JP2015024399A - 高圧用低露点除湿エアー発生装置 - Google Patents

高圧用低露点除湿エアー発生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、漏れ及び圧力変動のない安定した長期の低露点のエアーの高圧用低露点除湿エアー発生装置の提供を目的とする。【解決手段】本発明に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置Aは、フレーム1内部に設けたモーター駆動する回転軸2と、当該回転軸を中心軸としてフレームに固定された第1固定接触板4と第2固定接触板5と、その間に配された円筒状の吸着筒10とを備え、吸着筒10内には、2層構造の第1ハニカムローター14及び第2ハニカムローター15を備えてなり、前記吸着筒は、モーターの回転により所定間隔をおいて間欠回転することを特徴とするものである。【選択図】 図3

Description

本発明は、高圧用低露点除湿エアー発生装置に関し、特に、回転ボックスプレート内の6等分のボックス内に分散板を設けて、乱流域のエアーを、ハニカム吸着剤を6等分に分壁に仕切り、分割された、各分割部の吸着剤への流れと、ハニカム内のエアーの流れの均一化を図る高圧用低露点除湿エアー発生装置に関する。
下記特許文献1には、放射状に延びるスポークにより断面円弧状に仕切られた多数の小透孔を有するハニカム構造のガス吸着素子からなる円弧状セクタを、ロータを画成する円筒形のリム内に各々配置し、これら各セクタとスポーク及びリムとの接合面間にシリコーン等のコーキング材を介して一体化し、スポークの軸方向端面に、該端面及び該端面の両側に接触する2つの前記円弧状セクタの接合部を覆う不燃材料製の板から成る遮熱シールを備えた回転型吸着機用ロータが示されている。
下記特許文献2には、基本フレームと、内周側ブロック、中外周側ブロック及び最外周側ブロックとを備え、基本フレームは、放射状に延びる複数のフィンを有し、複数の内周側ブロックは、基本フレームの内周側に円周状に配置され、2個の中外周側ブロックは、内周側ブロックの外周側に配置され、3個の最外周側ブロックは、中外周側ブロックの外周側に配置され、隣接する2つのフィンの間には、1個の内周側ブロックと、2個の中外周側ブロックと、3個の最外周側ブロックとが配置された除湿ロータ及びそれを用いた吸着装置が示されている。
下記特許文献3には、ボスより外周リングまで延びたスポークを設け、ガスの吸着作用を有するハニカム体をスポークの間に設けるとともに、ハニカム体の端面にスポーク付近の空気の流通を防ぐ遮熱板を設け、これによって、高温の脱着空気がスポーク付近を通過せず、脱着空気の熱がスポークに伝わらず、これによってスポークの熱膨張を少なくすることができ、熱膨張によるスポークとハニカム体との剥がれを防止することができるハニカム状吸着ロータが示されている。
下記特許文献4には、水分及び有機物を除去した乾燥空気を目的空間に供給する装置であって、吸着剤を担持して構成されると共に直列に連接してそれぞれ回転可能に支持された複数のロータと、これらロータの最外端部及びロータ間に配置され、ロータの回転域を吸着ゾーン、再生ゾーン及び冷却ゾーンに仕切する仕切部材と、前記吸引した空気を前記吸着ゾーンに通過させて水分及び有機物を除去した乾燥空気を前記目的空間に供給する供給経路と、前記乾燥空気の一部を前記冷却ゾーンに通過させた後、加熱して前記再生ゾーンに通過させて吸着剤から水分及び有機物を脱離させる排気経路、とを備えた乾燥空気供給装置が示されている。
下記特許文献5には、ハニカム状ローターの端面に接する平面を有し、その反対面に吸着ゾーンを形成する吸着チャンバーと脱着ゾーンを形成する脱着チャンバーとを形成し、吸着チャンバーと脱着チャンバーとがそれぞれ離間した状態で形成されているチャンバーユニットを一対設け、一対のチャンバーユニットのそれぞれがハニカム状ローターの両端面にそれぞれ接するよう取り付けた吸着式除湿機が示されている。
下記特許文献6には、2段直列のロータ素子構造体であって、それぞれのロータが、両端面に軸方向の中心側に向けて非貫通溝を、径方向の中心に中心孔をそれぞれ設けたハニカム状のロータ素子と、ロータ素子の外周を覆う外周リングと、中心孔に嵌合する円筒状のボス部と、外周リングとボス部を連結すると共に、ハニカム状ロータ素子の非貫通孔に嵌合する板状リブからなる第1フレームと、第1フレームと第2フレームとを連結する外周パネルとを備え、第1フレームのボス部の内側の先端部と第2フレームのボス部の内側の先端部とが嵌合するロータ素子構造体および乾燥空気供給装置が示されている。
下記特許文献7には、少なくもその内表面上に、空気中の水分を可逆的に吸収可能の吸湿材を有する複数の貫通孔を有する回転吸湿部材の一領域に被除湿空気を貫通させる除湿工程と、除湿された空気を装置外へ排出する工程と、該吸湿部材の他の領域に、ヒータにより加熱された再生用空気を貫通させ吸湿部材の再生を行う工程と、吸湿部材を再生した後の再生空気を冷却結露させる工程と、結露水を除去後の再生用空気をヒータで加熱し、上記工程に循環させる工程とを含む除湿方法で、再生用空気と被除湿空気とは実質的に混合されず、かつ、吸湿部材再生後の再生用空気と、吸湿部材に導入前の除湿すべき空気との間で熱交換させて前記工程を行い、再生用空気は上記熱交換以外の熱交換を行わない除湿方法及び装置が示されている。
下記特許文献8には、エンジンからの抽出空気を冷却装置により冷却してキャビン内に主空気流路を介して導入し、その抽出空気を補助空気流路によりキャビンに導き、そのキャビン内の空気を流出空気流路に流出し、複数の吸着部は、空気に含まれる分子を吸着し、吸着時よりも温度が上昇することで吸着した分子を放出する吸着剤により構成され、コントローラによる空気流路切替機構の制御により、各吸着部は、その補助空気流路に接続される状態と流出空気流路に接続される状態とに切替えられる航空機用空気調和装置が示されている。
特開2001−276552号公報 特開2003−126641号公報 特開2004−113844号公報 特開2004−321964号公報 特開2004−57994号公報 特開2009−202083号公報 特開平11−207134号公報 特開2003−160098号公報
ポリエステルチップは製膜用、繊維用、光学用として(太陽光パネル、TV等)としてより高度な結晶化、低温乾燥機の圧力、風量、露点の変動の無い 低露点除湿エアーの供給が求められている。
ポリエステルの溶融粘度の変化、COOH OHの増加、IVの変化、溶液粘度等の、許容範囲である、押し出し機、射出成計機の出口の各値の物性の許容値を得るための、押し出し機の入り口に投入された乾燥チップは低温、短時間乾燥が必須条件である。(許容値は最大160℃1時間内の乾燥時間にて4000ppmを20ppm以下に水分乾燥を行う。従来の乾燥機は5時間から10時間を要する。変流によれば24時間前後の滞留チップも多々生じている。)
乾燥機は、滞留時間、変流にまったく変化のない、短時間乾燥のチップであることが、各データーより、従来の乾燥機の実施の絶対条件である。
乾燥機内のチップの変流は許されない。このような乾燥機のシステムの一貫として発明された高圧用除湿エアー発生装置は乾燥機に、風量、圧力の変動しない、安定した低露点−70℃以下(―70℃=0.0001torr ―60℃ 0.008torr −70℃は80倍の乾燥速度を有する。)を供給する。
本発明は特に圧力変動と風量の変動とチップの変流の数%も許されない特許3993360号の機器(投入チップのグラス転移点の不安定なチップの前結晶化処理機を備えた)を運転する上での必須機として、吸着部を縦に6ボックスに分割された吸着剤に、エアーを均一に流す。
再生冷却、乾燥時の切り替えを、バッチにて回転を行って、6ゾーンに分割板にて分けた、ハニカムを2層にパッキンを介して保持した、一体型として回転させる。
回転部分は従来のハニカムの吸着剤の表面との接触は無くす。全くハニカムの表面と分離して回転部を設けることで、漏れ、圧力の逃げを防ぎ、ハニカム剤はポリエステルチップから発生される微細な結晶有機物、Naイオン等の水以外の不純物対策を行う、圧力変動の無い、安定した長期の低露点のエアーの高圧循環式除湿発生機の発明である。
従来のエアーが一方向に通過する除湿エアー機は、大風量に対しては負荷が大きすぎて使用できない。負荷に対して外気に影響されない循環するエアーを使用するラインの除湿装置に対しては、入口圧力が大きくなると、除湿装置の回転によるエアー漏れによって、圧力の変動と露点の変動、さらにエアー漏れに対して追加する除湿エアーの供給量が大きくなる。このように除湿装置の必要性がなくなるのが、従来の連続回転の再生冷却乾燥ゾーンの切り替え方式の除湿エアー供給装置である。
また、従来のハニカム表面のシール材の線接触回転では、分割枠へのエアーの局部投入と、乱流エアーがハニカム状の網目を通過するのに、漏れ、圧力の逃げ、飛散を防ぎながら、均一な分散は不可能である。ハニカムローターはロール状に巻きつけて円筒の形状を保持しているが、仕切り板のない各ゾーンへの横漏れは防ぐことはできない。
さらに、図12に示すように、従来の連続で回転しながら、休止することのないハニカムローターの弊害は、再生、冷却、乾燥ゾーンを設けることの大きな問題は、ローターの表面を直接どのような加工をしようが、駆動部分のハニカムの表面の両面の線接触による固定部との接触になることで、連続回転による圧力とエアーの逃げを防ぐことは不可能であることと、ロータ内部のロール加工の隙間の漏れを防ぐことができないことと、圧力バランスの崩れと入口、出口の負圧、加圧の高圧には使用等ができないことにある。漏れた量は補充するしかなくて悪循環が生じる。補充量が増えるばかりで、補充エアーは低露点を要求されることから、結局低露点を求めることが装置ではできず、低露点補充エアーでまかなったり、直列に2台以上の吸着装置を用いるのが現状である。
