JP2015033183A - モータの制御装置 - Google Patents

モータの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015033183A
JP2015033183A JP2013160083A JP2013160083A JP2015033183A JP 2015033183 A JP2015033183 A JP 2015033183A JP 2013160083 A JP2013160083 A JP 2013160083A JP 2013160083 A JP2013160083 A JP 2013160083A JP 2015033183 A JP2015033183 A JP 2015033183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
motor
position command
load
torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013160083A
Other languages
English (en)
Inventor
弘 藤原
Hiroshi Fujiwara
弘 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2013160083A priority Critical patent/JP2015033183A/ja
Publication of JP2015033183A publication Critical patent/JP2015033183A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

【課題】電動機と負荷の間の剛性が低く、かつ電動機と電動機設置台の間の剛性も低い場合でも、機械の特性に起因する振動を低減することができる電動機の制御装置を提供することを目的とする。【解決手段】電動機の制御装置101は、上位コントローラ(図示なし)より入力される位置指令信号x*に応じて、駆動対象となる機械102を駆動制御する。位置指令補正部103は、位置指令x*を補正して位置指令補正信号xm*として出力する。フィードフォワード制御部104は、位置指令補正信号xm*が入力され、フィードフォワード位置信号xs*、フィードフォワード速度信号ws*、フィードフォワードトルク信号τs*を出力する。フィードフォワードトルク補正部105は、フィードフォワードトルク信号τs*が入力され、フィードフォワードトルク補正信号τc*を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品実装機や半導体製造装置の駆動部のような負荷機械を電動機によって駆動する電動機の制御装置に関する。
従来の電動機の制御装置として、機械が電動機と負荷の二慣性系と見なせる場合に、機械の特性値を用いて位置、速度、及びトルクのフィードフォワード信号を求めることで、機械に生じる振動を低減できるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
(従来例1)
図8は、特許文献1などに記載された従来の電動機の制御装置であるサーボ制御装置の構成の一例を示すものである。図8において、サーボ制御装置801があり、制御対象の機械802は機械構成要素であり、電動機817に負荷818が取り付けられている。電動機には位置及び速度の検出器(図示していない)が取り付けられている。
FIRフィルタ部803及びFIRフィルタ806は、目標とする応答が得られるよう、位置指令信号xを補正する。機械特性補償部804は、補正された位置指令信号xFIRから、機械802の特性に対応した所定の周波数成分を減衰して、位置、速度、及びトルクの各フィードフォワード信号を演算する。機械特性補償部804において、位置指令演算器807は、補正された位置指令信号xFIRから機械802の反共振周波数成分を減衰して、位置のフィードフォワード信号xFを演算する。
微分器808は、補正された位置指令信号xFIRを微分する。速度指令演算器809は、微分器808による演算値から機械802の反共振周波数成分を減衰して、速度のフィードフォワード信号wFを演算する。演算器810は、微分器808による演算値を微分すると共に機械802の電動機817のイナーシャと負荷818の合計イナーシャである総イナーシャを乗算する。トルク指令演算器811は、演算器810による演算値から機械802の共振周波数成分を減衰して、トルクのフィードフォワード信号τFを演算するものである。
フィードバック制御部805は、演算された位置、速度、及びトルクの各フィードフォワード信号に応じて機械802を駆動する。
機械802が、電動機817と負荷818の間の剛性が低い場合に、機械特性補償部804において、機械802の特性値(共振周波数、反共振周波数、総イナーシャ)を用いて位置、速度、及びトルクのフィードフォワード信号を求めることで、機械802の特性に起因する振動を低減することができる。なお、ここではFIRフィルタ806と、減算器812、位置制御器813と、加減算器814と、速度制御器815と、加算器816と、を構成要素として有する。
また、別の従来の電動機の制御装置として、機械が電動機と負荷の間の剛性が高く、電動機と電動機設置台の間の剛性が低い場合に、機械の特性値を用いて位置、速度、及びトルクのフィードフォワード信号を求めることで、機械に生じる振動を低減できるものがあった(例えば、特許文献2参照)。
(従来例2)
図9は、特許文献2などに記載された従来の電動機の制御装置であるサーボ制御装置の構成の一例を示すものである。図9の機械特性補償部904では、位置指令信号xが機械特性補償部904に直接に入力され、位置のフィードフォワード信号xFとしている。
