JP2015045387A - 車輪用軸受シール - Google Patents

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Akira Konishi
亮 小西
後藤 聡
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Abstract

【課題】シール内へ泥水が浸入して堆積しても所望のラビリンスすきまを維持し、密封性の向上を図った車輪用軸受シールを提供する。
【解決手段】スリンガ11の立板部11bの側面にエラストマに磁性体粉が混入され、周方向等配で交互に磁極N、Sが着磁された磁気エンコーダ14が加硫接着により一体に接合された車輪用軸受シール7において、スリンガ11の立板部11bの外縁から軸受外方側に折曲されて延びる環状の鍔部11cが形成され、磁気エンコーダ14の外径部が当該スリンガ11の鍔部11cによって覆われると共に、芯金12の嵌合部12aの端部が僅かに縮径されて薄肉に形成され、この端部外表面にシール部材13が回り込んで固着されて開口端部15が構成され、この開口端部15の内径と鍔部11cの外径が僅かな径方向すきまを介して対峙し、ラビリンスシール16が構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとからなる複合型のシール、所謂パックシールからなる車輪用軸受シールに関し、詳しくは、シール内へ泥水が浸入して堆積しても所望のラビリンスすきまを維持し、密封性の向上を図った車輪用軸受シールに関するものである。
従来から自動車等の車輪を支持する車輪用軸受装置は、車輪を取り付けるためのハブ輪を複列の転がり軸受を介して回転自在に支承するもので、駆動輪用と従動輪用とがある。構造上の理由から、駆動輪用では内輪回転方式が、従動輪用では内輪回転と外輪回転の両方式が一般的に採用されている。また、車輪用軸受装置には、懸架装置を構成するナックルとハブ輪との間に複列アンギュラ玉軸受等からなる車輪用軸受を嵌合させた第1世代と称される構造から、外方部材の外周に直接車体取付フランジまたは車輪取付フランジが形成された第2世代構造、また、ハブ輪の外周に一方の内側転走面が直接形成された第3世代構造、あるいは、ハブ輪と等速自在継手の外側継手部材の外周にそれぞれ内側転走面が直接形成された第4世代構造とに大別されている。
これらの軸受開口部には、軸受内部に封入されたグリースの漏れを防止すると共に、外部から雨水やダスト等の侵入を防止するためにシールが装着されている。近年、自動車の燃費向上のため軸受部の低トルク化が進んでいる。この軸受部の回転トルクのうち、シールの回転トルクが支配的である。すなわち、転がり抵抗に比べシールの摺動抵抗が大きく、回転トルクに占めるシールの摺動抵抗の比率が高く、車輪用軸受装置のシールにおいて、さらなる低トルク化が要求されるようになっている。また、シールの密封性と耐久性を高めることにより、軸受寿命の向上を確実に図ることができる。
従来から、密封性を高めた車輪用軸受シールに関しては種々提案されているが、こうした車輪用軸受シールの代表的な一例を図9に示す。このシール50は、互いに対向配置された環状のシール板51とスリンガ52とからなるパックシールで構成されている。シール板51は、外方部材(図示せず)に装着される芯金53と、この芯金53に加硫接着により一体に接合されたシール部材54とからなる。
芯金53は、鋼板からプレス加工にて断面略L字状に形成され、外方部材に圧入され、端部が僅かに縮径されて薄肉に形成された円筒状の嵌合部53aと、この嵌合部53aから径方向内方に延びる内径部53bとを備えている。
シール部材54は合成ゴムからなり、径方向外方に傾斜して延びる第1および第2のサイドリップ54a、54bと、これら第1および第2のサイドリップ54a、54bの内径側で、軸受内方側に傾斜して延びるグリースリップ54cを有している。
一方、スリンガ52は防錆能を有する鋼板からプレス加工にて断面略L字状に形成され、内輪(図示せず)の外径に圧入される円筒部52aと、この円筒部52aから径方向外方に延びる立板部52bとを備えている。そして、シール部材54の第1および第2のサイドリップ54a、54bが立板部52bに所定の軸方向シメシロを介して摺接されると共に、グリースリップ54cが円筒部52aに所定の径方向シメシロを介して摺接されている。そして、第1および第2のサイドリップ54a、54bのうち外径側に形成された第1のサイドリップ54aのシメシロが内径側のサイドリップ54bのシメシロよりも僅かに大きく設定されている。これにより、シール摺動トルクを抑制し、第1のサイドリップ54aが摩耗しても所望の密封性を維持することができる。さらに、立板部52bの軸受外方側の側面に磁気エンコーダ55が加硫接着により一体に接合されている。
