JP2015024728A - アンダーカバー - Google Patents

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健太 神谷
Kenta Kamiya
健太 神谷
敬司 新谷
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Abstract

【課題】取り付け作業が容易なアンダーカバーを提供する。
【解決手段】アンダーカバー10をフロントパーツ11とリアパーツ12との2つのパーツに分割した構造とする。リアパーツ12には係止爪25を設け、フロントパーツ11には係止爪25が嵌合する係止孔22を設ける。そして、係止爪25と係止孔22とを嵌合させることによりフロントパーツ11とリアパーツ12とを連結し、アンダーカバー10を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体の下部に取り付けられるアンダーカバーに関する。
従来、車両と路面との間を流れる空気を整流して車両の空力特性を向上させるために、車体の下部にアンダーカバーを取り付けた車両が知られている。特許文献1には、車体に設けられた取り付け孔とアンダーカバーに設けられた取り付け孔とを重ねた上で、これら取り付け孔にクリップを挿通させることにより、アンダーカバーを車体に取り付けることが開示されている。
なお、広い面積を覆う大きなアンダーカバーは、大型の製造設備が必要であったり、車体への取り付け作業が困難であったりする。そのため、大型のアンダーカバーを取り付ける必要がある場合には、アンダーカバーを複数のパーツに分けて製造し、複数のパーツを連結して広い面積を覆うアンダーカバーを構成する。この場合には、車体にアンダーカバーを取り付ける場合と同様に、各パーツに形成された挿通孔を重ねた状態で同挿通孔にクリップを挿通することにより各パーツを連結する。
特開2012‐148655号公報
ところで、上述したようにクリップによって各パーツを連結する場合には、各パーツに形成された挿通孔が重なるように各パーツの位置を合わせた状態で、挿通孔にクリップを挿通するといった作業が必要となる。このため、連結作業が煩雑になるとともに、連結箇所の数だけクリップを用意する必要があり部品点数が増大する。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、取り付け作業が容易なアンダーカバーを提供することにある。
上記課題を解決するアンダーカバーは、複数のパーツに分割され、係止片を備えたパーツと、係止片が嵌合する係合部を備えたパーツとを含む。そして、係止片と係合部とが嵌合することによりパーツ同士が連結される。
上記構成によれば、一方のパーツに設けられた係止片を他方のパーツに設けられた係合部に嵌合させることによりこれらのパーツを連結することができる。そのため、パーツ同士の挿通孔を重ねた状態を維持し、その状態で挿通孔にクリップを挿通するという従来の方法と比較して、容易にパーツ同士を連結することができる。したがって、アンダーカバーの取り付け作業が容易になる。
また、上記アンダーカバーでは、車体に取り付けられたときに路面と対向する面をおもて面とし、同おもて面とは反対側の面をうら面としたとき、係止片及び係合部のいずれもがおもて面よりもうら面側に配設されていることが望ましい。
上記構成によれば、各パーツを連結したときに係止片及び係合部がアンダーカバーのうら面側に隠れるようになる。すなわち、係止片や係合部がアンダーカバーのおもて面側に突出することがないため、アンダーカバーのおもて面を面一にしやすくなる。そして、路面と対向するアンダーカバーのおもて面を面一にすれば、空気抵抗を減少させて燃費の向上を図ることができる。
また、上記アンダーカバーでは、係止片の先端部が先細な形状をなしており、係合部は係止片が挿入される係止孔であることが好ましい。
上記構成によれば、係止片の先端部が先細な形状をなしているため、係止片の先端部が係止孔に入りやすくなる。したがって、パーツ同士の連結をより容易に行うことができる。
また、上記アンダーカバーの係止片は、厚さ方向に突出した鉤部の設けられた板状の係止爪であり、両側面が傾斜して先端側ほど幅が狭くなっていることが望ましい。
上記構成によれば、係止爪はその少なくとも一方の側面が傾斜して先端側ほど幅が狭くなっている。このため、係止孔に係止爪を挿通する過程において、係止爪の先端が係止孔に進入すると、係止爪の傾斜した側面と係止孔の内面とが当接して係止爪が係止孔の中央に導かれるようになる。したがって、パーツを連結する際の幅方向の位置合わせが容易になり、パーツ同士の連結を容易に行うことができる。
また、上記アンダーカバーは互いに連結される幅の等しい2つのパーツを含み、これら2つのパーツの互いに連結される端部の各々に係止片及び係合部の双方を備え、係止片と係合部とが、上記端部において同端部の中心を挟んで互いに対称に位置するように対になって配設されていることが好ましい。
