JP2015033733A - 手持式動力工具 - Google Patents

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学 杉本
平林 伸治
Shinji Hirabayashi
伸治 平林
佳孝 市川
Yoshitaka Ichikawa
佳孝 市川
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Abstract

【課題】 ユーザが保持しやすい手持式の動力工具を実現する。【解決手段】 動力工具は、工具を駆動する原動機と、前記原動機を支持する第1ユニットと、ユーザによって把持されるグリップを有するとともに、前記第1ユニットを回転可能に支持する第2ユニットと、第1ユニットと第2ユニットとの相対回転に応じて弾性変形し、その弾性力が第1ユニットと第2ユニットとに作用する第1弾性部材とを備える。そして、第2ユニットに対する第1ユニットの回転軸は、工具の回転軸と略同軸である。【選択図】図8

Description

本技術は、手持式動力工具に関し、特に、その使いやすさを向上する技術に関する。
特許文献1に、手持式の動力工具が開示されている。この動力工具は、いわゆるインパクト工具であり、工具を回転駆動するモータと、モータによって駆動されるインパクト機構と、モータを支持するハウジングを備える。ハウジングには、ユーザによって把持されるグリップが一体に形成されている。
特開2012−157925号公報
通常、手持式の動力工具では、その使用中に作業対象から工具へ反トルクが作用する。工具に反トルクが作用すると、動力工具は工具に対して反対方向へ回転しようとする。従って、ユーザは、動力工具を回転させないように、動力工具をしっかりと保持する必要がある。しかしながら、工具には衝撃的な反トルクが作用することもあり、動力工具を回転させないように保持することは簡単ではない。このような問題は、インパクト工具に限られず、インパクト機構を有さない動力工具でも生じ得る。また、反トルクに限らず、工具に反力が作用する動力工具でも、同様の問題が生じ得る。
従って、本明細書は、工具に作用する反力又は反トルクに抵抗してユーザが保持しやすい手持式の動力工具を実現するための技術を提供する。
本技術の一側面により、手持式の動力工具が提供される。この動力工具は、工具を回転駆動する原動機を含む第1ユニットと、ユーザによって把持されるグリップを有するとともに、前記第1ユニットを回転可能に支持する第2ユニットと、第1ユニットと第2ユニットとの相対回転に応じて弾性変形し、その弾性力が第1ユニットと第2ユニットとに作用する第1弾性部材とを備える。そして、第2ユニットに対する第1ユニットの回転軸は、工具の回転軸と略同軸である。
上記した構成では、工具に反トルクが衝撃的に作用すると、第1弾性部材を変形させながら、第1ユニットが第2ユニット(即ち、グリップ)に対して回転する。その結果、グリップを介してユーザに作用する力の急激な変動が抑制され、ユーザは動力工具を安定させて保持することができる。ここで、第1ユニットはモータを支持しているので、モータを含む第1ユニットの慣性モーメントは比較的に大きい。従って、第1ユニットが回転可能に支持されていても、工具は作業対象に対して十分なトルクを加えることができる。
本技術の一実施形態では、動力工具が、原動機によって駆動されるとともに、工具へトルクを断続的に出力するインパクト機構をさらに備えることができる。この場合、第1ユニットは、前記した原動機に代えて、又は加えて、インパクト機構を含むことが好ましい。インパクト機構を備える動力工具では、作業対象からの反トルクが工具に対して繰り返し作用する。このような動力工具において、本技術は好適に適用することができる。
上記した実施形態において、第2ユニットに対する第1ユニットの回転方向の固有振動数をfnとし、インパクト機構のインパクト周波数をfとしたときに、f/fnの値はルート2よりも大きいことが好ましい。このような関係が満たされると、第1ユニットから第2ユニットへの振動伝達率が1よりも小さくなり、第1ユニットから第2ユニットに伝わる振動、即ち、グリップを把持するユーザに伝わる振動が低減される。
