JP2014046068A - 足用マッサージ装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 足裏を効果的にマッサージするだけでなく、コンパクトで持ち運びや収納が容易であり、またスツールなどとしても使用することも可能な足用マッサージ装置を提供する。
【解決手段】
足用マッサージ装置を、内側が使用者の足先を収容するための足先収容空間10bとされて左右一対の足挿入口11が天板部に設けられた箱体からなる本体10と、使用者の足裏を下側から押圧するマッサージ手段50とを備えたものとし、マッサージ手段50が使用者の足裏を下側から押圧した際に、本体10における足挿入口11周辺の天板部(A部)が使用者の足100の甲を押さえることにより、使用者の足先が浮き上がらないようにした。この足用マッサージ装置は、本体10の底面における所定箇所に棒状脚部を取り付けることにより、床面に対して傾斜した状態に設置したり、スツールとして使用したりすることも可能である。
【選択図】図5

Description

本発明は、足裏などの足先周辺をマッサージするための足用マッサージ装置に関する。
ハイヒールなど、踵の高い靴を履いて歩行すると、くるぶし周辺にある三角靭帯や、足裏にある足底腱膜や長足底靭帯などが伸びて緩んだ状態となり、膝の痛みにつながると言われている。このため、緩んだ足底腱膜や長足底靭帯などをマッサージして、これらを正常な状態へと戻すことが、膝の痛みの解消や、足の疲れを癒すために重要になってくる。足裏などの足先周辺をマッサージするための足用マッサージ装置としては、これまでに種々のものが提案されている。
例えば、特許文献1〜3には、足裏をマッサージするためのマッサージ手段を上面に備えた床置式の足用マッサージ装置が記載されている。しかし、この種の足用マッサージ装置は、その上面に設けられたマッサージ手段の上に足裏を載せて使用するものとなっており、マッサージ手段の所定箇所が上昇するとそれに追従して使用者の足先も浮いてしまうものとなっていたため、使用者が足裏を意図的にマッサージ手段に押し付けるようにしなければ足裏を効果的に刺激することができなかった。
また、特許文献1〜3の足用マッサージ装置を用いて足裏をマッサージする場合には、足用マッサージ装置におけるマッサージ面(上面)に足裏を当てるため、使用者は、椅子に着席した状態で膝を約90°に曲げなければならず(引用文献1の図10、引用文献2の図7〜10及び引用文献3の図6(a)を参照)、膝を伸ばしたリラックスした状態で使用することができなかった。
さらに、特許文献1〜3の足用マッサージ装置は、マッサージ機能しか有しておらず、それ以外の用途(例えば、スツールなど)には使用することができなかった。さらにまた、特許文献2の足用マッサージ装置のように、高さのあるものは、ソファの下に収納することができないため、収納スペースの確保に頭を悩ませるものとなっていた。
特開2003−225270号公報 特開2011−135971 実登第3171672号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、使用者の足裏を押圧する際に足先が浮き上がらないようにして足裏を効果的にマッサージすることのできる足用マッサージ装置を提供するものである。また、コンパクトで持ち運びが容易であるだけでなく、ソファの下などの限られた空間に収納することができ、省スペース化を実現することも容易な足用マッサージ装置を提供することも本発明の目的である。さらに、椅子に着席した使用者が膝を伸ばしたリラックスした状態で足裏をマッサージすることができる足用マッサージ装置を提供することも本発明の目的である。さらにまた、マッサージをしない場合にはスツールとして使用することができる足用マッサージ装置を提供することも本発明の目的である。加えて、寒さ対策を容易に施すことができるなど、より高機能な足用マッサージ装置を提供することも本発明の目的である。
上記課題は、
足裏をマッサージするための足用マッサージ装置であって、
天板部と側板部とを有する箱体で形成され、その内側が使用者の足先を収容するための足先収容空間とされ、使用者の足先を挿入するための左右一対の足挿入口が天板部に設けられた本体と、
