JP2015034721A - スイッチ装置および時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作部材の操作性が良く、かつ操作部材を良好に保護することができるスイッチ装置およびそれを備えた時計を提供する。【解決手段】 時計モジュール6が内蔵され、かつ内外に貫通する軸孔10が設けられた腕時計ケース1と、軸孔10に挿入されて時計モジュール6を操作する操作軸部11、および腕時計ケース1の外部に位置する操作頭部12を有する操作部材8と、操作頭部12の外周近傍に位置する1組の保護部材13、14と、1組の保護部材13、14を移動させて操作頭部12の外周部を開閉するばね棒15と、を備えている。従って、ばね棒15を中心に各保護部材13、14を回転移動させて操作頭部12の外周面から離れる方向に移動させて、操作頭部12の外周部を開放することができる。また、各保護部材13、14を操作頭部12の外周近傍に回転移動させて配置することができる。【選択図】 図2

Description

この発明は、腕時計などの電子機器に用いられるスイッチ装置およびそれを備えた時計に関する。
例えば、腕時計においては、特許文献1に記載されているように、竜頭などの操作部材によって腕時計ケース内の時計モジュールをスイッチ操作して時刻修正などを行うスイッチ装置を備えたものが知られている。
特開2012−163340号公報
このようなスイッチ装置の操作部材は、腕時計ケースの貫通孔に回転可能に挿入された操作軸部と、この操作軸部の外端部に設けられて腕時計ケースの外部に位置する操作頭部と、を有している。この操作部材は、操作頭部を回転操作すると、その回転操作に伴って操作軸部が回転して時計モジュールをスイッチ操作するように構成されている。
また、このスイッチ装置は、腕時計ケースの外部に位置する操作頭部を保護する保護部材を備えている。この保護部材は、操作頭部の両側近傍に設けられた一対の保護突起部と、これら一対の保護突起部の各先端部に跨って配置されて操作頭部の外端面を覆うガード部と、このガード部の一端部を一方の保護突起部の先端部に回転可能に取り付ける取付軸と、を備えている。
このようなスイッチ装置では、操作部材の操作頭部を操作する際に、一対の保護突起部の一方に設けられた取付軸を中心にガード部を回転移動させて、操作頭部の外端面を開放させ、この状態で操作頭部を回転操作することにより、スイッチ操作を行っている。
このため、一対の保護突起部の一方に設けられた取付軸を中心にガード部を回転移動させて、操作頭部の外端面を開放させた際に、ガード部が腕時計ケースの外部に大きく突出する。このため、腕時計ケースの外部に突出したガード部が邪魔になるほか、このガード部の両端を保持する一対の保護突起部も邪魔になるため、操作頭部の操作性が悪いという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、操作部材の操作性が良く、かつ操作部材を良好に保護することができるスイッチ装置およびそれを備えた時計を提供することである。
この発明は、モジュールが内蔵され、かつ内外に貫通する軸孔が設けられたケースと、前記軸孔に回転可能に挿入されて前記モジュールを操作する操作軸部、およびこの操作軸部に取り付けられて前記ケースの外部に位置する操作頭部を有する操作部材と、前記操作頭部の外周近傍に位置して前記操作頭部を保護し、前記操作頭部の外周面に対して互いに対向する位置に1組設けられている保護部材と、前記ケースに前記保護部材を移動可能に取り付け、前記保護部材を移動させて前記操作頭部の外周部を開閉する開閉移動部材と、を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
この発明によれば、開閉移動部材によって保護部材を操作頭部の外周面から離れる方向に移動させることができるので、操作頭部の外周部を開放することができる。このため、操作頭部を操作する際に、保護部材が邪魔にならず、操作頭部を円滑にかつ良好に操作することができる。また、開閉移動部材によって保護部材を操作頭部の外周近傍に移動させて配置することができるので、保護部材によって操作頭部を確実にかつ良好に保護することができる。
この発明を腕時計に適用した第1実施形態を示した拡大斜視図である。 図1に示された腕時計のA−A矢視における要部を示した拡大断面図である。 図1に示された腕時計における1組の保護部材を回転移動させて操作頭部の外周部を開放した状態を示した拡大斜視図である。 図3に示された腕時計の拡大側面図である。 図3に示された腕時計のスイッチ装置における1組の保護部材を示し、(a)は上側に位置する保護部材を斜め下側から見た示した拡大斜視図、(b)は下側に位置する保護部材を斜め下側から見た示した拡大斜視図である。 この発明を腕時計に適用した第2実施形態を示した拡大正面図である。 図6に示された腕時計における1組の保護部材をスライド移動させて操作頭部の外周部を開放した状態を示した拡大斜視図である。 図6に示された腕時計のB−B矢視における要部を示した拡大断面図である。 図7に示された腕時計におけるスイッチ装置の一対のスライド機構部を分解して示した拡大斜視図である。 図9に示された腕時計を反対側から見た分解斜視図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図5を参照して、この発明を腕時計に適用した第1実施形態について説明する。
