JP2015036311A - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙を適正に給紙する。
【解決手段】用紙Pを積載する用紙積載板51と、最上部の用紙を上限停止位置mまで用紙積載板を上昇させる上昇用駆動部と、用紙の幅方向hの両端部の位置を規制する一対の側端規制部材52,53とを備え、最上部の用紙を送風により浮上させてから給紙方向aに送り出す画像形成装置100の給紙装置500において、各側端規制部材の前端部に設けられ、一対の側端規制部材の内側面よりも内側に突出して用紙の幅方向の端部の位置を規制する規制位置と側端規制部材の前側の退避位置とに切り替え可能な第一の補助側端規制部材61,62と、それぞれの側端規制部材における第一の補助側端規制部材よりも後方に着脱可能に設けられ、送風により浮上した用紙の幅方向の端部位置を規制する第二の補助側端規制部材63とを備え、第二の補助側端規制部材の下端部が最上部の用紙の上限停止位置よりも上に位置することを特徴とする。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像形成装置の給紙装置に関する。
画像形成装置に用紙を供給する用紙供給装置は、用紙を積層状態で載置する用紙積載板と、用紙の幅方向の両端部の位置を規定する可動式の側端規制部材と、用紙の供給方向の後端部の位置を規定する可動式の後端規制部材とを備え、各規制部材を用紙サイズに合わせて位置決めすることにより正しい向きで用紙の供給を行うことを可能としている。
しかし、このような用紙サイズの調節を可能とする給紙装置は、側端規制部材の移動調節を可能とするために用紙積載板の両側端部を切り欠いており、その強度上の問題からより小さいサイズの用紙に対応にするには限界があった。
そこで、従来の給紙装置では、両側の側端規制部材の前端部に回動可能な補助側端規制部材を設け、通常の側端規制部材により調節可能な最小の用紙幅よりも狭い幅の用紙を使用する際には、各補助側端規制部材を内側に回動させてその回動端部により用紙幅の規定を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−327805号公報
しかしながら、上記従来の給紙装置では、補助側端規制部材が用紙の前端の両側端部をガイドする構造であるため、長さが短い用紙の場合には問題は生じないが、幅が狭く長尺の用紙の場合には、その後端部で幅方向のズレを生じて給紙方向に対して用紙の曲がりを生じるおそれがあった。
本発明の目的は、適正な用紙供給を行う画像形成装置の給紙装置を提供することである。
本発明は、用紙を積載する用紙積載板と、前記積載された最上部の用紙が一定の上限停止位置となるまで前記用紙積載板を上昇させるための上昇用駆動部と、前記用紙の給紙方向と直交する幅方向に移動可能であって、前記用紙の幅方向の両端部の位置を規制する一対の側端規制部材とを備え、前記積載された最上部の用紙を送風により浮上させてから前記給紙方向に送り出す画像形成装置の給紙装置において、それぞれの前記側端規制部材の給紙方向の前端部に設けられ、前記一対の側端規制部材の内側面よりも内側に突出して前記一対の側端規制部材が規制する用紙幅よりも小さい用紙の幅方向の端部の位置を規制する規制位置と前記側端規制部材の前側の退避位置とに切り替え可能な第一の補助側端規制部材と、それぞれの前記側端規制部材における前記第一の補助側端規制部材よりも後方に着脱可能に設けられ、前記送風により浮上した用紙の幅方向の端部位置を規制する第二の補助側端規制部材とを備え、前記第二の補助側端規制部材の下端部が前記最上部の用紙の上限停止位置よりも上に位置することを特徴とする。
また、上記の本発明において、前記第二の補助側端規制部材は、当該第二の補助側端規制部材が規制する用紙の幅方向の端部位置に前記送風により浮上する用紙を導く傾斜面を有するガイド部材を、前記第二の補助側端規制部材の下方に垂下支持すると共に、前記ガイド部材を前記第二の補助側端規制部材に対して上下に揺動し、外部から上方に押し上げることを可能としても良い。
上記の本発明において、前記ガイド部材は自重により前記第二の補助側端規制部材の下方に垂下支持されている構成としても良い。
また、上記の本発明において、前記ガイド部材は可撓性を有し、撓むことにより前記第二の補助側端規制部材に対して外部から上方に押し上げることを可能とする構成としても良い。
また、上記の本発明において、前記側端規制部材に対して前記第二の補助側端規制部材を上方から装着する凹凸構造部を相互間に設け、前記凹凸構造部は、相互の隙間により前記側端規制部材に対して前記第二の補助側端規制部材の回動を可能とし、前記側端規制部材又は前記第二の補助側端規制部材に磁石を設けて前記回動を規制した状態で前記第二の補助側端規制部材を固定する構成としても良い。
また、上記の本発明において、前記用紙積載板に対して前記上限停止位置よりも上方で前記用紙を吸着し給紙方向に送る送り機構を備え、前記第二の補助側端規制部材は、前記送り機構が用紙を吸着する高さまで用紙の幅方向の端部位置の規制を行う構成としても良い。
また、上記の本発明において、前記用紙の給紙方向に移動調節可能であって、前記用紙の給紙方向の後端部の位置を規制する後端規制部材を備える構成としても良い。
