JP2015044269A - ロボット用モータ及びロボット - Google Patents

ロボット用モータ及びロボット Download PDF

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Abstract

【課題】モータの放熱性の向上ができ、スリム化ができるロボット用モータ及びロボットを提供する。【解決手段】ロボット用モータはロボットのトーチ支持腕の一部を構成するとともにトーチ支持腕に加わる荷重を支える第2腕体17Bを含む。ロボット用モータは、第2腕体17Bに内装されて固定されたステータ56と、ステータ56の内に挿入されて第2腕体17Bに回動自在に支持されたロータ54を周部に備えた出力軸42を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、ロボット用モータ及びロボットに関するものである。
従来、産業用ロボットの関節軸の駆動を行う駆動モータは、アーム外に設けられている場合と、アーム内に設けられている場合とがある。
(第1の従来例)
特許文献1を参照して駆動モータがアーム外に設けられている例を図12〜14を参照して説明する。
図12に示す多関節型アーク溶接ロボット(以下、溶接ロボット10という)は、矢印A〜Fで示した動きをする6つの関節を備え、それぞれが回転または捻りを行って、アームを回転、旋回、揺動または傾動させる。
床面(図示しない)に固定された基台11には第一軸11a周り(図12のA矢印方向)に旋回ベース12が旋回自在に設けられている。旋回ベース12には、ロアアーム13が水平軸である第二軸12a周り(図12のB矢印方向)に揺動自在に軸支されている。ロアアーム13の上端には、傾動台15が、水平軸である第三軸13a周りに上下方向(C矢印方向)に揺動自在に軸支されている。傾動台15には、回転アームとしてのアッパアーム14が、支持部材28を介して図13に示すように自身の長手方向軸線としての回転軸14a周り(D矢印方向)に回転する。回転軸14aは第四軸に相当する。
アッパアーム14の先端には、ロボットアームの1つであるトーチ支持腕17が第五軸としての揺動軸18の周りで、E矢印方向に傾動または揺動可能に支持されている。揺動軸18は、アッパアーム14の先端部においてトーチ支持腕17を傾動させたり、または揺動させることにより、溶接用トーチ19を俯仰させる機構として働く。トーチ支持腕17の先端には、トーチ支持台16が固定されている。トーチ支持台16には溶接用トーチ19が第六軸20にて図12のF矢印方向で旋回可能に装着されている。
前記第一軸11a〜第六軸20を有する各関節は、その軸に減速機を介したモータが装備され、図示しないロボットコントローラからの指令を受けて駆動される。
例えば、トーチ支持台16の側部には、モータ搭載部21が一側方に突出されている。モータ搭載部21にはケース22に内装されたモータM1が搭載されている。前記モータM1は、トーチ支持台16に装着された前記溶接用トーチ19をF矢印方向で旋回させる駆動モータである。前記モータM1は図示しない筐体に固定されたステータと前記ステータ内に回転自在に支持されたロータを備えている。
なお、図13に示すトーチ支持台16の上部の開口部16aには、図12に示すようにアッパアーム14の基端部に挿入されたトーチケーブル30の端部が導入される。
(第2の従来例)
次に、アーム内に駆動モータが設けられている第2の従来例を図15及び図16を参照して説明する。図12に示すアーク溶接ロボットは、アッパアーム14の回転軸14aに沿うようにトーチケーブル30が配置されるいわゆる内配式の場合であり、第五軸としての揺動軸18の駆動源となるモータは、アッパアーム14内に内装されている。
これに対して、第2の従来例の図15及び図16には、図示しないトーチケーブルがアッパアーム14の回転軸14aに沿わず、アッパアーム14とは離間して配置された外配式である場合のアッパアーム14が示されている。
外配式のアッパアーム14では、図15に示すように、モータM2,M3が、アッパアーム14の骨格となる剛性部材100(すなわちフレーム)に対して、筐体102,116に内装された状態で固定されている。図15に示すように、モータM2は剛性部材100の長手方向の略中央部に配置されている。モータM3は剛性部材100の中央部よりも基端寄りの部位に配置されている。
