JP2015042483A - バルブ式液材滲出具及びそれに用いる液材貯留部材 - Google Patents

バルブ式液材滲出具及びそれに用いる液材貯留部材 Download PDF

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【課題】芯の押し込み操作を頻繁に行う必要がないために長持ちし、筆記文字や塗液個所に掠れが生じないバルブ式液材滲出具を提供することを課題とする。【解決手段】液材タンク軸1と、液材タンク軸1に嵌装されるバルブ収装筒2と、バルブ収装筒2において摺動可能に保持される芯4とを有していて、バルブ収装筒2内には、液材を貯留する液材貯留部材6と、バルブ機構を内蔵したバルブユニットケース7とが装填される。液材貯留部材6は、頂部を切除したコーン形状を呈していて、中心を貫くように芯4の一半部を摺動可能に収装する芯挿入孔8が形成され、その芯挿入孔8から放射状に、液材を貯留するための細隙9が多数形成され、細隙9内に貯留された液材が、芯挿入孔8内に収装されている芯4に随時染み込み可能にした。【選択図】図3

Description

本発明は、バルブ式液材滲出具及びそれに用いる液材貯留部材に関するものであり、より詳細には、バルブ機構を備えた直液式マーカー等の筆記具、あるいは、化粧用具や医療用具、あるいは、種々の塗液具に適用可能で、十分な量のインク、化粧液、液状薬品、塗料等の液材を貯留し、それを随時芯に浸透させて筆記したり、塗布したりすることができるバルブ式液材滲出具、及び、それに用いる液材貯留部材に関するものである。
マーカー等の筆記具は、軸内にインクを含浸させた中綿を装填する中綿式タイプと、軸内に直接インクを注入する直液式(生インク式)タイプとに大別される。従来のマーカーとしては中綿式のものが多かったが、中綿式の場合は、一旦芯先が乾くと、再び筆記可能状態にまでインクが染み込むのに時間がかかり、また、素早く筆記した場合は、インクの染み込みが追い付かないために筆記した文字が掠れるという欠点がある。
これに対して直液式の場合は、芯が液材タンク軸内に貯留されたインクに直接触れていてインクの染み込みが迅速なため、芯先の乾きがなく、素早く筆記した場合においてもインクの染み込みがこれに追従するため、筆記文字が掠れることもないところから、最近では、直液式のものが主流となってきている。
ところで、直液式の場合は、芯に過剰にインクが染み出て、所謂インクのぼた落ち現象が起こるおそれがあるため、芯を押し込むことによって開放されるバルブ機構を介して芯にインクを染み込ませるバルブ式のものが多い。しかし、その場合においても、筆記時に液材タンク軸を握持するために軸内の空気が熱膨張し、あるいは、握持圧や気圧の関係で軸内の圧力が上昇することにより、芯に過剰にインクが染み出てインクのぼた落ちが起こるおそれがある。そこで、従来は、芯の内端部に発泡樹脂製の吸収環を嵌め付け、その吸収環で過剰インクを吸収することによってインクのぼた落ちを回避する方法が採用されていた。
しかるに、この従来のバルブ式で吸収環を用いる機構の場合は、芯のインクに接する部分が内端部のみと少ないために芯が乾きやすく、筆記掠れも生じやすい。そのため、芯を押し込んでのバルブ開放操作を頻繁に行わなければならない煩わしさがある。また、芯の押し込み操作を頻繁に行うために芯の先端が傷みやすく、インクが多量に残存していたとしても、使用できなくなることが少なくないという問題があった。
上述した問題は、筆記具に限らず、液材を芯先に滲出させて用いる各種化粧用具や医療用具、あるいは、液状塗料や液状接着剤等の塗液具においても生ずることである。
特開2008−6668号公報 特開2008−87422号公報 特開2008−155484号公報 実用新案登録第2594306号公報