また、微分器808は、位置指令信号xを微分して速度のフィードフォワード信号wFを演算する。演算器810は微分器808による演算値を微分すると共に機械802の電動機817と負荷818の合計イナーシャである総イナーシャを乗算し、振動抑制フィルタ901は、演算器810の演算値から機械802の共振周波数成分を減衰し、反共振周波数成分を増幅して、トルクのフィードフォワード信号τFを演算する。その他の構成は、図8と同等である。
機械802が、電動機817と負荷818の間の剛性は高いが、電動機817と電動機設置台(不図示)の間の剛性が低い場合に、振動抑制フィルタ901において、機械802の特性値(共振周波数、反共振周波数、総イナーシャ)を用いてトルクのフィードフォワード信号を演算することで、機械802の特性に起因する振動を低減することができる。
特開2004−272883号公報 特開2009−70396号公報
しかしながら、前記従来の構成は、以上のように構成されているので、特許文献1記載のサーボ制御装置にあっては、電動機と負荷の間の剛性が低い場合は、機械の特性に起因する振動を低減することができるが、電動機と負荷の間の剛性が低く、かつ電動機と電動機設置台の間の剛性も低い場合は、図10に示すように、機械の特性に起因する振動を低減することができなかった。
また、特許文献2記載のサーボ制御装置にあっては、電動機と負荷の間の剛性が高く、かつ電動機と電動機設置台の間の剛性が低い場合は、機械の特性に起因する振動を低減することができるが、電動機と負荷の間の剛性が低く、かつ電動機と電動機設置台の間の剛性も低い場合は、図11に示すように、機械の特性に起因する振動を低減することができなかった。
本発明は、これらの課題を解決するもので、電動機と負荷の間の剛性が低く、かつ電動機と電動機設置台の間の剛性も低い場合でも、機械の特性に起因する振動を低減することができる電動機の制御装置を提供することを目的とする。
第1の発明の電動機の制御装置は、位置指令信号が入力され、駆動対象機械の特性に応じて前記位置指令信号を補正し、位置指令補正信号として出力する位置指令補正部と、前記位置指令補正信号が入力され、位置、速度、及びトルクの各フィードフォワード信号を演算し、フィードフォワード位置信号、フィードフォワード速度信号、フィードフォワードトルク信号として出力するフィードフォワード制御部と、前記フィードフォワードトルク信号が入力され、前記駆動対象機械の特性に応じて前記フィードフォワードトルク信号を補正し、フィードフォワードトルク補正信号を出力するフィードフォワードトルク補正部と、前記フィードフォワード位置信号と、前記フィードフォワード速度信号と、前記フィードフォワードトルク補正信号が入力され、前記駆動対象機械を駆動するためのトルク指令信号を出力するフィードバック制御部と、から構成されることを特徴とすることにより、機械の特性に起因する振動を生じさせない位置、速度、及びトルクの各フィードフォワード信号を演算することができるので、電動機と負荷の間の剛性が低く、かつ電動機と電動機設置台の間の剛性も低い場合でも、機械の特性に起因する振動を低減することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の電動機の制御装置を、前記位置指令補正部は、前記位置指令信号が入力され、電動機と負荷の反共振周波数成分を減衰させて、負荷特性位置指令補正信号として出力する負荷特性位置指令補正部と、前記負荷特性指令補正信号が入力され、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を減衰させ、電動機と電動機設置台との共振周波数成分以下の、ある特定の周波数成分を増幅させて、位置指令補正信号として出力する機台特性位置指令補正部と、から構成され、前記フィードフォワードトルク補正部は、前記フィードフォワードトルク信号が入力され、負荷と電動機の共振周波数成分を減衰させ、負荷と電動機との反共振周波数成分を増幅させて、負荷特性トルク指令補正信号として出力する負荷特性トルク指令補正部と、前記負荷特性トルク指令補正信号が入力され、電動機と電動機設置台との共振周波数成分を減衰させ、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を増幅させて、フィードフォワードトルク補正信号として出力する機台特性トルク指令補正部と、から構成されることにより、負荷と電動機、そして電動機と電動機設置台との間で、それぞれ振動を生じさせない位置、速度、及びトルクの各フィードフォワード信号を演算することができるので、電動機と負荷の間の剛性が低く、かつ電動機と電動機設置台の間の剛性も低い場合でも、機械の特性に起因する振動を低減することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の電動機の制御装置を、前記位置指令補正部は、前記位置指令信号が入力され、電動機と負荷の反共振周波数成分を減衰させて、負荷特性位置指令補正信号として出力する負荷特性位置指令補正部と、前記負荷特性指令補正信号が入力され、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を減衰させ、電動機と電動機設置台との共振周波数成分を増幅させて、位置指令補正信号として出力する機台特性位置指令補正部と、から構成されることを特徴とすることにより、負荷と電動機、そして電動機と電動機設置台との間で、それぞれ振動を生じさせない位置、速度、及びトルクの各フィードフォワード信号を演算することができるので、電動機と負荷の間の剛性が低く、かつ電動機と電動機設置台の間の剛性も低い場合でも、機械の特性に起因する振動を低減することができる。
