JP2012154373A - 車輪用軸受シール - Google Patents

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Abstract

【課題】シール内への泥水の浸入を防止して密封性の向上を図った車輪用軸受シールを提供する。
【解決手段】互いに対向配置された環状のシール板10とスリンガ11とからなるパックシールで構成された車輪用軸受シールにおいて、芯金12の嵌合部12aの端部外表面を覆うように、外径が芯金12の嵌合部12aの外径よりも大径に形成された回り込み部15がシール部材13に形成され、この回り込み部15の端面15aと磁気エンコーダ14の側面が略面一に設定されると共に、回り込み部15の内周に径方向内方に傾斜して延びる補助リップ16が一体に形成され、スリンガ11の立板部11bの外径部を覆うように磁気エンコーダ14に回り込み部14aが形成されて補助リップ16が摺接している。
【選択図】図2

Description

本発明は、パックシールからなる車輪用軸受シールに関し、詳しくは、シール内への泥水の浸入を防止して密封性の向上を図った車輪用軸受シールに関するものである。
従来から自動車等の車輪を支持する車輪用軸受装置は、車輪を取り付けるためのハブ輪を複列の転がり軸受を介して回転自在に支承するもので、駆動輪用と従動輪用とがある。構造上の理由から、駆動輪用では内輪回転方式が、従動輪用では内輪回転と外輪回転の両方式が一般的に採用されている。また、車輪用軸受装置には、懸架装置を構成するナックルとハブ輪との間に複列アンギュラ玉軸受等からなる車輪用軸受を嵌合させた第1世代と称される構造から、外方部材の外周に直接車体取付フランジまたは車輪取付フランジが形成された第2世代構造、また、ハブ輪の外周に一方の内側転走面が直接形成された第3世代構造、あるいは、ハブ輪と等速自在継手の外側継手部材の外周にそれぞれ内側転走面が直接形成された第4世代構造とに大別されている。
これらの軸受部には、軸受内部に封入されたグリースの漏れを防止すると共に、外部から雨水やダスト等の侵入を防止するためにシールが装着されている。近年、自動車のメンテナンスフリー化が進み、車輪用軸受装置においてもさらなる長寿命化が要求されるようになっているが、市場回収品の軸受損傷状況を検証すると、剥離等の本来の軸受寿命よりも、シール不具合あるいは密封性の低下により軸受内に雨水やダスト等が侵入して軸受が損傷する事例が少なくない。したがって、シールの密封性を向上させることにより、軸受寿命の向上を図ることができる。
従来から、密封性を高めたシールに関しては種々提案されているが、こうしたシールの一例を図9に示す。この組み合わせシールリング50は、車輪用軸受の相対回転する外方部材と内方部材の端部に装着され、両部材間に形成される環状空間の開口部を密封している。組み合わせシールリング50は、回転側円輪部51bの先端部分である外周縁部と、シールリング52の外径寄り部分に存在する基部53aとの間部分に、径方向ラビリンスシール54と軸方向ラビリンスシール55とを、スリンガ51とシールリング52との間に存在する内部空間56内への異物の侵入経路に関して互いに直列に設けている。
回転側円輪部51bの軸方向両側面のうちで、シールリング52を構成する芯金57の静止側円輪部57bと反対側の側面に、ゴム磁石製で円輪状のエンコーダ58を、全周に亙って設けている。そして、スリンガ51を構成する回転側円輪部51bの外周縁部に設けたシール用突条59は、基半部59aと先半部59bとからなる、断面略L字形としている。このうちの基半部59aは、回転側円輪部51bの先端縁から、シールリング52の芯金57を構成する静止側円輪部57bに向けて、軸方向に突出している。また、先半部59bは、基半部59aの先端部から芯金57を構成する静止側円筒部57aに向け、径方向外方に折れ曲がっている。
一方、シールリング52を構成するシール用弾性部材53の基部53aの一部で静止側円筒部57aの内周面を覆う部分に、径方向外方に凹んだ径方向凹溝部60を、全周に亙り形成している。スリンガ51とシールリング52とを組み合わせる際には、シール用突条59の先半部59bを径方向凹溝部60に、弾性変形しつつ係合させる。すなわち、この先半部59bの外径を弾性的に縮めつつ、この先半部59bを基部53aの開口側の小径部を通過させ、径方向凹溝部60部分で弾性的に復元させて、先半部59bと径方向凹溝部60とを係合させる。また、この状態で、これら先半部59bの外周縁と径方向凹溝部60の底面とを、この先半部59bの軸方向側面と基部53aの軸方向側面とを、それぞれ近接対向若しくは当接圧がゼロの状態で接触させて、径方向ラビリンスシール54および軸方向ラビリンスシール55を構成する。