本発明は特に圧力変動の許されない出願人が開発した特許3993360号の粒状合成樹脂材料の結晶乾燥装置を運転する上での必須機として、吸着部を縦に6区画に分割された吸着剤にエアーを均一に流す。再生冷却、乾燥時の切り替えをバッチにて回転を行って、6ゾーンに分けたハニカムを2層にパッキンを介して保持した、一体型として回転させる。回転部分は従来のハニカムの吸着剤の表面との接触はなくす。ハニカムの表面と全く分離して回転部を設けることで、漏れ、圧力の逃げを防ぎ、ハニカム吸着剤はポリエステルチップのような微細な結晶有機物、Naイオン等の水以外の不純物対策を行い、圧力変動のない安定した長期の低露点のエアーの循環式除湿発生機を提供するものである。
本発明の請求項1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、フレーム内部に設けたモーター駆動する回転軸と、当該回転軸を中心軸として配された円形の第1回転止め具付接触板と第2固定接触板と、当該回転ボックスプレート及び第2回転ボックスプレートはとの間に配された円筒状の吸着筒とを備え、前記1回転ボックスプレート及び第2回転ボックスプレートは架台に固定され、前記吸着筒は回転軸を中心として回転可能に配されており、前記吸着筒は、モーターの回転により所定間隔をおいて間欠回転することを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、上記請求項1に記載の構成に加えて、前記吸着筒は、第1回転ボックスプレート(ボックス型のプレート)及び第2回転ボックスプレート(ボックス型のプレート)と、当該第1回転ボックスプレートと第2回転ボックスプレートとの間に順次挟み込まれた第1パッキン、第1ハニカムローター、第2パッキン、第2ハニカムローター及び第3パッキンとを一体に固定したものであることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、上記請求項2に記載の構成に加えて、前記第1ハニカムローター及び第2ハニカムローターは、それぞれ主として多数の小孔を有するハニカム構造の吸着剤から構成されていることを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、上記請求項2又は3に記載の構成に加えて、前記第1回転止め具付接触板は第1回転ボックスプレートに接触して配され、第2固定接触板は第2回転ボックスプレートに接触して配されるものであって、第1回転ボックスプレート及び第2回転ボックスプレートは、第1回転止め具付接触板との接触面及び第2固定接触板との接触面に、それぞれポリテトラフルオロエチレンを焼き付けコーティングしてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、上記請求項1〜4のいずれか1項に記載の構成に加えて、前記第1回転止め具付接触板は、隣り合う2つの乾燥エアー入口穴と、当該乾燥エアー入口穴と隣り合う冷却エアー出口穴及び再生エアー入口穴とを有しており、前記2つの乾燥エアー入口穴はその2つの穴を覆うフードを介して乾燥エアー入口管に接続され、前記冷却エアー出口穴は冷却エアー出口管に接続され、前記再生エアー入口穴は再生エアー入口管に接続され、前記第2固定接触板は、隣り合う2つの乾燥エアー出口穴と、当該乾燥エアー出口穴と隣り合う冷却エアー入口穴と再生エアー出口穴とを有しており、前記2つの乾燥エアー出口穴はその2つの穴を覆うフードを介して乾燥エアー出口管に接続され、前記冷却エアー入口穴は冷却エアー入口管に接続され、前記再生エアー出口穴は再生エアー出口管に接続されていることを特徴とするものである。
本発明の請求項6に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、上記請求項5に記載の構成に加えて、前記冷却エアー出口穴及び再生エアー入口穴は、それぞれ前記第1回転止め具付接触板を回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に形成された穴であり、前記2つの乾燥エアー入口穴は、それぞれ前記第1回転止め具付接触板を回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置の穴を2個連続させた扇形の2区画部の範囲にわたるように形成され、前記冷却エアー入口穴及び再生エアー出口穴は、それぞれ前記第2固定接触板を回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に形成された穴であり、前記2つの乾燥エアー出口穴は、それぞれ前記第2固定接触板を回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置の穴を2個連続させた扇形の2区画部の範囲にわたるように形成され、前記第1回転ボックスプレート、第2回転ボックスプレート、第1パッキン、第1ハニカムローター、第2パッキン、第2ハニカムローター及び第3パッキンは、それぞれ回転軸を中心として60°ずつ、に揃えて区画されており、前記第1回転ボックスプレート及び第2回転ボックスプレートには、回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に通気穴が形成されており、前記吸着筒は、モータの回転により60°の間隔をおいて間欠回転することを特徴とするものである。
本発明に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、上記のように構成したことにより、従来の除湿エアー発生装置における欠点を解消することが可能となった。
本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置と出願人が開発した特許第3993360号の粒状合成樹脂材料の結晶乾燥装置と特願2013−152823号のポリエステルチップの予備結晶化装置とを組み合わせた使用例を示す模式図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置のエアーの流れを示す概略斜視図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置の概略正面断面図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置の概略平面図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置の概略底面図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置の概略分解斜視図であり、図中(a)は第1固定接触板の裏面を表す斜視図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置における要部概略分解斜視図であり、図中(a)は第1固定接触板の裏面を表す斜視図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置におけるハニカムローターの概略平面図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置におけるハニカムローターの概略正面図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置における第1回転止め具付接触板又は第2固定接触板とフード付き乾燥エアー入口管又はフード付き乾燥エアー出口管との相対位置関係を示す概略図であって、図中(a)は第1回転止め具付接触板又は第2固定接触板の概略図であり、図中(b)は第1回転止め具付接触板又は第2固定接触板にフード付き乾燥エアー入口管又はフード付き乾燥エアー出口管を設置した状態を示す概略図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置における第1回転止め具付接触板又は第2固定接触板と吸着筒における第1回転ボックス型プレート又は第2回転ボックス型プレートとの相対位置関係を示す概略図であり、図中(a)は第1回転ボックス型プレート又は第2回転ボックス型プレートの概略図であり、図中(b)は第1回転止め具付接触板又は第2固定接触板に対して、吸着筒における第1回転ボックス型プレート又は第2回転ボックス型プレートを60°回転させた状態を示す概略図であり、図中(c)は第1固定接触板又は第2固定接触板に対して、吸着筒における第1回転ボックス型プレート又は第2回転ボックス型プレートが30°回転した後の状態を示す概略図である。 従来例を示す概略図である。
エアー中の水分と不純物を吸着する回転駆動する吸着筒の構造は、エアーの投入及び排出に関係する分散板と、上下のフード付き固定接触板と、当該フード付き固定接触板にそれぞれ面接触しているバッチ回転用の止め具付きの上下の回転ボックスプレートと、上下の回転ボックスプレートにて、2層にパッキンを通して6等分に分割された主として吸着剤よりなるハニカムローターを挟み込む構造である。各回転ボックスプレートをバッチにて回転する間は、乾燥ラインは閉鎖されることがない開口構造とする。再生エアー、冷却ラインが乾燥ラインと回転中にハニカムローター内の左右に、回転接触部の、高圧の変動する圧力に対しても、エアーの漏れの流れることがない構造である。回転ボックスプレートは仕切った6等分に分割した区画部とエアーの通過口、停止部とフード付き回転止め具付接触板4分割穴と図面Aに提示された構造の発明。
6等分吸着筒の構造は、回転ボックスプレートとフード付き回転止め具付接触板のバッチ回転での面接触の平面の面積を十分に設けることと、約20%の開口部で他は面接触部を持つことである。各プレートの接触面は、テフロン(登録商標)ポリテトラフルオロエチレンの焼き付けコーテニングを行う。プレートの面接触は、回転縦軸を使用して、上部の静止フード付き回転止め具付接触板を常に持ち上げる。下部は回転ボックスプレートを持ち上げることで、接触面の負荷を調整可能な構造とする。6s回転時間/600s休止を運転の一例とする。約1時間で1回転行う。