第4の発明は、特に、第2の発明の電動機の制御装置を、前記位置指令補正部は、前記位置指令信号が入力され、電動機と負荷の反共振周波数成分を減衰させて、負荷特性位置指令補正信号として出力する負荷特性位置指令補正部と、前記負荷特性指令補正信号が入力され、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を減衰させ、電動機と電動機設置台との共振周波数ωpB、電動機のイナーシャと負荷のイナーシャの合計イナーシャJall、電動機設置台のイナーシャJBを用いた、以下の(1A)式で表される周波数ω、
Figure 2015033183
の周波数成分を増幅させて、位置指令補正信号として出力する機台特性位置指令補正部と、から構成されることを特徴とすることにより、負荷と電動機、そして電動機と電動機設置台との間で、それぞれ振動を生じさせない位置、速度、及びトルクの各フィードフォワード信号を演算することができるので、電動機と負荷の間の剛性が低く、かつ電動機と電動機設置台の間の剛性も低い場合でも、機械の特性に起因する振動を低減することができる。
第5の発明は、特に、第1の発明の電動機の制御装置を、前記位置指令補正部は、前記位置指令信号が入力され、電動機と負荷との反共振周波数成分を減衰させ、負荷特性位置指令補正信号として出力する負荷特性位置指令補正部と、前記位置指令信号が入力され、特定の周波数帯域の成分を抽出して、位置指令抽出信号として出力するバンドパスフィルタ部と、前記位置指令抽出信号が入力され、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を増幅して、機台特性位置指令抽出信号として出力する機台特性抽出部と、前記負荷特性位置指令補正信号と、前記機台特性位置指令抽出信号とを加算して、位置指令補正信号として出力する加算器と、から構成され、前記フィードフォワードトルク補正部は、前記フィードフォワードトルク信号が入力され、負荷と電動機の共振周波数成分を減衰させ、負荷と電動機の反共振周波数成分を増幅させて、負荷特性トルク指令補正信号として出力する負荷特性トルク指令フィルタ部と、前記負荷特性トルク指令補正信号が入力され、電動機と電動機設置台との共振周波数成分を減衰させ、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を増幅させて、フィードフォワードトルク補正信号として出力する機台特性トルク指令補正部と、から構成されることを特徴とすることにより、負荷と電動機、そして電動機と電動機設置台との間で、それぞれ振動を生じさせない位置、速度、及びトルクの各フィードフォワード信号を演算することができるので、電動機と負荷の間の剛性が低く、かつ電動機と電動機設置台の間の剛性も低い場合でも、機械の特性に起因する振動を低減することができる。
第6の発明は、特に、第1の発明の電動機の制御装置を、前記位置指令補正部は、前記位置指令信号が入力され、電動機と負荷との反共振周波数成分を減衰させ、負荷特性位置指令補正信号として出力する負荷特性位置指令補正部と、前記位置指令信号が入力され、特定の周波数帯域の成分を抽出して、位置指令抽出信号として出力するバンドパスフィルタ部と、前記位置指令抽出信号が入力され、遅延させて、位置指令抽出遅延信号として出力する遅延器と、前記位置指令抽出遅延信号が入力され、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を増幅して、機台特性位置指令抽出信号として出力する機台特性抽出部と、
前記負荷特性位置指令補正信号と、前記機台特性位置指令抽出信号とを加算して、位置指令補正信号として出力する加算器と、から構成され、前記フィードフォワードトルク補正部は、前記フィードフォワードトルク信号が入力され、負荷と電動機の共振周波数成分を減衰させ、負荷と電動機の反共振周波数成分を増幅させて、負荷特性トルク指令補正信号として出力する負荷特性トルク指令フィルタ部と、前記負荷特性トルク指令補正信号が入力され、電動機と電動機設置台との共振周波数成分を減衰させ、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を増幅させて、フィードフォワードトルク補正信号として出力する機台特性トルク指令補正部と、から構成されることを特徴とすることにより、負荷と電動機、そして電動機と電動機設置台との間で、それぞれ振動を生じさせない位置、速度、及びトルクの各フィードフォワード信号を演算することができるので、電動機と負荷の間の剛性が低く、かつ電動機と電動機設置台の間の剛性も低い場合でも、機械の特性に起因する振動を低減することができる。
本発明の電動機の制御装置は、電動機と負荷の間の剛性が低く、かつ電動機と電動機設置台の間の剛性も低い場合でも、機械の特性に起因する振動を低減することができる。
本発明の実施例1における電動機の制御装置の構成を示すブロック図 本発明の実施例1における位置指令補正部の構成を示すブロック図 本発明の実施例1におけるフィードフォワードトルク補正部の構成を示すブロック図 本発明の実施例1による電動機の制御装置の位置決め応答を示す特性図 本発明の実施例2における電動機の制御装置の構成を示すブロック図 本発明の実施例2における位置指令補正部の構成を示すブロック図 本発明の実施例2による電動機の制御装置の位置決め応答を示す特性図 従来例1のサーボ制御装置の構成を示すブロック図 従来例2のサーボ制御装置の構成を示すブロック図 従来例1のサーボ制御装置の位置決め応答を示す特性図 従来例2のサーボ制御装置の位置決め応答を示す特性図
