JP2015025868A - 光コネクタ及び光接続構造 - Google Patents

光コネクタ及び光接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2015025868A
JP2015025868A JP2013153812A JP2013153812A JP2015025868A JP 2015025868 A JP2015025868 A JP 2015025868A JP 2013153812 A JP2013153812 A JP 2013153812A JP 2013153812 A JP2013153812 A JP 2013153812A JP 2015025868 A JP2015025868 A JP 2015025868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
holding
ferrule
optical connector
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013153812A
Other languages
English (en)
Inventor
雅弘 柴田
Masahiro Shibata
雅弘 柴田
大輔 尾島
Daisuke Ojima
大輔 尾島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEI Optifrontier Co Ltd
Original Assignee
SEI Optifrontier Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEI Optifrontier Co Ltd filed Critical SEI Optifrontier Co Ltd
Priority to JP2013153812A priority Critical patent/JP2015025868A/ja
Publication of JP2015025868A publication Critical patent/JP2015025868A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】小型で且つ光接続を精度良く行うことができる光コネクタ及び光接続構造を提供する。
【解決手段】光コネクタ3は、光ファイバF1aを保持するフェルール10と、フェルールを保持するフェルール保持部12と、フェルール保持部12の後方に位置する基部24と、基部24の側方から前方に延在すると共に、先端に係止爪26a,27aを有する一対の係止部26,27とを有する係止部材14と、フェルール保持部12と基部24との間に配置されたコイルばね16とを備え、一対の係止部26,27は、フェルール保持部12をその延在方向に移動可能に挟持している。
【選択図】図2

