JP2015027165A - ケーブル布設装置およびケーブル布設方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業効率を向上させて作業に要する作業者数を低減することができるケーブル布設装置を提供する。
【解決手段】実施の形態によるケーブル布設装置1は、走行駆動部13を有する走行体10と、保護管2が巻き付けられた保護管ドラム20と、ケーブル3が巻き付けられたケーブルドラム30と、走行体10に設けられたケーブル布設機40と、を備えている。ケーブル布設機40は、保護管ドラム20から繰り出された保護管2内に、ケーブルドラム30から繰り出されたケーブル3を挿入するケーブル挿入部50を有している。ケーブル挿入部50は、保護管2のスリット2aの幅を拡げる幅拡大部51と、幅が拡げられたスリット2aを通して保護管2内にケーブル3を案内するケーブル案内部52と、を含んでいる。
【選択図】図1
【解決手段】実施の形態によるケーブル布設装置1は、走行駆動部13を有する走行体10と、保護管2が巻き付けられた保護管ドラム20と、ケーブル3が巻き付けられたケーブルドラム30と、走行体10に設けられたケーブル布設機40と、を備えている。ケーブル布設機40は、保護管ドラム20から繰り出された保護管2内に、ケーブルドラム30から繰り出されたケーブル3を挿入するケーブル挿入部50を有している。ケーブル挿入部50は、保護管2のスリット2aの幅を拡げる幅拡大部51と、幅が拡げられたスリット2aを通して保護管2内にケーブル3を案内するケーブル案内部52と、を含んでいる。
【選択図】図1
Description
本発明の実施の形態は、ケーブル布設装置およびケーブル布設方法に関する。
従来より、作業効率の向上や安全性の観点からケーブルを布設するための種々の布設方法が提案されている(特許文献1乃至3参照)。
ところで、原子力発電所ヤードにおいては、整地されておらずかつ電路も設置されていない場所にケーブルを布設する場合がある。この場合、ケーブルが布設される地面には、大きな起伏や、障害物が存在し得る。このような場所にケーブルを布設する場合、特許文献1乃至3に記載の方法を利用することは困難である。このため、図14に示すように、地面100に、ケーブル101が巻き付けられたケーブルドラム102が取り付けられたドラム台103を載置し、大勢の作業者104を動員してケーブルドラム102からケーブル101を繰り出し、多くの時間をかけて、ケーブル102を布設していた。
このように、大勢の作業者を動員して多くの時間をかけてケーブルを布設しているため、ケーブル布設作業の効率向上が困難になるという課題があった。この場合、ケーブル布設作業に要するコストが高くなり得る。また、このように人手に依存する作業では、天候が悪化した場合や、高線量により作業環境が良好でない場合には、作業効率が低下し得るととともに、労働災害などのリスクを誘発し得る。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、作業効率を向上させて作業に要する作業者数を低減することができるケーブル布設装置およびケーブル布設方法を提供することを目的とする。
実施の形態によるケーブル布設装置は、ケーブルを、長手方向に延びるスリットを含む保護管内に挿入して布設するためのものである。ケーブル布設装置は、走行駆動部を有する走行体と、保護管が巻き付けられた保護管ドラムと、ケーブルが巻き付けられたケーブルドラムと、走行体に設けられたケーブル布設機と、を備えている。ケーブル布設機は、保護管ドラムから繰り出された保護管内に、ケーブルドラムから繰り出されたケーブルを挿入するケーブル挿入部を有している。ケーブル挿入部は、保護管のスリットの幅を拡げるスリット幅拡大部と、幅が拡げられたスリットを通して保護管内にケーブルを案内するケーブル案内部と、を含んでいる。
また、実施の形態によるケーブル布設方法は、上述したケーブル布設装置を用いて、ケーブルを、長手方向に延びるスリットを含む保護管内に挿入して布設するためのものである。ケーブル布設方法において、まず、保護管ドラムから保護管が繰り出されてケーブル布設機のケーブル挿入部に導かれるとともに、ケーブルドラムからケーブルが繰り出されてケーブル挿入部に導かれる。続いて、ケーブル挿入部に導かれた保護管内に、ケーブル挿入部に導かれたケーブルが挿入される。次いで、ケーブルが挿入された保護管の先端部がケーブル挿入部から引き出される。次に、引き出された保護管の先端部およびケーブルの先端部が地面に固定される。その後、走行体が、地面に固定された保護管の先端部およびケーブルの先端部の側とは反対側に走行する。
図1乃至図13を用いて、本発明の実施の形態におけるケーブル布設装置およびケーブル布設方法について説明する。
まず、図1を用いて、ケーブル布設装置1について説明する。ここで、ケーブル布設装置1は、ケーブル3を、長手方向に延びるスリット2aを含む保護管2内に挿入して布設するためのものである。
図1に示すように、ケーブル布設装置1は、走行体10と、保護管2が巻き付けられた保護管ドラム20と、ケーブル3が巻き付けられたケーブルドラム30と、走行体10に設けられたケーブル布設機40と、を備えている。
まず、走行体10について説明する。