以下、本発明について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施例によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の第1の実施例における電動機の制御装置の構成の一例を示すものである。図1において、電動機の制御装置101は、上位コントローラ(図示なし)より入力される位置指令信号xに応じて、駆動対象となる機械102を駆動制御するものである。
位置指令補正部103は、位置指令xを補正して位置指令補正信号xmとして出力する。
フィードフォワード制御部104は、位置指令補正信号xmが入力され、フィードフォワード位置信号xs、フィードフォワード速度信号ws、フィードフォワードトルク信号τsを出力する。
フィードフォワードトルク補正部105は、フィードフォワードトルク信号τsが入力され、フィードフォワードトルク補正信号τcを出力する。フィードバック制御部106は、フィードフォワード位置信号xs、フィードフォワード速度信号ws、フィードフォワードトルク補正信号τc、電動機位置信号xmが入力され、電動機を駆動するためのトルク指令信号τinを出力する。
フィードフォワード制御部104においては、入力された位置指令補正信号xmが、そのままフィードフォワード位置信号xsとして出力される。また、微分器107は、入力された位置指令補正信号xmを微分し、フィードフォワード速度信号wsとして出力する。
演算器108は、入力された微分器107の演算値を微分して、電動機114のイナーシャと負荷115のイナーシャの合計イナーシャを乗算し、フィードフォワードトルク信号τsとして出力する。
フィードバック制御部106の構成においては、減算器109は、フィードフォワード位置信号xsから電動機位置信号xmを減算して、位置制御器110に出力する。そして位置制御器110は、速度制御出力wcを演算して出力する。微分器118は、入力された電動機位置信号xmを微分して、電動機速度信号wmを出力する。
加減算器111は、フィードフォワード速度信号wsと速度制御信号wcを加算し、電動機速度信号wmを減算して、速度制御器112に出力する。速度制御器112は、トルク制御信号τcを演算して出力する。加算器113はであり、フィードフォワードトルク補正信号τcとトルク制御信号τcを加算し、電動機を駆動するためのトルク指令信号τinとして出力する。
機械102は、電動機114と負荷115、そして電動機設置台116から構成されている。電動機114は電動機設置台116の上に設置されており、トルク指令信号τinに応じて負荷115を駆動する。また電動機114には、位置検出器117が接続されている。位置検出器117は、電動機114の位置を検出して電動機位置信号xmとして出力する。
図2は、位置指令補正部103の構成の詳細を示すものである。負荷特性位置指令補正部201は、位置指令信号xが入力され、負荷特性位置指令補正信号xLとして出力する。機台特性位置指令補正部202は、負荷特性指令補正信号xLが入力され、位置指令補正信号xmを出力する。
図3は、フィードフォワードトルク補正部105の構成の詳細を示すものである。負荷特性トルク指令補正部301は、フィードフォワードトルク信号τsが入力され、負荷特性トルク指令補正信号τLとして出力する。機台特性トルク指令補正部302は、負荷特性トルク指令補正信号τLが入力され、フィードフォワードトルク補正信号τcとして出力する。
以上のように構成された電動機の制御装置について、以下その動作、作用を説明する。
位置指令補正部103では、位置指令信号xが負荷特性位置指令補正部201に入力されて、負荷特性位置指令補正信号xLが演算される。そして、負荷特性位置指令信号xLは、機台特性位置指令補正部202に入力され、位置指令補正信号xmが演算される。
負荷特性位置指令補正部201は、入力信号x中の、電動機114と負荷115との反共振周波数ωzの成分を減衰して出力する。入力信号xと出力信号xLとの間の関係は、次の(1)式で表される。sはラプラス演算子である。
Figure 2015033183
また、機台特性位置指令補正部202は、入力信号xL中の、電動機と電動機設置台との共振周波数ωpBの成分を増幅し、電動機と電動機設置台との反共振周波数ωzBの成分を減衰して出力する。入力信号xLと出力信号xmとの間の関係は、次の(2)式で表される。
Figure 2015033183
式と(2)式から、位置指令補正部103の入力信号xと出力信号xmとの間の関係は、次の(3)式で表される。
Figure 2015033183
次に、フィードフォワード制御部104では、位置指令補正信号xmが入力され、フィードフォワード位置信号xsとして出力される。xmは微分器107に入力され、微分されてフィードフォワード速度信号wsとして出力される。そして、wsは演算器108に入力され、微分された後、電動機114のイナーシャと負荷115のイナーシャの合計イナーシャJallが乗算された後、フィードフォワードトルク信号τsとして出力される。
フィードフォワードトルク補正部105では、フィードフォワードトルク信号τsが負荷特性トルク指令補正部301に入力され、負荷特性トルク指令補正信号τLとして出力される。そして負荷特性トルク指令補正信号τLは、機台特性トルク指令補正部302に入力され、フィードフォワードトルク補正信号τcとして出力される。
負荷特性トルク指令補正部301は、入力信号τs中の、電動機114と負荷115との共振周波数ωpの成分を減衰し、電動機114と負荷115との反共振周波数ωzの成分を増幅して出力する。入力信号τsと出力信号τLとの間の関係は、次の(4)式で表される。
Figure 2015033183
そして、機台特性トルク指令補正部302は、入力信号τL中の、電動機と電動機設置台116との共振周波数ωpBの成分を減衰し、電動機114と電動機設置台116との反共振周波数ωzBの成分を増幅して出力する。入力信号τLと出力信号τcとの間の関係は、次の(5)式で表される。
