JP2015032469A - 照明器具及びそれに用いる点灯装置 - Google Patents

照明器具及びそれに用いる点灯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015032469A
JP2015032469A JP2013161484A JP2013161484A JP2015032469A JP 2015032469 A JP2015032469 A JP 2015032469A JP 2013161484 A JP2013161484 A JP 2013161484A JP 2013161484 A JP2013161484 A JP 2013161484A JP 2015032469 A JP2015032469 A JP 2015032469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
period
control
target
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013161484A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6206757B2 (ja
Inventor
長谷川 純一
Junichi Hasegawa
純一 長谷川
城戸 大志
Hiroshi Kido
大志 城戸
明則 平松
Akinori Hiramatsu
明則 平松
滋 井戸
Shigeru Ido
滋 井戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013161484A priority Critical patent/JP6206757B2/ja
Priority to US14/337,447 priority patent/US10201046B2/en
Priority to CN201910046970.8A priority patent/CN110062493B/zh
Priority to CN201410377467.8A priority patent/CN104349551B/zh
Publication of JP2015032469A publication Critical patent/JP2015032469A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6206757B2 publication Critical patent/JP6206757B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/40Details of LED load circuits
    • H05B45/44Details of LED load circuits with an active control inside an LED matrix
    • H05B45/46Details of LED load circuits with an active control inside an LED matrix having LEDs disposed in parallel lines
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/20Controlling the colour of the light
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/30Driver circuits
    • H05B45/37Converter circuits
    • H05B45/3725Switched mode power supply [SMPS]
    • H05B45/375Switched mode power supply [SMPS] using buck topology
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/30Driver circuits
    • H05B45/37Converter circuits
    • H05B45/3725Switched mode power supply [SMPS]
    • H05B45/38Switched mode power supply [SMPS] using boost topology
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B45/00Circuit arrangements for operating light-emitting diodes [LED]
    • H05B45/30Driver circuits
    • H05B45/37Converter circuits
    • H05B45/3725Switched mode power supply [SMPS]
    • H05B45/385Switched mode power supply [SMPS] using flyback topology

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】発光色が互いに異なり、且つ、それぞれに同じ値の電流が流れたときの電圧降下値が互いに異なる複数の光源を点灯させる照明器具において、電力の消費を抑制する。【解決手段】照明器具10は、発光色が互いに異なり、且つ、電圧降下値が互いに異なるLED3,4,5と、スイッチQ3,Q4,Q5と、直流電圧変換回路103と、制御回路106と、を備える。制御回路106は、スイッチQ3,Q4,Q5を時分割制御して、これらのオン期間が互いに重複しない状態でこれらをオンオフさせる第1制御を実行する。また、制御回路106は。スイッチQ3,Q4,Q5をオン期間においてLED3,4,5に流す目標電流値及び/またはスイッチQ3,Q4,Q5をオン期間の目標の長さを個別に制御して、前記目標電流値と前記オン期間の目標の長さとの積のLED3,4,5における比率を調整する第2制御を実行する。【選択図】図2

