JP2015039560A - 鏡付き照明 - Google Patents

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英治 栗本
和也 生田
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和也 生田
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Shota Inoue
翔太 井上
花野 雅昭
Masaaki Hanano
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Abstract

【目的】 本発明によれば、鏡の品位を損なうことなく、観察者にとって最適な照明効果とミラー効果を実現する鏡付き照明を提供することにある。【解決手段】鏡体から照明光を出射する鏡付き照明であって、鏡体は、鏡面として観察者側に配置されたハーフミラーと、ハーフミラーの背面に配置された導光板からなり、導光板の少なくとも一つの側端面に光源が配置され、導光板のハーフミラーと対向していない背面には、光源から出射される光を照明光として取り出す複数の光取り出し構造が設けられていることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、鏡体から照明光を出射する鏡付き照明に関する。
観察者が化粧などを行う際に使用される鏡には、鏡に映る観察者を最適に照らす照明が求められる。しかし、鏡と照明とを別体にすると、照明の角度によって鏡に映し出される観察者に影が生じるので好ましくない。そこで、鏡と照明と一体化した鏡付き照明が開発されている。
鏡付き照明の一例として、特許文献1には、鏡の一部をハーフミラーとし、ハーフミラーの裏側に照明器具を取り付けることにより、鏡の一部を鏡兼用の照明具とすることを特徴とする姿見鏡が開示されている。図7は特許文献1記載の姿見鏡の正面図、図8は特許文献1記載の姿見鏡の断面図である。特許文献1記載の姿見鏡100は、図7に示すように、鏡101上部をハーフミラー化して裏面に熱陰極管を鏡から離れた上部に片側1灯使用する導光板方式の面発光光源102を取り付けたものである。面発光光源102は、図8に示すように、ランプ103、導光板104、拡散板を兼ねたハーフミラー105、裏板106によって構成されている。
上記の構成のように、片側に光源を設けた導光板方式の面発光光源102は、ランプ103の光が導光板104のランプ103側断面から入射し、導光板104を経由したあるいは導光板底面に設けられた印刷ドットパターン(図示せず)により反射された光がハーフミラー105を通り表面に放射される。
このようにして特許文献1記載の姿見鏡は、鏡101の一部にハーフミラー化された面発光光源102を設けることで、一見は全体が鏡でありながら、ハーフミラー化されたエリアに取り付けた面発光光源102を点灯することで照明器具としても機能させることができる。
特開平11−46945号公報
しかしながら、特許文献1記載の姿見鏡では、鏡101とハーフミラー化された面発光光源102の表面で光反射率が異なるため、光源であるランプ103を消灯して全体を鏡として使用する時に、鏡101とハーフミラー化された面発光光源102との境界が目立ち、鏡としての品位を損ねてしまうという課題があった。
例えば特許文献1記載の姿見鏡において、照明となる面発光光源102はハーフミラー面となり、それ以外の部分は通常のミラー面となる。ここで、ハーフミラー面の反射率は通常のミラーの反射いると異なり、一般的には低くなることを鑑みると、特許文献1の構成において、非点灯時にミラー面とハーフミラー面は物理的な境界と合わせて光学的な特性の境界も現れることになる。具体的には、通常のミラー面が反射率80%程度に対して、ハーフミラー面は反射率50%程度になるため鏡像の明るさはミラー面とハーフミラー面の境界で80%と50%の差が明確に表れることになる。特にハーフミラー面を鏡全面の中において端部以外、例えば中央近傍、に配置した場合は照明の非点灯時においてその境界で大きな反射率の差が生じ、極めて違和感のある鏡となり、鏡としての品位を大きく損なう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、鏡の品位を損なうことなく、観察者にとって最適な照明効果とミラー効果を実現する鏡付き照明を提供することにある。
本発明に係る鏡付き照明は、鏡体から照明光を出射する鏡付き照明であって、鏡体は、鏡面として観察者側に配置されたハーフミラーと、ハーフミラーの背面に配置された導光板からなり、導光板の少なくとも一つの側端面に光源が配置され、導光板のハーフミラーと対向していない背面には、光源から出射される光を照明光として取り出す光取り出し構造が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の鏡付き照明において、導光板は複数の導光板が積層されたものであり、複数の導光板で異なる位置に光取り出し構造が設けられていてもよい。
