JP2015025845A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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陽介 田代
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昌彦 久保
淳 小谷津
Atsushi Koyatsu
淳 小谷津
岡田 圭一
Keiichi Okada
圭一 岡田
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Abstract

【課題】白色下地層が過度に機能することを防止して、状況に応じて記録媒体の風合いを生かせるようにする。
【解決手段】カラートナー総量算出部22は、画像形成用の複数の色成分信号に基づいて、記録媒体上に形成される画像層についての画像層網点面積率を算出する。白色トナー量算出部23は、当該画像層網点面積率に基づいて、記録媒体上において当該画像層の下地として形成される白色層についての白色層網点面積率を決定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置及びプログラムに関する。
トナーやインク等の色材を用いて画像を形成する画像形成装置の中には、白色(W)トナーや白色インク等を用いるものがある。例えば、透明材や反射率の低い色紙といった記録媒体上に画像を形成する場合、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)等のカラートナーからなるカラー層(画像層)の下に白色トナーからなる下地層が形成される。つまり、カラー層の下に白色下地層を設けることにより、色再現性の低下が防止又は軽減されている。
特許文献1には、記録紙に画像を形成する前に、記録紙の全面に白色を印刷する装置が開示されている。
特開平7−114241号公報
画像層における色再現性の低下を防止又は軽減するために、色紙等の記録媒体上に一定の濃度をもった白色下地層を形成する場合、記録媒体の表面が白色下地層によって常に遮蔽されてしまうため、記録媒体が元々もっている風合い(色、模様、質感等)を生かせないという問題が生じる。また、場合により、画像層を通じて白色下地層が支配的に前面に現れてしまう問題がある。すなわち、画像層の状態に関わらず一律に白色下地層を形成すると、白色下地層が過度に機能してしまう場合がある。
本発明の目的は、白色下地層が過度に機能することを防止して、状況に応じて記録媒体の風合いを生かせるようにすることである。
請求項1に係る発明は、画像形成用の複数の色成分信号に基づいて、記録媒体上に形成される画像層についての画像層網点面積率を算出する算出手段と、前記画像層網点面積率に基づいて、前記記録媒体上において前記画像層の下地として形成される白色層についての白色層網点面積率を決定する白色層濃度決定手段と、を有することを特徴とする画像処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記白色層濃度決定手段は、前記画像層網点面積率が予め決定された閾値以下となる場合、前記画像層網点面積率が少なくなるほど前記白色層網点面積率を制限する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記白色層濃度決定手段は、前記記録媒体の特性と前記画像層網点面積率とに基づいて、前記白色層網点面積率を決定する、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置である。
請求項4に係る発明は、前記白色層濃度決定手段は、前記複数の色成分信号に表された画像の種類に応じて、前記白色層網点面積率を変える、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像処理装置である。
請求項5に係る発明は、前記白色層濃度決定手段は、前記画像が、色再現性が優先される画像である場合、色再現性が優先されない画像と比べて、前記白色層網点面積率を制限する、ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置である。
請求項6に係る発明は、前記算出手段は、前記複数の色成分信号が表す複数の色成分を加算することで、前記画像層網点面積率として前記複数の色成分の色材の総量を算出し、前記白色層濃度決定手段は、前記総量に基づいて、前記白色層網点面積率として白色の色材の量を決定する、ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像処理装置である。
