JP2015036156A - 加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法、加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置および鉄鋼製品製造方法 - Google Patents

加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法、加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置および鉄鋼製品製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】実操業での変更を反映して、先行材の冷却処理中における後行材の圧延処理を考慮した次のスラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を更新すること。
【解決手段】演算部が、処理対象のスラブのデータに基づいて、加熱炉からの抽出順と圧延処理パターンとを含む計画作成用データを作成し(ステップS2)、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化し(ステップS3)、スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンの実績が計画と異なる場合に、該スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンを実績に合わせて計画作成用データを変更し(ステップS6,S2)、実績の加熱炉からの抽出順および圧延処理パターンの実績を変更しないという制約条件を充足しつつ、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化する(ステップS3)。
【選択図】 図9

Description

本発明は、スラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を作成する加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法、加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置および鉄鋼製品製造方法に関する。
一般に、加熱炉から抽出されたスラブの圧延加工処理は、圧延機で所望の板厚まで圧延する処理と、圧延処理の途中に水冷設備または所定の待機スペースで指示された温度までスラブを冷却する処理とに大別される。スラブの圧延処理の途中に冷却処理が必要な場合、冷却処理の間には圧延機が使用されずアイドル状態になるため、冷却時間を含めた総圧延時間が長くなり、圧延効率は低下する。そこで、先行材の冷却処理中に後行材の冷却処理前の圧延処理を行ったり(以下、タンデム圧延と称す)、冷却処理中の先行材を搬送ラインから待機スペースに退避させている間に後行材の圧延処理を行ったり(以下、追越圧延と称す)して、圧延機のアイドル状態を減少させて全体の圧延効率を向上させている。
圧延効率を向上させるためには、各スラブの加熱炉からの抽出順や、タンデム圧延、追越圧延などの前後のスラブに応じた圧延処理手順(以下、圧延処理パターンと称す)の最適な選択が必要である。しかしながら、加熱炉からの抽出順や圧延処理パターンを選択するには、各スラブの材質や幅や厚さなどに応じた圧延処理に関する多数の制約条件を考慮する必要があり、極めて複雑であるため、従来、作業者の経験や勘に頼らざるを得なかった。そのため、計画の作成に多大な時間を要し、オペレータの労力負担が大きかった。加えて、オペレータにより計画の内容にばらつきが生じ、常に最適な計画が作成されるとは言い難かった。
そのような背景から、特許文献1〜4には、圧延機などの設備の制約条件を定式化して、全スラブの総圧延時間を最小とするように各スラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を最適化する技術が記載されている。また、特許文献5には、作成された加熱炉抽出順・圧延順計画をオペレータにガイダンスする技術が記載されている。
特開2003−305508号公報 特開2010−228003号公報 特開2010−284695号公報 特許第4935489号公報 特開2002−248512号公報
しかしながら、特許文献1〜4のいずれに記載の技術においても、スラブから製造される厚板製品について数多く存在する材質や板厚や形状などによる設備上の制約や圧延上の制約の全てを取り込んだ計画が作成されるわけではない。したがって、オペレータが提示された計画を不適切と判断して採用しない場合がある。その場合には、オペレータによって変更された計画を考慮して次のスラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を更新する必要がある。しかしながら、特許文献1〜5のいずれの技術によっても、オペレータが変更した実操業での加熱炉抽出順・圧延順の実績を反映して次のスラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を更新することはできない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、実操業での変更を反映して、先行材の冷却処理中における後行材の圧延処理を考慮した次のスラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を更新することが可能なスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を作成可能な加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