JP2015027047A - ナースコール親機の設置構造 - Google Patents

ナースコール親機の設置構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2015027047A
JP2015027047A JP2013156923A JP2013156923A JP2015027047A JP 2015027047 A JP2015027047 A JP 2015027047A JP 2013156923 A JP2013156923 A JP 2013156923A JP 2013156923 A JP2013156923 A JP 2013156923A JP 2015027047 A JP2015027047 A JP 2015027047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting plate
unit
channel selection
selection unit
installation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013156923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6145347B2 (ja
Inventor
吉田 一也
Kazuya Yoshida
一也 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP2013156923A priority Critical patent/JP6145347B2/ja
Publication of JP2015027047A publication Critical patent/JP2015027047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6145347B2 publication Critical patent/JP6145347B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】複数種類の取付板を準備せずとも、見栄え良くナースコール親機を設置することができるナースコール親機の設置構造を提供する。
【解決手段】通話ユニット3を取り付けるための通話ユニット用取付板10と、選局ユニット5A、5Bを取り付けるための選局ユニット用取付板20A、20Bとを別体とした。したがって、従来の如く選局ユニットの数に応じて様々なタイプの取付板を準備せずとも、設置予定の選局ユニットの数に応じて選局ユニット用取付板を増設するだけで対応することができ、通話ユニット3や選局ユニット5A、5Bの設置が容易となるし、コスト低減にもなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ナースコールシステムを構成するナースコール親機の設置構造に関するものである。
従来、ナースコールシステムを構成するナースコール親機では、所謂通話ユニットや選局ユニットを左右に並設することがある。そして、通話ユニットや選局ユニットを並設するにあたっての設置構造としては、たとえば特許文献1に開示されているようなものが知られている。すなわち、一枚板状に形成された取付板の前面に、通話ユニットを取り付けるための第1取付部と、選局ユニットを取り付けるための第2取付部とを設け、取付板を壁面等の設置面へ固定した後、各取付部へ対応する機器を取り付けるといった設置構造である。
特開2002−290530号公報
しかしながら、ナースコール親機においてどれだけの数の選局ユニットを並設するかはケースバイケースであるため、上記設置構造であると、選局ユニットを取り付けるための第2取付部の数が異なる複数種類の取付板を準備することで問題を解決することができるものの、複数種類の取付板を準備するとなると、製造コストや管理コストの面で問題が生じる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、複数種類の取付板を準備せずとも、見栄え良くナースコール親機を設置することができるナースコール親機の設置構造を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ハンドセットを有する通話ユニットと、複数の選局スイッチを有する選局ユニットとを備えたナースコール親機を、設置面に対し前記通話ユニットと前記選局ユニットとを左右方向へ隣接して設置するための設置構造であって、前記通話ユニットと前記設置面との間に矩形の金属板からなる第1の取付板を、前記選局ユニットと前記設置面との間に矩形の金属板からなる第2の取付板を夫々介在させるとともに、前記第1の取付板及び前記第2の取付板の外周縁部に、前記設置面側へ折り曲げられてなる折り曲げ部が設けられている一方、前記第1の取付板の表面における左右両側縁部の少なくとも何れか一方に、側方に開放された複数の位置決め凹部が設けられているとともに、前記第2の取付板の表面における前記位置決め凹部に隣接する側の側縁部に、前記位置決め凹部に差し込み可能な複数の舌片が、前記第1の取付板側へ突出するように前記折り曲げ部から切り起こし状に設けられ、さらに、前記第2の取付板の表面における前記舌片が設けられていない側の側縁部に、側方に開放されて前記舌片を側方から差し込み可能な位置決め凹部が設けられていることを特徴とする。
この構成によると、通話ユニットを取り付けるための第1の取付板と、選局ユニットを取り付けるための第2の取付板とが別体となっているため、従来の如く選局ユニットの数に応じて様々なタイプの取付板を準備せずとも、設置予定の選局ユニットの数に応じて選局ユニット用取付板を増設するだけで対応することができ、各ユニットの設置が容易となるし、コスト低減にもなる。
また、第1の取付板、第2の取付板ともに、設置面側へ折り曲げられた折り曲げ部が外周縁部に設けられているため、強度の点においても不足はない。
さらに、第1の取付板の表面における左右両側縁部の少なくとも何れか一方に、側方に開放された複数の位置決め凹部を設けているとともに、第2の取付板の表面における位置決め凹部に隣接する側の側縁部に、位置決め凹部に差し込み可能な複数の舌片を、第1の取付板側へ突出するように折り曲げ部から切り起こし状に設けているため、位置決め凹部へ舌片を差し込むだけで、第1の取付板に対する第2の取付板の設置位置を位置決め可能となっている。したがって、通話ユニット及び選局ユニットを設置した際に見栄えが良くなるような位置に、第2の取付板を容易に設置することができる。
加えて、折り曲げ部同士を当接させて位置決めしようとすると、折り曲げ部の表面の成形に精度を求められることになり、製造コストが高騰する上、精度の向上にも限度がある。しかしながら、本発明に係る設置構造では、位置決め凹部と舌片とにより位置決めするため、折り曲げ部同士を当接させて位置決めする構成と比較して、低コストで精度良く位置決めすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記選局ユニットの前記第2の取付板と対向する面における左右長さが前記第2の取付板の左右長さよりも短く、前記選局ユニットが前記第2の取付板の表面上に載っていて、前記第2の取付板の表面上で左右方向へスライド可能となっているとともに、前記選局ユニットの前記第2の取付板に対する固定位置を左右方向で調整可能な調整機構が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、選局ユニットが第2の取付板の表面上に載っていて、第2の取付板の表面上で左右方向へスライド可能となっているとともに、選局ユニットの第2の取付板に対する固定位置を左右方向で調整することができるため、たとえば通話ユニットや選局ユニットに寸法誤差等が生じていて各機器間に隙間ができそうな場合にはその隙間をつめることができるし、反対に隣の機器によって押し出されそうな場合にも対応することができることになり、選局ユニットを容易に見栄え良く設置することができる。
本発明によれば、従来の如く選局ユニットの数に応じて様々なタイプの取付板を準備せずとも、設置予定の選局ユニットの数に応じて選局ユニット用取付板を増設するだけで対応することができ、各ユニットの設置が容易となるし、コスト低減にもなる。また、強度の点においても不足はない上、通話ユニット及び選局ユニットを設置した際に見栄えが良くなるような位置に、第2の取付板を容易に設置することができる。加えて、折り曲げ部同士を当接させて位置決めする構成と比較して、低コストで精度良く位置決めすることができる。
ナースコール親機を前面側から示した説明図である。 ナースコール親機において、通話ユニット、選局ユニット、通話ユニット用取付板、及び選局ユニット用取付板を分解して示した説明図である。 通話ユニット用取付板及び選局ユニット用取付板の位置決め状態を示した説明図である。 通話ユニット用取付板と選局ユニット用取付板とを示した斜視説明図である。 通話ユニット用取付板と選局ユニット用取付板とを示した斜視説明図である。 (A)は、通話ユニットの上部及び下部を拡大して示した説明図であり、(B)は、選局ユニットの上部及び下部を拡大して示した説明図である。 選局ユニット用取付板に選局ユニットを取り付けた状態の上部及び下部を側方から示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態となるナースコール親機の設置構造について、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、ナースコール親機1を前面側から示した説明図であり、図2は、ナースコール親機1において、通話ユニット3、選局ユニット5A、5B、通話ユニット用取付板10、及び選局ユニット用取付板20A、20Bを分解して示した説明図である。