上述したように、従来のバルブ式で吸収環を用いる直液式マーカー等の場合は、芯を押し込んでのバルブ開放操作を頻繁に行わなければならない煩わしさがあり、また、芯の押し込み操作を頻繁に行うために芯の先端が傷みやすく、多量のインクが残存しているにも関わらず、使用できなくなることが少なくないという問題があった。このような問題は、筆記具の場合に限らず、液材を芯先に滲出させて用いる各種化粧用具や医療用具、その他種々の塗液具の場合においても起こり得ることである。
そこで本発明は、このような問題のない、即ち、芯の多くの部分を、貯留する液材に常時接し得る状態にすることで芯の乾きを防止することができるために、芯の押し込みによるバルブの開放操作を頻繁に行う必要がなく、その操作を頻繁に行うことに起因する芯先の早期損傷もなく、また、芯に対する液材の染み込みを迅速に行うことが可能なため、高速筆記や高速塗液のような使用態様の場合においても、筆記文字や塗液部分等が掠れたりすることがない、バルブ式液材滲出具及びそれに用いる液材貯留部材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、頂部を切除したコーン形状を呈していて、中心を貫くように芯の一半部を摺動可能に収装する芯挿入孔が形成され、その芯挿入孔から放射状に、液材を貯留するための細隙が多数形成されて成ることを特徴とする液材貯留部材である。
一実施形態においては、前記芯挿入孔は、中間部から後端部にかけて広径にされ、又は、中間部から後端部に向かって拡開するテーパー状にされる。
上記課題を解決するための請求項3に記載の発明は、液材タンク軸と、前記液材タンク軸の先端開口部に嵌装されるバルブ収装筒と、前記バルブ収装筒において摺動可能に保持される芯とを有していて、前記バルブ収装筒内には、液材を貯留して前記芯に含浸させる液材貯留部材と、バルブ機構を内蔵したバルブユニットケースとが装填され、前記液材貯留部材は、頂部を切除したコーン形状を呈していて、中心を貫くように前記芯の一半部を摺動可能に収装する芯挿入孔が形成されると共に、その芯挿入孔から放射状に、液材を貯留するための細隙が多数形成されて成り、前記バルブユニットケースは、その上面が前記液材貯留部材の底面に当接し、その底面開口が、前記液材タンク軸内の液材を常時前記バルブユニットケース内に導入する液材通流孔を有する蓋部材によって閉塞され、前記バルブ機構は前記芯が押し込まれることにより開いて、前記バルブユニットケース内に流入した液材を前記液材貯留部材の前記各細隙内に導入し、前記各細隙内に導入された液材はそこに貯留されて、前記芯の前記芯挿入孔内収装部分に随時染み込み可能にしたことを特徴とするバルブ式液材滲出具である。
一実施形態においては、前記液材貯留部材と前記バルブユニットケースとの当接面間に、前記芯挿入孔及び前記細隙に連通する液材貯留空間が形成され、前記液材貯留空間は、前記液材貯留部材の底面をテーパー状に凹ませて形成される。
また、一実施形態においては、前記液材貯留部材の芯挿入孔は、中間部から後端部にかけて広径にされ、又は、中間部から後端部に向かって拡開するテーパー状にされる。また、前記バルブ収装筒の先端に縮径部が設けられ、前記縮径部の内側面に軸方向に延びる芯保持用リブが複数形成され、前記芯はこの芯保持用リブによって摺動可能に支持される。
更に一実施形態においては、前記バルブユニットケース内に組み込まれる前記バルブ機構は、前記バルブユニットケースの上面開口を開閉する弁体と、前記弁体を常時前記上面開口を閉じるように付勢するリターンスプリングとから成る、請求項3乃至6のいずれまた、前記液材貯留部材の芯挿入孔は、内奥側が広径にされ、又は奥に向かって拡開するテーパー状にされる。
本発明に係る液材貯留部材は、頂部を切除したコーン形状を呈していて、中心を貫くように芯の一半部を摺動可能に収装する芯挿入孔が形成され、その芯挿入孔から放射状に、液材を貯留するための細隙が多数形成されて成るものであるため、芯挿入孔に挿入される芯の多くの部分を常時液材に接する状態にすることができて、芯の乾きを防止することができるため、バルブ式液材滲出具に用いた場合に、芯の押し込みによるバルブの開放操作を頻繁に行う必要をなくし得る効果がある。
