JP2015043468A - 紫外半導体発光素子 - Google Patents

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憲路 野口
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Abstract

【課題】厚み方向の一面側からの光取り出し効率の向上を図れる紫外半導体発光素子を提供する。
【解決手段】紫外半導体発光素子は、基板1の一表面側にn形窒化物半導体層3が形成され、n形窒化物半導体層3の表面側に発光層4が形成され、発光層4の表面側にp形窒化物半導体層5が形成されている。基板1は、発光層4から放射される紫外光に対して透明な単結晶基板である。紫外半導体発光素子は、n形窒化物半導体層3に接触するn電極6と、p形窒化物半導体層5に接触するp電極7とを有し、p形窒化物半導体層5が、発光層4よりもバンドギャップが小さくp電極7との接触がオーミック接触となるp形コンタクト層5bを備えている。紫外半導体発光素子は、p形窒化物半導体層5における発光層4とは反対側の表面に、p電極7の形成領域を避けて凹部8が形成され、凹部8の内底面8aに、発光層4から放射される紫外光を反射する反射膜9が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光層の材料として窒化物半導体材料を用いた紫外半導体発光素子に関するものである。
紫外光の波長域で発光する紫外半導体発光素子は、衛生、医療、工業、照明、精密機械などの様々な分野への応用が期待されている。
しかしながら、発光層の材料として窒化物半導体材料を用いた一般的な紫外半導体発光素子は、青色光を発光する窒化物半導体発光素子に比べて、発光効率および光出力が小さく、広く産業化されていないのが現状である。
ここにおいて、紫外半導体発光素子の発光効率が低い原因としては、貫通転位密度が高く、非発光再結合が支配的となり、内部量子効率が低いことや、p形窒化物半導体層の性能が不十分である、などの理由も挙げられるが、発光した紫外光の外部への光取り出し効率が低いことが大きな原因となっている。例えば、発光層の材料をAlxGa1-xN(x≧0.4)とし、p形窒化物半導体層に、p電極とのオーミック接触を得るためのp形コンタクト層としてホール濃度を比較的高くすることが可能なp形GaN層を設けた紫外半導体発光素子(非特許文献1参照)では、p形GaN層が、360nm以下の紫外光を吸収してしまうので、p形GaN層に入射した紫外光が吸収され、外部へ取り出されないこととなり、外部への光取り出し効率が低下してしまう。
これに対して、基板の一表面側にn形窒化物半導体層とAlxGa1-xN(0.4≦x≦1.0)層からなる発光層とp形窒化物半導体層との積層構造を有し、p形窒化物半導体層を、発光層よりもAlリッチなAly2Ga1-y2N(x<y2≦1.0)層からなるp形クラッド層と当該p形クラッド層上のAlz2Ga1-z2N(0≦z2<y2)層からなるp形コンタクト層とで構成した紫外光半導体発光素子において、p形コンタクト層に溝部を形成し、p形コンタクト層の溝部から紫外光を取り出すことができるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
M. ASIF KHAN,et al,「III-Nitride UV Devices」,Jpn. J. Appl. Rhys.,Vol.44, No.10, 2005, p.7191-7206
特開2008−171941号公報
ところで、上記特許文献1に記載された紫外半導体発光素子では、基板としてサファイア基板やSiC基板などを用いているので、厚み方向の両面側から紫外光が取り出されることとなる。言い換えれば、この紫外半導体発光素子では、基板の他表面側と、p形コンタクト層に形成した溝部に対応する部位の表面側とから紫外光が取り出されることになる。したがって、この紫外半導体発光素子では、全体として、より多くの紫外光が取り出される。
しかしながら、紫外半導体発光素子を実用する場合には、厚み方向の一面側からのみ紫外光が取り出される構造が望ましい。これは、紫外半導体発光素子は、内部量子効率が低く、注入した電力のほとんどが熱となるため、フリップチップ実装して用いる場合が多いからである。ここにおいて、上記特許文献1に開示された紫外半導体発光素子をパッケージなどに実装して用いる場合、p形コンタクト層に形成した溝部に対応する部位の表面側から取り出された紫外光がパッケージに吸収されたり、パッケージとp電極との間での多重反射により減衰したりしてしまうからである。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、厚み方向の一面側からの光取り出し効率の向上を図れる紫外半導体発光素子を提供することにある。
