JP2015041659A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 支持基板が取り付けられる樹脂ケースの強度を向上させることができる半導体装置を提供する。
【解決手段】 上面に半導体素子が配設された支持基板20と、素子収容部9内に半導体素子を収容する樹脂ケース10とを備えて構成される。樹脂ケース10は、素子収容部9を取り囲む側壁10aと、半導体素子に接続された2以上の外部端子2を引き出すための2以上の端子孔12が形成された天板10bと、天板10b及び互いに対向する2つの側壁10aから張り出した隔壁15a,15bとを一体的に形成することにより構成され、天板10bには、封止材7を注入するための注入孔14が形成され、支持基板20上に注入された封止材7の上面が隔壁15a,15bの下端に到達するように封止材7を注入することにより、封止材7及び天板10b間に形成される空間が隔壁15a,15bにより端子孔12間において仕切られる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、半導体装置に係り、さらに詳しくは、半導体素子が配設された支持基板と、底面開口を塞ぐように支持基板が取り付けられる樹脂ケースとを備えた半導体装置の改良に関する。
パワー半導体モジュールは、ダイオード、サイリスタなどの半導体素子と、半導体素子に接続された外部端子とを支持基板上に配設し、支持基板を樹脂ケースに取り付けて半導体素子を樹脂ケース内に収容した半導体装置である(例えば、特許文献1及び2)。特許文献1に記載の半導体装置では、放熱板1上に絶縁基板2、トランジスタチップ6、外部端子8〜10が配設され、樹脂ケース11は、放熱板1上の絶縁基板2やトランジスタチップ6を取り囲む側壁からなる。放熱板1が取り付けられた樹脂ケース11には、ゲル状の樹脂12及びエポキシ樹脂13が充填され、蓋24が上面開口に取り付けられている。
蓋24には、外部端子8〜10を引き出すための3つの端子孔と、2つの仕切板25が設けられている。この仕切板25は、蓋24の下面から突出する形状からなり、端子孔間に配置されている。樹脂12の上面が仕切板25の下端に到達するように、樹脂12を充填することにより、樹脂12上に充填されるエポキシ樹脂13が仕切板25によって分割され、エポキシ樹脂13の硬化収縮によって放熱板1やトランジスタチップ6が変形するのを防止している。しかしながら、この様な半導体装置では、樹脂12等の封止材を樹脂ケース11内に充填してから蓋24を樹脂ケース11の上面開口に被せるという構成であることから、仕切板25と樹脂ケース11の側壁との間に間隙があり、樹脂ケースの強度が十分に得られないという問題があった。
一方、特許文献2に記載の半導体装置では、容器底板4上に絶縁基板1aやシリコンチップ2が配設され、容器側壁5の上面開口に封止板8aが取り付けられている。封止板8aには、下面から突出する突き出し構造部8bが形成され、突き出し構造部8bを介し、外部端子7が引き出されている。ゲル剤10の上面が突き出し構造部8bの下端に到達するように、ゲル剤10を充填することにより、突き出し構造部8bと外部端子7との間の空間をハードレジン12によって塞ぐ際に、硬化前のレジンがゲル剤10の上面に流れ込むことを防止している。しかしながら、この様な半導体装置においても、突き出し構造部8bと容器側壁5との間に空隙が存在することから、容器側壁5及び封止板8aからなる収容ケースの強度が十分に得られないという問題があった。また、突き出し構造部8bやゲル剤10の注入口8dから侵入したごみなどの異物が突き出し構造部8b及び容器側壁5間の空隙を介して移動するなどの影響により、外部端子間で十分な絶縁性が得られないという問題もあった。
特開昭62−61349号公報 特開2003−68979号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、支持基板が取り付けられる樹脂ケースの強度を向上させることができる半導体装置を提供することを目的とする。また、製造工程を簡素化することができる半導体装置を提供することを目的とする。
