JP2015034432A - 柱脚固定用基礎アンカーおよび単独構造物の設置方法 - Google Patents

柱脚固定用基礎アンカーおよび単独構造物の設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】抗外灯などの単独構造物の交換や更新の際に、設置用の基礎アンカーを掘り出して交換する手間を低減する。
【解決手段】単独構造物を固定する基礎アンカーを、上下方向に配列された複数本の柱体とこの複数本の柱体を固定する枠体とから構成し、複数の柱体の少なくとも2以上の柱体の先端に取替可能に取替部材を結合する。取替部材が結合される柱体の先端にメス部を備え、取替部材は、一端に柱体のメス部に係合するオス部を備え、他端に雄ネジを形成する。この雄ネジに、抗外灯などの単独構造物を固定する。こうすれば、抗外灯などの交換あるいは更新時に、取替部材のみを交換すればよく、基礎アンカー全体の取替えを要しない。
【選択図】図1

Description

本発明は、柱脚固定用基礎アンカーおよびこれを用いた単独構造物の設置方法に関する。
従来、抗外灯や道路標識、街路看板など(以下、これらを総称して単独構造物という)を設置する場合、基礎アンカーを埋設し、これに抗外灯などの柱脚をナットで固定するという手法が採られていた。基礎アンカーは、直方体形状の枠体構造を備え、枠体を構成する上下方向の4本の鉄筋の先端にネジを螺刻した構造を有するものが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2001−207461号公報 特開平6−228972号公報
この基礎アンカーを設置するには、まず地面に基礎アンカーが埋設可能な穴を掘り、ここに予め基礎アンカーとして構成した枠体構造を埋設し、コンクリートを流し込んで固定する。この結果、基礎アンカーは地面に固定され、複数本の鉄筋の上部、即ちネジが螺刻された部分が、コンクリートの表面から突出した状態となる。
他方、この基礎アンカーに固定する抗外灯や街路看板などの柱脚には、基礎アンカーの鉄筋に合わせた位置に、開口部を用意する。柱脚の穴を基礎アンカーの複数本の鉄筋に合わせて差し込み、ナットを用いて、柱脚を基礎アンカーにしっかりと固定する。ナットとして緩み止め用の特殊な構造を備えたナットを用いたり、ナットの螺着部にロックタイト(商品名)などの固定用接着剤を塗布して、ナットの緩みを防止することも広く行なわれている。
しかしながら、こうした柱脚固定用の基礎アンカーは、屋外で用いられるものであるため、錆の発生や腐食の進行といった課題から免れがたく、経年劣化により取替が必要になる。また、抗外灯などの単独構造物を交換あるいは更新する場合にも、併せて基礎アンカーを取り替えることが多い。その場合、基礎アンカー全体がコンクリートにより固定されているため、基礎アンカーの取替には、多大の手間を要するという課題があった。基礎アンカーを取り替えるには、まず基礎アンカーに固定された抗外灯などの単独構造物を取り外し、その上で、重機などにより基礎アンカーを掘り出す必要があった。抗外灯などは、道路脇に設置されていることが多いので、その取替は、道路の一部封鎖などを伴うこともあり、工事期間が限られるという課題も指摘されていた。また場合によっては、防音壁の工事などにより、新たな構造物が設置されており、そもそも基礎アンカーを掘り出す工事の実施が困難な場合も生じ得た。
こうした問題は、抗外灯だけでなく、道路標識、信号灯、街路看板なども含めて同様であった。また、このほか、従来の基礎アンカーにおいては、その小型化や、低コスト化、省資源化、製造の容易化、使い勝手の向上等が望まれていた。同様に、抗外灯などの単独構造物の設置についても、その低コスト化、省資源化、設置の容易化、メンテナンスの費用および手間の低減などが望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の第1の形態によれば、単独構造物を固定する基礎アンカーが提供される。この基礎アンカーは、上下方向に配列された複数本の柱体と、該複数本の柱体を固定する枠体と、前記複数の柱体の少なくとも2以上の柱体の先端に取替可能に結合される取替部材とを備える。取替部材が結合される前記柱体は、該柱体の先端にメス部を備えて良い。また、この取替部材は、一端に前記メス部に係合するオス部を備え、他端に雄ネジを形成して良い。