請求項7に係る発明は、コンピュータに、画像形成用の複数の色成分信号に基づいて、記録媒体上に形成される画像層についての画像層網点面積率を算出するステップと、前記画像層網点面積率に基づいて、前記記録媒体上において前記画像層の下地として形成される白色層についての白色層網点面積率を決定するステップと、を実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項1,7に係る発明によると、下地としての白色層が過度に機能することを防止して、状況に応じて記録媒体の風合いを生かすことができる。
請求項2に係る発明によると、白色層の量が制限され、記録媒体の風合いが生かされる。
請求項3に係る発明によると、記録媒体の特性に適合した白色層網点面積率が決定される。
請求項4に係る発明によると、色成分信号に表された画像に適合した白色層網点面積率が決定される。
請求項5に係る発明によると、画像層及び白色層の量が制限される場合に、画像層網点面積率の制限に伴う色再現性の低下が防止又は軽減される。
請求項6に係る発明によると、色材の総量に応じて、白色層が過度に機能することを防止して、状況に応じて記録媒体の風合いを生かすことができる。
実施形態に係る画像形成システムの一例を示す図である。 実施形態に係る画像処理装置の一例を示すブロック図である。 カラートナー総量と白色トナー量との関係を示すグラフである。 実施形態に係る処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る画像構造体の一例を示す模式図である。 参考例1に係る画像構造体を示す模式図である。 参考例2に係る画像構造体を示す模式図である。
図1に、本発明の実施形態に係る画像形成システムの一例を示す。画像形成システム10は、画像処理装置20と、画像形成装置30と、プロセス制御部40とを含む。
画像処理装置20は、画像信号を受けて画像処理を施し、画像処理が施された画像信号を画像形成装置30及びプロセス制御部40に出力する。
画像形成装置30は、複数の色材を用いて、画像信号に応じた画像を記録紙等の記録媒体上に形成する。本実施形態では、色材としてトナーが用いられる。他の色材としてインク等が用いられてもよい。画像形成装置30は、例えば、白色(W)トナーと白色以外の複数の基本色のトナー(カラートナー)とを用いて、電子写真プロセスを適用して記録媒体に画像を形成する。画像形成装置30は、記録媒体上において、白色トナー層(白色下地層)を最下層に形成し、白色下地層上に複数の基本色のトナー層(画像層としてのカラー層)を形成する。
本実施形態では、画像処理装置20は、画像形成装置30によって記録媒体上に形成される白色下地層の量を、白色下地層上に形成されるカラー層の量に応じて変更する。色紙等のように反射率が低い記録媒体に画像を形成する場合、カラー層の下に白色下地層を設けることにより、色再現性の低下が防止又は軽減されるが、記録媒体の表面が白色下地層によって覆われて記録媒体の表面が遮蔽されるため、記録媒体の風合いが損なわれる。そこで、本実施形態では、反射率の低い記録媒体が用いられる場合、画像処理装置20は、カラー層の量が少ない状況下(又は、カラー層の透過性が高い状況下)で、カラー層の下地をなす白色下地層が支配的に前面に現れないように白色下地層の量を制限することで、記録媒体自体の風合いが必要以上に損なわれないようにする。これにより、反射率の低い記録媒体に画像が形成された場合に、色再現性の低下が防止又は軽減されるとともに、記録媒体の風合いが生かされる。
なお、本実施形態では、基本色として、例えば、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の4色が用いられる。但し、本発明はこの例に限定されるものではなく、5色以上の色が基本色として用いられてもよい。例えば、オレンジ(O)、バイオレット(V)及びグリーン(G)等の色が本実施形態の基本色に含まれてもよい。以下では、CMYKの4色を基本色として説明する。
プロセス制御部40は、画像形成装置30による画像形成を制御することで、画像処理装置20から供給された画像信号に基づく画像を、画像形成装置30に形成させる。
以下、画像形成システム10の各部の詳細を説明する。
まず、画像形成装置30の構成について説明する。図1に示すように、画像形成装置30は、給紙トレイ31と、画像形成エンジン32と、中間転写ベルト33と、2次転写器34と、定着器35と、搬送路36と、検出器37とを含む。
給紙トレイ31は、複数枚の記録媒体を収容するものである。給紙トレイ31に収容された記録媒体は、給紙トレイ31から一枚ずつ取り出され、2次転写器34及び定着器35を経由して排紙口へと繋がる搬送路36上を順次搬送されるようになっている。
