JP6989373B2 - 開閉器 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、開閉器に関する。
電力系統では、短絡事故などが発生した場合、主回路を流れる過電流の影響で電力機器が破損するおそれがある。このため、電力系統には、過電流を短時間で遮断することが可能な開閉器が設置されている。
この種の開閉器としては、例えば電磁的な反発力を利用して、可動側の電極を固定側の電極から離間させ、開極動作を行うものが知られている。また、このような開閉器は、閉極時において、可動側の電極を固定側の電極に接触させる接触荷重(付勢力)を加えるために、バネなどの弾性体(付勢部材)が組み込まれている。
この弾性体は、可動側の電極や開極動作を行うための開極機構が設けられている側の第1の可動部材と、可動側の電極を固定側の電極に接触させる閉極動作を行うための閉極機構が設けられた第2の可動部材と、の間に介在されている。さらに、開閉器には、このような開極機構や閉極機構の他、開極機構により開極された状態を保持する開極保持機構や、閉極機構により閉極された状態を保持する閉極保持機構なども設けられている。
特開2006−196317号公報 特開2004−342552号公報 特開2005−38630号公報
ところで、前述した開閉器では、開極動作時において、第1の可動部材は、開極機構により直接駆動されることから比較的高速に移動できるものの、第2の可動部材は、第1の可動部材に押されて変位する弾性体を介して移動することになるため、第1の可動部材の移動に対して遅延が生じることになる。
一般に、開閉器は、電力系統の短絡事故発生時などにおける過電流の遮断を考慮すると、安全性の面では、開極動作を迅速に完了させることが重要となる。そこで、上記した開極機構、閉極機構、閉極保持機構及び開極保持機構に加え、前述したように動作する第1、第2の可動部材を備える開閉器全体の構成を踏まえたうえで、開極動作に要する時間の短縮化が求められている。
本発明が解決しようとする課題は、開極動作が完了するまでに要する時間を短縮することができる開閉器を提供することである。
実施の形態に係る開閉器は、第1及び第2の可動部材、付勢部材、閉極機構、閉極保持機構、開極機構及び開極保持機構を備えている。第1の可動部材は、固定側電極に対して接離可能な可動側電極が取り付けられている。第2の可動部材は、第1の可動部材と対向する位置に設けられている。付勢部材は、第1の可動部材と第2の可動部材との間に介在され、第1及び第2の可動部材を互いに離間させる方向に付勢する。閉極機構は、第2の可動部材に設けられ、第2の可動部材を付勢部材側へ移動させる操作により第1の可動部材を介して可動側電極を固定側電極に接触させる。閉極保持機構は、第2の可動部材に設けられ、閉極機構による可動側電極を固定側電極に接触させた状態を保持する。開極機構は、第1の可動部材に設けられ、第1の可動部材を付勢部材側へ移動させる操作により可動側電極を固定側電極から離間させる。開極保持機構は、第1の可動部材に設けられ、開極機構による可動側電極を固定側電極から離間させた状態を保持する。さらに第2の可動部材における閉極機構の取付位置と付勢部材の取付位置との間に介在された電気絶縁性を有する絶縁部材を有する。
第1の実施形態の開閉器における閉極時の状態を概略的に示す図。 図1の開閉器における開極時の状態を概略的に示す図。 図1の開閉器が備えた閉極保持機構及び開極保持機構における非保持状態を示す図。 図3Aの閉極保持機構及び開極保持機構における保持状態を示す図。 比較例の開閉器における閉極時の状態を概略的に示す図。 第2の実施形態の開閉器における閉極時の状態を概略的に示す図。 第3の実施形態の開閉器が備えた閉極保持機構及び開極保持機構における非保持状態を示す図。 図3Aの閉極保持機構及び開極保持機構における保持状態を示す図。 第4の実施形態の開閉器が備えた閉極保持機構及び開極保持機構における非保持状態を示す図。 図7Aの閉極保持機構及び開極保持機構における保持状態を示す図。
以下、実施の形態を図面に基づき説明する。
<第1の実施の形態>
図1、図2に示すように、本実施形態に係る開閉器10は、種々の電力機器や電力回路における電路(電極)を開閉(オン/オフ)するための電力機器である。この開閉器10は、真空バルブ3、固定側通電軸6、可動側通電軸1bを含む第1の可動部材1、第2の可動部材2、導体11、12、電源5、付勢部材としての弾性体19、弾性体フォルダ9、閉極機構17、閉極保持機構18、開極機構15、開極保持機構16を備えている。
真空バルブ3は、電気絶縁のための碍管3aを備えている。碍管3aの内側には、一対の固定側電極7及び可動側電極8が配置されている。固定側電極7は、固定側通電軸6の他端部に固定されている。また、固定側通電軸6は、真空バルブ3の外側で一方の導体11と接続されている。可動側電極8は、可動側通電軸1bの一端部に固定されている。可動側通電軸1bは、真空バルブ3の外側で他方の導体12と摺動可能に接続されている。一方の導体11及び他方の導体12は、例えばスイッチギヤなどの電力機器における主回路の各端子部にそれぞれ接続されている。
