JP2015030933A - 上半身用衣類 - Google Patents

上半身用衣類 Download PDF

Info

Publication number
JP2015030933A
JP2015030933A JP2013160912A JP2013160912A JP2015030933A JP 2015030933 A JP2015030933 A JP 2015030933A JP 2013160912 A JP2013160912 A JP 2013160912A JP 2013160912 A JP2013160912 A JP 2013160912A JP 2015030933 A JP2015030933 A JP 2015030933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
shoulder
point
line
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013160912A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6177617B2 (ja
Inventor
親彦 古谷
Chikahiko Furuya
親彦 古谷
智仁 宮崎
Tomohito Miyazaki
智仁 宮崎
康博 折登
Yasuhiro Orito
康博 折登
秀俊 武安
Hidetoshi Takeyasu
秀俊 武安
桂子 麓
Keiko Fumoto
桂子 麓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gunze Ltd filed Critical Gunze Ltd
Priority to JP2013160912A priority Critical patent/JP6177617B2/ja
Publication of JP2015030933A publication Critical patent/JP2015030933A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6177617B2 publication Critical patent/JP6177617B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Outer Garments And Coats (AREA)
  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

【課題】均一な着圧分布で良好なフィット感を確保するとともに、身体の動きに対して突っ張り感やだぶつき感が生じることなく、着用時の美観を向上させることができる上半身用衣類を提供する。【解決手段】前身頃2、後身頃3、及び袖部4を備え、前後身頃の肩線同士が接合されるとともに前後身頃の袖刳りに袖部の袖山が接合されている上半身用衣類であって、前身頃パターンの首先P3から肩先P2に到る肩線が水平線から下方へ15?〜40?の範囲の平均傾斜角度θAに設定され、後身頃パターンの首先P3から肩先P2に到る肩線が水平線から下方へ5?〜25?の範囲の平均傾斜角度θBに設定され、前身頃パターンの平均傾斜角度θAが後身頃パターンの平均傾斜角度θBより5?〜20?大きく設定され、各パターンに従って裁断された前後身頃の肩線同士が接合されている。【選択図】図2