Description

本発明は、互いに発光色が異なる複数の光源を点灯させ、当該複数の光源の混合光を出射させる照明器具、及びそれに用いる点灯装置に関するものである。
一般に、発光色が互いに異なる複数の光源を備えることで、各々の光源からの出射光を混合して所望の発光色の光を得る照明器具が使用されている。
図18は、特許文献1に開示された照明器具の回路図である。照明器具910は、黄色光を出射するLED(Light Emitting Diode)群903aと、緑色光を出射するLED群903bと、青色光を出射するLED群903cと、赤色光を出射するLED群903dと、LED群903a,903b,903c,903dを点灯させる点灯装置902を備える。点灯装置902は、直流電源回路901と、定電流回路905a,905b,905c,905d(以下、区別の必要が無いときには「定電流回路905」と総称する)と、制御回路906とを備える。各定電流回路905は同じ構造であり、それぞれスイッチング素子Q905、及び抵抗素子R905が含まれる。
定電流回路905は、各LED群903a,903b,903c,903dにそれぞれ直列に接続されている。また、各LED群903a,903b,903c,903dは、直流電源回路901に対して互いに並列に接続されている。点灯装置902は、定電流回路905aに含まれるスイッチング素子Q905をPWM(Pulse Width Modulation)制御し、スイッチング素子Q905のオンデューティを適宜調整している。これにより、LED群903aに流れる電流値を調整することができ、LED群903aの明るさを調整できる。各LED群903b,903c,903dについても同様にそれぞれPWM制御して点灯させることで、各LED群903a,903b,903cの明るさを調整できる。各LED群903a,903b,903c,903dそれぞれの明るさの比率が調整されることで、各LED群903a,903b,903c,903dの混合光の色度が所望の色度に調整される。
ところで、制御回路906のPWM制御では、各定電流回路905のスイッチング素子Q905をオンするタイミングを一致させ、各スイッチング素子Q905をオフするタイミングを、各スイッチング素子Q905に決められたオンデューティに応じて個別に調整している。そのため、各定電流回路905のスイッチング素子Q905が同時にオン状態になることがある。
一方、LED群903a,903b,903c,903dには、それぞれ同じ数のLEDチップが含まれる。また、発光色が異なるLEDチップは、層構造や発光層材料の違いにより、同じ値の電流が流れたときの順電圧が互いに異なる。そのため、LED群903a,903b,903c,903dに同じ値の電流が流れたときの電圧降下値は互いに異なる。照明器具910では、電圧降下を補償するための抵抗素子Rを、各LED群903a,903b,903c,903dにそれぞれ直列に接続している。これにより、各定電流回路905のスイッチング素子Q905が同時にオン状態になるときでも、各LED群903a,903b,903c,903dのうち、電圧降下値の最も低いLED群に電流が偏るということがなく、各LED群903a,903b,903c,903dに適切な値の電流を流すことができる。
特開2009−302008号公報
上記従来の照明器具では、各光源の電圧降下を個別に補償するための抵抗素子を光源に直列に接続している。そのため、点灯時に各光源にそれぞれ直列に接続された電圧降下補償用の抵抗素子で電力が消費されてしまうという問題がある。
本発明は、発光色が互いに異なり、且つ、それぞれに同じ値の電流が流れたときの電圧降下値が互いに異なる複数の光源を点灯させる照明器具において、電力の消費を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る照明器具は、発光色が互いに異なり、且つ、それぞれに同じ値の電流が流れたときの電圧降下値が互いに異なる複数の光源と、前記各光源にそれぞれ1対1の関係で直列接続された複数の光源スイッチと、前記各光源と当該各光源にそれぞれ直列接続された光源スイッチとからなる直列回路の各々が、直流出力端に接続された直流電源回路と、前記各光源スイッチをスイッチング制御する制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記各光源スイッチを時分割制御して、当該各光源スイッチのオン期間が互いに重複しない状態で当該各光源スイッチをオンオフさせる第1制御と、前記各光源スイッチのオン期間において当該各光源に流す目標電流値及び/または前記各光源スイッチのオン期間の目標の長さを個別に制御して、前記目標電流値と前記オン期間の目標の長さとの積の前記各光源における比率を調整する第2制御との2つの制御を実行する、ことを特徴とする。
また、上記照明器具において、前記制御回路は、調色信号によって指示され得る目標色度を示す各値に対して、前記各光源に流す電流値及び/または前記各光源スイッチのオン期間の長さが対応付けられた色度テーブルと、外部から前記調色信号が入力されたとき、前記目標電流値と前記オン期間の目標の長さとして、前記色度テーブルを参照して対応する前記各光源に流す電流値及び/または前記各光源スイッチのオン期間の長さを読み出す色度読み出し部と、を備えてもよい。
また、上記照明器具において、前記第2の制御は、前記目標電流値を調整する制御であり、前記色度テーブルには、前記目標色度を示す各値に対して、前記各光源に流れる電流値を対応付けたものが記載されており、前記直流電源回路は、DC−DCコンバータであり、入力側のDC電圧をチョッピングするチョッピングスイッチと、当該チョッピングスイッチをオンオフするパルス発振回路と、チョッピングされた脈流電流を平滑する平滑回路と、を含み、前記色度読み出し部は、前記調色信号が入力されると、前記色度テーブルから前記各光源に流す電流値を読み取って前記パルス発振回路に入力し、前記パルス発振回路は、前記各光源に流す電流の時間平均値が前記各光源に流す電流値になるようにPWM変調したパルスを生成し、前記チョッピングスイッチに入力してもよい。
また、上記照明器具において、前記第2の制御は、前記各光源スイッチのオン期間の長さを調整する制御であり、前記色度テーブルには、前記目標色度を示す各値に対して前記各光源スイッチのオン期間の長さを対応付けたものが記載されており、前記色度読み出し部は、前記調色信号が入力されると、前記色度テーブルから前記各光源スイッチのオン期間の長さを読み出し、前記各光源スイッチが前記第1の制御により時分割制御される際の各分割時間の長さを、前記色度テーブルから読み出した対応する前記各光源スイッチのオン期間の長さに設定してもよい。
また、上記照明器具において、前記直流電源回路は、DC−DCコンバータであり、入力側のDC電圧をチョッピングするチョッピングスイッチと、当該チョッピングスイッチをオンオフするパルス発振回路と、チョッピングされた脈流電流が流れ込むインダクタと、チョッピングされた脈流電流を平滑する平滑回路と、を備え前記制御回路は、さらに、前記インダクタに流れる脈流電流を検出し、当該インダクタに流れる電流がゼロであると検出した場合に、前記複数の光源スイッチのうちオンすべき光源スイッチをオンさせてもよい。
また、上記照明器具において、前記第2制御は、前記目標電流値と前記オン期間の目標の長さとの積の前記各光源における比率を固定し、且つ、前記目標電流値と前記オン期間の目標の長さとの積の前記各光源における総和を調整してもよい。
また、上記照明器具において、前記直流電源回路は、DC−DCコンバータであり、入力側のDC電圧をチョッピングするチョッピングスイッチと、当該チョッピングスイッチをオンオフするパルス発振回路と、チョッピングされた脈流電流を平滑する平滑回路と、を含み、前記第2制御は、前記目標電流値を調整する制御であり、前記制御回路は、輝度信号によって指示され得る目標輝度を示す各値に対して、倍率が対応付けられた輝度テーブルと、外部から前記輝度信号が入力されたとき、前記輝度テーブルを参照して対応する倍率を読み出し、当該倍率を前記パルス発振回路に入力する輝度読み出し部と、を備えてもよい。
また、上記照明器具において、前記第2制御は、前記オン期間の目標の長さを調整する制御であり、前記制御回路は、輝度信号によって指示され得る目標輝度を示す各値に対して、倍率が対応付けられた輝度テーブルと、外部から前記輝度信号が入力されたとき、前記輝度テーブルを参照して対応する倍率を読み出し、当該倍率により前記オン期間の目標の長さを調整する輝度読み出し部と、を備えてもよい。
また、上記照明器具において、前記制御回路は、前記直流電源回路の異常状態を検知するセンサをさらに備え、前記制御回路は、前記センサが前記直流電源回路の異常状態を検知した場合に、前記複数の光源スイッチの全部をオフさせてもよい。
また、本発明の一態様に係る点灯装置は、発光色が互いに異なり、且つ、それぞれに同じ値の電流が流れたときの電圧降下値が互いに異なる複数の光源を点灯させる点灯装置であって、前記各光源にそれぞれ1対1の関係で直列接続された複数の光源スイッチと、前記各光源と当該各光源にそれぞれ直列接続された光源スイッチとからなる直列回路の各々が、直流出力端に接続された直流電源回路と、前記各光源スイッチをスイッチング制御する制御回路と、を備え、前記制御回路は、前記各光源スイッチを時分割制御して、当該各光源スイッチのオン期間が互いに重複しない状態で当該各光源スイッチをオンオフさせる第1制御と、前記各光源スイッチのオン期間において当該各光源に流す目標電流値及び/または前記各光源スイッチのオン期間の目標の長さを個別に制御して、前記目標電流値と前記オン期間の目標の長さとの積の前記各光源における比率を調整する第2制御との2つの制御を実行する、ことを特徴とする。
上記本発明の一態様に係る照明器具では、制御回路は、各光源スイッチのオン期間が互いに重複しない状態で、各光源をオンオフさせる。これにより、複数の光源が1つずつ順に発光するため、各光源に同時に電流が流れることは無い。そのため、各光源の電圧降下を個別に補償するための抵抗素子を光源に直列に接続する必要が無い。従って、この構成の照明器具では、上記従来の照明器具よりも、電力の消費を抑制できる。また、この構成の照明器具では、目標電流値とオン期間の目標長さとの積を調整して、各光源の輝度と発光時間との積の各光源における比率を調整するため、複数の光源の混合光の色度を所望の色度に調整することができる。
このように、発光色が互いに異なり、且つ発光時における電圧降下値が互いに異なる複数の光源を備えた照明器具において、電力の消費を抑制できる。
本発明の実施形態1に係る照明器具のブロック図である。 図1に示した照明器具の回路図である。 図1に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。 図1に示した照明器具において、直流電源回路から出力される直流電流、及びスイッチング素子Q3,Q4,Q5のゲートに出力される電圧を示す波形図である。 本発明の実施形態2に係る照明器具の回路図である。 図5に示した照明器具において、直流電源回路から出力される直流電流、及びスイッチング素子Q3,Q4,Q5のゲートに出力される電圧を示す波形図である。 本発明の実施形態3に係る照明器具の回路図である。 図7に示した照明器具において、直流電源回路から出力される直流電流、及びスイッチング素子Q3,Q4,Q5のゲートに出力される電圧を示す波形図である。 本発明の実施形態4に係る照明器具の回路図である。 図9に示した制御回路の動作を示すフローチャートである。 図9に示した照明器具において、直流電源回路から出力される直流電流、インダクタL2から出力される電流、及びスイッチング素子Q3,Q4,Q5のゲートに出力される電圧を示す波形図である。 本発明の実施形態5に係る照明器具の回路図である。 図12に示した照明器具において、スイッチング素子Q2のゲートに出力される電圧、直流電源回路から出力される直流電流、インダクタL2から出力される電流、及びスイッチング素子Q3,Q4,Q5のゲートに出力される電圧を示す波形図である。 本発明の実施形態6に係る照明器具の回路図である。 図14で示した照明器具において、直流電源回路から出力される直流電流、インダクタL2から出力される電流、及びスイッチング素子Q3のゲートに出力される電圧を示す波形図であって、(a)は定常時を示し、(b)は調光時を示す。 本発明の実施形態7に係る照明器具の回路図である。 図16に示した照明器具において、直流電源回路から出力される直流電流、インダクタL2から出力される電流、及びスイッチング素子Q3のゲートに出力される電圧を示す波形図であって、(a)は定常時を示し、(b)は調光時を示す。 従来の照明器具のブロック図である。