ナースコール親機1は、ナースコールシステムを構成するものであって、各病室のベッドサイドに設置されるナースコール子機(図示せず)等との間で通話するためのハンドセット2やモニター6等を有する通話ユニット3、及び通話するナースコール子機を選局するための複数の選局スイッチ4、4・・を有する2つの選局ユニット5A、5B等からなり、通話ユニット用取付板10及び選局ユニット用取付板20A、20Bを介して壁面等の設置面へ設置されるようになっている。
ここで、本発明の要部となる通話ユニット3や選局ユニット5A、5Bの設置面への設置構造について、図3〜図7をもとに説明する。
図3は、通話ユニット用取付板10及び選局ユニット用取付板20A、20Bの位置決め状態を示した説明図である。図4及び図5は、通話ユニット用取付板10と選局ユニット用取付板20Aとを示した斜視説明図である。図6(A)は、通話ユニット3の上部及び下部を拡大して示した説明図であり、図6(B)は、選局ユニット5A(5B)の上部及び下部を拡大して示した説明図である。図7は、選局ユニット用取付板20A、20Bに選局ユニット5A、5Bを取り付けた状態の上部及び下部を側方から示した説明図である。
まず各取付板から説明すると、通話ユニット用取付板10は、上下方向に長い長方形状の金属板であって、左右長さについては通話ユニット3の本体ケース31の後面よりも僅かに長く、上下長さは通話ユニット3に設けられた掛止壁32、32間の距離と同じとなっている。また、通話ユニット用取付板10の上辺、左右両側辺、及び下辺は後方へ折り曲げられており、自身の強度を向上するための折り曲げ部11、11・・となっている。さらに、通話ユニット用取付板10の前面における右側縁部には、右隣に並設される選局ユニット用取付板20Aを位置決めするための位置決め凹部12、12・・が設けられている。各位置決め凹部12は、後述する当接片23の厚みと同じだけ周囲よりも後方へ凹んでいるとともに、前側及び右側が開放された矩形凹部として形成されており、通話ユニット用取付板10の右側縁部における上部、中央部、及び下部の3箇所に設けられている。加えて、通話ユニット用取付板10の上部及び下部には、自身を設置面へネジ止めするための設置孔13、13と、設置孔13でのネジ止めのみでは設置強度が不足する場合に使用する補助孔14、14とが夫々一組ずつ設けられている。なお、15は、通話ユニット3を通話ユニット用取付板10にネジ止めして取り付けるための取付孔である。
一方、選局ユニット用取付板20A、20Bも、通話ユニット用取付板10同様に上下方向へ長い長方形状の金属板であって、左右長さについては選局ユニット5A、5Bの本体ケース41の後面(選局ユニット5A、5Bの選局ユニット用取付板20A、20Bに対向する面)よりも僅かに長く、上下長さは選局ユニット5A、5Bに設けられた掛止壁42、42間の距離と同じとなっている。また、選局ユニット用取付板20A、20Bの上辺、右辺、及び下辺も、通話ユニット用取付板10同様に後方へ折り曲げられており、自身の強度を向上するための折り曲げ部21、21・・となっている。さらに、選局ユニット用取付板20A、20Bの前面における右側縁部には、右隣に並設される別の選局ユニット用取付板を位置決めするための位置決め凹部22、22・・が設けられている。この位置決め凹部22は、位置決め凹部12と同形状(大きさや深さも含め)で、前側及び右側が開放された矩形凹部として形成されており、選局ユニット用取付板20A、20Bの右側縁部における上部、中央部、及び下部の3箇所に、通話ユニット用取付板10の位置決め凹部12、12と同じ上下方向での高さ位置及び間隔で設けられている。ただ、選局ユニット用取付板20A、20Bの左側縁部については、通話ユニット用取付板10と異なっており、通話ユニット用取付板10の位置決め凹部12、12・・や選局ユニット用取付板20A、20Bの位置決め凹部22、22・・と対応する位置に、位置決め凹部12、22に差し込み可能な当接片23、23・・が左方へ突設されている。該当接片23は、選局ユニット用取付板20A、20Bの左辺を後方へ折り曲げた折り曲げ部24から切り起こし状に設けられている。