本発明の紫外半導体発光素子は、n形窒化物半導体層とp形窒化物半導体層との間に発光層を有するとともに、前記n形窒化物半導体層に接触するn電極と、前記p形窒化物半導体層に接触するp電極とを有し、前記p形窒化物半導体層が、前記発光層よりもバンドギャップが小さく前記p電極との接触がオーミック接触となるp形コンタクト層を少なくとも備えた紫外半導体発光素子であって、基板を備え、前記基板の一表面側に前記n形窒化物半導体層が形成され、前記n形窒化物半導体層の表面側に前記発光層が形成され、前記発光層の表面側に前記p形窒化物半導体層が形成されており、前記基板は、前記発光層から放射される紫外光に対して透明な単結晶基板であり、前記p形窒化物半導体層における前記発光層とは反対側の表面に、前記p電極の形成領域を避けて凹部が形成され、前記凹部の内底面に、前記発光層から放射される紫外光を反射する反射膜が形成されてなることを特徴とする。
この紫外半導体発光素子において、前記p形窒化物半導体層は、前記凹部が複数形成されてなることが好ましい。
この紫外半導体発光素子において、前記p形窒化物半導体層は、前記p電極側から順に、前記p形コンタクト層、前記p形コンタクト層よりもバンドギャップが大きなp形クラッド層、を有することが好ましい。
この紫外半導体発光素子において、前記凹部の深さ寸法を、前記p形コンタクト層の厚さ寸法よりも大きく設定してあることが好ましい。
この紫外半導体発光素子において、前記凹部の深さ寸法を、前記p形コンタクト層の厚さが10nmとなる深さ寸法から、前記p形窒化物半導体層の厚さ寸法の範囲で設定してあることが好ましい。
この紫外半導体発光素子において、前記反射膜は、前記p電極上まで延設されてなることが好ましい。
この紫外半導体発光素子において、前記単結晶基板は、サファイア基板もしくはIII族窒化物単結晶基板であることが好ましい。
本発明の紫外半導体発光素子では、厚み方向の一面側からの光取り出し効率の向上を図れる。
実施形態1の紫外半導体発光素子を示し、(a)は概略平面図、(b)は(a)のA−A’概略断面図である。 実施形態2の紫外半導体発光素子を示し、(a)は概略平面図、(b)は(a)のA−A’概略断面図、(c)は概略下面図である。 実施形態3の紫外半導体発光素子を示し、(a)は概略平面図、(b)は(a)のA−A’概略断面図である。
(実施形態1)
以下、本実施形態の紫外半導体発光素子について図1を参照しながら説明する。
本実施形態の紫外半導体発光素子は、紫外発光ダイオードであり、基板1の一表面側にバッファ層2を介してn形窒化物半導体層3が形成され、n形窒化物半導体層3の表面側に発光層4が形成され、発光層4の表面側にp形窒化物半導体層5が形成されている。
また、紫外半導体発光素子は、基板1の上記一表面側において、角型のメサ構造を有し、n電極(カソード電極)6とp電極(アノード電極)7とが基板1の上記一表面側で横方向に並んでいる。すなわち、紫外半導体発光素子は、n形窒化物半導体層3における発光層4側において露出させた表面3aに、n電極6が形成され、p形窒化物半導体層5の表面側(p形窒化物半導体層5における発光層4側とは反対側)にp電極7が形成されている。
メサ構造は、基板1の上記一表面側にバッファ層2とn形窒化物半導体層3と発光層4とp形窒化物半導体層5との積層膜をMOVPE法などにより成膜した後で、n形窒化物半導体層3の一部が露出するように上記積層膜をパターニングすることで形成されている。しかして、n形窒化物半導体層3においてn電極6を形成する表面3aは、上記積層膜の所定領域をp形窒化物半導体層5の表面側からn形窒化物半導体層3の途中までエッチングすることにより露出させている。
また、紫外半導体発光素子は、p形窒化物半導体層5における発光層4とは反対側の表面に、p電極7の形成領域を避けて凹部8が形成され、凹部8の内底面8aに、発光層4から放射される紫外光を反射する反射膜9が形成されている。
上述の基板1としては、上記一表面が(0001)面、つまり、c面のサファイア基板を用いている。基板1は、サファイア基板に限らず、発光層4から放射される紫外光に対して透明な単結晶基板であればよく、例えば、スピネル基板、炭化シリコン基板、酸化亜鉛基板、酸化マグネシウム基板、硼化ジルコニウム基板、III族窒化物系半導体結晶基板などでもよい。