<<実施形態1>>
本発明の実施形態1に係る照明器具について、図1〜図4を用いて説明する。なお、本実施形態1では、光源としてLEDを用いた例を挙げて説明する。
1.回路構成
図1のブロック図に示すように、照明器具10は、LED3,4,5と、点灯装置2とを備える。LED3,4,5は、互いに発光色が異なる。本実施形態では、例えば、LED3,4,5の発光色をそれぞれR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)とする。点灯装置2は、人間の視覚では点滅が視認できない程度の高速で、LED3,4,5を1つずつ順繰りに点灯させる。これにより、LED3,4,5の各々の発光色が混色された混合光を得ることができる。さらに、点灯装置2は、LED3,4,5を1つずつ点灯させる際に、各々の見かけ上の明るさの比率を予め定められた比率に調整する。これにより、混合光の色度を予め定められた色度に調整することができる。点灯装置2は、具体的には、直流電源回路1と、電流検出回路104と、3個の光源スイッチ105と、制御回路106とを備える。以下、点灯装置2の各回路について、図2の回路図を用いて詳細に説明する。
2.各部構成
(直流電源回路)
直流電源回路1は、全波整流回路101、平滑回路102及び直流電圧変換回路103を備える。
全波整流回路101は、ダイオードブリッジ回路である。全波整流回路101の詳細動作については公知であるため説明は省略する。
平滑回路102は、インダクタL1と、FET(Field Effect Transistor)Q1(以下、単にスイッチング素子Q1という)と、ダイオードD1と、コンデンサC1と、スイッチング素子Q1に流れる電流を検出する抵抗素子R1とで構成される力率改善型の昇圧チョッパ回路である。
直流電圧変換回路103は、インダクタL2と、FETQ2(以下、単にスイッチング素子Q2という)と、コンデンサC2と、ダイオードD2と、マイコン(マイクロコンピュータ)IC1とで構成される降圧チョッパ回路である。スイッチング素子Q2は、入力側のDC電圧をチョッピングするチョッピングスイッチとして働き、インダクタL2に脈流電流を出力する。スイッチング素子Q2の動作周波数は、例えば、数十kHz〜数百kHzである。コンデンサC2は、インダクタL2から出力された電流を平滑する。マイコンIC1は、スイッチング素子Q2をPWM制御するためのパルス発振回路や、スイッチング素子Q2に過電流が流れることを抑制する保護回路を備える。マイコンIC1は、制御回路106から直流電圧変換回路103の出力電流の目標電流値を示す目標電流値信号を受け、且つ、電流検出回路104から直流電圧変換回路103の実際の出力電流値を示す出力電流値信号を受け、目標電流値信号と出力電流値信号とが一致するようにスイッチング素子Q2をPWM制御する。これにより、直流電源回路1からの出力電流値を目標電流値に合わせ込むことができる。
(電流検出回路)
電流検出回路104は、直流電圧変換回路103からの出力電流I1を検出する。電流検出回路104は、固定抵抗素子R2である。
(光源スイッチ)
各光源スイッチ105をそれぞれ構成するスイッチング素子Q3,Q4,Q5は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。スイッチング素子Q3,Q4,Q5は、LED3,4,5にそれぞれ1対1の関係で直列接続されている。LED3とスイッチング素子Q3とからなる直列回路は、直流電源回路1の出力端に接続されている。LED4とスイッチング素子Q4とからなる直列回路、及びLED5とスイッチング素子Q5とからなる直列回路についても同様である。
(LED)
LED3,4,5は、図2においてはそれぞれ1つのLEDとしているが、それぞれ同一特性のLEDを直列接続したものを用いてもよい。LED3,4,5は、発光色ごとに層構造や材料の違うため、それぞれに同じ値の電流が流れたときの順電圧が異なる。一般的に、10mAの電流が流れたときのR,G,Bの発光色を有するLEDの順電圧は、それぞれ約1.8V、約2.4V、約3.6Vである。
(制御回路)
制御回路106は、マイコンIC2と、色度テーブルT1と、を備える。マイコンIC2は、IC1に目標電流値信号を伝達することにより直流電圧変換回路103からの出力電流を制御し、スイッチング素子Q3,Q4,Q5にオン/オフ信号を伝達してスイッチング素子Q3,Q4,Q5をオンオフ制御する。また、マイコンIC2は、時間の長さを計測できるタイマーと、色度テーブルT1から読み出したデータが設定されるメモリーとを備える。色度テーブルT1は、調色信号データVaと、出力制御電流データIa,Ib,Icと、出力制御時間データTa,Tb,Tcとを含む。調色信号データVaは、LED3,4,5の混合色の色度のプリセット値であり、0から255までの256種類が存在している。出力制御電流データIa,Ib,Icは、それぞれLED3,4,5に流す電流の目標電流値、すなわち、LED3,4,5の発光時の輝度を示すデータである。出力制御時間データTa,Tb,Tcは、それぞれスイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間の長さ、すなわち、LED3,4,5を発光させる時間の長さを示すデータである。出力制御電流データIa,Ib,Ic及び出力制御時間データTa,Tb,Tcは、256種類の調色信号データVa毎に設定されている。例えば、調色信号データVaが0のとき、A0,B0,C0,Ta0,Tb0,Tc0が対応している。LED3,4,5の混合光の色度としては、例えば、一般照明用途の照明装置であれば、電球色から昼白色まで黒体軌跡及びCIE昼光に沿う256種類の色度がプリセットされている。また、例えば、特殊照明用途の照明装置であれば、色度図上の任意の256種類の色度がプリセットされている。本実施形態では、出力制御電流データIaは、LED3を流れる電流値を示し、すなわち、LED3の輝度を示す。また、出力制御電流データIaは、Ia0からIa255までの256種類が存在している。出力制御電流データIb,Icについても同様である。出力制御時間データTaは、スイッチング素子Q3のオン期間の長さを示し、すなわち、LED3を出力制御時間データTaはLED3を発光させる時間の長さを示す。また、出力制御時間データTaは、調色信号データVaにかかわらず一定値Ta0に固定されている。出力制御時間データTb,Tcについても同様である。そして、Ta0とTb0とTc0とは同じ値である。すなわち、色度テーブルT1では、出力制御電流データIa,Ib,Icが調色信号データVa毎に変化し、出力制御時間データTa,Tb,Tcは一定値に固定されている。このように、色度テーブルT1には、調色信号データVaに対して、各LED3,4,5に流れる電流値を対応付けた出力制御電流データIa,Ib,Icが記載されている。
2.制御回路のフロー
制御回路106は、所定の制御プログラムに基づいて、各ステップを実行している。このフローについて図3を用いて詳しく説明する。
まず、制御回路106は、電源のオンにより起動すると、メモリーから、出力制御電流データIa,Ib,Ic、出力制御時間データTa,Tb,Tcを読み出す(ステップS001)。メモリーは、前回の点灯時の出力制御電流データIa,Ib,Ic、出力制御時間データTa,Tb,Tcを記憶している。そして、制御回路106は、タイマーをリセットしてから(ステップS002)、マイコンIC1に出力制御電流データIaを示す目標電流値信号を出力し、スイッチング素子Q3をオンし、スイッチング素子Q4,Q5をオフする(ステップS003)。マイコンIC1は、目標電流値信号を受けて、直流電圧変換回路103の出力電流をIaとする。具体的には、各LED3に流す電流の時間平均値を出力制御電流データIaになるように、パルス発振回路がPWM変調したパルスを生成し、スイッチング素子Q2に入力する。これにより、LED3,4,5のうち、LED3のみに電流Iaが流れ、LED3のみが電流Iaの大きさに応じた輝度で発光する。
次に、タイマーがTaを示したとき(ステップS004=Yes)、制御回路106は、タイマーをリセットしてから(ステップS005)、マイコンIC1に出力制御電流データIbを示す目標電流値信号を出力し、スイッチング素子Q4をオンし、スイッチング素子Q3,Q5をオフする(ステップS006)。マイコンIC1は、目標電流値信号を受けて、直流電圧変換回路103の出力電流をIbとする。これにより、LED3,4,5のうち、LED4のみに電流Ibが流れ、LED4のみが電流Ibの大きさに応じた輝度で発光する。
さらに、タイマーがTbを示したとき(ステップS007=Yes)、制御回路106は、タイマーをリセットしてから(ステップS008)、マイコンIC1に出力制御電流データIcを示す目標電流値信号を出力し、スイッチング素子Q5をオンし、スイッチング素子Q3,Q4をオフする(ステップS009)。マイコンIC1は、目標電流値信号を受けて、直流電圧変換回路103の出力電流をIcとする。これにより、LED3,4,5のうち、LED5のみに電流Icが流れ、LED5のみが電流Icの大きさに応じた輝度で発光する。
タイマーがTcを示したとき(ステップS010=Yes)、外部から調色信号データVaが取得されなければ(ステップS011=No)、再び出力制御電流データIa,Ib,Ic、出力制御時間データTa,Tb,Tcをメモリーから読みだす(ステップS001)。そして、ステップS002〜S011の処理を繰り返す。一方、外部から調色信号データVaが取得されれば(ステップS011=Yes)、調色信号データVaに基づいて、色度テーブルT1から、出力制御電流データIa,Ib,Ic、出力制御時間データTa,Tb,Tcを選択して読み取ってこれらをメモリーに設定する(ステップS012)。S012を実行している期間、制御回路106は色度読み出し部として働いている。これにより、混合色を変更することができる。色度テーブルT1からの選択の方法は、例えば、調色信号データVaが0のとき、出力制御電流データIa,Ib,IcとしてA0,B0,C0を選択し、出力制御時間データTa,Tb,TcとしてTa0,Tb0,Tc0を選択する。他の調色信号データVaであっても、出力制御電流データIa,Ib,Icと、出力制御時間データTa,Tb,Tcとして、色度テーブルT1の横1列のセットデータを選択する。その後、再び出力制御電流データIa,Ib,Ic、出力制御時間データTa,Tb,Tcをメモリーから読みだす(ステップS001)。そして、ステップS0002〜S0011の処理を繰り返す。なお、調色信号は、例えば、ユーザがリモートコントローラ(不図示)で選択して、制御回路106に送信する。