なお、25は、自身を設置面へネジ止めするための設置孔、26は、設置孔25でのネジ止めのみでは設置強度が不足する場合に使用する補助孔であり、選局ユニット用取付板20A、20Bの上部及び下部に夫々一組ずつ設けられている。また、27は、自身に選局ユニット5A、5Bをネジ止めして取り付けるための取付孔である。さらに、選局ユニット用取付板20A、20Bの上下長さは、通話ユニット用取付板10の上下長さと同じになっており、通話ユニット用取付板10と選局ユニット用取付板20A、20Bとを左右に並設する際、通話ユニット用取付板10と選局ユニット用取付板20A、20Bとの上辺や下辺は一直線となる。加えて、折り曲げ部21、24の折り曲げ長さ(折り曲げ部の前後方向への幅)は、通話ユニット用取付板10の折り曲げ部11の折り曲げ長さと同じになっており、通話ユニット用取付板10と選局ユニット用取付板20A、20Bとを左右に並設する際、通話ユニット用取付板10の前面と選局ユニット用取付板20A、20Bの前面とは面一となる。
次に機器側の説明をすると、通話ユニット3は、上下方向へ長い合成樹脂製の本体ケース31内に種々の動作のための各種電子基板等(図示せず)を内蔵してなるものである。そして、本体ケース31の後面の上辺及び下辺に沿っては、本体ケース31よりも後方へ突出する掛止壁32、32が本体ケース31の左右に亘って設けられている(図6(A))。この掛止壁32、32の本体ケース31後面からの後方への突出高さは、通話用ユニット取付板10の折り曲げ部11の折り曲げ長さと略同じとなっている。なお、ハンドセット2やモニター6等は、本体ケース31の前面に設けられている。また、本体ケース31には、通話ユニット用取付板10へネジ止めするための複数のネジ止め孔(図示せず)が設けられている。
一方、選局ユニット5A、5Bも、通話ユニット3同様、上下方向へ長い合成樹脂製の本体ケース41内に種々の動作のための各種電子基板等を内蔵してなるものである。そして、本体ケース41の後面の上辺及び下辺に沿って、本体ケース41よりも後方へ突出する掛止壁42、42が本体ケース41の左右に亘って設けられている(図6(B))。この掛止壁42、42の本体ケース41後面からの後方への突出高さは、選局ユニット用取付板20A、20Bの折り曲げ部21、24の折り曲げ長さと略同じとなっている。また、本体ケース41の上部、中央部、及び下部で、選局ユニット用取付板20A、20Bの取付孔27、27・・と対応する位置には、自身を選局ユニット用取付板20A、20Bへネジ止めするためのネジ止め孔43、43・・が設けられている。そして、各ネジ止め孔43は、左右方向へ長い長孔として形成されている。なお、選局スイッチ4、4・・等は、本体ケース41の前面に設けられている。
そして、上述したような通話ユニット用取付板10や選局ユニット用取付板20A、20Bの設置面への設置、及び各取付板への各機器の取付作業について説明すると、まず通話ユニット用取付板10を設置面の所定位置へネジ止めして設置する。また、通話ユニット用取付板10の位置決め凹部12、12・・へ、選局ユニット用取付板20Aの当接片23、23・・を差し込むことにより、通話ユニット用取付板10の右隣に選局ユニット用取付板20Aを位置決めし、選局ユニット用取付板20Aを設置面へネジ止めして設置する。さらに、選局ユニット用取付板20Aの位置決め凹部22、22・・へ、選局ユニット用取付板20Bの当接片23、23・・を差し込み、選局ユニット用取付板20Aの右隣に選局ユニット用取付板20Bを位置決めし、選局ユニット用取付板20Bを設置面へネジ止めして設置する。
次に、通話ユニット3の上側の掛止壁32を通話ユニット用取付板10の上辺に掛止させるとともに、そのまま通話ユニット3を下方へ回動させて下側の掛止壁32を通話ユニット用取付板10の下辺に掛止させた後、通話ユニット3を通話ユニット用取付板10へネジ止めして取り付ける。また、通話ユニット用取付板10の右隣に並設された選局ユニット用取付板20Aに対し、通話ユニット3同様に、選局ユニット5Aの上側の掛止壁42を選局ユニット用取付板20Aの上辺に掛止させ、そのまま選局ユニット5Aを下方へ回動させて下側の掛止壁42を選局ユニット用取付板20Aの下辺に掛止させる。このとき、選局ユニット5Aの本体ケース41の後面が選局ユニット用取付板20Aの前面に載った状態となっており、選局ユニット5Aは選局ユニット用取付板20Aの前面上において左右方向へスライド可能となっている(図7)。そして、選局ユニット5Aを選局ユニット用取付板20Aへネジ止めして取り付けることになるが、このとき左右方向へ長い長孔として形成したネジ止め孔43、43・・を利用して、選局ユニット5Aの選局ユニット用取付板20Aの前面上における左右方向での固定位置を調整する。さらに、選局ユニット5Aが取り付けられた選局ユニット用取付板20Aの右隣にある選局ユニット用取付板20Bに対し、今度は選局ユニット用取付板20Bの前面上における選局ユニット5Bの左右方向での固定位置を調整しながら、上記取付作業と同様の取付作業で選局ユニット5Bを選局ユニット用取付板20Bに取り付ければ、通話ユニット用取付板10や選局ユニット用取付板20A、20Bの設置面への設置、及び各取付板への各機器の取り付けは完了となる。