バッファ層2は、n形窒化物半導体層3の貫通転位を低減するとともにn形窒化物半導体層3の残留歪みを低減するために設けたものであり、AlN層により構成してある。バッファ層2は、AlN層に限らず、Alを構成元素として含む窒化物半導体層であればよく、例えば、AlGaN層やAlInN層などにより構成してもよい。
n形窒化物半導体層3は、発光層4へ電子を注入するためのであり、膜厚や組成は特に限定するものではないが、例えば、バッファ層2上に形成されたSiドープのn形Al0.55Ga0.45N層により構成すればよい。n形窒化物半導体層3は、単層構造に限らず、多層構造でもよく、例えば、バッファ層2上のSiドープのn形Al0.7Ga0.3N層と、当該n形Al0.7Ga0.3N層上のSiドープのn形Al0.55Ga0.45N層とで構成してもよい。
発光層4は、量子井戸構造を有し、障壁層と井戸層とを交互に積層してある。例えば、発光層4は、障壁層を膜厚が8nmのAl0.55Ga0.45N層により構成し、井戸層を膜厚が2nmのAl0.40Ga0.60N層により構成すればよい。なお、障壁層および井戸層の各組成は限定するものではなく、例えば、250nm〜300nmの波長域における所望の発光波長(発光ピーク波長)に応じて適宜設定すればよい。また、発光層4における井戸層の数は特に限定するものではなく、発光層4は、井戸層を複数備えた多重量子井戸構造に限らず、井戸層を1つとした単一量子井戸構造を採用してもよい。また、障壁層および井戸層の各膜厚も特に限定するものではない。また、発光層4を単層構造として、当該発光層4と当該発光層4の厚み方向の両側の層(n形窒化物半導体層3、p形窒化物半導体層5)とでダブルへテロ構造が形成されるようにしてもよい。
p形窒化物半導体層5は、発光層4へホールを注入するためのものであり、膜厚や組成は特に限定するものではないが、例えば、発光層4上に形成されたp形クラッド層5aと、このp形クラッド層5a上に形成されたp形コンタクト層5bとで構成すればよい。p形クラッド層5aは、発光層4上に形成されたMgドープのp形AlGaN層からなる第1のp形半導体層と、第1のp形半導体層上に形成されたMgドープのp形AlGaN層からなる第2のp形半導体層とで構成してある。また、p形コンタクト層5bは、Mgドープのp形GaN層により構成してある。ここで、第1のp形半導体層および第2のp形半導体層の各組成は、第1のp形半導体層のバンドギャップエネルギが第2のp形半導体層のバンドギャップエネルギよりも大きくなるように設定してある。また、第2のp形半導体層の組成は、当該第2のp形半導体層のバンドギャップエネルギが、発光層における障壁層のバンドギャップと同じになるように設定してある。また、p形窒化物半導体層5は、第1のp形半導体層の膜厚を15nm、第2のp形半導体層の膜厚を50nm、p形コンタクト層5bの膜厚を15nmに設定してあるが、これらの膜厚は特に限定するものではない。また、p形窒化物半導体層5で採用する窒化物半導体も特に限定するものではなく、p形クラッド層5aには、例えば、AlGaInN、InAlNを用いてもよい。また、p形コンタクト層5bには、GaN、AlGaInNだけではなく、InGaN、InAlNを用いてもよい。
p形窒化物半導体層5は、少なくともp形コンタクト層5bがあればよいが、p形窒化物半導体層5は、p電極7側から順に、p形コンタクト層5b、当該p形コンタクト層5bよりもバンドギャップが大きなp形クラッド層5aを有する積層構造が好ましい。このような積層構造により、当該p形窒化物半導体層5とp電極7との接触抵抗を低減できて優れた電気的接触(良好なオーミック接触)を得ることが可能となる。また、この積層構造により、p形窒化物半導体層5と発光層4とのバンドギャップおよび格子定数それぞれの違いを緩和することが可能となる。なお、p形窒化物半導体層5は、上述の積層構造に限らず、p形クラッド層5aと発光層4との間に、p形クラッド層5aとは別のp形半導体層を備えていてもよい。また、p形クラッド層5aは、2層構造に限らず、単層構造でもよいし、2層構造以外の多層構造でもよい。
n電極6は、n形窒化物半導体層3に電気的に接触するものであり、接触抵抗が小さくオーミック接触が可能であれば、材料や膜厚、積層構造などは特に限定するものではない。なお、n電極6は、例えば、膜厚が20nmのTi膜と、膜厚が100nmのAl膜と、膜厚が20nmのTi膜と、膜厚が200nmのAu膜との積層膜により構成すればよい。また、n電極6の面内方向の導電性を向上させるために、n電極6上に第1のパッド電極を設けてもよい。なお、紫外半導体発光素子は、基板1の外周形状が矩形状であり、基板1の上記一表面側の全面に形成されたn形窒化物半導体層3の4隅部のうちの1箇所において、n形窒化物半導体層3の上記表面3aを露出させてあり、n電極6の平面視形状を矩形状としてある。
