JP2015032328A - 半導体記憶装置及びその書き込み方法並びにメモリシステム - Google Patents

半導体記憶装置及びその書き込み方法並びにメモリシステム Download PDF

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Abstract

【課題】電源電圧の低下が生じた場合のデータの消失を抑制し得る半導体記憶装置及びその書き込み方法並びにその半導体記憶装置を用いたメモリシステムを提供する。
【解決手段】シリアルインターフェース10と、シリアルインターフェースを介して外部から入力されるデータを複数バイト分蓄積することが可能なバッファ30と、複数バイト分のデータをバッファから一括して書き込むことが可能な不揮発性のメモリセルアレイ26とを有し、シリアルインターフェースを介しての外部からのデータの入力が進行している際に、電源電圧の低下が生じた場合には、電源電圧の低下が生じる前にバッファに蓄積したデータのうちのメモリセルアレイに対して未書き込みのデータを、メモリセルアレイに書き込む。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体記憶装置及びその書き込み方法並びにメモリシステムに関する。
近時では、様々な種類の半導体記憶装置が提供されている。
外部とのインターフェースの種類で区別すると、パラレルインターフェースの半導体記憶装置とシリアルインターフェースの半導体記憶装置とに大別される。
シリアルインターフェースの半導体記憶装置は、パラレルインターフェースの半導体記憶装置と比較して入出力の端子数が非常に少ないため、システムの低コスト化等に寄与することができる。
特開2011−81660号公報 特開平5−41092号公報 特開2010−97633号公報
しかしながら、従来の半導体記憶装置では、シリアルインターフェースを介したデータの入力が進行している際に電源電圧の低下が生じると、電源電圧の低下が生じる前に入力したデータが少なからず消失してしまう場合があった。
本発明の目的は、電源電圧の低下が生じた場合のデータの消失を抑制し得る半導体記憶装置及びその書き込み方法並びにその半導体記憶装置を用いたメモリシステムを提供することにある。
実施形態の一観点によれば、シリアルインターフェースと、前記シリアルインターフェースを介して外部から入力されるデータを複数バイト分蓄積することが可能なバッファと、前記複数バイト分のデータを前記バッファから一括して書き込むことが可能な不揮発性のメモリセルアレイとを有し、前記シリアルインターフェースを介しての前記外部からのデータの入力が進行している際に、電源電圧の低下が生じた場合には、前記電源電圧の低下が生じる前に前記バッファに蓄積した前記データのうちの前記メモリセルアレイに対して未書き込みのデータを、前記メモリセルアレイに書き込むことを特徴とする半導体記憶装置が提供される。
実施形態の他の観点によれば、シリアルインターフェースを介して入力されるデータを複数バイト分バッファに蓄積し、前記複数バイト分のデータを前記バッファから不揮発性のメモリセルアレイに一括して書き込むことが可能な半導体記憶装置の書き込み方法であって、前記シリアルインターフェースを介しての前記外部からのデータの入力が進行している際に、電源電圧の低下が生じた場合には、前記電源電圧の低下が生じる前に前記バッファに蓄積した前記データのうちの前記メモリセルアレイに対して未書き込みのデータを、前記メモリセルアレイに書き込むことを特徴とする半導体記憶装置の書き込み方法が提供される。
実施形態の更に他の観点によれば、シリアルインターフェースと、前記シリアルインターフェースを介して外部から入力されるデータを複数バイト分蓄積することが可能なバッファと、前記複数バイト分のデータを前記バッファから一括して書き込むことが可能な不揮発性のメモリセルアレイとを有し、前記シリアルインターフェースを介しての前記外部からのデータの入力が進行している際に、電源電圧の低下が生じた場合には、前記電源電圧の低下が生じる前に前記バッファに蓄積した前記データのうちの前記メモリセルアレイに対して未書き込みのデータを、前記メモリセルアレイに書き込む半導体記憶装置と、前記シリアルインターフェースを介して前記半導体記憶装置にアクセス可能な制御部とを有することを特徴とするメモリシステムが提供される。
開示の半導体記憶装置によれば、シリアルインターフェースを介しての外部からのデータの受信が進行している状態で電源電圧の低下が生じた場合に、メモリセルアレイに対して未書き込みのデータをバッファからメモリセルアレイに書き込む。このため、電源電圧の低下が生じた際のデータの消失を最小限に抑えることができる。しかも、メモリセルアレイに対して複数バイト分ずつ一括してデータの書き込みを行うため、メモリセルアレイを活性化させる頻度が少ない。このため、消費電力の低い良好な半導体記憶装置を提供することができる。
図1は、第1実施形態による半導体記憶装置を示すブロック図である。 図2は、バッファ内の記憶領域の構成の例を示す概略図である。 図3は、第1実施形態による半導体記憶装置への書き込み動作の例を示すタイムチャートである。 図4は、第1実施形態による半導体記憶装置の一部を示す回路図(その1)である。 図5は、第1実施形態による半導体記憶装置の一部を示す回路図(その2)である。 図6は、第1実施形態による半導体記憶装置の制御のタイミングを示すタイムチャートである。 図7は、第1実施形態によるメモリシステムを示すブロック図である。 図8は、第1実施形態によるメモリシステムの動作の例を示すタイムチャートである。 図9は、第2実施形態による半導体記憶装置を示すブロック図である。 図10は、第2実施形態による半導体記憶装置の一部を示す回路図(その1)である。 図11は、第2実施形態による半導体記憶装置の一部を示す回路図(その2)である。 図12は、第2実施形態によるメモリシステムを示すブロック図である。 図13は、第2実施形態によるメモリシステムの動作の例を示すタイムチャートである。 図14は、第3実施形態による半導体記憶装置を示すブロック図である。 図15は、第3実施形態による半導体記憶装置の一部を示す回路図(その1)である。 図16は、第3実施形態による半導体記憶装置の一部を示す回路図(その2)である。 図17は、参考例による半導体記憶装置の読み出し動作の例を示すタイムチャートである。 図18は、参考例による半導体記憶装置の書き込み動作の例を示すタイムチャートである。
図17は、参考例による半導体記憶装置の読み出し動作の例を示すタイムチャートである。
シリアルインターフェースの半導体記憶装置においては、シリアル入力端子SIに介して外部からシリアルデータが入力される。かかるシリアルデータは、外部から入力されるシリアルクロックSCKに同期して入力されるようになっている。半導体記憶装置からデータの読み出しを行う際には、チップセレクト信号CSBが例えばLレベルに活性化される。
半導体記憶装置からデータを読み出す際には、まず、シリアルインターフェースを介して読み出しのコマンドが入力される。図17におけるC[7]〜C[0]は、コマンド情報を示している。C[7]は8ビットのコマンド情報のうちの最上位ビットを示しており、C[0]は8ビットのコマンド情報のうちの最下位ビットを示している。
読み出しコマンドの入力に引き続いて、アドレスの入力が行われる。まず、上位アドレスが入力され、続いて、下位アドレスが入力される。アドレスは例えば16ビットであり、A[15]は16ビットのアドレスのうちの最上位ビットを示しており、A[0]は16ビットのアドレスのうちの最下位ビットを示している。
半導体記憶装置は、指定されたアドレスのデータを、シリアルインターフェースのシリアル出力端子SOを介して外部に出力する。
しかしながら、アドレスの最下位ビットの入力が完了した段階で、メモリセルアレイの当該アドレスの記憶領域へのアクセスを開始した場合には、データを外部に出力するまでに無視し得ないタイムラグが生じてしまう。
そこで、アドレスのうちの下位側のいくつかのビットの入力が完了する前の段階で、メモリセルアレイに対してアクセスを行い、複数バイト分のデータをメモリセルアレイから予め読み出しておき、バッファに一時的に蓄積しておくことが考えられる。そして、アドレスの最下位のビットの入力が完了した段階で、バッファに蓄積した複数バイト分のデータのうちから当該アドレスに対応するデータを読み出し、外部にデータを出力することが考えられる。
バッファとしては、例えば4バイト分の記憶領域を有するバッファを用いることが考えられる。4バイト分の記憶領域を有するバッファを用いる場合には、16ビットのアドレスのうちの上位14ビット分のアドレス情報が外部から入力された段階で、メモリセルアレイへのアクセスを開始することが可能である。上位14ビット分のアドレスによって、メモリセルアレイのうちの4バイト分の記憶領域が指定される。そして、4バイト分のデータを一括してメモリセルアレイから読み出し、バッファに一時的に蓄積しておく。そして、下位2ビット分のアドレスの入力が完了した段階で、バッファに蓄積された4バイト分のデータのうちから当該アドレスに対応するデータを読み出し、外部にデータを出力する。
このようにすれば、読み出し動作におけるタイムラグが極めて短い半導体記憶装置を提供することが可能となる。
図18は、参考例による半導体記憶装置の書き込み動作の例を示すタイムチャートである。
半導体記憶装置に対してデータの書き込みを行う際にも、チップセレクト信号CSBが例えばLレベルに活性化される。
半導体記憶装置にデータを書き込む際には、まず、シリアルインターフェースを介して書き込みのコマンドが入力される。
書き込みコマンドの入力に引き続いて、アドレスの入力が行われる。
半導体記憶装置は、メモリセルアレイのうちの指定されたアドレスの記憶領域にデータを書き込んでいく。
上記のように4バイト分の記憶領域を有するバッファを用いる場合には、外部から連続的に入力されるデータをバッファ内に一時的に蓄積し、データが4バイト分蓄積される毎に、バッファからメモリセルアレイに一括してデータを書き込むことが考えられる。4バイト分のデータが外部から入力される毎に一括してメモリセルアレイにデータを書き込むようにすれば、メモリセルアレイにアクセスする頻度を低くすることができる。メモリセルアレイに対するアクセスの頻度が低くなれば、消費電力を低減することが可能となる。
しかしながら、半導体記憶装置に外部から供給される電源の電圧が低下してしまう場合がある。例えば、3バイト分のデータがバッファ内に既に蓄積済みであり、最後の1バイト分のデータが外部から入力されている途中で電源電圧の低下が生じた場合には、メモリセルに対して未書き込みの3バイト分のデータがバッファ内から消失してしまう場合がある。
かかるデータの消失を防止すべく、外部から1バイト分のデータが入力される毎にメモリセルアレイに順次書き込むことも考えられるが、この場合には、メモリセルアレイに対するアクセスの頻度が高くなり、消費電力の低減の要請に応え得ない。
[第1実施形態]
第1実施形態による半導体記憶装置及びその書き込み方法並びにメモリシステムについて図1乃至図8を用いて説明する。
(半導体記憶装置)
まず、本実施形態による半導体記憶装置及びその書き込み方法について図1乃至図6を用いて説明する。図1は、本実施形態による半導体記憶装置を示すブロック図である。
本実施形態による半導体記憶装置は、外部との間でシリアル通信を行うシリアルインターフェース10を有する半導体記憶装置である。
図1に示すように、本実施形態による半導体記憶装置は、外部からの信号を入力するための入力バッファ12と、外部に信号を出力するための出力バッファ14とを有している。また、本実施形態による半導体記憶装置は、外部から入力されるシリアルデータsizをパラレルデータpiz[7:0]に変換するシリアルパラレル変換部16を有している。また、本実施形態による半導体記憶装置は、パラレルデータpoz[7:0]をシリアルデータsozに変換して出力するためのパラレルシリアル変換部18を有している。
また、本実施形態による半導体記憶装置は、入力されるコマンドに基づいて所定の処理を行うコマンド制御部20と、入力されるアドレス情報に基づいてアドレスの制御を行うアドレス制御部22と、データの入出力の制御を行うデータ制御部24とを有している。また、本実施形態による半導体記憶装置は、不揮発性のメモリセルアレイ26と、メモリセルアレイ26へのデータの書き込みを制御する書き込み制御部(WR制御部)28とを有している。また、本実施形態による半導体記憶装置は、データを一時的に蓄積するためのバッファ30と、バッファを制御するバッファ制御部32とを有している。また、本実施形態による半導体記憶装置は、外部電源VDDから供給される電力を用いて内部電源電圧viiを生成する電圧生成部34と、電源電圧の検出を行う電圧検出部36とを有している。
また、本実施形態による半導体記憶装置には、外部からシリアルデータが入力されるシリアルデータ入力端子SIと、クロック信号が入力されるシリアルクロック入力端子SCKと、ライトプロテクトのためのライトプロテクト入力端子WPBとが設けられている。また、本実施形態による半導体記憶装置には、本実施形態による半導体記憶装置をホールド状態に設定するためのホールド入力端子HOLDBと、本実施形態による半導体記憶装置を活性化するためのチップセレクト入力端子CSBとが設けられている。また、本実施形態による半導体記憶装置には、シリアルデータを出力するためのシリアルデータ出力端子SOと、外部電源の正極に接続される電源端子VDDと、外部電源の負極に接続される電源端子(接地端子)VSSとが設けられている。
チップセレクト入力端子CSBは、本実施形態による半導体記憶装置を選択状態するための端子である。チップセレクト入力端子CSBは入力バッファ38に接続されており、かかる入力バッファ38から出力される信号csbzがコマンド制御部20に入力されるようになっている。チップセレクト入力端子CSBをL(Low)レベルに設定することにより、本実施形態による半導体記憶装置をアクティブ状態にすることができる。
シリアルデータ入力端子SIは、本実施形態による半導体記憶装置に外部からシリアルデータを入力するための端子である。シリアルデータ入力端子SIは、例えば、コマンド、アドレス、データの入力に共用される。コマンドの情報は、例えば8ビットのデータ、即ち、1バイトのデータである。アドレスの情報は、例えば16ビットのデータ、即ち、2バイトのデータである。データの情報は、例えばnバイトのデータである(n:正の整数)。シリアルデータ入力端子SIは入力バッファに接続されており、かかる入力バッファから出力されるシリアル信号sizがシリアルパラレル変換部及びアドレス制御部に入力されるようになっている。
シリアルクロック入力端子SCKは、シリアル通信のタイミングを設定するためのクロック信号が入力される端子である。シリアルクロック入力端子SCKは入力バッファ40に接続されており、かかる入力バッファ40から出力される信号sckzがコマンド制御部20に入力されるようになっている。シリアルデータ入力端子SIから入力されるシリアルデータは、クロックSCKの立ち上がり時に取り込まれる。シリアルデータ出力端子SOから出力されるシリアルデータは、クロックSCKの立ち下がり時に設定される。