上記のように係止片と係合部とを、これらが設けられる端部の中心を挟んで互いに対称に位置するように配設した構成を採用すれば、同一形状のパーツを係止片及び係合部が設けられた端部を対向させるように向かい合わせに配設して互いに連結させることができるようになる。
すなわち、アンダーカバーを構成するパーツの種類を少なくすることができるため、アンダーカバーのパーツを製造するために必要な成形型の数を少なくすることができる。
アンダーカバーの斜視図。 図1の2−2線に沿った断面図。 アンダーカバーに設けられた係止爪の上面図。 同アンダーカバーを構成する各パーツの連結方法を示す斜視図。 他の実施形態のアンダーカバーを構成するパーツの上面図。 同パーツの配設態様を示す上面図。 アンダーカバーの別例を示す上面図。 アンダーカバーを構成するパーツの別例を示す上面図。 アンダーカバーを構成するパーツの別例を示す上面図。 アンダーカバーを構成するパーツの別例を示す上面図。 同パーツを組み合わせて構成されるアンダーカバーの上面図。 アンダーカバーの別例を示す斜視図。 アンダーカバーの別例を示す斜視図。
(第1の実施形態)
以下、アンダーカバーの第1の実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、アンダーカバー10は、樹脂製のフロントパーツ11とリアパーツ12とからなる。すなわち、アンダーカバー10は車両前方側のフロントパーツ11と車両後方側のリアパーツ12との2つのパーツに分割されている。各パーツ11,12は、底部13,14と、同底部13,14の幅方向両端から延びる傾斜部15とを有している。各傾斜部15の端部にはフランジ16が設けられ、フランジ16には複数の取り付け孔17が設けられている。
アンダーカバー10は、フランジ16に設けられた取り付け孔17と車体の下部に設けられた取り付け孔とを重ねた上で、これら取り付け孔にクリップを挿通させることにより、車体に取り付けられる。なお、各パーツ11,12において、車体に取り付けられたときに路面と対向する面がおもて面18であり、同おもて面18とは反対側の面がうら面19である。
また、フロントパーツ11における車体に取り付けられたときに車両後方側に位置する端部20には、その底部13のうら面19から突出する壁部21が設けられている。壁部21は、同フロントパーツ11の幅方向全体に亘って直線上に設けられている。また、壁部21には、幅方向に離間して2つの係止孔22が設けられている。
一方、リアパーツ12における車体に取り付けられたときに車両前方側に位置する端部23には、その底部14のうら面19から突出する壁部24が設けられている。壁部24は、同リアパーツ12の幅方向全体に亘って直線上に設けられている。また、壁部24には、係止孔22と対向する位置に同壁部24から外方に突出した2つの係止爪25が設けられている。このように、うら面19に設けられた壁部21に係止孔22が形成され、壁部24に係止爪25が形成されている。すなわち、係止孔22及び係止爪25のいずれもがアンダーカバー10のおもて面18よりもうら面19側に配設されている。
次に、図2及び図3を参照して係止爪25の構造について説明する。
図2及び図3に示すように、係止爪25は板状であり、その先端部に厚さ方向(図2の上方)に突出した鉤部26が設けられている。鉤部26は先端側ほど徐々にその厚さが薄くなる先細な形状であり、その基端側には係止面27が設けられている。係止面27から壁部24の外壁面28までの長さは、壁部21の厚さと略等しい。また、図3に示すように、係止爪25の両側面29は傾斜しており、係止爪25は先端側ほど幅が狭くなっている。したがって、係止爪25はその厚さ方向及び幅方向の双方において先端側ほど細くなる先細な形状をなしていることになる。
図2及び4に示すように、こうした構成を備える係止爪25が係止孔22に挿通されると、同係止爪25の係止面27がフロントパーツ11の壁部21によって係止されてこれら係止爪25と係止孔22とが嵌合する。すなわち、係止爪25が係止片に相当し、係止孔22が係止片の嵌合する係合部に相当する。なお、アンダーカバー10は、各係止爪25と各係止孔22とが嵌合してフロントパーツ11及びリアパーツ12が連結された状態で同アンダーカバー10のおもて面18が面一になるように、係止爪25、係止孔22の位置や底部13,14の形状、厚さ等が設計されている。
次に本実施形態のアンダーカバー10の作用について説明する。
係止爪25の先端部が先細な形状であるため、フロントパーツ11とリアパーツ12とを連結する際に、係止爪25の先端部が係止孔22に入りやすくなり、係止爪25の先端部を係止孔22に容易に挿通することができる。そして、係止爪25は板状であり、その両側面29が傾斜して先端側ほど幅が狭くなっている。このため、係止孔22に係止爪25を挿通する過程において、係止爪25の先端が係止孔22に進入すると、係止爪25の傾斜した側面と係止孔22の内面とが当接して係止爪25が係止孔22の中央に導かれるようになる。すなわち、係止爪25と係止孔22とが嵌合したときにフロントパーツ11とリアパーツ12とが幅方向において所定の相対位置になるように調節される。