Description

本発明は、肌着等の上半身用衣類に関する。
一般に、既製衣類のサイズは日本工業規格で規定されており、成人男子衣料のサイズはJIS L4004で規定され、成人女子用衣料のサイズはJIS L4005で規定されている。当該規格によれば、男女ともに「範囲表示」という表示態様がサイズの表示に用いられる。
成人男子用の上半身用衣類の「範囲表示」は、チェストで規定される基本身体寸法に従ってMサイズ、Lサイズ等に区分されている。例えば、チェスト88〜96cmはMサイズに対応し、チェスト96〜104cmはLサイズに対応する。Mサイズの中心値は、チェスト92cmであり、Lサイズの中心値は、チェスト100cmである。
このような既製衣類は、各サイズの中心値に対して予め定められた数値範囲内の体形の人が快適に着用できるように設定された基準パターンに基づいて生地が裁断され、裁断された生地片が縫着されて製品化されている。
特に、肌に直接触れる肌着等は、身体を捻ったり屈めたり、或いは肩を回したりといった日常生活での様々な動作を行なう際に、その動きを妨げないように伸縮性を備えたフライス編等のヨコ編地でその身生地が構成されることが多く、バルーン式の着圧計等で計測される首先、肩先、胸部及び背部の左右各四点の着圧が負荷を感じることが無い所定値、具体的に4hPa以下に収まるように、その基準パターンが設定されていた。
図7(a),(b)には、そのような従来の基準パターンが示されている。腕の上げ下ろし動作や肩の回転動作が容易に行なえるように、袖刳り最下点P1から肩先P2までの距離が長く設定されるとともに、腕の前方への旋回時に腕の付け根の背中側が引きつらないように、後身頃3の袖刳りAHbが前身頃2の袖刳りAHfに比べて少なくなるように設定され、さらに、袖部4の基準パターンは、最大袖山高さ4Bが比較的短く、袖付け線4Aが左右対称の凸状の曲線に形成され、袖下領域4Cに十分な生地量が配されていた。
また、特許文献1には、腕を下げたときの生地のだぶつきをなくすとともに、腕を上げたときの引きつれ現象及び身頃の裾のずれ上がりを緩和することを目的とした袖付き衣類が提案されている。
当該袖付き衣類は、両側脇部に袖刳りが形成された身頃生地と、この身頃生地の左右両側の袖刳りに根本側が接合される袖生地とを備え、袖刳りの上端の形成位置が基準パターンの袖刳りの上端の形成位置と同等位置に形成されるとともに、袖刳りの下端の形成位置が基準パターンの袖刳りの下端の形成位置よりも上側に上げるように構成され、袖刳りの周長が基準パターンの袖刳りの周長と等しくなるように袖刳りの輪郭形状又は曲率を、基準パターンの袖刳りの輪郭形状又は曲率から変化させるように構成されている。
特開2011−179148号公報
しかし、従来の基準パターンに基づいて裁断、縫製された上半身用衣類は、上述したように、バルーン式の着圧計等で計測された着圧が上述の所定値以下に収まるようにその基準パターンが設定されていたのであるが、身体の一部に対して計測された着圧しか考慮されておらず、現実には所定値を大きく上回る着圧を示す部位が存在することが判明した。
図4(b)には、近年開発されたコンピュータシミュレーション装置(例えば、株式会社島精機製作所のSDN-ONE APEX3)を用いて、身生地の編地特性及び従来の基準パターンと着用者を模擬する剛体マネキンの体型等の入力情報に基づく身体の各部の着圧分布のシミュレーション結果が示されている。
当該シミュレーション結果によれば、従来の基準パターンに基づいて裁断され、縫製された上半身用衣類は、首先で10hPa前後になる領域が存在し、また肩先で6〜8hPaになる領域が存在する等、バルーン式の着圧計等で計測される生身の身体に対して負荷を感じることが無いとされた所定の着圧(4hPa)に対応する着圧を大きく上回る領域の存在が確認された。
そこで、図7(a)に示すように、従来、袖刳り最下点P1から肩先P2に到る後中心線上での高さHbが高く(長く)且つ刳り量が少なく設定され、最大後袖刳り点Pb1が高さHbの中程に位置するように設定されるとともに、袖刳り最下点P1から肩先P2に到る前中心線上での高さHfが高く(長く)且つ刳り量が少なく設定され、最大前袖刳り点Pf1が高さHhの中程に位置するように設定されていた。つまり腕の付け根の周長よりも十分に長い、ゆったりとした袖刳りに構成されていた。
そして、腕を真横から前方に旋回させたときに、後身頃の身生地が引っ張られて袖刳りに突っ張り感が生じることがないように、後袖刳りの刳り量は少なく設定されていた。
その結果、腕を下げたときに身生地が脇下でだぶつき、皺よりが発生して着心地が低下し、また美観が低下するという問題があった。上述した特許文献に記載された構成も、袖刳りに突っ張り感が生じないように、基本的にゆったりとした大きな袖刳りが維持されていたので、さらなる改良の余地があった。
また、一般に、外衣を着用している状態で、皮膚と肌着の間の温度が32℃程度で湿度が50%程度に保持されているときに、人は快適に感じると言われているように、肌着は、汗を吸い取って調温、調湿するとともに、皮脂や体表面から剥離した表皮細胞を吸収して肌を清潔に保つ機能が求められる。
