JP2015037890A - パンク対応用車輪 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のタイヤパンク時のタイヤ支持物はタイヤ内部に入れやすくするためにある程度高さを小さくしたり、円周の径の長さを一定にできずばらばらに細かく分解したりしなければならなかったので、使い勝手が悪かった。
【解決手段】タイヤ支持物組み立て時の径の変形を抑制した分割式のタイヤ支持物同士の着脱ができる構造を有したり、タイヤ支持物自体がタイヤとホイールリムで囲まれる空間内の気体を保つための構造を有したり、タイヤ支持物が軽量な構造を有することにより、パンク対応用車輪を簡便に使いやすくすることができる。
【選択図】図43
【解決手段】タイヤ支持物組み立て時の径の変形を抑制した分割式のタイヤ支持物同士の着脱ができる構造を有したり、タイヤ支持物自体がタイヤとホイールリムで囲まれる空間内の気体を保つための構造を有したり、タイヤ支持物が軽量な構造を有することにより、パンク対応用車輪を簡便に使いやすくすることができる。
【選択図】図43
Description
本発明は、パンク対応用車輪に関する。
従来のパンク対応用車輪について、以下0003〜0014により説明する。
特許4102981のタイヤとホイールリムで囲まれた空間内に入れるタイヤパンク時のタイヤ支持物については、特許4102981「発明の実施の形態」において、「図6は・・・4付近の1’下部で17の左右のつっかいの働きをする凹凸付きの凸条、により1’の間を支え・・・。」と記述し、(17)のつっかい用の構造物が車輪の左右で支えられることが記載されている。
また特許4102981「発明の実施の形態」の「図6は・・・」以降、「又、このホイールは12がない物や、12が1つにつながったリング形状をした物で17の働きをする物を16の点線部付近などに構成した物などでは請求項2の車輪となり、17が左右のリングと一体化され前述の12が途中で2を結ぶ方向に分離し接合される物は請求項1の車輪となる。」と記述し、つっかい用構造物がホイールと同じ材質で作られることが可能であることを記載している。
広辞苑に「つっかい」の意味は、「物にあてて支え保つこと。また、その支えに使う柱や棒。つっぱり。支柱。」と記載している。
上記0003〜0005より、タイヤ支持物のつっかい用構造物には左右をホイールにより固定することが可能な板状又は棒状の形状をしたものが含まれることがわかる。
特開2005−313690の明細書(公報第3頁第40〜45行)において、ランフラットタイヤ支持体は、ランフラットタイヤにおいてリムに装着される環状のランフラットタイヤ支持体であって、独立気泡樹脂発泡体にて構成される基材部と、前記基材部の外周面側に設けられた補強部とを有し、前記補強部は、樹脂層と、前記樹脂層中に形成され、タイヤ周方向に巻き回されたコード材からなるコード層とにより構成され、前記樹脂層の内周面に、タイヤ周方向と交差する方向に延びた凹溝が形成される点が記載されているが、特開2005−313690に記載のコード材は特許4102981に記載のつっかい用構造物の役割を果たすものではないことが考えられる。
また特開2005−313690は車軸と垂直方向に分割できないために、タイヤ支持物を変形させてタイヤ内部に入れるために、タイヤ支持物の弾性力を考慮してタイヤ支持物の高さをあまり高く設定できないためにタイヤを支持する時の径が大幅に変わったり、以下に記述した特開2005−313791のようにタイヤ支持物とタイヤ内面に大きな隙間が生じてタイヤ内部とタイヤ支持物による摩擦熱が発生しやすくなることが考えられる。
特開2007−055399の明細書(公報第4頁第8〜11行)において、タイヤ用ホイール1はリム2の径方向外側に突出する支持中子3を備えている。リム及び支持中子はそれぞれが別個に周方向に複数に分割されており、支持中子の各セクターがそれぞれ連結された後、セクターの内周側にリムのセクターが組み込まれ、各セクターがそれぞれ環状のディスクを介して車軸に着脱可能に固定されるようになっており、このタイヤパンク時における支持物はそれぞれ分割されその分割したタイヤ支持物を個々にタイヤ内部に入れ連結するタイプのタイヤ支持物であることがわかり、タイヤ支持物の外周側に位置するタイヤ側のつなぎ目が離れているのでいつも均一にタイヤに接地している訳ではなく、
また、円周の長さを保ったまま軸の回転運動によりタイヤ支持物同士を着脱するタイプのものではないので装着時にホイール側の径以上にタイヤ支持物がタイヤ内部空間に入り込んだりしてタイヤ支持物同士の着脱がしにくくなる。
また、円周の長さを保ったまま軸の回転運動によりタイヤ支持物同士を着脱するタイプのものではないので装着時にホイール側の径以上にタイヤ支持物がタイヤ内部空間に入り込んだりしてタイヤ支持物同士の着脱がしにくくなる。
特開2005−313791の明細書(公報第3頁11〜14行)において、リムに装着するランフラットタイヤ用支持体であって、密度が0.3〜0.9g/cm3の樹脂発泡体からなる基材部、前記基材部のリム装着部に設けられた補強部、及びランフラット状態での走行時における前記基材部のタイヤ内面との接触面を被覆する被発泡樹脂外装を備えていることが記載されており、タイヤ支持物の補強部に発泡樹脂を用いたものであり、WRCなどのラリー等の競技で使用するムースタイヤなどにも発泡樹脂製のタイヤ支持物は用いられていたことがわかり、
また、タイヤ支持物がリング形状なので上記0008と類似の問題点があることがわかる。
また、タイヤ支持物がリング形状なので上記0008と類似の問題点があることがわかる。
特開2005−313736の明細書において、「本発明に係るランフラットタイヤ用支持体の特徴構成は、リムに装着されると共に樹脂発泡体からなる基材部を有していて、この基材部の外周部に非発泡樹脂外層を備え、前記リムに接する内周部に補強部を備えるランフラットタイヤ用支持体において、前記非発泡体外層の内周側に外側繊維層を設けると共に、前記補強部に内側補強繊維層を設けた」ことが記載されており、それぞれの効果を果たす機能物質を複合したことが記載されているが、一つのタイヤ支持物を複合材料で組み上げることは特開2002−096613においても同様であり、
また、タイヤ支持物がリング形状なので上記0008と類似の問題点があることがわかる。
また、タイヤ支持物がリング形状なので上記0008と類似の問題点があることがわかる。
特開2002−096613の明細書において、「請求項1記載の発明によれば、車軸のリムの外周に取り付けられた接地する連続体である車両用タイヤにおいて、該タイヤの内部にリング状に装着する中子を複数に分割して構成すると共に、該中子は内周部と外周部からなる2重構成とし、該中子の内周面を前記リムに固定する」ことが記載されており、このタイヤ支持物もそれぞれ分割されその分割したタイヤ支持物を個々にタイヤ内部に入れ連結するタイプのタイヤ支持物であることがわかるが、
円周の長さを保ったまま軸の回転運動によりタイヤ支持物同士を着脱するタイプのものではないので回転運動に任せた楽なタイヤ支持物同士の着脱ができない。
