JP2015029010A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のゲートフィンガー111と、ゲートフィンガー111の一方の端と接続されるゲート配線部112と、ゲート配線部112の中心部分と接続されているゲート電圧が供給されるゲート端子部113と、複数のソースフィンガー121と、ソースフィンガー121の一方の端と接続されるソース配線部122と、複数のドレインフィンガー131と、ドレインフィンガー131の一方の端と接続されるドレイン配線部132と、を有し、ゲートフィンガー111は、ソースフィンガー121とドレインフィンガー131との間に形成されており、ゲート配線部112は、ゲート端子部113の近傍における幅が最も広く、ゲート端子部113から離れるに伴い徐々に幅が狭くなる配線幅傾斜領域112aを有している。
【選択図】図2
Description
最初に、櫛形ゲート構造のトランジスタについて説明する。図1に示されるように、櫛形ゲート構造のトランジスタは、一方の端から他方の端に向かって細長く形成された複数のゲート電極となるゲートフィンガー911等が複数設けられている。各々のゲートフィンガー911の一方の端はゲート配線部912に接続されており、ゲート配線部912は、ゲート配線部912の中央部分においてゲート端子部913と接続されており、ゲート端子部913よりゲート電圧が印加される。
次に、本実施の形態における半導体装置であるトランジスタについて、図2及び図3に基づき説明する。本実施における半導体装置10は、櫛形ゲート構造のトランジスタである。尚、図3(a)は、図2における一点鎖線2A−2Bにおいて切断した断面図であり、図3(b)は、図2における一点鎖線2C−2Dにおいて切断した断面図であり、図3(c)は、図2における一点鎖線2E−2Fにおいて切断した断面図である。
次に、本実施の形態における半導体装置と図1に示す構造の半導体装置とにおいて測定した特性について説明する。図4は、半導体装置における最大利得の周波数依存性を示すものであり、特性4Aは本実施の形態における半導体装置の最大利得の周波数特性を示し、特性4Bは図1に示す構造の半導体装置の最大利得の周波数特性を示す。特性4Bに示されるように、図1に示す構造の半導体装置においては、最大利得が0dBとなる周波数は、31.4GHzであった。これに対し、特性4Aに示されるように、本実施の形態における半導体装置においては、最大利得が0dBとなる周波数は、41.4GHzであった。このように、本実施の形態における半導体装置においては、図1に示す構造の半導体装置よりも、最大利得が0dBとなる周波数を約1.3倍向上させることができる。
、本実施の形態における半導体装置では、図6において入力電力が最大となる25.5dBmにおいては、出力電力は、36.5dBmであり、PAEは50.5%であった。よって、本実施の形態における半導体装置は、図1に示す構造の半導体装置に対して、出力電力を0.5dBm(約10%)向上させることができ、また、PAEを2%向上させることができる。
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、層間絶縁膜となる絶縁膜140を形成することなく、配線の一部をエアブリッジ構造にしたものである。このような構造の半導体装置であっても、第1の実施の形態における半導体装置と同様の効果を得ることができる。
(付記1)
一方の端から他方の端に向かって細長く形成された複数のゲートフィンガーと、
前記ゲートフィンガーの一方の端と接続されるゲート配線部と、
前記ゲート配線部の中心部分と接続されているゲート電圧が供給されるゲート端子部と、
一方の端から他方の端に向かって細長く形成された複数のソースフィンガーと、
前記ソースフィンガーの一方の端と接続されるソース配線部と、
一方の端から他方の端に向かって細長く形成された複数のドレインフィンガーと、
前記ドレインフィンガーの一方の端と接続されるドレイン配線部と、
を有し、
前記ゲートフィンガーは、前記ソースフィンガーと前記ドレインフィンガーとの間に形成されており、
前記ソースフィンガーにおける一方の端から他方の端に向かう方向と、前記ドレインフィンガーにおける一方の端から他方の端に向かう方向は、反対方向であって、
前記ゲート配線部は、前記ゲート端子部近傍における幅が最も広く、前記ゲート端子部から離れるに伴い徐々に幅が狭くなる配線幅傾斜領域を有していることを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記ゲートフィンガーにおける一方の端から他方の端に向かう方向と、前記ドレインフィンガーにおける一方の端から他方の端に向かう方向は、反対方向であることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3)
前記ゲートフィンガーの上には、絶縁膜が形成されており、
前記絶縁膜を介した前記ゲートフィンガーの上方には、前記ソース配線部が形成されていることを特徴とする付記1または2に記載の半導体装置。
(付記4)
前記ゲートフィンガーの上方には、前記ソース配線部が形成されており、
前記ゲートフィンガーと前記ソース配線部とは、空間的に離れていることを特徴とする付記1または2に記載の半導体装置。
(付記5)
前記ゲート配線部は、細幅配線領域を有しており、