また、本発明に係るバルブ式液材滲出具によれば、芯保持孔内に収まっている芯の下半部が、液材を貯留する芯保持孔、貯留空間及び細隙に直接広範囲に面していて、常時液材を吸収し得る状態となっているため、芯の乾きが確実に防止され、以て、芯の押し込みによるバルブの開放操作を頻繁に行う必要がなくなり、その操作を頻繁に行うことに起因する芯先の早期損傷を防止することができ、また、高速筆記、高速塗液等の使用態様における際においても、芯に対する液材の染み込みが迅速となるために、筆記文字や塗液部分に掠れが生じないという効果がある。
また、液材タンク軸内に内圧変化が生じても、バルブ機構が機能して液材の液材貯留筒内への流入が阻止されるため、液材タンク軸内の内圧変化に起因する液材のぼた落ちが防止され、更に、本体完成後に芯を配置することが可能であることから、芯の交換が容易で、芯が損傷した場合であっても、芯を交換するだけで対処可能という経済的効果がある。
本発明に係るバルブ式液材滲出具の一実施形態の正面図である。 本発明に係るバルブ式液材滲出具の一実施形態の分解斜視図である。 本発明に係るバルブ式液材滲出具の一実施形態の要部拡大断面図(平常時)である。 本発明に係るバルブ式液材滲出具の一実施形態の要部拡大断面図(芯押し込み時)である。 図3におけるA−A線断面図である。 図5におけるB−B線並びにC−C線断面図(バルブ収装筒を除いてある)である。
本発明を実施するための形態につき、添付図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明は、主に、本発明に係るバルブ式液材滲出具をバルブ式筆記具に適用した場合のものであるが、筆記具以外の化粧用具や医療用具、その他各種塗液具に適用した場合においても、その構成及び作用効果は基本的には変わりはない。
図1は、本発明に係る液材貯留部材を用いた筆記具の一実施形態(キャップ除去時)の正面図、図2はその分解斜視図であり、それらに示されるように、該筆記具は、液材タンク軸1と、液材タンク軸1の先端部に嵌め付けられるバルブ収装筒2と、バルブ収装筒2の先端側に一体に形成される縮径部3と、縮径部3に摺動自在に支持されて先端部が縮径部3から突出する芯4と、図示せぬキャップとから成る。なお、以下の説明は、芯4側(図1において左側)を先端側又は上面側とし、反対側を後端側又は下面側(底面側)としている。
縮径部3の内側面には、奥端部がバルブ収装筒2の内側面にまで延びる芯保持用リブ5が、複数等間隔に形成される。芯4は、この芯保持用リブ5によって周面を囲まれることによって摺動可能に支持される。芯保持用リブ5は、芯4を摺動可能に保持する関係上、芯4と軽く接触する程度の突条とされる。後述するように、芯4は、本バルブ式液材滲出具の本体完成後に差し込み装着可能である。
バルブ収装筒2内には、液材であるインクを貯留して芯4に含浸させる液材貯留部材6と、その奥側に配置される、バルブ機構を内蔵したバルブユニットケース7とが装填される。液材貯留部材6は、頂部を切除したコーン形状(円錐形)を呈していて、中心を貫くように芯挿入孔8が形成される。この芯挿入孔8には、芯4の一半部が摺動可能に挿入される(図3、4参照)。通例、芯挿入孔8はその全長に亘って同径とされるが、中間部から奥部分を若干広径化し、あるいは、テーパー化してもよい。また、芯挿入孔8から放射状に、インクを貯留するための多数の細隙9が形成される。
そして、好ましい実施形態においては、液材貯留部材6の底面が芯挿入孔8に向かう内向きのテーパー面とすることにより、バルブユニットケース7の上面との間に、インクを貯留する貯留空間10が形成される。
バルブユニットケース7は上面開口11と底面開口12とを有し、バルブユニットケース7内には、その上面開口11を開閉する弁体14と、弁体14を常時上面開口11を閉じるように付勢するリターンスプリング15とが組み込まれる(図3、4参照)。弁体14はこま形状を呈し、そのテーパー面16が弁座当接部となり、テーパー面16から突出する上面側突出軸17が、組み立て時に上面開口11から突出して芯挿入孔8内に臨む。