シール部材54は、芯金53の嵌合部53aの端部外表面に回り込んで固着され、外方部材との嵌合部の気密性の向上を図っている。そして、シール部材54の開口端部56の内径面が、外径側に向って所定の傾斜角αからなるテーパ面に形成されている。また、磁気エンコーダ55は、スリンガ52の立板部52bの外径部を覆うように回り込み部55aが形成されている。この外径d1と、シール部材54の開口端部56の内径d2が、僅かな径方向すきまδを介して対峙し、ラビリンスシール57が構成されている。開口端部56の傾斜角αは5〜20°の範囲に設定されると共に、径方向すきまδ(=d2−d1)は、0.2〜0.3mmの範囲に設定されている。これにより、シール50の耐泥水性能を向上させると共に、ラビリンスシール57からシール50内に泥水が浸入したとしても、車輪の回転に伴う遠心力で容易に排出され、軸受空間への泥水の浸入を効果的に防止することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2011−99464号公報
然しながら、こうした従来のシール50では、シール部材54の合成ゴムが、芯金53の嵌合部53aの端部外表面に回り込んで固着されると共に、磁気エンコーダ55の合成ゴムによって、スリンガ52の立板部52bの外径部を覆うように回り込み部55aが形成され、この回り込み部55aとシール部材54の開口端部56との間にラビリンスシール57が構成されているため、泥水がこのラビリンスシール57に浸入して堆積した場合、回り込み部55aが摩耗する恐れがある。磁気エンコーダ55の素材となる合成ゴムは、シール部材54の素材となる合成ゴムに比べ、少なくとも磁性体粉が混入されている分摩耗し易く、この回り込み部55aの摩耗によってラビリンスシール57のすきまが大きくなり、泥水が内部に浸入し易くなって、長期間に亘って安定した密封性を維持することが難しくなる。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもので、シール内へ泥水が浸入して堆積しても所望のラビリンスすきまを維持し、密封性の向上を図った車輪用軸受シールを提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、この外方部材に複列の転動体を介して内挿され、外周に複列の内側転走面を有する内方部材と、この内方部材と前記外方部材との間の開口部に装着された車輪用軸受シールであって、互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとから構成され、前記シール板が、前記外方部材の端部内周に圧入される芯金と、この芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材とを備え、前記スリンガが断面略L字状に形成され、前記内方部材の端部外周に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部とを有し、この立板部の軸受外方側の側面にエラストマに磁性体粉が混入されて周方向で交互に磁極N、Sが着磁された磁気エンコーダが加硫接着により一体に接合された車輪用軸受シールにおいて、前記スリンガの立板部の外縁から軸受外方側に延びる鍔部が形成され、前記磁気エンコーダの外径部が当該スリンガの鍔部によって覆われると共に、この鍔部の外径と前記シール板の開口端部の内径が径方向すきまを介して対峙し、ラビリンスシールが構成されている。