法、加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置および鉄鋼製品製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法は、処理対象のスラブのデータに基づいて、加熱炉からの抽出順と前後のスラブに応じた圧延処理手順を示す圧延処理パターンとを含む計画作成用データを作成する計画作成用データ作成ステップと、前記計画作成用データに基づいて、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化する計画作成ステップと、スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンの実績が前記計画と異なる場合に、該スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンを実績に合わせて前記計画作成用データを変更する計画作成用データ変更ステップと、前記計画作成用データ変更ステップにおいて変更された計画作成用データに基づいて、加熱炉からの抽出順および圧延処理パターンの実績を変更しないという制約条件を充足しつつ、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化する計画更新ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法は、上記発明において、前記計画作成ステップおよび前記計画更新ステップにおいて、圧延時間および/または品質に基づいて処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化することを特徴とする。
また、本発明に係る加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法は、上記発明において、前記計画作成ステップおよび前記計画更新ステップにおいて、総圧延時間が最短となるように、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化することを特徴とする。
また、本発明に係る加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置は、処理対象のスラブのデータに基づいて、加熱炉からの抽出順と前後のスラブに応じた圧延処理手順を示す圧延処理パターンとを含む計画作成用データを作成する計画作成用データ作成手段と、前記計画作成用データに基づいて、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化する計画作成手段と、スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンの実績が前記計画と異なる場合に、該スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンを実績に合わせて前記計画作成用データを変更する計画作成用データ変更手段と、前記計画作成用データ変更手段により変更された計画作成用データに基づいて、加熱炉からの抽出順および圧延処理パターンの実績を変更しないという制約条件を充足しつつ、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化する計画更新手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る鉄鋼製品製造方法は、処理対象のスラブのデータに基づいて、加熱炉からの抽出順と前後のスラブに応じた圧延処理手順を示す圧延処理パターンとを含む計画作成用データを作成する計画作成用データ作成ステップと、前記計画作成用データに基づいて、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化する計画作成ステップと、スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンの実績が前記計画と異なる場合に、該スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンを実績に合わせて前記計画作成用データを変更する計画作成用データ変更ステップと、前記計画作成用データ変更ステップにおいて変更された計画作成用データに基づいて、加熱炉からの抽出順および圧延処理パターンの実績を変更しないという制約条件を充足しつつ、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化する計画更新ステップと、を含む加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法を用いることを特徴とする。
本発明によれば、実操業での変更を反映して、先行材の冷却処理中における後行材の圧延処理を考慮した次のスラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を更新することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理が適用される鉄鋼製品の圧延ラインの一例を説明するための図である。 図2は、図1の圧延ラインにおける1枚のスラブの処理概要を示す模式図である。 図3は、タンデム圧延の処理概要を示す模式図である。 図4は、タンデム圧延を実施しない場合の処理概要を示す模式図である。 図5は、タンデム圧延を連続して実施する場合の処理概要を示す模式図である。 図6は、追越圧延の処理概要を示す模式図である。 図7は、本実施の形態の加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置の概略構成を示す模式図である。 