そして、フロントパーツ11に設けられた係止孔22にリアパーツ12に設けられた係止爪25が挿通されると、フロントパーツ11とリアパーツ12とが連結される。
係止爪25及び係止孔22のいずれもがおもて面18よりもうら面19側に配設されているため、フロントパーツ11及びリアパーツ12を連結すると、係止爪25及び係止孔22はアンダーカバー10のうら面19側に隠れることになる。
以上説明した第1の実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)フロントパーツ11に設けられた係止孔22にリアパーツ12に設けられた係止爪25を嵌合させることで各パーツ11,12を連結するようにした。このため、各パーツ11,12の挿通孔を重ねた状態を維持し、その状態で挿通孔にクリップを挿通するという従来の方法と比較して、各パーツ11、12の連結が容易になる。この結果、アンダーカバー10の取り付け作業が容易になる。また、フロントパーツ11及びリアパーツ12を連結する際のクリップが不要になり、クリップによって各パーツ11,12を連結する場合に比べて部品点数が減少する。
(2)アンダーカバー10をフロントパーツ11とリアパーツ12とに分割しているため、アンダーカバー10の取り付け作業が容易になるとともに、小型の製造設備でも広い面積を覆う大型のアンダーカバー10を製造することができる。
(3)係止爪25及び係止孔22のいずれもがおもて面18よりもうら面19側に配設されているため、係止爪25や係止孔22がおもて面18側に露出することがない。したがって、アンダーカバー10のおもて面18を面一にすることができ、空気抵抗を減少させて燃費の向上を図ることができる。
(4)係止爪25の先端部を先細な形状としたため、係止爪25の先端部を係止孔22に容易に挿通することができる。したがって、各パーツ11,12の連結を容易に行うことができる。
(5)アンダーカバー10の係止爪25の両側面29を傾斜させて先端側ほど幅を狭くしたため、フロントパーツ11及びリアパーツ12を連結する際の幅方向の位置合わせが容易になり、各パーツ11,12の連結を容易に行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、アンダーカバーの第2の実施形態について、図5及び図6を参照して説明する。なお、本実施形態において第1の実施形態と同様の構成については、共通の符号を付してその詳細な説明は省略する。この実施形態のアンダーカバー30は、同一形状のパーツ31によって構成されている。
図5に示すように、このパーツ31の一方(図5における右側)の端部32には、底部13のうら面19から突出する壁部33が設けられている。壁部33は、パーツ31の幅方向全体に亘って直線上に設けられている。
壁部33には、係止爪25及び係止孔22の双方が1つずつ設けられている。これら係止爪25及び係止孔22は、端部32の幅方向における中心Cを挟んで互いに対称に位置するように配設されている。すなわち、同図5に示すように、係止爪25の係止面27と、壁部33の内壁面34に設けられた係止孔22の開口部35とが中心Cを挟んで対称な位置となるようにこれら係止爪25及び係止孔22が配設されている。
そして、図6に示すように、アンダーカバー30では、このパーツ31を2つ成形して各パーツ31を係止爪25及び係止孔22が設けられた端部32を対向させるように向かい合わせに配設することで、互いに連結させる。
なお、実際に車体に取り付ける際には、車体の下部の形状、例えば車輪の位置などに応じてパーツ31の形状を加工することもある。こうした場合には、同一形状のパーツ31を2つ成形した後に、図7に示すように各パーツ31の不要な部分を切り取る等して互いに異なる形状とした上でアンダーカバー30として車体に取り付ける。
次に、本実形態のアンダーカバー30の作用について説明する。
同一のパーツ31を2つ成形して、各パーツ31において係止爪25及び係止孔22が設けられた端部32を対向させるように向かい合わせに配設し、これらを互いに連結させることにより、アンダーカバー30が組み立てられる。
以上説明した第2の実施形態によれば、上記(1)〜(5)の効果に加えて、更に以下の効果が得られるようになる。
(6)係止爪25と係止孔22とを、これらが設けられる端部32の中心Cを挟んで互いに対称に位置するように配設したため、アンダーカバー30を構成するパーツの種類を少なくして、アンダーカバー30のパーツを製造するために必要な成形型の数を少なくすることができる。
(その他の実施形態)