画像形成エンジン32は、一例として、イエロー(Y)のトナー像を中間転写ベルト33に形成するY機構、マゼンダ(M)のトナー像を中間転写ベルト33に形成するM機構、シアン(C)のトナー像を中間転写ベルト33に形成するC機構、ブラック(K)のトナー像を中間転写ベルト33に形成するK機構、及び、白色(W)のトナー像を中間転写ベルト33に形成するためのW機構を含む。一例として、中間転写ベルト33の上流側から順番に、Y機構、M機構、C機構、K機構及びW機構の順番で、各機構が配置されている。画像形成エンジン32は、CMYKW各色の画像信号に応じて像保持体である感光体ドラムを走査露光して感光体ドラム上に静電潜像を形成し、CMYKW各色のトナーを用いて現像することで各色のトナー像を感光体ドラム上に形成し、感光体ドラム上に形成されたトナー像を中間転写ベルト33に重畳して転写する。
2次転写器34は、中間転写ベルト33上に重畳形成された各色のトナー像を中間転写ベルト33から記録媒体へ転写する。定着器35は、加熱ロールによる加熱作用と加圧ロールによる加圧作用とによって、記録媒体に転写されたトナー像を記録媒体に定着させる。
検出器37は、記録媒体の表面に検出光を照射し、その反射光の光量を検出し、検出した光量を示す信号を画像処理装置20に出力する。検出器37は、記録媒体を透過する透過光の光量を検出し、検出した光量を示す信号を画像処理装置20に出力してもよい。
ここで、画像形成装置30の動作を説明する。まず、画像形成エンジン32によって、YMCKWの順番で各色のトナー像が中間転写ベルト33に重畳して転写される。そして、2次転写器34によって、中間転写ベルト33から記録媒体にYMCKWのトナー像が転写される。これにより、記録媒体上において白色下地層が最下層となり、白色下地層上にカラー層が重畳して形成される。そして、記録媒体に転写されたトナー像は、定着器35によって定着させられる。なお、複数回の転写定着プロセスが実行されることで、白色下地層とカラー層とが記録媒体に形成されてもよい。例えば、画像形成装置30は、1回目の転写定着プロセスで記録媒体上に白色下地層を形成し、2回目の転写定着プロセスで白色下地層上にカラー層を形成してもよい。
次に、図2を参照して、画像処理装置20の構成について説明する。画像処理装置20は、色変換部21と、カラートナー総量算出部22と、白色トナー量算出部23と、出力信号生成部24とを含む。
色変換部21は、カラーマネジメントシステム(CMS)として機能する。色変換部21は、印刷対象となる画像信号を受け、当該画像信号を、画像形成装置30に依存する色空間であるデバイス依存色空間上の信号に変換する。一例として、色変換部21は、レッド(R)、G(グリーン)及びB(ブルー)の組み合わせで表される画像信号(RGB色信号)や、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の組み合わせで表される画像信号(CMYK色信号)を受ける。例えば、デバイス依存色空間がCMYKの4色で規定されている場合、色変換部21は、画像信号をCMYK色空間の信号(CMYK色信号)に変換する。一例として、画像信号がRGB色信号である場合、色変換部21は、このRGB色信号に対して多次元ルックアップテーブルを適用する等して、CMYK色信号に変換する。そして、色変換部21は、色変換後のCMYK色信号をカラートナー総量算出部22及び出力信号生成部24に出力する。
カラートナー総量算出部22は、色変換部21から出力されたCMYK色信号の和であるカラートナー総量H(H=C+M+Y+K)を算出し、カラートナー総量Hを示す信号を白色トナー量算出部23に出力する。例えば、CMYKの各色のトナー出力(網点面積率)の最大値をそれぞれ100%とした場合、カラートナー総量Hは0〜400%の範囲に含まれる。一例として、カラートナー総量算出部22は、カラートナー総量Hを画素毎に算出し、各画素のカラートナー総量Hを示す信号を白色トナー量算出部23に出力する。なお、カラートナー総量Hが画像層網点面積率の一例に相当する。
白色トナー量算出部23は、記録媒体の特性とカラートナー総量Hとに基づき、白色トナーの量を算出し、白色トナー量を示すW色信号を出力信号生成部24に出力する。例えば、白色のトナー出力(網点面積率)の最大値を100%とした場合、白色トナー量は0〜100%の範囲に含まれる。一例として、白色トナー量算出部23は、白色トナー量を画素毎に算出し、各画素の白色トナー量を示すW色信号を出力信号生成部24に出力する。また、白色トナー量算出部23は、画像信号に表された文字や写真等のオブジェクトの種類に基づき、白色トナー量を算出してもよい。なお、白色トナー量が白色層網点面積率の一例に相当する。