円周の長さを保ったまま軸の回転運動によりタイヤ支持物同士を着脱するタイプのものではないので回転運動に任せた楽なタイヤ支持物同士の着脱ができない。
特開2005−212581の明細書において、「複数の中子片を環状に連結して構成され、ホイールのリムに装着される空気入りタイヤ用支持中子であって、各中子片を伸縮可能な連結手段を介して連結し、該連結手段を空気入りタイヤ内に充填したエアにより縮小可能に構成し、前記連結手段の縮小により前記中子片を前記リムに当接可能にした空気入りタイヤ用支持中子。」と記載されていることからもわかる様に、このタイヤ支持物もそれぞれ分割されているが、円周が広がったりタイヤの圧力でタイヤ支持物を固定するなど、タイヤ支持物を組み上げる人がタイヤ支持物の組み上がり状態を組み上げながら確認できず確認の工程が増え、簡便なタイヤ支持物同士の着脱ができない。
特開2005−324597の明細書において、「ランフラットタイヤ用中子は、周方向の少なくとも1箇所に形成された分割部を有する下層中子と、前記下層中子の外周側に配置される上層中子とを備え、相互に羅合しあう羅合凹部及び羅合凸部が、前記下層中子及び前記上層中子に設けられる」ことが記載されており、この発明のタイヤ支持物は上層と下層に分割されたタイヤ支持物であることがわかるが、
タイヤ支持物がリング形状なので上記0008と類似の問題点があることがわかる。
タイヤ支持物がリング形状なので上記0008と類似の問題点があることがわかる。
ムースタイヤなどはタイヤをホイールに装着した後、タイヤとホイールの隙間から特殊な装置を用いてタイヤとホイールリムで囲まれる空間内部に入れるため手間がかかり、また、輪形状になったムースとムースが接合する分割部分に連結機構は存在しない。
本発明は、従来の一般的なホイールリムや多様な車輪に対してタイヤ支持物の使用が簡便に行えることを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明のタイヤ支持物の解決手段の一つは、タイヤとホイールリムで囲まれた空間内でパンク時のタイヤの支持が可能であり、分割したタイヤ支持物を連結機構により連結することによって連続してつながった輪形状となるタイヤ支持物において、
円周の内側方向へ湾曲又は折れ曲がる変形が可能であるタイヤ支持物の円周の長さ維持連結用構造物、又は、円周の内側方向へ湾曲又は折れ曲がる変形が可能であるタイヤ支持物の円周の長さ維持用回転軸構造物を構成としたことを、特徴とする。
円周の内側方向へ湾曲又は折れ曲がる変形が可能であるタイヤ支持物の円周の長さ維持連結用構造物、又は、円周の内側方向へ湾曲又は折れ曲がる変形が可能であるタイヤ支持物の円周の長さ維持用回転軸構造物を構成としたことを、特徴とする。
本発明のタイヤ支持物の一つは、上記請求項のタイヤ支持物であり、円周方向に分割されたつっかい用構造物、を複数構成としことを特徴とする。
本発明のタイヤ支持物の一つは、上記請求項の両方又はいずれか一方において、タイヤ円周方向において、連続的又は断片的な輪による形状変化抑制用構造物、を有したしたことを特徴とする。
本発明のタイヤ支持物の一つは、上記請求項のタイヤ支持物であり、タイヤにおける地面との接地部分の裏側面側において、タイヤの左右両側を個々又は別々に支持することが可能である単数又は複数のタイヤ支持物を有したことを特徴とする。
本発明のタイヤ支持物の一つは、上記請求項のタイヤ支持物であり、タイヤ支持物に軽量化用の穴又は凹凸、又は、タイヤ支持物に軽量化用の中空状構造を有したことを特徴とする。
本発明のタイヤ支持物の一つは、上記請求項のタイヤ支持物であり、ホイールリムの気体挿入用バルブ付近からタイヤとホイールリムで囲まれる空間内への気体導入用の穴又は溝を有することを特徴とする。
本発明のパンク対応用車輪は、ホイールリム又はホイールディスクなどの車輪構成部のタイヤ側の円周上において、上記0018〜0023のタイヤ支持物固定用接地部分の凹凸構造を有すことを特徴とする。
上記0018の作用は、タイヤ支持物が分割され、それらの分割したタイヤ支持物が円周の長さを維持可能で変形可能なリング形状構造物となることにより、高さの高いタイヤ支持物をタイヤとホイールで囲まれる空間内に入れたり、タイヤ支持物同士の軸の回転運動を利用し個々に円周の大きさがばらばらにならない安定した着脱をすることが可能である。
上記0019の作用は、タイヤ支持物がつっかい用構造物を構成に持つので、つっかい用構造物自体によるタイヤ支持物のずれの防止が可能になる。
上記0020の作用は、分割された個々のタイヤ支持物自体の変形を抑えることが可能になる。
上記0021の作用は、タイヤ支持物がパンク時のタイヤ内側の左側と右側を個々又は別々に支持することが可能であるために、タイヤ支持物の一つのタイヤの右側と左側をつなぐ部分をなくしたり大幅に構造物の量を減らして設置することが可能である。
上記0022の作用は、タイヤ支持物に穴や中空状の構造を構成することによりタイヤ支持物自体を軽量に作ることが可能となる。
上記0023の作用は、本発明のタイヤ支持物において、ホイールリムの気体挿入用バルブ付近からタイヤとホイールリムで囲まれる空間内へ穴又は溝が開通するために、タイヤとホイールリムで囲まれる空間内へタイヤを膨らませる気体のスムーズな充満が可能である。
上記0024の作用は、本発明のタイヤ支持物を固定するための凹凸を車輪構成部の円周に設けたために、本発明のつっかい用構造物と同じ又はほぼ同じ位置のタイヤ支持物の円周上を左右両側から挟み込む様に固定することが可能である。
本発明のタイヤ支持物の一つは、大きいタイヤ支持物をタイヤとホイールで囲まれる空間内に入れたり、タイヤ支持物同士の軸の回転運動を利用し個々に円周の大きさがばらばらにならない安定した着脱をすることが可能であるために、簡便にタイヤ支持物の装着ができ、タイヤの径に近いタイヤ支持物の使用が利用可能な効果を有する。
本発明のタイヤ支持物の一つは、つっかい用構造物自体によるタイヤ支持物のずれの防止が可能になるので、タイヤ支持物自体によるねじれの抑制が可能な効果を有する。
本発明のタイヤ支持物の一つは、分割された個々のタイヤ支持物自体の変形を抑えることが可能になるために、タイヤ支持物全体のずれや変形の抑制が可能になる効果を有する。
本発明のタイヤ支持物の一つは、パンク時のタイヤ支持部分が左右に間隔をあけたり、一つのタイヤの右側と左側をつなぐ部分を部分的になくしたりでき構造物の重量を減らすことが可能であるために、車輪のバネ下重量の軽減ができるという効果を有する。
本発明のタイヤ支持物の一つは、タイヤ支持物自体の軽量化ができるので、タイヤ支持物の省資源化やバネ下重量の軽減ができるという効果を有する。
本発明のタイヤ支持物の一つは、タイヤを膨らませるための気体をタイヤとホイールリムで囲まれる空間内にスムーズに行き渡らせることが可能であるために、タイヤとホイールリムで囲まれる空間に何も入れてない車輪と同様にタイヤを簡便に膨らますことが可能であるという効果を有する。