このような組み合わせシールリング50の構造によれば、スリンガ51とシールリング52との間に存在する内部空間56への、泥水等の異物の侵入を効果的に防止できると言った作用・効果に加えて、スリンガ51とシールリング52とが不用意に分離することを防止できる。すなわち、シール用突条59と径方向凹溝部60との係合に基づいて、一度組み合わせたスリンガ51とシールリング52とを分離するためには、ある程度大きな力が必要になる。このため、組み合わせシールリング50を転がり軸受ユニットに組み付ける以前における取り扱い性の向上が図れる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2010−185465号公報
然しながら、こうした従来の組み合わせシールリング50では、ラビリンスシール54、55から泥水等が内部に浸入する恐れがあり、この場合、路面側ではシールリップ部に泥水が滞留して容易に排出することができない。そのため、路面側のシールリップ部が常に泥水に曝される状態となり、トルクの増大や摩耗が促進され、耐久性が低下する恐れがあった。
本発明は、このような従来の問題に鑑みてなされたもので、シール内への泥水の浸入を防止して密封性の向上を図った車輪用軸受シールを提供することを目的とする。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、この外方部材に複列の転動体を介して内挿され、外周に複列の内側転走面を有する内方部材との間に形成された環状空間の開口部に装着された車輪用軸受シールであって、互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとからなるパックシールで構成され、前記シール板が、前記外方部材の端部内周に圧入される芯金と、この芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材とを備え、このシール部材が、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップと、軸受内方側に傾斜して延びるグリースリップとを一体に有すると共に、前記スリンガが、前記内方部材の端部外周に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部を有し、この立板部のインナー側の側面に磁気エンコーダが加硫接着により一体に接合され、当該立板部に前記サイドリップが所定の軸方向シメシロを介して摺接され、前記円筒部に前記グリースリップが所定の径方向シメシロを介して摺接された車輪用軸受シールにおいて、前記芯金の嵌合部の端部外表面を覆うように前記シール部材に回り込み部が形成され、この回り込み部の端面と前記磁気エンコーダの側面が略面一に設定されると共に、前記回り込み部の内周に径方向内方に傾斜して延びる補助リップが一体に形成され、前記スリンガに所定の径方向シメシロを介して摺接している。
このように、内方部材と外方部材との間に形成された環状空間の開口部に装着された車輪用軸受シールであって、互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとからなるパックシールで構成され、シール板が、外方部材の端部内周に圧入される芯金と、この芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材とを備え、このシール部材が、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップと、軸受内方側に傾斜して延びるグリースリップとを一体に有すると共に、スリンガが、内方部材の端部外周に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部を有し、この立板部のインナー側の側面に磁気エンコーダが加硫接着により一体に接合され、当該立板部にサイドリップが所定の軸方向シメシロを介して摺接され、円筒部にグリースリップが所定の径方向シメシロを介して摺接された車輪用軸受シールにおいて、芯金の嵌合部の端部外表面を覆うようにシール部材に回り込み部が形成され、この回り込み部の端面と磁気エンコーダの側面が略面一に設定されると共に、回り込み部の内周に径方向内方に傾斜して延びる補助リップが一体に形成され、スリンガに所定の径方向シメシロを介して摺接しているので、シール内に泥水が浸入するのを確実に防止することができ、シールの耐泥水性能を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明のように、前記シール部材の回り込み部の外径が前記芯金の嵌合部の外径よりも大径に形成され、前記外方部材の端部内周に所定の径方向シメシロを介して圧入されていれば、外方部材との嵌合部の気密性の向上を図ることができる。
