JP2010049523A - 定電流スイッチング電源装置及びその駆動方法、光源駆動装置及びその駆動方法、並びに画像表示装置 - Google Patents

定電流スイッチング電源装置及びその駆動方法、光源駆動装置及びその駆動方法、並びに画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】定電流スイッチング電源において、パルス状に大きな電流を流す場合の立ち上がり時間を短くする。
【解決手段】負荷(4)に流れる電流の目標値(Ir)と検出値(Id)の差に比例ゲインを掛けた値に基づいて負荷に供給される電流を帰還制御するに当たり、ゲインの値を、負荷用スイッチング素子(5)がオフからオンに変わった直後は所定の値とし、それ以降時間の経過とともにより小さな値とする。負荷(4)への電流の供給が、PWM制御されるスイッチング回路(1)によりなされる場合、上記の差に比例ゲインを掛けた値に基づいて定められたデューティに応じたPWM信号が出力される。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチング方式の電源により負荷にパルス状の大電流を流したときに、パルス電流の立ち上がり時間を短くすることができる定電流スイッチング電源装置、ならびにパルス電流によって発光する光源駆動装置、ならびに光源をパルス発光することにより画像を表示する画像表示装置に関するものである。本発明はまた、上記のスイッチング電源装置の駆動方法、及び上記の光源駆動装置の駆動方法に関する。
スイッチング方式の電源は、小型軽量で高効率な電源として知られており、さまざまな装置のなかで電子機器用電源として使用されている。一般には負荷に一定電圧を供給する定電圧源として使用することが多いが、負荷に一定電流を供給する定電流源として使用することも可能である。そして最近では、そのようなスイッチング電源を、パルス状に一定電流を供給する定電流源として使用する用途も現れてきた。以下にその代表的な用途について説明する。
従来、PTV(プロジェクションテレビ)は、光源として各種ランプ(放電型キセノンランプ、メタルハライドランプ、ハロゲンランプ等の白色ランプ)を用い、ライトバルブとして液晶、DMD(ディジタル・マイクロミラー・デバイス)等の空間変調デバイスを用いたものが市販されている。また近年、光源の長寿命化および画像の色再現範囲の拡大を目指して光源に発光ダイオード(LED)や半導体レーザ(LD)を用いたPTVも実現されつつある。そのようなPTVにおいて各光源の駆動方法は、ランプ、LED、LDとも駆動波形に若干の違いはあるが基本的には定電流で駆動している。定電流で駆動することで、その発光強度を発光時間に対して安定化することができる。
特に、LED、LDを光源として用いたPTVでは、赤、緑、青それぞれ単色で発光する素子を3個用い、それらを人の目には感じられないほど高速(数百Hzから数kHz)に時分割発光するように駆動している(例えば、特許文献1参照)。そして各色の発光素子が時分割に安定して発光するようにするためには、各発光素子に時分割にパルス状の定電流(パルス電流)を流す必要がある。
一般にPTVの画面上の輝度は、光源の発光強度(発光素子の駆動電流に応じたものとなる)と発光時間の積が大きくなるほど明るくなる。そのため所与の発光時間で、輝度をより明るくするためには、発光素子を駆動するパルス電流の立ち上がり時間、立下り時間を出来る限り短くすることが必要である。
またLED点灯装置の駆動装置としてスイッチング方式の電源を用いたものもある。この場合、点灯装置の調光手段として、LEDと直列にスイッチング素子を接続し、そのスイッチング素子をオン/オフすることによりパルス電流駆動を行っている(例えば、特許文献2参照)。
このようにLEDと直列にスイッチング素子を接続し、そのスイッチング素子をオフすることで、パルス電流の立下り時間は短くすることができる。一方、立ち上がり時間は電流値が小さい(1A以下)場合は特に問題にならないが、電流値が大きく(10A以上)なると駆動装置の応答速度が遅くなり、立ち上がり時間が長くなる。
特開2007−65677号公報(第13頁、第16図) 特開2005−142137号公報(第8頁、第11図)