走行体10は、図1および図2に示すように、走行体フレーム(走行体本体)11と、走行体フレーム11に設けられた第1無限軌道帯組立体12および第2無限軌道帯組立体14と、を有している。このうち、第1無限軌道帯組立体12は、走行体フレーム11に回転自在に設けられた駆動輪12aおよび従動輪12bと、駆動輪12aおよび従動輪12bに巻き掛けられた第1無限軌道帯(クローラ)12cと、を有している。このうち駆動輪12aは、走行体フレーム11に設けられた走行駆動部(エンジン)13に連結されている。この第1無限軌道帯組立体12の駆動輪12aが走行駆動部13によって駆動されることにより、第1無限軌道帯12cが循環移動し、走行体10が走行方向Pに走行するようになっている。また、第2無限軌道帯組立体14は、走行体フレーム11に回転自在に設けられた複数の従動輪14aと、複数の従動輪14aに巻き掛けられた第2無限軌道帯(クローラ)14bと、を有している。第1無限軌道帯組立体12および第2無限軌道帯組立体14は、走行体10の走行方向Pに対して左右両側にそれぞれ設けられている。なお、本実施の形態においては、第2無限軌道帯組立体14は、駆動輪を有しておらず、第1無限軌道帯組立体12の駆動に追従し、走行体10の走行を安定させるためのものとなっている。しかしながら、このことに限られることはなく、第2無限軌道帯組立体14は駆動輪を有するようにしてもよい。この場合には、第1無限軌道帯組立体12は駆動輪を有していなくてもよい。
走行体フレーム11上には、運転室15が設けられている。この運転室15内において、作業者は、走行体10の走行運転を行うことが可能になっている。
走行体フレーム11には、保護管ドラム取付部16が設けられている。この保護管ドラム取付部16には、保護管ドラム20が取り外し自在に取り付けられるようになっている。保護管ドラム取付部16は、走行体フレーム11のうちケーブル布設機40の側の端部に配置されている。
また、走行体フレーム11には、保護管2が巻き付けられた予備の保護管ドラム20と、ケーブル3が巻き付けられた予備のケーブルドラム30と、が保管可能なドラム保管部17が設けられている。ドラム保管部17は、走行体10の運転室15とケーブル布設機40の布設機本体41(後述)との間に配置されている。
次に、ケーブル布設機40について説明する。
ケーブル布設機40は、図1および図3に示すように、保護管ドラム20から繰り出された保護管2内に、ケーブルドラム30から繰り出されたケーブル3を挿入するケーブル挿入部50と、ケーブル3が挿入された保護管2を送り出す保護管送出部60と、を有している。このうち、ケーブル挿入部50は、後述するアーム43の先端部にサポート45を介して取り付けられている。保護管送出部60は、このケーブル挿入部50より保護管2の送出方向Qの下流側に配置されるようにケーブル挿入部50に取り付けられている。
ところで、ケーブル布設機40は、操作室41aを含む布設機本体41を有している。この布設機本体41は、走行体フレーム11に旋回自在(水平面に対して垂直な垂直軸のまわりに回動自在)に取り付けられていることが好適である。
また、ケーブル布設機40の布設機本体41は、走行体10に着脱自在に取り付けられていることが好適である。例えば、布設機本体41は、走行体フレーム11に対してボルト等の締結部材によって走行体10の被取付部18(図2参照)に着脱自在に取り付けられていることが好ましい。この場合、ケーブル布設機40を走行体10から容易に取り外すことができる。
布設機本体41とケーブル挿入部50とはブーム42を介して連結されている。ブーム42は、布設機本体41に対して水平軸(図1の紙面に垂直な方向に延びる軸)の周りに回動自在になっている。これにより、ブーム42は、布設機本体41に対して起伏自在に設けられている。
ブーム42とケーブル挿入部50とは、アーム43を介して連結されている。すなわち、ブーム42の先端部にアーム43が取り付けられ、アーム43の先端部に、ケーブルドラム30およびケーブル挿入部50が取り付けられている。アーム43は、ブーム42に対して水平軸(図1の紙面に垂直な方向に延びる軸)まわりに回動自在に設けられている。
アーム43の先端部には、ケーブルドラム取付部44が設けられている。ケーブルドラム取付部44には、ケーブルドラム30が取り外し自在に取り付けられるようになっている。ケーブル挿入部50は、ケーブルドラム取付部44にサポート45を介して取り付けられている。サポート45は、ケーブルドラム取付部44から布設機本体41の側とは反対側(送出方向Qの下流側)に延びており、ケーブル挿入部50は、ケーブルドラム30よりも送出方向Qの下流側に配置されている。そして、このケーブル挿入部50より更に送出方向Qの下流側に上述した保護管送出部60が配置されている。なお、ケーブルドラム取付部44は、後に詳述するように保護管ドラム20を容易に交換可能にするために、ケーブルドラム30だけでなく、保護管ドラム20を取り付け可能になっていることが好適である。
このようにして、布設機本体41に、ブーム42およびアーム43を介して、ケーブルドラム30、ケーブル挿入部50および保護管送出部60が連結されている。
図1および図3に示すように、ブーム42およびアーム43には、保護管ドラム20から繰り出された保護管2をケーブル挿入部50に案内する保護管案内ローラ46が設けられている。このことにより、保護管ドラム20から繰り出された保護管2を、ブーム42およびアーム43に沿って送ることができるとともに、保護管ドラム20からケーブル挿入部50に保護管2をスムーズに送ることができる。