本発明では、給紙装置が第一及び第二の補助側端規制部材を備え、エアーにより浮上した用紙の幅方向の端部位置を適正な位置に規制するので、側端規制部材の規制範囲よりも幅の狭い用紙を給紙する際の曲がりを矯正し、適正な用紙供給を行うことが可能となる。
また、第二の補助側端規制部材は、その下端部が最上部の用紙の上限停止位置よりも上に位置するので、用紙積載板は第二の補助側端規制部材と干渉しないようにより内側に切欠きを形成する必要がなく、その強度を高く維持することが可能となる。
本発明に係る画像形成装置を示す全体構成図である。 画像形成装置の給紙部の斜視図である。 画像形成装置の給紙部において第一及び第二の補助側端規制部材を使用しない状態の平面図である。 画像形成装置の給紙部において第一及び第二の補助側端規制部材を使用する状態の平面図である。 給紙部の給紙ベルト機構の側面図である。 第二の補助側端規制部材及びガイド部材の斜視図である。 第二の補助側端規制部材とガイド部材の分解斜視図である。 ガイド部材が垂下状態にある第二の補助側端規制部材の側面図である。 ガイド部材が上昇した状態にある第二の補助側端規制部材の側面図である。 用紙積載板に複数の用紙が積載された状態で浮上する用紙をガイドする状態を給紙方向後方から見た図である。 用紙積載板の最後の用紙をガイドする状態を給紙方向後方から見た図である。 用紙積載板が上限停止位置を超えて上昇した状態を給紙方向後方から見た図である。 第二の補助側端規制部材及びガイド部材の他の例を示す側面図である。
[画像形成装置の概要]
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本発明に係る画像形成装置100の全体構成図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、主に画像形成装置本体100a、画像読取装置SC、自動原稿送り装置DF、画像処理部30、給紙装置500から構成されている。
画像形成装置本体100aは、感光体1、帯電部2、像露光部3、現像部4、転写部5、クリーニング部6等からなる画像形成部と、定着部7と、用紙搬送系から構成されている。
用紙搬送系は、給紙カセット10、第1給紙部11、第2給紙部12、排紙部14、搬送路切換部15、循環再給紙部16、反転排紙部17から構成されている。
また、給紙装置500は、上下に並んで配設された三つの給紙部50から構成されている。
[自動原稿送り装置及び画像読取装置]
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿dは給紙部により搬送され、画像読取装置SCの光学系により原稿dの片面又は両面の画像が読みとられ、イメージセンサーCCDにより読み込まれる。イメージセンサーCCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部30において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、像露光部3に画像信号を送る。
また、図示しない画像形成装置100の制御装置は、通信部(不図示)から通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で通信可能であり、当該外部の装置から受信した画像信号を画像処理部30を介して像露光部3に送る場合もある。
[画像形成部]
画像形成部においては、感光体1に対し、帯電部2により電荷が付加され、像露光部3からのレーザ光照射により静電潜像が形成され、現像部4により静電潜像が顕像化されてトナー像となる。次いで、給紙カセット10に収容された用紙Pが第1給紙部11から搬送される。用紙Pは、レジストローラーからなる第2給紙部12でトナー像との同期がとられて搬送される。その後、用紙Pは、転写部5でトナー像が転写されてから定着部7により定着される。
また、給紙カセット10に収容された用紙Pではなく、給紙装置500に収容された用紙Pも画像形成装置本体100aに給紙されて、その用紙Pにトナー像が転写されて定着される。
定着後の用紙Pは、排紙部14により装置外に排出される。一方、クリーニング部6により感光体1上の転写残のトナーが除去される。なお、両面印刷の場合は、第1面に画像形成された用紙Pは、搬送路切換部15により循環再給紙部16に送り込まれて反転され、再び画像形成部において第2面に画像形成後、排紙部14により装置外に排出される。反転排紙の場合は、通常の排紙通路から分岐した用紙Pは、反転排紙部17においてスイッチバックして表裏反転された後、排紙部14により装置外に排出される。
[給紙装置の概要]
図2は給紙装置500の給紙部50の概略を示す斜視図、図3は後述する第一の補助側端規制部材61,62及び第二の補助側端規制部材63を使用しない状態の平面図、図4は使用する状態の平面図である。給紙部50は、前述したように上下に三つ並んで給紙装置500に設けられているが、これらはいずれも同一の構成からなるので、ここではその一つの給紙部50について説明を行うものとする。
なお、以下の説明では、給紙部50の給紙方向aにおける前方を単に「前」、その逆方向を単に「後」というものとする。
