JP2015024110A - 足温器 - Google Patents

足温器 Download PDF

Info

Publication number
JP2015024110A
JP2015024110A JP2013178735A JP2013178735A JP2015024110A JP 2015024110 A JP2015024110 A JP 2015024110A JP 2013178735 A JP2013178735 A JP 2013178735A JP 2013178735 A JP2013178735 A JP 2013178735A JP 2015024110 A JP2015024110 A JP 2015024110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foot
housing
space
warmer
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013178735A
Other languages
English (en)
Inventor
松下 剛
Takeshi Matsushita
剛 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MTG Co Ltd
Original Assignee
MTG Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MTG Co Ltd filed Critical MTG Co Ltd
Priority to JP2013178735A priority Critical patent/JP2015024110A/ja
Publication of JP2015024110A publication Critical patent/JP2015024110A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

【課題】ハウジングの加温空間内に足を収容した状態で、ハウジングを前後方向へ滑らかに傾動させることができるとともに、足全体を効率よく温めることができる足温器を提供する。
【解決手段】少なくとも底部が硬質材によって形成されたハウジング12に、足を収容する加温空間16を形成する。その加温空間16内に温風を供給する加温器17を設ける。ハウジング12の底面に、前後方向において凸状に湾曲する湾曲面36を形成する。
【選択図】図5