ライトプロテクト端子WPBは、ライトプロテクト、即ち、書き込み命令に対してプロテクトエリアを保護するためのものである。ライトプロテクト端子WPBは入力バッファ42に接続されており、かかる入力バッファ42から出力される信号wpbzがコマンド制御部に入力されるようになっている。
ホールド入力端子HOLDBは、本実施形態による半導体記憶装置をホールド状態にするためのものである。ホールド入力端子HOLDBは入力バッファ44に接続されており、かかる入力バッファ44から出力される信号holdbzがコマンド制御部に入力されるようになっている。
シリアルデータ出力端子SOは、本実施形態による半導体記憶装置からシリアルデータsozを出力するための端子である。
シリアルデータ入力端子SIを介して外部から入力されるシリアルデータsizは、シリアルパラレル変換部16によりパラレルデータpiz[7:0]に変換される。シリアルパラレル変換部16は、シリアルデータsizをパラレルデータpiz[7:0]に変換し、データ制御部24及びコマンド制御部20に出力する。シリアルパラレル変換部16から出力されるパラレルデータpiz[7:0]は、例えば8ビットデータ、即ち、1バイトのデータである。なお、piz[7:0]は、piz[0]〜piz[7]を意味しており、例えばpiz[0]は最下位ビットに対応しており、例えばpiz[7]は最上位ビットに対応している。
コマンド制御部20は、入力されるコマンド情報piz[7:0]に応じた処理を行う。
アドレス制御部22は、入力されるアドレス情報sizに基づいて、アドレスを指定する。アドレス制御部22が、シリアルデータsizに基づいてアドレスの指定を行うのは、アドレスの下位ビットの情報の受け取りが完了する前に、所望の処理を開始することを可能とするためである。16ビットのアドレスのうちの上位14ビット分のアドレスaz[15:2]については、アドレス制御部22からメモリセルアレイ26に入力されるようになっている。一方、16ビットのアドレスのうちの下位2ビットのアドレス信号az[1:0]については、アドレス制御部22からコマンド制御部20及びバッファ30に入力されるようになっている。
データ制御部24は、シリアルパラレル変換部16から出力されるパラレルデータpiz[7:0]を受け取り、バッファ30にパラレルデータdisz[7:0]を出力する。また、データ制御部24は、バッファ30から出力されるパラレルデータdosz[7:0]を受け取り、パラレルシリアル変換部18にパラレルデータpoz[7:0]を出力する。
データ制御部24から出力されるパラレルデータpoz[7:0]は、パラレルシリアル変換部18によりシリアルデータsozに変換される。パラレルシリアル変換部18から出力されるシリアルデータsozは、出力バッファ14を介し、シリアルデータ出力端子SOから出力される。
図2は、バッファ内の記憶領域の構成の例を示す概略図である。
図2に示すように、バッファ30には、例えば4バイト分のデータを一時的に蓄積するための記憶領域B0〜B3が設けられている。データ制御部24から1バイト分ずつバッファ30に入力されるパラレルデータdisz[7:0]を、バッファ30内に4バイト分蓄積することが可能である。バッファ30は、蓄積された4バイト分のデータdiz[31:0]を一括してメモリセルアレイ26に出力することが可能である。このため、メモリセルアレイ26には、4バイト分のデータdiz[31:0]を一括して書き込むことができる。
メモリセルアレイ26にデータdiz[31:0]を書き込む際には、16ビットのアドレスのうちの上位14ビットが、アドレス制御部22からメモリセルアレイ26に入力されるアドレス信号az[15:2]により指定される。
上位14ビット分のアドレスにより指定されるメモリセルアレイ26内の4バイトの記憶領域B0〜B4のうちのいずれの記憶領域にデータを書き込むかは、書き込み制御部28からメモリセルアレイ26に入力される信号wrenx[3:0]により指定される。信号wrenx[0]をLレベルに活性化すると、上位14ビット分のアドレスaz[15:2]により指定されるメモリセルアレイ26内の4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの最下位バイトの記憶領域B0にデータを書き込むことが可能となる。信号wrenx[1]をLレベルに活性化すると、上位14ビット分のアドレスaz[15:2]により指定されるメモリセルアレイ26内の4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの下位から2番目のバイトの記憶領域B1にデータを書き込むことが可能となる。信号wrenx[2]をLレベルに活性化すると、上位14ビット分のアドレスaz[15:2]により指定されるメモリセルアレイ26内の4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの下位から3番目のバイトの記憶領域B2にデータを書き込むことが可能となる。信号wrenx[3]をLレベルに活性化すると、上位14ビット分のアドレスaz[15:2]により指定されるメモリセルアレイ26内の4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの最上位バイトの記憶領域B3にデータを書き込むことが可能となる。
メモリセルアレイ26に記憶された情報を読み出す際には、例えば4バイト分のデータdoz[31:0]を一括して読み出すことが可能である。メモリセルアレイ26から一括して読み出される4バイト分のデータdoz[31:0]のアドレスは、16ビットのアドレスのうちの上位14ビット分のアドレスaz[15:2]により指定される。一括して読み出された4バイト分のデータdoz[31:0]は、バッファ30に一時的に蓄積される。バッファに一時的に蓄積された4バイト分の読み出しデータdoz[31:0]は、1バイト分ずつデータ制御部24に出力することが可能である。バッファ30に設けられた4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちのどの記憶領域に記憶されたデータdosz[7:0]を出力するかが、下位2ビット分のアドレスaz[1:0]により指定される。そして、バッファ30に設けられた4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちのアドレスaz[1:0]により指定される記憶領域に記憶されているデータdosz[7:0]が、バッファ30からデータ制御部24に出力される。
コマンド制御部20は、外部から書き込み又は読み出しのコマンドを受け付けると、出力信号initazを活性化させる。コマンド制御部20の出力信号initazはアドレス制御部22に入力されるようになっている。アドレス制御部22は、信号initazが活性化されると、続いて外部から入力されるアドレス情報sizに基づいて、アドレスの指定を行う。
コマンド制御部20は、1バイト分のデータの書き込み又は読み出しの処理が完了する毎に、アドレス制御部22に信号cntazを出力する。アドレス制御部22は、コマンド制御部20からの信号cntazを受ける毎に、アドレスを1番地ずつ進める。
コマンド制御部22は、バッファ30へのデータの一時的な書き込みを行う際には、バッファ制御部32に信号bufwrz[3:0]を出力する。バッファ30に設けられた4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちのいずれの記憶領域にデータを書き込むかが、信号bufwrz[3:0]により指定される。従って、4本の信号線bufwrz[3:0]のうちの1本が選択的にHレベルに活性化される。信号bufwrz[0]が活性化された場合には、バッファ制御部32からバッファ30にbufbusyz[0]が出力される。そうすると、バッファ30に設けられた4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの最下位バイトの記憶領域B0にデータdisz[7:0]を書き込むことが可能となる。信号bufwrz[1]が活性化された場合には、バッファ制御部32からバッファ30にbufbusyz[1]が出力される。そうすると、バッファ30に設けられた4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの下位から2番目のバイトの記憶領域B1にデータdisz[7:0]を書き込むことが可能となる。信号bufwrz[2]が活性化された場合には、バッファ制御部32からバッファ30にbufbusyz[2]が出力される。そうすると、バッファ30に設けられた4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの下位から3番目のバイトの記憶領域B2にデータdisz[7:0]を書き込むことが可能となる。信号bufwrz[3]が活性化された場合には、バッファ制御部32からバッファ30にbufbusyz[3]が出力される。そうすると、バッファ30に設けられた4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの最上位バイトの記憶領域B3にデータdisz[7:0]を書き込むことが可能となる。
コマンド制御部20は、メモリセルアレイ26にデータを書き込む際には、出力信号wezをHレベルに活性化させる。コマンド制御部20から出力される信号wezは、書き込み制御部28に入力されるようになっている。また、コマンド制御部20は、メモリセルアレイ26にデータを書き込む際には、信号actzを活性化する。コマンド制御部20から出力される信号actzは、メモリセルアレイ26に入力されるようになっている。信号wezが活性化され、信号actzが活性化され、且つ、信号wrenx[3:0]のいずれかが活性化されると、メモリセルアレイ26のうちの指定されたアドレスの記憶領域にデータが書き込まれる。
メモリセルアレイ26が活性化されている際には、メモリセルアレイ26は出力信号membusyzをHレベルに活性化する。
コマンド制御部20は、メモリセルアレイ26に記憶されたデータを読み出す際には、信号wezを活性化しない状態、即ち、Lレベルに設定する。信号wezがLレベルの際には、書き込み制御部28の出力信号wrenx[3:0]は、いずれも活性化しない状態、即ち、Hレベルとなる。信号wezがLレベルの際には、メモリセルアレイ26から出力される4バイト分の出力信号doz[31:0]がバッファ30に一括して書き込まれる。バッファ30に設けられた4バイト分の記憶領域B0〜B3に記憶されたデータは、1バイト分ずつデータ制御部24により読み出される。バッファ30に設けられた4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちのいずれの記憶領域のデータを読み出すかは、下位2ビット分のアドレス信号az[1:0]により指定される。
コマンド制御部20は、データを外部に出力する際には、信号oezをHレベルに活性化する。コマンド制御部20から出力される信号oezは、データ制御部24と出力バッファ30とに入力されるようになっている。データ制御部24は、信号oezがHレベルに活性化されている際には、バッファ30から1バイト分ずつ読み出したデータdosz[7:0]を、信号線poz[7:0]を介して、パラレルシリアル変換部18に1バイト分ずつ出力する。
パラレルシリアル変換部18は、パラレルデータpoz[7:0]をシリアルデータsozに変換する。出力バッファ14は、コマンド制御部20からの信号oezがHレベルに活性化されている際には、SO出力端子を介してシリアルデータsozを外部に出力する。
電圧生成部34は、外部から供給される電源、即ち、外部電源VDDの電力を用いて、半導体記憶装置の内部で用いるのに適した電圧vii、即ち、内部電源を生成するものである。外部電源電圧VDDは、例えば3V程度である。内部電源電圧viiは、例えば1.8V程度である。内部電源電圧viiは、本実施形態による半導体記憶装置内の各構成要素に供給されるようになっている。電圧生成部34は、外部電源電圧VDDよりも低い電圧の内部電源電圧viiを生成するため、内部降圧電源回路とも称される。
電圧検出部34は、内部電源電圧viiの低下を検出した際に、出力信号lvdivxをLレベルに活性化する。電圧検出部34から出力される信号lvdivxは、コマンド制御部20に入力されるようになっている。
また、電圧検出部34から出力される信号lvdixは、アドレス制御部22、書き込み制御部28、バッファ30、データ制御部24に入力されるようになっている。アドレス制御部22、書き込み制御部28、バッファ30、データ制御部24に入力される信号lvdixは、アドレス制御部22、書き込み制御部28、バッファ30、データ制御部24を初期化、即ち、リセットするために用いられる。信号lvdixは、後述するように、電圧検出部36に設けられた3入力ORゲート46(図4参照)の出力信号であり、内部電源電圧viiの低下が検出されても直ちには活性化されないようになっている。このため、内部電源電圧viiが低下した場合であっても、アドレス制御部22、書き込み制御部28、バッファ30、データ制御部24が直ちにリセットされてしまうのを防止することができる。従って、電源電圧の低下か生じた際に、メモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータをバッファ30からメモリセルアレイ26に確実に書き込むことが可能となる。
図3は、本実施形態による半導体記憶装置への書き込み動作の例を示すタイムチャートである。
ここでは、データI0〜I3のメモリセルアレイ26への書き込みが完了し、この後、データI4,I5のバッファ30への一時的な蓄積が行われ、この後、データI6を受信している途中で電源電圧の低下が生じた場合を例に説明する。
4バイト分のデータI0〜I3は、16ビットのアドレスのうちの上位14ビット分のアドレスaz[15:2]で指定されるメモリセルアレイ26内の4バイト分の記憶領域に記憶される。ここでは、16ビットのアドレスのうちの上位14ビット分のアドレスA1[15:2]により指定されるメモリセルアレイ26内の4バイト分の記憶領域に、4バイト分のデータI0〜I3が書き込まれる場合を例に示している。
16ビットのアドレスのうちの下位2ビット分のアドレスaz[1:0]は、「00」、「01」、「10」、「11」と順次指定される。