また、本発明の鏡付き照明において、複数の光取り出し構造は、導光板の背面に対し、それぞれに傾斜面の角度が異なっていてもよい。
また、本発明の鏡付き照明は、導光板の異なる側端面に、発光色の異なる光源が備えられていてもよい。
さらに、本発明の鏡付き照明は、光源を制御する人体検知センサを備えることを特徴としてもよい。
本発明によれば、鏡の品位を損なうことなく、観察者にとって最適な照明効果とミラー効果を実現する鏡付き照明を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る鏡付き照明の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る鏡付き照明の概略断面図及び正面図である。 本発明の実施形態2に係る鏡付き照明の概略断面図及び正面図である。 本発明の実施形態3に係る鏡付き照明の概略断面図及び正面図である。 本発明の実施形態4に係る鏡付き照明の概略断面図及び正面図である。 本発明の実施形態5に係る鏡付き照明の概略断面図及び正面図である。 特許文献1記載の姿見鏡の正面図である。 特許文献1記載の姿見鏡の断面図である。
本発明に係る鏡付き照明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本発明の鏡付き照明は、洗面台に備え付けられた洗面台用鏡、手鏡、化粧用コンパクト、あるいは店舗などに設置される姿見鏡などに適用される。なお、以下の実施形態は本発明が具現化された一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、実施形態が適宜変更され得ることは勿論である。また、本発明の図面において、同一部分または相当部分は、同一の参照符号で表すものとする。
〔実施形態1〕
本発明に係る実施形態1の鏡付き照明1aの構成について図面に基づいて説明する。図1は実施形態1に係る鏡付き照明1aの概略構成を示す斜視図である。また、図2(A)は実施形態1に係る鏡付き照明1aの概略断面図であり、図2(B)は実施形態1に係る鏡付き照明1aを観察者側から見た正面図である。なお、ここでは、説明の簡略化のためにハーフミラー3、導光板4及び光源6の支持にかかわる機構の図示を省略している。
実施形態1に係る鏡付き照明1aは、図1及び図2に示すように、鏡フレーム2に嵌めこまれたハーフミラー3と導光板4からなる鏡体5と、導光板4の下端面に配置された光源6とからその主要部が構成されている。
鏡体5は、ハーフミラー3と導光板4を積層し構成される。
ハーフミラー3は、図1及び図2に示すように、鏡フレーム2に嵌めこまれ、観察者側に鏡体5の鏡面として配置される。ハーフミラー3には、透明な合成樹脂、ガラス等の片面に金属蒸着もしくは蒸着フィルムを貼り付けされることにより形成されたものを使用する。
また、ハーフミラー3の光透過率は、本発明の効果を損なわない範囲から適宜選択されればよく、鏡としてのミラー効果を強調するために、50%未満であることが特に好ましい。
導光板4は、ハーフミラー3の背面に配置される。導光板4は、透光性部材であれば材質形状を問わず、透明樹脂や透明ガラスを用いることができる。透明樹脂は、例えば、メタクリル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリエステル系樹脂、塩化ビニル系樹脂などの部材が好ましい。
導光板4には、ハーフミラー3と対向していない背面の上部及び下部の複数箇所に微細な光取り出し構造7が備えられている。ここで、光取り出し構造7は、図2(A)に示すような凹ドットに限られず、凸ドットであってもよい。また、光取り出し構造7の断面形状は、図2(A)に示すような概略三角形状に限られず、概略四角形状、概略半円形状などであってもよい。
また、光取り出し構造7の大きさは、一つ一つ大きさが異なっていてもよく、ハーフミラー3越しに、光取り出し構造7が観察者に視認されない範囲から適宜選択されればよく、光取り出し構造7の開口をφ0.2mm以下にすることが特に好ましい。
さらに、光取り出し構造7の密度及び分布形状も、等間隔に限られず、グラデーション分布を形成するなど、本発明の効果を損なわない程度に適宜調整してよい。
光源6は、図示しない光源6の支持部材によって、光源6から出射される光が導光板4の下端面から導光板4の内部に進入できるよう、導光板4の下端面に配置されている。光源6には、LED(Light−Emitting Diode)モジュールや冷陰極管、熱陰極管、電球などを用いることができる。また、光源6から出射される光の波長は、その用途に応じて適宜選択できる。また、光源6の発光色は電球色、昼白色といった白色に制限されず、必要に応じて、緑や赤などの単色を用いてもよい。
