JP4752213B2 - 発光ダイオード駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオードを動作させるための発光ダイオード駆動回路に関するものである。
従来から、発光ダイオードを点灯させるためには、抵抗器と定電流ダイオードと発光ダイオードとを直列接続し、抵抗器により雷サージによる発光ダイオード等の電子部品の破損を防止しながら、定電流ダイオードにより定電流を発光ダイオードに供給することによって、安定した発光量で発光ダイオードを発光させる発光ダイオード駆動回路が提案されている(特許文献1及び図7)。
特開平08−194448号公報
しかしながら、上記従来のように定電流ダイオードを備えた構成では、発光ダイオードを定電流のみでしか駆動できないため、発光量を調整することが困難である。この結果、発光ダイオードが照明具の光源として用いられた場合には、照度を自由に調整できないものになるという問題がある。また、従来の構成では、常時、定電流が発光ダイオードに供給されるため、必要以上の発光量で発光することによって、消費電力が大きくなり易いという問題もある。さらに、発光ダイオードは、発光量が温度変化および経時変化するという性質を有しているため、定電流の供給だけでは、発光ダイオードの発光量を十分に安定化させることが困難であるという問題もある。
そこで、本発明は、発光ダイオードを所望の発光量で安定的に発光させることができると共に、低消費電力を実現することができる発光ダイオード駆動回路を提供するものである。
課題を解決するための手段及び効果
上記課題を解決するために、発明に係る発光ダイオード駆動回路は、直列接続された4つの発光ダイオードを人体に感知されない点滅周期で発光させる発光ダイオード駆動回路であって、前記発光ダイオード周辺の温度を検出する温度センサと、前記発光ダイオードの稼働時間を積算する稼働時間積算手段と、前記発光ダイオードの発光量の温度変化分に対応した温度用補正関数を、前記温度センサで検出された温度に基づいて発生する温度用補正関数発生手段と、前記発光ダイオードの発光量の経時変化分に対応した経時用補正関数を、前記稼働時間積算手段で積算された稼働時間に基づいて発生する経時用補正関数発生手段と、前記点滅周期に対応した周波数の駆動電力をパルス幅制御により前記発光ダイオードに供給するスイッチング手段と、前記発光ダイオードの駆動電力が前記温度用補正関数および前記経時用補正関数に基づいた所定値となるように、前記スイッチング手段におけるパルス幅制御をフィードバック制御するフィードバック手段と、から構成された電流調整手段と、を有し、前記フィードバック手段は、直列接続された4つの前記発光ダイオードのうち、前記駆動電力の供給側から2番目と3番目とに配置された前記発光ダイオード間の電位を用いてフィードバック制御することを特徴とする。
これによると、スイッチング手段において発光ダイオードに供給する駆動電力をスイッチングしてパルス幅制御することにより、発光ダイオードの負荷電流を自由に制御して、発光ダイオードを所望の発光量に調整しながら発生させ、ひいては照度調整を行うことができる。また、フィードバック手段において、発光ダイオードの駆動電力が所定値となるようにフィードバック制御していることから、発光ダイオードの負荷電流を一定にすることができる。これにより、発光ダイオードの発光量を安定化することができる。さらに、スイッチング手段のスイッチング、即ち、通電時間と停電時間との組み合わせで電流量を制御しているため、従来のように常に電力供給しながら発光させている場合と比較して消費電力を抑制することができる。さらに、発光ダイオード周辺の気温及び発光ダイオードの稼働時間に応じて発光ダイオードの負荷電流を調整しているため、温度変化及び稼働時間に対する発光ダイオードの発光量の変動を小さくできることから、例えば一定照度を保つ照明具に適用することができる。尚、補正関数は発光ダイオードの温度に対する照度変化を予想して設定するとともに、発光ダイオードの稼働時間に対する劣化度合いを予想して設定することができる。
また、発明に係る発光ダイオード駆動回路は、前記スイッチング手段が、120Hz以上の周波数でパルス幅制御しても良い。
これによると、発光ダイオードに供給する駆動電力を120Hz以上の周波数となるようにパルス幅制御しているため、発光ダイオードのちらつきを防止することができる。
また、発明に係る発光ダイオード駆動回路は、商用電源からの交流電力を直流電力に整流する整流手段を更に有し、前記スイッチング手段が、前記商用電源の電源周波数の2倍以上の周波数でパルス幅制御しても良い。
これによると、発光ダイオードに供給する駆動電力を商用電源の電源周波数の2倍以上(例えば60Hzの周波数の商用電源であれば120Hz以上、50Hzの周波数の商用電源であれば100Hz以上)の周波数となるようにパルス幅制御しているため、商用電源を用いた場合にも発光ダイオードのちらつきを防止することができる。