外部から入力されるデータI0を信号線piz[7:0]を介してバッファ30に書き込む際には、下位2ビット分のアドレスaz[1:0]が例えば「00」に指定された状態で書き込みが行われる(図示せず)。下位2ビット分のアドレスaz[1:0]が「00」に指定された状態でバッファ30に書き込みが行われるため、データI0は、バッファ30の4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの最下位バイトの記憶領域B0に書き込まれる(図示せず)。これにより、バッファ30の4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの最下位バイトの記憶領域B0のデータがI0に更新される。そうすると、更新後のデータ{Ix,Ix,Ix,I0}が、信号線diz[31:0]を介して、バッファ30からメモリセルアレイ26に入力されるようになる。なお、データIxは、データI0をバッファ30に書き込む前の段階で既にバッファ30に書き込まれていたデータを示している。
外部から入力されるデータI1を信号線piz[7:0]を介してバッファ30に書き込む際には、下位2ビット分のアドレスaz[1:0]が例えば「01」に指定された状態で書き込みが行われる(図示せず)。下位2ビット分のアドレスaz[1:0]が「01」に指定された状態で書き込みが行われるため、データI1は、バッファ30の4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの下位から2番目のバイトの記憶領域B1に書き込まれる(図示せず)。これにより、バッファ30の4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの下位から2番目のバイトの記憶領域B1のデータがI1に更新される。そうすると、更新後のデータ{Ix,Ix,I1,I0}が、信号線diz[31:0]を介して、バッファ30からメモリセルアレイ26に入力されるようになる(図示せず)。
外部から入力されるデータI2を信号線piz[7:0]を介してバッファ30に書き込む際には、下位2ビット分のアドレスaz[1:0]が例えば「10」に指定された状態で書き込みが行われる(図示せず)。下位2ビット分のアドレスaz[1:0]が「10」に指定された状態で書き込みが行われるため、データI2は、バッファ30の4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの下位から3番目のバイトの記憶領域B2に書き込まれる(図示せず)。これにより、バッファ30の4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの下位から3番目のバイトの記憶領域B2のデータがI2に更新される。そうすると、更新後のデータ{Ix,I2,I1,I0}が、信号線diz[31:0]を介して、バッファ30からメモリセルアレイ26に入力されるようになる。
外部から入力されるデータI3を信号線piz[7:0]を介してバッファ30に書き込む際には、下位2ビット分のアドレスaz[1:0]が例えば「11」に指定された状態で書き込みが行われる(図示せず)。下位2ビット分のアドレスaz[1:0]が「11」に指定された状態で書き込みが行われるため、データI3は、バッファ30の4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの最上位バイトの記憶領域B3に書き込まれる。このため、バッファ30の4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの最上位バイトの記憶領域B3のデータがI3に更新される。そうすると、更新後のデータ{I3,I2,I1,I0}が、信号線diz[31:0]を介して、バッファ30からメモリセルアレイ26に入力されるようになる。
書き込み制御部28からメモリセルアレイ26に入力される信号wrenx[0]は、バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの最下位バイトの記憶領域B0に記憶されたデータをメモリセルアレイ26に書き込むためのものである。信号wrenx[0]をLレベルに活性化すると、バッファ30から出力される4バイト分のデータI0〜I4のうちの最下位バイトのデータI0をメモリセルアレイ26に書き込むことが可能となる。また、書き込み制御部28からメモリセルアレイ26に入力される信号wrenx[1]は、バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの下位から2番目のバイトの記憶領域B1に記憶されたデータをメモリセルアレイ26に書き込むためのものである。信号wrenx[1]をLレベルに活性化すると、バッファ30から出力される4バイト分のデータI0〜I4のうちの下位から2番目のバイトのデータI1をメモリセルアレイ26に書き込むことが可能となる。また、書き込み制御部28からメモリセルアレイ26に入力される信号wrenx[2]は、バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの下位から3番目のバイトの記憶領域B2に記憶されたデータをメモリセルアレイ26に書き込むためのものである。信号wrenx[2]をLレベルに活性化すると、バッファ30から出力される4バイト分のデータI0〜I4のうちの下位から3番目のバイトのデータI2をメモリセルアレイ26に書き込むことが可能となる。また、書き込み制御部28からメモリセルアレイ26に入力される信号wrenx[3]は、バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの最上位バイトの記憶領域B3に記憶されたデータをメモリセルアレイ26に書き込むためのものである。信号wrenx[3]をLレベルに活性化すると、バッファ30から出力される4バイト分のデータI0〜I4のうちの最上位バイトのデータI3をメモリセルアレイ26に書き込むことが可能となる。ここでは、4バイト分のデータ{I3,I2,I1,I0}を一括してバッファ30からメモリセルアレイ26に書き込むため、書き込み制御部28からメモリセルアレイ26に入力される信号wrenx[3:0]をいずれもLレベルに活性化する。メモリセルアレイ26にデータを書き込んでいる際には、信号membusyzがHレベルに活性化された状態となる。
こうして、4バイト分のデータ{I3,I2,I1,I0}が、16ビットのアドレスのうちの上位14ビット分のアドレスA1[15:2]で指定されるメモリセルアレイ26における4バイト分の記憶領域に記憶される。
外部から入力されるデータI4を信号線piz[7:0]を介してバッファ30に書き込む際には、下位2ビット分のアドレスaz[1:0]が例えば「00」に指定された状態で書き込みが行われる。下位2ビット分のアドレスaz[1:0]が「00」に指定された状態で書き込みが行われるため、データI4は、バッファ30の4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの最下位バイトの記憶領域B0に書き込まれる。これにより、バッファ30の4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの最下位バイトの記憶領域B0のデータがI4に更新される。そうすると、更新後のデータ{I3,I2,I1,I4}が、信号線diz[31:0]を介して、バッファ30からメモリセルアレイ26に入力されるようになる。
16ビットのアドレスのうちの上位14ビット分のアドレスaz[15:2]は、図3に示すように、A2[15:2]に更新される。
データI5を信号線piz[7:0]を介してバッファ30に書き込む際には、下位2ビット分のアドレスaz[1:0]が例えば「01」に指定された状態で書き込みが行われる。下位2ビット分のアドレスaz[1:0]が「01」に指定された状態で書き込みが行われるため、データI5は、バッファ30の4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの下位から2番目のバイトの記憶領域B1に書き込まれる。これにより、バッファ30の4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの下位から2番目のバイトの記憶領域B1のデータがI5に更新される。そうすると、更新後のデータ{I3,I2,I5,I4}が、信号線diz[31:0]を介して、バッファ30からメモリセルアレイ26に入力されるようになる。
外部から入力されるデータI6を信号線piz[7:0]を介してバッファ30に書き込む際には、下位2ビット分のアドレスaz[1:0]が例えば「10」に指定された状態で書き込みが行われる。
外部からデータを受信している途中の段階で電源電圧の低下が生じる場合がある。例えば、図3に示すように、内部電源電圧viiが低下する場合がある。内部電源電圧viiの低下は、一般に、外部電源電圧VDDの低下に起因する。ここでは、データI6を受信している途中の段階で内部電源電圧viiに低下が生じた場合を示している。内部電源電圧viiの低下は、電圧検出部36により検出される。電圧検出部36は、内部電源電圧viiの低下を検出すると、出力信号lvdivxをLレベルに活性化する。
外部からデータを受信している途中の段階で内部電源電圧viiの低下が検出された場合には、既にバッファ30への書き込みが完了しているデータのうちメモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータを、以下のようにしてメモリセルアレイ26に書き込む。例えば、バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの下位から2番目のバイトに記憶するデータを受信している際に内部電源電圧viiの低下が検出された場合には、既にバッファ30に蓄積済みの最下位バイトのデータをメモリセルアレイ26に書き込む。バッファ30の下位から3番目のバイトに記憶されるデータを受信している際に内部電源電圧viiが低下した場合には、既にバッファ30に蓄積済みのデータ、即ち、最下位バイトのデータと下位から2番目のバイトのデータとをメモリセルアレイ26に書き込む。バッファ30の最上位バイトに記憶されるデータを受信中に電圧viiが低下した場合、既にバッファに蓄積済みのデータ、即ち、最下位バイトのデータと下位から2番目のバイトのデータと下位から3番目のバイトのデータとをメモリセルアレイ26に書き込む。
バッファ30の下位から3番目のバイトに記憶するデータI6を受信している途中で電圧viiが低下した場合には、既にバッファ30に蓄積済みのデータ、即ち、最下位バイトと下位から2番目のバイトのデータI4,I5をメモリセルアレイ26に書き込む。
電源電圧の低下が生じ、バッファ30に蓄積されているデータをメモリセルアレイ26に書き込む際には、後述するキャパシタ(蓄電器)48に蓄積されている電荷(電力)が、各構成要素を駆動するための電源(内部電源)として用いられる。
上述したように、バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの最下位バイトの記憶領域B0に記憶されたデータをメモリセルアレイ26に書き込む場合には、信号wrenx[0]がLレベルに活性化される。また、バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの下位から2番目のバイトの記憶領域B1に記憶されたデータをメモリセルアレイ26に書き込む場合には、信号wrenx[1]がLレベルに活性化される。また、バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの下位から3番目のバイトの記憶領域B2に記憶されたデータをメモリセルアレイ26に書き込む場合には、信号wrenx[2]がLレベルに活性化される。また、バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域 B0〜B3のうちの最上位バイトの記憶領域B3に記憶されたデータをメモリセルアレイ26に書き込む場合には、信号wrenx[3]がLレベルに活性化される。ここでは、バッファ30に記憶された4バイト分のデータ{I3,I2,I5,I4}のうち、バッファ30からメモリセルアレイ26に書き込まれていないデータは、最下位のバイトのデータI4と下位から2番目のバイトのデータI5である。従って、バッファ30に記憶された4バイト分のデータ{I3,I2,I5,I4}のうち、最下位のバイトのデータI4と下位から2番目のバイトのデータI5とをバッファ30からメモリセルアレイ26に選択的に書き込む。最下位バイトと下位から2番目のバイトのデータI4,I5とをメモリセルアレイ26に選択的に書き込むため、信号wrenx[0]と信号wrenx[1]とをLレベルに活性化し、信号wrenx[2]と信号wrenx[3]についてはHレベルに維持する。メモリセルアレイ26にデータを書き込んでいる際には、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがHレベルに活性化された状態となる。
こうして、データ{I3,I2,I5,I4}のうちのメモリセルアレイ26に未書き込みのデータI4、I5が、上位14ビット分のアドレスA1[15:2]とwrenx[3:0]により指定されるメモリセルアレイ26内の2バイト分の記憶領域に記憶される。
内部電源電圧viiの低下が検出された際に受信中であったデータI6は、正常に受信を完了していない。また、データI6に次いで入力される予定であったデータI7も正常に受信し得ない。従って、I6以降のデータについては、本実施形態による半導体記憶装置に対してリセットの動作を行った後で、改めて受信が再開されることとなる。
このように、本実施形態による半導体記憶装置は、外部から複数バイト分のデータを受信している途中で電源電圧の低下が生じた際、既にバッファ30に蓄積されたデータのうちのメモリセルアレイ26に未書き込みのデータをメモリセルアレイ26に書き込む。このため、本実施形態によれば、電源電圧の低下が生じた場合であっても、既に受信済みのデータの消失を回避することができる。
図4は、本実施形態による半導体記憶装置の一部を示す回路図(その1)である。
図4に示すように、コマンド制御部20には、コマンド情報piz[7:0]が入力されるようになっている。
コマンド制御部20の出力信号actzが、メモリセルアレイ26に入力されるようになっている。上述したように、コマンド制御部20は、メモリセルアレイ26にデータを書き込む際には、出力信号actzを活性化させる。また、書き込み制御部28の出力信号wrenx[3:0]が、メモリセルアレイ26に入力されるようになっている。信号wez(図1参照)が活性化され、信号actzが活性化され、且つ、wrenx[3:0]のいずれかが活性化されていると、上述したように、メモリセルアレイ26のうちの指定されたアドレスの記憶領域にデータが書き込まれる。書き込み制御部28の出力信号wrenx[3:0]は、信号actzに同期してメモリセルアレイ26に出力される。