給紙部50は、用紙Pを積層状態で載置する用紙積載板51と、積層状態の最上部の用紙Pが一定の上限停止位置m(図10参照)となるまで用紙積載板51を上昇させるための上昇用駆動部としての上昇用モーター(図示略)と、水平であって用紙Pの給紙方向aと直交する用紙の幅方向(以下、用紙幅方向hという)に移動可能であって、用紙Pの用紙幅方向hの両端部の位置を所定位置に規制する一対の側端規制部材52,53と、用紙Pの前端部の位置を所定位置に規制する前端規制部材54と、用紙Pの後端部の位置を所定位置に規制する後端規制部材55と、側端規制部材52,53による最小規制幅よりも狭い用紙について用紙幅方向hの両端部の位置を所定位置に規制する第一の補助側端規制部材61,62及び第二の補助側端規制部材63,63と、用紙P及び上記各構成を収容する筐体59と、筐体59の上方で用紙を吸着し給紙方向に送り出す送り機構としての給紙ベルト機構56とを備えている。
筐体59は、上部が開放された直方体形状の箱体である。
上記用紙積載板51は、矩形の平板であり、前端部近傍であって用紙幅方向hの両端部の側縁部には、用紙幅方向hに移動調節が行われる各側端規制部材52,53との干渉を回避するための切欠き511,512が形成されている。また、この用紙積載板51の後端部近傍から前方に向かって用紙幅方向hの中央部に矩形の開口部513が形成されており、筐体59の内底面に装備された後端規制部材55が開口部513を通って上方まで延びている。
また、用紙積載板51は、筐体59の内部において当該筐体59により昇降可能に支持されており、上昇用モーターから図示しない昇降動作機構を介して昇降動作が付与されるようになっている。昇降動作機構は、上昇用モーターからのトルクを上下方向に沿った直動動作に変換する機構であり、例えば、ピニオン−ラック機構、ボールネジ機構などが利用される。
用紙積載板51の上方には、積層された最上部の用紙Pが予め定められた上限停止位置mまで上昇したことを検出する上限センサー(図示略)が設けられており、画像形成装置100の制御装置は、積層された最上部の用紙Pが常に上限停止位置mを維持するように上昇用モーターを制御する。
後端規制部材55は、その平板面を給紙方向aに垂直に向けた状態で、前後方向に位置調節が可能となるように筐体59の内底面に装備されている。後端規制部材55の上端部は、前述した上限停止位置mよりも高く、平板面が積載された用紙Pの後端部に当接してその後端位置を所定位置に規制する。
また、後端規制部材55は、用紙積載板51の開口部513の範囲で手動により前後に位置調節可能であり、用紙Pの後端位置を適宜調節することが可能となっている。
一対の側端規制部材52,53は、用紙積載板51の幅方向中央部を挟んで幅方向の両側に対向配置されている。各側端規制部材52,53は、互いに対向するその内側面が鉛直上下方向及び給紙方向aに沿うように筐体59の内底面に立設されており、用紙幅方向hに沿って移動調節可能となっている。各側端規制部材52,53は、それぞれの対向する内側側面が積載された用紙Pの用紙幅方向hの端部に当接して当該端部を所定位置に規制する。
なお、各側端規制部材52,53は、用紙幅方向hに一方を移動調節すると他方が連動して逆方向に等距離の移動を行う連動機構により連結されており、用紙積載板51の用紙幅方向hの中心線から互いに等距離を維持するようになっている。この連動機構は、例えば、各側端規制部材52,53の底部に用紙幅方向hに沿って互いに相手側に向かって延出された長尺の部材を設け、それぞれの長尺の部材の互いに対向する側縁部にラック歯を形成すると共に、相互のラック歯に噛合するピニオン歯車を設けた一般的な構成のものが使用される。
筐体59の内側面には各側端規制部材52,53に向かって延出された支承板591,592が固定されており、各側端規制部材52,53の後端部側の上面には、支承板591,592に向かって延出されたガイド板521,531が装備されている。
ガイド板521,531はいずれもその延出方向に沿って一対の長穴が形成されており、蝶ネジを介して支承板591,592に連結されている。即ち、各側端規制部材52,53の位置調節の際には、蝶ネジを緩めて支承板591,592とガイド板521,531との連結状態を解除し、長穴に沿って位置調節後に再び蝶ネジを締結して各側端規制部材52,53の調節後の用紙幅方向hの位置を固定するようになっている。
なお、各側端規制部材52,53の後端部には段部522,532が形成されて他の部分よりも高くなっており、当該段部522,532にガイド板521,531が装備されている。
また、図3及び図4は、各側端規制部材52,53が用紙積載板51の切欠き511,512が許容する範囲で最も内側(相互の幅が狭くなる位置)に調節された状態を示している。
また、各側端規制部材52,53は、中空の箱状であり、その内部には浮上エアー送風部57,58が個別に格納されている。これら浮上エアー送風部57,58は、ファンを内蔵したダクト571,581を備え、各側端規制部材52,53の内側側面における上限停止位置mに設けられた送風口572,582から最上部の用紙Pに向かって用紙幅方向hの両側から送風を行うことにより、最上部の用紙Pを浮上させることを可能としている。
前端規制部材54は、その平板面を給紙方向aに垂直に向けた状態で、筐体59の内底面上で各側端規制部材52,53の前側に固定装備されている。そして、各側端規制部材52,53の前端部に対向する前端規制部材54の後側平面が積載された用紙Pの前端部に当接して所定位置に規制する。