第1の本発明による半導体装置は、上面に半導体素子が配設された支持基板と、底面開口を上記支持基板で塞ぐことにより形成される素子収容部内に上記半導体素子を収容する樹脂ケースとを備え、上記樹脂ケースが、上記素子収容部を取り囲む側壁と、上記半導体素子に接続された2以上の外部端子を引き出すための2以上の端子孔が形成された天板と、上記天板及び互いに対向する2つの上記側壁から張り出した隔壁とを一体的に形成することにより構成され、上記天板には、ゲル状の封止材を上記素子収容部内に注入するための注入孔が形成され、上記支持基板上に注入された上記封止材の上面が上記隔壁の下端に到達するように、上記封止材を注入することにより、上記封止材及び上記天板間に形成される空間が、上記隔壁により上記端子孔間において仕切られるように構成される。
この様な構成によれば、天板及び互いに対向する2つの側壁から張り出した隔壁を側壁及び天板と一体的に形成することにより、樹脂ケースの強度を向上させることができる。また、封止材の上面が隔壁の下端に到達するように封止材を素子収容部内に注入することにより、封止材及び天板間の空間を隔壁によって仕切り、外部端子間の絶縁性を向上させることができる。
さらに、側壁、天板及び隔壁からなる樹脂ケースを一体的に形成することにより、側壁からなる樹脂ケースと天板とが別個に製作される従来の半導体装置に比べ、半導体装置の製造工程を簡素化することができる。また、側壁と隔壁との間に間隙がなく、端子孔や注入孔を介して素子収容部内に侵入した異物が隔壁によって仕切られた空間の一方から他方へ移動することを阻止することができる。
第2の本発明による半導体装置は、上記構成に加え、上記外部端子には、端子接続用のボルトを挿通させる貫通孔が形成され、上記天板の上面には、上記端子孔から引き出され、上記天板と対向するように折り曲げられた上記外部端子の上記貫通孔を介し、上記ボルトと係合する2以上の係合穴が形成され、上記注入孔が、貫通させた上記係合穴からなるように構成される。
この様な構成によれば、封止材を素子収容部内に注入した後、ボルトを係合穴に係合させることにより、注入孔が封止されるので、注入孔を係合穴とは別個に設ける場合に比べ、注入孔を別途封止する必要がなく、半導体装置の製造工程を簡素化することができる。
第3の本発明による半導体装置は、上記構成に加え、上記素子収容部が、一方向に長い形状からなり、上記天板には、3つの上記係合穴が形成され、上記素子収容部の長手方向に配列された上記係合穴のうち、中央の係合穴が貫通する一方、両端の係合穴が非貫通であるように構成される。
この様な構成によれば、注入孔を介して封止材を素子収容部内に注入する際に、素子収容部の長手方向に関して片寄ることなく、封止材を支持基板上に均一な厚さで充填することができる。
第4の本発明による半導体装置は、上記構成に加え、少なくとも一つの上記外部端子が、金属プレートを加工して形成され、その一端が上記端子孔を介して上記素子収容部から引き出され、他端には、2以上の上記半導体素子に接続する分岐部が形成され、上記分岐部が、上記支持基板上に注入された上記封止材によって覆われているように構成される。この様な構成によれば、封止材及び隔壁によって外部端子間の絶縁性を向上させつつ、分岐部と他の外部端子との間の絶縁性も確保することができる。
本発明によれば、天板及び互いに対向する2つの側壁から張り出した隔壁を側壁及び天板と一体的に形成することにより、支持基板が取り付けられる樹脂ケースの強度を向上させた半導体装置を提供することができる。また、側壁、天板及び隔壁からなる樹脂ケースを一体的に形成することにより、半導体装置の製造工程を簡素化することができる。
本発明の実施の形態による半導体装置の一構成例を示した斜視図であり、半導体装置の一例として、パワー半導体モジュール1が示されている。 図1のパワー半導体モジュール1の構成例を示した図である。 図2のパワー半導体モジュール1の構成例を示した断面図であり、A−A切断線により切断した場合の切断面が示されている。 図2のパワー半導体モジュール1を樹脂ケース10及び支持基板20に分解して示した図である。 図4の支持基板20の構成例を示した図であり、支持基板20を鉛直上方から見た場合が示されている。 図5の支持基板20上に形成されたサイリスタ回路30の回路構成の一例を示した図である。 図4の樹脂ケース10の構成例を示した図であり、樹脂ケース10を鉛直下方から見た場合が示されている。 図7の樹脂ケース10の構成例を示した断面図であり、B−B切断線により切断した場合の切断面が示されている。 図2のパワー半導体モジュール1の構成例を示した図であり、樹脂ケース10及び支持基板20の位置関係が示されている。
