JP2015033081A - 画像形成装置、表示方法、および表示プログラム - Google Patents

画像形成装置、表示方法、および表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔操作可能な画像形成装置において、遠隔操作を行なう端末装置に適切な操作画面を表示させることのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】MFP100を遠隔操作可能な端末装置300において、表示されているMFPの操作画面に対するユーザーのタッチ操作を受け付けると、端末装置からMFPに対してリモートアクセスが要求されて、操作画面の更新が要求される(S11)。MFPは負荷状況を計測し、負荷状況がしきい値を超える場合には更新された操作画面をゼスチャー操作ができない画面に切り替えてその画像データを送信し、しきい値を超えない場合には更新されたゼスチャー操作可能な画面の画像データを送信する(S13〜S15)。
【選択図】図5

Description

この発明は画像形成装置、表示方法、および表示プログラムに関し、特に、端末装置で遠隔操作可能な画像形成装置、該画像形成装置での表示方法、および表示プログラムに関する。
プリンターやコピー機やそれらの複合機であるMFP(Multi-Functional Peripheral)などの画像形成装置をノート型PC(パーソナルコンピューター)やスマートフォンやタブレット端末などと呼ばれる端末装置などを用いて遠隔操作する方法がある。このように遠隔操作を行なう端末装置などはリモートパネルとも呼ばれる。たとえば、特開2013−008279号公報(特許文献1)、特開2011−204127号公報(特許文献2)、および特開2007−299029号公報(特許文献3)などにリモートパネル技術が開示されている。
上記の遠隔操作では、画像形成装置で生成した操作画面の情報が端末装置に転送されて端末装置に表示され、その操作画面に対する操作位置を表わす位置情報が端末装置から画像形成装置に転送される。これにより、画像形成装置は操作内容を特定して処理を実行すると共に操作画面を更新し、更新後の操作画面の情報を端末装置に転送する。これを繰り返すことで、端末装置では画像形成装置を遠隔操作可能となる。
昨今、上記のノート型PCや端末装置ではタッチパネルを搭載するものが多く、フリックやドラックなどのゼスチャー操作が採用されつつある。ゼスチャー操作は、画面のスクロールや拡大/縮小などを指示する際に用いられる。この操作を受け付けると、画像形成装置はタッチ位置の軌跡に従って短い時間間隔で操作画面を更新し操作画面の情報を端末装置に転送することになる。これにより、端末装置ではゼスチャー操作に従って連続的に操作画面が変化するように表示され、直感的な操作が実現されることになる。
特開2013−008279号公報 特開2011−204127号公報 特開2007−299029号公報
上記のように、リモートパネルからゼスチャー操作がなされると画像形成装置は短時間に多くの操作画面を生成して送信する必要がある。端末装置の表示画面を滑らかに切り替えるためには、たとえば1秒間に約20枚の操作画面の情報を送信する必要がある。
しかしながら、画像形成装置が画像処理中などの負荷のかかった状態である場合には、リモートパネルからのゼスチャー操作に対して必要枚数の操作画面の情報が送信し切れなくなってしまい、端末装置での表示画面の切り替えが適切に実現されない場合がある、という問題がある。
また、1台の画像形成装置に対して複数のリモートパネルからゼスチャー操作がなされた場合も、すべてのモートパネルからのゼスチャー操作に対して必要枚数の操作画面の情報が送信し切れなくなってしまい、端末装置での表示画面の切り替えが適切に実現されない場合がある、という問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、遠隔操作可能な画像形成装置において、遠隔操作を行なう端末装置に適切な操作画面を表示させることのできる画像形成装置、表示方法、および表示プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像形成装置は端末装置と通信可能な画像形成装置であって、端末装置に対して操作画面の情報を送信するための送信手段と、端末装置から操作画面に対する操作位置を表わした位置情報を受信するための受信手段と、位置情報に基づいて操作画面を更新するための更新手段と、画像形成装置での負荷状況を計測するための計測手段とを備える。更新手段で更新された操作画面である第1の操作画面は、端末装置からのゼスチャー操作を受け付け可能な操作画面であって、画像形成装置は、計測手段で計測された負荷状況に応じて、第1の操作画面をゼスチャー操作を受け付けない操作画面である第2の操作画面へと切り替えるための切替手段をさらに備える。送信手段は、受信手段で位置情報を受信すると、第1の操作画面または第2の操作画面の情報を端末装置に送信する。
好ましくは、計測手段は、受信手段が位置情報を端末装置から受信したタイミングで負荷状況を計測する。
好ましくは、計測手段は、画像形成装置で実行中の処理ごとに予め規定している負荷値を加算することで負荷状況を計測する。
好ましくは、計測手段は、受信手段が位置情報を受信している端末装置の数をカウントすることで負荷状況を計測する。
