JP2015041737A - 静止誘導機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】フィルタのメンテナンスを容易にする。【解決手段】静止誘導機器本体が収納されて絶縁油123が充填されたタンク110と、タンク110より高い位置に配置されたコンサベータ120と、タンク110とコンサベータ120とを繋いで内部を絶縁油123が流動する連結管とを備える。連結管においては、絶縁油123がタンク110からコンサベータ120に向かって流動する往路管部130と、絶縁油123がコンサベータ120からタンク110に向かって流動する復路管部131とを含む。復路管部131は、絶縁油123中の異物を除去するフィルタ170、フィルタ170より上流側に位置する上流側バルブ150、および、フィルタ170より下流側に位置する下流側バルブ151を含む。復路管部131においては、上流側バルブ150の下流側端部から下流側バルブ151の上流側端部までの異物除去区間131bが接離可能に設けられている。【選択図】図1
Description
本発明は、静止誘導機器に関し、特に、油入静止誘導機器に関する。
タンクとコンサベータとを往路専用パイプおよび復路専用パイプで接続した電気機器を開示した先行文献として、実開昭61−72819号公報(特許文献1)がある。コンサベータは、絶縁油の劣化を抑制するために設けられている。具体的には、コンサベータの内部に設けられたゴム袋が絶縁油の体積変化に合わせて膨張または収縮することにより、絶縁油が外気に直接接触して劣化することを抑制している。
ゴム袋の経年劣化などによりコンサベータ内の絶縁油に塵などの異物が混入することがある。この異物がタンク内に流入した場合、絶縁油の絶縁性能が低下するため好ましくない。そこで、特許文献1に記載された電気機器においては、往路専用パイプおよび復路専用パイプの少なくとも一方にろ過装置を配設して絶縁油中の異物を除去している。
ろ過装置が異物を除去するに従って、ろ過装置のフィルタは目詰まり状態になる。従来の静止誘導機器においては、フィルタが目詰まり状態になった場合、静止誘導機器全体の絶縁油を抜いてからフィルタを交換または清掃していた。そのため、フィルタのメンテナンスに多くの手間がかかっていた。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、フィルタのメンテナンスを容易にできる静止誘導機器を提供することを目的とする。
本発明に基づく静止誘導機器は、静止誘導機器本体が収納されて絶縁油が充填されたタンクと、タンクより高い位置に配置されたコンサベータと、タンクとコンサベータとを繋いで内部を絶縁油が流動する連結管とを備える。連結管においては、絶縁油がタンクからコンサベータに向かって流動する往路管部と、絶縁油がコンサベータからタンクに向かって流動する復路管部とを含む。復路管部は、絶縁油中の異物を除去するフィルタ、フィルタより上流側に位置する上流側バルブ、および、フィルタより下流側に位置する下流側バルブを含む。復路管部においては、上流側バルブの下流側端部から下流側バルブの上流側端部までの異物除去区間が接離可能に設けられている。
本発明によれば、フィルタのメンテナンスを容易にできる。
以下、本発明の実施形態1に係る静止誘導機器について図面を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。図1においては、コンサベータのみ断面側面図で示している。
図1は、本発明の実施形態1に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。図1においては、コンサベータのみ断面側面図で示している。
図1に示すように、本発明の実施形態1に係る静止誘導機器100は、図示しない静止誘導機器本体が収納されて絶縁油123が充填されたタンク110と、タンク110より高い位置に配置されたコンサベータ120と、タンク110とコンサベータ120とを繋いで内部を絶縁油123が流動する連結管とを備える。
連結管においては、絶縁油123がタンク110からコンサベータ120に向かって流動する往路管部130と、絶縁油123がコンサベータ120からタンク110に向かって流動する復路管部131とを含む。
コンサベータ120は、上部および下部に開口を有する筐体121と、筐体121内に配置されたゴム袋122と、筐体121の上部の開口端上に設けられてゴム袋122の口と連結された図示しない開放弁とを含む。