可動側通電軸1bにおける真空バルブ3内と外部との境界部分に位置する部位は、真空バルブ3内においてベローズ(可撓管)3bで覆われている。ベローズ3bは、真空バルブ3内の真空を確保しつつ可動側通電軸1bの軸方向への移動を可能とするバルブ用のシール材である。なお、真空バルブ3に代えて、空気中やガス中で電路を入り切りする遮断バルブを適用してもよい。
第1の可動部材1は、第1の可動軸1a、前述した可動側通電軸1b及び第1の弾性体接触部1cを有している。可動側通電軸1bの他端部は、第1の可動軸1aの一端部と連結されている。第1の可動軸1aは、可動側電極8が固定側電極7に対して接離する方向に沿った軸方向への移動が可能である。第1の弾性体接触部1cは、第1の可動軸1aの他端部に固定されている。
一方、第2の可動部材2は、第2の可動軸2a及び第2の弾性体接触部2bを備えている。第2の可動軸2aは、可動側電極8が固定側電極7に対して接離する方向に沿った軸方向への移動が可能である。第2の弾性体接触部2bは、第2の可動軸2aの一端部に固定されている。上述した第1及び第2の可動軸1a、2aは、いわゆる操作ロッドを構成しており、その材料には強度面を考慮して金属などが適用されている。
弾性体19は、圧縮コイルバネなどで構成された例えばワイプバネである。弾性体19は、第1の可動部材1と第2の可動部材2との間に介在されており、第1の可動部材1及び第2の可動部材2(第1の可動軸1a及び第2の可動軸2a)を互いに離間させる方向に付勢する。この弾性体19は、閉極時において、可動側電極8を固定側電極7に接触させる接触荷重(付勢力)を可動側電極8に対して付与する。より具体的には、弾性体19は、第1の可動軸1aの他端部に固定された第1の弾性体接触部1cと共に、弾性体フォルダ9内に収容されたかたちで配置されている。
弾性体フォルダ9は、例えば有底円筒状に形成されており、前述した第2の弾性体接触部2bで底部が構成されている。また、弾性体フォルダ9は、側壁部9a及び軸挿通穴9bを備えている。軸挿通穴9bは、弾性体フォルダ9本体における、第2の弾性体接触部2b(底部)と相対する側に設けられている。軸挿通穴9bは、第1の可動軸1aの外径よりも大きな穴径(内径)を有し、第1の可動軸1aを挿通させている。つまり、第1の可動軸1aと第2の可動軸2aとは、第1及び第2の弾性体接触部1c、2bを介し、弾性体19を挟んで対向する位置に、それぞれ配置されている。
したがって、第1の可動軸1aは、軸挿通穴9bを介してその軸方向へ移動した際に、これに伴い、第1及び第2の弾性体接触部1c、2b間の弾性体19を伸縮させる。一方、第2の可動軸2aも、その軸方向へ移動したときに、第1及び第2の弾性体接触部1c、2b間の弾性体19を伸縮させる。
詳述すると、図2に示すように、固定側電極7から可動側電極8を離間させる開極(開路)時においては、可動側通電軸1bに連結された第1の可動軸1aは、弾性体19側へ移動する。この際、第1の可動軸1aは、第1の弾性体接触部1cを介して弾性体19を圧縮し、これに連動して、弾性体19は、その付勢力によって、第1の可動軸1aから離間する方向に第2の可動軸2aを移動させる。
一方、図1に示すように、固定側電極7に可動側電極8を接触させる閉極(閉路)時においては、第2の可動軸2aは、弾性体19側へ移動する。この際、第2の可動軸2aは、第2の弾性体接触部2bを介して弾性体19を圧縮し、これに連動して、弾性体19は、その付勢力によって、第2の可動軸2aから離間する方向に第1の可動軸1aを移動させる。
図1、図2に示すように、開極機構15は、第1の可動部材1(第1の可動軸1a)に設けられており、第1の可動部材1を弾性体19側へ移動させる操作により可動側電極8を固定側電極7から離間させる。この開極機構15は、被反発部材15b及び反磁性体製の反発部材15aを備えている。反発部材15aは、第1の可動部材1に固定されている。具体的には、反発部材15aは、リング状に形成されており、その中央部分の穴を介して第1の可動軸1aに固定されている。
一方、被反発部材15bは、反発部材15aと対向する位置に配置されている。被反発部材15bは、反発部材15aを反発させるためのコイルを含む電磁石で構成されている。詳述すると、被反発部材15bは、リング状に形成されており、その中央部分の貫通穴に、第1の可動軸1aを非接触状態で貫通(挿通)させつつ、反発部材15aと対向する位置に配置されている。電源5は、被反発部材15bに駆動用の電力を供給する。反発部材15aは、開極時において、被反発部材15b側から、より離間する方向に移動する。
閉極機構17は、第2の可動部材2に設けられている。この閉極機構17は、第2の可動部材2を弾性体19側へ移動させる操作により第1の可動部材1を介して可動側電極8を固定側電極7に接触させる。閉極機構17は、ばねなどを含む機構や、またこれに代えて、例えばソレノイドコイルを含む機構を備えており、第2の可動軸2aを閉極時に弾性体19側へ移動させる。