かかる基礎アンカーは、単独構造物に設けられた取付穴や取付用切り欠きに、取替部材の雄ネジを配置し、ナットで締めることにより、抗外灯などの単独構造物を容易に設置できる。しかも単独構造物の交換や更新時には、基礎アンカー全体を取替えなくても、取替部材だけを取替えれば足りるという優れた効果を奏する。従って、省資源であるばかりでなく、交換・更新作業の工期の短縮化、コストの削減などを実現することができる。
(2)こうした基礎アンカーにおいて、前記柱体の前記メス部は、所定長さに亘って雌ネジを形成するものとしても良く、前記取替部材の前記オス部は、前記雄ネジが、前記雌ネジに螺合する位置まで延長して形成されたものとしてもよい。
かかる基礎アンカーでは、柱体と取替部材との固定をネジにより簡略に行なうことができ、しかも取替部材として寸切りボルトなどを用いることができ、構成を簡略化することできる。
(3)上記の基礎アンカーにおいて、前記柱体の前記雌ネジが形成されたメス部の下方は、前記雌ネジの内径より大きな内径に形成してもよく、前記取替部材は、前記柱体に収納される金属棒の先端部に前記雄ネジが形成されたものとしても良い。
かかる基礎アンカーでは、メス部の下方が雌ネジの内径より大きな内径とされているので、雄ネジを形成した取替部材を螺合していくとき、雌ネジの下端の位置を気にする必要がない。従って、取替部材の柱体への取付が一層容易となる。また、支柱内の雌ネジ形成の範囲を限定することができ、加工が容易となる。
(4)こうした基礎アンカーは、前記柱体を、前記雌ネジが形成された第1の鋼管と、該雌ネジの内径より大きな内径を有する第2の鋼管とを溶接して形成することも差し支えない。このすれば、基礎アンカーを一層容易に製造することができる。
(5)本発明の第2の形態によれば、上記の基礎アンカーを、該基礎アンカーを収容可能なドラム内に固定し、該ドラム内にグラウト材を流し込んで固めたプレキャスト製品が提供される。かかるプレキャスト製品では、予めドラム内に基礎アンカーがグラウト材、例えばコンクリートで固定されているので、現場でコンクリート等を流し込んで固化させる必要がなく、取扱が容易である。
(6)本発明の第3の形態によれば、地面に単独構造物を固定する単独構造物の設置方法が提供される。かかる設置方法では、上記の基礎アンカーと該基礎アンカーを収容可能なドラムとが用意される。そして、前記単独構造物の設置箇所に相当する地面に、少なくとも前記ドラムを収容可能な埋設穴を掘り、該ドラムの内側に前記基礎アンカーを収容して固定し、前記ドラムの少なくとも内側にコンクリートを流し込む。この作業と共に、前記内部に基礎アンカーを収容したドラムを、前記基礎アンカーの前記雄ネジが露出するよう埋設穴に埋設する。この状態で、前記基礎アンカーの前記雄ネジを、前記単独構造物の基礎部に貫通させ、ナットにより固定する。こうして、前記単独構造物を固定することができる。
かかる単独構造物の設置方法によれば、単独構造物を容易に設置でき、またその交換や更新を容易に行なうことができる。
(7) 前記単独構造物は、抗外灯、道路標識、信号灯、街路看板のいずれか1つとすることができる。
(8)こうした単独構造物の設置方法において、単独構造物の取替時には、前記ナットによる固定を解除し、前記取替部材を新たな取替部材に取り替える。その上で、前記柱体のメス部に前記新たな取替部材のオス部を係合させた上で、単独構造物を、前記新たな取替部材の雄ネジに、ナットを用いて固定することができる。
かかる単独構造物の設置方法によれば、取替部材の取替えだけで済み、基礎アンカー全体の取替えを要しないので、交換や更新の手間や工期を大幅に低減することができる。
