JP2015043656A - 開閉器 - Google Patents

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Kazunaga Kanetani
和長 金谷
網田 芳明
Yoshiaki Amita
芳明 網田
腰塚 正
Tadashi Koshizuka
正 腰塚
佐藤 正幸
Masayuki Sato
正幸 佐藤
祐樹 松井
Yuki Matsui
祐樹 松井
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Abstract

【課題】高電圧用開閉器に要求される遮断責務を容易に達成可能で、かつ、遮断時間の短い開閉器を提供する。
【解決手段】絶縁性媒体が充填された圧力容器1、2と、接点を有する複数の接点部7、9と、接点を駆動する複数の操作部29、30と、圧力容器1、2内を接点部の数と同数区分し、内部空間101、102を形成する絶縁スペーサ3と、絶縁スペーサ3を貫通し、この絶縁スペーサ3に固定された電極6と、を備え、内部空間101、102ごとに、それぞれ一つの接点部が設けられ、すべての前記接点が、電極6を介して電気的に直列に接続され、各操作部29、30は、対応する前記接点を駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、複数個の接点を接離する多点切り開閉器に関する。
事故電流の遮断責務を持つ高電圧用の開閉器には、小電流から大電流までを確実に遮断できることが要求される。特に大電流に関しては、以下の二つの遮断責務を満足しなければならない。
一つは、電流零点直後の電圧(過渡回復電圧)の立ち上がり初期において、その絶対値は低いが急峻な変化率をもつ三角波形の電圧が現れてしまう近距離線路故障(SLF)電流の遮断である。もう一つは、過渡回復電圧の初期の立ち上がりは緩やかであるが終期に絶対値の高い電圧が印加されてしまう遮断器端子短絡故障(BTF)電流の遮断である。
近年では、絶縁性ガスとしてSFガスを封入した圧力容器の中に、接離可能な接点を有する一つの遮断部を収容し、遮断動作時にはこの接点に絶縁性ガスを吹き付け、アークを消弧する方式のパッファ形の開閉器が広く採用されている。この方式では、単一の開閉器で、上記2つの遮断責務を達成する必要がある。
一方、遮断責務のそれぞれに対して特化した遮断部を連結し、上記2つの遮断責務を達成する方式の開閉器も開発されている。すなわち、複数の遮断部を有し、各遮断部がそれぞれの遮断責務を分担する方式の開閉器である。このような開閉器は、圧力容器の内部空間を分離して、一方にBTF遮断性能に優れたパッファ形の遮断部を、他方にSLF遮断性能に優れたパッファ形の遮断部をそれぞれ収容し、両者を電気的に直列に接続して構成される。
特開2003―348721号公報
上記のような遮断責務のそれぞれに対して特化した遮断部を連結してなる開閉器は、各遮断部が接離自在な接点をそれぞれ有し、すべての接点の遮断動作及び投入動作を単一の操作部(アクチュエータ)で行っている。そのため、操作部への負担が大きくかかる。
従って、操作部の種類やサイズが制限され、操作エネルギーを大きくできない場合には遮断時間が長くなるといった欠点が存在する。
本実施形態に係る開閉器は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、高電圧用開閉器に要求される遮断責務を容易に達成可能で、かつ、遮断時間の短い開閉器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本実施形態の開閉器は、絶縁性媒体が充填された密閉容器と、接点を有する複数の接点部と、前記接点を駆動する複数の操作部と、前記密閉容器内を前記接点部の数と同数区分し、内部空間を形成する絶縁スペーサと、前記絶縁スペーサを貫通し、この絶縁スペーサに固定された電極と、を備え、前記内部空間ごとに、それぞれ一つの前記接点部が設けられ、すべての前記接点が、前記電極を介して電気的に直列に接続され、前記各操作部は、対応する前記接点を駆動することを特徴とする。
第1の実施形態に係る開閉器の全体構成を示す断面図であり、投入状態を示す。 図1の部分拡大断面図である。 第1の実施形態に係る開閉器の全体構成を示す断面図であり、遮断状態を示す。 図3の部分拡大断面図である。 第2の実施形態に係る開閉器の真空接点部の全体構成を示す断面図であり、投入状態を示す。 第2の実施形態に係る開閉器の真空接点部の全体構成を示す断面図であり、遮断状態を示す。 第3の実施形態に係るガス接点部の操作部の断面図であり、投入状態を示す。 第3の実施形態に係るガス接点部の操作部の断面図であり、遮断状態を示す。 第4の実施形態に係る開閉器の遮断状態を示す断面図である。 第5の実施形態に係る開閉器の遮断状態を示す断面図である。 第6の実施形態に係る開閉器の回路図である。
[第1の実施形態]
(全体構成)
以下では、図1〜4を参照しつつ、本実施形態の開閉器の構成について説明する。図1、図3は、本実施形態の開閉器の全体構成を示す断面図であり、それぞれ投入状態、遮断状態を示す。図2、図4はそれぞれ図1、図3の部分拡大断面図である。
本実施形態の開閉器は、複数の接点が電気的に直列に接続された複数の接点部を有し、接点を接離することにより、電流の投入状態と遮断状態とを切り替える。本実施形態の開閉器は、接地された金属あるいは碍子等からなる圧力容器1、2と、圧力容器1、2に接続されたブッシング4、5と、接離自在な一対の接点を有する複数(ここでは2つ)の接点部7、9と、圧力容器1、2内を接点部の数と同数(ここでは2つ)に区分する絶縁スペーサ3と、絶縁スペーサ3を貫通して固定された固定電極6とを備える。
圧力容器1、2は、一面が有底で対向する面が開口した円筒状の容器であり、開口した端部はフランジ部になっている。圧力容器1、2によって密閉容器が構成される。圧力容器1、2は、互いに向かい合わせたフランジ部で絶縁スペーサ3を挟んで締結されている。
