JP2018067107A - 表示器 - Google Patents

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泰代 小島
Yasuyo Kojima
泰代 小島
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Abstract

【課題】レンズの全反射を利用して、限られたスペースでも効率良く配光制御を行い、表示領域の均斉度を高めて視認性を向上させることができ、光の取り出し効率も高めることができる表示器を提供する。【解決手段】レンズ体110は、各LED121を対向させる光入射部111と、該光入射部111から前方へ向かう光の進路を全反射により下方へ変換する第1反射面部112と、該第1反射面部112から下方へ向かう光の進路を全反射により再び前方へ変換する第2反射面部113と、該第2反射面部113により全反射した光が外部へ出射する光出射部114とを備える。光出射部114は、表示パネル101のうち表示領域101aに背面側から重なる出射面114aとして形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、光源からの光が入射するレンズ体と、該レンズ体を通して出射された光を受けて発光する表示パネルと、を有する表示器に関する。
従来より、この種の表示器は様々な分野で活用されており、例えば、歩行者用信号灯器に付設される押ボタン箱に用いられている。本件出願人は、特許文献1,2に開示されたように、表示器を備えた押ボタン箱を既に提案している。かかる押ボタン箱における表示器は、例えば、図15および図16に示す他の押ボタン箱1の表示器4と同様に、LEDからの光を受けて発光し各種情報を表示する表示パネル5と、該表示パネル5を背面側から保持すると共にLED基板6を取り付ける本体4aと、を有するものであった。
図15に示すように、押ボタン箱1における筐体2の前面ケース3には、表示パネル5を裏側から合わせる開口部3aが設けられている。表示器4は、表示パネル5の正面が前記開口部3aに合わさる状態で、本体4aと表示パネル5の両側端がそれぞれ前面ケース3にネジ止めされていた。なお、表示パネル5の正面の周囲と前面ケース3の内壁との間には、防水用のパッキン7が介装されていた。
図16に示すように、表示器4の本体4aには、表示パネル5の背面に合わさる正面壁部より背面側に窪むように反射鏡4bが設けられている。LED基板6は、反射鏡4bの上端側で、表示パネル5の背面に対し直角となる状態に取り付けられていた。このような表示器4では、LEDからの光を反射鏡4bで反射拡散させて表示パネル5に出射するように構成されていた。なお、表示パネル5の背面には、文字部分にだけ光が透過して光るように印刷されたシート5aが重ねられている。
意匠登録第1514909号公報 意匠登録第1518469号公報
しかしながら、従来の表示器4では、LEDからの光を反射鏡4bにより表示パネル5側へと拡散反射させていたが、限られたスペースでの反射鏡4bによる配光制御は難しかった。よって、LEDから遠い下方まで十分に光を配光できず、表示パネル5の下部の輝度が低くなり、文字部分の均斉度も低下して見づらい虞があった。また、反射鏡4bによる反射では、光の取り出し効率が低いという問題もあった。
本発明は、以上のような従来の技術の有する問題点に着目してなされたものであり、レンズの全反射を利用して、限られたスペースでも効率良く配光制御を行い、表示領域の均斉度を高めて視認性を向上させることができ、光の取り出し効率も高めることができる表示器を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項の発明に存する。
[1]光源(120)からの光が入射するレンズ体(110)と、該レンズ体(110)を通して出射された光を受けて発光する表示パネル(101)と、を有する表示器(100)において、
前記光源(120)は、複数の発光素子(121)を配列してなり、
前記レンズ体(110)は、各発光素子(121)を対向させる光入射部(111)と、該光入射部(111)から入射した光の進路を全反射により各発光素子(121)の光軸からずれた方向へ変換する反射面部(112,113)と、該反射面部(112,113)により全反射した光が外部へ出射する光出射部(114)とを備え、
前記光出射部(114)は、前記表示パネル(101)のうち表示領域(101a)に背面側から重なる出射面(114a)として形成されたことを特徴とする表示器(100)。
[2]前記光入射部(111)は、前記レンズ体(110)の上端部の背面側に沿って一列に配列した各発光素子(121)から前方へ照射された光を受け入れ、
前記反射面部(112,113)は、前記光入射部(111)から前方へ向かう光の進路を全反射により下方へ変換する第1反射面部(112)と、該第1反射面部(112)から下方へ向かう光の進路を全反射により再び前方へ変換する第2反射面部(113)とを備え、
前記光出射部(114)は、前記第2反射面部(113)から前方へ向かう光が到達すると外部へ出射することを特徴とする前記[1]に記載の表示器(100)。