上記のようにスイッチング方式の電源では、負荷と直列にスイッチング素子を接続することで、パルス電流の立下り時間は短くすることができる。しかし電流値が大きくなると立ち上がり時間が長くなり、このため、パルス周波数が高くなると安定したパルス電流駆動が出来なくなるという問題点がある。また発光素子をパルス電流駆動したときにPTVの輝度が暗くなるという問題点がある。
本発明の定電流スイッチング電源装置は、
負荷と直列接続され、前記負荷に供給される直流電流をオンオフするスイッチング素子と、
前記負荷に流れる電流値を検出する電流検出素子と、
前記電流検出素子で検出された電流値をアナログ値からデジタル値に変換するアナログ・デジタル変換器と、
前記負荷に流れる電流の目標値と前記電流検出素子で検出された電流値の差に比例ゲインを掛けた値に基づいて前記負荷に供給される電流を帰還制御する演算処理回路とを備えたスイッチング電源装置において、
前記演算処理回路は、前記ゲインの値を、前記スイッチング素子がオフからオンに変わった直後は所定の値とし、それ以降時間の経過とともより小さな値とする
ことを特徴とする。
本発明によれば、スイッチング方式の電源によりパルス状に大きな電流を流しても電流の立ち上がり時間を短くすることができるという効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による定電流スイッチング電源装置を示すブロック図である。図示の定電流スイッチング電源装置は、負荷4に流れる電流を制御するものであって、スイッチング回路1と、整流回路2と、平滑回路3と、負荷用スイッチング素子5と、電流検出素子6と、アナログ・デジタル変換器(ADC)7と、演算処理回路8とを備える。
本発明は後述のようにLED、LD等の発光素子を負荷4とする場合に適したものであるが、本発明はそれに限定されず、例えば負荷4が抵抗であっても良い。
スイッチング回路1には直流(DC)電圧が入力される。スイッチング回路1は、DC電圧に対して後述のPWM信号Swに従ってスイッチング(PWM)を行ない、交流電圧を発生する。スイッチング回路1の出力電圧は整流回路2に入力される。
整流回路2は、スイッチング回路1から出力される交流を整流する。
平滑回路3は、整流回路2の出力を平滑化する。平滑回路3の出力が負荷4に供給される。
スイッチング素子5および電流検出素子6は、負荷4と直列に接続され、これらの直列接続回路が平滑回路3の出力端子間に接続されている。
スイッチング素子5は、パルス発生器9から供給されるパルス信号PSに応じて、負荷4に流れる電流をオン、オフするものであり、スイッチング素子5としては、MOSFET、バイポーラトランジスタ等の半導体スイッチが使用される。
電流検出素子6は、負荷4に流れる電流値を検出する。電流検出素子6は電流値を電圧値に変換するものであり、例えばシャント抵抗、ホール素子等を使用する。電流検出素子6の出力がアナログ・デジタルコンバータ(ADC)7に入力される。なお電流検出素子6の出力が小さい場合は、電流検出素子6とADC7の間に増幅器が接続されることもある。
ADC7は、電流検出素子6で検出された電流値をアナログ値からデジタル値に変換する。ADC7の出力は電流の検出値Idとして演算処理回路8に供給される。
上記のパルス信号PSはスイッチング素子5に供給されるほか、演算処理回路8にも供給される。演算処理回路8にはさらに、負荷4に流れる電流値を決める電流指令値Icが外部制御回路10から供給される。
演算処理回路8は、電流指令値Icを目標値Irとし、該目標値Irに対する電流検出値Idの差に基づいて負荷4に供給される電流ILを帰還制御する。そのために、例えば、目標値Irに対する検出値Idの差にゲインをかけることで得られる値に基づいてデューティを定め、該デューティに応じたPWM信号Swを出力する。演算処理回路8は、マイコン(マイクロ・コンピュータ)、DSP(Digital Signal Processor)等のマイクロプロセッサで構成される。
スイッチング回路1は、演算処理回路8から出力されるPWM信号Swにより制御されて直流DCをオンオフすることで、デューティに応じた交流を出力する。
