JP2015046524A - フレキシブルプリント基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡潔な構成で、外力により湾曲しても断線し難いフレキシブルプリント基板を提供する。【解決手段】フレキシブルプリント基板1は、基板10上に、導電パターン11と、導電パターン11を覆って保護する絶縁性のカバーレイ12と、導電パターン11と導通し、カバーレイ12の先端縁13から露出する接続端子部14と、を設け、接続端子部14を介してコネクタに電気的に接続される。基板10は、導電パターン11が通る部分である平行部分10aと、接続端子部14が通る部分であって平行部分10aよりも幅広な第1の幅広部分10bと、導電パターン11が通る部分であって平行部分10aよりも幅広な第2の幅広部分10cと、を備え、カバーレイ12の先端縁13の位置と、湾曲頂部箇所19とが所定方向においてずらしてある。【選択図】図2

Description

本発明はフレキシブルプリント基板に関する。
フレキシブルプリント基板(FPC:Flexible Printed Circuits)は、柔軟性を有することから相対的移動可能な部材間等を電気的に接続するために広く用いられている。フレキシブルプリント基板は、所定の合成樹脂からなり、柔軟性を有する基板と、この基板上に銅箔などで形成される導電パターンと、導電パターンの接続端子部以外の部分を覆って保護する絶縁性のカバーレイと、を備えている。
フレキシブルプリント基板の接続端子部は、プリント回路基板などに設けたコネクタに差し込まれる。そのため、フレキシブルプリント基板の接続端子部付近には、基板の幅方向に突出した形状の、コネクタへの差し込み量を規制する第1の幅広部分が形成されている。また、この第1の幅広部分と長手方向に間隔をあけた位置には、基板の幅方向に突出した形状の第2の幅広部分が形成されている。この第2の幅広部分は、コネクタに対する嵌合状態を視認可能とするものであり、コネクタへの差し込み状態の指標となる。
このためフレキシブルプリント基板では、第1の幅広部分と第2の幅広部分との間の部分が、幅が狭く曲がりやすい。そして、その部分のうち、長手方向の長さの概ね半分の位置が、外力が加わると最も湾曲変形量が大きくなる箇所となる。また、カバーレイは、第1の幅広部分と第2の幅広部分の丁度中間から接続端子部が形成されるように、その先端縁の位置が設定されていた。このようなフレキシブルプリント基板の接続端子部付近では、カバーレイの先端縁が段差状になって厚みに連続性がない。そのため、カバーレイの先端縁に応力が集中しやすく、外力が加わってフレキシブルプリント基板が湾曲すると、最も湾曲変形量が大きくなる箇所とカバーレイの先端縁がほぼ一致していることからカバーレイの先端縁で接続端子部での断線が起こり易いという問題があった。
この問題を解決するため、例えば、特許文献1には、導電パターンの1本の線幅と接続端子部の1本の線幅を変えるとともに、接続端子部の各線と導電パターンの各線との接続部を非直線状に配置したフレキシブルプリント基板が開示されている。
特開2005−136182号公報
しかし、特許文献1に開示されたフレキシブルプリント基板の構成では、導電パターンや接続端子部の形状や配置を変える必要があるため、フレキシブルプリント基板の構造が複雑になるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡潔な構成で、外力により湾曲しても断線し難いフレキシブルプリント基板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るフレキシブルプリント基板は、
基板上に、導電パターンと、前記導電パターンを覆って保護する絶縁性のカバーレイと、前記導電パターンと導通し、前記カバーレイの先端縁から露出する接続端子部と、を設け、前記接続端子部を介してコネクタに電気的に接続されるフレキシブルプリント基板であって、
前記基板は、前記導電パターンが通る部分である第1の部分と、前記接続端子部が通る部分であって前記第1の部分よりも幅広な第2の部分と、前記導電パターンが通る部分であって前記第1の部分よりも幅広な第3の部分と、を備え、
前記第1の部分から前記第3の部分は、所定方向に沿って、前記第2の部分、前記第1の部分、前記第3の部分の順で並んで繋がっており、
前記カバーレイの前記先端縁の位置と、前記第1の部分のうちの、前記第1の部分から前記第3の部分までの基板領域を曲げようとすることで加わる外力により湾曲変形量が他の箇所よりも大きくなる箇所と、を前記所定方向においてずらした、