また、発明に係る発光ダイオード駆動回路は、前記フィードバック手段が、前記発光ダイオードの点灯時の電圧に基づいてフィードバック制御しても良い。
これによると、発光ダイオードの点灯時の電圧に基づいてフィードバック制御を行うことから、センサレスで発光ダイオードの電流を検出することができる。
また、発明に係る発光ダイオード駆動回路は、前記スイッチング手段が、FETを用いて構成しても良い。
これによると、スイッチング手段にFETを用いていることから、発光ダイオード駆動回路全体の損失を低減して低消費電力を実現することができる。
また、発明に係る発光ダイオード駆動回路は、前記発光ダイオード駆動回路に用いられるダイオードが、ショットキーダイオードであって良い。
これによると、通常のダイオードよりも順方向電圧降下が低いショットキーダイオードを用いていることから、発光ダイオード駆動回路全体の損失を低減して低消費電力を実現することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明である発光ダイオード駆動回路を実施するための最良の形態について、具体的な一例に即して説明する。尚、以下に説明する発光ダイオード駆動回路は、本実施形態においては、照明灯具として用いる発光ダイオードを駆動するための回路として想定する。また、発光ダイオード駆動回路は、人体に感知されない間隔で発光ダイオードのオンオフを繰り返すように制御する。
まず、本発明の一実施形態を図1に基づいて以下に説明する。図1は、第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路の回路図である。
図1に示すように、発光ダイオード駆動回路100は、スイッチング回路10と、フィードバック回路20と、整流回路30と、発光ダイオード2と、を有している。整流回路30は、商用電源である交流電源3に接続される。
ここで、発光ダイオード2は、例えば、白色発光ダイオードが考えられる。白色発光ダイオードは、例えば、青色発光ダイオードの表面にYAG系の蛍光体を塗布して形成されており、青色光の一部が蛍光体層を透過し、残りが蛍光体に衝突して黄色光となったときの混合色(白色)を出射するように構成されている。尚、本実施形態においては、白色発光ダイオードを用いて説明しているが、これに限定されるものではなく、照明光として好適な混合色を出射する全ての種類の発光ダイオードを適用することができる。
整流回路30は、整流用のブリッジダイオード31と、平滑コンデンサ32と、を有している。ブリッジダイオード31は、商用電源である交流電源3からの交流電力を直流電力に整流する。ここで、ブリッジダイオード31として、ショットキーダイオードを使用する。また、平滑コンデンサ32は、ブリッジダイオード31と並列に設けられ、発光ダイオード2に供給する電圧を平滑化する。
スイッチング回路10は、三角波発生部11と、比較部12と、FET13と、コイル14と、平滑コンデンサ15と、定電流ダイオード16と、を有している。スイッチング回路10は、人体に感知されない点滅周期で発光ダイオード2を発光させる周波数、具体的には発光ダイオード2の駆動電圧が交流電源の周波数の2倍以上の周波数においてパルス幅制御を行う。ここで、交流電源の周波数の2倍以上の周波数とした理由は、例えば60Hzの周波数の商用電源であれば120Hz以上、50Hzの周波数の商用電源であれば100Hz以上の周波数で発光ダイオード2を点滅させることができるため、人体に感知されない発光ダイオード2の点滅周期を容易に設定できるからである。尚、スイッチング回路10は、人体に感知されない点滅周期の周波数であれば商用電源の2倍未満、即ち、100Hz未満の点滅周期の周波数でパルス幅制御を行ってもよい。これにより、発光ダイオード2は、スイッチング回路10でパルス幅制御された点滅周期、即ち、交流電源3の周波数の2倍以上の周波数(例えば120Hz以上)で発光する。
また、コイル14は、スイッチング回路10のFET13と直列で、且つ、発光ダイオード2と並列となるように設けられ、スイッチング回路10からの交流成分の出力を直流成分に平滑する。更に、平滑コンデンサ15は、発光ダイオード2と並列になるように設けられ、より十分な直流成分の駆動電圧を発光ダイオード2に供給する。尚、定電流ダイオード16は、コイル14と平滑コンデンサ15の間に、発光ダイオード2と直列になるように設けられ、発光ダイオード2の負荷電流を更に安定化する。ここで、定電流ダイオード16として、ショットキーダイオードを使用する。
フィードバック回路20は、発光ダイオード2の駆動電力が所定値となるように、スイッチング回路10におけるパルス幅制御をフィードバック制御する。ここで、フィードバック回路20は、発光ダイオード2とスイッチング回路10の比較部12とを接続することにより、発光ダイオード2の点灯時の電圧に基づいて、発光ダイオード2の負荷電流をセンサレスで検出してフィードバック制御するように構成する。