スイッチング回路1、整流回路2、及び平滑回路3の一例を図2に示す。
スイッチング回路1は、例えば図2に示されるように、トランス1aを用いた絶縁形のフォワードコンバータ方式スイッチング回路で構成され、一次巻線1cにスイッチング素子1bを接続し、一次巻線1cの電流をPWM信号Swに従ってオン/オフ(ON/OFF)制御する。一次巻線1cの電流をオン/オフすることで二次巻線1dには交流電圧(AC)が誘起される。
トランス1aの二次巻線1dに誘起される交流電圧は、整流回路2で再びDCに変換される。整流回路2は、例えば図2に示すように、ダイオード2a、2bを備える。スイッチング回路1のスイッチング素子1bがオンの期間は、ダイオード2aを通って電流が流れ、スイッチング素子1bがオフの期間は、ダイオード2bを通って電流が流れる。整流回路2からの出力電圧は平滑回路3によりリップルが除去され、滑らかなDC電圧に変換される。
平滑回路3は、例えば図2に示すように、コイル3aとコンデンサ3bを逆L型に接続した回路である。スイッチング素子1bのオン期間にダイオード2aから出力した電流は、コイル3aを通ってコンデンサ3bを充電すると同時に、負荷4の駆動電流として、負荷4、スイッチング素子5、電流検出素子6を通って流れる。またスイッチング素子1bのオフ期間は、コイル3aおよびコンデンサ3bに充電されたエネルギーにより、電流が負荷4、スイッチング素子5、電流検出素子6、ダイオード2bを通って流れる。このように、スイッチング回路1のスイッチング素子1bをオン/オフすることで負荷4に連続した電流を流すことができるようになっている。従って、負荷用スイッチング素子5のオンオフにより、負荷4に流れる電流をオンオフすることができる。
図3(a)〜(c)にパルス信号PS(同図(a))と、負荷用スイッチング素子5の状態(同図(b))と、負荷4に流れる電流(負荷電流)IL(同図(c))の関係を示す。例えば、パルス信号PSがH(高レベル)のときスイッチング素子5がオン、パルス信号PSがL(低レベル)のときスイッチング素子5がオフになるとすると、パルス信号PSがHのとき負荷4に電流が流れ、パルス信号PSがLのとき負荷4に電流が流れず、負荷電流ILはパルス信号PSと同期したパルス状電流となる。ここで安定したパルス電流を負荷4に流すためのPWM信号Swの周波数Fswとパルス信号PSの周波数Fpの関係は、Fsw≫Fp(FswがFpに対して十分に高い、或いはFpがFswに対して十分に低い)となる。例えば、Fswは数十kHz以上、Fpは数kHz以下である。
次に演算処理回路8の動作について説明する。一例として演算処理回路8にマイコンを用いたときの処理フローについて、図4のフローチャートを用いて説明する。演算処理回路8では、一般的なフィードバック制御で用いられているP(Proportional)I(Integral)制御の演算処理を行っている。以下それぞれのステップST1〜ST7における処理を順に説明する。
ステップST1では、ADC7から電流検出値Idを読み込む。
ステップST2では、電流指令値Icを電流目標値Irとして設定する。
ステップST3では、電流目標値Irと電流検出値Idの差(偏差)を誤差ΔIとする。
ステップST4では、比例ゲイン(定数)PGと誤差ΔIの積を比例誤差とする。
ステップST5では、積分ゲイン(定数)IGと誤差ΔIの積分値の積を積分誤差とする。誤差ΔIの積分値は、誤差ΔIの積算により求められ、従って、各回の誤差ΔIと前回までの誤差ΔIの積分値との和で与えられる。
ステップST6では、比例誤差と積分誤差の和を求めPI値とする。
ステップST7では、PI値を適当な値でスケーリングして(係数を掛けて)PWM信号Swのデューティを決定する。
上記の処理は、PWM信号Swのもとになる、PWM信号Swと同じ周波数のキャリア信号、またはマイコンの内部タイマ等で設定された周期に同期して定期的に実行される。以上のような演算処理結果をもとにして、演算処理回路8からスイッチング回路1にPWM信号Swが送られる。