Description

本発明は、光コネクタ及び光接続構造に関する。
特許文献1には、フェルール接続機構が開示されている。特許文献1に記載のフェルール接続機構は、一対のフェルールの少なくとも一方に設けられ、複数の溝部を備えた外周面を有するフランジ部と、フランジ部の溝部に嵌合可能であり、光ファイバの軸線回りにおけるフェルールの回転位置を保持する位置保持部材と、割りスリーブに対して着脱可能であり、軸線に垂直に向かう方向に弾性力により割りスリーブを押圧して保持する割りスリーブ保持部材と、一対のフェルールの接続端面同士が突き合わされる方向に、弾性力により一対のフェルールを押圧して保持する突き合わせ保持部材とを備えている。
特開2010−224353号公報
光接続構造では、構成の小型化が求められていると共に、マルチコア光ファイバの光軸周りの回転角度の調整や偏波保存光ファイバの光軸周りの回転角の調整が必要な光ファイバにおいて、互いに相対角度を精度良く保持することが求められている。
本発明は、小型で且つ光接続を精度良く行うことができる光コネクタ及び光接続構造を提供することを目的とする。
本発明に係る光コネクタは、光ファイバを有する光ファイバ心線の先端に接続される光コネクタであって、光ファイバを保持する保持部材と、保持部材を保持する保持部と、保持部の後方に位置する基部と、当該基部の側方から前方に延在すると共に、先端に係止爪を有する複数の係止部と、を有する係止部材と、保持部と基部との間に配置されたコイルばねと、を備え、複数の係止部は、保持部をその延在方向に移動可能に挟持している。
この光コネクタでは、保持部材を保持する保持部が複数の係止部により挟持されているため、保持部材の回転が規制されている。この構成において、光コネクタでは、複数の係止部の先端に設けられた係止爪で接続対象物を挟んで係止すると共に、コイルばねにより接続対象物側に保持部材が付勢(押圧)される。これにより、光コネクタでは、保持部材と接続対象物の保持部材との相対角度の変動を抑制でき、光コネクタの光ファイバと接続対象物の光ファイバとの相対角度を精度良く保持することができる。したがって、光コネクタでは、光接続を精度良く行うことができる。また、光コネクタでは、保持部を係止部材の係止部で挟持する簡易な構成としている。これにより、光コネクタでは、小型化を図ることができる。
一実施形態においては、保持部は、複数の凹部を有し、複数の係止部がそれぞれ複数の凹部に位置していてもよい。これにより、光コネクタでは、保持部の回転が係止部によって規制される。したがって、光コネクタでは、相対角度の変動を抑制できる。
一実施形態においては、保持部の複数の凹部のうちの2つは、互いに対向する位置に配置されていてもよい。これにより、光コネクタでは、保持部の回転が係止部によってより一層規制される。したがって、光コネクタでは、相対角度の変動を抑制できる。
一実施形態においては、複数の係止部のそれぞれは、その互いに近づく側に突出する突出部を有しており、突出部は、保持部の前方に配置されていてもよい。これにより、光コネクタでは、保持部の前方への移動を突出部により規制できる。
本発明に係る光接続構造は、上記の光コネクタと、光コネクタと連結される接続対象物とを備え、2本の光ファイバを互いに光学的に接続する光接続構造であって、光コネクタは、一方の光ファイバを保持部材で保持し、接続対象物は、他方の光ファイバを保持する保持部材と、当該保持部材を保持する保持部とを有し、光コネクタの保持部材と接続対象物の保持部材とを同軸で保持するスリーブを備え、光コネクタの複数の係止部は、接続対象物の保持部を挟んで係止している。
この光接続構造では、光コネクタは、保持部材を保持する保持部が複数の係止部により挟持されているため、保持部材の回転が規制されている。光接続構造では、複数の係止部が接続対象物の保持部を挟んで、係止爪により接続対象物を係止すると共に、コイルばねにより接続対象物側に光コネクタの保持部材が付勢される。これにより、光接続構造では、光コネクタの保持部材と接続対象物の保持部材との相対角度の変動を抑制でき、光コネクタの光ファイバと接続対象物の光ファイバとの相対角度を精度良く保持することができる。したがって、光接続構造では、光接続を精度良く行うことができる。また、光コネクタでは、保持部を係止部材の係止部で挟持する簡易な構成としている。これにより、光接続構造では、小型化を図ることができる。
一実施形態においては、接続対象物の保持部は、複数の凹部を有し、複数の係止部が接続対象物の複数の凹部に位置していてもよい。これにより、光接続構造では、接続対象物の保持部の回転が係止部によって規制される。したがって、光接続構造では、相対角度の変動を抑制できる。
本発明によれば、小型で且つ光接続を精度良く行うことができる。
一実施形態に係る光接続構造を示す斜視図である。 光接続構造を示す斜視図である。 光コネクタと光プラグとが連結された状態を示す斜視図である。 光接続構造において光コネクタを分解した状態を示す斜視図である。 光コネクタのフェルール保持部の分解斜視図である。 光プラグのフェルール保持部の分解斜視図である。 光プラグの他の形態を示す斜視図である。 他の実施形態に係る光接続構造を示す斜視図である。 他の実施形態に係る光接続構造を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、一実施形態に係る光接続構造を示す斜視図である。図2は、光接続構造を示す斜視図である。図3は、光コネクタと光プラグとが連結された状態を示す斜視図である。図4は、光接続構造において光コネクタを分解した状態を示す斜視図である。以下の説明において、「前」及び「後」は、光コネクタ3及び光プラグ5それぞれの前後方向を示している。
図1〜図4に示すように、光接続構造1は、光コネクタ3と、光プラグ(接続対象物)5と、スリーブ7と、を備えている。光接続構造1は、例えば、光学的な接続の際に中心軸周りの回転角度の調整が必要な光ファイバF1a,F2a(例えばマルチコア光ファイバや偏波保持光ファイバなど)を互いに光学的に接続するための構造である。
[光コネクタの構成]
最初に、光コネクタ3の構成について説明する。光コネクタ3は、フェルール(保持部材)10と、フェルール保持部(保持部)12と、係止部材14と、コイルばね16と、を備えている。光コネクタ3は、光ファイバ心線F1の先端部に取り付けられる。光ファイバ心線F1は、光ファイバ(ガラスファイバ)F1aと、光ファイバF1aを被覆する被覆部F1bとからなる。
フェルール10は、光ファイバF1aの先端部を保持する。フェルール10は、略円柱状の部材であり、例えばジルコニア(酸化ジルコニウム:Z)や金属等といった材料からなる。本実施形態のフェルール10は、先端部が先細りのテーパー形状を呈している。光ファイバF1aの先端部を保持する保持部材は、例えばキャピラリであってもよい。
