JP2015034903A - アタッチメントレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像光学系(主レンズ系)の像側に着脱可能に装着され、全系の合焦状態を高速に、しかも高精度に検出することができるアタッチメントレンズを得ること。
【解決手段】 撮像光学系の像側に着脱可能に装着されるアタッチメントレンズであって、アタッチメントレンズは物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズユニット、負の屈折力の第2レンズユニット、正の屈折力の第3レンズユニットより構成され、第2レンズユニットの屈折力の絶対値は第1レンズユニットと第3レンズユニットの屈折力に比べて大きく、第2レンズユニットは光軸方向に移動可能であり、第1レンズユニットの焦点距離f1、第2レンズユニットの焦点距離f2、アタッチメントレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離Lを各々適切に設定すること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アタッチメントレンズに関し、例えばデジタルカメラ、監視カメラ等の撮像装置に用いられる撮像光学系(主レンズ系)の像側に着脱可能に装着し、自動合焦(AF)を行う際に好適なものである。
近年、撮像装置としてのデジタル一眼レフレックスカメラシステム(以下「D−SLR」という)は、CCD、CMOSなどの固体撮像素子をもつカメラ本体と、撮像センサー面に光学像を形成する撮像レンズ系を備えた交換レンズ装置とを備えている。交換レンズ装置に用いる撮像光学系としては、自動合焦動作が迅速に行うことができるフォーカシング機能を有することが要求されている。
一方、D−SLRには静止画撮影だけではなく、動画撮影を行うことも要望されている。動画撮影では、静止画撮影時に行われている合焦動作を繰り返して行う必要がある。撮像光学系(主レンズ系)の像側にアタッチメントレンズを着脱可能に装着して、アタッチメントレンズの全部又は一部のレンズ群を光軸方向に移動させて撮像光学系の自動焦点調節を行う撮像装置が知られている(特許文献1、2)。このときの自動焦点調節としては、所謂コントラストAF方式が多く用いられている。
合焦動作では、フォーカシングレンズ群を光軸方向に高速で振動させて(以下「ウォブリング」という)合焦状態からのズレ方向を検出する。ウォブリングの後、撮像センサーの出力信号から画像領域の特定の周波数帯の信号成分を検出して、合焦状態となるフォーカシングレンズ群の最適位置を算出する。
その後、最適位置にフォーカシングレンズ群を移動させて合焦完了となる。特許文献1ではアタッチメントレンズ(リアーコンバーターレンズ)全体を移動させて合焦を行っている。特許文献2では固定の正の屈折力の物体側レンズ群、ウォブリング用の負の屈折力のレンズ群、固定の正の屈折力の像側レンズ群より構成している。そして負の屈折力のレンズ群によって合焦動作を行っている。
特開平7−27975号公報 特開2011−175054号公報
アタッチメントレンズを主レンズ系の像側に装着し、アタッチメントレンズを利用してコントラストAF方式で合焦検出を高速に行うには、フォーカシングレンズ群をウォブリング時に高速に駆動する必要がある。ウォブリングにより合焦動作を行う際に、フォーカシングレンズ群の重量が重いと、フォーカシングレンズ群を高速に駆動するためのモーターやアクチュエーターが大型化してくる。このため、鏡筒の最大径が大きくなってきて、交換レンズ装置が大型化してくる。
主レンズ系の像側にアタッチメントレンズを装着し、アタッチメントレンズで全系の合焦位置の検出を高速で、しかも高精度に行うには、アタッチメントレンズのレンズ構成を適切に設定することが重要になってくる。特にアタッチメントレンズを構成する各レンズユニットの屈折力配置やウォブリングのために振動駆動させるレンズユニットのレンズ構成や屈折力等を適切に設定することが重要になってくる。アタッチメントレンズのレンズ構成が不適切であると、アタッチメントレンズを利用して自動合焦検出を高速にしかも高精度に行うのが困難になってくる。
例えばアタッチメントレンズ全体を駆動させてフォーカスを行うと、フォーカシングレンズ群の重量が重いため、合焦を高速に行うのが困難となる。ウォブリングを高速に行うために、フォーカシングレンズ群を単レンズで構成してもレンズ構成が不適切であると収差変動が多く高精度な合焦検出が困難になる。
本発明は、撮像光学系(主レンズ系)の像側に着脱可能に装着され、全系の合焦状態を高速に、しかも高精度に検出することができるアタッチメントレンズ及びそれを有する撮像装置の提供を目的とする。
本発明のアタッチメントレンズは、撮像光学系の像側に着脱可能に装着されるアタッチメントレンズであって、該アタッチメントレンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズユニット、負の屈折力の第2レンズユニット、正の屈折力の第3レンズユニットより構成され、前記第2レンズユニットの屈折力の絶対値は、前記第1レンズユニットと前記第3レンズユニットの屈折力に比べて大きく、前記第2レンズユニットは光軸方向に移動可能であり、前記第1レンズユニットの焦点距離をf1、前記第2レンズユニットの焦点距離をf2、前記アタッチメントレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をLとするとき、
0.1<L/f1<1.0
0.2<|L/f2|<1.5
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、撮像光学系(主レンズ系)の像側に着脱可能に装着され、全系の合焦状態を高速に、しかも高精度に検出することができるアタッチメントレンズが得られる。