また、請求項3に記載の発明のように、前記スリンガの立板部の外径部を覆うように前記磁気エンコーダに回り込み部が形成され、この回り込み部に前記補助リップが摺接していても良い。
また、請求項4に記載の発明のように、前記補助リップが前記磁気エンコーダの側面よりもアウター側に入り込んだ位置に形成されていれば、補助リップが磁気エンコーダの側面から突出することがなく、組立工程でシールを積層させて載置した時、補助リップが干渉して損傷するのを防止することができる。
また、請求項5に記載の発明のように、前記スリンガが、前記立板部から軸方向に延びる鍔部を備え、断面略コの字状に形成され、当該鍔部の外周面に前記補助リップが摺接していれば、滑らかな面に摺接されているので、リップ摩耗を抑えることができ、長期間に亘って密封性能を確保することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記鍔部の端部に面取り部が形成されていれば、シール板とスリンガとを組み立てる際、補助リップが反転して損傷するのを防止することができる。
また、請求項7に記載の発明のように、前記補助リップがインナー側に傾斜して形成されると共に、当該補助リップの摺接面がインナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されていれば、シール板とスリンガとを組み立てる際、補助リップが反転して損傷するのを防止することができる。
また、請求項8に記載の発明のように、前記スリンガの表面に微小なディンプルが無数に形成されると共に、前記シール部材のリップに予めグリースが塗布されていれば、リップとスリンガとの接触部に油膜が形成し易くなり、シールの摺動抵抗を低減させ、低トルク化と共に、リップ摩耗を低減させることができる。また、これらのディンプルによって磁気エンコーダの固着力を高めることができる。
また、請求項9に記載の発明のように、前記ディンプルの凹凸が表面粗さでRz2〜4の範囲に設定されていれば、効果的に油膜を形成することができる。
また、請求項10に記載の発明のように、前記磁気エンコーダの外径部に凸条が形成され、前記シール部材の回り込み部に僅かな径方向すきまを介して対向し、ラビリンスシールが形成されていれば、補助リップと相俟ってシール内に泥水が浸入するのを確実に防止することができ、シールの耐泥水性能を一層向上させることができる。
本発明に係る車輪用軸受シールは、内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、この外方部材に複列の転動体を介して内挿され、外周に複列の内側転走面を有する内方部材との間に形成された環状空間の開口部に装着された車輪用軸受シールであって、互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとからなるパックシールで構成され、前記シール板が、前記外方部材の端部内周に圧入される芯金と、この芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材とを備え、このシール部材が、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップと、軸受内方側に傾斜して延びるグリースリップとを一体に有すると共に、前記スリンガが、前記内方部材の端部外周に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部を有し、この立板部のインナー側の側面に磁気エンコーダが加硫接着により一体に接合され、当該立板部に前記サイドリップが所定の軸方向シメシロを介して摺接され、前記円筒部に前記グリースリップが所定の径方向シメシロを介して摺接された車輪用軸受シールにおいて、前記芯金の嵌合部の端部外表面を覆うように前記シール部材に回り込み部が形成され、この回り込み部の端面と前記磁気エンコーダの側面が略面一に設定されると共に、前記回り込み部の内周に径方向内方に傾斜して延びる補助リップが一体に形成され、前記スリンガに所定の径方向シメシロを介して摺接しているので、シール内に泥水が浸入するのを確実に防止することができ、シールの耐泥水性能を向上させることができる。
本発明に係る車輪用軸受シールが装着された車輪用軸受を示す縦断面図である。 本発明に係るシールを示す断面図である。 図2のシールの変形例を示す断面図である。 図3の変形例を示す断面図である。 図2のシールの他の変形例を示す断面図である。 図4のシールの変形例を示す断面図である。 図4のシールの他の変形例を示す断面図である。 図7のシールの変形例を示す断面である。 従来のシールを示す断面図である。
