JP2015035054A - 情報管理システム及び情報管理方法 - Google Patents

情報管理システム及び情報管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015035054A
JP2015035054A JP2013164923A JP2013164923A JP2015035054A JP 2015035054 A JP2015035054 A JP 2015035054A JP 2013164923 A JP2013164923 A JP 2013164923A JP 2013164923 A JP2013164923 A JP 2013164923A JP 2015035054 A JP2015035054 A JP 2015035054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification information
license
unit
service
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013164923A
Other languages
English (en)
Inventor
隆一郎 中山
Ryuichiro Nakayama
隆一郎 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2013164923A priority Critical patent/JP2015035054A/ja
Publication of JP2015035054A publication Critical patent/JP2015035054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】組織単位でのサービスの利用状況を管理可能とすること。
【解決手段】情報管理システムは、端末から、組織を識別する組織識別情報を受信する第一の受信部と、前記組織における機器ごとに、当該機器を識別する機器識別情報と、当該機器が属する組織を識別する組織識別情報とが対応付けて記憶されている第一の記憶部から、前記第一の受信部が受信した前記組織識別情報に対応付けられている機器識別情報を取得する取得部と、該機器識別情報を前記端末へ送信する送信部と、該機器識別情報の中から前記端末上での操作に基づいて選択された機器識別情報と、該機器識別情報により識別される機器に利用させるサービスを識別するサービス識別情報とを受信する第二の受信部と、前記第二の受信部で受信した機器識別情報及びサービス識別情報と、前記第一の受信部で受信した組織識別情報とを対応付けて記憶する第二の記憶部とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報管理システム及び情報管理方法に関する。
従来、各種の機器から、クラウドサービス等、ネットワークを介して提供されるサービスの利用が可能となっている。
クラウドサービスの利点の一つとして、ユーザは、異なる機器を利用しても、一貫性が確保されたサービスの提供を受けることができる点が挙げられる。例えば、職場におけるPCからクラウドサービスを利用した後、自宅におけるPCからクラウドサービスにアクセスした場合、職場におけるPCからの利用状態からの継続性が保持された状態で、サービスの提供を受けることができる。
一方で、サービスにアクセス可能な機器を限定したい場合もある。すなわち、或る機器からアクセスした場合に限って、サービスの提供を許可したい場合も有る。この場合、アクセス可能な機器を識別する方法として、予め機器情報をサービスに関連付けて管理しておくことが考えられる。
しかしながら、単に、機器とサービスとを関連付けておくだけでは、例えば、企業等の組織単位でのサービスの利用状況等の管理が困難である。
このような事情は、クラウドサービスに限られず、ASP(Application Service Provider)によって提供されるサービスやWebサービス等といったネットワークを介して提供されるサービスについて共通の課題である。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、組織単位でのサービスの利用状況を管理可能とすることを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、1以上のコンピュータを含む情報管理システムであって、ネットワークを介して接続される端末から、組織を識別する組織識別情報を受信する第一の受信部と、前記組織における機器ごとに、当該機器を識別する機器識別情報と、当該機器が属する組織を識別する組織識別情報とが対応付けて記憶されている第一の記憶部から、該第一の記憶部に記憶されている機器識別情報のうち、前記第一の受信部で前記端末から受信した前記組織識別情報に対応付けられて記憶されている機器識別情報を取得する取得部と、前記取得部で取得した機器識別情報を前記端末へ送信する送信部と、前記送信部で送信した機器識別情報の中から前記端末上での操作に基づいて選択された機器識別情報と、該機器識別情報により識別される機器に利用させるサービスを識別するサービス識別情報とを受信する第二の受信部と、前記第二の受信部で受信した機器識別情報及びサービス識別情報と、前記第一の受信部で受信した組織識別情報とを対応付けて記憶する第二の記憶部とを有する。
組織単位でのサービスの利用状況を管理可能とすることができる。
第一の実施の形態における情報管理システムの構成例を示す図である。 第一の実施の形態におけるサービス提供装置のハードウェア構成例を示す図である。 第一の実施の形態における機器の一例である画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 第一の実施の形態におけるサービス提供装置の機能構成例を示す図である。 第一の実施の形態における機器の機能構成例を示す図である。 機器連携サービスのライセンスの販売に応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 テナント情報記憶部の構成例を示す図である。 ライセンス情報記憶部の構成例を示す図である。 第一の実施の形態においてライセンスの使用開始時に実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 機器情報記憶部の構成例を示す図である。 管理情報の活用時の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 ライセンス情報の検索結果の第一の出力例を示す図である。 ライセンス情報の検索結果の第二の出力例を示す図である。 第一の実施の形態における機器の登録及びライセンスの使用開始時の各装置の関係を示す図である。 第二の実施の形態における情報管理システムの構成例を示す図である。 機器管理装置の機能構成例を示す図である。 第二の実施の形態においてライセンスの使用開始時に実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 アクティベーション画面の表示例を示す図である。 ライセンスID入力画面の表示例を示す図である。 第二の実施の形態における機器の登録及びライセンスの使用開始時の各装置の関係を示す図である。 第三の実施の形態における情報管理システムの構成例を示す図である。 アプリ管理装置の機能構成例を示す図である。 第三の実施の形態においてライセンスの使用開始時に実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 配布要求記憶部の構成例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、第一の実施の形態における情報管理システムの構成例を示す図である。
図1に示される情報管理システム1において、サービス提供環境E2及びユーザ環境E1等は、例えば、インターネット等の広域的なネットワークを介して通信可能とされている。
サービス提供環境E2は、ネットワークを介してクラウドサービスを提供する組織におけるシステム環境である。なお、本実施の形態では、クラウドサービスを具体例に採用して説明するが、ASP(Application Service Provider)によって提供されるサービスやWebサービス等、ネットワークを介して提供される他の形態のサービスに関して、本実施の形態が適用されてもよい。
サービス提供環境E2は、サービス提供装置20、及び一以上の販売システム40等を含む。サービス提供装置20は、ネットワークを介して所定のサービスを提供する。サービス提供装置20は、特に、ユーザ環境E1における機器10と連携したサービスを提供する。機器10と連携したサービスとは、機器10の機能を利用して実現されるサービスをいう。以下、サービス提供装置20によって提供される各種のサービスを総称して、「機器連携サービス」という。サービス提供装置20は、また、機器連携サービスに関するライセンスの管理を行う。ライセンスとは、例えば、機器連携サービスの利用権限をいう。なお、サービス提供装置20は、物理的には、ユーザ環境E1に設置されてもよい。
各販売システム40は、機器連携サービスの販売拠点ごとに設置された一以上のコンピュータである。販売拠点は、機器連携サービスの販売地域ごとに設けられ、販売地域に属するユーザ環境E1におけるユーザに対し、機器連携サービスに対するライセンスの販売等を行う。販売システム40には、販売されたライセンスの内容等が入力される。なお、販売地域は、例えば、米国、欧州、日本、日本を除くアジア等に分割されている。