本発明のタイヤ支持物の一つは、内径が広がりにくい本発明のタイヤ支持物を使用しホイールリムやホイールディスクなどの車輪構成部の円周に存在する左右の段差でタイヤ支持物を挟んで固定することが可能であるため、ホイールリムへのタイヤやタイヤ支持物の着脱を簡便に行うことができるという効果を有する。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図13に基づいて説明する。
図1は車輪一例の図であり、視点(A)は車軸と平行な位置から見た図における視点であり、視点(B)は車軸と垂直な位置から見た図における視点を示したものである。
以下に記載する「左右方向の断面」と「タイヤ支持物を上から見た断面」と「車軸と平行に切った断面」と「車軸と垂直な位置から見た図」はそれら4つが同じ又はそれら4つがほぼ同じである方向から見たものであり、また、「円周方向の断面」と「タイヤ支持物を横から見た断面」と「車軸と垂直に切った断面」と「車軸と平行な位置から見た図」はそれら4つが同じ又はそれら4つがほぼ同じである方向から見たものである。
図2は本発明のタイヤ支持物の簡略図一例で、(A)はタイヤ支持物(1)が円形の輪形状に組み上げ連結した図で、(B)は連結用ワイヤー(2)を連結したタイヤ支持物(1’)及び(2)と外接して連結するタイヤ支持物(1’’)により構成されるタイヤ支持物の図で、(C)は(2)をタイヤ支持物内部に有したタイヤ支持物(1’’’)を連結することにより構成されたタイヤ支持物の図である。
図2の(1)は(2)を含まないものとして記載しているが、以下の文において(1’)、(1’’)、(1’’’)と区別せずタイヤ支持物として記載し、タイヤ支持物の形状や構造や材質の種類は本発明の請求項を満たすものであればその種類は限定しない。
図3は本発明のタイヤ支持物の簡略図一例で、(A)は(2)が(1)又は(1)の構成物と直接接合又は結合したもので、(B)は(2)が着脱用の連結装置(3)と連結用取っ手(3’’’)を介して連結したもので、(C)は(2)がボルトなどの着脱可能なとめ具を介して(1)に連結したものである。
また、図3の(B)は(3)の貫通した溝から出た(3’’)を矢印の方向へ押すことにより(3’’)に連動して(3’)が(3)内部の矢印の方向へ稼働し、(3)と(3’)により構成されたリングに隙間ができる一般的な機構の着脱用連結装置である。
図4は本発明のタイヤ支持物構成部分を車軸と平行な方向に切断した簡略図であり、(A)は(2)が(1’’)の間に構成するもので、(B)は(2)が(1’’)の外側に位置するものの例であり、(1’’)と(2)の形状を限定するものではない。
また図4において、(B)の(2)が左右いずれか片側だけのものや、(A)や(B)を複合して設けたものや、(A)の(2)や(B)の(2)を複数設けたものなども考えることができ、その種類は限定しない。
図5は本発明のタイヤ支持物で使用可能である連結部の簡略図1例であり、(A)は(2)を挟んで固定可能な凹構造(4)の図で、(B)は(2)を間に入れるだけの凹構造(4’)の図で、(C)は図3の(B)の(3)と(3’)がフック形状になったものの例である。
図6は本発明のタイヤ支持物の連結装置の簡略図1例であり、(A)は連結固定部(5)と連結固定部(5’)が引っかかることにより(1)を連結固定するための連結装置で(5)は(5’’’)を矢印の方向へスライドさせるとスプリング(6)を構成に持つ可動部(5’’)を押すことにより(1)の着脱を行うものの図で、(B)は(5’’’)を矢印の方向へスライドさせることによりスプリング(6)を構成に持つ(5’’)を押し広げ別の固定部(5)を固定するストッパー部も矢印方向へ押し広げる連結装置部分の図である。
図7は本発明のタイヤ支持物の連結装置の固定部の簡略図1例であり、(A)は固定部の上視図で(1’’’’)は(5’’’)のスライド用の(1)に設けた溝で(5’’’’’)はボルトを貫通させるため(5’’’)に設けた穴であり、(B)は(A)の固定部付近の断面図で(5’’’)のスライド後に(1)と(5’’’)を固定するためのボルト(6’)を(1)に設けたネジの切った穴(1’’’’’)と(5’’’’’)を貫通させ挿入し固定する構造を示した図である。
図8は本発明のタイヤ支持物の連結部分を車軸と平行な方向から見た簡略図一例を示し、(A)は車軸と垂直に切った断面で個々の(1)に設けた可動用連結部(7)及び(7’)の位置関係を示し、(B)は(A)の(8)付近を車軸と垂直な位置から見た図であり交互に重なった(7)と(7’)を(8)の軸がそれぞれを貫通して設けたものである。
図8は請求項1の条件を満たし折り曲げることができ、また、図8とは異なり軸がなくタイヤ支持物同士が交互にかみ合う構造をしていてもよく、その種類は限定しない。
図9は本発明のタイヤ支持部分の簡略図一例を示し、(A)はタイヤ支持物(1)の連結部分を車軸と垂直な方向から見た図で、(B)は(A)の(X−X’)の断面図を示し、先端が円盤状になりその後部が幾分細い円筒状の軸になった回転できる突起(8’)と(7’)を包み込んで(8’)が抜けない構造の穴(8’’)により(8’)と(8’’)が回転できる可動用連結部であり、(C)は(B)の円盤形状の突起先端部分と(8’’)の穴が球形状になり可動域が上下又は左右などの方向まで増えた形状の連結部である。
図10は本発明の車軸側からスライドさせて連結させるタイプのタイヤ支持物の簡略図一例を示し、(A)は車軸と平行な位置から見た部分的な透視図で、凸形状の突起(1凸)と(1凸)をスライドさせて連結するガイド(1凹)を示し、(B)は車軸と垂直方向の車輪内径側から見た図で、(1凸)が(1凹)をスライドして連結するものを示し、(C)は(B)の(1凸)及び(1凹)の凹凸が平らになったものである。
図11は本発明のタイヤ支持物の簡略図一例を示し、(A)は図10の(A)が斜め方向のスライド部になったものであり、(B)は図10のスライド部が類円弧状のスライド部になったものであり、(C)は図11の(B)の一部が横方向に飛び出した円柱状の突起(1’凸)及び突起部分とガイド部分の下部が固定用の図6などの機構を有した装置になったものである。
図12は本発明のタイヤ支持物を横から見た簡略図であり、(A)は(1L)の着脱部(SL)を(1R)の着脱部(SR)に差し込むことにより固定する方法の機構一例を示し、(B)は回転運動のスライドをさせながら固定する方法の機構一例を示したものである。
図13は本発明で使用可能であるタイヤ支持物構造部分の簡略図一例を示し、(A)は図5のフック等を引っかけることが可能な軸であり、その軸の左右の内壁面が平らになっているのでフック等の平らな面を支えることができる。
図13の(B)は左右両側が平らになった(A)に連結するフックであり、(A)との連結時に(B)がフックの湾曲のくぼみにより外れることを防げ、フックの左右両側が平らになっていることにより(B)の構成物が軸の回転方向以外の方向に傾くことを抑制したり防いだりすることが可能である。