Description

この発明は、足を温めるために使用される足温器に関するものである。
従来、この種の足温器としては、例えば特許文献1に開示されるような構成が提案されている。
この従来構成においては、ヒータを内蔵した本体の上面に、足先を挿入可能なカバーが設けられている。本体の下面の前後方向中央部には、凸状の湾曲面を有する断面半円柱状の脚部が固定されている。そして、脚部の湾曲面が床面に接触することにより、本体の傾斜角度が変更されて、足首にかかる疲労が低減されるようになっている。
実開昭62−107821公報
ところが、この従来構成においては、本体の下面中央部に凸状の湾曲面を有する脚部が局部的に突設されている。このため、湾曲面だけではなく、本体下面の前端または後端が接地していないと、安定した静止が難しく、足首や膝に負担がかかるおそれがあった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、ハウジングの加温空間内に足を収容した状態で、ハウジングをスムーズに傾動させることができる足温器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この足温器は、少なくとも足首からつま先側の部位を収容する空間を設けたハウジングと、空間内を温める加温器と、凸状の湾曲部分を有する底面が接地しつつその湾曲方向に傾動可能な傾動部と、を備え、前記傾動部により自立可能であることを特徴としている。
従って、この足温器においては、椅子やソファ等に着座して使用する場合、ハウジングの加温空間内に足を収容した状態で、椅子やソファ等の高さに応じてハウジングを傾動させると、ハウジングの底面に設けられた傾動部が床面上を滑らかに移動して、ハウジングの傾斜角度が変更される。よって、従来構成とは異なり、足首や膝に負担がかかることなく、着座状態等に応じてハウジングの傾斜角度を容易に変更することができる。また、加温器から加温空間内に供給される熱によって、加温空間内の足が温められるようになっているため、足全体を効率よく温めることができる。
前記の足温器によれば、ハウジングをスムーズに傾動させることができるという効果を発揮する。
一実施形態の足温器を正面側から見て示す斜視図。 図1の足温器を背面側から見て示す斜視図。 同足温器の底面図。 図2の4−4線における断面図。 図2の5−5線における断面図。 足温器を傾動させた状態を示す断面図。 足温器を図6とは逆の方向に傾動させた状態を示す断面図。 図5の6−6線における断面図。 変更例を示す断面図。 外袋と内袋との間に温風吹出口を設けた変更例を示す一部断面図。 外袋に仕切り部材を設けた変更例を示す一部断面図。 底部体と側部体との間に温風吹出口を設けた変更例を示す断面図。 ハウジングとは別体に形成した内底部を外袋と内袋との間に収容した変更例を示す断面図。 ハウジングとは別体に形成した内底部に貫通穴を形成した変更例を示す断面図。
以下、足温器の一実施形態を図面に従って説明する。
図1〜図5に示すように、この実施形態の足温器11は、床面39上に接地されて使用されるものであって、硬質の合成樹脂よりなるハウジング12を備えている。このハウジング12は、周側面及び内底面を形成する側部体13と、上面を区画する上部体14と、外底面を区画する底部体15とを一体化して構成されている。上部体14及び底部体15は、側部体13の上下両端縁に固定されている。ハウジング12内には使用者の足を収容する加温空間16が形成されている。この加温空間16は、使用者の両足をつま先と膝との間の位置であって、使用者が普通体形の場合は、膝下すなわち脹脛の上部までの部位を収容可能な深さとなるように形成されている。
図4〜図8に示すように、前記加温空間16内において左右方向の中間部には、加温空間16内に温風、すなわち熱を供給する加温器17が配設されている。この加温器17は、送風機18及びヒータ19を内装したヒータハウジング20と、そのヒータハウジング20の上部に突出した吸入側ダクト21と、ヒータハウジング20の下部に突出した排出側ダクト22とを備えている。ヒータハウジング20,吸入側ダクト21及び排出側ダクト22は耐熱性合成樹脂によって構成されている。吸入側ダクト21の上端部は、ハウジング12の後面の上端中央部に設けられた吸気口23に接続されている。排出側ダクト22の下端両側には、一対の温風吹出口221が形成されている。そして、送風機18の作動により、吸気口23から取り込まれた空気がヒータ19により加熱されて温風となり、その温風が両温風吹出口221から加温空間16内の底部両側に向けて供給される。
図2、図3及び図5に示すように、前記ハウジング12の上面後端の両側部には、加温空間16内に足を挿入するための一対の上面開口24が形成されている。ハウジング12の後面両側部には、各上面開口24の後縁部に連続する一対の後面開口25が加温空間16に収容される足の脹脛と対応するように形成されている。各後面開口25には、軟質の合成樹脂や布等よりなるカバー体26が取り付けられている。各カバー体26の左右中間部には、カバー体26を開閉するためのファスナ27が設けられている。
図2、図5及び図8に示すように、前記各上面開口24の周縁には、加温空間16内に収容される足を受けるための通気性素材よりなる通気性袋28が、その上端部の後縁を除く周縁においてファスナ29により着脱可能に取り付けられている。この通気性袋28は、内袋281と外袋282とを備えている。内袋281は、その上端周縁においてファスナ30により外袋282に対して着脱可能に連結されている。通気性袋28の上端部外周には、その通気性袋28の上端部を足にフィットさせるための紐やテープ等よりなるフィット部材31が設けられている。各通気性袋28には、芳香剤や消臭剤等の小物を収納するための小物収納部32が設けられている。この小物収納部32の配置位置は、通気性袋28の側面、先端、上端等、いずれでもよい。