次に、ケーブル挿入部50について説明する。
図4乃至図6に示すように、ケーブル挿入部50は、保護管2のスリット2aの幅を拡げるスリット幅拡大部51と、幅が拡げられたスリット2aを通して保護管2内にケーブル3を案内するケーブル案内部52と、を含んでいる。このうちスリット幅拡大部51は、保護管2の送出方向Qの上流側(保護管ドラム20の側)に向って先細状に形成されている。このスリット幅拡大部51の先細端部51aから保護管2のスリット2aが入り込むようになっている。また、スリット幅拡大部51は、その幅が保護管2の送出方向Qの下流側に向って徐々に拡大するように形成されている。このことにより、スリット幅拡大部51の形状に沿って、スリット幅拡大部51を通過する保護管2のスリット2aの幅が徐々に拡大するようになっている。
ケーブル案内部52は、ケーブル3を案内するケーブル案内ローラ52aを含んでいる。すなわち、ケーブル案内ローラ52aが、スリット幅拡大部51の送出方向Qの下流側の端部に取り付けられている。このことにより、保護管2のスリット2aの幅が拡大された状態で、当該保護管2内にケーブル3を案内して挿入することができる。
次に、保護管送出部60について説明する。保護管送出部60は、図4に示すように、サポート55を介してケーブル挿入部50に支持されている。
図6および図7に示すように、保護管送出部60は、送出部本体61と、送出部本体61に設けられ、ケーブル3が挿入された保護管2を案内する保護管案内孔62と、を有している。保護管案内孔62は、送出方向Qの下流側に向って(ケーブル挿入部50の側の端部から反対側の端部に向って)幅が徐々に小さくなる幅縮小部分63を含んでいる。この幅縮小部分63は、ケーブル3を挿入するために拡大されていた保護管2のスリット2aの幅を、徐々に小さくするためのものである。図6に示す形態においては、幅縮小部分63は、送出部本体61のうちケーブル挿入部50の側に設けられており、幅縮小部分63より送出方向Qの下流側の部分においては、保護管案内孔62の幅は略一定になっている。
図8乃至図10に示すように、送出部本体61は、互いに対向する対向面64a、65aに溝64b、65bが設けられた一対の送出部分割体(第1送出部分割体64および第2送出部分割体65)を含んでいる。各送出部分割体64、65の溝64b、65bは、各送出部分割体64、65を当該対向面64a、65aで互いに当接させた場合に、上述した保護管案内孔62を画成するようになっている。
一対の送出部分割体64、65は、ヒンジ部66によって互いに回動自在に連結されている。このことにより、一対の送出部分割体64、65は、一方の送出部分割体を他方の送出部分割体に対して回動させ、送出部本体61を開いた状態にして各送出部分割体64、65の溝64b、65bを露出させることができる。なお、図8乃至図10においては、一対の送出部分割体64、65が一つのヒンジ部66によって連結されている例を示しているが、これに限られることはなく、複数設けられていてもよい。
一対の送出部分割体64、65のうちの一方の送出部分割体(第1送出部分割体64)に、固定部67が設けられている。この固定部67は、一対の送出部分割体64、65が対向面64a、65aにおいて互いに当接された場合に、一対の送出部分割体64、65を互いに固定するようになっている。このような固定部67は、例えばフックのような部材によって形成することができる。この場合、他方の送出部分割体(第2送出部分割体65)にフックによって係止される被係止部(図示せず)が設けられていることが好適である。なお、図8乃至図10においては、固定部67は、一つ設けられている例を示しているが、これに限られることはなく、複数設けられていてもよい。
ところで、図1および図2に示すように、運転室15の上方に、走行体10の走行方向Pの前方視野を撮像するカメラ70が設けられるとともに、信号を無線で送受信する無線アンテナ71が設けられていてもよい。この場合、カメラ70によって撮像された画像信号を、無線アンテナ71を介して遠隔監視室(図示せず)に送信することができる。また、ケーブル布設装置1を操作するための制御信号を、遠隔監視室から無線アンテナ71を介してケーブル布設装置1に送信することができる。このことにより、遠隔監視室において、ケーブル布設装置1のケーブル布設機40を遠隔操作で制御することができるとともに、走行体10を遠隔操作で走行させることができる。すなわち、ケーブル布設場所に作業者を動員することなく、ケーブル3を布設することができる。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用、すなわちケーブル布設方法について図11を用いて説明する。
まず、保護管2が巻き付けられた保護管ドラム20が、走行体10の保護管ドラム取付部16に取り付けられるとともに、ケーブル3が巻き付けられたケーブルドラム30が、ケーブル布設機40のアーム43のケーブルドラム取付部44に取り付けられる(ステップS1)。
続いて、保護管ドラム20から保護管2が繰り出され、保護管案内ローラ46を通してケーブル挿入部50に導かれるとともに、ケーブルドラム30からケーブル3が繰り出され、ケーブル挿入部50に導かれる(ステップS2)。