そのため、肌面と身生地の接触状態を良好に保つ必要があるが、従来の肌着は身体の動き、特に腕回り動きの円滑さを重視していたため、袖刳りを大きくする等、必ずしも身体への良好なフィット感を目指した構成ではなかった。逆に、身体へのフィット感をあげるために袖刳りを小さくすると、腕を下げた状態で、大胸筋や広背筋が収縮するのみならず三角筋や上腕筋さらには皮下脂肪が腋下近傍で密接するため、袖刳り部に突っ張り感が生じる虞があった。
本発明の目的は、上述の問題点に鑑み、均一な着圧分布で良好なフィット感を確保するとともに、身体の動きに対して突っ張り感やだぶつき感が生じることなく、着用時の美観を向上させることができる上半身用衣類を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による上半身用衣類の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、前身頃、後身頃、及び袖部を備え、前後身頃の肩線同士が接合されるとともに前後身頃の袖刳りに袖部の袖山が接合されている上半身用衣類であって、前身頃パターンの首先から肩先に到る肩線が水平線から下方へ15°〜40°の範囲の平均傾斜角度θに設定され、後身頃パターンの首先から肩先に到る肩線が水平線から下方へ5°〜25°の範囲の平均傾斜角度θに設定され、前身頃パターンの平均傾斜角度θが後身頃パターンの平均傾斜角度θより5°〜20°大きく設定され、各パターンに従って裁断された前後身頃の肩線同士が接合されている点にある。
図4(b)左図に示すように、従来、着用状態で肩接ぎ7の首先側が上部僧帽筋のほぼ頂部に位置するとともに肩先側が肩峰の頂部から後側に位置するように、つまり首先から体側部に向けて肩接ぎ7が真横に延びるように設定されていたため、肩接ぎ7に沿った領域に前後身頃2,3の生地の荷重が掛かるような構成であった。通常、身生地を構成する編地は身幅方向に伸長するようにそのコース方向が配置され、ウェール方向である着丈方向には伸長することがなかったため、肩接ぎに沿う領域に荷重が集中して、特に肩先及び首先の領域で着圧が高くなる傾向にあった。つまり、前身頃パターンの平均傾斜角度が後身頃パターンの平均傾斜角度より僅かに小さいか或いはほぼ同じ角度に設定されていた。
しかし、図4(a)左図に示すように、上述の構成によれば、着用状態で肩接ぎ7の首先側が上部僧帽筋のほぼ頂部に位置するとともに、肩先側が肩峰のほぼ頂部または頂部からやや前側に位置するように、つまり首先から体側部に向けて真横に延びる従来の肩接ぎ7よりも、肩先が身体の前面側に位置するように傾斜した肩接ぎ7となるので、身頃部2,3の荷重が肩接ぎ7から肩甲骨より上側の上部僧帽筋で覆われる肩部(図中、ハッチングで示す領域)で面状に分散して受けられるようになり、局部的に着圧が大きくなることが回避できるようになる。尚、図中、肩部に示される破線は、従来の肩接ぎの位置である。
また、身生地にフライス編地を採用する場合、前後身頃を構成する編地のウェール方向が、肩接ぎである程度の角度を持って交差するように接合されるので、前または後の何れか一方の身頃で着丈方向に発生した張力は、肩接ぎを介して他方の身頃の編地のウェール方向に対して交差するバイアス方向に作用して他方の身頃がある程度伸長する結果、負荷が肩接ぎに沿う領域に荷重が集中することなく効果的に分散され、肌面と密着性が高い場合でも局部的に着圧が高くなるようなことが無い。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、後身頃パターンの袖刳り最下点から肩先に到る後袖刳りのうち、脇中心線との水平距離が最大となる最大後袖刳り点が、袖刳り最下点から肩先に到る後中心線上での高さHbの5%〜25%の範囲に位置するとともに、脇中心線から後中心線に到る身幅Wbの15%〜25%の範囲に位置するように設定され、後袖刳りの曲率が最大となる最大曲率点が、最大後袖刳り点から袖刳り最下点迄の間に位置するように設定されている点にある。
上述の構成によれば、最大後袖刳り点を袖刳り最下点に近づけるとともに後中心線に近づけ、最大後袖刳り点から袖刳り最下点迄の間に最大曲率点を位置させることで、従来とは反対に刳り量を多くして袖部との接合部を後中心側に逃がし、腕を下げたときに脇下に集まる筋肉や皮下脂肪の影響による突っ張り感を解消しながらも、袖刳り長さを短くすることができる。その結果、脇下にだぶつきが生じないスタイリッシュな形状を実現することができ、さらに身体への身生地のフィット感を上げ、肌に直接触れる肌着として使用する場には肌着としての本質的な調温、調湿及び衛生保持機能を向上させることができるようになった。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第二の特徴構成に加えて、後袖刳りの最大曲率点の曲率が1/14mm−1〜1/155mm−1の範囲に設定されている点にある。
後袖刳りの最大曲率点の曲率をこの範囲に設定することにより、袖刳りの最下点近傍で後中心線側により多く刳ることができ、身生地を腋部に良好に添わせたスタイリッシュな形状を実現することができるようになる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第二または第三の特徴構成に加えて、前身頃パターンの袖刳り最下点から肩先に到る前袖刳りのうち、脇中心線との水平距離が最大となる最大前袖刳り点が、袖刳り最下点から肩先に到る前中心線上での高さHfの5%〜25%の範囲に位置するとともに、脇中心線から前中心線に到る身幅Wfの7%〜20%の範囲に位置するように設定され、袖刳りの曲率が最大となる最大曲率点が、最大前袖刳り点から袖刳り最下点迄の間に位置するように設定されている点にある。