このように、第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100によると、スイッチング回路10において発光ダイオード2に供給する駆動電力を交流電源3の電源周波数の2倍以上(120Hz以上)の周波数でスイッチングしてパルス幅制御する。従って、上記の周波数の下で通電時間と停電時間との比率を変動させることによって、発光ダイオード2の負荷電流を自由に制御して、発光ダイオード2の発光量を調整し、結果として照度調整を行うことができる。また、発光ダイオード2のちらつきを防止することができる。さらに、スイッチング回路10のスイッチング、即ち、通電時間と停電時間との組み合わせで電流量を制御しているため、従来のように常に電力供給しながら発光させている場合と比較して消費電力を抑制することができる。
また、フィードバック回路20において、発光ダイオード2の駆動電力が所定値となるように、発光ダイオード2の点灯時の電圧に基づいてフィードバック制御していることから、発光ダイオード2の負荷電流を一定にすることができる。従って、発光ダイオード2の発光量を安定化することができる。また、発光ダイオード2の点灯時の電圧に基づいて、センサレスで発光ダイオード2の電流を検出することができる。
また、発光ダイオード駆動回路100では、抵抗の代わりに損失が少ないコイルやコンデンサを多く用いる。
従って、発光ダイオード駆動回路100全体の消費電力を抑えることができる。
また、スイッチング回路10にFET13を用いている。
従って、発光ダイオード駆動回路100全体の損失を低減して低消費電力を実現することができる。
更に、定電流ダイオード16、ブリッジダイオード31として、通常のダイオードよりも順方向電圧降下が低いショットキーダイオードを使用する。
従って、発光ダイオード駆動回路100全体の損失を低減して低消費電力を実現することができる。
次に、本発明の二実施形態を図2〜図4に基づいて以下に説明する。図2は、第二実施形態に係る発光ダイオード駆動回路の回路図である。図3は、第二実施形態に係る発光ダイオード駆動回路の発光ダイオードと温度センサの位置を示す断面図である。図4は、第二実施形態に係る発光ダイオード駆動回路の電流調整回路を示す回路図である。尚、第一実施形態と同一の部位は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図2に示すように、発光ダイオード駆動回路200は、整流回路30と、電流調整回路40と、温度用補正関数発生器41aと、MPU42と、温度センサ43と、発光ダイオード2と、を有している。尚、整流回路30は、交流電源3に接続される。
温度センサ43は、図3に示すように、発光ダイオード駆動回路200が実装される基板201上において、発光ダイオード2の周辺に取り付けられる。そして、MPU42の指令により、適宜、発光ダイオード2の周辺の温度を検出して温度用補正関数発生器41aに入力する。
温度用補正関数発生器41aは、MPU42の指令により温度センサ43で検出された温度と、予めメモリに記憶しておいたデータテーブルとを比較して、温度用補正関数を発生させ、電流調整回路40に入力する。温度用補正関数は、発光ダイオード2の発光量の温度変化分に対応したものとなるように、発光ダイオード2の温度に対する照度変化を予想や実測してデータテーブルとして設定する。例えば、温度が高くなるほど電流が小さくなり、温度が低くなるほど電流が大きくなるようなデータテーブルとする。尚、温度用補正関数は、データテーブルの形式で形成可能にされている必要はなく、数式の形式で出力可能にされていてもよい。
電流調整回路40は、温度用補正関数発生器41aに基づいて、交流電源3から発光ダイオード2に供給する負荷電流を調整する回路である。例えば、図4に示すように、第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100を構成するスイッチング回路10及びフィードバック回路20で構成される。具体的には、電流調整回路40では、発光ダイオード2に通常供給すべき定電流に基づいて決定される発光ダイオード2の駆動電力に対して、温度用補正関数発生器41aから入力された補正関数を乗じた駆動電力を、スイッチング回路10及びフィードバック回路20を通じて、発光ダイオード2に供給する。尚、電流調整回路40は、図4に示す構成に限らず、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな変更が可能なものである。
尚、整流回路30は、第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100の整流回路30と同様であり、その説明を省略する。