接点部7の接点は圧力容器1内に、接点部9の接点は圧力容器2内にそれぞれ収容されており、絶縁スペーサ3に固定された固定電極6と電気的に直列に接続されている。また、ブッシング4、5内には導体24、28が接点部7、9に向けて延びるように配置されており、導体24が接点部7の接点に、導体28が接点部9の接点に電気的に接続されている。
開閉器が投入状態にあるときには、ブッシング4から電流が導入され、電流は導体24、接点部7の接点、固定電極6、接点部9の接点、導体28を順次経てブッシング5へ導出されるようになっている。また開閉器が遮断状態にあるときは、接点部7、9の各接点が開離し、電流が遮断されている。以下、本実施形態の開閉器の詳細な構成について説明する。
(詳細構成)
(内部空間101、102)
圧力容器1、絶縁スペーサ3、及びブッシング4によって内部空間101が形成され、圧力容器2、絶縁スペーサ3、及びブッシング5によって内部空間102が形成されている。内部空間101、102は密閉状態にあり、本実施形態では完全な密封状態にある。このような内部空間101、102には絶縁性媒体が充填されている。
絶縁性媒体は、例えば、六フッ化硫黄ガス(SFガス)、二酸化炭素、窒素、乾燥空気、またはそれらの混合ガス、絶縁油等とすることができる。本実施形態ではSFガスが充填されている。なお、内部空間101と内部空間102の圧力は、不図示のガス供給系や真空ポンプ等により必要に応じて異なるものとすることも、同じにすることもできる。本実施形態では、内部空間101のガスの圧力は内部空間102のガス圧力以下であり、かつ大気圧以上になっている。
(接点部7)
接点部7は、高真空の真空容器に電極を収容した真空接点部であり、高真空の優れた絶縁耐力と消弧性を利用して電流の遮断を行う。以下では、接点部7を真空接点部7とする。真空接点部7は、接点を有する真空バルブ8を備える。また、真空接点部7には、真空バルブ8の接点を駆動する操作部29と、操作部29の駆動力を真空バルブ8の接点に伝達する連結部32と、一端が固定電極6に接続された真空バルブ8の他端と接続され、真空バルブ8の接点を圧力容器1内で支持する支持部34とが設けられている。
この真空バルブ8は、内部が高真空の円筒状の真空容器8aを有し、この真空容器8aが圧力容器1内に収容されている。この真空容器8aは、例えば、ガラス又はセラミック等からなる絶縁碍筒である。真空容器8a内には、接点を構成する一対の固定電極11及び可動電極14と、ベローズ31とが収容されている。
固定電極11と可動電極14は対向配置されている。固定電極11は、絶縁スペーサ3に固定された固定電極6に固定され、可動電極14が機械的に接離可能になっている。可動電極14が固定電極11から開離した際、両電極11、14間にはアークが発生するようになっている。可動電極14は一端が固定電極11と対向し、他端が真空容器8a壁面を貫通し、その外部に延出している。ベローズ31は、伸縮自在であり、可動電極14が固定電極11から接離する場合でも真空容器8a内を気密に保つ。
連結部32は、絶縁性の部材で構成された棒状の絶縁ロッド13と、導電性の部材で構成された棒状の操作ロッド15とから構成される。絶縁ロッド13及び操作ロッド15は固定電極11及び可動電極14と同軸上に配置されている。絶縁ロッド13は、その一端は可動電極14と接続され、他端が操作ロッド15と接続されており、圧力容器1内に延びている。操作ロッド15は、絶縁ロッド13から圧力容器1壁面を貫通し圧力容器1外へ延出し、操作部29と接続されている。
操作部29は、圧力容器1の外部に配置されており、接点を接離自在に駆動する。すなわち、操作部29の駆動力により、操作ロッド15及び絶縁ロッド13を一直線上に押し引きし、可動電極14が固定電極11に対して接離可能になっている。なお、操作部29の駆動は、例えば、開閉器外部に設置された制御装置からの指令信号により開始することができる。
操作ロッド15が貫通する圧力容器1壁面部分には、図示しない弾性体のパッキンを有するシール部16が設けられており、内部空間101は、操作ロッド15がシール部16のパッキンと摺接する場合でも気密性が保たれる。
支持部34は、一端がシール部16の設けられた圧力容器1壁面に固定され、他端が可動電極14と接続されている。この支持部34は、大別すると、絶縁ロッド13を取り囲み、シール部16が設けられた圧力容器1壁面から絶縁スペーサ3に向かって延びる絶縁支持部21と、一端が絶縁支持部21と接続され、他端が可動電極14に接続されている通電支持部22とから構成される。
絶縁支持部21と通電支持部22は、絶縁ロッド13及び操作ロッド15と接触しないように同心状に設けられている。通電支持部22と可動電極14との間には、導電性の部材からなる通電接触子23が両者に電気的に接続されて配置されており、可動電極14が操作部29により摺動可能になっている。真空バルブ8は、真空容器8aの一端が固定電極11に固定され、他端が可動電極14を介して支持部34に支持される。
(接点部9)
接点部9は、パッファ式のガス遮断部、若しくは、非パッファ式のガス接点部を使用することができる。パッファ式のガス遮断部は、接点を構成する電極や、絶縁性ガスをアークに吹き付けるための圧力を蓄積するパッファシリンダ、アークに絶縁性ガスの吹き付けを案内するノズルを有しており、遮断動作及び投入動作では、これらの部材も電極と共に連動して操作部が駆動させる。一方、非パッファ式のガス接点部は、このようなパッファシリンダやノズルは備えていない。本実施形態の接点部9は、非パッファ式で真空接点部7より絶縁耐力が高く、高速駆動可能なガス接点部である。以下では、接点部9をガス接点部9とする。ガス接点部9は、接点を備える。また、ガス接点部9には、ガス接点部9の接点を駆動する操作部30と、操作部30の駆動力をガス接点部9の接点に伝達する連結部33と、ガス接点部9の接点の移動方向を定める支持部35とが設けられている。
ガス接点部9の接点は、真空接点部7の真空バルブ8が有する接点よりも絶縁耐力が大きくなっており、この接点は、圧力容器2内に対向配置された一対の固定電極12と可動電極18とから構成されている。固定電極12は固定電極6に固定され、可動電極18が固定電極12に対して機械的に接離可能になっている。