[3]前記第1反射面部(112)は、前記光入射部(111)からの光を全反射により略平行光線とし、
前記第2反射面部(113)は、前記第1反射面部(112)からの光を全反射により前記出射面(114a)に向けて拡散することを特徴とする前記[2]に記載の表示器(100)。
[4]前記出射面(114a)は、シボ加工が施されたことを特徴とする前記[1],[2]または[3]に記載の表示器(100)。
[5]前記表示パネル(101)を背面側から保持すると共に前記レンズ体(110)を取り付ける本体(130)を備え、
前記本体(130)は、前記表示パネル(101)の背面に合わさる正面壁部(131)を備え、該正面壁部(131)には、前記表示パネル(101)の表示領域(101a)を背面側から縁取る窓部(131a)が設けられ、
前記レンズ体(110)は、前記出射面(114a)が前記窓部(131a)に合わさる状態で、前記正面壁部(131)の背面側に取り付けられたことを特徴とする前記[1],[2],[3]または[4]に記載の表示器(100)。
[6]前記表示器(100)は、歩行者用信号灯器に付帯する押ボタン箱(10)に備えられ、
前記本体(130)は、保持した前記表示パネル(101)が、前記押ボタン箱(10)の前面部(30)に開設された開口部(31)に内側から合致した状態で前面部(30)の裏側に固定され、
前記表示パネル(101)の発光時に表示される各種情報は、前記歩行者用信号灯器の作動ないし前記押ボタン箱(10)の操作に関する文字であることを特徴とする前記[5]に記載の表示器(100)。
次に、前述した解決手段に基づく作用を説明する。
前記[1]に記載の表示器(100)によれば、光源(120)は複数の発光素子(121)を配列してなり、各発光素子(121)から照射された光は、それぞれ対向するレンズ体(110)の光入射部(111)から内部に進入する。光入射部(111)から入射した光は、同じくレンズ体(110)の反射面部(112,113)により全反射することで、光の進路は発光素子(121)の光軸からずれた方向へ変換される。
光の反射率は、一般に拡散反射よりも蒸着による鏡面の方が高く、また鏡面よりも全反射の方が高い。よって、レンズ体(110)の全反射を利用することで、発光素子(121)の光軸と異なる方向への配光制御を効率良く行うことができ、光を所望の方向へ容易に進行させることが可能となり、光の取り出し効率も高まる。
反射面部(112,113)により全反射した光は、レンズ体(110)の光出射部(114)より外部へ出射する。ここで光出射部(114)は、表示パネル(101)のうち表示領域(101a)に背面側から重なる出射面(114a)として形成される。よって、光源(120)から照射された光は、レンズ体(110)の全反射による進路の変更を経て、出射面(114a)より表示パネル(101)の表示領域(101a)を背面側から効率良く照らすことになる。
前記[2]に記載の表示器(100)によれば、レンズ体(110)の光入射部(111)は、レンズ体(110)の上端部の背面側に沿って一列に配列した各発光素子(121)から前方へ照射された光を受け入れる。レンズ体(110)において、光入射部(111)から前方へ向かう光は、第1反射面部(112)で全反射して進路が前方から下方へ変換される。次いで、第1反射面部(112)から下方へ向かう光は、第2反射面部(113)で全反射して進路が下方から再び前方へ変換される。
そして、第2反射面部(113)から前方へ向かう光は、光出射部(114)に到達して外部へ出射する。このように、反射面部(112,113)である第1反射面部(112)と第2反射面部(113)とにより、2回の全反射を組み合わせて光の進路を2段階に変換することにより、限られたスペースにおいても効率良く所望の配光制御を実現することができる。
前記[3]に記載の表示器(100)によれば、第1反射面部(112)では、光入射部(111)からの光を全反射により略平行光線とする。これにより、第1反射面部(112)から第2反射面部(113)へ至る部分における反射光の進行方向(上下方向)と直交する方向(前後方向)の幅を、光が拡散する場合に比べて極力抑えることができる。
一方、第2反射面部(113)では、第1反射面部(112)からの光を全反射により出射面(114a)に向けて拡散する。かかる第2反射面部(113)は、第1反射面部(112)からの平行な反射光に対して斜めに交差するように、レンズ体(110)の前後方向の狭い幅の範囲内でも上下方向に長く延びるように傾斜させると良い。これにより、表示パネル(101)の背面の上下方向における照射範囲を広げることができる。
前記[4]に記載の表示器(100)によれば、レンズ体(110)の出射面(114a)にシボ加工を施している。これにより、出射面(114a)における光の拡散効果によって、いっそう照射角範囲を広げることができる。
前記[5]に記載の表示器(100)によれば、本体(130)によって表示パネル(101)を背面側から保持すると共に、本体(130)にレンズ体(110)も取り付ける。本体(130)は、表示パネル(101)の背面に合わさる正面壁部(131)を備え、該正面壁部(131)には、表示パネル(101)の表示領域(101a)を背面側から縁取る窓部(131a)が設けられている。
