JP2015045198A - パーティション及びその安定脚 - Google Patents

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【課題】収納性・可搬性に優れるとともに組み立て・解体作業が容易に行える自立式のパーティションを提供する。【解決手段】パネルと安定脚3Aを備え、安定脚3Aがパネルに対し直角位置と平行位置との間で回動する自立式のパーティションであって、安定脚3Aが、脚板31と、これに立設されて支持板32aを有した支持体32と、横向きのボルト・ナット34で支持板32aに締結された摺動板及び縦向きの固定ネジ35でパネル下端側に螺着・固定された固定板33aからなる固定体33とを備え、且つ、挿通孔321が縦長に延長されており、ボルト・ナット34の締結を解除することで挿通孔321の範囲内でパネル支持高さの調整が行え、固定ネジ35を緩めて固定を解除することで前記回動が可能になるものとした。【選択図】図4

Description

本発明は、屋内空間を間仕切りするためのパーティション及びその安定脚に関し、殊に、組み立て・解体が容易で収納性・可搬性に優れたパーティション及びそのパネルを垂直に支持するための回動式の安定脚に関する。
室内空間を簡易的に間仕切りする手段として、自立式のパーティション(ローパーティション)が周知である。このパーティションは、所定の高さを有した平板状のパネル、その下端側に装着されてパネルを垂直に支持する安定脚、パネル同士を連結する連結手段からなり、壁面や床面に固定することなく複数枚のパネルを比較的容易に所望のレイアウトで配置することができ、またそのレイアウトを変更することも可能である。
このような自立式のパーティションは、レイアウトの変更が比較的頻繁に行われるオフィスや工場等で使用されるケースが多く、業務の休止期間と作業コストを最小限に抑える観点から、組み立て・解体作業が誰でも容易に行えるとともに短時間で完了可能なものであることが好ましい。
しかし、パネルを垂直に支持して安定させるための安定脚は、特開平8−86034号公報に記載されているように、L字形の金具をパネル下部両端側の表裏面にネジ部材やフックで固定する方式が一般的であり、パネル1枚当たり4個の安定脚の固定が必要になるため、パーティションの組み立て・解体に手間を要しやすい。
この場合、安定脚を予めパネルに固定したまま保管・運搬して、そのまま組み立て・解体を行うことも考えられるが、パネルの下端側で安定脚が前後に突出して邪魔になるため、収納性・可搬性を大きく損なう結果となってしまう。また、複数枚のパネルを連結してパーティションを設置する際には、各パネルの高さを一致させるために各安定脚の取り付け位置の調整が必要になるが、その調整作業にも比較的大きな手間を要する。
そこで、安定脚の中央部をパネル下端側に回動可能に取り付け、パネルに直交する使用時の位置と、パネルに平行な収納時の位置との間で変更操作できるようにしたパーティションが、特開2008−248546号公報に提案されている。これにより、収納・運搬時には安定脚をパネルに平行な状態に収納して平積みを可能とし、組み立て時には安定脚を回してパネルに直交させて支持状態とすることができ、また、レイアウト変更時には安定脚を収納することでパネルの移動作業が容易なものとなる。
ところが、この安定脚が回動可能なパーティションは、安定脚自体とその取り付け構造が複雑であるため、コストの低廉化が困難である。また、パネルの高さを調整する際には、安定脚の両端に設けたキャスター等の装着ネジを多数調整する必要があるため、その作業に多大な手間と時間を要する結果となってしまう。
特開平8−86034号公報 特開2008−248546号公報
本発明は、上記のような問題を解決しようとするものであり、自立式のパーティションにおいて、収納性・可搬性に優れるとともに組み立て・解体作業が容易に行えるものを、低コストで提供できるようにすることを課題とする。