長期にわたる吸着物の吸脱着の運転中に、未脱着物の負荷をローターに堆積しない構造と、ハニカムは賦活の可能な、親水性の金属珪酸塩合成結合したハニカム吸着剤の物性とする。吸着剤は4μ以下の均一な比表面積の大きな従来の吸着剤の数倍の吸着能力を有する、ゼオライトの吸着剤を使用する。バッチの回転速度は可変であるべきであるが2rphを超えることは無い。回転の負荷は回転ロータを人の手で回転できる面接触負荷である。回転による揺れを接触面にかからないように、クッション受けと、クッションの力を調整可能な構造とする。フード付き回転止め当り具つき接触板は約70%の乾燥ゾーンの中間部に流れやすい構造にすることと、冷却されたものは、回転後フードの左の部分の端の位置に止める。乾燥の出口部は冷却と同じく流れにくい、フードの構造の端に移動して止める。このことで温度負荷の関係で最も安定した、乾燥ゾーンの中間にエアーは流れることで、低露点を得ることができる。再生後、吸着後のゾーンにはエアーの流れる量を少なくする。
吸着剤は300L(400L+200Lでも良いがバランスが良くない)の吸着筒の、ハニカムローターはパッキンを挟んで回転しない固定の2層と、6等分に通し板にて分割された構造にすることが、発明の必須である。2層の吸着筒は上下に回転ボックスプレートの6等分した区画部に分けられた仕切り板の端面で、パッキンを挟み込み、側面に通しボルトの4本で締めつけて2層は固定された状態で、二つの吸着筒は上下に回転ボックスプレートと一体の6等分した区画部と吸着筒の6等分した区画部の扇方の筒を一体として形成されている。2層の中間にパッキンを挟み込む理由と、300Lの2層にして、600L1本の吸着筒を使用しない理由は、乱流で投入されたエアーはハニカムローターの中を通過するが、低露点を得るには変流は許されず、投入時の高負荷のエアーは300Lの半分で吸着される。次の300Lのハニカムローターを通過する前に中間出口で空間に逢うと、拡散の抵抗係数がかかる、次に投入されるハニカムローターの300Lの網目への抵抗係数がかかる。ここで、変流されたエアーは混合される。次のハニカムローターの通路で拡散混合されて、乱流による均等な分散エアーになって次の吸着剤を通過する。このことで、低露点(−70℃)の水分の吸着が可能になる。有機物、結晶粉等の変流、再生の変流による、負荷の堆積のエアーの偏りを防ぐ発明である。
再生エアーは除湿エアーの流れの逆の方向から、吸着剤は賦活される。高温部で、エアーの出口に近い吸着剤から賦活を行うことで、出口の低水分の捕集カをあげる。再生エアーは、外気のみの循環で供給する。一部排出して一部外気を取り入れる。冷却エアーは循環ラインの戻りエアーを使用して、冷却後のエアーは元のラインに戻して負荷のエアーを冷却しすぎる場合の不具合をなくし、省エネ構造とする。湿度が60℃100%前後までの外気を導入した再生エアーの循環で、入り口温度200℃前後に設定する。6分割の扇の一筒の出口温度がほぼ150℃に達して3分前後で10分後に再生は終わり(回転をする。上記数値は目安とする。)、約6s回転時間/600s休止1時間で1回転行うことが一例である。外気は一部導入して一部破棄をする。
冷却水の温度は35℃として、40度以上で低露点を出す循環ラインを得ることが可能である。本発明に係る低露点エアー発生機は、出願人開発の特許3993360号の粒状合成樹脂材料の結晶乾燥装置を動かすには、圧力変動をラインに生じさせない低露点エアー発生機としての必須機器である。負圧、高圧による、回転による漏れを防いで、瞬間の圧力の変動を数十mmaq以下にする低露点(−70℃以下、水分は限りなく0に近い)エアー発生機の考案として発明された。低露点だけではなくて、圧力変動、風量変動の少ない除湿機が発明された。
低露点除湿エアーと閉ループのラインの圧力変動と漏れは、除湿発生機の駆動部と静止の回転部の隙間の漏れを。高圧、負圧の吸引と漏れを防ぐことができない。スライド面の偏芯を防いで、出口の配管とのつなぎ荷重と、偏芯、揺れによる上下部のフードへの影響を防ぐ方法が必須である。図に示した方法にて全く荷重がかからない繋ぎフレキと、負荷となる配管の前後左右調整構造とする発明である。
フード付き回転止め具付接触板と、回転ボックスプレートの分割部の回転接触部を別に設ける。ハニカムローターを6等分に仕切る壁を設ける。このことは、乾燥ゾーン、再生ゾーン、冷却ゾーンへの漏れ以外に圧力の逃げによるラインのエアーの流れの変動を防ぐ。
回転はバッチにて、再生ゾーンの熱容量係数の必要な時間を回転の休止中に加温して、吸着剤、吸着物に顕熱を与えることで、不純物の除去を完全に行う。基本は10分ごとに1/6の回転を行う。休止時間を可変することは可能である。冷却ゾーンは水分を吸着できない温度、80℃以下までに、十分冷却を行う。数値は目安の値である。
回転駆動するときには、フード付き回転止め具付接触板との面接触している分散板付の回転止め付の回転ボックスプレートと、互いのエアーの通過部の開口部を回転ボックスプレートがバッチにて回転する間は、乾燥ラインは閉鎖されることのない開口構造とする。再生エアー、冷却ラインが乾燥ラインと回転中に、圧力とエアーの漏れがない、回転部6穴、停仕部4穴と図面に提示されている構造とする。フードの出口、入口の配管と乾燥機の循環配管との連結部にフレキシブルで連結するにあたって、フードが回転時にフレキに引っ張られたり、押さえられたりして、回転部の隙間を生じたりすることのない構造とする。不要な力が影響しない、回転の重心を縦軸の中心に置く、調整可能な構造とする。
ハニカムローターの表面の強度補強には、有機物で燃焼する危険を避けるために、無機質のシリカ系を使用する。0.01μ〜1μの、オリゴマーの除去温度350°の対策を行う。Naイオンは耐熱性、吸着能力をゼオライトから奪う。対策として、温水で洗浄可能な強度をハニカムローターに確立する。
ポリエステルチップの乾燥は初期水分が4000ppm前後である。有機化合物(特に難敵のオリゴマー等)、Naなどがエアーに混入される。水分量ではなくて、粉等の不純物の除去と、十分な吸着剤の賦活を行うことの、循環ラインとしての機器の附設が長期の低露点を得るための必須である。循環ラインの圧力は負圧と高圧の場合も想定した回転部分の漏れを考慮しない機器は使用できない。入口の圧力の許容値等の考慮されない入出口の絶対湿度のみの条件提示は意味がない。
なお、下記表1として℃露点と水分ppmとの換算表を添付する。
Figure 2015024399
次に本発明の好適な実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すAは、本実施例に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置を示し、当該高圧用低露点除湿エアー発生装置Aは、その一例として、出願人が開発した特許3993360号の粒状合成樹脂材料の結晶乾燥装置Bと特願2013−152823号のポリエステルチップの予備結晶化装置Cとに接続して使用される。また、図2は、本実施例に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置Aにおいて、当該高圧用低露点除湿エアー発生装置Aを通過するエアーの流れを示している。
図3〜図7は、本実施例に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置Aを示すものであり、フレーム1の内部に回転軸2が備えられ、当該回転軸2はモーター3により回転駆動する。当該モーター3は、例として回転軸2を60°ずつの間欠運転するように制御され、かつ、60°回転し、10分間停止して約1時間で1回転するように制御されている。
4は高圧用低露点除湿エアー発生装置Aの上部に配された第1回転止め具付接触板であり、5は高圧用低露点除湿エアー発生装置Aの下部に配された第2固定接触板でる。これら第1回転止め具付接触板4及び第2固定接触板5は、回転軸2を中心軸として配された円形の形状をなすものであり、いずれも回転しないようにフレーム1に固定されている。そして、当該第1回転止め具付接触板4と第2固定接触板5との間に円筒状の吸着筒10が備えられており、当該吸着筒10は、回転軸2を中心として回転可能に配されている。したがって、吸着筒10は、前記のように制御されたモーター10の回転により、60°回転し、10分間停止して約1時間で1回転することになる。
そして、上記吸着筒10は、次の構成を備える。すなわち、吸着筒10は、その上部に天板と円筒枠とからなるボックス型のプレートよりなる第1回転ボックスプレート11と、吸着筒10の下部に同じく底板と円筒枠とからなるボックス型のプレートよりなる第2回転ボックスプレート12を備えている。
これら第1回転ボックスプレート11と第2回転ボックスプレート12との間に、上から順に第1パッキン13、第1ハニカムローター14、第2パッキン15、第2ハニカムローター16及び第3パッキン17が挟み込まれている。また、第1回転ボックスプレート11と第2回転ボックスプレート12とは、その間に両端にネジを有する複数のネジ棒18が架け渡されており、各ネジ棒18は第1回転ボックスプレート11及び第2回転ボックスプレート12の各周縁に設けられた係合部に挿通されてナット止めすることにより、第1回転ボックスプレート11と第2回転ボックスプレート12との間に第1パッキン13、第1ハニカムローター14、第2パッキン15、第2ハニカムローター16及び第3パッキン17が挟み込まれて一体化されている。前記第1ハニカムローター14及び第2ハニカムローター16は、それぞれ主として多数の小孔を有するハニカム構造の吸着剤から構成されている。
上記の第1固定接触板4は第1回転ボックスプレート11に接触して配されており、第1回転ボックスプレート11における第1回転止め具付接触板との接触面は、ポリテトラフルオロエチレンを焼き付けコーティングされており、第1固定接触板4に対して第1回転ボックスプレート11はスムーズに回転し、かつ、第1回転止め具付接触板4と第1回転ボックスプレート11との隙間からエアー漏れが発生しないようになっている。また、同様に、第2固定接触板5は第2回転ボックスプレート12に接触して配されており、第2回転ボックスプレート12における第2固定接触板5との接触面は、ポリテトラフルオロエチレンを焼き付けコーティングされており、第2固定接触板5に対して第2回転ボックスプレート12スムーズに回転し、かつ、第2固定接触板5と第2回転ボックスプレート12との隙間からエアー漏れが発生しないようになっている。
