JP2015028007A - ジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】ジヒドロテストステロン誘導型のインターロイキンの産生に起因する症状をより効果的に低減し得るジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤を提供する。
【解決手段】グリチルレチン酸を有効成分とするジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、ジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤に関する。
トリテルペン化合物のうち、皮膚外用剤に配合することで抗炎症、保湿、美白、抗シワ、抗菌等の機能を発揮する植物エキスの主成分として、オレアナン系のトリテルペン化合物が知られている。中でも、5環性で且つカルボキシル基を有するオレアナン系のトリテルペン化合物として、グリチルレチン酸が知られている。グリチルレチン酸は、抗炎症効果を有する油溶性薬剤として、頭皮用組成物等の各種の組成物に広く配合されている(特許文献1及び特許文献2)。
また、グリチルレチン酸の抗炎症効果については、リポポリサッカライド(LPS)誘導マクロファージを用いた研究から、NF−κB及びイノシトール3リン酸(PI3K)p110δ及びp110γアイソフォームの活性を抑制し、次いで、LPS誘導型腫瘍壊死因子α(TNF−α)等の生成を減少させることが知られている(非特許文献1)。
ジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン−6が、ヒトにおいてマトリクス細胞の増殖を抑制することが知られている(非特許文献2)。
特開2008−201767号公報 特開平10−279439号公報
J.Agric.Food.Chem.,2011,Vol.59(14),pp.7726−7733 J.Invest.Dermatol.,2012,Vol.132,pp.43−49
ジヒドロテストステロンによって誘導されるインターロイキンによって、外観等の点で好ましくない症状が引き起こされることがある。症状の低減のためには、ジヒドロテストステロン誘導型のサイトカイン、特にインターロイキンの影響をより効果的に抑制することが有効である。
従って、本発明は、ジヒドロテストステロン誘導型のインターロイキンが産生することに起因する症状をより効果的に低減し得るジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤を提供することを目的とする。
本発明は以下のとおりである。
[1] グリチルレチン酸を有効成分とするジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤。
[2] ジヒドロテストステロン誘導型インターロイキンが、インターロイキン−1α、インターロイキン−2、インターロイキン−5、インターロイキン−6、インターロイキン−7、インターロイキン−8、インターロイキン−10、インターロイキン−13及
びインターロイキン−15からなる群より選択される少なくとも1つである[1]に記載のジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤。
[3] グリチルレチン酸を含有する油相と、水相と、を含む水中油型乳化組成物である[1]又は[2]に記載のジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤。
[4] 水中油型乳化組成物が、油相中に更にN−ラウロイルサルコシンイソプロピルを含有する[3]に記載のジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤。
[5] 水中油型乳化組成物が、油相中に更にレシチンを含有する[3]又は[4]に記載のジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤。
[6] ジヒドロテストステロン誘導型インターロイキンが、インターロイキン−6である請[1]〜[5]のいずれか1つに記載のジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤。
本発明によれば、ジヒドロテストステロン誘導型のインターロイキンが産生することに起因する症状をより効果的に低減し得るジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤を提供することができる。
実施例2にかかるグリチルレチン酸含有試料1及びグリチルレチン酸含有試料2の浸透効果を確認したグラフである。