図5及び図8に示すように、前記ハウジング12の内底部において加温空間16内に収容された足を置く位置の底面及び通気性袋28には位置ズレ等を規制するための係脱可能な係合片351,352よりなる面ファスナ35が設けられている。
図3〜図5に示すように、前記ハウジング12の底面には、前後方向において凸形円弧状に湾曲してハウジング12の前後方向への傾動を許容するための湾曲面36が、ハウジング12の底面全体にわたって前後方向に延びるように形成されている。ハウジング12の底面には、傾動部を構成する複数の凸部37が前後方向及び左右方向に間隔をおいて形成されている。各凸部37は、前後方向に沿って延びる底面形長円状をなすように形成されている。各凸部37の下面には、前後方向に沿って延びるとともに、かつ湾曲面36と略同心状の曲率を有するように底面形長円状の滑り止め38が設けられている。そして、滑り止め38が床面39に接することによって、足温器11は定姿勢で安定に自立される重量バランスを備えている。この状態で、足温器11に対して滑り止め38と床面39との静摩擦力を越える前後方向への力が作用すると、滑り止め38はその湾曲に従って床面39上において前後方向に滑らかに移動されて、足温器11が傾動される。そして、このとき、この滑り止め38によってハウジング12の前後方向への滑りが抑制される。なお、図4に示すように、前後の滑り止め38間に位置する部分の湾曲面は、滑り止め38より上方に位置している。このため、足温器11の自立状態では、湾曲面36は床面39から浮き上がっている。なお、本実施形態では、滑り止め38が底面であって、傾動部である。
前記湾曲面36は円弧であっても、あるいは楕円形状であってもよい。少なくとも滑り止め38の前後両側に滑り止め38の曲率以上の大きな曲率の湾曲面が形成されていることが好ましい。あるいは、ハウジング12の底面であって、凸部37の前後両側部分が凸部37から前方または後方へ離れるに従って上方に向かって傾斜するようにしてもよい。
図2〜図4に示すように、前記ハウジング12の後面の下部中央には、加温器17に対する電源供給回路を開閉するためのメインスイッチ40が設けられている。ハウジング12の上面の後部中央には、操作パネル41が設けられている。操作パネル41上には、加温器17を作動または停止させるためのオンオフスイッチ42、加温器17から加温空間16に供給される温風の温度を調節するための温度調節器44が設けられている。なお、この足温器11は、加温器17が所定時間(例えば15分)を超えて作動されたとき、加温器17の作動を自動的に停止させる機能を備えている。
次に、前記のように構成された足温器の作用を説明する。
この足温器11を使用する場合には、ハウジング12を床面39上に設置し、図示しない電源コードを商用の交流電源に接続するとともに、ハウジング12の後部のメインスイッチ40を切替える。続いて、両後面開口25のカバー体26をファスナ27によって開放する。そして、椅子やソファ等に着座した状態で、両上面開口24から通気性袋28内に足を挿入して、両足を加温空間16内に収容する。この状態で、必要に応じて通気性袋28の上端部をフィット部材31により足にフィットさせるとともに、両後面開口25のカバー体26をファスナ27によって閉鎖する。
その後、操作パネル41上の温度調節器44により加温器17から加温空間16に供給される温風の温度を調節する。この状態で、操作パネル41上のスイッチ42をオンすると、加温器17の送風機18が作動されて、吸気口23から空気が吸引される。そして、その空気がヒータ19により加熱されて温風となり、その温風が両温風吹出口221から加温空間16内の底部両側に向けて供給されて、加温空間16内に収容された両足が同時に効率よく温められる。
この足の加温開始時あるいは加温中には、滑り止め38と床面39との静摩擦を介して、足温器11は安定状態に維持される。そして、加温空間16内に足を収容した状態で、膝の曲げ伸ばし等を行なうと、ハウジング12は滑り止め38が床面39上を前後方向へ転がるようにして、図6及び図7に示すように、ハウジング12の傾斜角度がスムーズに変更される。このため、着座状態等に応じてハウジング12の傾斜角度を変更することができて、一定の姿勢の継続等により膝や足首に負担がかかるおそれを抑制することができる。
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この実施形態では、底部が硬質材によって形成されたハウジング12に、足を収容する加温空間16が形成されている。その加温空間16内に温風を供給する加温器17が設けられている。ハウジング12の底面には、前後方向において凸状に湾曲する湾曲面36が形成され、その湾曲面36の左右の前後位置に滑り止め38が同湾曲面36からわずかに突出した状態で設けられている。