前記細幅配線領域は、前記配線幅傾斜領域における前記ゲート端子部から最も離れた部分において接続されており、
前記ゲート配線部における前記細幅配線領域の上には、前記絶縁膜が形成されており、
前記絶縁膜を介した前記細幅配線領域の上方には、接地されているソース端子部と前記ソース配線部とを接続するソース接続配線部が形成されていることを特徴とする付記3に記載の半導体装置。
(付記6)
前記ゲート配線部は、細幅配線領域を有しており、
前記細幅配線領域は、前記配線幅傾斜領域における前記ゲート端子部から最も離れた部分において接続されており、
前記ゲート配線部における前記細幅配線領域の上方には、接地されているソース端子部と前記ソース配線部とを接続するソース接続配線部が形成されており、
前記ソース接続配線部と前記ゲート配線部における前記細幅配線領域とは、空間的に離れていることを特徴とする付記4に記載の半導体装置。
(付記7)
前記ゲートフィンガー、前記ゲート配線部、前記ゲート端子部、前記ソースフィンガー、前記ソース配線部、前記ドレインフィンガー及び前記ドレイン配線部は、基板の上に形成された半導体層の上に形成されるものであって、
前記半導体層は、窒化物半導体を含む材料により形成されていることを特徴とする付記1から6のいずれかに記載の半導体装置。
(付記8)
前記基板の上には、電子素子が形成されていることを特徴とする付記1から7のいずれかに記載の半導体装置。
100 半導体基板
101 電子走行層
102 電子供給層
111 ゲートフィンガー(ゲート電極)
112 ゲート配線部
112a 配線幅傾斜領域
112b 細幅配線領域
113 ゲート端子部
121 ソース電極(ソースフィンガー)
122 ソース配線部
123 ソース接続配線部
124 ソース端子部
125 ビアホール
131 ドレイン電極(ドレインフィンガー)
132 ドレイン配線部
133 ドレイン端子部
140 絶縁膜
Claims (5)
- 一方の端から他方の端に向かって細長く形成された複数のゲートフィンガーと、
前記ゲートフィンガーの一方の端と接続されるゲート配線部と、
前記ゲート配線部の中心部分と接続されているゲート電圧が供給されるゲート端子部と、
一方の端から他方の端に向かって細長く形成された複数のソースフィンガーと、
前記ソースフィンガーの一方の端と接続されるソース配線部と、
一方の端から他方の端に向かって細長く形成された複数のドレインフィンガーと、
前記ドレインフィンガーの一方の端と接続されるドレイン配線部と、
を有し、
前記ゲートフィンガーは、前記ソースフィンガーと前記ドレインフィンガーとの間に形成されており、
前記ソースフィンガーにおける一方の端から他方の端に向かう方向と、前記ドレインフィンガーにおける一方の端から他方の端に向かう方向は、反対方向であって、
前記ゲート配線部は、前記ゲート端子部の近傍における幅が最も広く、前記ゲート端子部から離れるに伴い徐々に幅が狭くなる配線幅傾斜領域を有していることを特徴とする半導体装置。 - 前記ゲートフィンガーにおける一方の端から他方の端に向かう方向と、前記ドレインフィンガーにおける一方の端から他方の端に向かう方向は、反対方向であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記ゲートフィンガーの上には、絶縁膜が形成されており、
前記絶縁膜を介した前記ゲートフィンガーの上方には、前記ソース配線部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。 - 前記ゲートフィンガーの上方には、前記ソース配線部が形成されており、
前記ゲートフィンガーと前記ソース配線部とは、空間的に離れていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。 - 前記基板の上には、電子素子が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の半導体装置。
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JP2013157883A JP6252015B2 (ja) | 2013-07-30 | 2013-07-30 | 半導体装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021193535A1 (ja) * | 2020-03-26 | 2021-09-30 | 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 | 半導体装置 |
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JPS63172475A (ja) * | 1987-01-09 | 1988-07-16 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
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-
2013
- 2013-07-30 JP JP2013157883A patent/JP6252015B2/ja active Active
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