本技術の一実施形態では、動力工具が、バッテリを含む第3ユニットをさらに備えることが好ましい。この場合、第3ユニットは、第2弾性部材を介して、第2ユニットに支持されていることが好ましい。このような構成によると、第1ユニットから第2ユニットに振動が伝わると、その振動はバッテリパックを含む第3ユニットにも伝わり、第3ユニットが第2ユニットに対して振動する。第3ユニットが第2ユニットに対して相対的に振動すると、第2ユニットに生じる振動が抑制される。それにより、第2ユニットのグリップを把持するユーザは、動力工具を安定させながら保持しやすい。
上記した実施形態において、第2ユニットに対する第3ユニットの固有振動数をfbとし、インパクト機構がトルクを出力する周波数をfとしたときに、f/fbの値はルート2よりも大きいことが好ましい。このような構成によると、第2ユニットから第3ユニットへの振動伝達率が1よりも小さくなり、第3ユニットの振動によって、第2ユニットに生じる振動が効果的に抑制される。
本技術の他の一側面により、他の一つの手持式動力工具(以下、動力工具と略す)が提供される。この動力工具は、工具を駆動する原動機を有する第1ユニットと、ユーザによって把持されるグリップを有する第2ユニットと、バッテリを有する第3ユニットとを備える。そして、第2ユニットは、第1ユニットと第3ユニットとをそれぞれ弾性部材を介して支持している。このような動力工具では、作業対象から工具へ反力又は反トルクが作用したときに、第1ユニットと第3ユニットとが、それぞれ第2ユニットに対して振動する。それにより、第2ユニット、即ち、グリップに生じる振動が抑制されるので、ユーザは動力工具を安定させて保持することができる。
上記した動力工具の一実施形態では、動力工具が、原動機によって駆動されるとともに、工具へ力又はトルクを断続的に出力するインパクト機構をさらに備えることができる。この場合、第1ユニットは、原動機に代えて又は原動機と共に、インパクト機構を含むことが好ましい。このようなインパクト機構を有する動力工具では、作業対象からの反力又は反トルクが工具に対して繰り返し作用するので、それに起因する振動を抑制するために、本技術を好適に適用することができる。
上記した実施形態において、第2ユニットに対する第1ユニットの固有振動数をfnとし、第2ユニットに対する第3ユニットの固有振動数をfbとし、前記インパクト機構が力又はトルクを出力する周波数をfとしたときに、f/fnの値及びf/fbの値は、それぞれルート2よりも大きいことが好ましい。このような関係が満たされると、第1ユニットから第2ユニットへの振動伝達率、及び第2ユニットから第3ユニットへの振動伝達率が、それぞれ1よりも小さくなる。その結果、第1ユニットから第2ユニットに伝わる振動が低減されるとともに、第2ユニットに伝わった振動は第3ユニットの振動によって効果的に打ち消される。それにより、第2ユニットのグリップを把持するユーザは、動力工具を安定させた保持することができる。
実施例1の動力工具を示す図であって、斜め方向から見た動力工具を示す図。 実施例1の動力工具を示す図であって、工具の回転軸と平行な方向から見た動力工具を示す図。 実施例1における第1ユニットの外観を示す図。 図2中のIV−IV線断面図(下部は省略)であって、第1ユニットの内部構造を示す図。 図4中のV−V線断面図であって、ハンマがアンビルに一方側から接近(当接)する様子を示す。 図5中のV−V線断面図であって、ハンマがアンビルに他方側から接近(当接)する様子を示す。 実施例1の動力工具を示す図であって、第2ユニットのハウジングを開けた状態で、工具の回転軸と平行な方向から見た動力工具を示す図。 実施例1の動力工具を示す図であって、第2ユニットのハウジングを開けた状態で、斜め方向から見た動力工具を示す図。 実施例1における第3ユニットを分解して示す図。 振動比Uと振動伝達率Trの関係を示すグラフ。 実施例1の動力工具の第1ユニットと第2ユニットと第3ユニットの振動の位相を模式的に示す図。 実施例2の動力工具の構成を模式的に示す図。
本技術の一実施形態では、第1弾性部材が、第1ユニットに接続された一端と、第2ユニットに接続された他端を有することが好ましい。この場合、第1弾性部材は、圧縮バネ、引っ張りバネ、板バネ、渦巻きバネ、ねじりバネ又はその他の形態のバネとすることができる。但し、第1弾性部材は、バネに限定されず、例えばエラストマといった弾性材料で形成された部材であって、第1ユニットと第2ユニットの両者に接触するものであってもよい。