Figure 2015033183
(4)式と(5)式から、フィードフォワードトルク補正部105の入力信号τsと出力信号τcとの間の関係は、次の(6)式で表される。
Figure 2015033183
次に、フィードフォワード位置信号xs、フィードフォワード速度信号ws、フィードフォワードトルク補正信号τcは、フィードバック制御部106に入力される。
フィードバック制御部106では、減算器109において、フィードフォワード位置信号xsから、位置検出器117より出力される電動機位置信号xmを減じて位置制御器110に出力し、位置制御器110では、速度制御信号wcを求める。
なお、位置制御器110はフィードバック制御系が安定になるものであれば、どのような構成でも良いが、通常は比例制御器等が用いられる。
また、加減算器111において、フィードフォワード速度信号wsと速度制御信号wcとを加算した値から、微分器118より出力された電動機位置信号xmの微分値である電動機速度信号wmを減じて速度制御器112に出力し、速度制御器112では、トルク制御信号τcを求める。なお、速度制御器112はフィードバック制御系が安定になるものであれば、どのような構成でも良いが、通常は比例積分制御器等が用いられる。
更に加算器113において、トルクフィードフォワード補正信号τcとトルク制御信号τcとを加算した値がトルク指令信号τinとして機械102に出力されて電動機114が駆動される。電動機114が発生するトルクは、トルク指令信号τinに十分速く追従するものである。
このような構成によれば、機械102の振動特性に応じて、機械102の負荷位置xLが、位置指令信号xに追従するように適切に演算されたフィードフォワード位置信号xs、フィードフォワード速度信号ws、及びフィードフォワードトルク補正信号τcが、フィードバック制御部106に入力されるため、負荷位置xLが、位置指令信号xに追従する。
このことを式で表現すると、次のようになる。電動機114で発生するトルクτmと負荷位置xLとの間の関係は、次の(7)式のようになる。
Figure 2015033183
ここで、JBは電動機設置台のイナーシャである。また、電動機で発生するトルクτmと電動機位置信号xmとの間の関係は、次の(8)式のようになる。
Figure 2015033183
(7)式と(8)式から、電動機位置信号xmと負荷位置xLの間の関係は、次の(9)式のようになる。
Figure 2015033183
ここで、Jall>>JBとし、Jall/(JB+Jall)=Jall/JB=Jm/(JB+Jall)=0と仮定して、(9)式を以下の(10)式のように変換する。
Figure 2015033183
(10)式より、位置指令信号xと負荷位置xLが一致するには、位置指令信号xと、電動機位置信号xmに対する電動機の位置指令xmの関係が、次の(11)式を満たさなければならないことが分かる。
Figure 2015033183
(11)式は、位置指令補正部103の伝達特性である(3)式と一致していることが分かる。
また、(8)式を変換すると、次の(12)式が得られる。
Figure 2015033183
ここで、Jall>>JBとし、Jall/(JB+Jall)=Jall/JB=Jm/(JB+Jall)=0と仮定して、(12)式を次の(13)式のように変換する。
Figure 2015033183
よって、電動機で発生するトルクτmがトルク指令信号τinと等しいとすると、電動機の位置指令xmに対するトルク指令信号τinの関係は、次の(14)式で表現できる。
Figure 2015033183
ここで、フィードフォワードトルク信号τsを電動機位置指令xmの二階微分にJallを乗じて求めることにすると、(14)式から、τsと、トルク指令信号τinが発生するために必要となる、電動機に対するフィードフォワードトルク信号τcの間の関係は、次の(15)式で表される。
Figure 2015033183
(15)式は、フィードフォワードトルク補正部105の伝達特性である(6)式と等価であることが分かる。
以上より、この実施例1において、位置指令信号xと負荷位置xLの間の関係が、x≒xLとなるようにフィードフォワード位置信号xs、フィードフォワード速度信号ws、フィードフォワードトルク補正信号τcが演算されることが分かる。
これらのフィードフォワード信号を用いてフィードバック制御を行うことで、負荷位置xLは、位置指令信号xに追従する。従って、動作中に機械の特性に起因する振動を生じない。
次に、この実施例1による効果をシミュレーションによって示す。図4は、この発明の実施例1による電動機の位置決め制御結果を示す特性図である。縦軸に指令位置と負荷位置との位置偏差、横軸は指令完了後の経過時間を示している。
すなわち、横軸の「0」以降は、位置指令が目標位置に到達した後の負荷の変位を示している。機械102の電動機と負荷との共振周波数を660rad/s、電動機と負荷との反共振周波数を421rad/s、電動機と電動機設置台との共振周波数を126rad/s、電動機と電動機設置台との反共振周波数を124rad/sとしている
図4に示した例では、従来の電動機の制御装置であるサーボ制御装置による位置決め制御結果と比べ、負荷に生じる振動を低減できていることが分かる。
以上のように、この実施例1によれば、電動機114と負荷115のイナーシャの合計イナーシャが、電動機設置台116のイナーシャより十分低い場合に、機械102の特性値を用いて、フィードフォワード位置信号、フィードフォワード速度信号、フィードフォワードトルク補正信号を算出することにより、機械102の特性に起因する振動を低減することができる。