(9)上記の単独構造物の設置方法において、前記ナットにより、前記単独構造物の基礎部を固定した後、前記ナットに外嵌する開口部を備えた緩み止め部材を該開口部により前記ナットに嵌合し、該緩み止め部材を、前記基礎アンカーを埋設したコンクリートに係止するものとしても良い。こうすれば、ナットの緩み止めを確実に行なうことができ、単独構造物の設置を一層確実なものとすることができる。
上述した本発明の各形態の有する複数の構成要素はすべてが必須のものではなく、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、適宜、前記複数の構成要素の一部の構成要素について、その変更、削除、新たな他の構成要素との差し替え、限定内容の一部削除を行なうことが可能である。また、上述の課題の一部又は全部を解決するため、あるいは、本明細書に記載された効果の一部又は全部を達成するために、上述した本発明の一形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部を上述した本発明の他の形態に含まれる技術的特徴の一部又は全部と組み合わせて、本発明の独立した一形態とすることも可能である。
本発明は、基礎アンカー以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、基礎アンカーの製造方法、単独構造物の取替え方法等の形態で実現することができる。
実施形態の柱脚固定用基礎アンカーの平面および正面図。 第1実施形態の柱脚固定用基礎アンカーのプレキャストの形状を示す一部破断図。 プレキャストの埋設の様子を示す説明図。 柱脚固定用基礎アンカーを用いて抗外灯を設置した状態を示す説明図。 実施形態の柱脚固定用基礎アンカーの支柱の構造を示す説明図。 柱脚を基礎アンカーに固定した様子を示す正面図。 柱脚を基礎アンカーに固定した様子を示す平面図。 ナットの緩み止め板の形状を示す説明図。 支柱の詳細構造を示す断面図。 他の実施形態における支柱の構造を示す断面図。 単独構造物の設置方法を示す工程図。 単独構造物の交換・更新方法を示す工程図。
A.基礎アンカーの構造:
図1ないし図3を用いて、本発明の一実施形態としての柱脚固定用基礎アンカー(以下、単に基礎アンカーという)の構造およびプレキャストの構造について説明する。図1に示すように、本実施形態の基礎アンカー10は、回廊形状とされた2つの枠体12,14の4隅に柱体としての支柱21ないし24が固定されている。枠体12と枠体14とは、平行に配置されている。枠体12,14および支柱21ないし24は、いずれも鋼鉄製であり、固定は、溶接により行なわれる。支柱や枠体等はステンレスなど他の金属製としても良い。
支柱21ないし24は、上方端に雌ネジが螺設されており、ここに取替部材としての寸切りボルト31ないし34がねじ込まれている。この実施形態においては、寸切りボルト31ないし34は、M24のメートルネジが螺刻されている。従って、支柱21ないし24の上端の雌ネジもM24である。ネジ径は、基礎アンカー10の大きさ、固定される柱脚の大きさ、抗外灯の重さなどにより、選択する。なお、この実施形態では、各支柱の間隔は300ミリ、支柱21ないし24の長さは450ミリ、支柱21ないし24の外径は30ミリである。また、寸切りボルト31ないし34の長さは300ミリとしている。もとより、各部材の寸法は一例であり、各部材の寸法はこれに限らない。
溶接により組み立てられた基礎アンカー10を次にブレキャストに作り込む。図2に示すように、この基礎アンカー10を、内部に収容可能な鉄製のドラム40を用意する。このドラム40の長さは本実施形態では2100ミリ、ドラム40の径は500ミリ、である。このドラム40の内部に、基礎アンカー10を収容し、鉄筋を溶接してドラム40内部に基礎アンカー10を固定する。図2では、鉄筋は、符号41ないし44、51、53などにより示したが、基礎アンカー10が脱落することなく固定できれば良く、本数は適宜選択可能である。
