JP2015045403A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸の製作コストや手間を軽減できるとともに、軸の軸長増加を抑えることができるトロイダル型無段変速機を提供する。
【解決手段】入力側ディスク2を軸方向へ押圧する油圧式の押圧装置70が、第1油圧室75および第2油圧室76と、第1油圧室75に面する第1ピストン73および第2油圧室76に面する第2ピストン74とを有し、入力軸1に第1油圧室75に油を供給するための油穴38が形成され、第2ピストン74に、第2油圧室76に油を供給するための油路77が形成されている。したがって、入力軸(軸)1には、第2油圧室76に油を供給するための別の油穴が形成されていないので、入力軸1の製作コストや手間を軽減できるとともに、入力軸1には、2つの油穴が軸方向に離間して存在することがないため、入力軸1の軸長増加を抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車や各種産業機械の変速機などに利用可能なトロイダル型無段変速機に関する。
図5には、自動車用変速機として利用可能な従来のトロイダル型無段変速機の一例が示されている。このトロイダル型無段変速機は、いわゆるダブルキャビティ式の高トルク用トロイダル型無段変速機であり、2つの入力側ディスク2,2と2つの出力側ディスク3,3とが、入力軸1の外周に取り付けられて成る。また、入力軸1の中間部の外周には出力歯車4が回転自在に支持されている。この出力歯車4の中心部に設けられた円筒状のフランジ部4a,4aには、出力側ディスク3,3がスプライン係合によって連結されている。
また、入力軸1は、押圧装置12を介して、エンジン側の駆動軸22により回転駆動されるようになっている。また、出力歯車4は、2つの部材の結合によって構成された仕切壁13を介してハウジング14内に支持されており、これにより、軸線Oを中心に回転できる一方で、軸線O方向の変位が阻止されている。
出力側ディスク3,3は、入力軸1との間に介在されたニードル軸受5,5によって、入力軸1の軸線Oを中心に回転自在に支持されている。また、入力側ディスク2,2は、入力軸1と共に回転するように、その入力軸1の両端部にボールスプライン6,6を介して支持されている。また、図6にも示されるように、入力側ディスク2,2の内面(凹面)2a,2aと出力側ディスク3,3の内面(凹面)3a,3aとの間には、パワーローラ11が回転自在に挟持されている。
図5中左側に位置する入力側ディスク2とカム板7との間には第1皿板ばね8が設けられ、図3中右側に位置する入力側ディスク2とローディングナット9との間には第2皿ばね10が設けられている。これらの皿板ばね8,10は、各ディスク2,2,3,3の凹面2a,2a,3a,3aとパワーローラ11,11の周面(トラクション面)11a,11a(図6参照)との当接部に押圧力を付与する。
したがって、上記構成の無段変速機では、駆動軸22から入力軸1に回転力が入力されると、入力軸1と一体で入力側ディスク2,2が回転し、その回転がパワーローラ11,11によって出力側ディスク3,3に一定の変速比で伝達される。また、出力側ディスク3,3の回転は、出力歯車4から伝達歯車15および伝達軸16などを介して、出力軸17に伝達される。
ところで、このようなトロイダル型無段変速機において、動力は、入出力側ディスクとパワーローラとの間での油のせん断力によって伝達される。そのため、入出力側ディスクとパワーローラとの接触点に大きな荷重を与える必要がある。
前記荷重を与える方法としては、入力トルクに比例した荷重を機械的に発生させる前述したローディングカム式の押圧装置12を用いる場合と、油圧式の押圧装置を用いる場合とがある(例えば、特許文献1、2参照)。ローディングカム式の押圧装置12のみを用いた場合、入力トルクだけに比例した推力(入力側ディスクの押し付け力)が発生することになるため、変速比によっては、ディスクとローラとの接触部に過剰な押し付け力が作用し、伝達効率の低下や耐久性の低下に繋がる虞がある。これに対し、油圧式の押圧装置を用いると、変速、オイル温度、回転数などに応じて最適な押し付け力を与えることができるため、ローディングカム式の押圧装置よりも変速機の高効率化が可能となる。