本技術の一実施形態では、第2ユニットが、少なくとも一つのベアリングを介して第1ユニットを支持することが好ましい。この場合、少なくとも一つのベアリングは、一例ではあるが、ラジアルベアリングであって、ボールベアリング又はローラベアリングといった、転がりベアリングとすることができる。
本技術の一実施形態では、工具を駆動する原動機が、限定されるものではないが、モータ又はエンジンであることが好ましい。
本技術の一実施形態では、動力工具が、T形又はL形の手持式動力工具であることが好ましい。ここで、T形又はL形の手持式動力工具とは、工具の回転軸とグリップの中心軸とが同一平面内に位置するとともに、工具の回転軸に対してグリップの中心軸が角度を成して伸びるものを意味する。
本技術の一実施形態では、動力工具がT形又はL形の手持式動力工具であって、モータ、インパクト機構、又はそれらを支持する第1ユニットがグリップの一端側に位置するとともに、バッテリがグリップの他端側に位置することが好ましい。この場合、工具の回転軸とグリップの中心軸とを含む平面上に、バッテリの重心が実質的に位置することが好ましい。
本技術の一実施形態では、グリップとバッテリとが第2弾性部材を介して接続されていることが好ましい。この場合、第2弾性部材は、限定されないが、エラストマといった弾性材料で形成することができる。一例ではあるが、第2ユニットは、バッテリが取り付けられるバッテリホルダを有し、第2弾性部材を介してバッテリホルダを支持する構成とすることができる。
本技術は、各種の手持式動力工具、例えば、動力ドライバ、動力ドリル、動力ドライバドリル、動力レンチ、動力ハンマ、動力釘打ち機、芝刈機、刈払機に適用することができる。これらの動力工具では、スクリュウドライバ、ソケット、ドリル、ブルポイント、スケーリングチゼル、アンビル、カッターコード又は回転刃といった工具が、ねじ、ボルト、ナット、ワークピース、釘、芝又は草といった作業対象から、反トルク又は反力を受ける。このように、本技術は、工具に反力又は反トルクが作用する動力工具に、好適に適用することができる。
図面を参照して、実施例1の動力工具10について説明する。動力工具10は、原動機によって工具を駆動する手持式の動力工具の一種である。本実施例の動力工具10は、一例ではあるが、スクリュウドライバ、ソケット、ドリルといった工具(図示省略)を駆動する動力ドライバドリルである。
図1、図2に示すように、動力工具10は、工具(図示省略)が取り付けられる工具軸12と、ユーザによって把持されるグリップ18と、電源であるバッテリパック26を備えている。グリップ18には、動力工具10を運転及び停止させるためのトリガ20が設けられている。動力工具10は、T形の手持式動力工具である。即ち、工具軸12(即ち、工具)の回転軸とグリップ18の中心軸とは、同一平面内に位置している。また、工具軸12の回転軸に対してグリップ18の中心軸は、角度を成す方向に伸びている。工具軸12の回転軸は、グリップ18の一端側(上端側)に位置しており、バッテリパック26は、グリップ18の他端側(下端側)に位置している。
図1、図2に示すように、動力工具10は、工具軸12を含む第1ユニット14と、グリップ18を含む第2ユニット16と、バッテリパック26を含む第3ユニット22とを備えている。第3ユニット22は、バッテリホルダ24をさらに含み、バッテリパック26は、バッテリホルダ24に対して着脱可能となっている。後述するように、第1ユニット14と第3ユニット22は、第2ユニット16に対してそれぞれ可動部となっており、第2ユニット16に対して弾性部材を介して接続されている。
図3、図4に示すように、第1ユニット14は、概して円柱形状を有している。第1ユニット14は、工具軸12(即ち、工具)を駆動するモータ42と、モータ42によって駆動されるとともに、工具軸12へトルクを断続的に出力するインパクト機構48を備えている。本実施例におけるモータ42は、一例ではあるが、三相ブラシレスモータである。動力工具10は、モータ42を正方向と逆方向とのいずれにも選択的に運転することができる。モータ42の出力軸52は、インパクト機構48に接続されている。モータ42の出力軸52には、冷却ファン54が設けられている。また、モータ42のケース44には、後述するベアリング32が配置される溝46が周方向に沿って設けられている。