ここでレンズ体(110)は、その出射面(114a)が窓部(131a)に合わさる状態で正面壁部(131)の背面側に取り付ける。このように、本体(130)を介して、表示パネル(101)とレンズ体(110)を1つに合わせたユニットとすることができる。
以上のような表示器(100)は、具体的には例えば前記[6]に記載したように、歩行者用信号灯器に付帯する押ボタン箱(10)に適用することができる。押ボタン箱(10)の前面部(30)には窓部(131a)が開設され、本体(130)は、保持した表示パネル(101)が、前記窓部(131a)を前面部(30)の裏側から塞ぐように合わさる状態で固定される。表示パネル(101)に表示する各種情報は、歩行者用信号灯器の作動ないし前記押ボタン箱(10)の操作に関する文字とすることで、歩行者を支援することができる。
本発明に係る表示器によれば、レンズの全反射を利用して、限られたスペースでも効率良く配光制御を行い、表示領域の均斉度を高めて視認性を向上させることができ、光の取り出し効率も高めることができる。
本発明の実施の形態に係る表示器を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る表示器を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る表示器を示す右側面図である。 本発明の実施の形態に係る表示器を示す背面図である。 本発明の実施の形態に係る表示器を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る表示器を示す底面図である。 本発明の実施の形態に係る表示器のレンズ体を拡大して示す縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る表示器のレンズ体による配光制御を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る表示器の表示パネルの印刷を示す背面図である。 本発明の実施の形態に係る表示器の表示パネルの印刷を模式的に示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る表示器の取り付け状態を背面側から見た分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る表示器の取り付け状態を正面側から見た分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る表示器を取り付ける押ボタン箱を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る表示器を取り付ける押ボタン箱の変形例を示す斜視図である。 従来の表示器を前面ケースに取り付ける状態を後側から見た分解斜視図である。 従来の表示器を背面側から見た分解斜視図である。
以下、図面に基づき、本発明を代表する実施の形態を説明する。
図1〜図14は、本発明の実施の形態を示している。
本実施の形態に係る表示器100は、光源からの光が入射するレンズ体110と、該レンズ体110を通して出射された光を受けて発光する表示パネル101と、を有する。以下、表示器100を、歩行者用信号灯器に付帯する押ボタン箱10に適用した例について説明する。
押ボタン箱10は、歩行者用信号灯器における作動を指示するものである。ここで歩行者用信号灯器は、図示省略したが一般道路の交差点等に設置された各車両用信号灯器に、それぞれ対応して横断歩道の両端等に設置される。押ボタン箱10は、歩行者用信号灯器ごとに近くの電信柱等の支持体に固定される。押ボタン箱10の前面部に、歩行者用信号灯器の作動ないし押ボタン箱の操作に関する各種情報を表示する表示器100が設けられている。
押ボタン箱10は、図13に示すように、各種構成部品を収納する筐体11を本体とする。筐体11は、その背面側を含み前面側が開口したベース本体20と、該ベース本体20の開口を前方から覆うように組み合わされた前面ケース30とから成る。ベース本体20や前面ケース30は、例えば、ポリカーボネート等の樹脂材料から成形されている。前面ケース30は筐体11の前面部となり、その略中央にスイッチ(押ボタン)40が設けられ、スイッチ40の上方に表示器100が設けられている。
図11に示すように、前面ケース30の上部には、表示器100の表示パネル101の正面を裏側から合致させる開口部31が開設されている。開口部31は、表示器100の表示パネル101よりも一回り小さい横長矩形に開設されている。前面ケース30の裏側で開口部31の周縁には、表示パネル101の正面の周縁がパッキン140を介して当接する。
図1に示すように、表示器100は、ディスプレイである表示パネル101と、レンズ体110と、光源であるLED基板120(LED121)と、これらを取り付ける本体130と、を備えている。表示パネル101は、レンズ体110から光を受けて発光し各種情報を表示するものである。表示パネル101は、正面視で両側方向に長い横長矩形であり、例えば、ポリカーボネート等の透光性材質から所定の厚さの板状に形成されている。ここで透光性材質とは、光の透過率が極めて高い透明な材質だけでなく、透明よりも光の透過率が低いものも含まれる。