本体における足収容空間に設けられて使用者の足裏を下側から押圧するマッサージ手段と
を備え、
マッサージ手段が使用者の足裏を下側から押圧した際に、本体における足挿入口周辺の天板部が使用者の足の甲を押さえることにより、使用者の足先が浮き上がらないようにしたことを特徴とする足用マッサージ装置
を提供することによって解決される。
このように、使用者の足先が浮き上がらないようにすることにより、使用者が足裏を意図的にマッサージ手段に押し付けるようにしなくても足裏を効果的に刺激することが可能になる。
本発明の足用マッサージ装置においては、本体の天板部における使用者の足の甲を押さえ付ける部分に緩衝材を設けると好ましい。これにより、本体の天板部が使用者の足の甲を押さえ付ける際に、使用者が痛みを感じないようにすることができる。緩衝材は、緩衝性(弾力性)を有する素材で形成されたものであれば特に限定されない。緩衝材としては、ポリウレタンなどの合成樹脂の発泡体などが例示される。この他、本体の足先収容空間の底面や側面など、使用者の足先が接触する可能性がある部分も同様の緩衝材を設けると好ましい。
また、本発明の足用マッサージ装置において、マッサージ手段は、使用者の足裏をマッサージできるものであれば特に限定されないが、空気圧により膨張する複数の空気袋で構成されたものを用いると好ましい。これにより、マッサージ手段を簡素で低コストな構造としながらも、複雑なマッサージ動作を実現することが可能になる。具体的には、マッサージ手段を、使用者の足裏を押圧するための第一空気袋と、使用者の踵背面を押圧するための第二空気袋と、使用者の足先の左側面を押圧するための第三空気袋と、使用者の足先の右側面を押圧するための第四空気袋とで構成すると好ましい。
さらに、本発明の足用マッサージ装置においては、本体の底面における四隅部に対して着脱自在な4本の棒状脚部を備えるとともに、足挿入口に足を挿入しないときに該足挿入口を塞ぐための足挿入口閉塞部材を備えることも好ましい。これにより、マッサージをしないときには、4本の棒状脚部を本体に取り付けて足挿入口を閉塞部材で塞ぐことにより、足用マッサージ装置をスツールとして使用することが可能になる。また、4本の棒状脚部のうち、使用者から見て奥側(爪先側)になる2本の棒状脚部のみを本体に取り付けることにより、本体を手前側(使用者側)に傾斜した状態とすることが可能になる。したがって、椅子に着席した使用者が膝を伸ばしたリラックスした状態で足裏をマッサージすることが可能になる。
さらにまた、本発明の足用マッサージ装置においては、本体の足先収容空間を暖めるための加温手段を備えることも好ましい。これにより、冬期などの寒い時期であっても、使用者が足先に寒さを感ずることなく足裏のマッサージを行うことが可能になる。
そして、本発明の足用マッサージ装置において、本体の具体的な寸法形状は特に限定されない。しかし、足用マッサージ装置をスツールとして使用することもあることや、足用マッサージ装置をソファの下側の空間などに収納することもあることや、足用マッサージ装置を持ち運んだり押入れなどに収納したりすることもあることなどを考慮すると、本体は、高さ25cm以下の直方体形状とすると好ましい。
そしてまた、本発明の足用マッサージ装置においては、本体の外面に取手を設けることも好ましい。これにより、足用マッサージ装置をさらに持ち運びしやすくすることが可能になる。取手を設ける場所は、特に限定されないが、マッサージをする際や、スツールとして使用する際などに邪魔にならない場所(例えば、本体における使用者から見て奥側となる側面)に設けると好ましい。
以上のように、本発明によって、使用者の足裏を押圧する際に足先が浮き上がらないようにして足裏を効果的にマッサージすることのできる足用マッサージ装置を提供することが可能になる。また、コンパクトで持ち運びが容易であるだけでなく、ソファの下などの限られた空間に収納することができ、省スペース化を実現することも容易な足用マッサージ装置を提供することも可能になる。さらに、椅子に着席した使用者が膝を伸ばしたリラックスした状態で足裏をマッサージすることができる足用マッサージ装置を提供することも可能になる。さらにまた、マッサージをしない場合にはスツールとして使用することができる足用マッサージ装置を提供することも可能になる。加えて、寒さ対策を容易に施すことができるなど、より高機能な足用マッサージ装置を提供することも可能になる。