そこで、本発明は、平面視方形で平板状のパネルと、このパネルの下端側に装着されてパネルを垂直に支持する安定脚を備え、この安定脚がパネルに対しその長手方向を直角位置と平行位置との間で水平方向に回動可能とされた自立式のパーティションにおいて、その安定脚は、床面に載る脚板と、この脚板上に立設され垂直の支持板を有した支持体と、垂直の摺動面を前記支持板に密接しながら横向きの固定ネジ部材で前記支持板に締結された摺動板及び水平の固定面をパネルの底面に下から密着した状態で縦向きの固定ネジ部材でパネル下端側に螺着・固定された固定板からなる固定体とを備えており、前記横向きの固定ネジ部材が挿通する前記支持板又は/及び前記摺動板の挿通孔は縦長に延長されており、前記横向きの固定ネジ部材を緩めて前記締結を解除することで、前記摺動面を前記支持板の側面で摺動しながら前記縦長の挿通孔の範囲内で前記固定体が上下移動可能となって、パネルの支持高さの調整が行えるものとされ、前記固定板を下から挿通した縦向きの固定ネジ部材を緩めて前記固定板の前記パネル下端側への固定を解除することで、前記縦向きの固定ネジ部材を中心軸とした前記水平方向の回動が可能な状態となる、ことを特徴とするものとした。
このように、パネル側に固定される固定板と支持板側面で上下に摺動する摺動板を固定体として1部品に纏めたことで、パネルの支持高さを調整する部分と脚体の向きを固定・変更させる部分とを単純な構造で両立したものとなり、コストの高騰を招くことなく、パネル下端側に装着したままパネルに直角の使用状態と平行の収納状態との間で切り替え可能としながら、支持高さの調整を容易に行えるものとなる。
また、このパーティションにおいて、前記縦向きの固定ネジ部材の中途位置には、大径部が形成されてその上面が前記固定板の下面に密着するとともに、その下端側には高低調整用ナットが底面を脚体上面側に接して螺着されており、前記横向きの固定ネジ部材を緩めた状態で前記高低調整用ナットを回すことにより、前記縦向きの固定ネジ部材を上下動させて前記固定体の高さを変更しながらパネルの支持高さの調整が行われる、ことを特徴としたものとすれば、パネルの高さ調整作業が極めて容易なものとなる。
この場合、その大径部はナット状に形成されており、これを回動させることで縦向きの固定ネジ部材が回動して、パネル下端側に設けられた装着用ネジ孔への固定・固定解除操作が行われる、ことを特徴としたものとすれば、脚体の向きの変更作業が極めて容易なものとなる。
さらに、上述したパーティションにおいて、その支持体は短冊状の金属板をL字状に屈曲してなり、その固定体は短冊状の金属板を逆L字状に屈曲してなる、ことを特徴としたものとすれば、簡易な構造により製造コストを低廉に抑えやすいものとなる。
さらにまた、上述したパーティションに使用される安定脚であって、床面に載る脚板と、この脚板上に立設され垂直の支持板を有した支持体と、垂直の摺動面を前記支持板に密接しながら横向きの固定ネジ部材で前記支持板に締結された摺動板及び水平の固定面をパネルの底面に下から密着して縦向きの固定ネジ部材でパネル下端側に螺着・固定される固定板からなる固定体とを備えており、前記横向きの固定ネジ部材が挿通する前記支持板又は/及び前記摺動板の挿通孔は縦長に延長されており、前記横向きの固定ネジ部材を緩めて前記締結を解除することで、前記摺動面を前記支持板の側面で摺動しながら前記縦長の挿通孔の範囲内で前記固定体が上下移動可能となって、パネルの支持高さの調整が行えるものとされ、前記固定板を下から挿通した縦向きの固定ネジ部材を緩めて前記固定板の前記パネル下端側への固定を解除することで、前記縦向きの固定ネジ部材を中心軸とした前記脚体の水平方向の回動が可能な状態となる、ことを特徴としたものとすれば、パネルの下端側に装着するだけで上述したパーティションの機能を発揮できるものとなる。
パネル側に固定される固定板と支持板側面で上下に摺動する摺動板を固定体として1部品に纏めた本発明によると、収納性・可搬性に優れながら組み立て・解体作業が容易に行えるものとなる。
本発明の実施の形態であるパーティションの部分正面図。 図1のパーティションを構成しているパーティション構成単位の安定脚を収納した状態を示す正面図。 (A)は図2の安定脚の詳細を示す拡大した正面図、(B)は(A)の平面図。 図3(B)のA−A線断面図。 (A)は図4の安定脚をパネルに装着した状態を示す部分縦断面図、(B)は(A)の安定脚を収納した状態を示す部分縦断面図。 図5(A)の安定脚の支持高さを変更した状態を示す部分縦断面図。 (A)は図1のパーティションの上部連結構造の詳細を示す拡大した平面図、(B)は(A)の部分斜視図。 図7(B)の直線方向の連結を直角方向の連結に変更した状態を示す部分斜視図。 (A)は図8の連結ネジ部材を異なる連結ネジ部材に変更した場合の連結作業時の状態を示す部分斜視図、(B)は(A)の状態から連結が完了した状態を示す部分斜視図。 パネルの途中位置で直角に連結する場合を示す部分斜視図。 (A)は図10の連結状態を示す部分縦断面図、(B)は(A)の連結ネジ部材を図9の連結ネジ部材に変更した場合を示す部分縦断面図。 (A),(B)は連結ネジ部材、固定ネジ部材の変形例を示す正面図。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本実施の形態であるパーティション1Aの直線的な連結部分を示している。このパーティション1Aは、平面視方形で平板状のパネル20,20,・・・と、各パネル20の下端側に装着されてこれを垂直に支持する安定脚3A,3A,・・・を備えている。また、各パネル20は、下端側に安定脚3Aを2脚ずつ装着されてパーティション構成単位2Aとされ、その左右両端側の柱部材21,22が各々上下に突出した突出部同士を、横向きの連結ネジ部材であるボルト・ナット50で各々連結されて、自立式のパーティション1Aを構成している。
図2は、図1のパーティション1Aを構成しているパーティション構成単位2Aの一つを示しているが、その安定脚3A,3Aは、その長手方向をパネル20の幅方向に沿う向きの収納時の状態となっている。即ち、安定脚3Aは、その長手方向をパネル20に対し直角の位置と平行の位置との間で水平方向に回動可能であり、パネル20の下端側に装着した状態のまま、パネル20を自立させる使用時の状態とパネル20の厚さから前後に突出しない運搬・収納時の状態との間で自在に切り替え操作することができる。
図3(A)は、斯かる安定脚3Aの詳細を示す拡大した正面図、図(B)はその平面図を示している。この安定脚3Aは、床面に載る部分として金属板を短冊状に形成した脚板31と、この脚板31上の中央付近で立設された垂直の支持板32a及び脚板31上に固着された水平の足板32bからなる支持体32と、垂直の摺動面を支持板32aに密接しながら横向きの固定ネジ部材であるボルト・ナット34で支持板32aに締結された摺動板33b、及び水平の固定面を図示しないパネル20底面に下から密着した状態で縦向きの固定ネジ35でパネル20下端側に螺着・固定される固定板33aからなる固定体33とを備えている。
図4の安定脚3Aの縦断面図を参照して、その支持体32及び固定体33は、脚板31と同様に長方形の金属板を屈曲してなるものであり、支持体32は金属板をL字型に屈曲されて垂直部分の支持板32aにボルト34aを挿通させる縦長の挿通孔321を有し、固定体33は金属板を逆L字型に屈曲されて垂直部分の摺動板33bにボルト34aを挿通させる挿通孔332を有しており、これらがボルト・ナット34で締結されることで、固定体33が支持体32により所定の高さ位置で支持されるようになっている。
また、固定体33の水平部分である固定板33aは、固定ネジ35の軸体35aを上下に挿通させる挿通孔331を有しており、固定板33aを下から挿通した軸体35a中央位置に回動不能に固着されたナット35bの上面に、固定板33aが載ってその下面が密着した状態となり、且つ、軸体35a下端側に螺着された高低調整用ナット35cが脚板31の上面に載っている。
次に、図5、図6を用いて本実施の形態の機能的な特徴部分を説明する。図5(A)は、パーティション1Aの使用時における安定脚3Aの状態を示している。即ち、パネル20の下面にはナット装着孔27内に鬼爪ナット27aが没入・固着されて装着用ネジ孔が設けられており、これに縦向きの固定ネジ35の軸体35a上端側が螺着されて安定脚3Aがパネル20下端側に装着されており、その脚体31の長手方向がパネル20に直角の向きで固定されている。
そして、パーティション1Aの保管・運搬時には、図5(B)に示すように安定脚3Aをパネル20に対し平行な状態にして収納位置とするが、この場合は、固定ネジ35の軸体35a中途位置に固着したナット35bをスパナ等の工具で回してパネル20側への固定を緩めることにより、安定脚3Aを回動可能な状態とし、脚体31を回して収納してから固定ネジ35でパネル20に固定するものであり、これにより、安定脚3Aはパネル20に装着した状態のまま前記操作を実施することができる。