さらに、前端規制部材54は、中空の箱状であり、その内部には分離エアー送風部60が格納されている。分離エアー送風部60は、前述した浮上エアー送風部57,58の送風により最上部の用紙Pと共に浮上するその下側の用紙Pを払い落とすために送風を行う。
分離エアー送風部60は、ファンを内蔵したダクト601を備え、前端規制部材54の上面に設けられた送風口602から浮上した最上部の用紙Pの下側の用紙Pに向かって前方から送風を行い、払い落としを行う。
また、給紙部50は、図5に示すように、各側端規制部材52,53(図5では側端規制部材52は図示略)の前端部及び前端規制部材54の上方に給紙ベルト機構56が配置されている。
この給紙ベルト機構56は、給紙方向aの上流側に設けられた大径のローラー561と、給紙方向aの下流側に設けられた二つの小径のローラー562,562と、これらに張設され、用紙幅方向に並んだ四組のベルト563と、ローラー561を回転駆動する給紙モーター(図示略)と、各ベルト563の内側に挿入されたダクト565と、ダクト565の他端部において当該ダクト565内を負圧とするファン(図示略)とを備えている。なお、各ローラー561,562に替えてスプロケットを使用しても良い。
各ベルト563は、その全面に渡って表裏を貫通する複数の小孔が形成されており、内側に配設されたダクト565の内部がファンにより負圧にされることで、各小孔を介して各ベルト563の下部に用紙Pを吸着することが可能となっている。
なお、用紙Pを吸着するベルト563の下部の高さは、上限停止位置mよりも上方であって各側端規制部材52,53の上面部(段部522,532を除く)に近接対向する高さとなっている。
また、各ベルト563は、その下部が給紙モーターの駆動により給紙方向aに搬送され、吸着した用紙Pを給紙方向aに送り出すことが可能となっている。
給紙ベルト機構56の前方には、搬送部65が設けられている。この搬送部65は、ベルト563の下部から送り出される用紙Pを挿入可能な挿入ガイド部651と、当該挿入ガイド部651の前方で用紙Pを挟んで画像形成装置本体100aの搬送路に続いている搬送路652に送り出す搬送ローラー653,654と、当該搬送ローラー653,654を回転駆動させる駆動源としてのモーター(図示略)とを備えている。
第一の補助側端規制部材61,62は、各側端規制部材52,53の前端部に鉛直上下方向に沿った軸回りに回動可能に支持されており、側端規制部材52,53の内側面よりも内側に突出して、一対の側端規制部材52,53が規制する用紙幅よりも狭い範囲で用紙Pの幅方向のそれぞれの端部の位置を所定位置に規制する規制位置(図4の状態)と側端規制部材52,53の前側の退避位置(図3の状態)とに切り替え可能となっている。
それぞれの第一の補助側端規制部材61,62は、規制位置と退避位置のそれぞれの位置で浅く嵌合する凹凸構造を設けて位置を固定することが可能となっており、手動による回動操作により嵌合状態を解除することが可能となっている。
それぞれの第一の補助側端規制部材61,62は、その回動端部に側端規制部材52,53の底部から給紙ベルト機構56のベルト563の下部までのほぼ全高に渡って平滑な規制面611,621が形成されており、これらの規制面611,621は第一の補助側端規制部材61,62が規制位置にあるときに、給紙方向aと鉛直上下方向とに平行な向きとなる。これにより、各規制面611,621が積層された用紙の用紙幅方向hの端部に当接してその位置を規制することを可能としている。
なお、規制位置にある第一の補助側端規制部材61,62の規制面611,621の用紙幅方向hの位置は、側端規制部材52,53の用紙幅方向hの移動調節により調節可能となっている。
また、図3及び図4の符号612,622は、第一の補助側端規制部材61,62が規制位置に切り換えられたことを検知して制御部に通知するセンサーである。かかるセンサーは光学式、接触式、その他いずれでも良い。
第二の補助側端規制部材63,63について図6〜図8に基づいて説明する。なお、各側端規制部材52,53のそれぞれに装備される第二の補助側端規制部材63,63はいずれも同一構造なので、側端規制部材53側に装備される第二の補助側端規制部材63について説明し、重複する説明は省略する。
第二の補助側端規制部材63は、ガイド板531の先端部を側端規制部材53の上面に固定する二つのネジ533,533の上端部に設けられた係合突起533a,533aを介して側端規制部材53に装着される。第二の補助側端規制部材63は、装着時に水平となる上面部631と、上面部631の一端部(側端規制部材53とは逆側の端部)に連接し、下方に屈曲した規制部632と、規制部632に形成された切り欠き633により二叉となる下端部に連接し、傾斜面を有する二つの傾斜部634,634と、各傾斜部634,634から側端規制部材53側に折り返されて水平となる支持部635,635と、第二の補助側端規制部材63を側端規制部材53に固着する磁石637と、後述するガイド部材64を支持する円柱状の支柱638とを備えている。
第二の補助側端規制部材63の上面部631の側端規制部材53側の端部における給紙方向aの中央部には他よりも高くなっている段部631aが形成されており、その背面には磁石637が固定装備されている。