図1、図2に示すように、開極保持機構16は、第1の可動部材1に設けられており、開極機構15による可動側電極8を固定側電極7から離間させた状態を保持する。具体的には、図3A、図3Bに示すように、開極保持機構16は、吸着部材16b及び磁性体製の被吸着部材16aを有する。被吸着部材16aは、可動側磁性部材であり、第1の可動部材1に固定されている。詳述すると、被吸着部材16aは、リング状に形成されており、その中央部分の穴を介して第1の可動軸1aに固定されている。
一方、吸着部材16bは、被吸着部材16aと対向する位置に配置されており、被吸着部材16aを磁気的に吸着するための永久磁石16c及び磁性体製の固定側磁性部材16d、16eを備えている。固定側磁性部材16eは、被吸着部材16aが永久磁石16cと直接的に衝突しないように、被吸着部材16aと永久磁石16cとの間に介在されている。具体的には、吸着部材16bは、全体として円筒状に形成されており、その中央部分の貫通穴に、第1の可動軸1aを非接触状態で貫通(挿通)させつつ、被吸着部材16aと対向する位置に配置されている。
開極保持機構16は、例えば閉極時においては、図3Aに示すように、被吸着部材16aが吸着部材16bから離間している非保持状態(非吸着状態)となり、一方、開極時においては、図3Bに示すように、被吸着部材16aが吸着部材16bに磁気的に吸着された保持状態となる。
一方、閉極保持機構18は、図1、図2に示すように、第2の可動部材2に設けられており、閉極機構17による可動側電極8を固定側電極7に接触させた状態を保持する。図3A、図3Bに示すように、閉極保持機構18は、開極保持機構16と同様の構造を有し、吸着部材(第2の吸着部材)18b及び磁性体製の被吸着部材(第2の被吸着部材)18aを備えている。被吸着部材18aは、可動側磁性部材であり、第2の可動部材2に固定されている。詳述すると、被吸着部材18aは、リング状に形成されており、その中央部分の穴を介して第2の可動軸2aに固定されている。
また、吸着部材18bは、被吸着部材18aと対向する位置に配置されており、被吸着部材を磁気的に吸着するための永久磁石18c及び磁性体製の固定側磁性部材18d、18eを備えている。固定側磁性部材18eは、被吸着部材18aが永久磁石18cと直接的に衝突しないように、被吸着部材18aと永久磁石18cとの間に介在されている。さらに、吸着部材18bは、全体として円筒状に形成されており、その中央部分の貫通穴に、第1の可動軸1aを非接触状態で貫通させつつ、被吸着部材18aと対向する位置に配置されている。
閉極保持機構18は、例えば開極時においては、図3Aに示すように、被吸着部材18aが吸着部材18bから離間している非保持状態(非吸着状態)となり、一方、閉極時においては、図3Bに示すように、被吸着部材18aが吸着部材18bに磁気的に吸着された保持状態となる。
なお、このような構成の開閉器10は、図1、図2に示すように、固定側通電軸6、固定側電極7、可動側電極8、可動側通電軸1b、第1及び第2の可動軸1a、2a(操作ロッド)、開極機構15、開極保持機構16、弾性体19、閉極保持機構18、並びに閉極機構17が、前記の第1及び第2の可動軸1a、2aの軸方向に沿って直線的に配置されている。
また、例えば開極機構15に接続された電源5や、閉極機構17などは、図示しない操作制御装置からの閉極操作指令及び開極操作指令を有線や無線で取得するための構成を有している。なお、例えば閉極機構17などは、導体12との間で電位差が生じないように(接地電位にならないように)、地上から絶縁され、導体12と同電位になっている。
このように構成された開閉器10が、閉極操作指令(閉路指令)を取得した場合、閉極機構17は、例えば図2に示す状態から、閉極動作を実行する。この際、閉極機構17は、第2の可動軸2aを弾性体19側へ移動させ、これに伴い、第2の可動軸2aは、第2の弾性体接触部2bを介して弾性体19を圧縮する。これに連動して、弾性体19は、その付勢力(圧縮後の反力)によって、第2の可動軸2aから離間する方向に第1の可動軸1aを移動させる。
これにより、第1の可動軸1aに連結された可動側通電軸1bの他端部の可動側電極8が、図1に示すように、固定側電極7と接触する。さらにこの際、第2の可動部材2(第2の可動軸2a)に設けられた閉極保持機構18は、図3Bに示すように、第2の可動軸2aに固定された被吸着部材18aを、吸着部材18bが吸着し、これによって閉極状態を保持する。
一方、開閉器10が開極操作指令(開路指令)を取得した場合、開極機構15は、例えば図1に示す状態から、開極動作を実行する。この際、開極機構15は、第1の可動軸1aを弾性体19側へ移動させる。これにより、第1の可動軸1aに連結された可動側通電軸1bの他端部の可動側電極8が、図2に示すように、固定側電極7から離間する。さらにこの際、第1の可動部材1(第1の可動軸1a)に設けられた開極保持機構16は、図3Bに示すように、第1の可動軸1aに固定された被吸着部材16aを、吸着部材16bが吸着し、これによって開極状態を保持する。
この後、弾性体19側へ移動した第1の可動軸1aは、第1の弾性体接触部1cを介して弾性体19を圧縮する。これに連動して、弾性体19は、その付勢力(圧縮後の反力)によって、第1の可動軸1aから離間する方向に第2の可動軸2aを移動させる。