図9に示すように、表示パネル101の上端縁(上辺)の両側の角隅は、上下の方向性を認知させるために切り欠かれている。また、表示パネル101の上端縁の一端側には、上方に突出した位置決め片102が設けられている。さらに、表示パネル101の両側端には、それぞれ中央に向かって半円形に凹む一対の溝部103,103が設けられている。これら位置決め片102や溝部103について詳しくは後述する。
表示パネル101の正面は、そのまま表示器100の表示面となり、表示パネル101の背面には、レンズ体110からの光によって表示する表記情報が直接印刷されている。ここで表記情報とは、表示パネル101の正面に表示する各種情報のうち、予め定められて記された文字等である。例えば、本実施の形態における表記情報は、歩行者用信号灯器の赤色点灯に応じて歩行者に待機を指示する「おまちください」の文字である。
表示パネル101の背面における表記情報の印刷は、例えば、孔版をスクリーンとして表示パネル101の背面を覆い、孔からインクを付けて印刷するシルク印刷が好適である。図11に示すように、表示パネル101の背面には、表記情報である文字部分にのみ光が透過し、他の部分(図中の斜線ハッチング)には光が透過しないように、他の部分に遮光性インク105が塗られている。遮光性インク105は、例えば黒色インクが該当する。
このように、表示パネル101の背面における印刷は、遮光性インク105が乗る画線部と、遮光性インク105が乗らない非画線部との境界によって、文字部分が象られている。本実施の形態では、文字部分のみ光るように、この文字部分を光が透過する非画線部とし、他の部分を光が透過しない画線部としている。よって、文字部分のみが光って浮かび上がるように表示することができる。表示パネル101の背面ないし正面のうち文字部分を囲む範囲内が表示領域101aとなっている。
図10に示すように、表示パネル101の背面には、遮光性インク105の下層に重なり画線部と非画線部との境界をなぞる下地として、LED121の消灯時の画線部と非画線部との輝度の比を小さくする中性色インク104も塗られている。中性色インク104は、遮光性インク105と表示パネル101自体の地色との中間の色彩であって、ある程度光が透過するものが好ましい。例えば、表示パネル101が、ブルースモークと称される光透過率が20%程度の青味がかった黒っぽい色の透光性材質である場合、遮光性インク105が黒色インクであれば、中性色インク104は、灰色インクが該当する。
また、表示パネル101の背面には、遮光性インク105の上層(図10中では下側)に重なり画線部を越えない範囲で、LED121からの光を反射させる光反射性インク106が塗られている。光反射性インク106は、例えば白色インクが該当する。さらに、表示パネル101の背面には、画線部および非画線部を含む全域で、光反射性インク106の上層に重ねて、光を拡散させる光拡散性インク107も塗られている。光拡散性インク107は、例えば、シリコンパウダー等の光拡散顔料を含むインクである。
図1〜図7に示すように、レンズ体110は、LED121からの照射光を受け入れて、内部に透過した光を全反射させることで配光制御を行い、表示パネル101の背面に向けて出射するものである。レンズ体110は、全体的には、正面視で両側方向に長い横長矩形であり、その両側方向の全長に亘って同一の縦断面形状(図7参照)に形成されている。レンズ体110は、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート等の透明材質から一体成形されている。
レンズ体110は、その縦断面形状によって、各LED121を対向させる光入射部111と、該光入射部111から入射した光の進路を全反射により各LED121の光軸からずれた方向へ変換する反射面部112,113と、該反射面部112,113により全反射した光が外部へ出射する光出射部114とを備えている。ここで反射面部112,113は、第1反射面部112と第2反射面部113とで、2段階に分けて全反射を行うように構成されている。
図7に示すように、レンズ体110の上端部の背面側は、両側方向(紙面と直交する方向)に亘って、後方(紙面の右側)へ向かい凸状に湾曲した縦断面形状に形成されており、この湾曲した椀形の頂部に沿って、光入射部111は、同じく両側方向に亘る凹溝として設けられている。光入射部111は、後述するLED基板120上で一列に配列した各LED121と対向し、各LED121から前方へ照射された直射光を受け入れる部位である。
光入射部111の凹溝内で上下に対向する内側面111a,bは、互いに前方へ向かって漸次近接するように傾斜している。また、凹溝内の底には、両側方向に亘り後方(LED121側)へ向かい凸状に湾曲した縦断面形状の凸面111cが設けられている。光入射部111を上下から囲む椀形断面の外壁110a,bは、それぞれ内面が、LED121からの光のうち、前記凸面111cを通らずその外側周囲に広がって入射した光を、前方へ向けて略平行光線として全反射するように設計されている。