可動電極18を機械的に接離可能にしているのは、連結部33と操作部30である。連結部33は、絶縁性の部材で構成された棒状の絶縁ロッド17と、導電性の部材で構成された棒状の操作ロッド19とから構成される。絶縁ロッド17及び操作ロッド19は固定電極12及び可動電極18と同軸上に配置されている。絶縁ロッド17は、その一端は可動電極18と接続され、他端が操作ロッド19と接続されており、圧力容器2内に延びている。操作ロッド19は、絶縁ロッド17から圧力容器2壁面を貫通し圧力容器2外へ延出し、操作部30と接続されている。
操作部30は、圧力容器2の外部に配置されており、接点を接離自在に駆動する。すなわち、操作部30の駆動力により、操作ロッド19及び絶縁ロッド17を一直線上に押し引きし、可動電極18が固定電極12に対して接離可能になっている。なお、操作部30の駆動は、例えば、開閉器外部に設置された制御装置からの指令信号により開始することができる。
操作ロッド19が貫通する圧力容器2壁面部分には、図示しない弾性体のパッキンを有するシール部20が設けられており、内部空間102は、操作ロッド19がシール部20のパッキンと摺接する場合でも気密性が保たれる。
支持部35は、一端がシール部20の設けられた圧力容器2壁面に固定され、他端が可動電極18と接続されている。この支持部35は、大別すると、絶縁ロッド17を取り囲み、シール部20が設けられた圧力容器2壁面から絶縁スペーサ3に向かって延びる絶縁支持部25と、一端が絶縁支持部25と接続され、他端が可動電極18に接続されている通電支持部26とから構成される。
絶縁支持部25と通電支持部26は、絶縁ロッド17及び操作ロッド19と接触しないように同心状に設けられている。通電支持部26と可動電極18との間には、導電性の部材からなる通電接触子27が両者に電気的に接続されて配置されており、可動電極18が操作部30により摺動可能になっている。
(投入状態)
以上の構成により、本実施形態の開閉器が投入状態にあるときは、ブッシング4から導入される電流は、導体24、通電支持部22、通電接触子23、可動電極14、固定電極11、固定電極6、固定電極12、可動電極18、通電接触子27、通電支持部26及び導体28を順次経てブッシング5へ導出される。
(遮断動作)
一方、開閉器の外部から電流遮断の指令信号が操作部29、30に与えられると、操作部29、30の可動電極14、18が固定電極11、12から開離する駆動力により、可動電極14、18が固定電極11、12から同時に開離し電流遮断を開始する。具体的には、真空バルブ8の可動電極14が固定電極11から開離する。この過程で、固定電極11と可動電極14間には電極より蒸発した粒子と電子によって構成されるアークが発生するが、真空容器8a内は高真空であるためアークを構成する物質は拡散し、形状を留めていることができずに消滅する。これにより通電電流を遮断する。また、ガス接点部9において、可動電極18が固定電極12から開離し、両電極12、18間にアークが発生するが、両電極12、18間の絶縁距離を確保することにより、アークは消滅する。
この遮断過程において、内部空間102では、アークによって発生するSFガスの分離ガスが発生する。この分離ガスは真空バルブ8の絶縁碍からなる真空容器8aの表面層を腐食する作用があるが、真空容器8aは、密封された内部容器101内に収容されているので、内部空間102内で発生した分離ガスにより腐食する心配がない。
なお、真空バルブ8は耐高圧性が良くないベローズ31を備えているが、内部空間101のガスの圧力を、ベローズ31が耐え得る圧力である、内部空間102のガス圧力以下かつ大気圧以上とした。これにより、内部空間102の接点における絶縁耐力を確保しつつ、内部空間101のベローズ31が保護される。
以上のように、遮断過程において、SLF遮断責務における急峻な過渡回復電圧を真空接点部7が負担し、BTF遮断責務における高い過渡復電圧を、絶縁耐力が高いガス接点部9が負担することで、両遮断責務を容易に達成することができる。
(効果)
(1)本実施形態の開閉器は、複数の接点部の接点のそれぞれに対して接点を駆動する操作部を有していることにより、操作部一つ当たりの負荷が小さくなるので、接点を高速に開離することができる。
(2)接点部7、9には、操作部29、30の駆動力を接点に伝達する連結部32、33が設けられ、操作部29、30は圧力容器1、2の外側に配置され、連結部32、33は、圧力容器1、2内に気密性を保ちつつ圧力容器1、2を貫通し操作部29、30と接続されている。これにより、操作部29、30が、遮断過程で生じるアークによって発生するSFガスの分離ガスと直接接触することがなくなり、この分離ガスによる操作部29、30への腐食作用を防止することができる。また、操作部29、30が圧力容器1、2の外側に配置されているので、操作部29、30のメンテナンス性が向上する。
(3)複数の接点部のうち、少なくとも一つの接点部を、接点を備えた真空バルブを有する真空接点部7とし、少なくとも一つの接点部を、真空バルブ8の接点よりも絶縁耐力の大きい接点を有するガス接点部9とした。これにより、遮断過程において、SLF遮断責務における急峻な過渡回復電圧を真空接点部7が負担し、BTF遮断責務における高い過渡復電圧を、絶縁耐力が高いガス接点部9が負担することで、両遮断責務を容易に達成することができる。このように、少なくとも一つの真空接点部7と、少なくとも一つのガス接点部9を有することにより、SLF遮断責務とBTF遮断責務を、それぞれの接点部が分担して達成することができる。
(4)また、真空接点部7の真空バルブ8は接触式の接点を有し、可動電極14の重量も小さいため、非常に短時間の遮断動作が可能である。また、ガス接点部9は、パッファ形のガス接点部としても専用の操作部を有しているので、開閉器全体として操作部一つ当たりの負荷を小さくし、接点を高速に開離することができる。更に、本実施形態のガス接点部9は、可動電極18にパッファシリンダやノズルを有していないので、パッファ形の接点部に比べて操作部30の駆動する可動重量が低減される。これにより、操作部30は可動電極18を更に高速に駆動させることができるので、絶縁距離を確保するために必要な時間を大幅に短縮することができる。以上のように、本実施形態の開閉器は、従来のパッファ形の接点部を複数有する開閉器と比べて、電流遮断および絶縁距離の確保をより短時間で行えるので、遮断時間を短縮することができる。