主レンズ系に実施例1のアタッチメントレンズを装着したときのレンズ断面図 (A),(B) 主レンズ系に実施例1のアタッチメントレンズを装着したときの広角端と望遠端における収差図 主レンズ系に実施例2のアタッチメントレンズを装着したときのレンズ断面図 (A),(B) 主レンズ系に実施例2のアタッチメントレンズを装着したときの広角端と望遠端における収差図 主レンズ系に実施例3のアタッチメントレンズを装着したときのレンズ断面図 (A),(B) 主レンズ系に実施例3のアタッチメントレンズを装着したときの広角端と望遠端における収差図 主レンズ系に実施例4のアタッチメントレンズを装着したときのレンズ断面図 (A),(B) 主レンズ系に実施例4のアタッチメントレンズを装着したときの広角端と望遠端における収差図 主レンズ系に実施例5のアタッチメントレンズを装着したときのレンズ断面図 (A),(B) 主レンズ系に実施例5のアタッチメントレンズを装着したときの広角端と望遠端における収差図 本発明の撮像装置の要部概略図 (A),(B) 主レンズ系の広角端と望遠端における収差図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。本発明のアタッチメントレンズLAは撮像光学系(主レンズ系)LMの像側に着脱可能に装着されている。そしてアタッチメントレンズLAを構成する少なくとも一部のレンズユニットを光軸方向に微小振動させることで全系の合焦(フォーカス)の方向を検知するために用いられている。本発明のアタッチメントレンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズユニット、負の屈折力の第2レンズユニット、正の屈折力の第3レンズユニットより構成されている。
第2レンズユニットの屈折力の絶対値は第1レンズユニットと第3レンズユニットの屈折力に比べて大きく、第2レンズユニットは全系のフォーカス検出のために光軸方向に移動可能に構成されている。ここでレンズユニットとは単一レンズ又は複数のレンズよりなる集光レンズを意味する。
図1は主レンズ系に実施例1のアタッチメントレンズを装着したときのレンズ断面図である。図2(A),(B)は主レンズ系に実施例1のアタッチメントレンズを装着したときの広角端と望遠端における収差図である。図3は主レンズ系に実施例2のアタッチメントレンズを装着したときのレンズ断面図である。図4(A),(B)は主レンズ系に実施例2のアタッチメントレンズを装着したときの広角端と望遠端における収差図である。
図5は主レンズ系に実施例3のアタッチメントレンズを装着したときのレンズ断面図である。図6(A),(B)は主レンズ系に実施例3のアタッチメントレンズを装着したときの広角端と望遠端における収差図である。図7は主レンズ系に実施例4のアタッチメントレンズを装着したときのレンズ断面図である。図8(A),(B)は主レンズ系に実施例4のアタッチメントレンズを装着したときの広角端と望遠端における収差図である。
図9は主レンズ系に実施例5のアタッチメントレンズを装着したときのレンズ断面図である。図10(A),(B)は主レンズ系に実施例5のアタッチメントレンズを装着したときの広角端と望遠端における収差図である。
図11は本発明の撮像装置の要部概略図である。図12(A),(B)は主レンズ系の広角端と望遠端における収差図である。レンズ断面図においてLMは主レンズ系(撮像光学系)であり、ズームレンズよりなっている。尚、主レンズ系は単一焦点距離の撮像光学系であっても良い。LAはアタッチメントレンズであり、第1レンズユニットL1、第2レンズユニットL2、第3レンズユニットL3よりなっている。
主レンズ系LMは物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群B1、正の屈折力の第2レンズ群B2、負の屈折力の第3レンズ群B3、正の屈折力の第4レンズ群B4、正の屈折力の第5レンズ群B5からなっている。Pは開口絞りである。IMGは像面である。
広角端から望遠端へのズーミングに際して第2レンズ群B2と第3レンズ群B3は像側へ移動し、第4レンズ群B4は像側へ凸状の軌跡を描いて移動する。ズーミングに際して第1レンズ群B1と第5レンズ群B5は不動である。ここで主レンズ系LMのズームタイプはどのようなものであっても良い。球面収差図において実線はd線、二点鎖線はg線である。非点収差図において実線はサジタル像面、点線はメリディオナル像面である。倍率色収差はg線について示している。FnoはFナンバー、ωは半画角(度)である。
本発明のアタッチメントレンズLAを主レンズ群LMの像側に装着することで、アタッチメントレンズLA全体をコンパクトに構成することを容易にしている。そして最も屈折力の絶対値の大きい第2レンズユニットL2を光軸方向に駆動して焦点検出を行うことにより、フォーカス敏感度を高くして、アタッチメントレンズLA全体の小型化を容易にしている。
第2レンズユニットL2を光軸方向に微小振動駆動した時の像面で得られる像のコントラスト値の変化を検出することで合焦状態からのズレ方向を検出している。第2レンズユニットL2は単レンズで構成されると好ましい。第2レンズユニットL2を単レンズで構成することによりアタッチメントレンズLAのフォーカシング用の第2レンズユニットL2を軽量にできるため、高速に合焦状態からのズレ方向を検出することが容易となる。
主レンズ系LMにアタッチメントレンズLAを装着した際に、主レンズ系LMの仕様や光学性能が変化することは好ましくない。例えば、主レンズ系LMにアタッチメントレンズLAを装着した際に主レンズ系LMの焦点距離が変化すると、撮影画角が変化するため好ましくない。また、主レンズ系LMにアタッチメントレンズLAを装着した際に射出瞳位置が大きく変動すると、周辺減光やシェーディングなどの問題が発生することがあり、好ましくない。
さらに、アタッチメントレンズLAに諸収差が残っているとアタッチメントレンズLAを装着した際に光学性能が劣化してしまい、好ましくない。主レンズ系LMの仕様の変化を小さくするにはアタッチメントレンズLAの焦点距離を主レンズ系LMの焦点距離よりも十分長くするのが好ましい。
本発明の各実施例のアタッチメントレンズLAは物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズユニットL1、負の屈折力の第2レンズユニットL2、正の屈折力の第3レンズユニットL3よりなっている。アタッチメントレンズLAを3つのレンズユニットで構成し、対称な屈折力配置にすることで、主レンズ系LMに装着したとき主レンズ系LMの仕様を維持し光学性能の劣化が少ないようにしている。