インパクト機構48は、ケース50と、第1遊星歯車機構60と、第2遊星歯車機構62を備えている。第1遊星歯車機構60は、モータ42の出力軸52に接続されており、第2遊星歯車機構62は、工具軸12に接続されている。そして、第1遊星歯車機構60と第2遊星歯車機構62は一連に接続されている。それにより、モータ42からのトルクは、インパクト機構48によって増幅されて、工具軸12へ伝達される。即ち、インパクト機構48は、減速機としての機能も有する。
図4、図5、図6に示すように、第2遊星歯車機構62のインターナルギア64は、ベアリング58を介してケース50に取り付けられており、ケース50に対して回転可能に支持されている。インターナルギア64の外周面には、二つのハンマ66が設けられている。ハンマ66は、ケース50の内周面に向かって突出している。インターナルギア64が回転すると、ハンマ66はケース50の内周面に沿って移動する。なお、ハンマ66の数は少なくとも一つでよい。
ケース50の内周面には、二つのアンビル56が設けられている。アンビル56は、インターナルギア64のハンマ66が当接するように、インターナルギア64に向けて突出している。モータ42が正方向に回転すると、インターナルギア64は一方向(図5、図6において時計方向)に回転し、ハンマ66がアンビル56の一方側に当接する(図5参照)。モータ42が逆方向に回転すると、インターナルギア64は他方向(図5、図6において反時計方向)に回転し、ハンマ66がアンビル56の他方側に当接する(図6参照)。ハンマ66がアンビル56に当接している間、インターナルギア64の回転が禁止され、モータ42からのトルクが工具軸12へ伝達される。一方、ハンマ66がアンビル56から離間している間は、インターナルギア64の回転が許容され、モータ42からのトルクが工具軸12へ伝達されず、モータ42や遊星歯車機構60、62が高速で空転する。
図5、図6に示すように、動力工具10は、回転位置センサ70を備えている。回転位置センサ70は、インターナルギア64の回転位置を検出するセンサである。本実施例の回転位置センサ70は、アンビル56に一方側から接近するハンマ66(即ち、図5の状態)と、アンビル56に他方側に接近するハンマ66(即ち、図6の状態)とを、それぞれ検出することができる。本実施例の回転位置センサ70の構造については後述するが、回転位置センサ70の構成については特に限定されない。
動力工具10は、回転位置センサ70の検出信号に基づいて、モータ42の回転方向を繰り返し切り替える。それにより、インパクト機構48ではハンマ66がアンビル56に繰り返し当接し、インパクト機構48は工具軸12へトルクを断続的に出力する。ハンマ66がアンビル56に当接するまでの間、モータ42及び二つの遊星歯車機構60、62は高速で空転する。その結果、ハンマ66がアンビル56に当接したときに、インパクト機構48は工具軸12へトルクを衝撃的に出力する。このように、本実施例の動力工具10は、インパクト工具の一種であり、工具に衝撃的なトルクを繰り返し出力することができる。なお、本実施例におけるインパクト機構48は一例であり、他の形態のインパクト機構を採用することもできる。
前述したように、第1ユニット14と第2ユニット16とは、互いに可動部となっている。図4、図7、図8に示すように、第2ユニット16は、ハウジング30を備えている。ハウジング30には、グリップ18が設けられている。ハウジング30は、二つのベアリング32を介して、第1ユニット14を支持している。それにより、第2ユニット16は、第1ユニット14を回転可能に支持している。
ベアリング32は、リング形状のラジアルボールベアリングであり、ベアリング32の回転軸は、工具軸12(即ち、工具)の回転軸と同軸になっている。それにより、第2ユニット16に対する第1ユニット14の回転軸は、工具軸12(即ち、工具)の回転軸と同軸である。なお、ベアリング32は、ラジアルボールベアリングに限定されず、転がりベアリング又は滑り軸受であってもよい。また、ベアリング32の数は二つに限定されず、少なくとも一つでよい。第1ユニット14と第2ユニット16は、フレキシブルな電気コード40を介して、電気的に接続されている。
図4、図7に示すように、第2ユニット16には、指ガード38が設けられている。指ガード38は、第1ユニット14とトリガ20との間に位置しており、トリガ20を操作するユーザの指が、第1ユニット14に接触することを防止する。指ガード38は、板形状を有しており、第1ユニット14の回転軸と略平行に伸びている。