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
・上記第2の実施形態では、パーツ31に係止爪25と係止孔22とをそれぞれ1つずつ設けた例を示したが、係止爪25と係止孔EleSetPositionEleSetPosition22の数を更に増やすこともできる。係止爪25と係止孔22とを、それらが設けられる端部において同端部の中心を挟んで互いに対称に位置するように対にして配設するものであれば、(6)と同様の効果を得ることができる。例えば図8や図9に示すように変更することもできる。
図8に示すように、パーツ40には、端部42に設けられた壁部41において係止孔22(22a,22b)が2つ並んで設けられ、係止爪25(25a,25b)が2つ並んで設けられている。そして、外側に位置する係止孔22aと係止爪25aとは、その端部42において中心Cを挟んで互いに対称に位置するように配設されている。また、内側の係止孔22bと係止爪25bとにおいても、これらがその端部42において中心Cを挟んで互いに対称に位置するように配設されている。
また、図9に示すように、パーツ50は、端部52に設けた壁部51に係止爪25(25a、25b)と係止孔22(22a,22b)とをそれぞれ2つ有し、同壁部51にこれらが交互に並設されている。そして、外側に位置する係止爪25aと係止孔22aとは、その端部52において中心Cを挟んで互いに対称に位置するように配設されている。また、内側の係止孔22bと係止爪25bとにおいても、これらがその端部52において中心Cを挟んで互いに対称に位置するように配設されている。なお、図8及び図9には、係止爪25と係止孔22とをそれぞれ2つ設ける構成を例示したが、係止爪25と係止孔22とをそれぞれ3つ以上設けるようにしてもよい。こうした構成によっても、係止爪25と係止孔22とを、それらが設けられる端部において同端部の中心を挟んで互いに対称に位置するように対にして配設するものであれば、上記(1)〜(6)と同様の効果を得ることができる。
・上記第2の実施形態では、アンダーカバー30を同一形状の2つのパーツ31によって構成した例を説明したが、アンダーカバーを同一形状の3つ以上のパーツによって構成するようにしてもよい。こうした構成として、アンダーカバーを同一形状の4つのパーツで構成した例を以下に説明する。
図10に示すように、パーツ60は、底部61が正方形であり、4つの端部62〜65のうち、隣り合う端部62,63に傾斜部15が設けられている。一方、端部64には、壁部66が、端部65には壁部67が設けられている。壁部66,67は、各端部64,65のほぼ全体にわたって設けられている。各壁部66,67には、係止孔22と係止爪25とがそれぞれ設けられている。
ここで、図10に示すように、底部61の中心Cを通り、端部64と端部65とが交わる角68を通過する線を仮想線Lとすると、壁部66に設けられた係止孔22と壁部67に設けられた係止爪25、並びに壁部66に設けられた係止爪25と壁部67に設けられた係止孔22とは仮想線Lに対して線対称となる位置に設けられている。なお、壁部66の係止爪25における係止面27から同壁部66の外壁面69までの長さは、壁部67の係止孔22の深さ、すなわち壁部67の厚さと同じである。また、壁部67の係止爪25において係止面27から同壁部67の外壁面70までの長さは、壁部66の係止孔22の深さ、すなわち壁部66の厚さと同じである。
そして、図11に示すように、パーツ60を4つ成形して各パーツを角68が当接するように隣り合うパーツ60と90°向きを変えて配設すれば、各パーツ60において当接する一方のパーツの端部64と他方のパーツの端部65とが対向する。これにより、全てのパーツ60において係止爪25と係止孔22が対向した状態となり、これらが連結される。こうした構成によっても、上記(1)〜(6)と同様の効果を得ることができる。
・上記各実施形態では、壁部を各パーツの幅方向全体に亘って形成するようにしたが、壁部の構成はこれに限られるものではない。例えば、図12に示すように、底部13,14の一部に壁部80,81を形成し、壁部80に係止孔22を設け、壁部81に係止爪25を設けるようにしてもよい。こうした構成によっても、上記(1)〜(5)と同様の効果を得ることはできる。
・上記各実施形態では、各パーツの底部13,14に壁部を形成したが、他の部分、例えば傾斜部15等に壁部を設けるようにしてもよい。
・上記各実施形態では、壁部が底部から垂直に突出した例を示したが、各パーツに設けられた壁部がお互いに対向するようになっていれば、壁部は底部に対して傾斜して設けられていてもよい。こうした構成であっても上記(1)〜(5)と同様の効果を得ることはできる。