ドラム40内に基礎アンカー10を鉄筋41等で固定したあと、このドラム40内にコンクリートを流し込む。コンクリートが固まると、ドラム40に対して基礎アンカー10は完全に埋設固定され、コンクリートの表面からは、支柱21ないし24の上端部が僅かに突出した状態となり、ここに寸切りボルト31ないし34が装着された状態となる。寸切りボルト31ないし34は、支柱21ないし24にネジにより嵌合しているので、寸切りボルト31ないし34を回転することにより、寸切りボルト31ないし34の突出高さは、調整することができる。ドラム40の内部に基礎アンカー10を埋設固定した構造物を、プレキャスト200と呼ぶ。
次にこのプレキャスト200を用いて抗外灯の柱脚を固定する様子を図3、図4を用いて説明する。まず地面GDの所定の場所を掘り、埋設穴100を形成する(図3最上欄(A)参照)。この埋設穴100に、先に形成し、十分な時間養生したプレキャスト200を配置する(図3中欄(B)参照)。その上で、埋設穴100を埋め戻す。これでプレキャスト200が地面に埋設される。なお、埋設穴100は、埋め戻す代わりに、コンクリートを流し込んで固めても良い。次に、地面に埋設されたプレキャスト200の表面に突出しているこの寸切りボルト31ないし34に、図4に示すように、抗外灯300の柱脚をナットで固定する。こうして抗外灯300などの単独構造物が地面GDの所定の場所に設置される。
基礎アンカー10の詳細構造について補足説明する。図5は、支柱21と寸切りボルト31の構造を示す説明図である。図示するように、寸切りボルト31は、支柱21の一端に螺刻された雌ネジに螺合する。この寸切りボルト31の先端には、六角柱形状に切削加工され、六角部61とされている。寸切りボルト31を支柱21に螺合して、所定寸法が支柱21から露出した状態とする。この状態では、寸切りボルト31の大部分、本実施形態では、2/3程度は、支柱21内に収容された状態となる。寸切りボルト31にはナット71を螺合して、高さ調整をし、その上から抗外灯300の柱脚310をはめ込み、更にナット72を螺合して、柱脚310を固定する。なお、支柱21ないし24の高さが揃っていれば、高さ調整用のナット71は用いなくても差し支えない。また高さ調整用のナットはWナットにして動かないようにすることも好適である。あるいは高さ調整用には、高さの異なる鋼鉄製のスペーサを用意し、これをナット71に代えて、支柱21ないし24に装着することで、各支柱21ないし24における柱脚の高さを揃えるものとしても良い。
プレキャスト200に埋設・固定された基礎アンカー10に抗外灯300の柱脚310を固定した様子を図6および図7に示した。この例では、柱脚310を固定する支柱毎のそれぞれのナット72には、更に緩み止めプレート81を用いて、これを固定している。緩み止めプレート81は、図7に示すように、抗外灯300の柱脚310を固定する4箇所全部に取り付けている。この緩み止めプレート81は、図8に示すように、ナット72の外形形状に合わせ、これに外嵌する六角形の開口部と、緩み止めプレート81自体を固定するための固定用開口部とを備えている。ナット72を各支柱21ないし24の寸切りボルト31ないし34に螺合し、トルクレンチを用いて一定のトルクで締め込んだ後、そのナット72に六角形の開口部を外嵌し、段差を設けた他端の固定用開口部を、コンクリートに打ち込んだアンカーボルト91に、別のナット92により固定する。こうすることで、抗外灯300の柱脚310を固定したナット72が緩むことが確実に防止される。