この腕時計は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1は、ケース本体2とベゼル3とを有している。ケース本体2は、金属または硬質の合成樹脂によって形成されている。ベゼル3は、ウレタン樹脂などの軟質の合成樹脂からなり、ケース本体2の外周面に設けられている。
この腕時計ケース1の上部開口部、つまりケース本体2の上部開口部には、図2に示すうように、時計ガラス4がパッキン4aを介して取り付けられている。この腕時計ケース1の下部、つまりケース本体2の下部には、裏蓋5が防水リング5aを介して取り付けられている。
また、この腕時計ケース1の内部、つまりケース本体2の内部には、図2に示すように、時計モジュール6が組み込まれている。この時計モジュール6は、時計機能に必要な各種の部品、例えば指針を運針するための時計ムーブメント、およびこの時計ムーブメントを駆動するための回路基板などの部品を備えている。
さらに、この腕時計ケース1の3時側には、図1および図2に示すように、スイッチ装置7が設けられている。このスイッチ装置7は、時計モジュール6をスイッチ操作する操作部材8を備えている。操作部材8は、腕時計ケース1の軸孔10に回転可能に挿入された操作軸部11と、この操作軸部11の外端部に取り付けられて腕時計ケース1の外部に位置する操作頭部12と、を有している。
この場合、腕時計ケース1の軸孔10は、図2に示すように、腕時計ケース1にその内部と外部とに貫通して形成されている。すなわち、この軸孔10は、小径孔部10aと中径孔部10bと大径孔部10cとを有する段差状に形成されている。小径孔部10aはケース本体2の内部側に設けられ、中径孔部10bはケース本体2の外部側に設けられ、大径孔部10cはベゼル3に設けられている。
操作部材8の操作軸部11は、図2に示すように、その外径が腕時計ケース1の軸孔10における小径孔部10aの内径とほぼ同じ大きさで、その長さが腕時計ケース1の軸孔10の軸方向の長さよりも少し長く形成され、腕時計ケース1の軸孔10に回転可能に挿入されるように構成されている。
すなわち、この操作軸部11は、図2に示すように、その内端部が腕時計ケース1の軸孔10における小径孔部10aから腕時計ケース1内に突出し、外端部が軸孔10の大径孔部10cから腕時計ケース1の外部に突出するように構成されている。この操作軸部11は、その内端部に時計モジュール6の時計ムーブメントに連結される巻真(図示せず)が取り付けられるように構成されている。
操作頭部12は、図2に示すように、操作軸部11の外端部が取り付けられる軸取付部12aと、この軸取付部12aの外周に位置する大径の回転操作部12bとが、一体に形成された構成になっている。軸取付部12aは、その外径が腕時計ケース1の軸孔10における小径孔部10aの内径とほぼ同じ大きさで、かつ軸孔10の中径孔部10bの内径よりも小さい小径の円筒状に形成されている。
また、この軸取付部12aは、図2に示すように、その軸方向の長さが腕時計ケース1の軸孔10における大径孔部10cの深さ、つまり軸方向の長さよりも十分に長く形成されている。これにより、この軸取付部12aは、その内部に操作軸部11の外端部が嵌め込まれて取り付けられ、この状態で操作軸部11と共に回転するように構成されている。
また、操作頭部12の回転操作部12bは、図2に示すように、腕時計ケース1側が開放された横向きのほぼカップ状に形成されている。すなわち、この回転操作部12bは、その内径が腕時計ケース1の軸孔10における中径孔部10bの内径よりも大きく、かつ外径が軸孔10の大径孔部10cの内径よりも小さく形成されている。
また、この回転操作部12bは、図2に示すように、その軸方向の長さが軸取付部12aと同じ長さに形成されている。さらに、この回転操作部12bは、腕時計ケース1の外端部側に位置する内面の中心に軸取付部12aが一体に形成され、この軸取付部12aを中心に回転するように構成されている。
これにより、操作頭部12は、図2に示すように、腕時計ケース1の軸孔10における大径孔部10cから腕時計ケース1の外部に大きく突出し、この突出した部分を回転操作して、操作軸部11を回転させることにより、腕時計ケース1内の時計モジュール6の時計ムーブメントを操作するように構成されている。
ところで、腕時計ケース1における操作頭部12の外周近傍には、図1および図2に示すように、操作頭部12を保護する1組の保護部材13、14がばね棒15によってそれぞれ回転可能に取り付けられている。これら1組の保護部材13、14は、図1〜図5に示すように、ベゼル3と同じウレタン樹脂などの弾力性を有する合成樹脂によって形成され、操作頭部12の外周面に対して互いに対向する上下位置にそれぞれ設けられている。
これら1組の保護部材13、14のうち、上側に位置する保護部材13は、図1〜図5に示すように、操作頭部12の外周面における左右の両側上部に対応する一対の保護突起部16と、これら一対の保護突起部16を連結する連結アーム部17とを備え、この連結アーム部17がばね棒15によって上下方向に回転可能に取り付けられるように構成されている。
この場合、一対の保護突起部16は、図1および図2に示すように、腕時計ケース1の外周面に配置された際に、腕時計ケース1の外周面であるベゼル3の外周面から外部に突出する長さが、操作部材8の操作頭部12の軸方向におけるベゼル3の外周面から外部に突出する長さよりも長く形成されている。