第1反射面部112は、光入射部111から入射した光が到達する範囲に対応して設けられ、光入射部111から前方へ向かう光の進路を全反射により下方へ垂直に変換する部位である。第1反射面部112は、光入射部111を囲む椀形の外壁110a,bのうち凹溝より上側部分110aの上端縁より前方へ向かって、LED121の光軸に対して略45度の角度で交わる下向きに傾斜した平坦面として形成されている。
第2反射面部113は、第1反射面部112から全反射した光が到達する範囲に対応して設けられ、第1反射面部112から下方へ向かう反射光の進路を同じく全反射により再び前方へ変換する部位である。第2反射面部113は、基本的には第1反射面部112より垂下する反射光が斜めに交差するように、光入射部111を囲む椀形の外壁110a,bのうち凹溝より下側部分110bの下端縁より前方へ向かう傾斜面として設けられている。
ここで第2反射面部113の基本的な傾斜面は単なる平坦面ではなく、第1反射面部112からの反射光を前方の出射面114aに向けて拡散反射するように、多段状のプリズム面として形成されている。すなわち、第2反射面部113は、表示パネル101の背面側に対する所望の配光制御に応じて、基本的な傾斜面を基準として、両側方向に細長い多数の平面ないし上下に湾曲した曲面が、それぞれ一律でないジクザグ状に上下方向に連なる多段状のプリズム面として形成されている。
光出射部114は、第2反射面部113から全反射した光が到達する範囲に対応して設けられ、第2反射面部113から前方へ拡散する光を外部へ出射する部位である。光出射部114は、第1反射面部112の下端縁より垂下すると共に、第2反射面部113の下端縁と接続する出射面114aとして形成されている。
出射面114aは、表示パネル101のうち表示領域101a(図9参照)に背面側から重なる大きさの横長矩形の平坦面となっている。かかる出射面114aは、鏡面仕上げとせずに細かな凹凸やシワをつけるシボ加工を施すことにより、出射面114aにおける光の拡散効果を高めると良い。
光源であるLED基板120は、両側方向に細長い横長矩形であり、その片面に複数のLED121が所定間隔おきに一列に配列している(図4参照)。LED121自体は、一般的であるので詳細な説明は省略するが、表面実装型のLEDチップに限らず、チップを砲弾型のモールドに埋め込んだLEDランプでも良い。何れにせよ各LED121からの直射光は指向性が高く、LED基板120の基準面と直交する光軸を中心に所定角度に広がる照射範囲で出射される。
LED基板120は、図1に示すように、レンズ体110の上端部の背面側に沿って配置され、各LED121がレンズ体110の光入射部111に対向するように固定される。LED基板120におけるLED121等の関連部品の配置は、片面だけに集中した片面実装となっている。なお、各LED121間の間隔は互いに均等に限らず、例えば表示パネル101の両側端の輝度低下を防ぐために、LED基板120の両端部に若干寄せた配置としても良い。また、LED121には、コーティング剤を塗布する等の硫化(ガス)対策を施すと良い。
本体130は、表示パネル101を背面側から保持すると共にレンズ体110を取り付けるものである。図1,図2に示すように、本体130は、表示パネル101の背面に合わさる正面壁部131を備えている。正面壁部131には、表示パネル101の表示領域101a(図9参照)を背面側から縁取る窓部131aが大きく開設されている。本体130は、例えば、ポリカーボネート等の樹脂材料から形成されている。レンズ体110は、その出射面114aが窓部131aに合わさる状態で、正面壁部131の背面側に取り付けられている。
正面壁部131は、前記表示パネル101の背面に合致するように、正面視で両側方向に長い横長矩形であり、その上端縁の両側の角隅は、表示パネル101と同様に上下の方向性を認知させるために切り欠かれている。正面壁部131の外周縁に沿って、所定幅で前方へ延出するフランジ132が設けられ、本体130は、表示パネル101が収まる底浅なケース状をなしている。
図11,図12に示すように、正面壁部131の上端縁に沿ったフランジ132の一端側には、位置決め切欠132aが設けられている。この位置決め切欠132aは、表示パネル101の上端縁の一端側にある位置決め片102が合致することで、本体130に対して表示パネル101の表裏が逆向きになることを防ぐための位置決めとなる。また、正面壁部131の両側端には、前記表示パネル101にある溝部103に合致するように、それぞれフランジ132も含め中央側に半円形に切り欠かれて凹む一対の溝部133,133が設けられている。
正面壁部131の上端縁と下端縁に沿った上下のフランジ132の先端縁には、両側方向に間隔をあけて並び、横長直線状に前方へ突出した複数の押さえリブ134が設けられている。各押さえリブ134は、後述するパッキン140にあるスリット144に嵌合して位置ずれを防止するための部位である。
また、表示パネル101の正面の周囲と前面ケース30の内壁との間には、防水性を高めるパッキン140が介装される。パッキン140は、表示パネル101の正面から被さるカバー状に形成され、予め表示パネル101の周囲に被せた状態に仮止め可能である。パッキン140は、表示パネル101の周囲に沿って被さる枠組状であり、例えば、シリコンやブチルゴム等の弾性材質から形成される。