ユーザ環境E1は、機器10のユーザ企業等の組織におけるシステム環境である。ユーザ環境E1において、一台以上の機器10と管理者端末30とはLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続されている。
機器10は、例えば、画像形成装置である。但し、後述されるように、画像形成装置以外の電子機器が、機器10であってもよい。
管理者端末30は、ユーザ環境E1における機器10の管理者が使用する端末である。管理者端末30の一例として、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistance)、タブレット型端末、スマートフォン、又は携帯電話等が挙げられる。
図2は、第一の実施の形態におけるサービス提供装置のハードウェア構成例を示す図である。図2のサービス提供装置20は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置200と、補助記憶装置202と、メモリ装置203と、CPU204と、インタフェース装置205とを有する。
サービス提供装置20での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体201によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体201がドライブ装置200にセットされると、プログラムが記録媒体201からドライブ装置200を介して補助記憶装置202にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体201より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置202は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置203は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置202からプログラムを読み出して格納する。CPU204は、メモリ装置203に格納されたプログラムに従ってサービス提供装置20に係る機能を実行する。インタフェース装置205は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、サービス提供装置20は、図2に示されるようなハードウェアを有する複数のコンピュータによって構成されてもよい。すなわち、後述においてサービス提供装置20が実行する処理は、複数のコンピュータに分散されて実行されてもよい。
図3は、第一の実施の形態における機器の一例である画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。図3において、画像形成装置としての機器10は、コントローラ11、スキャナ12、プリンタ13、モデム14、操作パネル15、ネットワークインタフェース16、及びSDカードスロット17等のハードウェアを有する。
コントローラ11は、CPU111、RAM112、ROM113、HDD114、及びNVRAM115等を有する。ROM113には、各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記憶されている。RAM112は、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。CPU111は、RAM112にロードされたプログラムを処理することにより、各種の機能を実現する。HDD114には、プログラムやプログラムが利用する各種のデータ等が記憶される。NVRAM115には、各種の設定情報等が記憶される。
スキャナ12は、原稿より画像データを読み取るためのハードウェア(画像読取手段)である。プリンタ13は、印刷データを印刷用紙に印刷するためのハードウェア(印刷手段)である。モデム14は、電話回線に接続するためのハードウェアであり、FAX通信による画像データの送受信を実行するために用いられる。操作パネル15は、ユーザからの入力の受け付けを行うためのボタン等の入力手段や、液晶パネル等の表示手段等を備えたハードウェアである。液晶パネルは、タッチパネル機能を有していてもよい。この場合、当該液晶パネルは、入力手段の機能をも兼ねる。ネットワークインタフェース16は、LAN等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない。)に接続するためのハードウェアである。SDカードスロット17は、SDカード80に記憶されたプログラムを読み取るために利用される。すなわち、機器10では、ROM113に記憶されたプログラムだけでなく、SDカード80に記憶されたプログラムもRAM112にロードされ、実行されうる。なお、他の記録媒体(例えば、CD−ROM又はUSB(Universal Serial Bus)メモリ等)によってSDカード80が代替されてもよい。すなわち、SDカード80の位置付けに相当する記録媒体の種類は、所定のものに限定されない。この場合、SDカードスロット17は、記録媒体の種類に応じたハードウェアによって代替されればよい。
図4は、第一の実施の形態におけるサービス提供装置の機能構成例を示す図である。図4において、サービス提供装置20は、サーバアプリ210及びプラットフォーム220等のソフトウェアを含む。これらは、サービス提供装置20にインストールされた一以上のプログラムがCPU204に実行させる処理により実現される。
サービス提供装置20は、また、テナント情報記憶部231、ライセンス情報記憶部232、及び機器情報記憶部233等を利用する。これら各記憶部は、補助記憶装置202、又はサービス提供装置20にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
サーバアプリ210は、機器連携サービスを実現するための、サーバ側(クラウド側)のアプリケーションプログラムである。一つのサーバアプリ210は、一つの(一種類の)機器連携サービスを実現する。図4では、サーバアプリ210の一例として、サーバアプリA211及びサーバアプリB212が例示されている。サーバアプリA211及びサーバアプリB212の機能について、本実施の形態では特定のものに限定されない。例えば、サーバアプリA211は、機器10においてスキャンされた画像データを、予め配信先として設定されたオンラインストレージに配信するといった機能を実現するものであってもよい。
プラットフォーム220は、複数のサーバアプリ210に共通する機能、又は複数のサーバアプリ210から利用される基本機能等を含む。図4において、プラットフォーム220は、ポータル部221、ライセンス管理部223、機器管理部224、及び機器通信部225等を含む。これら各部の機能は、プラットフォームAPI240を介してサーバアプリ210に公開されている。換言すれば、サーバアプリ210は、プラットフォームAPI240によって公開されている範囲においてこれら各部の機能を利用可能である。
ポータル部221は、サービス提供装置20のポータルサイトを提供する。ライセンス管理部223は、各機器連携サービスのライセンスを管理するための処理を実行する。なお、サーバアプリ210と機器連携サービスとは、一対一に対応する。したがって、機器連携サービスのライセンスとは、当該機器連携サービスに係るサーバアプリ210のライセンスと等価である。機器管理部224は、機器情報記憶部233が記憶する情報を管理するための処理を実行する。機器通信部225は、機器10との通信を行う。
なお、図4においては、機器10の一例として、画像形成装置以外に、携帯端末、PC、会議システム、画像投影装置、ICレコーダ、デジタルカメラ、及びその他の新規デバイス等が例示されている。
テナント情報記憶部231は、テナントに関する情報を記憶する。本実施の形態において「テナント」とは、機器連携サービスのライセンスを購入した組織をいう。例えば、一つの企業が一つのテナントとなりうる。また、一つの企業を構成する一つの部署が、一つのテナントであってもよい。すなわち、一つの企業内に、複数のテナントが存在してもよい。本実施の形態では、一つのユーザ環境E1が、一つのテナントであってもよい。いずれの場合であっても、テナントは、機器連携サービスを実際に利用する一以上の個人ユーザの集合である。また、組織は、企業に関する組織でなくてもよく、任意の団体又はサークル等であってもよい。また、一人が構成する組織であってもよい。
ライセンス情報記憶部232は、各テナントが利用する機器連携サービスのライセンスに関する情報を記憶する。機器情報記憶部233は、各テナントにおける機器10に関する情報を記憶する。
なお、図4に示される各ソフトウェア及び各記憶部の分類形態は、一例であり、本実施の形態を実施するために、サービス提供装置20の各ソフトウェア及び各記憶部が、図4に示されるような階層で分類されていることは必須ではない。すなわち、機器10が、サーバアプリ210と連携可能であれば、サービス提供装置20におけるソフトウェア及び記憶部の階層関係等は、特定のものに限定されない。
図5は、第一の実施の形態における機器の機能構成例を示す図である。図5において、機器10は、WebUI部131、機器アプリA132、機器アプリB133、及びアプリケーションプラットフォーム121等を有する。これら各部は、機器10にインストールされた一以上のプログラムが、CPU111に実行させる処理により実現される。