p電極7は、p形窒化物半導体層5のp形コンタクト層5bに電気的に接触するものであり、接触抵抗が小さくオーミック接触が可能であれば、材料や膜厚、積層構造などは特に限定するものではない。なお、p電極7は、例えば、膜厚が20nmのNi膜と、膜厚が100nmのAl膜との積層膜により構成すればよい。また、p電極7の面内方向の導電性を向上させるために、p電極7上に第2のパッド電極を設けてもよい。第2のパッド電極を設ければ、p電極7に流れる電流をp電極7の面内で均一に拡散させやすくなり、p電極7での電流密度の面内均一性を高めることができ、発光効率の向上を図れる。
以上説明した本実施形態の紫外半導体発光素子では、p形コンタクト層5bを備えたp形窒化物半導体層5における発光層4とは反対側の表面に、p電極7の形成領域を避けて凹部8が形成され、凹部8の内底面8aに、発光層4から放射される紫外光を反射する反射膜9が形成されているので、発光層4から放射された紫外光のうちp形コンタクト層5bにおいて吸収される光量を低減できるとともに、この紫外半導体発光素子の厚み方向の一面側(ここでは、基板1の他表面側)からの光取り出し効率の向上を図れる。
ところで、本実施形態の紫外半導体発光素子は、p形窒化物半導体層5に、凹部8が複数形成されており、各凹部8それぞれの内底面8aに反射膜9が形成されている。ここにおいて、紫外半導体発光素子は、p電極7をメッシュ状の形状として、p形窒化物半導体層5においてp電極7の複数の矩形状の開口部(網目の部分)7bそれぞれに対応する領域に開口部7bよりも開口サイズが小さな凹部8を形成してある。この凹部8は、矩形状に開口されている。そして、凹部8の内底面8aに当該内底面8aよりも平面サイズの小さな矩形状の反射膜9を形成してある。この紫外半導体発光素子では、凹部8を複数形成し、各凹部8それぞれの内底面8aに反射膜9を形成することにより、光取り出し効率を向上させるための反射膜9の配置設計の自由度が高くなる。
図1に示した紫外半導体発光素子は、平面視形状が正方形状であり、1つの対角線の一端側に、n電極6が配置され、当該対角線の他端側に、p電極7において開口部7bを設けていない矩形状の部位7aを配置してある。しかして、本実施形態の紫外半導体発光素子では、このようなp電極7の形状およびn電極6の配置により、p形窒化物半導体層5に流れる電流の面内均一性を高めることが可能となり、反射膜9による紫外光の反射効果と相俟って、光取り出し効率の向上を図れる。
図1に示した例では、凹部8の深さ寸法を、p形コンタクト層5bの厚さ寸法よりも大きく設定してあり、凹部8の内底面8aが、p形クラッド層5aの露出表面により構成してある。ここにおいて、凹部8は、フォトリソグラフィ技術およびエッチング技術(例えば、ドライエッチング技術)を利用して形成してある。
凹部8の深さ寸法は、p形コンタクト層5bの厚さが10nmとなる深さ寸法(p形コンタクト層5bの厚さ−10nm)から、発光層4におけるp形窒化物半導体層5側の表面が露出する深さ寸法(p形窒化物半導体層5の厚さ寸法)の範囲で設定すればよい。ここにおいて、反射膜9直下のp形コンタクト層5bの厚さは、10nm以下(0を含む)であることが好ましく、10μm以下とすることにより、p形コンタクト層5bでの紫外光の吸収を抑制することが可能となり、光取り出し効率を向上させる効果が高くなる。例えば、発光層4の発光波長を280nmとして、p形コンタクト層5bを膜厚が10nmのp形GaN層により構成した場合、p形クラッド層5aからp形コンタクト層5bに入射した光がp形コンタクト層5bを透過して反射膜9で反射され戻ってきたとすると、p形コンタクト層5bのみで約30%の紫外光が吸収される。したがって、反射膜9の直下のp形コンタクト層5bの厚さが10nmを超えると、反射膜9の反射率を高くしても、光取り出し効率を向上させる効果が小さくなってしまう。逆に言えば、反射膜9の直下のp形コンタクト層5bの厚さを10nm以下にすれば、p形コンタクト層5bにおける反射膜9直下の部位での光吸収を抑制することができ、光取り出し効率を向上させる効果が高くなる。また、電気的接触性の観点からはp形コンタクト層5bは厚いほうが良いので、光吸収および電気的接触性の両方の許容限界として、反射膜9の直下のp形コンタクト層5bの厚さの上限を10nmとした。なお、反射膜9直下にはp形コンタクト層5bが全く存在しないようにしてもよいが、p形コンタクト層5bにおける反射膜9直下の部位の厚さが10nm以下であれば、p形コンタクト層5bの面積が低減することによる接触抵抗の増大を抑制しつつ、反射膜9による反射効果を得ることが可能となる。