筐体121の下部には2つの開口が設けられている。筐体121の下部の一方の開口端は、往路管部130の末端と接続され、筐体121の下部の他方の開口端は復路管部131の先端と接続されている。
筐体121の内部空間は、ゴム袋122によって2分割されている。筐体121の内部においてゴム袋122の外側の空間は、絶縁油123で満たされている。筐体121の内部においてゴム袋122の内側の空間は、大気圧の空気124で満たされている。
静止誘導機器100の負荷が高い状態が継続した場合、タンク110内の絶縁油123の温度が上昇して絶縁油123が膨張する。その結果、タンク110から往路管部130を通じて筐体121内に絶縁油123が流入する。往路管部130からコンサベータ120に絶縁油123が流入した場合、流入した絶縁油123によってゴム袋122が圧縮されることにより、開放弁からゴム袋122内の空気が放出される。これにより、ゴム袋122内の圧力が大気圧に維持される。
静止誘導機器100が作動していない状態で外気温が低温になった場合、タンク110内の絶縁油123の温度が低下して絶縁油123が収縮する。その結果、筐体121内の絶縁油123が復路管部131を通じてタンク110へ流出する。コンサベータ120内の絶縁油123が復路管部131に流出した場合、ゴム袋122の外側とゴム袋122の内側との圧力差によって、ゴム袋122が膨張する。このとき、開放弁からゴム袋122内に空気が流入することにより、ゴム袋122内の圧力が大気圧に維持される。
往路管部130においては、先端がタンク110の上部に接続され、末端がコンサベータ120の下部に接続されている。往路管部130は、逆止弁140を含んでいる。逆止弁140によって、絶縁油123は往路管部130の内部を矢印10で示すようにタンク110側からコンサベータ120側へ向けて一方向にのみ流動可能とされている。
復路管部131においては、先端がコンサベータ120の下部に接続され、末端131aがタンク110の下部に接続されている。復路管部131は、逆止弁141を含んでいる。逆止弁141によって、絶縁油123は復路管部131の内部を矢印20で示すようにコンサベータ120側からタンク110側へ向けて一方向にのみ流動可能とされている。
復路管部131は、絶縁油123中の異物を除去するフィルタ170、フィルタ170より上流側に位置する上流側バルブ150、および、フィルタ170より下流側に位置する下流側バルブ151を含む。復路管部131においては、上流側バルブ150の下流側端部から下流側バルブ151の上流側端部までの異物除去区間131bが接離可能に設けられている。
このように、静止誘導機器100においては、絶縁油123の自然循環経路が形成されている。すなわち、タンク110の上部から往路管部130を通じてコンサベータ120内に流入した絶縁油123は、コンサベータ120から復路管部131を通じてタンク110の下部に流入する。タンク110内においては、吸熱した絶縁油123が自然対流によって下部から上部へ流動する。
よって、タンク110内全体の絶縁油123がフィルタ170を通過するように絶縁油123を循環させることができ、タンク110内全体の絶縁油123から異物を除去することができる。
本実施形態においては、復路管部131は、フレキシブル配管をさらに含む。フレキシブル配管は異物除去区間131bに配置されている。具体的には、上流側バルブ150に隣接するように配置された上流側フレキシブル配管160と、下流側バルブ151に隣接するように配置された下流側フレキシブル配管161とが設けられている。
静止誘導機器100は上記の構成を有することにより、フィルタ170が目詰まり状態になった場合、上流側バルブ150および下流側バルブ151の両方を閉めることによって、異物除去区間131bを絶縁油123の自然循環経路から遮断することができる。この状態で異物除去区間131bを切り離すことにより、異物除去区間131b以外の部分の絶縁油123を抜き取ることなくフィルタ170を交換または清掃することができる。よって、静止誘導機器100においては、フィルタ170のメンテナンスを容易にできる。
上記のように、本実施形態に係る静止誘導機器100においては、復路管部131に上流側フレキシブル配管160および下流側フレキシブル配管161が設けられているため、フィルタ170を交換または清掃した後で異物除去区間131bを再び接続する際に、上流側フレキシブル配管160および下流側フレキシブル配管161において位置調整をすることができる。
すなわち、異物除去区間131bの先端と上流側バルブ150の下流側端部とを接続する際に、上流側フレキシブル配管160の姿勢を変更することにより異物除去区間131bの先端の位置を調整して、異物除去区間131bの先端と上流側バルブ150の下流側端部とを位置合わせすることができる。