フェルール保持部12は、フェルール10を保持している。フェルール保持部12は、例えばSUS等といった金属材料からなる。図5は、光コネクタのフェルール保持部を示す分解斜視図である。図5に示すように、フェルール保持部12は、鍔部20と、筒状部22と、を有している。鍔部20は、嵌入孔20aと、複数(ここでは2つ)の凹部20b,20cと、を有している。
嵌入孔20aは、鍔部20を貫通して形成されており、略円形形状を呈している。嵌入孔20aには、後述する筒状部22の嵌入部22aが嵌入される。一対の凹部20b,20cは、嵌入孔20aを挟んだ位置に互いに対向して配置されている。凹部20b,20cは、鍔部20の外縁部分において外側に開口して形成されており、嵌入孔20aの軸方向から見て、略矩形形状を呈している。
筒状部22は、フェルール10の基端部側を保持する。図4に示すように、筒状部22は、鍔部20から後方に突出している。筒状部22は、嵌入部22aと、フランジ部22bと、筒部22cと、を有している。
嵌入部22aは、鍔部20の嵌入孔20aに嵌入される部分であり、円筒状をなしている。嵌入部22aの外径は、嵌入孔20aの内径と略同等とされている。フランジ部22bは、嵌入部22aの後部に位置している。フランジ部22bの外径は、嵌入部22aの外径よりも大きい。これにより、フランジ部22bは、筒状部22が鍔部20に取り付けられたとき(嵌入孔20aに嵌入部22aが嵌入されたとき)に鍔部20に当接する。筒部22cは、フランジ部22bの後部に位置している。筒部22cは、円筒状をなしており、フランジ部22bから後方に延在している。筒部22cの外径は、フランジ部22bの外径よりも小さい。
筒状部22には、フェルール10を保持すると共に、光ファイバ心線F1が挿入される保持孔22hが設けられている。保持孔22hは、嵌入部22a、フランジ部22b及び筒部22cにわたって同軸に設けられている。フェルール保持部12は、鍔部20の嵌入孔20aに筒状部22の嵌入部22aが嵌入されて構成されている。
係止部材14は、光プラグ5を光コネクタ3に対して係止する。係止部材14は、例えばSUS等といった金属材料からなる。係止部材14は、略U字形状を呈しており、基部24と、複数(ここでは2つ)の係止部26,27と、を有している。基部24及び係止部26,27は、一体に設けられている。基部24は、板状をなしており、略中央部に位置する開口部24aを有している。開口部24aは、基部24を貫通する貫通孔であり、略円形形状を呈している。開口部24aには、フェルール保持部12の筒状部22の筒部22cが挿通されて位置する。
係止部26,27は、基部24の両端部から前方に延在している。係止部26,27は、フェルール保持部12を挟んで互いに対向しており、互いに略平行に延在している。係止部26,27のそれぞれは、鍔部20の凹部20b,20cにそれぞれ位置し、鍔部20(フェルール保持部12)を挟持している。係止部26,27の幅は、フェルール保持部12の鍔部20の凹部20b,20cの幅と略同等とされている。フェルール保持部12は、係止部26,27の延在方向に沿って移動可能とされている。係止部26,27の先端には、係止爪26a,27aが設けられている。係止爪26a,27aは、互いに近づくように、係止部26,27から内側に向かって突出している。
係止部26,27には、突出部26b,27bが設けられている。突出部26b,27bは、一対の係止部26,27の対向方向における内側、すなわち、互いに近づく方向に突出している。突出部26b,27bは、係止部26,27が内側に屈曲して形成されている。すなわち、係止部26,27は、突出部26b,27bの部分の間隔が他の部分の間隔よりも狭くなっている。これにより、フェルール保持部12は、突出部26b,27bにより、前方への移動が規制されている。
コイルばね16は、係止部材14の基部24とフェルール保持部12との間に配置されている。詳細には、コイルばね16は、フェルール保持部12の筒部22cに挿通されており、係止部材14の基部24と筒状部22のフランジ部22bとの間に位置している。コイルばね16は、基部24に対してフェルール保持部12(フェルール10)を前方に付勢(押圧)する。
上記構成を有する光コネクタ3の組立て方法について説明する。まず、光ファイバ心線F1を係止部材14の基部24の開口部24aに挿通する。次に、光ファイバF1aをフェルール10に挿入して固定し、フェルール10の端面を研磨する。次に、フェルール10をフェルール保持部12の保持孔22hに挿入する。このとき、光ファイバF1aの軸周りの回転角と鍔部20の凹部20b,20cの位相とを調整する。そして、フェルール保持部12を係止部材14に取り付ける。以上により、光コネクタ3が組立てられる。
[光プラグの構成]
続いて、光プラグ5の構成について説明する。光プラグ5は、フェルール30と、フェルール保持部32と、を有している。光プラグ5は、光ファイバ心線F2の先端部に取り付けられる。光ファイバ心線F2は、光ファイバF2aと、光ファイバF2aを被覆する被覆部F2bとからなる。
フェルール30は、光ファイバF2aの先端部を保持する。フェルール30は、略円柱状の部材であり、例えばジルコニアや金属等といった材料からなる。
フェルール保持部32は、鍔部34と、筒状部36と、を有している。鍔部34は、嵌入孔34aと、一対の凹部34b,34cと、を有している。嵌入孔34aは、鍔部34を貫通して形成されており、略円形形状を呈している。嵌入孔34aには、後述する筒状部36の嵌入部36bが嵌入される。一対の凹部34b,34cは、嵌入孔34aを挟んだ位置に互いに対向して配置されている。凹部34b,34cは、鍔部34の外縁部分において外側に開口して形成されており、嵌入孔34aの軸方向から見て、略矩形形状を呈している。
筒状部36は、フェルール30を保持する。図6に示すように、筒状部36は、大筒部36aと、嵌入部36bと、小筒部36cと、を有している。
大筒部36aは、円筒状をなしている。大筒部36aは、筒状部36にフェルール30が保持された状態で、フェルール30を囲うようにフェルール30の径方向の外側に位置している。嵌入部36bは、鍔部34の嵌入孔34aに嵌入される部分であり、円筒状をなしている。嵌入部36bは、大筒部36aから後方に延在している。嵌入部36bの外径は、大筒部36aの外径よりも小さく、嵌入孔34aの内径と略同等とされている。小筒部36cは、円筒状をなしている。小筒部36cは、嵌入部36bから後方に延在している。小筒部36cの外径は、嵌入部36bの外径よりも小さい。
筒状部36には、フェルール30を保持すると共に、光ファイバ心線F2が挿入される保持孔36hが設けられている。保持孔36hは、大筒部36a、嵌入部36b及び小筒部36cにわたって同軸に設けられている。フェルール保持部32は、鍔部34の嵌入孔34aに筒状部36の嵌入部36bが嵌入されて構成されている。