このため、この足温器11においては、滑り止め38が床面39に接した状態で、加温空間16の上面開口が上向きになり、その状態で安定して自立する。従って、足温器11に対する足の出し入れを安定した状態で容易に行なうことができる。また、足温器11に足を入れた使用状態においても、足温器11が安定状態で保持されるため、使用者の膝や足首に余分な負荷がかかることを防止できる。また、この使用状態では、加温空間16内において使用者の足の周囲に充分な空間が形成されるため、使用者は加温空間16内において比較的自由に足を動かすことができる。この結果、前記と同様に、使用者の膝や足首に余分な負荷がかかることを防止できるとともに、足首を軽く伸ばしたりする程度の動きが許容され、足温器11の使用にともなう疲労を防止できる。また、椅子やソファ等の高さに応じて使用者が膝の角度等の姿勢を代えたい場合は、ハウジング12の加温空間16内に足を収容した状態で、足温器11を前後方向へ傾動させようとすると、ハウジング12の底面に設けられた滑り止め38が床面39上を転がるようにして床面39上をスムーズに移動して、足温器11の傾斜角度が容易に変更される。つまり、ハウジング12に底面全体が湾曲し、その湾曲面に沿うように滑り止め38が設けられているため、滑り止め38は曲率が小さい。よって、小さな力で足温器11が自立状態から傾動し、従来構成とは異なり、足首や膝に負担がかかることなく、着座状態等に応じて足温器11の傾斜角度を容易に変更することができる。そして、足温器11を大きく傾動させたとしても、滑り止め38の前側または後側の湾曲面36が床面39上を転がるようにして移動するため、足温器11は傾斜角度が大きくなっても安定状態に維持される。また、加温器17から加温空間16内に供給される温風によって、加温空間16内の足が温められるようになっているため、足全体を効率よく温めることができる。
(2) この実施形態では、前記ハウジング12の底面に滑り止め38が設けられている。このため、ハウジング12を傾動させる際に、床面39上でハウジング12に滑りが生じるおそれを抑制することができる。
(3) この実施形態では、前記滑り止め38が前後方向に沿って延びる凸状湾曲面に沿うように円弧状に形成されている。このため、足温器11が傾動しても、滑り止め38と床面39との接触面積はほとんど変動しない。従って、足温器11が傾動しても、滑り止め効果を維持することができる。
(4) この実施形態では、前記加温空間16がつま先と膝との間の位置まで収容可能な深さに形成されている。このため、加温空間16内においてつま先と膝との間の位置まで好適に温めることができるとともに、足温器11の角度を足首のみで支えるのではなく、加温空間16内の足の部位全体で支えることができて、膝や足首に対する負担を軽減できる。
(5) この実施形態では、前記ハウジング12において、加温空間16の上端部及び加温空間16に収容される足の脹脛と対応する部分に開口24,25が形成され、その開口24,25の脹脛対応部分に合成樹脂や布等の軟質材よりなるカバー体26が開閉可能に配置されている。このため、足温器11の使用開始時及び使用終了時には、カバー体26を開放した状態で、広い開口24,25を介して加温空間16内に足を容易に挿入したり、取出したりすることができる。
(6) この実施形態では、前記加温空間16内に、同空間16内に収容された足を受けるための通気性袋28が着脱可能に設けられている。このため、通気性袋28により足を包んだ状態で、加温空間16内に供給される温風により、通気性袋28を通して足を効果的に温めることができるとともに、足が蒸れたり、足に付着した塵等により加温空間16の内壁等が汚れたりするおそれを防止することができる。
(7) この実施形態では、前記通気性袋28が内袋281と外袋282とを備えて、内袋281が外袋282に対して着脱可能に構成されている。このため、通気性袋28の内袋281が汚れた場合に、その内袋281を外袋282から取り外して容易に洗濯することができる。
(8) この実施形態では、前記通気性袋28の上端部に、その通気性袋28の上端部を足にフィットさせるためのフィット部材31が設けられている。このため、フィット部材31により通気性袋28の上端部を足にフィットさせることにより、通気性袋28の上端部から温風が漏出するのを抑制することができて、加温空間16の保温効果を高めることができる。
(9) この実施形態では、前記通気性袋28が小物収納部32を備えている。このため、小物収納部32に芳香剤や消臭剤を収納することによって、芳香効果や消臭効果を得ることができる。
(10) この実施形態では、前記加温器17が加温空間16の左右方向の中間部に設けられ、その加温器17から加温空間16内の底部両側に温風が供給されるようになっている。このため、加温空間16の左右方向の中間部に設けられた加温器17から加温空間16内の底部両側に向けて供給される温風により、加温空間16内に収容された両足を同時に効率よく温めることができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ フィット部材31としてゴム紐やゴムテープを使用し、通気性袋28の上端部をフィット部材31の弾性作用により、足にフィットさせるように構成すること。
・ フィット部材31として、通気性袋28を足にフィットさせた状態で保持する面ファスナや、ホック、クリップ等、前記実施形態とは別のものを用いること。
・ 例えば図12〜図14に示すように、フィット部材31を省略すること。
・ 底部体15以外のハウジング12部分を軟質合成樹脂材によって構成すること。
・ 通気性袋28の内袋281を省略すること。
・ 複数のスポット状の滑り止め38を前後方向(湾曲面36の湾曲方向)に沿った複数箇所に設けること。
・ 前記実施形態では、ハウジング12の底面の凸状湾曲面36が前後方向において湾曲するように構成されているが、左右方向にも湾曲するように構成すること。
・ 温風を供給する加温器17に代えて、ハウジング12の底面等にヒータを貼り付けたり、埋設したりすること。
・ 図9に示すように、滑り止め38をハウジング12の底部の湾曲面36と同一平面上に位置するように構成すること。この場合、滑り止めが傾動部となる。
・ 滑り止め38をハウジング12の底部の前後方向の全域にわたって延びるように、またはほぼ全体にひろがるように設けること。
・ 図6に2点鎖線136に示すように、滑り止め38を有する凸部37間におけるハウジング12の底部を平面状にしたり、あるいは上方に向かって凹状をなすようにしたりすること。ハウジング12の凸部37間の部分は床面39に接触しないため、このように構成しても問題ない。
