JP2015028847A - バッテリの電源遮断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バッテリケースの蓋部材の外側に電源遮断装置を配置した場合であっても、メンテナンスを行う場合の短絡などを防止することができるバッテリの電源遮断装置を提供する。【解決手段】バッテリを収容するバッテリケースと、バッテリケースに設けられたコネクタ15と、コネクタに収容され、バッテリの電源回路を遮断するプラグ16と、プラグをコネクタへ固定するためのレバー17とを備えたバッテリの電源遮断装置14において、電源遮断装置の外側に設けられたバッテリケースの蓋部材9と、レバーが固定状態のとき、レバーとバッテリケースとの間に配置された蓋部材の取付部13とを備える。【選択図】図2

Description

本発明はバッテリの電源遮断装置に係り、特に、バッテリケースに収容されたバッテリをメンテナンスする際にバッテリの電源回路を遮断する電源遮断装置に関する。
バッテリを収容したバッテリケースは、バッテリの電源回路を遮断する電源遮断装置が設けられたものが知られている。この電源遮断装置は、バッテリのメンテナンスを行う際、電源回路に通電がされていると短絡などが生じるおそれがあるため、電源回路を遮断できるように設けられている。
従来、このような電源遮断装置において、特許文献1には、作業者が電源遮断を行う前にバッテリケースの蓋部材を取り外すことを防止するために、電源遮断装置(安全プラグ)によって電源回路が遮断されないと、蓋部材が取り外せないように構成された安全プラグボックスが開示されている。
また、特許文献2には、電源遮断装置に設けられたレバーを取り外し方向に回転させると、嵌合スイッチが切断され、電源回路が遮断状態となるレバー嵌合式電源回路遮断装置が開示されている。この電源回路遮断装置によれば、レバーを回転させると電源回路が遮断されるため、安全にバッテリのメンテナンスができるとしている。また、この電源回路遮断装置においては、電源回路の遮断前に、電源回路遮断装置の他方のコネクタハウジングを取り外すことを防止するため、他方のコネクタハウジングの固定ボルトをこのコネクタハウジングの内側に設け、一方のコネクタハウジングが取り外されない限り、他方のコネクタハウジングが取り外せないように構成している。
特開2002−133979 特開2003−100386
ところで、バッテリケースの蓋部材は、収容したバッテリのメンテナンスをするために十分な大きさを確保し、かつ密閉性を高めるために、電源遮断装置を蓋部材の外側に配置する方が好ましい。しかし、このように構成すると、上記の従来技術のように、電源遮断を行う前に蓋部材を開くことができないよう構成することは難しく、メンテナンスを行う場合の短絡などを防止し難い問題がある。
そこで、この発明は、上記の問題に鑑みて成されたものであり、バッテリケースの蓋部材の外側に電源遮断装置を配置した場合であっても、メンテナンスを行う場合の短絡などを防止することができるバッテリの電源遮断装置を提供することを目的とする。
この発明は、バッテリを収容するバッテリケースと、前記バッテリケースに設けられたコネクタと、前記コネクタに収容され、前記バッテリの電源回路を遮断するプラグと、前記プラグを前記コネクタへ固定するためのレバーとを備えたバッテリの電源遮断装置において、前記電源遮断装置の外側に設けられた前記バッテリケースの蓋部材と、前記レバーが固定状態のとき、前記レバーと前記バッテリケースとの間に配置された前記蓋部材の取付部とを備えたことを特徴とする。
この発明は、蓋部材の取付部がバッテリケースとレバーとの間に配置されるため、作業者が蓋部材を取り外す際、レバーが取り外しの邪魔になる。このため、作業者がレバーを操作し電源を遮断した後、蓋部材を取り外すように、促すことができる。従って、作業者が電源を遮断する前に蓋部材を外すことが無くなり、メンテナンスを行う場合の短絡などを防止することができる。