このように、第二実施形態に係る発光ダイオード駆動回路200によると、温度センサ43が検出した発光ダイオード2周辺の気温に応じて温度用補正関数発生器41aで発生した補正関数に基づいて、電流調整回路40により、発光ダイオード2の負荷電流を調整している。従って、温度変化に対する発光ダイオード2の発光量の変動が減少し、照明具として用いた場合には、照度の変動が少なくなり、一定照度を保つことができる。
また、電流調整回路40を第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100のスイッチング回路10及びフィードバック回路20と同様の構成としている。更に、整流回路30を第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100の整流回路30と同様の構成としている従って、第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100の効果をも奏する。
次に、本発明の第三実施形態を図5に基づいて以下に説明する。図5は、第三実施形態に係る発光ダイオード駆動回路の回路図である。尚、第一または第二実施形態と同一の部位は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図5に示すように、発光ダイオード駆動回路300は、整流回路30と、電流調整回路40と、経時用補正関数発生器41bと、MPU42と、稼働時間積算器44と、スイッチ入力部47と、発光ダイオード2と、を有している。尚、整流回路30は、交流電源3に接続される。
スイッチ入力部47は、例えば、発光ダイオード2及び発光ダイオード駆動回路300を備える照明灯具等のスイッチであり、発光ダイオード2の点灯・消灯を切り替えるものである。また、スイッチ入力部47は、MPU42と接続されており、発光ダイオード2の点灯・消灯に関する制御信号をMPU42に出力する。
稼働時間積算器44は、クロック回路45と、タイマ46と、を有している。クロック回路45は、タイマ46が計時動作するためのクロック信号を与えるものである。タイマ46は、スイッチ入力部47からの点灯に関する制御信号がMPU42に入力されると、発光ダイオード2の稼働時間として積算を開始する。そして、タイマ46は、スイッチ入力部47からの消灯に関する制御信号がMPU42に入力されると、発光ダイオード2の稼働時間として積算を停止する。
経時用補正関数発生器41bは、MPU42の指令により稼働時間積算器44で積算された稼働時間と、予めメモリに記憶しておいたデータテーブルと、を比較して、補正関数を発生させ、電流調整回路40に入力する。経時用補正関数は、発光ダイオード2の発光量の経時変化分に対応したものとなるように、稼働時間に対する照度変化を予想してデータテーブルとして設定する。例えば、稼働時間が長くなるほど電流が大きくなるようなデータテーブルとする。尚、経時用補正関数は、データテーブルの形式で形成可能にされている必要はなく、数式の形式で出力可能にされていてもよい。
電流調整回路40は、経時用補正関数発生器41bに基づいて、交流電源3から発光ダイオード2に供給する負荷電流を調整する回路である。尚、電流調整回路40は、第二実施形態に係る発光ダイオード駆動回路200の電流調整回路40と同様であり、その説明を省略する。
尚、整流回路30は、第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100の整流回路30と同様であり、その説明を省略する。
このように、第三実施形態に係る発光ダイオード駆動回路300によると、稼働時間積算器44で算出した発光ダイオード2の稼働時間に応じて経時用補正関数発生器41bで発生した補正関数に基づいて、電流調整回路40により、発光ダイオード2の負荷電流を調整している。従って、稼働時間による発光ダイオード2の劣化に対して発光量の変動が減少し、照明具に用いた場合には、一定照度を保つことができる。
また、電流調整回路40を第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100のスイッチング回路10及びフィードバック回路20と同様の構成としている。更に、整流回路30を第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100の整流回路30と同様の構成としている。従って、第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100の効果をも奏する。