また、連結アーム部17は、図1および図2に示すように、ほぼ平板状に形成されている。この連結アーム部17は、腕時計ケース1の外周面に配置された状態のときに、その厚みが操作頭部12の軸方向におけるベゼル3の外周面から外部に突出する長さよりも十分に短く形成され、かつその両側下部に一対の保護突起部16が一体に形成されている。
この連結アーム部17は、図1〜図5に示すように、腕時計ケース1の外周面に配置された状態のときに、操作頭部12の外周面に対面する下端部が半円弧状に形成され、これと反対側に位置する上辺部が一対の保護突起部16の各上端部よりも腕時計ケース1の上端部に向けて突出するように形成されている。また、この連結アーム部17は、上側に突出した上辺部の上端部にばね棒15が挿入するピン挿入孔17aが腕時計ケース1の外周方向に沿って形成されている。
この場合、腕時計ケース1の上端部には、図1〜図3に示すように、連結アーム部17の上端部が挿入する取付凹部3aが設けられている。この取付凹部3aの両側部には、ばね棒15の両端部が挿入するピン取付孔(図示せず)がそれぞれ設けられている。ばね棒15は、図示しないが、パイプ部の両端部に一対のピン部材が出没可能に取り付けられ、これら一対のピン部材がパイプ部内のコイルばねによって弾力的に押し出されるように構成されている。
これにより、ばね棒15は、図2に示すように、パイプ部が連結アーム部17のピン挿入孔17aに挿入され、この状態で一対のピン部材がコイルばねのばね力によって連結アーム部17のピン挿入孔17aの両側に押し出され、この押し出されたピン部材が腕時計ケース1の取付凹部3aの両側部に設けられたピン取付孔(図示せず)に挿入することにより、上側に位置する保護部材13を腕時計ケース1に回転可能に取り付けるように構成されている。
すなわち、このばね棒15は、図2に示すように、連結アーム部17のピン挿入孔17aの両側から押し出された一対のピン部材をコイルばねのばね力に抗してパイプ部内に押し込み、この状態で連結アーム部17の上端部を腕時計ケース1の取付凹部3aに配置させた際に、一対のピン部材がコイルばねのばね力で押し出されて取付凹部3aの両側部のピン取付孔(図示せず)に挿入することにより、上側に位置する保護部材13を腕時計ケース1に回転可能に取り付けるように構成されている。
これにより、1組の保護部材13、14のうち、上側に位置する保護部材13は、図1〜図4に示すように、ばね棒15を中心に連結アーム部17が下側(図2では反時計回り方向)に向けて回転して、連結アーム部17の裏面および一対の保護突起部16の裏面が腕時計ケース1の外面に当接した際に、一対の保護突起部16が操作頭部12の外周近傍における両側上部に配置されて、操作頭部12の上半分を保護するように構成されている。
すなわち、この上側に位置する保護部材13は、図1〜図4に示すように、一対の保護突起部16が操作頭部12の外周近傍における両側上部に配置された際に、一対の保護突起部16の先端部が操作頭部12の外端部よりも腕時計ケース1の外部側に突出し、これにより操作頭部12の両側上部を保護すると共に、これら一対の保護突起部16の間から操作頭部12の上部側に位置する外周部が上側に露呈するように構成されている。
また、この上側に位置する保護部材13は、図1〜図4に示すように、ばね棒15を中心に連結アーム部17が回転して、連結アーム部17が腕時計ケース1の上端部側に向けて90度以上回転すると、この連結アーム部17によって一対の保護突起部16が腕時計ケース1の上側(図2では反時計回り)に回転移動して、操作頭部12から斜め上方に離れ、操作頭部12の上側外周部を開放するように構成されている。
一方、1組の保護部材13、14のうち、下側に位置する保護部材14は、図1〜図5に示すように、腕時計ケース1に対する取付位置が、上側に位置する保護部材13と異なる構成であり、これ以外は上側に位置する保護部材13と同じ構成になっている。すなわち、この下側の保護部材14は、連結アーム部17が腕時計ケース1の下部側に向けて突出し、この突出した下端部が腕時計ケース1の下端部にばね棒15によって上下方向に回転可能に取り付けられるように構成されている。
この場合、連結アーム部17の下端部には、図1〜図3に示すように、ばね棒15が挿入するピン挿入孔17aが腕時計ケース1の外周方向に沿って貫通して設けられている。また、腕時計ケース1の下端部には、連結アーム部17の下端部が挿入する取付凹部3bが設けられている。この取付凹部3bの両側部には、ばね棒15の両端部が挿入するピン取付孔(図示せず)がそれぞれ設けられている。
これにより、1組の保護部材13、14のうち、下側に位置する保護部材14は、図1〜図4に示すように、ばね棒15を中心に連結アーム部17が上側(図2では反時計回り方向)に向けて回転して、連結アーム部17の裏面および一対の保護突起部16の裏面が腕時計ケース1の外面に当接した際に、一対の保護突起部16が操作頭部12の外周近傍における両側下部に配置されて、操作頭部12の下半分を保護するように構成されている。