本実施形態では、記録媒体の反射率、透過率及び色等が、記録媒体の特性に該当する。例えば、白色トナー量算出部23は、図1に示す検出器37から反射光の光量を示す信号を受け、当該信号に基づいて記録媒体の反射率を検知する。また、白色トナー量算出部23は、検出器37から透過光の光量を示す信号を受け、当該信号に基づいて記録媒体の透過率を検知してもよい。別の例として、ユーザが図示しないユーザインターフェースを用いて記録媒体の反射率、透過率又は色等の特性を指定してもよい。更に別の例として、ユーザが特定の給紙トレイ31を指定することで、記録媒体の反射率、透過率又は色等の特性を指定してもよい。例えば、白色トナー量算出部23は、給紙トレイ31の識別情報と、給紙トレイ31に収容されている記録媒体の特性との対応付けに基づき、ユーザによって指定された給紙トレイ31に収容されている記録媒体の特性を検知してもよい。
出力信号生成部24は、色変換後の色信号を画像形成装置30とプロセス制御部40とに出力する。例えば、白色トナーが用いられる場合、出力信号生成部24は、色変換部21から出力されたCMYK色信号と白色トナー量算出部23から出力されたW色信号とを含む出力信号(CMYKW色信号)を生成し、CMYKW色信号を画像形成装置30とプロセス制御部40とに出力する。一方、白色トナーが用いられない場合、出力信号生成部24は、色変換部21から出力されたCMYK色信号を画像形成装置30とプロセス制御部40とに出力する。
次に、図3を参照して、白色トナー量算出部23の処理について説明する。一例として、記録媒体の反射率を基準にして白色トナー量を求める場合について説明する。図3において、横軸はカラートナー総量H(%)を示し、縦軸は白色トナー量(%)を示す。
記録媒体の反射率が予め決定された閾値未満となる場合、白色トナー量算出部23は、図3に示す関数Aに基づいて白色トナー量を画素毎に求め、白色トナー量を示すW色信号を出力信号生成部24に出力する。閾値は一例として70%である。具体的には、カラートナー総量Hがトナー閾値未満となる場合(例えばH<50%の場合)、白色トナー量算出部23は、カラートナー総量Hが少なくなるほど白色トナー量を減らし、カラートナー総量Hが0%のときに白色トナー量を0%とする。また、カラートナー総量Hがトナー閾値以上となる場合(例えばH≧50%の場合)、白色トナー量算出部23は、白色トナー量を一定(例えば白色トナー量の上限値:100%)にする。反射率が閾値未満となる記録媒体は低反射率の記録媒体に該当するため、白色トナーを用いることで、色再現性の低下を防止又は軽減する。一方、カラートナー総量Hが少ない条件下(例えばH<50%)で白色トナー量を制限しない場合、白色下地層が過度に機能して支配的に前面に現れてしまう問題がある。そこで、白色トナー量算出部23は、カラー層の下地をなす白色下地層が支配的に前面に現れないように、白色トナー量(白色下地層の量)を制限する。これに対して、カラートナー総量Hが多い条件下(例えばH≧50%)では、白色下地層が支配的に前面に現れ難いので、白色トナー量を一定値(例えば上限値)まで増やすことで、白色トナーによって色再現性の低下を防止又は軽減する。一例として、黒色の用紙や透明な記録媒体が、低反射率の記録媒体に該当する。なお、ユーザによって黒色の用紙や透明な記録媒体が指定された場合、白色トナー量算出部23は、関数Aに基づいて白色トナー量を求めてもよい。
一方、記録媒体の反射率が閾値以上となる場合、白色トナー量算出部23は、図3に示す関数Dに基づき、カラートナー総量Hに関わらず、白色トナー量が0%であることを示すW色信号を出力信号生成部24に出力する。反射率が閾値以上となる記録媒体は高反射率の記録媒体に該当し、白色トナーを用いなくても色再現性の低下が抑制されるので、白色トナー量算出部23は、白色トナー量として0%を出力する。一例として、白色の用紙が、高反射率の記録媒体に該当する。なお、ユーザによって白色の用紙や高反射率の記録媒体が指定された場合、白色トナー量算出部23は、関数Dに基づいて白色トナー量を求めてもよい。