<パワー半導体モジュール1>
図1は、本発明の実施の形態による半導体装置の一構成例を示した斜視図であり、半導体装置の一例として、パワー半導体モジュール1が示されている。図2は、図1のパワー半導体モジュール1の構成例を示した図であり、図中の(a)には、パワー半導体モジュール1を鉛直上方から見た場合が示され、(b)には、水平方向から見た場合が示されている。
このパワー半導体モジュール1は、ダイオード、サイリスタなどの半導体素子及び2以上の外部端子2,3が上面に配設された支持基板20と、支持基板20が底面開口を塞ぐように取りけられた樹脂ケース10とを備えた半導体装置であり、電源装置や制御装置に用いられる。また、パワー半導体モジュール1は、放熱フィン、放熱板などの放熱部品に支持基板20の下面を密着させた状態で使用される。
外部端子2及び3は、半導体素子に接続され、他の電子機器や電子部品と導通する配線ケーブルを接続するための端子であり、金属プレートからなる。外部端子2には、端子接続用のボルト(図示せず)を挿通させる貫通孔4が形成されている。支持基板20は、熱伝導性に優れ、機械的強度が高い基板である。例えば、支持基板20は、細長い矩形形状の金属プレートからなる。
樹脂ケース10は、支持基板20上の半導体素子を収容する収容器であり、絶縁性に優れた樹脂部材からなる。この樹脂ケース10は、水平方向に長い形状を有し、長手方向の両端部には、パワー半導体モジュール1を他の電子機器、基板、筐体などの構造体に取り付けるための取付部11が設けられている。取付部11には、締結部品を挿通させる貫通孔11aが形成されている。
また、樹脂ケース10の天板には、外部端子2,3を引き出すための2以上の端子孔12,13と、ゲル状の封止材を樹脂ケース10内に注入するための注入孔14とが形成されている。
図3は、図2のパワー半導体モジュール1の構成例を示した断面図であり、A−A切断線により切断した場合の切断面が示されている。この支持基板20には、その上面に、2つの絶縁基板21が固着され、各絶縁基板21上に、半導体チップ22や配線パターンが形成されている。絶縁基板22は、絶縁性に優れた配線基板である。半導体チップ22は、半導体素子からなる回路チップである。
樹脂ケース10は、底面開口を支持基板20によって塞ぐことにより形成される内部空間を取り囲む側壁10aと、3つの端子孔12が形成された天板10bと、天板10b及び側壁10aから張り出した隔壁15a,15bとを備えて構成される。各外部端子2は、その先端部が端子孔12を介して樹脂ケース10内から引き出され、天板10bと対向するように折り曲げられている。
このパワー半導体モジュール1は、端子孔12から引き出され折り曲げられた外部端子2の貫通孔4を介し、端子接続用のボルトを螺合させる2以上のナット6を備えている。天板10bには、ナット6をそれぞれ収容する3つのナット収容穴16a〜16cが設けられ、中央のナット収容穴16bには、ゲル状の封止材7を樹脂ケース10内に注入するための注入孔14が形成されている。ナット収容穴16a〜16cは、外部端子2の貫通孔4を介し、上記ボルトと係合する係合穴である。
封止材7は、半導体チップ22間や配線間の絶縁性を確保し、支持基板20上の構造物を保護するための絶縁性に優れた樹脂部材からなる。例えば、封止材7には、シリコンゴムが用いられる。封止材7は、注入孔14を介して樹脂ケース10内に注入され、均一な厚さとなるように支持基板20上に充填される。
隔壁15a及び15bは、いずれも天板10b及び互いに対向する2つの側壁10aから突出するように、天板10b及び側壁10aと一体的に形成された垂直壁であり、平板形状からなる。隔壁15aは、右端の端子孔12aと中央の端子孔12bとの間に形成され、隔壁15bは、中央の端子孔12bと左端の端子孔12cとの間に形成されている。