(5)本実施形態の開閉器は、内部空間101と内部空間102を密封する構造としたので、それぞれ独立に異なる圧力にすることができる。具体的には、内部空間101のガスの圧力を内部空間102のガス圧力以下かつ大気圧以上とした。これにより、内部空間102の接点における絶縁耐力を確保しつつ、内部空間101のベローズ31を保護することができる。
[第2の実施形態]
(構成)
第2の実施形態について、図5及び図6を用いて説明する。図5、6は、第2の実施形態に係る真空接点部7の拡大断面図であり、図5が真空接点部7の投入状態、図6が真空接点部7の遮断状態を示す。第2の実施形態は、第1の実施形態と基本構成は同じである。第1の実施形態と異なる点のみを説明し、第1の実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
第2の実施形態に係る開閉器は、真空接点部7の操作部として、電磁反発操作部41を用いている。電磁反発操作部41は、電磁反発力を利用したものであり開極動作において高い応答性を有する。この電磁反発操作部41は、機構箱42と、高速開極部201と、ワイプ機構部202と、保持機構部203とを有する。
機構箱42は、一端面が開口し、この開口縁が圧力容器1のシール部16が設けられた壁面に固定接続された内部が中空の箱であり、高速開極部201、ワイプ機構部202、及び保持機構部203の各部材がこの機構箱42内に収容されている。
高速開極部201は、可動軸43と、電磁反発コイル44と、反発リング45とから構成される。可動軸43は操作ロッド15と接続された棒状体である。反発リング45は良導体からなる環状体であり、環状の穴が可動軸43に嵌め込まれ可動軸43の周囲に固定されている。機構箱42の内壁には支持部57が固定され、支持部57が可動軸43に向けて延びている。電磁反発コイル44は、良導体からなり、この支持部57に反発リング45と対向するように設置されている。電磁反発コイル44には、不図示のコイル励磁手段が接続されており、コイル励磁手段の有するコンデンサから電磁反発コイル44に電流を供給できるようになっている。この電流により電磁反発コイル44は励磁され、反発リング45に電磁反発力を与え、可動軸43を駆動させる。なお、電磁反発コイル44及び反発リング45に用いる良導体としては、銅、銀、金、アルミニウム、鉄が挙げられる。
ワイプ機構部202は、高速開極部201の電磁反発力を保持機構部203に伝達する。このワイプ機構部202は、可動部43に嵌着されたつば46と、絶縁物からなるカップリング47と、つば46とカップリング47との間に配置されるワイプばね48と、つば46を押さえるつば押さえ49と、可動軸43が衝突したときの衝撃を抑える衝撃吸収体50とから構成される。
カップリング47は例えば平板であり、つば46と対向配置されている。ワイプばね48は、つば46とカップリング47とに付勢力が加わる状態で、一端がつば46に、他端がカップリング47に接続されている。つば押さえ49は、底面が有底の筒状体である。つば押さえ49は、つば46とワイプばね48とを取り囲むようにしてカップリング47に固定され、底面がつば46のストッパーの役割を果たしている。なお、つば押さえ49の底面には開口が設けられ、可動軸43が移動可能になっている。衝撃吸収体50はカップリング47に固定されており、可動軸43による衝突衝撃を吸収する。
保持機構部203は、永久磁石51と、開路ばね52と、電磁ソレノイド53と、可動部54と、衝撃吸収体55と、保持機構箱56とから構成される。保持機構箱56は、機構箱42の内面に固定され、内部には、永久磁石51、開路ばね52、電磁ソレノイド53、可動部54、及び衝撃吸収体55が収容されている。
可動部54は、永久磁石51の吸引力が働く磁性体からなる。可動部54は、概略T字形状でその脚54aが保持機構箱56の開口から可動軸43側に向けて延出しカップリング47に固定されている。永久磁石51は、保持機構箱56の可動軸43側の内面に固定され、可動部54の両手54bと対向する。永久磁石51は、可動部54を吸引する。永久磁石51と電磁ソレノイド53と可動部54は、真空バルブ8の接点を構成する可動電極14を閉接させる方向に推力を発生させる。
開路ばね52は、可動部54の両手54bと永久磁石51が設けられた保持機構箱56の壁面との間に、可動部54に付勢力を与えるように設置されている。なお、開路ばね52としては、開路状態においては、上記付勢力が、真空バルブ8の自閉力と永久磁石51の吸引力との和より大きく、閉路状態においては、可動部54に対する永久磁石51の吸引力より小さいものを用いる。
電磁ソレノイド53は、導電性の部材からなる巻線であり、可動部54の脚54aのつけ根に巻回されて固定されている。電磁ソレノイド53には、不図示の外部電源が接続されており、外部電源から電流を供給し電磁ソレノイド53を励磁可能に構成されている。衝撃吸収体55は、保持機構箱56の開口と対向する保持機構箱56内面に固定されている。
(遮断動作)
本実施形態の開閉器の遮断動作過程における電磁反発操作部41の開極動作について説明する。まず、真空バルブ8の固定電極11と可動電極14が接している閉路状態において、コイル励磁手段に対して開閉器外部から開極指令を与えると、コイル励磁手段のコンデンサから電磁反発コイル44に電流が供給され、電磁反発コイル44が励磁される。これにより、反発リング45に電磁反発力を与え、可動軸43と連結部32を介して可動電極14が、固定電極11から電磁反発操作部41の方向(以下、真空接点部7において、開路方向という。また、この逆方向を閉路方向という。)に高速に開極動作する。