次に、実施形態1に係る鏡付き照明1aの作用について説明する。
不図示の電源から光源6に電力を供給し、光源6を発光させると、光源6から出射された光L1は、導光板4の下端面から導光板4内部に進入し、導光板4のハーフミラー3側の面と鏡フレーム2側の面でそれぞれ全反射を繰り返しながら、導光板4内部を進行する。ここで、導光板4の上端面まで到達した光L1は、導光板4の上端面で反射されて、導光板4内部を再び進行する。ここで、導光板4の上端面には、光の反射を促進する工夫が施されていてもよい。光の反射を促進する工夫としては、例えば、反射シートの貼付や塗装が挙げられる。また、必ずしも光の反射を促進する工夫を施す必要はなく、用途によっては、吸収シートの貼付など光の反射を抑制する工夫を施してもよい。
導光板4の内部に進行した光L1のうち、光取り出し構造7より反射された光は、導光板4から観察者側に出射される。導光板4から出射された光L2は、ハーフミラー3を透過し、鏡体5から照明光として出射され、図示しない観察者を照明する。したがって、導光板4から出射された光L2は、図2(B)が示すように、ハーフミラー3表面の上部と下部に発光エリア8を形成する。また、観察者を照明した光の反射光L3は、ハーフミラー3で反射されて鏡像を形成し、観察者に明瞭に視認されることになる。
実施形態1に係る鏡付き照明1aは、観察者を照明する照明光をハーフミラー3の裏側からハーフミラー3を透過させ出射するため、観察者が鏡付き照明1aに近づいても影が生じることなく、かつ、観察者の鏡像を妨げることなく、観察者を照明することができる照明効果を有する。
ここで、従来からある印刷ドットパターンにより反射された光が散乱光であるのに対し、光取り出し構造7により反射された光L2は、光取り出し構造7の断面形状に応じた指向性を有する。そのため、実施形態1に係る鏡付き照明1aは、鏡面を全面ハーフミラー3で形成しても、発光エリア8をハーフミラー3表面上の一部に限定することができ、照明効果と観察者の鏡像を映すミラー効果を両立することができる。したがって、実施形態1に係る鏡付き照明1aは、観測者が鏡面として認識する範囲全面同じ光反射率を有するハーフミラー3で構成することができるので、特許文献1記載の姿見鏡のように光反射率の異なる鏡とハーフミラーの境界がなく、光源6の消灯時においても、鏡としての品位を損ねることはない。
なお、光取り出し構造7により反射された光L2の指向性は、光取り出し構造7の断面形状により調整でき、例えば、光取り出し構造7の断面形状が直線にて構成されているときは指向性が強くなり、曲線が多くなるに従い指向性が弱くなる。また、断面形状の光取り出し構造7の形成された面に対する傾斜角を変化させることによって、出射光の指向性の方向を変えることも可能である。よって、光取り出し構造7により反射された光L2は、光取り出し構造7の断面形状を変化させることで、特定範囲における光量を大きくするよう調節できる。そのため、実施形態1の鏡付き照明1aには、例えば、光透過率50%未満のハーフミラーも使用することができ、光透過率の低いハーフミラーを用いることで、鏡としてのミラー効果を強調することも可能である。
また、実施形態1に係る鏡付き照明1aは、それぞれに異なる断面形状あるいは大きさを有する光取り出し構造7を設けることで、複数方向に指向性を有する照明光を出射させ、様々な照明効果も演出することもできる。
さらに、使用する光源6の光量が小さく、ハーフミラー3に光透過率の高いハーフミラーを使用する場合には、導光板4の背面に光反射率の小さい板やシートを配置することで、ミラー効果を補強してもよい。例えば、導光板4の背面に黒色の板やシートを設けることで、コントラストを高める効果があり、ミラー効果を補強することができる。
なお、実施形態1に係る鏡付き照明1aにおいて、図2(B)に示すように、ハーフミラー3及び導光板4の形状を概略長方形の平板としているが、ハーフミラー3及び導光板4の形状は長方形である必要はなく、多角形や円形、その他の形状でもよく、形状に制限はない。また、導光板4は平板でなくともよく、湾曲していてもよい。
〔実施形態2〕
次に、実施形態2に係る鏡付き照明1bについて説明する。
図3(A)は実施形態2の鏡付き照明1bの概略断面図であり、図3(B)は実施形態2の鏡付き照明1bを観察者側から見た正面図である。
実施形態2の鏡付き照明1bは、図3(A)に示すように、実施形態1の鏡付き照明1aと同様に、鏡フレーム2に嵌めこまれたハーフミラー3と導光板4からなる鏡体5と、導光板4の下端面に配置された光源6とからその主要部が構成されている。