内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、この外方部材に複列の転動体を介して内挿され、外周に複列の内側転走面を有する内方部材との間に形成された環状空間の開口部に装着された車輪用軸受シールであって、互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとからなるパックシールで構成され、前記シール板が、前記外方部材の端部内周に圧入される芯金と、この芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材とを備え、このシール部材が、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップと、軸受内方側に傾斜して延びるグリースリップとを一体に有すると共に、前記スリンガが、前記内方部材の端部外周に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部を有し、この立板部のインナー側の側面に磁気エンコーダが加硫接着により一体に接合され、当該立板部に前記サイドリップが所定の軸方向シメシロを介して摺接され、前記円筒部に前記グリースリップが所定の径方向シメシロを介して摺接された車輪用軸受シールにおいて、前記芯金の嵌合部の端部外表面を覆うように、外径が前記芯金の嵌合部の外径よりも大径に形成された回り込み部が前記シール部材に形成され、この回り込み部の端面と前記磁気エンコーダの側面が略面一に設定されると共に、前記回り込み部の内周に径方向内方に傾斜して延びる補助リップが一体に形成され、前記スリンガの立板部の外径部を覆うように前記磁気エンコーダに回り込み部が形成されて前記補助リップが摺接している。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るシールが装着された車輪用軸受を示す縦断面図、図2は、本発明に係るシールを示す断面図、図3は、図2のシールの変形例を示す断面図、図4は、図3の変形例を示す断面図、図5は、図2のシールの他の変形例を示す断面図、図6は、図4のシールの変形例を示す断面図、図7は、図4のシールの他の変形例を示す断面図、図8は、図7のシールの変形例を示す断面である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウター側(図1の左側)、中央寄り側をインナー側(図1の右側)という。
図1に示す車輪用軸受1は第1世代と称され、内周に複列の外側転走面2a、2aが一体に形成された外方部材2と、外周に前記複列の外側転走面2a、2aに対向する内側転走面3aがそれぞれ形成された一対の内輪3、3と、両転走面間に収容された複列の転動体(ボール)4、4と、これらの転動体4、4を転動自在に保持する保持器5、5と、外方部材2と一対の内輪3、3との間に形成された環状空間の開口部に装着されたシール6、7とを備えている。
外方部材2はSUJ2(JIS G 4805)等の高炭素クロム軸受鋼、あるいは浸炭鋼からなる。高炭素クロム軸受鋼の場合は820〜860℃でズブ焼入れされた後、160〜200℃で焼戻しされ、58〜64HRCの範囲に芯部まで硬化処理されている。また、浸炭鋼の場合は、表面が58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。一方、内輪3も外方部材2と同様、SUJ2等の高炭素クロム軸受鋼、あるいは浸炭鋼からなり、高炭素クロム軸受鋼の場合は58〜64HRCの範囲に芯部まで硬化処理され、浸炭鋼の場合は、表面が58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。また、転動体4はSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼からなり、ズブ焼入れにより芯部まで62〜67HRCの範囲に硬化処理されている。
この車輪用軸受1は、一対の内輪3、3の小径側(正面側)端面3b、3bが突き合された状態でセットされ、所謂背面合せタイプの複列のアンギュラ玉軸受を構成している。また、シール6、7によって、軸受内部に封入された潤滑グリースの外部への漏洩と、外部から雨水やダスト等が軸受内部に侵入するのを防止している。
シール6、7のうちアウター側のシール6は、固定側部材となる外方部材2のアウター側端部の内周に所定のシメシロを介して圧入された芯金8と、この芯金8に加硫接着により一体に接合されたシール部材9とからなる一体型のシールで構成されている。