反射膜9は、発光層4から放射される紫外光に対する反射率が60%以上であることが好ましく、60%よりも小さい場合に比べて、光取り出し効率を向上させる効果を大きくすることが可能となる。言い換えれば、反射率が60%よりも小さくなると、光取り出し効率を向上させる効果が小さくなってしまう。
発光層4の発光波長が250nm〜300nmの波長域にある場合、反射膜9の材料は、Al、Rh、Si、Mo、あるいはそれらの合金の群から選択することが好ましい。反射膜9の材料を、この群から選択した材料とすることにより、発光層4から放射される紫外光に対する反射膜9の反射率を60%よりも高くすることができ、紫外光の吸収や透過を抑制することが可能となる。例えば、265nmの紫外光に対する反射率についてみれば、Alは92.5%、Siは72.2%、Rhは67.9%、Moは66.7%である。
以下、図1に示した紫外半導体発光素子の具体的な製造方法について説明する。
まず、サファイア基板からなる基板1をMOVPE装置の反応炉内に導入する。続いて、反応炉内の圧力を所定の成長圧力(例えば、10kPa≒76Torr)に保ちながら基板温度を所定温度(例えば、1250℃)まで上昇させてから、所定時間(例えば、10分間)の加熱を行うことにより基板1の上記一表面を清浄化する。その後、基板温度を上記所定温度と同じ成長温度(ここでは、1250℃)に保持した状態で、アルミニウムの原料であるトリメチルアルミニウム(TMAl)の流量を標準状態で0.05L/min(50SCCM)に設定し、且つ、窒素の原料であるアンモニア(NH)の流量を標準状態で0.05L/min(50SCCM)に設定してから、TMAlとNHとを同時に反応炉内へ供給開始して単結晶のAlN層からなるバッファ層2を成長させる。なお、バッファ層2としては、単結晶のAlN層に限らず、単結晶のAlGaN層を採用してもよい。
n形窒化物半導体層3の成長条件としては、成長温度を1200℃、成長圧力を上記所定の成長圧力(ここでは、10kPa)とし、アルミニウムの原料としてTMAl、ガリウムの原料としてトリメチルガリウム(TMGa)、窒素の原料としてNH、n形導電性を付与する不純物であるシリコンの原料としてテトラエチルシラン(TESi)を用い、各原料を輸送するためのキャリアガスとしてはHガスを用いている。ここで、TESiの流量は標準状態で0.0009L/min(0.9SCCM)としている。なお、各原料は特に限定するものではなく、例えば、ガリウムの原料としてトリエチルガリウム(TEGa)、窒素の原料としてヒドラジン誘導体、シリコンの原料としてモノシラン(SiH)を用いてもよい。
発光層4の成長条件としては、成長温度をn形窒化物半導体層3と同じ1200℃、成長圧力を上記所定の成長圧力(ここでは、10kPa)とし、アルミニウムの原料としてTMAl、ガリウムの原料としてTMGa、窒素の原料としてNHを用いている。ここで、発光層4の障壁層の成長条件については、TESiを供給しないことを除けば、n形窒化物半導体層3の成長条件と同じに設定している。また、発光層4の井戸層の成長条件については、所望の組成が得られるように、III族原料におけるTMAlのモル比(〔TMAl〕/{〔TMAl〕+〔TMGa〕})を障壁層の成長条件よりも小さく設定している。なお、本実施形態では、障壁層に不純物をドーピングしていないが、これに限らず、障壁層の結晶品質が劣化しない程度の不純物濃度でシリコンなどのn形不純物をドーピングしてもよい。
p形窒化物半導体層5のうちp形クラッド層5aの第1のp形半導体層および第2のp形半導体層の成長条件としては、成長温度を1050℃、成長圧力を上記所定の成長圧力(ここでは、10kPa)とし、アルミニウムの原料としてTMAl、ガリウムの原料としてTMGa、窒素の原料としてNH、p形導電性を付与する不純物であるマグネシウムの原料としてビスシクロペンタジエニルマグネシウム(Cp2Mg)を用い、各原料を輸送するためのキャリアガスとしてはHガスを用いている。また、p形窒化物半導体層5のうちp形コンタクト層5bの成長条件は、基本的に第2のp形半導体層の成長条件と同じであり、TMAlの供給を停止している点が相違する。ここにおいて、第1のp形半導体層、第2のp形半導体層、p形コンタクト層5bのいずれの成長時もCp2Mgの流量は標準状態で0.02L/min(20SCCM)とし、第1のp形半導体層、第2のp形半導体層、p形コンタクト層5bそれぞれの組成に応じてIII族原料のモル比(流量比)を適宜変化させる。
