本数は2本に限定する必要はない。
2 受入口
3 吐出口
5 ボディ
6 吐出弁
7 調圧弁
9 流路
17 スプリング
Claims (6)
- 粘度が10000cp以上の高粘性流体の流れを開始したり、停止したりするバルブユニット(1)において、
前記高粘性流体の受入口(2)および吐出口(3)を有するとともに、前記受入口から前記吐出口に前記高粘性流体を導く流路(9)を形成する金属製のボディ(5)と、
前記流路に収容され、1つの軸方向に移動することで前記吐出口からの前記高粘性流体の流出を開始したり、停止したりする吐出弁(6)と、
前記高粘性流体の流れに関し前記吐出弁の上流側で前記流路に収容され、前記高粘性流体から受ける圧力による付勢力および所定のスプリング(17)の付勢力とのバランスにより前記軸方向に移動することで、前記吐出口に向かう前記高粘性流体の圧力を調圧する調圧弁(7)とを備えるバルブユニット。 - 請求項1に記載のバルブユニットにおいて、
前記吐出弁の移動の軸と前記調圧弁の移動の軸とは互いに平行であり、
前記調圧弁の移動の軸は、前記吐出弁の移動の軸よりも前記バルブユニットの長手方向の軸に近いことを特徴とするバルブユニット。 - 請求項1または請求項2に記載のバルブユニットにおいて、
前記調圧弁は、スナッフバック方式であることを特徴とするバルブユニット。 - 請求項1ないし請求項3の内のいずれか1つに記載のバルブユニットにおいて、
前記調圧弁の移動の軸と平行に配置され、前記スプリングの座をなす第1部品(18)と、前記調圧弁が設けられた第2部品(37)とを連結する複数のロッド(19a、19b)を備え、
前記調圧弁、前記第1部品、前記第2部品および前記複数のロッドは、一体物として移動し、
前記複数のロッドは、前記調圧弁の移動の軸を中心軸として回転対称をなすように組み付けられていることを特徴とするバルブユニット。 - 請求項1ないし請求項4の内のいずれか1つに記載のバルブユニットにおいて、
前記吐出弁と同軸に配置されて所定の駆動源により駆動され、自身の移動に前記吐出弁を連動させる別ロッド(31)と、
この別ロッドの移動をガイドするガイド部品(33)とを備えることを特徴とするバルブユニット。 - 請求項1ないし請求項5の内のいずれか1つに記載のバルブユニットにおいて、
このバルブユニットは、少なくとも異なる3軸の方向に駆動可能なロボットに装着され、ロボットの動作が制御されて3次元的に変位することを特徴とするバルブユニット。
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JP2001232263A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-08-28 | Meiji Kikai Seisakusho:Kk | コーキングガン |
JP2015047556A (ja) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | 株式会社Iec | 機能性流動材の塗布装置 |
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2016
- 2016-10-25 JP JP2016208813A patent/JP6082838B1/ja active Active
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