対称な屈折力配置は負、正、負の屈折力のレンズユニットと正、負、正の屈折力のレンズユニットの2通りが考えられる。対称な屈折力配置にした場合、真ん中のレンズユニットの屈折力が強くなるため、真ん中のレンズユニットでフォーカシングを行うと好ましい。フォーカス用のレンズユニットを軽量化するためにはフォーカス用のレンズユニットの径を小さくする必要がある。フォーカス用のレンズユニットの径は軸外光線の光線高さで決定される。
負、正、負の屈折力のレンズユニットの配置とすると、最も物体側の負の屈折力のレンズユニットで軸外光束が発散されるため、軸外光線の入射高さが高くなり、真ん中の正の屈折力のレンズユニットの径が大きくなってしまう。一方、正、負、正の屈折力のレンズユニットの配置とすると、物体側の正の屈折力のレンズユニットで軸外光束が収斂され、軸外光線の入射高さを小さくすることが出来るため、真ん中の負の屈折力のレンズユニットの径を小さくすることができる。
本発明のアタッチメントレンズLAは正、負、正の屈折力のレンズユニットの配置で真ん中の負の屈折力のレンズユニットをフォーカス用とし、各レンズユニットの屈折力配置を適切に設定することで、フォーカス敏感度を高くしている。そしてフォーカス用のレンズユニットの小型化を図っている。アタッチメントレンズLAを撮像光学系LMの像側に装着したとき全系の焦点距離は不変であっても可変であっても良い。ア
タッチメントレンズLAの第2レンズユニットL2を駆動する駆動手段はアタッチメントレンズLAを保持するレンズ鏡筒に設けられる他、主レンズ系LM、又は撮像装置(カメラ本体)に設けていても良い。各実施例において、第1レンズユニットL1の焦点距離をf1、第2レンズユニットL2の焦点距離をf2とする。アタッチメントレンズLAの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をLとする。このとき、
0.1<L/f1<1.0 ・・・(1)
0.2<|L/f2|<1.5 ・・・(2)
なる条件式を満足している。
条件式(1)は第1レンズユニットL1の焦点距離に対するアタッチメントレンズLAの光学全長の比を規定している。条件式(1)の下限を下回ると第1レンズユニットL1の屈折力が小さくなりすぎるため、軸外光束の収斂が不十分となり、第2レンズユニットL2の径が大きくなるため好ましくない。上限を超えると第1レンズユニットL1の屈折力が大きくなりすぎ、第1レンズユニットL1より発生する諸収差の補正が困難となり、主レンズ系LMに装着したときの光学性能が低下するため好ましくない。
条件式(2)は第2レンズユニットL2の焦点距離に対するアタッチメントレンズLAの光学全長の比を規定している。条件式(2)の下限を下回ると第2レンズユニットL2の屈折力が小さくなりすぎ、フォーカス敏感度が低くなるため好ましくない。上限を超えると第2レンズユニットL2の屈折力が大きくなりすぎ、第2レンズユニットL2より発生する諸収差の補正が困難となり、主レンズ系LMに装着したときの光学性能が大きく低下するため好ましくない。
また、上限を超えると第2レンズユニットL2を駆動した際の焦点距離の変化が大きくなり、撮影画角が大きく変動し、撮影者に違和感を与えるため好ましくない。さらに好ましくは条件式(1),(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
0.18<L/f1<0.55 ・・・(1a)
0.30<|L/f2|<0.90 ・・・(2a)
以上、各実施例によれば、主レンズ系LMに装着し合焦位置からのズレ方向を高速に検出することができるコンパクトなアタッチメントレンズを得ることができる。次に本発明のアタッチメントレンズの前述した以外の特徴について説明する。
合焦位置からのズレ方向を検出するためには、フォーカシング用のレンズユニットを振動駆動させた際に得られる画像のコントラスト値が十分変化する必要がある。Fno(Fナンバー)の明るいレンズ系の場合、焦点深度が浅いためわずかな駆動量でコントラスト値が大きく変化する。
一方、Fnoの暗いレンズ系やレンズ系の開口絞りを絞ってFnoを暗くしたときには焦点深度が深いため、コントラスト値を同じ量だけ変化させるためにはフォーカシング用のレンズユニットの駆動量を大きくする必要がある。しかしながら、フォーカシング用のレンズユニットの駆動量を大きくすると合焦方向からのズレ方向を高速に検出することが困難になる。
ここでフォーカシング用のレンズユニットを光軸方向に微小量Δxfだけ駆動した際の近軸像面の光軸方向の移動量Δxpの比Δxp/Δxfをフォーカス敏感度とする。フォーカス敏感度を大きくすることで、焦点深度が深い場合にも合焦方向からのズレ方向を高速に検出することが容易となる。一方、フォーカス敏感度を大きくしすぎるとフォーカシング用のレンズユニットの位置決め精度が高くなり、要求される加工精度が高くなりすぎるため好ましくない。
フォーカス敏感度はフォーカシング用のレンズユニットの合成横倍率βfとフォーカシング用のレンズユニットよりも像側に存在するレンズユニットの合成横倍率βRを用いて
Δxp/Δxf=(βf2−1)×βR2 ・・・(x1)
で表すことができる。ただし、フォーカシング用のレンズユニットよりも像側にレンズユニットが存在しない場合、(x1)式における合成横倍率βRは1とする。フォーカス敏感度を適正な値に設定するために、レンズ系の適切な屈折力配置とフォーカシング用のレンズユニットの選択が重要である。
本発明のアタッチメントレンズLAにおいて好ましくは次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。第3レンズユニットL3の焦点距離をf3とする。アタッチメントレンズLAを撮像光学系LMの像側に装着したときのアタッチメントレンズLAの最も像側のレンズ面から像面までの距離をskとする。アタッチメントレンズLAの焦点距離をfとする。第2レンズユニットL2の横倍率をβ2、第3レンズユニットL3の横倍率をβ3とする。このとき、次の条件式のうち1以上を満足するのが良い。
1.2<β2<3.0 ・・・(3)
0.2<f1/f3<4.0 ・・・(4)
0.7<L/sk<2.5 ・・・(5)