ここで、本実施形態に係る開閉器10は、開極保持機構16が第1の可動部材1(第1の可動軸1a)に設けられていることで、可動側電極8が固定側電極7から離間した時点、すなわち、第1の可動部材1(第1の可動軸1a)が、弾性体19側へ移動した時点で、開極保持機構16によって開極状態が保持されるので、開極動作が完了するまでに要する時間の短縮化を図ることができる。
これに対して、図4に示すように、比較例の開閉器90は、開極保持機構96が第2の可動部材2(第2の可動軸2a)に設けられている。比較例の開閉器90の場合、開極時において、第1の可動軸1aは、開極機構15により直接駆動されることから比較的高速に移動できるものの、第2の可動軸2aは、第1の可動軸1aに押されて変位する弾性体19を介して移動することになるため、第1の可動軸1aの移動に対して遅延が生じることになる。一般に、開閉器は、電力系統の短絡事故発生時などにおける過電流の遮断を考慮すると、安全性の面では、開極動作を迅速に完了させることが重要となる。しかしながら、移動に遅延が生じる第2の可動軸2aに開極保持機構96が設けられた比較例の開閉器90は、開極動作が完了するまでに要する時間が長くなってしまうことが懸念される。
一方、本実施形態の開閉器10は、開極保持機構16が第1の可動部材1(第1の可動軸1a)に設けられているので、第2の可動軸2aの移動の遅延を懸念することなく、第1の可動軸1aが弾性体19側へ移動した時点で開極動作を完了させることが可能となる。したがって、本実施形態の開閉器10によれば、開極動作が完了するまでに要する時間を短縮することができる。
<第2の実施の形態>
次に、第2の実施の形態を図5に基づき説明する。なお、図5において、図1に示した第1の実施形態中の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し重複する説明を省略する。図5に示すように、本実施形態の開閉器20は、第1の実施形態における開閉器10の構成に加え、絶縁部材としての絶縁操作ロッド21をさらに備えている。
絶縁操作ロッド21は、電気絶縁性を有する樹脂材料などによって構成されている。また、この絶縁操作ロッド21は、第2の可動部材2(第2の可動軸2a)における閉極機構17の取付位置と、付勢部材である弾性体19の取付位置と、の間に介在されている。
これにより、閉極機構17は、導体12とは電気的に絶縁されるので、例えば閉極機構17が接地電位にならないように、地上から絶縁する構成(閉極機構17を導体12と同電位とする構成)などが不要となる。
したがって、本実施形態の開閉器20によれば、第1の実施形態の開閉器10の効果に加え、閉極機構17を設置するうえでの構成の簡略化を図ることができる。さらに、上記構成の場合、電気絶縁のための沿面絶縁極などを設けることなどが不要になるため、第2の可動軸2a(操作ロッド)の長さを実質的に短くすることができ、開閉器20の小型化を図ることが可能となる。
<第3の実施の形態>
次に、第3の実施の形態を図6A、図6Bに基づき説明する。なお、図6A、図6Bにおいて、図3A、図3Bに示した第1の実施形態中の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し重複する説明を省略する。
図6A、図6Bに示すように、本実施形態の開閉器は、第1の実施形態の開閉器10が備えていた開極保持機構16及び閉極保持機構18に代えて、開極保持機構36及び閉極保持機構38を有する。開極保持機構36は、一対のリンク部材36a、一対のスライダ部材36b、一対のガイド部材36c、一対の付勢部材(第2の付勢部材)36dを備えている。
リンク部材36aは、その一端部が回転軸36fを介して第1の可動軸1aに回転可能に支持されている。スライダ部材36bは、リンク部材36aの他端部を回転軸36eを介して回転可能に支持しつつ、第1の可動軸1aのその軸方向(固定側電極7に対して可動側電極8が接離する方向)への移動に連動してスライドする。ガイド部材36cは、スライダ部材36bが第1の可動軸1aの径方向に沿ってスライドするようにスライダ部材36bの移動方向をガイドする。付勢部材36dは、例えば圧縮コイルバネなどで構成されており、スライダ部材36bを第1の可動軸1aに近付ける方向に付勢する。
開極保持機構36は、例えば閉極時においては、固定側電極7に対して可動側電極8が接触している閉極状態に対応した図6Aに示す非保持状態となり、一方、開極時においては、固定側電極7から可動側電極8が離間している開極状態に対応した図6Bに示す保持状態を、付勢部材36dの付勢力などを通じて維持する。なお、図6Bに例示した開極の保持状態に代えて、開極の保持状態が、一対のリンク部材36aと一対のスライダ部材36bとの全体の長手方向が一直線に延びている状態であってもよい。
一方、閉極保持機構38は、開極保持機構36と同様の構成を有しており、図6A、図6Bに示すように、一対のリンク部材(第2のリンク部材)38a、一対のスライダ部材(第2のスライダ部材)38b、一対のガイド部材(第2のガイド部材)38c、一対の付勢部材(第3の付勢部材)38dを備えている。