第二の特徴構成の説明と同様に、上述の構成によれば、最大前袖刳り点を袖刳り最下点に近づけるとともに前中心線に近づけ、最大前袖刳り点から袖刳り最下点迄の間に最大曲率点を位置させることで、袖刳り長さを短くすることができる。その結果、脇下にだぶつきが生じないスタイリッシュな形状を実現することができ、さらに身体への身生地のフィット感を上げ、肌に直接触れる肌着として使用する場には肌着としての本質的な調温、調湿及び衛生保持機能を向上させることができるようになった。
同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第四の特徴構成に加えて、前袖刳りの最大曲率点の曲率が1/14mm−1〜1/155mm−1の範囲に設定されている点にある。
第三の特徴構成の説明と同様に、前袖刳りの最大曲率点の曲率をこの範囲に設定することにより、袖刳りの最下点近傍で前中心線側に大きく刳ることができ、身生地を腋部に良好に添わせたスタイリッシュな形状を実現することができるようになる。
同第六の特徴構成は、同請求項6に記載した通り、上述の第二から第五の何れかの特徴構成に加えて、袖部パターンの後袖の袖付け線が、袖山の頂点から袖縫い部にかけて凸状の曲線に形成され、前袖の袖付け線は袖山の頂点から袖縫い部にかけて一定高さの直線部を経由して凹状の曲線に形成され、直線部と凹状の曲線の境界が前後身頃の肩線に位置するように袖付けされている点にある。
上述の構成によれば、着用状態を上から視て袖山線が前後身頃の肩接ぎよりも背面側に位置し、そこから袖部が身体の前方側に傾斜する姿勢で袖付けされるようになる。その結果、袖縫い部が脇中心よりも前側に位置し、腕を下げた状態で袖縫い部を腋から前側に逃がすことができ、袖縫い部が上腕に沿うように袖刳りを小さくしても、突っ張り感を与えることがなくなる。
しかも、身生地として汎用されるフライス編地等は、生地の伸長方向つまりコース方向が袖幅方向に設定されているので、脇下から袖口に到る線が生地の伸長方向と斜めに交差するようになり、腕を上げる際にバイアス方向の生地伸びの影響で突っ張り感を解消できるようになる。さらに、大きくした後身頃の袖刳りに対応して、後袖の袖付け線が袖山の頂点から袖縫い部にかけて凸状の曲線に形成されているので、後袖付け部に十分な生地量が確保でき、腕を前方に旋回させても突っ張ることがなくなる。
以上説明した通り、本発明によれば、均一な着圧分布で良好なフィット感を確保するとともに、身体の動きに対して突っ張り感やだぶつき感が生じることなく、着用時の美観を向上させることができる上半身用衣類を提供することができるようになった。
(a)は本発明による上半身衣類の正面図、(b)は同背面、(c)は同着用状態の説明図 (a)は本発明による上半身衣類のパターンの説明図、(b)は同袖部パターンの説明図 本発明による上半身衣類の裁断及び縫製の説明図 (a)は本発明による上半身衣類の着用時の着圧シミュレーション結果の説明図、(b)は従来の上半身衣類の着用時の着圧シミュレーション結果の説明図 (a)から(c)は本発明による上半身衣類の袖付け態様の説明図 (a)は従来の上半身衣類と本発明による上半身用衣類の正面視による相違点の説明図、(b)は同肩接ぎ及び袖付けの相違点の説明図 (a)は従来の上半身衣類のパターンの説明図、(b)は同袖部パターンの説明図
以下、本発明が適用された上半身用衣類を、肌着を例に説明する。
図1(a),(b)には、正面視及び背面視の肌着1が示されている。当該肌着1は、前身頃2、後身頃3、及び袖部4を備え、前後身頃2,3の肩線同士が接合されるとともに前後身頃2,3の袖刳りAH(AHf,AHb)に袖部4の袖山が接合されている。
図2(a)には、当該肌着1の前身頃2及び後身頃3の半身のパターンが示され、図2(b)には袖部4のパターンが示されている。図中、一点鎖線は縫着線である。前身頃2のパターンの首先P3から肩先P2に到る肩線SLfが、首先P3を基準に水平線から下方へ15°〜40°の範囲の平均傾斜角度θ、好ましくは15°〜35°の範囲、さらに好ましくは20°〜30°の範囲の平均傾斜角度θに設定され、後身頃3のパターンの首先P3から肩先P2に到る肩線SLbが、首先P3を基準に水平線から下方へ5°〜25°の範囲の平均傾斜角度θ、好ましくは5°〜20°の範囲、さらに好ましくは5°〜15°の範囲の平均傾斜角度θに設定され、前身頃パターンの平均傾斜角度θが後身頃パターンの平均傾斜角度θより5°〜20°の範囲で大きくなるように設定されている。
前後身頃2,3のパターンは、肩接ぎ7が首先P3から肩先P2にかけて着用者の肩に滑らかにフィットするように、何れも直線ではなく首先P3から肩先P2にかけて下方に凹んだ滑らかな曲線に形成されている。そのため、本発明の平均傾斜角度とは、前後身頃2,3それぞれのパターンの首先P3から肩先P2までを結ぶ直線と水平線とのなす角度をいう。
また、後身頃3のパターンの袖刳り最下点P1から肩先P2に到る後袖刳りAHbのうち、脇中心線との水平距離が最大となる最大後袖刳り点Pb1が、袖刳り最下点P1から肩先に到る後中心線上での高さHbの5%〜25%の範囲Dに位置するとともに、脇中心線から後中心線に到る身幅Wbの15%〜25%の範囲Eに位置するように設定され、後袖刳りAHbの曲率が最大となる最大曲率点が、最大後袖刳り点Pb1から袖刳り最下点P1迄の間に位置するように設定されている。