天板10b及び互いに対向する2つの側壁10aから張り出した隔壁15a,15bを側壁10a及び天板10bと一体的に形成することにより、樹脂ケース10の機械的強度を十分に向上させることができる。
封止材7は、その上面が天板10bと隔壁15a,15bの下端との間に位置するように、樹脂ケース10内に充填されている。例えば、一定量の封止材7を注入することにより、均一な厚さの絶縁樹脂層を支持基板20上に形成することができる。支持基板20上に注入された封止材7の上面が隔壁15a,15bの下端に到達するように、封止材7を注入することにより、封止材7及び天板10bの間に形成される空間が、隔壁15a,15bにより端子孔12間において仕切られ、空隙8が生じている。
封止材7の上面が隔壁15a,15bの下端に到達するように封止材7を樹脂ケース10内に注入することにより、封止材7及び天板10b間の空間を隔壁15a,15bによって仕切り、外部端子2a〜2c間の絶縁性を向上させることができる。さらに、側壁10a、天板10b及び隔壁15a,15bからなる樹脂ケース10を一体的に形成することにより、側壁からなる樹脂ケースと天板とが別個に製作される従来の半導体装置に比べ、パワー半導体モジュール1の製造工程を簡素化することができる。
また、側壁10aと隔壁15a,15bとの間に間隙がなく、端子孔12や注入孔14を介して樹脂ケース10内に侵入した異物が隔壁15a,15bによって仕切られた空間の一方から他方へ移動するのを阻止することができ、外部端子2a〜2c間の絶縁性を向上させることができる。また、天板10bと封止材7の上面との間の空隙8により、封止材7の膨張によって樹脂ケース10や半導体チップ22が変形するのを防止することができる。
図4は、図2のパワー半導体モジュール1を樹脂ケース10及び支持基板20に分解して示した図である。外部端子2は、貫通孔4が形成された先端部を鉛直上方に向けた状態で、絶縁基板21に固定されている。外部端子3は、先端部を鉛直上方に向けた状態で、支持基板20の左端部に固定されている。外部端子3と絶縁基板21上の配線パターンとは、配線ケーブル5によって接続されている。
支持基板20は、樹脂ケース10の底部に取り付けられる。例えば、支持基板20は、接着剤を用いて樹脂ケース10の底部に固着され、樹脂ケース10の底面開口が封止される。支持基板20を樹脂ケース10に取り付けた後、注入孔14を介して封止材7が樹脂ケース10内に注入される。
所定の厚さに達するまで封止材7を注入し、樹脂ケース10内に充填した後、加熱により封止材7を硬化させてから、外部端子2の先端部を折り曲げることにより、このパワー半導体モジュール1が完成する。
<支持基板20>
図5は、図4の支持基板20の構成例を示した図であり、支持基板20を鉛直上方から見た場合が示されている。図6は、図5の支持基板20上に形成されたサイリスタ回路30の回路構成の一例を示した図である。支持基板20の上面には、5つの外部端子2a〜2c,3a,3bと、2つの絶縁基板21a,21bと、2つの半導体チップ22a,22bとが配設されている。
絶縁基板21aには、半導体チップ22aと、外部端子2aを接合するための電極パッドなどが形成されている。絶縁基板21bには、半導体チップ22bと、外部端子2b及び2cを接合するための電極パッド、配線ケーブル5の一端を接合するための電極パッド、配線パターン23などが形成されている。絶縁基板21a,21bは、支持基板20の長手方向、すなわち、左右方向に並べて配置されている。絶縁基板21a及び21b間には、間隙が形成されている。
外部端子2a〜2c,3a,3bは、いずれも厚さ方向を前後方向に向けた状態で、支持基板20上に立設されている。外部端子2a〜2cは、左右方向に配列され、外部端子3a,3bは、前後方向に配列されている。外部端子2a及び2bは、いずれも2つの絶縁基板21a,21bに跨って設けられた接続端子である。外部端子2aの根元部は、左右方向に延伸し、貫通孔4が形成された先端部は、当該根元部の右端部から上方向に延びている。また、上記根元部は、その右端部が絶縁基板21a上の電極パッドに接合され、左端部が絶縁基板21b上の半導体チップ22bに接合されている。