図7には、従来から知られる一般的な油圧式の押圧装置30の一例が示されている(図5と同一の構成部品には、同一の参照符号が付されている)。この押圧装置30は、空気室32を挟んで両側に2つの油圧室34,36を有している。各油圧室34,36に油を供給するため、駆動軸22および入力軸1には油路が形成されている。具体的には、入力軸1の入力端部1aには、軸線Oと同軸な内孔1bが長手方向に沿って形成されており、この内孔1bには入力軸1に結合された駆動軸22の延出部22aが嵌挿されている。また、延出部22aには、その長手方向に沿って延びる油路37と、油路37と直交するように径方向に延びる油穴38とが形成されている。また、延出部22aの外周面には、油穴38と連通するように環状の油溝40が形成されている。また、入力軸1には、油溝40と各油圧室34,36とをそれぞれ繋ぐ油穴42,44が径方向に形成されている。なお、延出部22aを入力軸1の内孔1bに流体密に嵌挿するため、油溝40の両側には、入力軸1と延出部22aとの間にシール部材45,47が介挿されている。
また、前記押圧装置30は、入力側ディスク2と一体の第1シリンダ部59と、入力軸1の入力端部1aと一体の第2シリンダ部41と、第1環状体(第1ピストン)60と、第2環状体(第2ピストン)61とを備えている。
また、第1シリンダ部59の内周面と、第1環状体(第1ピストン)60と、入力側ディスク2の背面2bと、入力軸1の外周面の一部とによって囲まれた空間は、第1油圧室34を構成している。また、第2シリンダ部41の内面と、第2環状体(第2ピストン)61と、入力軸1の外周面の一部とによって囲まれた空間は、第2油圧室36を構成している。
第1シリンダ部59の内周側において、第1環状体60と第2環状体61との間に位置する空間32は空気室となっている。また、第1シリンダ部59は、空気室32を外部と連通させる連通溝79を有している。なお、第2油圧室36内には、第2環状体61を入力側ディスク2に向かう方向に付勢する皿バネ65が設けられている。
このような構成では、第1油圧室34内に油が供給されると、この油は、第1環状体(第1ピストン)60と入力側ディスク2の背面2bとが互いに離れる方向に入力側ディスク2を移動させる。これにより、入力側ディスク2が出力側ディスクに向かって押圧される。一方、第2油圧室36内に油が供給されると、この油は、第2環状体(第2ピストン)61と第2シリンダ部41とが離れる方向に第2シリンダ部41を移動させる。これにより、第2シリンダ部41と一体を成す入力軸1がエンジン側へと移動し、ローディングナット9(図5参照)を介して、エンジンから遠くに位置する反対側の入力側ディスク2が出力側ディスクに向かって押圧される。こうして、それぞれのパワーローラ11のトラクション部が入出力側ディスク2,3の双方に転接し、入力側ディスク2の回転駆動力を所望の減速比で出力側ディスク3に伝達する。
特開2003−21210号公報 特開2005−127490公報
ところで、上述したようなトロイダル型無段変速機の油圧式の押圧装置30では、第1油圧室34および第2油圧室36に油を供給するために、入力軸1にそれぞれ油穴42,44を形成しているため、入力軸の製作にコストと手間がかかるという問題があった。
また、油路37から各油圧室34,36に油を供給するための供給口(油穴)42a,44aが軸方向に離間して2つ存在することになるため、必然的に入力軸1の内孔1bが長くなってしまい、結果として、入力軸1の軸長が増加するという問題もあった。
また、入力軸1に2つの供給口(油穴)42a,44aが設けられているので、当該油穴42a,44aでの過大応力発生も懸念されている。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、軸の製作コストや手間を軽減できるとともに、軸の軸長増加を抑えることができ、さらに油穴での過大応力発生を抑制できるトロイダル型無段変速機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のトロイダル型無段変速機は、軸と、この軸に結合されて当該軸と一体で回転する第1ディスクと、この第1ディスクに対向して設けられた第2ディスクと、前記第1ディスクと前記第2ディスクとの間に挟持されるパワーローラと、前記第1ディスクの背面に配置され、かつ前記第1ディスクを軸方向へ押圧する油圧式の押圧装置とを備えたトロイダル型無段変速機において、
前記押圧装置は第1油圧室および第2油圧室と、前記第1油圧室に面する第1ピストンおよび前記第2油圧室に面する第2ピストンとを有し、