パッキン140は、表示パネル101の正面に合致する形状の正面壁部141を備えている。正面壁部141は、表示パネル101と同様に、正面視で両側方向に長い横長矩形であり、その上端縁の両側の角隅は、表示パネル101に合わせて切り欠かれている。正面壁部141の外周縁に沿って、所定幅で後方へ延出するフランジ142が設けられ、表示パネル101の正面側から被さるカバー状となっている。フランジ142が周回方向で折れ曲がる角隅には、表示パネル101を収めた本体130の角隅に背面側より被さるストッパ片142aが設けられている。
正面壁部141には、表示パネル101の正面のうち表示領域101aを正面側から縁取る横長矩形の開口部141aが設けられている。パッキン140の両側端には、表示パネル101や本体130の溝部103等に合致するように、それぞれ中央側に半円形に凹む一対の溝部143,143が設けられている。また、正面壁部141の上端側と下端側には、両側方向に間隔をおいて並ぶ複数の横長直線状のスリット144が設けられている。各スリット144は、本体130の正面壁部131にある押さえリブ134が嵌合して、互いの位置ずれを防止するものである。
また、正面壁部141の正面側には、開口部141aを縁取るように周回する水切り山であるリップ145が設けられている。同様に、パッキン140の背面側にも、開口部141aを縁取るように周回する水切り山であるリップ145が設けられている。表示器100の取付時に、正面側のリップ145は、前面ケース30の内壁と線接触し、前面ケース30とパッキン140との間の防水性を高める。背面側のリップ145は、表示パネル101の正面と線接触し、表示パネル101とパッキン140との間の防水性を高める。
次に、押ボタン箱10における表示器100の作用について説明する。
図1に示すように、本表示器100では、光源であるLED基板120は、レンズ体110の上端部の背面側に沿って取り付けられ、図3および図4に示すように、各LED121はレンズ体110の光入射部111に対向する。よって、LED121から光軸Lを中心として前方へ照射された光は、先ずは光入射部111からレンズ体110の内部に進入する。
図7に示すように、光入射部111は、レンズ体110の上端部の背面側にて、椀形断面の頂部に沿った凹溝となっている。よって、光入射部111は、LED121からの光の集光作用を得て、光を外部に漏らさないように受け入れる。各LED121から光軸Lを中心として照射された光は、主として光入射部111の底にある凸面111cからレンズ体110の内部に進入する。この凸面111cによって、図8に示すように、LED121の光軸L付近の光は効率良く第1反射面部112にコリメート(直進)する。
光入射部111から入射する光のうち、凸面111cを通らず、上側の内側面111aより上方へ広がって入射した光は、椀形断面の上側の外壁110aの内面により前方へ全反射する。一方、下側の内側面111bより下方へ広がって入射した光は、椀形断面の下側の外壁110bの内面により同じく前方へ全反射する。このように、椀形断面の外壁110a,bの内面による全反射により、凸面111cより上下に広がる光も効率良く前方へ向けて進行させることができる。
図8において、光入射部111からレンズ体110の内部を前方へ進む光が、第1反射面部112に到達すると、光の進路は全反射により下方へ変換される。ここで第1反射面部112は、LED121の光軸Lに対して略45度の角度で交わる下向きに傾斜した平坦面である。このような第1反射面部112の臨界角により、光入射部111からの前方へ向かう光は、LED121の光軸と直交する垂直な略平行光線として下向きに全反射する。
次いで、第1反射面部112からの垂直な反射光が第2反射面部113に到達すると、光の各部は到達した前後位置で異なる個々のプリズム面に応じて、各プリズム面ごとに予め定められた配光制御に従い前方へ拡散反射する。第2反射面部113からの反射光は、光出射部114を経て外部に出射される。ここで光出射部114の出射面114aは、そのまま表示パネル101の背面側に重なっており、光出射部114からの光を、表示パネル101の照射光として効率良く利用することができる。
また、出射面114aにシボ加工を施すことで、光の拡散効果によりいっそう照射角範囲を広げることができる。また、LED121としてBlue-YAG系の白色LEDを採用する場合、その発光原理より光軸と角度が深い部分では分光分布が異なり、色ムラがでている。このLEDの色ムラを中和する意味でもシボは有効である。
このように、レンズ体110の光入射部111から入射した光は、同じくレンズ体110の反射面部112,113により全反射することで、光の進路はLED121の光軸からずれた方向へ変換される。ここで光の反射率は、一般に拡散反射よりも蒸着による鏡面の方が高く、また鏡面よりも全反射の方が高い。よって、レンズ体110の全反射を利用することで、配光制御を効率良く行うことができ、光を所望の方向へ容易に進行させることが可能となり、光の取り出し効率も高まる。