リンク部材38aは、その一端部が回転軸38fを介して第2の可動軸2aに回転可能に支持されている。スライダ部材38bは、リンク部材38aの他端部を回転軸38eを介して回転可能に支持しつつ、第2の可動軸2aのその軸方向(固定側電極7に対して可動側電極8が接離する方向)への移動に連動してスライドする。ガイド部材38cは、スライダ部材38bが第2の可動軸2aの径方向に沿ってスライドするようにスライダ部材38bの移動方向をガイドする。付勢部材38dは、スライダ部材38bを第2の可動軸2aに近付ける方向に付勢する。
閉極保持機構38は、例えば開極時においては、固定側電極7から可動側電極8が離間している開極状態に対応した図6Aに示す非保持状態となり、一方、閉極時においては、固定側電極7に対して可動側電極8が接触している閉極状態に対応した図6Bに示す保持状態を、付勢部材38dの付勢力などを通じて維持する。なお、図6Bに例示した閉極の保持状態に代えて、閉極の保持状態が、一対のリンク部材38aと一対のスライダ部材38bとの全体の長手方向が一直線に延びている状態であってもよい。
したがって、本実施形態の開閉器によれば、磁石や磁性体などの比較的高価な磁気材料を用いずに、開極保持機構や閉極保持機構を構成しているので、第1の実施形態の開閉器10の効果に加え、製造コストの削減を図ることが可能となる。
<第4の実施の形態>
次に、第4の実施の形態を図7A、図7Bに基づき説明する。なお、図7A、図7Bにおいて、図3A、図3Bに示した第1の実施形態中の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付与し重複する説明を省略する。
図7A、図7Bに示すように、本実施形態の開閉器は、第1の実施形態の開閉器10が備えていた開極保持機構16及び閉極保持機構18に代えて、開極保持機構46及び閉極保持機構48を有する。開極保持機構46は、図7A、図7Bに示すように、一対の凹部46a、一対の係合部材46c、一対のガイド部材(第3のガイド部材)46d、一対の付勢部材(第4の付勢部材)46eを備えている。
凹部46aは、第1の可動軸1aの外周面における所定の位置に設けられている。係合部材46cは、凹部46a内へ前進したときに係合可能な凸部46bを先端部分に備えている。また、係合部材46cは、第1の可動軸1aのその軸方向への移動に応じて、凹部46aに対して凸部46bが対向する位置で前進し、凹部46aに対して凸部46bが非対向の位置では進退する。ガイド部材46dは、係合部材46cが第1の可動軸1aの径方向に沿って前進及び後退するように係合部材46cの移動方向をガイドする。付勢部材46eは、係合部材46cを第1の可動軸1aに近付ける方向に付勢する。
このように構成された開極保持機構46は、例えば閉極時においては、図7Aに示すように、第1の可動軸1aの凹部46aに対して係合部材46cの凸部46bが非対向の位置関係にある非保持状態(非係合状態)となり、一方、開極時においては、図7Bに示すように、第1の可動軸1aの凹部46aに対して係合部材46cの凸部46bが、付勢部材46eを通じて前進し、凹部46aと凸部46bとが係合(ロック)する保持状態(係合状態)となる。
一方、閉極保持機構48は、開極保持機構46と同様の構成を有しており、図7A、図7Bに示すように、一対の凹部(第2の凹部)48a、一対の係合部材(第2の係合部材)48c、一対のガイド部材(第4のガイド部材)48d、一対の付勢部材(第5の付勢部材)48eを備えている。凹部48aは、第2の可動軸2aの外周面における所定の位置に設けられている。係合部材48cは、凹部48a内へ前進したときに係合可能な凸部(第2の凸部)48bを先端部分に備えている。また、係合部材48cは、第2の可動軸2aのその軸方向への移動に応じて、凹部48aに対して凸部48bが対向する位置で前進し、凹部48aに対して凸部48bが非対向の位置では進退する。ガイド部材48dは、係合部材48cが第2の可動軸2aの径方向に沿って前進及び後退するように係合部材48cの移動方向をガイドする。付勢部材48eは、係合部材48cを第2の可動軸2aに近付ける方向に付勢する。
このように構成された閉極保持機構48は、例えば開極時においては、図7Aに示すように、第2の可動軸2aの凹部48aに対して係合部材48cの凸部48bが非対向の位置関係にある非保持状態(非係合状態)となり、一方、閉極時においては、図7Bに示すように、第2の可動軸2aの凹部48aに対して係合部材48cの凸部48bが、付勢部材48eの付勢力を通じて前進し、凹部48aと凸部48bとが係合(ロック)する保持状態(係合状態)となる。