本発明のジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤は、グリチルレチン酸を有効成分とする。
ジヒドロテストステロン(Dihydrotestosterone:DHT)とは、男性ホルモンであるテストステロンが還元酵素である5α−リダクターゼによって代謝されることにより得られる活性型男性ホルモンである。DHTのホルモン作用として、脱毛促進、皮脂の増加、更年期障害等が知られている。また、DHTは、その他の作用として、アンドロゲン依存症である良性前立腺過形成を強く刺激する作用を有する。また、DHTのその他の作用として、ざ瘡を進行させることが挙げられる。これらのDHTの各作用には、DHTの影響を受ける部位によっても異なるが、DHTに誘導されたインターロイキンが関与している又は関与していると考えられるものが含まれる。
本発明は、このようなDHT誘導型インターロイキンの産生を、グリチルレチン酸によって抑制することが可能であるという新しい知見に基づくものである。即ち、本発明に係るDHT誘導型インターロイキン産生抑制剤では、グリチルレチン酸によりDHT誘導型インターロイキンの産生を抑制し得るため、DHT誘導型インターロイキンによって発症する症状を間接的に低減する他の薬剤よりも、効果的に症状を低減することができる。
本明細書において「工程」との語は、独立した工程だけではなく、他の工程と明確に区別できない場合であってもその工程の所期の目的が達成されれば、本用語に含まれる。
また本明細書において「〜」を用いて示された数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値及び最大値として含む範囲を示す。
さらに本明細書において組成物中の各成分の量は、組成物中に各成分に該当する物質が複数存在する場合、特に断らない限り、組成物中に存在する当該複数の物質の合計量を意味する。
以下、本発明について説明する。
DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤はグリチルレチン酸を含有する。
グリチルレチン酸は、グリチルリチン酸を加水分解することで得られる、オレアナン系の5環性トリテルペン化合物の一つである。グリチルレチン酸は、化粧品分野では抗炎症作用、抗酸化作用、抗老化作用等を期待して、アンチエイジングケア等を目的とする化粧品又は医薬部外品などに配合することが可能である。
また、グリチルレチン酸は急性又は慢性の皮膚炎に対し著しい効果があるといわれ、抗炎症効果、抗アレルギー作用、細菌(黄色ブドウ菌、ジフテリア菌、サルモネラ菌等)発育阻止などの効果を有することが知られている。また、グリチルレチン酸は、皮膚の炎症緩和、皮脂の分泌抑制等の効果に優れており、多くの皮膚ケア製品又は口紅に用いられる。グリチルレチン酸は、その他、フケ又はかゆみ抑制等の効果も有するため、頭皮ケア製品にも多く使用されている。
グリチルレチン酸は、天然物からの抽出物又はその精製物であってもよく、公知の合成方法に準じて合成された合成品であってもよい。グリチルレチン酸は市販品としても入手可能であり、市販品の例としては、丸善製薬(株)製、アルプス薬品、金可製のβグリチルレチン酸が挙げられる。
グリチルレチン酸は、各製品を単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のDHT誘導型インターロイキン産生抑制剤は、水中油型乳化組成物に含まれることが好ましい。本発明のDHT誘導型インターロイキン産生抑制剤は、グリチルレチン酸を含有する油相と、水相と、を含む水中油型乳化組成物であることがより好ましい。本発明において、DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤を、水中油型乳化組成物とすることで、皮膚浸透性等を向上させることができる。また、本発明のDHT誘導型インターロイキン産生抑制剤が水中油型乳化組成物である場合、エタノールを含有しないことがより好ましい。
本発明が適用される水中油型乳化組成物としては、グリチルレチン酸を含有する油相と、水相と、を含むことが好ましい。水中油型乳化組成物の油相成分として他の油性成分を含んでいてもよい。
本発明が適用される水中油型乳化組成物の油相は、更にN−ラウロイルサルコシンイソプロピルを含むことが好ましい。油相がN−ラウロイルサルコシンイソプロピルを含むことで、グリチルレチン酸を高濃度で水中油型乳化組成物中に配合することができる。
N−ラウロイルサルコシンイソプロピルとしては、合成物でも市販品でもよく、市販品としては、味の素株式会社製のN−ラウロイルサルコシンイソプロピル(商品名 エルデュウSL−205)が挙げられる。
本発明が適用される水中油型乳化組成物の油相は、更にレシチンを含むことが好ましい。油相がレシチンを更に含むことで、グリチルレチン酸をより高濃度に水中油型乳化組成物中に配合することができる。