本実施形態の支柱21と寸切りボルト31とを組み合わせた構成について更に説明する。図9は、支柱21と寸切りボルト31の構成を示す一部断面図である。図示するように、M24の雄ネジが長さ方向に亘って形成された寸切りボルト31の先端は平径19ミリの六角形状に切削加工され、六角部61とされている。この寸切りボルト31の全長は、既に説明したように、300ミリである。他方、支柱21は、その一端にM24の雌ネジが、長さ約150ミリに亘って形成されている。また、支柱21の雌ネジ部の下は、反対側の端部から中繰りして、内径26ミリに後加工されている。従って、支柱21の上端から寸切りボルト31をねじ込んでいくと、ネジ部のかかりは最大で全長150ミリに及ぶことになる。それ以上ねじ込んだ場合、寸切りボルト31の下端は、支柱21の雌ネジから離脱するものの、支柱21内に収容されたままの状態となる。
支柱21は、本実施形態では、1本の鋼管の上端部に雌ネジを形成し、他端から後加工で中繰りしている。これに対して、図10に示すように、雌ネジが加工された短寸の雌ネジ部21aと、内径が雌ネジ部21aの内径より大きく雌ネジ部21aより長寸の鋼管部21bとを、溶接部21cで溶接して支柱21を形成しても良い。このとき、雌ネジ部21aと鋼管部21bとの外径は一致していることが好ましいが、雌ネジ部21aに螺合した寸切りボルト31が鋼管部21b内に進入できれば、いずれの外径が大きくても差し支えない。
以上説明した基礎アンカー10およびこれを固定したプレキャスト200を用いた固定構造では、抗外灯300等の単独構造物を取替える際、あるいは柱脚と基礎アンカー10のボルトとの結合部が錆びるなどして取替えが必要となった際、基礎アンカー10やプレキャスト200を掘り出すといった必要がない。交換は、柱脚310を固定している緩み止めプレート81をまず外し、その後、ナット72を外し、更に六角部61にスパナなどの工具をかけて、寸切りボルト31を回転して、支柱21ないし24の雌ネジ部との螺合を解くことにより行なわれる。その後、新しい寸切りボルト31を支柱21ないし24の雌ネジ部に螺合し、最初に抗外灯300の柱脚310を取り付けたのと同じ手順で、抗外灯300を取り付ければ良い。
従って、本実施形態の柱脚固定用の基礎アンカー10およびプレキャスト200を用いれば、基礎アンカー10およびプレキャスト200を掘り返す必要がなく、抗外灯300等の単独構造物の取替えや、その柱脚310とボルトとの締結の更新作業などを極めて容易に行なうことができる。工期を短縮できるだけでなく、省資源やコストの低減にも寄与することができる。
本実施形態では、抗外灯300等の単独構造物を固定するボルト部分は、交換可能とされ、支柱21ないし24とは螺合しているだけである。しかしながら、寸切りボルト31の雄ネジと支柱21ないし24の雌ネジとの螺合長さは、ネジの径(ここではM24)の数倍以上に及んでいる。一般にネジの螺合部の破壊強度(結合しているネジ山が崩れてネジが抜ける強度)は、ネジの螺合部分の長さがネジの径の2倍以上あれば、ボルト自体の破断強度より大きい。従って、寸切りボルト31が基礎アンカー10の支柱21ないし24にコンクリートやモルタルなどのグラウト材により固定されていなくても、基礎アンカー10と柱脚310との締結の強さは変わるところがない。
また、本実施形態では、緩み止めプレート81を用いて、4つのナット72の緩み止めを施しているので、ロックタイトなどを用いた固定と比べて、ナットの緩みや離脱を、より確実に防止することができる。更に、本実施形態では、寸切りボルト31の先端を六角形状の六角部61としているので、寸切りボルト31ないし34を交換する際、工具を用いて、寸切りボルト31ないし34を容易に回すことができ、その螺合を解除することができる。したがって、寸切りボルト31ないし34が錆び付いたり腐食したりして支柱21ないし24に固着していても、容易に交換することができる。
以上、本実施形態の基礎アンカー10およびプレキャスト200の構造を中心に、抗外灯の設置方法についても併せて説明したが、以下、この基礎アンカー10およびプレキャスト200を用いた単独構造物設置方法についてまとめる。図11は、単独構造物の設置方法を示す工程図である。この工程図では、基礎アンカー10は予めプレキャストしているが、プレキャストとせず、現場でコンクリートを流し込んで、基礎アンカー10をドラム40内に固定しても良いことはもちろんである。