図4、図7、図8に示すように、動力工具10は、二つの第1弾性部材36を備える。第1弾性部材36の一端36aは、第1ユニット14に接続されており、第1弾性部材36の他端36bは、第2ユニット16に接続されている。それにより、第1弾性部材36は、第1ユニット14と第2ユニット16との相対回転に応じて弾性変形し、第1弾性部材36の弾性力が、第1ユニット14と第2ユニット16とにそれぞれ作用する。本実施例における第1弾性部材36は、一端36aから他端36bまで伸びるコイルを有するねじりバネであり、そのコイルの中心軸は、第1ユニット14の回転軸と同軸(又は略同軸)となっている。但し、第1弾性部材36は、ねじりバネに限定されない。また、第1弾性部材36の数は、二つに限定されず、少なくとも一つでよい。一例ではあるが、本実施例では、二つの第1弾性部材36が対称的に配置されており、第1ユニット14が一方へ回転したときの弾性係数と、第1ユニット14が他方へ回転したときの弾性係数とが、同一となるように構成されている。
前述したように、第2ユニット16と第3ユニット22とは、互いに可動部となっている。図4、図9に示すように、第3ユニット22は、二つの第2弾性部材28を介して、第2ユニット16に取り付けられている。二つの第2弾性部材28は、第2ユニット16のグリップ18の下端と、第3ユニット22のバッテリホルダ24との間に配置されている。それにより、第3ユニット22は、第2弾性部材28を弾性変形させながら、第2ユニット16に対して揺動可能となっている。バッテリホルダ24は、一対の電力端子23を備えている。バッテリパック26がバッテリホルダ24に取り付けられると、バッテリパック26は、一対の電力端子23に電気的に接続される。一対の電力端子23は、第2ユニット16に電気的に接続されており、バッテリパック26は、電気コード40(図3参照)を介して、第1ユニット14のモータ42へ電気的に接続される。バッテリパック26は、トリガ20に加えられた操作に応じて、モータ42へ電力を供給する。
上記した構成により、動力工具10は、工具軸12に取り付けられた工具(例えばボルトやナットに係合するソケット)を、モータ42によって駆動する。ここで、動力工具10が工具を駆動すると、例えばボルトから、その反トルクが工具に作用する。工具に作用した反トルクは、工具軸12を通じて第1ユニット14に伝わり、第1ユニット14を工具に対して反対方向へ回転させる。このとき、第1ユニット14は、第1弾性部材36を変形させながら、第2ユニット16に対して相対回転することができる。それにより、工具に反トルクが衝撃的に作用しても、グリップ18を把持するユーザに作用する力は、比較的に緩やかに上昇する。従って、ユーザは、動力工具10を安定させて保持することができる。
動力工具10は、モータ42の回転方向を切り替えることによって、大きなトルクを工具へ断続的に出力することができる。それにより、例えばボルトやナットを強く締め付けることができる。動力工具10が工具へ断続的なトルクを出力すると、工具にも断続的な反トルクが作用する。この場合、第1ユニット14には、回転方向に関して振動が生じる。しかしながら、本実施例の動力工具10では、第2ユニット16が第1ユニット14を回転可能に支持しており、かつ、第1ユニット14と第2ユニット16とが第1弾性部材36を介して接続されている。従って、第1ユニット14が回転方向に振動しても、その振動が第2ユニット16に伝わることが抑制される。
本実施例の動力工具10は、振動数比U=f/fnの値がルート2よりも大きくなるように設計されている。ここで、fnは、第2ユニット16に対する第1ユニット14の回転方向の固有振動数である。fは、動力工具10がトルクを断続的に出力する周波数(即ち、インパクト機構48によるインパクト周波数)である。図10に示すように、f/fn=Uの値がルート2よりも大きいと、第1ユニット14から第2ユニット16への振動伝達率Trは、1よりも小さくなる。この場合、第1ユニット14が振動したときに、第2ユニット16は第1ユニット14に対して逆位相で振動する。即ち、図11に示すように、第1ユニット14が回転する方向Aと、第2ユニット16が回転する方向Bは、逆向きとなる。このような関係によると、第1ユニット14が回転方向において振動しても、第2ユニット16に生じる振動が効果的に抑制される。