このように、内方部材と外方部材との間に形成された環状空間の開口部に装着された車輪用軸受シールが、互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとから構成され、シール板が、外方部材の端部内周に圧入される芯金と、この芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材とを備え、スリンガが断面略L字状に形成され、内方部材の端部外周に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部を有し、この立板部の軸受外方側の側面にエラストマに磁性体粉が混入されて周方向で交互に磁極N、Sが着磁された磁気エンコーダが加硫接着により一体に接合され、当該立板部にサイドリップが所定の軸方向シメシロを介して摺接され、円筒部にグリースリップが所定の径方向シメシロを介して摺接された車輪用軸受シールにおいて、スリンガの立板部の外縁から軸受外方側に延びる鍔部が形成され、磁気エンコーダの外径部が当該スリンガの鍔部によって覆われると共に、この鍔部の外径とシール板の開口端部の内径が径方向すきまを介して対峙し、ラビリンスシールが構成されているので、シール内へ泥水が浸入して堆積しても磁気エンコーダの摩耗を防止して所望のラビリンスすきまを維持し、密封性の向上を図った車輪用軸受シールを提供することができる。
好ましくは、請求項2に記載の発明のように、前記芯金の嵌合部の端部が薄肉に形成され、この端部外表面に前記シール部材が回り込んで固着されて開口端部が構成され、この開口端部の内径と前記スリンガの鍔部の外径との間に前記ラビリンスシールが形成されていれば、磁気エンコーダの摩耗を防止すると共に、外方部材との嵌合部の気密性の向上を図ることができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記スリンガの鍔部がバーリングにより形成されていれば、磁気エンコーダの肉厚に相当する僅かな突出量でも容易に、かつ精度良く加工することができると共に、加工性が向上して低コスト化を図ることができる。
また、請求項4に記載の発明のように、前記スリンガの鍔部が軸受外方側に湾曲して環状に形成されていれば、磁気エンコーダとスリンガとの接着面積が増大し接合力が高まり、長期間に亘って剥離するのを防止して耐久性を向上させることができる。
また、請求項5に記載の発明のように、前記スリンガの鍔部が径方向外方に傾斜して形成されていれば、ラビリンスシールから浸入した泥水が遠心力によってサイドリップの外表面に沿って容易に排出することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記シール部材の開口端部の内周に径方向内方に傾斜して延びるシールリップが一体に形成され、このシールリップと前記鍔部が接触または径方向すきまを介して対峙し、ラビリンスシールが構成されていれば、外部から泥水等の浸入を防止して一層密封性を向上させることができる。
また、請求項7に記載の発明のように、前記芯金の嵌合部の開口端部の内径と前記スリンガの鍔部の外径が径方向すきまを介して対峙し、金属同士でラビリンスシールが構成されていれば、磁気エンコーダの摩耗を防止すると共に、当初のラビリンスすきまを維持して密封性の向上を図ることができる。
また、請求項8に記載の発明のように、前記スリンガの鍔部が周方向等配に複数形成されると共に、これら鍔部の間にも前記磁気エンコーダが接合されていれば、ラビリンスシールから浸入した泥水が堆積し、固着したとしても、磁気エンコーダと泥との接触が少なくなるため、摩耗するのを防止すると共に、磁気エンコーダとスリンガとの接着面積が増大して接合力が高まり、長期間に亘って剥離するのを防止して耐久性を向上させることができる。
本発明に係る車輪用軸受シールは、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、この外方部材に複列の転動体を介して内挿され、外周に複列の内側転走面を有する内方部材と、この内方部材と前記外方部材との間の開口部に装着された車輪用軸受シールであって、互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとから構成され、前記シール板が、前記外方部材の端部内周に圧入される芯金と、この芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材とを備え、前記スリンガが断面略L字状に形成され、前記内方部材の端部外周に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部とを有し、この立板部の軸受外方側の側面にエラストマに磁性体粉が混入されて周方向で交互に磁極N、Sが着磁された磁気エンコーダが加硫接着により一体に接合された車輪用軸受シールにおいて、前記スリンガの立板部の外縁から軸受外方側に延びる鍔部が形成され、前記磁気エンコーダの外径部が当該スリンガの鍔部によって覆われると共に、この鍔部の外径と前記シール板の開口端部の内径が径方向すきまを介して対峙し、ラビリンスシールが構成されているので、シール内へ泥水が浸入して堆積しても磁気エンコーダの摩耗を防止して所望のラビリンスすきまを維持し、密封性の向上を図った車輪用軸受シールを提供することができる。