そして、段部631aを挟んでその両側には、上下に貫通する貫通孔631b,631bが形成されている。この貫通孔631b,631bにネジ533,533の係合突起533a,533aが挿入されることにより、第二の補助側端規制部材63は側端規制部材53に装着される。
上記貫通孔631b,631bと係合突起533a,533aは、側端規制部材53に対して第二の補助側端規制部材63を上方から装着する凹凸構造部として機能するものである。
上記貫通孔631b,631bの内径は挿入された係合突起533a,533aとの間に僅かにクリアランスが生じる大きさに設定されており、また、係合突起533a,533aはその上端部が円錐形状に縮径している。このため、貫通孔631b,631bに係合突起533a,533aが挿入された状態において、第二の補助側端規制部材63を上方に引き上げると、クリアランスにより容易に取り外すことが可能となっている。また、クリアランスにより許容される範囲で、側端規制部材53に対して第二の補助側端規制部材63を給紙方向aに沿った軸回りに回動させることが可能となっている。
即ち、第二の補助側端規制部材63の下端部(最低部)である支持部635,635の下面は、上限停止位置mよりも幾分高くなるように側端規制部材53に装着されている。その一方で、用紙積載板51はその上面が上限停止位置mより上には移動しないように制御部が上昇用モーターの制御を行っている。しかしながら、不慮の要因、例えば、制御部の制御エラーの発生や上限センサーの故障等の事故が生じた場合には、用紙積載板51が上限停止位置mを超えて上昇する懸念がある。そのような不慮の事故により、第二の補助側端規制部材63に用紙積載板51が接触した場合であっても、図12に示すように、第二の補助側端規制部材63はクリアランスにより回動を生じ、用紙積載板51との干渉を回避することができる。また、さらに用紙積載板51が上昇をし続けた場合でも、係合突起533a,533aの上端部が縮径しているので、第二の補助側端規制部材63が係合突起533a,533aから容易に外れて、用紙積載板51との干渉を回避することができる。
このように二段階で対策が施されており、不慮の事故の発生時でも係合突起533a,533aと第二の補助側端規制部材63の損壊を回避することが可能となっている。
なお、第二の補助側端規制部材63は、浮上した用紙Pの用紙幅方向hの端部位置を規制するためのものである性質上、給紙の際に容易に回動することは好ましくない。このため、上面部631に設けられた磁石637が磁性体からなるガイド板531に吸着し、回動を生じないように第二の補助側端規制部材63を側端規制部材53に対して固定している。
また、磁石637で固定するので、上述した不慮の事故の発生時には、第二の補助側端規制部材63は、容易に固着状態が解除され、回動し、側端規制部材53から分離することができる。
第二の補助側端規制部材63の装着状態において、規制部632の平面は、給紙方向a及び鉛直上下方向に平行となり、浮上する用紙Pの用紙幅方向hの端部の位置を所定位置に規制する。
この規制部632は、図10に示すように、その下端部が上限停止位置mよりも高く、上端部は給紙ベルト機構56のベルト563の下部よりも高くなるように配置されている。これにより浮上した用紙Pの後端部の用紙幅方向hの両端部の位置を、用紙Pがベルト563に吸着されるまで適正な位置に規制することができる。
また、規制部632の給紙方向aの中央下部には前述した切り欠き633が形成されている。
規制部632の下端部は切り欠き633により二又に分離した形状であり、その下端部のそれぞれには、側端規制部材53側に幾分傾斜した傾斜面を有する傾斜部634,634が連なっている。各傾斜部634,634の傾斜面は、第二の補助側端規制部材63により支持されるガイド部材64の有する傾斜部646と略同一面で並ぶようになっている。
各傾斜部634,634の下端部は、それぞれ支持部635,635が連なっている。この支持部635,635は上面が水平となっており、第二の補助側端規制部材63により支持されるガイド部材64の有するボス部643,643が個々に載置された状態となり、ガイド部材64の上下動範囲の下限位置を規制するようになっている。
また、第二の補助側端規制部材63の下端部となる支持部635,635の下面は、前述した上限停止位置mよりも幾分上方に位置している。
また、第二の補助側端規制部材63は、規制部632により規制する用紙の用紙幅方向hの端部位置にエアーにより浮上する用紙Pを導く傾斜部646を有するガイド部材64を、第二の補助側端規制部材63の下方に垂下支持している。
このガイド部材64は、その下端部が第二の補助側端規制部材63に対して外部から上方に押し込み可能となっている。
ガイド部材64は、第二の補助側端規制部材63に対して上下に揺動可能に支持される構造の基部641と、基部641の下部に固定装備された傾斜部646を有する傾斜部材645とを備えている。
基部641は、給紙方向aに沿って長尺な平板であり、給紙方向aにおける中央部に上下に貫通装備された円筒部642を備えている。当該円筒部642は、前述した第二の補助側端規制部材63の支柱638が挿入され、当該支柱638に沿ってガイド部材64が上下動を行うように支持される。