B.抗外灯の設置方法:
実施形態として抗外灯の設置方法について、図11を参照しつつ説明する。なお、説明における部材の符号は、図1ないし図4に従う。
工程S10:基礎アンカー10とこの基礎アンカーを収容可能なドラム40とを用意する。抗外灯300も用意する。このとき、基礎アンカー10は、4本の支柱を四隅に立設した構造とし、支柱の上端には雌ネジを形成し、ここに取替部材としての寸切りボルトが螺合している。
工程S20:抗外灯の設置箇所に相当する地面に、ドラム40を収容可能な埋設穴を掘る。
工程S30:ドラム40の内側に基礎アンカー10を収容して固定する。固定は、基礎アンカー10とドラム40とに鉄筋等を溶接することにより行なっても良いし、両者を固定するための固定穴などを設け、ボルト・ナットで固定しても良いし、リベットなどで固定するものとしても良い。互いに組み付け可能な形状として組み立てるものとしても良い。
工程S40:ドラム40の内側にコンクリートを流し込むと共に、内部に基礎アンカー10を収容したドラム40を、埋設穴の内部に、基礎アンカー10の雄ネジが露出するよう埋設する。このとき、ドラム40に基礎アンカー10を収容した状態で、コンクリートをドラム40内に流し込んで固化させた、いわゆるプレキャストを予め製造してから、これを埋設穴に埋設している。これに対して、内部に基礎アンカー10を収容したドラムを埋設穴内に設置した状態でコンクリートを流し込み、固化させて全体を土中に埋設しても良い。
工程S50:基礎アンカー10の雄ネジを、単独構造物である抗外灯300の基礎部である柱脚の固定穴に貫通させ、ナットにより固定する。このとき、ナットには所望の方法で緩み止めを施せば良い。例えば、ナットに外嵌する六角形の開口部を備えた金具を用意し、この開口部をナットに外嵌し、金具をコンクリートに設置したアンカーボルトに固定するといった構造を採用しても良い。
以上の工程により、単独構造物である抗外灯300を設置することができる。
また、こうして設置した抗外灯300は、図12に示した以下の手順により、その設置を更新することができる。
工程S110:単独構造物である抗外灯300の取替時には、抗外灯300の柱脚を基礎アンカー10に固定していたナットを緩め、両者の固定を解除する。緩み止めがナットに施されている場合には、緩み止めを解除してからナットを取り外す。
工程S120:抗外灯300を基礎アンカー10の雄ネジから離脱させる。
工程S130:基礎アンカー10の支柱21ないし24に備えられた取替部材としての寸切りボルト31ないし34を新たな寸切りボルトに取り替える。
工程S140:抗外灯300を、新たな寸切りボルト31ないし34雄ネジに、ナットを用いて固定する。この固定は、図11に示した工程S50と同様である。
以上説明した抗外灯の設置方法およびその更新方法によれば、抗外灯や道路標識などの単独構造物の設置は従来と同様に可能な上、抗外灯などの更新の際に、基礎アンカー全体を掘り出すといった手間を要しない、という優れた効果を奏する。基礎アンカー10の取替部材である寸切りボルト31ないし34を取替えれば、基礎アンカー10と抗外灯などの基礎部である柱脚との固定を、古い部材ではなく、新たな部材により行なうことができる。このため、安全性を確保したまま、基礎アンカーの取替え工事などを大幅に簡略化することができる。
C.変形例:
・変形例1:
上記各実施形態では、支柱のメス部は雌ネジを形成し、取替部材のオス部は雄ネジとしているが、メス部、オス部はネジに限らない。例えば、支柱の開口部は真円以外の形状とし、取替部材の下端部をこの開口部の形状に合わせた形状とし、取替部材を支柱の開口部に挿入したあと、取替部材を回転することにより、取替部材の下端部が支柱内部でロックされる構造を採用しても差し支えない。かかる構造は、例えばキーを回すとロックから抜けなくなる構造など、周知のものである。