レシチンはグリセロリン脂質の一種で、自然界の動植物のすべての細胞中に存在しており、生体膜の主要構成成分である。
本発明が適用される水中油型乳化組成物に使用可能なレシチンとしては、大豆由来レシチン、卵黄由来レシチンをはじめ、動植物由来のレシチン等を挙げることができる。本発明が適用される水中油型乳化組成物で用いることのできるこれらのレシチンは、単独又は複数種の混合物の形態で用いることができる。
また、レシチンとしては、市販品を用いてもよい。市販品の例としては、SLP−ホワイト(辻製油株式会社製)、エメルメティック900(ルーカスマイヤー製)、フォスフォリポン50(リポイド製)、レシオンP(理研ビタミン株式会社製)などが挙げられる。
本発明が適用される水中油型乳化組成物の水相は、多価アルコール、ポリグリセリン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤、イオン性界面活性剤、水溶性の塩類、多糖類、タンパク質、pH調整剤、酸化防止剤、防腐剤、色素、香料等を含有することができる。
本発明が適用される水中油型乳化組成物は、グリチルレチン酸、所望により用いられる、N−ラウロイルサルコシンイソプロピル、及びレシチンを含む油相組成物と、水相組成物とを混合し、乳化すること等により製造することができる。
本発明におけるインターロイキンとは、リンパ球、単球、マクロファージ等の免疫担当細胞及び線維芽細胞などの産生するタンパク質性の生理活性物質であって、白血球細胞間のシグナル伝達を担う物質を意味する。
本発明におけるDHT(17beta−Hydroxy−5alpha−androstan−3−one)とは、アンドロゲンに属するステロイドホルモンの一種の物質を意味する。DHTは、テストステロンの5α−リダクターゼによる代謝を受けて、肝臓、精巣、卵巣、大腸、小腸、脾臓等の各臓器によって生成される。J.Invest.Dermatol.,2012,Vol.132,pp.43−49にて、毛乳頭細胞に対してインターロイキンを産生するように誘導する機能をDHTが有していることが報告された。
DHT誘導型インターロイキンとは、DHTの存在下で産生が誘導され得るインターロイキン(IL)を意味する。DHT誘導型インターロイキンの産生メカニズムは、炎症やLPS刺激によりマクロファージ等から産生されるインターロイキンとは全く異なる。炎症又はLPS刺激によりマクロファージ等から産生されるインターロイキンは主に、活性酸素を引き金としNf−kBなどを活性化することで産生されるため、炎症又はLPS刺激によりマクロファージ等から産生されるインターロイキンの産生阻害には抗酸化剤等の利用が有効である。これに対して、DHT誘導型インターロイキンについては、誘導メカニズムが不明なため有効な産生阻害剤が提唱されていない。
DHT誘導型インターロイキンであれば限定されることはなく、例えば、好ましくは、IL−1α、IL−2、IL−5、IL−6、IL−7、IL−8、IL−10、IL−13及びIL−15が挙げられる。これらのDHT誘導型インターロイキンは、1種単独で、又は2種以上を組み合わせて用いることができる。なかでも、毛乳頭細胞に対する作用の観点から、DHT誘導型インターロイキンとしては、IL−2及びIL−6の少なくとも一方であることが好ましく、IL−6であることが更に好ましい。
IL−2は、主としてT細胞(CD4陽性及びCD8陽性)から産生され、T細胞の分化増殖、炎症性腸疾患、溶血性貧血の発生等に関与し得ることが知られているタンパク質である。IL−2のアミノ酸配列は、例えば、GenBankアクセッション番号:NM_000586.3として知られている。
IL−6(分子量:12000)は、T細胞、B細胞、マクロファージ、線維芽細胞等の種々の細胞から産生され、造血又は炎症反応等に関連し、種々の免疫異常症、炎症性疾患、リンパ球腫瘍の発症に関与しうることが知られている糖タンパク質である。IL−6のアミノ酸配列は、例えば、GenBankアクセッション番号:NM_000600.3として知られている。
本発明のDHT誘導型インターロイキン産生抑制剤は、外用剤、経口剤等の剤型にすることができ、また、剤型に応じて、医薬として許容可能な担体、剤型に応じた添加成分等と組み合わせた組成物としてもよい。このような担体の例としては、医薬製剤として適用される形態に応じた公知の担体を挙げることができ、例えば、水、生理食塩水等を挙げることができる。