ことを特徴とする。
本発明によれば、簡潔な構成で、外力により湾曲しても断線し難いフレキシブルプリント基板を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板を長手方向に沿って切った場合の概略断面図である。 本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板の部分正面図である。 本発明の他の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板の部分正面図である。 本発明のさらに他の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板の部分正面図である。 本発明の他の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板の部分正面図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント基板を添付図面に基づいて説明する。
この実施形態にかかるフレキシブルプリント基板1は、例えば図1および図2に示すように、柔軟性を有する樹脂フィルムによる基板10と、この基板10上に銅箔などで形成された導電パターン11と、この導電パターン11を覆って保護する絶縁性の合成樹脂製のカバーレイ12と、導電パターン11と導通しカバーレイ12の先端縁13から露出する接続端子部14と、を備えている。カバーレイ12の先端縁13から露出する接続端子部14は、導電パターン11を覆うカバーレイ12の一部を除去することで端部が露出された導電パターン11の銅箔表面を研磨し、ニッケルメッキ層を介して金メッキ15を施すことで形成されている。
このフレキシブルプリント基板1は、例えば液晶表示装置(図示せず)に用いられ、表示パネルと、表示パネルの背後に配置された硬質のプリント回路基板上に実装されたコネクタとを電気的に接続するための可撓性の配線ケーブルとして用いられる。フレキシブルプリント基板1の接続端子部14が、図示しないプリント回路基板上のコネクタに差し込まれてコネクタの接触端子部と電気的に接続され、表示パネル側とプリント回路基板側とを電気的に接続する。
このフレキシブルプリント基板1のコネクタへの接続端部分では、柔軟性を有する基板10は、導電パターン11が通る部分(より詳しくは接続端子部14が通る部分)である帯状の平行部分10aと、平行部分10aよりも幅広な、第1の幅広部分10b及び第2の幅広部分10cと、から構成されている。
第1の幅広部分10bは、平行部分10aの差し込み方向先端側と繋がっており、平行部分10aより幅広とされた部分である。第2の幅広部分10cは、平行部分10aの差し込み方向基端側に繋がっており、導電パターン11が通る部分であって平行部分10aよりも幅広とされた部分である。すなわち、コネクタへの接続端部分では、コネクタへの差し込み方向(所定方向)に沿って、先端側から第1の幅広部分10b、平行部分10a、第2の幅広部分10cの順で並んで繋がっている。なお、基板10のうち、平行部分10aは、第1の部分の一例であり、第1の幅広部分10bは、第2の部分の一例であり、第2の幅広部分10cは、第3の部分の一例である。
柔軟性を有する基板10の平行部分10aには、機器等の回路同士などを電気的に接続するための所望の導電パターン11が平行に並べて形成してある。
平行部分10aの差し込み方向先端側に繋がる第1の幅広部分10bには、基板10の平行部分10aの両側端縁から突き出した位置決め用耳部16が形成されて平行部分10aより幅広とされる。この位置決め用耳部16によってコネクタへの差し込み位置を所望とし、コネクタへの差し込み過ぎや差し込み不足が生じないように位置決めして固定できるようにしてある。
このコネクタへの位置決め用耳部16は、例えば長方形の差し込み方向先端側の短辺を斜めに切り欠いた形状とされる。
基板10の平行部分10aの差し込み方向と反対側(基端側)に繋がる第2の幅広部分10cには、基板10の平行部分10aの両側端縁から突き出して形成される操作・指標部17を備えて平行部分10aより幅広とされる。この第2の幅広部分10cの操作・指標部17によってコネクタへの差し込み操作時に持ちやすくするとともに、差し込み状態を視認することができるようにしてある。操作・指標部17は、例えば長方形状とされ、図示例では、突き出し量を位置決め用耳部16よりも大きくしてある。