そして、上記の第1固定接触板4には、図4に示すように、隣り合う2つの乾燥エアー入口穴4a、4bと、当該乾燥エアー入口穴4a、4bと隣り合う冷却エアー出口穴4c及び再生エアー入口穴4dとが形成されている。また、前記2つの乾燥エアー入口穴4a、4bはその2つの穴を覆うフード21を介して乾燥エアー入口管22に接続されている。前記冷却エアー出口穴4cは冷却エアー出口管23に接続され、前記再生エアー入口穴4dは再生エアー入口管24に接続されている。上記の第2固定接触板5は、図5に示すように、隣り合う2つの乾燥エアー出口穴5a、5bと、当該乾燥エアー出口穴5a、5bと隣り合う冷却エアー入口穴5cと再生エアー出口穴5dとを有しており、前記2つの乾燥エアー出口穴5a、5bはその2つの穴を覆うフード31を介して乾燥エアー出口管32に接続され、前記冷却エアー入口穴5cは冷却エアー入口管33に接続され、前記再生エアー出口穴5dは再生エアー出口管34に接続されている。すなわち、図6及び図7に示すように、第1回転止め具付接触板4における乾燥エアー入口穴4a、4bは第2固定接触板5における乾燥エアー出口穴5a、5bに対応しており、第1回転止め具付接触板4における冷却エアー出口穴4cは第2固定接触板5における冷却エアー入口穴5cに対応しており、第1回転止め具付接触板4における再生エアー入口穴4dは第2固定接触板5における再生エアー出口穴5dに対応している。
また、上記の冷却エアー出口穴4c及び再生エアー入口穴4dは、図4に示すように、それぞれ前記第1回転止め具付接触板4を、回転軸2を中心として6等分に分割(図中のa〜fは分割線を示す。)した扇型の区画部の所定の位置に形成された穴である。前記2つの乾燥エアー入口穴4a、4bは、それぞれ前記第1回転止め具付接触板4を、回転軸2を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置の穴を2個連続させた扇形の2区画部の範囲にわたるように形成されている。すなわち、分割線c及びdで囲まれる扇形の区画部の中央部に冷却エアー出口穴4cが形成されている。分割線d及びeで囲まれる扇形の区画部の中央部に再生エアー入口穴4dが形成されている。分割線e及びaで囲まれる扇形の区画部の中央部に乾燥エアー入口穴4aが形成されている。分割線a及びcで囲まれる扇形の区画部の中央部に乾燥エアー入口穴4bが形成されている。図10(a)には、冷却エアー出口穴4c、再生エアー入口穴4d及び乾燥エアー入口穴4a、4bが形成されている第1固定接触板4が示されており、図10(b)には、乾燥エアー入口穴4a、4bを1つのフード21で覆って乾燥エアー入口管22に接続されている状態が示されている。
上記の冷却エアー入口穴5c及び再生エアー出口穴5dは、図5に示すように、それぞれ前記第2固定接触板5を、回転軸2を中心として6等分に分割(図中のa’〜f’は分割線を示す。)した扇型の区画部の所定の位置に形成された穴である。前記2つの乾燥エアー出口穴5a、5bは、それぞれ前記第2固定接触板5を回転軸2を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置の穴を2個連続させた扇形の2区画部の範囲にわたるように形成されている。すなわち、分割線d’及びe’で囲まれる扇形の区画部の中央部に冷却エアー入口穴5cが形成されている。分割線c’及びd’で囲まれる扇形の区画部の中央部に再生エアー出口穴5dが形成されている。分割線e’及びa’で囲まれる扇形の区画部の中央部に乾燥エアー出口穴5bが形成されている。分割線a’及びc’で囲まれる扇形の区画部の中央部に乾燥エアー出口穴5aが形成されている。なお、図10(a)(b)に示す図は、冷却エアー入口穴5c、再生エアー出口穴5d及び乾燥エアー出口穴5a、5bに対しても、構成としては同様である。
そして、図6〜図9に示すように、上記の各分割線に一致させて、第1回転ボックスプレート11、第2回転ボックスプレート12、第1パッキン13、第1ハニカムローター14、第2パッキン15、第2ハニカムローター16及び第3パッキン17は、それぞれ回転軸2を中心として60°ずつに揃えて区画されている。
また、図7に示すように、前記第1回転ボックスプレート11には、回転軸2を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に通気穴s1〜s6が形成されており、同様に第2回転ボックスプレート12には、回転軸2を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に通気穴t1〜t6が形成されている。そして、通気穴s1は第1パッキン13、第1ハニカムローター14、第2パッキン15、第2ハニカムローター16及び第3パッキン17における60°ずつに揃えて区画された領域の1つを経て通気穴t1に達するようになっており、吸着筒10は前述したように、第1回転ボックスプレート11から第2回転ボックスプレート12まで一体構成されているので、通気穴s2〜s6は第1パッキン13、第1ハニカムローター14、第2パッキン15、第2ハニカムローター16及び第3パッキン17における60°ずつに揃えて区画された領域の1つを経てそれぞれ通気穴t2〜t6に達するように構成されている。
したがって、図11(a)に示す通気穴s1〜s6は、吸着筒10がモーター駆動により60°ずつ回転すると、通気穴s1〜s6と第1固定接触板における冷却エアー出口穴4c、再生エアー入口穴4d及び乾燥エアー入口穴4a、4bとの相対位置が60°ずつ変位することになる。図11(b)は図11(a)に示す状態から吸着筒10を60°回転させた状態を示す。同様に、吸着筒10がモーター駆動により60°ずつ回転すると、通気穴t1〜t6と第2固定接触板5における冷却エアー入口穴5c、再生エアー出口穴5d及び乾燥エアー出口穴5a、5bとの相対位置が60°ずつ変位することになる。なお、図11(c)に示すように、吸着筒10が60°ずつ回転する途中の例えば、30°の位置においても、乾燥エアー入口穴4a、4bは、通気穴s1〜s6のいずれかが乾燥エアー入口穴4a、4bに対応するので、塞がれることはない。このことは、乾燥エアー出口穴5a、5bについても同様である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
A…高圧用低露点除湿エアー発生装置
B…粒状合成樹脂材料の結晶乾燥装置
C…ポリエステルチップの予備結晶化装置
1…フレーム
2…回転軸
3…モーター
4…第1固定接触板
4a、4b…乾燥エアー入口穴
4c…冷却エアー出口穴
4d…再生エアー入口穴
5…第2固定接触板
5a、5b…乾燥エアー出口穴
5c…冷却エアー入口穴
5d…再生エアー出口穴
10…吸着筒
11…第1回転ボックスプレート
12…第2回転ボックスプレート
13…第1パッキン
14…第1ハニカムローター
15…第2パッキン
16…第2ハニカムローター
17…第3パッキン
18…ネジ棒
21…フード
22…乾燥エアー入口管
23…冷却エアー出口管
24…再生エアー入口管
31…フード
32…乾燥エアー出口管
33…冷却エアー入口管
34…再生エアー出口管
a〜f…分割線
a’〜f’…分割線
s1〜s6…通気穴
t1〜t6…通気穴
本発明は、高圧用低露点除湿エアー発生装置に関し、特に、回転ボックスプレート内の6等分のボックス内に分散板を設けて、乱流域のエアーを、ハニカム吸着剤を6等分に分壁に仕切り、分割された、各分割部の吸着剤への流れと、ハニカム内のエアーの流れの均一化を図る高圧用低露点除湿エアー発生装置に関する。
下記特許文献1には、放射状に延びるスポークにより断面円弧状に仕切られた多数の小透孔を有するハニカム構造のガス吸着素子からなる円弧状セクタを、ロータを画成する円筒形のリム内に各々配置し、これら各セクタとスポーク及びリムとの接合面間にシリコーン等のコーキング材を介して一体化し、スポークの軸方向端面に、該端面及び該端面の両側に接触する2つの前記円弧状セクタの接合部を覆う不燃材料製の板から成る遮熱シールを備えた回転型吸着機用ロータが示されている。
下記特許文献2には、基本フレームと、内周側ブロック、中外周側ブロック及び最外周側ブロックとを備え、基本フレームは、放射状に延びる複数のフィンを有し、複数の内周側ブロックは、基本フレームの内周側に円周状に配置され、2個の中外周側ブロックは、内周側ブロックの外周側に配置され、3個の最外周側ブロックは、中外周側ブロックの外周側に配置され、隣接する2つのフィンの間には、1個の内周側ブロックと、2個の中外周側ブロックと、3個の最外周側ブロックとが配置された除湿ロータ及びそれを用いた吸着装置が示されている。
下記特許文献3には、ボスより外周リングまで延びたスポークを設け、ガスの吸着作用を有するハニカム体をスポークの間に設けるとともに、ハニカム体の端面にスポーク付近の空気の流通を防ぐ遮熱板を設け、これによって、高温の脱着空気がスポーク付近を通過せず、脱着空気の熱がスポークに伝わらず、これによってスポークの熱膨張を少なくすることができ、熱膨張によるスポークとハニカム体との剥がれを防止することができるハニカム状吸着ロータが示されている。
下記特許文献4には、水分及び有機物を除去した乾燥空気を目的空間に供給する装置であって、吸着剤を担持して構成されると共に直列に連接してそれぞれ回転可能に支持された複数のロータと、これらロータの最外端部及びロータ間に配置され、ロータの回転域を吸着ゾーン、再生ゾーン及び冷却ゾーンに仕切する仕切部材と、前記吸引した空気を前記吸着ゾーンに通過させて水分及び有機物を除去した乾燥空気を前記目的空間に供給する供給経路と、前記乾燥空気の一部を前記冷却ゾーンに通過させた後、加熱して前記再生ゾーンに通過させて吸着剤から水分及び有機物を脱離させる排気経路、とを備えた乾燥空気供給装置が示されている。