・ 図6に2点鎖線236に示すように、滑り止め38を有する凸部37の前部側及び後部側の外側に凹部または平面部を形成すること。このように凹部または平面部が形成されても、ハウジング12の底面の前記凹部または平面部の前部側及び後部側に湾曲面36が形成されていれば、その部分でハウジング12を支持できるため、問題ない。
・ 滑り止め38を省略すること。この場合、ハウジング12の底面が傾動部になり、ハウジング12の底面全体を滑り止め機能を有する材質で形成することが好ましい。
・ 小物収納部32の位置を変更すること。図5〜図7及び図9には、通気性袋28に足を挿入した状態において、すね部の側方となる位置に小物収納部32が設けられた例を示したが、例えば図10〜図14に示すように、通気性袋28に足を挿入した状態において、すね部の前方となる位置に小物収納部32を設けてもよい。
・ 例えば図10に示すように、排出側ダクト22の下側両端を通気性袋28の内部まで延設し、温風吹出口221が内袋281と外袋282との間の空間に配されるように構成すること。この場合、温風吹出口221から吹き出された温風は、内袋281と外袋282との間の空間を通過しつつ、内袋281及び外袋282を介して加温空間16内に供給される。それ故、前記実施形態と同様に足全体を効率よく暖めることができる。温風吹出口221が配設される位置は、図10に示すように外袋282の底部であってもよく、側周部であってもよい。温風吹出口221を外袋282の底部に配設することにより、加温空間16内に温風が対流しやすくなり、加温空間16内をより効率よく暖めることができる。
・ 上述した構成において、外袋282を内袋281よりも通気性の低い材質を用いて構成すること。この場合には、温風吹出口221から供給される温風が外袋282の内側、すなわち足が挿入される側に滞留しやすくなる。それ故、加温空間16内に足が挿入された状態において、足をより迅速に暖めることができる。
・ 例えば図11に示すように、上述した構成において、外袋282に通気性を有する仕切り部材283を設け、仕切り部材283により区画される2つの領域のうち一方に内袋281が配され、他方に温風吹出口221が配されるように構成すること。仕切り部材283にはメッシュ状の布材等を用いることができる。
・ 図12に示すように、排出側ダクト22の下側両端を底部体15とハウジング12(側部体13)の内底部131との間の空間まで延設し、当該空間に温風吹出口221を配設すると共に、内底部131に厚み方向に貫通した貫通穴132を設けること。この場合には、温風吹出口221から吹き出された温風が貫通穴132を介して加温空間16に供給される。それ故、前記実施形態と同様に足全体を効率よく暖めることができる。
・ 内底部131をハウジング12とは別体に形成すること。
・ ハウジング12とは別体に形成された内底部131を内袋281と外袋282との間の空間に収容すること。かかる構成において排出側ダクト22の下側両端を通気性袋28の内部まで延設し、例えば図13に示すように、温風吹出口221が内袋281と外袋282との間の空間に配されるようにしてもよい。また、外袋282に通気性を有する仕切り部材283を設け、仕切り部材283により区画される2つの領域のうち一方に内袋281が配され、他方に温風吹出口221及び内底部131が配されるように構成してもよい。
・ 上述した構成において、図14に示すように、内底部131における足が載置される載置面部133に貫通穴132を設けると共に、排出側ダクト22の下側両端を載置面部133と底部体15との間の空間まで延設し、当該空間に温風吹出口221を配設すること。この場合には、温風吹出口221から吹き出される温風が貫通穴132を介して加温空間16内に供給されるため、前記実施形態と同様に足全体を効率よく暖めることができる。
(別の技術的思想)
前記実施形態から把握される技術的思想を以下に述べる。
(A) 前記傾動部をハウジングの底面から突出させた請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の足温器。
(B) 前記ハウジングの底面を前後方向において湾曲させるとともに、滑り止め部を底面と略同心状に延びるように設けた前記技術的思想(A)項に記載の足温器。
(C) 前記ハウジングには、加温空間の上端部及び加温空間に収容される足の脹脛と対応する部分に開口を形成し、その開口の脹脛対応部分に軟質材よりなるカバー体を開閉可能に配置した請求項3、前記技術的思想(A)項,(B)項のうちのいずれか一項に記載の足温器。
(D) 前記加温空間内には、同空間内に収容された足を受けるための通気性袋を着脱可能に設けた請求項1〜3、前記技術的思想(A)項〜(C)項のうちのいずれか一項に記載の足温器。
(E) 前記通気性袋は内袋と外袋とを備え、内袋を外袋に対して着脱可能にした前記技術的思想(D)項に記載の足温器。
(F) 前記通気性袋の上端部には、その通気性袋の上端部を足にフィットさせるためのフィット部材を設けた前記技術的思想(D)項または(E)項に記載の足温器。
(G) 前記通気性袋は、小物収納部を備えている前記技術的思想(D)項〜(F)項のうちのいずれか一項に記載の足温器。
(H) 前記加温器を加温空間の左右方向の中間部に設け、その加温器から加温空間内の底部両側に温風を供給するようにした請求項1〜3、前記技術的思想(A)項〜(G)項のうちのいずれか一項に記載の足温器。
11 足温器
12 ハウジング
16 加温空間
17 加温器
18 送風機
19 ヒータ
221 温風吹出口
23 吸気口
24 上面開口
25 後面開口
26 カバー体
28 通気性袋
281 内袋
282 外袋
31 フィット部材
32 小物収納部
36 湾曲面
38 滑り止め
39 床面