好ましくは、計測手段は、端末装置に単位時間に送信する操作画面の情報の量を計測することで負荷状況を計測する。
好ましくは、受信手段が第1の端末装置から位置情報を受信した後に第1の端末装置と異なる第2の端末装置から位置情報を受信したときに負荷状況が予め規定している負荷のしきい値を超えると、切替手段は、第2の端末装置に送信するための第1の操作画面を第2の操作画面に切り替え、第1の操作画面に送信するための第1の操作画面は切り替えない。
好ましくは、受信手段が複数の端末装置から位置情報を受信すると、切替手段は、複数の端末装置それぞれに対して更新手段で更新された第1の操作画面のうちの、操作画面の情報量が大きいものから順に、負荷状況が予め規定している負荷のしきい値内となる画面までの第1の操作画面を第2の操作画面に切り替え、その他の第1の操作画面は切り替えない。
本発明の他の局面に従うと、表示方法は画像形成装置を遠隔操作可能な端末装置での操作画面を表示させる方法であって、画像形成装置から端末装置に対して第1の操作画面の情報を送信するステップと、端末装置で第1の操作画面を表示するステップと、端末装置から画像形成装置に対して第1の操作画面に対する操作位置を表わした位置情報を送信するステップと、画像形成装置での負荷状況を計測するステップと、画像形成装置で位置情報に基づいて第1の操作画面を第2の操作画面に更新するステップと、負荷状況が予め規定された負荷状況のしきい値を超える場合に、第2の操作画面を第3の操作画面に切り替えるステップと、画像形成装置から端末装置に対して第2の操作画面または第3の操作画面を送信するステップと、端末装置で第2の操作画面または第3の操作画面のうちの送信するステップで送信された方の操作画面を表示するステップとを備え、第2の操作画面は端末装置からのゼスチャー操作を受け付け可能な操作画面であり、第3の操作画面は端末装置からのゼスチャー操作を受け付けない操作画面である。
本発明のさらに他の局面に従うと、表示プログラムは、端末装置と通信可能な画像形成装置に、端末装置での操作画面の表示のための処理を実行させるプログラムであって、端末装置に対して第1の操作画面の情報を送信するステップと、端末装置から第1の操作画面に対する操作位置を表わした位置情報を受信するステップと、画像形成装置での負荷状況を計測するステップと、位置情報に基づいて第1の操作画面を第2の操作画面に更新するステップと、負荷状況が予め規定された負荷状況のしきい値を超える場合に、第2の操作画面を第3の操作画面に切り替えるステップと、端末装置に対して第2の操作画面または第3の操作画面を送信するステップとを画像形成装置に実行させる。第2の操作画面は端末装置からのゼスチャー操作を受け付け可能な操作画面であり、第3の操作画面は端末装置からのゼスチャー操作を受け付けない操作画面である。
この発明によると、遠隔操作可能な画像形成装置において、遠隔操作を行なう端末装置に適切な操作画面を表示させることができる。
実施の形態にかかる画像処理システムの構成の具体例を示す図である。 画像処理システムに含まれるMFP(Multi-Functional Peripheral)の装置構成の具体例を示すブロック図である。 画像処理システムに含まれる端末装置の装置構成の具体例を示すブロック図である。 画像処理システムでの動作概要を表わした図である。 操作画面の切り替え動作の流れを表わす図である。 MFPの機能構成の具体例を示すブロック図である。 MFPでの第1の実施の形態にかかる動作の流れを表わすフローチャートである。 端末装置での表示画面の具体例を示す図である。 端末装置での表示画面の具体例を示す図である。 端末装置での表示画面の具体例を示す図である。 端末装置での表示画面の具体例を示す図である。 端末装置での表示画面の具体例を示す図である。 ゼスチャー操作を受け付け可能な操作画面である第1の操作画面と、ゼスチャー操作を受け付けない操作画面である第2の操作画面とを説明するための図である。 ゼスチャー操作を受け付け可能な操作画面である第1の操作画面と、ゼスチャー操作を受け付けない操作画面である第2の操作画面とを説明するための図である。 MFPでの第2の実施の形態にかかる動作の流れを表わすフローチャートである。 MFPでの第2の実施の形態にかかる動作の他の例の流れを表わすフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる画像処理システムの構成の具体例を示す図である。図1を参照して、画像処理システムは、画像形成装置の一例としてのMFP(Multi-Functional Peripheral)100と複数の端末装置300A,300B,…,300Nとを含む。端末装置300A,300B,…,300Nを代表させて端末装置300とする。
MFP100と端末装置300とは無線LAN(Local Area Network)などの無線通信を利用したネットワークを介して通信可能である。
画像形成装置には、MFP100の他、プリンターやコピー機やファクシミリ送受信機などが該当する。端末装置300には、たとえば、ノート型PC(パーソナルコンピューター)やスマートフォンやタブレット端末などと呼ばれる携帯端末などが該当する。
<装置構成>