次に、本発明の第四実施形態を図6に基づいて以下に説明する。図6は、第四実施形態に係る発光ダイオード駆動回路の回路図である。尚、第一〜第三実施形態と同一の部位は、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図6に示すように、発光ダイオード駆動回路400は、整流回路30と、電流調整回路40と、上述の温度用補正関数発生器41aおよび経時用補正関数発生器41bと、MPU42と、温度センサ43と、稼働時間積算器44と、スイッチ入力部47と、発光ダイオード2と、を有している。
温度センサ43は、第二実施形態に係る発光ダイオード駆動回路200の温度センサ43と同様に、発光ダイオード駆動回路400が実装される基板上において、発光ダイオード2の周辺に取り付けられる。そして、MPU42の指令により、適宜、温度を検出して温度用補正関数発生器41aに入力する。
スイッチ入力部47は、第三実施形態に係る発光ダイオード駆動回路300のスイッチ入力部47と同様に、例えば、発光ダイオード2及び発光ダイオード駆動回路300を備える照明灯具等のスイッチであり、発光ダイオード2の点灯・消灯を切り替えるものである。また、スイッチ入力部47は、MPU42と接続されており、発光ダイオード2の点灯・消灯に関する制御信号をMPU42に出力する。
稼働時間積算器44は、第三実施形態に係る発光ダイオード駆動回路300の稼働時間積算器44と同様に、クロック回路45と、タイマ46と、を有している。クロック回路45は、第三実施形態に係る発光ダイオード駆動回路300のクロック回路45と同様に、タイマ46が計時動作するためのクロック信号を与えるものである。タイマ46は、第三実施形態に係る発光ダイオード駆動回路300のタイマ46と同様に、スイッチ入力部47からの点灯に関する制御信号がMPU42に入力されると、発光ダイオード2の稼働時間として積算を開始する。そして、タイマ46は、スイッチ入力部47からの消灯に関する制御信号がMPU42に入力されると、発光ダイオード2の稼働時間として積算を停止する。
温度用補正関数発生器41aは、MPU42の指令により温度センサ43で検出された温度と、予めメモリに記憶しておいた温度に関するデータテーブルと、を比較するとともに、MPU42の指令により稼働時間積算器44で積算された稼働時間と、予めメモリに記憶しておいた稼働時間に関するデータテーブルと、を比較して、温度に関する温度用補正関数及び稼働時間に関する経時用補正関数を発生させ、電流調整回路40に入力する。温度用補正関数は、発光ダイオード2の温度に対する照度変化を予想してデータテーブルとして設定する。例えば、温度が高くなるほど電流が小さくなり、温度が低くなるほど電流が大きくなるようなデータテーブルとする。稼働用補正関数は、発光ダイオード2の稼働時間に対する照度変化を予想してデータテーブルとして設定する。例えば、稼働時間が長くなるほど電流が大きくなるようなデータテーブルとする。
電流調整回路40は、温度用補正関数発生器41aおよび経時用補正関数発生器41bに基づいて、交流電源3から発光ダイオード2に供給する負荷電流を調整する回路である。尚、電流調整回路40は、第二実施形態に係る発光ダイオード駆動回路200の電流調整回路40と同様であり、その説明を省略する。
尚、整流回路30は、第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100の整流回路30と同様であり、その説明を省略する。
このように、第四実施形態に係る発光ダイオード駆動回路400によると、温度センサ43で検出した発光ダイオード2周辺の気温に応じて温度用補正関数発生器41aで発生した温度に関する温度用補正関数と、稼働時間積算器44で算出した発光ダイオード2の稼働時間に応じて経時用補正関数発生器41bで発生した稼働時間に関する経時用補正関数とに基づいて、電流調整回路40により、発光ダイオード2の負荷電流を調整している。従って、温度変化及び稼働時間に対する発光ダイオード2の発光量の変動が減少し、照明具に用いた場合には、照度の変動が少なくなり、一定照度を保つことができる。尚、本実施形態においては、温度用補正関数発生器41aと経時用補正関数発生器41bとの2つのテーブルを用いて温度と稼動時間との補正を個別に行っているが、これに限定されるものではなく、1つのデータテーブルを用いて温度と稼動時間とを関係を考慮した補正を行っても良い。具体的には、所定の稼動時間における温度変化量、例えば100時間の稼動後における発光ダイオード2の発光量と温度との関係、200時間の稼動後における発光量と温度との関係等をそれぞれデータテーブル化し、このデータテーブルに基づいて所定の稼動時間後における所定の温度のときの補正量を求めるようになっていても良い。
また、電流調整回路40を第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100のスイッチング回路10及びフィードバック回路20と同様の構成としている。更に、整流回路30を第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100の整流回路30と同様の構成としている。従って、第一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100の効果をも奏する。