負荷電流ILが図3(c)では、理想的なパルス波形を持つものとして図示してあるが、実際には図5(b)のような波形になる。即ち、パルス信号PS(図5(a))がスイッチング素子5をオンすると電流が流れ始め、ある時間(立ち上がり時間)を経過して一定電流に落ち着く。これは、負荷4に電流が流れ始めて電源装置が応答するのに時間が必要なためである。立下り時間については、スイッチング素子5をオフして電流を遮断するため、特に問題になるようなことは無い。
ここで負荷4に流れるパルス電流と比例ゲインPGの関係を図6に示す。比例ゲインPGを大きくすると立ち上がり波形は急峻(立ち上がり時間が短く)になるが、オーバーシュートして電流値が一定に落ち着くようになる。更に比例ゲインPGを大きくすると立ち上がりは更に急峻(立ち上がり時間が短く)になるが、一定値に落ち着かず、目標電流付近で振動する。なお上記の説明において積分ゲインIGは一定であるものとしている。
本発明では、比例ゲインPGを時間とともに変化させることとしている。以下に本発明におけるパルス信号PSと比例ゲインPGと負荷電流ILの波形の関係を図7(a)〜(c)に示す。図示の例では、パルス信号PS(図7(a))がLからHに変わると同時に比例ゲインPG(図7(b))の値を第1の所定の値PGmとし、それ以降時間の経過とともに次第に減少させて第2の所定の値PGsに落ち着くようにするものである。従って、上記第1の所定の値PGmは上記第2の所定の値PGsよりも大きな値である。このようにすることで、負荷電流IL(図7(c))の立ち上がり時にのみ比例ゲインPGを大きくして、これにより負荷電流の立ち上がりを急峻にする(立ち上がり時間が短くする)ことができ、一方、負荷電流が、目標値Irに近づくと比例ゲインPGを比較的小さな値PGsにすることで、目標値Ir付近での振動をなくすことができる。
比例ゲインPGの最終的な値PGsは例えば、負荷電流ILが目標値Irに近い値になったときに発振しない程度に十分小さい比例ゲインPGの値、言い換えると定常状態で最適な値とする。
次に演算処理回路を構成するマイコン等により上記処理を実行するときのフローについて説明する。図8にパルス信号検出フローを示す。
ステップST11では、パルス信号PSがLからHに変化したかどうかの判定を行なう。
ステップST12では、時間tを0に初期化する。
パルス信号PSをマイコンのI/O端子、または割込み端子8aに接続する。そうすることで、マイコンは、I/Oポーリング処理または割込み処理によりパルス信号PSがLからHに変化するタイミングつまりスイッチング素子5がオンするタイミング(オフからオンに変わったこと)を検出することができる。例えば、図4における比例ゲインPGの大きさを時間tの関数とし、PG=F(t)とすると、マイコンはパルス信号PSがLからHに変化する毎にt=0を設定することで、パルス信号PSに同期して比例ゲインPGの値を変えることができる。F(t)は特に決まった関数ではないが、演算時間を短縮するには、次のような関係であっても十分効果を得ることができる。
t=0のときPG=2×PGs、
t=1のときPG=2×PGs、
t=2のときPG=2×PGs、
t≧3のときPG=2×PGs
ここで、時間tの値を所定の単位時間ごとに1ずつ増えるものとする。「所定の単位時間」は例えば、演算処理を行なう時間間隔とする。
上記のようにPGをPGsに対し2のべき乗倍の関係とし、時間tの値を演算処理を行なう時間間隔毎に1ずつ増加するものとすれば、演算処理毎にtに1を加算し、tが3になるまで、比例ゲインPGの値を右に1ビットシフトするだけで容易に比例ゲインPGを求めることができる。
以上の説明は、フォワードコンバータ方式のスイッチング電源を用いることとしているが、非絶縁型チョッパー方式のスイッチング電源でも同様の効果を得ることができる。
このように、演算処理回路8において実行するPI制御のゲイン、特に比例ゲインPGの大きさをスイッチング素子5がオフからオンに変わった直後は比較的大きな値(第1の所定の値)とし、その後時間の経過とともに次第に小さくしていくことで、スイッチング方式の電源によりパルス状に大きな電流を流しても電流の立ち上がり時間を短くすることができるという効果がある。