WebUI部131は、ネットワークを介して、Webページを介したユーザインタフェースを提供する。本実施の形態において、WebUI部131は、管理者端末30に対し、Webページを介したユーザインタフェースを提供する。
機器アプリA132及び機器アプリB133は、機器連携サービスを実現するために、機器10にインストールされるアプリケーションプログラムの一例である。機器アプリA132は、例えば、サーバアプリA211と対をなし、サーバアプリA211と連携することにより、一つの機器連携サービスを実現する。例えば、機器アプリA132の機能は、機器10に原稿のスキャンを実行させ、スキャンされた原稿の画像データを、サーバアプリA211に転送することであってもよい。機器アプリB133は、例えば、サーバアプリB212と対をなし、サーバアプリB212と連携することにより、一つの機器連携サービスを実現する。
アプリケーションプラットフォーム121は、WebUI部131や、機器アプリA132及び機器アプリB133等の実行環境を実現する。
なお、図5において、管理者端末30は、ブラウザ部31を有する。ブラウザ部31は、例えば、Webブラウザプログラムが、管理者端末30のCPUに実行させる処理により実現される。すなわち、ブラウザ部31は、WebUI部131より提供されるWebページの表示や、当該Webページに対する入力に応じた処理等を実行する。
以下、情報管理システム1において実行される処理手順について説明する。図6は、機器連携サービスのライセンスの販売に応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。図6の処理の前提として、或る販売拠点において、当該販売拠点が担当する販売地域に属するユーザ環境E1に対して、或る機器連携サービスに対するライセンスが販売されていることとする。図6では、当該販売拠点の担当者(以下、単に「担当者」という。)による、販売システム40に対する入力に応じて、販売されたライセンスに関する情報を、サービス提供装置20に登録するための処理が実行される。以下、ライセンスを購入したユーザ環境E1を、「対象ユーザ」という。
対象ユーザが、新規のテナントである場合、対象ユーザに関して、テナントとしての登録のための処理(S101〜S106)が実行される。新規のテナントとは、機器連携サービスのライセンスを初めて購入したユーザをいう。したがって、既に、いずれかの機器連携サービスのライセンスを購入しており、テナントとして登録されているユーザが、別の機器連携サービスのライセンスを購入した場合、ステップS101〜S106は実行されなくてよい。
ステップS101において、担当者は、販売システム40に対し、新規テナントの登録指示を入力する。販売システム40は、当該指示に応じ、新規テナントの登録要求を、サービス提供装置20のライセンス管理部223に送信する(S102)。当該登録要求には、例えば、販売システム40が属する販売地域の地域名が指定される。ライセンス管理部223は、当該登録要求に応じ、新規テナントに対するテナント情報を生成する(S103)。テナント情報の内容については、後述される。
続いて、ライセンス管理部223は、新規テナントに対するレコードを、テナント情報記憶部231に登録する(S104)。
図7は、テナント情報記憶部の構成例を示す図である。図7において、テナント情報記憶部231は、テナントごとに、テナント情報を記憶する。テナント情報は、例えば、テナントID、地域名、管理者ID、パスワード、及び購入ライセンス等を含む。
テナントIDは、テナントごとの識別情報である。地域名は、テナントが属する販売地域の地域名である。管理者IDは、テナントにおける管理者の識別情報である。パスワードは、管理者のパスワードである。なお、管理者とは、本実施の形態において、管理者端末30のユーザをいう。ユーザ環境E1において、管理者がどのような立場の者であるかについては、限定されない。また、管理者は、特定の個人でなくてもよい。複数の者に対して、同一の管理者ID及びパスワードの使用が許可されてもよい。
ステップS104では、テナント情報記憶部231に新たなレコードが追加され、当該レコードに対して、各項目の値が記憶される。テナントID、管理者ID、及びパスワードについては、ステップS103においてライセンス管理部223によって生成された値が登録される。地域名については、販売システム40より転送された値が登録される。但し、管理者ID及びパスワードについては、ライセンスの販売時において、対象ユーザによって指定されてもよい。この場合、ステップS101において、担当者によって、当該管理者ID及びパスワードが、販売システム40に入力されてもよい。
続いて、ライセンス管理部223は、新規テナント(対象ユーザ)に対するテナントID、管理者ID、及びパスワードを、販売システム40に返信する(S105)。販売システム40は、返信されたテナントID、管理者ID、及びパスワードを出力する(S106)。出力形態は、例えば、表示装置への表示であってもよいし、プリンタへの印刷であってもよい。
続いて、担当者は、販売されたライセンス(以下、「新規ライセンス」という。)に関する情報の登録指示を、販売システム40に入力する(S107)。当該登録指示に伴って、対象ユーザのテナントID、ライセンス区分、及びサービス種別等が入力される。ライセンス区分とは、利用権限の範囲の区分をいう。例えば、利用可能な機能の範囲に応じて、ライセンス区分が規定される。また、ライセンス区分によって、課金額も異なる。サービス種別とは、ライセンスの対象となる機器連携サービスの種別である。なお、ライセンス区分及びサービス種別は、新規ライセンスの販売時において、対象ユーザの希望によって決定される。
続いて、販売システム40は、新規ライセンスの登録要求を、ライセンス管理部223に送信する(S108)。当該登録要求には、入力されたテナントID、ライセンス区分、及びサービス種別等が指定される。ライセンス管理部223は、当該登録要求に応じ、登録要求に係るライセンスに対するライセンスIDを生成する(S109)。ライセンスIDとは、ライセンスごとの識別情報である。続いて、ライセンス管理部223は、新規ライセンスに対するレコードを、ライセンス情報記憶部232に登録する(S110)。
図8は、ライセンス情報記憶部の構成例を示す図である。図8において、ライセンス情報記憶部232は、ライセンスごとに、ライセンスID、テナントID、機体シリアルID、ライセンス区分、サービス種別、開始日、終了日、及び状態等を記憶する。
ライセンスIDは、当該ライセンスのライセンスIDである。テナントIDは、当該ライセンスが与えられたテナントのテナントIDである。機体シリアルIDは、当該ライセンスに係る機器連携サービスにおいて、連携対象とされる機器10の機体ごとの識別情報である。機体シリアルIDの一例として、製造番号、MACアドレス、又はIPアドレス等が挙げられる。ライセンス区分は、当該ライセンスのライセンス区分である。サービス種別は、当該ライセンスに係る機器連携サービスのサービス種別である。本実施の形態では、サーバアプリ210の名前が、サービス種別の値となる。開始日は、当該ライセンスの使用開始日である。終了日は、当該ライセンスの使用終了日である。ライセンスの使用とは、ユーザ環境E1において、当該ライセンスに基づいて機器連携サービスを利用することをいう。状態は、ライセンスの状態である。本実施の形態において、ライセンスの状態には、「未使用」、「使用中」、及び「終了」が有る。「未使用」は、ライセンスの使用が開始されていない状態をいう。「使用中」は、ライセンスの使用が開始された状態をいう。「終了」は、ライセンスの使用が終了した状態、すなわち、ライセンスの期限が切れた状態をいう。
ステップS110では、ライセンス情報記憶部232に新たなレコードが追加され、当該レコードに対して、ライセンスID、テナントID、ライセンス区分、サービス種別、及び状態の値が記憶される。例えば、図8における1行目のレコードが、ステップS110において登録された状態に対応する。ライセンスIDには、ステップS109において生成された値が記憶される。テナントID、ライセンス区分、及びサービス種別には、販売システム40より転送された値が記憶される。状態には、「未使用」が記憶される。
続いて、ライセンス管理部223は、新規ライセンスに対するライセンスIDを、販売システム40に返信する(S111)。販売システム40は、返信されたライセンスIDを出力する(S112)。出力形態は、例えば、表示装置への表示であってもよいし、プリンタへの印刷であってもよい。
続いて、担当者によって入力される指示に応じ(S113)、販売システム40は、対象ユーザの管理者端末30に対して、ライセンスの登録完了通知を送信する(S114)。当該登録完了通知には、例えば、テナントID、管理者ID、パスワード、及び新規ライセンスのライセンスID等が含まれる。但し、対象ユーザが、新規ユーザでない場合、テナントID、管理者ID、及びパスワードは、必ずしも通知されなくてもよい。なお、当該登録完了通知は、例えば、電子メールによって送信されてもよい。この場合、宛先のメールアドレスは、ライセンスの販売時において、対象ユーザより申請を受けておけばよい。また、ステップS114は、例えば、ステップS111に続いて、自動的に実行されてもよい。
続いて、ライセンスの登録完了通知を確認した管理者が、ユーザ環境E1において、ライセンスの使用開始作業を行う際に実行される処理手順について説明する。