したがって、本実施形態の開閉器によれば、凹部と凸部とを機械的に係合させる開極保持機構及び閉極保持機構を適用しているので、第1の実施形態の開閉器10の効果に加え、開極状態及び閉極状態を保持する際の強度を、比較的簡易な構成によって高めることが可能となる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…第1の可動部材、1a…第1の可動軸、1b…可動側通電軸、1c…第1の弾性体接触部、2…第2の可動部材、2a…第2の可動軸、2b…第2の弾性体接触部、3…真空バルブ、3a…碍管、3b…ベローズ(可撓管)、5…電源、6…固定側通電軸、7…固定側電極、8…可動側電極、9…弾性体フォルダ、9a…側壁部、9b…軸挿通穴、10,20…開閉器、11,12…導体、15…開極機構、15a…反発部材、15b…被反発部材、16,36,46…開極保持機構、16a…被吸着部材、16b…吸着部材、16c…永久磁石、16d,16e…磁石側磁性体、17…閉極機構、18,38,48…閉極保持機構、18a…被吸着部材(第2の被吸着部材)、18b…吸着部材(第2の吸着部材)、18c…永久磁石、18d,18e…磁石側磁性体、19…弾性体(付勢部材)、21…絶縁操作ロッド(絶縁部材)、36a…リンク部材、36b…スライダ部材、36c…ガイド部材、36d…付勢部材(第2の付勢部材)、38a…リンク部材(第2のリンク部材)、38b…スライダ部材(第2のスライダ部材)、38c…ガイド部材(第2のガイド部材)、38d…付勢部材(第3の付勢部材)、46a…凹部、46b…凸部、46c…係合部材、46d…ガイド部材(第3のガイド部材)、46e…付勢部材(第4の付勢部材)、48a…凹部(第2の凹部)、48b…凸部(第2の凸部)、48c…係合部材(第2の係合部材)、48d…ガイド部材(第4のガイド部材)、48e…付勢部材(第5の付勢部材)。

Claims (7)

  1. 固定側電極に対して接離可能な可動側電極が取り付けられた第1の可動部材と、
    前記第1の可動部材と対向する位置に設けられた第2の可動部材と、
    前記第1の可動部材と前記第2の可動部材との間に介在され、前記第1及び第2の可動部材を互いに離間させる方向に付勢する付勢部材と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記第2の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記第1の可動部材を介して前記可動側電極を前記固定側電極に接触させる閉極機構と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記閉極機構による前記可動側電極を前記固定側電極に接触させた状態を保持する閉極保持機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記第1の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記可動側電極を前記固定側電極から離間させる開極機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記開極機構による前記可動側電極を前記固定側電極から離間させた状態を保持する開極保持機構と、
    前記第2の可動部材における前記閉極機構の取付位置と前記付勢部材の取付位置との間に介在された電気絶縁性を有する絶縁部材と、
    を備える開閉器。
  2. 固定側電極に対して接離可能な可動側電極が取り付けられた第1の可動部材と、
    前記第1の可動部材と対向する位置に設けられた第2の可動部材と、
    前記第1の可動部材と前記第2の可動部材との間に介在され、前記第1及び第2の可動部材を互いに離間させる方向に付勢する付勢部材と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記第2の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記第1の可動部材を介して前記可動側電極を前記固定側電極に接触させる閉極機構と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記閉極機構による前記可動側電極を前記固定側電極に接触させた状態を保持する閉極保持機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記第1の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記可動側電極を前記固定側電極から離間させる開極機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記開極機構による前記可動側電極を前記固定側電極から離間させた状態を保持する開極保持機構と、
    を備え、
    前記開極機構は、
    前記第1の可動部材に固定された反磁性体製の反発部材と、
    前記反発部材と対向する位置に配置され、前記反発部材を反発させる電磁石で構成された被反発部材と、
    を有する開閉器。
  3. 固定側電極に対して接離可能な可動側電極が取り付けられた第1の可動部材と、
    前記第1の可動部材と対向する位置に設けられた第2の可動部材と、