上述の各成長条件で、基板1の上記一表面側へ、バッファ層2、n形窒化物半導体層3、発光層4、p形窒化物半導体層5を順次成長させる結晶成長工程が終了した後で、バッファ層2、n形窒化物半導体層3、発光層4、p形窒化物半導体層5の積層構造を有する基板1をMOVPE装置の反応炉から取り出す。
その後、n電極6、p電極7、凹部8、反射膜9などを形成する。
具体的には、まず、フォトリソグラフィ技術を利用して、バッファ層2とn形窒化物半導体層3と発光層4とp形窒化物半導体層5との積層膜においてメサ構造の上面に対応する領域上にレジスト層(以下、第1のレジスト層と称する)を形成する。続いて、当該第1のレジスト層をマスクとして、反応性イオンエッチングによりp形窒化物半導体層5の表面側からn形窒化物半導体層3の途中までエッチングすることによって、メサ構造を形成する。なお、メサ構造の面積および形状は特に限定するものではない。
上述のメサ構造を形成した後、第1のレジスト層を除去してから、フォトリソグラフィ技術を利用して、p形窒化物半導体層5における凹部8の形成予定領域に対応する部位が開口されたレジスト層(以下、第2のレジスト層と称する)を形成する。続いて、当該第2のレジスト層をマスクとして、反応性イオンエッチングによりp形窒化物半導体層5の表面側から所定深さまでエッチングすることによって、凹部8を形成する。
その後、第2のレジスト層を除去してから、n形窒化物半導体層3およびp形窒化物半導体層5それぞれの表面の自然酸化膜を、BHF(バッファードフッ酸)を用いたウェットエッチングにより除去する。なお、自然酸化膜を除去するための薬液は、特にBHFに限定するものではなく、自然酸化膜を除去可能な他の薬液(酸類)を用いてもよい。
上述の自然酸化膜を除去した後、フォトリソグラフィ技術を利用して、基板1の上記一表面側におけるn電極6の形成予定領域のみ(つまり、n形窒化物半導体層3の表面3aの一部)が露出するようにパターニングされた第3のレジスト層を形成する。その後、電子ビーム蒸着法によってn電極6を成膜し、リフトオフを行うことにより第3のレジスト層および当該第3のレジスト層上の不要膜を除去する。その後、n電極6とn形窒化物半導体層3との接触がオーミック接触となるように、Nガス雰囲気中でRTA処理(急速熱アニール処理)を行う。なお、n電極6は、膜厚が20nmのTi膜と、膜厚が100nmのAl膜と、膜厚が20nmのTi膜と、膜厚が200nmのAu膜との積層膜とし、RTA処理の条件は、例えば、アニール温度を900℃、アニール時間を1分とすればよい。
次に、フォトリソグラフィ技術を利用して、基板1の上記一表面側におけるp電極7の形成予定領域のみ(つまり、p形窒化物半導体層5の表面の一部)が露出するようにパターニングされた第4のレジスト層を形成する。その後、電子ビーム蒸着法によってp電極7を成膜し、リフトオフを行うことにより第4のレジスト層および当該第4のレジスト層上の不要膜を除去する。その後、p電極7とp形窒化物半導体層5のp形コンタクト層5bとの接触がオーミック接触となるように、Nガス雰囲気中でRTA処理(急速熱アニール処理)を行う。なお、p電極7は、膜厚が20nmのNi膜と、膜厚が100nmのAl膜との積層膜とし、RTA処理の条件は、例えば、アニール温度を500℃、アニール時間を10分とすればよい。
次に、フォトリソグラフィ技術を利用して、基板1の上記一表面側における反射膜9の形成予定領域のみ(つまり、p形窒化物半導体層5の凹部8の内底面8aの一部)が露出するようにパターニングされた第5のレジスト層を形成する。その後、電子ビーム蒸着法によって反射膜9を成膜し、リフトオフを行うことにより第5のレジスト層および当該第5のレジスト層上の不要膜を除去することにより、図1の構成の紫外半導体発光素子が得られる。なお、反射膜9は、膜厚が100nmのAl膜とした。また、反射膜9を形成した後に、反射膜9とp形窒化物半導体層5との密着性を向上させるために、当該反射膜9の反射特性を低下させないような条件で熱処理を行ってもよい。
上述の紫外半導体発光素子の製造にあたっては、反射膜9の形成が終了するまでの全工程をウェハレベルで行ってから、ダイシング工程を行うことで個々の紫外半導体発光素子に分割すればよい。