外用剤とした場合の添加成分としては、例えば、乳化剤、抗酸化剤、機能性成分、賦形剤、粘度調整剤、その他の薬効成分、pH調整剤、pH緩衝剤、紫外線吸収剤、香料、着色剤等を挙げることができる。具体的には、例えば、ポリグリセリン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エーテル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキエチレンステロール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤;レシチン等のリン脂質;アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸マグネシウム、アスコルビン酸硫酸マグネシウム、アスコルビン酸硫酸ナトリウム、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸リン酸ナトリウム、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビン酸パルミテート等のアスコルビン酸化合物;dl−α−トコフェロール、dl−β−トコフェロール、dl−γ−トコフェロール、dl−δ−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸−dl−α−トコフェロール、リノール酸−dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール、α−トコトリエノール、β−トコトリエノール、γ−トコトリエノール、δ−トコトリエノール等のトコフェロール化合物;カストビーンガム、グアーガム、ヒドロキシプロピルグアガム、キサンタンガム、カラヤガム、タマリンド種子多糖、アラビアガム、トラガカントガム、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、デキストリン等の単糖類又は多糖類;ソルビトール、マンニトール、マルチトール、ラクトース、マルトトリイトール、キシリトール等の糖アルコール;チアミン等のビタミンB1化合物;リボフラビン等のビタミンB2化合物;ニコチン酸、ニコチン酸アミド等のビタミンB3化合物;ナイアシン、パントテン酸、パントテニルエチルエーテル等のビタミンB5化合物、ピリドキシン等のビタミンB6化合物、ビオチン等のビタミンB7化合物、コバラミン等のビタミンB12化合物、葉酸等のビタミンB群;γ−オリザノール、オロチン酸、グルクロノラクトン、グルクロン酸アミド、ヨクイニン等の水溶性ビタミン化合物;塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム等の無機塩;カゼイン、アルブミン、メチル化コラーゲン、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、ゼラチン等の分子量5000超のタンパク質;グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、スレオニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、シスチン、メチオニン、リジン、ヒドロキシリジン、アルギニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アセチルヒドロキシプロリン等のアミノ酸及びそれらの誘導体;カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、酸化エチレン・酸化プロピレンブロック共重合体等の合成高分子;ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース等の水溶性セルロース誘導体;フラボノイド類(カテキン、アントシアニン、フラボン、イソフラボン、フラバン、フラバノン、ルチン)、フェノール酸化合物(クロロゲン酸、エラグ酸、没食子酸、没食子酸プロピル等)、リグナン化合物、クルクミン化合物、クマリン化合物、プテロスチルベン等を含むヒドロキシスチルベンなどを挙げることができる。
経口剤とした場合の添加成分としては、例えば、乳化剤、賦形剤、希釈剤、崩壊剤、結合剤、被覆剤、湿潤剤、滑走剤、滑沢剤、風味剤、甘味剤、可溶化剤等を挙げることができ、具体的には、例えば、ポリグリセリン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリド、ポリグリセリン脂肪酸エーテル、プロピレングリコール脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキエチレンステロール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤;レシチン等のリン脂質;アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸マグネシウム、アスコルビン酸硫酸マグネシウム、アスコルビン酸硫酸ナトリウム、アスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸リン酸ナトリウム、アスコルビン酸グルコシド、アスコルビン酸パルミテート等のアスコルビン酸化合物;dl−α−トコフェロール、dl−β−トコフェロール、dl−γ−トコフェロール、dl−δ−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸−dl−α−トコフェロール、リノール酸−dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール、α−トコトリエノール、β−トコトリエノール、γ−トコトリエノール、δ−トコトリエノール等のトコフェロール化合物;炭酸マグネシウム、二酸化チタン;ラクトース、マンニトール及びその他の糖類;タルク;ゼラチン;デンプン;セルロース及びセルロース誘導体;動物油及び植物油;ポリエチレングリコール;水;一価又は多価アルコールなどを挙げることができる。選択可能な形態としては、例えばカプセル剤、錠剤、丸剤、液剤、シロップ剤、トローチ剤、散剤、顆粒剤、輸液剤及び注射剤等が挙げられる。中でも、摂取容易性の観点から、添加成分としては、好ましくはカプセル剤、錠剤、顆粒剤又は散剤がある。
DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤は、例えば、皮膚等への局所投与用途のために、水中油型乳化組成物に含まれることが好ましい。なかでも、DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤を含有する水中油型乳化組成物は、皮膚への浸透性の観点から、DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤を油相に含むことが好ましい。
DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤の投与方法には特に制限はなく、各種製剤形態、患者の年齢、性別その他の条件、疾患の種類又は疾患の程度等に応じた方法を選択することができ、経口投与及び、局所投与等の非経口投与のいずれであってもよい。
DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤の投与量は、剤型等によって異なるが、有効成分としてのグリチルレチン酸として、一般に、1日1回として、体重1kgあたり、0.001mg〜2mg、好ましくは0.01mg〜1mgとすることができる。DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤を含む組成物を調製し、局所投与する場合には、有効成分であるグリチルレチン酸の組成物における含有量は、組成物全質量の0.0001質量%〜0.5質量%とすることができ、0.001質量%〜0.3質量%が好ましく、0.005質量%〜0.2質量%がより好ましい。
DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤は、DHT誘導型インターロイキンが産生することに起因する症状に好ましく適用される。DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤は、DHT誘導型インターロイキンに起因した症状の発生を抑制することができ、又はDHT誘導型インターロイキンに起因した症状の進行を抑制することができる。DHT誘導型インターロイキンに起因した症状の発生又は進行とは、DHT誘導型インターロイキンの産生によって蓄積したDHT誘導型インターロイキンによって引き起こされる症状の発生又は引き起こされた症状の継続を意味する。
DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤の用途としては、育毛剤、外用剤、肌改善剤、更年期症状低減剤等を挙げることができる。育毛剤の用途では、DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤による毛幹の伸長阻害又は毛胞の退縮促進が効果的に抑制され、脱毛の抑制又は発毛の促進が期待される。また肌改善剤等の用途では、DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤による皮脂分泌が効果的に抑制され、皮脂の異常分泌による肌あれ等の軽減が期待される。さらに、DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤の適用によって、更年期における多汗、むくみ、動悸等の改善が期待される。