−0.03<(sk+L/2)/f<0.05 ・・・(6)
0.9<|β22−1|×β32<4.5 ・・・(7)
次に前述の各条件式の技術的な意味について説明する。
本発明のアタッチメントレンズLAはフォーカシング用のレンズユニットが負の屈折力を有するので縮小系となり横倍率β2は1より大きくなる。そこで、横倍率β2を大きく設定することでフォーカス敏感度の適正化を図っている。条件式(3)の下限を下回ると合焦位置からのズレ方向を検出するために必要なフォーカシング用のレンズユニットL2の駆動量が大きくなりすぎ、好ましくない。上限を超えるとフォーカシング用のレンズユニットL2の位置決め精度が高くなりすぎるため、好ましくない。
条件式(4)は第3レンズユニットL3の焦点距離に対する第1レンズユニットL1の焦点距離の比を規定している。条件式(4)の下限を下回ると、アタッチメントレンズLAを主レンズ系LMに装着した際に射出瞳位置が短くなりすぎてシェーディングが起こるため、好ましくない。条件式(4)の上限を超えると第3レンズユニットL3より発生する諸収差を補正することが困難となり、光学性能が劣化してくる。
条件式(5)はバックフォーカスに対するアタッチメントレンズLAの光学全長の比を規定している。条件式(5)の下限を下回るとバックフォーカスが長くなりすぎアタッチメントレンズLAを装着した際のレンズ全長(第1レンズ面から像面までの距離)が長くなってしまうので好ましくない。上限を超えるとバックフォーカスが短くなりすぎて撮像装置に用いたとき、撮像装置本体と干渉してくるため好ましくない。
条件式(6)はアタッチメントレンズLAの光学全長とバックフォーカスとアタッチメントレンズLAの焦点距離等を規定している。条件式(6)の上限を超えるとアタッチメントレンズLAを主レンズ系LMに装着した際に焦点距離が広角側(短くなる方向)に変動してしまい、好ましくない。特に焦点距離が広角側に変動すると主レンズ系LMでケラレが発生してしまうこともあり、好ましくない。下限を下回るとアタッチメントレンズLAを主レンズ系LMに装着した際に焦点距離が望遠側(長くなる方向)に変動してしまうため、好ましくない。
条件式(7)は第2レンズユニットL2のフォーカス敏感度を規定している。条件式(7)の下限を下回ると合焦位置からのズレ方向を検出するために必要な第2レンズユニットL2の駆動量が大きくなりすぎ、好ましくない。上限を超えると第2レンズユニットL2の位置決め精度が高くなりすぎるため、好ましくない。更に好ましくは条件式(3)乃至条件式(7)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
1.5<β2<2.2 ・・・(3a)
0.25<f1/f3<3.30 ・・・(4a)
0.9<L/sk<2.2 ・・・(5a)
−0.01<(sk+L/2)/f<0.03 ・・・(6a)
1.2<|β22−1|×β32<2.5 ・・・(7a)
撮像光学系及び撮像センサ(撮像素子)によって生成された画像データを動画として記録する機能を持つ撮像装置として、所謂D−SLRにおいては、アタッチメントレンズLAを動画撮影中の自動合焦に用いても良い。動画撮影中やライブビュー機能を動作させている際には、撮像光学系の開口絞りが絞られている場合がある。Fnoが暗くなると、焦点深度が浅くなるので第2レンズユニットL2の駆動量を大きくすることが好ましい。
本発明のアタッチメントレンズLAは撮像装置本体又はレンズ本体又はそのいずれかとの通信手段を有しており、撮影時の光学情報に基づき第2レンズユニットL2の駆動量を決定するような制御手段を有していると好ましい。アタッチメントレンズを主レンズ系の像側に装着したときの主レンズ系の最も像側のレンズ面から像面までの距離は、アタッチメントレンズLAを主レンズ系の像側に装着していないときの主レンズ系の最も像側のレンズ面から像面までの距離よりも長い。これによってアタッチメントレンズの小型化を容易にしている。
本発明のアタッチメントレンズLAを装着する主レンズ系はアタッチメントレンズLAとは別にフォーカスのための機構を有していてもよい。アタッチメントレンズLAの第2レンズユニットL2を光軸方向に駆動させてフォーカスを行うと、特に焦点距離の長い主レンズ系に装着した際にフォーカスのための移動量が大きくなる。このため主レンズ系の一部でフォーカスを行っても良い。
図11は各実施例のアタッチメントレンズを有するズームレンズを用いたデジタルスチルカメラ(撮像装置)の要部概略図である。図11において20はカメラ本体、21は各実施例で説明したいずれかのアタッチメントレンズを有するズームレンズによって構成された撮像光学系である。22はカメラ本体20に内蔵され、撮像光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。
本実施例の撮像装置はクイックリターンミラーのある一眼レフカメラやクイックリターンミラーのある一眼レフカメラやクイックリターンミラーのないミラーレスの一眼レフカメラの双方に適用できる。
次に主レンズ系と本発明の実施例1乃至5に対応する数値実施例について説明する。数値実施例において、面番号iは物体側からの順番を示し、riは物体側から順に第i番目(第i面)の面の曲率半径、diは物体側から順に第i番目と第i+1番目との間のレンズ厚又は空気間隔である。ndiとνdiはそれぞれ物体側から順に第i番目の光学材料のd線における屈折率とアッベ数である。アタッチメントレンズの数値実施例1乃至5では主レンズ系の像側にアタッチメントレンズを挿着した場合を示している。各数値実施例において、面番号1〜42が主レンズ系である。
数値実施例1では面番号43〜48がアタッチメントレンズである。数値実施例2では面番号43〜51がアタッチメントレンズである。数値実施例3では面番号43〜49がアタッチメントレンズである。数値実施例4では面番号43〜50がアタッチメントレンズである。数値実施例5では面番号43〜50がアタッチメントレンズである。前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表1に示す。以下に本発明のアタッチメントレンズを装着する主レンズLMを示す。
[主レンズ系]数値実施例

