JPH08252640A - ワーク供給装置 - Google Patents

ワーク供給装置

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JPH08252640A
JPH08252640A JP5723895A JP5723895A JPH08252640A JP H08252640 A JPH08252640 A JP H08252640A JP 5723895 A JP5723895 A JP 5723895A JP 5723895 A JP5723895 A JP 5723895A JP H08252640 A JPH08252640 A JP H08252640A
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Hiromi Suzuki
博己 鈴木
Yoshio Iwasaki
義雄 岩崎
Tsuyoshi Tanabe
強 田辺
Toshiaki Aoki
敏明 青木
Isato Taguchi
勇人 田口
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East Japan Railway Co
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークを吸着パッドで吸着し上昇させるとき
に、他の部材との干渉を避けて吸着パッドの上昇中にお
ける全域でワークをガイドすると共に、二枚取りされた
ワークが途中ではがされて元の位置に戻る際に位置ずれ
防止を図る。 【構成】 ワークサイズの大きい方から順に複数種のサ
イズのワークWA ,WBを積載せしめる積載台車39を
設け、積載されるワークWA ,WB の直交する辺を位置
決めすべく積載台車39の一隅の各辺に突当て部材4
3,45を設け、積載台車39に積載されたワーク
A ,WB の上方に上下動自在な吸着パッド33を備え
た加工機側へ移動自在なローダ9を設け、突当て部材4
3,45と対角線上の位置となる積載されたワーク
A ,WB のサイズに応じた位置にワーク位置決め部材
75を設け、ワーク位置決め部材75はワークWA ,の
ローディング動作終了後、次に大きいワークWB の1枚
目の上昇時に、ワークWB の1枚目との接触により旋回
動作し退避される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばプレスブレー
キなどの板材加工機にワークを供給するワーク供給装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材加工機としての例えばプレス
ブレーキへワークを供給するワーク供給装置としては、
図7(A),(B)に示されているように、台車101
の一隅にワークWA ,WB を位置決めするための突当て
部材103A,103Bが設けられており、この突当て
部材103にワークWA ,WB の一端を突当てて複数の
ワークWA ,WB を大きいサイズから順に積載し、台車
101の上方に設けられた上下動自在なフレーム105
に備えられた複数のバキュームパッド107を下降せし
めて一番上のワークWA を吸着し上昇せしめると、二枚
目のWA も途中まで2枚取りされた後、一枚目WA とは
がれて落下する。この落下されたワークWA は図7
(B)に2点鎖線で示したように、元の位置に戻らず位
置ずれしてしまう問題があった。
【0003】この問題を解決するために、図8(A),
(B)に示されているように、前記フレーム105には
ワークWA ,WB の長さに応じた位置に位置するよう、
上下方向へ延伸したコーナストッパロッド109が装着
され、このコーナストッパロッド109の作用で2枚取
りされたワークWの落下時における位置ずれ防止を行っ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のコーナストッパロッド109でワークWA ,WB
落下時の位置ずれ防止を行う手段では、図8(A)に示
されているように上方へコーナストッパロッド109の
逃げが必要であると共に、フレーム105を上昇させた
とき、コーナストッパロッド109の下端が突当て部材
103A,103Bの上端を越えるまで上昇量をとらな
くてはならない。
【0005】また、コーナーストッパロッド109の下
端が突当て部材103A,103Bの上端を越えた時点
では、コーナストッパロッド109の下端とワークWA
間での落下には対応できない。さらに、コーナストッパ
ロッド109の摺動部に精度が要求されると共に、コー
ナストッパロッド109をフレーム105に吊り下げる
為に、他の部品によるレイアウト上の制限がある。
【0006】この発明の他の目的は、ワークを吸着パッ
ドで吸着し上昇させるときに、他の部材との干渉を避け
て吸着パッドの上昇中における全域でワークをガイドす
ると共に、二枚取りされたワークが途中ではがされて元
の位置に戻る際に位置ずれ防止を図ったワーク供給装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1による発明のワーク供給装置は、ワークサイ