図1はバッテリケースの斜視図である。(実施例1) 図2はバッテリケース上部の拡大斜視図である。(実施例1) 図3(A)は電源遮断装置の平面図、図3(B)は電源遮断装置の側面図、図3(C)は電源遮断装置の正面図である。(実施例1) 図4はレバーを解放状態として電源遮断装置の斜視図である。(実施例1) 図5はレバーを解放状態とした電源遮断装置の側面図である。(実施例1) 図6は遮断スイッチを示す電源遮断装置の一部破断側面図である。(実施例1) 図7はレバーを固定状態とした電源遮断装置の斜視図である。(実施例2) 図8はレバーを固定状態とした電源遮断装置の側面図である。(実施例2) 図9は図7のA−A線による電源遮断装置の断面図である。(実施例2) 図10は電源遮断装置の斜視図である。(実施例3) 図11は電源遮断装置の側面図である。(実施例3) 図12は取付部を示す電源遮断装置の一部拡大側面図である。(実施例3)
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図6は、この発明の実施例1を示すものである。図1において、バッテリを収容するバッテリケース1は、無蓋有底箱形状の下側ケース2と有害無底蓋形状の上側ケース3とからなる。バッテリケース1は、下側ケース3の内部にバッテリを載置して上側ケース2を被せ、下側フランジ4と上側フランジ5とを固定具6で固定することで、内部にバッテリを収容する。
バッテリケース1は、図2に示すように、上側ケース2の上壁部7にバッテリのメインテナンス用の開口部8を形成している。上側ケース2の上壁部7には、メインテナンス用の開口部8を覆う蓋部材9を取り付けている。蓋部材9は、略四角板形状に形成され、周縁を取付用のボルト10及びナット11で上壁部に取り付けられる。略四角板形状に形成された蓋部材9には、図3に示すように、一隅にL字形状に窪んだ切欠部12を形成している。切欠部12の一辺には、取付部13を突出させて形成している。
前記バッテリケース1は、バッテリの電源回路を遮断する電源遮断装置14を設けている。電源遮断装置14は、バッテリのメンテナンスを行う際、電源回路に通電がされていると短絡などのおそれがあるため、電源回路を遮断できるように設けられている。この電源遮断装置14は、図2〜図4に示すように、蓋部材9の外側の上壁部7に、一部が蓋部材9の切欠部12に入り込む状態で配置されている。電源遮断装置14は、バッテリケース1に設けられたコネクタ15と、コネクタ15に収容されバッテリの電源回路を遮断するプラグ16と、プラグ16をコネクタ15へ固定するためのレバー17とを備えている。
前記コネクタ15は、バッテリケース1の上壁部7に取り付けられる長四角枠形状のフランジ部18と、フランジ部18の内側から上方に突出する長円筒形状のコネクタ側周壁部19とを備えている。長四角枠形状のフランジ部18は、長手方向の一側を蓋部材9から離間する方向に指向させ、長手方向の他側を蓋部材9のL字形状に窪んだ切欠部12に配置して、取付用のボルト20及びナット21により上壁部7に取り付けられる。
コネクタ15のフランジ部18は、切欠部12に配置した長手方向の他側を、前記蓋部材9に形成した取付部13とともにボルト20及びナット21により上壁部7に共締めして取り付けられる。長円筒形状のコネクタ側周壁部19は、幅方向両側の外周面に一対のカム軸22を突出させて形成している。
前記プラグ16は、前記コネクタ側周壁部19と略同形状の長円板形状の端壁部23と、端壁部23の外周縁から下方に延長される長円筒形状のプラグ側周壁部24と、プラグ側周壁部24の外周からプラグ側周壁部24と平行に下方に延長される長円筒形状の嵌合壁部25とを備えている。プラグ側周壁部24は、前記コネクタ側周壁部19内周に摺動可能に収納される。嵌合壁部25は、前記コネクタ側周壁部19外周に摺動可能に外嵌される。これにより、プラグ16は、コネクタ15に出没可能に設けられる。嵌合壁部25は、幅方向両側の外周面に一対の支持軸26を突出させて形成している。
コネクタ15とプラグ16との間には、図6に示すように、バッテリの電源回路を遮断する遮断スイッチ27を設けている。遮断スイッチ27は、コネクタ15側に設けたコネクタ側端子28と、プラグ16側に設けたプラグ側端子29とを備えている。遮断スイッチ27は、コネクタ15内方にプラグ16を移動させることでコネクタ側端子28とプラグ側端子29とが接触状態になり、電源回路を導通する。また、遮断スイッチ27は、コネクタ15の外方にプラグ16を移動させることでコネクタ側端子28とプラグ側端子29とが非接触状態になり、電源回路を遮断にする。