面データ
面番号 r d nd νd
1 289.168 2.80 1.74950 35.3
2 113.925 0.96
3 136.073 8.52 1.49700 81.5
4 -299.563 0.10
5 73.100 6.66 1.49700 81.5
6 190.324 (可変)
7 51.002 2.20 1.80518 25.4
8 43.113 1.55
9 51.352 8.51 1.49700 81.5
10 -15551.359 (可変)
11 -1008.202 1.40 1.80400 46.6
12 34.486 5.76
13 -81.184 1.40 1.49700 81.5
14 37.378 5.33 1.84666 23.9
15 352.647 2.83
16 -57.635 1.40 1.69680 55.5
17 ∞ (可変)
18 153.392 5.04 1.67790 55.3
19 -90.419 0.15
20 1051.897 6.50 1.49700 81.5
21 -41.538 1.45 1.83400 37.2
22 -104.544 (可変)
23(絞り) ∞ 0.39
24 59.410 3.24 1.80400 46.6
25 173.026 0.49
26 42.341 3.38 1.77250 49.6
27 62.133 1.85
28 350.253 1.60 1.74000 28.3
29 34.471 6.87 1.49700 81.5
30 -135.210 3.70
31 260.157 3.69 1.80518 25.4
32 -64.844 1.40 1.58313 59.4
33 33.633 4.89
34 -67.742 1.40 1.74400 44.8
35 1881.652 3.46
36 192.183 4.01 1.80400 46.6
37 -73.493 2.48
38 164.169 8.87 1.48749 70.2
39 -29.142 2.00 1.83400 37.2
40 -391.790 4.90
41 78.138 3.40 1.83400 37.2
42 306.537 54.00
像面 ∞
各種データ
ズーム比 2.69
広角 中間 望遠
焦点距離 72.13 135.02 193.99
Fナンバー 2.90 2.90 2.90
半画角(度) 10.72 5.78 4.03
像高 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 237.36 237.36 237.35
BF 54.00 54.00 54.00