また、インナー側のシール7は、図2に拡大して示すように、互いに対向配置された環状のシール板10とスリンガ11とからなる複合型のシール、所謂パックシールで構成されている。シール板10は、外方部材2に装着される芯金12と、この芯金12に加硫接着により一体に接合されたシール部材13とからなる。
芯金12は、オーステナイト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS304系等)や防錆処理された冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCC系等)等の防錆能を有する鋼板からプレス加工にて断面略L字状に形成され、外方部材2に圧入され、端部が僅かに縮径されて薄肉に形成された円筒状の嵌合部12aと、この嵌合部12aから径方向内方に延びる内径部12bとを備えている。
シール部材13は、NBR(アクリロニトリル−ブタジエンゴム)等の合成ゴムからなり、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップ13aと、このサイドリップ13aの内径側で、二股状に形成されたダストリップ13bとグリースリップ13cとを有している。なお、シール部材13の材質としては、NBR以外にも、例えば、耐熱性に優れたHNBR(水素化アクリロニトリル−ブタジエンゴム)、EPM、EPDM(エチレン・プロピレンゴム)等をはじめ、耐熱性、耐薬品性に優れたACM(ポリアクリルゴム)、FKM(フッ素ゴム)、あるいはシリコンゴム等を例示することができる。
一方、スリンガ11は断面略L字状に形成され、内輪3の外径に圧入される円筒部11aと、この円筒部11aから径方向外方に延びる立板部11bとを備えている。そして、シール部材13のサイドリップ13aが立板部11bに所定の軸方向シメシロを介して摺接されると共に、ダストリップ13bとグリースリップ13cが円筒部11aに所定の径方向シメシロを介して摺接されている。また、立板部11bのインナー側の側面に磁気エンコーダ14が加硫接着により一体に接合されている。この磁気エンコーダ14は、エラストマに磁性体粉が混入され、周方向等配で交互に磁極N、Sが着磁されてロータリエンコーダを構成している。
なお、ここでは、転動体4をボールとした複列アンギュラ玉軸受で構成された第1世代の車輪用軸受を例示したが、これに限らず転動体に円すいころを使用した複列円すいころ軸受で構成されていても良い。また、車輪用軸受1が第1世代に限らず、第2〜第3世代構造であっても良い。
ここで、磁気エンコーダ14は、スリンガ11の立板部11bの外径部を覆うように回り込み部14aが形成されている。また、シール部材13にも、芯金12の嵌合部12aの端部外表面を覆うように回り込み部15が形成され、この回り込み部15の外径が前記芯金12の嵌合部12aの外径よりも大径に形成され、所定の径方向シメシロを介して圧入されている。これにより、外方部材2との嵌合部の気密性の向上を図ることができる。そして、シール部材13の開口端部15a、すなわち、回り込み部15の端面15aと磁気エンコーダ14の側面が略面一に設定され、回り込み部15の内周に径方向内方に傾斜して延びる補助リップ16が一体に形成されている。この補助リップ16は、インナー側に傾斜して形成され、磁気エンコーダ14の回り込み部14aに所定の径方向シメシロを介して摺接している。これにより、シール7内に泥水が浸入するのを確実に防止することができ、シール7の耐泥水性能を向上させることができる。ここで、前記「略面一」の略とは、各部材の出来具合や接合時の誤差程度のものも含む意味であり、具体的には±0.1mm程度である。
なお、ここで、補助リップ16は磁気エンコーダ14の側面よりもアウター側にBだけ入り込んだ位置に形成され、B>0に設定されている。これにより、補助リップ16は磁気エンコーダ14の側面から突出することがなく、例えば、組立工程でシール7を積層させて載置した時、補助リップ16が干渉して損傷するのを防止することができる。
図3に示すシール17は、前述したシール7(図2)の変形例である。なお、このシール17は、シール7と基本的にはスリンガの構成が一部異なるだけで、その他同一部品同一部位には同じ符合を付して詳細な説明を省略する。
この磁気エンコーダ18には回り込み部がなく、スリンガ11の立板部11bの先端部が露出している。そして、補助リップ16がこのスリンガ11の立板部11bに摺接している。
図4に示すシール19は、前述したシール17(図3)の変形例である。なお、このシール19は、シール17と基本的にスリンガの形状が一部異なるだけで、その他同一部品同一部位には同じ符合を付して詳細な説明を省略する。