次に、ケーブル挿入部50において、保護管2内にケーブル3が挿入される(ステップS3)。この場合、まず、ケーブル挿入部50に導かれた保護管2が、保護管2のスリット2aにスリット幅拡大部51の先細端部51aが入り込むようにスリット幅拡大部51に導かれる。続いて、スリット幅拡大部51を通った保護管2が、ケーブル案内部52に導かれる。一方、ケーブル挿入部50に導かれたケーブル3が、ケーブル案内部52のケーブル案内ローラ52aに巻き掛けられる。このことにより、幅が拡げられたスリット2aを通して保護管2内にケーブル3が案内されて挿入される。
続いて、ケーブル3が保護管2内に挿入された状態で、保護管2の先端部およびケーブル3の先端部が、ケーブル挿入部50から引き出される(ステップS4)。この際、保護管2の先端部に続く後続部においても、スリット幅拡大部51によってスリット2aの幅が拡大されて、ケーブル案内部52によって幅が拡大されたスリット2aの部分を通してケーブル3が保護管2内に案内されて挿入される。すなわち、ケーブル3が挿入された保護管2を引き出しながら、保護管2の後続部においてもケーブル3が順次挿入される。
ケーブル挿入部50から引き出された保護管2およびケーブル3が、保護管送出部60の保護管案内孔62に挿入される(ステップS5)。この場合、まず、第2送出部分割体65から固定部67が外されて、第1送出部分割体64をヒンジ部66を介して回動させ、送出部本体61を開いた状態にして各送出部分割体64、65の溝64b、65bを露出させる。続いて、ケーブル3が挿入された保護管2が、第2送出部分割体65の溝65bに嵌められる。この際、保護管2の先端部およびケーブル3の先端部は、溝65bから送出方向Qの下流側にはみ出した位置に位置付けられることが好適である。次に、第1送出部分割体64を回動させて第2送出部分割体65に当接させる。その後、固定部67を用いて第1送出部分割体64と第2送出部分割体65とが互いに固定される。このことにより、保護管案内孔62内に、ケーブル3が挿入された保護管2を通すことができる。なお、保護管案内孔62の幅縮小部分63において、拡大されていた保護管2のスリット3の幅が縮小されて、保護管2が閉じられるようになる。
次いで、ケーブル布設装置1が、ケーブル布設場所に移動する。
次に、保護管送出部60から引き出された保護管2の先端部およびケーブル3の先端部が、地面4に固定される。
具体的には、まず、図12に示すように、引き出された保護管2の先端部およびケーブル3の先端部に、ケーブルアンカー80が接続される(ステップS6)。
この場合、まず、図13(a)、(b)に示すように、ケーブル接続具81がケーブル3の先端部に取り付けられる。ここで、ケーブル接続具81は、メッシュ状のスリーブ部分81aと、スリーブ部分81aにワイヤ81bを介して連結されたリング部81cと、を含んでいる。スリーブ部分81aの内側にケーブル3の先端部が挿入され(図13(a)参照)、スリーブ部分81aがビニールテープ82等によってケーブル3の先端部に固定される(図13(b)参照)。このスリーブ部分81aは、図13(b)に示すように、その長手方向の引張力が付加された際、スリーブ部分81aの径が縮小し、ケーブル3を締め付けて、ケーブル3に固定されるように構成されている。
続いて、図12に示すように、ケーブル接続具81に、ケーブルアンカー80が連結される。具体的には、ケーブルアンカー80のリング部(図示せず)に、シャックル83(図13(b)参照)を用いて、ケーブル接続具81のリング部81cが連結される。なお、ケーブルアンカー80は、走行体10を走行させている間においても、保護管2の先端部およびケーブル3の先端部を移動させることなく保持可能な程度の重さを有していることが好適である。あるいは、ケーブルアンカー80は、走行体10を走行させている間においても、保護管2の先端部およびケーブル3の先端部を移動させることなく保持可能な程度に、地面4に固定可能に構成されていてもよい。
その後、保護管2の先端部がケーブル3の先端部に他のビニールテープ(図示せず)等によって固定される。このようにして、保護管2の先端部およびケーブル3の先端部に、ケーブルアンカー80が接続される。
保護管2の先端部およびケーブル3の先端部にケーブルアンカー80が接続された後、ケーブルアンカー80が、地面4の所望の位置に載置される(ステップS7)。
このようにして、保護管2の先端部およびケーブル3の先端部が地面4に固定される。
その後、ケーブル布設装置1の走行体10が、地面4に載置されたケーブルアンカー80の側とは反対側(走行方向P)に走行する(ステップS8)。具体的には、走行体10の走行駆動部13によって駆動輪12bが駆動されることにより、第1無限軌道帯組立体12の第1無限軌道帯12cが循環移動し、走行体10が走行するようになる。
走行体10が走行を開始すると、ケーブル3に張力が付加され、この張力によってケーブル接続具81のスリーブ部分81aに長手方向の引張力が付加される。このことにより、スリーブ部分81aの径が縮小し、スリーブ部分81aがケーブル3を締め付け、ケーブル接続具81がケーブル3の先端部に固定される。