第2ユニット16に対する第1ユニット14の回転方向の固有振動数fnは、二つの第1弾性部材36の全体として弾性係数をK、第1ユニット14の慣性モーメントをIとしたときに、fn=(1/2π)・ルート(K/I)と表される。そのことから、第1ユニット14の固有振動数fnは、第1弾性部材36の弾性係数Kや第1ユニット14の慣性モーメントIを調整することによって、適宜調整することができる。一例ではあるが、本実施例の動力工具10では、fn=3.18Hz、f=7Hzであり、U=f/fn=2.13>ルート2となっている。
本実施例の動力工具10では、第3ユニット22が、第2弾性部材28を介して第2ユニット16に支持されている。それにより、第1ユニット14から第2ユニット16に振動が伝わると、その振動は第3ユニット22にも伝わり、第3ユニット22が第2ユニット16に対して振動する。第3ユニット22が第2ユニット16に対して相対的に振動すると、第2ユニット16に生じる振動が抑制される。それにより、第2ユニット16のグリップ18を把持するユーザは、動力工具10を安定させながら保持しやすい。
ここで、本実施例の動力工具10は、振動数比U=f/fbの値がルート2よりも大きくなるように設計されている。ここで、fbは、第2ユニット16に対する第3ユニット22の固有振動数であり、fは、前述のとおり、動力工具10がトルクを断続的に出力する周波数(即ち、インパクト機構48によるインパクト周波数)である。図10に示すように、横軸f/fn=Uの値がルート2よりも小さいと、第2ユニット14から第3ユニット22への振動伝達率Trは、1よりも小さくなる。この場合、第2ユニット16が振動したときに、第3ユニット22は第2ユニット16に対して同位相で振動する。即ち、図11に示すように、第2ユニット16が回転する方向Bと、第3ユニット22が回転する方向Cは、同じ向きとなる。このような関係によると、第2ユニット16に生じる振動が効果的に抑制される。
次に、前述した回転位置センサ70の構成について説明する。回転位置センサ70は、ホール素子72と、第1磁石74と、第2磁石76と、磁性部材78を備えている。ホール素子72と第1磁石74と第2磁石76は、磁性部材78に設けられている。なお、インターナルギア64(ハンマ66を含む)、アンビル56、及び磁性部材78は、磁性材料で形成されており、ケース50は非磁性材料で形成されている。ホール素子72は、アンビル56の近傍に配置されている。第1磁石74は、ホール素子72の一方側に配置されており、ケース50を挟んでインターナルギア64の外周面に対向している。第2磁石76は、ホール素子72の他方側に配置されており、ケース50を挟んでインターナルギア64の外周面に対向している。
ハンマ66がアンビル56に一方側から接近すると、ハンマ66と第1磁石74とが互いに近接する(図5参照)。このとき、ホール素子72と第1磁石74とが、アンビル56、インターナルギア64、ハンマ66、磁性部材78を介して磁気的に接続される。それにより、ホール素子72は、第1磁石74の磁力を高い強度で検出する。同様に、ハンマ66がアンビル56に他方側から接近すると、ハンマ66と第2磁石76とが互いに近接する(図6参照)。このときは、ホール素子72と第2磁石76とが、アンビル56、インターナルギア64、ハンマ66、磁性部材78を介して磁気的に接続される。それにより、ホール素子72は、第1磁石74の磁力を高い強度で検出する。ここで、第1磁石74と第2磁石76とは、逆向きに配置されている。即ち、第1磁石74のN極は、インターナルギア64側に位置しているが、第2磁石76のN極は、磁性部材78側に位置している。従って、ハンマ66がアンビル56に一方側から接近するときと、ハンマ66がアンビル56の一方側から接近するときとで、ホール素子72が検出する磁気は逆向きとなり、ホール素子72はそれぞれ異なる信号を出力する。このようにして、回転位置センサ70は、アンビル56に一方側から接近するハンマ66と、アンビル56に他方側に接近するハンマ66とを、それぞれ検出することができる。
実施例2の動力工具110について、図面を参照して説明する。動力工具110は、原動機によって工具を駆動する手持式の動力工具の一種である。本実施例の動力工具110は、一例ではあるが、ブルポイントやスケーリングチゼルといった工具(図示省略)を駆動する動力ハンマである。