前記レバー17は、前記プラグ16の嵌合壁部25の幅方向両側に配置される一対の腕部30と、この一対の腕部30の端部を接続する架橋部31とを備えている。一対の腕部30は、一端側に前記プラグ16の支持軸26に回転可能に係合する支持孔32を形成するとともに、前記コネクタ15のカム軸22に摺動可能に係合するカム溝33を形成している。一対の腕部30は、支持孔32を支持軸26に係合することで、一端側の支持孔32を中心に他端側を回動可能にプラグ16に支持される。
一対の腕部30は、図3に示すように、一端側の支持孔32を支持軸26に係合して水平の固定状態に回転させた姿勢において、他端側がプラグ16の嵌合壁部25の長手方向端部を超えて延長され、他端部がコネクタ15のフランジ部18及び蓋部材9の取付部13を共締めするボルト20及びナット21の上方に位置する長さを有して形成される。架橋部31は、プラグ16の嵌合壁部25の長手方向端部を超えて延長された一対の腕部30の他端部を接続する。これにより、レバー17は、図3(A)に示すように、平面視にてU字形状に形成される。
前記カム溝33は、レバー17を水平の固定状態に回転させた姿勢において支持孔32に最接近し、レバー17を固定状態から垂直の解放状態に向かって回転させるに従い支持孔32から離間し、レバー17を垂直の解放状態に回転させた姿勢において支持孔32から最離間するように、形成される。
これにより、レバー17は、図2・図3に示すように、支持孔32を中心に水平の固定状態に回転させると、コネクタ15のカム軸22に摺動可能に係合するカム溝33によってプラグ16をコネクタ15の内方に移動させ、プラグ16をコネクタ15へ固定し、遮断スイッチ27を接触状態にして電源回路を導通する。一方、レバー17は、図4〜図6に示すように、支持孔32を中心に垂直の解放状態の方向に回転させ、固定状態から設定角度θ以上回転すると、コネクタ15のカム軸22に摺動可能に係合するカム溝33によってプラグ16をコネクタ15の外方に移動させ、プラグ16をコネクタ15から解放し、遮断スイッチ27を非接触状態にして電源回路を遮断する。
前記レバー17は、水平の固定状態に回転させた姿勢において、一対の腕部30の他端部から前記バッテリケース1側へ伸ばされた一対の突出部34を備えている。一対の突出部34は、一対の腕部30の他端部から、前記コネクタ15のフランジ部18及び前記蓋部材9の取付部13を共締めするボルト20及びナット21の上部に向かってバッテリケース1側へ伸ばされている。
前記蓋部材9の取付部13は、突出部34の先端とバッテリケース1の上壁部7との間に配置されている。蓋部材9の取付部13は、バッテリケース1からレバー17の突出部34へ向けて伸ばされたボルト20と、このボルト20に嵌め合うナット21とによって取り付けられる。レバー17の突出部34と取付部13との間隔は、レバー1が固定状態のとき、取付部13を取り外そうとすると、蓋部材9がレバー17の突出部34に接触する程小さくしている。また、レバー17の突出部34とボルト20の先端との間隔Sは、図3(B)に示すように、レバー17が固定状態のとき、ナット21の厚さTより小さくしている(S<T)。取付部13は、レバー17が固定状態から設定角度θに達するまで、レバー17の突出部34とバッテリケース1の上壁部7との間に配置される。
このバッテリの電源遮断装置14は、電源遮断装置14の外側に設けられたバッテリケース1の蓋部材9と、レバー17が固定状態のとき、レバー17の突出部34とバッテリケース1の上壁部7との間に配置された蓋部材9の取付部13とを備えている。
これにより、電源遮断装置14は、蓋部材9の取付部13がバッテリケース1の上壁部7とレバー17の突出部34との間に配置されるため、作業者が蓋部材9を取り外す際、レバー17の突出部34が取り外しの邪魔になる。このため、この電源遮断装置14は、作業者がレバー17を解放状態に操作し電源を遮断した後、蓋部材9を取り外すように、促すことができる。従って、作業者が電源を遮断する前に蓋部材9を外すことが無くなり、メンテナンスを行う場合の短絡などを防止することができる。
また、電源遮断装置14は、レバー17の突出部14と取付部13との間隔を、レバー1が固定状態のとき、取付部13を取り外そうとすると、蓋部材9がレバー17の突出部34に接触する程小さくしている。
これにより、電源遮断装置14は、作業者がレバー17を解放状態に操作する前に、蓋部材9を取り外そうとすると、蓋部材9がレバー17の突出部34に接触することになる。従って、作業者はレバー17を解放状態に操作しなければ、蓋部材9を取り外すことができなくなるため、作業者に電源を遮断させることを確実に促すことができる。