以上、本発明は、上記の好ましい実施形態に記載されているが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされる。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。また、具体例は、本発明の構成を例示したものであり、本発明を限定するものではない。
例えば、上述の第一〜第四実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100〜400は、発光ダイオード2を用いた照明灯具に用いられることを前提にして記載しているが、それに限らない。即ち、照明灯具以外にも発光ダイオードを使用する用途に適用することができる。
また、上述の第一〜第四実施形態に係る発光ダイオード駆動回路100〜400は、商用電源である交流電源3からの電力を発光ダイオード2に供給するが、商用電源に限らない。また、直流電源であってもよい。直流電源の場合は整流回路30が不要となる。
一実施形態に係る発光ダイオード駆動回路の回路図である。 二実施形態に係る発光ダイオード駆動回路の回路図である。 二実施形態に係る発光ダイオード駆動回路の発光ダイオードと温度センサの位置を示す断面図である。 二実施形態に係る発光ダイオード駆動回路の電流調整回路を示す回路図である。 三実施形態に係る発光ダイオード駆動回路の回路図である。 四実施形態に係る発光ダイオード駆動回路の回路図である。 従来の発光ダイオード駆動回路の一例を示す回路図である。
2 発光ダイオード
3 交流電源
10 スイッチング回路
13 FET
20 フィードバック回路
30 整流回路
40 電流調整回路
41a 温度用補正関数発生器
41b 経時用補正関数発生器
43 温度センサ
44 稼働時間積算器
100 発光ダイオード駆動回路
200 発光ダイオード駆動回路
300 発光ダイオード駆動回路
400 発光ダイオード駆動回路

Claims (6)

  1. 直列接続された4つの発光ダイオードを人体に感知されない点滅周期で発光させる発光ダイオード駆動回路であって、
    前記発光ダイオード周辺の温度を検出する温度センサと、
    前記発光ダイオードの稼働時間を積算する稼働時間積算手段と、
    前記発光ダイオードの発光量の温度変化分に対応した温度用補正関数を、前記温度センサで検出された温度に基づいて発生する温度用補正関数発生手段と、
    前記発光ダイオードの発光量の経時変化分に対応した経時用補正関数を、前記稼働時間積算手段で積算された稼働時間に基づいて発生する経時用補正関数発生手段と、
    前記点滅周期に対応した周波数の駆動電力をパルス幅制御により前記発光ダイオードに供給するスイッチング手段と、前記発光ダイオードの駆動電力が前記温度用補正関数および前記経時用補正関数に基づいた所定値となるように、前記スイッチング手段におけるパルス幅制御をフィードバック制御するフィードバック手段と、から構成された電流調整手段と、
    を有し、
    前記フィードバック手段は、直列接続された4つの前記発光ダイオードのうち、前記駆動電力の供給側から2番目と3番目とに配置された前記発光ダイオード間の電位を用いてフィードバック制御することを特徴とする発光ダイオード駆動回路。
  2. 前記スイッチング手段は、120Hz以上の周波数でパルス幅制御することを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオード駆動回路。
  3. 商用電源からの交流電力を直流電力に整流する整流手段を更に有し、
    前記スイッチング手段は、前記商用電源の電源周波数の2倍以上の周波数でパルス幅御することを特徴とする請求項1または2に記載の発光ダイオード駆動回路。
  4. 前記フィードバック手段は、前記発光ダイオードの点灯時の電圧に基づいてフィードバック制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の発光ダイオード駆動回路。
  5. 前記スイッチング手段は、FETを用いて構成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の発光ダイオード駆動回路。
  6. 前記発光ダイオード駆動回路に用いられるダイオードは、ショットキーダイオードであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の発光ダイオード駆動回路。
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