JP2010161854A - モータ制御装置 - Google Patents
モータ制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010161854A JP2010161854A JP2009001441A JP2009001441A JP2010161854A JP 2010161854 A JP2010161854 A JP 2010161854A JP 2009001441 A JP2009001441 A JP 2009001441A JP 2009001441 A JP2009001441 A JP 2009001441A JP 2010161854 A JP2010161854 A JP 2010161854A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- high frequency
- signal
- output signal
- disturbance
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
【解決手段】 トルク指令TREFと検出速度VSに基づいてモータ1に加わる外乱を推定して推定外乱信号EDS1を算出する外乱推定部5と、前記推定外乱信号EDS1を補正して補正推定外乱信号EDS2を算出する補正演算部6と、制御入力信号CSから前記補正推定外乱信号EDS2を減じて前記トルク指令TREFを算出する減算器30と、を有する外乱補償器20を備える。
【選択図】図1
Description
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、外乱推定器により推定した信号の高周波雑音成分のみを除去し、外乱抑圧特性を高く設定してモータ制御の頑健性を維持して滑らかなトルク指令波形を生成すると共に、外乱抑圧効果を減少させることなくトルク指令リップルを小さくし、外乱抑圧特性を保持したまま制御対象の振動・騒音を小さくすることができるモータ制御装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、速度指令およびモータの速度を検出する検出器による検出速度に基づいて制御入力信号を出力する速度制御器と、前記制御入力信号および前記検出速度に基づいてトルク指令を出力する外乱補償器と、前記トルク指令に基づいて前記モータに電力を供給する電流制御器と、を備え、前記速度指令に応じて前記モータを駆動するモータ制御装置において、前記外乱補償器が、前記トルク指令と前記検出速度に基づいて前記モータに加わる外乱を推定して推定外乱信号を算出する外乱推定部と、前記推定外乱信号を補正して補正推定外乱信号を算出する補正演算部と、前記制御入力信号から前記補正推定外乱信号を減じて前記トルク指令を算出する減算器と、を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記補正演算部が、前記推定外乱信号の高周波成分を除去する第1高周波除去演算部と、前記第1高周波除去演算部の出力信号の変化量を算出する微分器と、前記微分器の出力信号を予め設定した閾値で制限して出力するリミッタと、前記微分器の出力信号から前記リミッタの出力信号を減じる減算器と、前記減算器の出力信号の高周波成分を除去する第2高周波除去演算部と、前記リミッタの出力信号と前記第2高周波除去演算部の出力信号とを加算した信号の積分演算を行い、補正推定外乱信号として出力する積分器と、を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記補正演算部が、前記推定外乱信号の高周波成分を除去する第1高周波除去演算部と、前記第1高周波除去演算部の出力信号の高周波成分を除去する第2高周波除去演算部と、前記第1高周波除去演算部の出力信号の低周波成分を除去する低周波除去演算部と、前記低周波除去演算部の出力信号の高周波成分を除去する第3高周波除去演算部と、前記第2高周波除去演算部の出力信号と前記第3高周波除去演算部の出力信号とを加算して補正推定外乱信号として出力する加算器と、を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1記載の発明における前記補正演算部が、前記推定外乱信号の高周波成分を除去する第1高周波除去演算部と、前記第1高周波除去演算部の出力信号の高周波成分を除去する第2高周波除去演算部と、前記第1高周波除去演算部の出力信号から前記第2高周波除去演算部の出力信号を減じる減算器と、前記減算器の出力信号の高周波成分を除去する第3高周波除去演算部と、前記