一方、パネル20の支持高さを調整する場合は、横向きの固定ネジ部材であるボルト・ナット34のナット34bやボルト34aをスパナ等の工具で回して、支持体32と固定体33の締結を緩めることにより、支持体32側の縦長の挿通孔321の範囲内でボルト34a及び固定体33が上下にスライド可能な状態となり、固定ネジ35下端側に螺着した高低調整用ナット35cをスパナ等の工具で回動させることで、固定ネジ35を介して固定体33及びこれに載ったパネル20を上下動させることがでる。
そして、固定ネジ35を操作して適当な支持高さになったら、緩めたボルト・ナット34を締めて支持体32と固定体33を再度締結することにより、パネル20の支持高さを固定することができる。この場合も、安定脚3Aをパネル20に装着した状態のまま操作できるため、特別な技術を要さずに短時間且つ容易に調整作業が完了する。尚、ボルト34aの上下動作を可能にする縦長の挿通孔は、固定体33側に設けてもよく、或いは支持体32側と固定体33側の両方に設けてもよい。
図7(A)は、パネル20,20同士を直線的に連結する構成部分の詳細を平面図で示しており、図(B)はその斜視図を示している。本実施の形態のパーティション1Aにおいては、パネル20の左右両端側の柱部材21,22は上下に突出部分を有していることから、この突出部分をパネル20の幅方向に沿う貫通孔21b,22bを挿通した横向きの連結ネジ部材であるボルト・ナット50で連結した構成となっている。
このように、連結構造が極めて簡易な構成によるものであるため、比較的低コストで実施可能であるとともに、連結及び連結解除のための作業も容易である。また、パネル20,20下端側の連結構造も同様である。尚、本実施の形態においては、パネル20には無垢に近い木材を使用することを想定しており、その場合はボルト50aのボルトヘッドとナット50bの当接する側に、ワッシャ50cを介装することが推奨される。
図8は、パネル20を直角方向に連結する構成部分の詳細を示している。前述した柱部材21,22の突出部分には、パネル20の厚さ方向に沿う貫通孔21a,22aが形成されており、図の場合においては、前述した柱部材21の貫通孔21bと柱部材22の貫通孔22aとが一直線に連通するように位置合わせをし、ボルト・ナット50で挿通してパネル20,20を直角方向に連結する。尚、この場合も前述と同様に簡単な手順で作業を完了することができる。
図9は、図7、図8に示した連結手段の応用例を示している。本実施の形態において、パネル20は柱状の部材を四角に連結して内周側に中板を嵌め込んで製作していることから、柱部材21,22の内周面には溝21c,22cが形成されており、これが突出部分にも露出したものとなっている。
そこで、図9(A)に示すように、その溝21c,22cの幅よりもやや幅狭の延べ板状のボルトヘッドを有した略T字状のボルト60aを、貫通孔21b,22bに挿通してナット60bに螺着することにより、ボルトヘッドをそのまま溝21c内に没入させて締結することができ、ボルトヘッドが目立たなくなるとともにその部分のワッシャ50aも不要なものとなる。また、図(B)に示すように、直角の連結部分でも前述したボルト・ナット60で同様に連結することができる。
図10は、パネル20の中途位置に対し、パネル20を直角に連結する構成部分の詳細を示している。この場合は、短冊状の金属板材を鉤状に屈曲させてなる連結用金具90を使用し、パネル20の上端側で横向きに配置された柱部材23と、これに対し直角方向に当接するパネル20の柱部材21の突出部分とを連結するものである。
即ち、連結用金具90にはボルト用の挿通孔90a,90bが形成されており、図11(A)の縦断面図に示すように、連結用金具90の下部内側面でパネル20の横向きの柱部材23を柱部材21に押圧して挟み込むようにして、ボルト・ナット50で締結・固定されるようになっている。また、図(B)に示すように、上述したボルト・ナット60を使用することもできるが、金属薄板のみで形成した連結用金具90の代わりに、木材等からなる直方体の部材100aの一側面に長方形の金属薄板100bを下端側が突出するように固着してなる連結用具100を使用しても同様である。
尚、図12(A)に示すように、上述した実施の形態で用いた各ボルト・ナットを蝶ネジ式のボルト・ナット70にしたり、図(B)に示すようにボルトヘッド及びナット部分を大径の円柱状にしたボルト・ナット80にしたりすることで、スパナ等の工具を使用しなくても組み立て・解体を実施できるようになる。