前記軸に、前記第1油圧室に油を供給するための油穴が形成され、
前記第2ピストンに、前記第2油圧室に油を供給するための油路が形成されていることを特徴とする。
本発明においては、第2ピストンに、第2油圧室に油を供給するための油路が形成され、軸には、第1油圧室に油を供給するための油穴が形成され、第2油圧室に油を供給するための別の油穴が形成されていないので、軸の製作コストや手間を軽減できるとともに、軸には、2つの油穴が軸方向に離間して存在することがないため、軸の軸長増加を抑えることができ、さらに、軸には第2油圧室に油を供給する別の油穴がないので、油穴での過大応力発生を抑制できる。
本発明の前記構成において、前記油路は前記油穴と連通しているのが好ましい。
このような構成によれば、第2ピストンに形成された油路に、軸に形成された油穴から直接油を供給できるので、第2油圧室に油を容易かつ確実に供給できる。
また、本発明の前記構成において、前記第2ピストンが、前記第2油圧室に面する円板部と、この円板部の中央部に当該円板部と同軸に設けられた軸部とを有し、
前記軸部および前記円板部の中央部に前記軸が挿通される軸孔が形成され、
この軸孔の内周面に前記油路が軸方向に沿って形成されていてもよい。
このような構成によれば、第2ピストンに容易に油路を形成できるともに、この油路に軸に形成された油穴を容易に連通できる。
また、本発明のトロイダル型無段変速機は、軸と、この軸に結合されて当該軸と一体で回転する第1ディスクと、この第1ディスクに対向して設けられた第2ディスクと、前記第1ディスクと前記第2ディスクとの間に挟持されるパワーローラと、前記第1ディスクの背面に配置され、かつ前記第1ディスクを軸方向へ押圧する油圧式の押圧装置とを備えたトロイダル型無段変速機において、
前記押圧装置は、第1油圧室および第2油圧室と、前記第1油圧室に面する第1ピストンおよび前記第2油圧室に面する第2ピストンとを有し、
前記第1ピストンはその中央部に円筒状の第1筒部を有し、
前記第2シリンダ部はその中央部に前記第1筒部の内側に同軸に配置される円筒状の第2筒部を有し、
前記第2筒部の外周部に外周スプライン部が設けられ、
前記軸に、前記第1油圧室に油を供給するための油穴が形成され、
前記第1筒部の内周面と前記外周スプライン部との間が前記第2油圧室に油を供給するための油路とされていることを特徴とする。
本発明においては、第1ピストンの内周面と前記外周スプライン部との間が第2油圧室に油を供給するための油路とされ、軸には、第1油圧室に油を供給するための油穴が形成され、第2油圧室に油を供給するための別の油穴が形成されていないので、軸の製作コストや手間を軽減できるとともに、軸には、2つの油穴が軸方向に離間して存在することがないため、軸の軸長増加を抑えることができ、さらに、軸には第2油圧室に油を供給する別の油穴がないので、油穴での過大応力発生を抑制できる。
本発明によれば、軸の製作コストや手間を軽減できるとともに、軸の軸長増加を抑えることができ、さらに油穴での過大応力発生を抑制できる。
本発明の第1の実施形態に係るトロイダル型無段変速機を示すもので、その要部の半断面図である。 同、第2ピストンを示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るトロイダル型無段変速機を示すもので、その要部の半断面図である。 図3におけるA−A線断面図である。 従来のダブルキャビティ式のトロイダル型無段変速機の断面図である。 入力側ディスクと出力側ディスクとの間にパワーローラが設けられた状態を拡大して明確に示した図5のトロイダル型無段変速機の拡大断面図である。 従来の油圧式押圧装置周辺の断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