本発明の足用マッサージ装置を各部に分解した状態を示した斜視図である。 本体から棒状脚部及び閉塞部材を取り外し、床に対して水平に設置した状態(第一のマッサージ形態)の本発明の足用マッサージ装置を示した斜視図である。 本体の奥側に2本の棒状脚部を取り付けるとともに閉塞部材を取り外し、床に対して傾斜させて設置した状態(第二のマッサージ形態)の本発明の足用マッサージ装置を示した斜視図である。 本体に4本の棒状脚部を取り付けるとともに閉塞部材で足挿入口を塞ぎ、床に対して水平に設置した状態(スツール形態)の本発明の足用マッサージ装置を示した斜視図である。 本発明の足用マッサージ装置における本体の内部構造を示した断面図である。 本発明の足用マッサージ装置における本体を上方から撮影した写真(平面図)である。 本発明の足用マッサージ装置における本体を下方から撮影した写真(底面図)である。 本発明の足用マッサージ装置における本体を手前側から撮影した写真(正面図)である。 本発明の足用マッサージ装置における本体を奥側から撮影した写真(背面図)である。 本発明の足用マッサージ装置における本体を向かって左側から撮影した写真(左側面図)である。 本発明の足用マッサージ装置における本体を向かって右側から撮影した写真(右側面図)である。
1.足用マッサージ装置の概要
本発明の足用マッサージ装置の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。図1は、本発明の足用マッサージ装置を各部に分解した状態を示した斜視図である。図2は、本体10から棒状脚部30及び閉塞部材40を取り外し、床に対して水平に設置した状態(第一のマッサージ形態)の本発明の足用マッサージ装置を示した斜視図である。図3は、本体10の奥側に2本の棒状脚部30を取り付けるとともに閉塞部材40を取り外し、床に対して傾斜させて設置した状態(第二のマッサージ形態)の本発明の足用マッサージ装置を示した斜視図である。図4は、本体10に4本の棒状脚部30を取り付けるとともに閉塞部材40で足挿入口11を塞ぎ、床に対して水平に設置した状態(スツール形態)の本発明の足用マッサージ装置を示した斜視図である。図5は、本発明の足用マッサージ装置における本体10の内部構造を示した断面図である。
本実施態様の足用マッサージ装置は、図1又は図5に示すように、箱体で形成された本体10(図1)と、本体10に電力を供給するための電気ケーブル付き電源プラグ20(図1)と、本体10の底面における四隅部に対して着脱自在な4本の棒状脚部30(図1)と、本体10の上面に設けられた左右一対の足挿入口11を閉塞するための閉塞部材40(図1)と、本体10の内部に設けられたマッサージ手段50(図5)と、制御手段60(図5)と、加温手段70(図5)とを備えたものとなっている。以下、足用マッサージ装置の各部について順に説明する。
2.本体
本実施態様の足用マッサージ装置において、本体10は、図5に示すように、箱状構造材10aと、箱状構造材10aの外面又は内面における所定箇所を覆う緩衝材10dと、箱状構造材10aの外面に貼り付けられた緩衝材10dのさらに外面を覆う表皮材10eとで構成されている。箱状構造材10aは、天板部10a、側板部10a、底板部10a及び中板部10aを有する直方体状のものとなっている。箱状構造材10aの内部空間は、中板部10aによって、上側の足先収容空間10bと、下側の制御手段収容空間10cとに仕切られた状態となっている。足先収容空間10bは、図示省略の仕切壁によって、左右に仕切られており、それぞれの足先収容空間10bに左足の足先と右足の足先とを収容することができるようになっている。図5では、左足用の足先収容空間10bを示している。図示していない右足用の足先収容空間10bについては、左足用の足先収容空間と左右対称であるため、以下においては、左足用の足先収容空間10bの説明をもって右足用の足先収容空間10bの説明を割愛する。