図8は、スラブデータのデータ構成例を示す図である。 図9は、本実施の形態の加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理手順を示すフローチャートである。 図10は、計画作成用データを例示する図である。 図11は、実績を反映したスラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を作成する方法を説明するための説明図である。 図12は、実績を反映したスラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を作成する方法を説明するための説明図である。 図13は、実績を反映したスラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を作成する方法を説明するための説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付して示している。
[圧延ラインの構成]
まず、図1および図2を参照して本実施の形態の加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置が対象とする処理の流れについて説明する。図1は、本実施形態の加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理が適用される鉄鋼製品の製造ラインである圧延ラインの構成を模式的に示した概略図である。また、図2は、圧延処理の途中に冷却処理が必要なスラブについての圧延ラインでの処理の内容と時間とを模式的に示すガントチャートである。図1および図2に示すように、スラブは、複数の抽出口を有する加熱炉101から1枚ずつ抽出され、搬送ライン102を経由して圧延機103に搬送されて目標の板厚まで圧延される。圧延処理の途中に冷却処理が必要なスラブは、圧延機103で冷却処理開始に必要な板厚になるまで圧延され(圧延時間T)、搬送ライン102を経由して冷却装置104または追越設備105に搬送されて目標の温度になるまで冷却され(冷却時間T)、その後、再び圧延機103に戻されて目標の板厚になるまで圧延される(圧延時間T)。なお、追越設備105は、圧延機103の上流でスラブを搬送ライン102から持ち上げて次の圧延処理まで待機させる。この追越設備105に搬送されたスラブは、空冷処理により冷却される。なお、一般に、空冷処理による冷却処理は水冷処理による冷却処理より目標温度までの冷却処理に長時間を要する。また、本実施の形態では簡略のため、スラブの冷却処理回数は1回以下、圧延処理回数は2回以下としている。
[圧延処理パターン]
次に、図3〜6を参照して、圧延ラインにおける複数のスラブの圧延処理パターンについて説明する。まず、図3を参照して本実施の形態のタンデム圧延について説明する。図3は、圧延処理の途中に冷却処理が必要な2枚のスラブA,Bについて、先行材Aの冷却時間に後行材Bの1回目の圧延処理を行うタンデム圧延の処理の概要を示すガントチャートである。図3に示すように、タンデム圧延では、先行材Aが冷却装置104で空冷処理または水冷処理により冷却される(冷却時間TA2)間に、後行材Bが冷却処理開始に必要な板厚になるまで圧延される(圧延時間TB1)。次に、後行材Bは先行材Aの圧延処理の完了を待機するために追越設備105などの圧延機103の上流に搬送され、空冷処理により冷却される(冷却時間TB2−1)。そして、先行材Aの目標板厚になるまでの圧延処理(圧延時間TA3)が完了すると、後行材Bは冷却装置104に搬送され、目標の温度になるまで空冷処理または水冷処理により冷却される(冷却時間TB2−2)。このようなタンデム圧延により、圧延機103では、先行材Aについての圧延時間TA1と圧延時間TA3との間に後行材Bについての圧延処理(圧延時間TB1)が実施されるため、先行材Aだけの圧延処理では圧延機103がアイドル状態となる時間TA2を有効に活用できる。また、タンデム圧延により、2枚のスラブの圧延処理に必要な総圧延時間(冷却時間を含む)は、(TA1+TA2+TA3)+(TB2−2+TB3)となり、図4に示すタンデム圧延を実施しない場合の総圧延時間(TA1+TA2+TA3)+(TB1+TB2+TB3)より短縮される。なお、図5に例示するように、連続してタンデム圧延を実施することもできる。
また、図6を参照して本実施の形態の追越圧延について説明する。図6は、圧延処理の途中に冷却処理が必要な先行材Aの冷却時間に、冷却処理が不要な後行材B,Cの圧延処理を行う追越圧延の処理の概要を示すガントチャートである。図5に示すように、追越圧延では、先行材Aが追越設備105により搬送ライン102から持ち上げられ空冷処理により冷却される(冷却時間TA2)間に、後行材B,Cが圧延される(圧延時間T,T)。このような追越圧延により、3枚のスラブの冷却時間を含む圧延処理にかかる総圧延時間は、(TA1+TA2+TA3)となる。なお、追越圧延を行う場合には、先行材Aの冷却処理は追越設備105における空冷処理となるため、冷却装置104における水冷処理より長時間を要する。そこで、追越圧延による総圧延時間(TA1+TA2+TA3)が、追越圧延を行わず先行材Aを冷却装置で水冷処理により冷却する場合の3枚のスラブの総圧延時間(TA1+TA2+TA3)+(T+T)より短縮される場合にのみ、追越圧延が行われる。
[加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置の構成]
次に、図7を参照して、本実施の形態による加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1の概略構成について説明する。図7に示すように、本発明の一実施形態である加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1は、入力部11と、出力部12と、記憶部13と、各構成部を制御する制御部14とを備える。