図2は、MFP100の装置構成の具体例を示すブロック図である。図2を参照して、MFP100は、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行させるプログラムなどを記憶するためのメモリーであるROM(Read Only Memory)11と、CPU10でプログラムを実行する際の作業領域ともなる揮発性のメモリーであるS−RAM(Static Random Access Memory)12と、画像形成処理に関する各所の設定などを記憶するためのバッテリーアップされた不揮発性メモリーであるNV−RAM(Non-Volatile Random Access Memory)13と、時計IC14と、画像データなどを記憶するための記憶装置であってハードディスク装置などである固定記憶装置15と、原稿画像を読み取るための画像読取装置16と、各種入力操作を受け付けるためのキーや表示部を含む操作パネル17と、端末装置300などの他の装置との通信した各種の情報を送受信するためのネットワークコントローラー20と、ネットワークコントローラー20で受信したプリントデータから複写画像を生成するためのプリンターコントローラー19と、複写画像を用紙上に形成するための画像出力装置18と含み、これらがバスを介して接続されている。また、MFP100は、無線LANとの通信のためのワイヤレスインターフェース(I/F)22および端末装置300との通信のための短距離無線I/F21をさらに含む。短距離無線I/F21は、たとえば、Bluetooth(登録商標)やIrDA(Infrared Data Association)などの無線通信に用いられる。
図3は、端末装置300の装置構成の具体例を示すブロック図である。図3を参照して、端末装置300は、装置全体を制御するためのCPU30と、CPU30で実行されるプログラムなどを記憶するためのメモリーであるROM31と、CPU30でプログラムを実行する際の作業領域ともなるメモリーであるRAM32と、画面データなども各種データを記憶するための記憶装置であって、たとえばハードディスク装置などである固定記憶装置210と、各種情報を表示すると共に画面に対する直接のタッチによる操作入力を受け付けるためのタッチパネル34と、ワイヤレスI/F35と、短距離無線I/F36とを含む。
<動作概要>
図4は、本実施の形態にかかる画像処理システムでの動作概要を表わした図である。図4を参照して、リモートパネルが開始すると、MFP100は、操作画面の画像データを端末装置300に対して送信する(ステップS0−1)。端末装置300は、その画像データを用いて操作画面を表示する(ステップS0−2)。
ユーザが端末装置300に表示されているMFP100の操作画面に対してタッチして操作すると、端末装置300はタッチされた座標を検知して(ステップS1)、その位置を表わす位置情報である座標データをMFP100に対して送信する(ステップS2)。
MFP100は、端末装置300から座標データを受信すると(ステップS3)、その位置で表わされる操作内容を特定して、指示された処理を実行し(ステップS4)、次に表示する画像データを作成して操作画面を更新する(ステップS5)。そして、MFP100は更新した操作画面の情報である画像データを端末装置300に対して送信する(ステップS6)。端末装置300は、受信した画像データを用いて更新された操作画面を表示する(ステップS7)。
上記ステップS5で、MFP100は、自身の負荷状況を計測し(ステップS51)、端末装置300に送信する画面を決定する(ステップS52)。MFP100は、ここでの決定に応じて送信する操作画面を切り替える。
図5は、操作画面の切り替え動作の流れを表わす図である。図5を参照して、端末装置300に表示された操作画面に対してユーザからタッチ操作を受け付けると、端末装置300からMFP100に対して上記の座標データが送信されることで、次の操作画面の要求がMFP100に対してなされる(ステップS11)。
MFP100のCPU10は、上記要求を受け付けると自身の負荷状況を計算し、負荷状況に応じて端末装置300に送付する操作画面を切り替え(ステップS13)、操作画面の画像データを端末装置300に対して送信する(ステップS15)。
ステップS15でCPU10は、更新された操作画面である第1の操作画面がゼスチャー操作を受け付け可能な操作画面である場合、負荷状況が予め規定している負荷のしきい値を超えるときにはゼスチャー操作を受け付けない操作画面である第2の操作画面へと切り替えて第2の操作画面の情報を端末装置300に対して送信する。負荷状況が上記しきい値内である場合には、CPU10は、上記の第1の操作画面の情報を端末装置300に対して送信する。端末装置300のCPU30は、画像データを用いて送信された操作画面を表示する(ステップS17)。
以降、画像処理システムでは端末装置300からMFP100に対して操作位置を表わす位置情報である座標データが送信されて操作画面の切り替えが要求されるたびに以上の一連の動作が繰り返される。すなわち、上記ステップS17で端末装置300に表示された操作画面に対してユーザからタッチ操作を受け付けると、端末装置300からMFP100に対して上記の座標データが送信されることで、次の操作画面の要求がMFP100に対してなされる(ステップS19)。
MFP100のCPU10は、上記要求を受け付けると自身の負荷状況を計算し、負荷状況に応じて端末装置300に送付する操作画面を切り替え(ステップS21)、操作画面の画像データを端末装置300に対して送信する(ステップS23)。