図5は、この発明の実施例2による電動機の制御装置のブロック図である。図5においては、位置指令補正部503の構成が上記実施例1と異なる。その他の構成は、図1と同等である。
図6は、位置指令補正部503の構成の詳細を示すものである。601は、負荷特性指令補正部であり、位置指令信号xが入力され、負荷特性位置指令補正信号xLを出力する。また、602はバンドパスフィルタ部であり、位置指令信号xが入力され、位置指令抽出信号xBPFを出力する。遅延器603は、位置指令抽出信号xBPFが入力され、位置指令抽出遅延信号xBPFEが出力される。
そして、機台特性抽出部604には、位置指令抽出遅延信号xBPFEが入力され、機台特性位置指令抽出信号xBを出力する。負荷特性位置指令補正信号xLと、機台特性位置指令抽出信号xBとが、加算器605で加算され、位置指令補正信号xmとして出力する。
以上のように構成された電動機の制御装置について、以下その動作、作用を説明する。
負荷特性位置指令補正部601は、入力信号x中の、電動機114と負荷115との反共振周波数ωzの成分を減衰して出力する。入力信号xと出力信号xLとの間の関係は、(1)式で表される。
バンドパスフィルタ部602は、入力信号x中の低周波及び高周波の雑音成分を除去して出力する。例えば、通過する周波数成分の最小周波数をωlpf、最大周波数をωhpfとすると、入力信号xと出力信号xBPFとの間の関係は、次の(16)式で表される。
Figure 2015033183
遅延器603は、入力信号XBPFを時間Tdだけ遅延させて出力する。入力信号XBPFと出力信号XBPFEとの間の関係は、次の(17)式で表される。
Figure 2015033183
機台特性抽出部604は、入力信号xBPFE中の電動機と電動機設置台との反共振周波数ωzBの成分を増幅して出力する。入力信号xBPFEと出力信号xBとの間の関係は、次の(18)式で表される。
Figure 2015033183
ここで、KBは、周波数ωzBの成分の増幅比率を表す重み係数である。このような構成によれば、機械102の振動特性に応じて、機械102の負荷位置xLが、位置指令信号xに追従するように演算されたフィードフォワード位置信号xs、フィードフォワード速度信号ws、及びフィードフォワードトルク補正信号τcが、フィードバック制御部106に出力されるため、負荷位置xLが、位置指令信号xに追従する。
次に、この実施例2による効果をシミュレーションによって示す。図7は、この発明の実施例2による電動機の位置決め制御結果を示す特性図である。縦軸に指令位置と負荷位置との位置偏差、横軸は指令完了後の経過時間を示している。
すなわち、横軸の「0」以降は、位置指令が目標位置に到達した後の負荷の変位を示している。機械102の電動機と負荷との共振周波数を660rad/s、電動機と負荷との反共振周波数を421rad/s、電動機と電動機設置台との共振周波数を126rad/s、電動機と電動機設置台との反共振周波数を124rad/sとしている。
図7に示した例では、従来の電動機の制御装置であるサーボ制御装置による位置決め制御結果と比べ、負荷に生じる振動を低減できていることが分かる。
以上のように、この実施例2によれば、機械102の特性値を用いて、フィードフォワード位置信号、フィードフォワード速度信号、フィードフォワードトルク補正信号を算出することにより、機械102の特性に起因する振動を低減することができる。
なお、以上の説明では、電動機は回転型でトルクを発生させるものとして説明したが、リニアモータのように推力を得るものであっても良い。この場合、上記各実施例におけるイナーシャを質量に、トルクを推力にそれぞれ置き換えることで、同様の効果を得ることができる。
また、以上の説明では、電動機に位置検出器が接続されている場合について説明したが、速度検出器が接続されていても良い。この場合は、電動機の速度検出器で得られた電動機速度信号を積分して、電動機位置信号を得ることで、同様の効果を得ることができる。
さらに、以上の説明では位置制御を行う場合について説明したが、速度制御の場合であっても良い。速度制御の場合は、上記各実施例において位置のフィードバックループと位置のフィードフォワード信号を除くことによって同様の効果を得ることができる。
さらに、上記各実施例において、フィードフォワード制御部は、入力から出力までの伝達関数が異ならなければ、構成が異なっていても良い。
例えば、フィードフォワード制御部の内部に電動機のイナーシャと負荷のイナーシャの合計イナーシャをイナーシャ値とする剛体を模擬した模擬モデルを有し、模擬モデルの位置と速度を制御する模擬制御回路を有する構成であっても良い。
さらに、上記各実施例において、微分を疑似微分(今回値と前回値の差にサンプル周期の逆数を乗算して近似的な微分値を演算すること)で置き換えても良い。
さらに、上記実施例において、位置指令補正部の前に高域の周波数成分を除去するローパスフィルタの働きを有するFIRフィルタやIIRフィルタを挿入した構成であっても良い。
以上のように、本発明にかかる電動機の制御装置は、電動機と負荷との剛性が低く、かつ電動機と電動機設置台との剛性も低い場合でも、機械の特性に起因する振動を低減することができるので、高い追従性を実現することが可能であり、電子部品実装機や半導体製造装置の用途に適用できる。
101 電動機の制御装置
102 機械
103 位置指令補正部
104 フィードフォワード制御部
105 フィードフォワードトルク補正部
106 フィードバック制御部
107 微分器
108 演算器
109 減算器
110 位置制御器
111 加減算器
112 速度制御器
113 加算器
114 電動機
115 負荷
116 電動機設置台
117 位置検出器
118 微分器
201 負荷特性位置指令補正部