d 6 10.72 26.51 33.79
d10 1.58 13.45 17.30
d17 29.09 14.44 1.09
d22 17.39 4.38 6.62

本発明のアタッチメントレンズを装着する主レンズはこれに限定されず、種々の主レンズに装着することができる。次に、該主レンズLMに本発明のアタッチメントレンズを装着した数値実施例を示す。

[主レンズ系にアタッチメントを装着したときの数値実施例]
[数値実施例1]

面データ
面番号 r d nd νd
1 289.168 2.80 1.74950 35.3
2 113.925 0.96
3 136.073 8.52 1.49700 81.5
4 -299.563 0.10
5 73.100 6.66 1.49700 81.5
6 190.324 (可変)
7 51.002 2.20 1.80518 25.4
8 43.113 1.55
9 51.352 8.51 1.49700 81.5
10 -15551.359 (可変)
11 -1008.202 1.40 1.80400 46.6
12 34.486 5.76
13 -81.184 1.40 1.49700 81.5
14 37.378 5.33 1.84666 23.9
15 352.647 2.83
16 -57.635 1.40 1.69680 55.5
17 ∞ (可変)
18 153.392 5.04 1.67790 55.3
19 -90.419 0.15
20 1051.897 6.50 1.49700 81.5
21 -41.538 1.45 1.83400 37.2
22 -104.544 (可変)
23(絞り) ∞ 0.39
24 59.410 3.24 1.80400 46.6
25 173.026 0.49
26 42.341 3.38 1.77250 49.6
27 62.133 1.85
28 350.253 1.60 1.74000 28.3
29 34.471 6.87 1.49700 81.5
30 -135.210 3.70
31 260.157 3.69 1.80518 25.4
32 -64.844 1.40 1.58313 59.4
33 33.633 4.89
34 -67.742 1.40 1.74400 44.8
35 1881.652 3.46
36 192.183 4.01 1.80400 46.6
37 -73.493 2.48
38 164.169 8.87 1.48749 70.2
39 -29.142 2.00 1.83400 37.2
40 -391.790 4.90
41 78.138 3.40 1.83400 37.2
42 306.537 18.92
43 74.862 3.13 1.80100 35.0
44 -530.100 3.13
45 -151.984 1.44 1.83400 37.2
46 62.880 8.78
47 -2107.198 4.18 1.51633 64.1
48 -89.880 16.77
像面 ∞
各種データ
ズーム比 2.69
広角 中間 望遠
焦点距離 72.12 135.00 193.96
Fナンバー 2.90 2.90 2.90
半画角(度) 10.72 5.78 4.03
像高 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 239.70 239.71 239.71
BF 16.77 16.77 16.77

d 6 10.72 26.51 33.79
d10 1.58 13.45 17.30
d17 29.09 14.44 1.09
d22 17.39 4.38 6.62
[数値実施例2]

面データ
面番号 r d nd νd
1 289.168 2.80 1.74950 35.3
2 113.925 0.96
3 136.073 8.52 1.49700 81.5
4 -299.563 0.10
5 73.100 6.66 1.49700 81.5
6 190.324 (可変)
7 51.002 2.20 1.80518 25.4
8 43.113 1.55
9 51.352 8.51 1.49700 81.5
10 -15551.359 (可変)
11 -1008.202 1.40 1.80400 46.6
12 34.486 5.76
13 -81.184 1.40 1.49700 81.5
14 37.378 5.33 1.84666 23.9
15 352.647 2.83
16 -57.635 1.40 1.69680 55.5
17 ∞ (可変)
18 153.392 5.04 1.67790 55.3
19 -90.419 0.15
20 1051.897 6.50 1.49700 81.5
21 -41.538 1.45 1.83400 37.2
22 -104.544 (可変)
23(絞り) ∞ 0.39
24 59.410 3.24 1.80400 46.6
25 173.026 0.49
26 42.341 3.38 1.77250 49.6
27 62.133 1.85
28 350.253 1.60 1.74000 28.3
29 34.471 6.87 1.49700 81.5
30 -135.210 3.70
31 260.157 3.69 1.80518 25.4
32 -64.844 1.40 1.58313 59.4
33 33.633 4.89
34 -67.742 1.40 1.74400 44.8
35 1881.652 3.46
36 192.183 4.01 1.80400 46.6
37 -73.493 2.48
38 164.169 8.87 1.48749 70.2
39 -29.142 2.00 1.83400 37.2
40 -391.790 4.90
41 78.138 3.40 1.83400 37.2
42 306.537 17.06
43 68.443 3.92 1.83400 37.2
44 -350.300 1.30
45 -441.548 2.51 1.74077 27.8
46 -101.467 1.48 1.60562 43.7
47 74.892 5.50
48 -73.086 1.44 1.83400 37.2
49 41.249 3.00
50 43.187 8.26 1.51633 64.1
51 -49.071 13.87
像面 ∞
各種データ
ズーム比 2.69
広角 中間 望遠
焦点距離 72.13 135.02 193.99
Fナンバー 2.90 2.90 2.90
半画角(度) 10.72 5.78 4.03
像高 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 241.70 241.70 241.70
BF 13.87 13.87 13.87

d 6 10.72 26.51 33.79
d10 1.58 13.45 17.30
d17 29.09 14.44 1.09
d22 17.39 4.38 6.62
[数値実施例3]