制御回路106の上記の動作の結果、図4の波形図に示すように、直流電圧変換回路103から出力される電流I1と、各スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン/オフ状態とが時間的に変化する。また、制御回路106の制御により、各スイッチング素子Q3,Q4,Q5は時分割制御され、各スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間は互いに重複しない。ところで、各LED3,4,5に流す電流の大きさは、各LED3,4,5の輝度に関係する。また、各スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間の長さは、各LED3,4,5の発光時間と同じである。さらに、各LED3,4,5の輝度と発光時間との積は、目視による各LED3,4,5の明るさに関係する。LED4,5についても同様である。そのため、各LED3,4,5における輝度と発光時間との積の各LED3,4,5における比率を予め定められた比率に調整することで、LED3,4,5の混合光の色度を所望の色度に調整することができる。なお、スイッチング素子Q3,Q4,Q5の全部が時分割制御により1回ずつオンした期間を1周期とすると、1周期Ta+Tb+Tcが約15ms以下であれば、目視によるLED3,4,5の混合光のちらつきを抑制できる。さらに、1周期Ta+Tb+Tcが約10ms以下であれば、目視によるLED3,4,5の混合光のちらつきをさらに抑制できる。
また、直流電圧変換回路103から出力される電流I1は、各スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間において、それぞれ一定値で表されているが、これに限らない。例えば、電流I1は、各スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン直後の電流値が大きく、オン期間が経過するに伴い電流値が小さくなるようなものでもよい。この場合、各スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間における電流I1の時間平均値を、それぞれ出力制御電流データIa,Ib,Icに合わせればよい。
さらに、本実施形態では、外部から制御回路106に入力された調色信号を基に色度テーブルT1を用いて直流電圧変換回路103から出力される電流I1を調整したが、これに限らない。例えば、外部から予め設定された出力制御電流データIa,Ib,Icが制御回路106に入力され、これを用いて直流電圧変換回路103から出力される電流I1を調整してもよい。
3.効果
照明器具10は、発光色が互いに異なり、且つ、それぞれに同じ値の電流が流れたときの電圧降下値が互いに異なる複数のLED(光源)3,4,5と、各LED(光源)3,4,5にそれぞれ1対1の関係で直列接続された複数のスイッチング素子(光源スイッチ)Q3,Q4,Q5と、各LED(光源)3,4,5と各LED(光源)3,4,5にそれぞれ直列接続されたスイッチング素子(光源スイッチ)Q3,Q4,Q5とからなる直列回路の各々が、直流出力端に接続された直流電圧変換回路103と、スイッチング素子(光源スイッチ)Q3,Q4,Q5をスイッチング制御する制御回路106と、を備え、制御回路106は、各スイッチング素子(光源スイッチ)Q3,Q4,Q5を時分割制御して、各スイッチング素子(光源スイッチ)Q3,Q4,Q5のオン期間が互いに重複しない状態で各スイッチング素子(光源スイッチ)Q3,Q4,Q5をオンオフさせる第1制御と、各スイッチング素子(光源スイッチ)Q3,Q4,Q5のオン期間において各LED(光源)3,4,5に流す目標電流値及び/または各スイッチング素子(光源スイッチ)Q3,Q4,Q5のオン期間の目標の長さを個別に制御して、前記目標電流値と前記オン期間の目標の長さとの積の各LED(光源)3,4,5における比率を調整する第2制御との2つの制御を実行する。
そのため、照明器具10では、3個のLED3,4,5が1つずつ順に発光し、各LED3,4,5に同時に電流が流れることは無い。そのため、各光源の電圧降下を個別に補償するための抵抗素子を光源に直列に接続する必要が無い。従って、点灯装置2を用いれば、各LED3,4,5に抵抗値を調整した抵抗素子を直列に接続する構成の点灯装置を用いる場合よりも、照明器具10の発光時の電力の消費を抑制できる。
点灯装置2では、外部からの調色信号に基づき、各LED3,4,5における輝度と発光時間との積の各LED3,4,5における比率を調整している。そのため、LED3,4,5の混合光の色度を変更することができる。
点灯装置2では、色度が256種類プリセットされている。調色信号は、当該プリセットされた色度を選ぶものである。これにより、ユーザは、予め定められた色度を選ぶだけで調色を行うことができる。このように、ユーザが希望の色度を選択しやすいという利点がある。
点灯装置2では、目標色度が変化した場合、直流電圧変換回路103の出力電流値Ia,Ib,Icと各スイッチング素子Q3,Q4,Q5の各々のオン期間の長さTa,Tb,Tcとのうちオン期間の長さを固定し、出力電流値を変化させることで、LED3,4,5の混合光を調色している。具体的には、色度テーブルT1のTa,Tb,Tcは目標色度のいずれを選択しても同じであり、Ia,Ib,Icの比率は目標色度毎に異なる。これにより、出力制御電流Ia,Ib,Icとオン期間の長さTa,Tb,Tcとの両方を変化させる場合よりも、色度テーブルT1に予め定めておくデータ数が少なくなるので、マイコンIC2の記憶容量を小さくできる。さらに、この構成では、スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン/オフの周波数が過剰に高くなることを抑制できる。そのため、スイッチング素子Q3,Q4,Q5として、周波数特性の低いスイッチング素子を用いることができる。
<<実施形態2>>
本発明の実施形態2を図5の回路図及び図6の波形図を用いて説明する。実施形態2が実施形態1と異なる点は、調色信号に示される目標色度が変化した場合、直流電圧変換回路の出力電流値は固定したままで、スイッチの各々のオン期間の長さの比率を調色信号データ毎に変化させる点である。以下、両者の相違点についてのみ説明し、共通する構成については同じ符号を使って説明を省略する。
図5の回路図に示すように、照明器具210は、制御回路206を含む点灯装置202を備える。制御回路206は、マイコンIC2と、色度テーブルT201とを備える。直流電圧変換回路103の出力電流の目標電流値を示す出力制御電流データI1と、色度テーブルT201には、スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間の長さを示す出力制御時間データTa,Tb,Tcとが、予め設定されている。すなわち、色度テーブルT201には、調色信号データVaに対して、各スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間の長さを対応付けた出力制御時間データTa,Tb,Tcが記載されている。出力制御電流データI1は、調色信号データVaにかかわらず一定値F0に固定されている。一方、出力制御時間データTaはTa0、Ta1からTa255までの256種類が存在している。出力制御時間データTb,Tcについても同様である。すなわち、色度テーブルT201では、出力制御電流データI1が一定値F0に固定され、出力制御時間データTa,Tb,Tcは調色信号データVa毎に変化する。
マイコンIC2は、外部から調色信号が入力された場合、その調色信号により特定される調色信号データVaに基づいて、色度テーブルT201から、各LED3,4,5に流す電流を示す出力制御電流データI0、各スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間の長さを示す出力制御時間データTa,Tb,Tcを選択して読み出し、これらをメモリーに設定する。これにより、出力制御時間データTa,Tb,Tcが、各スイッチング素子Q3,Q4,Q5が時分割制御される際の各分割時間の長さとして設定される。そして、図3のフローで示した制御回路106の制御の結果、図6の波形図に示すように直流電圧変換回路103から出力される電流I1は一定値F0に固定され、各スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間の長さが個別に制御される。ここでは、直流電圧変換回路103からの出力電流I1の大きさとスイッチング素子Q3,Q4,Q5の各々のオン期間の長さとの積が、図4に示した波形図の場合と同じ値の場合を示している。その結果、各LED3,4,5の輝度と発光時間との積が、図4に示した波形図と同じ値となる。従って、図4に示した波形図と図6に示した波形図とでは、各LED3,4、5の輝度と発光時間との積の各LED3,4,5の比率が同じであるため、LED3,4,5の混合光の発光色は同じとなる。
点灯装置202では、外部からの調色信号に基づき、出力制御電流データI0を固定し、オン期間の長さTa,Tb,Tcを変化させることで、LED3,4,5の混合光を調色できる。この場合、スイッチング素子Q2からの出力電流値が過剰に大きくなることを抑制できる。そのため、スイッチング素子Q2のストレスによる破壊を抑制できる。
<<実施形態3>>
ところで、混合光の色を調整するために、実施形態1では直流電圧変換回路からの出力電流値の比率を変化させ、実施形態2ではスイッチング素子の各々のオン期間の長さの比率を変化させている。これに対し、実施の形態3では、直流電圧変換回路からの出力電流値の比率とスイッチング素子の各々のオン期間の長さの比率との両方を変化させている。
本発明の実施形態3を図7の回路図及び図8の波形図を用いて説明する。実施形態3が実施形態1と異なる点は、直流電圧変換回路の出力電流値の比率を変化させつつ、且つ、スイッチの各々のオン期間の長さの比率を変化させる点である。以下、両者の相違点についてのみ説明し、共通する構成については同じ符号を使って説明を省略する。
図7の回路図に示すように、照明器具310は、制御回路306を含む点灯装置302を備える。制御回路306は、マイコンIC2と、色度テーブルT301とを備える。色度テーブルT301には、直流電圧変換回路103の出力電流の目標電流値を示す出力制御電流データIa,Ib,Icと、各スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間の長さを示す出力制御時間データTa,Tb,Tcが予め設定されている。すなわち、色度テーブルT301には、調色信号データVaに対して、各LED3,4,5に流れる電流値を対応付けた出力制御電流データIa,Ib,Ic、及び各スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間の長さを対応付けた出力制御時間データTa,Tb,Tcの両方が記載されている。出力制御電流データIaは、A0からA255までの256種類が存在している。出力制御電流データIb,Icについても同様である。一方、出力制御時間データTaも、Ta0からTa255までの256種類が存在している。出力制御時間データTb,Tcについても同様である。すなわち、色度テーブルT301では、出力制御電流データIa,Ib,Ic及び出力制御時間データTa,Tb,Tcが、調色信号データVa毎に変化する。