ステップS23でCPU10は、更新された操作画面である第1の操作画面がゼスチャー操作を受け付け可能な操作画面である場合、負荷状況が予め規定している負荷のしきい値を超えるときにはゼスチャー操作を受け付けない操作画面である第2の操作画面へと切り替えて第2の操作画面の情報を端末装置300に対して送信する。負荷状況が上記しきい値内である場合には、CPU10は、上記の第1の操作画面の情報を端末装置300に対して送信する。端末装置300のCPU30は、画像データを用いて送信された操作画面を表示する(ステップS25)。
<機能構成>
図6は、上記の動作を行なうためのMFP100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図6の各機能は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをS−RAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10で実現される機能である。しかしながら、少なくとも一部機能は図2に表わされた他のハードウェア構成、または図示されていない電気回路などの他のハードウェア構成によって実現されてもよい。
図6を参照して、NV−RAM13などのメモリーには、予め各操作画面の画像データを記憶しておくための記憶領域である画面記憶部131が設けられている。さらに図6を参照して、CPU10は、ワイヤレスI/F22を介して端末装置300から操作画面に対する操作位置を表わした位置情報である座標データの入力を受け付けるための座標入力部101と、位置情報に基づいて先に送信した操作画面を更新するための更新部102と、当該MFP100での負荷状況を計測するための負荷計測部103と、計測された負荷状況に応じて、更新部102で更新された操作画面であって、端末装置300からのゼスチャー操作を受け付け可能な操作画面である第1の操作画面を、ゼスチャー操作を受け付けない操作画面である第2の操作画面へと切り替えるか否かを決定するための決定部104と、その決定に応じて該当する操作画面の画像データを画面記憶部131から読み出すための読出部105と、操作画面の画像データをワイヤレスI/F22を介して端末装置300に対して送信するための送信部106とを含む。
負荷計測部103は、少なくとも座標入力部101が端末装置300から位置情報である座標データの入力を受け付けたタイミングで自身の負荷状況を計測する。その他、負荷計測部103は、所定の時間間隔で定期的に負荷状況を計測していてもよい。
負荷計測部103は、第1計測部107と第2計測部108とを含む。第1計測部107は、画像読取装置16やプリンターコントローラー19や画像出力装置18などの画像形成処理を実行する各部を監視して、MFP100での動作による負荷を計測する。第2計測部108は、リモートパネルのためのMFP100での動作による負荷を計測する。
MFP100に負荷を与える動作の具体例としては画像読込み動作(スキャン動作)、コピー動作、複写画像の受信動作、ファクシミリ送受信動作、本体パネル操作に対する動作、画像データ等の記憶動作、画像安定化動作、警告表示動作、プレビュー画像表示動作、省電力モード動作、アイドル動作、調整動作、メンテナンスモード動作、管理者モードへの移行動作、リモートパネル(端末装置300)からのゼスチャー操作に対する画面表示動作などが該当する。一例として、第1計測部107は、予め動作ごとに負荷値を記憶しておき、実行中の動作に応じて、設定された負荷値を加算することでMFP100全体の負荷状態を計測することができる。
第2計測部108は、座標入力部101が座標データを受信している端末装置300の数をカウントすることで負荷状況を計測する。または、第2計測部108は、端末装置300に単位時間に実際の送信した操作画面の画像データの量を計測することで負荷状況を計測してもよい。
決定部104は、計測された負荷状況が、予め規定している負荷のしきい値内であれば上記の第1の操作画面、上記しきい値を超える場合には上記の第2の操作画面と、端末装置300に対して送信する操作画面を決定する。
ここでは、一例として、ある操作画面について、ゼスチャー操作を受け付け可能な操作画面である第1の操作画面と、ゼスチャー操作を受け付けない操作画面である第2の操作画面との両画像データが予め記憶されているものとしている。そして決定部104での決定に従って読出部105が該当する画像データをメモリーから読み出すものとしている。しかしながら、他の例として、更新部102で更新された操作画面が上記の第1の操作画面であって、決定部104において第2の操作画面を送信すると決定した場合に、第1の操作画面から第2の操作画面を生成するようにしてもよい。
なお、座標入力部101が複数の端末装置300から座標データの入力を受け付けた場合であって計測された負荷状況が上記しきい値を超える場合に、決定部104は、後に座標データを送信した端末装置300の操作画面を第2の操作画面とするよう決定してもよい。このときには、決定部104は、負荷状況が上記しきい値内となるまで、後に座標データを送信した端末装置から順に操作画面を第2の操作画面とするよう決定してもよい。