外部端子2bの根元部は、二股に分岐し、その一方が絶縁基板21a上の半導体チップ22aに接合され、他方が絶縁基板21b上の電極パッドに接合されている。外部端子2cの根元部は、絶縁基板21b上の電極パッドに接合されている。外部端子3a及び3bは、いずれも根元部が共通の樹脂部材によって固定され、配線ケーブル5がそれぞれ延伸している。配線ケーブル5の一端は、配線パターン23の一端に形成された電極パッドに接合されている。配線パターン23の他端は、半導体チップ22a又は外部端子2bに接続されている。
サイリスタ回路30は、アノード端子及びカソード端子を外部端子2a,2bにそれぞれ接続するとともに、ゲート端子を外部端子3aに接続したサイリスタ31と、アノード端子及びカソード端子を外部端子2c,2aにそれぞれ接続したダイオード32とからなる。外部端子3bは、サイリスタ31のカソード端子に接続されたグランド端子である。
サイリスタ31は、ゲート端子からカソード端子に流れるゲート電流に基づいて、アノード端子及びカソード端子間を導通させ、或いは、遮断する半導体素子である。半導体チップ22aは、サイリスタ31に相当し、半導体チップ22bは、ダイオード32に相当する。
隔壁15aは、外部端子2aの根元部の右端部と外部端子2bの根元部の右端部との間に形成される。このため、サイリスタ31が遮断状態である場合に、外部端子2a及び2b間の絶縁性を確保することができる。一方、隔壁15bは、外部端子2bの根元部の左端部と、外部端子2aの根元部の左端部及び外部端子2cの根元部との間に形成される。このため、サイリスタ31が遮断状態である場合に、外部端子2a及び2cと外部端子2bとの間の絶縁性を確保することができる。
<樹脂ケース10>
図7は、図4の樹脂ケース10の構成例を示した図であり、樹脂ケース10を鉛直下方から見た場合が示されている。図8は、図7の樹脂ケース10の構成例を示した断面図であり、B−B切断線により切断した場合の切断面が示されている。樹脂ケース10には、左右方向に長い素子収容部9が形成されている。
素子収容部9は、樹脂ケース10の底面開口10cを支持基板20によって塞ぐことにより形成され、側壁10aによって取り囲まれた内部空間であり、左右方向に長い形状からなる。この素子収容部9は、天板10b側が隔壁15a,15bによって3つの小空間9a〜9cに分割されている。支持基板20上の構造物は、素子収容部9内に収容される。
隔壁15aは、隣り合う端子孔12aと端子孔12bとの間において、小空間9a,9bを仕切る平板状の隔壁である。隔壁15bは、隣り合う端子孔12bと端子孔12cとの間において、小空間9b,9cを仕切る平板状の隔壁である。
隔壁15a,15bは、側壁10a及び天板10bに対し、間隙が生じることなく結合されている。例えば、隔壁15a,15bは、天板10bからの高さが、樹脂ケース10の底部開口10cから天板10bまでの深さの1/3倍以上2/3倍以下の範囲内となるように形成される。この例では、天板10bからの高さが樹脂ケース10の深さの1/2倍程度の隔壁15a,15bが形成されている。
端子孔12a〜12cは、左右方向に長い長孔からなる。端子孔12aは、天板10bの前端部に形成され、端子孔12b及び12cは、天板10bの後端部に形成されている。これらの端子孔12a〜12cには、外部端子2a〜2cの先端部がそれぞれ挿通される。端子孔13a及び13bは、左右方向に長い長孔からなり、天板10bの左端部に形成されている。この例では、前後方向に配列された4つの端子孔13が形成され、これらの端子孔のうち、端子孔13aは、前端の端子孔であり、端子孔13bは、前端から2つ目の端子孔である。端子孔13a及び13bには、外部端子3a,3bの先端部がそれぞれ挿通される。
ナット収容穴16a〜16cは、いずれも端子接続用のボルトを螺合させるナット6を収容するとともに、回転しないようにナット6を係止するナット穴であり、六角形状からなる。これらのナット収容穴16a〜16cは、天板10bの上面に形成され、素子収容部9の長手方向、すなわち、左右方向に配列されている。
これらのナット収容穴16a〜16cのうち、中央のナット収容穴16bには、貫通孔が同軸に形成され、注入孔14として用いられる。一方、両端のナット収容穴16a,16cは、非貫通である。