マイコンIC2は、調色信号データVaに基づいて、色度テーブルT201から、出力制御電流データIa,Ib,Ic、出力制御時間データTa,Tb,Tcを選択して、これらをメモリーに設定する。制御回路206の制御の結果、図8の波形図に示すように、直流電圧変換回路103から出力される電流I1が個別に制御されると共に、スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間の長さが個別に制御される。また、直流電圧変換回路103からの出力電流I1の大きさとスイッチング素子Q3,Q4,Q5の各々のオン期間の長さとの積は、図4の波形図と同じ値である。その結果、各LED3,4,5の輝度と発光時間との積は、図4の波形図と同じ値となる。従って、図4に示した波形図と図8に示した波形図とでは、各LED3,4、5の輝度と発光時間との積の各LED3,4,5の比率が同じであるため、LED3,4,5の混合光の発光色は同じとなる。
点灯装置302では、直流電圧変換回路103からの出力電流Ia,Ib,Icの比率とスイッチング素子Q3,Q4,Q5の各々のオン期間の長さの比率との両方を変化させることで、LED3,4,5の混合光を調色できる。これにより、LED3,4,5の混合光をより広い範囲で調色できる。具体的には、LED3の色成分が大きい混合光を実現するには、LED3に対する出力制御電流Iaを大きくし、且つ、LED3を点灯させるスイッチング素子Q3のオン期間の長さである出力制御時間データTaを大きくすればよい。
<<実施形態4>>
本発明の実施形態4の点灯装置の回路図を図9に、制御回路のフローチャートを図10に示す。実施形態4が実施形態1と異なる点は、スイッチング素子Q3,Q4,Q5をオンするタイミングを、インダクタL2に流れる脈流電流IL2がゼロになるタイミングに合わせる点である。なお、実施形態4の色度テーブルは、実施形態1の色度テーブルと同じである。以下、両者の相違点についてのみ説明し、共通する構成については同じ符号を使って説明を省略する。
図9に示すように、制御回路406は、直流電圧変換回路403のインダクタに流れる脈流電流IL2を検出する。制御回路406は、インダクタに流れる脈流電流IL2がゼロとなるタイミングで、スイッチング素子Q3,Q4,Q5のうちオンすべきスイッチング素子をオンさせる。以下、制御回路406の処理を、図10を用いて説明する。
まず、制御回路406は、電源のオンにより起動すると、メモリーから、出力制御電流データIa,Ib,Ic、出力制御時間データTa,Tb,Tcを読み出し(ステップS401)、タイマーをリセットする(ステップS402)。そして、制御回路406は、マイコンIC1に出力制御電流データIaを示す目標電流値信号を出力し、スイッチング素子Q3をオンし、スイッチング素子Q4,Q5をオフする(ステップS403)。これにより、LED3,4,5のうち、LED3のみに電流Iaが流れて、LED3のみが電流Iaの大きさに応じた輝度で発光する。タイマーがTaを示したとき(ステップS404=Yes)、インダクタL2に流れる脈流電流IL2を検出する(ステップS405)。脈流電流IL2=0のとき(ステップS406=Yes)、タイマーをリセットし、(ステップS407)、マイコンIC1に出力制御電流データIbを示す目標電流値信号を出力し、スイッチング素子Q4をオンし、スイッチング素子Q3,Q5をオフする(ステップS408)。これにより、オンされるスイッチがスイッチング素子Q3からQ4へと変化する。その結果、LED3,4,5のうち、LED4のみに電流Ibが流れて、LED4のみが電流Ibの大きさに応じた輝度で発光する。
タイマーがTbを示したとき(ステップS409=Yes)、インダクタL2に流れる脈流電流IL2を検出する(ステップS410)。脈流電流IL2=0のとき(ステップS411=Yes)、タイマーをリセットし(ステップS412)、マイコンIC1に出力制御電流データIcを示す目標電流値信号を出力し、スイッチング素子Q5をオンし、スイッチング素子Q3,Q4をオフする(ステップS413)。これにより、オンされるスイッチがスイッチング素子Q4からQ5へと変化する。その結果、LED3,4,5のうち、LED5のみに電流Icが流れて、LED5のみが電流Icの大きさに応じた輝度で発光する。
タイマーがTcを示したとき(ステップS414=Yes)、インダクタL2に流れる脈流電流IL2を検出する(ステップS416)。脈流電流IL2=0のとき(ステップS417=Yes)、外部から調色信号データVaが取得されなければ(ステップS418=No)、出力制御電流データIa,Ib,Ic、出力制御時間データTa,Tb,Tcを読みだす(ステップS401)。そして、ステップS402〜S418の処理を繰り返す。一方、外部から調色信号データVaが取得されれば(ステップS418=Yes)、調色信号データVaに基づいて、色度テーブルT1から出力制御電流データIa,Ib,Ic、出力制御時間データTa,Tb,Tcを選択して設定する(ステップS418)。その後、出力制御電流データIa,Ib,Ic、出力制御時間データTa,Tb,Tcを読みだす(ステップS401)。そして、ステップS402〜S418の処理を繰り返す。
なお、インダクタL2に流れる脈流電流IL2の検出は、インダクタL2の二次巻き線電圧を検出することで実行する。
図11の波形図に示すように、スイッチング素子Q3がオンしてからオン時間Taが満了した後にインダクタL2に流れる脈流電流IL2が略ゼロになると、スイッチング素子Q3がオフし、同時にスイッチング素子Q4がオンしてLED4に電流が流れ始める。同様にスイッチング素子Q4がオンしてからオン時間Tbが満了した後にインダクタL2に流れる脈流電流IL2が略ゼロになると、スイッチング素子Q4がオフし、同時にスイッチング素子Q5がオンしてLED5に電流が流れ始める。同様にスイッチング素子Q5がオンしてからオン時間Tcが満了した後にインダクタL2に流れる脈流電流IL2が略ゼロになると、スイッチング素子Q5がオフし、同時にスイッチング素子Q3がオンしてLED3に電流が流れ始める。
LED3に電流Iaを流してオン期間Taが満了すれば、スイッチング素子Q3をオフしスイッチング素子Q4をオンにしてLED4に電流Ibを流すことになる。ここでオン期間Taが満了するタイミングは、必ずしもインダクタL2に流れる脈流電流IL2が略ゼロになるタイミングに一致するとは限らない。そのため、電流Iaが電流Ibよりも大きい場合、オン期間Taが満了するタイミングによっては、インダクタL2に流れる脈流電流IL2が電流Ibよりも大きいことがある。このとき、オン期間Taの満了のタイミングに合わせてスイッチング素子Q4をオンにすると、LED4に電流Ibより大きい脈流電流IL2が瞬間的に流れて、LED4の見かけ上の明るさが目標の明るさからずれてしまう。その結果、LED3,4,5の混合光の色度が所望の色度からずれてしまう。照明装置410では、スイッチング素子Q3,Q4,Q5をオンするタイミングを、インダクタL2に流れる脈流電流IL2がゼロになるタイミングに合わせている。そのため、各LED3,4,5に電流Ia,Ib,Icが正確に流れる。これにより、所望の色度の混合光を得ることができる。
<<実施形態5>>
本発明の実施形態5の点灯装置の回路図を図12に、波形図を図13に示す。実施形態4と異なる点は、出力制御時間データTa,Tb,Tcが不要であると共に、スイッチング素子Q2のオン動作後のオフ期間でインダクタL2の脈流電流が略ゼロになったときに、スイッチング素子Q3,4、5のオンオフ動作を切り替える点である。以下、両者の相違点についてのみ説明し、共通する構成については同じ符号を使って説明を省略する。
図12に示すように、制御回路506における色度テーブルT501には、目標電流値を示す出力制御電流データIa,Ib.Icのみが予め設定されている。出力制御電流データIaは、A0からA255までの256種類存在する。出力制御電流データIb,Icについても同様である。すなわち、色度テーブルT501には、調色信号データVaに対して、各LED3,4,5に流れる電流値を対応付けた出力制御電流データIa,Ib,Icが記載されている。そのため、色度テーブルT501では、出力制御電流データIa,Ib,Icが調色信号データVa毎に変化する。
制御回路506の制御の結果、図13の波形図に示すように、スイッチング素子Q2がオンした後のオフ期間においてインダクタL2に流れる脈流電流IL2が略ゼロになると、スイッチング素子Q3がオフし、同時にスイッチング素子Q4がオンする。同様にスイッチング素子Q2がオンした後のオフ期間においてインダクタL2に流れる脈流電流IL2が略ゼロになると、スイッチング素子Q4がオフし、同時にスイッチング素子Q5がオンする。同様にスイッチング素子Q2がオンした後のオフ期間においてインダクタL2に流れる脈流電流IL2が略ゼロになると、スイッチング素子Q5がオフし、同時にスイッチング素子Q3がオンする。
点灯装置502を用いれば、色度テーブルT501に含まれる出力制御電流データIa,Ib,Icを変化させることで、LED3,4,5の混合光を調色できる。
ところで、スイッチング素子Q2は一般的に高周波で動作させている。一方、点灯装置502では、スイッチング素子Q3,Q4,Q5をスイッチング素子Q2と同じ周期で動作させている。その結果、LED3,4、5の点灯の切り替えを高周波で変化することとなる。そのため、オンするスイッチング素子Q3、4,5が変化するときに発生するLED3,4,5の混合色のちらつきをさらに抑制できる。また、色度テーブルT501に含まれるデータの数が少ないため、マイコンIC2の記憶容量を小さくできる。
<<実施形態6>>
本発明の実施形態6の点灯装置の回路図を図14に、波形図を図15に示す。実施形態1と異なる点は、外部から入力された混合光の目標輝度を示す信号に基づき目標電流値を調整することで、各LED3,4,5の出射光の見かけ上の明るさを変化させ、混合光の色度を固定しつつ、混合光を調光する点である。以下、両者の相違点についてのみ説明し、共通する構成については同じ符号を使って説明を省略する。
図14に示すように、制御回路606には、外部からの調色信号に加えて、LED3,4,5の混合光の目標輝度を示す輝度信号が入力される。調色信号及び輝度信号は、DMX(Digital MultipleX)信号で伝達される。マイコンIC2は、輝度信号を示す電圧信号をマイコンIC3に出力する。マイコンIC1とマイコンIC2との間には、PWM調光制御回路608が設けられている。PWM調光制御回路608は、マイコンIC3と、輝度テーブルT602と、を備える。そして、マイコンIC3は、輝度信号データVbに基づき、輝度テーブルT602を参照して、調光データXを示す電圧信号をマイコンIC1のパルス発振回路に出力する。この動作を行う期間において、マイコンIC3は輝度読み出し部として働く。輝度テーブルT602には、調光データXが予め定められている。輝度信号データVbは、0から255までの256種類が存在する。調光データXは、t0からt255までの256種類が存在する。また、調光データXは、出力制御電流データIa以下の値を取る出力制御電流データIaXをマイコンIC1に伝達するために、0<X≦1の値を取る。これにより、出力制御電流データIaにXを乗じた値の電流IaXがIaよりも小さくなり、出力制御電流データIaXを基にスイッチング素子Q2がPWM制御されて、LED3の見かけ上の明るさが小さくなる。出力制御電流データIb,Ic及びLED4,5についても同様である。このように、輝度テーブルT602には、輝度信号によって指示され得る目標輝度を示す輝度信号データVbに対して、倍率である調光データXが対応付けられている。マイコンIC3は、輝度信号データVbが0のとき、調光データXはt0を選択する。他の輝度信号データVbのときについても、同様に、輝度テーブルT602の同列のデータを選択する。
