JP2015040899A - 打楽器パッド及び打楽器パッドの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】打楽器パッド1は、表面に打面を有するパッド層2、このパッド層2を裏面側から保持する保持層3、及び打面への打撃を感知するセンサー4を備え、センサー4が、パッド層2内に配設されている。パッド層2が保持層3表面に積層されているとよい。センサー4がパッド層2の凹部に格納され、パッド層2が、前記凹部に格納された前記センサー4と共に、前記保持層3表面に接合されるとよい。また、打楽器パッド1の製造方法は、パッド層2、保持層3及びセンサー4を備える打楽器パッド1の製造方法であって、保持層3の一方の面側にセンサー4を配設した状態で、この保持層3の一方の面側からパッド層2形成材料を供給する工程を有する。
【選択図】図1
Description
表面に打面を有するパッド層、このパッド層を裏面側から保持する保持層、及び前記打面への打撃を感知するセンサーを備える打楽器パッドであって、
前記センサーが、前記パッド層内に配設されていることを特徴とする。
表面に打面を有するパッド層、このパッド層を裏面側から保持する保持層、及び前記打面への打撃を感知するセンサーを備える打楽器パッドの製造方法であって、
前記保持層の一方の面側に前記センサーを配設した状態で、この保持層の一方の面側からパッド層形成材料を供給する工程
を有することを特徴とする。
図1のドラムパッド1は、表面に打面2aを有するパッド層2、このパッド層2を裏面側から保持する保持層3、及び前記打面2aへの打撃を感知するセンサー4を備えている。このドラムパッド1は、例えば電子ドラムの10〜14インチのスネアやタムに用いられるものが想定され、具体的には直径が200〜300mmで、厚みが10〜30mmのものが挙げられる。また、当該ドラムパッド1は、前記パッド層2の周囲を囲む略円筒形のシェル(ドラム胴(図示省略))を備えてもよく、このシェルが表面側端部にリムを有してもよい。なお、ドラムパッド1のサイズや用途等は前記のものに限定されるものではない。
次に、当該ドラムパッド1の製造方法について説明する。
保持層3の一方の面側に前記センサー4を配設する工程、
前記センサー4が配設された保持層3の一方の面側からパッド層形成材料(発泡ポリウレタン組成物)を供給する工程、及び
前記パッド層2形成材料を発泡及び硬化する工程
を有する。
当該ドラムパッド1は、センサー4がパッド層2内に配設されているので、パッド層2の打面2aが打撃された際に、その打撃をセンサー4によって精度よく検出することができる。具体的には、打面への打撃は、パッド層の平均の厚さよりも薄いパッド層2を介してセンサー4に伝達され、打撃をセンサー4によってより精度よく検出することができる。つまり、前述した従来のドラムパッドにあっては、センサーが検出する振動が接着剤層を介した保持層の振動であったが、当該ドラムパッド1にあっては、パッド層2の振動をパッド層2内のセンサー4によって直接検出することができ、このため打撃の種類や程度、さらには打撃位置を検出することも可能となり、打撃を精度よく検出することができる。また、金属からなる保持層3は、発泡ポリウレタンからなるパッド層2との密着強度が強いため、センサー4を保持層3の表面にセンサーを配設しても、保持層3とパッド層2は強固に固定される。
本実施形態は前記構成からなり、前述の利点を奏するものであったが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内において適宜設計変更可能である。
2、12、42、52 パッド層
2a、12a 打面
3、13、43、53 保持層
4、14、24、34、44、54 センサー
5 成形型
Claims (6)
- 表面に打面を有するパッド層、このパッド層を裏面側から保持する保持層、及び前記打面への打撃を感知するセンサーを備える打楽器パッドであって、
前記センサーが、前記パッド層内に配設されていることを特徴とする打楽器パッド。 - 前記パッド層が、前記保持層表面に直接積層されている請求項1に記載の打楽器パッド。
- 前記センサーが前記パッド層の凹部に格納され、
前記パッド層が、前記凹部に格納された前記センサーと共に、前記保持層表面に接合される請求項2に記載の打楽器パッド。 - 前記パッド層が発泡ポリウレタンから構成される請求項2又は請求項3に記載の打楽器パッド。
- 前記センサーと前記打面との間には、前記パッド層の平均の厚さよりも薄いパッド層を備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の打楽器パッド。
- 表面に打面を有するパッド層、このパッド層を裏面側から保持する保持層、及び前記打面への打撃を感知するセンサーを備える打楽器パッドの製造方法であって、
前記保持層の一方の面側に前記センサーを配設した状態で、この保持層の一方の面側からパッド層形成材料を供給する工程
を有することを特徴とする打楽器パッドの製造方法。
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JP2013170458A JP2015040899A (ja) | 2013-08-20 | 2013-08-20 | 打楽器パッド及び打楽器パッドの製造方法 |
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ID=52695115
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61251900A (ja) * | 1985-05-01 | 1986-11-08 | ヤマハ株式会社 | 電子ドラム |
JP2009037041A (ja) * | 2007-08-02 | 2009-02-19 | Yamaha Corp | 電子打楽器用の打撃検出装置 |
JP2009222757A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Yamaha Corp | 電子打楽器 |
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2013
- 2013-08-20 JP JP2013170458A patent/JP2015040899A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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