第2高周波除去演算部の出力信号と前記第3高周波除去演算部の出力信号とを加算して補正推定外乱信号として出力する加算器と、を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、前記推定外乱信号の高周波成分を除去する第1高周波除去演算部と、前記第1高周波除去演算部の出力の変化量を算出する微分器と、前記微分器の出力に基づいて前記第1高周波除去演算部の出力にαの重み付けをする第1重み演算器と、前記第1高周波除去演算部の出力の高周波成分を除去する第2高周波除去演算部と、前記微分器の出力に基づいて前記第2高周波除去演算部の出力に(1−α)の重み付けをする第2重み演算器と、前記第1重み演算器の出力と前記第2重み演算器の出力とを加算する第1加算器と、前記第1高周波除去演算部の出力から前記加算器の出力を減じる減算器と、前記減算器の出力の高周波成分を除去する第3高周波除去演算部と、前記第1加算器の出力信号と第3高周波除去演算部の出力信号とを加算して補正推定外乱信号として出力する第2加算器と、を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5の発明における前記第1重み演算器の重み係数αが前記推定外乱信号の微分値の絶対値が大きいほど小さくなることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、モータの位置または速度を検出して検出速度を算出する検出器と、速度指令および前記検出速度に基づいて制御入力信号を出力する速度制御器と、前記トルク指令に基づいて前記モータに電力を供給する電流制御器と、を備えた、前記速度指令に応じて前記モータを駆動するモータ制御装置において、前記トルク指令と前記検出速度に基づいて、前記モータに加わる外乱を推定して推定外乱信号を算出し、前記推定外乱信号の高周波成分のみを除去した補正推定外乱信号を算出するように構成し、前記補正推定外乱信号を用いて前記モータを駆動することを特徴とするものである。
なお、補正演算部6に単純なローパスフィルタを用いた場合、外乱補償器20は一般的に外乱オブザーバと呼ばれる構成になる。
推定外乱信号EDS1は、検出速度VSとトルク指令TREFから、式(1)により求めることができる。
EDS1=J・s・VS−TREF ・・・ (1)
ただし、Jはモータの慣性モーメント、sはラプラス演算子を表す。
図2は、外乱推定部5の構成の一例を示すブロック図であり、式(1)をブロック図にしたものである。図において、21は制御対象1の逆伝達関数モデル、22は減算器を表す。外乱推定部5は、推定外乱信号EDS1を求める1つの例であり、推定外乱信号EDS1を算出できるものであればよい。
次に、補正演算部6の動作について説明する。第1高周波除去演算部61は、ローパスフィルタや移動平均フィルタなどの高周波成分を除去するフィルタで構成しており、推定外乱信号EDS1の高周波除去処理を行う。微分器62は、第1高周波除去演算部61の出力信号の変化量を算出する。リミッタ63は、あらかじめ設定した上下限値THで微分器62の出力信号にリミット処理を施す。減算器66は、微分器62の出力信号からリミッタ63の出力信号を減じて、第1高周波除去演算部61の出力信号の変化量のリミット超過分を算出する。第2高周波除去演算部64は、ローパスフィルタや移動平均フィルタなどの高周波成分を除去するフィルタで構成しており、減算器66の出力信号を第2高周波除去演算部64に入力することで、第1高周波除去演算部61の出力信号の変化量のリミット超過分にのみ高周波除去処理を施す。加算器67は、リミッタ63の出力信号と、第2高周波除去演算部64の出力信号と、を加算する。積分器65は、加算器67の出力信号を積分することで補正推定外乱信号EDS2を生成する。推定外乱信号EDS1の変化量のリミッタ超過分にのみ高周波除去処理がなされるので、リミッタ63の上下限値THを小さい値に設定するほど、補正推定外乱信号EDS2は、推定外乱信号EDS1をそのまま第2高周波除去演算部64で高周波除去処理を施した特性に近づく。第1高周波除去演算部61は、微分器62により増幅される高周波雑音成分を除去するためのものであるので、遮断周波数をおおよそサンプリング周波数の4分の1以上に設定する。第2高周波除去演算部64は、遮断周波数を低く設定するほどトルク指令リップルを低減できるが、一方で外乱抑圧特性は劣化する。
本発明が従来技術と異なる部分は、推定外乱信号EDS1の補正にローパスフィルタを用いるのではなく、推定外乱信号EDS1の高周波除去処理を施すべき成分のみに高周波除去処理を施し、補正推定外乱信号EDS2を出力する補正演算部6を備えた部分である。