モータM2の出力軸104にはタイミングプーリ106が固定されるとともに、剛性部材100の先端に対して出力軸104と平行に配置されて回動自在に支持された回転軸108にはタイミングプーリ110が固定されている。両タイミングプーリ106,110には、無端状のタイミングベルト112が架け渡しされている。
剛性部材100の先端から突出して配置された揺動体114の基端は剛性部材100に対して回転軸108の周りで揺動自在に支持されるとともに前記回転軸108の内端に対して減速機109を介して作動連結されている。前記回転軸108の軸心が揺動軸18に相当する。
また、モータM3の出力軸124は、前記出力軸104とは180度反対側の方向へ突出されて、その先端にはタイミングプーリ126が固定されている。剛性部材100の先端内に挿入された揺動体114の基部には、出力軸124と平行に配置された回転軸118が回動自在に支持されている。回転軸118にはタイミングプーリ130が固定されている。両タイミングプーリ126,130には、無端状のタイミングベルト132が架け渡しされている。
揺動体114の先端部には、溶接トーチを取着したブラケット(ともに図示しない)が取着される回転体134が揺動体114の軸心の周りで回動自在に支持されている。回転体134と、回転軸118との間は、減速機136が設けられてモータM3の回転が、回転体134に伝達される。前記揺動体114の軸心は、第六軸20に相当する。
図15に示すように、剛性部材100の幅方向における側面101、103は凹設されていて、側面101、103の周部には周壁105,107がそれぞれ形成されている。
図15、図16(a)に示すように周壁105,107には、タイミングプーリ106、110、タイミングベルト112の組、及びタイミングプーリ126、130、タイミングベルト132の組の各組を覆うカバー138,139がボルトにより締結されている。
特開2010−264525号公報
第1の従来例では、モータM1が、トーチ支持腕17の外部に別体に取り付けられている。このため、図14に示すように、トーチ支持腕17が揺動軸18の周りで揺動した際に、同図中のAの範囲で、モータ搭載部21に搭載されたモータM1が周辺に存在するものと干渉しやすい問題がある。
第2の従来例では、アーム(アッパアーム14)の内部にモータM2,M3が配置され、ギヤ、タイミングベルト、減速機等を介して動力を被駆動側へ伝達するようにしている。ところで、モータから発生する熱は、モータM2,M3の筐体102,116を介して筐体102,116の周辺へ放熱される。
そのモータM2,M3がアーム内部にあることで、ある程度密閉された空気層を有する空間にあるため、前記空気層がアームからの放熱を妨げる結果となり、十分温度を下げることができず、モータの温度異常やモータが損傷する虞がある。
温度を下げるためには、モータの発熱量を抑えるか、強制的に冷却する方法がある。モータの発熱量を抑える方法としては、モータの容量を大きくして使用領域が定格トルク比で低いところになるようにすることも考えられる。しかしこの場合、モータ自身が大きくなることとコスト的にも不利になる。
強制的に冷却する方法では、アームにファンを付けるとかエアーを送り込むことで空気を対流させ冷却することが考えられる。或いは、モータ自身を水冷等の冷却媒体で冷却する方法も考えられる。
いずれの冷却方法にしても、冷却するためのファン、冷却媒体の循環装置が必要となり、さらに、モータをアーム内部に収める必要があるためモータの大きさより大きな空間が必要となり、アームの容積も大きくなる。そのため、狭い空間での作業で不利になることがある。また、水等の冷却媒体を使用する方法は、冷却媒体漏れによる二次的な問題が発生する可能性がある。
また、アームの容積が大きくなることは、周囲の機器に干渉しやすくなり、狭い空間での作業ができない可能性もある。
本発明の目的は、モータの放熱性の向上ができ、スリム化ができるロボット用モータ及びロボットを提供することにある。