面データ
面番号 r d nd νd
1 289.168 2.80 1.74950 35.3
2 113.925 0.96
3 136.073 8.52 1.49700 81.5
4 -299.563 0.10
5 73.100 6.66 1.49700 81.5
6 190.324 (可変)
7 51.002 2.20 1.80518 25.4
8 43.113 1.55
9 51.352 8.51 1.49700 81.5
10 -15551.359 (可変)
11 -1008.202 1.40 1.80400 46.6
12 34.486 5.76
13 -81.184 1.40 1.49700 81.5
14 37.378 5.33 1.84666 23.9
15 352.647 2.83
16 -57.635 1.40 1.69680 55.5
17 ∞ (可変)
18 153.392 5.04 1.67790 55.3
19 -90.419 0.15
20 1051.897 6.50 1.49700 81.5
21 -41.538 1.45 1.83400 37.2
22 -104.544 (可変)
23(絞り) ∞ 0.39
24 59.410 3.24 1.80400 46.6
25 173.026 0.49
26 42.341 3.38 1.77250 49.6
27 62.133 1.85
28 350.253 1.60 1.74000 28.3
29 34.471 6.87 1.49700 81.5
30 -135.210 3.70
31 260.157 3.69 1.80518 25.4
32 -64.844 1.40 1.58313 59.4
33 33.633 4.89
34 -67.742 1.40 1.74400 44.8
35 1881.652 3.46
36 192.183 4.01 1.80400 46.6
37 -73.493 2.48
38 164.169 8.87 1.48749 70.2
39 -29.142 2.00 1.83400 37.2
40 -391.790 4.90
41 78.138 3.40 1.83400 37.2
42 306.537 17.00
43 65.054 5.79 1.78800 47.4
44 -56.882 1.20 1.58913 61.1
45 85.619 6.85
46 -57.297 1.44 1.83481 42.7
47 44.015 3.00
48 50.164 8.15 1.51633 64.1
49 -43.710 14.78
像面 ∞
各種データ
ズーム比 2.69
広角 中間 望遠
焦点距離 72.13 135.02 193.99
Fナンバー 2.90 2.90 2.90
半画角(度) 10.72 5.78 4.03
像高 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 241.57 241.57 241.57
BF 14.78 14.78 14.78

d 6 10.72 26.51 33.79
d10 1.58 13.45 17.30
d17 29.09 14.44 1.09
d22 17.39 4.38 6.62
[数値実施例4]

面データ
面番号 r d nd νd
1 289.168 2.80 1.74950 35.3
2 113.925 0.96
3 136.073 8.52 1.49700 81.5
4 -299.563 0.10
5 73.100 6.66 1.49700 81.5
6 190.324 (可変)
7 51.002 2.20 1.80518 25.4
8 43.113 1.55
9 51.352 8.51 1.49700 81.5
10 -15551.359 (可変)
11 -1008.202 1.40 1.80400 46.6
12 34.486 5.76
13 -81.184 1.40 1.49700 81.5
14 37.378 5.33 1.84666 23.9
15 352.647 2.83
16 -57.635 1.40 1.69680 55.5
17 ∞ (可変)
18 153.392 5.04 1.67790 55.3
19 -90.419 0.15
20 1051.897 6.50 1.49700 81.5
21 -41.538 1.45 1.83400 37.2
22 -104.544 (可変)
23(絞り) ∞ 0.39
24 59.410 3.24 1.80400 46.6
25 173.026 0.49
26 42.341 3.38 1.77250 49.6
27 62.133 1.85
28 350.253 1.60 1.74000 28.3
29 34.471 6.87 1.49700 81.5
30 -135.210 3.70
31 260.157 3.69 1.80518 25.4
32 -64.844 1.40 1.58313 59.4
33 33.633 4.89
34 -67.742 1.40 1.74400 44.8
35 1881.652 3.46
36 192.183 4.01 1.80400 46.6
37 -73.493 2.48
38 164.169 8.87 1.48749 70.2
39 -29.142 2.00 1.83400 37.2
40 -391.790 4.90
41 78.138 3.40 1.83400 37.2
42 306.537 16.00
43 40.082 6.10 1.67270 32.1
44 -167.971 1.89
45 -134.676 1.40 1.80610 33.3
46 34.180 6.11
47 -175.746 1.40 1.63930 44.9
48 97.497 3.00
49 49.267 6.40 1.51633 64.1
50 -104.895 14.84
像面 ∞
各種データ
ズーム比 2.69
広角 中間 望遠
焦点距離 72.13 135.02 193.99
Fナンバー 2.90 2.90 2.90
半画角(度) 10.72 5.78 4.03
像高 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 240.49 240.49 240.49
BF 14.84 14.84 14.84

d 6 10.72 26.51 33.79
d10 1.58 13.45 17.30
d17 29.09 14.44 1.09
d22 17.39 4.38 6.62