あるいは、取替部材のオス部を支柱先端のメス部に挿入したあと、支柱先端の側部から別のネジを螺入して両者を一体化する構成、あるいは取替部材の中心に所定の内径の貫通孔を明け、ここにロックピンを配置し、これをたたき込むことで通常のアンカーボルトと同じ方法で、取替部材を支柱に固定するものとしても良い。この場合、ロックピンを引き抜くことで、取替部材を支柱から取り外すことができる。
・変形例2:
上記の実施形態では、支柱および寸切りボルトはいずれも4本としたが、抗外灯などの単独構造物を固定できれば、これらは複数本であれば、何本でも差し支えない。例えば3本、6本、8本など、単独構造物の大きさや耐荷重に合わせて、選択すれば良い。また、複数本の支柱のうち、全てを取替部材(実施例では寸切りボルト)とする必要はなく、少なくとも2本が取替部材であればよい。他の部材は従来通りの固定的な雄ネジとし、少なくとも2本以上の取替部材を取替えるものとしても良い。
・変形例3:
本実施例では、支柱や寸切りボルトは、電食などの問題を生じないように、鋼管や同じ材料の鋼鉄としたが、電食対策を施した上で、鋼鉄とステンレスなどの組合せとすることも可能である。もとより、全体をステンレス材料を用いて構成し、腐食や錆に強い基礎アンカーとしても良い。あるいは、クロムやタングステン、チタンなどの合金を用いたり、鉄材の表面にこれらの材料の被膜を設けた材料を用いて構成しても良い。更に、支柱や取替部材としては、金属−樹脂、あるいはカーボンやセラミック等との複合材を用いても良い。複数本の支柱を支える枠体は、上記実施例では、回廊形状の枠体12,14を用いたが、円形ないしドーナッツ形状の枠体を用いても良い。もとより、その他の形状(三角形状、六角形状などの多角形状など)を用いることも差し支えない。更には、枠体を高さ方向に厚みのある形状とし、例えば1つの枠体とすることも可能である。固定的な枠体を用いず、複数本の支柱を、例えば鉄筋などを溶接して結合することも差し支えない。この場合は、鉄筋の総体が枠体に相当する。
・変形例4:
上記実施例では、取替部材として寸切りボルト31ないし34を用いたが、他の方法で雄ネジを形成した部材を用いても良い。例えば、鋼管や鋼棒の外周にダイスにより、M24やM36などの雄ネジを形成したものを用いてもよい。雄ネジは、抗外灯などの大きさを重量、支柱の本数などに応じて、十分な耐荷重が得られれば良く、メートルネジであってもユニファイネジであっても差し支えない。また、支柱側のネジ径と抗外灯を取り付け用の雄ネジのネジ径とを異ならせた部材を作り、同じ支柱を用いて、異なる取付穴の単独構造物を設置可能としても良い。例えば支柱側の雌ネジをM36とし、これにM36の寸切りボルトを螺合すれば、抗外灯などの単独構造物側もM36に適合した取付穴を有するものを設置できる。他方、下側がM36、上側がM24の雄ネジをそれぞれ形成した取替部材を用意すれば、抗外灯などの単独構造物側の取付穴がM24であるものを設置することができる。こうすれば同じ基礎アンカーで、複数種類の柱脚に適合させることができる。
・変形例5:
上記実施形態では、ドラム40として円筒形状のものを用いたが、角筒形状のものを用いても良い。また、上記実施形態では、鉄筋を溶接して基礎アンカー10を固定するために、ドラム40は鉄製としたが、基礎アンカー10が固定でき、埋設時に所定の強度を保てれば、ドラムの材質は鉄製にこだわらない。ステンレスやチタン、真鍮など、他の金属や合金でも良いし、コンクリート製であっても良い。複合材を用いても差し支えない。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行なうことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