本発明に係る車輪用軸受シールが装着された車輪用軸受を示す縦断面図である。 (a)は、本発明に係る車輪用シールを示す縦断面図、(b)は、(a)の変形例を示す要部拡大図である。 図2(a)の車輪用シールの他の変形例を示す縦断面図である。 図2(a)の車輪用シールの他の変形例を示す縦断面図である。 図2(a)の車輪用シールの他の変形例を示す縦断面図である。 図2(a)の車輪用シールの他の変形例を示す縦断面図である。 図6の車輪用シールの変形例を示す縦断面図である。 図2(a)の車輪用シールの他の変形例を示し、(a)は、(b)のX−X線に沿った縦断面図、(b)は、正面図、(c)は、(b)のY−Y線に沿った縦断面図である。 従来のシールを示す縦断面図である。
内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、この外方部材に複列の転動体を介して内挿され、外周に複列の内側転走面を有する内方部材と、この内方部材と前記外方部材との間の開口部に装着された車輪用軸受シールであって、互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとからなるパックシールで構成され、前記シール板が、前記外方部材の端部内周に圧入される芯金と、この芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材とを備え、このシール部材が、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップと、軸受内方側に傾斜して延びるグリースリップを一体に有すると共に、前記スリンガが断面略L字状に形成され、前記内方部材の端部外周に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部とを有し、この立板部の軸受外方側の側面にエラストマに磁性体粉が混入されて周方向等配で交互に磁極N、Sが着磁された磁気エンコーダが加硫接着により一体に接合され、当該立板部に前記サイドリップが所定の軸方向シメシロを介して摺接され、前記円筒部に前記グリースリップが所定の径方向シメシロを介して摺接された車輪用軸受シールにおいて、前記スリンガの立板部の外縁から軸受外方側に折曲されて延びる環状の鍔部が形成され、前記磁気エンコーダの外径部が当該スリンガの鍔部によって覆われると共に、前記芯金の嵌合部の端部が縮径されて薄肉に形成され、この端部外表面に前記シール部材が回り込んで固着されて開口端部が構成され、この開口端部の内径と前記鍔部の外径が径方向すきまを介して対峙し、ラビリンスシールが構成されている。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る車輪用軸受シールが装着された車輪用軸受を示す縦断面図、図2(a)は、本発明に係る車輪用シールを示す縦断面図、(b)は、(a)の変形例を示す要部拡大図、図3乃至図6、8は、図2(a)の車輪用シールの他の変形例を示す縦断面図、図7は、図6の車輪用シールの変形例を示す縦断面図である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウター側(図1の左側)、中央寄り側をインナー側(図1の右側)という。
図1に示す車輪用軸受1は第1世代と称され、内周に複列の外側転走面2a、2aが一体に形成された外方部材2と、外周に前記複列の外側転走面2a、2aに対向する内側転走面3aがそれぞれ形成された一対の内輪3、3と、両転走面間に収容された複列の転動体(ボール)4、4と、これらの転動体4、4を転動自在に保持する保持器5、5と、外方部材2と一対の内輪3、3との間に形成された環状空間の開口部に装着されたシール6、7とを備えている。