このフレキシブルプリント基板1の両側端部に突き出す操作・指標部17により持ちやすくなり、接続端子部14が斜めにコネクタに挿入された場合などの位置ずれを容易に判別することができる。
このフレキシブルプリント基板1では、コネクタへの接続端部分の先端側から繋がっている第1の幅広部分10b、帯状の平行部分10a、第2の幅広部分10cの領域の裏面に、例えばポリイミド樹脂板などからなる補強板18(図1参照)が設けてある。
このようなフレキシブルプリント基板1では、第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間に外力が加わった場合の湾曲変形による接続端子部14での断線を防止するため、次のように構成してある。
フレキシブルプリント基板1自体の外力による湾曲変形は、位置決め用耳部16を両側に備えた第1の幅広部分10bと、操作・指標部17を備えた第2の幅広部分10cとがこれらの間の平行部分10aに比較して広幅となっている。このため、第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間に外力が加わった場合、これら第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間の平行部分10aの中間(より詳しくは、平行部分10aのコネクタへの差し込み方向に沿う長さの半分の位置)が湾曲変形する場合に最も湾曲変形量が大きくなる箇所(以下、湾曲頂部箇所19とする。)となる。湾曲頂部箇所19は、平行部分10aのうちの、第1の幅広部分10bから第2の幅広部分10cの部分までの基板領域を曲げようとすることで加わる外力により湾曲変形量が他の箇所よりも大きくなる。
一方、フレキシブルプリント基板1の接続端子部14では、導電パターン11と導通した接続端子部14を形成するためカバーレイ12が除去されたカバーレイ12の先端縁13が、露出する接続端子部14に段差部が形成されて厚みに構造上の連続性が無くなっているため、外力が加わると応力がカバーレイ12の先端縁13に集中してしまう。
そこで、このフレキシブルプリント基板1では、第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間(平行部分10a)に外力が加わった場合、最も湾曲変形量が大きくなる湾曲頂部箇所19と、接続端子部14の最も応力が集中するカバーレイ12の先端縁13と、の位置をずらすように配置している。
すなわち、このフレキシブルプリント基板1では、図2に示すように、第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間の外力による最も湾曲変形量が大きくなる箇所である湾曲頂部箇所19に対してカバーレイ12の先端縁13を第2の幅広部分10c側にずらして配置してある。
このようにカバーレイ12の先端縁13を最も湾曲変形量が大きくなる湾曲頂部箇所19からずらすことで、フレキシブルプリント基板1の、より湾曲し難い部分にカバーレイ12の先端縁13が位置することになる。
したがって、このフレキシブルプリント基板1によれば、例えば液晶表示装置の表示パネルに導通接続されたフレキシブルプリント基板1の接続端子部14を図示しないプリント回路基板に実装されたコネクタに差し込む際などに、フレキシブルプリント基板1に外力が加わって第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間が湾曲変形する場合でも、カバーレイ12の先端縁13を、最も湾曲変形量が大きくなる湾曲頂部箇所19からずらすことができる。これにより、フレキシブルプリント基板1の湾曲し難い部分にカバーレイ12の先端縁13が位置することになり、カバーレイ12の先端縁13を大きく湾曲変形させずに接続端子部14の断線を防止することができる。
次に、本発明の他の実施形態にかかるフレキシブルプリント基板について、図3を参照して、既に説明したフレキシブルプリント基板1との相違点を主に説明する。
この実施形態のフレキシブルプリント基板1Aでは、図3に示すように、第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間に加わる外力による最も湾曲変形量が大きくなる箇所である湾曲頂部箇所19が第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの中間(より詳しくは、平行部分10aのコネクタへの差し込み方向に沿う長さの半分の位置)である。そこで、フレキシブルプリント基板1Aでは、この湾曲頂部箇所19に対して第2の幅広部分10c上までカバーレイ12の先端縁13をずらして配置してある。