かかる配光制御では、LED121からの直射光の進路が光軸Lからずれた方向へ変換され、光を所望の方向へ容易に進行させることが可能となる。これにより、表示パネル101の表示領域101aの全域に亘って、配光ムラが生じないような照射光を得ることができる。従って、LED121から遠い表示領域101aの下方まで十分に光を配光することができ、表示領域101aにおける文字部分の上下の均斉度も高まり視認性が向上する。
特に、本レンズ体110によれば、光入射部111から前方へ向かう光の進路は、先ず第1反射面部112により下方へ直角に変換され、次いで第2反射面部113により再び前方へ変換される。このように、2回の全反射を組み合わせて光の進路を2段階に変換することにより、限られたスペースにおいても効率良く所望の配光制御を実現することができる。
すなわち、第1反射面部112では、光入射部111からの光を全反射により略平行光線とする。これにより、第1反射面部112から第2反射面部113へ至る部分における反射光の進行方向(上下方向)と直交する方向(前後方向)の幅を、光が拡散する場合に比べて極力抑えることができる。
一方、第2反射面部113では、第1反射面部112からの光を全反射により出射面114aに向けて拡散する。かかる第2反射面部113は、第1反射面部112からの平行な反射光に対して斜めに交差するように、全体的にはレンズ体110の前後方向の狭い幅の範囲内で上下方向に長く延びるように傾斜させている。これにより、表示パネル101の背面の上下方向における照射範囲を広げることができる。
また、LED121からの指向性の強い直射光が、表示パネル101の背面側に対して局所的に強く入射することもない。従って、LED121と表示パネル101との間の距離を短くしても、表示パネル101の正面に照度ムラが生じることはなく、表示領域の101aの輝度を均一化することができ、しかも、表示器100全体の厚み(奥行き寸法)を薄型化することが可能となる。
その他、本表示器100では、表示パネル101の背面に表記情報である文字を直接印刷している。これにより、従来は表示パネル5と別部品であった印刷シート5a(図16参照)が不要となり、表示器100の部品点数や組付工数が削減される。また、表示パネル101自体に印刷した文字は、印刷シート5aの場合のように位置ずれする虞もない。本実施の形態では、レンズ体110を経由した光が表示パネル101の背面より入射すると、遮光性インク105が塗られた画線部では光の透過が遮られ、文字部分のみが光って表示することができる。
表示パネル101の背面には、遮光性インク105の下層に重なり画線部と非画線部との境界をなぞる下地として、中性色インク104も塗られている。これにより、LED121の消灯時には、画線部(遮光性インク105)と非画線部(表示パネル101の地色)との境界における両者のコントラスト比が、この境界を覆う中性色インク104によって小さく抑えられる。従って、画線部と非画線部の境界線が目立たなくなり、表示パネル101の表面から文字が見え難く、誤認知を防ぐことができる。
また、表示パネル101の背面には、遮光性インク105の上層に重なるように光反射性インク106が塗られている。これにより、LED121の点灯時に、表示パネル101の背面で光を透過させる文字部分(非画線部)以外の他の部分(画線部)では、LED121からの光は背面側へ反射する。さらに、表示パネル101の背面全域には、光拡散性インク107も塗られている。これにより、表示パネル101の背面における印刷の最上層にて、入射した光がなるべく均等になるように拡散させることができる。
以上のような表示器100は、図13に示すように、歩行者用信号灯器に付帯する押ボタン箱10に適用される。押ボタン箱10の前面ケース30には開口部31が開設されており、表示器100は、前記開口部31を前面ケース30の裏側から表示パネル101で塞ぐように取り付けられる。表示パネル101に表示する表記情報は、歩行者用信号灯器の作動ないし前記押ボタン箱10の操作に関する文字とすることで、歩行者を支援することができる。
次に、図11,図12に基づき、表示器100の組み立てについて説明する。
レンズ体110は、その光出射部114の出射面114aが、本体130の正面壁部131にある窓部131aに合致するように、正面壁部131の背面側より取り付ける。また、LED基板120は、図1に示すように、レンズ体110の上端部の背面側に沿って、各LED121がレンズ体110の光入射部111に対向するように固定する。ここでの取り付けや固定の具体的な方法は、適宜選択し得る設計事項である。
表示パネル101は、その背面側から本体130の正面壁部131の内側に嵌め込むように取り付ける。この時、表示パネル101の正面が表側となる状態でのみ、表示パネル101の位置決め片102が本体130の位置決め切欠132aに合致するため、表示パネル101の表裏が逆向きになることを防ぐことができる。