外方部材2はSUJ2(JIS G 4805)等の高炭素クロム軸受鋼、あるいは浸炭鋼からなる。高炭素クロム軸受鋼の場合は820〜860℃でズブ焼入れされた後、160〜200℃で焼戻しされ、58〜64HRCの範囲に芯部まで硬化処理されている。また、浸炭鋼の場合は、表面が58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。一方、内輪3も外方部材2と同様、SUJ2等の高炭素クロム軸受鋼、あるいは浸炭鋼からなり、高炭素クロム軸受鋼の場合は58〜64HRCの範囲に芯部まで硬化処理され、浸炭鋼の場合は、表面が58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。また、転動体4はSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、ズブ焼入れにより芯部まで62〜67HRCの範囲に硬化処理されている。
この車輪用軸受1は、一対の内輪3、3の小径側(正面側)端面3b、3bが突き合された状態でセットされ、所謂背面合せタイプの複列のアンギュラ玉軸受を構成している。また、シール6、7によって、軸受内部に封入された潤滑グリースの外部への漏洩と、外部から雨水やダスト等が軸受内部に侵入するのを防止している。
車輪用軸受シール6、7のうちアウター側のシール6は、固定側部材となる外方部材2のアウター側端部の内周に所定のシメシロを介して圧入された芯金8と、この芯金8に接合されたシール部材9とからなる一体型のシールで構成されている。
また、インナー側のシール7は、図2(a)に拡大して示すように、互いに対向配置された環状のシール板10とスリンガ11とからなるパックシールで構成されている。シール板10は、外方部材2に装着される芯金12と、この芯金12に加硫接着により一体に接合されたシール部材13とからなる。
芯金12は、オーステナイト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS304系等)や防錆処理された冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCC系等)等の鋼板からプレス加工にて断面略L字状に形成され、外方部材2に圧入され、端部が僅かに縮径されて薄肉に形成された円筒状の嵌合部12aと、この嵌合部12aから径方向内方に延びる内径部12bとを備えている。
シール部材13は、NBR(アクリロニトリル−ブタジエンゴム)等の合成ゴムからなり、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップ13aと、このサイドリップ13aの内径側に二股状に形成されたダストリップ13bとグリースリップ13cを有している。なお、シール部材13の材質としては、NBR以外にも、例えば、耐熱性に優れたHNBR(水素化アクリロニトリル−ブタジエンゴム)、EPM、EPDM(エチレン・プロピレンゴム)等をはじめ、耐熱性、耐薬品性に優れたACM(ポリアクリルゴム)、FKM(フッ素ゴム)、あるいはシリコンゴム等を例示することができる。
一方、スリンガ11は、強磁性体の鋼板、例えば、フェライト系のステンレス鋼板(JIS規格のSUS430系等)や防錆処理された冷間圧延鋼板からプレス加工によって断面略L字状に形成され、内輪3の外径に圧入される円筒部11aと、この円筒部11aから径方向外方に延びる立板部11bと、この立板部11bの外縁からインナー側に折曲して形成された環状の鍔部11cを備えている。そして、シール部材13のサイドリップ13aが立板部11bに所定の軸方向シメシロを介して摺接されると共に、ダストリップ13b、グリースリップ13cが円筒部11aに所定の径方向シメシロを介して摺接されている。また、立板部11bのインナー側の側面に磁気エンコーダ14が加硫接着により一体に接合されている。この磁気エンコーダ14は、エラストマに磁性体粉が混入され、周方向等配で交互に磁極N、Sが着磁されてロータリエンコーダを構成している。
なお、ここでは、転動体4をボールとした複列アンギュラ玉軸受で構成された第1世代の車輪用軸受を例示したが、これに限らず転動体に円すいころを使用した複列円すいころ軸受で構成されていても良い。また、第2〜第3世代構造であっても良い。
ここで、シール部材13は、芯金12の嵌合部12aの端部外表面に回り込んで固着されて開口端部15が構成され、外方部材2との嵌合部の気密性の向上を図っている。また、スリンガ11の鍔部11cによって磁気エンコーダ14の外径部が覆われ、この鍔部11cの外径とシール部材13の開口端部15の内径が僅かな径方向すきまe(直径)を介して対峙し、ラビリンスシール16が構成されている。