次に、補正演算部6´の動作について説明する。第1高周波除去演算部61は、図3で示した第1高周波除去演算部61と同じもので、遮断周波数をおおよそサンプリング周波数の4分の1以上に設定して、推定外乱信号EDS1の高周波雑音成分を除去するフィルタである。第2高周波除去演算部72は、ローパスフィルタや移動平均フィルタなどの高周波成分を除去するフィルタで構成しており、第1高周波除去演算部61の出力信号の高周波成分を除去する。低周波除去演算部73は、ハイパスフィルタなどの低周波成分を除去するフィルタで構成しており、第1高周波除去演算部61の出力信号の高周波成分を抽出する。第3高周波除去演算部74は、ローパスフィルタや移動平均フィルタなどの高周波成分を除去するフィルタで構成しており、抽出された第1高周波除去演算部61の出力信号の高周波成分を除去する。加算器75は、第2高周波除去演算部72の出力信号と、第3高周波除去演算部74の出力信号と、を加算して補正推定外乱信号EDS2を生成する。第2高周波除去演算部72は、遮断周波数を低く設定するほどトルク指令リップルを低減できるが、一方で外乱抑圧特性は劣化する。低周波除去演算部72は、遮断周波数を第2高周波除去演算部72と同等程度に設定する。第3高周波除去演算部74は、遮断周波数を第2高周波除去演算部72の3〜5倍程度に設定する。
次に、補正演算部6´´の動作について説明する。第1高周波除去演算部61は、図3で示した第1高周波除去演算部61と同じもので、遮断周波数をおおよそサンプリング周波数の4分の1以上に設定して、推定外乱信号EDS1の高周波雑音成分を除去するフィルタである。第2高周波除去演算部82は、ローパスフィルタや移動平均フィルタなどの高周波成分を除去するフィルタで構成しており、第1高周波除去演算部61の出力信号の高周波成分を除去する。減算器84は、第1高周波除去演算部61の出力信号から第2高周波除去演算部82の出力信号を減じることで、第1高周波除去演算部61の出力信号の高周波成分を抽出する。第3高周波除去演算部83は、ローパスフィルタや移動平均フィルタなどの高周波成分を除去するフィルタで構成しており、減算器84の出力信号である第1高周波除去演算部61の出力信号の高周波成分を除去処理する。加算器85は、第2高周波除去演算部82の出力信号と、第3高周波除去演算部83の出力信号とを加算して補正推定外乱信号EDS2を生成する。第2高周波除去演算部82は、遮断周波数を低く設定するほどトルク指令リップルを低減できるが、一方で外乱抑圧特性は劣化する。第3高周波除去演算部83は、遮断周波数を第2高周波除去演算部82の3〜5倍程度に設定する。
次に、補正演算部6´´´の動作について説明する。第1高周波除去演算部61は、図3で示した第1高周波除去演算部61と同じもので、遮断周波数をおおよそサンプリング周波数の4分の1以上に設定して、推定外乱信号EDS1の高周波雑音成分を除去するフィルタである。第2高周波除去演算部92は、ローパスフィルタや移動平均フィルタなどの高周波成分を除去するフィルタで構成しており、第1高周波除去演算部91の出力信号の高周波成分を除去した信号を出力する。微分器94は、第1高周波除去演算部91の出力信号の変化量を算出する。第1重み演算器95は、微分器94の出力の絶対値の大きさに応じて重み係数αを第1高周波除去演算部61の出力信号に乗じる。重み係数αは0≦α≦1で規定される値であって、微分器94の出力信号の絶対値の大きさが大きいほど0に近い値、微分器94の出力の絶対値の大きさが小さいほど1に近い値となるように設定する。第2重み演算器96は、微分器94の出力の絶対値の大きさに応じて、重み係数(1−α)を第2高周波除去演算部92の出力信号に乗じる。第1加算器97は、第1重み演算器95の出力信号と、第2重み演算器96の出力信号と、を加算した信号を出力する。減算器98は、第1高周波除去演算部61の出力信号から第1加算器97の出力信号を減じることで、第1高周波除去演算部61の出力信号の高周波成分を抽出する。第3高周波除去演算部93は、ローパスフィルタや移動平均フィルタなどの高周波成分を除去するフィルタで構成しており、減算器98の出力信号である第1高周波除去演算部61の出力信号の高周波成分について高周波除去処理を施す。第2加算器99は、第1加算器97の出力信号と、第3高周波除去演算部93の出力信号と、を加算して補正推定外乱信号EDS2を生成する。重み係数αは0に近づくほど、第1加算器97の出力信号から高周波成分が除去されていき、トルク指令リップルを低減できるが、一方で外乱抑圧特性は劣化する。第2高周波除去演算部92は、遮断周波数を低く設定するほどトルク指令リップルを低減できるが、一方で外乱抑圧特性は劣化する。第3高周波除去演算部93は、遮断周波数を第2高周波除去演算部92の3〜5倍程度に設定する。