ズの大きい方から順に複数種のサイズのワークを積載せ
しめる積載台車を設け、積載されるワークの直交する辺
を位置決めすべく前記積載台車の一隅の各辺に突当て部
材を設け、前記積載台車に積載されたワークの上方に上
下動自在な吸着パッドを備えた加工機側へ移動自在なロ
ーダを設け、前記突当て部材と対角線上の位置となる積
載されたワークのサイズに応じた位置にワーク位置決め
部材を設け、各ワーク位置決め部材は各大きさのワーク
のローディング動作終了後、次に大きいワークの1枚目
を前記吸着パッドで上昇時に、次に大きいワークの1枚
目との接触により旋回動作し退避するよう構成されてい
ることを特徴とするものである。 請求項2による発明
のワーク供給装置は、前記ワーク位置決め部材が前記積
載台車とは別個のフレームに設けられていることを特徴
とするものである。
【0008】請求項3による発明のワーク供給装置は、
前記各ワーク位置決め部材が積載されるワークの長さに
応じた位置に、位置決め自在に設けられていることを特
徴とするものである。
【0009】請求項4による発明のワーク供給装置は、
前記各ワーク位置決め部材が積載されるワークの幅に応
じた位置に、位置決め自在に設けられていることを特徴
とするものである。
【0010】請求項5による発明のワーク供給装置は、
前記ワーク位置決め部材が、積載されるワークの長さ方
向に移動する第1移動部材と、この第1移動部材上に設
けられ積載されるワークの幅方向に移動する第2移動部
材と、この第2移動部材に設けられた旋回可能なアーム
部材と、このアーム部材に設けられた旋回可能な突当て
部材と、で構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0011】
【作用】以上のような請求項1による発明のワーク供給
装置とすることにより、積載台車の一隅の各辺に突当て
部材を設けると共にこの突当て部材と対角線上の位置と
なる積載されたワークのサイズに応じた位置にワーク位
置決め部材を設け、各ワーク位置決め部材は各大きさの
ワークのローディング動作終了後、次に大きいワークの
1枚目を吸着パッドで上昇時に、次に大きいワークの1
枚目との接触により旋回動作し退避するよう構成されて
いるから、一番小さいワークのローディング動作が終了
して、次に大きいワークの一枚目を吸着パッドで吸着し
上昇せしめると、一番小さいワークに使用されていたワ
ーク位置決め部材が旋回し、干渉しない位置に退避され
る。次いで、次に大きいのワークの順にローディングが
支障なく行われる。
【0012】ワークを吸着し上昇せしめたとき、上昇中
のワークは突当て部材とワーク位置決め部材とでガイド
されているから、2枚取りされたワークは途中ではがれ
た際にスムーズに位置ずれすることなく元の位置に戻さ
れる。
【0013】請求項2による発明のワーク供給装置で
は、前記位置決め部材は吸着パッドを備えたフレームや
積載台車とは別個のフレームに設けられているから、積
載台車にワークを積載するのに邪魔にならない。また吸
着パッドのレイアウトを自由に行われる。
【0014】請求項3による発明のワーク供給装置は、
各位置決め部材が積載されるワークの長さに応じた位置
に位置決め自在であるから、ワークの長さが変更されて
も容易に位置決めが行われる。
【0015】請求項4によるワーク供給装置は、ワーク
位置決め部材が積載されるワークの幅に応じた位置に、
位置決め自在に設けられているから、ワークの幅が変更
されても容易に位置決めが行われる。
【0016】請求項5による発明のワーク供給装置は、
ワーク位置決め部材の第2移動部材に対してアーム部材
が旋回されると、積載台車が容易に通過される。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0018】図1を参照するに、ワーク供給装置1は、
図示省略の板材加工機としての例えばプレスブレーキの
右側に配置されていて、立設された複数のローダフレー
ム3L,3Rを備えている。このローダフレーム3L,
3Rの上部には左右方向へ延伸された上部フレーム5が
設けられている。この上部フレーム5の左端5Lは図示
省略のプレスブレーキの上部フレームに設けられてい
る。
【0019】前記上部フレーム5の前側には左右方向へ
延伸したガイドレール7が敷設されていると共に、この
ガイドレール7には左右方向へ移動自在なローダ9が設
けられている。前記上部フレーム5の左,右端にはスプ
ロケットllL,11Rが回転可能に支承されており、
このスプロケット11Lと11Rとにはチェン13が巻
回されている。このチェン13の一部には前記ローダ9
が固定されている。
【0020】前記上部フレーム5の右端における上部に
は駆動モータ15が取付けられており、この駆動モータ
15の出力軸にはスプロケット17が装着されている。
また、前記スプロケット11Rの軸には別のスプロケッ
ト19が装着されている。このスプロケット19と前記
スプロケット17とにはチェン21が巻回されている。
【0021】上記構成により、駆動モータ15を駆動せ