図9は、第一の実施の形態においてライセンスの使用開始時に実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。図9の開始時において、管理者端末30には、機器登録画面が表示されていることとする。機器登録画面は、例えば、WebUI部131より提供されたWebページに基づいて、ブラウザ部31が表示させる。なお、図9において、厳密には、機器10(WebUI部131)から送信される情報は、機器通信部225によって受信され、機器管理部224又はライセンス管理部223に伝達されるが、機器通信部225による情報の中継については、便宜上、省略される。
機器登録画面を介して、管理者によって、管理者ID、パスワード、テナントID、及び登録対象の機器10の属性情報等が入力されると、ブラウザ部31は、入力された情報が指定された、機器登録要求をWebUI部131に送信する(S201)。続いて、WebUI部131は、当該機器登録要求を、機器管理部224に転送する(S202)。この際、WebUI部131は、機器10より機体シリアルIDを取得し、当該機体シリアルIDを、属性情報に含める。すなわち、管理者によって入力される属性情報は、機器10に記憶されていない属性情報でよい。
続いて、機器管理部224は、当該機器登録要求の正当性を確認する(S203)。具体的には、機器管理部224は、当該機器登録要求に指定されている、管理者ID、パスワード、及びテナントIDの組を含むレコードが、テナント情報記憶部231に記憶されているか否かを確認する。当該組を含むレコードが、テナント情報記憶部231に記憶されていない場合、以降の処理は中止される。当該組を含むレコードが、テナント情報記憶部231に記憶されている場合、機器管理部224は、機器登録要求に指定されたテナントIDと、属性情報とを対応づけて、機器情報記憶部233に登録する(S204)。
図10は、機器情報記憶部の構成例を示す図である。図10において、機器情報記憶部233は、登録された機器10ごとにレコードを記憶する。各レコードは、機体シリアルID、テナントID、機体名、機体種類、及び設置場所等の項目を含む。機器情報記憶部233によって、各機器10と組織との関連付けが保持される。機体シリアルID、機体名、機体種類、及び設置場所等は、機器10の属性情報の一例である。機体名は、機種又はモデルに対する名前である。機体種類は、機種名に係る機種の機能を端的に示す情報である。設置場所は、ユーザ環境E1において機器10が設置されている場所である。なお、例えば、サービス提供環境E2の運営組織が、機器10の製造メーカである場合、機体シリアルIDに対応付けて、機体名及び機体種類を記憶するデータベースが構築されている可能性が有る。斯かるデータベースが構築されている場合、機体名及び機体種類については、管理者によって入力されなくてもよく、機体シリアルIDをキーとして、当該データベースより取得されてもよい。
なお、ユーザ環境E1において、機器連携サービスに連携させたい機器10が複数有る場合、複数の機器10に関して一括して、又は機器10ごとに、ステップS201〜S204が実行されてもよい。
少なくとも一台の機器10に関してステップS201〜S204が実行されると、ユーザ環境E1においては、購入したライセンス(図6の説明における新規ライセンス)の使用が可能となる。この場合、ステップS211以降が実行される。ステップS211の開始時において、管理者端末30には、ライセンス使用開始画面が表示されていることとする。ライセンス使用開始画面は、例えば、WebUI部131より提供されたWebページに基づいて、ブラウザ部31が表示させる。
ライセンス使用開始画面を介して、管理者によって、管理者ID、パスワード、テナントID、及びライセンスID等が入力されると、ブラウザ部31は、入力された情報が指定された、ライセンスの使用開始要求をWebUI部131に送信する(S211)。WebUI部131は、当該要求に指定された、管理者ID、パスワード、テナントID、及びライセンスID等を指定して、ライセンスIDに係るライセンスの使用可否の判定を、ライセンス管理部223に要求する(S212)。
ライセンス管理部223は、指定されたライセンスIDに係るライセンスの使用可否の判定を行う(S213)。例えば、指定されたライセンスID及びテナントIDの組を含むレコードが、ライセンス情報記憶部232に記憶されていること、当該組を含むレコードの「状態」の値が、「使用前」であること等の条件が満たされている場合、ライセンスは使用可能であると判定される。一方、少なくとも何れか一つの条件が満たされていない場合、ライセンスの使用は不可能であると判定される。なお、ステップS211以降が、ステップS201〜S204と非同期に実行される場合、指定された管理者ID、パスワード、及びテナントIDの組が、テナント情報記憶部231に記憶されていることも、ライセンスの使用が可能であることの条件の一つとされてもよい。
続いて、ライセンス管理部223は、判定結果をWebUI部131に返信する(S214)。判定結果が、ライセンスの使用は不可能であることを示す場合、以降の処理は中止される。判定結果が、ライセンスの使用は可能であることを示す場合、WebUI部131は、テナントID、ライセンスID、機体シリアルID、及び開始日を指定して、ライセンスの使用開始要求をライセンス管理部223に送信する(S215)。なお、機体シリアルIDは、WebUI部131によって、機器10より取得される。また、開始日は、当日の日付がライセンス管理部223によって自動的に選択されてもよいし、ライセンス使用開始画面において、管理者によって特定の日付が選択されてもよい。
続いて、ライセンス管理部223は、ライセンスの使用開始要求に指定されたライセンスIDに係るライセンスを有効化するための処理を実行する(S216)。具体的には、ライセンス管理部223は、ライセンス情報記憶部232において、当該要求に指定されたテナントID及びライセンスIDの組を含むレコードに対し、当該要求に指定された機体シリアルIDを記憶する。また、ライセンス管理部223は、当該レコードの「状態」の値を、「使用中」に更新する。また、ライセンス管理部223は、当該レコードの「開始日」及び「終了日」に値を記憶する。「開始日」には、指定された開始日が記憶される。「終了日」には、例えば、開始日から所定期間後の日付が記憶される。
なお、この後、機器連携サービスの利用時において、機器アプリA132又は機器アプリB133より、機体シリアルID及びライセンスIDが指定された機器連携サービスとの連携要求が受信された場合、ライセンス管理部223において、当該ライセンスIDに係るレコードの「状態」の値が「使用中」であり、指定された機体シリアルIDが当該レコードに記憶されていれば、ライセンスの使用は許可される。すなわち、ステップS216の処理によって、ライセンスの使用が可能となる。
続いて、テナント情報記憶部231、ライセンス情報記憶部232、及び機器情報記憶部233等を用いて管理されている情報(以下、「管理情報」という。)の活用例について説明する。
図11は、管理情報の活用時の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。まず、或る販売拠点(以下、「拠点A」という。)の担当者が、特定のテナント(以下、「対象テナント」という。)に関するライセンス情報を確認したい場面を想定する。
この場合、担当者は、対象テナントのテナントIDを指定して、ライセンス情報の検索指示を、販売拠点Aの販売システム40aに入力する(S301)。販売システム40aは、当該テナントIDを指定して、ライセンス情報の検索要求を、サービス提供装置20のライセンス管理部223に送信する(S302)。なお、販売システム40aにおいて、テナント名(例えば、企業名)とテナントIDとの対応情報が管理されている場合、ステップS301では、テナントIDではなく、テナント名が入力されてもよい。販売システム40aは、入力されたテナント名に対応するテナントIDを指定した検索要求を、ライセンス管理部223に送信してもよい。
ライセンス管理部223は、当該テナントIDを含むレコード(ライセンス情報)を、ライセンス情報記憶部232より検索する(S303、S304)。続いて、ライセンス管理部223は、検索されたライセンス情報に含まれている機体シリアルIDを含むレコード(機器情報)を、機器情報記憶部233より取得する(S305、S306)。ステップS304において検索されたライセンス情報が複数有る場合、ライセンス情報ごとに、機器情報の検索が実行される。
続いて、ライセンス管理部223は、当該テナントIDを含むレコード(テナント情報)を、テナント情報記憶部231より取得する(S307、S308)。
続いて、ライセンス管理部223は、ステップS303〜S308において取得された情報を整形し、整形結果をライセンス情報の検索結果とする(S309)。例えば、ライセンス情報ごとに、当該ライセンス情報に含まれている機体シリアルIDに係る機器情報が関連付けられる。続いて、ライセンス管理部223は、ライセンス情報の検索結果を販売システム40aに返信する(S310)。販売システム40aは、ライセンス情報の検索結果を出力する(S311)。
図12は、ライセンス情報の検索結果の第一の出力例を示す図である。図12において、ライセンス情報表示画面510aは、検索結果としてのライセンス情報を表示させる画面である。ライセンス情報表示画面510aは、テナント情報表示領域511及びライセンス情報表示領域512等を含む。