モータに加わる外乱が小さい場合の想定として、モータの実慣性モーメント値が公称値と等しい場合について、また、モータに加わる外乱が大きい場合の想定として、モータの実慣性モーメント値が公称値の30倍である場合について、それぞれシミュレーションを実施した。
一方で、図9と図11とを比較すると、モータに加わる外乱が小さい場合、本発明を用いることで、従来技術(外乱抑圧特性を高く設定した場合)を用いた時よりもトルク指令のばたつきが小さくなっており、それに起因するモータの騒音・振動が小さくなる。
一方で、図8と図12とを比較すると、モータに加わる外乱が大きい場合、本発明を用いることで、従来技術(外乱抑圧特性を低く設定した場合)を用いた時よりも安定に動作しているので、外乱抑圧特性が高くなっている。
従って、本発明を用いることで、高い外乱抑圧特性を持たせたまま、トルク指令波形を滑らかにすることができる。また、実施例1においては、図3に示す構成の補正演算部を用いているが、図4、図5、図6に示す構成の補正演算部を用いた場合でも図3に示す構成の補正演算部を用いた場合と同様の効果が得られる。
2 検出器
3 速度制御器
4 電流制御器
5 外乱推定器
6 補正演算部
6´ 補正演算部
6´´ 補正演算部
6´´´ 補正演算部
20 外乱補償器
21 制御対象1の逆伝達関数モデル(Js)
22 減算器
30 減算器
61 第1高周波除去演算部
62 微分器
63 リミッタ
64 第2高周波除去演算部
65 積分器
66 減算器
67 加算器
72 第2高周波除去演算部
73 低周波除去演算部
74 第3高周波除去演算部
75 加算器
82 第2高周波除去演算部
83 第3高周波除去演算部
84 減算器
85 加算器
92 第2高周波除去演算部
93 第3高周波除去演算部
94 微分器
95 第1重み演算器
96 第2重み演算器
97 第1加算器
98 減算器
99 第2加算器
CS 制御入力信号
EDS1 推定外乱信号
EDS2 補正推定外乱信号
ETREF 推定入力トルク
I 電流
RS 速度指令
TREF トルク指令
VS 検出速度
Claims (7)
- モータの位置または速度を検出して検出速度を算出する検出器と、速度指令および前記検出速度に基づいて制御入力信号を出力する速度制御器と、前記制御入力信号および前記検出速度に基づいてトルク指令を出力する外乱補償器と、前記トルク指令に基づいて前記モータに電力を供給する電流制御器と、を備えた、前記速度指令に応じて前記モータを駆動するモータ制御装置において、
前記外乱補償器が、前記トルク指令と前記検出速度に基づいて前記モータに加わる外乱を推定して推定外乱信号を算出する外乱推定部と、
前記推定外乱信号を補正して補正推定外乱信号を算出する補正演算部と、
前記制御入力信号から前記補正推定外乱信号を減じて前記トルク指令を算出する減算器と、を備えたことを特徴とするモータ制御装置。 - 前記補正演算部は、前記推定外乱信号の高周波成分を除去する第1高周波除去演算部と、
前記第1高周波除去演算部の出力信号の変化量を算出する微分器と、
前記微分器の出力信号を予め設定した閾値で制限して出力するリミッタと、
前記微分器の出力信号から前記リミッタの出力を減じる減算器と、
前記減算器の出力信号の高周波成分を除去する第2高周波除去演算部と、
前記リミッタの出力信号と前記第2高周波除去演算部の出力信号とを加算した信号の積分演算を行い、補正推定外乱信号として出力する積分器と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。 - 前記補正演算部は、前記推定外乱信号の高周波成分を除去する第1高周波除去演算部と、
前記第1高周波除去演算部の出力信号の高周波成分を除去する第2高周波除去演算部と、
前記第1高周波除去演算部の出力信号の低周波成分を除去する低周波除去演算部と、
前記低周波除去演算部の出力信号の高周波成分を除去する第3高周波除去演算部と、
前記第2高周波除去演算部の出力信号と前記第3高周波除去演算部の出力信号とを加算して補正推定外乱信号として出力する加算器と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。 - 前記補正演算部は、前記推定外乱信号の高周波成分を除去する第1高周波除去演算部と、
前記第1高周波除去演算部の出力信号の高周波成分を除去する第2高周波除去演算部と、
前記第1高周波除去演算部の出力信号から前記第2高周波除去演算部の出力信号を減じる減算器と、