・上記各実施形態では各パーツに壁部を設けるようにしたが、各パーツの底部にある程度厚みがある場合にはこうした構成を省略して、例えば、図13に示すように変更してもよい。図13に示すように、一方のパーツ90の底部91の端部92に外方に突出する先端が球状の係止片93を設ける。そして、他方のパーツ94の底部95の端部96に係止片93と嵌合する係合穴97を設ける。すなわち、係止片93及び係合穴97のいずれもがおもて面18よりもうら面19側に配設されている。そして、これら係止片93と係合穴97とを嵌合して各パーツ90,94を連結する。なお、この場合には、係合穴97が係合部に相当する。こうした構成であっても上記(1)〜(5)と同様の効果を得ることはできる。
・上記各実施形態では、係止爪25の両側面29を傾斜させて先端側ほどその幅を狭くしたが、一方の側面29のみを傾斜させて先端側ほどその幅を狭くするようにしてもよい。こうした構成であっても上記(1)〜(5)と同様の効果を得ることはできる。
・上記各実施形態では、係止爪25の両側面29を傾斜させて先端側ほどその幅を狭くしたが、こうした構成を省略してもよい。こうした構成であっても上記(1)〜(4)と同様の効果を得ることはできる。
・上記各実施形態では、係止爪25の先端部を先細な形状としたが、こうした構成を省略してもよい。こうした構成であっても上記(1)〜(3)と同様の効果を得ることはできる。
・上記各実施形態では、係止爪25と係止孔22とをおもて面18よりもうら面19側に配設するようにしたが、空気抵抗が無視できるのであればおもて面18にこれらを配設するようにしてもよい。こうした構成であっても上記(1)及び(2)と同様の効果を得ることはできる。
・上記各実施形態では、係止片として係止爪25を採用し、係合部として係止孔22を採用したが、お互いに嵌合可能なものであれば、その他の構成を採用するようにしてもよい。こうした構成であっても上記(1)及び(2)と同様の効果を得ることはできる。
・上記各実施形態では、アンダーカバーを2つのパーツに分割した例を示したが、アンダーカバーを3つ以上のパーツに分割する場合であっても上記構成を適用することはできる。こうした場合には、例えば、全てのパーツの連結を上述した係止片及び係合部によって行ってもよいし、係止片及び係合部による連結と併せて、各パーツに挿通孔を形成してクリップによる連結を行うようにしてもよい。こうした構成であっても上述した係止片及び係合部による連結を採用した部分については、上記(1)及び(2)と同様の効果を得ることができる。
・上記各実施形態では、車両の前後方向に分割されたアンダーカバーを例に説明したが、アンダーカバーの分割の仕方は適宜変更することができる。例えば、車両の幅方向に分割されるアンダーカバーであっても同様の構成を適用することができる。
10…アンダーカバー、11…フロントパーツ、12…リアパーツ、13,14…底部、15…傾斜部、16…フランジ、17…取り付け孔、18…おもて面、19…うら面、20,23…端部、21,24…壁部、22,22a,22b…係止孔(係合部)、25,25a,25b…係止爪(係止片)、26…鉤部、係止面…27、28…外壁面、29…側面、30…アンダーカバー、31…パーツ、32…端部、33…壁部、34…内壁面、35…開口部、40…パーツ、41…壁部、42…端部、50…パーツ、51…壁部、52…端部、60…パーツ、61…底部、62,63,64,65…端部、66,67…壁部、68…角、69,70…外壁面、80,81…壁部、90,94…パーツ、91,95…底部、92,96…端部、93…係止片、97…係合穴(係合部)。

Claims (5)

  1. 複数のパーツに分割されたアンダーカバーであり、
    係止片を備えたパーツと、前記係止片が嵌合する係合部を備えたパーツとを含み、
    前記係止片と前記係合部とが嵌合することにより前記パーツ同士が連結されるアンダーカバー。
  2. 車体に取り付けられたときに路面と対向する面をおもて面とし、同おもて面とは反対側の面をうら面としたとき、
    前記係止片及び前記係合部のいずれもが前記おもて面よりも前記うら面側に配設されている
    請求項1に記載のアンダーカバー。
  3. 前記係止片は先端部が先細な形状をなしており、前記係合部は前記係止片が挿入される係止孔である
    請求項1又は請求項2に記載のアンダーカバー。
  4. 前記係止片は厚さ方向に突出した鉤部の設けられた板状の係止爪であり、その少なくとも一方の側面が傾斜し、先端側ほど幅が狭くなっている
    請求項3に記載のアンダーカバー。
  5. 互いに連結される幅の等しい2つのパーツを含むアンダーカバーであり、
    前記2つのパーツの互いに連結される端部の各々に前記係止片及び前記係合部の双方を備え、
    前記係止片と前記係合部とが、前記端部において同端部の中心を挟んで互いに対称に位置するように対になって配設されている
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のアンダーカバー。
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