また、異物除去区間131bの末端と下流側バルブ151の上流側端部とを接続する際に、下流側フレキシブル配管161の姿勢を変更することにより異物除去区間131bの末端の位置を調整して、異物除去区間131bの末端と下流側バルブ151の上流側端部とを位置合わせすることができる。
このように、フレキシブル配管を設けることにより、異物除去区間131bの再接続を容易にして、フィルタ170のメンテナンスをさらに容易にできる。なお、フレキシブル配管としては、上流側フレキシブル配管160および下流側フレキシブル配管161のいずれか一方のみでもよく、または、必ずしもフレキシブル配管が設けられてなくてもよい。
最後に、上流側バルブ150および下流側バルブ151の両方を開くことにより、異物除去区間131bを絶縁油123の自然循環経路に再び組み入れることができる。なお、異物除去区間131bを絶縁油123の自然循環経路に再び組み入れる際に、異物除去区間131b内の空気を自然循環経路外に排出できるように、復路管部131に空気弁が設けられていることが好ましい。
以下、本発明の実施形態2に係る静止誘導機器について説明する。なお、本実施形態に係る静止誘導機器200は、復路管部の追加構成のみ実施形態1に係る静止誘導機器100とは異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
(実施形態2)
図2は、本発明の実施形態2に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。図2においては、コンサベータのみ断面側面図で示している。
図2は、本発明の実施形態2に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。図2においては、コンサベータのみ断面側面図で示している。
図2に示すように、本発明の実施形態2に係る静止誘導機器200の復路管部231においては、先端がコンサベータ120の下部に接続され、末端231aがタンク110の下部に接続されている。復路管部231においては、上流側バルブ150の下流側端部から下流側バルブ151の上流側端部までの異物除去区間231bが接離可能に設けられている。復路管部231は、復路管部231の内部の圧力を計測する少なくとも1つの圧力計をさらに含む。
本実施形態に係る静止誘導機器200は2つの圧力計を含む。2つの圧力計は、異物除去区間231bに配置されている。具体的には、フィルタ170より上流側に配置された上流側圧力計210と、フィルタ170より下流側に配置された下流側圧力計211とが設けられている。
上流側圧力計210を設けることにより、フィルタ170の目詰まり状態を確認することができる。すなわち、上流側圧力計210の計測値を常時モニタリングすることにより、通常時の上流側圧力計210の計測値に比較して上流側圧力計210の計測値が高くなるに従って、フィルタ170の目詰まり状態が進行していると判断することができる。このように1つの圧力計で目詰まり状態を確認する場合には、フィルタ170の目詰まり状態に応じて圧力が増加する位置に、具体的には異物除去区間231bにおいてフィルタ170より上流側に、圧力計を配置することが好ましい。
ただし、復路管部231の内部を流動する絶縁油123の速度が小さいため、フィルタ170の目詰まりによる上流側圧力計210の計測値の増加量は顕著ではない。そのため、上流側圧力計210のみでフィルタ170の目詰まり状態を確認することが困難な場合がある。
そこで、本実施形態に係る静止誘導機器200においては、復路管部231は、異物除去区間231bにおいてフィルタ170の上流側と下流側とをフィルタ170を通過せずに直接繋ぐ分岐路232、および、分岐路232に接続されて矢印30で示すようにフィルタ170の下流側から分岐路232を通じてフィルタ170の上流側に絶縁油123を流動させるポンプ220をさらに含む。
このように、静止誘導機器200においては、異物除去区間231bに絶縁油123の強制循環経路が形成されている。すなわち、フィルタ170を通過した絶縁油123は、分岐路232を通じてフィルタ170の上流側に戻る。よって、異物除去区間231b内の絶縁油123が繰り返しフィルタ170を通過するように、絶縁油123を強制循環させることができる。