上記構成を有する光プラグ5の組立て方法について説明する。まず、光ファイバF2aをフェルール30に挿入して固定し、フェルール10の端面を研磨する。次に、フェルール30をフェルール保持部32の保持孔36hに挿入する。このとき、光ファイバF2aの軸周りの回転角と鍔部34の凹部34b,34cの位相とを調整する。以上により、光プラグ5が組立てられる。
[スリーブの構成]
スリーブ7は、円筒状の部材であり、フェルール10及びフェルール30を挿入される。スリーブ7には、スリット7aが設けられている。スリーブ7の内径は、フェルール10,30の直径と略同等、或いは、フェルール10,30の直径よりもわずかに小さくてもよい。スリーブ7は、スリット7aを広げることにより、内径を大きくすることが可能とされている。スリーブ7は、図3に示すように光コネクタ3と光プラグ5とが連結されたときに、フェルール10とフェルール30とを同軸で固定することにより、光ファイバF1a,F2aの端面同士を光学的に結合する。
続いて、光接続構造1の組立て方法について説明する。最初に、光コネクタ3と、光プラグ5と、スリーブ7とを準備する。次に、光コネクタ3のフェルール10をスリーブ7に挿入する。このとき、スリーブ7の内径がフェルール10の直径と略同等或いはその直径よりもわずかに小さいため、スリーブ7がフェルール10に固定される。
続いて、光プラグ5のフェルール30をスリーブ7に挿入すると共に、係止部材14の係止部26,27を、フェルール保持部32の鍔部34の凹部34b,34cに位置させ、係止部26,27を押し込む。これにより、光プラグ5の鍔部34(フェルール保持部32)が係止爪26a,27aで係止される。このとき、スリーブ7内では、フェルール10とフェルール30とが当接し、光コネクタ3のコイルばね16の付勢力により、光ファイバF1a,F2aの端面同士が光学的に結合される。なお、なお、光プラグ5のフェルール30をスリーブ7に挿入し、その後に、光コネクタ3のフェルール10をスリーブ7に挿入してもよい。
以上説明したように、本実施形態の光接続構造1では、光コネクタ3は、フェルール10を保持するフェルール保持部12が一対の係止部26,27により挟持されているため、フェルール10の回転が規制されている。光接続構造1では、光コネクタ3の一対の係止部26,27が光プラグ5の鍔部34の凹部34b,34cを挟んで、係止爪26a,27aにより光プラグ5のフェルール保持部32を光コネクタ3に係止している。また、光接続構造1では、光コネクタ3のフェルール10(フェルール保持部12)は、コイルばね16により光プラグ5側に付勢(押圧)されている。
これにより、光接続構造1では、フェルール10及びフェルール30の回転が規制されているため、光コネクタ3のフェルール10と光プラグ5のフェルール30との相対角度の変動を抑制でき、光コネクタ3の光ファイバF1aと光プラグ5の光ファイバF2aとの相対角度を精度良く保持することができる。したがって、光接続構造1では、光接続を精度良く行うことができる。
本実施形態の光接続構造1では、光コネクタ3は、フェルール保持部12を係止部材14の係止部26,27で挟持する簡易な構成としている。これにより、光コネクタ3は、小型化を図ることができる。
(変形例)
図7は、光プラグの他の形態を示す斜視図である。図7(a)に示すように、光プラグ5Aは、鍔部34Aの形状が上記の光プラグ5と異なっている。鍔部34Aは、一対の平坦面S1,S2を有している。光コネクタ3の係止部26,27は、平坦面S1,S2の位置で光プラグ5A(鍔部34A)を係止する。
図7(b)に示すように、光プラグ5Bは、鍔部34Bの形状が上記の光プラグ5と異なっている。鍔部34Bは、略円形形状を呈している。光コネクタ3の係止部26,27は、鍔部34Bの任意の位置で光プラグ5B(鍔部34B)を係止する。光プラグ5Bは、例えば光ファイバの光軸周りの回転角の調整が不要な場合に用いられる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、光コネクタ3の接続対象物として光プラグ5を一例に説明したが、接続対象物はこれに限定されない。接続対象物としては、例えば図8に示すように、受発光モジュール40であってもよい。受発光モジュール40は、受発光部42と、受発光部42に取り付けられた光プラグ44と、を有している。光プラグ44は、上記実施形態に光プラグ5と同様の構成を有している。受発光モジュール40と光コネクタ3との光接続構造においても、光接続を精度良く行うことができる。
また、接続対象としては、例えば図9に示すように、受発光モジュール50であってもよい。光コネクタ3と受発光モジュール50とはスリーブ52を介して連結されている。なお、図9では、光コネクタ3の構成が、上記実施形態の光コネクタ3の構成と一部異なっているが(係止部材14の係止部26,27の構成等)、図9に示す光コネクタ3と図1に示す光コネクタ3とは、実質的に同様の構成を有している。
上記実施形態では、光コネクタ3のフェルール保持部12が鍔部20及び筒状部22を有している構成を一例に説明したが、フェルール保持部12は、鍔部と筒状部とが一体に設けられたものであってよい。また、光プラグ5のフェルール保持部32が鍔部34及び筒状部36を有している構成を一例に説明したが、フェルール保持部32は、鍔部と筒状部とが一体に設けられたものであってもよい。
上記実施形態では、係止部材14に2つの係止部26,27が設けられている構成を一例に説明したが、係止部の数はこれに限定されるものではなく、例えば、係止部は3つ以上設けられていてもよい。フェルール保持部12の鍔部20の凹部の数も、係止部の数に対応して設定されればよい。
また、フェルール保持部12の鍔部20の凹部の数は、係止部材14の係止部の数よりも少なくてもよい(凹部の数<係止部の数)。この場合、凹部の少なくとも一箇所に、係止部が位置していればよい。好ましくは、フェルール保持部12の鍔部20の凹部の数が、係止部材14の係止部の数よりも多い(凹部の数>係止部の数)ことである。更に好ましくは、凹部の数と係止部の数とが同じ(凹部の数=係止部の数)であることである。
上記実施形態では、係止部材14の係止部26,27が互いに対向する位置に配置されていると共に、フェルール保持部12の鍔部20の凹部20b,20cが互いに対向する位置に配置されている構成を一例に説明したが、係止部26,27及び凹部20b,20cのそれぞれは互いに対向して配置されていなくてもよい。係止部26,27の対応する位置に凹部20b,20c(凹部20b,20cの対応する位置に係止部26,27)が配置されていればよい。
1…光接続構造、3…光コネクタ、5,5A,5B…光プラグ(接続対象物)、7,52…スリーブ、10…フェルール、12…フェルール保持部(保持部)、14…係止部材、16…コイルばね、24…基部、26,27…係止部、26a,27a…係止爪、26b、27b…突出部、30…フェルール(保持部材)、32…フェルール保持部(保持部)、40,50…受発光モジュール(接続対象物)、F1,F2…光ファイバ心線、F1a,F2a…光ファイバ。