さらに、前身頃2のパターンの袖刳り最下点P1から肩先P2に到る前袖刳りAHfのうち、脇中心線との水平距離が最大となる最大前袖刳り点Pf1が、袖刳り最下点P1から肩先P2に到る前中心線上での高さHfの5%〜25%の範囲Gに位置するとともに、脇中心線から前中心線に到る身幅Wfの7%〜20%の範囲Hに位置するように設定され、袖刳りの曲率が最大となる最大曲率点が、最大前袖刳り点Pf1から袖刳り最下点P1迄の間に位置するように設定されている。
袖部4のパターンは、後袖部4bの袖付け線4Abが袖山の頂点P4から袖縫い部41にかけて凸状の滑らかな曲線に形成され、前袖部4fの袖付け線4Afは袖山の頂点P4から袖縫い部41にかけて一定高さの直線部4Lを経由して滑らかな凹状の曲線に形成されている。従って、前袖部4fの袖下4Cfに比べて後袖部4bの袖下4Cbには十分な生地量が配されている。
袖部4のパターンに沿って裁断された生地片は、折返し線40Lで内側に折り返され、その端部が縫着されて袖口40が形成され、左右の袖縫い部41同士が縫着されて筒状の袖部4となり、袖付け線4Af,4Abで前後身頃2,3に形成される袖刳りAHf,AHbに縫着される。ここに、袖部4は、直線部4Lと凹状の曲線の境界P5が前後身頃2,3の肩線、つまり肩接ぎに位置するように袖付けされる。その結果、袖縫い部41が脇中心よりも前身頃2側に偏っている(図1(c),図3参照)。
図3に示すように、当該肌着1は、丸編機で編成された筒状の生地Tを用いて製造することができる。具体的に、先ず、フライス編またはスムース編の長尺の筒状生地Tが所要の着丈L1を確保可能な長さで裁断されるとともに、筒状体の上部が袖刳りAHf,AHb、肩線SLf,SLb、及び襟刳りNHf,NHbとなる部位で裁断される。
次に、肩線SLf,SLb同士が縫着されて肩接ぎとなり、袖刳りAHf,AHbに袖部4が縫着され、さらに襟刳りNHf,NHbに丸襟が縫着され、裾部が折り返されて縫着される。つまり、当該肌着1は、脇縫い部の無い筒状体で構成されている。
尚、本発明による肌着は、脇縫い部の無い筒状体生地で構成される態様に限定されることはなく、前身頃2と後身頃3をそれぞれ脇部で縫着するように構成された態様も含まれることはいうまでもない。また、本発明による肌着を構成する身生地はフライス編またはスムース編に限定されるものでもなく、他の任意のヨコ編地やタテ編地を用いて構成することも可能である。
図6(a),(b)には、図7で説明した従来の基準パターンによって製造された従来の肌着100と、図2で説明した本発明による肌着1とを同じサイズ区分で対比した状態が示されている。
本発明による肌着1は従来の肌着100と比べて、着丈L1及び身幅L2が僅かに短く、襟刳りが僅かに大きく構成されている。また、袖丈はほぼ同じであるが、袖幅は僅かに短く構成されている。
首先P3から袖口40にかけた傾斜角度が従来の肌着100よりも大きく、着用者の首先から肩により沿いやすい形状である点、肩接ぎ7が首先P3から真横に延びる従来の肌着100より僅かに前身頃3側に傾斜して延びている点、袖刳り長さが従来の肌着100より短く、袖縫い部41(袖下)が脇中心に位置している従来の肌着100より前身頃2側に位置している点、袖部4のパターンが前袖部と後袖部で対称であった従来の肌着100に対して、前袖部の袖下に比べて後袖部の袖下に十分な生地量が配されるように非対称形状に構成され、しかも袖縫い部41(袖下)が脇中心より前身頃2側に位置するように袖付けされているため、身頃に対して袖部4が身体の前方側に傾斜する姿勢で袖付けされている点で、本発明による肌着1は従来の肌着100と大きく異なる。
従来の肌着100は、首先P3から体側部に向けて肩接ぎ7が真横に延びるように設定されていたため、肩接ぎ7に沿った領域に前後身頃の荷重が掛かり、肩接ぎ7に沿う領域に荷重が集中して、特に肩先及び首先の領域で着圧が高くなる傾向にあった。これは、図4(b)で説明した通りである。
図4(a)に示すように、本発明による肌着1は、首先から体側部に向けて真横に延びる従来の肩接ぎ7よりも、肩先P2が身体の前側に位置するように傾斜した肩接ぎ7となるので、身頃部の荷重が肩接ぎから肩甲骨より上側の上部僧帽筋で覆われる肩部(図4(a)の左図でハッチングされた領域)で面状に分散して受けられるようになり、局部的に着圧が大きくなることが回避できるようになる。
図4(a)の右図には、コンピュータシミュレーション装置(株式会社島精機製作所のSDN-ONE APEX3)を用いて、このような肌着1のパターン及び編地特性と着用者の体型等の入力情報に基づく身体の各部の着圧分布のシミュレーション結果が示されている。図2で説明したパターンの各部位における数値範囲に対してシミュレーションした結果、首先で10hPa前後になる領域や肩先で6〜8hPaになる領域が存在した従来の肌着100に比べて(図4(b)右図参照)、何れの数値範囲に対しても、首先から肩先にかけた全ての領域で、バルーン式の着圧計等で計測される生身の身体に対して負荷を感じることが無いとされる所定の着圧(4hPa)に対応する着圧に近い着圧分布が得られることが確認された。