また、上記実施形態では、紫外半導体発光素子を、MOVPE法を利用して製造する方法について例示したが、結晶成長方法は、MOVPE法に限定するものではなく、例えば、ハライド気相成長法(HVPE法)や、分子線エピタキシー法(MBE法)などを採用してもよい。また、メサ構造を形成する工程と凹部8を形成する工程との順序は逆でもよい。また、n電極6を形成する工程、p電極7を形成する工程、反射膜9を形成する工程の順序については、それぞれの工程の熱処理の温度の高低などに応じて適宜変更してもよい。また、n電極6とp電極7との積層構造および材料を同じにできる場合には、n電極6を形成する工程とp電極7を形成する工程とを同時に行うようにしてもよい。
凹部8やn電極6、p電極7の配置や形状は、特に限定するものではなく、電流経路や光取り出し面などの都合に応じて適宜設計すればよい。ただし、上述のような窒化物半導体(III族窒化物半導体)を利用した紫外半導体発光素子の場合、p形窒化物半導体層5における正孔の有効質量が大きいため、ほぼ、発光層4におけるp電極7の投影領域でしか発光しない。そのため、p電極7の面積を大きくとり、且つ、p電極7とn電極6との電流経路を短くして、さらに、光取り出し効率が高くなるように配置設計する必要がある。
(実施形態2)
本実施形態の紫外半導体発光素子の基本構成は実施形態1と略同じであり、実施形態1ではメサ構造を設けていたのに対し、図2に示すように、実施形態1において説明した基板1(図1参照)がなく、n形窒化物半導体層3における発光層4側とは反対側の表面に、n電極6を形成してある点などが相違する。すなわち、本実施形態の紫外半導体発光素子は、いわゆる縦型注入構造となっている。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態の紫外半導体発光素子では、n形窒化物半導体層3における発光層4側とは反対側の表面からなる一面側からの光取り出し効率を向上させるために、p電極7だけでなく、n電極6もメッシュ状の形状としてあり、n電極6とp電極7との大部分が、発光層4の厚み方向において対向する(重なる)ようにしてある。したがって、n電極6は、p電極7の複数の開口部7bそれぞれに1対1で対応する複数の開口部6bが形成されている。また、本実施形態の紫外半導体発光素子では、実施形態1にて説明した対角線の一端側に、n電極6において開口部6bを設けていない矩形状の部位6aを配置してある。しかして、本実施形態の紫外半導体発光素子では、このようなp電極7、n電極6の形状および配置により、p形窒化物半導体層5に流れる電流の面内均一性を高めることが可能となり、反射膜9による紫外光の反射効果と相俟って、光取り出し効率の向上を図れる。なお、n電極6については、発光層4から放射される紫外光に対して透明な電極であれば、n形窒化物半導体層3における発光層4側とは反対側の表面の全面に形成してもよい。
本実施形態の紫外半導体発光素子の製造にあたっては、まず、実施形態1で説明した製造方法と同様に、MOVPE法などの結晶成長方法により、基板1(図1参照)の上記一表面側にバッファ層2、n形窒化物半導体層3、発光層4、p形窒化物半導体層5を順次形成する。その後、p電極7、凹部8、反射膜9などを形成する。そして、基板1をレーザリフトオフ法などにより剥離する。続いて、バッファ層2などをドライエッチング技術により除去することでn形窒化物半導体層3における発光層4側とは反対側の表面を露出させる。その後、n電極6を形成する。
以上説明した本実施形態の紫外半導体発光素子においても、実施形態1と同様、p形コンタクト層5bを備えたp形窒化物半導体層5における発光層4とは反対側の表面に、p電極7の形成領域を避けて凹部8が形成され、凹部8の内底面8aに、発光層4から放射される紫外光を反射する反射膜9が形成されているので、発光層4から放射された紫外光のうちp形コンタクト層5bにおいて吸収される光量を低減できるとともに、この紫外半導体発光素子の厚み方向の一面側(ここでは、n形窒化物半導体層3における発光層4側とは反対の表面側)からの光取り出し効率の向上を図れる。
また、本実施形態の紫外半導体発光素子では、紫外半導体発光素子全体の抵抗が小さくなるのに加え、発光層4の面積を大きくでき、光取り出し効率の向上を図れる。
ただし、本実施形態の紫外半導体発光素子において、製造時に基板1としてn形窒化物半導体層3と同じ導電形を有する導電性の単結晶基板(例えば、n形の炭化シリコン基板など)を用いるようにし、基板1を除去せずに、基板1の上記他表面側にn電極6を形成するようにしてもよい。