図13の(C)はタイヤ支持物を直線的に切断した断面の簡略図一例であるが、タイヤ支持物の断面又はタイヤ支持物同士の向かい合う面や接合面は、曲面状であっても、凹凸状であってもまたそれらが単数又は複数使用されるものであってもそれらの形状や構造は任意であり、それらの種類は限定しない。
図13の(D)はタイヤ支持物のストッパー部分として使用可能である凹構造の簡略図一例を示し、この凹構造と反対形状の凸構造のタイヤ支持物を引っかけることによりタイヤ支持物の固定ができるが、その形状は他の曲線的な構造や直線的な構造などを複合させたものでもよく、その種類は限定しない。
図13の(E)は図13の(D)に小さなくぼみを設けた簡略図一例であり、その小さなくぼみに図6のようなスイッチ式のストッパーを引っかけることによってタイヤ支持物の固定を行えるようにしたものである。
図13の(F)は図13の(E)のくぼみが小さな突起になったものの簡略図一例であり、図6のスイッチ式のストッパーを突起に引っかけることによりタイヤ支持物の固定を行えるようにしたものである。
図13の(D)や(E)や(F)などタイヤ支持物やタイヤ支持物の固定用装置は、タイヤ支持物の固定が任意に行われるものであればよく、それらの形状や構造や材質の種類は限定しない。
図13の(G)と(H)と(I)は本発明で使用可能である図6の(5’’’)などの固定用スイッチの可動部分簡略図一例の図であり、(G)は(5’’’)を矢印の方向へスライドさせるタイプのもので、(H)は回転させ回すことで図6の(5)や(5’)に類似の固定部を作動させるタイプのものであり、(I)は引くことにより図6の(5)や(5’)に類似の固定部を作動させまた取ってのつけ根付近に設けた軸により取って自体を倒すことが可能であるスイッチ部分である。
図13の(G)や(H)や(I)はタイヤ支持物等を固定するための機能を果たすことができるものであれば、それらの形状や構造や材質の種類は限定しない。
以下、本発明の実施例を図14〜図44に基づいて説明する。
図14は本発明のタイヤ支持物の簡略図一例で(A)は左右方向の断面、(B)は円周方向の断面を示したものであり、(9)はつっかい用構造物、(10’)はタイヤパンク時にタイヤを支持するタイヤ支持面であり、タイヤ支持物(10)におけるつっかい用構造物(9)を埋め込む方法は、タイヤ支持物の形成時に同時に埋め込んだ状態で製造しても、タイヤ支持物に穴を設けタイヤ支持物形成後につっかい用構造物をその穴に埋め込んでもよく、その種類は限定しない。
また、図14の楕円(e)の点線付近の範囲は、タイヤ支持物とつっかい用構造物を凹凸構造にし外れにくくしたものであるが、タイヤ支持物の固定が可能なものであれば凹凸構造の有無やそれらの形状の種類は限定しない。
図15は本発明のタイヤ支持部の簡略図一例で(A)及び(B)及び(C)はタイヤ支持物を上から見た断面図を示し、(X−X’)はタイヤ支持物(10)における左右方向の中心付近の線であり、(A)は(9)が(X−X’)を超えた位置まであるもの、(B)は(9)が(X−X’)まで存在せず分割されてタイヤ支持物の左右方向や円周方向に対し同一直線上に配置したものであり、(C)は複数の(9)が(10)の横方向及び円周方向に並んで配置されたものである。
図15における横方向の並びになった(9)の並びが斜め方向に配置したものや、同一直線上になった並びから(9)をずらした位置に配置したものや不規則に配置したものなど、タイヤパンク時のタイヤ支持物を使用中に(9)がタイヤ支持物から外れずタイヤ支持物もホイールから外れない強度を確保できるものであればその種類は限定しない。
またつっかい用構造物の形状は、中空状のものであっても、構造物が詰まったものであっても、複数の層からなるものであっても、混合物質からなるものであっても、円形状や角形状や螺旋形状のものであってもよく、その種類は限定しない。
図16は本発明のタイヤ支持物を横から見た断面図一例を示したものであり、(11)の点線で印した円は(10)の最も内側部分付近を示した円周であり、(11)の円周より外側の同一円周上につっかい用構造物と(10)のタイヤ支持物が設けられ、(9)はつっかい用構造物であり(9’)は同一円周上の(10)とつっかい用構造物の距離をあけて設けたもので、(9’’)は同一円周上の(10)がつっかい用構造物に接するように設けられたもので、(9’’’)は(10)の内部に(9)を設けたものである。
本発明で使用するつっかい用構造物とタイヤ支持物は、(9)と同一円周上に(10)が存在するように設けられたものであれば、タイヤ支持物とつっかい用構造物が接する又は接着する又は間隔を開けて設けてもその種類は限定しない。
図17は本発明のタイヤ支持物の断面簡略図一例で、(A)は車軸と平行に切った断面図、(B)は本発明のタイヤ支持物の分割部分の線を省略し車軸と垂直に切った断面図、(C)は分割したタイヤ支持物構成部分を車軸と垂直に切った断面図、(D)はタイヤ支持物を車軸と平行に切った断面図を示し、(13)はタイヤ支持物の円周内部に存在するカーカスの輪であり、(13’)は複数の(9)を結ぶ外周円部分及び個々の(9)の外周を包囲する部分により構成されるカーカスの輪であり、(Xa)及び(Xb)の点線はタイヤ支持物の連結用の断面が存在できる部分の例である。
図17の(C)は車軸と平行な位置から見た分割したタイヤ支持物の簡略図であり、カーカス等と類似の働きをする(13)がタイヤ支持物パーツ単体の車軸と垂直な方向において輪形状に存在したもので、図17の(D)は車軸と垂直な位置から見た分割したタイヤ支持物の簡略図であり、カーカス等と類似の働きをする(13)がタイヤ支持物パーツ単体の車軸と平行な方向において輪形状に存在したものであり、(13)は(C)や(D)が単体で存在するものであっても、(C)と(D)を複合したものであっても、(13)が(C)又は(D)に対して斜め方向に存在したものや斜め方向の(D)が単方向で存在するものや、(13)を使用しないものなど様々であり、その種類は限定しない。
図18は本発明のタイヤ支持物構成部の簡略図一例で、(A)は本発明のタイヤ支持物の分割部分の線を省略しタイヤ支持物を車軸と垂直に切った断面図、(B)は(A)の(X−X’)上を車軸と平行に切った断面図を示し、(14)は(9)を連結したワイヤーであり、つっかい用構造物が連結物によって連結され輪形状となったものであり、ワイヤーを横3本に並べ構成しているが、強度が確保できるものであればワイヤーの本数は3本以上でも以下でもよく、また、連結物の種類はワイヤーと同様又は類似の効果を有するものであれば金属系やカーボン系や合成化合物系やセラミックス系など図17同様その種類は限定しない。
また、図18も図17同様タイヤ支持物の連結部分の連結面は平らなものや、曲線や直線などよりなる面や、断面が凹凸になり対向する交互の凹凸を連結させる図8の(B)の軸がない構造のものなど様々な形状を考えることができ、その種類は限定しない。