なお、本発明の特徴は、油圧式押圧装置の油圧室に油を供給するための供給形態にあり、その他の構成および作用は前述した従来の構成および作用と同様であるため、以下においては、本発明の特徴部分についてのみ言及し、それ以外の部分については、図3〜図5と同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るトロイダル型無段変速機の要部(押圧装置周辺部)の半断面図を示している。本実施形態に係るトロイダル型無段変速機は、いわゆるダブルキャビティ式の高トルク用トロイダル型無段変速機であり、2つの入力側ディスク2と2つの出力側ディスク(図3参照)とが、入力軸(軸)1の外周に取り付けられて成る(図1には、エンジン(原動機)から動力が入力される入力側の入力側ディスク(第1ディスク)2のみが示されている)。入力側ディスク2と前記出力側ディスク(第2ディスク)との間には、入力側ディスク2の回転力を所定の変速比で前記出力側ディスクに伝達するパワーローラが挟持されている。また、入力軸1の中間部の外周には、図3に示された従来の構成と同様に、出力歯車が回転自在に支持されている。前記出力歯車の中心部に設けられた円筒状のフランジ部には、前記出力側ディスクがスプライン係合によって連結されている。なお、動力出力側の構成は、図3の構成と同様であるため、その説明を省略する。
また、入力軸1とエンジン側の駆動軸(図示略)との間には、結合部としての動力伝達部(図示略)が設けられており、この動力伝達部を介して、エンジン側の駆動軸から入力軸1に回転力が入力されるようになっている。
入力軸1の入力側に位置する入力側ディスク2(図1に示される入力側ディスク2)の背面2bには、入力側ディスク2を軸方向へ押圧する油圧式の押圧装置70が設けられている。
この押圧装置70は、入力側ディスク2と一体の第1シリンダ部71と、入力軸1の入力端部と一体の第2シリンダ部72と、第1ピストン73と、第2ピストン74とを備えている。
第1シリンダ部71は円筒状に形成されており、その内周面に第1ピストン73が入力軸1の軸方向に摺動自在に摺接している。第1ピストン73は、円板部73aと、この円板部73aの外周部に一体的に、かつ円板部73aと同軸に形成された円筒状の筒部73bとから構成されている。そして、この筒部73bの外周面が前記第1シリンダ部71の内周面に摺接している。また、第1ピストン73の円板部73aと第1シリンダ部71の内周面と入力側ディスク2の背面2bと後述する第2ピストン74の軸部74bとで囲まれた空間が第1油圧室75を構成し、この第1油圧室75に第1ピストン73の円板部73aが面している。
第2シリンダ部72は、入力軸1の端部に当該入力軸1と同軸に一体的に形成された円板部72aを備えており、この円板部72aの外周部に略円筒状のフランジ部72bが円板部72aと同軸に形成されている。このフランジ部72bの内周面に、第1ピストン73の筒部73bの外周面が入力軸1の軸方向に摺動自在に摺接している。
第2ピストン74は、図2に示すように、円板部74aと、この円板部74aの中央部に当該円板部74aと同軸に設けられた軸部74bとを有している。この軸部74bおよび円板部74aの中央部には、入力軸1が挿通される軸孔74cが形成されている。そして、この軸孔74cに入力軸1が軸方向に摺動自在に挿通されている。また、第2ピストン74の軸部74bの端部は入力側ディスク2の背面2bに当接されている。
また、第2ピストン74の円板部74aの外周面は前記第1ピストン73の筒部73bの内周面に入力軸1の軸方向に摺動自在に摺接している。さらに、第2ピストン74の軸部74bは、第1ピストン73の円板部73aに中央部に形成された孔に入力軸1の軸方向に摺動自在に挿通されている。
そして、第2シリンダ部72の円板部72aと、入力軸1の外周面と、第2ピストン74の円板部74aとで囲まれた空間が第2油圧室76を構成し、この第2油圧室76に第2ピストン74の円板部74aが面している。
また、前記第2ピストン74に形成された軸孔74cの内周面に油路77,77が径方向に対向し、かつ第2ピストン74の軸方向に沿って形成されている。
一方、前記入力軸1には、その長手方向に沿って延びる油路37と、油路37と直交するように径方向に延びる油穴38とが形成されている。油穴38は2つあり、それぞれ油路37から径方向に向けて一直線上に延びている。この油穴38の供給口38aは入力軸1の外周面に開口している。
また、前記第2ピストン74の軸部74bには、油穴78,78が前記油路77,77と直交するように径方向に延びて形成され、これら油穴78,78と油路77,77とは油路77,77の端部において連通している。
また、油穴78は入力軸1に形成された油穴38と同軸かつ同径に設けられて、これら油穴78,38は連通している。したがって、油路77は油穴78を介して油穴38と連通している。