さらに、電源遮断装置14は、蓋部材9の取付部13を、バッテリケース1からレバー17へ向けて伸ばされたボルト20とこのボルト20に嵌め合うナット21とによって取り付け、レバー17が固定状態にあるとき、レバー17の突出部34とボルト20との間隔Wをナット21の厚さTより小さくなるように構成していることで、作業者はレバー17を操作する前に、取付部13のナット21を取り外すことができなくなる。従って、作業者に電源を遮断することを確実に促すことができる。
また、この電源遮断装置14は、一対の腕部30とこの腕部30の他端部を接続する架橋部31とにより平面視にてU字状に形成されたレバー17には下方へ伸びる突出部34が設けられ、この突出部34の下方に蓋部材9の取付部13を配置するようにしたため、突出部34の長さを調整するだけで、取付部13の取り外しを邪魔する効果を高めることができる。また、この突出部34と、蓋部材9の取付部13又はボルト21との間隔を小さくすれば、蓋部材9の取り外しを不可能にすることができる。このとき、例えば、作業者が蓋部材9を強引に取り外そうとしても、蓋部材9又はナット21が接触する部分は突出部34となるため、レバー17の機能が害されるほどの損傷を受けることが無い。すなわち、腕部30と架橋部31は、突出部34によって保護される。さらに、架橋部31の端部は、レバー17の固定と解除を行うに当たり、応力集中が起こり易いが、この端部に突出部34を形成したため、応力に対する耐久性を高めることができる。
さらに、電源遮断装置14は、レバー17が設定角度θ以上に回転するとバッテリの電源回路を遮断する遮断スイッチ27を備え、レバー17が固定状態から設定角度θに達するまで、蓋部材9の取付部13はレバー17の突出部34とバッテリケース1の上壁部7との間に配置されるので、電源遮断装置14に遮断スイッチ27が備えられる場合において、電源遮断装置14によりバッテリの電源遮断が行われるまで、取付部13の取り外しを行い難くすることができる。
図7〜図9は、実施例2を示すものである。実施例2の電源遮断装置14は、バッテリケース1のメインテナンス用の開口部8を覆う蓋部材9に形成した切欠部12の一辺に、立ち上がり部35を介して取付部36を突出させて形成している。この取付部36は、立ち上がり部35によって、切欠部12に配置したコネクタ15のフランジ部18の長手方向の他側の上方であって、固定状態のレバー17の突出部34の先端に接近するように配置している。
取付部36は、レバー17が固定状態のとき、蓋部材9がコネクタ15から離れる方向へ動くことを規制するツメ部37を備えている。ツメ部37は、取付部36の幅方向両側において、レバー17の一対の突出部34の先端に向かい突出するように一対形成している。レバー17の一対の突出部34の先端には、ツメ部37が係合する窪部38を形成している。一対のツメ部37は、レバー17が固定状態のとき、一対の突出部34の先端に形成した窪部38に突入して係合する。
このように、電源遮断装置14は、レバー17の突出部34に形成した窪部38に係合するツメ部37を蓋部材9の取付部36に備えることで、レバー17が固定状態のとき、ツメ部37によって蓋部材9がコネクタ15から離れる方向へ動くことを規制でき、蓋部材9が引き抜かれることを防止できる。
ツメ部がバッテリケースあるいはコネクタに接するように設けられた場合、作業者がレバーを解除しても、蓋部材を持ち上げ取り外さ無ければならない。つまり、レバーが解除されても、作業者は、蓋部材を引き抜いて取り外すことができない。
一方、この電源遮断装置14は、上記のように構成することで、レバー17を解放状態に操作すると、ツメ部37がレバー17の突出部34から離れるため、作業者は、蓋部材9を引き抜いて取り外すことができる。
図10〜図12は、実施例3を示すものである。実施例3の電源遮断装置14は、バッテリケース1のメインテナンス用の開口部8を覆う蓋部材9に形成した切欠部12の一辺に、立ち上がり部39を介して取付部40を突出させて形成している。この取付部40は、立ち上がり部39によって、切欠部12に配置したコネクタ15のフランジ部18の長手方向の他側の上方であって、固定状態のレバー17の突出部34の先端に接近するように配置している。