しめると、出力軸、スプロケット17、チェン21を介
してスプロケット19が回転される。このスプロケット
19の回転により、スプロケット11Rを介して下側の
チェン13が例えば左側へ走行されることによりローダ
9が左方向へ移動されることになる。
【0022】前記ローダ9におけるほぼ中央部には昇降
用シリンダ23が設けられていると共に、ローダ9の
左,右部にはガイド部材25が設けられている。前記昇
降用シリンダ23に装着されたピストンロッド27の下
端には吸着パッド用フレーム29が取付けられている。
また、前記各ガイド部材25に装着されたガイドロッド
31の下端には前記吸着パッド用フレーム29が取付け
られている。この吸着パッド用フレーム27の長手方向
(左右方向)の下部には適宜な間隔で複数の吸着パッド
としてのバキュームパッド33が備えられている。
【0023】上記構成により、昇降シリンダ23を作動
せしめてピストンロッド27を伸縮せしめることによ
り、吸着パッド用フレーム29を介してバキュームパッ
ド33が上下動されることになる。この際、ガイドロッ
ド31がガイド部材25に案内されて上下動されるか
ら、バキュームパッド用フレーム29が上下方向へスム
ーズに移動されることになる。
【0024】前記ローダフレーム3Lと3Rとの間には
上下動自在なリフタ35が設けられている。このリフタ
35の左側とローダフレーム3Lとの間およびリフタ3
5の右側とロータフレーム3Rとの間にはそれぞれ前後
方向へ延伸された積載台車用ガイドレール37L,37
Rが敷設されている。前記リフタ35上には積載台車3
9が載せられる。この積載台車39の例えば左右部にお
ける前後の下部には回転可能な車輪41が取付けられて
いる。
【0025】上記構成により、リフタ35を下限位置ま
で下降せしめると、車輪41が積載台車用ガイドレール
37L,37R上に載るので、積載台車39が例えば後
方向へ移動されることになる。
【0026】前記積載台車39の一隅例えば左側の後部
には積載される複数のワークWA ,WB の直交する辺を
位置決めする上下方向へ延伸した突当て部材43,45
が設けられている。この突当て部材45はワークWA
り長いワークWB を位置決めするために複数設けられて
いる。
【0027】前記ローダフレーム3L,3Rの前側には
支持フレーム47L,47Rが片持で水平に支持されて
いる。この支持フレーム47L,47R上の前端部には
支持ブロック49L,49Rが設けられており、この支
持ブロック49L,49R上には左右方向へ延伸したフ
レームとしてワーク位置決め部材取付フレーム51が一
体化されている。
【0028】前記積載台車39上には、例えば幅を同じ
くし、長さを異にしたワークWA ,WB が積載されてい
る。例えばワークWB の長さがワークWA の長さより長
く、複数枚のワークWB が積載台車39上に積載され、
突当て部材43,45で位置決めされ、このワークWB
上に長さの短かい複数枚のワークWA が積載され、突当
て部材43,45で位置決めされる。
【0029】この積載されたワークWA ,WB の突当て
部材43,45で突当てられている辺の対角線上となる
ワークWA ,WB の辺の位置にはワーク位置決め部材5
3が設けられている。
【0030】この各ワーク位置決め部材53としては図
2,図3および図4に示されているように、前記ワーク
位置決め部材取付フレーム51には逆U字形状の第1移
動部材55が上方から被せた状態で、ワーク位置決め部
材取付フレーム51の長手方向へ移動可能に設けられて
おり、ノブ57に取付けられた固定ロッド59で固定さ
れる。
【0031】前記第1移動部材55上にはワークWA
B の幅方向(図2,図3および図4において左右方
向)へ移動可能な板状からなる第2移動部材61が設け
られている。この第2移動部材61には図2,図3およ
び図4において左右方向へ延伸した長穴63が形成され
ている。この長穴63内にはノブ65に取付けられた固
定ロッド67が設けられ、第2移動部材61を第1移動
部材55に対して図2において左右方向へ移動せしめた
後、ノブ65を廻し固定ロッド67で固定されるように
なっている。
【0032】前記第2移動部材61の図2,図3および
図4において左側には蝶番69でL字形状のアーム部材
71の一端が取付けられ、第2移動部材61に対してア
ーム部材71が旋回可能となっている。このアーム部材
71の他端には蝶番73でL字形状の突当て部材75の
下部が取付けられ、アーム部材71に対して突当て部材
75が旋回可能となっている。
【0033】この突当て部材75はワークWA ,WB
直交した各辺を位置決めする突当て部材75A,75B
が直角に一体化されている。
【0034】上記構成により、積載台車39上にワーク
幅を同一にした長さの長いワークWB を複数枚積載する
と共に、ワークWB の上に長さの短かいワークWA を複
数枚を図1,図2に示されているように積載する。な
お、各ワークWA ,WB の直交する辺を突当て部材4
3,45に突当てて位置決めした後、各ワーク位置決め
部材53を、WA ,WB の突当て部材43,45で位置