コマンド制御部20から出力される信号bufwrz[3:0]は、バッファ制御部32内に設けられたシフトレジスタ50に入力されるようになっている。上述したように、コマンド制御部20は、バッファ30へのデータの一時的な書き込みを行う際には、バッファ制御部32に信号bufwrz[3:0]を出力する。バッファ30に設けられた4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちのいずれの記憶領域にデータを書き込むかが、上述したように、信号bufwrz[3:0]により指定される。
シフトレジスタ50は、4つのラッチ回路(図示せず)が設けられている、4入力、4出力のシフトレジスタである。実際には、4つのラッチ回路のそれぞれの入力端子に内部電源電圧vii、即ち、Hレベルの入力信号が入力されるが、ここでは、まとめて1つの端子で示している。また、実際には、4つのラッチ回路からそれぞれ出力信号bufbusyz[3:0]が出力されるが、ここでは、まとめて1つの信号線で示している。また、実際には、4つのラッチ回路のクロック入力端子clkにコマンド制御部から出力される信号bufwrz[3:0]がそれぞれ入力されるが、ここでは、まとめて1つのclk端子で示している。また、実際には、4つのラッチ回路のリセット端子rstxにANDゲート50から出力されるリセット信号が入力されるが、ここでは、まとめて1つのリセット端子rstxを示している。
4つのラッチ回路からそれぞれ出力される信号bufbusyz[3:0]は、書き込み制御部28及びバッファ30(図1参照)に入力されるようになっている。上述したように、信号bufwrz[0]が活性化された場合には、bufbusyz[0]がHレベルに活性化される。また、上述したように、出力信号bufwrz[1]が活性化された場合には、出力信号bufbusyz[1]がHレベルに活性化される。また、信号bufwrz[2]が活性化された場合には、出力信号bufbusyz[2]がHレベルに活性化される。また、信号bufwrz[3]が活性化された場合には、出力信号bufbusyz[3]がHレベルに活性化される。
シフトレジスタ50から出力される4本の信号bufbusy[3:0]は、4入力ORゲート54に入力されるようになっている。シフトレジスタ50の出力信号bufbusy[3:0]のうちのいずれかが活性化されると、4入力ORゲート54の出力信号bufbusyorzがHレベルに活性化される。
メモリセルアレイ26の出力信号membusyzは、バッファ制御部32内に設けられたインバータ56により反転され、ANDゲート52に入力されるようになっている。ANDゲート52には、後述する内部電源電圧検出部36aの出力信号porixも入力されるようになっている。信号porixは、後述するように、内部電源電圧viiが後述する起動リセット電圧(第1の閾値電圧)より低くなった際にLレベルに活性化される信号である。ANDゲート52は、メモリセルアレイ26が活性化された際、即ち、メモリセルアレイの出力信号membusyがHレベルに活性化された際には、出力をLレベルとし、シフトレジスタ50をリセットする。メモリセルアレイの出力信号membusyがHレベルに活性化された際にシフトレジスタ50をリセットするのは、バッファ30に蓄えられていたデータがメモリセルアレイ26に書き込まれ、メモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータがバッファ30内に存在しなくなるためである。また、ANDゲート52は、内部電源電圧viiが過度に低下した際、即ち、信号porixがLレベルに活性化された際にも、出力をLレベルとし、シフトレジスタ50をリセットする。シフトレジスタ50がリセットされると、シフトレジスタ50に設けられた4つのラッチ回路の出力信号bufbusyz[3:0]はいずれもLレベルにリセットされる。
電圧生成部34には、ソースが電源電圧VDDに接続され、ドレインが電気抵抗58の一方の端子に接続されたPMOSトランジスタ60が設けられている。電気抵抗58の抵抗値は、例えば1.8MΩ程度とする。電気抵抗58の他方の端子は、電気抵抗62の一方の端子に接続されている。電気抵抗62の抵抗値は、例えば1.2MΩ程度とする。電気抵抗62の他方の端子は、接地電位VSSに接続される。電気抵抗58と電気抵抗62との接続ノードvmoniは、コンパレータ64の非反転入力端子に入力されるようになっている。コンパレータ64の反転入力端子には、基準電圧vrefが入力されるようになっている。基準電圧vrefは、基準電圧生成回路により生成される。基準電圧vrefは、例えば1.2V程度とする。コンパレータ64の出力は、非反転入力端子の電位vmoniが反転入力端子の電位vrefより高い場合にはHレベルとなり、非反転入力端子の電位vmoniが反転入力端子の電位vrefより低くなるとLレベルとなる。
電源生成部34においては、電圧vii_inを電気抵抗58,62で分圧することにより設定される電圧vmoniと基準電圧vrefとをコンパレータ64を用いて比較し、電圧vii_inを所望の電位に設定する。
PMOSトランジスタ60のドレインと電気抵抗58の一方の端子との接続ノードvii_inは、PMOSトランジスタ68のソース/ドレインの一方に接続されている。PMOSトランジスタ58のソース/ドレインの他方は、キャパシタ48の一方の端子に接続されている。キャパシタ48の他方の端子は、接地電位VSSに接続される。キャパシタ48は、電源電圧の低下が生じた際に、本実施形態による半導体記憶装置の各構成要素に電源を供給するためのものである。従って、キャパシタ48の静電容量は大きめに設定することが好ましい。ここでは、キャパシタ48の静電容量を例えば10nF程度とする。PMOSトランジスタ68のゲートには、電源線viiを外部電源VDDから電気的に切り離すための信号rglcutzが入力されるようになっている。
PMOSトランジスタ68がオン状態の際には、トランジスタ60を介して外部電源VDDに接続されたノードvii_inと内部電源線viiとが電気的に接続された状態となる。このため、外部電源VDDから供給される電力を用いて生成される内部電源viiにより、本実施形態による半導体記憶装置が動作する。また、PMOSトランジスタ68がオン状態の際には、ノードvii_inとキャパシタ48の一方の端子とが電気的に接続された状態となり、キャパシタ48に電荷が蓄積される。内部電源線viiは、キャパシタ48に電気的に接続されている。電源電圧の低下が生じ、バッファ30に蓄積されているデータをメモリセルアレイ26に書き込む際には、キャパシタ48に蓄積されている電荷が、本実施形態による半導体記憶装置の各構成要素を駆動するための電源に用いられる。
PMOSトランジスタ68は、内部電源線viiを外部電源VDDから電気的に切り離すためのスイッチとして機能するものである。外部電源電圧VDDが低下した際にPMOSトランジスタ68をオフ状態にすることにより、キャパシタ48に蓄積された電荷がノードvii_inを介して放電されてしまうのを防止することができる。
電圧検出部36は、内部電源電圧検出部36aと外部電源電圧検出部36bとを有している。
内部電源電圧検出部36aには、一方の端子が内部電源線viiに接続された電気抵抗70が設けられている。電気抵抗70の他方の端子は、電気抵抗72の一方の端子に接続されている。電気抵抗72の他方の端子は、電気抵抗74の一方の端子に接続されている。電気抵抗74の他方の端子は、接地電位VSSに接続されている。電気抵抗70と電気抵抗72との接続ノードmoniporは、コンパレータ76の非反転入力端子に接続されている。コンパレータ76の反転入力端子には、基準電圧vrefが入力されるようになっている。電気抵抗72と電気抵抗74との接続ノードmonilvdは、コンパレータ78の非反転入力端子に接続されている。コンパレータ78の反転入力端子には、基準電圧vrefが入力されるようになっている。
コンパレータ76は、ノードmoniporの電圧と基準電圧vrefとを比較し、ノードmoniporの電圧が基準電圧vrefより低くなった際に、出力信号porixをLレベルに活性化する。内部電源電圧viiが起動リセット電圧(第1の閾値電圧)より低くなった際に、接続ノードmoniporの電圧が基準電圧vrefより低くなるように、電気抵抗70,72,74の抵抗値が適宜設定されている。起動リセット電圧は、本実施形態による半導体記憶装置内の論理回路の制御を停止させることが好ましい状態にまで内部電源電圧viiが低下したときの電圧である。内部電源電圧viiが起動リセット電圧より低くなった際には、信号porixがLレベルに活性化される。起動リセット電圧は、例えば1.3V程度に設定される。
コンパレータ78は、電気抵抗72と電気抵抗74との接続ノードmonilvdの電圧と基準電圧vrefとを比較し、ノードmonilvdの電圧が基準電圧vrefより低くなった際に、出力信号lvdivxをLレベルに活性化するものである。メモリセルアレイ26にアクセスすることが適切でない程度にまで内部電源電圧viiが低下した際に、ノードmonilvdの電圧が基準電圧vrefより低くなるように、電気抵抗70,72,74の抵抗値が適宜設定されている。内部電源電圧viiが第2の閾値電圧より低くなった際に、ノードmonilvdの電圧が基準電圧vrefより低くなるように、電気抵抗70,72,74の抵抗値が適宜設定されている。メモリセルアレイ26にアクセスすることが適切でない程度の電圧、即ち、第2の閾値電圧は、例えば1.55V程度である。電気抵抗70の抵抗値は、例えば140kΩ程度とする。電気抵抗72の抵抗値は、例えば270kΩ程度とする。電気抵抗74の抵抗値は、例えば1390kΩ程度とする。
コンパレータ78の出力信号lvdivxは、NORゲート80にも入力されるようになっている。また、コンパレータ78の出力信号lvdivxをインバータ82により反転させた信号も、NORゲート80に入力されるようになっている。NORゲート80の出力信号lvdivfzは、コンパレータ78の出力信号lvdivxがHレベルからLレベルに変化した際に、瞬間的にHレベルに活性化される。NORゲート80の出力信号lvdivfzは、コマンド制御部20に入力されるようになっている。信号lvdivfzは、内部電源電圧viiの低下が生じた際の処理をコマンド制御部20に開始させるトリガ信号として機能する。
また、コンパレータ78の出力信号lvdivxは、メモリセルアレイ26の活性期間(membusyzがHに活性化される期間)よりも長い時間L状態を維持するように設定された遅延素子84を介して3入力ORゲート46に入力されている。3入力ORゲート46には、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzも入力されるようになっている。また、3入力ORゲート46には、バッファ制御部32に設けられた4入力ORゲート54の出力信号bufbusyorzも入力されるようになっている。遅延素子84は、入力がHレベルからLレベルに変化した後、所定時間を経過してから、出力をHレベルからLレベルに変化させるものである。3入力ORゲート46の出力信号lvdixは、本実施形態による半導体記憶装置に対してリセット動作を行う際に用いられる信号である。遅延素子84は、コンパレータ78の出力信号lvdivxがLレベルになった際に、直ちにリセット動作が行われてしまうのを防止するために設けられている。コンパレータ78の出力信号lvdivxがLレベルになった際に直ちにリセット動作を行わないのは、メモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータがバッファ30に蓄積されている場合に、かかるデータが消失するのを防止するためである。コンパレータ78の出力信号lvdivxがLレベルになってからある程度の時間が経過し、且つ、信号bufbusyorzと信号membusyzとがいずれもLレベルになると、3入力ORゲート46の出力信号lvdixがLレベルに活性化される。3入力ORゲート46の出力信号lvdixはコマンド制御部20に入力されるようになっている。
外部電源電圧検出部36bの回路構成は、内部電源電圧検出部36aの回路構成とほぼ同様となっている。一方の端子が外部電源電圧VDDに接続された電気抵抗86が設けられている。電気抵抗86の他方の端子は、電気抵抗88の一方の端子に接続されている。電気抵抗88の他方の端子は、電気抵抗90の一方の端子に接続されている。電気抵抗90の他方の端子は、接地電位VSSに接続されている。電気抵抗86と電気抵抗88との接続ノードmonipor′は、コンパレータ92の非反転入力端子に接続されている。コンパレータ92の反転入力端子には、基準電圧vrefが入力されるようになっている。電気抵抗88と電気抵抗90との接続ノードmondlvd′は、コンパレータ94の非反転入力端子に接続されている。コンパレータ94の反転入力端子には、基準電圧vrefが入力されるようになっている。
コンパレータ92は、ノードmondpor′の電圧と基準電圧vrefとを比較し、ノードmondpor′の電圧が基準電圧vrefより低くなった際に、出力信号pordxをLレベルに活性化する。
コンパレータ94は、ノードmondlvd′の電圧と基準電圧vrefとを比較し、ノードmondlvd′の電圧が基準電圧vrefより低くなった際に、出力信号lvddvxをLレベルに活性化するものである。信号lvddvxは、外部電源VDDの低下が生じた際に信号rglcutzを活性化し、PMOSトランジスタ68をオフ状態にし、内部電源線viiを外部電源VDDから電気的に切り離すことにより、内部電源電圧viiの低下を防止するものである。このため、内部電源線viiを外部電源VDDから電気的に切り離すことが好ましい程度にまで外部電源電圧VDDが低くなった際に、ノードmondlvd′の電圧が基準電圧vrefより低くなるように、電気抵抗86,88,90の抵抗値が適宜設定されている。内部電源線viiを外部電源VDDから電気的に切り離すことが好ましい程度にまで外部電源電圧VDDが低くなった際には、信号lvddvxがLレベルに活性化される。電気抵抗86の抵抗値は、例えば230kΩ程度とする。電気抵抗88の抵抗値は、例えば290kΩ程度とする。電気抵抗90の抵抗値は、例えば2480kΩ程度とする。
コンパレータ94の出力信号lvddvxは、NORゲート96に入力されるようになっている。また、コンパレータ94の出力信号lvddvxをインバータ98により反転させた信号も、NORゲート96に入力されるようになっている。NORゲート96の出力信号lvddvfzは、コンパレータ94の出力信号lvddvxがHレベルからLレベルに変化した際に、瞬間的にHレベルに活性化される。本実施形態では、NORゲート96の出力信号lvddvfzは、未使用となっている。
また、コンパレータ94の出力信号lvddvxは、メモリセルアレイ26の活性期間(membusyzがHに活性化される期間)よりも長い時間L状態を維持するように設定された遅延素子100を介して3入力ORゲート102に入力されている。本実施形態では、3入力ORゲート102の3つの入力のうちの2つの入力は未使用となっている。また、本実施形態では、3入力ORゲート102の出力信号lvdvxは未使用となっている。