図19は本発明のタイヤ支持物の内部を上から見た断面図一例を示し、(A)は右側又は左側の車輪構成部分のいずれかを支持する(9)に(14)のワイヤーを左右交互に連結したもので、(B)は車輪構成部分の左右いずれかを支持する(9)を左右に分割して連結したもので、(C)は左右の車輪構成部を支持する(9)を連結したものであり、(12)は何も連結していないワイヤー、(14)は(9)を連結したワイヤーであり、つっかい用構造物や連結物などその種類は限定しない。
本発明で使用する円周の長さを維持可能で変形可能な輪形状のものや(9)を連結するためのものは、本発明の機能を果たすものであればその種類は限定しない。
図20は本発明で使用可能である様々な形状のタイヤ支持物を円周に沿って切り横から見た断面の簡略図一例を示したものであり、様々な形状の(9)が(15)の接着剤により(10)に固定されたもので、(9)と同一円周上付近に(10)が存在するものであれば、(9)は(10)に内包されていても(9’’’’)のようにつっかい用構造物の一部が外に出ている構造であってもその種類は限定しない。
本発明で使用する接着剤は(9)と(10)を固定し機能することが可能なものであればJIS規格等に記載されているものや、他の研究中の物質であっても接着剤の種類は限定しない。
図21は本発明のタイヤ支持物の断面図一例を示したものであり、(9)は棒状のつっかい用構造物で(16)はボルトで固定するため(9)に設けたボルトを通す穴であり、(18)は内側に(17)のネジの切ってある穴を有す金属片であり、(19)は(9)と(10)を固定するためのボルトである。
本発明で使用する(9)や(10)を固定するためのボルトやナットやワッシャーやパッキンなど固定具や固定部分の材質や構造などの種類は頑丈で強度を保つことができるものであればその種類は限定しない。
本発明のつっかい用構造物やタイヤ支持物に他の機能の部品や物質や構造を組み合わせることは任意であり、限定しない。
図22は本発明のつっかい用構造物(9)に設けた軽量化用の穴又は溝の簡略図一例で(A)は(9)を車軸と平行に切った断面図、(B)は(9)を上から見た穴の種類の例の図を示したものであり、(20)は(9)を貫通した軽量化用の穴、(20’)は(9)を貫通しない溝である。
上記図22について、つっかい用構造物及びタイヤ支持物使用時の強度や耐久性が保てるものであれば穴や溝の形状や個数は限定しない。
図23はパッキンの働きをする物質で本発明のつっかい用構造物を覆ったもの一例の図であり、(21)は(9)を覆うパッキンで、(B)は(9)の穴又は溝にパッキンなどの物質が入ってないもの、(C)は(9)の穴又は溝に他の物質が入ったものである。
本発明のつっかい用構造物を覆うためのパッキン、シール、シート、フィルム、リング等名称によらずパッキンの働きをする物質は、タイヤ支持物とは別の物質で覆ったものでもタイヤ支持物を構成する物質で覆ったものでもよくその種類は限定しない。
また、軽量化用穴又は溝を設けた本発明のつっかい用構造物に、パッキンの機能が可能である物質をコーティングし、平らにしたものや凹凸を形成したものなど、その種類は限定しない。
図24は本発明の円周を分割するタイプのタイヤ支持物で、(A)は車軸と平行な位置から見た図で、(B)はタイヤ支持物を車軸と垂直な位置から見た正面図の一例を示し、矢印の方向は乗り物が前進したときに回転する方向であり、(22)はホイールリムと接するタイヤ支持物下部部分、(23)及び(23’)はタイヤ支持物どうしを連結固定するためのボルトを固定するための穴であり、(26)は別のタイヤ支持物の(26’)の部分を入れて固定するタイヤ支持物連結用の穴であり、(25)はタイヤ支持物を軽量化するための空洞であり、(24)は(25)を有することによってブリッジ形状を有したタイヤ支持物部分である。
また、(A)のタイヤ支持物の中央付近の車軸側に(2)をボルトでタイヤ周方向へ固定することによりタイヤ支持物を固定し、ボルト付近を軸に回転運動させタイヤ支持物同士をはめ込むことによってリングを形成するものである。
またタイヤ支持物同士の固定は、タイヤ支持物を固定するためボルトを使用せず向かい合うタイヤ支持物片の双方に複数の穴を設け靴ひものようにワイヤーを通すことによって間隔を狭めて接合するなど、タイヤ支持物同士の固定の方法の種類は限定しない。
図25は本発明のタイヤ支持物を車軸と垂直な位置から見た簡略図を示したものであり、(28)はタイヤの内側からタイヤの左右を別々に支持し(28’)のホイールリムの貫通用の穴を有するタイヤ支持物で、(27)はタイヤを支持するホイールリムであり、(27’)は(28’)を貫通して(27)を着脱し(27)が支持するタイヤの反対側を支持するホイールリムであり、(27)と(27’)の円周状の段差により(28)を挟んで固定する2ピースタイプのホイールリム部分である。
図26は本発明のタイヤ支持物の簡略図一例で、(A)はタイヤ支持物を車軸と垂直な位置から見た図、(B)は(A)の(X−X’)の断面を車軸と平行な位置から見た図、(C)は(A)の形状を変化させたタイヤ支持物の図を示し、(29)はタイヤ支持物に設けた溝であり、(A)中央付近の(X−X’)の断面が(B)のようになり、(29’)はタイヤ支持物両側の円筒部分に設けた溝で、(C)の(29)は(A)の(29)の形状を変形させたものであるが、タイヤ支持物に構成する(29)の形状は円形や楕円形や多角形であってもタイヤ支持物の支持物機能を疎外しないものであればその形状や構造の種類は限定しない。
一つの車輪におけるリング状又は円周のそれぞれが分離されたブロック状などのタイヤ支持部分をタイヤ支持物の左右方向の並び又は車輪の円周方向の並びに複数設けたり、また、図26では外から溝が見える形状のものであるが一つの車輪のタイヤ支持部分とタイヤ支持部分の間に空間を設けてブリッジ状にしたり、(10)の内部を中空状にしたものなど、その組み合わせの種類は限定しない。
図27は本発明のタイヤ支持物を車軸と垂直な方向から見た図一例であり、(A)はホイールリム構成部分とタイヤ支持物の接触部が曲線形状になったもので、(B)はホイールリム構成部分とタイヤ支持物の接触部が直線形状になったものであり、タイヤ支持物を構成する高分子物質やつっかい用構造物を任意で組み合わせることにより車輪が矢印の方向へ回転してもタイヤ支持物自体は回転しない様にすることができるが、タイヤ支持物とホイールの接触部分の形状は本発明のタイヤ支持物の機能を果たすものであればその種類は限定しない。
図28は本発明のつっかい用構造物とタイヤ支持物の形状を保つための内部構造を示した図一例であり、(A)の(30)はつっかい用構造物がタイヤ支持物のタイヤ支持面付近まで支える形状をしたものであり、(B)はつっかい用構造物(31)とタイヤ支持物(32)のタイヤ支持面付近を支える支持物(32)が分離して設けられたものである。
図29は本発明のタイヤ支持物を機能用物質で覆ったものの図一例を示し、(34)はタイヤ支持物であり、(33)はタイヤ支持物を覆う様に設けた機能用物質であるが、機能用物質はパッキンの機能を果たすものや振動を吸収する機能をするものやノイズを消す又は少なくするための機能を果たすものなど何らかの機能を果たす目的で設けたものであればその種類は限定しない。