決めされた直交する対角線上の位置に位置決めし、突当
て部材75A,75BをワークWA ,WB の直交する辺
に突当て位置決めする。
【0035】この状態でバキュームパッド33を図1に
示されているように、吸着ラインまで下降させて一番上
のワークWA を吸着せしめる。次いでバキュームパッド
33をパスラインまで上昇せしめた後、ローダ9を図1
において左側へ移動せしめワークWA を図示省略のプレ
スブレーキへ供給すると、ローダ9は元の位置へ戻され
る。
【0036】上述した動作をワークWA の枚数だけ繰返
すことにより、すべてのワークWAがプレスブレーキに
供給されることになる。各ワークWA をバキュームパッ
ド33で吸着した後、バキュームパッド33を上昇せし
めたとき、次のワークWA が一緒に吸着され、しかもパ
スラインまでの途中ではがれ落下した場合にも、ワーク
A の四隅は突当て部材43,45および75A,75
Bでガイドされているから、位置ずれが防止されて確実
に決められた元の位置に積載される。
【0037】各ワークWA が吸着され供給されると、リ
フタ35がワークWA の厚さだけ上昇し、吸着ラインは
常に一定の位置に維持されることは言うまでもない。
【0038】最後のWA が吸着され供給された後、次の
ワークWB の供給が行われる。一番最初のワークWB
バキュームパッド33で吸着して、バキュームパッド3
3を上昇せしめた際、ワークWA に使用していたワーク
位置決め部材53の突当て部材75Bは一番上のワーク
B 上に載っているので、図3に2点鎖線で示されてい
るように、一番上のワークWB が持ち上げられる作用
で、突当て部材75がはね上げられ、蝶番73を支点と
して、図3において時計方向廻りに旋回して退避される
ので、各ワークWB の供給時に干渉せずスムーズに各ワ
ークWB の供給を行うことができる。なお、各ワークW
B の供給動作は、各ワークWA の供給動作と同じてある
から説明を省略する。
【0039】したがって、積載台車39上にワークサイ
ズの異なったワークWA ,WB を混載しても、各ワーク
位置決め部材53をワークWA ,WB の角部に予めセッ
トしておけば、何等問題なく、スケジュール運転によ
り、連続して供給することができる。また、各ワーク位
置決め部材53を設けたことにより、2枚取りされたワ
ークWA ,WB が途中ではがれて落下しても、位置ずれ
を防止し確実に決められた元の位置に戻すことができ
る。
【0040】短かいワークWA から長いワークWB へ移
行する際には、ワーク位置決め部材53の突当て部材7
5が、次のワークWB が持ち上げる作用で自動的はね上
げられるから、人手を使うことなく、邪魔にならずに退
避させることができる。
【0041】積載台車39上にワークWA ,WB を積載
するのに、積載台車39には突当て部材43,45しか
ないので、ワーク位置決め部材53などが邪魔にならず
に、ワークWA ,WB をスムーズに積載することができ
る。吸着パッド用フレーム29側にはワーク位置決め部
材53を取付けていないので、バキュームパッド33の
レイアウトの自由度が拡大する。
【0042】ワーク位置決め部材53の第1移動部材5
5がワーク位置決め部材取付けフレーム51の長手方向
に調整可能となっているから、種々の長さのワークに容
易に対応することができる。また、ワーク位置決め部材
53の第2移動部材61がワーク位置決め部材取付けフ
レーム51の長手方向と直交する方向に調整可能となっ
ているから、種々な幅のワークに容易に対応することが
できる。
【0043】ワーク位置決め部材53のアーム部材71
が第2移動部材61に対して旋回可能となっているの
で、積載台車39の移動時に邪魔になることはない。
【0044】図5,図6に示されているように、ワーク
位置決め部材取付フレーム51内にその長手方向へボー
ルねじ77を設け、このボールねじ77の図5において
左端には駆動モータ79が連結されている。また、前記
ボールねじ77に螺合したナット部材81がワーク位置
決め部材53の蝶番69に取付けられている。
【0045】上記構成により、駆動モータ79を駆動せ
しめると、ボールねじ77が回転され、ナット部材81
を介してワーク位置決め部材53がワーク位置決め部材
取付フレーム51の長手方向へ移動されることになる。
したがって、ワーク位置決め部材53をワークWA ,W
B の長さに応じて自動的に位置決めすることができる。
【0046】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。本実施例では吸着パッ
ドとしてバキュームパッド33を例にとって説明した
が、電磁石バッドであっても構わない。
【0047】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、請求項1による発明によれば、積載台車上に
複数種のワークを混載しても、各ワーク位置決め部材を
各大きさに応じて予めセットしておけば、何等問題な
く、スケジュール運転により連続して加工機へ供給する
ことができる。また各ワーク位置決め部材をワークの大
きさに応じて設けたことにより、2枚取りされたワーク