以下、点灯装置602の動作について説明する。図15(a)、(b)は、それぞれ定常時と調光時とにおける、直流電圧変換回路からの出力電流I1、インダクタL2の脈流電流IL2、及びスイッチング素子Q3のオン状態を示す。
定常時において、マイコンIC3からマイコンIC1に調光データXとして1という値が出力される。そして、マイコンIC2からマイコンIC1に出力された出力制御電流データIaに1を乗じたIaが直流電圧変換回路103からの出力電流値となるように、マイコンIC1は、スイッチング素子Q2をPWM制御する。このときのスイッチング素子Q2のオン期間の長さを、Ton(A)とする。
一方、調光時において、マイコンIC3からマイコンIC1に調光データ0<X<1の値が出力される。マイコンIC2からマイコンIC1に出力された出力制御電流データIaにXを乗じたIaXが直流電圧変換回路103からの出力電流値となるように、マイコンIC1は、スイッチング素子Q2をPWM制御する。調光時におけるスイッチング素子Q2のオン期間の長さTon(a)は、定常時におけるスイッチング素子Q2のオン期間の長さTon(A)よりも小さい。調光時において、それぞれLED3,4,5の輝度と発光時間との積の各LED3,4,5の比率を固定して混合光の色度を固定するために、LED4,5についても同じ動作をする。その結果、外部からの輝度信号に応じて、LED3,4,5いずれも同じ割合で直流電圧変換回路103から出力される電流値を減少できる。従って、点灯装置602を用いれば、LED3,4,5の混合光の色を固定しつつ、LED3,4,5の混合光を調光することができる。
なお、外部からの信号は、1系統で実施する際にDMX信号に限らず、DALI(Digital Addressable Lighting Interface)信号、及びUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)信号などで実現できる。さらに、調色信号と輝度信号とを分離して2系統から入力してもよい。
また、目標電流値を変化させて各光源の輝度と発光時間との積の総和を調整する構成としては、実施形態6の構成に限らない。例えば、IC2が、パルス信号の形式で伝達される輝度信号から調光データXを検出し、出力制御電流データIa,Ib,IcにXを乗じた値の電流IaX,IbX,IcXを目標電流値として、スイッチング素子Q2をPWM制御してもよい。
<<実施形態7>>
本発明の実施形態7の点灯装置の回路図を図16に、波形図を図17に示す。実施形態6と異なる点は、スイッチング素子Q2を制御してLED3,4,5の混合光を調光するのではなく、LED3,4,5に流れる電流を制御するスイッチング素子Q3,4,5の各々のオン期間の長さを調整してLED3,4,5の混合光を調光する点である。以下、両者の相違点についてのみ説明し、共通する構成については同じ符号を使って説明を省略する。
図16に示すように、制御回路706には、外部からの調色信号に加えて、LED3,4,5の混合光の目標輝度を示す輝度信号が入力される。輝度信号は、PWM信号形式で伝達される。IC2は、入力された輝度信号のオンデューティを検出し、当該オンデューティを調光データX´として用いる。調光データX′は、0<X´≦1の値を取る。調光データX´により、スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間の目標の長さが調整される。
スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオンオフ制御は以下の通りである。まず、マイコンIC2は、タイマーをリセットし、Ta0にX´を乗じたオン期間Ta(a)の間、スイッチング素子Q3にオン信号を伝達し、スイッチング素子Q4,Q5にオフ信号を伝達する。Ta(a)経過後、タイマーがTa(A)となるまで、スイッチング素子Q3,Q4,Q5の全部にオフ信号を伝達する。次に、タイマーをリセットし、Tb0にX´を乗じたオン期間Tb(b)の間、スイッチング素子Q4にオン信号を伝達し、スイッチング素子Q3,Q5にオフ信号を伝達する。Tb(b)経過後、タイマーがTb(B)となるまで、スイッチング素子Q3,Q4,Q5の全部にオフ信号を伝達する。さらに、タイマーをリセットし、Tc0にX´を乗じたオン期間Tc(c)の間、スイッチング素子Q3にオン信号を伝達し、スイッチング素子Q4,Q5にオフ信号を伝達する。Tc(c)経過後、タイマーがTc(C)となるまで、スイッチング素子Q3,Q4,Q5の全部にオフ信号を伝達する。この動作を行う期間において、マイコンIC2は輝度制御部として働く。そして、出力制御時間データTaにX´を乗じた期間の長さTa(a)の間はLED3に電流が流れて、Taに(1−X´)を乗じた期間の長さT0(a)の間はLED3に電流を流さないことで、LED3の見かけ上の明るさを小さくする。出力制御時間データTb,Tc及びLED4,5についても同様である。このように、スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間の長さは、出力制御時間データTa,Tb,TcにX´を乗じた値に合わせる。
以下、点灯装置702の調光動作について説明する。図17(a)、(b)は、それぞれ定常時と調光時とにおける、直流電圧変換回路103からの出力電流I1、インダクタL2の脈流電流IL2、及びスイッチング素子Q3のオン状態を示す。
定常時において、外部からマイコンIC2に調光データX´が1となるような輝度信号が入力される。そして、出力制御時間データTaに1を乗じたTaが、スイッチング素子Q3のオン期間の長さTa(A)となる。
一方、調光時において、外部からマイコンIC2に調光データ0<X´<1となるような輝度信号が入力される。このとき、マイコンIC2からマイコンIC1に出力された出力制御時間データTaにX´を乗じたTa(a)がスイッチング素子Q3のオン期間の長さとなる。調光時におけるスイッチング素子Q3のオン期間の長さTa(a)の間は、定常時におけるスイッチング素子Q3のオン期間の長さTa(A)よりも小さい。なお、出力制御時間データTaに(1−X´)を乗じた期間の長さT0(a)の間は、スイッチング素子Q3,Q4,Q5の全部がオフする。そして、調光時において、LED3,4,5の輝度と発光時間との積の各LED3,4,5の比率を固定するために、LED4,5についても同じ動作をする。その結果、外部からの輝度信号に応じて、スイッチング素子Q3,Q4,Q5のオン期間の長さを同じ割合で小さくできる。従って、点灯装置702を用いれば、LED3,4,5の混合光の色を固定しつつ、LED3,4,5の混合光を調光することができる。
点灯装置702を用いれば、スイッチング素子Q2の動作を定常時と調光時とで変化させずに、混合光を調光できる。そのため、スイッチング素子Q2の最大動作周波数を考慮する必要が無く、幅広い調光制御を実現できる。
なお、スイッチング素子のオン期間の目標の長さを変化させて各光源の輝度と発光時間との積の総和を調整する構成としては、実施形態7の構成に限らない。例えば、制御回路706のテーブルが、輝度信号に対応付けられた調光データX´を有し、当該調光データX´を用いてスイッチング素子のオン期間の目標の長さを変化させてもよい。
このように、混合光の色度を固定して調光を行うためには、各光源に流す目標電流値と対応するスイッチング素子のオン期間の目標の長さとの積の各光源の比率を固定し、各光源に流す目標電流値と対応するスイッチング素子のオン期間の目標の長さとの積の総和を調整すればよい。すなわち、各光源の輝度と発光時間との積の各光源の比率を固定し、且つ、各光源の輝度と発光時間との積の総和を調整すればよい。
<<変形例>>
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明が上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例を実施することが出来る。
1.光源
上記実施形態等では、光源としてLEDを用いているが、これに限らない。例えば、光源としては、有機EL(Electro Luminescence)素子、LD(レーザダイオード;Laser Diode)、各種ランプ等を用いることできる。
また、上記実施形態等では、3種類の発光色の異なるLEDを用いているが、これに限らない。例えば、2種類でもよいし、4種類以上でもよい。特に3種類以上であれば、色度図において曲線状にLEDの混合光を調色することができる。色度図において曲線状に調色できれば、例えば、電球色から昼白色まで黒体軌跡及びCIE昼光に沿うように調色する製品などに有用である。
さらに、上記実施形態等では、全部の光源において、互いに発光色が異なる。しかしながら、一部のLEDにおいて、互いに発光色が異なり、且つ、それぞれに同じ値の電流が流れたときの電圧降下が互いに異なっていても本発明を適用できる。
上記実施形態等では、LEDの発光色をR、G、Bとしている。しかしながら、これに限らず、LEDの発光色を、R、G、W(白色)とするように、原色光を発するLEDと白色光を発するLEDとを混合して用いてもよい。また、例えば、色温度が異なる白色光を発する複数のLEDを用いてもよい。
2.直流電源回路
上記実施形態等では、平滑回路として昇圧チョッパ回路を用いているが、例えば、平滑コンデンサを単体で用いてもよい。また、直流電圧変換回路として降圧チョッパ回路を用いているが、例えば、フライバック回路のような他のDC−DCコンバータ等を用いてもよい。
3.光源スイッチ
上記実施形態等では、光源スイッチとして、MOSFETを用いているが、バイポーラトランジスタ等の他のスイッチング素子も用いてもよい。
4.制御回路
上記実施形態等では、LED3,4,5の混合光の色度がテーブルによりプリセットされているが、これに限らない。例えば、LED3,4,5の見かけの明るさを個別に任意に調整可能としてもよい。この場合、制御部に入力される調色信号には、LED3,4,5の個別の見かけの明るさを示す情報が含まれることになる。そして、制御部は、この情報に応じてLED3,4,5の個別の見かけの明るさを制御する。これによれば、制御部は色度をプリセットするためのテーブルを必要としないので、マイコンの記憶容量を小さくできる。
また、上記実施形態等では、LED3,4,5の混合光の色度を変化させているが、これに限らない。例えば、LED3,4,5の混合光の色度が固定的であってもよい。
5.点灯装置の適用例
本発明の点灯装置は、種々の照明器具に適用できる。例えば、本発明の点灯装置は、ダウンライト、スポットライト、シーリングライト等に適用できる。照明器具における点灯装置として、本発明の点灯装置を搭載することで、制御を簡便にした照明器具を提供できる。
6.その他
本発明の点灯装置では、直流電源回路の部品異常または回路異常時において、特別な動作をさらに制御回路で行うことができる。例えば、直流電源回路におけるチョッピングスイッチが異常発熱する場合を想定して、制御回路に発熱を検知するセンサを備えておく。そして、制御回路は、直流電源回路におけるチョッピングスイッチの異常発熱を検知した際に、複数の光源のうち全部と直流電源回路とを非接続とする。これにより、各光源への過剰な電流出力による各光源の破壊を抑制できる。
1 直流電源回路
3,4,5 LED(光源)
2 点灯装置
10 照明器具
105 光源スイッチ
106 制御回路
L2 インダクタ
C2 コンデンサ
Q2 スイッチング素子(チョッピングスイッチ)
Q3,Q4,Q5 スイッチング素子(光源スイッチ)