外部電源電圧検出部36bの出力信号lvddvxは、バッファ制御部32に設けられたインバータ104により反転され、バッファ制御部32に設けられたANDゲート106に入力されるようになっている。ANDゲート106には、ORゲート108の出力も入力されるようなっている。ORゲート108には、4入力ORゲート54の出力信号bufbusyorzが入力されるようになっている。また、ORゲート108には、メモリセルアレイの出力信号membusyも入力されるようになっている。
メモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータがバッファ30に蓄積されている際には、4入力ORゲート54の出力bufbusyorzはHレベルになっているため、ORゲート108の出力はHレベルとなっている。外部電源電圧VDDの低下により信号lvddvxがLレベルに活性化され、インバータ104の出力がHレベルに活性化された場合には、ANDゲート106の出力信号rglcutzがHレベルに活性化され、PMOSトランジスタ68がオフ状態となる。PMOSトランジスタ68がオフ状態となると、内部電源線viiが外部電源VDDから電気的に切り離され、内部電源電圧viiの低下が防止される。従って、メモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータがバッファ30内に存在しているにもかかわらず内部電源電圧viiが低下してしまうのを防止することができるため、バッファ30からメモリセルアレイ26に確実に書き込むことが可能となる。
また、メモリセルアレイ26が活性化されている際には、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがHレベルとなっているため、ORゲート108の出力はHレベルとなっている。このため、外部電源電圧VDDの低下により信号lvddvxがLレベルに活性化され、インバータ104の出力がHレベルに活性化された場合には、ANDゲート106の出力rglcutがHレベルに活性化され、PMOSトランジスタ68がオフ状態となる。PMOSトランジスタ68がオフ状態となると、内部電源線viiが外部電源VDDから切り離され、内部電源電圧viiの低下が防止される。メモリセルアレイ26に対してアクセス中であるにもかかわらず内部電源電圧viiが低下してしまうのを防止することができるため、メモリセルアレイ26に対するアクセスを確実に完了することができる。
図5は、本実施形態による半導体記憶装置の一部を示す回路図(その2)である。
コマンド制御部20には、ステートマシン110が設けられている。ステートマシン110には、チップセレクト信号csbz、シリアルクロック信号sckz、下位2ビット分のアドレス信号az[1:0]、及び、内部電源電圧検出部36aの出力信号lvdivxが入力されるようになっている。ステートマシン10は、チップセレクト信号csbzをLレベルに設定することにより動作可能な状態となり、シリアルクロックsckzに同期して動作する。ステートマシン110は、入力信号lvdivxがLレベルに活性化された際には、メモリセルアレイ26にアクセスすることを要するコマンドが外部から入力されても、当該コマンドを受け付けないようにする。
コマンド制御部20に設けられたコマンドデコーダ112には、コマンドpiz[7:0]が入力されるようになっている。コマンドデコーダ112は、入力されたコマンドpiz[7:0]をデコードし、デコードしたコマンドをステートマシン110に出力する。
ステートマシン110は、入力されたコマンドに応じて、各種の出力信号を適宜活性化する。例えば、メモリセルアレイ26を活性化する際には、出力信号actizを活性化する。ステートマシン110の出力信号actizは、調停回路114に入力されるようになっている。バッファ30へのデータの一時的な書き込みを行う際には、ステートマシン110は、出力信号bufwrz[3:0]を活性化させる。なお、この際には、バッファに設けられた4バイト分の記憶領域B0〜B3のうちの書き込み対象となる記憶領域に対応する出力信号bufwrz[3:0]が選択される。また、メモリセルアレイ26からデータを読み出して外部に出力する際には、ステートマシン110は、出力信号oezを活性化する。また、データをメモリセルアレイ26に書き込む際には、ステートマシン110は、出力信号wezをHレベルに活性化する。また、アドレスの初期化を行う際には、ステートマシン110は、出力信号initazを活性化する。また、アドレスを1番地進める際には、ステートマシン110は、出力信号cntazを活性化する。なお、図5においては、信号線oez,initaz、cntazを1つにまとめて図示しているが、実際には、信号線oezと信号線initazと信号線cntazとがそれぞれ設けられている。
調停回路114には、内部電源電圧viiが低下した際に活性化される信号lvdivfzと、メモリセルアレイ26の活性化のための信号actizと、メモリセルアレイ26が活性化されていることを示す信号membusyzとが入力されるようになっている。調停回路114は、信号actizが活性化された際には、出力信号actczをHレベルに活性化する。また、調停回路114は、信号lvdivfzが活性化された際には、出力信号actvzをHレベルに活性化する。調停回路114の出力信号actczと出力信号actvzとはORゲート116に入力されるようになっている。出力信号actczと出力信号actvzのいずれか一方がHレベルに活性化された際には、ORゲート116の出力信号actazがHレベルに活性化される。ORゲート116の出力信号actazは、インバータ118に入力されるようになっている。インバータ118の出力信号は、インバータ120に入力されるようになっている。インバータ120の出力信号actzが、コマンド制御部20から出力されるようになっている。2段のインバータ118,120を設けているのは、信号actzと信号actazとのタイミングを調整するためである。2番のインバータ118,120によりタイミングが調整されているため、信号wrenex[3:0]がLレベルに活性化された後の段階で、メモリセルアレイ26を活性化するための信号actzがHレベルに活性化されるようになっている。
信号lvdivfzは内部電源電圧viiが低下した際に活性化されるものである。このため、信号lvdivfzと信号actizとは非同期である。
信号actizが先に活性化され、信号lvdivfzが後に活性化された場合には、調停回路114は、以下のように動作する。即ち、調停回路114は、入力信号actizが活性化されると、出力信号actczを活性化させる。調停回路114の出力信号actczが活性化されると、ORゲート116の出力信号actazが活性化され、やがて、2段のインバータ118,120により遅延された出力信号actzが活性化される。信号actzが活性化されると、メモリセルアレイ26が活性化され、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがHレベルに活性化される。調停回路114は、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがHレベルに活性化されている間は、出力信号actvzを活性化させることなく待機する。メモリセルアレイ26に対するアクセスが完了すると、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがLレベルとなる。メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがLレベルとなると、調停回路114は、出力信号actvzをHレベルに活性化させ、待機状態を解消する。出力信号actvzがHレベルに活性化されると、ORゲート116の出力信号actazが活性化され、2段のインバータ118,120により遅延された出力信号actzが活性化される。信号actzが活性化されると、メモリセルアレイ26が活性化され、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがHレベルに活性化される。メモリセルアレイ26に対するアクセスが完了すると、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがLレベルとなる。
一方、信号lvdivfzが先に活性化され、信号actizが後に活性化された場合には、調停回路114は、以下のように動作する。即ち、調停回路114は、入力信号lvdivfzが活性化されると、出力信号actvzを活性化させる。調停回路114の出力信号actvzが活性化されると、ORゲート116の出力信号actazが活性化され、2段のインバータ118,120により遅延された出力信号actzが活性化される。信号actzが活性化されると、メモリセルアレイ26が活性化され、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがHレベルに活性化される。メモリセルアレイ26に対するアクセスが完了すると、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがLレベルとなる。
書き込み制御部28には、図5に示すように、4つのラッチ回路122a〜122dが設けられている。バッファ制御部32から書き込み制御部28に入力される信号bufbusy[3:0]は、各々のラッチ回路122a〜122dのラッチセット(set)端子に入力されるようになっている。各々のラッチ回路122a〜122dの出力は、NANDゲート124a〜124dにそれぞれ入力されるようになっている。
また、書き込み制御部に設けられたORゲート126には、メモリセルアレイ26が活性化されている際にHレベルに活性化される信号membusyzが入力されるようになっている。また、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzは、インバータ128を介してORゲート126に入力されるようになっている。メモリセルアレイ26へのアクセスが完了し、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがHレベルからLレベルに変化した際には、ORゲート126の出力が瞬間的にLレベルに活性化される。ORゲート126の出力は、ANDゲート130に入力されるようになっている。また、ANDゲート130には、内部電源電圧検出部36aの出力信号lvdixが入力されるようになっている。ANDゲート130の出力信号は、メモリセルアレイ26へのアクセスの完了に起因して信号membusyzがLレベルになった際、又は、内部電源電圧viiの低下に起因して信号lvdix信号がLレベルに活性化された際に、Lレベルに活性化される。ANDゲート130の出力信号は、各々のラッチ回路122a〜122dのリセット端子rstxに入力されるようになっている。このため、メモリセルアレイ26へのアクセスの完了に起因して信号membusyzがLレベルになった際、又は、内部電源電圧viiの低下に起因して信号lvdix信号がLレベルに活性化された際には、各ラッチ回路122a〜122dがリセットされるようになっている。
メモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータがバッファ30の4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの最下位バイトの記憶領域B0に蓄積されている場合には、信号bufbusyz[0]がHレベルに活性化されている。この場合には、ラッチ回路122aの出力がHレベルとなっている。メモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータがバッファ30の4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの下位から2番目のバイトの記憶領域B1に蓄積されている場合には、信号bufbusyz[1]がHレベルに活性化されている。この場合には、ラッチ回路122bの出力がHレベルとなっている。メモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータがバッファ30の4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの下位から3番目のバイトの記憶領域B2に蓄積されている場合には、信号bufbusyz[2]がHレベルに活性化されている。この場合には、ラッチ回路122cの出力がHレベルとなっている。メモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータがバッファ30の4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの最上位バイトの記憶領域B3に蓄積されている場合には、信号bufbusyz[3]がHレベルに活性化されている。この場合には、ラッチ回路122dの出力がHレベルとなっている。
書き込み制御部28内に設けられたANDゲート132には、信号actazと信号wezとが入力されるようになっている。信号actazと信号wezとがいずれもHレベルに活性化された際には、ANDゲート132の出力信号がHレベルに活性化される。ANDゲート132の出力信号は、各々のNANDゲート124a〜124dに入力されるようになっている。
バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの最下位バイトの記憶領域B0にメモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータが蓄積されている場合には、上述したように、ラッチ回路122aの出力がHレベルとなっている。このため、ANDゲート132の出力がHレベルに活性化されると、NANDゲート124aの出力wrenx[0]がLレベルに活性化される。また、バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの下位から2番目のバイトの記憶領域B1にメモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータが蓄積されている場合には、上述したように、ラッチ回路122bの出力がHレベルとなっている。このため、ANDゲート132の出力がHレベルに活性化されると、NANDゲート124bの出力wrenx[1]がLレベルに活性化される。また、バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの下位から3番目のバイトの記憶領域B2にメモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータが蓄積されている場合には、上述したように、ラッチ回路122cの出力がHレベルとなっている。このため、ANDゲート132の出力がHレベルに活性化されると、NANDゲート124cの出力wrenx[2]がLレベルに活性化される。また、バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの最上位バイトの記憶領域B3にメモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータが蓄積されている場合には、上述したように、ラッチ回路122dの出力はHレベルとなっている。このため、ANDゲート132の出力がHレベルに活性化されると、NANDゲート124dの出力wrenx[3]がLレベルに活性化される。