Claims (6)

  1. 光ファイバを有する光ファイバ心線の先端に接続される光コネクタであって、
    前記光ファイバを保持する保持部材と、
    前記保持部材を保持する保持部と、
    前記保持部の後方に位置する基部と、当該基部の側方から前方に延在すると共に、先端に係止爪を有する複数の係止部と、を有する係止部材と、
    前記保持部と前記基部との間に配置されたコイルばねと、を備え、
    前記複数の係止部は、前記保持部をその延在方向に移動可能に挟持している、光コネクタ。
  2. 前記保持部は、複数の凹部を有し、
    前記複数の係止部がそれぞれ前記複数の凹部に位置している、請求項1記載の光コネクタ。
  3. 前記保持部の前記複数の凹部のうちの2つは、互いに対向する位置に配置されている、請求項2記載の光コネクタ。
  4. 前記複数の係止部のそれぞれは、その互いに近づく側に突出する突出部を有しており、
    前記突出部は、前記保持部の前方に配置されている、請求項1〜3のいずれか一項記載の光コネクタ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の光コネクタと、
    前記光コネクタと連結される接続対象物とを備え、2本の光ファイバを互いに光学的に接続する光接続構造であって、
    前記光コネクタは、一方の光ファイバを前記保持部材で保持し、
    前記接続対象物は、他方の光ファイバを保持する保持部材と、当該保持部材を保持する保持部とを有し、
    前記光コネクタの前記保持部材と前記接続対象物の前記保持部材とを同軸で保持するスリーブを備え、
    前記光コネクタの前記複数の係止部は、前記接続対象物の前記保持部を挟んで係止している、光接続構造。
  6. 前記接続対象物の前記保持部は、複数の凹部を有し、
    前記複数の係止部が前記接続対象物の前記複数の凹部に位置している、請求項5記載の光接続構造。
JP2013153812A 2013-07-24 2013-07-24 光コネクタ及び光接続構造 Pending JP2015025868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013153812A JP2015025868A (ja) 2013-07-24 2013-07-24 光コネクタ及び光接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013153812A JP2015025868A (ja) 2013-07-24 2013-07-24 光コネクタ及び光接続構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015025868A true JP2015025868A (ja) 2015-02-05