上記問題点を解決するために、本ロボット用モータは、ロボットのアームの少なくとも一部を構成して、前記アームに加わる荷重を支える剛性部材と、前記剛性部材に内装されて固定されたステータと、前記ステータ内に挿入されて前記剛性部材に回動自在に支持されたロータを周部に備えた出力軸を有するものである。
前記ロボットのアームの一部を構成する剛性部材が、前記ロボットのアームの他の残りの部分と連結する連結手段を有することが好ましい。
また、上記記載の複数のロボット用モータがそれぞれ連結手段を有して、前記連結手段により、剛性部材が相互に連結されているものとしてもよい。
また、各出力軸が相互に反対方向にそれぞれ剛性部材から突出していてもよい。
また、前記剛性部材には放熱孔を有することが好ましい。
また、本発明のロボットは、複数のアームのうち少なくとも1つのアームには、上記記載のロボット用モータを備えるものである。
本発明によれば、モータの放熱性の向上ができ、スリム化ができる効果を奏する。
第1実施形態のトーチ支持腕と周辺部材の斜視図。 トーチ支持腕の側面図。 (a)はトーチ支持腕を構成する部品の斜視図、(b)は(a)のA−A線断面図。 トーチ支持腕とトーチ支持台の要部断面図。 (a)は第2実施形態のアッパアームの断面図、(b)はモータ要部の断面図。 (a)は第2実施形態のアッパアームの平面図、(b)は第2実施形態のアッパアームの側面図。 第3実施形態のアッパアームの斜視図。 第3実施形態のアッパアームの分解斜視図。 (a)は第3実施形態のアッパアームの平面図、(b)は第3実施形態のアッパアームの側面図。 (a)は第4実施形態のアッパアームの平面図、(b)は第4実施形態のアッパアームの側面図。 第4実施形態のアッパアームの分解斜視図。 従来の多関節型アーク溶接ロボットの側面図。 従来のトーチ支持腕と周辺部材の斜視図。 従来のトーチ支持腕を揺動した際にモータが干渉する虞のある領域の説明図。 第2の従来例のアッパアームの平断面図。 (a)は第2の従来例のアッパアームの平面図、(b)は第2の従来例の側面図。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態のロボット用モータ及びロボットを図1〜図4を参照して説明する。
本実施形態のロボットは、第1の従来例の構成を一部変更した多関節型アーク溶接ロボットである。
具体的には第1の従来例で説明したロボットの構成中、トーチ支持台16のモータ搭載部21、モータM1、ケース22を省略する代わりに、トーチ支持腕17及びトーチ支持台16の構成が異なるだけである。このため、第1の従来例と同一または相当する部材については、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図1に示すように、トーチ支持腕17は、アッパアーム14に対して揺動軸18の周りで傾動または揺動可能に支持された第1腕体17Aと第1腕体17Aの下部に連結された第2腕体17Bとを備えている。前記第1腕体17A及び第2腕体17Bはアルミ製の剛性部材51からなる。なお、剛性部材51の材質は、アルミ製に限定するものではなく、鉄製等の剛性及び伝熱性が優れたものであればよい。第1腕体17A及び第2腕体17Bにおいて、トーチ支持台16のトーチ支持部26が設けられた方向と同一方向を向く側面には、カバー27が固定されている。
図3(a)に示すように第2腕体17Bにおいて、互いに反対側の側面の上端には連結段部31,32がそれぞれ反対側方へ突出されて、ボルト挿通孔31a,32aが形成されている。また、第2腕体17Bにおいて互いに反対側の側面の上端には連結段部33,34がそれぞれ反対側方へ突出されて、ボルト挿通孔33a,34aが形成されている。図2に示すように、第2腕体17Bは、連結段部31,32の下面からボルト挿通孔31a,32aに挿通したボルト35,36が第1腕体17Aの下面に設けられた図示しない雌ネジ孔に対して螺着されることにより第1腕体17Aに対して取付固定されている。
連結段部31,32、ボルト挿通孔31a,32a、雌ネジ孔は、連結手段に相当する。