また、白色トナー量算出部23は、記録媒体の反射率に応じて、段階的に異なる関数を用いて白色トナー量を求めてもよい。例えば、第1閾値(例えば70%)と、第1閾値よりも小さい値の第2閾値(例えば50%)とを、白色トナー量算出部23に予め設定しておく。そして、記録媒体の反射率が第1閾値以上となる場合、白色トナー量算出部23は、関数Dに基づいて白色トナー量を画素毎に求める。また、記録媒体の反射率が第2閾値未満となる場合、白色トナー量算出部23は、関数Aに基づいて白色トナー量を画素毎に求める。また、記録媒体の反射率が第1閾値未満であり第2閾値以上となる場合、白色トナー量算出部23は、白色トナー量が関数Aよりも少なくなる関数Bに基づき、白色トナー量を画素毎に求める。この関数Bによると、関数Aと同様に、カラートナー総量Hがトナー閾値未満(例えばH<50%)となる場合、カラートナー総量Hが少なくなるほど白色トナー量は減少し、カラートナー総量が0%のときに白色トナー量は0%になる。また、カラートナー総量Hがトナー閾値以上(例えばH≧50%)となる場合、白色トナー量は一定(関数Aの上限値よりも小さい上限値:例えば70%)となっている。カラートナー総量Hが同じであっても、関数Bが示す白色トナー量は、関数Aが示す白色トナー量よりも少なくなっている。
そして、反射率が第1閾値上となる高反射率の記録媒体が用いられる場合、白色トナーを用いなくても色再現性の低下が防止又は軽減されるので、白色トナー量算出部23は、関数Dに基づき白色トナー量として0%を出力する。一方、反射率が第2閾値未満となる低反射率の記録媒体が用いられる場合、白色トナーを用いないと色再現性が低下するので、白色トナー量算出部23は、関数Aに基づいて白色トナー量を求める。また、反射率が第1閾値未満であり第2閾値以上となる中反射率の記録媒体が用いられる場合、白色トナーを用いないと色再現性は低下するが、低反射率の記録媒体と比較して、少ない白色トナー量で色再現性の低下が防止又は軽減される。従って、白色トナー量算出部23は、同じカラートナー総量Hであっても白色トナー量が関数Aよりも少なくなる関数Bに基づいて白色トナー量を求める。これにより、色再現性の低下が防止又は軽減されるとともに、白色下地層が過度に機能することが防止されるので、記録媒体の風合いが生かされる。一例として、グレーの用紙等が、中反射率の記録媒体に該当する。なお、ユーザによってグレーの用紙が指定された場合、白色トナー量算出部23は、関数Bに基づいて白色トナー量を求めてもよい。また、白色トナー量算出部23は、3つ以上の閾値を用いて記録媒体の反射率の範囲を更に細かく設定し、各反射率に応じた白色トナー量を求めてもよい。
また、白色トナー量算出部23は、画像信号に表されたオブジェクトの種類に応じて、異なる関数を用いて白色トナー量を求めてもよい。オブジェクトには、例えば、文字、グラフィックス、写真等が該当する。
一例として、記録媒体の反射率が閾値未満(例えば70%未満)となる状況下で、画像信号に表されたオブジェクトが文字の場合、白色トナー量算出部23は、関数Aに基づいて白色トナー量を求める。一方、画像信号に表されたオブジェクトが写真やグラフィックスの場合、白色トナー量算出部23は、関数Bに基づいて白色トナー量を求める。すなわち、オブジェクトが写真やグラフィックスの場合、白色トナー量算出部23は、オブジェクトが文字の場合と比較して、白色トナー量を制限する。このように、オブジェクトが写真やグラフィックスの場合、文字と比較して白色トナー量を制限することで、トナー総量制限値に基づいてCMYKW全色のトナー総量が制限される場合にカラートナー量の削減量が減少するので、写真やグラフィックスの色再現性の低下が防止又は軽減される。この点について、更に詳しく説明する。
画像形成装置30においては、転写ディフェクト(トナーの飛び散り等)や定着ディフェクト(トナーの定着不良等)を防止するために、トナー総量制限値が設けられる。トナー総量制限値は、1画素単位のトナー総量(CMYKW全色のトナー量)の制限値であり、一例として、240%〜300%に設定される。このように画像形成装置30にはトナー総量制限値が設定されるため、白色トナー量を増やすほど、CMYKW全色のトナー総量がトナー総量制限値を超えないように、カラートナー量を減少させる必要がある。しかしながら、カラートナー量を減少させると、その減少に伴って色再現性が低下する。そこで、本実施形態では、オブジェクトが写真やグラフィックスの場合、オブジェクトが文字の場合と比較して、白色トナー量を制限する。これにより、トナー総量が制限される場合にカラートナー量の削減量が減少するので、カラートナー量の減少に伴う色再現性の低下が防止又は軽減される。一方、オブジェクトが文字の場合、オブジェクトが写真やグラフィックスの場合と比較して、カラートナーによる色再現性は優先されないので、白色トナー量を制限せずに白色度を高める。
以上のように、オブジェクトが写真やグラフィックス等であってカラートナーによる色再現性が優先される場合、文字のようにカラートナーによる色再現性が優先されない場合と比較して、白色トナー量を制限することで、トナー総量が制限される場合に、カラートナー量の減少に伴う色再現性の低下が防止又は軽減される。