前記減算器の出力信号の高周波成分を除去する第3高周波除去演算部と、
前記第2高周波除去演算部の出力信号と前記第3高周波除去演算部の出力信号とを加算して補正推定外乱信号として出力する加算器と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。 - 前記補正演算部は、前記推定外乱信号の高周波成分を除去する第1高周波除去演算部と、
前記第1高周波除去演算部の出力信号の変化量を算出する微分器と、
前記微分器の出力信号に基づいて前記第1高周波除去演算部の出力にαの重み付けをする第1重み演算器と、
前記第1高周波除去演算部の出力信号の高周波成分を除去する第2高周波除去演算部と、
前記微分器の出力信号に基づいて前記第2高周波除去演算部の出力に(1−α)の重み付けをする第2重み演算器と、
前記第1重み演算器の出力信号と前記第2重み演算器の出力信号とを加算する第1加算器と、
前記第1高周波除去演算部の出力信号から前記第1加算器の出力信号を減じる減算器と、
前記減算器の出力信号の高周波成分を除去する第3高周波除去演算部と、
前記第1加算器の出力信号と第3高周波除去演算部の出力信号とを加算して補正推定外乱信号として出力する第2加算器と、を備えたことを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。 - 前記第1重み演算器及び前記第2重み演算器は、前記第1重み演算器及び前記第2重み演算器の重み係数αが0≦α≦1となる範囲で変化して、前記微分器の絶対値出力が大きい時にはαが1に近づき、前記微分器の絶対値出力が小さい時にはαが0に近づくことを特徴とする請求項5記載のモータ制御装置。
- モータの位置または速度を検出して検出速度を算出する検出器と、速度指令および前記検出速度に基づいて制御入力信号を出力する速度制御器と、前記トルク指令に基づいて前記モータに電力を供給する電流制御器と、を備えた、前記速度指令に応じて前記モータを駆動するモータ制御装置において、
前記トルク指令と前記検出速度に基づいて、前記モータに加わる外乱を推定して推定外乱信号を算出し、前記推定外乱信号の高周波成分のみを除去した補正推定外乱信号を算出するように構成し、
前記補正推定外乱信号を用いて前記モータを駆動することを特徴とするモータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009001441A JP2010161854A (ja) | 2009-01-07 | 2009-01-07 | モータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009001441A JP2010161854A (ja) | 2009-01-07 | 2009-01-07 | モータ制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010161854A true JP2010161854A (ja) | 2010-07-22 |
JP2010161854A5 JP2010161854A5 (ja) | 2012-01-05 |
Family
ID=42578605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009001441A Pending JP2010161854A (ja) | 2009-01-07 | 2009-01-07 | モータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010161854A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012125844A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | サーボアンプの制御ループゲイン調整方法、プログラム及びロボット制御装置 |
CN113104096A (zh) * | 2020-01-10 | 2021-07-13 | 操纵技术Ip控股公司 | 用于估计有刷电动助力转向系统的马达速度的观测器设计 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04355688A (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-09 | Hitachi Ltd | カセットテープレコーダのモータ制御装置並びにその装置を用いてなるテープレコーダ及びカメラ一体型vtr |