Claims (10)

  1. 発光色が互いに異なり、且つ、それぞれに同じ値の電流が流れたときの電圧降下値が互いに異なる複数の光源と、
    前記各光源にそれぞれ1対1の関係で直列接続された複数の光源スイッチと、
    前記各光源と当該各光源にそれぞれ直列接続された光源スイッチとからなる直列回路の各々が、直流出力端に接続された直流電源回路と、
    前記各光源スイッチをスイッチング制御する制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、
    前記各光源スイッチを時分割制御して、当該各光源スイッチのオン期間が互いに重複しない状態で当該各光源スイッチをオンオフさせる第1制御と、前記各光源スイッチのオン期間において当該各光源に流す目標電流値及び/または前記各光源スイッチのオン期間の目標の長さを個別に制御して、前記目標電流値と前記オン期間の目標の長さとの積の前記各光源における比率を調整する第2制御との2つの制御を実行する、
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記制御回路は、
    調色信号によって指示され得る目標色度を示す各値に対して、前記各光源に流す電流値及び/または前記各光源スイッチのオン期間の長さが対応付けられた色度テーブルと、
    外部から前記調色信号が入力されたとき、前記目標電流値と前記オン期間の目標の長さとして、前記色度テーブルを参照して対応する前記各光源に流す電流値及び/または前記各光源スイッチのオン期間の長さを読み出す色度読み出し部と、
    を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記第2の制御は、前記目標電流値を調整する制御であり、
    前記色度テーブルには、前記目標色度を示す各値に対して、前記各光源に流れる電流値を対応付けたものが記載されており、
    前記直流電源回路は、DC−DCコンバータであり、入力側のDC電圧をチョッピングするチョッピングスイッチと、当該チョッピングスイッチをオンオフするパルス発振回路と、チョッピングされた脈流電流を平滑する平滑回路と、を含み、
    前記色度読み出し部は、前記調色信号が入力されると、前記色度テーブルから前記各光源に流す電流値を読み取って前記パルス発振回路に入力し、
    前記パルス発振回路は、前記各光源に流す電流の時間平均値が前記各光源に流す電流値になるようにPWM変調したパルスを生成し、前記チョッピングスイッチに入力する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記第2の制御は、前記各光源スイッチのオン期間の長さを調整する制御であり、
    前記色度テーブルには、前記目標色度を示す各値に対して前記各光源スイッチのオン期間の長さを対応付けたものが記載されており、
    前記色度読み出し部は、前記調色信号が入力されると、前記色度テーブルから前記各光源スイッチのオン期間の長さを読み出し、前記各光源スイッチが前記第1の制御により時分割制御される際の各分割時間の長さを、前記色度テーブルから読み出した対応する前記各光源スイッチのオン期間の長さに設定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明器具。
  5. 前記直流電源回路は、DC−DCコンバータであり、入力側のDC電圧をチョッピングするチョッピングスイッチと、当該チョッピングスイッチをオンオフするパルス発振回路と、チョッピングされた脈流電流が流れ込むインダクタと、チョッピングされた脈流電流を平滑する平滑回路と、を備え
    前記制御回路は、さらに、前記インダクタに流れる脈流電流を検出し、当該インダクタに流れる電流がゼロであると検出した場合に、前記複数の光源スイッチのうちオンすべき光源スイッチをオンさせる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  6. 前記第2制御は、前記目標電流値と前記オン期間の目標の長さとの積の前記各光源における比率を固定し、且つ、前記目標電流値と前記オン期間の目標の長さとの積の前記各光源における総和を調整する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  7. 前記直流電源回路は、DC−DCコンバータであり、入力側のDC電圧をチョッピングするチョッピングスイッチと、当該チョッピングスイッチをオンオフするパルス発振回路と、チョッピングされた脈流電流を平滑する平滑回路と、を含み、
    前記第2制御は、前記目標電流値を調整する制御であり、
    前記制御回路は、
    輝度信号によって指示され得る目標輝度を示す各値に対して、倍率が対応付けられた輝度テーブルと、
    外部から前記輝度信号が入力されたとき、前記輝度テーブルを参照して対応する倍率を読み出し、当該倍率を前記パルス発振回路に入力する輝度読み出し部と、
    を備える、
    ことを特徴とする請求項6に記載の照明器具。
  8. 前記第2制御は、前記オン期間の目標の長さを調整する制御であり、
    前記制御回路は、
    外部から目標輝度を示す輝度信号が入力されたとき、当該輝度信号により前記オン期間の目標の長さを調整する輝度制御部と、
    を備える、
    ことを特徴とする請求項6に記載の照明器具。
  9. 前記制御回路は、前記直流電源回路の異常状態を検知するセンサをさらに備え、
    前記制御回路は、前記センサが前記直流電源回路の異常状態を検知した場合に、前記複数の光源スイッチの全部をオフさせる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  10. 発光色が互いに異なり、且つ、それぞれに同じ値の電流が流れたときの電圧降下値が互いに異なる複数の光源を点灯させる点灯装置であって、
    前記各光源にそれぞれ1対1の関係で直列接続された複数の光源スイッチと、
    前記各光源と当該各光源にそれぞれ直列接続された光源スイッチとからなる直列回路の各々が、直流出力端に接続された直流電源回路と、
    前記各光源スイッチをスイッチング制御する制御回路と、
    を備え、
    前記制御回路は、
    前記各光源スイッチを時分割制御して、当該各光源スイッチのオン期間が互いに重複しない状態で当該各光源スイッチをオンオフさせる第1制御と、前記各光源スイッチのオン期間において当該各光源に流す目標電流値及び/または前記各光源スイッチのオン期間の目標の長さを個別に制御して、前記目標電流値と前記オン期間の目標の長さとの積の前記各光源における比率を調整する第2制御との2つの制御を実行する、
    ことを特徴とする点灯装置。
JP2013161484A 2013-08-02 2013-08-02 照明器具及びそれに用いる点灯装置 Active JP6206757B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013161484A JP6206757B2 (ja) 2013-08-02 2013-08-02 照明器具及びそれに用いる点灯装置
US14/337,447 US10201046B2 (en) 2013-08-02 2014-07-22 Illumination apparatus and lighting device used thereby
CN201910046970.8A CN110062493B (zh) 2013-08-02 2014-08-01 照明器具以及用于该照明器具的点亮装置
CN201410377467.8A CN104349551B (zh) 2013-08-02 2014-08-01 照明器具以及用于该照明器具的点亮装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013161484A JP6206757B2 (ja) 2013-08-02 2013-08-02 照明器具及びそれに用いる点灯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015032469A true JP2015032469A (ja) 2015-02-16
JP6206757B2 JP6206757B2 (ja) 2017-10-04