また、オブジェクトが写真やグラフィックスの場合、白色トナー量算出部23は、図3に示す関数Cに基づいて白色トナー量を求めてもよい。具体的には、カラートナー総量Hが第1トナー閾値未満(例えばH<100%)となる場合、白色トナー量算出部23は、カラートナー総量Hが少なくなるほど白色トナー量を制限する。これにより、色再現性の低下が防止又は軽減されるとともに、カラー層の下地をなす白色下地層が支配的に前面に現れないように白色トナー量が制限される。また、カラートナー総量Hが第1トナー閾値以上であって第2トナー閾値未満(例えば100%≦H<300%)となる場合、白色トナー量算出部23は、白色トナー量を一定(例えば関数Aの上限値よりも小さい上限値:例えば60%)にする。これにより、白色トナーによって記録媒体の白色度が向上し、色再現性の低下が防止又は軽減される。また、カラートナー総量Hが第2トナー閾値以上(例えばH≧300%)となる場合、白色トナー量算出部23は、カラートナー総量Hが増えるほど白色トナー量を制限する。このように、カラートナー総量Hが相対的に多い場合に白色トナー量を制限することで、トナー総量が制限される場合にカラートナー量の削減量が減少するので、写真やグラフィックスの色再現性の低下が防止又は軽減される。
なお、図3に示す例では、関数A,Bにおいて、カラートナー総量Hが50%未満の範囲で、カラートナー総量Hと白色トナー量との関係が比例関係となっているが、これは一例であり、各関数は曲線で表される関数であってもよい。関数Cについても同様であり、カラートナー総量Hと白色トナー量との関係が比例関係で表される範囲が、曲線の関数で表されてもよい。また、関数A,B,Cにおけるトナー閾値や白色トナー量の上限値等は一例であり、それぞれ別の値が用いられてもよいし、ユーザによって任意の値に変更されてもよい。さらに、関数A,B,Cの傾きも、ユーザによって任意に変更されてもよい。
また、白色トナー量算出部23は、関数以外のものとして、例えば、予め設定されたテーブルや表等に基づいて白色トナー量を求めてもよい。すなわち、白色トナー量算出部23は、記録媒体の特性とカラートナー総量Hと白色トナー量との対応関係に基づき、記録媒体の特性とカラートナー総量Hとに応じた白色トナー量を求めればよい。
なお、白色トナーが用いられる場合、プロセス制御部40は、カラートナーの他に白色トナーが使用される分、画像形成装置30で使用される最大トナー総量を増加させてもよい。そして、プロセス制御部40は、最大トナー総量を増加させた分、画像形成装置30における2次転写電圧、転写定着プロセスの速度及び定着温度のうちの少なくとも1つを変更する。例えば、プロセス制御部40は、最大トナー総量を増加させた分、2次転写器34の2次転写電圧を増加させたり、転写定着プロセスの速度を遅くしたり、定着器35の定着温度を上げたりする。これにより、トナー総量が増加したことによる転写ディフェクトや定着ディフェクトの発生が防止又は軽減される。
次に、図4に示すフローチャートを参照して、画像形成システム10の動作を説明する。まず、画像処理装置20が画像信号(RGB色信号)を受けると、色変換部21は、RGB色信号を、デバイス依存色空間上の信号であるCMYK色信号に変換する。また、画像処理装置20は、記録媒体の特性を示す記録媒体情報を取得する(S01)。一例として、画像処理装置20は、記録媒体の反射率を示す信号を画像形成装置30から取得する。そして、記録媒体の反射率が閾値未満(例えば70%未満)の場合(S02,Yes)、カラートナー総量算出部22は、CMYK色信号の和であるカラートナー総量Hを画素毎に算出する(S03)。そして、白色トナー量算出部23は、記録媒体の反射率とカラートナー総量Hとに基づき、白色トナー量を画素毎に算出する(S04)。例えば、白色トナー量算出部23は、図3に示す関数Aに基づき、カラートナー総量Hに応じた白色トナー量を画素毎に求め、各画素の白色トナー量を示すW色信号を出力信号生成部24に出力する。出力信号生成部24は、CMYK色信号とW色信号とを含む出力信号(CMYKW色信号)を生成し、画像形成装置30とプロセス制御部40とに出力する(S05)。また、プロセス制御部40は、白色トナーが用いられる分、画像形成装置30で使用される最大トナー総量を増加させ、その増加に伴い、画像形成装置30の制御パラメータ(例えば2次転写電圧、転写定着プロセスの速度、定着温度)を変更してもよい。一方、記録媒体の反射率が閾値以上(例えば70%以上)の場合(S02,No)、出力信号生成部24は、CMYK色信号を出力信号として画像形成装置30とプロセス制御部40とに出力する。そして、画像形成装置30は、プロセス制御部40の制御の下、画像処理装置20から供給されたCMYKW色信号又はCMYK色信号に基づき、記録媒体上に画像を形成する(S06)。これにより、記録媒体の反射率が閾値未満の場合、カラートナー総量Hに応じた量の白色下地層が記録媒体上に形成されることになる。