なお、以上の説明は積分ゲインIGが一定としているが、平滑回路3の時定数およびプリント基板上の浮遊インダクタンス、浮遊容量等、また負荷4の電流−電圧特性によっては、積分ゲインIGを変化させる方が好ましい場合もある。この場合、比例ゲインPGは上述の説明と同じように最初は比較的大きな値(定常状態で用いられる値(第2の所定の値)よりも大きな第1の所定の値)として、時間とともに小さくするのが好ましい。一方、積分ゲインIGは、時間に関して決まった関係ではなく、実際の装置により、電流波形を観測しながら最適化するのが好ましい。しかし、スイッチング素子5がオフからオンに変わってからの経過時間に対して、予め定めたパターンで変化するゲインを用いても良い。
以下では、予め最適化された比例ゲインPG、積分ゲインIGの値をマイコン内部のメモリ8bまたは外部のメモリ11に書き込んでおき、演算を実行する毎にメモリ8b又は11からゲインを読み出し、PI制御の演算処理を実行する場合について説明する。
具体的には、比例ゲインPGの複数の値を予めメモリ8b又は11の複数のアドレス(これらの複数のアドレスはそれぞれスイッチング素子5がオフからオンに変わったときからの経過時間に対応付けられている)に書き込んでおき、スイッチング素子5がオフからオンに変わったときからの時間の経過に応じて、対応するアドレスから比例ゲインの値を読み出す。同様に、積分ゲインの複数の値を予めメモリ8b又は11の複数のアドレス(これらの複数のアドレスはそれぞれスイッチング素子5がオフからオンに変わったときからの経過時間に対応付けられている)に書き込んでおき、スイッチング素子5がオフからオンに変わったときからの時間の経過に応じて、対応するアドレスから積分ゲインの値を読み出す。そして、読み出したゲインの値を用いて演算処理回路8においてPI制御の演算処理を実行する。
メモリ8b、11の比例ゲインを格納した領域内の複数のアドレスn、n+1、n+2、…と、それぞれのアドレスに記憶された比例ゲインPGの値PG0、PG1、PG2、…の関係の一例を図9(a)に示し、メモリ8b、11の積分ゲインを格納した領域内の複数のアドレスm、m+1、m+2、…と、それぞれのアドレスに記憶された積分ゲインIGの値IG0、IG1、IG2、…の関係の一例を図9(b)に示す。
スイッチング素子5がオフからオンに変わったときは、メモリアドレスの初期値(図9(a)のn、図9(b)のm)のデータPG0、IG0を読み出すこととし、所定の時間が経過するごとに、或いは演算を実行するごとにメモリアドレスを1ずつ増加させて、該メモリアドレスからデータを読み出して、読み出されたデータをゲインとして用いる。このようにして、スイッチング素子5がオフからオンに変わってからの時間の経過に伴い、より大きいアドレス値のアドレスからデータを読み出すこととしている。図9(a)に示されるメモリアドレスの初期値nのデータPG0が図7のPGmに相当し、アドレスm+1、m+2、…のデータPG1、PG2、…は、図7に示すPGのように、アドレス(経過時間に対応する)の増加とともに次第に小さくなる値を有する。
次に、図10にパルス信号検出フローを示す。
ステップST11では、パルス信号PSがLからHに変化したかどうかの判定を行なう。
ステップST13では、比例ゲインアドレスを初期値nに設定し、積分ゲインアドレスを初期値mに設定する。
パルス信号PSがLからHに変化する毎に、それぞれのゲインを読み出すアドレスを初期値n、mに戻すようにする。そして演算処理を実行する毎にアドレスに1を加算し、メモリからゲインを読み出すことで、パルス信号PSに同期して時間とともにゲインの値を変えることができる。なおメモリの容量は、立ち上がりから一定電流になるまでの時間でよいため多くは必要なく、各ゲインとも10アドレス程度あれば十分である。
なお上記の例では、比例ゲインPG、積分ゲインIGを時間とともに変化させることとしているが、積分ゲインIGを一定として比例ゲインPGのみを変化させるような場合に、上記と同様のメモリを使用して良い。この場合は比例ゲインPG用のメモリのみが必要となる。
以上のように、ゲインの値を予めメモリに書き込んでおき、スイッチング素子5をオンするタイミングに同期してメモリよりゲインを読み出し、演算処理を実行することで、積分ゲインIGを時間とともに変化させ、パルスの立ち上がり時間を短くする必要がある場合でも、容易に対応することが出来る。
実施の形態2.