    前記第1の可動部材と前記第2の可動部材との間に介在され、前記第1及び第2の可動部材を互いに離間させる方向に付勢する付勢部材と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記第2の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記第1の可動部材を介して前記可動側電極を前記固定側電極に接触させる閉極機構と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記閉極機構による前記可動側電極を前記固定側電極に接触させた状態を保持する閉極保持機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記第1の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記可動側電極を前記固定側電極から離間させる開極機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記開極機構による前記可動側電極を前記固定側電極から離間させた状態を保持する開極保持機構と、
    を備え、
    前記開極保持機構は、
    前記第1の可動部材に固定された磁性体製の被吸着部材と、
    前記被吸着部材と対向する位置に配置され、前記被吸着部材を吸着する少なくとも永久磁石を備えた吸着部材と、
    を有する開閉器。
  4. 固定側電極に対して接離可能な可動側電極が取り付けられた第1の可動部材と、
    前記第1の可動部材と対向する位置に設けられた第2の可動部材と、
    前記第1の可動部材と前記第2の可動部材との間に介在され、前記第1及び第2の可動部材を互いに離間させる方向に付勢する付勢部材と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記第2の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記第1の可動部材を介して前記可動側電極を前記固定側電極に接触させる閉極機構と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記閉極機構による前記可動側電極を前記固定側電極に接触させた状態を保持する閉極保持機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記第1の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記可動側電極を前記固定側電極から離間させる開極機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記開極機構による前記可動側電極を前記固定側電極から離間させた状態を保持する開極保持機構と、
    を備え、
    前記第1の可動部材は、前記可動側電極が前記固定側電極に対して接離する方向に沿った軸方向への移動が可能な第1の可動軸を有し、
    前記開極保持機構は、
    前記第1の可動軸に一端部が回転可能に支持されたリンク部材と、
    前記リンク部材の他端部を回転可能に支持しつつ、前記第1の可動軸のその軸方向への移動に連動してスライドするスライダ部材と、
    前記スライダ部材が前記第1の可動軸の径方向に沿ってスライドするように前記スライダ部材の移動方向をガイドするガイド部材と、
    前記スライダ部材を前記第1の可動軸に近付ける方向に付勢する第2の付勢部材と、
    を有する開閉器。
  5. 固定側電極に対して接離可能な可動側電極が取り付けられた第1の可動部材と、
    前記第1の可動部材と対向する位置に設けられた第2の可動部材と、
    前記第1の可動部材と前記第2の可動部材との間に介在され、前記第1及び第2の可動部材を互いに離間させる方向に付勢する付勢部材と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記第2の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記第1の可動部材を介して前記可動側電極を前記固定側電極に接触させる閉極機構と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記閉極機構による前記可動側電極を前記固定側電極に接触させた状態を保持する閉極保持機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記第1の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記可動側電極を前記固定側電極から離間させる開極機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記開極機構による前記可動側電極を前記固定側電極から離間させた状態を保持する開極保持機構と、
    を備え、
    前記第2の可動部材は、前記可動側電極が前記固定側電極に対して接離する方向に沿った軸方向への移動が可能な第2の可動軸を有し、