(実施形態3)
本実施形態の紫外半導体発光素子の基本構成は実施形態1と略同じであり、図3に示すように、反射膜9がp電極7上にまで延設されている点などが相違する。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
また、本実施形態では、p電極7がストライプ状に形成されるとともに、p形窒化物半導体層5に対して複数の凹部8がストライプ状に形成されており、全てのp電極7が反射膜9により電気的に接続されている点が相違する。
本実施形態の紫外半導体発光素子における反射膜9は、p形窒化物半導体層5における凹部8の内底面8aおよび内側面、p形窒化物半導体層5の表面において凹部8および反射膜9が形成されていない領域、p電極7の表面を覆うように形成されている。しかして、本実施形態の紫外半導体発光素子では、反射膜9により全てのp電極7を電気的に接続することができるとともに、反射膜9に、各p電極7を保護する保護層としての機能を持たせることができる。ここにおいて、本実施形態では、凹部8を、内底面8aから離れるにつれて開口面積が徐々に大きくなるテーパ状の形状としてあるので、反射膜9の断線を抑制することができる。なお、凹部8の開口形状や配置は実施形態1と同様でもよい。
本実施形態の紫外半導体発光素子の製造方法は、基本的には実施形態1と同じであり、p電極7を形成する際のレジスト層のパターンが相違するだけである。このレジスト層は、n形窒化物半導体層3の表面3aおよびn電極6のみを覆うパターンとする。
なお、実施形態2の紫外半導体発光素子の構造において、本実施形態と同様に、反射膜9をp電極7上にまで延設してもよい。また、p電極7の構成要素として反射膜9と同じ材料を含む構成要素が有る場合には、当該構成要素と反射膜9とを同時に形成してもよい。なお、n形窒化物半導体層3の表面3aにおいてn電極6が形成されていない部位およびn電極6上に、紫外光を反射する反射膜を設けてもよい。
1 基板
3 n形窒化物半導体層
4 発光層
5 p形窒化物半導体層
5a p形クラッド層
5b p形コンタクト層
6 n電極
7 p電極
8 凹部
8a 内底面
9 反射膜

Claims (7)

  1. n形窒化物半導体層とp形窒化物半導体層との間に発光層を有するとともに、前記n形窒化物半導体層に接触するn電極と、前記p形窒化物半導体層に接触するp電極とを有し、前記p形窒化物半導体層が、前記発光層よりもバンドギャップが小さく前記p電極との接触がオーミック接触となるp形コンタクト層を少なくとも備えた紫外半導体発光素子であって、
    基板を備え、
    前記基板の一表面側に前記n形窒化物半導体層が形成され、前記n形窒化物半導体層の表面側に前記発光層が形成され、前記発光層の表面側に前記p形窒化物半導体層が形成されており、
    前記基板は、前記発光層から放射される紫外光に対して透明な単結晶基板であり、
    前記p形窒化物半導体層における前記発光層とは反対側の表面に、前記p電極の形成領域を避けて凹部が形成され、前記凹部の内底面に、前記発光層から放射される紫外光を反射する反射膜が形成されてなることを特徴とする紫外半導体発光素子。
  2. 前記p形窒化物半導体層は、前記凹部が複数形成されてなることを特徴とする請求項1記載の紫外半導体発光素子。
  3. 前記p形窒化物半導体層は、前記p電極側から順に、前記p形コンタクト層、前記p形コンタクト層よりもバンドギャップが大きなp形クラッド層、を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の紫外半導体発光素子。
  4. 前記凹部の深さ寸法を、前記p形コンタクト層の厚さ寸法よりも大きく設定してあることを特徴とする請求項3記載の紫外半導体発光素子。
  5. 前記凹部の深さ寸法を、前記p形コンタクト層の厚さが10nmとなる深さ寸法から、前記p形窒化物半導体層の厚さ寸法の範囲で設定してあることを特徴とする請求項3記載の紫外半導体発光素子。
  6. 前記反射膜は、前記p電極上まで延設されてなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の紫外半導体発光素子。
  7. 前記単結晶基板は、サファイア基板もしくはIII族窒化物単結晶基板であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の紫外半導体発光素子。
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