下記特許文献5には、ハニカム状ローターの端面に接する平面を有し、その反対面に吸着ゾーンを形成する吸着チャンバーと脱着ゾーンを形成する脱着チャンバーとを形成し、吸着チャンバーと脱着チャンバーとがそれぞれ離間した状態で形成されているチャンバーユニットを一対設け、一対のチャンバーユニットのそれぞれがハニカム状ローターの両端面にそれぞれ接するよう取り付けた吸着式除湿機が示されている。
下記特許文献6には、2段直列のロータ素子構造体であって、それぞれのロータが、両端面に軸方向の中心側に向けて非貫通溝を、径方向の中心に中心孔をそれぞれ設けたハニカム状のロータ素子と、ロータ素子の外周を覆う外周リングと、中心孔に嵌合する円筒状のボス部と、外周リングとボス部を連結すると共に、ハニカム状ロータ素子の非貫通孔に嵌合する板状リブからなる第1フレームと、第1フレームと第2フレームとを連結する外周パネルとを備え、第1フレームのボス部の内側の先端部と第2フレームのボス部の内側の先端部とが嵌合するロータ素子構造体および乾燥空気供給装置が示されている。
下記特許文献7には、少なくもその内表面上に、空気中の水分を可逆的に吸収可能の吸湿材を有する複数の貫通孔を有する回転吸湿部材の一領域に被除湿空気を貫通させる除湿工程と、除湿された空気を装置外へ排出する工程と、該吸湿部材の他の領域に、ヒータにより加熱された再生用空気を貫通させ吸湿部材の再生を行う工程と、吸湿部材を再生した後の再生空気を冷却結露させる工程と、結露水を除去後の再生用空気をヒータで加熱し、上記工程に循環させる工程とを含む除湿方法で、再生用空気と被除湿空気とは実質的に混合されず、かつ、吸湿部材再生後の再生用空気と、吸湿部材に導入前の除湿すべき空気との間で熱交換させて前記工程を行い、再生用空気は上記熱交換以外の熱交換を行わない除湿方法及び装置が示されている。
下記特許文献8には、エンジンからの抽出空気を冷却装置により冷却してキャビン内に主空気流路を介して導入し、その抽出空気を補助空気流路によりキャビンに導き、そのキャビン内の空気を流出空気流路に流出し、複数の吸着部は、空気に含まれる分子を吸着し、吸着時よりも温度が上昇することで吸着した分子を放出する吸着剤により構成され、コントローラによる空気流路切替機構の制御により、各吸着部は、その補助空気流路に接続される状態と流出空気流路に接続される状態とに切替えられる航空機用空気調和装置が示されている。
特開2001−276552号公報 特開2003−126641号公報 特開2004−113844号公報 特開2004−321964号公報 特開2004−57994号公報 特開2009−202083号公報 特開平11−207134号公報 特開2003−160098号公報
ポリエステルチップは製膜用、繊維用、光学(太陽光パネル、TV等)用としてより高度な結晶化、低温乾燥機の圧力、風量、露点の変動の無い低露点除湿エアーの供給が求められている。
ポリエステルの溶融粘度の変化、COOHOHの増加、IVの変化、溶液粘度等の、許容範囲である、押し出し機、射出成機の出口の各値の物性の許容値を得るための、押し出し機の入り口に投入された乾燥チップは低温、短時間乾燥が必須条件である。(許容値は最大160℃1時間内の乾燥時間にて4000ppmを20ppm以下に水分乾燥を行う。従来の乾燥機は5時間から10時間を要する。変流によれば24時間前後の滞留チップも多々生じている。)
乾燥機は、滞留時間、変流にまったく変化のない、短時間乾燥のチップであることが、各データーより、従来の乾燥機の実施の絶対条件である。
乾燥機内のチップの変流は許されない。このような乾燥機のシステムの一貫として発明された高圧用除湿エアー発生装置は乾燥機に、風量、圧力の変動しない、安定した低露点−70℃以下(―70℃=0.0001torr ―60℃ 0.008torr −70℃は80倍の乾燥速度を有する。)を供給する。
本発明は特に圧力変動と風量の変動とチップの変流の数%も許されない特許3993360号の機器(投入チップのグラス転移点の不安定なチップの前結晶化処理機を備えた)を運転する上での必須機として、吸着部を縦に6ボックスに分割された吸着剤に、エアーを均一に流す。
再生冷却、乾燥時の切り替えを、バッチにて回転を行って、6ゾーンに分割板にて分けた、ハニカムを2層にパッキンを介して保持した、一体型として回転させる。
回転部分は従来のハニカムの吸着剤の表面との接触は無くす。全くハニカムの表面と分離して回転部を設けることで、漏れ、圧力の逃げを防ぎ、ハニカム剤はポリエステルチップから発生される微細な結晶有機物、Naイオン等の水以外の不純物対策を行う、圧力変動の無い、安定した長期の低露点のエアーの高圧循環式除湿発生機の発明である。
従来のエアーが一方向に通過する除湿エアー機は、大風量に対しては負荷が大きすぎて使用できない。負荷に対して外気に影響されない循環するエアーを使用するラインの除湿装置に対しては、入口圧力が大きくなると、除湿装置の回転によるエアー漏れによって、圧力の変動と露点の変動、さらにエアー漏れに対して追加する除湿エアーの供給量が大きくなる。このように除湿装置の必要性がなくなるのが、従来の連続回転の再生冷却乾燥ゾーンの切り替え方式の除湿エアー供給装置である。
また、従来のハニカム表面のシール材の線接触回転では、分割枠へのエアーの局部投入と、乱流エアーがハニカム状の網目を通過するのに、漏れ、圧力の逃げ、飛散を防ぎながら、均一な分散は不可能である。ハニカムローターはロール状に巻きつけて円筒の形状を保持しているが、仕切り板のない各ゾーンへの横漏れは防ぐことはできない。
さらに、図12に示すように、従来の連続で回転しながら、休止することのないハニカムローターの弊害は、再生、冷却、乾燥ゾーンを設けることの大きな問題は、ローターの表面を直接どのような加工をしようが、駆動部分のハニカムの表面の両面の線接触による固定部との接触になることで、連続回転による圧力とエアーの逃げを防ぐことは不可能であることと、ロータ内部のロール加工の隙間の漏れを防ぐことができないことと、圧力バランスの崩れと入口、出口の負圧、加圧の高圧には使用等ができないことにある。漏れた量は補充するしかなくて悪循環が生じる。補充量が増えるばかりで、補充エアーは低露点を要求されることから、結局低露点を求めることが装置ではできず、低露点補充エアーでまかなったり、直列に2台以上の吸着装置を用いるのが現状である。
本発明は特に圧力変動の許されない出願人が開発した特許3993360号の粒状合成樹脂材料の結晶乾燥装置を運転する上での必須機として、吸着部を縦に6区画に分割された吸着剤にエアーを均一に流す。再生冷却、乾燥時の切り替えをバッチにて回転を行って、6ゾーンに分けたハニカムを2層にパッキンを介して保持した、一体型として回転させる。回転部分は従来のハニカムの吸着剤の表面との接触はなくす。ハニカムの表面と全く分離して回転部を設けることで、漏れ、圧力の逃げを防ぎ、ハニカム吸着剤はポリエステルチップのような微細な結晶有機物、Naイオン等の水以外の不純物対策を行い、圧力変動のない安定した長期の低露点のエアーの循環式除湿発生機を提供するものである。
本発明の請求項1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、フレーム内部に設けたモーター駆動する回転軸と、当該回転軸を中心軸として縦型に配された円形の第1回転止め具付接触板と第2固定接触板と、当該第1回転止め具付接触板と第2固定接触板との間に配された円筒状の吸着筒とを備え、前記第1回転止め具付接触板及び第2固定接触板は架台に固定され、前記吸着筒は回転軸を中心として回転可能に配されており、前記吸着筒は、多数の透孔を有し、吸着剤を一体とするハニカムを備え、該ハニカムは、縦方向に挿入した通し板を介して等分(好ましくは6等分)の扇状に分割され、等分の扇状毎にモーターの回転により所定間隔をおいて間欠回転することを特徴とするものである。
本発明の請求項2に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、上記請求項1に記載の構成に加えて、前記吸着筒は、第1回転ボックスプレート(ボックス型のプレート)及び第2回転ボックスプレート(ボックス型のプレート)と、当該第1回転ボックスプレートと第2回転ボックスプレートとの間に順次挟み込まれた第1パッキン、第1ハニカムローター、第2パッキン、第2ハニカムローター及び第3パッキンとを一体に固定したものであることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、上記請求項2に記載の構成に加えて、前記第1ハニカムローター及び第2ハニカムローターは、それぞれ多数の孔を有し、吸着剤を一体とするハニカムであって、当該ハニカムは縦方向に挿入した通し板を介して6等分の扇状に分割され、6等分の扇状毎にバッチ回転をすることを特徴とするものである。
本発明の請求項4に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、上記請求項2又は3に記載の構成に加えて、前記第1回転止め具付接触板は第1回転ボックスプレートに接触して配され、第2固定接触板は第2回転ボックスプレートに接触して配されるものであって、第1回転ボックスプレート及び第2回転ボックスプレートは、第1回転止め具付接触板との接触面及び第2固定接触板との接触面に、それぞれポリテトラフルオロエチレンを焼き付けコーティングしてなることを特徴とするものである。