本実施形態のトーチ支持台16は、図1及び図6に示すように第2腕体17Bに取付けられる連結部25と、連結部25の側部に対して側方へ突出するよう形成されたトーチ支持部26を備えている。また、図2に示すようにトーチ支持台16は、第2腕体17Bの連結段部33,34の上面からボルト挿通孔33a,34aに挿通したボルト37,38が連結部25の上面に螺着されることにより第2腕体17Bに対して取付固定されている。
図3(a)、図3(b)に示すように第2腕体17B(剛性部材51)の幅方向の中央部には、モータ40がビルトインされている。すなわち、第2腕体17Bにモータ40がビルトインされていることにより、第2腕体17Bの剛性部材51は、モータ40の筐体となってロボット用モータとして構成されている。
具体的には、モータ40は、出力軸42を備えたモータ本体44からなり、さらに、第2腕体17Bの上端部内に設けられて出力軸42の回転を停止可能な電磁ブレーキ46と、電磁ブレーキ46よりも上方に設けられたロータリエンコーダ48を備えている。なお、電磁ブレーキ46とロータリエンコーダ48の上下の位置関係は逆であってもよい。
第2腕体17Bのモータ収納室47の上部及び下端には一対のブラケット50,52が設けられている。
前記モータ本体44は、ブラケット50,52に挿通された出力軸42と、出力軸42の周部に固定されたロータ54と、ロータ54に対向した状態でモータ収納室47の内面に固定されたステータ56とで構成されている。すなわち、ロータ54は、ステータ56の内に挿入されている。
ブラケット50,52には、同軸上に配置されるとともにベアリングからなる軸受58,60が設けられ、両軸受58,60により、出力軸42が回動自在に支持されている。出力軸42は、第2腕体17Bの下端から下方へ突出されている。
モータ収納室47の上端の開口47aは、第2腕体17Bに着脱自在に螺合された蓋体62により閉塞されている。
次に電磁ブレーキ46について説明する。なお、電磁ブレーキ46の構成は公知であるため、機能を中心に説明する。電磁ブレーキ46は、出力軸42に固定された可動鉄心を備える。前記可動鉄心はスプリングの付勢力により剛性部材51に固定されたブレーキライニングに常時付勢されて制動状態を取りうる。また、電磁ブレーキ46は、前記可動鉄心を電磁吸引力により前記制動状態を解除する電磁コイルを備える。
従って、前記電磁コイルは電流が供給されると、可動鉄心を吸引する力が発生し、前記可動鉄心は前記スプリングの付勢力に抗してブレーキライニングから離れて出力軸42が、回転可能な状態になる。また、電磁ブレーキ46は、前記電磁コイルに電流が供給されない場合、前記スプリングの付勢力により可動鉄心がブレーキライニングに圧接して、出力軸42が回転できない状態となる。
図4に示すように、モータ40の出力軸42は、トーチ支持台16の連結部25内に挿入されて、連結部25内に内装された減速機66の入力部に作動連結されている。
減速機66の出力部は、トーチ支持台16のトーチ支持部26内に回動自在に支持された回転体68に作動連結されている。回転体68は図示しない溶接トーチが取り付けされており、モータ40の回転に応じて第六軸20の周りで回転可能である。
(第1実施形態の作用)
上記のように構成された第2腕体17B(ロボット用モータである)は、モータ40が回転により発熱した場合、その熱は第2腕体17B自体に伝達されて、第2腕体17B(筐体)が直接外気に触れるため、外部に効率的に放熱される。特に、トーチ支持腕17が作動する際は、トーチ支持腕17自体が作業空間を移動するため、空気冷却の効果が高められ、放熱効果を高くすることができる。
また、第2腕体17Bは、第1腕体17Aとともにトーチ支持腕17を構成し、両腕体が剛性部材により構成されているため、トーチ支持腕17の動作にともなう荷重を支えるものとなる。
また、図2において、トーチ支持腕17が揺動軸18の周りで回転する場合、従来と異なり、モータ40は、トーチ支持腕17(第2腕体17B)にビルトインされて、第2腕体17Bの外部にはないため、モータが第2腕体17Bの周囲にある他の干渉物に干渉することはない。
第1実施形態は下記の特徴がある。
(1) 本実施形態のロボット用モータは、ロボットのトーチ支持腕17(アーム)の一部を構成して、トーチ支持腕17(アーム)に加わる荷重を支える第2腕体17B(剛性部材51)を含む。また、ロボット用モータは、第2腕体17B(剛性部材51)に内装されて固定されたステータ56と、ステータ56の内に挿入されて第2腕体17B(剛性部材51)に回動自在に支持されたロータ54を周部に備えた出力軸42を有する。