Family

ID=52427059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013161484A Active JP6206757B2 (ja) 2013-08-02 2013-08-02 照明器具及びそれに用いる点灯装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10201046B2 (ja)
JP (1) JP6206757B2 (ja)
CN (2) CN104349551B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016167361A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置及び照明器具
JP2017135091A (ja) * 2016-01-30 2017-08-03 久豊技研株式会社 照明用光源装置
WO2022091974A1 (ja) * 2020-10-29 2022-05-05 株式会社小糸製作所 車両用灯具

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015211207A1 (de) * 2015-06-18 2016-12-22 Tridonic Gmbh & Co Kg Mehrkanal-LED-Konverter und Verfahren zu dessen Betreiben
JP6507449B2 (ja) * 2015-09-08 2019-05-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置、照明装置、および照明器具
WO2017042101A1 (en) * 2015-09-11 2017-03-16 Philips Lighting Holding B.V. Lighting control circuit and method for multiple leds
CN105491761B (zh) * 2015-12-29 2018-08-14 生迪智慧科技有限公司 可调节色温的led灯和led灯的色温调节方法
CN108012365B (zh) * 2016-10-28 2021-09-28 松下知识产权经营株式会社 照明电路以及照明装置
SG11201908766PA (en) 2017-03-22 2019-10-30 10644137 Canada Inc Led apparatus with integrated power supply and a method of employing same
CN106922055B (zh) * 2017-04-25 2019-03-19 东莞泛美光电有限公司 可调节光色的led驱动电路
DE102017113013B4 (de) * 2017-06-13 2022-08-25 Vossloh-Schwabe Deutschland Gmbh Betriebsgerät und Verfahren zum Betreiben eines Betriebsgeräts
EP3419386A1 (de) * 2017-06-21 2018-12-26 Weinor GmbH & Co. KG Strukturbauteil mit beleuchtung
CN108235510A (zh) * 2017-12-29 2018-06-29 东莞越视光电科技有限公司 一种检测光源快速调节色温亮度的方法及检测光源
CN110392461A (zh) * 2018-04-18 2019-10-29 凹凸电子(武汉)有限公司 控制器、光源驱动电路及控制光源模块的方法
US10728976B2 (en) * 2018-05-15 2020-07-28 Robern, Inc. LED control method for perceived mixing
JP7065352B2 (ja) * 2018-05-24 2022-05-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 Led点灯装置および照明器具
CN109168226A (zh) * 2018-10-25 2019-01-08 英飞特电子(杭州)股份有限公司 一种led调节方法及电路
US10517156B1 (en) 2019-01-25 2019-12-24 Lumileds Holding B.V. Hybrid driving scheme for RGB color tuning
JP7089123B2 (ja) * 2019-01-25 2022-06-21 ルミレッズ ホールディング ベーフェー Rgbカラーチューニング用のハイブリッド駆動スキーム
JP6959273B2 (ja) 2019-01-31 2021-11-02 矢崎総業株式会社 制御装置、照明装置、及び、制御装置のプログラム
US10652962B1 (en) 2019-06-27 2020-05-12 Lumileds Llc Dim-to-warm LED circuit
CN110351925A (zh) * 2019-06-28 2019-10-18 林再福 具有高效率的各种颜色led灯共享驱动器
CN110716378B (zh) * 2019-09-30 2021-07-13 歌尔光学科技有限公司 发光二极管的数据烧录方法、装置、投影仪及存储介质
CN111163549B (zh) * 2020-02-28 2023-09-22 深圳市晟碟半导体有限公司 一种分时复用的led调光装置、电路及其调光方法
US11317486B2 (en) * 2020-03-19 2022-04-26 Apogee Lighting Holdings, Llc Color correction lighting control
EP4213595A4 (en) * 2020-09-14 2024-01-31 Guangzhou Haoyang Electronic Co., Ltd. METHOD AND SYSTEM FOR DYNAMICALLY ADJUSTING A SIGNAL AT MID, AND SYSTEM FOR DYNAMICALLY CONTROLLING A HIGH POWER LAMP

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006147355A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具の点灯制御回路
JP2008154379A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Sharp Corp 昇圧チョッパレギュレータ回路
JP2010021008A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Koizumi Lighting Technology Corp Led照明装置
JP2010278366A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Hitachi Ltd 照明装置及び液晶表示装置
JP2012038782A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Nikon Corp 発光素子駆動回路、表示装置

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005332586A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Calsonic Kansei Corp 照明調光装置
JP2006019097A (ja) 2004-06-30 2006-01-19 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具
JP4438722B2 (ja) * 2004-11-19 2010-03-24 ソニー株式会社 バックライト駆動装置、バックライト駆動方法及び液晶表示装置
EP2006918A4 (en) * 2006-02-20 2012-05-30 Kyocera Corp LUMINESCENT ELEMENT ARRAY, LIGHT-EMITTING DEVICE, AND IMAGE FORMING DEVICE
US9338839B2 (en) * 2006-03-28 2016-05-10 Wireless Environment, Llc Off-grid LED power failure lights
JP5141874B2 (ja) 2007-06-28 2013-02-13 東芝ライテック株式会社 照明装置
JP2009184592A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具の点灯制御装置
JP2009302008A (ja) 2008-06-17 2009-12-24 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2010049523A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Mitsubishi Electric Corp 定電流スイッチング電源装置及びその駆動方法、光源駆動装置及びその駆動方法、並びに画像表示装置
JP2010176986A (ja) 2009-01-28 2010-08-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 色温度可変照明装置並びにそれに用いるコントローラ
US8330378B2 (en) * 2009-01-28 2012-12-11 Panasonic Corporation Illumination device and method for controlling a color temperature of irradiated light
JP5346238B2 (ja) * 2009-04-24 2013-11-20 パナソニック株式会社 電源装置
TWI429319B (zh) * 2009-05-29 2014-03-01 Lg Innotek Co Ltd 發光二極體驅動裝置
US8569956B2 (en) * 2009-06-04 2013-10-29 Point Somee Limited Liability Company Apparatus, method and system for providing AC line power to lighting devices
JP5645241B2 (ja) 2009-07-31 2014-12-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置及び照明装置の調光方法
JP2012049627A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Sony Corp 信号処理装置、信号処理方法およびプログラム
JP5441943B2 (ja) 2011-02-25 2014-03-12 三菱電機株式会社 光源点灯装置及び照明器具及び調光システム
US9060400B2 (en) * 2011-07-12 2015-06-16 Arkalumen Inc. Control apparatus incorporating a voltage converter for controlling lighting apparatus
US8872487B2 (en) * 2011-08-28 2014-10-28 Mindspeed Technologies, Inc. Scalable buck-boost DC-DC converter
JP5794473B2 (ja) 2011-09-08 2015-10-14 東芝ライテック株式会社 照明装置
US20130201316A1 (en) * 2012-01-09 2013-08-08 May Patents Ltd. System and method for server based control
US9253833B2 (en) * 2013-05-17 2016-02-02 Cirrus Logic, Inc. Single pin control of bipolar junction transistor (BJT)-based power stage

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006147355A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Koito Mfg Co Ltd 車両用灯具の点灯制御回路
JP2008154379A (ja) * 2006-12-19 2008-07-03 Sharp Corp 昇圧チョッパレギュレータ回路
JP2010021008A (ja) * 2008-07-10 2010-01-28 Koizumi Lighting Technology Corp Led照明装置
JP2010278366A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Hitachi Ltd 照明装置及び液晶表示装置
JP2012038782A (ja) * 2010-08-03 2012-02-23 Nikon Corp 発光素子駆動回路、表示装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016167361A (ja) * 2015-03-09 2016-09-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置及び照明器具
JP2017135091A (ja) * 2016-01-30 2017-08-03 久豊技研株式会社 照明用光源装置
WO2022091974A1 (ja) * 2020-10-29 2022-05-05 株式会社小糸製作所 車両用灯具

Also Published As

Publication number Publication date
CN104349551A (zh) 2015-02-11
CN110062493A (zh) 2019-07-26
JP6206757B2 (ja) 2017-10-04
CN104349551B (zh) 2019-01-22
US20150035441A1 (en) 2015-02-05
CN110062493B (zh) 2021-11-30
US10201046B2 (en) 2019-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6206757B2 (ja) 照明器具及びそれに用いる点灯装置
EP2592903B1 (en) Lighting system and luminaire
EP3228159B1 (en) Current splitter for led lighting system
JP6002699B2 (ja) 調光可能なled照明システムにおける色温度の調節
JP5665382B2 (ja) Led電源装置及びled照明器具
CN108029171B (zh) 用于多个led的照明控制电路和方法
WO2014182857A1 (en) Multi-string dimmable led driver
JP6507449B2 (ja) 点灯装置、照明装置、および照明器具
JP5538078B2 (ja) Led電源装置
WO2012086792A1 (ja) Led発光デバイス、端子数変換器、及び照明装置
JP6245513B2 (ja) 照明器具およびそれに用いる点灯装置
US9788375B2 (en) Lighting device and illumination apparatus using same
EP2624665A1 (en) Device for lighting light-emitting diode, illumination device, and illumination method
JP6233701B2 (ja) 点灯装置および照明器具
JP6998565B2 (ja) 点灯装置、照明器具及び電子機器
WO2021094120A1 (en) A light emitting diode, led, based lighting device arranged for emitting a particular color of light, as well as a corresponding method
JP7463844B2 (ja) 点灯装置および照明器具
JP7065352B2 (ja) Led点灯装置および照明器具
JP6735503B2 (ja) 点灯装置、照明装置、照明器具及び照明システム
JP6233700B2 (ja) 点灯装置および照明器具
Lee et al. Non-linear feedback control of robust bi-color LED lighting
JP2019207849A (ja) Led点灯装置および照明器具
JP2019204710A (ja) Led点灯装置および照明器具
US20240155747A1 (en) Method of multi-mode color control by an led driver
JP2016143654A (ja) Led駆動装置及びこれを用いたled照明機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160426

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160530

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170824

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6206757

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151