例えば、単独構造物としては、抗外灯、道路標識、信号灯、街路看板などに限られず、標識灯、無線アンテナ用鉄柱、携帯電話アンテナ用鉄柱、旗掲揚ポール、電柱など種々の単独構造物の設置に用いることができる。また、設置場所は道路脇に限られず、空き地、構内、庭など何れでも良い。
10…基礎アンカー
12,14…枠体
21〜24…支柱
21a…雌ネジ部
21b…鋼管部
40…ドラム
31〜34…寸切りボルト
41〜44,51〜54…鉄筋
61…六角部
71,72…ナット
81…緩み止めプレート
91…アンカーボルト
92…ナット
100…埋設穴
200…プレキャスト
300…抗外灯

Claims (9)

  1. 単独構造物を固定する基礎アンカーであって、
    上下方向に配列された複数本の柱体と、
    該複数本の柱体を固定する枠体と、
    前記複数の柱体の少なくとも2以上の柱体の先端に取替可能に結合される取替部材と
    を備え、
    前記取替部材が結合される前記柱体は、該柱体の先端にメス部を備え、
    前記取替部材は、一端に前記メス部に係合するオス部を備え、他端に雄ネジを形成した
    基礎アンカー。
  2. 請求項1記載の基礎アンカーであって、
    前記柱体の前記メス部は、所定長さに亘って雌ネジが形成されており、
    前記取替部材の前記オス部は、前記雄ネジが、前記雌ネジに螺合する位置まで延長して形成された
    基礎アンカー。
  3. 請求項2記載の基礎アンカーであって、
    前記柱体の前記雌ネジが形成されたメス部の下方は、前記雌ネジの内径より大きな内径に形成され、
    前記取替部材は、前記柱体に収納される金属棒の先端部に前記雄ネジが形成されている
    基礎アンカー。
  4. 前記柱体は、前記雌ネジが形成された第1の鋼管と、該雌ネジの内径より大きな内径を有する第2の鋼管とを溶接して形成された請求項3記載の基礎アンカー。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の基礎アンカーを、該基礎アンカーを収容可能なドラム内に固定し、該ドラム内にグラウト材を流し込んで固めたプレキャスト製品。
  6. 地面に単独構造物を固定する単独構造物の設置方法であって、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の基礎アンカーと該基礎アンカーを収容可能なドラムとを用意し、
    前記単独構造物の設置箇所に相当する地面に、少なくとも前記ドラムを収容可能な埋設穴を掘り、
    該ドラムの内側に前記基礎アンカーを収容して固定し、
    前記ドラムの内側にコンクリートを流し込むと共に、前記内部に基礎アンカーを収容したドラムを、前記基礎アンカーの前記雄ネジが露出するよう前記埋設穴に埋設し、
    前記基礎アンカーの前記雄ネジを、前記単独構造物の基礎部を貫通させ、ナットにより固定することで、前記単独構造物を固定する
    単独構造物の設置方法。
  7. 前記単独構造物は、抗外灯、道路標識、信号灯、街路看板のいずれか1つである請求項6記載の単独構造物の設置方法。
  8. 請求項6または請求項7記載の単独構造物の設置方法であって、
    前記単独構造物の取替時には、前記ナットによる固定を解除し、前記取替部材を新たな取替部材に取り替えて、前記柱体のメス部に前記新たな取替部材のオス部を係合させた上で、単独構造物を、前記新たな取替部材の雄ネジに、ナットを用いて固定する
    単独構造物の設置方法。
  9. 請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の単独構造物の設置方法であって、
    前記ナットにより、前記単独構造物の基礎部を固定した後、前記ナットに外嵌する開口部を備えた緩み止め部材を該開口部により前記ナットに嵌合し、該緩み止め部材を、前記基礎アンカーを埋設したコンクリートに係止した
    単独構造物の設置方法。
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