つまり、肩接ぎ7が首先P3から真横に延びるのではなく、僅かに前身頃3側に傾斜して延びるように、前身頃パターンの首先から肩先に到る肩線が水平線から下方への平均傾斜角度θが設定され、後身頃パターンの首先から肩先に到る肩線が水平線から下方への平均傾斜角度θより大きく設定されていればよい。
身生地にフライス編地を採用する場合、前後身頃を構成する編地のウェール方向が肩線である程度の角度で交差するように接合されるので、前または後の何れか一方の身頃で着丈方向に発生した張力は、肩接ぎ7を介して他方の身頃の編地のウェール方向に対して交差するバイアス方向に作用する。そのため、他方の身頃のコース方向にある程度伸長するようになり、負荷が肩接ぎ7に沿う領域に集中することなく分散され、肌面と密着性が高い場合でも局部的に着圧が高くなるようなことが無い。
また、前後身頃2,3のパターンは、何れも首先P3から肩先P2にかけて下方に凹んだ滑らかな曲線に形成されているため、胸部の厚みを覆うことになる首先では生地量が十分に確保でき、厚みが薄くなる腕の付け根にかけて次第に生地量が減少するので生地余りによる浮きが発生することがない。その結果、肩接ぎ7が首先から肩先にかけて着用者の肩に滑らかにフィットするようになる。
図2を参照して説明したように、当該肌着1は、最大後袖刳り点Pb1を袖刳り最下点P1に近づけるとともに後中心線に近づけ、最大後袖刳り点Pb1から袖刳り最下点P1迄の間に最大曲率点を位置させることで、従来とは反対に刳り量を多くして袖部4との接合部を後中心側に逃がし、腕を下げたときに脇下に集まる筋肉や皮下脂肪の影響による突っ張り感を解消しながらも、袖刳り長さを短くすることができる。
同様に、最大前袖刳り点Pf1を袖刳り最下点P1に近づけるとともに前中心線に近づけ、最大前袖刳り点Pf1から袖刳り最下点P1迄の間に最大曲率点を位置させることで、腕の付け根に突っ張り感を感じさせることなく袖刳り長さを短くすることができる。
その結果、脇下にだぶつきが生じないスタイリッシュな形状を実現することができ、さらに身体への身生地のフィット感を上げ、肌に直接触れる肌着としての本質的な調温、調湿及び衛生保持機能を向上させることができるようになった。
上述した後袖刳り及び前袖刳りの最大曲率点の曲率κ(κ=1/R・mm−1(Rは曲率半径))は、1/14mm−1〜1/155mm−1の範囲に設定されていることが好ましく、1/20mm−1〜1/135mm−1の範囲に設定されていることがさらに好ましい。袖刳りの最下点P1近傍で前後の中心線側により多く刳ることで腕の付け根の丸みに好適に対応でき、身生地を腋部に良好に添わせたスタイリッシュな形状を実現することができるようになる。
また、袖部パターンの後袖の袖付け線4Abが、袖山の頂点P4から袖縫い部41にかけて凸状の曲線に形成され、前袖の袖付け線4Afは袖山の頂点P4から袖縫い部41にかけて一定高さの直線部4Lを経由して凹状の曲線に形成され、直線部と凹状の曲線の境界が前後身頃の肩接ぎに位置するように袖付けされているので、袖縫い部41が脇中心よりも2cm〜3cm程度、前身頃側に位置し、腕を下げた状態で袖縫い部41を腋から前側に逃がすことができ、袖縫い部41が上腕に沿うように袖刳りを小さくしても、突っ張り感を与えることがなくなる。
図5(a)から(c)に示すように、身生地として汎用されるフライス編地等は、生地の伸長方向つまりコース方向(図中、矢付の破線で示されている)が袖幅方向に設定され、伸長しないウェール方向(図中、矢付の一点鎖線で示されている)が袖丈方向に設定されているので、脇下から袖口40に到る方向(図中、矢付の実線で示されている)が生地の伸長方向であるコース方向と斜めに交差するようになり、腕を上げる際にバイアス方向の生地伸びを利用することができ、突っ張り感を解消できるようになる。さらに、大きくした後身頃の袖刳りに対応して、後袖の袖付け線が袖山の頂点から袖縫い部にかけて凸状の曲線に形成されているので(図2(b)参照)、後袖付け部に十分な生地量が確保でき、腕を前方に旋回させても突っ張ることがなくなる。
上述した実施形態では特にサイズを例示していないが、本発明による肌着は、成人男子のLサイズ、Mサイズ、Sサイズ、LLサイズ等、各サイズに適用することが可能なことは言うまでもない。
上述した実施形態では本発明を丸首半袖の肌着に適用した例を説明したが、七部袖や長袖の肌着にも適用可能であることはいうまでもない。また、丸首以外にU首、V首等のデザインを採用することも可能である。また、前身頃が左右に分かれた前開の肌着にも適用可能である。
生地(編地)を構成する糸種は単糸または双糸の綿糸が好ましく、季節に応じてその番手を適宜変更することが可能である。綿以外に、麻や絹等の天然繊維、ポリエステル糸等の合繊糸等を用いてもよい。
上述した実施形態では肌着を例に本発明を説明したが、本発明による上半身用衣類は肌着に限らずスポーツシャツ等のアウターウェア等にも適用することができることはいうまでもない。
本発明は、均一な着圧分布で良好なフィット感を確保するとともに、身体の動きに対して突っ張り感やだぶつき感が生じることなく、着用時の美観を向上させることができる上半身用衣類に好適に使用できる。
1:上半身用衣類(肌着)
2:前身頃
3:後身頃
4:袖部
7:肩接ぎ
P1:袖刳り最下点
P2:肩先
P3:首先
θ:前身頃の肩線の平均傾斜角度
θ:後身頃の肩線の平均傾斜角度
Pb1:最大後袖刳り点
Pf1:最大前袖刳り点