このスリンガ20は、内輪(図示せず)の外径に嵌合される円筒部11aと、この円筒部11aから径方向外方に延びる立板部11bと、この立板部11bの外径部から軸方向に延びる円筒状の鍔部20aとを備え、断面略コの字状に形成されている。そして、補助リップ16がこの鍔部20aに摺接している。このように、補助リップ16が前述した摺接面に比べ、滑らかな鍔部20aに摺接されているので、リップ摩耗を抑えることができ、長期間に亘って密封性能を確保することができる。
図5に示すシール21は、前述したシール7(図2)の他の変形例である。なお、このシール21は、シール7と基本的に磁気エンコーダの形状が一部異なるだけで、その他同一部品同一部位には同じ符合を付して詳細な説明を省略する。
磁気エンコーダ22は、スリンガ11の立板部11bの外径部を覆うように回り込み部22aが形成され、この回り込み部22aの外周面がインナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されている。そして、補助リップ16がこの回り込み部22aに摺接している。このように、回り込み部22aの外周面がテーパ面に形成されているので、シール板10とスリンガ11とを組み立てる際、補助リップ16が反転して損傷するのを防止することができる。
図6に示すシール23は、前述したシール19(図4)の変形例である。なお、このシール23は、シール19と基本的にはスリンガの形状が一部異なるだけで、その他同一部品同一部位には同じ符合を付して詳細な説明を省略する。
このスリンガ24は、内輪(図示せず)の外径に嵌合される円筒部11aと、この円筒部11aから径方向外方に延びる立板部11bと、この立板部11bの外径部から軸方向に延びる鍔部24aとを備え、鍔部24aの外周面がインナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されている。そして、補助リップ16がこの鍔部24aに摺接している。このように、スリンガ24の鍔部24aの外周面がテーパ面に形成されているので、補助リップ16が滑らかな鍔部24aに摺接されているので、リップ摩耗を抑えることができると共に、シール板10とスリンガ24とを組み立てる際、補助リップ16が反転して損傷するのを防止することができる。
図7に示すシール25は、前述したシール19(図4)の他の変形例である。なお、このシール25は、シール19と基本的にはスリンガの形状が一部異なるだけで、その他同一部品同一部位には同じ符合を付して詳細な説明を省略する。
このスリンガ20’は、内輪(図示せず)の外径に嵌合される円筒部11aと、この円筒部11aから径方向外方に延びる立板部11bと、この立板部11bの外径部から軸方向に延びる円筒状の鍔部20bとを備え、断面略コの字状に形成されている。そして、鍔部20bに補助リップ16が摺接している。ここで、鍔部20bの端部に面取り部26が形成されている。これにより、シール板10とスリンガ20’とを組み立てる際、補助リップ16が反転して損傷するのを防止することができる。
図8に示すシール27は、前述したシール25(図7)の変形例である。なお、このシール27は、シール25と基本的には磁気エンコーダの形状が一部異なるだけで、その他同一部品同一部位には同じ符合を付して詳細な説明を省略する。
このスリンガ20’は、内輪(図示せず)の外径に嵌合される円筒部11aと、この円筒部11aから径方向外方に延びる立板部11bと、この立板部11bの外径部から軸方向に延びる円筒状の鍔部20bとを備え、この鍔部20bの端部に面取り部26が形成されている。
磁気エンコーダ28は、スリンガ20’の立板部11bの側面に加硫接着によって一体に接合されている。この磁気エンコーダ28の外径部に凸条28aが形成され、シール板10のシール部材13の回り込み部15に僅かな径方向すきまを介して対向し、ラビリンスシール29が形成されている。これにより、補助リップ16と相俟ってシール27内に泥水が浸入するのを確実に防止することができ、シール27の耐泥水性能を一層向上させることができる。
なお、本実施形態では、スリンガ20’の表面にショットピーニング等により微小なディンプル(図示せず)が無数に形成されている。そして、予め各リップにグリースが塗布されている。このディンプルの凹凸は、表面粗さでRz2〜4の範囲に設定されている。これにより、各リップとスリンガ20’との接触部に油膜が形成し易くなり、シール27の摺動抵抗を低減させ、低トルク化と共に、リップ摩耗を低減させることができる。また、これらのディンプルによって磁気エンコーダ28の固着力が高まる。ここで、Rzは、JISの粗さ形状パラメータ(JIS B0601−1994)の十点平均粗さを言う。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係る車輪用軸受シールは、互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとからなるパックシールに適用することができる。