この結果、本実施形態によれば、モータの放熱性の向上ができ、スリム化ができる効果を奏する。
(2) 本実施形態のロボット用モータは、第2腕体17B(剛性部材51)が、ロボットのアームの第1腕体17A(他の残りの部分)と連結する連結段部31,32、及びボルト挿通孔31a,32a(連結手段)を有する。
この結果、本実施形態によれば、第1腕体17Aと第2腕体17Bとを連結手段を使用して連結することにより、1つのロボットのアームを構成するとともに、モータをビルトインしたアームとすることができる。
(3) 本実施形態の溶接ロボット10が備える複数のアームの中で、トーチ支持腕17(アーム)にロボット用モータを備えるようにした。
この結果、ロボットの特に、トーチ支持腕17のモータの放熱性の向上ができ、アーム外部にモータを設ける必要がなくトーチ支持腕17についてスリム化ができる効果を奏する。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態を、図5(a)、(b)及び図6(a)、(b)を参照して説明する。本実施形態は、第2の従来例の構成を一部変更した多関節型アーク溶接ロボットである。
具体的には第2の従来例で説明したロボットの構成中、モータM2,M3、及び筐体102、116を省略する代わりに、モータ140、240がそれぞれアッパアーム14の剛性部材100に直接ビルトインされているところが異なっているだけである。このため、第2の従来例と同一または相当する部材については、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
すなわち、図6(a)、図6(b)に示すようにアッパアーム14にモータ140,240がビルトインされていることにより、アッパアーム14の剛性部材100は、モータ140,240の筐体となってロボット用モータとして構成されている。
図5(b)に示すようにモータ140は出力軸104を備えたモータ本体144からなる。モータ本体144は剛性部材100の一側端部内に設けられて出力軸104の回転を停止可能な電磁ブレーキ146と、電磁ブレーキ146よりも外部側寄りに設けられたロータリエンコーダ148を備える。
剛性部材100のモータ収納室147の略中央部及び電磁ブレーキ146とは反対側の側端部には一対のブラケット150,152が設けられている。
前記モータ本体144は、ブラケット150,152に挿通された出力軸104と、出力軸104の周部に固定されたロータ154と、ロータ154に対向した状態でモータ収納室147の内面に固定されたステータ156とで構成されている。すなわち、ロータ154は、ステータ156の内に挿入されている。
ブラケット150,152には、同軸上に配置されるとともにベアリングからなる軸受158,160が設けられ、両軸受158,160により、出力軸104が回動自在に支持されている。
図5(a)に示すように出力軸104は、第2の従来例と同様に剛性部材100から突出されてタイミングプーリ106が固定されている。図5(b)に示すようにモータ収納室147の上端の開口147aは、剛性部材100に着脱自在に螺合された蓋体162により閉塞されている。電磁ブレーキ146の機能は、第1実施形態の電磁ブレーキ46と同じのため、説明を省略する。
モータ240は、剛性部材100から突出する出力軸124の突出方向が出力軸104と180度反対方向であることが異なるだけで、他の構成は基本的に同じ構成である。すなわち、基本的な構成は、同じであるため、図5(b)には、出力軸104とともに、出力軸124の符号を付す。但し、図5(b)において、モータ240を構成する、各部材は、出力軸124以外はモータ140の構成する部材と同一符号を付すものとする。
(第2実施形態の作用)
上記のように構成されたアッパアーム14(ロボット用モータ)は、モータ140、240が回転により発熱した場合、その熱は剛性部材100自体に伝達されて、剛性部材100(筐体)が外気に直接触れるため、外部に効率的に放熱される。特に、アッパアーム14が作動する際は、アッパアーム14自体が作業空間を移動するため、空気冷却の効果が高められ、放熱効果を高くすることができる。