JP2004199495A (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-15 | Yaskawa Electric Corp | サーボ制御装置 |
-
2009
- 2009-01-07 JP JP2009001441A patent/JP2010161854A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04355688A (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-09 | Hitachi Ltd | カセットテープレコーダのモータ制御装置並びにその装置を用いてなるテープレコーダ及びカメラ一体型vtr |
JP2004199495A (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-15 | Yaskawa Electric Corp | サーボ制御装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012125844A (ja) * | 2010-12-13 | 2012-07-05 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | サーボアンプの制御ループゲイン調整方法、プログラム及びロボット制御装置 |
CN113104096A (zh) * | 2020-01-10 | 2021-07-13 | 操纵技术Ip控股公司 | 用于估计有刷电动助力转向系统的马达速度的观测器设计 |
CN113104096B (zh) * | 2020-01-10 | 2023-10-13 | 操纵技术Ip控股公司 | 用于估计有刷电动助力转向系统的马达速度的观测器设计 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5120654B2 (ja) | サーボ制御装置 | |
JP5633551B2 (ja) | 交流電動機の制御装置 | |
JP6119872B2 (ja) | モータ制御装置 | |
JP3892823B2 (ja) | モータの速度制御装置 | |
WO2015004885A1 (ja) | 電動機の制御装置 | |
JP2007156699A (ja) | モータの負荷イナーシャ推定方法 | |
JP5780473B2 (ja) | モータ制御装置及びモータシステム | |
JP5644409B2 (ja) | 電動機の位置制御装置 | |
KR101220915B1 (ko) | 활성화 함수와 토크 보상기를 이용한 속도 리플 억제 방법 | |
JP2011257205A (ja) | ダイナモメータシステムの軸トルク制御装置 | |
JP2013118817A (ja) | 電動機制御装置 | |
JP6197923B1 (ja) | 制御システム | |
JP2004005469A (ja) | 電動機の制御方法及び制御装置 | |
JP5017984B2 (ja) | サーボ制御装置とその速度追従制御方法 | |
JP2010161854A (ja) | モータ制御装置 | |
JP2011036061A (ja) | モータ制御装置及びモータ制御システム | |
JPWO2014010020A1 (ja) | モータ制御装置及びモータシステム | |
JP2010142020A (ja) | サーボ制御装置とサーボ制御方法 | |
TW202121826A (zh) | 馬達控制裝置及其自動調整方法 | |
JP2009048462A (ja) | 機械的共振周波数補償装置 | |
JP2009131022A (ja) | 慣性モーメント推定装置 | |
JP2007306779A (ja) | モータ制御装置 | |
JP2005223960A (ja) | 電動機の制御装置 | |
JP6119297B2 (ja) | 周期性外乱抑制制御装置 | |
JP2004288012A (ja) | モータの位置制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110908 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111114 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130329 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130730 |