次に、図5に示す具体例を参照して、本実施形態の効果について説明する。図5(a)に印刷対象の画像信号100の一例を示し、図5(b)に記録媒体110の一例を示す。画像信号100には、一例としてオブジェクト101,102が表されている。記録媒体110は、色紙等の低反射率の用紙である。オブジェクト101,102を表す画素の白色トナー量は、オブジェクト101,102のそれぞれの画素のカラートナー総量Hに応じた量となる。また、オブジェクト101,102を表す画素以外の画素については、カラートナー総量Hは0%であるので、白色トナー量は0%である。図5(c)及び図5(d)に、画像信号100に基づく画像が形成された記録媒体110を示す。図5(d)は、図5(c)のA−A断面図である。カラー層111がオブジェクト101に対応する画像を表し、カラー層112がオブジェクト102に対応する画像を表す。オブジェクト101を表す画素の白色トナー量は、オブジェクト101のカラートナー総量Hに応じた量となるので、図5(d)に示すように、カラー層111の下には、カラートナー総量Hに応じた量の白色下地層120が形成される。カラー層112の下にも、オブジェクト102のカラートナー総量Hに応じた量の白色下地層が形成される。一方、オブジェクトを表さない画素の白色トナー量は0%となるので、図5(c)及び図5(d)に示すように、当該画素に対応する箇所には白色下地層は形成されない。すなわち、オブジェクト101,102に対応するカラー層111,112の下のみに、白色下地層が形成され、それ以外の場所には白色下地層は形成されない。
以上のように、オブジェクトを表さない画素(カラートナー総量Hが0%の画素)に対応する箇所には白色下地層は不要であるので、その画素に対応する箇所には白色下地層を形成せずに、オブジェクトに対応するカラー層の下のみに白色下地層を形成することで、記録媒体の風合いを不要に損ねずに済む。また、カラー層が形成される箇所には、白色下地層が支配的に前面に現れないように、カラー層の量に応じた量の白色下地層を形成することで、色再現性の低下が防止又は軽減されるとともに、白色トナーによって記録媒体の風合いが損なわれるのが防止又は軽減される。
次に、本実施形態と対比するために、参考例について説明する。まず、図6を参照して、参考例1について説明する。参考例1では、白色トナーを用いずに、図6(a)に示す画像信号100に基づく画像を、図6(b)に示すように、記録媒体110(色紙等の低反射率の用紙)上に形成する。図6(c)に、図6(b)のB−B断面図を示す。白色トナーが用いられていないので、白色下地層は形成されておらず、カラー層111が記録媒体110上に直接形成される。カラー層112についても同様に、記録媒体110の上に直接形成される。このように、カラー層の下に白色下地層が形成されていない場合、記録媒体110の色の影響により、カラー層111,112の色再現性が低下する。
次に、図7を参照して、参考例2について説明する。参考例2では、図7(a)に示す画像信号100に基づく画像を記録媒体110に形成する前に、図7(b)に示すように、記録媒体110の全面に白色下地層120を形成し、その白色下地層120の上に、画像信号100に基づく画像を形成する。図7(c)に、図7(b)のC−C断面図を示す。記録媒体110の全面に白色下地層120が形成されているので、カラー層111,112が形成されていない箇所にも白色下地層120が形成されている。この場合、カラー層111,112の色再現性の低下は防止又は軽減されるが、記録媒体110の全面が白色下地層120によって覆われることになるので、記録媒体110の風合いが損なわれる。すなわち、オブジェクト101,102の画像(カラー層111,112)が形成されない箇所にも白色下地層120が形成され、記録媒体110の表面が白色下地層120によって遮蔽されてしまうので、記録媒体110の風合いが不要に損なわれてしまう。
参考例1,2に対して、本実施形態では、カラートナー総量Hに応じた白色トナー量を画素毎に求めて白色下地層を記録媒体上に形成しているので、カラー層が形成される箇所のみに当該カラー層の量に応じた白色下地層が形成される。カラー層が形成されない箇所(カラートナー量Hが0%の箇所)には白色下地層が形成されないので、当該個所における記録媒体の風合いが損なわれずに済む。また、カラー層が形成される箇所では、色再現性の低下が防止又は軽減されるとともに、白色下地層が支配的に前面に現れないように白色下地層の量が制限されるので、記録媒体の風合いが必要以上に損なわれるのが防止又は軽減される。