テナント情報表示領域511には、ステップS307及びS308において検索されたテナント情報が表示される。ライセンス情報表示領域512には、ステップS303及びS304において検索されたライセンス情報が、ステップS305及びS306において検索された機器情報と関連付けられて表示される。
担当者は、ライセンス情報表示画面510aを参照することにより、特定のテナントに関するライセンス情報を容易に確認することができる。
続いて、或る販売拠点(以下、「拠点B」という。)の担当者が、特定のテナント(以下、「対象テナント」という。)に関して、特定のサービス種別(例えば、「サーバアプリB212」)に関するライセンスの一覧を確認したい場面を想定する。
この場合、担当者は、対象テナントのテナントIDと、サービス種別として「サーバアプリB」とを指定して、ライセンス情報の検索指示を、販売拠点Bの販売システム40bに入力する(S321)。販売システム40bは、当該テナントID及びサービス種別を指定して、ライセンス情報の検索要求を、サービス提供装置20のライセンス管理部223に送信する(S322)。なお、販売システム40bにおいて、テナント名(例えば、企業名)とテナントIDとの対応情報が管理されている場合、ステップS321では、テナントIDではなく、テナント名が入力されてもよい。
ライセンス管理部223は、当該テナントID及びサービス種別の双方を含むレコード(ライセンス情報)を、ライセンス情報記憶部232より検索する(S323、S324)。続いて、ライセンス管理部223は、検索されたライセンス情報に含まれている機体シリアルIDを含むレコード(機器情報)を、機器情報記憶部233より取得する(S325、S326)。ステップS324において検索されたライセンス情報が複数有る場合、ライセンス情報ごとに、機器情報の検索が実行される。
続いて、ライセンス管理部223は、当該テナントIDを含むレコード(テナント情報)を、テナント情報記憶部231より取得する(S327、S328)。
続いて、ライセンス管理部223は、ステップS323〜S328において取得された情報を整形し、整形結果をライセンス情報の検索結果とする(S329)。例えば、ライセンス情報ごとに、当該ライセンス情報に含まれている機体シリアルIDに係る機器情報が関連付けられる。続いて、ライセンス管理部223は、ライセンス情報の検索結果を販売システム40bに返信する(S330)。販売システム40bは、ライセンス情報の検索結果を出力する(S331)。
図13は、ライセンス情報の検索結果の第二の出力例を示す図である。図13中、図12と同一部分には同一符号を付し、その説明は適宜省略する。図13において、ライセンス情報表示画面510bは、検索結果としてのライセンス情報を表示させる画面である。
担当者は、ライセンス情報表示画面510bを参照することにより、特定のテナント及び特定のサービス種別に関するライセンス情報を、容易に確認することができる。
上述したように、第一の実施の形態によれば、組織ごとに組織IDが割り当てられ、ライセンスIDと組織IDとが関連付けられて管理される。したがって、組織単位でのサービス(ライセンス)の利用状況を管理可能とすることができる。
その結果、例えば、組織単位で、サービス(ライセンス)の内容を区別したり、組織単位で、サービス(ライセンス)の利用状況の確認を行ったりすることを容易化することができる。
また、例えば、各サービスの利用に応じた課金額について、組織単位での管理を容易化することができる。
なお、本実施の形態では、ライセンス情報記憶部232にテナントIDが記憶される例を示したが、機体シリアルIDの一意性が、テナントを跨って保証される場合、テナントIDは、ライセンス情報記憶部232に記憶されなくてもよい。サービスIDと、テナントIDとの対応関係は、機体シリアルIDを介して特定可能であるからである。
次に、第二の実施の形態について説明する。第二の実施の形態では第一の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、第一の実施の形態と同様でもよい。
図14は、第一の実施の形態における機器の登録及びライセンスの使用開始時の各装置の関係を示す図である。
図9の処理の実行時において、管理者は、管理者端末30から各機器10に接続し、各機器10を経由して、各機器10の登録要求、及び各機器10におけるライセンスの使用の開始要求を、サービス提供装置20に送信している。したがって、管理者は、機器10ごとに、同様の作業を繰り返す必要が有る。第二の実施の形態では、この点を改善した例を説明する。
図15は、第二の実施の形態における情報管理システムの構成例を示す図である。図15中、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図15に示される情報管理システム2において、機器管理環境E3は、例えば、インターネット等の広域的なネットワークを介して、サービス提供環境E2及びユーザ環境E1等と通信可能とされている。
機器管理環境E3は、各ユーザ環境E1の機器10の保守作業を提供する組織におけるシステム環境である。機器管理環境E3に係る組織と、サービス提供環境E2に係る組織とは、同一の組織に含まれてもよい。
機器管理環境E3は、機器管理装置50等を含む。機器管理装置50は、ネットワークを介して、機器10の監視等を行うコンピュータ、又は複数のコンピュータを含むコンピュータシステムである。例えば、機器管理装置50は、機器10より送信される機器の状態を示す情報(以下、「機器状態情報」という。)等に基づいて、機器10の異常の検知等を行う。
図16は、機器管理装置の機能構成例を示す図である。図16において、機器管理装置50は、機器状態情報受信部51、異常検知部52、及び管理対象情報提供部53等を有する。これら各部は、機器管理装置50にインストールされたプログラムが、機器管理装置50のCPUに実行させる処理により実現される。機器管理装置50は、また、機器状態情報記憶部54及び管理対象情報記憶部55等を利用する。これら各記憶部は、機器管理装置50の補助記憶装置、又は機器管理装置50にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
機器状態情報受信部51は、各機器10より送信される機器状態情報を受信し、受信された機器状態情報を機器状態情報記憶部54に記憶する。なお、ユーザ環境E1ごとに、当該ユーザ環境E1に属する各機器10から機器状態情報を収集し、収集された機器状態情報を、機器管理装置50に転送する装置が設置されてもよい。
異常検知部52は、機器状態情報受信部51によって受信される機器状態情報に基づいて、機器10における異常の発生や、消耗品の枯渇の可能性等を検知する。異常検知部52は、検知された異常等を、例えば、電子メール等によって、予め設定された通知先(例えば、保守作業者等のメールアドレス)に通知する。
管理対象情報提供部53は、管理対象情報記憶部55が記憶する管理対象情報を、サービス提供装置20からの要求に応じて提供(返信)する。管理対象情報とは、機器管理装置50によって管理対象とされている機器10の一覧情報をいう。本実施の形態では、便宜上、管理対象情報記憶部55は、図10に示した構成を有することとする。
第二の実施の形態では、図9の処理の代わりに、図17に示される処理が実行される。
図17は、第二の実施の形態においてライセンスの使用開始時に実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。なお、図17の処理の開始時において、図6の処理は実行されていることとする。また、図17の処理の開始時において、管理者端末30のブラウザ部31は、サービス提供装置20へのログイン画面を表示していることとする。
管理者が、テナントID、管理者ID、及びパスワード等をログイン画面に入力すると、ブラウザ部31は、入力された情報が指定されたログイン要求を、ポータル部221に送信する(S401)。ポータル部221は、当該ログイン要求について認証を行う。具体的には、当該ログイン要求に指定されたテナントID、管理者ID、及びパスワードの組が、テナント情報記憶部231に記憶されていれば、認証は成功し、ログインは許可される。なお、以降における、ブラウザ部31からの要求については、ポータル部221は、例えば、一般的なセッション管理に基づいて、要求元のテナントID(以下、「ログインテナントID」という。)及び管理者ID(以下、「ログイン管理者ID」という。)を特定可能である。
ログインが許可された場合、ポータル部221は、ホーム画面を表示させるWebページを返信する(S402)。ブラウザ部31は、当該Webページに基づいて、ホーム画面を表示させる。ホーム画面には、各種の要求を受け付けるためのメニューが含まれている。
ホーム画面において、アクティベーション画面の表示指示が入力されると、ブラウザ部31は、アクティベーション画面の取得要求をポータル部221に送信する(S403)。ポータル部221は、当該要求に応じ、ログインテナントIDを指定して、管理対象情報の一覧の取得要求を、機器管理装置50の管理対象情報提供部53に送信する(S404)。管理対象情報提供部53は、管理対象情報記憶部55より、ログインテナントIDに対応付いている管理対象情報を抽出し、抽出された管理対象情報の一覧をポータル部221に返信する(S405)。なお、本実施の形態において、管理対象情報記憶部55は、図10に示した構成を有する。