また、基部641の給紙方向aの両端部下面には、下方に垂下された状態で円柱状のボス部643,643が固定装備されている。このボス部643,643は、その下端部が前述した第二の補助側端規制部材63の支持部635,635に当接することにより、第二の補助側端規制部材63に対するガイド部材64の上下動範囲の下限位置を決定する。
ガイド部材64は、基部641の支持構造により通常は自重によってボス部643,643が規制する下限位置に留まっており(図8の状態)、ガイド部材64に対して上方への外力を加えることで容易に上方に移動させることが可能となっている(図9の状態)。
なお、図8及び図9における符号644は錘であり、用紙Pをガイドする際にガイド部材64が安定するように適度な荷重を付与している。この錘644に替えて下方に微弱な加圧を行うバネ等の弾性体を第二の補助側端規制部材63とガイド部材64との間に設けても良い。
傾斜部材645の傾斜部646の傾斜面は、前述した第二の補助側端規制部材63の傾斜部634との傾斜面と略同一の傾斜角度で傾斜しており、ガイド部材64が前述した下限位置にあるときに、図8に示すように、傾斜部646の傾斜面と傾斜部634の傾斜面とが略同一平面上となるように相互の位置関係が設定されている。また、傾斜部646の傾斜面は、第二の補助側端規制部材63の傾斜部634の傾斜面よりも下方まで延びている。これにより、浮上する用紙Pの後端部が用紙幅方向により広範囲にズレを生じている場合でも、用紙Pの後端部を用紙幅方向に適正な位置にガイドすることが可能となっている。
また、傾斜部646の上端部は給紙方向a及び鉛直上下方向に平行な非傾斜部647と連なっている。当該非傾斜部647の給紙方向aの幅は、第二の補助側端規制部材63の規制部632に形成された切り欠き633の給紙方向aの幅と略一致しており、当該非傾斜部647は、切り欠き633の内側に収容される。そして、当該非傾斜部647は、規制部632と略同一平面上に並んだ状態で、相互に摺接しながらガイド部材64が上下動を行うようになっている。
上記非傾斜部647が、第二の補助側端規制部材63の規制部632に形成された切り欠き633に嵌まった状態となることにより、ガイド部材64が支柱638に沿って上下動を行う際に、当該支柱638を中心とした回動を生じないように規制することが可能となっている。
なお、側端規制部材52側のガイド板521もその先端部がネジ533,533により固定されている。そして、側端規制部材52側の第二の補助側端規制部材63は、側端規制部材53側の第二の補助側端規制部材63に対して互いの規制部632を対向させた状態で、ガイド板521のネジ533,533に装着される。
[給紙機構の給紙動作]
上記構成の給紙部50による給紙動作について説明する。ここでは、各側端規制部材52,53により規制可能な最小用紙幅よりも幅が狭く、給紙方向aに長尺な用紙Pを給紙する場合を例示する。
図4に示すように、後端規制部材55を上記の用紙Pの長さに合った位置に調節し、各側端規制部材52,53を最小用紙幅となる位置に調節する。そして、それぞれの第一の補助側端規制部材61,62を規制位置となるように回動させる。
さらに、各ガイド板521,531のネジ533,533の係合突起533a,533aに貫通孔631b,631bを位置合わせして、各側端規制部材52,53に第二の補助側端規制部材63,63を装着する。この時、それぞれの第二の補助側端規制部材63は磁石637により各ガイド板521,531の上面に固着される。なお、第二の補助側端規制部材63には予めガイド部材64が装備されている。
そして、用紙積載板51に用紙Pを積載する。
画像形成装置100の制御部により、用紙積載板51上に積載された用紙Pの最上部の高さが上限停止位置mであることが上限センサーで検出されるまで上昇用モーターが上昇方向に駆動制御され、最上部の用紙Pが上限停止位置mとなる位置で停止する。
次に、給紙ベルト機構56では各ベルト563が用紙吸着可能な状態となり、各浮上エアー送風部57,58は最上部の用紙Pに対して用紙幅方向hの両側から浮上エアーを送風する。また、用紙Pの前方からは分離エアー送風部60から分離エアーの送風が行われる。
これにより、最上部の用紙Pが浮上を行い、ベルト563の下部に吸着される。また、最上部の用紙Pと共に浮上したその下の用紙Pは分離エアーにより払い落とされる。
この時、第二の補助側端規制部材63,63は図8に示すように、ガイド部材64,64を下方に垂下した状態にある。そして、最上部の用紙Pの浮上の際には、その後端部が用紙幅方向hに沿って位置ズレを生じていた場合でも、図4及び図10に示すように、各ガイド部材64の傾斜部646により修正され、二つの第二の補助側端規制部材63,63の規制部632,632の間に導かれるようになっている。
用紙Pが吸着されると、ベルト563が給紙方向aに駆動し、用紙Pは搬送部65に送られ、さらに、搬送部65から画像形成装置本体100aの搬送路に搬送されて、画像形成が行われる。
また、積載された用紙Pが残り少なくなると、用紙積載板51の上面が上限停止位置mに接近し、最後の一枚までベルト563に吸着されると、用紙積載板51の上面が上限停止位置mまで上昇する。この過程において、上限停止位置より下方に垂下されていたガイド部材64は、図9及び図11に示すように、その下端部が用紙積載板51の上面に当接し、上方に押し上げられる。この時、ガイド部材64は自重で垂下された状態にあるので、容易に押し上げられ、ガイド部材64と用紙積載板51との間で互いに大きな荷重が生じるような干渉状態は回避される。