入力部11は、電源スイッチおよび入力キーなどの入力デバイスを用いて実現され、オペレータによる入力操作に対応して、制御部14に対して加熱炉抽出順・圧延順計画作成などの各種指示情報を入力する。出力部12は、液晶ディスプレイなどの表示装置、プリンターなどの印刷装置、情報通信装置などによって実現される。出力部12は、加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1によって作成されたスラブの加熱炉抽出順・圧延順計画を出力する。本実施の形態では、出力部12はオペレータに対してガイダンスを表示するガイダンス装置のガイダンスモニターにより実現され、入力部11はオペレータによる加熱炉抽出順・圧延順計画からの変更などの指示入力を受け付けるガイダンス装置の入力デバイスにより実現される。
記憶部13は、更新記憶可能なフラッシュメモリ等のROMやRAMといった各種ICメモリ、内蔵あるいはデータ通信端子で接続されたハードディスク、CD−ROMなどの情報記憶媒体およびその読取装置等によって実現される。記憶部13には、加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1を動作させる処理プログラムや、処理プログラムの実行中に使用されるデータなどが予め記憶され、あるいは処理の都度一時的に記憶される。なお、記憶部13は、LANやインターネットなどの電気通信回線を介して制御部14と通信する構成としてもよい。
制御部14は、処理プログラムを実行するCPU等を用いて実現され、前述した加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1の各構成部を制御する。また、制御部14は、データ読込部141と、演算部142と、最適計画作成部143と、ガイダンス部144とを有し、後述する加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理を実行する。
本実施の形態において、後述する加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理の開始に先立って、あるいは加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理の開始時に、操作者の操作入力により、あるいは操業データベースなどの外部のデータベースからダウンロードすることにより、加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1に入力部11を介して加熱炉抽出順・圧延順計画の対象の全スラブデータが入力され、記憶部13に記憶される。図8はスラブデータのデータ構成例を示す図である。図8に示すように、スラブデータは、スラブの識別情報であるスラブIDに対応づけられて、鋼種と、スラブ寸法(スラブ板厚、スラブ板長、スラブ板幅)と、目標寸法(目標板長、目標板厚、目標板幅)と、スラブ温度と、冷却速度(水冷冷却速度、空冷冷却速度)と、冷却開始時寸法(冷却開始時板厚、冷却開始時板長)と、冷却開始時温度と、冷却温度目標値と、冷却温度下限値とを含んで構成される。
鋼種は、スラブの成分を意味する。スラブ寸法は、圧延処理開始時のスラブの寸法(板厚、板長、板幅)を意味する。目標寸法は、圧延処理終了時のスラブの寸法(板厚、板長、板幅)の目標値を意味する。スラブ温度は、加熱炉から抽出されたスラブの温度を意味する。冷却速度は、スラブの冷却処理にかかる時間を算出するための冷却能力を意味する。水冷冷却速度は冷却装置104の水冷処理による冷却速度を意味し、空冷冷却速度は追越設備105や圧延機103上流の待機スペースや冷却装置104上に放置されたスラブの空冷処理による冷却速度を意味する。冷却開始時寸法は、1回目の圧延処理が終了した後、冷却処理を開始する際のスラブの寸法(板厚、板長)を意味する。冷却開始時温度は、1回目の圧延処理終了後、冷却処理開始時のスラブの温度を意味する。冷却温度目標値は、スラブの冷却処理終了時温度の目標値を意味し、冷却温度下限値は、スラブの冷却処理終了時温度のとり得る範囲の下限値を意味する。
また、スラブデータに基づいて、後述する加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理に必要な各スラブについての各種のデータが導出され、記憶部13に格納される。例えば、各スラブの圧延処理や冷却処理の所要時間が算出され、記憶部13に格納されている。また、各スラブについてタンデム圧延の可否、追越圧延の可否、追越設備105でのリフトの可否などが設定され記憶部13に格納されている。ここで、タンデム圧延可とは、例えば、所定の板厚以上の冷え難いスラブであることや、複数回(本実施の形態では2回)の圧延処理の間に冷却処理を必要とすることなどの条件を満たすスラブであることを意味する。なお、先行材、後行材の双方がタンデム圧延可の場合にのみ、タンデム圧延を行うことができる。また、追越圧延可とは、冷え過ぎなどのトラブルを起こし難いスラブや、確実に短時間で圧延できるスラブであることなどを意味する。追越設備105でのリフト可とは、スラブ寸法が追越設備105を使用できる所定の範囲内であることや、追越設備105へのスラブ移動時間などを考慮できる所定時間以上の空冷時冷却時間が設定されることなどの条件を満たすスラブであることを意味する。また、各スラブについての加熱炉101の抽出口(各抽出口に対応する列番号)や加熱炉101内で先行するスラブのスラブIDなどの加熱炉内情報が記憶部13に格納されている。
[加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理]