すなわち、この下側に位置する保護部材14は、図1〜図4に示すように、一対の保護突起部16が操作頭部12の外周近傍における両側下部に配置された際に、一対の保護突起部16の先端部が操作頭部12の外端部よりも腕時計ケース1の外部側に突出し、これにより操作頭部12の両側下部を保護すると共に、これら一対の保護突起部16の間から操作頭部12の下部側に位置する外周部が上側に露呈するように構成されている。
また、この下側に位置する保護部材14は、図1〜図4に示すように、ばね棒15を中心に連結アーム部17が回転して、連結アーム部17が腕時計ケース1の下端部側に向けて90度以上回転すると、この連結アーム部17によって一対の保護突起部16が腕時計ケース1の下側(図2では時計回り)に回転移動して、操作頭部12から斜め下方に離れ、操作頭部12の下側外周部を開放するように構成されている。
この場合、1組の保護部材13、14は、図1および図2に示すように、上下に位置する各連結アーム部17の各裏面および上下に位置する各一対の保護突起部16の各裏面が腕時計ケース1の外面に当接して、操作頭部12の外周近傍に配置された際に、上側に位置する一対の保護突起部16の各下部と、下側に位置する一対の保護突起部16の各上部とが、互いに弾力的に当接することにより、上下に位置する各連結アーム部17が各ばね棒15を中心に不用意に回転して、操作頭部12を開放しないように構成されている。
次に、このようなスイッチ装置7の作用について説明する。
このスイッチ装置7を使用しないときには、1組の保護部材13、14によって操作部材8の操作頭部12を保護する。この場合には、一対のばね棒15を中心に上下に位置する1組の保護部材13、14の各連結アーム部17をそれぞれ上下方向に回転させて、各連結アーム部17の各裏面および上下に位置する各一対の保護突起部16の各裏面をそれぞれ腕時計ケース1の外面に当接させる。
これにより、操作部材8の操作頭部12の外周部における左右両側の近傍に、上下各一対の保護突起部16が操作頭部12の外端面よりも腕時計ケース1の外部側に突出した状態で配置される。このため、これら各一対の保護突起部16によって操作頭部12の外周部における左右両側が保護される。この状態では、上下各一対の保護突起部16の上下に位置する各端部が互いに弾力的に当接することにより、上下に位置する各連結アーム部17が各ばね棒15を中心に不用意に回転して、1組の保護部材13、14が操作頭部12の外周部を開放しないようにロックされる。
また、このスイッチ装置7を操作する際には、1組の保護部材13、14を回転させ、各一対の保護突起部16を操作頭部12の外周近傍から回転移動させて、操作頭部12の外周部を開放する。このときには、一対のばね棒15を中心に1組の保護部材13、14の各連結アーム部17をそれぞれ上下方向に回転させて、上下の各連結アーム部17を腕時計ケース1の上端部側と下端部側とに向けてそれぞれ90度以上回転させる。
これにより、上下の各連結アーム部17によって上下一対の保護突起部16が腕時計ケース1の上下方向にそれぞれ回転移動して操作頭部12から上下方向にそれぞれ離れ、操作頭部12の外周部を開放する。この状態で、操作頭部12の外周部を指で摘んで回転させると、その回転に伴って操作軸部11が回転し、この回転に応じて腕時計ケース1内に設けられた時計モジュール6の時計ムーブメントが操作される。これにより、時刻修正などのスイッチ操作が行われる。
また、このスイッチ装置7では、1組の保護部材13、14の上下各一対の保護突起部16が操作頭部12の外周部における左右両側の近傍に配置された状態のときに、操作頭部12の外周部が上下各一対の保護突起部16の間から上下方向に露呈する。このため、この状態のときに、上下各一対の保護突起部16の間から操作頭部12の外周の上下部を指で摘まんで回転させることが可能になる。
これにより、1組の保護部材13、14における上下各一対の保護突起部16が操作頭部12の外周部における左右両側の近傍に配置された状態のときにも、操作頭部12の外周の上下部を指で摘んで回転させることにより、操作軸部11を回転させ、この回転に応じて腕時計ケース1内に設けられた時計モジュール6の時計ムーブメントを操作して、時刻修正などのスイッチ操作を行うことができる。
このように、この腕時計のスイッチ装置7によれば、時計モジュール6が内蔵され、かつ内外に貫通する軸孔10が設けられた腕時計ケース1と、軸孔10に回転可能に挿入されて時計モジュール6を操作する操作軸部11、およびこの操作軸部11に取り付けられて腕時計ケース1の外部に位置する操作頭部12を有する操作部材8と、操作頭部12の外周近傍に位置して操作頭部12を保護する1組の保護部材13、14と、腕時計ケース1に1組の保護部材13、14を回転可能に取り付け、各保護部材13、14を回転移動させて操作頭部12の外周部を開閉する開閉移動部材である一対のばね棒15と、を備えているので、操作部材8の操作性が良く、かつ操作部材8を良好に保護することができる。
すなわち、このスイッチ装置7では、一対のばね棒15を中心に1組の保護部材13、14を操作頭部12の外周面から離れる方向に移動させることができるので、操作頭部12の外周部を確実に開放することができる。このため、操作頭部12を操作する際に、1組の保護部材13、14が邪魔にならず、操作頭部12を円滑にかつ良好に操作することができる。また、一対のばね棒15を中心に1組の保護部材13、14を操作頭部12の外周近傍に回転移動させて配置することができるので、1組の保護部材13、14によって操作頭部12を確実にかつ良好に保護することができる。