図12に示すように、動力工具110は、工具112と、ユーザによって把持されるグリップ118と、電源であるバッテリパック126を備えている。グリップ118には、動力工具110を運転及び停止させるためのトリガ120が設けられている。工具112の中心軸に対してグリップ118の中心軸は、角度を成す方向に伸びている。工具112の中心軸は、グリップ118の一端側(上端側)に位置しており、バッテリパック126は、グリップ118の他端側(下端側)に位置している。
図12に示すように、動力工具110は、工具112を含む第1ユニット114と、グリップ118を含む第2ユニット116と、バッテリパック126を含む第3ユニット122とを備えている。第3ユニット122は、バッテリホルダ124をさらに含み、バッテリパック126は、バッテリホルダ124に対して着脱可能となっている。後述するように、第1ユニット14と第3ユニット122は、第2ユニット116に対してそれぞれ可動部となっており、第2ユニット116に対して弾性支持されている。
図12に示すように、第1ユニット114は、工具112を駆動するモータ142と、モータ142からのトルクを工具112へ伝えるインパクト機構148を備えている。モータ142は、インパクト機構148に接続されている。インパクト機構148は、モータ142によって駆動され、工具112の長手軸に平行な力を、工具112へ断続的に出力する。インパクト機構48は、ハンマリング機構とも称される。
図12に示すように、動力工具110は、少なくとも一つの第1弾性部材136を備える。第1弾性部材136は、第1ユニット114と第2ユニット116との間に配置されている。第2ユニット116は、複数の第1弾性部材136を介して、第1ユニット114を支持している。それにより、第1弾性部材136は、第1ユニット114と第2ユニット116との相対変位に応じて弾性変形し、第1弾性部材136の弾性力が、第1ユニット114と第2ユニット116とにそれぞれ作用する。
図12に示すように、第3ユニット122は、少なくとも一つの第2弾性部材128を介して、第2ユニット116に取り付けられている。第2弾性部材128は、第2ユニット116のグリップ118の下端と、第3ユニット122のバッテリホルダ124との間に配置されている。それにより、第3ユニット122は、第2弾性部材128を弾性変形させながら、第2ユニット116に対して揺動可能となっている。バッテリパック126は、トリガ120に加えられた操作に応じて、モータ142へ電力を供給する。
上記した構成により、動力工具10は、工具112へ力を断続的に加えることができる。動力工具110が工具112へ断続的な力を出力すると、工具にも断続的な反力が作用する。この場合、第1ユニット114には振動が生じる。しかしながら、本実施例の動力工具110では、第2ユニット116が、第1弾性部材136を介して、第1ユニット114を支持している。従って、第1ユニット114の振動が、第2ユニット116に伝わることが抑制される。
本実施例の動力工具110は、振動数比U=f/fnの値がルート2よりも大きくなるように設計されている。ここで、fnは、第2ユニット116に対する第1ユニット114の固有振動数であり、fは、動力工具110が出力する断続的な力の周波数(即ち、インパクト機構148によるインパクト周波数)である。このような構成によると、第1ユニット114から第2ユニット116への振動伝達率Trは1よりも小さくなり(図10参照)、第1ユニット114と第2ユニット116とは互いに逆位相で振動する。即ち、図12に示すように、第1ユニット114が移動する方向Aと、第2ユニット116が移動する方向Bとが、逆向きとなる。このような関係によると、第1ユニット114が振動しても、第2ユニット116に生じる振動が効果的に抑制される。
本実施例の動力工具110では、第2ユニット116が、第2弾性部材128を介して第3ユニット122を支持している。従って、実施例1の動力工具10と同じく、第3ユニット122が第2ユニット116に対して相対的に振動すると、第2ユニット116に生じる振動が抑制される。それにより、第2ユニット116のグリップ118を把持するユーザは、動力工具110を安定させながら保持しやすい。なお、実施例1の動力工具10と同じく、本実施例の動力工具110は、振動数比U=f/fbの値がルート2よりも大きくなるように設計されており、第2ユニット116から第3ユニット122への振動伝達率Trは、1よりも小さい。それにより、図12に示すように、第2ユニット116と第3ユニット122は、移動方向B、Cが互いに同一となるように、同位相で振動する。このような関係によると、第2ユニット116に生じる振動が効果的に抑制される。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