走行体10が走行している間、保護管2の先端部およびケーブル3の先端部に地面4に載置されたケーブルアンカー80が接続されているため、保護管ドラム20から保護管2が繰り出され続けると共に、ケーブルドラム30からケーブル3が繰り出され続ける。繰り出された保護管2は、保護管案内ローラ46を通ってケーブル挿入部50のスリット幅拡大部51に導かれ、スリット2aの幅が拡大されながらケーブル案内部52に導かれる。一方、繰り出されたケーブル3はケーブル案内部52に導かれる。そして、ケーブル案内部52において、幅が拡大されたスリット2aを通して保護管2内にケーブル3が案内されて挿入される。ケーブル3が挿入された保護管2は、ケーブル挿入部50から保護管送出部60を通って送り出される。この際、保護管案内孔62の幅縮小部分63において、拡大されていた保護管2のスリット2aの幅が縮小されて、保護管2が閉じられるようになる。このようにして、走行体10を走行させながら、保護管2内にケーブル3が挿入され、ケーブル3が挿入された保護管2を地面4に布設し続けることができる。
ところで、ケーブル布設作業を行っている間、走行体フレーム11に取り付けられた保護管ドラム20から全ての保護管2が繰り出されるとともに、アーム43に取り付けられたケーブルドラム30から全てのケーブル3が繰り出された場合には、ケーブル布設装置1を、その場に停止させて、走行体10のドラム保管部17に保管されている予備の保護管ドラム20および予備のケーブルドラム30にそれぞれ交換することができる。ドラム交換作業は、ケーブル布設機40の布設機本体41を走行体10に対して旋回させ、ブーム42を起伏(回動)させるとともにアーム43を回動させることにより、例えば以下の手順により行うことが可能である。
まず、ケーブルドラム取付部44に取り付けられているケーブルドラム30が、走行体10のドラム保管部17に渡されて保管される。続いて、走行体10の保護管ドラム取付部16に取り付けられていた保護管ドラム20がケーブルドラム取付部44に取り付けられてドラム保管部17に移動し、ドラム保管部17に渡されて保管される。なお、上述したように、ケーブルドラム取付部44は、ケーブルドラム30だけでなく、保護管ドラム20を取り付け可能に構成されているため、ケーブルドラム取付部44に保護管ドラム20を取り付けることができ、これにより、ケーブルドラム取付部44を用いて保護管ドラム20を移動させることができる。次に、ドラム保管部17に保管されていた予備の保護管ドラム20がケーブルドラム取付部44に取り付けられて保護管ドラム取付部16に移動し、保護管ドラム取付部16に渡されて取り付けられる。その後、ドラム保管部17に保管されていた予備のケーブルドラム30がケーブルドラム取付部44に取り付けられる。このようにして、ケーブル布設装置1を移動させることなく、保護管ドラム20とケーブルドラム30とを交換することができる。
また、上述したように、ケーブル布設機40の布設機本体41は、走行体10に着脱自在に取り付けられている。すなわち、ケーブル布設機40は、走行体10から取り外すことができる。この場合、走行体10は、通常のトラックのように走行することができる。このため、走行体10のドラム保管部17に保護管ドラム20やケーブルドラム30を積載して走行することにより、走行体10を、保護管ドラム20およびケーブルドラム30を運搬するために使用することもできる。また、この場合、例えば、走行しながら、積載した保護管ドラム20およびケーブルドラム30から、保護管2およびケーブル3を繰り出すこともできる。このため、本実施の形態によるケーブル布設装置1の汎用性を向上させることができる。
このように本実施の形態によれば、ケーブル挿入部50において、保護管ドラム20から繰り出された保護管2のスリット2aの幅が拡げられ、ケーブルドラム30から繰り出されたケーブル3が、幅が拡げられたスリット2aを通して保護管2内に挿入される。ケーブル3が挿入された保護管2の先端部をケーブル3の先端部とともに地面4に固定し、走行体10を走行させることにより、ケーブル3が挿入された保護管2をケーブル布設装置1から連続的に送り出して、保護管2に保護されたケーブル3を布設することができる。このことにより、保護管2で保護されたケーブル3の作業効率を向上させることができ、ケーブル布設作業に要する作業者数を低減することができる。また、天候が悪化した場合や、高線量により作業環境が良好でない場合においても、ケーブル布設作業を効率良く行うことができ、労働災害などのリスクを防止できる。例えば、本実施の形態によれば、地面4が整地されていない荒地である場合や電路が設置されていない場合においても、ケーブル3を効率良く布設することができる。
また、本実施の形態によれば、ケーブル3が挿入された保護管2は、保護管送出部60の保護管案内孔62を通って送り出される。この際、ケーブル挿入部50においてケーブル3を挿入するために幅が拡大されていたスリット2aは、保護管案内孔62の幅縮小部分63を通るため、スリット2aの幅を低減して保護管2を閉じることができる。このため、保護管2が閉じられた状態でケーブル3を布設することができ、布設されたケーブル3をより一層確実に保護することができる。