が途中ではがれて落下しても位置ずれを防止して確実に
決められた位置に戻すことができる。
【0048】小さいワークサイズから大きいワークサイ
ズへ移行する際には、ワーク位置決め部材の突当て部材
が、次のワークが持ち上げられる作用で自動的にはね上
げられるから、人手を使うことなく、邪魔にならずに退
避させることができる。
【0049】請求項2による発明によれば、ワーク位置
決め部材が吸着パッドを備えたフレームや積載台車とは
別のフレームに設けられているから、積載台車にワーク
を積載するのに邪魔にならない。また、吸着パッドのレ
イアウトを自由に行うことができる。
【0050】請求項3による発明によれば、各ワーク位
置決め部材が積載されるワークの長さに応じた位置に、
位置決め自在で設けられているから、ワークの長さが変
更されても容易に位置決めを行うことができる。
【0051】請求項4による発明によれば、ワーク位置
決め部材が積載されるワークの幅に応じた位置に、位置
決め自在に設けられているから、ワークの幅が変更され
ても容易に位置決めを行うことができる。
【0052】請求項5による発明によれば、ワーク位置
決め部材の第2移動部材に対してアーム部材が旋回可能
となっているから、積載台車の移動時にアーム部材を退
避させることができ、邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施する一実施例のワーク供給装置
の斜視図である。
【図2】ワーク位置決め部材の部分を拡大した斜視図で
ある。
【図3】図2におけるIII矢視部の拡大図である。
【図4】図3における平面図である。
【図5】他の実施例を示すワーク位置決め部材の平面図
である。
【図6】図5におけるVI−VI線に沿った矢視図であ
る。
【図7】(A)は従来のワーク供給装置の正面図で、
(B)は(A)の平面図である。
【図8】(A)は従来の他のワーク供給装置の正面図
で、(B)は(A)の平面図である。
【符号の説明】
1 ワーク供給装置 9 ローダ 29 吸着パッド用フレーム 33 バキュームパッド(吸着パッド) 39 積載台車 43,45 突当て部材 51 ワーク位置決め部材取付フレーム(フレーム) 53 ワーク位置決め部材 55 第1移動部材 61 第2移動部材 71 アーム部材 75,75A,75B 突当て部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 強 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 青木 敏明 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 田口 勇人 東京都千代田区丸の内1丁目6番5号 東 日本旅客鉄道株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークサイズの大きい方から順に複数種
    のサイズのワークを積載せしめる積載台車を設け、積載
    されるワークの直交する辺を位置決めすべく前記積載台
    車の一隅の各辺に突当て部材を設け、前記積載台車に積
    載されたワークの上方に上下動自在な吸着パッドを備え
    た加工機側へ移動自在なローダを設け、前記突当て部材
    と対角線上の位置となる積載されたワークのサイズに応
    じた位置にワーク位置決め部材を設け、各ワーク位置決
    め部材は各大きさのワークのローディング動作終了後、
    次に大きいワークの1枚目を前記吸着パッドで上昇時
    に、次に大きいワークの1枚目との接触により旋回動作
    し退避するよう構成されていることを特徴とするワーク
    供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ワーク位置決め部材は前記積載台車
    とは別個のフレームに設けられていることを特徴とする
    請求項1記載のワーク供給装置。
  3. 【請求項3】 前記各ワーク位置決め部材は積載される
    ワークの長さに応じた位置に、位置決め自在に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載のワーク供給装
    置。
  4. 【請求項4】 前記各ワーク位置決め部材は積載される
    ワークの幅に応じた位置に、位置決め自在に設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載のワーク供給装置。
  5. 【請求項5】 前記ワーク位置決め部材が、積載される
    ワークの長さ方向に移動する第1移動部材と、この第1
    移動部材上に設けられ積載されるワークの幅方向に移動
    する第2移動部材と、この第2移動部材に設けられた旋
    回可能なアーム部材と、このアーム部材に設けられた旋
    回可能な突当て部材と、で構成されていることを特徴と
    する請求項1記載のワーク供給装置。
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