図30は本発明のタイヤ支持物一例の図であり、(35)は(10)の内周側に設けた溝であり、タイヤ支持物(35’)の連結軸が折れ曲がりやすくしたものであるが、溝の形状や溝の数やタイヤ支持物における構成位置などその種類は限定しない。
図31は本発明のタイヤ支持物一例の図で、(A)はタイヤ支持物を車軸と垂直な位置から見た図で、(B)は円筒形状のタイヤ支持物内径を車軸側から外周側方向へ見たタイヤ支持物部分の裏側面の図で、(C)はタイヤ支持物を車軸と平行な位置から見た図を示したものであり、(36)はホイールリム側からタイヤ側へ貫通したタイヤ支持物の穴であり、(A)の(37)はタイヤ支持物の端から(36)の裏側付近にあるホイールリム側へ溝が通じ(C)の(37)の様になった気体の導入用の溝であり、(B)の(38)は(36)等の穴に通じるタイヤ支持物の裏側に構成した溝であり、(36)に通じる部分は(38)の溝に穴を開けた形状となるが(38)の形状はタイヤ支持物の裏側等に縦方向や横方向や斜め方向の直線や曲線やそれぞれを複合した線や穴で設けてもよくその種類は限定しない。
図31の穴及び溝は、ホイールリムに設けた気体導入用のバルブから入ってきたタイヤを膨らませるための気体が、タイヤ支持物に設けられた溝や穴を通過してタイヤとホイールリムで囲まれる空間内に広がるための穴や溝であり、タイヤ支持物とホイールリムの接地面積を任意で調節することによってホイールリムにタイヤ支持物をはめ込み装着する際の摩擦の低減や、振動の吸収のための層を作ることによる騒音の抑制など副次的な効果を得ることが可能であるが、気体導入用の穴又は溝はタイヤ支持物の性質上形成したものでもよく、形状や構造などその種類は限定しない。
図32は本発明の車輪一例の図を示したものであり、(39)は(39’’)のタイヤ支持部分を有するホイールリムのタイヤ支持部で、(39’)は(39)と連結するホイールリム部分であり、(39)と(39’)が連結することにより(39’’’)の凹凸の段差を形成し、ホイールリムの(39’’’)付近で本発明のタイヤ支持物の左右円周を挟んで固定することにより単純な形状の段差でつっかい用構造物を左右にずれないよう固定できる。
図32の(39’’’)の形状は、ホイールリムとタイヤ支持物の接合部分は車軸に対して垂直で平らな円周形状であるが、ホイールリムとタイヤ支持物は互いにかみ合うよう車軸に対して斜めに傾いたくさび形であったり、円周面が直線又は曲線の凹凸で形成したり、ホイールのタイヤ支持物支持部分をホイール同士のつなぎ目より内側又は外側に構成したものなど(39’’’)の形状や構成部分は本発明のものであればその種類は限定しない。
上記のタイヤ支持物は使用中に外れたり壊れたりしない十分な強度のあるものであればそれらの種類は限定しない。
上記の例は本発明の説明のため記述したものであり、本発明の請求項によるものであれば、その形状、材質、構造などの形態の種類を完全に限定するものではない。
図33は本発明の車輪構成部の位置関係を車軸と垂直な位置から見た簡略図を示したものであり、(40)は車軸と平行なタイヤ断面であり、(41)と(41’)は図32と同様にタイヤを外周円部分に乗せタイヤ支持物を内側の側面に挟んで固定するホイールリムであり、(42)は(42’)のホイールリムを通過させる穴を有しタイヤの左右両側を別々に支持することが可能なタイヤ支持物である。
図33の車輪は、車輪と車軸を連結するホイールディスク構成部分又は着脱部分はホイールリムの(41)、又は(41’)、又は(41)と(41’)の間、のいずれに設けてもよくその種類は限定しない。
ホイールに構成するねじの切った穴やボルトや接着剤は車輪の強度と耐久性が保てるものであればその種類は限定しない。
図34は本発明で使用可能であるタイヤ支持物構成物の簡略図一例で、(A)はチェーン形状をしたリング状の構造物一部分を車軸と平行な位置から見た図で、(B)は(A)をタイヤ支持物内径付近の左右両側に装着した図一例を示し、(42)及び(42’)はチェーン用のプレートであり、(B)のチェーン型構造物は円周方向に変形しやすく横方向からの力に対して変形しにくく円周の長さの変化が少ないために、タイヤ支持物装着時にタイヤ支持物の内径側とホイールリムの間にタイヤを挟み込みにくくしたり、(42)及び(42’)の部分をタイヤ支持物と着脱可能に分離して設けることで、タイヤ支持物の幅が一定であってもそれぞれに合う多様な幅の(42)や(42’)につけ変えるだけで様々なホイールの溝の幅に合ったタイヤ支持物の固定ができる。
また図34は車軸と平行な方向に回転軸をもつ本発明のタイヤ支持物部分であるが、タイヤ支持物とタイヤ支持物をつなぐ回転軸や連結物の形状や構造や材質など、その種類は限定しない。
図35は本発明の図34と類似のタイヤ支持物に装着するチェーン付近の簡略図で、(A)はチェーンをタイヤ支持物に装着するための構造、(B)はタイヤ支持物に固定しない(42’)部分の構造、(C)は(A)の(43)の変わりに取り付けるためのチェーンのとめ具の例を示したものであり、(A)の(43)はチェーンとタイヤ支持物(28)をとめるためのボルトで(28’)は(28)に設けたネジを切ったボルト固定用の穴であり、(B)の(44)は両端がボルト上端の頭部分のように大きくなりその間が円柱のローラー形状のとめ具で、(C)は(A)の(43)の代わりに取り付けるための(44’)の中空構造で両端が大きい形状のローラーに(43’)のボルトを入れて固定する連結部である。
図35のチェーンのようにボルト上部の頭の部分が、チェーンの表面に出ず奥まで入り直接タイヤなどと接しない方が、ボルトの金属でタイヤを傷つけることがなく、また、図35の(A)が(C)の構造になることによりタイヤ支持物にチェーンをとめるためのボルトを外してもチェーンがばらばらにならない。
また、タイヤ支持物の内方側面円周に沿った溝を設けてその中にチェーンをはめ込んだり、チェーンの外側にタイヤ支持物の溝の円周に沿った取り外し式のパッキンを設けたりするなど、チェーンの装着の組み合わせに関して種類は限定しない。
タイヤ支持物で使用する固定用の凹凸構造又はボルトやナットなどの留め具とタイヤ支持物やつっかい用構造物などのタイヤ支持物構成物の固定用構造の形状などの種類は多様であり、ナットはタイヤ支持物と別設にしたものでもタイヤ支持物自体に金属片などを埋め込みその金属片などにねじを切り設けた穴でもよくボルトやナットやワッシャーなどの固定具の種類は限定しない。
図36は本発明のつっかい用構造物の外周側付近上に断片的に複数個存在するつっかいを有すタイヤ支持物一例の図を示し、(45)は本発明のつっかい用構造物を有するタイヤ支持物の断面で、(45’)は(45)に設けたボルト通過用のネジを切ってない穴で、(46)はタイヤ支持物で、(47)はつっかい用構造物の外周付近上で固定する(47’)の両端がネジの切ってある中空の穴を有する金属製の棒状のつっかいで、(46’)と(46’’)は(46)に設けた金属を有するボルト固定用のネジを切った穴であり、(46’)は(48’)のボルトと(49)のワッシャーと(47)のつっかいを固定する穴で、(46’’)は(45’)を貫通する(48)のボルトを固定するための穴である。