Claims (6)

  1. 前身頃、後身頃、及び袖部を備え、前後身頃の肩線同士が接合されるとともに前後身頃の袖刳りに袖部の袖山が接合されている上半身用衣類であって、
    前身頃パターンの首先から肩先に到る肩線が水平線から下方へ15°〜40°の範囲の平均傾斜角度θに設定され、
    後身頃パターンの首先から肩先に到る肩線が水平線から下方へ5°〜25°の範囲の平均傾斜角度θに設定され、
    前身頃パターンの平均傾斜角度θが後身頃パターンの平均傾斜角度θより5°〜20°大きく設定され、
    各パターンに従って裁断された前後身頃の肩線同士が接合されている上半身用衣類。
  2. 後身頃パターンの袖刳り最下点から肩先に到る後袖刳りのうち、脇中心線との水平距離が最大となる最大後袖刳り点が、
    袖刳り最下点から肩先に到る後中心線上での高さHbの5%〜25%の範囲に位置するとともに、
    脇中心線から後中心線に到る身幅Wbの15%〜25%の範囲に位置するように設定され、
    後袖刳りの曲率が最大となる最大曲率点が、最大後袖刳り点から袖刳り最下点迄の間に位置するように設定されている請求項1記載の上半身用衣類。
  3. 後袖刳りの最大曲率点の曲率が1/14mm−1〜1/155mm−1の範囲に設定されている請求項2記載の上半身用衣類。
  4. 前身頃パターンの袖刳り最下点から肩先に到る前袖刳りのうち、脇中心線との水平距離が最大となる最大前袖刳り点が、
    袖刳り最下点から肩先に到る前中心線上での高さHfの5%〜25%の範囲に位置するとともに、
    脇中心線から前中心線に到る身幅Wfの7%〜20%の範囲に位置するように設定され、
    袖刳りの曲率が最大となる最大曲率点が、最大前袖刳り点から袖刳り最下点迄の間に位置するように設定されている請求項2または3に記載の上半身用衣類。
  5. 前袖刳りの最大曲率点の曲率が1/14mm−1〜1/155mm−1の範囲に設定されている請求項4記載の上半身用衣類。
  6. 袖部パターンの後袖の袖付け線が、袖山の頂点から袖縫い部にかけて凸状の曲線に形成され、前袖の袖付け線は袖山の頂点から袖縫い部にかけて一定高さの直線部を経由して凹状の曲線に形成され、
    直線部と凹状の曲線の境界が前後身頃の肩線に位置するように袖付けされている請求項2から5の何れかに記載の上半身用衣類。
JP2013160912A 2013-08-02 2013-08-02 上半身用衣類 Active JP6177617B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013160912A JP6177617B2 (ja) 2013-08-02 2013-08-02 上半身用衣類