また、図12は、制御部の制御エラーや上限センサーの故障等により用紙積載板51が上限停止位置mを超えて上昇した場合を示している。この場合、第二の補助側端規制部材63の支持部635が用紙積載板51の上面に当接して押し上げられる。
第二の補助側端規制部材63は磁石637で固着され、貫通孔631bは係合突起533aに対してクリアランスを設けているので、固着状態が解除されて係合突起533aを支点として第二の補助側端規制部材63は容易に回動する。また、用紙積載板51がさらに上昇を続けた場合でも、係合突起533aの先端部は縮径しているので、貫通孔631bから容易に外れ、それぞれの第二の補助側端規制部材63は各側端規制部材52,53から容易に分離する。
従って、第二の補助側端規制部材63と用紙積載板51との間で互いに大きな荷重が生じるような干渉状態は回避される。
[発明の実施形態の技術的効果]
上記画像形成装置100は、給紙装置500の給紙部50が第一及び第二の補助側端規制部材61〜63を備え、エアーにより浮上した用紙Pの用紙幅方向hの端部位置を適正な位置に規制するので、側端規制部材52,53の規制範囲よりも幅の狭い用紙Pを給紙する際の曲がりを矯正し、適正な用紙供給を行うことが可能となる。
また、第二の補助側端規制部材63は、その下端部が最上部の用紙Pの上限停止位置mよりも上に位置するので、用紙積載板51は第二の補助側端規制部材63と干渉しないように、より内側に切欠きを形成する必要がなく、その強度を高く維持することが可能となる。
また、第二の補助側端規制部材63はガイド部材64を垂下支持しているので、当該ガイド部材64の傾斜部646の傾斜面により、浮上する用紙Pの後端部を第二の補助側端規制部材63の規制する用紙幅方向hの端部位置により効果的に導くことができ、より幅の狭い用紙Pの給紙する際の曲がりをより効果的に矯正することができる。
また、ガイド部材64は第二の補助側端規制部材63に対して上方に押し上げ可能なので、用紙積載板51が上限停止位置mまで上昇した場合でも、ガイド部材64との干渉が生じない。このため、用紙積載板51はガイド部材64を回避する形状にする必要がなく、その強度を高く維持することが可能である。
特に、ガイド部材64は、自重により第二の補助側端規制部材63の下方に垂下支持されているので、用紙積載板51が上限停止位置mまで上昇した場合に、ガイド部材64を容易に押し上げることができ、用紙積載板51とガイド部材64との間での大きな荷重が生じる干渉を回避することが可能である。
また、第二の補助側端規制部材63が貫通孔631bと係合突起533aとからなる凹凸構造部により回動可能に支持され、当該第二の補助側端規制部材63は磁石637により側端規制部材52,53に固定されているので、用紙積載板51が故障等の不慮の要因により上限停止位置mよりも上昇した場合でも、第二の補助側端規制部材63は磁石による固定状態がはずれて回動可能状態となり、相互間の干渉状態を回避することができる。
このため、上記不慮の自体が生じた場合でも、第二の補助側端規制部材63と用紙積載板51との干渉による破損の発生を低減することが可能となる。
また、第二の補助側端規制部材63の規制部632はベルト563の下面の高さよりも上方まで設けられているので、給紙ベルト機構56のベルト563が用紙Pを吸着する高さまで用紙Pの幅方向の端部位置の規制を行うことができ、より効果的に用紙の曲がりを矯正し、適正な用紙供給を行うことが可能となる。
また、給紙部50は、用紙Pの給紙方向aの後端部の位置を所定位置に規制する後端規制部材55を備えるので、第二の補助側端規制部材63との協働により、用紙Pを適正な後端位置に位置決めすると共に、用紙Pの後端部の用紙幅方向hの位置の適正化をより効果的に行うことが可能となる。
[その他]
上記実施形態では、給紙装置500を電子写真式の画像形成装置100に搭載した場合を例示したが画像形成装置のタイプはこれに限られない。例えば、インクジェット式、その他の用紙に画像形成を行うあらゆるタイプの画像形成装置に上記給紙装置500を適用することが可能である。
また、第二の補助側端規制部材63は、各側端規制部材52,53の後端部に装備しているが、これに限らず、各側端規制部材52,53において第一の補助側端規制部材61,62よりも後方となる配置であれば良い。
また、第二の補助側端規制部材63に磁石637を装備して、当該第二の補助側端規制部材63を側端規制部材52又は53側に固着しているが、第二の補助側端規制部材63を磁性体から形成し、磁石637を側端規制部材52,53側に設けて、第二の補助側端規制部材63を固着する構成としても良い。
また、上記実施形態では、ガイド部材64が第二の補助側端規制部材63により上下動可能に支持されている場合を例示したが、これに限定されるものではない。
例えば、図13に示すように、第二の補助側端規制部材63からガイド部材64を上下動可能に支持する構成(切り欠き633、支持部635、支柱638)を除いた第二の補助側端規制部材63Aの下部(例えば、傾斜部634)に、可撓性を有するブレード状のガイド部材64Aを装備する構成としても良い。