次に、図9のフローチャートを参照して、加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1による加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理手順について説明する。この加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理は、オペレータの指示により実操業で各スラブの加熱炉からの抽出順や圧延処理パターンが当初の加熱炉抽出順・圧延順計画から変更された場合に、変更された圧延処理中のスラブ(以下、圧延中スラブ)についての加熱炉からの抽出順や圧延処理パターンの実績を反映して、加熱炉抽出順・圧延順計画を更新するものである。図9のフローチャートは、例えば、操作者により加熱炉抽出順・圧延順計画作成の指示入力があったタイミングで開始となり、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理はステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理では、データ読込部141が、加熱炉抽出順・圧延順計画の対象の圧延中スラブおよび加熱炉内のスラブについてのデータを記憶部13から読み込む。ここで、スラブについてのデータとは、スラブデータに基づいて別途算出された圧延処理や冷却処理の所要時間と、スラブデータに基づいて設定されたタンデム圧延の可否、追越圧延の可否、追越設備105でのリフト可否などの圧延処理や冷却処理に関するデータと、抽出口や加熱炉内で先行するスラブのスラブIDなどの加熱炉内情報とを含む。これにより、ステップS1の処理は完了し、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理はステップS2の処理に進む。
ステップS2の処理では、演算部142が、ステップS1の処理で読みこまれた加熱炉抽出順・圧延順計画の対象の圧延中スラブおよび加熱炉内スラブについてのデータに基づいて、加熱炉抽出順・圧延順計画を作成する際に使用する計画作成用データを作成する。これにより、ステップS2の処理は完了し、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理はステップS3の処理に進む。
図10は、計画作成用データを例示する図である。図10に例示するように、計画作成用データは、スラブIDと、抽出順実績と、圧延処理パターンと、処理内容と、圧延時間と、水冷時温調時間と、空冷時温調時間と、タンデム圧延可否と、追越圧延可否と、リフト可否と、抽出口と、前方スラブIDとを含む。
抽出順実績とは、加熱炉から抽出され圧延中のスラブについて、加熱炉からの抽出順の実績を意味する。後述するように、抽出順の操業上の実績が計画と異なる場合には、その実績が反映され抽出順が変更される。
圧延処理パターンとは、タンデム圧延、追越圧延のいずれかが実施されることを意味する。後述するように、圧延処理パターンの操業上の実績が計画と異なる場合には、その実績が反映され圧延処理パターンが変更される。
処理内容とは、1回目圧延(1回目の圧延処理)、冷却(冷却処理)、2回目圧延(2回目の圧延処理)のいずれかを意味する。
圧延時間とは、1回目の圧延処理または2回目の圧延処理の所要時間を意味する。ここで、1回目の圧延処理の所要時間とは、冷却処理が不要なスラブについての目標板厚までの圧延処理に必要な時間、または冷却処理が必要なスラブについての冷却処理開始に必要な冷却開始板厚までの圧延処理に要する時間を意味する。また、2回目の圧延処理の所要時間とは、冷却処理が必要なスラブについての冷却処理後の目標板厚までの2回目の圧延処理に必要な時間を意味し、冷却処理が不要で必要な圧延処理が1回のスラブについては0が設定される。
水冷時温調時間とは、冷却処理のうち、スラブを水冷設備で温度調整する水冷処理の所要時間を意味する。空冷時温調時間とは、冷却処理のうち、スラブを空冷処理により温度調整する空冷処理の所要時間を意味する。いずれかの冷却処理が不要な場合には0が設定される。なお、上記以外の実現不可の項目(例えば、処理内容「冷却」に対応する圧延時間、処理内容「1回目圧延」に対応する水冷時温調時間など)には0が設定される。
タンデム圧延可否とは、タンデム圧延の可否を示す。追越圧延可否とは、追越圧延の可否を示す。リフト可否とは、追越設備105でのリフトの可否を示す。
抽出口とは、加熱炉内スラブが抽出される抽出口を意味する。この抽出口は、圧延中スラブについては操業上の実績を示し、加熱炉内のスラブについて予定を示し各抽出口に対応する加熱炉101内での列番号から導出される。前方スラブIDとは、加熱炉101から抽出され圧延中のスラブについては先行材のスラブIDを意味し、加熱炉内スラブについては加熱炉101から直近に抽出された圧延中スラブのスラブIDを意味する。