202 機台特性位置指令補正部
301 負荷特性トルク指令補正部
302 機台特性トルク指令補正部
503 位置指令補正部
601 負荷特性位置指令補正部
602 バンドパスフィルタ部
603 遅延器
604 機台特性抽出部
605 加算器
801 サーボ制御装置
802 機械
803 FIRフィルタ部
804 機械特性補償部
805 フィードバック制御部
806 FIRフィルタ
807 位置指令演算器
808 微分器
809 速度指令演算器
810 演算器
811 トルク指令演算器
812 減算器
813 位置制御器
814 加減算器
815 速度制御器
816 加算器
817 電動機
818 負荷
901 振動抑制フィルタ
904 機械特性補償部

Claims (6)

  1. 位置指令信号が入力され、駆動対象機械の特性に応じて前記位置指令信号を補正し、位置指令補正信号として出力する位置指令補正部と、前記位置指令補正信号が入力され、位置、速度、及びトルクの各フィードフォワード信号を演算し、フィードフォワード位置信号、フィードフォワード速度信号、フィードフォワードトルク信号として出力するフィードフォワード制御部と、前記フィードフォワードトルク信号が入力され、前記駆動対象機械の特性に応じて前記フィードフォワードトルク信号を補正し、フィードフォワードトルク補正信号を出力するフィードフォワードトルク補正部と、前記フィードフォワード位置信号と、前記フィードフォワード速度信号と、前記フィードフォワードトルク補正信号が入力され、前記駆動対象機械を駆動するためのトルク指令信号を出力するフィードバック制御部と、から構成されることを特徴とする電動機の制御装置。
  2. 前記位置指令補正部は、
    前記位置指令信号が入力され、電動機と負荷の反共振周波数成分を減衰させて、負荷特性位置指令補正信号として出力する負荷特性位置指令補正部と、前記負荷特性指令補正信号が入力され、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を減衰させ、電動機と電動機設置台との共振周波数成分以下の、ある特定の周波数成分を増幅させて、位置指令補正信号として出力する機台特性位置指令補正部と、から構成され、前記フィードフォワードトルク補正部は、前記フィードフォワードトルク信号が入力され、負荷と電動機の共振周波数成分を減衰させ、負荷と電動機との反共振周波数成分を増幅させて、負荷特性トルク指令補正信号として出力する負荷特性トルク指令補正部と、前記負荷特性トルク指令補正信号が入力され、電動機と電動機設置台との共振周波数成分を減衰させ、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を増幅させて、フィードフォワードトルク補正信号として出力する機台特性トルク指令補正部と、から構成されることを特徴とする請求項1に記載の電動機の制御装置。
  3. 前記位置指令補正部は、前記位置指令信号が入力され、電動機と負荷の反共振周波数成分を減衰させて、負荷特性位置指令補正信号として出力する負荷特性位置指令補正部と、前記負荷特性指令補正信号が入力され、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を減衰させ、電動機と電動機設置台との共振周波数成分を増幅させて、位置指令補正信号として出力する機台特性位置指令補正部と、から構成されることを特徴とする請求項2に記載の電動機の制御装置。
  4. 前記位置指令補正部は、前記位置指令信号が入力され、電動機と負荷の反共振周波数成分を減衰させて、負荷特性位置指令補正信号として出力する負荷特性位置指令補正部と、前記負荷特性指令補正信号が入力され、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を減衰させ、電動機と電動機設置台との共振周波数ωpB、電動機のイナーシャと負荷のイナーシャの合計イナーシャJall、電動機設置台のイナーシャJBを用いた、以下の(1A)式で表される周波数ω、
    Figure 2015033183
    の周波数成分を増幅させて、位置指令補正信号として出力する機台特性位置指令補正部と、
    から構成されることを特徴とする請求項2に記載の電動機の制御装置。
  5. 前記位置指令補正部は、前記位置指令信号が入力され、電動機と負荷との反共振周波数成分を減衰させ、負荷特性位置指令補正信号として出力する負荷特性位置指令補正部と、
    前記位置指令信号が入力され、特定の周波数帯域の成分を抽出して、位置指令抽出信号として出力するバンドパスフィルタ部と、前記位置指令抽出信号が入力され、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を増幅して、機台特性位置指令抽出信号として出力する機台特性抽出部と、前記負荷特性位置指令補正信号と、前記機台特性位置指令抽出信号とを加算して、位置指令補正信号として出力する加算器と、から構成され、前記フィードフォワードトルク補正部は、前記フィードフォワードトルク信号が入力され、負荷と電動機の共振周波数成分を減衰させ、負荷と電動機の反共振周波数成分を増幅させて、負荷特性トルク指令補正信号として出力する負荷特性トルク指令フィルタ部と、前記負荷特性トルク指令補正信号が入力され、電動機と電動機設置台との共振周波数成分を減衰させ、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を増幅させて、フィードフォワードトルク補正信号として出力する機台特性トルク指令補正部と、から構成されることを特徴とする請求項1に記載の電動機の制御装置。
  6. 前記位置指令補正部は、前記位置指令信号が入力され、電動機と負荷との反共振周波数成分を減衰させ、負荷特性位置指令補正信号として出力する負荷特性位置指令補正部と、