本発明の請求項5に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、上記請求項1〜4のいずれか1項に記載の構成に加えて、前記第1回転止め具付接触板は、隣り合う2つの乾燥エアー入口穴と、当該乾燥エアー入口穴と隣り合う冷却エアー出口穴及び再生エアー入口穴とを有しており、前記2つの乾燥エアー入口穴はその2つの穴を覆うフードを介して乾燥エアー入口管に接続され、前記冷却エアー出口穴は冷却エアー出口管に接続され、前記再生エアー入口穴は再生エアー入口管に接続され、前記第2固定接触板は、隣り合う2つの乾燥エアー出口穴と、当該乾燥エアー出口穴と隣り合う冷却エアー入口穴と再生エアー出口穴とを有しており、前記2つの乾燥エアー出口穴はその2つの穴を覆う第2回転ボックスプレート上のフードを介して乾燥エアー出口管に接続され、前記冷却エアー入口穴は冷却エアー入口管に接続され、前記再生エアー出口穴は再生エアー出口管に接続されていることを特徴とするものである。
本発明の請求項6に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、上記請求項1〜のいずれ1項に記載の構成に加えて、前記冷却エアー出口穴及び再生エアー入口穴は、それぞれ前記第1回転止め具付接触板を回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に形成された穴であり、前記2つの乾燥エアー入口穴は、それぞれ前記第1回転止め具付接触板を回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置の穴を2個連続させた扇形の2区画部の範囲にわたるように形成され、前記冷却エアー入口穴及び再生エアー出口穴は、それぞれ前記第2固定接触板を回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に形成された穴であり、前記2つの乾燥エアー出口穴は、それぞれ前記第2固定接触板を回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置の穴を2個連続させた扇形の2区画部の範囲にわたるように形成され、前記第1回転ボックスプレート、第2回転ボックスプレート、第1パッキン、第1ハニカムローター、第2パッキン、第2ハニカムローター及び第3パッキンは、それぞれ回転軸を中心として60°ずつ、に揃えて区画されており、前記第1回転ボックスプレート及び第2回転ボックスプレートには、回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に通気穴が形成されており、前記吸着筒は、モータの回転により60°の間隔をおいて間欠回転することを特徴とするものである。
本発明に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置は、上記のように構成したことにより、従来の除湿エアー発生装置における欠点を解消することが可能となった。
本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置と出願人が開発した特許第3993360号の粒状合成樹脂材料の結晶乾燥装置と特願2013−152823号のポリエステルチップの予備結晶化装置とを組み合わせた使用例を示す模式図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置のエアーの流れを示す概略斜視図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置の概略正面断面図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置の概略平面図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置の概略底面図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置の概略分解斜視図であり、図中(a)は第1固定接触板の裏面を表す斜視図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置における要部概略分解斜視図であり、図中(a)は第1固定接触板の裏面を表す斜視図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置におけるハニカムローターの概略平面図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置におけるハニカムローターの概略正面図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置における第1回転止め具付接触板又は第2固定接触板とフード付き乾燥エアー入口管又はフード付き乾燥エアー出口管との相対位置関係を示す概略図であって、図中(a)は第1回転止め具付接触板又は第2固定接触板の概略図であり、図中(b)は第1回転止め具付接触板又は第2固定接触板にフード付き乾燥エアー入口管又はフード付き乾燥エアー出口管を設置した状態を示す概略図である。 本発明の実施例1に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置における第1回転止め具付接触板又は第2固定接触板と吸着筒における第1回転ボックス型プレート又は第2回転ボックス型プレートとの相対位置関係を示す概略図であり、図中(a)は第1回転ボックス型プレート又は第2回転ボックス型プレートの概略図であり、図中(b)は第1回転止め具付接触板又は第2固定接触板に対して、吸着筒における第1回転ボックス型プレート又は第2回転ボックス型プレートを60°回転させた状態を示す概略図であり、図中(c)は第1固定接触板又は第2固定接触板に対して、吸着筒における第1回転ボックス型プレート又は第2回転ボックス型プレートが30°回転した後の状態を示す概略図である。 従来例を示す概略図である。
エアー中の水分と不純物を吸着する回転駆動する吸着筒の構造は、エアーの投入及び排出に関係する分散板と、上下のフード付き固定接触板と、当該フード付き固定接触板にそれぞれ面接触しているバッチ回転用の止め具付きの上下の回転ボックスプレートと、上下の回転ボックスプレートにて、2層にパッキンを通して6等分に分割された主として吸着剤よりなるハニカムローターを挟み込む構造である。各回転ボックスプレートをバッチにて回転する間は、乾燥ラインは閉鎖されることがない開口構造とする。再生エアー、冷却ラインが乾燥ラインと回転中にハニカムローター内の左右に、回転接触部の、高圧の変動する圧力に対しても、エアーの漏れの流れることがない構造である。回転ボックスプレートは仕切った6等分に分割した区画部とエアーの通過口、停止部とフード付き回転止め具付接触板4分割穴と図面Aに提示された構造の発明。
6等分吸着筒の構造は、回転ボックスプレートとフード付き回転止め具付接触板のバッチ回転での面接触の平面の面積を十分に設けることと、約20%の開口部で他は面接触部を持つことである。各プレートの接触面は、テフロン(デュポン社の登録商標)ポリテトラフルオロエチレンの焼き付けコーテニングを行う。プレートの面接触は、回転縦軸を使用して、上部の静止フード付き回転止め具付接触板を常に持ち上げる。下部は回転ボックスプレートを持ち上げることで、接触面の負荷を調整可能な構造とする。6s回転時間/600s休止を運転の一例とする。約1時間で1回転行う。
長期にわたる吸着物の吸脱着の運転中に、未脱着物の負荷をローターに堆積しない構造と、ハニカムは賦活の可能な、親水性の金属珪酸塩合成結合したハニカム吸着剤の物性とする。吸着剤は4μ以下の均一な比表面積の大きな従来の吸着剤の数倍の吸着能力を有する、ゼオライトの吸着剤を使用する。バッチの回転速度は可変であるべきであるが2rphを超えることは無い。回転の負荷は回転ロータを人の手で回転できる面接触負荷である。回転による揺れを接触面にかからないように、クッション受けと、クッションの力を調整可能な構造とする。フード付き回転止め当り具つき接触板は約70%の乾燥ゾーンの中間部に流れやすい構造にすることと、冷却されたものは、回転後フードの左の部分の端の位置に止める。乾燥の出口部は冷却と同じく流れにくい、フードの構造の端に移動して止める。このことで温度負荷の関係で最も安定した、乾燥ゾーンの中間にエアーは流れることで、低露点を得ることができる。再生後、吸着後のゾーンにはエアーの流れる量を少なくする。
吸着剤は300L(400L+200Lでも良いがバランスが良くない)の吸着筒の、ハニカムローターはパッキンを挟んで回転しない固定の2層と、6等分に通し板にて分割された構造にすることが、発明の必須である。2層の吸着筒は上下に回転ボックスプレートの6等分した区画部に分けられた仕切り板の端面で、パッキンを挟み込み、側面に通しボルトの4本で締めつけて2層は固定された状態で、二つの吸着筒は上下に回転ボックスプレートと一体の6等分した区画部と吸着筒の6等分した区画部の扇方の筒を一体として形成されている。2層の中間にパッキンを挟み込む理由と、300Lの2層にして、600L1本の吸着筒を使用しない理由は、乱流で投入されたエアーはハニカムローターの中を通過するが、低露点を得るには変流は許されず、投入時の高負荷のエアーは300Lの半分で吸着される。次の300Lのハニカムローターを通過する前に中間出口で空間に逢うと、拡散の抵抗係数がかかる、次に投入されるハニカムローターの300Lの網目への抵抗係数がかかる。ここで、変流されたエアーは混合される。次のハニカムローターの通路で拡散混合されて、乱流による均等な分散エアーになって次の吸着剤を通過する。このことで、低露点(−70℃)の水分の吸着が可能になる。有機物、結晶粉等の変流、再生の変流による、負荷の堆積のエアーの偏りを防ぐ発明である。
再生エアーは除湿エアーの流れの逆の方向から、吸着剤は賦活される。高温部で、エアーの出口に近い吸着剤から賦活を行うことで、出口の低水分の捕集をあげる。再生エアーは、外気のみの循環で供給する。一部排出して一部外気を取り入れる。冷却エアーは循環ラインの戻りエアーを使用して、冷却後のエアーは元のラインに戻して負荷のエアーを冷却しすぎる場合の不具合をなくし、省エネ構造とする。湿度が60℃100%前後までの外気を導入した再生エアーの循環で、入り口温度200℃前後に設定する。6分割の扇の一筒の出口温度がほぼ150℃に達して3分前後で10分後に再生は終わり(回転をする。上記数値は目安とする。)、約6s回転時間/600s休止1時間で1回転行うことが一例である。外気は一部導入して一部破棄をする。