取付部40は、レバー17が固定状態のとき、蓋部材9がコネクタ15から離れる方向へ動くことを規制するツメ部41を備えている。ツメ部41は、取付部40の先端側において、コネクタ15のフランジ部18に向かい突出するように形成している。コネクタ15のフランジ部18には、ツメ部41が接する突縁部42を形成している。突縁部42は、ツメ部41が接する当接面43を備えている。ツメ部41の長さLは、レバー17が固定状態のとき、レバー17の突出部34と取付部40との間隔Wよりも大きく設定する。
このように、電源遮断装置14は、コネクタ15のフランジ部18に形成した突縁部42の当接面43に接するツメ部41を蓋部材9の取付部40に備えることで、レバー17が固定状態のとき、ツメ部41によって蓋部材9がコネクタ15から離れる方向へ動くことを規制でき、蓋部材9が引き抜かれることを防止できる。一方、この電源遮断装置14は、レバー17を解放状態に操作すると、取付部40からレバー17の突出部34が離れるため、作業者は、蓋部材9を引き抜いて取り外すことができる。
この発明は、バッテリケースの蓋部材の外側に配置した電源遮断装置であっても、メンテナンスを行う場合の短絡などを防止することができるものであり、バッテリを収容したバッテリケースに限らず、インバータ、充電器、ジャンクションボックスなどの高電圧部品でメインテナンス用の蓋部材を備える高電圧装置へ応用が可能である。
1 バッテリケース
7 上壁部
9 蓋部材
13 取付部
14 電源遮断装置
15 コネクタ
16 プラグ
17 レバー
18 フランジ部
19 コネクタ側周壁部
20 ボルト
21 ナット
22 カム軸
23 端壁部
24 プラグ側周壁部
25 嵌合壁部
26 支持軸
27 遮断スイッチ
30 腕部
31 架橋部
32 支持孔
33 カム溝
34 突出部

Claims (7)

  1. バッテリを収容するバッテリケースと、前記バッテリケースに設けられたコネクタと、前記コネクタに収容され、前記バッテリの電源回路を遮断するプラグと、前記プラグを前記コネクタへ固定するためのレバーとを備えたバッテリの電源遮断装置において、前記電源遮断装置の外側に設けられた前記バッテリケースの蓋部材と、前記レバーが固定状態のとき、前記レバーと前記バッテリケースとの間に配置された前記蓋部材の取付部とを備えたことを特徴とするバッテリの電源遮断装置。
  2. 前記レバーと前記取付部との間隔は、前記レバーが固定状態のとき、前記取付部を取り外そうとすると、前記蓋部材が前記レバーに接触する程小さいことを特徴とする請求項1記載のバッテリの電源遮断装置。
  3. 前記取付部は、前記レバーが固定状態のとき、前記蓋部材が前記コネクタから離れる方向へ動くことを規制するツメ部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のバッテリの電源遮断装置。
  4. 前記ツメ部は、前記レバーが固定状態であるとき、前記レバーに接することを特徴とする請求項4記載のバッテリの電源遮断装置。
  5. 前記蓋部材の取付部は、前記バッテリケースから前記レバーへ向けて伸ばされたボルトと、このボルトに嵌め合うナットとによって取り付けられ、前記レバーと前記ボルトとの間隔は、前記ナットの厚さより小さいことを特徴とする請求項1記載のバッテリの電源遮断装置。
  6. 前記レバーは、一端側を中心に他端側を回動される一対の腕部と、この腕部の他端部を接続する架橋部とを備えて平面視にてU字状に形成されると共に、前記一対の腕部の他端部から前記バッテリケース側へ伸ばされた突出部を備え、前記取付部は、前記突出部と前記バッテリケースとの間に配置されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のバッテリの電源遮断装置。
  7. 前記レバーが設定角度以上に回転すると前記バッテリの電源回路を遮断する遮断スイッチを備え、前記レバーが固定状態から前記設定角度に達するまで、前記取付部は前記レバーと前記バッテリケースとの間に配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のバッテリの電源遮断装置。
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