    前記位置指令信号が入力され、特定の周波数帯域の成分を抽出して、位置指令抽出信号として出力するバンドパスフィルタ部と、前記位置指令抽出信号が入力され、遅延させて、位置指令抽出遅延信号として出力する遅延器と、前記位置指令抽出遅延信号が入力され、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を増幅して、機台特性位置指令抽出信号として出力する機台特性抽出部と、前記負荷特性位置指令補正信号と、前記機台特性位置指令抽出信号とを加算して、位置指令補正信号として出力する加算器と、から構成され、前記フィードフォワードトルク補正部は、前記フィードフォワードトルク信号が入力され、負荷と電動機の共振周波数成分を減衰させ、負荷と電動機の反共振周波数成分を増幅させて、負荷特性トルク指令補正信号として出力する負荷特性トルク指令フィルタ部と、前記負荷特性トルク指令補正信号が入力され、電動機と電動機設置台との共振周波数成分を減衰させ、電動機と電動機設置台との反共振周波数成分を増幅させて、フィードフォワードトルク補正信号として出力する機台特性トルク指令補正部と、から構成されることを特徴とする請求項1に記載の電動機の制御装置。
JP2013160083A 2013-08-01 2013-08-01 モータの制御装置 Pending JP2015033183A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013160083A JP2015033183A (ja) 2013-08-01 2013-08-01 モータの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013160083A JP2015033183A (ja) 2013-08-01 2013-08-01 モータの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015033183A true JP2015033183A (ja) 2015-02-16

Family

ID=52518111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013160083A Pending JP2015033183A (ja) 2013-08-01 2013-08-01 モータの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015033183A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007025961A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Okuma Corp 数値制御機械の位置制御装置
JP2009070396A (ja) * 2003-02-20 2009-04-02 Mitsubishi Electric Corp サーボ制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009070396A (ja) * 2003-02-20 2009-04-02 Mitsubishi Electric Corp サーボ制御装置
JP2007025961A (ja) * 2005-07-14 2007-02-01 Okuma Corp 数値制御機械の位置制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4540727B2 (ja) モータ制御装置
JP5899547B2 (ja) 電動機の制御装置
JP4391218B2 (ja) サーボ制御装置
TWI430067B (zh) 定位控制裝置
JP6119872B2 (ja) モータ制御装置
JP4231544B1 (ja) モータ制御装置
JP6491497B2 (ja) モータ制御装置
JPWO2007138758A1 (ja) サーボ制御装置
JP6242512B2 (ja) 電動機用制御装置及び産業用機械装置
JP2013246152A5 (ja)
JP2015115990A (ja) モータ制御装置
JP6399866B2 (ja) サーボ制御装置
JP2015170208A (ja) 制御装置、制御方法及び制御プログラム
JP4658181B2 (ja) サーボ制御装置
JP7049754B2 (ja) モータ制御装置
US11415948B2 (en) Device for controlling electric motor
JP7245978B2 (ja) 電動機の制御装置
JP2015033183A (ja) モータの制御装置
JP5256704B2 (ja) 慣性モーメント推定装置
JP2016152689A (ja) モータ制御装置、モータ、機械装置、電動パワーステアリング装置、車両、及びモータ制御方法
WO2021157178A1 (ja) モータ制御装置
JP2010161854A (ja) モータ制御装置
JP5805016B2 (ja) モータ制御装置
JP6646466B2 (ja) 位置指令制御装置およびバンド除去フィルタ
JP5084196B2 (ja) 電動機制御装置および電動機制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160713

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170406

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171017