冷却水の温度は35℃として、40度以上で低露点を出す循環ラインを得ることが可能である。本発明に係る低露点エアー発生機は、出願人開発の特許3993360号の粒状合成樹脂材料の結晶乾燥装置を動かすには、圧力変動をラインに生じさせない低露点エアー発生機としての必須機器である。負圧、高圧による、回転による漏れを防いで、瞬間の圧力の変動を数十mmaq以下にする低露点(−70℃以下、水分は限りなく0に近い)エアー発生機の考案として発明された。低露点だけではなくて、圧力変動、風量変動の少ない除湿機が発明された。
低露点除湿エアーと閉ループのラインの圧力変動と漏れは、除湿発生機の駆動部と静止の回転部の隙間の漏れを、また、高圧、負圧の吸引と漏れを防ぐことができない。スライド面の偏芯を防いで、出口の配管とのつなぎ荷重と、偏芯、揺れによる上下部のフードへの影響を防ぐ方法が必須である。図に示した方法にて全く荷重がかからない繋ぎフレキと、負荷となる配管の前後左右調整構造とする発明である。
フード付き回転止め具付接触板と、回転ボックスプレートの分割部の回転接触部を別に設ける。ハニカムローターを6等分に仕切る壁を設ける。このことは、乾燥ゾーン、再生ゾーン、冷却ゾーンへの漏れ以外に圧力の逃げによるラインのエアーの流れの変動を防ぐ。
回転はバッチにて、再生ゾーンの熱容量係数の必要な時間を回転の休止中に加温して、吸着剤、吸着物に顕熱を与えることで、不純物の除去を完全に行う。基本は10分ごとに1/6の回転を行う。休止時間を可変することは可能である。冷却ゾーンは水分を吸着できない温度、80℃以下までに、十分冷却を行う。数値は目安の値である。
回転駆動するときには、フード付き回転止め具付接触板との面接触している分散板付の回転止め付の回転ボックスプレートと、互いのエアーの通過部の開口部を回転ボックスプレートがバッチにて回転する間は、乾燥ラインは閉鎖されることのない開口構造とする。再生エアー、冷却ラインが乾燥ラインと回転中に、圧力とエアーの漏れがない、回転部6穴、停部4穴と図面に提示されている構造とする。フードの出口、入口の配管と乾燥機の循環配管との連結部にフレキシブルで連結するにあたって、フードが回転時にフレキシブルに引っ張られたり、押さえられたりして、回転部の隙間を生じたりすることのない構造とする。不要な力が影響しない、回転の重心を縦軸の中心に置く、調整可能な構造とする。
ハニカムローターの表面の強度補強には、有機物で燃焼する危険を避けるために、無機質のシリカ系を使用する。0.01μ〜1μの、オリゴマーの除去温度350の対策を行う。Naイオンは耐熱性、吸着能力をゼオライトから奪う。対策として、温水で洗浄可能な強度をハニカムローターに確立する。
ポリエステルチップの乾燥は初期水分が4000ppm前後である。有機化合物(特に難敵のオリゴマー等)、Naなどがエアーに混入される。水分量ではなくて、粉等の不純物の除去と、十分な吸着剤の賦活を行うことの、循環ラインとしての機器の附設が長期の低露点を得るための必須である。循環ラインの圧力は負圧と高圧の場合も想定した回転部分の漏れを考慮しない機器は使用できない。入口の圧力の許容値等の考慮されない入出口の絶対湿度のみの条件提示は意味がない。
なお、下記表1として℃露点と水分ppmとの換算表を添付する。
Figure 2015024399
次に本発明の好適な実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すAは、本実施例に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置を示し、当該高圧用低露点除湿エアー発生装置Aは、その一例として、出願人が開発した特許3993360号の粒状合成樹脂材料の結晶乾燥装置Bと特願2013−152823号のポリエステルチップの予備結晶化装置Cとに接続して使用される。また、図2は、本実施例に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置Aにおいて、当該高圧用低露点除湿エアー発生装置Aを通過するエアーの流れを示している。
図3〜図7は、本実施例に係る高圧用低露点除湿エアー発生装置Aを示すものであり、フレーム1の内部に回転軸2が備えられ、当該回転軸2はモーター3により回転駆動する。当該モーター3は、例として回転軸2を60°ずつの間欠運転するように制御され、かつ、60°回転し、10分間停止して約1時間で1回転するように制御されている。
4は高圧用低露点除湿エアー発生装置Aの上部に配された第1回転止め具付接触板であり、5は高圧用低露点除湿エアー発生装置Aの下部に配された第2固定接触板でる。これら第1回転止め具付接触板4及び第2固定接触板5は、回転軸2を中心軸として配された円形の形状をなすものであり、いずれも回転しないようにフレーム1に固定されている。そして、当該第1回転止め具付接触板4と第2固定接触板5との間に円筒状の吸着筒10が備えられており、当該吸着筒10は、回転軸2を中心として回転可能に配されている。したがって、吸着筒10は、前記のように制御されたモーター10の回転により、60°回転し、10分間停止して約1時間で1回転することになる。
そして、上記吸着筒10は、次の構成を備える。すなわち、吸着筒10は、その上部に天板と円筒枠とからなるボックス型のプレートよりなる第1回転ボックスプレート11と、吸着筒10の下部に同じく底板と円筒枠とからなるボックス型のプレートよりなる第2回転ボックスプレート12を備えている。
これら第1回転ボックスプレート11と第2回転ボックスプレート12との間に、上から順に第1パッキン13、第1ハニカムローター14、第2パッキン15、第2ハニカムローター16及び第3パッキン17が挟み込まれている。また、第1回転ボックスプレート11と第2回転ボックスプレート12とは、その間に両端にネジを有する複数のネジ棒18が架け渡されており、各ネジ棒18は第1回転ボックスプレート11及び第2回転ボックスプレート12の各周縁に設けられた係合部に挿通されてナット止めすることにより、第1回転ボックスプレート11と第2回転ボックスプレート12との間に第1パッキン13、第1ハニカムローター14、第2パッキン15、第2ハニカムローター16及び第3パッキン17が挟み込まれて一体化されている。前記第1ハニカムローター14及び第2ハニカムローター16は、それぞれ主として多数の小孔を有するハニカム構造の吸着剤から構成されている。
上記の第1回転止め具付接触板4は第1回転ボックスプレート11に接触して配されており、第1回転ボックスプレート11における第1回転止め具付接触板との接触面は、ポリテトラフルオロエチレンを焼き付けコーティングされており、第1回転止め具付接触板4に対して第1回転ボックスプレート11はスムーズに回転し、かつ、第1回転止め具付接触板4と第1回転ボックスプレート11との隙間からエアー漏れが発生しないようになっている。また、同様に、第2固定接触板5は第2回転ボックスプレート12に接触して配されており、第2回転ボックスプレート12における第2固定接触板5との接触面は、ポリテトラフルオロエチレンを焼き付けコーティングされており、第2固定接触板5に対して第2回転ボックスプレート12スムーズに回転し、かつ、第2固定接触板5と第2回転ボックスプレート12との隙間からエアー漏れが発生しないようになっている。
そして、上記の第1回転止め具付接触板4には、図4に示すように、隣り合う2つの乾燥エアー入口穴4a、4bと、当該乾燥エアー入口穴4a、4bと隣り合う冷却エアー出口穴4c及び再生エアー入口穴4dとが形成されている。また、前記2つの乾燥エアー入口穴4a、4bはその2つの穴を覆うフード21を介して乾燥エアー入口管22に接続されている。前記冷却エアー出口穴4cは冷却エアー出口管23に接続され、前記再生エアー入口穴4dは再生エアー入口管24に接続されている。上記の第2固定接触板5は、図5に示すように、隣り合う2つの乾燥エアー出口穴5a、5bと、当該乾燥エアー出口穴5a、5bと隣り合う冷却エアー入口穴5cと再生エアー出口穴5dとを有しており、前記2つの乾燥エアー出口穴5a、5bはその2つの穴を覆うフード31を介して乾燥エアー出口管32に接続され、前記冷却エアー入口穴5cは冷却エアー入口管33に接続され、前記再生エアー出口穴5dは再生エアー出口管34に接続されている。すなわち、図6及び図7に示すように、第1回転止め具付接触板4における乾燥エアー入口穴4a、4bは第2固定接触板5における乾燥エアー出口穴5a、5bに対応しており、第1回転止め具付接触板4における冷却エアー出口穴4cは第2固定接触板5における冷却エアー入口穴5cに対応しており、第1回転止め具付接触板4における再生エアー入口穴4dは第2固定接触板5における再生エアー出口穴5dに対応している。
また、上記の冷却エアー出口穴4c及び再生エアー入口穴4dは、図4に示すように、それぞれ前記第1回転止め具付接触板4を、回転軸2を中心として6等分に分割(図中のa〜fは分割線を示す。)した扇型の区画部の所定の位置に形成された穴である。前記2つの乾燥エアー入口穴4a、4bは、それぞれ前記第1回転止め具付接触板4を、回転軸2を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置の穴を2個連続させた扇形の2区画部の範囲にわたるように形成されている。すなわち、分割線c及びdで囲まれる扇形の区画部の中央部に冷却エアー出口穴4cが形成されている。分割線d及びeで囲まれる扇形の区画部の中央部に再生エアー入口穴4dが形成されている。分割線e及びaで囲まれる扇形の区画部の中央部に乾燥エアー入口穴4aが形成されている。分割線a及びcで囲まれる扇形の区画部の中央部に乾燥エアー入口穴4bが形成されている。図10(a)には、冷却エアー出口穴4c、再生エアー入口穴4d及び乾燥エアー入口穴4a、4bが形成されている第1回転止め具付接触板4が示されており、図10(b)には、乾燥エアー入口穴4a、4bを1つのフード21で覆って乾燥エアー入口管22に接続されている状態が示されている。