本発明は、DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤を対象へ投与することを含む各種の症状の予防方法又は緩和方法も包含する。例えば、本発明に係る肌あれ予防又は改善方法は、DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤を、肌あれの予防又は改善を必要とする対象へ投与することを含む。また、本発明に係る更年期症状低減方法は、DHT誘導型インターロイキン産生抑制剤を、多汗、むくみ、動悸等の低減を必要とする対象へ投与することを含む。
本発明は、育毛剤、外用剤、更年期による肌改善剤、更年期症状低減剤等の各用途におけるDHT誘導型インターロイキン産生抑制剤の使用を包含する。また、本発明は、育毛剤、外用剤、更年期による肌改善剤、更年期症状低減剤等の各薬剤の製造におけるDHT誘導型インターロイキン産生抑制剤の使用を包含する。
以下、本発明を実施例にて詳細に説明する。しかしながら、本発明は実施例に何ら限定されるものではない。
なお、細胞培養には、特に断らない限り、毛乳頭細胞増殖培地(東洋紡株式会社)に100U/mlのペニシリン及び100μg/mlのストレプトマイシンを補填した培地を使用した(以下、単に培地ということがある)。
また、細胞培養用6穴シャーレ(日本BD)には、取り扱い説明書に従いコラーゲンコート溶液(東洋紡株式会社)を事前に塗布し、培養に用いた。
[実施例1]
<DHT誘導型インターロイキン産生抑制効果>
上記培地にて培養した新生児ヒト由来毛乳頭細胞(HFDPC、東洋紡株式会社)に、DHT(東京化成工業株式会社)をジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解したDHT試料を調製し、10μMの最終濃度となるように培地に添加して、37℃、5%(v/v)COの環境下で24時間培養し、DHTによる誘導を行った。
グリチルレチン酸(GA)(和光純薬工業株式会社)を、10mMの最終濃度となるようにDMSOで溶解し、培養培地に添加してGA含有試料液を調製した。調製されたGA含有試料液を、GAの最終濃度が細胞傷害性のない濃度である10μMとなるように、DHT誘導同時に毛乳頭細胞を培養する培地へ添加し、37℃、5%(v/v)COの環境下で、培養を行った。比較対照(コントロール:ctr)としては、DMSOのみの試料液(GA:0μM)を用い、同様にこの溶液をDHT誘導後の毛乳頭細胞を含む培地に添加し、培養を行った。
6時間後に、各試料を添加したDHT誘導後の毛乳頭細胞の上清を回収し、12,000gで5分間遠心した後、上澄みを、各種インターロイキン抗体を固定化したタンパク質アレイ(RayBio Antibody Array5、RayBiotech,Inc.)を使用し解析した。
取扱説明書の記載に従って、上記で得られた各試料由来の各種タンパク質アレイを用いて、DHT誘導後の毛乳頭細胞中の各インターロイキンの存在量を測定し、比較対照における各インターロイキンの存在量(A)とDHT誘導後の毛乳頭細胞における各インターロイキンの存在量(B)とから、以下の式(I)に基づいて、GAによるインターロイキン産生の抑制率を求め、以下の指標に基づき、各インターロイキン産生に対するGAを評価した。結果を表1に示す。
抑制率(%)=[(A)−(B)]/(A)・・・(I)
++++:ILの産生あり、GAによる産生抑制率30%以上
+++:ILの産生あり、GAによる抑制率20%以上30%未満
++:ILの産生あり、GAによる抑制率10%以上20%未満
+:ILの産生あり、GAによる抑制率5%以上10%未満
−:GAにより抑制率が5%未満であり、検出感度以下
表1に示されるように、IL−1α、IL−2、IL−5、IL−6、IL−7、IL−8、IL−10、IL−13及びIL−15は、DHT誘導型インターロイキンであり、GAの添加によって産生が抑制されることがわかった。中でも、DHT誘導後の毛乳頭細胞においてGAによるILの産生抑制効果は、IL−2及びIL−6、特にIL−6に対して顕著であることがわかった。
これらのことから、GAを有効成分とするDHT誘導型インターロイキン産生抑制剤は、DHT誘導型インターロイキンの産生を抑制することができ、これにより、DHT誘導型インターロイキンが産生されることによって生じる各種症状を改善又は緩和し得ることがわかる。
[実施例2]
<浸透評価>
(1)GA含有試料1の調製
以下のようにして、エタノールを含有するGA含有試料1を調製した。
βグリチルレチン酸(丸善製薬株式会社)5.4g量り取り、100%エタノール500gに完全に溶解した後、精製水で1kgになるように調整した。
これにより、エタノールを含有するGA含有試料1を得た。
(2)GA含有試料2(乳化物)の調製
以下のようにして、エタノールを含有しない乳化物としてのGA含有試料2を調製した。
βグリチルレチン酸(丸善製薬株式会社)0.54gをラウロイルサルコシンイソプロ