弁体14は、無負荷時にはリターンスプリング15よって常時押し上げられて、そのテーパー面16が上面開口11内縁の弁座に当接して上面開口11を閉じ(図3参照)、リターンスプリング15の押上力に抗して芯4が押し込まれ、芯4によって弁体14が押されると、そのテーパー面16が上面開口11内縁の弁座から離れ、上面開口11を開放する(図4参照)。このようにして上面開口11が開放されることにより、バルブユニットケース7内に貯まっていたインクが、上面開口11を通って貯留空間10に流出し、そこから各細隙9内に流入して各細隙を充填する。
バルブユニットケース7の底面開口12は、液材タンク軸1内のインクを常時バルブユニットケース7内へ導入させるための液材通流孔19を有する蓋部材18によって閉塞される(図3、4参照)。通例、液材通流孔19は、蓋部材18の中心部に形成される支持筒20を囲むように複数穿設される。リターンスプリング15は、その上端面が弁体14のテーパー面16の裏面に当接して支持され、下端面は蓋部材18に当接して支持される。また、弁体14の下面側突出軸21は、蓋部材18の支持筒20内に摺動可能に挿入される。
また、弁体14の下面側突出軸21に沿って板状ストッパー22が、1又は複数枚、リターンスプリング15内に収まるように形成される。この板状ストッパー22は、芯4が押し込まれた際に蓋部材18(支持筒20の上縁部)に当たることにより、芯4の押し込み端を規制する役目を果たす(図2、3、4参照)。
バルブユニットケース7の底面部は外方に延出されてフランジ23が形成され、バルブユニットケース7は、そのフランジ23が、液材タンク軸1内に臨んでいるバルブ収装筒2の下端面に当接するまでバルブ収装筒2内に挿入されることにより、バルブ収装筒2内挿入端が画される。そして、その位置において、バルブユニットケース7の上面が液材貯留部材6の底面に当接すると共に、その上面開口11が芯保持孔8(貯留空間10)に連通する状態となる(図3、4参照)。
上記構成において、バルブユニットケース7の上面開口11開放時にバルブユニットケース7から供出されるインクは、貯留空間10を経て各細隙9内に流入し、貯留空間10及び各細隙9を満たす。そして、貯留空間10及び各細隙9内を満たしたインクは、下半部が液材貯留部材6内に挿入されて貯留空間10及び各細隙9に広範囲に面している芯4に、直接染み込んでいく。その際余剰のインクは貯留空間10及び各細隙9内に貯留され、筆記に伴って芯4に含浸されているインクが減少するに伴い、随時芯4に染み込んでいく。
また、液材タンク軸1内のインクは、芯4を下向きにすることにより、自重で蓋部材18のインク通流孔19を自由に通り抜けてバルブユニットケース7内に流入し、そこを満たす。このバルブユニットケース7内に導入されたインクは、芯4がバルブ収装筒2内に押し込まれて上面開口11が開放されるまで、そこに貯留される。そして、上述したように、芯4がバルブ収装筒2内に押し込まれて、バルブユニットケース7の上面開口11が開放されると同時に液材貯留部材6内に流入し(図4)、貯留空間10及び各細隙9内を充填する。
このように、本発明に係る給液具である筆記具においては、芯4の下半部が、常時インクを十分に貯留する貯留空間10及び各細隙9に囲まれた芯保持孔8内に収まっていて、随時インクを吸収し得る状態にあるため、芯4の乾きが確実に防止される。そのため、芯4の押し込みによるバルブの開放操作を頻繁に行う必要がなくなり、その操作を頻繁に行うことに起因する芯先の早期損傷が防止される。また、高速筆記しても、芯先までのインクの染み込みが迅速なために、筆記文字の掠れも生じにくい。
また、本発明に係るバルブ式液材滲出具の特徴として、製造容易な点を挙げることができる。即ち、弁体14及びリターンスプリング15をバルブユニットケース7内に装備し、蓋部材18を被せてバルブ機構部を完成させておき、これを液材貯留部材6と共にバルブ収装筒2に収装し、その後、芯4をバルブ収装筒2の縮径部3から挿入し、最後にバルブ収装筒2を液材タンク軸1に嵌入するといった簡易な手順で完成させることが可能である。また、芯4は、最後に挿入設置することもでき、何時でも交換することができるというメリットもある。