以上のような構成を有するナースコール親機1の設置構造によれば、通話ユニット3を取り付けるための通話ユニット用取付板10と、選局ユニット5A、5Bを取り付けるための選局ユニット用取付板20A、20Bとが別体となっているため、従来の如く選局ユニットの数に応じて様々なタイプの取付板を準備せずとも、設置予定の選局ユニットの数に応じて選局ユニット用取付板を増設するだけで対応することができ、通話ユニット3や選局ユニット5A、5Bの設置が容易となるし、コスト低減にもなる。
また、通話ユニット用取付板10、選局ユニット用取付板20A、20Bともに、外周縁部に沿って後方へ折り曲げられた折り曲げ部11、21、24を備えているため、強度の点においても不足はない。
さらに、通話ユニット用取付板10及び選局ユニット用取付板20A、20Bの右側縁部に位置決め凹部12、22を、選局ユニット用取付板20A、20Bの左側縁部に当接片23を夫々設けており、選局ユニット用取付板20A、20Bを並設する際に位置決め凹部12、22に当接片23を差し込むことで、通話ユニット用取付板10に対する選局ユニット用取付板20A、20Bの設置位置を位置決め可能となっている。したがって、通話ユニット3及び選局ユニット5A、5Bを設置した際に見栄えが良くなるような位置に、選局ユニット用取付板20A、20Bを容易に設置することができる。
さらにまた、折り曲げ部同士を当接させて位置決めしようとすると、折り曲げ部の表面の成形に精度を求められることになり、製造コストが高騰する上、精度の向上にも限度がある。しかしながら、上記設置構造では、位置決め凹部12、23と当接片23とにより位置決めするため、折り曲げ部同士を当接させて位置決めする構成と比較して、低コストで精度良く位置決めすることができる。
またさらに、選局ユニット用取付板20A、20Bの左右長さが選局ユニット5A、5Bの本体ケース41における後面の左右長さよりも長くなっており、選局ユニット5A、5Bが選局ユニット用取付板20A、20Bの前面に載った状態となるようにするとともに、選局ユニット5A、5Bに左右方向へ長い長孔として形成したネジ止め孔43、43・・を設けているため、選局ユニット5A、5Bの選局ユニット用取付板20A、20Bに対する固定位置を左右方向で調整することができる。したがって、たとえば通話ユニット3の本体ケース31や選局ユニット5の本体ケース41に寸法誤差等が生じていて各機器間に隙間ができそうな場合にはその隙間をつめることができるし、反対に隣の機器によって押し出されそうな場合にも対応することができることになり、選局ユニット5A、5Bを容易に見栄え良く設置することができる。
加えて、通話ユニット3の本体ケース31や選局ユニット5の本体ケース41に各取付板の上辺及び下辺に掛止可能な掛止壁32、42を設けているため、掛止壁32、42の取付板10、20A、20Bへの掛止により通話ユニット3や選局ユニット5を仮固定することができ、通話ユニット3や選局ユニット5の設置作業が非常に容易となる。
なお、本発明に係るナースコール親機の設置構造は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、ナースコール親機の全体的な構成は勿論、各機器の各取付板への取り付け等に係る構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では、選局ユニット5A、5Bに長孔を設けているが、選局ユニット用取付板20A、20Bの取付孔27を長孔としてもよいし、長孔ではなく、別の調整機構を設けることも可能である。
また、上記実施形態では、2つの選局ユニット5A、5Bを並設するとしているが、3つ以上の選局ユニットを並設することも当然可能であるし、1つしか設置しなくても何ら問題はない。
さらに、上記実施形態において取付板同士は、位置決め凹部12、22と当接片23とが接触しているのみであるが、位置決め凹部12、22及び当接片23にネジ孔を設け、ネジ止めにより取付板同士を連結するように構成することも可能である。
また、通話ユニット用取付板10の左隣に選局ユニット用取付板20Aを並設可能とするために、通話ユニット用取付板10の左側縁部に位置決め凹部12、12・・を設けてもよいし、各取付板に設ける位置決め凹部12、22や選局ユニット用取付板20A、20Bに設ける当接片23の数等については言うまでもなく適宜設計変更可能である。