可動軸43は、開路方向に移動し、つば46がワイプばね48を圧縮するとともに、衝撃吸収体50に衝突する。このとき、可動軸43は、衝撃吸収体50により閉路方向への跳ね返りが低減され、ワイプばね48と衝撃吸収体50を介してカップリング47を開路方向に押し込む。
一方、保持機構部203の電磁ソレノイド53には、可動軸43によりカップリング47を開路方向に押し込むタイミング以前に、外部電源から電流が供給される。これにより、電磁ソレノイド53が永久磁石51の磁束を打ち消す方向に励磁され、可動部54に対する永久磁石51の吸引力が低下し、可動部54は開路ばね52の付勢力により開路方向に駆動する。
そして、カップリング47を介してつば押さえ49がつば46に当接することにより、可動部54がカップリング47、つば押さえ49、及びつば46を一体的に引っ張り、可動軸43を介して可動電極14をさらに開極させる。その後、可動軸43の慣性力と開路ばね52の付勢力とにより、可動電極14は所定のギャップになるまで開かれ、可動部54が衝撃吸収体55と衝突する。この衝撃は衝撃吸収体55によって吸収されて可動部54が停止する。なお、所定のギャップとは、電流遮断に必要な固定電極11の接点と可動電極14の接点との間の間隔である。
可動電極14と固定電極11の間隔が所定のギャップになった後、電磁反発コイル44と電磁ソレノイド53への電流の供給を停止し、これらの励磁を解除する。例えば、外部電源として電荷が蓄積したコンデンサを用い、蓄積した電荷を放出し、電荷がなくなったことにより励磁を解除するようにしても良い。この解除後も、開路ばね52の付勢力は、真空バルブ8の自閉力、永久磁石51の吸引力の和より大きいため、真空バルブ8の接点は開路状態を維持する。
(投入状態)
図5の投入状態において、真空バルブ8の固定電極11と可動電極14は、所定の荷重で接触している。永久磁石51による可動部54の吸引力は、ワイプばね48と開路ばね52による開路力より大きくなっている。そのため、永久磁石51の吸引力により、可動部54はその両手54bが開路ばね52を圧縮し、永久磁石51と当接し、可動部54が永久磁石51に固定された状態になっている。一方、この吸引力により可動軸43を介して可動電極14は固定電極11と当接しているとともに、ワイプばね48による付勢力が加わっている。このように、真空バルブ8の固定電極11と可動電極14は、ワイプばね48による荷重で接触しており、可動部54への永久磁石51の吸引力により投入状態(閉路状態)を維持する。
(効果)
本実施形態に係る開閉器は、第1の実施形態と同様の効果に加えて、以下の効果を奏する。本実施形態では、真空接点部7の操作部を電磁反発操作部41とした。真空接点部7は電流遮断に必要な可動電極11の接点の移動距離であるストロークが短く、可動する部材の重量が小さいため、開極動作において高い応答性が得られ、遮断時間を更に短縮することができる。
特に、本実施形態では電磁反発操作部41に、電磁反発コイル44と、電磁反発コイル44を固定する支持部57と、電磁反発コイル44に対向して設けられた反発リング45とからなる高速開極部201を設けた。これにより、励磁された電磁反発コイル44と反発リング45との間に働く電磁反発力によって、開極動作を行う電磁反発操作部41は、ばね力や油圧を駆動源とする操作部に比べて、駆動力の立ち上がりが非常に速く、非常に高い応答性を得ることができる。このため、急峻な過渡回復電圧についてのSLF遮断性能に優れる。
また、電磁反発操作部41に、真空バルブ8の接点に推力を与える推力発生手段を設けた。具体的には、可動軸43にカップリング47、つば押さえ49、及びつば46等を介して間接的に接続された磁性体からなる可動部54と、永久磁石51と、電磁ソレノイド53とを設けた。これにより、可動部54に、永久磁石51及び励磁された電磁ソレノイド53の吸引力が働くので、特に、可動部54及び可動軸43に対して閉路方向に推力を発生させ、可動電極14を駆動して固定電極11と接触させることができる。
[第3の実施形態]
(構成)
第3の実施形態について、図7および図8を用いて説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態と基本構成は同じである。第1の実施形態と異なる点のみを説明し、同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
第3の実施形態に係る開閉器は、ガス接点部9の操作部として、リニア操作部を用いている。図7、8は、第3の実施形態に係るリニア操作部の断面図であり、図7がガス接点部9の投入状態、図8がガス接点部9の遮断状態を示す。
リニア操作部61は、磁力の相互作用を利用したもので開極動作において高い応答性を有する。このリニア操作部61は、一端面が開口し、この開口縁が圧力容器2のシール部20が設けられた壁面に固定接続された機構箱62と、機構箱62に収容されたリニア電動機63と、リニア電動機63を機構箱62の内面に固定する固定部材64とを有している。
リニア電動機63は、固定部材64に固定された円柱状の固定子65と、固定部材64とは反対側に位置し固定子65の軸方向に可動する円筒状の可動子66とを有する。固定子65は、同心の二重殻を構成する外側パイプ65aと内側パイプ65bとからなる。外側パイプ65aと内側パイプ65bとの間には、一定のクリアランスが設けられている。可動子66は、その径が内側パイプ65bの径より大きく、外側パイプ65aの径より小さくなっており、可動子66は外側パイプ65aと内側パイプ65bとの間を軸方向に移動可能になっている。可動子66は操作ロッド19と接続されており、可動子66の駆動力が操作ロッド19に伝達する。
このような殻構造を有するリニア電動機63は、図7、8に示すように、概略等しい磁化エネルギーを保持した外側永久磁石67の列及び内側永久磁石68の列により発生する磁界と、三相コイル66aの励磁によって、三相コイル66aが巻回された可動子66を軸方向に進退させ、これが直線方向の推力となる。