図11は、この発明の実施の形態1に示した定電流スイッチング電源装置を光源駆動装置として搭載した画像表示装置の一例を示す図である。図示の画像表示装置は、受信部19と、映像データ処理部20と、タイミング制御部21と、空間変調器制御部22と、光源部23と、光ファイバ25と、集光管26、レンズ27と、ライトバルブ28と、レンズ29と、スクリーン30とを有する。光源部23は、発光素子4R,4G,4Bと、光源駆動部24とを有する。発光素子4R,4G,4Bが、実施の形態1の負荷4に相当する。
外部映像機器より映像データVD1及び同期信号SYが受信部19に入力される。受信部19に入力された映像データVD1は、映像データ処理部20に送られる。映像データ処理部20で処理された映像データVD2は、空間変調器制御部22に入力される。受信部19に入力された同期信号SYはタイミング信号TS1としてタイミング制御部21に入力される。タイミング制御部21からは、空間変調器制御部22および光源部23の光源駆動部24にタイミング信号TS2、TS3が送られる。
空間変調器制御部22からはライトバルブ28へ映像表示するための映像データVD3が送られる。光源駆動部24からは各発光素子4R,4G,4Bを駆動するのに必要な電流ILr、ILg、ILbが供給される。発光素子4R,4G,4Bとしては、一般にLED、LDがあるが、本実施の形態では、以下発光素子がLDで構成されているとして説明する。
赤LD4R、緑LD4G、青LD4Bから出た光は、光ファイバ25、集光管26、レンズ27を通り、ライトバルブ28で空間変調された後、レンズ29を通ってスクリーン30に到達する。
図12に光源駆動部24の構成を示す。図示の光源駆動部24は、赤用光源駆動装置24r、緑用光源駆動装置24g及び青用光源駆動装置24bを備える。これらの各々は、図1に示したスイッチング電源装置で構成され、赤LD4R、緑LD4G、青LD4Bがそれぞれ図1に示した負荷4に相当する。
赤用光源駆動装置24r、緑用光源駆動装置24g及び青用光源駆動装置24bの各々には、図1に示したパルス信号PSに相当する信号がタイミング信号として入力されており、さらに画像表示装置内部のAC(交流)/DC(直流)変換回路により商用電源から変換されたDC電圧Vdcが供給されている。また図1に示した電流指令値Icに相当するそれぞれの電流指令値Icr、Icg、Icbは、図示のように、画像表示装置内部の制御回路12から供給されることとしても良く、代わりに、予め各光源駆動装置内部に設定されていても良い。
以下本実施の形態の動作について詳細に説明する。図11において、受信部19に入力された映像データVD1は、映像データ処理部20に送られる。また、受信部19に入力された同期信号SYは、タイミング信号TS1としてタイミング制御部21に送られる。タイミング制御部21では、空間変調器制御部22からライトバルブ28への映像データVD3の供給と、光源駆動部24による赤LD4R、緑LD4G、青LD4Bの駆動のタイミングが同期するように、空間変調器制御部22と光源駆動部24にタイミング信号TS2、TS3を送る。
映像データ処理部20では、受信部19で受信した映像データVD1に対してライトバルブ28で映像表示するために必要な処理が施され、処理された映像データVD2が空間変調器制御部22に送られる。
空間変調器制御部22では、タイミング制御部21から入力されたタイミング信号TS2に基づいて、映像データ処理部20から入力された映像データVD2を、ライトバルブ28に送り映像表示する。
一方、光源駆動部24では、タイミング制御部21が出力するタイミング信号TS3に合わせて発光素子である赤LD4R、緑LD4G、青LD4Bを駆動する。そして各LDはその駆動タイミングに合わせて順次発光している。赤LD4R、緑LD4G、青LD4Bから出た各光は光ファイバ25を通って、集光管26で一本にまとめられる。一本にまとめられた光はレンズ27を通ってライトバルブ28に照射される。ライトバルブ28では、空間変調器制御部22から送られてくる映像データVD2をもとに照射された光を空間的に変調する。ライトバルブ28で変調された光がレンズ29を通ってスクリーン30に到達する。このようにして映像信号に基づいてライトバルブ28により空間変調された光がスクリーン30に投影され画像として表示される。