1 車輪用軸受
2 外方部材
2a 外側転走面
3 内輪
3a 内側転走面
3b 小径側端面
4 転動体
5 保持器
6、7、17、19、21、23、25、27 シール
8、12 芯金
9、13 シール部材
10 シール板
11、20、20’、24 スリンガ
11a 円筒部
11b 立板部
12a 嵌合部
12b 内径部
13a サイドリップ
13b ダストリップ
13c グリースリップ
14、18、22、28 磁気エンコーダ
14a、15、22a 回り込み部
15a 回り込み部の端面
16 補助リップ
20a、20b、24a 鍔部
26 面取り部
28a 凸条
29 ラビリンスシール
50 組み合わせシールリング
51 スリンガ
51a 回転側円筒部
51b 回転側円輪部
52 シールリング
53 シール用弾性部材
53a 基部
54 径方向ラビリンスシール
55 軸方向ラビリンスシール
56 内部空間
57 芯金
57a 静止側円筒部
57b 静止側円輪部
58 エンコーダ
59 シール用突条
59a 基半部
59b 先半部
60 径方向凹溝部

Claims (10)

  1. 内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、この外方部材に複列の転動体を介して内挿され、外周に複列の内側転走面を有する内方部材との間に形成された環状空間の開口部に装着された車輪用軸受シールであって、
    互いに対向配置された環状のシール板とスリンガとからなるパックシールで構成され、前記シール板が、前記外方部材の端部内周に圧入される芯金と、この芯金に加硫接着により一体に接合されたシール部材とを備え、
    このシール部材が、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップと、軸受内方側に傾斜して延びるグリースリップとを一体に有すると共に、
    前記スリンガが、前記内方部材の端部外周に圧入される円筒部と、この円筒部から径方向外方に延びる立板部を有し、
    この立板部のインナー側の側面に磁気エンコーダが加硫接着により一体に接合され、当該立板部に前記サイドリップが所定の軸方向シメシロを介して摺接され、前記円筒部に前記グリースリップが所定の径方向シメシロを介して摺接された車輪用軸受シールにおいて、
    前記芯金の嵌合部の端部外表面を覆うように前記シール部材に回り込み部が形成され、この回り込み部の端面と前記磁気エンコーダの側面が略面一に設定されると共に、前記回り込み部の内周に径方向内方に傾斜して延びる補助リップが一体に形成され、前記スリンガに所定の径方向シメシロを介して摺接していることを特徴とする車輪用軸受シール。
  2. 前記シール部材の回り込み部の外径が前記芯金の嵌合部の外径よりも大径に形成され、前記外方部材の端部内周に所定の径方向シメシロを介して圧入されている請求項1に記載の車輪用軸受シール。
  3. 前記スリンガの立板部の外径部を覆うように前記磁気エンコーダに回り込み部が形成され、この回り込み部に前記補助リップが摺接している請求項1に記載の車輪用軸受シール。
  4. 前記補助リップが前記磁気エンコーダの側面よりもアウター側に入り込んだ位置に形成されている請求項1乃至3いずれかに記載の車輪用軸受シール。
  5. 前記スリンガが、前記立板部から軸方向に延びる鍔部を備え、断面略コの字状に形成され、当該鍔部の外周面に前記補助リップが摺接している請求項1に記載の車輪用軸受シール。
  6. 前記鍔部の端部に面取り部が形成されている請求項5に記載の車輪用軸受シール。
  7. 前記補助リップがインナー側に傾斜して形成されると共に、当該補助リップの摺接面がインナー側に向って漸次拡径するテーパ面に形成されている請求項1乃至6いずれかに記載の車輪用軸受シール。
  8. 前記スリンガの表面に微小なディンプルが無数に形成されると共に、前記シール部材のリップに予めグリースが塗布されている請求項1に記載の車輪用軸受シール。
  9. 前記ディンプルの凹凸が表面粗さでRz2〜4の範囲に設定されている請求項8に記載された車輪用軸受シール。
  10. 前記磁気エンコーダの外径部に凸条が形成され、前記シール部材の回り込み部に僅かな径方向すきまを介して対向し、ラビリンスシールが形成されている請求項1に記載された車輪用軸受シール。
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