また、本実施の形態によれば、保護管送出部60は、各々が保護管案内孔62を画成する溝64b、65bを有する一対の送出部分割体64、65を有し、これらの送出部分割体64、65が、ヒンジ部66を介して互いに回動自在になっている。このことにより、一方の送出部分割体を回動させることにより、保護管案内孔62を画成する溝64b、65bを露出させることができ、ケーブル3が挿入された保護管2を、保護管案内孔62に容易に導くことができる。このため、ケーブル布設作業の効率を向上させることができる。また、本実施の形態によれば、送出部本体61は、一対の送出部分割体64、65を当接させた場合に当該送出部分割体64、65を互いに固定する固定部67を含んでいる。このことにより、ケーブル布設作業を行っている間、送出部分割体64、65が互いに回動することを防止できる。
また、本実施の形態によれば、ケーブル布設機40の布設機本体41と、ケーブル挿入部50とが、ブーム42およびアーム43を介して連結されている。このことにより、走行体10からの保護管送出部60の水平方向の位置を、容易に調整することができるとともに、地面4からの保護管送出部60の位置(高さ)を容易に調整することもできる。また、地面4に起伏や障害物が存在し得る場合には、これらを避けてケーブル3を布設することも可能となる。
また、本実施の形態によれば、アーム43の先端部にケーブルドラム30が取り付けられ、ケーブル挿入部50がケーブルドラム30より送出方向Qの下流側に配置されている。このことにより、走行体10を走行させながら、ケーブルドラム30から繰り出されるケーブル3をケーブル挿入部50にスムーズに送ることができる。
また、本実施の形態によれば、走行体10に取り付けられた保護管ドラム20から繰り出された保護管2は、ブーム42およびアーム43に設けられた保護管案内ローラ46によってケーブル挿入部50に案内される。このことにより、このことにより、保護管ドラム20から繰り出された保護管2を、ブーム42およびアーム43に沿って送ることができるとともに、保護管ドラム20からケーブル挿入部50に保護管2をスムーズに送ることができる。
また、本実施の形態によれば、ケーブル布設機40は、走行体10に旋回自在に取り付けられている。このことにより、保護管送出部60の位置を、水平方向にも調整することができる。また、上述したように、保護管ドラム20およびケーブルドラム30の交換作業を容易に行うことを可能にする。
また、本実施の形態によれば、走行体10は、無限軌道帯12c、14bを有している。このことにより、地面4が整地されていない荒地である場合や、地面4上に障害物が存在している場合であっても、スムーズに走行することができる。
また、本実施の形態によれば、走行体10は予備の保護管ドラム20および予備のケーブルドラム30を保管可能なドラム保管部17を有している。このことにより、ケーブル布設作業の間に、ケーブル布設装置1の走行体10を停止させて、その場で保護管ドラム20およびケーブルドラム30を交換することができる。このため、ケーブル布設作業の効率を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、保護管2の先端部およびケーブル3の先端部にケーブルアンカー80が接続される。このことにより、保護管2の先端部およびケーブル3の先端部を、地面4に容易に固定することができ、ケーブル布設作業の効率を向上させることができる。
さらに、本実施の形態によれば、保護管2の先端部およびケーブル3の先端部と、ケーブルアンカー80とは、メッシュ状のスリーブ部分81aを含むケーブル接続具81を介して接続され、当該スリーブ部分81aの内側にケーブル3が挿入されてスリーブ部分81aに長手方向の引張力が付加された際に、スリーブ部分81aがケーブル3を締め付けてケーブル接続具81がケーブル3に固定される。このことにより、保護管2の先端部およびケーブル3の先端部とケーブルアンカー80とを、容易にかつ強固に接続することができ、ケーブル布設作業の間に保護管2の先端部およびケーブル3の先端部からケーブルアンカー80が外れることを防止できる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるケーブル布設装置およびケーブル布設方法は、上述した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、上述した本実施の形態においては、保護管送出部60の保護管案内孔62が、幅が徐々に小さくなる幅縮小部分63を含んでいる例について説明した。しかしながらこのことに限られることはない。例えば、幅縮小部分63は、送出部本体61において送出方向Qの全範囲にわたって設けられ、保護管案内孔62の幅が、保護管2の送出方向Qの全範囲にわたって徐々に小さくなるように形成されていてもよい。また、スリット2aの幅を拡げられた保護管2が、ケーブル収納部50を通った後に、保護管2自体の弾性作用によってスリット2aの幅を縮小して保護管2が閉じられる場合には、このような幅縮小部分63を省略して、保護管案内孔62の幅が、保護管2の送出方向の全範囲にわたって略一定になっていてもよい。
また、上述した本実施の形態においては、ケーブル布設装置1をケーブル布設場所に移動した後に、保護管2およびケーブル3にケーブルアンカー80が接続される例について説明した。しかしながらこのことに限られることはなく、保護管2およびケーブル3にケーブルアンカー8を接続した後に、例えば当該ケーブルアンカー8を走行体フレーム11の空きスペースに載置させながらケーブル布設装置1をケーブル布設場所に移動させてもよい。この場合、ケーブル布設場所での作業を低減することができる。