図13(a)〜(d)は、赤LD4R、緑LD4G、青LD4Bの発光状態と駆動電流の関係を示したものである。赤LD4R、緑LD4G、青LD4Bは、タイミング制御部21から送られてくるタイミング信号TS3に従って光源駆動部24により、図13(b)〜(d)に示すように、時分割に順次駆動される。その結果、図13(a)に示すように、赤、緑、青の光が順次発生する。そして各発光素子の駆動期間に合わせて光変調器制御部22から各色の映像データがライトバルブ28に送られ、スクリーン30に各色の映像データに対応した画像が時分割に表示される。各色の映像データはスクリーン30に時分割に順次表示されるが、表示周期が高速であるため目の残像効果により鑑賞者には特に違和感なくカラー映像として認識される。
このような画像表示装置においてスクリーン30に表示される映像の最大輝度は、発光強度と発光時間の積が大きいほど明るくなる。そのため、決められた発光時間の間でより明るくすることが重要であり、そのためには、発光波形の立ち上がり時間、つまり駆動電流の立ち上がり時間をできる限り短くする必要がある。
光源駆動部24に、実施の形態1による定電流スイッチング電源装置を光源駆動装置24r、24g、24bとして搭載し、タイミング信号TS3に同期して光源駆動装置の比例ゲインPGの値を最初は比較的大きな値(第1の所定の値)とし、次第に減少させることで、発光素子の駆動電流の立ち上がり時間を短くすることができる。
このように光源駆動部24に用いる光源駆動装置24r、24g、24bの比例ゲインPGの値をタイミング信号に同期して最初は比較的大きな値(第1の所定の値)とし、時間とともに次第に減少させることで、発光素子4R、4G、4Bの駆動電流の立ち上がり時間を短くすることができる。その結果、画像表示装置の輝度を明るくすることができる。
このように光源駆動部24に用いる光源駆動装置24r、24g、24bのゲインの値を予めメモリに書き込んでおき、タイミング信号TS3に同期してメモリよりゲインを読み出し、演算処理を実行することで、積分ゲインIG或いは比例ゲインPGを時間とともに変化させ、発光素子の駆動電流の立ち上がり時間を短くする必要がある場合でも、容易に対応することが出来る。その結果、画像表示装置の輝度をより明るくすることができる。
この発明の実施の形態1による定電流スイッチング装置を示すブロック図である。 図1のスイッチング回路、整流回路、及び平滑回路の一例を示す図である。 (a)〜(c)は、パルス信号PSとスイッチング素子の状態と負荷電流ILの関係を示す図である。 演算処理回路にマイコンを用いたときの処理フローを示すフローチャートである。 (a)及び(b)は、パルス信号PSと実際に負荷に流れる電流ILの波形の関係を示す図である。 負荷に流れるパルス電流と比例ゲインPGの関係を示す図である。 (a)〜(c)は、この発明におけるパルス信号PSと比例ゲインPGと負荷電流ILの波形の関係を示す図である。 マイコンによるパルス信号検出フローを示す図である。 (a)及び(b)は、それぞれ比例ゲインを格納する領域及び積分ゲインを格納する領域内の、メモリアドレスとゲインの関係を示す図である。 この発明の実施の形態2おけるパルス信号検出フローを示す図である。 この発明の実施の形態1に示す定電流スイッチング電源装置を光源駆動装置として搭載した画像表示装置の一例を示す図である。 図11の光源駆動部の構成例を示す図である。 (a)〜(d)は、発光素子の発光状態と駆動電流の関係を示す図である。
符号の説明
1 スイッチング回路、 1a トランス、 1b 一次側スイッチング素子、 2 整流回路、 2a ダイオード、 2b ダイオード、 3 平滑回路、 3a コイル、 3b コンデンサ、 4 負荷、 5 負荷用スイッチング素子、 6 電流検出素子、 7 アナログ・デジタルコンバータ、 8 演算処理回路、 19 受信部、 20 映像データ処理部、 21 タイミング制御部、 22 空間変調器制御部、 23 光源部、 24 光源駆動部、 25 光ファイバ、 26 集光管、 27 レンズ、 28 ライトバルブ、 29 レンズ、 30 スクリーン。

Claims (9)

  1. 負荷と直列接続され、前記負荷に供給される直流電流をオンオフするスイッチング素子と、
    前記負荷に流れる電流値を検出する電流検出素子と、
    前記電流検出素子で検出された電流値をアナログ値からデジタル値に変換するアナログ・デジタル変換器と、