以上、本発明に係るバルブ式液材滲出具をバルブ式筆記具に適用した場合について説明してきたが、上述したように、筆記具以外の化粧用具や医療用具、その他各種塗液具に適用した場合においても、その構成及び作用効果は筆記具の場合に準じるので、それらについての詳細な説明は省略する。
この発明をある程度詳細にその最も好ましい実施形態について説明してきたが、この発明の精神と範囲に反することなしに広範に異なる実施形態を構成することができることは明白である。従って、この発明は、請求の範囲において限定した以外はその特定の実施形態に制約されるものではない。
1 液材タンク軸
2 バルブ収装筒
3 縮径部
4 芯
5 芯保持用リブ
6 液材貯留部材
7 バルブユニットケース
8 芯挿入孔
9 細隙
10 貯留空間
11 上面開口
12 底面開口
14 弁体
15 リターンスプリング
16 テーパー面
17 上面側突出軸
18 蓋部材
19 液材通流孔
20 支持筒
21 下面側突出軸
22 板状ストッパー
23 フランジ

Claims (8)

  1. 頂部を切除したコーン形状を呈していて、中心を貫くように芯の一半部を摺動可能に収装する芯挿入孔が形成され、その芯挿入孔から放射状に、液材を貯留するための細隙が多数形成されて成ることを特徴とする液材貯留部材。
  2. 前記芯挿入孔は、中間部から後端部にかけて広径にされ、又は、中間部から後端部に向かって拡開するテーパー状にされる、請求項1に記載の液材貯留部材。
  3. 液材タンク軸と、前記液材タンク軸の先端開口部に嵌装されるバルブ収装筒と、前記バルブ収装筒において摺動可能に保持される芯とを有していて、
    前記バルブ収装筒内には、液材を貯留して前記芯に含浸させる液材貯留部材と、バルブ機構を内蔵したバルブユニットケースとが装填され、
    前記液材貯留部材は、頂部を切除したコーン形状を呈していて、中心を貫くように前記芯の一半部を摺動可能に収装する芯挿入孔が形成されると共に、その芯挿入孔から放射状に、液材を貯留するための細隙が多数形成されて成り、
    前記バルブユニットケースは、その上面が前記液材貯留部材の底面に当接し、その底面開口が、前記液材タンク軸内の液材を常時前記バルブユニットケース内に導入する液材通流孔を有する蓋部材によって閉塞され、
    前記バルブ機構は前記芯が押し込まれることにより開いて、前記バルブユニットケース内に流入した液材を前記液材貯留部材の前記各細隙内に導入し、前記各細隙内に導入された液材はそこに貯留されて、前記芯の前記芯挿入孔内収装部分に随時染み込み可能にしたことを特徴とするバルブ式液材滲出具。
  4. 前記液材貯留部材と前記バルブユニットケースとの当接面間に、前記芯挿入孔及び前記各細隙に連通する液材貯留空間が形成される、請求項3に記載のバルブ式液材滲出具。
  5. 前記液材貯留空間は、前記液材貯留部材の底面をテーパー状に凹ませて形成される、請求項4に記載のバルブ式液材滲出具。
  6. 前記液材貯留部材の芯挿入孔は、中間部から後端部にかけて広径にされ、又は、中間部から後端部に向かって拡開するテーパー状にされる、請求項3乃至5のいずれかに記載のバルブ式液材滲出具。
  7. 前記バルブ収装筒の先端に縮径部が設けられ、前記縮径部の内側面に軸方向に延びる芯保持用リブが複数形成され、前記芯はこの芯保持用リブによって摺動可能に支持される、請求項3乃至6のいずれかに記載のバルブ式液材滲出具。
  8. 前記バルブユニットケース内に組み込まれる前記バルブ機構は、前記バルブユニットケースの上面開口を開閉する弁体と、前記弁体を常時前記上面開口を閉じるように付勢するリターンスプリングとから成る、請求項3乃至7のいずれかに記載のバルブ式液材滲出具。
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