上記の冷却エアー入口穴5c及び再生エアー出口穴5dは、図5に示すように、それぞれ前記第2固定接触板5を、回転軸2を中心として6等分に分割(図中のa’〜f’は分割線を示す。)した扇型の区画部の所定の位置に形成された穴である。前記2つの乾燥エアー出口穴5a、5bは、それぞれ前記第2固定接触板5を回転軸2を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置の穴を2個連続させた扇形の2区画部の範囲にわたるように形成されている。すなわち、分割線d’及び’で囲まれる扇形の区画部の中央部に冷却エアー入口穴5cが形成されている。分割線’及びd’で囲まれる扇形の区画部の中央部に再生エアー出口穴5dが形成されている。分割線’及びa’で囲まれる扇形の区画部の中央部に乾燥エアー出口穴5bが形成されている。分割線a’及び’で囲まれる扇形の区画部の中央部に乾燥エアー出口穴5aが形成されている。なお、図10(a)(b)に示す図は、冷却エアー入口穴5c、再生エアー出口穴5d及び乾燥エアー出口穴5a、5bに対しても、構成としては同様である。
そして、図6〜図9に示すように、上記の各分割線に一致させて、第1回転ボックスプレート11、第2回転ボックスプレート12、第1パッキン13、第1ハニカムローター14、第2パッキン15、第2ハニカムローター16及び第3パッキン17は、それぞれ回転軸2を中心として60°ずつに揃えて区画されている。
また、図7に示すように、前記第1回転ボックスプレート11には、回転軸2を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に通気穴s1〜s6が形成されており、同様に第2回転ボックスプレート12には、回転軸2を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に通気穴t1〜t6が形成されている。そして、通気穴s1は第1パッキン13、第1ハニカムローター14、第2パッキン15、第2ハニカムローター16及び第3パッキン17における60°ずつに揃えて区画された領域の1つを経て通気穴t1に達するようになっており、吸着筒10は前述したように、第1回転ボックスプレート11から第2回転ボックスプレート12まで一体構成されているので、通気穴s2〜s6は第1パッキン13、第1ハニカムローター14、第2パッキン15、第2ハニカムローター16及び第3パッキン17における60°ずつに揃えて区画された領域の1つを経てそれぞれ通気穴t2〜t6に達するように構成されている。
したがって、図11(a)に示す通気穴s1〜s6は、吸着筒10がモーター駆動により60°ずつ回転すると、通気穴s1〜s6と第1回転止め具付接触板における冷却エアー出口穴4c、再生エアー入口穴4d及び乾燥エアー入口穴4a、4bとの相対位置が60°ずつ変位することになる。図11(b)は図11(a)に示す状態から吸着筒10を60°回転させた状態を示す。同様に、吸着筒10がモーター駆動により60°ずつ回転すると、通気穴t1〜t6と第2固定接触板5における冷却エアー入口穴5c、再生エアー出口穴5d及び乾燥エアー出口穴5a、5bとの相対位置が60°ずつ変位することになる。なお、図11(c)に示すように、吸着筒10が60°ずつ回転する途中の例えば、30°の位置においても、乾燥エアー入口穴4a、4bは、通気穴s1〜s6のいずれかが乾燥エアー入口穴4a、4bに対応するので、塞がれることはない。このことは、乾燥エアー出口穴5a、5bについても同様である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
A…高圧用低露点除湿エアー発生装置
B…粒状合成樹脂材料の結晶乾燥装置
C…ポリエステルチップの予備結晶化装置
1…フレーム
2…回転軸
3…モーター
4…第1回転止め具付接触板
4a、4b…乾燥エアー入口穴
4c…冷却エアー出口穴
4d…再生エアー入口穴
5…第2固定接触板
5a、5b…乾燥エアー出口穴
5c…冷却エアー入口穴
5d…再生エアー出口穴
10…吸着筒
11…第1回転ボックスプレート
12…第2回転ボックスプレート
13…第1パッキン
14…第1ハニカムローター
15…第2パッキン
16…第2ハニカムローター
17…第3パッキン
18…ネジ棒
21…フード
22…乾燥エアー入口管
23…冷却エアー出口管
24…再生エアー入口管
31…フード
32…乾燥エアー出口管
33…冷却エアー入口管
34…再生エアー出口管
a〜f…分割線
a’〜f’…分割線
s1〜s6…通気穴
t1〜t6…通気穴

Claims (6)

  1. フレーム内部に設けたモーター駆動する回転軸と、当該回転軸を縦型の、中心軸として配された円形の第1回転止め具付接触板と第2固定接触板と、当該第1回転止め具付接触板と第2固定接触板との間に配された円箇状の吸着衙とを備え、
    前記第1回転止め具付接触板及び第2固定接触板は架台に固定され、前記吸着筒は回転軸を中心として回転可能に配されており、
    前記吸着筒は、モーターの回転により所定間隔をおいて間欠回転する
    ことを特徴とする高圧用低露点除湿エアー発生装置。
  2. 前記吸着箇は、第1回転ボックスプレート及び第2回転ボックスプレートと、当該第1回転ボックスプレートと第2回転ボックスプレートとの間に順次狭み込まれた第1パッキン、第1ハニカムローター、第2パッキン、第2ハニカムローター及び第3パッキンとを一体に固定したものである
    ことを特懲とする請求項1に記載の高圧用低露点除湿エアー発生装置。
  3. 前記第1ハニカムローター及び第2ハニカムローターは、それぞれ主として多数の透孔を有するハニカムはパッキンを挟んで、固定の2層のハニカムをそれぞれに6等分に扇状に、通し板の挿入を介して分割された、扇形吸着剤を一体として、バッチ回転をする、構造の吸着剤から構成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の高圧用低露点除湿エアー発生装置。
  4. 前記第1回転止め具付接触板は第1回転ポックスプレートに接触して配され、第2固定接触板は第2回転ボックスブレートに接触して配されるものであって、第1回転ボックスプレート及び第2回転ボックスプレートは、第1回転止め具付接触板との接触面及び第2固定接触板との接触面に、それぞれポリテトラフルオロエチレンを焼き付けコーティングしてなる
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の高圧用低露点除湿エアー発生装置。
  5. 前記第1回転止め具付接触板は、隣り合う2つの乾燥エアー入ロ穴と、当該乾燥エアー入口穴と隣り合う冷却エアー出口穴及び再主エアー入ロ穴とを有しており、
    前記2つの乾燥エアー入口穴はその2つの穴を覆う第1回転ボックスプレート上のフードを介して乾燥エアー入ロ管に接続され、前記冷却エアー出ロ穴は冷却エアー出ロ管に接続され、前記再生エアー入口穴は再生エアー入ロ管に接続され、
    前記第2固定接触板は、隣り合う2っの乾燥エアー出ロ穴と、当該乾燥エアー出ロ穴と隣り台う冷却エアー入ロ穴及び再生エアー出ロ穴とを有しており、
    前記2つの乾燥エアー出ロ穴はその2つの穴を覆う第2回転ボックスプレート上のフードを介して乾燥エアー出口管に接続され、前記冷却エアー入口穴は冷却エアー入ロ管に接続され、前記再生エアー出ロ穴は再生エアー出ロ管に接続されている
    ことを特儀とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の高圧用低露点除湿エアー発生装置。
  6. 前記冷却エアー出ロ穴及び再生エアー入口穴は、それぞれ前記第1回転止め具付接触板を回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に形成された穴であり、
    前記2つの乾燥エアー入口穴は、それぞれ前記第1固定接触板を回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置の穴を2個連続させた扇形の2区画部の範囲にわたるように形成され、
    前記冷却エアー入ロ穴及び再生エアー出ロ穴は、それぞれ前記第2固定接触板を回転軸を申心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に形成された穴であり、
    前記2つの乾燥エアー出口穴は、それぞれ前記第2固定機触板を回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置の穴を2個連続させた扇形の2区画部の範囲にわたるように形成され、
    前記冷却エアー入口穴及び再生エアー出口穴は、それぞれ前記第2固定接触板を、回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に形成された穴であり、
    前記2つの乾燥エアー出口穴は、それぞれ前記第2固定接触板を、回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置の穴を2個連続させた扇形の2区画部の範囲にわたるように形成され、
    前記第1回転ボックスプレート、第2回転ボックスプレート、第1パッキン、第1ハニカムローター、第2パッキン、第2ハニカムローター及び第3パッキンは、それぞれ回転軸を中心として60°ずつ、に揃えて区画されており、
    前記第1回転ボックスプレート及び第2回転ボックスプレートには、回転軸を中心として6等分に分割した扇型の区画部の所定の位置に通気穴が形成されており、
    前記吸着筒は、モータの回転により60°の間隔をおいて間欠回転する
    ことを特徴とする請求項5に記載の高圧用低露点除湿エアー発生装置。
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