箱状構造材10aにおける天板部10aの手前側には、図5に示すように、足挿入口11が設けられており、この足挿入口11から足先収容空間に足先100を挿入することができるようになっている。本実施態様の足用マッサージ装置において、足挿入口11は、本体10の上面において左右一対に現れるように設けている(図1を参照)。また、箱状構造材10aの底板部10aにおける中央部には、開口部が設けられており、該開口部から制御手段収容空間10cの内部に、制御手段60や加温手段70を収容して固定することができるようになっている。この開口部は、最終的に、表皮材10eによって塞がれる。箱状構造材10aの素材は、必要な強度を発揮できるのであれば特に限定されない。箱状構造材10aの素材としては、硬質プラスチックや木材や金属などが例示される。足用マッサージ装置を軽量化して持ち運びしやすくすることや、その製造コストなどを考慮すると、箱状構造材10aは、硬質プラスチックで形成すると好ましい。
緩衝材10dは、少なくとも、天板部10aにおける足の甲を押さえ付ける部分(図5におけるA部)周辺に設けていればよい。これにより、図5に示すように、マッサージ手段50が使用者の足裏を下側から押圧した際に、A部で使用者の足の甲を押さえることにより、使用者の足先100が浮き上がらないようにするだけでなく、使用者が足の甲に痛みを感じないようにすることができる。緩衝材10dの素材は、上述した通り、特に限定されないが、本実施態様の足用マッサージ装置においては、ポリウレタンの発泡体からなる厚手のシート材を使用している。緩衝材10dの厚さは、特に限定されないが、緩衝性を高めるためには、通常、3mm以上とされる。特に、A部における緩衝材10dの厚さは、5mm以上とすると好ましく、7mm以上とするとより好ましく、10mm以上とするとさらに好ましい。緩衝材10dの厚さに特に上限はないが、通常、20〜30mm程度までである。
また、本実施態様の足用マッサージ装置では、図5に示すように、側板部10aの内面のうち足先収容空間10bを区画する部分、及び中板部10aの上面にも緩衝材10dを設けている。加えて、左足用の足先収容空間10bと右足用の足先収容空間10bとを仕切る仕切壁(図示省略)の両面にも緩衝材10dを設けている。このように、足先収容空間10bに収容された足先100が接触する可能性がある部分を緩衝材10dで覆うことにより、使用者の足先100を保護することや、足先100をマッサージする際の快適性を高めることが可能になる。図5において、中板部10aの上面の緩衝材10dは、厚さが均一となっているが、場所によって厚さを変える(中板部10aの上面の緩衝材10dの上面に段差を設ける)ことも好ましい。これにより、中板部10aの上面の緩衝材10dを、使用者の踵を保持しやすくするなど、足裏に沿った形状とすることが可能になる。
さらに、本実施態様の足用マッサージ装置では、天板部10aの外面(上面)全体や、側板部10aの外面全体にも緩衝材を設けている。これにより、本体10の外面を保護するだけでなく、後述するように、足用マッサージ装置をスツールとして使用する場合(図4を参照)の使用感を向上することも可能になる。
表皮材10eは、本体10の外面における足挿入口11が設けられた以外の部分を覆っている。これにより、足用マッサージの外観をよくすることが可能になるだけでなく、肌触りの良いものとすることができる。表皮材10eの素材は、特に限定されないが、通常、天然繊維や合成繊維などからなる生地が用いられる。表皮材10eには、柄や模様を施してもよい。また、本体10の底面を覆う表皮材10eは、目につきにくいため、他の部分を覆う表皮材10eと生地を切り替えてシンプルなものとすることもできる。本実施態様の足用マッサージ装置においては、図6〜11に示すように、本体10の上面及び側面を覆う表皮材10eは、チェック柄の生地とし、本体10の底面を覆う表皮材10eは、黒の無地の生地としている。図6は、本発明の足用マッサージ装置における本体を上方から撮影した写真(平面図)である。図7は、本発明の足用マッサージ装置における本体を下方から撮影した写真(底面図)である。図8は、本発明の足用マッサージ装置における本体を手前側から撮影した写真(正面図)である。図9は、本発明の足用マッサージ装置における本体を奥側から撮影した写真(背面図)である。図10は、本発明の足用マッサージ装置における本体を向かって左側から撮影した写真(左側面図)である。図11は、本発明の足用マッサージ装置における本体を向かって右側から撮影した写真(右側面図)である。