この場合、1組の保護部材13、14のそれぞれは、操作頭部12よりも腕時計ケース1の外側に突出する一対の保護突起部16と、これら一対の保護突起部16を連結する連結アーム部17とを有しているので、これら一対の保護突起部16の裏面および連結アーム部17の裏面が腕時計ケース1の外面に当接した際に、各一対の保護突起部16を操作頭部12の外周近傍に配置することができ、これら一対の保護突起部16によって操作頭部12を確実にかつ良好に保護することができる。
また、これら1組の保護部材13、14は、一対の保護突起部16が操作頭部12の外周近傍に配置された際に、連結アーム部17によって連結された一対の保護突起部16の間から操作頭部12の外周部の一部が露呈するので、一対の保護突起部16を操作頭部12の外周近傍に配置させた状態においても、露呈した操作頭部12の一部を操作して回転させることができる。
また、このスイッチ装置7では、1組の保護部材13、14が操作頭部12の外周面に対して互いに対向する位置に設けられていることにより、各保護部材13、14を個別に回転させることができ、これにより必要に応じて1組の保護部材13、14のいずれか一方のみを開閉させることができるので、使い勝手が良い。
さらに、このスイッチ装置7では、一対のばね棒15が1組の保護部材13、14をそれぞれ腕時計ケース1に回転可能に取り付けることにより、1組の保護部材13、14をそれぞれ回転移動させて操作頭部12の外周部を開閉するので、一対のばね棒15を中心に1組の保護部材13、14を回転させるだけで、簡単にかつ容易に操作頭部12の外周部を開閉することができる。
この場合、1組の保護部材13、14は、上下各一対の保護突起部16をそれぞれ連結する各連結アーム部17がそれぞれ操作頭部12と反対側に突出し、この突出した各連結アーム部17の各先端部が各ばね棒15によってそれぞれ腕時計ケース1の外面に取り付けられているので、各ばね棒15を中心に各連結アーム部17が回転して操作頭部12の外周部を開放した際に、操作頭部12と反対側に突出する連結アーム部17の突出した長さによって、各一対の保護突起部16を操作頭部12から大きく離すことができ、これにより操作頭部12の操作性を、より一層、向上させることができる。
なお、上述した第1実施形態では、1組の保護部材13、14が上下方向に回転するように構成した場合について述べたが、これに限らず、1組の保護部材13、14が左右方向、つまり腕時計ケース1の外周面に沿う方向に回転して、操作頭部12を開閉するように構成しても良い。
また、上述した第1実施形態では、1組の保護部材13、14がそれぞれ回転して、操作頭部12の外周部を開閉するように構成した場合につて述べた、必ずしも1組の保護部材13、14がそれぞれ回転する必要はなく、例えば1組の保護部材13、14のうち、いずれか一方のみが回転して、操作頭部12の外周部の半分を開閉するように構成しても良い。
さらに、上述した第1実施形態では、1組の保護部材13、14が操作頭部12の外周近傍に配置された際に、上下各一対の保護突起部16が互いに弾接することにより、1組の保護部材13、14が不用意に回転して操作頭部12の外周部を開放しないようにロックする構成である場合について述べたが、これに限らず、例えば1組の保護部材13、14を腕時計ケース1に対してロックするロック機構をそれぞれ設けた構成であっても良い。
このロック機構は、例えば、1組の保護部材13、14にフック部を設け、このフック部を腕時計ケース1の係止部に係止させることにより、1組の保護部材13、14を腕時計ケース1に対してロックするように構成しても良い。また、腕時計ケース1にスライドフック部を設け、このスライドフック部によって1組の保護部材13、14を腕時計ケース1に対してロックするように構成しても良い。
なお、上述した第1実施形態では、1組の保護部材13、14が一対のばね棒15によって上下方向に回転するように構成した場合について述べたが、必ずしもばね棒15である必要はなく、ピン部材などの取付軸によって1組の保護部材13、14を腕時計ケース1の外面に回転可能に取り付けるように構成しても良い。
(第2実施形態)
次に、図6〜図10を参照して、この発明を腕時計に適用した第2実施形態について説明する。なお、図1〜図5に示された第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明する。
この腕時計は、図6および図7に示すように、スイッチ装置7の1組の保護部材20、21が第1実施形態と異なる構成であり、これ以外は第1実施形態とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、1組の保護部材20、21は、図7および図8に示すように、操作部材8の操作頭部12の外周近傍に位置する腕時計ケース1の外面に一対のスライド機構部22、23によってそれぞれ上下方向にスライド可能に取り付けられている。これら1組の保護部材20、21は、操作頭部12の外周面に沿って緩やかに湾曲するほぼ弓形状に形成されている。
また、これら1組の保護部材20、21は、図6に示すように、腕時計ケース1の外面つまりベゼル3の外面から突出する長さが、操作頭部12の軸方向におけるベゼル3の外面から突出する長さよりも十分に長く形成されている。これにより、1組の保護部材20、21は、操作頭部12の外周近傍に配置された際に、腕時計ケース1のベゼル3の外面から突出した操作頭部12を保護するように構成されている。