また、アッパアーム14は、剛性部材100により構成されているため、アッパアーム14の動作にともなう荷重を支えるものとなる。
また、図6(a),図6(b)に示すように、アッパアーム14は、モータ140,240がビルトインされて、第2の従来例と異なり、筐体102、116が必要でなくなり、その分、剛性部材100の大きさを小さくしてスリム化ができる。図6(b)と図16(b)と比較すると、本実施形態のアッパアーム14の上下の幅を短くできる効果がある。特にモータの定格仕様を第2の従来例と同じとした場合、この効果は大きい。
第2実施形態は下記の特徴がある。
(1) 本実施形態のアッパアーム14(ロボット用モータ)及びアッパアーム14を備えるロボットは、該アームに加わる荷重を支える剛性部材100を含む。また、アッパアーム14(ロボット用モータ)は、剛性部材100に内装されて固定されたステータ156と、ステータ156の内に挿入されて剛性部材100に回動自在に支持されたロータ154を周部に備えた出力軸104(124)を有する。
この結果、本実施形態によれば、モータの放熱性の向上ができ、スリム化ができる効果を奏する。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態を図7〜図9を参照して説明する。
第3実施形態は、第2実施形態の構成を一部変形したものであるため、第2実施形態の構成と異なる構成を中心に説明し、第2実施形態と同一構成及び相当する構成については同一符号を付す。
本実施形態の剛性部材100は、第2実施形態の剛性部材100を図7及び図8に示すように長手方向において3分割したものを相互に連結したものであり、先端部材100A,中間部材100B、及び基端部材100Cから構成されている。中間部材100Bには、モータ140及びモータ240が組み込まれている。モータ140及びモータ240の剛性部材100(すなわち、中間部材100B)に対する組み込みの仕方は、第2実施形態と同様であるため、説明を省略する。中間部材100Bは、ロボット用モータに相当する。
また、第2実施形態における剛性部材100の側面103は、本実施形態では、図7に示すように先端部材100A,中間部材100B、及び基端部材100Cにおいて、側面103A,103B,103Cに分割されている。また、図示はしないが、第2実施形態における剛性部材100の側面101も同様に、本実施形態では、先端部材100A,中間部材100B、及び基端部材100Cにおいてそれぞれ分割されている。
図7及び図8に示すように先端部材100Aと中間部材100Bの上下の周壁107には相互に当接する当接面を備えた一対の連結段部111,113がそれぞれ設けられている。各連結段部111には剛性部材100の長手方向に沿ってボルト挿通孔111aが形成されている。
また、図7及び図8に示すように先端部材100Aと中間部材100Bの上下の周壁105には相互に当接する当接面を備えた一対の連結段部115等がそれぞれ設けられている。図8では、中間部材100Bの連結段部115のみが示されている。先端部材100Aの図示しない連結段部には、側面103側と同様に図示しないボルト挿通孔が形成されている。
そして、図7に示すように先端部材100Aと中間部材100Bは、各ボルト挿通孔111a等に挿通したボルト131が連結段部113,115に設けられた雌ネジ孔113a,115aに螺着されることにより、相互に連結されている。前記連結段部111,113,115等、ボルト挿通孔111a,雌ネジ孔113a,115aは、連結手段に相当する。
図7及び図8に示すように中間部材100Bと基端部材100Cの上下の周壁107には相互に当接する当接面を備えた一対の連結段部117,119がそれぞれ設けられている。各連結段部117には剛性部材100の長手方向に沿ってボルト挿通孔117aが形成されている。
また、図7及び図8に示すように中間部材100Bと基端部材100Cの上下の周壁105には相互に当接する当接面を備えた一対の連結段部121等がそれぞれ設けられている。図8では、基端部材100Cの連結段部121のみが示されている。中間部材100Bの図示しない連結段部には、側面103側と同様に図示しないボルト挿通孔が形成されている。