通常、エラストマに混入される磁性体粉として、バリウム系およびストロンチウム系などの等方性または異方性フェライト粉、あるいは、希土類系磁性材料等が選択されるが、この磁性体粉の配合量は、安定した検出の得られる磁力を得るために30〜80体積%に設定されている。したがって、シール部材13に適用される合成ゴムに比べ磁気エンコーダ14に使用される合成ゴムは耐摩耗性に劣る。本発明では、シール7の耐泥水性能を向上させると共に、ラビリンスシール16からシール7内に泥水が浸入して堆積したとしても、磁気エンコーダ14がスリンガ11の鍔部11cによって覆われているため摩耗せず、所望のラビリンスすきまを維持して密封性の向上を図った車輪用軸受シールを提供することができる。
ここでは、ラビリンスシール16の径方向すきまeが0.1〜0.8mmの範囲に設定されている。なお、径方向すきまeが0.8mm(直径値)を超えると、ラビリンス効果が減少し、耐泥水性能が低下して密封性が期待できない。また、0.1mm(直径値)未満では、寸法精度のバラツキや真円度等の形状バラツキによって鍔部11cとシール部材13の開口端部15が干渉し、シールトルクが増大する恐れがある。
また、スリンガの鍔部の板厚を図2(b)に示すように他の部分よりも薄肉に形成しても良い。具体的には、このスリンガ11’は、立板部11bの外縁をバーリングにより環状に突出して鍔部11dが形成されている。これにより、磁気エンコーダ14の肉厚に相当する僅かな突出量でも容易に、かつ精度良く加工することができると共に、加工性が向上して低コスト化を図ることができる。
次に、シール7の変形例を図3に示す。このシール17は、前述したシール7と基本的にはシール板10は同じであるが、スリンガ18の形状が異なる。すなわち、スリンガ18は断面略L字状に形成され、内輪3の外径に圧入される円筒部11aと、この円筒部11aから径方向外方に延びる立板部11bと、この立板部11bの外縁からインナー側に湾曲して形成された環状の鍔部18aを備えている。そして、立板部11bのインナー側の側面に磁気エンコーダ14が加硫接着により一体に接合されている。この磁気エンコーダ14がスリンガ11の鍔部18aによって覆われているため、ラビリンスシール16から浸入した泥水が堆積し、固着したとしても、磁気エンコーダ14と泥との接触がなくなるため、摩耗するのを防止すると共に、磁気エンコーダ14とスリンガ18との接着面積が増大し接合力が高まり、長期間に亘って剥離するのを防止して耐久性を向上させることができる。
図4に示すシール19は、前述したシール7の他の変形例である。なお、このシール19は、スリンガ20の鍔部20aの形状が異なる。すなわち、スリンガ20は、内輪(図示せず)の外径に嵌合される円筒部11aとこの円筒部11aから径方向外方に延びる立板部11bと、この立板部11bの外縁から径方向外方に傾斜してインナー側(軸受外方側)に延びる鍔部20aが形成されている。そして、鍔部20aの外径が平坦面に形成され、シール部材13の開口端部15の内径と僅かな径方向すきまeを介して対峙し、ラビリンスシール16が構成されている。これにより、ラビリンスシール16から浸入した泥水が遠心力によってサイドリップ13aの外表面に沿って容易に排出することができ、例え、このラビリンスシール16部分に泥水が堆積し、固着したとしても、磁気エンコーダ14が摩耗するのを防止することができる。
図5に示すシール21は、前述したシール7の他の変形例である。なお、このシール21は、互いに対向配置された環状のシール板22とスリンガ11’とからなるパックシールで構成されている。シール板21は、外方部材(図示せず)に装着される芯金12と、この芯金12に加硫接着により一体に接合されたシール部材23とからなる。
シール部材23はNBR等の合成ゴムからなり、前述した実施形態と同様、芯金12の嵌合部12aの端部外表面に回り込んで開口端部24が形成されている。そして、この開口端部24の内周に径方向内方に傾斜してインナー側に延びるシールリップ24aが一体に形成されている。
一方、スリンガ11’は、内輪(図示せず)の外径に嵌合される円筒部11aとこの円筒部11aから径方向外方に延びる立板部11bと、この立板部11bの外縁からインナー側に折曲して形成された環状の鍔部11dを備えている。この鍔部11dの外径とシール部材23の開口端部24の内径が僅かな径方向すきまeを介して対峙し、ラビリンスシール16が構成されると共に、さらに、シールリップ24aと鍔部11dが僅かな径方向すきまe’(直径)を介して対峙し、ラビリンスシール16’が構成されている。このように、本実施形態では、シール部材23の開口端部24の内周にシールリップ24aが一体に形成され、開口端部24およびシールリップ24aと磁気エンコーダ14の外径部を覆うスリンガ11’の鍔部11dとの間にラビリンスシール16、16’が構成されているので、外部から泥水等の浸入を防止して一層密封性を向上させることができる。なお、シールトルクが高くならない程度にこのシールリップ24aをスリンガ11’の鍔部11dに摺接させても良い。