一方、一対のスライド機構部22、23は、図8〜図10に示すように、腕時計ケース1のベゼル3の外面に操作頭部12を挟んで操作頭部12の左右両側に対向する一対のガイド溝部24と、各保護部材20、21の各裏面にそれぞれ設けられて一対のガイド溝部24内をそれぞれスライドする各スライド部25と、一対のガイド溝部24内にそれぞれ設けられて各スライド部25をそれぞれ押し上げる各コイルばね26と、を備えている。
図7に示すように、手の指で一対の保護部材20、21を下側に抑えることにより、操作頭部12の上側が開放され、他の指で操作頭部12を回転させることができる。
一対のガイド溝部24は、図7〜図9に示すように、ベゼル3の外面に露呈する狭い幅の各スリット溝24aと、ベゼル3内に位置して各スリット溝24aよりも広い幅の各ガイド孔24bと、を有し、これらが上下方向に沿って形成されている。この場合、一対のガイド溝部24は、その上端部がベゼル3の上部に開放され、下端部が閉塞された状態で、ベゼル3に形成されている。また、一対のガイド溝部24は、その各上端部に閉塞部材27がそれぞれ嵌め込まれることにより、一対のガイド溝部24の各上端部が塞がれるように構成されている。
一対のスライド部25は、図10に示すように、一対のガイド溝部24の各ガイド孔24b内をそれぞれスライドする各本体部25aと、これら本体部25aを保護部材20、21の各裏面にそれぞれ連結して一対のガイド溝部24の各スリット溝24a内をそれぞれスライドする各連結部25bと、一対のコイルばね26の各上部がそれぞれ挿入して取り付けられる各ばね取付部25cと、を備えている。
これにより、一対のスライド部25は、各本体部25aが一対のガイド溝部24の各ガイド孔24b内にそれぞれ上方から挿入し、各連結部25bが一対のガイド溝部24の各スリット溝24a内にそれぞれ上方から挿入することにより、ベゼル3の側面から外部に向けて各本体部25aが各ガイド孔24b内から抜け出すことがなく、各ガイド孔24b内を上下方向にスライドするように構成されている。
一対のコイルばね26は、図8に示すように、一対のスライド部25を押し上げる方向に付勢するように構成されている。これら一対のコイルばね26は、一対のガイド溝部24における各ガイド孔24b内にそれぞれ配置された際に、コイルばね26の各下部が各ガイド孔24b内の下部に設けられた各ピン突起部24cに挿入して取り付けられ、コイルばね26の各上部が一対のスライド部25の各ばね取付部25cに挿入して取り付けられように構成されている。
次に、このようなスイッチ装置7における一対の保護部材20、21を腕時計ケース1に取り付ける場合について説明する。
この場合には、まず、1組の保護部材20、21の裏面に設けられた各スライド部25の各ばね取付部25cにコイルばね26の上部を取り付ける。このときには、各ばね取付部25cをコイルばね26の上部に挿入させることにより、各ばね取付部25cにコイルばね26の上部が取り付けられる。
この状態で、一対のガイド溝部24の各ガイド孔24b内にその上方から各コイルばね26を挿入する。このときには、各コイルばね26と共に、各スライド部25の各本体部25aを各ガイド孔24b内にその上方から挿入すると共に、各スライド部25の各連結部25bを一対のガイド溝部24の各スリット溝24a内にその上方から挿入する。
そして、各コイルばね26の下部を各ガイド孔24bの底部に設けられた各ピン突起部24cに差し込んで取り付ける。そして、一対のガイド溝部24の各上端部に閉塞部材27を嵌め込んで一対のガイド溝部24の各上端部を塞ぐ。この状態では、各スライド部25の各本体部25aが各ガイド孔24b内を上下方向にスライド可能な状態で各コイルばね26のばね力によって押し上げられる。
これにより、各スライド部25の各連結部25bが各スリット溝24a内で上下方向にスライド可能な状態で各本体部25aと共に押し上げられる。これに伴って、一対の保護部材20、21が一対のガイド溝部24に沿って上下方向にスライド可能な状態で押し上げられる。この状態では、一対の保護部材20、21が操作頭部12の左右の両側近傍に位置して操作頭部12を保護する。
すなわち、一対の保護部材20、21が操作頭部12の外周面に沿って緩やかに湾曲するほぼ弓形状に形成され、このほぼ弓形状に形成された一対の保護部材20、21が操作頭部12の外周面を包み込むように対向して配置される。このため、操作頭部12は、その外周面における上下に位置する部分を除いて、一対の保護部材20、21によって保護される。
次に、このスイッチ装置7の作用について説明する。
このスイッチ装置7を使用しないときには、操作頭部12が、その外周面における上下に位置する部分を除いて、一対の保護部材20、21によって保護されている。すなわち、一対のスライド機構部22、23の各スライド部25が各コイルばね26のばね力によって押し上げられ、これにより一対の保護部材20、21が押し上げられて操作頭部12の外周面を包み込むように対向して配置される。この状態では、操作頭部12が不用意に回転してスイッチ動作することがない。