注入孔14は、その直径が端子孔12a〜12cの前後方向の幅(短手方向の長さ)よりも大きく、粘性が高い封止材7であっても注入し易くなっている。また、注入孔14の直径をナット収容穴16bよりも小さくすることにより、ナット6が素子収容部9内へ抜け落ちるのを防止している。
端子接続用のボルトは、端子孔12a〜12cから引き出され、天板10bと対向するように折り曲げられた外部端子2a〜2cの貫通孔4を介し、ナット収容穴16a〜16c内のナット6に螺合させる。その際、貫通させたナット収容穴16bを注入孔14として用いることにより、封止材7を素子収容部9内に注入した後、ボルトをナット収容穴16b内のナット6に螺合させれば、注入孔14が封止されるので、注入孔14をナット収容穴16a〜16cとは別個に設ける場合に比べ、注入孔14を別途封止する必要がなく、パワー半導体モジュール1の製造工程を簡素化することができる。
また、中央のナット収容穴16bを貫通させて注入孔14とし、両端のナット収容穴16a,16cを非貫通とすることにより、注入孔14を介して封止材7を素子収容部9内に注入する際に、素子収容部9の長手方向、すなわち、左右方向に関して片寄ることなく、封止材7を支持基板20上に均一な厚さで充填することができる。
樹脂ケース10の取付部11は、上下方向に貫通する貫通孔11aと、貫通孔11aと同軸に配置され、底板内に埋設された円筒状の金属スペーサ11bとからなる。貫通孔11aの直径を金属スペーサ11bの外径よりも小さくすることにより、金属スペーサ11bの抜け落ちを防止している。
<外部端子2aの分岐部201>
図9は、図2のパワー半導体モジュール1の構成例を示した図であり、樹脂ケース10及び支持基板20の位置関係が示されている。この図には、樹脂ケース10及び支持基板20の位置関係を明確にするために、樹脂ケース10の一部を破断して素子収容部9内の様子が示されている。
少なくとも一つの外部端子2は、その一端が端子孔12を介して素子収容部9から引き出され、他端には、2以上の半導体チップ22に接続する分岐部201が形成される。分岐部201は、2以上に分岐してそれぞれが半導体チップ22に接続する根元部であり、支持基板20上に注入された封止材7によって覆われる。この例では、外部端子2aに分岐部201が形成されている。
この分岐部201は、隔壁15aを跨ぐように、支持基板20に略平行に延びる渡し部からなる。この様な外部端子2aは、金属プレートを加工することにより形成される。封止材7は、その上面が上記渡し部の上端を超える高さまで充填され、隔壁15a,15bの下端は、封止材7の上面に到達している。つまり、外部端子2aの渡し部は、全体が封止材7中に完全に埋まっている。
また、図6に示したサイリスタ回路30の場合、サイリスタ31のアノード端子とダイオード32のカソード端子とが共に外部端子2aに接続され、入力又は出力が共通となる。このため、外部端子2aには、両端がサイリスタ31のアノード端子とダイオード32のカソード端子とにそれぞれ接続する上記渡し部が必要になる。この様な渡し部の上端を超える高さまで封止材7を充填させることにより、当該渡し部と他の外部端子2b,2cとの間の絶縁性を確保し、パワー半導体モジュール1の内部では、封止材7と隔壁15a,15bとにより、外部端子2a〜2c間の絶縁性を向上させることができる。
本実施の形態によれば、天板10b及び互いに対向する2つの側壁10aから張り出した隔壁15a,15bを側壁10a及び天板10bと一体的に形成することにより、樹脂ケース10の強度を向上させることができる。また、封止材7の上面が隔壁15a,15bの下端に到達するように封止材7を素子収容部9内に注入することにより、封止材7及び天板10b間の空間を隔壁15a,15bによって仕切り、外部端子2a〜2c間の絶縁性を向上させることができる。
さらに、側壁10a、天板10b及び隔壁15a,15bからなる樹脂ケース10を一体的に形成することにより、側壁からなる樹脂ケースと天板とが別個に製作される従来の半導体装置に比べ、パワー半導体モジュール1の製造工程を簡素化することができる。また、側壁10aと隔壁15a,15bとの間に間隙がなく、端子孔12a〜12cや注入孔14を介して素子収容部9内に侵入した異物が隔壁15a,15bによって仕切られた空間の一方から他方へ移動するを阻止することができる。