図6は、本実施形態による半導体記憶装置の制御のタイミングを示すタイムチャートである。
図6に示すように、下位2ビット分のアドレス信号az[1:0]は、「00」、「01」、「10」、「11」の順に変化する。
1バイト分の入力データのうちの最下位ビットが入力される毎に、コマンド制御部20に設けられたステートマシン110の出力信号bufwrz[3:0]のいずれかがHレベルに活性化される。コマンド制御部20の出力信号bufwrz[0]がHレベルに活性化されると、バッファ制御部32に設けられたシフトレジスタ50の出力信号bufbusyz[0]がHレベルに活性化される。コマンド制御部20の出力信号bufwrz[1]がHレベルに活性化されると、バッファ制御部32に設けられたシフトレジスタ50の出力信号bufbusyz[1]がHレベルに活性化される。コマンド制御部20の出力信号bufwrz[2]がHレベルに活性化されると、バッファ制御部32に設けられたシフトレジスタ50の出力信号bufbusyz[2]がHレベルに活性化される。コマンド制御部20の出力信号bufwrz[3]がHレベルに活性化されると、バッファ制御部32に設けられたシフトレジスタ50の出力信号bufbusyz[3]がHレベルに活性化される。信号bufwrz[3:0]のいずれかがHレベルに活性化されると、バッファ制御部32内に設けられた4入力ORゲート54の出力信号bufbusyorzはHレベルに活性化される。
下位2ビットのアドレス信号az[1:0]が「11」に設定された状態で、1バイト分の入力データのうちの最下位ビットの取り込みが完了すると、コマンド制御部20に設けられたステートマシン110は、出力信号actizをHレベルに活性化する。ステートマシン110の出力信号actizがHレベルに活性化されると、調停回路114の出力信号actczがHレベルに活性化され、ひいては信号actzがHレベルに活性化される。信号actzがHレベルに活性化されると、メモリセルアレイ26が活性化され、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがHレベルに活性化される。メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがHレベルに活性化されると、バッファ制御部32に設けられたシフトレジスタ50がリセットされ、シフトレジスタ50の出力信号bufbusy[3:0]がいずれもLレベルとなる。
「11」となっていた下位2ビットのアドレス信号az[1:0]は、図6に示すように、「00」に変化する。下位2ビットのアドレス信号az[1:0]が「00」の状態において、1バイト分の入力データのうちの最下位ビットが入力された際には、コマンド制御部20の出力信号bufwrz[0]がHレベルに活性化される。コマンド制御部20の出力信号bufwrz[0]がHレベルに活性化されると、バッファ制御部32に設けられたシフトレジスタ50の出力信号bufbusyz[0]がHレベルに活性化され、4入力ORゲート54の出力信号bufbusyorzがHレベルに活性化される。
「00」となっていた下位2ビットのアドレス信号az[1:0]は、図6に示すように、「01」に変化する。下位2ビットのアドレス信号az[1:0]が「01」の状態において、1バイト分の入力データのうちの最下位ビットが入力された際には、コマンド制御部20の出力信号bufwrz[1]がHレベルに活性化される。コマンド制御部20の出力信号bufwrz[1]がHレベルに活性化されると、バッファ制御部32に設けられたシフトレジスタ50の出力信号bufbusyz[1]がHレベルに活性化される。
「01」となっていた下位2ビットのアドレス信号az[1:0]は、図6に示すように、「10」に変化する。ここでは、下位2ビットのアドレス信号az[1:0]が「10」の状態で入力データを受信している途中の段階で、電源電圧の低下が生じた場合を示している。内部電源電圧viiが低下し、内部電源電圧検出部36aの出力信号lvdivxがHレベルからLレベルに変化すると、図6に示すように、内部電源電圧検出部36aの出力信号lvdivfzが瞬間的にHレベルに活性化される。
上述したように、内部電源電圧検出部36aの3入力ORゲート46には、内部電源電圧viiの低下に応じてLレベルに活性化される信号lvdivxが遅延素子84を介して入力されている。遅延素子84の出力信号は、内部電源電圧viiの低下が生じた際に直ちにLレベルに変化するわけではない。このため、内部電源電圧viiの低下が生じた際に3入力ORゲート46の出力信号lvdixが直ちにLレベルに活性化されることはない。
内部電源電圧検出部36aの出力信号lvdivfzがHレベルに活性化されると、調停回路114の出力信号actvzがHレベルに活性化され、ひいては信号actzが活性化され、メモリセルアレイ26が活性化される。メモリセルアレイ26が活性化されると、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがHレベルに活性化される。
そして、バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B4のうちの最下位バイトの記憶領域と下位から2番目のバイトの記憶領域B1に記憶されていたデータが、バッファ30からメモリセルアレイ26に書き込まれる。
また、信号membusyzがHレベルに活性化されると、バッファ制御部32に設けられたシフトレジスタ50がリセットされるため、図6に示すように、信号bufbusyz[0]と信号bufbusyz[1]とがHレベルからLレベルに変化する。
バッファ30に設けられた4バイトの記憶領域B0〜B3のうちの最下位バイトの記憶領域B0と下位から2番目のバイトの記憶領域B1に記憶されていたデータがメモリセルアレイ26に書き込まれた後には、信号membusyzがLレベルとなる。この際、内部電源電圧検出部36aに設けられた3入力ORゲート46に入力される遅延素子84の出力信号は既にLレベルになっており、バッファ制御部32に設けられた4入力ORゲート54の出力信号bufbusyorzも既にLレベルになっている。このため、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzがHレベルからLレベルに変化すると、内部電源電圧検出部36aに設けられた3入力ORゲート46の出力信号lvdixが、図6に示すように、Lレベルに活性化される。内部電源電圧検出部36aに設けられた3入力ORゲート46の出力信号lvdixがLレベルに活性化されると、本実施形態による半導体記憶装置に対してリセット動作が行われる。
このように、本実施形態によれば、外部からデータを受信している途中の段階で電源電圧の低下が生じた場合には、メモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータをバッファ30からメモリセルアレイ26に書き込む。このため、本実施形態によれば、電源電圧の低下が生じた際のデータの消失を最小限に抑えることが可能な良好な半導体記憶装置を提供することができる。しかも、本実施形態によれば、メモリセルアレイに対して複数バイト分ずつ一括してデータの書き込みや読み出しを行うため、メモリセルアレイ26を活性化させる頻度が少ない。このため、本実施形態によれば、消費電力の低い良好な半導体記憶装置を提供することができる。
(メモリシステム)
次に、本実施形態による半導体記憶装置を用いたメモリシステムについて図7を用いて説明する。図7は、本実施形態によるメモリシステムを示すブロック図である。
図7に示すように、本実施形態によるメモリシステム2は、メモリコントローラ4と、メモリチップ6、即ち、本実施形態による半導体記憶装置6とを有している。
メモリチップ6には、モードレジスタ134が設けられている。モードレジスタ134は、本実施形態による半導体記憶装置を複数のモードで使い分けることを可能とするためのものである。
第1のモードは、電源電圧の低下が生じていない状態においてメモリセルアレイ26へのデータの書き込みが行われている際には、出力バッファ14の出力信号SOがHレベルとなるモードである。第1のモードでは、電源電圧の低下が検出された際には、出力バッファの出力信号SOはLレベルとなる。
第2のモードは、電源電圧の低下が生じていない状態においてメモリセルアレイ26へのデータの書き込みが行われている際には、出力バッファ14の出力がハイインピーダンスとなるモードである。なお、第2のモードにおいても、電源電圧の低下が検出された際には、第1のモードと同様に、出力バッファの出力信号SOはLレベルとなる。
本実施形態による半導体記憶装置を第1のモードで使用する場合には、メモリチップ6へのデータの書き込みを開始する前にモードの設定を行う。モードの設定を行うと、モードレジスタ134の出力信号wrmonienzがHレベルに設定される。モードレジスタ134の出力信号wrmonienzは、出力バッファ14に入力されるようになっている。信号wrmonienzがHレベルに設定されている場合、出力バッファ14は、電源電圧の低下が生じていない状態でメモリセルアレイ26へのデータの書き込みを行う際に、出力バッファ14の出力信号SOをHレベルに設定する。
一方、本実施形態による半導体記憶装置を第2のモードで使用する場合には、メモリチップ6への書き込みを開始する前にモードの設定の処理を行わない。モードの設定の処理を行わなければ、モードレジスタ134の出力信号wrmonienzはLレベルに維持される。信号wrmonienzがLレベルになっている場合、出力バッファ14は、電源電圧の低下が生じていない状態でメモリセルアレイ26へのデータの書き込みを行う際に、出力バッファ14の出力信号SOをハイインピーダンスにする。
第1のモードにおいても、第2のモードにおいても、電源電圧の低下が生じた後において未書き込みのデータをメモリセルアレイ26に書き込みを行う際には、以下のようになる。即ち、電源電圧の低下が生じた際には、コマンド制御部20の出力信号actvzがHレベルに活性化される。信号actvzがHレベルに活性化されている場合には、出力バッファ14の出力信号SOはLレベルとなる。従って、いずれのモードにおいても、電源電圧の低下が生じた後において未書き込みのデータをバッファ30からメモリセルアレイ26に書き込む際には、出力バッファ14の出力信号SOはLレベルに設定される。
メモリコントローラ4、即ち、制御部4には、クロック生成部(CLK生成部)136と、アプリケーション論理制御部138、書き込み/読み出し制御部(WR/RD制御部)140、及び、モニタ部(SOモニタ)142が設けられている。
クロック生成部136は、クロック信号sysclkzを生成するものである。クロック生成部136から出力されたクロック信号sysclkzは、アプリケーション論理制御部138と書き込み/読み出し制御部140とに入力されるようになっている。
アプリケーション論理制御部138と書き込み/読み出し制御部140との間には、アドレス情報sysa[15:0]の入出力が行われるようになっている。また、アプリケーション論理制御部138から出力されるデータsysdo[7:0]が、書き込み/読み出し制御部140に入力されるようになっている。
書き込み/読み出し制御部140は、上述したシリアルクロック信号SCK、チップセレクト信号CSB、ライトプロテクト信号WPB、ホールド信号HOLDB、シリアルデータSIをメモリチップ6に対して適宜出力する。
メモリチップ6から出力されるシリアルデータSOは、モニタ部(SOモニタ)142に入力されるようになっている。
書き込み/読み出し制御部140から出力される信号writezが、モニタ部142に入力されるようになっている。書き込み/読み出し制御部140は、メモリチップ6にデータを書き込む際に、信号writezを活性化させる
書き込み/読み出し制御部140から出力される信号readzが、モニタ部142に入力されるようになっている。書き込み/読み出し制御部140は、メモリチップ6にデータからデータを読み出す際に、信号readを活性化させる
メモリチップ6から出力され、モニタ部142に入力されるシリアルデータSOは、モニタ部142においてパラレルデータに変換される。モニタ部142は、信号線sysdi[7:0]を介してパラレルデータをアプリケーション論理制御部138に出力する。
上述したように、電源電圧の低下に起因して、未書き込みのデータをバッファ30からメモリセルアレイ26に書き込んでいる際には、出力バッファ14の出力信号SOはLレベルとなっている。モニタ部142は、信号SOがLレベルの場合には、出力信号wrreq2zを活性化させる。モニタ部142の出力信号wrreq2zは、書き込み/読み出し制御部140に入力されるようになっている。信号wrreq2zが活性化された際には、書き込み/読み出し制御部140はメモリチップ6に対する書き込みの処理を中断する。
信号wrreq2zが活性化されてメモリチップ6に対する書き込みの処理が中断された場合には、メモリチップ6においてリセット動作が完了した後、メモリチップ6に最後に書き込んだデータが正常に書き込まれているか否かが確認される。そして、中断していたメモリチップ6へのデータの書き込みが再開される。
図8は、本実施形態によるメモリシステムの動作の例を示すタイムチャートである。
まず、外部電源VDDが投入される。
外部電源VDDが投入されてからある程度の時間は、内部電源電圧検出部36aの出力信号lvdix、porix(図4参照)はLレベルとなっている。この際、メモリチップ6内の各構成要素に対して適宜リセットが行われる。
やがて、内部電源電圧検出部36aの出力信号lvdix、porixは、LレベルからHレベルに変化する。
メモリチップ6を上述した第1のモードで使用する場合には、以下のようにしてモードの設定が行われる。
即ち、メモリチップ6を第1のモードで使用するためのコマンドを、メモリコントローラ4からメモリチップ6に入力する(MODE)。メモリコントローラ4からメモリチップ6にコマンドを入力する際には、チップセレクト信号CSBがLレベルに活性化される。モードの設定を行うと、モードレジスタ134の出力信号wrmonienzがHレベルに設定され、メモリチップ6を第1のモードで使用することが可能となる。