本体10の寸法は、特に限定されないが、上述した通り、ソファの下側の空間などに収納できるようにすることなどを考慮すると、25cm以下とすると好ましい。本体10の高さは、22cm以下であるとより好ましく、20cm以下であるとさらに好ましい。一方、本体10を低くしすぎると、足先収容空間10cを確保できなくなる。このため、本体10の高さは、通常、10cm以上とされる。また、本体10の縦幅や横幅も特に限定されないが、足先収容空間10cを確保することに加えて、収納のしやすさや持ち運びのしやすさなどを考慮すると、それぞれ30〜60cm程度とすると好ましい。本実施態様の足用マッサージ装置において、本体10の高さは18cm、縦幅は38cm、横幅は45cmとなっている。
ところで、本実施態様の足用マッサージ装置では、図1に示すように、本体10の底面における四隅部に、高さ10〜20mm程度のゴム製の低脚部12を設けている。この低脚部12は、足用マッサージ装置を床に対して水平に設置して使用する場合(図2を参照)や、足用マッサージ装置を床に対して傾斜させて設置して使用する場合(図3を参照)などに、足用マッサージ装置が床に対して滑らないようにしたり、足用マッサージ装置の安定感を高めたり、床に傷が付くのを防止したりするなどの機能を有している。また、本体10の底面における四隅部には、棒状脚部取付孔13が設けられており、棒状脚部30を螺合することができるようになっている。このため、棒状脚部取付孔13に選択的に棒状脚部30を取り付けることにより、足用マッサージ装置を床に対して傾斜させて設置して使用すること(図3を参照)や、足用マッサージ装置をスツールとして使用すること(図4を参照)が可能となっている。
また、本実施態様の足用マッサージ装置では、図1に示すように、本体10における使用者から見て手前側となる側面に、操作ボタン14と、電源接続部15と、ポケット16と、非常停止ボタン17とが設けられている。操作ボタン14は、後述するマッサージ手段50を起動又は停止するためのものである。マッサージ手段50を、動作モードが切り替えることができるようなものとする場合や、後述する加温手段70を設ける場合などには、動作モードの切替ボタンや加温手段70の操作ボタンなどもこの周辺に設けることができる。また、電源接続部15は、電気ケーブル付き電源プラグ20のピン状プラグを差し込むための部分となっている。さらに、非常停止ボタン17は、故障などによってマッサージ手段50が誤動作した場合などに、マッサージ手段50を強制的に停止させるためのものとなっている。さらにまた、ポケット16は、非常停止ボタン17及びそれを本体10に接続するケーブルを収納するためのものとなっている。この他、本実施態様の足用マッサージ装置では、本体10における使用者から見て奥側となる側面に、把手18を設けており、足用マッサージ装置を持ち運びしやすくしている。
3.電気ケーブル付き電源プラグ
電気ケーブル付き電源プラグ20は、後述するマッサージ手段50や制御手段60や加温手段などに電力を供給するためのものとなっている。電気ケーブル付き電源プラグ20としては、家庭で一般的に使用されるものを採用している。
4.棒状脚部
棒状脚部30は、本体10の底面に取り付けられて、足用マッサージ装置(本体10)を所定の姿勢で支持するためのものとなっている。例えば、図2に示すように、4本の棒状脚部30を全て本体10から取り外した状態では、足用マッサージ装置の本体10は、床に近い低い場所で水平に設置された状態(第一のマッサージ形態)となる。この第一のマッサージ形態では、椅子に着席している使用者は、膝を折り曲げて足先をマッサージするようになる。また、図3に示すように、奥側2本の棒状脚部30のみを本体10に取り付けると、足用マッサージ装置の本体10を床に対して手前側に傾斜した状態(第二のマッサージ形態)に保つことができる。この第二のマッサージ形態では、椅子に着席している使用者は、膝を伸ばしたリラックスした姿勢で足先をマッサージすることができる。さらに、図4に示すように、4本全ての棒状脚部30を本体10に取り付けると、足用マッサージ装置の本体10を床面から浮いた水平な状態(スツール形態)に保つことができる。このスツール形態では、椅子に着席している使用者は、足用マッサージ装置をスツールとして利用することができる。