そして、油路37を流通する油は、油穴38から油穴78を通って第1油圧室75に供給される一方、油穴78、油路77を通って第2油圧室76に供給されるようになっている。
このような構成の押圧装置70では、第1油圧室75に油が供給されると、この油は、第1ピストン73と入力側ディスク2の背面2bとが互いに離れる方向に、入力側ディスク2を移動させる。これにより、入力側ディスク2が出力側ディスクに向かって押圧される。
一方、第2油圧室76に油が供給されると、この油は、第2ピストン74と第2シリンダ部72とが離れる方向に第2シリンダ部72を移動させる。これにより、第2シリンダ部72と一体を成す入力軸1がエンジン側(図1おいて右側)へと移動し、ローディングナット9(図3参照)を介して、エンジンから遠くに位置する反対側の入力側ディスク2が出力側ディスクに向かって押圧される。こうして、それぞれのパワーローラのトラクション部が入出力側ディスク2,3の双方に転接し、入力側ディスク2の回転駆動力を所望の減速比で出力側ディスク3に伝達する。
以上説明したように、本実施形態のトロイダル型無段変速機によれば、第2ピストン74に、第2油圧室76に油を供給するための油路77が形成され、入力軸1には、第1油圧室75に油を供給するための油穴38が形成され、第2油圧室76に油を供給するための別の油穴が形成されていないので、その分、入力軸1の製作コストや手間を軽減できるとともに、入力軸1には、2つの油穴が軸方向に離間して存在することがないため、入力軸1の軸長増加を抑えることができ、さらに、入力軸1には第2油圧室76に油を供給する別の油穴がないので、油穴での過大応力発生を抑制できる。
また、第2ピストン74に形成された油路77は、油穴78を介して油穴38と連通しているので、油路77に入力軸に形成された油穴38から油を供給できる。したがって、第2油圧室76に油を容易かつ確実に供給できる。
さらに、第2ピストン74が、第2油圧室76に面する円板部74aと、この円板部74aの中央部に当該円板部74aと同軸に設けられた軸部74bとを有し、軸部74bおよび円板部74aの中央部に入力軸1が挿通される軸孔74cが形成され、この軸孔74cの内周面に油路77が軸方向に沿って形成されているので、第2ピストン74に容易に油路77を形成できるともに、この油路77に入力軸1に形成された油穴38を容易に連通できる。
加えて、入力軸1に形成された油穴38に、第2ピストン74の軸部74bに形成された油穴78が連通しており、さらにこの油穴78が第1油圧室75に連通しているので、油路37を流通する油を油穴48および油穴78を通して第1油圧室75に確実に供給できる。
なお、本実施の形態では、第2ピストン74に形成された油路77を油穴78を介して油穴38と連通させたが、油路77を直接油穴38と連通させてもよい。この場合、例えば油穴38の径を大きくして、その一部を油路77と直接連通させればよい。
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施形態に係るトロイダル型無段変速機の要部(押圧装置周辺部)の半断面図、図4は図3におけるA−A線断面図である。本実施形態に係るトロイダル型無段変速機は、第1の実施の形態と同様に、ダブルキャビティ式の高トルク用トロイダル型無段変速機である。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は押圧装置80の構成であるので、以下ではこの点ついて説明し、第1の実施の形態と共通構成部分には同一符号を付してその説明を省略ないし簡略化する。
入力軸(軸)1の入力側に位置する入力側ディスク2(図3に示される入力側ディスク2)の背面2bには、入力側ディスク2を軸方向へ押圧する油圧式の押圧装置80が設けられている。
この押圧装置80は、入力側ディスク(第1ディスク)2と一体の第1シリンダ部81と、入力軸1の入力端部と一体の第2シリンダ部82と、第1ピストン83と、第2ピストン84とを備えている。
第1シリンダ部81は円筒状に形成されており、その内周面に第1ピストン83が入力軸1の軸方向に摺動自在に摺接している。第1ピストン83は、円板部83aと、この円板部83aの内周部に一体的に、かつ円板部83aと同軸に形成された円筒状の第1筒部83bとから構成されている。そして、円板部83aの外周面が第1シリンダ部81の内周面に摺接している。また、第1ピストン83の円板部83aと第1シリンダ部81の内周面と入力側ディスク2の背面2bと第2シリンダ部82の円筒状の第2筒部82cの外周面の一部とで囲まれた空間が第1油圧室85を構成し、この第1油圧室85に第1ピストン83の円板部83aが面している。