上記(47)は中空状の構造物としたが、車輪の円周方向には分割された板状になったものなど、その種類は限定しない。
図37は本発明のタイヤ支持物を車軸と垂直な方向から見た図一例であり、(50)はつっかい用構造物であり、(51)はタイヤ支持物で下部に(52)の円周を周回するリング状のワイヤーを有したものである。
図37のワイヤーは同様の効果を有するものであれば、上記したものと同様にその種類は限定しない。
図38は本発明の図37のタイヤ支持物を車軸と平行な方向から見た図一例であり、(50)の同一円周上にある(53)はタイヤ支持物に構成した空洞であり、(50)の上下に(51)のタイヤ支持物が構成されたものである。
図39は本発明の図37の円周側のタイヤ支持物を変化させたものの図一例であり、図37よりワイヤーの数とタイヤ支持物のホイールへの接地面積を増やしてタイヤ支持物の安定を増したものである。
図40は本発明のタイヤ支持物の簡略図一例であり、(A)はタイヤ支持物(1)が2つ連結されたものであり、同時にタイヤ内部に挿入するが、(2)はワイヤーであり、このワイヤーによりタイヤ支持物組み立て時にタイヤ支持物がタイヤ外周方向へ広がりにくくしてタイヤ支持物装着時のタイヤ支持物の動きを促成する。
図40の(B)は図40の(A)をタイヤ内で広げた図であり、(S)はタイヤ支持物同士の連結部分であり、図6と類似の装置である。
図40の(C)は図40の(B)に別のタイヤ支持物を装着中の図であり、タイヤ内径からタイヤ支持物(1)を挿入し、(f1)を(f2)に引っかけることにより連結し向かい合う連結装置(S)同士により固定するタイヤ支持物部分である。
図40の(D)は図40の(C)に小さめの(1)を(C)と同様に装着した後、最後に小さく分割したタイヤ支持物をタイヤ内周からタイヤ外周側方向へスライドさせて装着するタイプのタイヤ支持物である。
図41は本発明のタイヤ支持物の簡略図一例であり、(A)はタイヤ支持物を分解した図であり、(f1)を(f2)に矢印の方向へはめ込み(f)付近のタイヤ支持物外周付近に記載した矢印と同様の方向へタイヤ支持物同士を回転させることにより連結されるタイヤ支持物である。
図41の(B)は図41の(A)をすべて装着した時の図であり、切断面の曲線部分は、直線形の面であっても凹凸形の面であっても本発明の請求項の条件を満たし任意の形状に連結できるものであれば、それらの形状や構造や材質などそれらの種類は限定しない。
図42は本発明のタイヤ支持物の簡略図一例を示し、(A)の(54)はタイヤ内面に接地する部分を有したタイヤ支持物であり、(55)はタイヤ支持物を両端に軸で連結しプレート同士も軸で連結することにより、タイヤ支持物の距離を離さず回転運動により距離を近づける連結装置で、(55’)はタイヤ支持物を両端に軸で連結し一方の連結物がもう一方の連結物の中に入り長さを短くすることができ一定以上円周の大きさが大きくなるのを防ぐことができる連結物であり、タイヤ支持物の扁平率が低くタイヤ内径が広いものでの使用が向いているものである。
図42の(B)はタイヤ支持物(54)の外周側に回転軸をもちタイヤ支持物をタイヤ支持物円周方向へ凹ませタイヤの内径からタイヤとホイールリムで構成される空間内に入れるタイヤ支持物部分を示したもので、図42の(C)は軸で連結したタイヤ支持物(54)を渦巻き状にしてタイヤの内径からタイヤとホイールリムで構成される空間内に入れるタイヤ支持物の端と端を連結して輪形状にするタイヤ支持物のタイヤ支持物部分を示したものであり、それらのいずれも(A)と同様にタイヤ支持物の扁平率が低くタイヤ内径が広いものでの使用が向いているものである。
図42の連結物は円周の大きさが広がり過ぎない様にする効果があるものであればワイヤーやシート状のもの等でもよく、構造や材質など本請求項の条件を満たすものであればその種類は限定しない。
図43は本発明のタイヤ支持物の簡略図一例を示し、図25や図33のタイヤ支持部分の左右の大きさを変えたものである。
本発明のタイヤ支持部分の大きさや形状や本発明の他の請求項や他の発明のものなどとの複合など、本発明の条件を満たすものであればそれらの形状や構造や材質など、その種類は限定しない。
図44は本発明のタイヤ支持物部分の簡略図一例を示し、(A)〜(F)は(28)などの片側のタイヤ支持物を車軸と平行に切った断面で、(G)は(28)などの両側のタイヤ支持物を車軸と平行に切った断面で、(H)は車軸と平行な方向からタイヤ支持物部分を見た図で、(A)〜(H)の図の上側がタイヤ内面との接地部分であり、下側が車軸側でありホイールリムと接地する部分である。
図44の(A)はタイヤとの接地部分より下の部分が削られたもの、(B)は(A)のタイヤとの接地部分を支える部分が片側に移動したもの、(C)はタイヤ内面のサイド壁側が曲面となりタイヤに沿って支持することができる形状になったもので、(D)は(C)を中空状にしたもので、(E)は両側からタイヤとの接地部分を支える形状のもので、(F)は(A)に支えがついたものであり、この支えは両サイドに設けられたり交互にずらして設けたり支えの形状や支える範囲を変更するなどしてもよく、タイヤとの接地部分やその接地部分を支える部分の形状は様々であり、その種類は本発明の条件を満たすものであれば限定しない。
図44の(G)は(28)のタイヤ支持部分を中空状にしたものの例であり、それらの形状や(28)の接地間隔や個数や(28)が波形になる等の形状の種類は本発明の条件を満たすものであればその種類は限定しない。
図44の(H)はタイヤ接地部分を支持する部分に穴を空けたものの例であるが、穴の形状や個数などタイヤ支持物としての強度や本発明の条件を満たすものであればその種類は限定しない。
本発明のタイヤ支持物はタイヤとの接地部分をゴムやシリコンや発泡材料等の高分子化合物などで作り、その接地部分の支持部分を中空状でリサイクル可能な中空状の金属等で作るなど、その構造の種類は本発明の条件を満たすものであれば限定しない。
本発明の請求項のものは本発明の請求項に限らず複合することが可能であり、その種類は限定しない。
本発明の実施態様は以下の通りである。
1.車輪を構成する部分の形状や構造や材質などの種類は様々である。
2.本発明のつっかい用構造物はホイールリムやホイールディスクを作ることが可能な変形しにくい材質の金属やセラミックスやカーボンなどを車輪の円周方向に分割した板状又は棒状又は断片状に形成し、タイヤ支持物はタイヤ等で使用可能である変形可能な高分子物質を原料として形成され、ホイールリムやホイールディスクなどホイール構成物のタイヤ支持部分より内方付近にある右側と左側の支持部により支持されるものであればその種類は限定しない。
3.本発明で使用するタイヤ支持物の構造内部の円周の長さを維持可能で変形可能なリング状構造物のものは、ワイヤー、カーカス、チェーン、プレート、ローラー、リング、網、鎖、ネット、布、ビード、ベルト、ひも、ブレーカー、スプリング、クローラー、キャタピラー、ブロック等名称によらず円周の長さを維持可能で変形可能な輪の形状のものであれば、その種類は限定しない。