または、座標入力部101が複数の端末装置300から座標データの入力を受け付けた場合であって計測された負荷状況が上記しきい値を超える場合に、決定部104は、各端末装置300用の第1の操作画面のうちの画像データの情報量が大きいものを第2の操作画面とするよう決定してもよい。このときには、決定部104は、負荷状況が上記しきい値内となるまで、画像データの情報量が大きいものから順に操作画面を第2の操作画面とするよう決定してもよい。
なお、ゼスチャー操作とは、フリックやドラックなどの、タッチパネル上でのタッチ位置、タッチ状態が維持されたまま連続して移動する操作を指す。このゼスチャー操作は、画面のスクロールや拡大/縮小などを指示する際に用いられる。この操作を受け付けると、MFP100のCPU10は、タッチ位置の軌跡に従って短い時間間隔で操作画面を更新して画像データを端末装置300に転送することになる。
[第1の実施の形態]
<動作フロー>
図7は、MFP100での第1の実施の形態にかかる動作の流れを表わすフローチャートである。図7のフローチャートに表わされた動作は、CPU10がROM11に記憶されているプログラムをS−RAM12上に読み出して実行し、図6の各機能を発揮することによって実現される。
図7を参照して、CPU10は、はじめに、端末装置300から座標データを受信することで操作画面の更新要求を受け付ける(ステップS101)。CPU10は、このタイミングで負荷状況を計測するために用いるカウンターの値Nを初期化する(ステップS103)。CPU10は、当該MFP100に負荷を与える動作ごとに、当該動作中であるか否かを確認しながら負荷の計測を行なう(ステップS105)。そして、その動作中であった場合、カウンターに予め当該動作に対して規定されている負荷値を加算することで、負荷を計測する(ステップS107)。
図7の例では、CPU10は、予め、スキャン動作およびコピー動作については負荷値「5」、複写画像の受信動作については負荷値「4」、本体パネル操作に対する動作については負荷値「3」、複数の端末装置300からの操作に対する動作については負荷値「1」、および端末装置300からのゼスチャー操作に対する画面表示動作については負荷値「2」を記憶しているものとする。そして、CPU10は、それぞれの動作中であれば該当する動作についての負荷値をカウンターの値Nに加算して負荷状況を計測する。
CPU10は、計測された負荷状況を予め規定している負荷のしきい値と比較して、操作画面を切り替えるか否かを決定し(ステップS109)、該当する操作画面の画像データをメモリーから読み出して(ステップS111)、端末装置300に対して送信する(ステップS113)。
上記ステップS109でCPU10は、1つのしきい値を記憶しておき、負荷状況が当該しきい値を超えた場合にゼスチャー操作可能な第1の操作画面をゼスチャー操作を受け付けない第2の操作画面に切り替える、と決定してもよい。好ましくは、CPU10は、複数のしきい値を記憶しておき、それらしきい値で表わされる負荷値の段階に応じて、段階的に負荷の高い(操作画面の画像データの情報量の大きい)操作画面について第2の操作画面に切り替える。
詳しくは、図7を参照して、計測された負荷状況を表わすカウンターの値Nが2よりも小さい場合、CPU10は操作画面を切り替えることなく通常の操作画面を端末装置300に対して送信すると決定して、通常の操作画面の画像データをメモリーから読み出す。図8は、通常の操作画面の一例を表わす図であって、当該操作画面ではフリック操作などのゼスチャー操作を受け付け可能である。
計測された負荷状況を表わすカウンターの値Nが2よりも大きくかつ4よりも小さい場合、CPU10は操作画面を、図9に示されたような、フリック操作を受け付けない第2の操作画面に切り替えて端末装置300に対して送信すると決定して、当該第2の操作画面の画像データをメモリーから読み出す。計測された負荷状況を表わすカウンターの値Nが4よりも大きくかつ6よりも小さい場合、CPU10は操作画面を、図10に示されたような、さらにドラッグ操作も受け付けない第2の操作画面に切り替えて端末装置300に対して送信すると決定して、当該第2の操作画面の画像データをメモリーから読み出す。計測された負荷状況を表わすカウンターの値Nが6よりも大きくかつ8よりも小さい場合、CPU10は操作画面を、図11に示されたような、さらにピンチイン・ピンチアウト操作も受け付けない第2の操作画面に切り替えて端末装置300に対して送信すると決定して、当該第2の操作画面の画像データをメモリーから読み出す。計測された負荷状況を表わすカウンターの値Nが10よりも大きい場合、CPU10は操作画面を、図12に示されたような、さらに画像表示を禁止する第2の操作画面に切り替えて端末装置300に対して送信すると決定して、当該第2の操作画面の画像データをメモリーから読み出す。