第2シリンダ部82は、円板部82aと、この円板部82aの外周部に当該円板部82aと同軸にかつ一体的に設けられた円筒状の筒部82bと、円板部82aの内周部に当該円板部82aと同軸にかつ一体的に設けられた円筒状の第2筒部82cと、この第2筒部82cの端部に当該第2筒部82cと同軸にかつ一体的に設けられるとともに、入力軸1と一体的に設けられるか、または入力軸1に固定された円板部82dとから構成されている。
筒部82bは円板部82aの外周部から入力側ディスク2側に向けて延出しており、この筒部82bの内周面に第1シリンダ部81の外周面と、第2ピストン84の外周面とが入力軸1の軸方向に摺動自在に摺接している。また、第2ピストン84の入力側ディスク2側を向く側面の外周部は第1シリンダ部81の端面に当接している。
第2筒部82cと円板部82aとは傾斜壁部82eによって一体的に結合されており、当該第2筒部82cは傾斜壁部82eの端部から入力側ディスク2(第2ディスク)側に向けて延出している。
また、円板部82dの外周部に第2筒部82cの延出端部が一体的に結合されている。円板部82dの入力側ディスク2側を向く面と、入力側ディスク2の背面2bとの間には油路86が設けられており、この油路86は入力軸1に設けられた油穴87に連通している。
油穴87は、入力軸1の軸芯部に軸方向に延びて設けられた油路37の端部から入力軸1の軸線方向と直交する方向に延びて、前記油路86と連通している。
したがって、油路37に供給される油は、油穴87および油路86を通って第1油圧室85に供給されるようになっている。
また、第1ピストン83の第1筒部83bの外周面と、第2ピストン84の内周部に設けられた円筒状の筒部84bの内周面とは入力軸1の軸方向に摺動自在に摺接している。
第1ピストン83の第1筒部83bの内周面には後述する外周スプライン部91が入力軸1の軸方向に摺動自在に摺接している。
また、第2シリンダ部82の第2筒部82cの外周面には外周スプライン部91が設けられている。この外周スプライン部91は、入力軸1の軸方向に延在するスプライン突部91aとスプライン溝部91bとが周方向に交互に設けられた構成となっている。
また、第2筒部82cの内周面には内周スプライン部90が設けられており、この内周スプライン部90はインプットシャフト93の端部にスプライン係合している。
また、第1ピストン83の第1筒部83bの内周面と外周スプライン部91との間が第2油圧室88に油を供給するための油路92とされている。つまり、外周スプライン部91のスプライン溝部91bと第1筒部83bの内周面との間が油路92とされている。
また、第1ピストン83の第1筒部83bの先端部には傾斜面83dが周方向に沿って形成されており、この傾斜面83dと傾斜壁部82eの内面との間には所定の隙間92aが設けられ、この隙間92aを介して油路92と第2油圧室88とが連通している。
また、第2油圧室88は、第2ピストン84の円板部84aと、第2シリンダ部82の筒部82bの内周面の一部と円板部82aと、第1ピストン83の第1筒部83bの外周面の一部とで囲まれた空間で構成されており、この第2油圧室88に第2ピストン84の円板部84aが面している。
そして、油路37に供給される油は、油穴87、油路86、第1油圧室85、油路92および隙間92aを通って第2油圧室88に供給されるようになっている。
このような構成の押圧装置80では、油路37、油穴87、油路86を通って第1油圧室85に油が供給されると、この油は、第1ピストン83と入力側ディスク2の背面2bとが互いに離れる方向に、入力側ディスク2を移動させる。これにより、入力側ディスク2が出力側ディスクに向かって押圧される。
一方、油路37、油穴87、油路86、第1油圧室85、油路92および隙間92aを通って第2油圧室88に油が供給されると、この油は、第2ピストン84と第2シリンダ部82とが離れる方向に第2シリンダ部82を移動させる。これにより、第2シリンダ部82と一体を成す入力軸1がエンジン側(図3おいて右側)へと移動し、ローディングナット9(図5参照)を介して、エンジンから遠くに位置する反対側の入力側ディスク2が出力側ディスクに向かって押圧される。こうして、それぞれのパワーローラのトラクション部が入出力側ディスク2,3の双方に転接し、入力側ディスク2の回転駆動力を所望の減速比で出力側ディスク3に伝達する。