続いて、パッキン140を、表示パネル101の正面側から装着する。パッキン140は、表示パネル101の正面から被さるカバー状であり、予め表示パネル101および本体130の正面壁部131の周囲に被せた状態に仮止めすることができる。特に、パッキン140のフランジ142の角隅にはストッパ片142aがあり、各ストッパ片142aが表示パネル101を収めた本体130の角隅に背面側より被さる。よって、パッキン140が表示パネル101から容易に離脱することはない。
組み立てが完了した表示器100は、図11に示すように、押ボタン箱10の前面ケース30にある開口部31に対して、前面ケース30の裏側から表示パネル101を合致させる。この時、パッキン140、表示パネル101、それに本体130の両側端にある溝部143,103,133は、前面ケース30にあるネジ止め用のボス32に嵌合する。かかる状態で、表示器100の両側端をネジで固定する。
なお、押ボタン箱10の内部には、図示省略したが制御基板も収納されており、この制御基板に格納された所定プログラムに従って、表示器100の表示を含む押ボタン箱10の各種機能は制御される。表示器100は、例えば交通信号制御機から送出される表示駆動信号により点灯するように制御されるが、歩行者用信号灯器の作動に関する各種情報を表示可能に構成しても良い。
図13,図14に示すように、押ボタン箱10の前面ケース30には、上下に2つの開口部31が設けられており、表示器100は、上側の開口部31に対して固定されている。下側の開口部31は、図13に示したように、表示板35によって塞がれている。ただし、図14に示したように、下側の開口部31にも、もう一つの表示器100を取り付けるように構成しても良い。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は前述したような実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、レンズ体110の全体形状、光入射部111、第1反射面部112、第2反射面部113、それに光出射部114の具体的な形状は、図示したものに限定するものではなく、適宜変更が可能である。また、反射面部112、113は、必ずしも2つである必要はなく、3つ以上設けたり、あるいは1つとして構成しても良い。
本発明に係る表示器は、歩行者用信号灯器に付設される押ボタン箱の他にも、様々な分野で幅広く利用することができる。
10…押ボタン箱
11…筐体
20…ベース本体
30…前面ケース
31…開口部
100…表示器
101…表示パネル
110…レンズ体
111…光入射部
112…第1反射面部
113…第2反射面部
114…光出射部
114a…出射面
120…LED基板
121…LED
130…本体
131…正面壁部
132…フランジ
140…パッキン

Claims (6)

  1. 光源からの光が入射するレンズ体と、該レンズ体を通して出射された光を受けて発光する表示パネルと、を有する表示器において、
    前記光源は、複数の発光素子を配列してなり、
    前記レンズ体は、各発光素子を対向させる光入射部と、該光入射部から入射した光の進路を全反射により各発光素子の光軸からずれた方向へ変換する反射面部と、該反射面部により全反射した光が外部へ出射する光出射部とを備え、
    前記光出射部は、前記表示パネルのうち表示領域に背面側から重なる出射面として形成されたことを特徴とする表示器。
  2. 前記光入射部は、前記レンズ体の上端部の背面側に沿って一列に配列した各発光素子から前方へ照射された光を受け入れ、
    前記反射面部は、前記光入射部から前方へ向かう光の進路を全反射により下方へ変換する第1反射面部と、該第1反射面部から下方へ向かう光の進路を全反射により再び前方へ変換する第2反射面部とを備え、
    前記光出射部は、前記第2反射面部から前方へ向かう光が到達すると外部へ出射することを特徴とする請求項1に記載の表示器。
  3. 前記第1反射面部は、前記光入射部からの光を全反射により略平行光線とし、
    前記第2反射面部は、前記第1反射面部からの光を全反射により前記出射面に向けて拡散することを特徴とする請求項2に記載の表示器。
  4. 前記出射面は、シボ加工が施されたことを特徴とする請求項1,2または3に記載の表示器。
  5. 前記表示パネルを背面側から保持すると共に前記レンズ体を取り付ける本体を備え、
    前記本体は、前記表示パネルの背面に合わさる正面壁部を備え、該正面壁部には、前記表示パネルの表示領域を背面側から縁取る窓部が設けられ、
    前記レンズ体は、前記出射面が前記窓部に合わさる状態で、前記正面壁部の背面側に取り付けられたことを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の表示器。
  6. 前記表示器は、歩行者用信号灯器に付帯する押ボタン箱に備えられ、
    前記本体は、保持した前記表示パネルが、前記押ボタン箱の前面部に開設された開口部に内側から合致した状態で前面部の裏側に固定され、
    前記表示パネルの発光時に表示される各種情報は、前記歩行者用信号灯器の作動ないし前記押ボタン箱の操作に関する文字であることを特徴とする請求項1,2,3,4または5に記載の表示器。
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