静止誘導機器200においてフィルタ170の目詰まり状態を確認する際、上流側バルブ150および下流側バルブ151の両方を閉めることによって、異物除去区間131bを絶縁油123の自然循環経路から遮断する。この状態でポンプ220を駆動させることにより、異物除去区間131bに形成されている強制循環経路内において絶縁油123を強制的に循環させる。
このようにポンプ220によって絶縁油123を加圧して絶縁油123を強制的に循環させることにより、フィルタ170が目詰まり状態にある場合に、上流側圧力計210の計測値と下流側圧力計211の計測値との差を顕著にすることができる。そのため、上流側圧力計210および下流側圧力計211の各々の計測値を比較することによって、フィルタ170の目詰まり状態を容易に確認することができる。よって、静止誘導機器200において、フィルタ170のメンテナンスを容易にできる。
以下、本発明の実施形態3に係る静止誘導機器について説明する。なお、本実施形態に係る静止誘導機器300は、復路管部の追加構成のみ実施形態2に係る静止誘導機器200とは異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
(実施形態3)
図3は、本発明の実施形態3に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。図3においては、コンサベータのみ断面側面図で示している。
図3は、本発明の実施形態3に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。図3においては、コンサベータのみ断面側面図で示している。
図3に示すように、本発明の実施形態3に係る静止誘導機器300の復路管部331においては、先端がコンサベータ120の下部に接続され、末端331aがタンク110の下部に接続されている。復路管部331においては、上流側バルブ150の下流側端部から下流側バルブ151の上流側端部までの異物除去区間331bが接離可能に設けられている。
復路管部331は、復路管部331の内部を真空引きするための真空バルブ310、および、復路管部331の内部の絶縁油123を排出するためのドレンバルブ311をさらに含む。真空バルブ310およびドレンバルブ311は異物除去区間331bに配置されている。本実施形態においては、フィルタ170より上流側に真空バルブ310が配置され、フィルタ170より下流側にドレンバルブ311が配置されている。
静止誘導機器300において異物除去区間331bを切り離す際には、上流側バルブ150および下流側バルブ151の両方を閉めることによって異物除去区間331bを絶縁油123の自然循環経路から遮断した状態で、ドレンバルブ311を開いて異物除去区間331b内の絶縁油123を排出する。このようにすることにより、異物除去区間331bを切り離す際に、絶縁油123が異物除去区間331bから周囲に漏れ出ることを防止できる。
静止誘導機器300において異物除去区間331bを再接続する際には、まず異物除去区間331bの先端を上流側バルブ150の下流側端部に接続するとともに、異物除去区間331bの末端を下流側バルブ151の上流側端部に接続する。その後、真空バルブ310から異物除去区間331b内の空気を排出する。最後に、上流側バルブ150および下流側バルブ151の両方を開いて、異物除去区間331bを絶縁油123の自然循環経路に再び組み入れる。
このようにすることにより、上流側バルブ150および下流側バルブ151の両方を開いて異物除去区間331bを絶縁油123の自然循環経路に再び組み入れる際に、異物除去区間331b内に絶縁油123をスムーズに流入させることができる。また、絶縁油123中に空気が混入することを防止できる。
このように、真空バルブ310およびドレンバルブ311を設けることにより、異物除去区間331bを容易に接離することができる。よって、静止誘導機器300において、フィルタ170のメンテナンスを容易にできる。
以下、本発明の実施形態4に係る静止誘導機器について説明する。なお、本実施形態に係る静止誘導機器400は、復路管部の配置のみ実施形態3に係る静止誘導機器300とは異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
(実施形態4)
図4は、本発明の実施形態4に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。図4においては、コンサベータのみ断面側面図で示している。
図4は、本発明の実施形態4に係る静止誘導機器の構成を示す側面図である。図4においては、コンサベータのみ断面側面図で示している。