また、このスイッチ装置7を操作する際には、一対のスライド機構部22、23における各コイルばね26のばね力に抗して1組の保護部材20、21を押し下げる。このときには、1組の保護部材20、21の各裏面に設けられた各スライド部25の各本体部25aが一対のガイド溝部24の各ガイド孔24b内を下側に向けて移動すると共に、各スライド部25の各連結部25bが一対のガイド溝部24の各スリット溝24a内を下側に移動する。
そして、1組の保護部材20、21の各上端部が、操作頭部12の中間部よりも下側に移動した際に、1組の保護部材20、21の押し下げ動作が停止する。このときには、操作頭部12の上側半分が開放される。この状態で、開放された操作頭部12の上側半分を回転操作すると、その回転に伴って操作軸部11が回転し、この回転に応じて腕時計ケース1内に設けられた時計モジュール6の時計ムーブメントが操作される。これにより、時刻修正などのスイッチ操作が行われる。
また、このスイッチ装置7では、1組の保護部材20、21が操作頭部12の外周部における左右の両側近傍に配置されて、1組の保護部材20、21が操作頭部12の外周部を包み込むように配置された状態のときに、操作頭部12の外周部が1組の保護部材20、21の間から上下方向に露呈する。このため、1組の保護部材20、21の間から露呈した操作頭部12の外周の上下部を指で摘んで回転させることが可能になる。
これにより、1組の保護部材20、21が操作頭部12の外周部を包み込むように配置された状態のときにも、操作頭部12の外周の上下部を指で摘んで回転させることにより、操作軸部11を回転させ、この回転に応じて腕時計ケース1内に設けられた時計モジュール6の時計ムーブメントを操作して、時刻修正などのスイッチ操作を行うことができる。
このように、この腕時計のスイッチ装置7によれば、開閉移動部材である一対のスライド機構部22、23によって1組の保護部材20、21を操作頭部12の外周面から離れる方向に移動させることができるので、操作頭部12の外周部を確実にかつ良好に開放することができる。
このため、操作頭部12を操作する際に、1組の保護部材20、21が邪魔にならず、操作頭部12を円滑にかつ良好に操作することができる。また、一対のスライド機構部22、23によって1組の保護部材20、21を操作頭部12の外周近傍にスライド移動させて配置することができるので、1組の保護部材20、21によって操作頭部12を確実にかつ良好に保護することができる。
この場合、1組の保護部材20、21のそれぞれは、腕時計ケース1の外側に突出する長さが操作頭部12の外端面よりも長く形成され、かつ操作頭部12の外周面に沿って緩やかに湾曲するほぼ弓形状に形成されているので、1組の保護部材20、21が操作頭部12の左右の両側近傍に配置された際に、ほぼ弓形状に形成された一対の保護部材20、21によって操作頭部12の外周面を包み込むことができ、これにより操作頭部12を確実にかつ良好に保護することができる。
また、これら1組の保護部材20、21は、操作頭部12の左右両側に位置する外周近傍に配置された際に、1組の保護部材20、21の間から操作頭部12の外周部における上下部が露呈するので、1組の保護部材20、21が操作頭部12の左右両側に位置する外周近傍に配置して操作頭部12を保護した状態においても、1組の保護部材20、21の間から露呈した操作頭部12の外周部における上下部を操作して回転させることができる。
また、このスイッチ装置7では、1組の保護部材20、21が操作頭部12の外周面に対して互いに対向する位置に設けられていることにより、各保護部材20、21を個別にスライドさせることができ、これにより必要に応じて1組の保護部材20、21のいずれか一方のみを開閉させることができるので、使い勝手が良い。
さらに、このスイッチ装置7では、一対のスライド機構部22、23によって1組の保護部材20、21をそれぞれ腕時計ケース1に対してスライド可能に取り付けることにより、1組の保護部材20、21をそれぞれスライド移動させて操作頭部12の外周部を開閉するので、各スライド機構部22、23によって1組の保護部材20、21をスライドさせるだけで、簡単にかつ容易に操作頭部12の外周部を開閉することができる。
すなわち、一対のスライド機構部22、23は、腕時計ケース1のベゼル3の外面に操作頭部12を挟んで対向する一対のガイド溝部24と、各保護部材20、21の各裏面にそれぞれ設けられて一対のガイド溝部24内をそれぞれスライドする各スライド部25と、一対のガイド溝部24内にそれぞれ設けられて各スライド部25をそれぞれ押し上げる各コイルばね26と、を備えているので、各コイルばね26のばね力に抗して各保護部材20、21を押し下げることにより、操作頭部12の上部側を良好に開放させることができる。
すなわち、これら一対のスライド機構部22、23は、各コイルばね26のばね力に抗して各保護部材20、21が押し下げると、一対のガイド溝部24によって各スライド部25を円滑にかつ良好にガイドすることができ、これにより操作頭部12の上部側を確実にかつ良好に開放させることができるので、操作頭部12の操作性を向上させることができる。
なお、上述した第2実施形態では、1組の保護部材20、21が上下方向にスライドするように構成した場合について述べたが、これに限らず、1組の保護部材20、21が左右方向、つまり腕時計ケース1の外周面に沿う方向にスライドして、操作頭部12を左右方向に開閉するように構成しても良い。