続いて、ポータル部221は、取得された管理対象情報の一覧に係る各機器10のアクティベーション状況を示す情報を、ライセンス情報記憶部232より取得する(S406、S407)。アクティベーション状況を示す情報とは、ログインテナントIDに係るテナント(以下、「ログインテナント」という。)が有している各ライセンスについて、当該各機器10における「状態」を示す情報をいう。ここでいう「状態」とは、ライセンス情報記憶部232における「状態」の値をいう。したがって、管理対象情報の一覧に係る各機器10のアクティベーション状況を示す情報は、ライセンス情報記憶部232に対する次のような操作によって取得することができる。
まず、「テナントID」の値が、ログインテナントIDに一致するレコードが検索される。続いて、検索されたレコードに基づいて、ログインテナントが有するライセンスのライセンス区分及びサービス種別の組の種類が特定される。具体的には、検索された各レコードの「ライセンス区分」及び「サービス種別」の組の重複が除去された結果が特定される。特定された種類は、ログインテナントが有しているライセンスの種類である。続いて、特定された種類ごとに、管理対象情報の一覧に係る機体シリアルIDごとに、当該機体シリアルIDに対して、当該種類のライセンス区分及びサービス種別の組が対応付けられたレコードの有無を判定する。
以上によって、管理対象情報の一覧に係る各機器10のアクティベーション状況を示す情報が取得される。
続いて、ポータル部221は、管理対象情報の一覧と、各機器10のアクティベーション状況を示す情報とに基づいて、アクティベーション画面を表示させるWebページを生成する(S408)。続いて、ポータル部221は、当該Webページを、ブラウザ部31に返信する(S409)。ブラウザ部31は、当該Webページに基づいて、アクティベーション画面を表示させる。
図18は、アクティベーション画面の表示例を示す図である。図18において、アクティベーション画面520には、ログインテナントにおける機器10ごとに、機器シリアルID、機器の説明、及びライセンスの状態を示すボタン等が表示されている。
ログインテナントにおける機器10の機器シリアルID及び機器の説明は、ステップS405において取得された、管理対象情報の一覧に基づいて特定可能である。ライセンスの状態を示すボタンは、管理対象情報の一覧に係る各機器10のアクティベーション状況を示す情報に基づいて生成可能である。なお、ライセンス情報における「状態」の値のうち、「未使用」又は「終了」は、当該ボタンにおいて「無効」として表示される。一方、「使用中」は、当該ボタンにおいて「有効」として表示される。
ここで、いずれかの機器10(以下、「対象機器」という。)に対応する「無効」ボタンが押下されると、ブラウザ部31は、ライセンスID入力画面を表示させる。なお、「無効」ボタンは、現在無効であるライセンスを有効化するためのボタンである。
図19は、ライセンスID入力画面の表示例を示す図である。図19において、ライセンスID入力画面530は、ライセンスIDの入力を受け付けるための画面である。管理者は、対象機器において有効としたいライセンスIDを入力し、OKボタンを押下する。
OKボタンの押下に応じ、ブラウザ部31は、入力されたライセンスIDと、対象機器の機体シリアルIDとを指定して、ライセンスの使用開始要求をポータル部221に送信する(S410)。ポータル部221は、当該要求に指定されたライセンスIDと、ログインテナントIDとを指定して、当該ライセンスIDに係るライセンスの使用可否の判定を、ライセンス管理部223に要求する(S411)。
ライセンス管理部223は、指定されたライセンスIDに係るライセンスの使用可否の判定を行う(S412)。例えば、指定されたライセンスID及びテナントIDの組を含むレコードが、ライセンス情報記憶部232に記憶されていること、当該組を含むレコードの「状態」の値が、「使用前」であること等の条件が満たされている場合、ライセンスは使用可能であると判定される。一方、少なくとも何れか一つの条件が満たされていない場合、ライセンスの使用は不可能であると判定される。
続いて、ライセンス管理部223は、判定結果をポータル部221に返信する(S413)。判定結果が、ライセンスの使用は不可能であることを示す場合、以降の処理は中止される。判定結果が、ライセンスの使用は可能であることを示す場合、ステップS414及びS415において、図9のステップS215及びS216と同様の処理が実行される。
上述したように、第二の実施の形態によれば、別の目的において運用されている機器管理装置50において管理されている管理対象情報を利用して、機器連携サービスに連携させる機器10を選択させることができる。したがって、管理者は、管理者端末30を機器10ごとに接続して、登録処理や、ライセンスの使用開始処理等を行う必要は無い。その結果、管理者の作業負担を軽減することができる。
すなわち、第二の実施の形態において、各装置の関係は、例えば、図20に示される通りになる。図20は、第二の実施の形態における機器の登録及びライセンスの使用開始時の各装置の関係を示す図である。
図20と図14とを比較して明らかなように、管理者端末30は、サービス提供装置20と通信を行えばよい。すなわち、管理者端末30は、各機器10と通信を行う必要はない。なお、図20において、各機器10から機器管理装置50への矢印は、各機器10からの機器状態情報のアップロードを示す。
次に、第三の実施の形態について説明する。第三の実施の形態では第二の実施の形態と異なる点について説明する。したがって、特に言及されない点については、第二の実施の形態と同様でもよい。
図21は、第三の実施の形態における情報管理システムの構成例を示す図である。図21中、図15と同一分部には同一符号を付し、その説明は省略する。図21に示される情報管理システム3おいて、アプリ配布環境E4は、例えば、インターネット等の広域的なネットワークを介して、サービス提供環境E2等と通信可能とされている。
アプリ配布環境E4は、機器10にインストールされる機器アプリA132や機器アプリB133等の機器アプリの配布を行う組織におけるシステム環境である。アプリ配布環境E4に係る組織と、機器管理環境E3に係る組織と、サービス提供環境E2に係る組織とは、同一の組織に含まれてもよい。
アプリ配布環境E4は、アプリ管理装置60等を含む。アプリ管理装置60は、機器アプリを記憶し、指定された機器10に指定された機器アプリを配布する機能を有するコンピュータ、又は複数のコンピュータを含むコンピュータシステムである。
図22は、アプリ管理装置の機能構成例を示す図である。図22において、アプリ管理装置60は、配布要求受付部61及び配布部62等を有する。これら各部は、アプリ管理装置60にインストールされたプログラムが、アプリ管理装置60のCPUに実行させる処理により実現される。アプリ管理装置60は、また、配布要求記憶部63及びアプリ記憶部64等を利用する。これら各記憶部は、アプリ管理装置60の補助記憶装置、又はアプリ管理装置60にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。
配布要求受付部61は、特定の機器10に対する特定の機器アプリの配布要求(インストール要求)を、サービス提供装置20から受信する。配布要求受付部61は、配布要求の内容を示す情報を、配布要求記憶部63に記憶する。
配布部62は、機器10からの問い合わせに応じ、当該機器10に対する配布要求の有無を、配布要求記憶部63を参照して確認する。当該機器10に対する配布要求が配布要求記憶部63に記憶されている場合、配布部62は、当該配布要求において指定されている機器アプリの実体を、アプリ記憶部64より取得して、当該機器10に対して送信する。すなわち、アプリ記憶部64には、各機器アプリの実体が記憶されている。
第三の実施の形態では、図17のステップS410における、ライセンスID、及び対象機器の機体シリアルIDが指定された、ライセンスの使用開始要求に応じて実行される処理に対して変更及び追加が発生する。
図23は、第三の実施の形態においてライセンスの使用開始時に実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。図23中、図17と同一ステップには同一ステップ番号を付し、その説明は省略する。
ステップS415に続いて、ポータル部221は、ステップS415において有効化されたライセンスに係る機器連携サービスのサービス区分及びサービス種別、及び対象機器の機器シリアルIDが指定された、機器アプリの配布要求を、アプリ管理装置60の配布要求受付部61に送信する(S416)。なお、本実施の形態において、各機器アプリは、サービス区分及びサービス種別の組み合わせによって識別可能である。但し、サービス区分及びサービス種別の組み合わせごとに割り当てられた識別情報(例えば、「機器アプリID」という。)によって、各機器アプリが識別されてもよい。その場合、配布要求には、機器アプリIDが指定されてもよい。
配布要求受付部61は、配布要求が受信されると、当該配布要求に指定された情報を、配布要求記憶部63に記憶し(S417)、配布要求に対する応答を返信する(S418)。
図24は、配布要求記憶部の構成例を示す図である。図24において、配布要求記憶部63は、受信された配布要求ごとに、サービス区分、サービス種別、機器シリアルID、及びステータス等を記憶する。