加えて、通話ユニット用取付板10や選局ユニット用取付板20A、20Bを上下対称形状としてもよく、上下対称形状とすることにより、通話ユニット3の左側へ選局ユニット5A、5Bを並設する場合に、通話ユニット用取付板10や選局ユニット用取付板20A、20Bを設置面に設置する際の姿勢を上下逆さとするだけで対応することができるというメリットがある。
1・・ナースコール親機、3・・通話ユニット、5・・選局ユニット、10・・通話ユニット用取付板、11・・折り曲げ部、12・・位置決め凹部、15・・取付孔、20・・選局ユニット用取付板、21、24・・折り曲げ部、22・・位置決め凹部、23・・当接片(舌片)、27・・取付孔、31・・本体ケース、32・・掛止壁、41・・本体ケース、42・・掛止壁、43・・ネジ止め孔(調整機構)。

Claims (2)

  1. ハンドセットを有する通話ユニットと、複数の選局スイッチを有する選局ユニットとを備えたナースコール親機を、設置面に対し前記通話ユニットと前記選局ユニットとを左右方向へ並べて設置するための設置構造であって、
    前記通話ユニットと前記設置面との間に矩形の金属板からなる第1の取付板を、前記選局ユニットと前記設置面との間に矩形の金属板からなる第2の取付板を夫々介在させるとともに、
    前記第1の取付板及び前記第2の取付板の外周縁部に、上辺、左右両側辺、及び下辺を前記設置面側へ折り曲げてなる折り曲げ部が設けられている一方、
    前記第1の取付板の表面における左右両側縁部の少なくとも何れか一方に、側方に開放された複数の位置決め凹部が設けられているとともに、前記第2の取付板の表面における前記位置決め凹部に隣接する側の側縁部に、前記位置決め凹部に差し込み可能な複数の舌片が、前記第1の取付板側へ突出するように前記折り曲げ部から切り起こし状に設けられ、さらに、前記第2の取付板の表面における前記舌片が設けられていない側の側縁部に、側方に開放されて前記舌片を側方から差し込み可能な位置決め凹部が設けられていることを特徴とするナースコール親機の設置構造。
  2. 前記選局ユニットの前記第2の取付板と対向する面における左右長さが前記第2の取付板の左右長さよりも短く、前記選局ユニットが前記第2の取付板の表面上に載っていて、前記第2の取付板の表面上で左右方向へスライド可能となっているとともに、前記選局ユニットの前記第2の取付板に対する固定位置を左右方向で調整可能な調整機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のナースコール親機の設置構造。
JP2013156923A 2013-07-29 2013-07-29 ナースコール親機の設置構造 Active JP6145347B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013156923A JP6145347B2 (ja) 2013-07-29 2013-07-29 ナースコール親機の設置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013156923A JP6145347B2 (ja) 2013-07-29 2013-07-29 ナースコール親機の設置構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015027047A true JP2015027047A (ja) 2015-02-05
JP6145347B2 JP6145347B2 (ja) 2017-06-07

Family

ID=52491345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013156923A Active JP6145347B2 (ja) 2013-07-29 2013-07-29 ナースコール親機の設置構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6145347B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06241389A (ja) * 1993-02-19 1994-08-30 Matsushita Electric Works Ltd 壁掛け器具の壁面取付け用ゲージ
JPH07263737A (ja) * 1994-03-23 1995-10-13 Kouchi Bankin Kogyo Kk 太陽電池パネルとそれを用いた太陽電池アレイ