そして、図7に示すように、中間部材100Bと基端部材100Cは、各ボルト挿通孔117a等に挿通したボルト133が連結段部119,121に設けられた雌ネジ孔119a,121aに螺着されることにより、相互に連結されている。
前記連結段部117,119,121等、ボルト挿通孔117a,雌ネジ孔119a,121aは、連結手段に相当する。
また、図7、図8に示すように、中間部材100Bには、モータ140とモータ240間の中間において、幅方向に延びて両端が開口した放熱孔123が形成されている。また、放熱孔123の幅方向の中央部は、上部において開口した開口部125と、下部において開口した開口部127と連通されている。
そして、本実施形態において、モータ140,240の各出力軸104,124は相互に反対方向にそれぞれ剛性部材である中間部材100Bから突出している構成は、第2実施形態と同様である。
(第3実施形態の作用)
上記のように構成されたロボット用モータは、モータ140とモータ240とが中間部材100Bにおいて、一体化されている。この結果、モータの組み込み自体は、第2実施形態に比して小型となる中間部材100Bに対して行うことができ、組み込み作業がしやすくなる利点がある。
本実施形態によれば、下記の特徴がある。
(1) 本実施形態では、モータ140,240の各出力軸104,124が相互に反対方向にそれぞれ剛性部材である中間部材100Bから突出している。この結果、アッパアーム14に2つのモータを組み込みした際に、モータの出力軸104,124の駆動力を伝達する伝達機構がそれぞれ干渉することなく配置することが可能となる。
(2) 本実施形態では、剛性部材である中間部材100Bには放熱孔123を有する。この結果、本実施形態によれば、中間部材100Bにビルトインされたモータの発熱を、放熱孔123を介して外部に放熱することができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態を図10及び図11を参照して説明する。
本実施形態では、図10(a)、(b)、図11に示すように、第3実施形態の中間部材100Bを、長手方向の中央部にて2分割した上で、第1中間部材135A,第2中間部材135Bを相互に連結して、中間部材100Bとして構成したものである。すなわち、剛性部材としての第1中間部材135Aには、モータ140がビルトインされるとともに、剛性部材としての第2中間部材135Bにはモータ240がビルトインされている。なお、第3実施形態と同一構成については第3実施形態の構成と同一符号を付す。
図11に示すように第1中間部材135Aと第2中間部材135Bの上下の周壁107には相互に当接する当接面を備えた一対の連結段部141,143がそれぞれ設けられている。各連結段部141には中間部材100Bの長手方向に沿ってボルト挿通孔141aが形成されている。
また、図11に示すように第1中間部材135Aと第2中間部材135Bの上下の周壁105には相互に当接する当接面を備えた一対の連結段部145等がそれぞれ設けられている。図11では、第2中間部材135Bの連結段部145のみが示されている。第1中間部材135Aの図示しない連結段部には、側面103側と同様に図示しないボルト挿通孔が形成されている。
そして、第1中間部材135Aと第2中間部材135Bは、各ボルト挿通孔141a等に挿通した図示しないボルトが連結段部143,145に設けられた雌ネジ孔143a,145aに螺着されることにより、相互に連結されている。
前記連結段部141,143,145等、ボルト挿通孔141a,雌ネジ孔143a,145aは、連結手段に相当する。
(第4実施形態の作用)
本実施形態では、モータ140が第1中間部材135Aにビルトインされて一体化されている。また、モータ240が第2中間部材135Bにビルトインされて一体化されている。この結果、モータの組み込み自体は、第3実施形態に比して小型となる第1中間部材135A及び第2中間部材135Bに対してそれぞれ行うことができ、組み込み作業がしやすくなる利点がある。