なお、メモリチップ6を第2のモードで使用する場合には、上述したように、モードの設定のためのコマンドの入力は行われない。
この後、以下のようにして、メモリコントローラ4らメモリチップ6に対してデータの書き込みが行われる(WR)。メモリコントローラ4らメモリチップ6に対してデータの書き込みを行う際には、チップセレクト信号CSBがLレベルに活性化される。メモリチップ6に書き込むデータは、信号線SIを介して、メモリコントローラ4からメモリチップ6に順次入力される。ここでは、メモリチップ6を第1のモードで使用するように設定したため、ハイインピーダンス(Hi−Z)となっていた出力バッファ14の出力信号SOが、図8に示すように、Hレベルに変化する。メモリコントローラ4からメモリチップ6に対してデータを書き込んでいる際には、書き込み/読み出し制御部140の出力信号writezはHレベルに活性化される。メモリコントローラ4からメモリチップ6にデータを書き込む際には、上述したように、4バイト分のデータがバッファ30に一時的に蓄積され、バッファ30に蓄積された4バイト分のデータが一括してメモリセルアレイ126に書き込まれる。メモリセルアレイ126にデータが書き込まれている際には、メモリセルアレイ126の出力信号membusyzはHレベルに活性化される。
図8は、メモリコントローラ4からメモリチップ6にデータを書き込んでいる途中の段階で外部電源電圧VDDが低下した場合を示している。外部電源電圧VDDが低下すると、図8に示すように、メモリチップ6内の内部電源電圧viiも低下する。内部電源電圧viiが低下すると、内部電源電圧検出部36aの出力信号lvdivfz(図4参照)がLレベルに活性化され、ひいてはコマンド制御部20に設けられた調停回路114の出力信号actvzが、図8に示すようにHレベルに活性化される。調停回路114の出力信号actvzがHレベルに活性化された際には、上述したように、バッファ30に蓄積されたデータのうちのメモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータが、バッファ30からメモリセルアレイ26に書き込まれる。メモリセルアレイ26にデータが書き込まれている際には、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzは、図8に示すようにHレベルに活性化される。
また、信号actvzが活性化されると、メモリチップ6の出力バッファ14の出力信号SOが、図8に示すようにLレベルに設定される。メモリチップ6の出力バッファ14の出力信号SOがLレベルになった場合には、メモリコントローラ4内のモニタ部142は、図8に示すように出力信号wrreq2zを活性化させる。信号wrreq2zが活性化された際には、書き込み/読み出し制御部140は、図8に示すようにチップセレクト信号CSBをHレベルに設定し、メモリチップ6に対する書き込みの処理を中断する。チップセレクト信号CSBがHレベルになると、メモリチップ6の出力バッファ14の出力は図8に示すようにハイインピーダンスとなる。メモリコントローラ4からメモリチップ6に対してデータを書き込んでいない際には、書き込み/読み出し制御部140の出力信号writezは、図8に示すようにLレベルとなる。
未書き込みのデータのメモリセルアレイ26への書き込みが完了すると、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzはLレベルとなり、内部電源電圧検出部36aの3入力ORゲート46の出力信号lvdix信号は、図8に示すようにLレベルに活性化される。
信号lvdix信号がLレベルに活性化されると、メモリチップ6に対するリセット動作が行われる。メモリチップ6に対するリセット動作が行われると、モードレジスタ134がリセットされ、モードレジスタ134の出力信号wrmonienzがLレベルとなる。
このように、本実施形態によれば、電源電圧の低下が生じた場合には、バッファ30に蓄積されているデータのうちのメモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータを、バッファ30からメモリセルアレイ26に書き込む。このため、本実施形態によれば、電源電圧低下時のデータの消失を最小限に抑えることが可能な良好なメモリシステムを提供することができる。しかも、本実施形態によれば、平常時は4バイト分ずつ一括してメモリセルアレイ26に対する書き込みや読み出しが行われるため、メモリセルアレイ26の活性化の頻度が少ない。このため、本実施形態によれば、消費電力の低い良好なメモリシステムを提供することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態による半導体記憶装置及びその書き込み方法並びにメモリシステムについて図9乃至図13を用いて説明する。図1乃至図8に示す第1実施形態による半導体記憶装置及びその書き込み方法と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
(半導体記憶装置)
まず、本実施形態による半導体記憶装置について図9乃至図11を用いて説明する。図9は、本実施形態による半導体記憶装置を示すブロック図である。図10は、本実施形態による半導体記憶装置の一部を示す回路図(その1)である。図11は、本実施形態による半導体記憶装置の一部を示す回路図(その2)である。
本実施形態による半導体記憶装置は、電源電圧の低下が生じた際の処理をコマンド制御部20に開始させるトリガ信号として、外部電源電圧検出部36bに設けられたNORゲート96の出力信号lvddvfzを用いるものである。
図9に示すように、電圧検出部36の出力信号lvddvfzがコマンド制御部20に入力されるようになっている。より具体的には、図10及び図11に示すように、外部電源電圧検出部36bに設けられたNORゲート96の出力信号lvddvfzがコマンド制御部20の調停回路114に入力されるようなっている。第1実施形態においてコマンド制御部20の調停回路114に入力されていた内部電源電圧検出部36aのNORゲート80の出力信号lvdivfzは、本実施形態では未使用となっている。調停回路114は、信号lvddvfzがLレベルに活性化された際に、出力信号actvzをHレベルに活性化する。
このように、電源電圧の低下が生じた際の処理をコマンド制御部20に開始させるトリガ信号として、外部電源電圧検出部36bに設けられたNORゲート96の出力信号lvddvfzを用いるようにしてもよい。本実施形態では、内部電源電圧viiの低下が検出されていない段階でも外部電源電圧VDDの低下が検出されれば、バッファ30に蓄積されたデータのうちのメモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータをメモリセルアレイ26に書き込む。従って、本実施形態によれば、内部電源電圧viiが低下しすぎてしまってメモリセルアレイ26にデータを書き込むことができなくなるリスクを低減することができる。
(メモリシステム)
次に、本実施形態による半導体記憶装置を用いたメモリシステムについて図12及び図13を用いて説明する。
図12は、本実施形態によるメモリシステムを示すブロック図である。
本実施形態によるメモリシステム2aでは、メモリチップ6a、即ち、本実施形態による半導体記憶装置6aが用いられている。
図13は、本実施形態によるメモリシステムの動作の例を示すタイムチャートである。
まず、外部電源VDDが投入される。
外部電源VDDが投入されてからある程度の時間は、外部電源電圧検出部36aの出力信号lvddx及び出力信号pordx(図10参照)はLレベルとなっている。この際、メモリチップ6a内の各構成要素が適宜リセットされる。
やがて、外部電源電圧検出部36bの出力信号lvddx、pordxは、LレベルからHレベルに変化する。バッファ制御部32の出力信号rglcutzは、Lレベルとなる。これにより、電圧生成部34に設けられたPMOSトランジスタ68がオン状態となり、内部電源線viiが外部電源VDDから電気的に切り離されていない状態となる。
メモリチップ6aを第1のモードで使用する場合には、第1実施形態によるメモリシステム2と同様に、以下のようにしてモードの設定が行われる。
即ち、メモリチップ6を第1のモードで使用するためのコマンドを、メモリコントローラ4からメモリチップ6aに入力する(MODE)。メモリコントローラ4からメモリチップ6aにコマンドを入力する際には、チップセレクト信号CSBがLレベルに活性化される。モードの設定を行うと、モードレジスタ134の出力信号wrmonienzがHレベルに設定され、メモリチップ6aを第1のモードで使用することが可能となる。
なお、メモリチップ6aを第2のモードで使用する場合には、上述したように、モードの設定のためのコマンドの入力は行われない。
この後、以下のようにして、メモリコントローラ4からメモリチップ6aに対してデータの書き込みが行われる(WR)。メモリコントローラ4らメモリチップ6aに対してデータの書き込みを行う際には、チップセレクト信号CSBがLレベルに活性化される。メモリチップ6aに書き込むデータは、信号線SIを介して、メモリコントローラ4からメモリチップ6aに順次入力される。ここでは、メモリチップ6aを第1のモードで使用するように設定したため、ハイインピーダンス(Hi−Z)となっていた出力バッファ14の出力信号SOが、図13に示すように、Hレベルに変化する。メモリコントローラ4からメモリチップ6aに対してデータを書き込んでいる際には、書き込み/読み出し制御部140の出力信号writezはHレベルに活性化される。メモリコントローラ4からメモリチップ6aにデータを書き込む際には、上述したように、4バイト分のデータがバッファ30に一時的に蓄積され、バッファ30に蓄積された4バイト分のデータが一括してメモリセルアレイ126に書き込まれる。メモリセルアレイ126にデータが書き込まれている際には、メモリセルアレイ126の出力信号membusyzはHレベルに活性化される。
図13は、メモリコントローラ4からメモリチップ6aにデータを書き込んでいる途中の段階で外部電源電圧VDDが低下した場合を示している。外部電源電圧VDDが低下すると、外部電源電圧検出部36bの出力信号lvddvxがLレベルに活性化され、バッファ制御部32の出力信号rglcutzが図13に示すようにHレベルに活性化される。
バッファ制御部32の出力信号rglcutzがHレベルに活性化されると、PMOSトランジスタ68がオフ状態となり、キャパシタ48の一方の端子に接続された内部電源線viiが外部電源VDDから電気的に分離される。また、外部電源電圧VDDが低下すると、外部電源電圧検出部36bの出力信号lvddvfzがLレベルに活性化され、ひいてはコマンド制御部20に設けられた調停回路114の出力信号actvzが図13に示すようにHレベルに活性化される。調停回路114の出力信号actvzがHレベルに活性化された際には、バッファ30に蓄積されたデータのうちのメモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータが、バッファ30からメモリセルアレイ26に書き込まれる。メモリセルアレイ26にデータが書き込まれている際には、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzは図13に示すようにHレベルに活性化される。
また、信号actvzが活性化されると、メモリチップ6aの出力バッファ14の出力信号SOが図13に示すようにLレベルに設定される。メモリチップ6aの出力バッファ14の出力信号SOがLレベルになった場合には、メモリコントローラ4内のモニタ部142は出力信号wrreq2zを図13に示すように活性化させる。信号wrreq2zが活性化された際には、書き込み/読み出し制御部140は、チップセレクト信号CSBを図13に示すようにHレベルに設定し、メモリチップ6aに対する書き込みの処理を中断する。チップセレクト信号CSBがHレベルになると、メモリチップ6aの出力バッファ14の出力は図13に示すようにハイインピーダンスとなる。
未書き込みのデータのメモリセルアレイ26への書き込みが完了すると、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzは図13に示すようにLレベルとなり、外部電源電圧検出部36bの出力信号lvddx信号は図13に示すようにLレベルに活性化される。
信号lvddx信号がLレベルに活性化されると、メモリチップ6aに対するリセット動作が行われる。メモリチップ6aに対するリセット動作が行われると、モードレジスタ134がリセットされ、モードレジスタ134の出力信号wrmonienzが図13に示すようにLレベルとなる。
このように、本実施形態によっても、電源電圧の低下が生じた場合には、バッファ30に蓄積されているデータのうちのメモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータを、バッファ30からメモリセルアレイ26に書き込む。このため、本実施形態によっても、電源電圧の低下が生じた際のデータの消失を最小限に抑えることが可能な良好なメモリシステムを提供することができる。しかも、本実施形態によれば、内部電源電圧viiの低下が検出されていない状態においても外部電源電圧VDDの低下が検出されれば、バッファ30に蓄積されたデータのうちのメモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータをメモリセルアレイ26に書き込む。このため、本実施形態によれば、内部電源電圧viiが低下しすぎてメモリセルアレイ26に書き込むことができなくなるリスクを低減することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態による半導体記憶装置及びその書き込み方法並びにメモリシステムについて図14乃至図16を用いて説明する。図14は、本実施形態による半導体記憶装置を示すブロック図である。図15は、本実施形態による半導体記憶装置の一部を示す回路図(その1)である。図16は、本実施形態による半導体記憶装置の一部を示す回路図(その2)である。図1乃至図13に示す第1又は第2実施形態による半導体記憶装置及びその書き込み方と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔にする。
本実施形態による半導体記憶装置は、外部電源VDDに基づいて所望の内部電源電圧viiを生成する電圧生成部(図1参照)が設けられていないものである。
図14に示すように、本実施形態には、外部電源電圧VDDが入力される電圧入力部34aと、外部電源電圧VDDの検出を行う電圧検出部36cとが設けられている。