なお、本実施の形態では、外部端子2a〜2cを引き出す3つの端子孔12a〜12cが天板10bに形成され、これらの端子孔の間に隔壁15a,15bがそれぞれ形成される場合の例について説明したが、本発明は端子孔間を仕切る隔壁の構成をこれに限定するものではない。例えば、隣り合う端子孔からなる複数の端子孔対のうち、端子孔間に隔壁を設けない端子孔対があっても良い。
また、本実施の形態では、ナット6が樹脂ケース10の天板10bに埋設される場合の例について説明したが、本発明は、外部端子2の貫通孔4を介して端子接続用のボルトを天板10bに係合させる構成をこれに限定するものではない。例えば、天板10bにボルトと係合する係合穴を形成し、外部端子2の貫通孔4を介し、ボルトを係合穴に螺合させるような構成であっても良い。
また、本実施の形態では、3つの外部端子2a〜2cをそれぞれ挿通させる3つの端子孔12a〜12cが樹脂ケース10の天板10bに形成される場合の例について説明したが、本発明は端子孔の構成をこれに限定するものではない。例えば、2つの外部端子をそれぞれ挿通させる2つの端子孔が天板に形成され、或いは、4以上の外部端子をそれぞれ挿通させる4以上の端子孔が天板に形成された樹脂ケースにも本発明は適用することができる。
1 パワー半導体モジュール
10 樹脂ケース
10a 側壁
10b 天板
10c 底面開口
12,12a〜12c,13,13a,13b 端子孔
14 注入孔
15a,15b 隔壁
16a〜16c ナット収容穴
20 支持基板
21,21a,21b 絶縁基板
22,22a,22b 半導体チップ
2,2a〜2c,3,3a,3b 外部端子
4 貫通孔
6 端子接続用のナット
7 封止材
8 空隙
9 素子収容部

Claims (4)

  1. 上面に半導体素子が配設された支持基板と、
    底面開口を上記支持基板で塞ぐことにより形成される素子収容部内に上記半導体素子を収容する樹脂ケースとを備え、
    上記樹脂ケースは、上記素子収容部を取り囲む側壁と、上記半導体素子に接続された2以上の外部端子を引き出すための2以上の端子孔が形成された天板と、上記天板及び互いに対向する2つの上記側壁から張り出した隔壁とを一体的に形成することにより構成され、
    上記天板には、ゲル状の封止材を上記素子収容部内に注入するための注入孔が形成され、
    上記支持基板上に注入された上記封止材の上面が上記隔壁の下端に到達するように、上記封止材を注入することにより、上記封止材及び上記天板間に形成される空間が、上記隔壁により上記端子孔間において仕切られることを特徴とする半導体装置。
  2. 上記外部端子には、端子接続用のボルトを挿通させる貫通孔が形成され、
    上記天板の上面には、上記端子孔から引き出され、上記天板と対向するように折り曲げられた上記外部端子の上記貫通孔を介し、上記ボルトと係合する2以上の係合穴が形成され、
    上記注入孔は、貫通させた上記係合穴からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 上記素子収容部は、一方向に長い形状からなり、
    上記天板には、3つの上記係合穴が形成され、
    上記素子収容部の長手方向に配列された上記係合穴のうち、中央の係合穴が貫通する一方、両端の係合穴が非貫通であることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 少なくとも一つの上記外部端子は、金属プレートを加工して形成され、その一端が上記端子孔を介して上記素子収容部から引き出され、他端には、2以上の上記半導体素子に接続する分岐部が形成され、
    上記分岐部は、上記支持基板上に注入された上記封止材によって覆われていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体装置。
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