すなわち、リニア電動機63の内部において、三相コイル66aは、可動子66に巻装されている。その巻装箇所は、貫通せずに十分な強度を維持できる程度に一段深く掘り下げられており、三相コイル66aは、可動子66の外周面と面一若しくは埋没している。三相コイル66aには、外部電源(不図示)から供給される電力を励磁電流として供給する駆動装置(不図示)が接続されている。
外側永久磁石67の列及び内側永久磁石68の列は、可動子66を形成する殻壁を挟んで軸方向に沿って敷設されている。可動子66の殻壁と、外側永久磁石67の列及び内側永久磁石68の列との間には、一定のクリアランスが設けられている。
内側永久磁石68は、円弧状又は円環形状であり、内側パイプ65bに固定されている。内側永久磁石68は、内側パイプ65bの外周面に嵌め込まれ、内側パイプ65bの軸方向に複数並べられることで、可動子66の内周面と対向する。
外側永久磁石67は、円弧状又は円環形状であり、外側パイプ65aに固定されている。外側永久磁石67は、外側パイプ65aの内周面に嵌め込まれ、外側パイプ65aの軸方向に複数並べられることで、可動子66の外周面と対向する。
内側永久磁石68と外側永久磁石67は、それぞれ、磁化の向きを少しずつ変えて並べたハルバッハ配列で並べられている。本実施形態では、可動子66の中心軸を含む断面において、隣接の永久磁石の磁化の向きが最大でも90度ずつ回転するように永久磁石が配置される。
また、内側永久磁石68の列と外側永久磁石67の列とでは、回転する磁化の向きが逆である。すなわち、例えば、外側永久磁石67の列に沿って順番に見た磁化の向きは時計回りになり、内側永久磁石68の列に沿って順番に見た磁化の向きは反時計回りになる。
更に、この内側永久磁石68と外側永久磁石67は、可動子66の殻壁を挟んで1対1で対向するように配置される。磁化ベクトルが同じ向きの半径方向成分を有する内側永久磁石68及び外側永久磁石67が対向し、磁化ベクトルが逆向きの軸方向成分を有する内側永久磁石68及び外側永久磁石67が対向する。この半径方向及び軸方向とは円弧状又は円環状の外側永久磁石67及び内側永久磁石68を基準にした方向である。
(遮断動作)
本実施形態の開閉器の遮断動作過程におけるリニア操作部61の開極動作について説明する。まず、開閉器の外部から駆動装置に開極指令を与えると、三相コイル66aに励磁電流が供給され、三相コイル66aが励磁される。これにより磁界が発生する。一方、外側永久磁石67と内側永久磁石68は概略等しい磁化エネルギーを保持しているので、外側永久磁石67の列と内側永久磁石68の列とのクリアランスに半径方向の磁束が極めて多く分布している。三相コイル66aはこのクリアランスに配置されているので磁束の大部分が三相コイル66aと直角に鎖交することとなる。
そのため、磁力の相互作用によって大きな推力が発生し、三相コイル66aが巻回された可動子66は、操作ロッド19から固定部材64の方向(以下、ガス接点部9において、開路方向という。また、この逆方向を閉路方向という。)に高速に開極動作する。可動子66の開路方向への移動により、操作ロッド19が退行すると、可動電極18の可動接点が固定電極12の固定接点から開離し始め、アークの電流零点の経過後に消弧し、電流遮断に至る。
電流遮断に至るタイミング、すなわち可動電極18の可動接点と固定電極12の固定接点との間隔が所定のギャップに到達するように駆動装置により励磁電流を流す。所定のギャップになり可動子66及び可動電極18が停止すると、駆動装置の運転を停止し、可動子66に働く推力をゼロにする。これにより、ガス接点部9の開路状態を維持する。
(効果)
本実施形態に係る開閉器は、第1の実施形態と同様の効果に加えて、以下の効果を奏する。本実施形態では、ガス接点部9の操作部をリニア操作部61とした。このリニア操作部61は、ばね力や油圧を駆動源とする操作部と、電磁反発力を駆動源とする第2の実施形態の電磁反発操作部41との中間の性質を示す。すなわち、駆動力の立ち上がりは電磁反発操作部41に比べるとやや劣るが、ばね力や油圧を駆動源とする操作部と比べると十分に早い。
また、電磁反発操作部41に比べて、より磁化エネルギーの大きな外側永久磁石67及び内側永久磁石68を用いたり、これらの数を増大させたり、三相コイル66aの巻き数を増やしたりと、駆動エネルギーの大容量化が容易である。
従って、本実施形態のリニア操作部61は、接点部に、比較的長いストロークと高い応答性が要求される場合に好適な操作部である。ガス接点部9にはこのような性能が要求されるため、ガス接点部9に本実施形態のリニア操作部61を適用することにより、開極動作において高い応答性が得られ、更に遮断時間の短縮が可能な開閉器を得ることができる。
[第4の実施形態]
(構成)
第4の実施形態について、図9を用いて説明する。第4の実施形態は、第1の実施形態と基本構成は同じである。第1の実施形態と異なる点のみを説明し、同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図9は、第4の実施形態に係る開閉器の全体構成を示す断面図である。本実施形態では、図9に示すように、コンデンサ71が内部空間101に収容されており、このコンデンサ71が、固定電極6に接続された通電並設部72と、通電支持部22に接続された通電並設部73との間に、真空バルブ8に対して電気的に並列に接続されている。
(作用・効果)
第1の実施形態における開閉器の遮断状態においては、事故電流遮断後に開閉器に印加される過渡回復電圧の半分の電圧が、真空バルブ8及びガス接点部9の接点のそれぞれに印加される。真空バルブ8の耐電圧値は、ガス接点部9の接点よりも低いため、この接点より低い電圧で絶縁破壊が生じ、そのときの電圧値によって開閉器の耐電圧性能が決定する。一方、本実施形態においては、真空バルブ8に対して並列にコンデンサ71を接続しているので、真空バルブ8に印加される電圧がガス接点部9の接点よりも小さくなり、開閉器の耐電圧性能を向上させることができる。