ステップS3の処理では、演算部142が、まず、加熱炉抽出順・圧延順計画を作成する際に適用される操業上の制約条件を設定する。例えば、演算部142は、各スラブについての冷却処理時間を可変として、先行材と後行材との処理時間の関係からとり得る冷却処理時間の範囲を制約条件として設定する。また、演算部142は、後述するように、圧延中スラブの実績は変更不可とする制約条件を設定する。なお、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理が開始された後いずれかのスラブが加熱炉から抽出される前には、この圧延中スラブの実績についての制約条件は考慮されない。そして、最適計画作成部143が、ステップS2の処理で作成された計画作成用データのスラブを対象として、圧延中スラブおよび加熱炉内のスラブの総圧延時間を最短にするように加熱炉抽出順・圧延順の最適化を行って、加熱炉抽出順・圧延順計画を作成する。ここでは、最適計画作成部143は、周知の分枝限定法や制約伝播技術による制約プログラミングなどを適用し、ステップS2の処理で作成された計画作成用データに基づいて、上記の制約条件を満たして総圧延時間が最短になるように、加熱炉抽出順・圧延順を決定する。これにより、ステップS3の処理は完了し、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理では、ガイダンス部144が、作成された加熱炉抽出順・圧延順計画を出力部12としてのガイダンス装置のモニターに出力する。これにより、ステップS4の処理は完了し、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理はステップS5の処理に進む。
なお、ステップS4の処理で出力された加熱炉抽出順・圧延順計画を参照したオペレータにより、加熱炉抽出順・圧延順が入力部11としてのガイダンス装置の入力デバイスなどから指示入力されると、この操業上の加熱炉抽出順・圧延順の実績に基づいて、別途、記憶部13に格納されている各スラブについてのデータ(例えば、圧延処理や冷却処理の所要時間などの圧延処理や冷却処理に関するデータや、抽出口などの加熱炉内情報を含む)が変更され、記憶部13に格納される。
ステップS5の処理では、冷却装置104が使用された際に、ガイダンス部144が、その圧延中スラブの圧延処理パターンが加熱炉抽出順・圧延順計画から変更されているか否かを確認する。また、加熱炉101からスラブが抽出された際に、ガイダンス部144が、そのスラブの加熱炉101からの抽出順が加熱炉抽出順・圧延順計画から変更されているか否かを確認する。ガイダンス部144は、いずれかの変更があった場合には(ステップS5,No)、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理をステップS6の処理に進め、いずれの変更もない場合には(ステップS5,Yes)、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理をステップS7の処理に進める。
ステップS6の処理では、演算部142が、圧延処理パターンや加熱炉101からの抽出順が変更されたスラブについてのデータ(圧延処理や冷却処理に関するデータ、加熱炉内情報)を読み込んで、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理をステップS2の処理に戻す。そして、演算部142は、変更されたデータに基づいて計画作成用データを変更する。これにより、後続のステップS3の処理では、実績を反映した加熱炉抽出順・圧延順計画が作成される。
ステップS7の処理では、ガイダンス部144が、加熱炉抽出順・圧延順計画の対象の全スラブの圧延が終了したか否かを確認する。終了していない場合には(ステップS7,No)、ガイダンス部144は、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理をステップS5の処理に戻す。一方、終了している場合には(ステップS7,Yes)、ガイダンス部144は、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理をステップS1の処理に戻す。これにより、新たなスラブを対象として、加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理が開始される。
図11は、ステップS3の処理において設定される圧延中スラブの実績についての制約条件について説明するための図である。図11に点線で囲んで示す加熱炉101から抽出され抽出順および圧延処理パターンの実績が確定した圧延中スラブA,B,Cについて、最適計画作成部143は、これらの抽出順と圧延処理パターンとを変更しないという制約条件を設定した上で、加熱炉内スラブD,E,Fを含めた6本のスラブについて、加熱炉抽出順・圧延順計画を作成する。
図12は、オペレータにより圧延処理パターンが変更された場合の加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理について説明するための図である。図12において点線で囲んで示す加熱炉101から抽出され抽出順および圧延処理パターンの実績が確定した圧延中スラブA,B,Cのうち、この実績ではスラブCの圧延処理パターンが計画とは異なるパターンに変更されている。この場合に、ステップS2の処理で、演算部142が、計画作成用データのスラブCの圧延処理パターンを変更し、ステップS3の処理で、最適計画作成部143が、圧延中スラブA,B,Cについて、これらの抽出順と圧延処理パターンとを変更しないという制約条件を設定した上で、加熱炉内スラブD,E,Fを含めた6本のスラブについて、加熱炉抽出順・圧延順計画を再度作成(更新)する。なお、図12の例では、圧延中スラブCの圧延処理パターンが変更されたため、更新された加熱炉抽出順・圧延順計画では、当初の加熱炉抽出順・圧延順計画から加熱炉内スラブE,Fの抽出順が変更された。
図13は、オペレータにより抽出順が変更された場合の加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理について説明するための図である。図13において点線で囲んで示す加熱炉101から抽出され抽出順および圧延処理パターンの実績が確定した圧延中スラブA,B,C,Dのうち、この実績ではスラブDの抽出順が計画とは異なっている。この場合に、ステップS2の処理で、演算部142が、計画作成用データのスラブDの抽出順実績を変更し、ステップS3の処理で、最適計画作成部143が、圧延中スラブA,B,C,Dについて、これらの抽出順と圧延処理パターンとを変更しないという制約条件を設定した上で、加熱炉内スラブE,Fを含めた6本のスラブについて、加熱炉抽出順・圧延順計画を更新する。