また、上述した第2実施形態では、1組の保護部材20、21がそれぞれスライドして、操作頭部12の外周部を開閉するように構成した場合につて述べた、必ずしも1組の保護部材20、21がそれぞれスライドする必要はなく、例えば1組の保護部材20、21のうち、いずれか一方のみがスライドして、操作頭部12の外周部における上部半部を開閉するように構成しても良い。
さらに、上述した第1、第2の各実施形態では、腕時計に適用した場合について述べたが、必ずしも腕時計である必要はなく、例えばトラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の指針式の時計に適用することができる。また、必ずしも時計に限らず、スイッチ装置を備えた電子機器や計器類などにも広く適用することができる。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、モジュールが内蔵され、かつ内外に貫通する軸孔が設けられたケースと、前記軸孔に回転可能に挿入されて前記モジュールを操作する操作軸部、およびこの操作軸部に取り付けられて前記ケースの外部に位置する操作頭部を有する操作部材と、前記操作頭部の外周近傍に位置して前記操作頭部を保護し、前記操作頭部の外周面に対して互いに対向する位置に1組設けられている保護部材と、前記ケースに前記保護部材を移動可能に取り付け、前記保護部材を移動させて前記操作頭部の外周部を開閉する開閉移動部材と、を備えていることを特徴とするスイッチ装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスイッチ装置において、前記1組の保護部材は、少なくとも一方が前記開閉移動部材によって前記操作頭部の外周面に対して接離方向に移動することを特徴とするスイッチ装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置において、前記開閉移動部材は、前記保護部材を前記ケースに回転可能に取り付ける取付軸であり、この取付軸を中心に前記保護部材を回転移動させて前記操作頭部の外周部を開閉することを特徴とするスイッチ装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置において、前記開閉移動部材は、前記保護部材を前記ケースにスライド可能に取り付けるスライド機構部であり、このスライド機構部によって前記保護部材をスライドさせて前記操作頭部の外周部を開閉することを特徴とするスイッチ装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスイッチ装置を備えていることを特徴とする時計である。
1 腕時計ケース
6 時計モジュール
7 スイッチ装置
8 操作部材
10 軸孔
11 操作軸部
12 操作頭部
13、14、20、21 保護部材
15 ばね棒
16 一対の保護突起
17 連結アーム部
22、23 スライド機構部
24 ガイド溝部
25 スライド部
26 コイルばね

Claims (5)

  1. モジュールが内蔵され、かつ内外に貫通する軸孔が設けられたケースと、
    前記軸孔に回転可能に挿入されて前記モジュールを操作する操作軸部、およびこの操作軸部に取り付けられて前記ケースの外部に位置する操作頭部を有する操作部材と、
    前記操作頭部の外周近傍に位置して前記操作頭部を保護し、前記操作頭部の外周面に対して互いに対向する位置に1組設けられている保護部材と、
    前記ケースに前記保護部材を移動可能に取り付け、前記保護部材を移動させて前記操作頭部の外周部を開閉する開閉移動部材と、
    を備えていることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 請求項1に記載のスイッチ装置において、前記1組の保護部材は、少なくとも一方が前記開閉移動部材によって前記操作頭部の外周面に対して接離方向に移動することを特徴とするスイッチ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置において、前記開閉移動部材は、前記保護部材を前記ケースに回転可能に取り付ける取付軸であり、この取付軸を中心に前記保護部材を回転移動させて前記操作頭部の外周部を開閉することを特徴とするスイッチ装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置において、前記開閉移動部材は、前記保護部材を前記ケースにスライド可能に取り付けるスライド機構部であり、このスライド機構部によって前記保護部材をスライドさせて前記操作頭部の外周部を開閉することを特徴とするスイッチ装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載のスイッチ装置を備えていることを特徴とする時計。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59144491U (ja) * 1983-03-10 1984-09-27 オリエント時計株式会社 腕時計ケ−ス
JP2001337180A (ja) * 2000-03-21 2001-12-07 Citizen Watch Co Ltd 腕時計

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