上記実施形態では、記録媒体として不透明な用紙が用いられることを想定し、用紙上に白色下地層を形成し、白色下地層上にカラー層を形成する場合について説明した。この場合、カラー層側から画像を見ることになる。すなわち、用紙のおもて面(カラー層及び白色下地層が形成されている面)から画像を見ることを想定していることになる。本実施形態はこの例に限られず、別の例として、透明フィルムが記録媒体として用いられてもよい。この場合、透明フィルム上にカラー層を形成し、そのカラー層上に白色下地層を形成する。そして、透明フィルム側から画像を見ることになる。すなわち、用紙の裏面(カラー層及び白色下地層が形成されていない面)から画像を見ることを想定していることになる。この場合、白色下地層はカラー層の下地層として機能することになる。従って、本実施形態では、不透明な用紙上に形成された白色下地層のみならず、透明フィルムにおいてカラー層(画像層)上に形成された白色下地層も、本実施形態におけるカラー層(画像層)の下地の層に含まれる。
なお、画像処理装置20は、一例としてハードウェア資源とソフトウェアとの協働により実現される。具体的には、画像処理装置20は、図示しないCPU等のプロセッサを備えている。当該プロセッサが、図示しない記憶装置に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、色変換部21、カラートナー総量算出部22、白色トナー量算出部23及び出力信号生成部24のそれぞれの機能が実現される。上記プログラムは、CDやDVD等の記憶媒体を経由して、又は、ネットワーク等の通信手段を経由して、記憶装置に記憶される。
10 画像形成システム、20 画像処理装置、21 色変換部、22 カラートナー総量算出部、23 白色トナー量算出部、24 出力信号生成部、30 画像形成装置、31 給紙トレイ、32 画像形成エンジン、33 中間転写ベルト、34 2次転写器、35 定着器、36 搬送路、37 検出器、40 プロセス制御部。

Claims (7)

  1. 画像形成用の複数の色成分信号に基づいて、記録媒体上に形成される画像層についての画像層網点面積率を算出する算出手段と、
    前記画像層網点面積率に基づいて、前記記録媒体上において前記画像層の下地として形成される白色層についての白色層網点面積率を決定する白色層濃度決定手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記白色層濃度決定手段は、前記画像層網点面積率が予め決定された閾値以下となる場合、前記画像層網点面積率が少なくなるほど前記白色層網点面積率を制限する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記白色層濃度決定手段は、前記記録媒体の特性と前記画像層網点面積率とに基づいて、前記白色層網点面積率を決定する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記白色層濃度決定手段は、前記複数の色成分信号に表された画像の種類に応じて、前記白色層網点面積率を変える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記白色層濃度決定手段は、前記画像が、色再現性が優先される画像である場合、色再現性が優先されない画像と比べて、前記白色層網点面積率を制限する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記算出手段は、前記複数の色成分信号が表す複数の色成分を加算することで、前記画像層網点面積率として前記複数の色成分の色材の総量を算出し、
    前記白色層濃度決定手段は、前記総量に基づいて、前記白色層網点面積率として白色の色材の量を決定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. コンピュータに、
    画像形成用の複数の色成分信号に基づいて、記録媒体上に形成される画像層についての画像層網点面積率を算出するステップと、
    前記画像層網点面積率に基づいて、前記記録媒体上において前記画像層の下地として形成される白色層についての白色層網点面積率を決定するステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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