以上、説明したように、本実施の形態の加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置1の加熱炉抽出順・圧延順計画作成処理によれば、スラブの加熱炉101からの抽出順や圧延処理パターンが当初の加熱炉抽出順・圧延順計画と異なるたびに、実操業での変更を反映して加熱炉抽出順・圧延順計画を更新することができる。これにより、加熱炉抽出順・圧延順計画の実操業との乖離を補正できる。
なお、本実施の形態においては、総圧延時間を最短とすることにより最適化しているが、最適解は、制約条件に基づいて所定の範囲で選択することとしてもよい。また、圧延時間の他、スラブの品質の評価値を含めて最適化してもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施の形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置
11 入力部
12 出力部
13 記憶部
14 制御部
141 データ読込部
142 演算部
143 最適計画作成部
144 ガイダンス部
101 加熱炉
102 搬送ライン
103 圧延機
104 冷却装置
105 追越設備

Claims (5)

  1. 処理対象のスラブのデータに基づいて、加熱炉からの抽出順と前後のスラブに応じた圧延処理手順を示す圧延処理パターンとを含む計画作成用データを作成する計画作成用データ作成ステップと、
    前記計画作成用データに基づいて、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化する計画作成ステップと、
    スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンの実績が前記計画と異なる場合に、該スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンを実績に合わせて前記計画作成用データを変更する計画作成用データ変更ステップと、
    前記計画作成用データ変更ステップにおいて変更された計画作成用データに基づいて、加熱炉からの抽出順および圧延処理パターンの実績を変更しないという制約条件を充足しつつ、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化する計画更新ステップと、
    を含むことを特徴とする加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法。
  2. 前記計画作成ステップおよび前記計画更新ステップにおいて、圧延時間および/または品質に基づいて処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化することを特徴とする請求項1に記載の加熱炉抽出順・圧延順作成方法。
  3. 前記計画作成ステップおよび前記計画更新ステップにおいて、総圧延時間が最短となるように、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化することを特徴とする請求項2に記載の加熱炉抽出順・圧延順作成方法。
  4. 処理対象のスラブのデータに基づいて、加熱炉からの抽出順と前後のスラブに応じた圧延処理手順を示す圧延処理パターンとを含む計画作成用データを作成する計画作成用データ作成手段と、
    前記計画作成用データに基づいて、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化する計画作成手段と、
    スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンの実績が前記計画と異なる場合に、該スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンを実績に合わせて前記計画作成用データを変更する計画作成用データ変更手段と、
    前記計画作成用データ変更手段により変更された計画作成用データに基づいて、加熱炉からの抽出順および圧延処理パターンの実績を変更しないという制約条件を充足しつつ、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化する計画更新手段と、
    を備えることを特徴とする加熱炉抽出順・圧延順計画作成装置。
  5. 処理対象のスラブのデータに基づいて、加熱炉からの抽出順と前後のスラブに応じた圧延処理手順を示す圧延処理パターンとを含む計画作成用データを作成する計画作成用データ作成ステップと、
    前記計画作成用データに基づいて、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化する計画作成ステップと、
    スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンの実績が前記計画と異なる場合に、該スラブの加熱炉からの抽出順または圧延処理パターンを実績に合わせて前記計画作成用データを変更する計画作成用データ変更ステップと、
    前記計画作成用データ変更ステップにおいて変更された計画作成用データに基づいて、加熱炉からの抽出順および圧延処理パターンの実績を変更しないという制約条件を充足しつつ、処理対象のスラブの加熱炉からの抽出順および圧延順の計画を最適化する計画更新ステップと、
    を含むことを特徴とする加熱炉抽出順・圧延順計画作成方法を用いた鉄鋼製品製造方法。
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