棒状脚部30の長さは、特に限定されないが、図4に示すスツール形態において、本体10をスツールとして適切な高さに支持できる長さに設定すると好ましい。具体的には、本体10の上面を床面から30〜50cm程度の高さに支持できるようにすると好ましい。棒状脚部30は、伸縮機構を採用するなどして、その長さを調節できるようにしてもよい。また、本実施態様の足用マッサージ装置において、棒状脚部30は、図1に示すように、その上端部に立設された螺子部を本体10の底面に設けられた棒状脚部取付孔13に螺合する構造としたが、ヒンジなどを介して本体10の底面に取り付けた折り畳み式のものとしてもよい。これにより、棒状脚部30の紛失を防止することができる。棒状脚部30には、ゴムなどを取り付けることも好ましい。これにより、棒状脚部30が床に対して滑らないようにするだけでなく、床が傷つかないようにすることも可能になる。
5.閉塞部材
閉塞部材40は、図4に示すように、足挿入口11に足を挿入しないとき(スツール形態時)に、足挿入口11を塞ぐためのものとなっている。これにより、足用マッサージ装置をスツールとして快適に使用することが可能になる。本実施態様の足用マッサージ装置において、それぞれの閉塞部材40は、図1に示すように、足挿入口11に嵌合される嵌合部41と、嵌合部41の上面を覆う表皮部42とで構成されている。嵌合部41は、弾性的に変形可能なブロック状のものとなっており、足先収容空間10b(図5)における足挿入口11の下側の部分に挿入された際に該部分の形状に従って変形した状態で嵌合されるようになっている。このため、足挿入口11に嵌合した閉塞部材40は、足用マッサージ装置をひっくり返した程度では落ちないようになっており、手などで意図的に引き抜こうとしない限りは取り外すことができないようになっている。嵌合部の素材は、適度な弾性的に変形可能なものであれば特に限定されないが、本実施態様の足用マッサージ装置においては、ポリウレタンなどの合成樹脂の発泡体で形成している。
一方、閉塞部材40における表皮部42は、通常、合成繊維や天然繊維などの生地によって形成される。これにより、その部分の肌触りを良くして、足用マッサージ装置をスツールとして使用する場合の快適性を高めることができる。表皮部42は、本体10の上面を覆う表皮材10e(図5)と同じ生地で同じ柄とすると好ましい。これにより、図4に示すように、足挿入口11を閉塞部材40で閉塞した際に、表皮部42を本体10の表皮材10eと一体化したデザインとすることができ、足用マッサージ装置をスツールとして使用する場合の美観性を高めることができる。
6.マッサージ手段
マッサージ手段50は、図5に示すように、足先収容空間10bに収容された使用者の足先100をマッサージするためのものとなっている。マッサージ手段50は、左足用の足先収容空間10bと右足用の足先収容空間10bにそれぞれ設けられている。マッサージ手段50は、上述した通り、その具体的な構造は特に限定されないが、本実施態様の足用マッサージ装置においては、空気圧により膨張する複数の空気袋51〜54で構成したものを用いている。
すなわち、膨張時に使用者の足裏を押圧するための第一空気袋51と、膨張時に使用者の踵背面を押圧するための第二空気袋52と、膨張時に使用者の足先100の左側面を押圧するための第三空気袋53(図中の太破線部で囲まれた部分)と、膨張時に使用者の足先の右側面を押圧するための第四空気袋54(図中の太破線部で囲まれた部分。図5においては第三空気袋53と重なる位置に設けられている。)とでマッサージ手段50を構成している。このため、緩んだ足底腱膜や長足底靭帯などをマッサージして、これらを正常な状態へと戻すなど、足裏のマッサージだけでなく、足先100の全体を効果的にマッサージすることができるようになっている。