サービス区分、サービス種別、及び機器シリアルIDは、配布要求に指定された値である。ステータスは、配布要求に応じた配布処理の実行状態であり、「未配布」又は「配布済み」の値をとりうる。「未配布」は、配布処理が実行されていないことを示す。「配布済み」は、配布処理が実行済みであることを示す。ステップS417において新たに記憶されたレコードのステータスの値は、「未配布」となる。
以上によって、ステップS410に同期して実行される処理は終了する。
その後、或るユーザ環境E1において、或る機器10が起動されると(S421)、機器10のアプリケーションプラットフォーム121は、起動処理の一環として、当該機器10に対する配布要求の有無の問い合わせを、アプリ管理装置60の配布部62に対して送信する(S422)。当該問い合わせには、当該機器10の機器シリアルIDが指定される。なお、当該問い合わせのタイミングは、機器10の起動時に限定されなくてもよい。例えば、1日に1回等、定期的なタイミングで当該問い合わせが行われてもよい。
問い合わせに応じ、配布部62は、当該問い合わせに指定された機器シリアルIDを含み、ステータスが「未配布」である配布要求の有無を、配布要求記憶部63を参照して確認する(S423)。該当する配布要求が有る場合、配布部62は、当該配布要求に係るサービス区分及びサービス種別に対応する機器アプリを、アプリ記憶部64より取得し、当該機器アプリを含む応答を、機器10に対して返信する(S424)。配布部62は、応答の返信後、当該配布要求に対応するステータスを、「配布済み」に更新する。一方、該当する配布要求が無い場合、配布部62は、配布対象の機器アプリが無いことを示す応答を、機器10に対して返信する。なお、機器アプリの配布が行われた場合に、当該配布に係るステータスの値が「配布済み」に更新されることにより、同一の機器10に対して同一の機器アプリが重複して配布されることを回避することができる。但し、機器10からの問い合わせに、当該機器10にインストールされている機器アプリのサービス区分及びサービス種別の一覧が指定されてもよい。この場合、配布部62は、当該機器10に対する配布要求に指定されているサービス区分及びサービス種別が、当該一覧に含まれていない場合に、当該サービス区分及びサービスに係る機器アプリを返信するようにしてもよい。また、この場合、配布要求記憶部63のステータスの項目は除去されてもよい。
機器10のアプリケーションプラットフォーム121は、機器アプリを含む応答が受信されると、当該機器アプリを、当該機器10にインストールする。
上述したように、第三の実施の形態によれば、使用を開始するラインセンスに係る機器連携サービスに対応する機器アプリは、当該ライセンスに対応する機器10に対して自動的にインストールされる。したがって、管理者等の作業負担を軽減することができる。
また、ライセンスの使用が可能であることが確認された場合に、機器アプリのインストールが行われる。したがって、ライセンスの有無に拘わらず、自由に機器アプリのインストールが行われる場合に比べて、機器連携サービスに関するセキュリティを向上させることができる。
なお、機器アプリの配布が、機器10からの問い合わせに応じて行われるのは、一般的に、ユーザ環境E1にはファイアーウォールが設置されており、ユーザ環境E1の外部から、ユーザ環境E1の内部に設置されている機器10に対して情報を送信することが困難なためである。換言すれば、本実施の形態のように、機器10がアプリ管理装置60に対して問い合わせを送信することにより、ユーザ環境E1にファイアーウォールが設置されている場合であっても、機器10に対して機器アプリを送信することができる。
なお、本実施の形態において、情報管理システム2、情報管理システム3、サービス提供装置20は、情報管理システムの一例である。ポータル部221は、第一の受信部、取得部、送信部、及び第二の受信部の一例である。機器管理装置50は、第一の記憶部の一例である。ライセンス情報記憶部232は、第二の記憶部の一例である。配布部62は、第二の送信部の一例である。テナントIDは、組織識別情報の一例である。機器シリアルIDは、機器識別情報の一例である。ライセンスIDは、サービス識別情報の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 情報管理システム
10 機器
11 コントローラ
12 スキャナ
13 プリンタ
14 モデム
15 操作パネル
16 ネットワークインタフェース
17 SDカードスロット
20 サービス提供装置
30 管理者端末
31 ブラウザ部
40 販売システム
50 機器管理装置
51 機器状態情報受信部
52 異常検知部
53 管理対象情報提供部
54 機器状態情報記憶部
55 管理対象情報記憶部
60 アプリ管理装置
61 配布要求受付部
62 配布部
63 配布要求記憶部
64 アプリ記憶部
80 SDカード
111 CPU
112 RAM
113 ROM
114 HDD
115 NVRAM
121 アプリケーションプラットフォーム
131 WebUI部
132 機器アプリA
133 機器アプリB
200 ドライブ装置
201 記録媒体
202 補助記憶装置
203 メモリ装置
204 CPU
205 インタフェース装置
210 サーバアプリ
220 プラットフォーム
211 サーバアプリA
212 サーバアプリB
221 ポータル部
223 ライセンス管理部
224 機器管理部
225 機器通信部
231 テナント情報記憶部
232 ライセンス情報記憶部
233 機器情報記憶部
B バス
特開2011‐096155号公報

Claims (5)

  1. 1以上のコンピュータを含む情報管理システムであって、
    ネットワークを介して接続される端末から、組織を識別する組織識別情報を受信する第一の受信部と、
    前記組織における機器ごとに、当該機器を識別する機器識別情報と、当該機器が属する組織を識別する組織識別情報とが対応付けて記憶されている第一の記憶部から、該第一の記憶部に記憶されている機器識別情報のうち、前記第一の受信部で前記端末から受信した前記組織識別情報に対応付けられて記憶されている機器識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部で取得した機器識別情報を前記端末へ送信する送信部と、
    前記送信部で送信した機器識別情報の中から前記端末上での操作に基づいて選択された機器識別情報と、該機器識別情報により識別される機器に利用させるサービスを識別するサービス識別情報とを受信する第二の受信部と、
    前記第二の受信部で受信した機器識別情報及びサービス識別情報と、前記第一の受信部で受信した組織識別情報とを対応付けて記憶する第二の記憶部
    とを有することを特徴とする情報管理システム。
  2. 前記第二の記憶部に記憶されたサービス識別情報に係るプログラムを、当該サービス識別情報に対応付けられて前記第二の記憶部に記憶された機器識別情報により識別される機器に送信する第二の送信部
    を有する請求項1記載の情報管理システム。
  3. 前記第二の送信部は、前記第二の記憶部に記憶された機器識別情報により識別される機器からの問い合わせに応じて、該機器に前記プログラムを送信する請求項2記載の情報管理システム。
  4. 前記サービスは、前記情報管理システムに搭載されるアプリケーションにより実現されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報管理システム。
  5. 1以上のコンピュータを含む情報管理システムが、
    ネットワークを介して接続される端末から、組織を識別する組織識別情報を受信する第一の受信手順と、
    前記組織における機器ごとに、当該機器を識別する機器識別情報と、当該機器が属する組織を識別する組織識別情報とが対応付けて記憶されている第一の記憶部から、該第一の記憶部に記憶されている機器識別情報のうち、前記第一の受信手順において前記端末から受信された前記組織識別情報に対応付けられて記憶されている機器識別情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順において取得された機器識別情報を前記端末へ送信する送信手順と、
    前記送信手順において送信された機器識別情報の中から前記端末上での操作に基づいて選択された機器識別情報と、該機器識別情報により識別される機器に利用させるサービスを識別するサービス識別情報とを受信する第二の受信手順と、
    前記第二の受信手順において受信された機器識別情報及びサービス識別情報と、前記第一の受信手順において受信された組織識別情報とを対応付けて第二の記憶部に記憶する記憶手順
    とを実行することを特徴とする情報管理方法。
JP2013164923A 2013-08-08 2013-08-08 情報管理システム及び情報管理方法 Pending JP2015035054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013164923A JP2015035054A (ja) 2013-08-08 2013-08-08 情報管理システム及び情報管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013164923A JP2015035054A (ja) 2013-08-08 2013-08-08 情報管理システム及び情報管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015035054A true JP2015035054A (ja) 2015-02-19