ピル(味の素ヘルシーサプライ株式会社;エルデュウ(登録商標)SL−205)11g、オレイルアルコール(高級アルコール工業株式会社)3.7g、デシルテトラデカノール(高級アルコール工業株式会社)1.8、粉末レシチン(辻製油株式会社;SLPホワイト)2gを混合し、70℃にて撹拌しながら溶解し、これを油性組成物Aとした。
一方、イソステアリン酸ポリグリセリル−10(日光ケミカルズ株式会社;Decaglyn 1−ISV、HLB=12)6.2gを、ミリQ水73gの混合液中に70℃にて溶解させたものを水性組成物Aとした。
上記により調製した水性組成物A及び油性組成物Aを、TKホモミキサー(プライミクス株式会社)で60℃にて、500rpmの回転数で15分間粗乳化した。この粗乳化物を、超高圧分散装置であるスターバーストミニ機(株式会社スギノマシン)で、60℃に保ちながら、圧力200MPaで4回通過させて微細乳化物(水中油型乳化物)を調製した。
これにより、GAを油相に含む水中油型乳化組成物としてのGA含有試料2を得た。
(3)浸透試験
上記で得られたGA含有試料1及びGA含有試料2について、以下のようにして浸透試験を行った。
表皮モデル(Labcyte EPI−MODEL、株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング)を、内径5mmのフランツセル(キーストンサイエンティフィック株式会社)に挟んだ。30%(v/v)エタノール含有PBS緩衝液をレセプター側に添加し、表皮モデルとの隙間に気泡が入らないように、フランツセルに付属の製品取扱説明書にしたがって設置した、表皮モデル表面が充分に乾燥していることを確認し、角質層側に2.5μlのGA含有試料1又はGA含有試料2を添加し、22時間後に透過した液を回収した。回収した液中のGA量を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)により定量した。HPLCの測定条件は以下のとおりであった。結果を図1に示す。
(HPLC測定条件)
カラム :Imatakt Cadenza CD−C18
流量 :1ml/min
カラム温度:40℃
検出波長 :250nm
展開液 :MeOH/水=90/10(容量比;なお、リン酸0.1容量(体積)%を含む)
図1に示されるように、エタノールを含有するGA含有試料1及びエタノールを含有しない乳化物としてのGA含有試料2は共に、表皮モデルへの透過量が0.0005質量%以上であり、GAによるDHT誘導型インターロイキン産生抑制剤の効果が充分に期待できることがわかる。特に、GAを油相に含む水中油型乳化組成物であるGA含有試料2では、0.001質量%を超える高い透過液量を示し、より好ましいことがわかる。
従って、本発明によれば、ジヒドロテストステロン誘導型のインターロイキンの産生に起因する症状をより効果的に低減し得るジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤を提供することができる。

Claims (6)

  1. グリチルレチン酸を有効成分とするジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤。
  2. ジヒドロテストステロン誘導型インターロイキンが、インターロイキン−1α、インターロイキン−2、インターロイキン−5、インターロイキン−6、インターロイキン−7、インターロイキン−8、インターロイキン−10、インターロイキン−13及びインターロイキン−15からなる群より選択される少なくとも1つである請求項1記載のジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤。
  3. グリチルレチン酸を含有する油相と、水相と、を含む水中油型乳化組成物である請求項1又は請求項2に記載のジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤。
  4. 水中油型乳化組成物が、油相中に更にN−ラウロイルサルコシンイソプロピルを含有する請求項3に記載のジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤。
  5. 水中油型乳化組成物が、油相中に更にレシチンを含有する請求項3又は請求項4に記載のジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤。
  6. ジヒドロテストステロン誘導型インターロイキンが、インターロイキン−6である請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のジヒドロテストステロン誘導型インターロイキン産生抑制剤。
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