CPU10は、MFP100に複数の端末装置300がリモートパネル接続している場合、つまり、複数の端末装置300から位置情報である座標データを受信している場合、端末装置300ごとに、上記の決定を行なってもよい。または、CPU10は、各端末装置300に送信する操作画面のうち、負荷の高い操作画面(操作画面の画像データのデータ量の大きい操作画面)から順に、負荷状況(カウンターの値N)がしきい値内となる画面までの第1の操作画面を第2の操作画面に切り替え、その他の第1の操作画面は切り替えないようにしてもよい。または、CPU10は、後から座標データを受信した端末装置300の操作画面を第1の操作画面から第2の操作画面に切り替え、先に座標データを受信した端末装置300の操作画面は切り替えないようにしてもよい。または、CPU10は、後から座標データを受信した端末装置300の操作画面から順に、負荷状況(カウンターの値N)がしきい値内となる画面までの第1の操作画面を第2の操作画面に切り替え、その他の第1の操作画面は切り替えないようにしてもよい。これは、後述する第2の実施の形態にかかる動作でも同様である。
CPU10は、端末装置300から座標データを受信するたびに、つまり、操作画面の更新の要求がなされるたびに以上の動作を実行する。そのため、MFP100では、自身の負荷が高いときには、負荷の高い動作が必要とされるゼスチャー操作を端末装置300から受け付けないようにすることができる。また、MFP100は、自身の負荷が低い状態に戻った場合には、端末装置300に送信する画面をゼスチャー操作可能な操作画面に戻すことができる。
図13および図14は、ゼスチャー操作を受け付け可能な操作画面である第1の操作画面と、ゼスチャー操作を受け付けない操作画面である第2の操作画面とを説明するための図である。図13(A)および図14(A)は前者の具体例を表わし、図13(B)および図14(B)は後者の具体例を表わしている。
図13(A)はゼスチャー操作としてフリック操作によるスクロール操作を受け付け可能であって、当該操作に従ってリスト表示が1項目単位でスクロールされる。図13(A)はこの動作をフリック操作で受け付け可能であるため、タッチによる操作を受け付けるためのボタンを含んでいない。図13(A)のスクロールバーは、フリック操作によって表示されることになった位置を表わすためのバーを含んでいる。これに対して、図13(B)は、ゼスチャー操作を受け付けない操作画面である。そのため、図13(B)は、タッチ操作によって上方向への移動、下方向への移動を指示するための上移動ボタン、下移動ボタンを含む。このボタンへのタッチによってページ単位で画面が移動する。図13(B)のスクロールバーは、上記のボタンを含んでいる。
図14(A)はゼスチャー操作として、スワイプ操作によるページ送り指示、ピンチイン/ピンチアウト操作による画像の拡大/縮小操作、およびドラッグ操作による画像の表示位置の変更指示を受け付け可能である。図14(A)は、これら動作をゼスチャー操作で受け付け可能であるため、タッチによる操作を受け付けるためのボタンを含んでいない。これに対して、図14(B)は、これらゼスチャー操作を受け付けない操作画面である。そのため、図14(B)は、ページ送り指示、画像の拡大/縮小指示、および画像の表示位置の変更指示を受け付けるためのボタンを含む。
図13(A),(B)、図14(A),(B)に表わされたように操作画面の形態(たとえばスクロールバーの形態)を異ならせることで、ゼスチャー操作が可能であるか否かが表わされている。
<第1の実施の形態の効果>
MFP100は、以上の動作を行なうことで、端末装置300からリモートパネル接続され、操作画面の切り替えを要求された際の自身で実行中の動作による負荷状況に応じて、端末装置300に表示する画面を切り替えることができる。これにより、自身の負荷の高い状態では端末装置300からのゼスチャー操作を受け付けないようにすることができる。また、負荷の高い状態を脱したら、端末装置300からのゼスチャー操作を受け付けることができる状態に戻すことができる。
端末装置300からゼスチャー操作を受け付けると、端末装置300で滑らかに操作画面を表示させるために、MFP100は、たとえば1秒間に約20枚程度の操作画面の画像データを端末装置300に送信する必要がある。このときに、MFP100で実行中の処理によって負荷が高い状態であると上記の画像データが適切に送信されなくなる。自身の負荷が高い状態であるときに上記のように端末装置300からのゼスチャー操作を受け付けないようにすることで、端末装置300の表示が不適切になったり、操作に対して動作が実行できなくなったりといった事態を回避することができる。すなわち、自身の負荷を抑えつつユーザの操作性も損なうことのない操作画面を端末装置300に表示させることができる。
さらに、自身の負荷状況に応じて負荷の高いゼスチャー操作から段階的に当該ゼスチャー操作を受け付けない操作画面に切り替えることで、MFP100では、負荷の低いゼスチャー操作は受け付け可能とすることもでき、効率的に適切な操作画面を表示させることができる。
[第2の実施の形態]
<動作フロー>
図15は、MFP100での第2の実施の形態にかかる動作の流れを表わすフローチャートである。図15のフローチャートに表わされた動作もまた、CPU10がROM11に記憶されているプログラムをS−RAM12上に読み出して実行し、図6の各機能を発揮することによって実現される。
図15を参照して、CPU10は、はじめに、端末装置300から座標データを受信することで操作画面の更新要求を受け付ける(ステップS201)。CPU10は、負荷状況として、一定期間内に端末装置300に対して送信する操作画面の画像データの量(枚数)Nを計測する(ステップS203)。そして、その枚数Nが予め規定しているしきい値を超えている場合(ステップS205でYES)、CPU10は、ゼスチャー操作を受け付けない第2の操作画面に切り替えると決定して、当該第2の操作画面の画像データをメモリーから読み出して端末装置300に対して送信する(ステップS207)。送信する操作画面の画像データの量(枚数)Nが上記しきい値内である場合には(ステップS205でNO)、CPU10は、ゼスチャー操作を受け付け可能な通常画面である第1の操作画面をメモリーから読み出して端末装置300に対して送信する(ステップS209)。