    前記閉極保持機構は、
    前記第2の可動軸に一端部が回転可能に支持された第2のリンク部材と、
    前記第2のリンク部材の他端部を回転可能に支持しつつ、前記第2の可動軸のその軸方向への移動に連動してスライドする第2のスライダ部材と、
    前記第2のスライダ部材が前記第2の可動軸の径方向に沿ってスライドするように前記第2のスライダ部材の移動方向をガイドする第2のガイド部材と、
    前記第2のスライダ部材を前記第2の可動軸に近付ける方向に付勢する第3の付勢部材と、
    を有する開閉器。
  6. 固定側電極に対して接離可能な可動側電極が取り付けられた第1の可動部材と、
    前記第1の可動部材と対向する位置に設けられた第2の可動部材と、
    前記第1の可動部材と前記第2の可動部材との間に介在され、前記第1及び第2の可動部材を互いに離間させる方向に付勢する付勢部材と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記第2の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記第1の可動部材を介して前記可動側電極を前記固定側電極に接触させる閉極機構と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記閉極機構による前記可動側電極を前記固定側電極に接触させた状態を保持する閉極保持機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記第1の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記可動側電極を前記固定側電極から離間させる開極機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記開極機構による前記可動側電極を前記固定側電極から離間させた状態を保持する開極保持機構と、
    を備え、
    前記第1の可動部材は、前記可動側電極が前記固定側電極に対して接離する方向に沿った軸方向への移動が可能な第1の可動軸を有し、
    前記開極保持機構は、
    前記第1の可動軸の外周面における所定の位置に設けられた凹部と、
    前記凹部内へ前進したときに係合可能な凸部を先端部分に備え、前記第1の可動軸のその軸方向への移動に応じて、前記凹部に対して前記凸部が対向する位置で前進し、前記凹部に対して前記凸部が非対向の位置では進退する係合部材と、
    前記係合部材が前記第1の可動軸の径方向に沿って前進及び後退するように前記係合部材の移動方向をガイドする第3のガイド部材と、
    前記係合部材を前記第1の可動軸に近付ける方向に付勢する第4の付勢部材と、
    を有する開閉器。
  7. 固定側電極に対して接離可能な可動側電極が取り付けられた第1の可動部材と、
    前記第1の可動部材と対向する位置に設けられた第2の可動部材と、
    前記第1の可動部材と前記第2の可動部材との間に介在され、前記第1及び第2の可動部材を互いに離間させる方向に付勢する付勢部材と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記第2の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記第1の可動部材を介して前記可動側電極を前記固定側電極に接触させる閉極機構と、
    前記第2の可動部材に設けられ、前記閉極機構による前記可動側電極を前記固定側電極に接触させた状態を保持する閉極保持機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記第1の可動部材を前記付勢部材側へ移動させる操作により前記可動側電極を前記固定側電極から離間させる開極機構と、
    前記第1の可動部材に設けられ、前記開極機構による前記可動側電極を前記固定側電極から離間させた状態を保持する開極保持機構と、
    を備え、
    前記第2の可動部材は、前記可動側電極が前記固定側電極に対して接離する方向に沿った軸方向への移動が可能な第2の可動軸を有し、
    前記閉極保持機構は、
    前記第2の可動軸の外周面における所定の位置に設けられた第2の凹部と、
    前記第2の凹部内へ前進したときに係合可能な第2の凸部を先端部分に備え、前記第2の可動軸のその軸方向への移動に応じて、前記第2の凹部に対して前記第2の凸部が対向する位置で前進し、前記第2の凹部に対して前記第2の凸部が非対向の位置では進退する第2の係合部材と、
    前記第2の係合部材が前記第2の可動軸の径方向に沿って前進及び後退するように前記第2の係合部材の移動方向をガイドする第4のガイド部材と、
    前記第2の係合部材を前記第2の可動軸に近付ける方向に付勢する第5の付勢部材と、
    を有する開閉器。
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