本実施態様の足用マッサージ装置においては、第一空気袋51の上面に足ツボマット(図示省略)を敷いており、足裏のツボを効果的に刺激できるようにしている。足ツボマットとしては、複数本のツボ押し突起が上面に形成されたゴム製のマットが例示される。また、本実施態様の足用マッサージ装置においては、合成繊維製の生地からなる袋状カバー(図示省略)で足先収容空間10bの内面が覆われるように該袋状カバーの口部を足挿入口11の周辺に固定しており、使用者の足先100がマッサージ手段50に直接触れないようにしている。
7.制御手段
制御手段60(図5)は、マッサージ手段50及び後述する加温手段70を制御するためのものとなっている。制御手段60としては、各種の電気回路や、マイクロコントローラなどを使用することができる。
8.加温手段
加温手段70(図5)は、足先収容空間10bを暖めるためのものとなっている。これにより、冬期などの寒い時期であっても、使用者が足先100に寒さを感ずることなく足裏のマッサージを行うことが可能になる。加温手段70は、足先収容空間10bを暖めることができるものであれば、特に限定されない。加温手段70としては、電気を流すと発熱する電熱線(ニクロム線材や炭素線材など)を樹脂フィルムなどで被覆した発熱マットなどが例示される。
10 本体
10a 箱状構造材
10a 天板部
10a 側板部
10a 底板部
10a 中板部
10b 足先収容空間
10c 制御手段収容空間
10d 緩衝材
10e 表皮材
11 足挿入口
12 低脚部
13 棒状脚部取付孔
14 操作ボタン
15 電源接続部
16 ポケット
17 非常停止ボタン
18 把手
20 電気ケーブル付き電源プラグ
30 棒状脚部
40 閉塞部材
41 嵌合部
42 表皮部
50 マッサージ手段
51 第一空気袋(空気袋)
52 第二空気袋(空気袋)
53 第三空気袋(空気袋)
54 第四空気袋(空気袋)
60 制御手段
70 加温手段
100 足先
A 使用者の足の甲を押さえ付ける部分

Claims (7)

  1. 足裏をマッサージするための足用マッサージ装置であって、
    天板部と側板部とを有する箱体で形成され、その内側が使用者の足先を収容するための足先収容空間とされ、使用者の足先を挿入するための左右一対の足挿入口が天板部に設けられた本体と、
    本体における足収容空間に設けられて使用者の足裏を下側から押圧するマッサージ手段と
    を備え、
    マッサージ手段が使用者の足裏を下側から押圧した際に、本体における足挿入口周辺の天板部が使用者の足の甲を押さえることにより、使用者の足先が浮き上がらないようにしたことを特徴とする足用マッサージ装置。
  2. 本体の天板部における使用者の足の甲を押さえ付ける部分に緩衝材が設けられたことを特徴とする請求項1記載の足用マッサージ装置。
  3. マッサージ手段が、空気圧により膨張する複数の空気袋で構成され、
    該複数の空気袋が、使用者の足裏を押圧するための第一空気袋と、使用者の踵背面を押圧するための第二空気袋と、使用者の足先の左側面を押圧するための第三空気袋と、使用者の足先の右側面を押圧するための第四空気袋とで構成された請求項1又は2記載の足用マッサージ装置。
  4. 本体の底面における四隅部に対して着脱自在な4本の棒状脚部を備えるとともに、
    足挿入口に足を挿入しないときに該足挿入口を塞ぐための足挿入口閉塞部材を備えた請求項1〜3いずれか記載の足用マッサージ装置。
  5. 本体の足先収容空間を暖めるための加温手段を備えた請求項1〜4いずれか記載の足用マッサージ装置。
  6. 本体が、高さ25cm以下の直方体形状とされた請求項1〜5いずれか記載の足用マッサージ装置。
  7. 本体の外面に取手を設けた請求項1〜6いずれか記載の足用マッサージ装置。
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CN116215346A (zh) * 2021-12-02 2023-06-06 北京车和家汽车科技有限公司 脚托、座椅和车辆

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