図4に示すように、本発明の実施形態4に係る静止誘導機器400の復路管部431においては、先端がコンサベータ120の下部に接続され、末端431aがタンク110の上部に接続されている。復路管部431においては、上流側バルブ150の下流側端部から下流側バルブ151の上流側端部までの異物除去区間431bが接離可能に設けられている。
本実施形態においては、タンク110の上部から往路管部130を通じてコンサベータ120内に流入した絶縁油123は、コンサベータ120から復路管部131を通じてタンク110の上部に流入する。よって、タンク110内の上部に位置する絶縁油123がフィルタ170を通過するように絶縁油123を循環させることができ、タンク110内の上部で浮遊している異物を除去することができる。
静止誘導機器400においても、フィルタ170のメンテナンスを容易にできる。なお、実施形態1に係る静止誘導機器100、実施形態2に係る静止誘導機器200、および、実施形態3に係る静止誘導機器300の各々において、復路管部の末端がタンク110の上部に接続されていてもよい。
なお、今回開示した上記実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
100,200,300,400 静止誘導機器、110 タンク、120 コンサベータ、121 筐体、122 ゴム袋、123 絶縁油、124 空気、130 往路管部、131,231,331,431 復路管部、131a,231a,331a,431a 末端、131b,231b,331b,431b 異物除去区間、140,141 逆止弁、150 上流側バルブ、151 下流側バルブ、160 上流側フレキシブル配管、161 下流側フレキシブル配管、170 フィルタ、210 上流側圧力計、211 下流側圧力計、220 ポンプ、232 分岐路、310 真空バルブ、311 ドレンバルブ。
Claims (7)
- 静止誘導機器本体が収納されて絶縁油が充填されたタンクと、
前記タンクより高い位置に配置されたコンサベータと、
前記タンクと前記コンサベータとを繋いで内部を前記絶縁油が流動する連結管と
を備え、
前記連結管においては、前記絶縁油が前記タンクから前記コンサベータに向かって流動する往路管部と、前記絶縁油が前記コンサベータから前記タンクに向かって流動する復路管部とを含み、
前記復路管部は、前記絶縁油中の異物を除去するフィルタ、該フィルタより上流側に位置する上流側バルブ、および、該フィルタより下流側に位置する下流側バルブを含み、
前記復路管部においては、前記上流側バルブの下流側端部から前記下流側バルブの上流側端部までの異物除去区間が接離可能に設けられている、静止誘導機器。 - 前記復路管部は、フレキシブル配管をさらに含み、
前記フレキシブル配管は前記異物除去区間に配置されている、請求項1に記載の静止誘導機器。 - 前記復路管部は、前記復路管部の内部の圧力を計測する少なくとも1つの圧力計をさらに含み、
前記圧力計は前記異物除去区間に配置されている、請求項1または2に記載の静止誘導機器。 - 前記圧力計が前記フィルタより上流側に配置されている、請求項3に記載の静止誘導機器。
- 前記復路管部は、前記異物除去区間において前記フィルタの上流側と下流側とを前記フィルタを通過せずに直接繋ぐ分岐路、および、該分岐路に接続されて前記フィルタの下流側から該分岐路を通じて前記フィルタの上流側に前記絶縁油を流動させるポンプをさらに含み、
前記圧力計が、前記フィルタより上流側および前記フィルタより下流側の各々に配置されている、請求項3に記載の静止誘導機器。 - 前記復路管部は、前記復路管部の内部を真空引きするための真空バルブ、および、前記復路管部の内部の前記絶縁油を排出するためのドレンバルブをさらに含み、
前記真空バルブおよび前記ドレンバルブは前記異物除去区間に配置されている、請求項1から5のいずれか1項に記載の静止誘導機器。 - 前記復路管部の末端が前記タンクの下部に接続されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の静止誘導機器。
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
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2013
- 2013-08-23 JP JP2013173214A patent/JP2015041737A/ja active Pending
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