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013160912A JP6177617B2 (ja) 2013-08-02 2013-08-02 上半身用衣類

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015030933A true JP2015030933A (ja) 2015-02-16
JP6177617B2 JP6177617B2 (ja) 2017-08-09

Family

ID=52516510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013160912A Active JP6177617B2 (ja) 2013-08-02 2013-08-02 上半身用衣類

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6177617B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105495730A (zh) * 2015-12-16 2016-04-20 温州庄吉服饰有限公司 一种西服防上肩绱袖制作方法
JP6030812B1 (ja) * 2015-03-24 2016-11-24 株式会社アシックス 上衣

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541512U (ja) * 1977-05-31 1979-01-08
US4507808A (en) * 1982-12-08 1985-04-02 Montalto Antonelle Method of manufacturing clothing
JP2006283214A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Mizuno Corp 袖を有する上衣
JP3155704U (ja) * 2009-09-16 2009-11-26 株式会社タカキュー 着心地と活動に好適なファッション性に優れたスーツ
US20110035859A1 (en) * 2008-04-10 2011-02-17 Yutaka Koga Upper Garment
JP2011179148A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Gunze Ltd 袖付き衣類

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS541512U (ja) * 1977-05-31 1979-01-08
US4507808A (en) * 1982-12-08 1985-04-02 Montalto Antonelle Method of manufacturing clothing
JP2006283214A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Mizuno Corp 袖を有する上衣
US20110035859A1 (en) * 2008-04-10 2011-02-17 Yutaka Koga Upper Garment
JP3155704U (ja) * 2009-09-16 2009-11-26 株式会社タカキュー 着心地と活動に好適なファッション性に優れたスーツ
JP2011179148A (ja) * 2010-03-02 2011-09-15 Gunze Ltd 袖付き衣類

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6030812B1 (ja) * 2015-03-24 2016-11-24 株式会社アシックス 上衣
US11103020B2 (en) 2015-03-24 2021-08-31 Asics Corporation Sports upper clothing
CN105495730A (zh) * 2015-12-16 2016-04-20 温州庄吉服饰有限公司 一种西服防上肩绱袖制作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6177617B2 (ja) 2017-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI538629B (zh) 衣服
JP2016050367A (ja) 肌着
WO2021107127A1 (ja) リバーシブルシャツ
JP6177617B2 (ja) 上半身用衣類
KR101443338B1 (ko) 착용감이 개선된 한복 저고리
JP2003193302A (ja) トップ下着
JP6277078B2 (ja) 肌着
CN203748704U (zh) 一种塑身运动长裤
JP3184309U (ja) 寝衣
CN108236132A (zh) 内衣件
JP3222577U (ja) 空手衣用のズボン
CN203676147U (zh) 一种男士平角保健内裤
US9192196B2 (en) Underwear with seamless neck portion
JP3168478U (ja) スポーツ用インナー
JP3163375U (ja) 上着及びスーツ
JP3158867U (ja) 衣服
JP2015021207A (ja) 衣服
JP4359491B2 (ja) 膨出部を有する衣料用編地及び衣類
JP3058840U (ja) 子供用衣類
CN211747084U (zh) 一种跆拳道服
CN206596704U (zh) 一种无缝纤体衣的托胸肩带及无缝纤体衣
RU191847U1 (ru) Физиологическое нижнее белье для женщин
JP4031186B2 (ja) アウターウエア兼用型インナーウエア
CN211407681U (zh) 运动服装的肩背结构
CN210445726U (zh) 一种衣服

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170307

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6177617

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250