このときのコンデンサ71の容量は、真空バルブ8及びガス接点部9の接点の寄生容量と、真空バルブ8及び接点の耐電圧値を考慮して決定する。すなわち、真空バルブ8の耐電圧値をA、ガス接点部9の接点の耐電圧値をB、真空バルブ8の寄生容量a、ガス接点部9の接点の寄生容量をb、コンデンサ71の容量をcとした場合、コンデンサ71容量cは、c=(B/A)b−aとする。このようにコンデンサ容量を設計することで、真空バルブ8とガス接点部9の接点との耐電圧値の比と、真空バルブ8とガス接点部9の接点との分圧の比を同一にすることができ、開閉器の耐電圧値Vを、V=A+Bまで向上させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、耐電圧性能が高い開閉器を得ることができる。
[第5の実施形態]
(構成)
第5の実施形態について、図10を用いて説明する。第5の実施形態は、第4の実施形態と基本構成は同じである。第4の実施形態と異なる点のみを説明し、同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図10は、第5の実施形態に係る開閉器の全体構成を示す断面図である。本実施形態では、図10に示すように、第4の実施形態のコンデンサ71に代えて、サージアブゾーバ74を、通電並設部72、73を介して真空バルブ8に対して電気的に並列に接続する。本実施形態のサージアブゾーバ74の制限電圧は、真空バルブ8の耐電圧値以下になっている。
(作用・効果)
本実施形態によれば、第4の実施形態と同様な作用効果に加えて、以下のような作用効果を奏することができる。すなわち、サージアブゾーバ74を真空バルブ8と並列に電気的に接続したことにより、事故電流遮断後に印加される過渡回復電圧がサージアブゾーバ74の制限電圧を超える場合、真空バルブ8が絶縁破壊する前にサージアブゾーバ74が通電状態となり、真空バルブ8にはサージアブゾーバ74の制限電圧超の電圧が印加されなくなる。
その結果、開閉器に印加される電圧は、大部分が絶縁耐力の高いガス接点部9の接点に分担されることとなり、開閉器の耐電圧性能を向上させることができる。
[第6の実施形態]
(構成)
第6の実施形態について、図11を用いて説明する。第6の実施形態は、第1の実施形態と基本構成は同じである。第1の実施形態と異なる点のみを説明し、同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図11は、第6の実施形態に係る開閉器の回路図である。本実施形態の開閉器84は、図11に示すように、複数の接点部81を有し、各接点部81の操作部82の全てが一つの制御装置83に接続されている。制御装置83は、それぞれの操作部82の状態を監視し、遮断指令及び投入指令をそれぞれの操作部82に対して個別に出力する。操作部82の状態は、例えば、第2の実施形態の電磁反発操作部41や第3の実施形態のリニア操作部61へ供給される電流値によって監視しても良いし、各接点部81の可動接点の位置を検出する検出器を設けて監視しても良い。
また、開閉器84には回路保護手段を設けても良い。回路保護手段としては、例えば、サージアブゾーバや避雷器等を用いることができる。
(作用・効果)
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様な作用効果に加えて、以下のような作用効果を奏することができる。すなわち、制御装置83を備えたことにより、各接点部81の接点が開極および閉極するタイミングを任意に制御することができる。例えば、特性の異なる複数の操作部82における遮断動作および投入動作の同期をとることができるので、開閉器84の遮断性能を向上させることができる。また、複数の接点部81に真空接点部7やガス接点部9が含まれる場合に、真空接点部7への遮断指令出力以後にガス接点部9への遮断指令出力を行い、真空接点部7及びガス接点部9の特性を最大限に活かせるようにすることができる。
また、制御装置83は各操作部82の状態を監視しているので、全ての操作部82若しくは一部の操作部82が何らかの原因により動作しなかった場合、回路保護手段により開閉器84の信頼性を向上させることができる。
以上のように、本実施形態によれば、遮断性能及び信頼性の高い開閉器を得ることができる。
[その他の実施形態]
本明細書においては、本発明に係る複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。具体的には、第1乃至第6の実施形態を全て又はいずれかを組み合わせたものも包含される。以上のような実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
(1)例えば、第1の実施形態では、遮断過程において、操作部29、30の駆動力により可動電極14、18が固定電極11、12から同時に開離するようにしたが、まず、真空バルブ8の可動電極14の可動接点が固定電極11の固定接点から開離させて通電電流を遮断し、続いてガス接点部9の可動電極18の可動接点を固定電極12の固定接点から開離させ、両電極12、18間の絶縁距離を確保するようにしても良い。
(2)第2の実施形態では、保持機構部203の可動部54を、高速開極部201の可動軸43にワイプ機構部202を介して間接的に接続していたが、可動部54を可動軸43に直接的に接続するようにしても良い。
(3)第4及び第5の実施形態では、コンデンサ71及びサージアブゾーバ74を圧力容器1内に設置したが、圧力容器1外に設置し、導体を圧力容器1に貫通させる等の伝達手段によって真空バルブ8に対して電気的に並列に接続するようにしても良い。
(4)第4の実施形態では、通電支持部22に通電並設部73を接続してコンデンサ71を真空バルブ8と並列接続したが、通電支持部22の形状を、コンデンサ71と真空バルブ8とが並列接続される形状とすれば、通電並設部73を設けなくても良い。
(5)第4の実施形態では、コンデンサ71の容量を、真空バルブ8及びガス接点部9の接点の寄生容量と、真空バルブ8及びガス接点部9の接点の耐電圧値を考慮して決定したが、ガス接点部9の接点の寄生容量と、真空バルブ8及びガス接点部9の接点の耐電圧値を考慮して決定しても良い。すなわち、コンデンサ71の容量をa、ガス接点部9の接点の寄生容量をb、真空バルブ8の耐電圧値をA、ガス接点部9の接点の耐電圧値をBとした場合、コンデンサ71容量aは、a=b×(B/A)とする。このようにコンデンサ容量を設計することで、真空バルブ8に印加される電圧をガス接点部9の接点よりも低くすることができる。