JPH11290402A (ja) * 1998-04-14 1999-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd ナースコール親機装置
US20020044646A1 (en) * 2000-08-11 2002-04-18 Keenum John A. Tool-less wall-mount distributed filter housing
JP2006220212A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Patoraito:Kk 機器の連接構造およびこれを備えた取付器具

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06241389A (ja) * 1993-02-19 1994-08-30 Matsushita Electric Works Ltd 壁掛け器具の壁面取付け用ゲージ
JPH07263737A (ja) * 1994-03-23 1995-10-13 Kouchi Bankin Kogyo Kk 太陽電池パネルとそれを用いた太陽電池アレイ
JPH11290402A (ja) * 1998-04-14 1999-10-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd ナースコール親機装置
US20020044646A1 (en) * 2000-08-11 2002-04-18 Keenum John A. Tool-less wall-mount distributed filter housing
JP2006220212A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Patoraito:Kk 機器の連接構造およびこれを備えた取付器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP6145347B2 (ja) 2017-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210341114A1 (en) A panel light mounting structure, a panel light and mounting method thereof
JP2011199281A (ja) サーバーケース
JP2013214936A (ja) ワイヤーホルダー取付構造及び表示装置
JP6145347B2 (ja) ナースコール親機の設置構造
US20200099129A1 (en) Chassis for electronic device and electronic device
JP7117586B2 (ja) 情報端末取付部材、情報端末、情報端末装置、および、インターホンシステム
JP4977071B2 (ja) 情報通信装置
DE102012100602B4 (de) Aufnahmevorrichtung für Tablet-Computer
JP6782101B2 (ja) 盤パネル嵌め込み構造及び盤パネル嵌め込み方法
CN103019304A (zh) 显示模组装配装置
JP2010267848A (ja) キャビネットラックのパネル取り付け構造
JP6738082B2 (ja) 化粧パネル
JP7355643B2 (ja) 配線器具取付体
KR200484725Y1 (ko) 다용도 모니터 거치수단
KR101391285B1 (ko) 매립형 전자식 컨트롤 케이스
JP5270626B2 (ja) 機器の壁面取付構造
JP4127185B2 (ja) 縦仕切の取付構造
CN107834254B (zh) 一种连接器后出线定位结构
CN203812148U (zh) 电脑一体机
JP5903247B2 (ja) 電気機器収納用箱体
US20090218461A1 (en) Base assembly capable of reducing the number of assembling steps
JP6080612B2 (ja) 電子機器
CN103687358A (zh) 具有机柜电源插座的服务器机柜
KR101204482B1 (ko) 랙용 다이캐스팅 모서리 결합부재 및 이를 갖는 랙
CN116233343A (zh) 电视机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170418

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6145347

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250