Family

ID=52490589

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013153812A Pending JP2015025868A (ja) 2013-07-24 2013-07-24 光コネクタ及び光接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015025868A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105676372A (zh) * 2016-03-11 2016-06-15 深圳新飞通光电子技术有限公司 一种光纤连接头的转接连接器
WO2019150703A1 (ja) * 2018-02-02 2019-08-08 株式会社フジクラ 光コネクタレセプタクル及び光コネクタレセプタクルの製造方法
WO2019216431A1 (en) * 2018-05-11 2019-11-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical connector, optical module and clip member
CN113050237A (zh) * 2019-12-27 2021-06-29 住友电气工业株式会社 光部件的制造方法及按压夹具
US11454771B2 (en) 2020-01-30 2022-09-27 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical transceiver
EP4083675A4 (en) * 2019-12-25 2024-01-10 Yokowo Seisakusho Kk OPTICAL CONNECTOR MECHANISM AND OPTICAL CONNECTOR

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000199833A (ja) * 1998-10-30 2000-07-18 Furukawa Electric Co Ltd:The 光コネクタハウジングおよびその光コネクタハウジングを用いた光コネクタおよび光コネクタハウジングを用いた光コネクタと光部品との接続構造
JP2003344716A (ja) * 2002-05-23 2003-12-03 Alps Electric Co Ltd 光レセプタクル及び光通信用コネクタ
JP2004151670A (ja) * 2002-09-06 2004-05-27 Seiko Instruments Inc 光コネクタプラグ及び光コネクタアダプタ並びに光コネクタ
US20120093466A1 (en) * 2010-10-19 2012-04-19 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Optical connector plug having improved latching mechanism