    前記負荷に流れる電流の目標値と前記電流検出素子で検出された電流値の差に比例ゲインを掛けた値に基づいて前記負荷に供給される電流を帰還制御する演算処理回路とを備えたスイッチング電源装置において、
    前記演算処理回路は、前記ゲインの値を、前記スイッチング素子がオフからオンに変わった直後は所定の値とし、それ以降時間の経過とともより小さな値とする
    ことを特徴とする定電流スイッチング電源装置。
  2. PWM制御されるスイッチング回路と、
    前記スイッチング回路の出力を整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力を平滑化する平滑回路とをさらに備え、
    前記演算処理回路は、前記差に比例ゲインを掛けた値に基づいて定められたデューティに応じたPWM信号を出力し、
    前記スイッチング回路は、前記演算処理回路から出力されたPWM信号により制御されてスイッチングを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の定電流スイッチング電源装置。
  3. 前記演算処理回路は、前記差の積分値に積分ゲインを掛けた値をも用いて前記デューティを定めることを特徴とする請求項1に記載の定電流スイッチング電源装置。
  4. 前記比例ゲインの複数の値を予めメモリの複数のアドレスに書き込んでおき、
    該複数のアドレスがそれぞれ前記スイッチング素子がオフからオンに変わったときからの経過時間に対応付けられており、
    前記スイッチング素子がオフからオンに変わったときからの時間の経過に応じて、対応するアドレスからゲインの値を読み出し、読み出したゲインの値を用いて上記演算処理回路において演算処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の定電流スイッチング電源装置。
  5. 前記積分ゲインの複数の値を予めメモリの複数のアドレスに書き込んでおき、
    該複数のアドレスがそれぞれ前記スイッチング素子がオフからオンに変わったときからの経過時間に対応付けられており、
    前記スイッチング素子がオフからオンに変わったときからの時間の経過に応じて、対応するアドレスからゲインの値を読み出し、読み出したゲインの値を用いて上記演算処理回路において演算処理を実行する
    ことを特徴とする請求項3に記載の定電流スイッチング電源装置。
  6. 請求項1又は4の定電流スイッチング電源装置により、発光素子に流れる電流を制御することを特徴とする光源駆動装置。
  7. 請求項6の光源駆動装置を備え、
    前記発光素子からの光を用いて画像の表示を行う
    画像表示装置。
  8. 負荷と直列接続され、前記負荷に供給される直流電流をオンオフするスイッチング素子と、
    前記負荷に流れる電流値を検出する電流検出素子と、
    前記電流検出素子で検出された電流値をアナログ値からデジタル値に変換するアナログ・デジタル変換器とを備えたスイッチング電源装置の駆動方法おいて、
    前記負荷に流れる電流の目標値と前記電流検出素子で検出された電流値の差に比例ゲインを掛けた値に基づいて前記負荷に供給される電流を帰還制御する演算処理ステップを有し、
    前記演算処理ステップは、前記ゲインの値を、前記スイッチング素子がオフからオンに変わった直後は所定の値とし、それ以降時間の経過とともにより小さな値とする
    ことを特徴とする定電流スイッチング電源装置の駆動方法。
  9. 発光素子と直列接続され、前記発光素子に供給される直流電流をオンオフするスイッチング素子と、
    前記発光素子に流れる電流値を検出する電流検出素子と、
    前記電流検出素子で検出された電流値をアナログ値からデジタル値に変換するアナログ・デジタル変換器とを備えた光源駆動装置の駆動方法おいて、
    前記発光素子に流れる電流の目標値と前記電流検出素子で検出された電流値の差に比例ゲインを掛けた値に基づいて前記発光素子に供給される電流を帰還制御する演算処理ステップを有し、
    前記演算処理ステップは、前記ゲインの値を、前記スイッチング素子がオフからオンに変わった直後は所定の値とし、それ以降時間の経過とともにより小さな値とする
    ことを特徴とする光源駆動装置の駆動方法。
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