1 ケーブル布設装置
2 保護管
2a スリット
3 ケーブル
4 地面
10 走行体
11 走行体フレーム
12 第1無限軌道帯組立体
12a 駆動輪
12b 従動輪
12c 第1無限軌道帯
13 走行駆動部
14 第2無限軌道帯組立体
14a 従動輪
14b 第2無限軌道帯
15 運転室
16 保護管ドラム取付部
17 ドラム保管部
20 保護管ドラム
30 ケーブルドラム
40 ケーブル布設機
41 布設機本体
42 ブーム
43 アーム
44 ケーブルドラム取付部
45 サポート
46 保護管案内ローラ
50 ケーブル挿入部
51 スリット幅拡大部
51a 先細端部
52 ケーブル案内部
52a ケーブル案内ローラ
55 サポート
60 保護管送出部
61 送出部本体
62 保護管案内孔
63 幅縮小部分
64 第1送出部分割体
64a 対向面
64b 溝
65 第2送出部分割体
65a 対向面
65b 溝
66 ヒンジ部
67 固定部
70 カメラ
71 無線アンテナ
80 ケーブルアンカー
81 ケーブル接続具
81a スリーブ部分
81b ワイヤ
81c リング部
82 ビニールテープ
83 シャックル
2 保護管
2a スリット
3 ケーブル
4 地面
10 走行体
11 走行体フレーム
12 第1無限軌道帯組立体
12a 駆動輪
12b 従動輪
12c 第1無限軌道帯
13 走行駆動部
14 第2無限軌道帯組立体
14a 従動輪
14b 第2無限軌道帯
15 運転室
16 保護管ドラム取付部
17 ドラム保管部
20 保護管ドラム
30 ケーブルドラム
40 ケーブル布設機
41 布設機本体
42 ブーム
43 アーム
44 ケーブルドラム取付部
45 サポート
46 保護管案内ローラ
50 ケーブル挿入部
51 スリット幅拡大部
51a 先細端部
52 ケーブル案内部
52a ケーブル案内ローラ
55 サポート
60 保護管送出部
61 送出部本体
62 保護管案内孔
63 幅縮小部分
64 第1送出部分割体
64a 対向面
64b 溝
65 第2送出部分割体
65a 対向面
65b 溝
66 ヒンジ部
67 固定部
70 カメラ
71 無線アンテナ
80 ケーブルアンカー
81 ケーブル接続具
81a スリーブ部分
81b ワイヤ
81c リング部
82 ビニールテープ
83 シャックル
Claims (15)
- ケーブルを、長手方向に延びるスリットを含む保護管内に挿入して布設するケーブル布設装置において、
走行駆動部を有する走行体と、
保護管が巻き付けられた保護管ドラムと、
ケーブルが巻き付けられたケーブルドラムと、
前記走行体に設けられたケーブル布設機と、を備え、
前記ケーブル布設機は、前記保護管ドラムから繰り出された保護管内に、前記ケーブルドラムから繰り出されたケーブルを挿入するケーブル挿入部を有し、
前記ケーブル挿入部は、保護管のスリットの幅を拡げるスリット幅拡大部と、幅が拡げられたスリットを通して保護管内にケーブルを案内するケーブル案内部と、を含んでいることを特徴とするケーブル布設装置。 - 前記ケーブル布設機は、ケーブルが挿入された保護管を送り出す保護管送出部を更に有し、
前記保護管送出部は、送出部本体と、前記送出部本体に設けられ、ケーブルが挿入された保護管を案内する保護管案内孔と、を有し、
前記保護管案内孔は、前記ケーブル挿入部の側の端部から反対側の端部に向って幅が徐々に小さくなる幅縮小部分を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のケーブル布設装置。 - 前記送出部本体は、互いに対向する面に溝が設けられた一対の送出部分割体と、一対の前記送出部分割体を互いに回動自在に連結するヒンジ部と、を含み、
前記送出部分割体の各々の前記溝は、一対の当該送出部分割体を当接させた場合に前記保護管案内孔を画成することを特徴とする請求項2に記載のケーブル布設装置。 - 前記送出部本体は、一対の前記送出部分割体を当接させた場合に当該送出部分割体を互いに固定する固定部を更に含んでいることを特徴とする請求項3に記載のケーブル布設装置。
- 前記ケーブル布設機は、布設機本体と、前記布設機本体と前記ケーブル挿入部とを連結するブームと、を更に有し、
前記ブームは、前記布設機本体に起伏自在に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のケーブル布設装置。 - 前記ケーブル布設機は、前記ブームと前記ケーブル挿入部とを連結するアームを更に有し、
前記アームは、前記ブームに対して回動自在に設けられていることを特徴とする請求項5に記載のケーブル布設装置。 - 前記ケーブルドラムは、前記アームの先端部に取り付けられ、
前記ケーブル挿入部は、前記アームの先端部から前記布設機本体の側とは反対側に延びるサポートを介して当該アームの先端部に取り付けられていることを特徴とする請求項6に記載のケーブル布設装置。 - 前記保護管ドラムは、前記走行体に取り付けられ、
前記ブームまたは前記アームに、前記保護管ドラムから繰り出された保護管を前記ケーブル挿入部に案内する保護管案内ローラが設けられていることを特徴とする請求項6または7に記載のケーブル布設装置。 - 前記ケーブル布設機は、前記走行体に旋回自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のケーブル布設装置。