本実施の形態によれば、第1ピストン83の第1筒部83bの内周面と外周スプライン部91との間が第2油圧室88に油を供給するための油路92とされ、入力軸1には、第1油圧室85に油を供給するための油穴87が形成され、第2油圧室88に油を供給するための別の油穴が形成されていないので、入力軸1の製作コストや手間を軽減できるとともに、入力軸1には、2つの油穴が軸方向に離間して存在することがないため、入力軸1の軸長増加を抑えることができ、さらに、入力軸1には第2油圧室88に油を供給する別の油穴がないので、油穴での過大応力発生を抑制できる。
なお、前記2つの実施形態では、入力軸1に結合されて当該入力軸1と一体で回転する入力側ディスク2の背面側に押圧装置70または押圧装置80を設ける場合を例にとって説明したが、トロイダル型無段変速機では、入力側ディスクと出力側ディスクの入出力関係を逆にする場合もある。したがって、本発明は、入力側ディスク2と出力側ディスク3とを入れ替えた場合にも適用できる。
また、前記2つの実施の形態ではダブルキャビティ式ハーフトロイダル型無段変速機に適用する場合を例にとって説明したが、これに限ることなく、本発明はシングルキャビティ式ハーフトロイダル型無段変速機や、フルトロイダル型無段変速機にも適用することができる。
1 入力軸(軸)
2 入力側ディスク(第1ディスク)
3 出力側ディスク(第2ディスク)
11 パワーローラ
70,80 押圧装置
37 油路
38,87 油穴
71,81 第1シリンダ部
72,82 第2シリンダ部
82c 第2筒部
73,83 第1ピストン
83b 第1筒部
74,84 第2ピストン
74a 円板部
74b 軸部
74c 軸孔
75,85 第1油圧室
76,88 第2油圧室
77,92 油路
91 外周スプライン部

Claims (4)

  1. 軸と、この軸に結合されて当該軸と一体で回転する第1ディスクと、この第1ディスクに対向して設けられた第2ディスクと、前記第1ディスクと前記第2ディスクとの間に挟持されるパワーローラと、前記第1ディスクの背面に配置され、かつ前記第1ディスクを軸方向へ押圧する油圧式の押圧装置とを備えたトロイダル型無段変速機において、
    前記押圧装置は、第1油圧室および第2油圧室と、前記第1油圧室に面する第1ピストンおよび前記第2油圧室に面する第2ピストンとを有し、
    前記軸に、前記第1油圧室に油を供給するための油穴が形成され、
    前記第2ピストンに、前記第2油圧室に油を供給するための油路が形成されていることを特徴とするトロイダル型無段変速機。
  2. 前記油路は前記油穴と連通していることを特徴とする請求項1に記載のトロイダル型無段変速機。
  3. 前記第2ピストンが、前記第2油圧室に面する円板部と、この円板部の中央部に当該円板部と同軸に設けられた軸部とを有し、
    前記軸部および前記円板部の中央部に前記軸が挿通される軸孔が形成され、
    この軸孔の内周面に前記油路が軸方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のトロイダル型無段変速機。
  4. 軸と、この軸に結合されて当該軸と一体で回転する第1ディスクと、この第1ディスクに対向して設けられた第2ディスクと、前記第1ディスクと前記第2ディスクとの間に挟持されるパワーローラと、前記第1ディスクの背面に配置され、かつ前記第1ディスクを軸方向へ押圧する油圧式の押圧装置とを備えたトロイダル型無段変速機において、
    前記押圧装置は、第1油圧室および第2油圧室と、前記第1油圧室に面する第1ピストンおよび前記第2油圧室に面する第2ピストンとを有し、
    前記第1ピストンはその中央部に円筒状の第1筒部を有し、
    前記第2シリンダ部はその中央部に前記第1筒部の内側に同軸に配置される円筒状の第2筒部を有し、
    前記第2筒部の外周部に外周スプライン部が設けられ、
    前記軸に、前記第1油圧室に油を供給するための油穴が形成され、
    前記第1筒部の内周面と前記外周スプライン部との間が前記第2油圧室に油を供給するための油路とされていることを特徴とするトロイダル型無段変速機。
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