Claims (3)

  1. 少なくとも足首からつま先側の部位を収容する空間を設けたハウジングと、
    空間内を温める加温器と、
    凸状の湾曲部分を有する底面が接地しつつその湾曲方向に傾動可能な傾動部と、を備え、
    前記傾動部により自立可能である足温器。
  2. 前記空間を足首と膝との間の位置まで収容可能な深さに形成した請求項1に記載の足温器。
  3. 前記傾動部の床面と接する面に滑り止めを設けた請求項1または2に記載の足温器。
JP2013178735A 2013-06-19 2013-08-30 足温器 Pending JP2015024110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013178735A JP2015024110A (ja) 2013-06-19 2013-08-30 足温器

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013128743 2013-06-19
JP2013128743 2013-06-19
JP2013178735A JP2015024110A (ja) 2013-06-19 2013-08-30 足温器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015024110A true JP2015024110A (ja) 2015-02-05

Family

ID=52489283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013178735A Pending JP2015024110A (ja) 2013-06-19 2013-08-30 足温器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015024110A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115869121A (zh) * 2021-09-22 2023-03-31 广州昕宝皮皮具有限公司 一种具有曲面成型工艺的暖脚宝

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115869121A (zh) * 2021-09-22 2023-03-31 广州昕宝皮皮具有限公司 一种具有曲面成型工艺的暖脚宝

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090127895A1 (en) Therapeutic Seat Back Insert
US11147237B2 (en) Pet bed and step system
US6308713B1 (en) Heel protection device
US20090222986A1 (en) Cover for face cradle
JP2015024110A (ja) 足温器
JP4048845B2 (ja) マッサージ椅子
JP4859394B2 (ja) 乳児用椅子
JP4921130B2 (ja) 下肢用暖房具
JP4707120B2 (ja) テーブルこたつ用椅子及び座部の温め方法
JP4055743B2 (ja) 足浴器
JP2005013674A (ja) 療養ベッド
JP2014168622A (ja) 足温器
JP6388137B2 (ja) 加温システム
JP3694016B2 (ja) 被い機能付き椅子
JP5301748B1 (ja) 簡易サウナ装置
US10327979B2 (en) Chair-type massage machine
JP2014046068A (ja) 足用マッサージ装置
US20180214295A1 (en) Therapeutic footwear with support device
JP4031768B2 (ja) 携帯用健康器具
JP2010110637A (ja) 椅子及び背カバー
JP3202208U (ja) インスタントフットレスト
JP3869512B2 (ja) 足用暖房装置
JP3126578U (ja) 全身健康美容促進用椅子
JP2004016457A (ja) デスクワーク用下肢保温具
KR20240093268A (ko) 허리받침대의 수용수단이 구비되는 다리대받침대