図6に示すシール25は、前述したシール7の他の変形例である。なお、このシール25は、互いに対向配置された環状のシール板26とスリンガ11’とからなるパックシールで構成されている。シール板26は、外方部材(図示せず)に装着される芯金27と、この芯金27に加硫接着により一体に接合されたシール部材13’とからなる。
芯金27は、オーステナイト系ステンレス鋼板や防錆処理された冷間圧延鋼板等の防錆能を有する鋼板からプレス加工にて断面略L字状に形成され、外方部材2に圧入された円筒状の嵌合部27aと、この嵌合部27aから径方向内方に延びる内径部12bとを備えている。
シール部材13’は、NBR等の合成ゴムからなり、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップ13aと、このサイドリップ13aの内径側に二股状に形成されたダストリップ13bとグリースリップ13cを有すると共に、芯金27の嵌合部27aの端部外表面に回り込んで固着されず、芯金27の嵌合部27aの軸方向略中央部から内径部12bに亙って固着されている。そして、スリンガ11’の鍔部11cの外径と芯金27の開口端部28の内径が僅かな径方向すきまe(直径)を介して対峙し、金属同士でラビリンスシール16が構成されている。これにより、前述した実施形態と同様、磁気エンコーダ14の摩耗を防止すると共に、当初のラビリンスすきまを維持して密封性の向上を図ることができる。
図7に示すシール29は、前述したシール25の変形例である。なお、このシール29は、互いに対向配置された環状のシール板30とスリンガ11’とからなるパックシールで構成されている。シール板30は、外方部材(図示せず)に装着される芯金31と、この芯金31に加硫接着により一体に接合されたシール部材32とからなる。
芯金31は、オーステナイト系ステンレス鋼板や防錆処理された冷間圧延鋼板等の防錆能を有する鋼板からプレス加工にて断面略L字状に形成され、外方部材(図示せず)に圧入され、端部が僅かに薄肉に形成されたた円筒状の嵌合部31aと、この嵌合部31aから径方向内方に延びる内径部12bとを備えている。
シール部材32は、NBR等の合成ゴムからなり、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップ13aと、このサイドリップ13aの内径側に二股状に形成されたダストリップ13bとグリースリップ13cを有すると共に、芯金31の嵌合部31aの端部外径面に固着されたシール部33が形成されている。そして、スリンガ11’の鍔部11cの外径と芯金27の開口端部28の内径が僅かな径方向すきまeを介して対峙し、金属同士でラビリンスシール16が構成されている。これにより、外方部材との嵌合部の気密性を向上させ、前述した実施形態と同様、磁気エンコーダ14の摩耗を防止すると共に、当初のラビリンスすきまを維持して密封性の向上を図ることができる。
図8に示すシール34は、前述したシール7の他の変形例である。なお、このシール29は、基本的にはスリンガ11の構成が異なるだけで、互いに対向配置された環状のシール板10とスリンガ35とからなるパックシールで構成されている。
スリンガ35は、強磁性体の鋼板、例えば、フェライト系のステンレス鋼板や防錆処理された冷間圧延鋼板からプレス加工によって断面略L字状に形成され、内輪3の外径に圧入される円筒部11aと、この円筒部11aから径方向外方に延びる立板部11bと、この立板部11bの外縁からインナー側に折曲して形成された鍔部35aを備えている。
この鍔部35aは、図8(b)、(c)に示すように、周方向等配に複数形成されると共に、スリンガ35の立板部11bのインナー側の側面に磁気エンコーダ14が加硫接着により一体に接合されている。すなわち、これら鍔部35a間にも磁気エンコーダ14が接合され、磁気エンコーダ14の外径部が一部露出している。これにより、ラビリンスシール16から浸入した泥水が堆積し、固着したとしても、磁気エンコーダ14と泥との接触が少なくなるため、摩耗するのを防止すると共に、磁気エンコーダ14とスリンガ35との接着面積が増大して接合力が高まり、長期間に亘って剥離するのを防止して耐久性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る車輪用軸受シールは、互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとからなるパックシールに適用することができる。