実施形態2の鏡付き照明1bは、図3(A)に示すように、実施形態1の鏡付き照明1aと異なり、光取り出し構造7の断面形状を概略二等辺三角形形状ではなく、導光板4背面に対し、傾斜面の角度が異なる概略直角三角形状としている。図3には、光取り出し構造7の断面形状を概略直角三角形状として図示しているが、この形状に限定されるものではない。また、実施形態2の鏡付き照明1bにおいて、導光板4にハーフミラー3と対向していない背面の複数箇所に備えられた光取り出し構造7a、7bの断面形状が、実施形態1の鏡付き照明1aと異なり、上部と下部で異なる断面形状を有している。下部に設けられた光取り出し構造7aの断面形状は、斜面が下になる概略直角三角形状になっており、一方で、上部に設けられた光取り出し構造7bの断面形状は、斜面が上になる概略直角三角形状になっている。
実施形態2の鏡付き照明1bの作用について説明する。
実施形態2の鏡付き照明1bにおいて、導光板4内部を進行する光のうち光取り出し構造7a、7bの斜面に反射された光L4のみが導光板4から出射し、ハーフミラー3を透過し、ハーフミラー3の上に発光エリア8a、8bを形成し、照明光として図示しない観察者を照明する。ここで、光取り出し構造7a、7bの斜面以外、例えば、導光板4の背面と垂直な面で反射された光L5は、導光板4から出射されることなく、導光板4内部を再び進行する。つまり、実施形態2の鏡付き照明1bでは、発光エリア8aにおいては下から上に向かう光のみが照明光として出射され、発光エリア8bにおいては上から下に向かう光のみが照明光として出射される。
したがって、実施形態2の鏡付き照明1bは、上記構成をもって、観察者が自身の鏡像をハーフミラー3上の中心に映して利用する際に、適した照明効果を観察者に与えることができる。
〔実施形態3〕
次に、実施形態3に係る鏡付き照明1cについて説明する。図4(A)は実施形態3の鏡付き照明1cの概略断面図であり、図4(B)は実施形態3の鏡付き照明1cを観察者側から見た正面図である。
実施形態3に係る鏡付き照明1cは、実施形態1に係る鏡付き照明1aと異なり、鏡体5がハーフミラー3とその背面に積層された2枚の導光板4a、4bからなり、導光板4a、4bそれぞれの下端面に光源6a、6bを配置した構成になっており、その他の構成を実施形態1と同様にして、その主要部が構成されている。
導光板4aは、ハーフミラー3と対向していない背面の下部にのみ複数の微細な光取り出し構造7を有し、導光板は4b、ハーフミラー3と対向していない背面の上部にのみ複数の微細な光取り出し構造7を有している。
実施形態3に係る鏡付き照明の作用について説明する。
実施形態3の鏡付き照明1cでは、光源6aのみを点灯させた場合には、導光板4aの下部に設けた光取り出し構造7により反射された光のみが導光板4aから出射し、導光板4bとハーフミラー3を透過し、発光エリア8aを形成し、図示しない観察者を照明する。一方で、光源6bのみを点灯させた場合には、導光板4bの上部に設けた光取り出し構造7により反射された光のみが導光板4bから出射し、ハーフミラー3を透過し、発光エリア8bを形成し、図示しない観察者を照明する。ここで、光源6a、6bの両方を点灯させた場合には、導光板4の上部に設けた光取り出し構造から反射された光と導光板の下部に設けた光取り出し構造により反射された光の両方で観察者を照明する。
これにより、観察者は、下側からだけの照明、上側からだけの照明、上下両側からの照明、または消灯の照明環境を必要に応じて適宜選択することができる。
なお、実施形態3の鏡付き照明1cは、図4(A)中では、導光板4a、4bのそれぞれの光取り出し構造7の位置を重ならないようにしているが、それぞれの光取り出し構造7の位置を重ね、図4(B)において発光エリア8a、8bを重ねてもよい。
また、実施形態3の鏡付き照明1cにおいて、積層する導光板の枚数は、特に制限がない。少なくとも一つの側端部に光源を配した導光板を複数積層されたものが、ハーフミラー3の背面に配置されればよい。また、積層された複数の導光板4a、4bにおいて、ハーフミラー3と対向していない背面の異なる位置に、光取り出し構造7を設けられることにより、観察者の背丈に合わせて、発光エリア8の位置を適宜選択変更することができる。
さらに、ここで複数個用いられる光源6の発光色は必ずしも同色である必要はなく、必要に応じて波長及び発光色の異なる光源を用いてもよい。例えば、導光板4a、4bにおいて、それぞれの光取り出し構造7の位置を同じ高さにし、光源4aには昼白色LEDを用い、光源4bには電球色LEDを用いることで、発光色の切り替えが可能な照明を提供することが可能である。
〔実施形態4〕
次に、実施形態4に係る鏡付き照明1dについて説明する。図5(A)は実施形態4の鏡付き照明1dの概略断面図であり、図5(B)は実施形態4の鏡付き照明1dを観察者側から見た正面図である。