なお、カバーレイ12の先端縁13の位置をずらして配置した以外のフレキシブルプリント基板1Aの構成は、既に説明したフレキシブルプリント基板1と同一である。
このようなフレキシブルプリント基板1Aでは、カバーレイ12の先端縁13を最も湾曲変形量が大きくなる湾曲頂部箇所19からずらし、しかも幅広で剛性の高い部分である第2の幅広部分10c上までずらして配置してある。
これにより、フレキシブルプリント基板1の一層湾曲し難い部分にカバーレイ12の先端縁13が位置することになり、接続端子部14の断線を一層確実に防止することができる。
さらに、本発明のさらに他の実施形態にかかるフレキシブルプリント基板について図4を参照して、既に説明したフレキシブルプリント基板1、1Aとの相違点を主に説明する。
この実施形態のフレキシブルプリント基板1Bでは、図4に示すように、第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間の平行部分10a両側端部に、くびれ部20を形成して狭幅に形成してある。このようにくびれ部20を形成することにより、フレキシブルプリント基板1Bは、外力により最も湾曲変形量が大きくなる箇所である湾曲頂部箇所19を、第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間の中間からずらすように構成してある。
なお、フレキシブルプリント基板1Bの第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間の平行部分10aの両側端部に、くびれ部20を形成して基板10の平行部分10aを狭幅に形成した以外のフレキシブルプリント基板1Bの構成は、既に説明したフレキシブルプリント基板1、1Aと同一である。
このようなフレキシブルプリント基板1Bでは、くびれ部20を形成して幅を狭くすることで、第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間に加わる外力により最も湾曲変形量が大きくなる箇所である湾曲頂部箇所19がくびれ部20の中間(くびれ部20の差し込み方向の距離の中間)となる。すなわち、既に説明したフレキシブルプリント基板1、1Aの第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間の平行部分10aの中間に湾曲頂部箇所19が位置する場合に比べ、フレキシブルプリント基板1Bでは、第2の幅広部分10c側に湾曲頂部箇所19がずれることになる。
これにより、フレキシブルプリント基板1Bでのカバーレイ12の先端縁13を第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間の中間に配置しても最も湾曲変形量が大きくなる箇所である湾曲頂部箇所19が第2の幅広部分10c側にずれて配置された状態となり、カバーレイ12の先端縁13の湾曲を抑えて接続端子部14の断線を防止することができる。
なお、カバーレイ12の先端縁13の位置は、第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間の中間とする場合に限らず、くびれ部20の中間の湾曲頂部箇所19からずれた位置であれば良い。また、くびれ部20の位置も第2の幅広部分10cに隣接させて形成する場合に限らず、他の位置であっても良い。
次に、本発明の他の実施形態にかかるフレキシブルプリント基板について図5を参照して、既に説明したフレキシブルプリント基板1、1A,1Bとの相違点を主に説明する。
この実施形態のフレキシブルプリント基板1Cでは、図5に示すように、外力により最も湾曲変形量が大きくなる箇所である湾曲頂部箇所19が第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとの間の平行部分10aの中間である。そこで、フレキシブルプリント基板1Cでは、この湾曲頂部箇所19に対して第1の幅広部分10b側にカバーレイ12の先端縁13をずらして配置してある。
なお、カバーレイ12の先端縁13の位置を第1の幅広部分10b側にずらして配置した以外のフレキシブルプリント基板1Cの構成は、既に説明したフレキシブルプリント基板1、1A、1Bと同一である。