実施例1の動力工具10は、工具を駆動する原動機としてモータ42を備えているが、他の一実施形態において、動力工具10は、当該原動機としてエンジンを備えてもよい。実施例2の動力工具110についても同様である。
実施例1の動力工具10は、モータ42とインパクト機構48とを備えるが、実施例1で説明した技術は、インパクト機構48を備えない動力工具にも適用することができる。また、実施例1の動力工具10は、モータ42とインパクト機構48が第1ユニット14に配置されているが、原動機については、第2ユニット16又はその他のユニットに設けてもよい。実施例2の動力工具110についても同様である。
実施例1の動力工具10では、インパクト機構48が工具軸12(即ち、工具)へトルクを断続的に出力するが、インパクト機構48は、トルクに加えて力を断続的に出力し得るものであってもよい。実施例2の動力工具110についても同様である。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的な有用性を持つものである。
10、110:動力工具
14、114:第1ユニット
16、116:第2ユニット
18、118:グリップ
22、122:第3ユニット
26、126:バッテリパック
28、128:第2弾性部材
32:ベアリング
36、136:第1弾性部材
42、142:モータ
48、148:インパクト機構
70:回転位置センサ

Claims (9)

  1. 工具を回転駆動する原動機を含む第1ユニットと、
    ユーザによって把持されるグリップを有するとともに、前記第1ユニットを回転可能に支持する第2ユニットと、
    前記第1ユニットと前記第2ユニットとの相対回転に応じて弾性変形し、その弾性力が前記第1ユニットと前記第2ユニットとに作用する第1弾性部材と、を備え、
    前記第2ユニットに対する前記第1ユニットの回転軸は、前記工具の回転軸と略同軸である、請求項1に記載の手持式動力工具。
    る手持式動力工具。
  2. 前記原動機によって駆動されるとともに、前記工具へトルクを断続的に出力するインパクト機構をさらに備え、
    前記第1ユニットは、前記原動機に代えて又は前記原動機に加えて、前記インパクト機構を含む、
    請求項1に記載の手持式動力工具。
  3. 前記第2ユニットに対する前記第1ユニットの回転方向の固有振動数をfnとし、前記インパクト機構のインパクト周波数をfとしたときに、f/fnの値はルート2よりも大きい、請求項2に記載の手持式動力工具。
  4. バッテリを含むとともに、第2弾性部材を介して前記2ユニットに支持された第3ユニットをさらに備える請求項2又は3に記載の手持式動力工具。
  5. 前記第1弾性部材は、第1ユニットに接続された一端と、第2ユニットに接続された他端を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の手持式動力工具。
  6. 前記第2ユニットは、ベアリングを介して前記第1ユニットを支持する、請求項1から5のいずれか一項に記載の手持式動力工具。
  7. 工具を駆動する原動機を有する第1ユニットと、
    ユーザによって把持されるグリップを有する第2ユニットと、
    バッテリを有する第3ユニットと、を備え、
    前記第2ユニットは、第1ユニットと前記第3ユニットとをそれぞれ弾性部材を介して支持している、
    手持式動力工具。
  8. 前記原動機によって駆動されるとともに、前記工具へ力又はトルクを断続的に出力するインパクト機構をさらに備え、
    前記第1ユニットは、前記原動機に代えて又は前記原動機と共に、前記インパクト機構を含む、
    請求項7に記載の動力工具。
  9. 前記第2ユニットに対する前記第1ユニットの固有振動数をfnとし、前記第2ユニットに対する前記第3ユニットの固有振動数をfbとし、前記インパクト機構のインパクト周波数をfとしたときに、f/fnの値及びf/fbの値はそれぞれルート2よりも大きい、請求項8に記載の手持式動力工具。
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