[数値実施例5]

面データ
面番号 r d nd νd
1 289.168 2.80 1.74950 35.3
2 113.925 0.96
3 136.073 8.52 1.49700 81.5
4 -299.563 0.10
5 73.100 6.66 1.49700 81.5
6 190.324 (可変)
7 51.002 2.20 1.80518 25.4
8 43.113 1.55
9 51.352 8.51 1.49700 81.5
10 -15551.359 (可変)
11 -1008.202 1.40 1.80400 46.6
12 34.486 5.76
13 -81.184 1.40 1.49700 81.5
14 37.378 5.33 1.84666 23.9
15 352.647 2.83
16 -57.635 1.40 1.69680 55.5
17 ∞ (可変)
18 153.392 5.04 1.67790 55.3
19 -90.419 0.15
20 1051.897 6.50 1.49700 81.5
21 -41.538 1.45 1.83400 37.2
22 -104.544 (可変)
23(絞り) ∞ 0.39
24 59.410 3.24 1.80400 46.6
25 173.026 0.49
26 42.341 3.38 1.77250 49.6
27 62.133 1.85
28 350.253 1.60 1.74000 28.3
29 34.471 6.87 1.49700 81.5
30 -135.210 3.70
31 260.157 3.69 1.80518 25.4
32 -64.844 1.40 1.58313 59.4
33 33.633 4.89
34 -67.742 1.40 1.74400 44.8
35 1881.652 3.46
36 192.183 4.01 1.80400 46.6
37 -73.493 2.48
38 164.169 8.87 1.48749 70.2
39 -29.142 2.00 1.83400 37.2
40 -391.790 4.90
41 78.138 3.40 1.83400 37.2
42 306.537 15.22
43 61.602 6.26 1.63980 34.5
44 -90.190 2.14
45 -72.803 1.98 1.72342 38.0
46 -49.140 1.20 1.80400 46.6
47 61.469 6.25
48 -105.110 1.20 1.84666 23.9
49 151.375 6.09 1.77250 49.6
50 -57.730 18.60
像面 ∞
各種データ
ズーム比 2.69
広角 中間 望遠
焦点距離 72.14 135.03 194.00
Fナンバー 2.90 2.90 2.90
半画角(度) 10.72 5.78 4.03
像高 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 242.29 242.29 242.29
BF 18.60 18.60 18.60

d 6 10.72 26.51 33.79
d10 1.58 13.45 17.30
d17 29.09 14.44 1.09
d22 17.39 4.38 6.62
LM 主レンズ P 開口絞り LA アタッチメントレンズ
L1 第1レンズユニット L2 第2レンズユニット
L3 第3レンズユニット IMG 像面

Claims (9)

  1. 撮像光学系の像側に着脱可能に装着されるアタッチメントレンズであって、該アタッチメントレンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズユニット、負の屈折力の第2レンズユニット、正の屈折力の第3レンズユニットより構成され、
    前記第2レンズユニットの屈折力の絶対値は、前記第1レンズユニットと前記第3レンズユニットの屈折力に比べて大きく、
    前記第2レンズユニットは光軸方向に移動可能であり、
    前記第1レンズユニットの焦点距離をf1、前記第2レンズユニットの焦点距離をf2、前記アタッチメントレンズの最も物体側のレンズ面から最も像側のレンズ面までの光軸上の距離をLとするとき、
    0.1<L/f1<1.0
    0.2<|L/f2|<1.5
    なる条件式を満足することを特徴とするアタッチメントレンズ。
  2. 前記第2レンズユニットは単一のレンズより構成されることを特徴とする請求項1に記載のアタッチメントレンズ。
  3. 前記第2レンズユニットの横倍率をβ2とするとき、
    1.2<β2<3.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載のアタッチメントレンズ。
  4. 前記第3レンズユニットの焦点距離をf3とするとき、
    0.2<f1/f3<4.0
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアタッチメントレンズ。
  5. 前記アタッチメントレンズを前記撮像光学系の像側に装着したときの前記アタッチメントレンズの最も像側のレンズ面から像面までの距離をskとするとき、
    0.7<L/sk<2.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアタッチメントレンズ。
  6. 前記アタッチメントレンズの焦点距離をf、前記アタッチメントレンズを前記撮像光学系の像側に装着したときの前記アタッチメントレンズの最も像側のレンズ面から像面までの距離をskとするとき、
    −0.03<(sk+L/2)/f<0.05
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアタッチメントレンズ。
  7. 前記第2レンズユニットの横倍率をβ2、前記第3レンズユニットの横倍率をβ3とするとき、
    0.9<|β22−1|×β32<4.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のアタッチメントレンズ。
  8. 前記アタッチメントレンズを前記撮像光学系の像側に装着したときの前記撮像光学系の最も像側のレンズ面から像面までの距離は、前記アタッチメントレンズを前記撮像光学系の像側に装着していないときの前記撮像光学系の最も像側のレンズ面から像面までの距離よりも長いことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のアタッチメントレンズ。
  9. 撮像光学系と、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のアタッチメントレンズと、該アタッチメントレンズによって形成された像を受光する撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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