CPU10は、以上の動作を操作画面の更新要求を受け付けるたびに繰り返す(ステップS211でYES)。そして、操作画面の更新要求が行なわれずにリモート操作が終了し(ステップS211でNO)、端末装置300との通信が切断されると(ステップS213でYES)、CPU10は一連の動作を終了する。
図16は、MFP100での第2の実施の形態にかかる動作の他の例の流れを表わすフローチャートである。図16のフローチャートに表わされた動作もまた、CPU10がROM11に記憶されているプログラムをS−RAM12上に読み出して実行し、図6の各機能を発揮することによって実現される。
図16を参照して、CPU10は、はじめに、端末装置300から座標データを受信することで操作画面の更新要求を受け付ける(ステップS301)。CPU10は、負荷状況として、当該MFP100に対して接続している端末装置300の数(M)、すなわち、位置情報としての座標データを受信している端末装置300の数(M)を計測する(ステップS303)。そして、その枚数Mが予め規定しているしきい値を超えている場合(ステップS305でYES)、CPU10は、ゼスチャー操作を受け付けない第2の操作画面に切り替えると決定して、当該第2の操作画面の画像データをメモリーから読み出して端末装置300に対して送信する(ステップS307)。接続している端末装置300の数Mが上記しきい値内である場合には(ステップS305でNO)、CPU10は、ゼスチャー操作を受け付け可能な通常画面である第1の操作画面をメモリーから読み出して端末装置300に対して送信する(ステップS309)。
CPU10は、以上の動作を操作画面の更新要求を受け付けるたびに繰り返す(ステップS311でYES)。そして、操作画面の更新要求が行なわれずにリモート操作が終了し(ステップS311でNO)、端末装置300との通信が切断されると(ステップS313でYES)、CPU10は一連の動作を終了する。
<第2の実施の形態の効果>
MFP100は、以上の動作を行なうことで、端末装置300からリモートパネル接続され、操作画面の切り替えを要求された際の、リモートパネル接続中の端末装置300の数を負荷状況として、その数に応じて、端末装置300に表示する画面を切り替えることができる。これにより、自身の負荷の高い状態では端末装置300からのゼスチャー操作を受け付けないようにすることができる。また、負荷の高い状態を脱したら、端末装置300からのゼスチャー操作を受け付けることができる状態に戻すことができる。このため、自身の負荷を抑えつつユーザの操作性も損なうことのない操作画面を端末装置300に表示させることができる。
[その他の例]
上記の第1の実施の形態と第2の実施の形態とを組み合わせてもよい。すなわち、MFP100のCPU10は、負荷状況として、自身で実行中の処理による負荷と、リモートパネル接続されている端末装置300の数に応じた負荷との両方を計測し、それらの合計に応じて端末装置300に送信する操作画面を切り替えるか否かを決定するようにしてもよい。これにより、高精度で自身の負荷を抑えつつユーザの操作性も損なうことのない操作画面を端末装置300に表示させることができる。
以上の例では、操作画面の決定をMFP100のCPU10が行なうものとしているが、MFP100のCPU10はMFP100の制御装置の一例である。MFP100の制御装置の他の例として、MFP100に接続されたプリンターサーバーなどが挙げられる。この場合、プリンターサーバーが上記の動作を行なって、MFP100が端末装置300に送信する操作画面の切り替えを決定するようにしてもよい。
さらに、上述の動作をMFP100のCPU10に実行させるためのプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピューターに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリーカードなどのコンピューター読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピューターのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,30 CPU、11,31 ROM、12 S−RAM、13 NV−RAM、14 時計IC、15,210 固定記憶装置、16 画像読取装置、17 操作パネル、18 画像出力装置、19 プリンターコントローラー、20 ネットワークコントローラー、21,36 短距離無線I/F、22,35 ワイヤレスI/F、32 RAM、34 タッチパネル、100 MFP、101 座標入力部、102 更新部、103 負荷計測部、104 決定部、105 読出部、106 送信部、107 第1計測部、108 第2計測部、131 画面記憶部、300,300A,300B 端末装置。

Claims (9)

  1. 端末装置と通信可能な画像形成装置であって、