4.つっかい用構造物の連結において、ワイヤー、カーカス、チェーン、プレート、リング、ローラー、網、鎖、ネット、布、ビード、ベルト、ひも、ブレーカー、スプリング、クローラー、キャタピラー、ブロック等名称によらずつっかい用構造物を連結することが可能な連結物、又は、同形や異形のつっかい用構造物自体が組み合わされることによりリング形状になった連結物、などつっかい用構造物の間隔を維持可能で輪の形状となることが可能なものであればその種類は限定しない。
5.車輪に設けられる溝や穴の形状は本発明の条件を満たすものであれば、その種類は限定しない。
6.タイヤの空気抜け防止用パッキンとの一体化などその種類は多様である。
7.タイヤパンク時のタイヤ支持物の個数は多様であり、タイヤパンク時のタイヤ支持物のとめ具や固定の方法などその種類は多様である。
8、本発明の車輪において他の機能や装置や構造との組み合わせは、多様でありその種類は限定しない。
1.車輪を構成する部分の形状や構造や材質などの種類は様々である。
2.本発明のつっかい用構造物はホイールリムやホイールディスクを作ることが可能な変形しにくい材質の金属やセラミックスやカーボンなどを車輪の円周方向に分割した板状又は棒状又は断片状に形成し、タイヤ支持物はタイヤ等で使用可能である変形可能な高分子物質を原料として形成され、ホイールリムやホイールディスクなどホイール構成物のタイヤ支持部分より内方付近にある右側と左側の支持部により支持されるものであればその種類は限定しない。
3.本発明で使用するタイヤ支持物の構造内部の円周の長さを維持可能で変形可能なリング状構造物のものは、ワイヤー、カーカス、チェーン、プレート、ローラー、リング、網、鎖、ネット、布、ビード、ベルト、ひも、ブレーカー、スプリング、クローラー、キャタピラー、ブロック等名称によらず円周の長さを維持可能で変形可能な輪の形状のものであれば、その種類は限定しない。
4.つっかい用構造物の連結において、ワイヤー、カーカス、チェーン、プレート、リング、ローラー、網、鎖、ネット、布、ビード、ベルト、ひも、ブレーカー、スプリング、クローラー、キャタピラー、ブロック等名称によらずつっかい用構造物を連結することが可能な連結物、又は、同形や異形のつっかい用構造物自体が組み合わされることによりリング形状になった連結物、などつっかい用構造物の間隔を維持可能で輪の形状となることが可能なものであればその種類は限定しない。
5.車輪に設けられる溝や穴の形状は本発明の条件を満たすものであれば、その種類は限定しない。
6.タイヤの空気抜け防止用パッキンとの一体化などその種類は多様である。
7.タイヤパンク時のタイヤ支持物の個数は多様であり、タイヤパンク時のタイヤ支持物のとめ具や固定の方法などその種類は多様である。
8、本発明の車輪において他の機能や装置や構造との組み合わせは、多様でありその種類は限定しない。
1・1’・1’’・1’’’:タイヤ支持物、2:連結用ワイヤー、3・3’:着脱用連結装置、3’’:取っ手、3’’’:3用取っ手、4・4’:凹構造、5・5’’・5’’’’:連結用機構、5’’’:スイッチ用取っ手、6:スプリング、1’’’’:1に設けた溝、5’’’’’:穴、6’:ボルト、1’’’’’:穴、7・7’:可動用連結部、8:軸、8’:方向が車軸と垂直方向の回転軸、8’’:8’の固定部、1凸:スライド用の凸形状の突起、1凹:1凸のスライド用ガイド、1’凸:突起、1L:タイヤ支持物、1R:タイヤ支持物、SL:タイヤ支持物着脱機構、SR:タイヤ支持物着脱機構、9:つっかい用構造物、10:タイヤ支持物、10’:タイヤ支持面、11:内側部分付近の円周、9’・9’’・9’’’:つっかい用構造物、12:ワイヤーの輪、13・13’:カーカス、14:ワイヤー、9’’’’:つっかい用構造物、15:接着剤、16:穴、17:穴、18:金属片、19:ボルト、20:穴、20’:溝、21:パッキン、22:タイヤ支持物下部部分、23・23’:穴、24:タイヤ支持物、25:空洞、26:タイヤ支持物連結用の穴、27:ホイールリム、27’:ホイールリム、28:タイヤ支持物、28’:穴、29:溝、29’:溝、30:つっかい用構造物、31:つっかい用構造物、32:支持物、33:機能用物質、34:タイヤ支持物、35:溝、36:穴、37:溝、38:溝、39:ホイールリム、39’:連結用ホイールリム部分、39’’:タイヤ支持部分、39’’’タイヤ支持物固定部分40:タイヤ、41・41’:ホイールリム、42;タイヤ支持物、42’:穴、42・42’:プレート、28’:穴、43・43’:ボルト、44・44’:ローラー形状の連結部、45:タイヤ支持物、45’:ネジを切ってない穴、46タイヤ支持物、47:棒状のつっかい、47’:ネジの切ってある中空の穴、46’:穴、46’’:金属片、48’:ボルト、49:ワッシャー、46’’:穴、48:ボルト、50:つっかい用構造物、51:タイヤ支持物、52:リング状のワイヤー、53:空洞、54:タイヤ支持物、55・55’:タイヤ支持物の連結物
e:タイヤ支持物とつっかい用構造物の凹凸構造
e:タイヤ支持物とつっかい用構造物の凹凸構造
Claims (7)
- タイヤとホイールリムで囲まれた空間内でパンク時のタイヤの支持が可能であり、分割したタイヤ支持物を連結機構により連結することによって連続してつながった輪形状となるタイヤ支持物において、
円周の内側方向へ湾曲又は折れ曲がる変形が可能であるタイヤ支持物の円周の長さ維持連結用構造物、又は、円周の内側方向へ湾曲又は折れ曲がる変形が可能であるタイヤ支持物の円周の長さ維持用回転軸構造物を構成としたことを特徴とする、タイヤ支持物。 - 上記請求項1のタイヤ支持物であり、円周方向に分割されたつっかい用構造物、を複数構成としことを特徴とする、タイヤ支持物。
- 上記請求項1又は請求項2の両方又はいずれか一方において、タイヤ円周方向において、連続的又は断片的な輪による形状変化抑制用構造物、を有したしたことを特徴とする、タイヤ支持物。
- 上記請求項1〜請求項3のタイヤ支持物であり、タイヤにおける地面との接地部分の裏側面側において、タイヤの左右両側を個々又は別々に支持することが可能である単数又は複数のタイヤ支持物を有したことを特徴とする、タイヤ支持物。
- 上記請求項1〜請求項4のタイヤ支持物であり、タイヤ支持物に軽量化用の穴又は凹凸、又は、タイヤ支持物に軽量化用の中空状構造を有したことを特徴とする、タイヤ支持物。
- 上記請求項1〜請求項5のタイヤ支持物であり、ホイールリムの気体挿入用バルブ付近からタイヤとホイールリムで囲まれる空間内への気体導入用の穴又は溝を有することを特徴とする、タイヤ支持物。
- ホイールリム又はホイールディスクなどの車輪構成部のタイヤ側の円周上において、上記請求項1〜請求項6のタイヤ支持物固定用の接地部分の円周形状の凹凸構造を有すことを特徴とする、パンク対応用車輪。
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