ガイド部材64Aは、第二の補助側端規制部材63Aの給紙方向aの幅と略同一の幅の平板であり、金属より容易に弾性変形を行うことが可能な材料、例えば、弾性変形性を有するプラスチックやゴム等の樹脂等から形成する。また、ガイド部材64Aは、前述したガイド部材64の傾斜部646と同じ方向に傾斜した状態で第二の補助側端規制部材63Aに支持されている。
また、第二の補助側端規制部材63Aの下端部は、上限停止位置mよりも上方となるように配置され、ガイド部材64Aの下端部は上限停止位置mよりも下方まで延出されている。
かかる構造の第二の補助側端規制部材63A及びガイド部材64Aによれば、ガイド部材64Aの傾斜面により、ガイド部材64と同様に、浮上する用紙Pの後端部の用紙幅方向の端部を適正な位置に導くことができる。
また、用紙積載板51が上限停止位置mまで上昇する過程で、ガイド部材64Aの下端部は用紙積載板51の上面に押されて上方に容易に撓み(図13の二点鎖線)、用紙積載板51とガイド部材64Aとの干渉を効果的に回避することができる。
50 給紙部
500 給紙装置
51 用紙積載板
52,53 側端規制部材
533,533 ネジ
533a 係合突起(凹凸構造)
54 前端規制部材
55 後端規制部材
56 給紙ベルト機構(送り機構)
563 ベルト
57,58 浮上エアー送風部
61,62 第一の補助側端規制部材
63,63A 第二の補助側端規制部材
631b 貫通孔(凹凸構造)
632 規制部
634 傾斜部
635 支持部
637 磁石
638 支柱
64,64A ガイド部材
611 規制面
642 円筒部
645 傾斜部材
646 傾斜部
100 画像形成装置
100a 画像形成装置本体
a 給紙方向
h 用紙幅方向
m 上限停止位置
P 用紙

Claims (7)

  1. 用紙を積載する用紙積載板と、
    積載された最上部の用紙が一定の上限停止位置となるまで前記用紙積載板を上昇させるための上昇用駆動部と、
    前記用紙の給紙方向と直交する幅方向に移動可能であって、前記用紙の幅方向の両端部の位置を規制する一対の側端規制部材とを備え、
    前記積載された最上部の用紙を送風により浮上させてから前記給紙方向に送り出す画像形成装置の給紙装置において、
    それぞれの前記側端規制部材の給紙方向の前端部に設けられ、前記一対の側端規制部材の内側面よりも内側に突出して前記一対の側端規制部材が規制する用紙幅よりも小さい用紙の幅方向の端部の位置を規制する規制位置と前記側端規制部材の前側の退避位置とに切り替え可能な第一の補助側端規制部材と、
    それぞれの前記側端規制部材における前記第一の補助側端規制部材よりも後方に着脱可能に設けられ、前記送風により浮上した用紙の幅方向の端部位置を規制する第二の補助側端規制部材とを備え、
    前記第二の補助側端規制部材の下端部が前記最上部の用紙の上限停止位置よりも上に位置することを特徴とする画像形成装置の給紙装置。
  2. 前記第二の補助側端規制部材は、当該第二の補助側端規制部材が規制する用紙の幅方向の端部位置に前記送風により浮上する用紙を導く傾斜面を有するガイド部材を、前記第二の補助側端規制部材の下方に垂下支持すると共に、
    前記ガイド部材は、前記第二の補助側端規制部材に対して上下に揺動し、外部から上方に押し上げることが可能であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置の給紙装置。
  3. 前記ガイド部材は自重により前記第二の補助側端規制部材の下方に垂下支持されていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置の給紙装置。
  4. 前記ガイド部材は可撓性を有し、撓むことにより前記第二の補助側端規制部材に対して外部から上方に押し上げることが可能であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置の給紙装置。
  5. 前記側端規制部材に対して前記第二の補助側端規制部材を上方から装着する凹凸構造部を相互間に設け、
    前記凹凸構造部は、相互の隙間により前記側端規制部材に対して前記第二の補助側端規制部材の回動を可能とし、
    前記側端規制部材又は前記第二の補助側端規制部材に磁石を設けて前記回動を規制した状態で前記第二の補助側端規制部材を固定することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置の給紙装置。
  6. 前記用紙積載板に対して前記上限停止位置よりも上方で前記用紙を吸着し給紙方向に送る送り機構を備え、
    前記第二の補助側端規制部材は、前記送り機構が用紙を吸着する高さまで用紙の幅方向の端部位置の規制を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置の給紙装置。
  7. 前記用紙の給紙方向に移動調節可能であって、前記用紙の給紙方向の後端部の位置を規制する後端規制部材を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置の給紙装置。
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