    前記端末装置に対して操作画面の情報を送信するための送信手段と、
    前記端末装置から前記操作画面に対する操作位置を表わした位置情報を受信するための受信手段と、
    前記位置情報に基づいて前記操作画面を更新するための更新手段と、
    前記画像形成装置での負荷状況を計測するための計測手段とを備え、
    前記更新手段で更新された操作画面である第1の操作画面は、前記端末装置からのゼスチャー操作を受け付け可能な操作画面であって、
    前記計測手段で計測された前記負荷状況に応じて、前記第1の操作画面をゼスチャー操作を受け付けない操作画面である第2の操作画面へと切り替えるための切替手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記受信手段で前記位置情報を受信すると、前記第1の操作画面または前記第2の操作画面の情報を前記端末装置に送信する、画像形成装置。
  2. 前記計測手段は、前記受信手段が前記位置情報を前記端末装置から受信したタイミングで前記負荷状況を計測する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記計測手段は、前記画像形成装置で実行中の処理ごとに予め規定している負荷値を加算することで前記負荷状況を計測する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記計測手段は、前記受信手段が前記位置情報を受信している端末装置の数をカウントすることで前記負荷状況を計測する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記計測手段は、前記端末装置に単位時間に送信する操作画面の情報の量を計測することで前記負荷状況を計測する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記受信手段が第1の端末装置から前記位置情報を受信した後に前記第1の端末装置と異なる第2の端末装置から前記位置情報を受信したときに前記負荷状況が予め規定している負荷のしきい値を超えると、前記切替手段は、前記第2の端末装置に送信するための前記第1の操作画面を前記第2の操作画面に切り替え、前記第1の操作画面に送信するための前記第1の操作画面は切り替えない、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記受信手段が複数の端末装置から前記位置情報を受信すると、前記切替手段は、前記複数の端末装置それぞれに対して前記更新手段で更新された前記第1の操作画面のうちの、操作画面の情報量が大きいものから順に、前記負荷状況が予め規定している負荷のしきい値内となる画面までの第1の操作画面を前記第2の操作画面に切り替え、その他の第1の操作画面は切り替えない、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置を遠隔操作可能な端末装置での操作画面を表示させる方法であって、
    前記画像形成装置から前記端末装置に対して第1の操作画面の情報を送信するステップと、
    前記端末装置で前記第1の操作画面を表示するステップと、
    前記端末装置から前記画像形成装置に対して前記第1の操作画面に対する操作位置を表わした位置情報を送信するステップと、
    前記画像形成装置での負荷状況を計測するステップと、
    前記画像形成装置で前記位置情報に基づいて前記第1の操作画面を第2の操作画面に更新するステップと、
    前記負荷状況が予め規定された負荷状況のしきい値を超える場合に、前記第2の操作画面を第3の操作画面に切り替えるステップと、
    前記画像形成装置から前記端末装置に対して前記第2の操作画面または前記第3の操作画面を送信するステップと、
    前記端末装置で前記第2の操作画面または前記第3の操作画面のうちの前記送信するステップで送信された方の操作画面を表示するステップとを備え、
    前記第2の操作画面は前記端末装置からのゼスチャー操作を受け付け可能な操作画面であり、
    前記第3の操作画面は前記端末装置からのゼスチャー操作を受け付けない操作画面である、表示方法。
  9. 端末装置と通信可能な画像形成装置に、端末装置での操作画面の表示のための処理を実行させるプログラムであって、
    前記端末装置に対して第1の操作画面の情報を送信するステップと、
    前記端末装置から前記第1の操作画面に対する操作位置を表わした位置情報を受信するステップと、
    前記画像形成装置での負荷状況を計測するステップと、
    前記位置情報に基づいて前記第1の操作画面を第2の操作画面に更新するステップと、
    前記負荷状況が予め規定された負荷状況のしきい値を超える場合に、前記第2の操作画面を第3の操作画面に切り替えるステップと、
    前記端末装置に対して前記第2の操作画面または前記第3の操作画面を送信するステップとを前記画像形成装置に実行させ、
    前記第2の操作画面は前記端末装置からのゼスチャー操作を受け付け可能な操作画面であり、
    前記第3の操作画面は前記端末装置からのゼスチャー操作を受け付けない操作画面である、表示プログラム。
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