以上、述べたように、自立式のパーティションにおいて、本発明により、収納性・可搬性に優れて組み立て・解体作業が容易に行えるものを、低コストでも提供できるようになった。
1A パーティション、2A パーティション構成単位、3A 安定脚、20 パネル、31 脚板、32 支持体、32a 支持板、33 固定体、33a 固定板、33b 摺動板、34,50,60,70,80 ボルト・ナット、35 固定ネジ、35a 軸体、35c 高低調整用ナット、321,331,332 挿通孔

Claims (5)

  1. 平面視方形で平板状のパネルと、該パネルの下端側に装着されて前記パネルを垂直に支持する安定脚を備え、該安定脚が前記パネルに対しその長手方向を直角位置と平行位置との間で水平方向に回動可能とされた自立式のパーティションにおいて、
    前記安定脚は、床面に載る脚板と、該脚板上に立設され垂直の支持板を有した支持体と、垂直の摺動面を前記支持板に密接しながら横向きの固定ネジ部材で前記支持板に締結された摺動板及び水平の固定面を前記パネルの底面に下から密着した状態で縦向きの固定ネジ部材で前記パネル下端側に螺着・固定された固定板からなる固定体とを備えており、前記横向きの固定ネジ部材が挿通する前記支持板又は/及び前記摺動板の挿通孔は縦長に延長されており、前記横向きの固定ネジ部材を緩めて前記締結を解除することで、前記摺動面を前記支持板の側面で摺動しながら前記縦長の挿通孔の範囲内で前記固定体が上下移動可能となって、パネルの支持高さの調整が行えるものとされ、前記固定板を下から挿通した縦向きの固定ネジ部材を緩めて前記固定板の前記パネル下端側への固定を解除することで、前記縦向きの固定ネジ部材を中心軸とした前記水平方向の回動が可能となる、ことを特徴とするパーティション。
  2. 前記縦向きの固定ネジ部材の中途位置には、大径部が形成されてその上面が前記固定板の下面に密着するとともに、その下端側には高低調整用ナットがその底面を前記脚体上面側に接して螺着されており、前記横向きの固定ネジ部材を緩めた状態で前記高低調整用ナットを回すことにより、前記縦向きの固定ネジ部材を上下動させて前記固定体の高さを変更しながら前記パネルの支持高さの調整が行われる、ことを特徴とする請求項1に記載したパーティション。
  3. 前記大径部はナット状に形成されており、該大径部を回動させることで前記縦向きの固定ネジ部材が回動して、前記パネル下端側に設けられた装着用ネジ孔への固定・固定解除操作が行われる、ことを特徴とする請求項2に記載したパーティション。
  4. 前記支持体は短冊状の金属板をL字状に屈曲してなり、前記固定体は短冊状の金属板を逆L字状に屈曲してなる、ことを特徴とする請求項1,2または3に記載したパーティション。
  5. 請求項1,2,3または4に記載されたパーティションに使用される安定脚であって、床面に載る脚板と、該脚板上に立設され垂直の支持板を有した支持体と、垂直の摺動面を前記支持板に密接しながら横向きの固定ネジ部材で前記支持板に締結された摺動板及び水平の固定面を前記パネルの底面に下から密着して縦向きの固定ネジ部材で前記パネル下端側に螺着・固定される固定板からなる固定体とを備えており、前記横向きの固定ネジ部材が挿通する前記支持板又は/及び前記摺動板の挿通孔は縦長に延長されており、前記横向きの固定ネジ部材を緩めて前記締結を解除することで、前記摺動面を前記支持板の側面で摺動しながら前記縦長の挿通孔の範囲内で前記固定体が上下移動可能となって、パネルの支持高さの調整が行えるものとされ、前記固定板を下から挿通した縦向きの固定ネジ部材を緩めて前記固定板の前記パネル下端側への固定を解除することで、前記縦向きの固定ネジ部材を中心軸とした前記脚体の水平方向の回動が可能な状態となる、ことを特徴とした安定脚。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107190907A (zh) * 2017-06-09 2017-09-22 南通承悦装饰集团有限公司 一种整体旋压插销式集成内隔墙板及其安装方法

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