本実施形態によれば、第3実施形態の(1)、(2)の効果の他に下記の特徴がある。
(1) 本実施形態では、複数のロボット用モータが、連結段部141,143,145等、ボルト挿通孔141a,雌ネジ孔143a等(連結手段)を有して、これらにより、両部分の剛性部材が相互に連結されている。この結果、本実施形態によれば、モータを剛性部材に組み込む作業がしやすくなる利点がある。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、下記のように構成してもよい。
・ 前記実施形態では、ロータリエンコーダ48を設けたが、ロータリエンコーダをレゾルバに代えてもよい。
・ 前記各実施形態では、1つのアームにモータをビルトインしたが、複数のアームのそれぞれにモータをビルトインしてもよい。
・ 前記各実施形態では、ボルトを、ボルト挿通孔を介して雌ネジ孔を螺着するようにしたが、雌ネジ孔をボルト挿通孔に代えて、ナットとボルトで分割された部材間を締結するようにしてもよい。
・ 第2〜第4実施形態のアッパアーム14に代えて、ロボットの他のアームにモータを組み込むように具体化してもよい。
・ 第1実施形態の構成をロボットの他のアームに具体化してもよい。
・ 第4実施形態において、第1中間部材135A及び第2中間部材135Bを形成するにあたり、第3実施形態の100Bの中間部材100Bを長手方向において2分割または2等分割した構成としてもよい。この場合、2分割または2等分割される側面に連結段部141,143,145等を配置した構造とすればよい。このように第3実施形態の100Bの中間部材100Bを2分割または2等分割した場合、最小単位での交換、組み付けが可能となり、コスト面で有利である。
特に、第3実施形態の100Bの中間部材100Bを2等分割する構成にした場合、第1中間部材135Aと第2中間部材135Bを同一構成にすることが可能となる。このように第1中間部材135Aと第2中間部材135Bを同一構成にした場合、前記最小単位で交換、組み付けが可能となるとともに、第1中間部材135Aと第2中間部材135Bを共通化することもできコスト面でさらに有利である。
10…溶接ロボット、14…アッパアーム、
16…トーチ支持台、17…トーチ支持腕、19…溶接用トーチ、
31…連結段部、33…連結段部、35…ボルト、40…モータ、
42…出力軸、44…モータ本体、46…電磁ブレーキ、
47…モータ収納室、54…ロータ、56…ステータ、
48…ロータリエンコーダ、100…剛性部材、100A…先端部材、
100B…中間部材、100C…基端部材、
103,103A,103B,103C…側面、104…出力軸、
111,113,117,121,141,143,145…連結段部、
123…放熱孔、124…出力軸、131,133…ボルト、
140,240…モータ、154…ロータ、156…ステータ。

Claims (6)

  1. ロボットのアームの少なくとも一部を構成して、前記アームに加わる荷重を支える剛性部材と、
    前記剛性部材に内装されて固定されたステータと、
    前記ステータの内に挿入されて前記剛性部材に回動自在に支持されたロータを周部に備えた出力軸を有するロボット用モータ。
  2. 前記ロボットのアームの一部を構成する剛性部材が、前記ロボットのアームの他の残りの部分と連結する連結手段を有する請求項1に記載のロボット用モータ。
  3. 請求項1に記載の複数のロボット用モータがそれぞれ連結手段を有して、前記連結手段により、剛性部材が相互に連結されている請求項1に記載のロボット用モータ。
  4. 各出力軸が相互に反対方向にそれぞれ剛性部材から突出している請求項3に記載のロボット用モータ。
  5. 前記剛性部材には放熱孔を有する請求項1乃至請求項4のうちいずれか1項に記載のロボット用モータ。
  6. 複数のアームを有するロボットにおいて、
    前記アームの少なくとも1のアームには、請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項に記載のロボット用モータを備えるロボット。
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