1、2 圧力容器
3 絶縁スペーサ
4、5 ブッシング
6 固定電極
7 真空接点部
8 真空バルブ
8a 真空容器
9 ガス接点部
11、12 固定電極
13、17 絶縁ロッド
14、18 可動電極
15、19 操作ロッド
16、20 シール部
21、25 絶縁支持部
22、26 通電支持部
23、27 通電接触子
24、28 導体
29、30 操作部
31 ベローズ
32、33 連結部
34、35 支持部
41 電磁反発操作部
42 機構箱
43 可動軸
44 電磁反発コイル
45 反発リング
46 つば
47 カップリング
48 ワイプばね
49 つば押さえ
50 衝撃吸収体
51 永久磁石
52 開路ばね
53 電磁ソレノイド
54 可動部
54a 脚
54b 両手
55 衝撃吸収体
56 保護機構箱
57 支持部
61 リニア操作部
62 機構箱
63 リニア電動機
64 固定部材
65 固定子
65a 外側パイプ
65b 内側パイプ
66 可動子
66a 三相コイル
67 外側永久磁石
68 内側永久磁石
71 コンデンサ
72 通電並設部
73 通電並設部
74 サージアブゾーバ
81 接点部
82 操作部
83 制御装置
84 開閉器
101 内部空間
102 内部空間

Claims (12)

  1. 絶縁性媒体が充填された密閉容器と、
    接点を有する複数の接点部と、
    前記接点を駆動する複数の操作部と、
    前記密閉容器内を前記接点部の数と同数区分し、内部空間を形成する絶縁スペーサと、
    前記絶縁スペーサを貫通し、この絶縁スペーサに固定された電極と、
    を備え、
    前記内部空間ごとに、それぞれ一つの前記接点部が設けられ、
    すべての前記接点が、前記電極を介して電気的に直列に接続され、
    前記各操作部は、対応する前記接点を駆動することを特徴とする開閉器。
  2. 前記接点部の少なくとも一つには、前記操作部の駆動力を前記接点に伝達する連結部が設けられ、
    前記操作部は、前記密閉容器の外側に配置され、
    前記連結部は、前記密閉容器内の気密性を保ちつつ前記密閉容器を貫通し、前記操作部と接続されていることを特徴とする請求項1に記載の開閉器。
  3. 前記接点部のうち、
    少なくとも一つの接点部が、接点を備えた真空バルブを有する真空接点部であり、
    少なくとも一つの接点部が、前記真空バルブの接点よりも絶縁耐力の大きい接点を有する接点部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の開閉器。
  4. 前記真空バルブの接点に、コンデンサが並列接続されていることを特徴とする請求項3に記載の開閉器。
  5. 前記真空バルブの接点に、サージアブソーバが並列接続されていることを特徴とする請求項3に記載の開閉器。
  6. 前記接点部のうちの少なくとも一つの接点部の操作部が、
    コイルと、
    前記コイルを固定するコイル固定部と、
    前記コイルと対向して設けられた対向良導体と、
    前記対向良導体を貫通し、この対向良導体に固定された可動軸と、
    前記コイルに電流を供給し、前記コイルを励磁するコイル励磁手段と、
    を備え、
    前記コイルが励磁され、前記コイルと前記対向良導体との間で反発力が発生し、前記可動軸に推力を与えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の開閉器。
  7. 前記操作部は、前記可動軸に直接又は間接に接続され、前記可動軸に推力を与える推力発生手段を有することを特徴とする請求項6に記載の開閉器。
  8. 前記推力発生手段は、前記可動軸と直接又は間接に接続された磁性体からなる可動部と、永久磁石と、電磁ソレノイドと、を備えることを特徴とする請求項7に記載の開閉器。
  9. 前記接点部のうちの少なくとも一つの接点部の操作部が、
    円環状若しくは円弧状の永久磁石の磁極がその中心軸を含む断面において最大でも90度ずつ回転するよう当該永久磁石を隣接させて構成される第一の永久磁石の列と、
    円環状若しくは円弧状の永久磁石の磁極がその中心軸を含む断面において最大でも90度ずつ回転するよう当該永久磁石を隣接させて構成される第二の永久磁石の列と、
    磁化ベクトル半径方向成分が同じ向きの前記第一の永久磁石と前記第二の永久磁石とを対向させ、両列が一定距離を保つように固定する二重筒構造の固定子と、
    前記第一の永久磁石の列と前記第二の永久磁石の列との間に位置するコイルを有し、前記固定子の軸方向に可動する筒状の可動子と、
    前記コイルに電流を供給し励磁するコイル励磁手段と、を備え、
    前記可動子が、前記接点を駆動することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の開閉器。
  10. 前記各操作部のそれぞれに接続された制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記操作部の開極動作及び閉極動作の動作開始を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の開閉器。
  11. 前記絶縁性媒体がSFガスであることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の開閉器。
  12. 前記内部空間は、前記内部空間毎に内圧が可変であることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の開閉器。
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