このようにカバーレイ12の先端縁13を最も湾曲変形量が大きくなる湾曲頂部箇所19から第1の幅広部分10b側にずらすことで、フレキシブルプリント基板1Cの湾曲し難い部分にカバーレイ12の先端縁13が位置することになり、接続端子部14の断線を防止することができる。
また、このフレキシブルプリント基板1Cでは、カバーレイ12の先端縁13を第1の幅広部分10b側にずらすことで、カバーレイ12から露出する接続端子部14の長さが短くなり、コネクタへの組み付け状態で露出する接続端子部14を無くしたり、少なくすることができる。
なお、上記実施形態では、フレキシブルプリント基板に形成する第1の幅広部分10bの位置決め用耳部16や第2の幅広部分10cの操作・指標部17の大きさや形状、厚みや硬さなどは、コネクタへの組み付けを支障無くできるように適宜設定すれば良い。
また、フレキシブルプリント基板の電気的な接続対象となるコネクタは、液晶表示装置のプリント回路基板に実装する場合に限らず、他の機器や装置のプリント回路基板や配線基板などに設ける場合に広く適用できるものである。
また、以上の実施形態では、フレキシブルプリント基板の位置決め用耳部16及び操作・指標部17を基板10により形成する例を示したがこれに限られない。これらを、フレキシブルプリント基板を構成する部材のいずれかに形成することもできる。例えば補強板18のみで、位置決め用耳部16及び操作・指標部17を形成したり、補強板18と基板10との両者で、置決め用耳部16及び操作・指標部17を形成することで、フレキシブルプリント基板に第1の幅広部分10bと第2の幅広部分10cとを形成してもよい。
つまり、第1の幅広部分10b(第2の部分の一例)と第2の幅広部分10c(第3の部分の一例)とを有する基板は、以上の実施形態で説明した樹脂フィルムからなる基板10単体で形成されるものでなくともよく、樹脂フィルムからなる基板10と補強板18等の別部材との組み合わせで形成されるものであってもよい。
1 フレキシブルプリント基板
1A フレキシブルプリント基板
1B フレキシブルプリント基板
1C フレキシブルプリント基板
10 基板
10a 平行部分(第1の部分の一例)
10b 第1の幅広部分(第2の部分の一例)
10c 第2の幅広部分(第3の部分の一例)
11 導電パターン
12 カバーレイ
13 カバーレイの先端縁
14 接続端子部
15 金メッキ
16 位置決め用耳部
17 操作・指標部
18 補強板
19 湾曲頂部箇所
20 くびれ部

Claims (4)

  1. 基板上に、導電パターンと、前記導電パターンを覆って保護する絶縁性のカバーレイと、前記導電パターンと導通し、前記カバーレイの先端縁から露出する接続端子部と、を設け、前記接続端子部を介してコネクタに電気的に接続されるフレキシブルプリント基板であって、
    前記基板は、前記導電パターンが通る部分である第1の部分と、前記接続端子部が通る部分であって前記第1の部分よりも幅広な第2の部分と、前記導電パターンが通る部分であって前記第1の部分よりも幅広な第3の部分と、を備え、
    前記第1の部分から前記第3の部分は、所定方向に沿って、前記第2の部分、前記第1の部分、前記第3の部分の順で並んで繋がっており、
    前記カバーレイの前記先端縁の位置と、前記第1の部分のうちの、前記第1の部分から前記第3の部分までの基板領域を曲げようとすることで加わる外力により湾曲変形量が他の箇所よりも大きくなる箇所と、を前記所定方向においてずらした、
    ことを特徴とするフレキシブルプリント基板。
  2. 前記第1の部分のうち、前記外力により湾曲変形量が他の箇所よりも大きくなる箇所を、前記第1の部分の前記所定方向の長さの半分の位置に配置した、
    ことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント基板。
  3. 前記第1の部分に、くびれ部を形成した、
    ことを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント基板。
  4. 前記カバーレイの先端縁を、前記第2の部分側にずらして配置した、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント基板。
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