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000199833A (ja) * 1998-10-30 2000-07-18 Furukawa Electric Co Ltd:The 光コネクタハウジングおよびその光コネクタハウジングを用いた光コネクタおよび光コネクタハウジングを用いた光コネクタと光部品との接続構造
JP2003344716A (ja) * 2002-05-23 2003-12-03 Alps Electric Co Ltd 光レセプタクル及び光通信用コネクタ
JP2004151670A (ja) * 2002-09-06 2004-05-27 Seiko Instruments Inc 光コネクタプラグ及び光コネクタアダプタ並びに光コネクタ
US20120093466A1 (en) * 2010-10-19 2012-04-19 Hon Hai Precision Industry Co., Ltd. Optical connector plug having improved latching mechanism

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105676372A (zh) * 2016-03-11 2016-06-15 深圳新飞通光电子技术有限公司 一种光纤连接头的转接连接器
CN105676372B (zh) * 2016-03-11 2018-01-23 深圳新飞通光电子技术有限公司 一种用于配合光纤连接头的转接连接器
WO2019150703A1 (ja) * 2018-02-02 2019-08-08 株式会社フジクラ 光コネクタレセプタクル及び光コネクタレセプタクルの製造方法
CN111226149B (zh) * 2018-05-11 2022-06-07 住友电气工业株式会社 光学连接器、光学组件和夹具构件
CN111226149A (zh) * 2018-05-11 2020-06-02 住友电气工业株式会社 光学连接器、光学组件和夹具构件
JP2020535488A (ja) * 2018-05-11 2020-12-03 住友電気工業株式会社 光コネクタ、光モジュール及びクリップ部材
US11221449B2 (en) 2018-05-11 2022-01-11 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical connector, optical module and clip member
JP7047903B2 (ja) 2018-05-11 2022-04-05 住友電気工業株式会社 光コネクタ、光モジュール及びクリップ部材
WO2019216431A1 (en) * 2018-05-11 2019-11-14 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical connector, optical module and clip member
EP4083675A4 (en) * 2019-12-25 2024-01-10 Yokowo Seisakusho Kk OPTICAL CONNECTOR MECHANISM AND OPTICAL CONNECTOR
CN113050237A (zh) * 2019-12-27 2021-06-29 住友电气工业株式会社 光部件的制造方法及按压夹具
CN113050237B (zh) * 2019-12-27 2023-12-15 住友电气工业株式会社 光部件的制造方法及按压夹具
US11454771B2 (en) 2020-01-30 2022-09-27 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optical transceiver

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10429592B2 (en) Receptacle connector and optical coupling structure
JP2015025868A (ja) 光コネクタ及び光接続構造
US9551835B2 (en) Grin lens array, lens-mounted connector, and lens-mounted connector system
JP4727674B2 (ja) 光ファイバ終端組立体
US10670814B2 (en) Optical connector and optical connection structure
US11940655B2 (en) Optical connector and optical connection structure
US20190101705A1 (en) Optical connector and optical connection structure
WO2019131098A1 (ja) 光コネクタおよび光接続構造
WO2018180898A1 (ja) 光コネクタプラグおよび光コネクタプラグ接続構造
JP2016080763A (ja) コネクタ内蔵プラグ
US9435965B2 (en) Single mode fiber array connector for opto-electronic transceivers
JP2017026671A (ja) 光コネクタ
JP2018081144A (ja) 光コネクタ
WO2016170782A1 (ja) 多芯光コネクタ
JP2015203858A (ja) 光接続構造、フェルール、および、アダプタ
KR20140134218A (ko) 광 커넥터
JP2010049147A (ja) 光ケーブルコネクタ
JP2013156309A (ja) 光コネクタ
TWI398684B (zh) 光纖連接器與光纖連接器組
JP2019113713A (ja) 多心光コネクタ用接続アダプタ
JP2014219591A (ja) 光コネクタプラグのガタ止め機構
JP2002040298A (ja) 光コネクタ
JP2006343448A (ja) レセプタクルおよびレセプタクル型光モジュール
JP2020030242A (ja) 光接続部品及び光コネクタ
JP2007304370A (ja) 光モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20160714

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180109

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180703