図14に示すように、電圧検出部36cの出力信号pordxがバッファ制御部32に入力されるようになっている。より具体的には、図15に示すように、電圧検出部36cに設けられたコンパレータ92の出力信号pordxがバッファ制御部32に設けられたANDゲート52に入力されるようになっている。
本実施形態において、信号pordxは、第1実施形態における半導体記憶装置における信号porixと同様の役割を果たす。
また、図14に示すように、電圧検出部36cの出力信号lvddvxがコマンド制御部20に入力されるようになっている。より具体的には、図16に示すように、電圧検出部36cに設けられたコンパレータ94の出力信号lvddvxがコマンド制御部20に設けられたステートマシン110に入力されるようになっている。
なお、電圧検出部36cの出力信号lvddvxは、図1に示す第1実施形態による半導体記憶装置と同様に、バッファ制御部32にも入力されるようになっている。
本実施形態において、信号lvddvxは、第1実施形態における半導体記憶装置における信号lvdivxと同様の役割を果たす。
図14に示すように、電圧検出部36cの出力信号lvddvfzがコマンド制御部20に入力されるようになっている。より具体的には、図15及び図16に示すように、電圧検出部36cに設けられたNORゲート96の出力信号lvddvfzがコマンド制御部20の調停回路114に入力されるようなっている。調停回路114は、信号lvddvfzがLレベルに活性化された際に、出力信号actvzをHレベルに活性化する。
本実施形態において、信号lvddvfzは、第1実施形態における半導体記憶装置における信号lvdivfzと同様の役割を果たす。
また、図14に示すように、電圧検出部36cの出力信号lvddxが書き込み制御部28に入力されるようになっている。より具体的には、図14に示すように、電圧検出部36cに設けられた3入力ORゲート102の出力信号lvddxが書き込み制御部28に設けられたANDゲート130に入力されるようになっている。
また、図14に示すように、電圧検出部36cの出力信号lvddxは、アドレス制御部22、データ制御部24、バッファ30にも入力されるようになっている。
本実施形態において、信号lvddxは、第1実施形態における半導体記憶装置における信号lvdixと同様の役割を果たす。
電圧入力部34aには、PMOSトランジスタ68とキャパシタ48と基準電圧生成回路66とが設けられている。PMOSトランジスタ68のソースは、外部電源VDDに接続されるようになっている。PMOSトランジスタのドレインは、キャパシタ48の一方の端子に接続されている。キャパシタ48の他方の端子は、接地電位VSSに接続される。PMOSトランジスタ68のゲートには、バッファ制御部32に設けられたANDゲート106の出力信号rglcutzが入力されるようになっている。
信号rglcutzが活性化されておらず、PMOSトランジスタ68がオン状態の際には、キャパシタ48の一方の端子がPMOSトランジスタ68を介して外部電源VDDに電気的に接続され、外部電源VDDからキャパシタ48に電荷が蓄積される。
信号rglcutzがHレベルに活性化され、PMOSトランジスタ68がオフ状態になると、キャパシタ48の一方の電極が外部電源VDDから電気的に切り離された状態となる。
内部電源線viiは、キャパシタ48の一方の電極に接続されている。電源電圧の低下が生じ、バッファ30に蓄積されているデータをメモリセルアレイ26に書き込む際には、キャパシタ48に蓄積されている電荷が、各構成要素を駆動するための電源(内部電源)として用いられる。
電圧検出部36cには、一方の端子が外部電源電圧VDDに接続された電気抵抗86が設けられている。電気抵抗86の他方の端子は、電気抵抗88の一方の端子に接続されている。電気抵抗88の他方の端子は、電気抵抗90の一方の端子に接続されている。電気抵抗90の他方の端子は、接地電位VSSに接続されている。電気抵抗86と電気抵抗88との接続ノードmonipor′は、コンパレータ92の非反転入力端子に接続されている。コンパレータ92の反転入力端子には、基準電圧vrefが入力されるようになっている。基準電圧vrefは、電圧入力部34aから電圧検出部36cに入力されるようになっている。電気抵抗88と電気抵抗90との接続ノードmonilvd′は、コンパレータ94の非反転入力端子に接続されている。コンパレータ94の反転入力端子には、基準電圧vrefが入力されるようになっている。
コンパレータ92は、電気抵抗86と電気抵抗88との接続ノードmonipor′の電圧と基準電圧vrefとを比較し、ノードmonipor′の電圧が基準電圧vrefより低くなった際に、出力信号pordxをLレベルに活性化する。
コンパレータ94は、電気抵抗88と電気抵抗90との接続ノードmonilvd′の電圧と基準電圧vrefとを比較し、ノードmonilvd′の電圧が基準電圧vrefより低くなった際に、出力信号lvddvxをLレベルに活性化する。信号lvddvxは、外部電源VDDの低下が生じた際に信号rglcutzを活性化し、PMOSトランジスタ68をオフ状態にし、内部電源線viiを外部電源VDDから電気的に切り離す際に用いられる。このため、内部電源線viiを外部電源VDDから電気的に切り離すことが好ましい程度にまで外部電源電圧VDDが低くなった際に、ノードmonilvd′の電圧が基準電圧vrefより低くなるように、電気抵抗86,88,90の抵抗値が適宜設定されている。内部電源線viiを外部電源VDDから電気的に切り離すことが好ましい程度にまで外部電源電圧VDDが低くなった際には、信号lvddvxがLレベルに活性化される。電気抵抗86の抵抗値は、例えば140kΩ程度とする。電気抵抗88の抵抗値は、例えば270kΩ程度とする。電気抵抗90の抵抗値は、例えば1390kΩ程度とする。内部電源線viiを外部電源VDDから電気的に切り離すことが好ましい状態の外部電圧VDDは、例えば1.55V程度である。
コンパレータ92の出力信号pordxは、バッファ制御部32に設けられたANDゲートに入力されるようになっている。
コンパレータ94の出力信号lvddvxは、NORゲート96にも入力されるようになっている。また、コンパレータ94の出力信号lvddvxをインバータ98により反転させた信号も、NORゲート96に入力されるようになっている。NORゲートの出力信号lvddvfzは、コンパレータ94の出力信号lvddvxがHレベルからLレベルに変化した際に、瞬間的にHレベルに活性化される。NORゲート96の出力信号lvddvfzは、コマンド制御部20に設けられた調停回路114に入力されるようになっている。信号lvddvfzは、外部電源電圧VDDの低下が生じた際の処理をコマンド制御部20に開始させるトリガ信号として機能する。
また、コンパレータ94の出力信号lvddvxは、メモリセルアレイ26の活性期間(membusyzがHに活性化される期間)よりも長い時間L状態を維持するように設定された遅延素子100を介して3入力ORゲート102に入力されている。3入力ORゲート102には、メモリセルアレイ26の出力信号membusyzも入力されるようになっている。また、3入力ORゲート102には、4入力ORゲート54の出力信号bufbusyorzも入力されるようになっている。3入力ORゲート102から出力される信号lvddxは、本実施形態による半導体記憶装置に対してリセット動作を行うための信号である。コンパレータ94の出力信号lvddvxがLレベルになってからある程度の時間が経過し、且つ、信号bufbusyorzと信号membusyzとがいずれもLレベルになると、3入力ORゲート102の出力信号lvddxがLレベルに活性化される。
このように、外部電源VDDに基づいて所定の内部電源電圧viiを生成する電圧生成部34(図1参照)を設けない場合にも適用可能である。本実施形態においても、メモリセルアレイ26に対して未書き込みのデータがバッファ30に蓄積されている状態で電源電圧の低下が生じた場合には、未書き込みのデータをバッファ30からメモリセルアレイ26に書き込むことができる。このため、本実施形態においても、電源電圧が低下した際におけるデータの消失を最小限に抑えることが可能な良好な半導体記憶装置を提供することができる。
[変形実施形態]
上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、電圧生成部34内、即ち、半導体記憶装置6内にキャパシタ48を設ける場合を例に説明したが、半導体記憶装置6の外部にキャパシタ48を設けるようにしてもよい。この場合には、電源電圧の低下が生じた場合には、半導体記憶装置6の外部に設けられたキャパシタ48から配線を介して半導体記憶装置6に電源が供給される。このような例としては、電圧生成部34もしくは電圧入力部34aのPMOSトランジスタ68を設けない場合や、内部電源viiを半導体記憶装置6、6aの外部に接続可能とする場合等が挙げられる。
また、上記実施形態では、4バイト分の記憶領域B0〜B3が設けられたバッファ30を例に説明したが、バッファ30の記憶領域の容量は4バイトに限定されるものではない。複数バイト分の記憶領域が設けられたバッファを用いる場合に広く適用することができる。例えば、バッファ30に8バイト分の記憶領域が設けられていてもよい。この場合には、8バイト分のデータを一括してバッファ30からメモリセルアレイ26に書き込むことが可能であり、また、8バイト分のデータを一括してメモリセルアレイ26からバッファ30に読み込むことが可能である。
2、2a…メモリシステム
4…メモリセルコントローラ
6,6a…メモリチップ
10…シリアルインターフェース
12…入力バッファ
14…出力バッファ
16…シリアルパラレル変換部
18…パラレルシリアル変換部
20…コマンド制御部
22…アドレス制御部
24…データ制御部
26…メモリセルアレイ
28…書き込み制御部
30…バッファ
32…バッファ制御部
34…電圧制御部
34a…電圧入力部
36…電圧検出部
36a…内部電源電圧検出部
36b…外部電源電圧検出部
36c…電圧検出部
38…入力バッファ
40…入力バッファ
42…入力バッファ
44…入力バッファ
46…3入力ORゲート
48…キャパシタ
50…シフトレジスタ
52…ANDゲート
54…4入力ORゲート
56…インバータ
58…抵抗器
60…PMOSトランジスタ
62…抵抗器
64…コンパレータ
66…基準電圧生成回路
68…PMOSトランジスタ
70…抵抗器
72…抵抗器
74…抵抗器
76…コンパレータ
78…コンパレータ
80…NORゲート
82…インバータ
84…遅延素子
86…抵抗器
88…抵抗器
90…抵抗器
92…コンパレータ
94…コンパレータ
96…NORゲート
98…インバータ
100…遅延素子
102…3入力ORゲート
104…インバータ
106…ANDゲート
108…ORゲート
110…ステートマシン
112…コマンドデコーダ
114…調停回路
116…ORゲート
118…インバータ
120…インバータ
122a〜122d…ラッチ回路
124a〜124d…NANDゲート
126…ORゲート
128…インバータ
130…ANDゲート
132…ANDゲート
134…モードレジスタ
136…クロック生成部
138…アプリケーション論理制御部
140…書き込み/読み出し制御部
142…モニタ部

Claims (8)

  1. シリアルインターフェースと、
    前記シリアルインターフェースを介して外部から入力されるデータを複数バイト分蓄積することが可能なバッファと、
    前記複数バイト分のデータを前記バッファから一括して書き込むことが可能な不揮発性のメモリセルアレイとを有し、
    前記シリアルインターフェースを介しての前記外部からのデータの入力が進行している際に、電源電圧の低下が生じた場合には、前記電源電圧の低下が生じる前に前記バッファに蓄積した前記データのうちの前記メモリセルアレイに対して未書き込みのデータを、前記メモリセルアレイに書き込む
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 請求項1記載の半導体記憶装置において、
    キャパシタに電荷を蓄積し、
    前記電源電圧の低下が生じた際には、前記キャパシタから供給される電力を用いて、前記未書き込みのデータを前記メモリセルアレイに書き込む
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項2記載の半導体記憶装置において、
    前記電源電圧の低下が生じた際に、前記キャパシタを外部電源から電気的に分離するスイッチを更に有する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項1又は2記載の半導体記憶装置において、
    前記電源電圧の低下は、外部電源を用いて生成される内部電源の電圧の低下である
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 請求項1又は2記載の半導体記憶装置において、
    前記電源電圧の低下は、外部電源の電圧の低下である
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 請求項1又は2記載の半導体記憶装置において、
    前記未書き込みのデータを前記メモリセルアレイに書き込んだ後に、リセット動作を行う
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  7. シリアルインターフェースを介して入力されるデータを複数バイト分バッファに蓄積し、前記複数バイト分のデータを前記バッファから不揮発性のメモリセルアレイに一括して書き込むことが可能な半導体記憶装置の書き込み方法であって、
    前記シリアルインターフェースを介しての前記外部からのデータの入力が進行している際に、電源電圧の低下が生じた場合には、前記電源電圧の低下が生じる前に前記バッファに蓄積した前記データのうちの前記メモリセルアレイに対して未書き込みのデータを、前記メモリセルアレイに書き込む
    ことを特徴とする半導体記憶装置の書き込み方法。
  8. シリアルインターフェースと、前記シリアルインターフェースを介して外部から入力されるデータを複数バイト分蓄積することが可能なバッファと、前記複数バイト分のデータを前記バッファから一括して書き込むことが可能な不揮発性のメモリセルアレイとを有し、前記シリアルインターフェースを介しての前記外部からのデータの入力が進行している際に、電源電圧の低下が生じた場合には、前記電源電圧の低下が生じる前に前記バッファに蓄積した前記データのうちの前記メモリセルアレイに対して未書き込みのデータを、前記メモリセルアレイに書き込む半導体記憶装置と、
    前記シリアルインターフェースを介して前記半導体記憶装置にアクセス可能な制御部と
    を有することを特徴とするメモリシステム。
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