1 車輪用軸受
2 外方部材
2a 外側転走面
3 内輪
3a 内側転走面
3b 小径側端面
4 転動体
5 保持器
6 アウター側のシール
7、17、19、21、25、29、34 インナー側のシール
8、12、27、31 芯金
9、13、13’、23、32 シール部材
10、22、26、30 シール板
11、11’、18、20、35 スリンガ
11a 円筒部
11b 立板部
11c、11d、18a、20a、35a 鍔部
12a、27a、31 嵌合部
12b 内径部
13a サイドリップ
13b ダストリップ
13c グリースリップ
14 磁気エンコーダ
15、24、28 開口端部
16、16’ ラビリンスシール
24a シールリップ
33 シール部
50 シール
51 シール板
52 スリンガ
52a 円筒部
52b 立板部
53 芯金
53a 嵌合部
53b 内径部
54 シール部材
54a 第1のサイドリップ
54b 第2のサイドリップ
54c グリースリップ
55 磁気エンコーダ
55a 回り込み部
56 開口端部
57 ラビリンスシール
d1 磁気エンコーダの外径
d2 開口端部の内径
α 開口端部の内径面の傾斜角
δ、e、e’ ラビリンスシールの径方向すきま

Claims (8)

  1. 内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、この外方部材に複列の転動体を介して内挿され、外周に複列の内側転走面を有する内方部材と、この内方部材と前記外方部材との間の開口部に装着された車輪用軸受シールであって、
    互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとから構成され、前記シール板が、前記外方部材の端部内周に圧入される芯金と、この芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材とを備え、
    前記スリンガが断面略L字状に形成され、前記内方部材の端部外周に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部とを有し、この立板部の軸受外方側の側面にエラストマに磁性体粉が混入されて周方向で交互に磁極N、Sが着磁された磁気エンコーダが加硫接着により一体に接合された車輪用軸受シールにおいて、
    前記スリンガの立板部の外縁から軸受外方側に延びる鍔部が形成され、前記磁気エンコーダの外径部が当該スリンガの鍔部によって覆われると共に、この鍔部の外径と前記シール板の開口端部の内径が径方向すきまを介して対峙し、ラビリンスシールが構成されていることを特徴とする車輪用軸受シール。
  2. 前記芯金の嵌合部の端部が薄肉に形成され、この端部外表面に前記シール部材が回り込んで固着されて開口端部が構成され、この開口端部の内径と前記スリンガの鍔部の外径との間に前記ラビリンスシールが形成されている請求項1に記載の車輪用軸受シール。
  3. 前記スリンガの鍔部がバーリングにより形成されている請求項1または2に記載の車輪用軸受シール。
  4. 前記スリンガの鍔部が軸受外方側に湾曲して環状に形成されている請求項1または2に記載の車輪用軸受シール。
  5. 前記スリンガの鍔部が径方向外方に傾斜して形成されている請求項1または2に記載の車輪用軸受シール。
  6. 前記シール部材の開口端部の内周に径方向内方に傾斜して延びるシールリップが一体に形成され、このシールリップと前記鍔部が接触または径方向すきまを介して対峙し、ラビリンスシールが構成されている請求項2に記載の車輪用軸受シール。
  7. 前記芯金の嵌合部の開口端部の内径と前記スリンガの鍔部の外径が径方向すきまを介して対峙し、金属同士でラビリンスシールが構成されている請求項1および請求項3乃至5いずれかに記載の車輪用軸受シール。
  8. 前記スリンガの鍔部が周方向等配に複数形成されると共に、これら鍔部の間にも前記磁気エンコーダが接合されている請求項1乃至5いずれかに記載の車輪用軸受シール。
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