Family

ID=52543550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013164923A Pending JP2015035054A (ja) 2013-08-08 2013-08-08 情報管理システム及び情報管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015035054A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6134406B1 (ja) * 2016-02-23 2017-05-24 株式会社オプティム 機器管理システム、機器管理方法及びプログラム
CN106780167A (zh) * 2016-11-24 2017-05-31 杭州领点科技有限公司 一种软件党员信息服务平台
JP2017102813A (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム
CN109285045A (zh) * 2017-07-19 2019-01-29 发那科株式会社 应用销售管理服务器系统
JP2019021090A (ja) * 2017-07-19 2019-02-07 ファナック株式会社 アプリケーション販売管理サーバシステム、及びエッジサーバ
JP2019021089A (ja) * 2017-07-19 2019-02-07 ファナック株式会社 アプリケーション販売管理サーバシステム
JP2020201717A (ja) * 2019-06-10 2020-12-17 株式会社リコー 情報処理システムおよび方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001222424A (ja) * 2000-02-08 2001-08-17 Fujitsu Ltd ソフトウェアライセンス管理装置,ソフトウェアライセンス管理方法およびソフトウェアライセンス管理用プログラム記録媒体
JP2004303188A (ja) * 2003-03-17 2004-10-28 Hitachi Information Systems Ltd ライセンス管理システム及び方法
JP2012256248A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Canon Inc クラウドシステム、クラウドサービスのライセンス管理方法、およびプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001222424A (ja) * 2000-02-08 2001-08-17 Fujitsu Ltd ソフトウェアライセンス管理装置,ソフトウェアライセンス管理方法およびソフトウェアライセンス管理用プログラム記録媒体
JP2004303188A (ja) * 2003-03-17 2004-10-28 Hitachi Information Systems Ltd ライセンス管理システム及び方法
JP2012256248A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Canon Inc クラウドシステム、クラウドサービスのライセンス管理方法、およびプログラム

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017102813A (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム
JP6134406B1 (ja) * 2016-02-23 2017-05-24 株式会社オプティム 機器管理システム、機器管理方法及びプログラム
JP2017151624A (ja) * 2016-02-23 2017-08-31 株式会社オプティム 機器管理システム、機器管理方法及びプログラム
CN106780167A (zh) * 2016-11-24 2017-05-31 杭州领点科技有限公司 一种软件党员信息服务平台
CN106780167B (zh) * 2016-11-24 2020-06-26 杭州领点科技有限公司 一种党员信息服务平台及方法
JP2019021091A (ja) * 2017-07-19 2019-02-07 ファナック株式会社 アプリケーション販売管理サーバシステム
JP2019021090A (ja) * 2017-07-19 2019-02-07 ファナック株式会社 アプリケーション販売管理サーバシステム、及びエッジサーバ
JP2019021089A (ja) * 2017-07-19 2019-02-07 ファナック株式会社 アプリケーション販売管理サーバシステム
CN109285045A (zh) * 2017-07-19 2019-01-29 发那科株式会社 应用销售管理服务器系统
US10740811B2 (en) 2017-07-19 2020-08-11 Fanuc Corporation Application sales management server systems and method
US10909597B2 (en) 2017-07-19 2021-02-02 Fanuc Corporation Application sales management server system and method
JP2020201717A (ja) * 2019-06-10 2020-12-17 株式会社リコー 情報処理システムおよび方法
JP7318326B2 (ja) 2019-06-10 2023-08-01 株式会社リコー 情報処理システムおよび方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6268914B2 (ja) 情報管理装置、情報管理システム、情報管理方法、及びプログラム
JP5987656B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2015035054A (ja) 情報管理システム及び情報管理方法
JP6085949B2 (ja) 情報処理システム、機器、情報処理方法、及びプログラム
JP5924013B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP6131551B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP2015111407A (ja) 情報管理システム及び情報管理方法
US9313354B2 (en) Output system for secure image processing, image processing apparatus, and output method thereof
US9253246B2 (en) Information device and network system
JP5962698B2 (ja) 画像形成システム、サービス提供サーバー、情報処理端末、画像形成装置及びプログラム
JP6604246B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
US20140122350A1 (en) System, apparatus, and method for license management
JP5094867B2 (ja) 認証用端末、及びネットワーク端末
JP6891570B2 (ja) 電子機器システム、通信方法、端末装置、プログラム
US20140055814A1 (en) Image processing apparatus, method of controlling the same and storage medium thereof
US20150161407A1 (en) Information processing apparatus and information management method
JP2015026114A (ja) 情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP2015022620A (ja) 情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP6048290B2 (ja) ネットワーク設定情報の取得システム及び取得方法
JP6160753B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP7279451B2 (ja) データ収集システム、方法及びプログラム、並びにエッジ機能化装置
JP6579013B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP7180486B2 (ja) データ処理装置、方法、及びプログラム
JP2020119147A (ja) システム、テナントの移動方法、情報処理装置およびその制御方法、認可サーバーおよびその制御方法、並びにプログラム
JP2015055951A (ja) 情報処理システム及び情報処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170509

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170725