- 前記ケーブル布設機は、前記走行体に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のケーブル布設装置。
- 前記走行体は、走行体本体と、前記走行体本体に設けられた駆動輪および従動輪と、前記駆動輪および前記従動輪に巻き掛けられた無限軌道帯と、を有していることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のケーブル布設装置。
- 前記走行体は、走行体本体と、前記走行体本体に設けられ、予備の前記保護管ドラムおよび予備の前記ケーブルドラムの少なくとも一方を保管可能なドラム保管部と、を有していることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のケーブル布設装置。
- 請求項1乃至12のいずれかに記載のケーブル布設装置を用いて、ケーブルを、長手方向に延びるスリットを含む保護管内に挿入して布設するケーブル布設方法において、
前記保護管ドラムから保護管を繰り出して前記ケーブル布設機の前記ケーブル挿入部に導くとともに、前記ケーブルドラムからケーブルを繰り出して前記ケーブル挿入部に導く工程と、
前記ケーブル挿入部に導かれた保護管内に、当該ケーブル挿入部に導かれたケーブルを挿入する工程と、
ケーブルが挿入された保護管の先端部を前記ケーブル挿入部から引き出す工程と、
引き出された保護管の先端部およびケーブルの先端部を地面に固定する工程と、
前記走行体を、地面に固定された保護管の先端部およびケーブルの先端部の側とは反対側に走行させる工程と、を備えたことを特徴とするケーブル布設方法。 - 保護管の先端部およびケーブルの先端部を地面に固定する工程は、保護管の先端部およびケーブルの先端部にケーブルアンカーを接続する工程と、前記ケーブルアンカーを地面に載置する工程と、を含んでいることを特徴とする請求項13に記載のケーブル布設方法。
- 保護管の先端部およびケーブルの先端部にケーブルアンカーを接続する工程において、前記ケーブルアンカーは、メッシュ状のスリーブ部分を含むケーブル接続具を介して保護管の先端部およびケーブル先端部に接続され、
前記ケーブル接続具は、前記スリーブ部分の内側にケーブルが挿入されて当該スリーブ部分に長手方向の引張力が付加された際、当該スリーブ部分が前記ケーブルを締め付けることにより、ケーブルに固定されることを特徴とする請求項13に記載のケーブル布設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013154882A JP2015027165A (ja) | 2013-07-25 | 2013-07-25 | ケーブル布設装置およびケーブル布設方法 |
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JP2015027165A true JP2015027165A (ja) | 2015-02-05 |
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ID=52491418
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015027165A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110697494A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-01-17 | 国网河南省电力公司洛宁县供电公司 | 一种高空架线的传送装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59172032U (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-17 | マルマ重車輌株式会社 | ケ−ブル敷設車両 |
JPH0241838U (ja) * | 1988-09-14 | 1990-03-22 | ||
JP2005151690A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Tekuton Kk | 電線地中化装置及び地中電線管 |
-
2013
- 2013-07-25 JP JP2013154882A patent/JP2015027165A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59172032U (ja) * | 1983-05-04 | 1984-11-17 | マルマ重車輌株式会社 | ケ−ブル敷設車両 |
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CN110697494A (zh) * | 2019-09-30 | 2020-01-17 | 国网河南省电力公司洛宁县供电公司 | 一种高空架线的传送装置 |
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