実施例4に係る鏡付き照明1dは、図5(A)が示すように、実施形態1の鏡付き照明1aと異なり、導光板4の下端面と上端面に光源6a、6bを配置しており、その他の構成は実施形態1と同様にしてその主要部が構成される。
光源6aと光源6bは、それぞれ異なる発光色を有し、例えば、光源6aの発光色は電球色とし、光源6bの発光色は昼白色とする。また、光源6a、6bは電球色、昼白色といった白色に制限されるわけではなく、緑や赤といった単色を用いてもよい。
実施形態4に係る鏡付き照明1dの作用について説明する。
光源6aを点灯させ、光源6bを消灯させた場合には、光源6aから出射された光のみで電球色の発光エリア8を形成し、観察者を照射し、一方で光源6aを消灯させ、光源6bを点灯させた場合には、光源6bから出射された光のみで昼白色の発光エリア8を形成し、観察者を照射する。
したがって、実施形態4に係る鏡付き照明1dは、点灯させる光源を適宜選択することで、1枚の導光板であっても、観察者を照明する光の色を周囲の照明や外光に応じて選択することができる。
〔実施形態5〕
次に、実施形態5に係る鏡付き照明1eについて説明する。図6(A)は実施形態5に係る鏡付き照明1eの概略断面図であり、図6(B)は実施形態5の鏡付き照明1eを観察者側から見た正面図である。
実施形態5に係る鏡付き照明1eは、図6(A)及び図6(B)が示すように、実施形態1の鏡付き照明1aにおいて、鏡フレーム2の上部中央に人体検知センサ9を設けた構成となっている。
鏡フレーム2の上部中央に設けられた人体検知センサ9は、例えば、焦電型赤外線素子を備えて人体から放射される赤外線を検知する赤外線検知センサや、超音波振動子を備えて人体に反射する超音波により人体を検知する超音波センサなどを用いることができる。
実施形態5に係る鏡付き照明1eの作用について説明する。
実施形態5に係る鏡付き照明1eは、鏡フレーム2の上部中央に設けられた人体検知センサ9と、光源6を連動させることで、例えば、人体検知センサ9により実施形態5に係る鏡付き照明1eから所定の距離に観察者が接近したことを検知すると光源6が点灯し、反対に実施形態5に係る鏡付き照明1eから所定の距離に観察者が離れたことを検知すると光源6が消灯するように設定される。
上記の構成によって、実施形態5に係る鏡付き照明1eは、観察者の接近することにより照明を点灯させ鏡付き照明として機能し、観察者が離れることにより照明を消灯し単なる鏡として機能するよう、本発明の意外性を効果的に演出することができる。また、実施形態5に係る鏡付き照明1eは、上記構成によって、照明として使用していない時は、無駄な電気を使用させないといった省エネルギー性も備えることができる。
また、人体検知センサにより観察者の背丈を認識することで、観察者に合わせた高さの照明を点灯させることが可能な照明の提供が可能である。
1a 実施形態1の鏡付き照明
1b 実施形態2の鏡付き照明
1c 実施形態3の鏡付き照明
1d 実施形態4の鏡付き照明
1e 実施形態5の鏡付き照明
2 鏡フレーム
3 ハーフミラー
4、4a、4b 導光板
5 鏡体
6、6a、6b 光源
7、7a、7b 光取り出し構造
8、8a、8b 発光エリア
100 姿見鏡
101 鏡
102 面発光光源
103 ランプ
104 導光板
105 ハーフミラー
106 裏板

Claims (5)

  1. 鏡体から照明光を出射する鏡付き照明であって、
    前記鏡体は、鏡面として観察者側に配置されたハーフミラーと、前記ハーフミラーの背面に配置された導光板からなり、
    前記導光板の少なくとも一つの側端面に光源が配置され、
    前記導光板の前記ハーフミラーと対向していない背面には、前記光源から出射される光を照明光として取り出す複数の光取り出し構造が設けられていることを特徴とする鏡付き照明。
  2. 前記導光板は、複数の導光板が積層されたものであり、
    前記複数の導光板で異なる位置に前記光取り出し構造が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鏡付き照明。
  3. 前記複数の光取り出し構造は、前記導光板の背面に対し、それぞれに傾斜面の角度が異なることを特徴とする請求項1または請求項2記載の鏡付き照明。
  4. 前記導光板の異なる側端面に、発光色の異なる光源が備えられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の鏡付き照明。
  5. 前記光源を制御する人体検知センサを備えることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の鏡付き照明。
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