JP2015023912A - ラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】被打対象物に対する打力を異ならせて打ち分けることができるラケットを提供すること。
【解決手段】フレームと、グリップと、前記フレームと前記グリップとを連結するシャフトと、前記グリップに固定され前記シャフトの一部を前記シャフトの円周側から支持するキャップと、を備えるラケットであって、前記フレームの一方の面側における前記キャップの形状と、前記フレームの他方の面側における前記キャップの形状と、が前記フレームの面に対して非対称であることを特徴とするラケットである。
【選択図】図2

Description

本発明は、バドミントン等に使用されるラケットに関する。
バドミントンは、正確な位置にシャトルを打ち落とすことが求められる競技である。正確な位置にシャトルを打ち落とす際、高速度でシャトルを打ち落とす場合もあれば、軽くシャトルをはじくようにする場合もある。
なお、特許文献1には、カーボンナノチューブを含むカーボンファイバープリプレグ成形体を有するバドミントンラケットが開示されている。
特開2012−147846号公報
スマッシュなどでシャトルを打ち落とす場合には、シャトルの勢いが増すように打ち返すことが有利である。一方、軽くシャトルをはじく場合には、シャトルの勢いを殺すように打ち返す必要がある。よって、一つのラケットでシャトル等の被打対象物に対する打力を異ならせて打ち分けることができることが望まれる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、被打対象物に対する打力を異ならせて打ち分けることができるラケットを提供することである。
上記目的を達成するための主たる発明は、フレームと、グリップと、前記フレームと前記グリップとを連結するシャフトと、前記グリップに固定され前記シャフトの一部を前記シャフトの円周側から支持するキャップと、を備えるラケットであって、前記フレームの一方の面側における前記キャップの形状と、前記フレームの他方の面側における前記キャップの形状と、が前記フレームの面に対して非対称であることを特徴とするラケットである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明のラケットによれば、フレームの一方の面側におけるキャップの形状と、フレームの他方の面側におけるキャップの形状と、がフレームの面に対して非対称であるので、シャフトを支持するキャップの剛性も、フレームの一方の面側とフレームの他方の面側とで非対称となる。そのため、一方の面で被打対象物を打つときと、他方の面で被打対象物を打つときとでは、シャフト自体の変形量が異なる。変形量が異なればその反発力も異なることとなるので、このように変形量を異ならせることによって、一方の面側で打つときと他方の面側で打つときとで被打対象物に対する打力を異ならせることができる。すなわち、被打対象物に対する打力を異ならせて打ち分けることができるラケットを提供することができる。
図1Aは第1実施形態におけるバドミントンラケット1の正面図であり、図1Bは第1実施形態におけるバドミントンラケット1の側面図である。 図2Aは、拡大したキャップ50の正面図であり、図2Bは、拡大したキャップ50の側面図である。 第1実施形態におけるシャフトの変形の様子を説明する図である。 図4Aは、第2実施形態におけるラケット201の一部正面図であり、図4Bは、第2実施形態におけるキャップ250の断面図である。 第3実施形態におけるキャップ350の拡大図である。 第4実施形態におけるキャップ450の側面図である。
===開示の概要===
本明細書及び図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
すなわち、フレームと、グリップと、前記フレームと前記グリップとを連結するシャフトと、前記グリップに固定され前記シャフトの一部を前記シャフトの円周側から支持するキャップと、を備えるラケットであって、前記フレームの一方の面側における前記キャップの形状と、前記フレームの他方の面側における前記キャップの形状と、が前記フレームの面に対して非対称であることを特徴とするラケットである。
このようなラケットによれば、フレームの一方の面側におけるキャップの形状と、フレームの他方の面側におけるキャップの形状と、がフレームの面に対して非対称であるので、シャフトを支持するキャップの剛性も、フレームの一方の面側とフレームの他方の面側とで非対称となる。そのため、一方の面で被打対象物を打つときと、他方の面で被打対象物を打つときとでは、シャフト自体の変形量が異なる。変形量が異なればその反発力も異なることとなるので、このように変形量を異ならせることによって、一方の面側で打つときと他方の面側で打つときとで被打対象物に対する打力を異ならせることができる。すなわち、被打対象物に対する打力を異ならせて打ち分けることができるラケットを提供することができる。
かかるラケットであって、前記キャップにおいて、前記フレームの一方の面側であって前記フレーム側に切り欠きを有することを特徴とするラケットである。
このようなラケットによれば、キャップにおいてフレーム側に切り欠きを設けることとするので、フレームの一方の面側におけるキャップの形状と、フレームの他方の面側におけるキャップの形状と、をフレームの面に対して非対称とすることができる。そして、一方の面で打つときと他方の面で打つときとで被打対象物に対する打力を異ならせて打ち分けることができる。
かかるラケットであって、前記フレームの一方の面側における前記キャップの断面形状と、前記フレームの他方の面側における前記キャップの断面形状と、が前記フレームの面に対して非対称であることを特徴とするラケットである。
このようなラケットによれば、フレームの一方の面側におけるキャップの断面形状と、フレームの他方の面側におけるキャップの断面形状と、をフレームの面に対して非対称とするので、キャップに円周を支持されるシャフト自体の変形量をフレームの一方の面側にしなる場合とフレームの他方の面側にしなる場合とで異ならせることができる。そして、一方の面で打つときと他方の面で打つときとで被打対象物に対する打力を異ならせて打ち分けることができる。
かかるラケットであって、さらに、前記フレームの一方の面側における前記キャップの材料の配置と、前記フレームの他方の面側における前記キャップの材料の配置と、が前記フレームの面に対して非対称であることを特徴とするラケットである。
このようなラケットによれば、フレームの一方の面側におけるキャップの材料の配置と、フレームの他方の面側におけるキャップの材料の配置と、をフレームの面に対して非対称とするので、キャップに円周を支持されるシャフト自体の変形量を異ならせることができる。そして、一方の面で打つときと他方の面で打つときとで被打対象物に対する打力を異ならせて打ち分けることができる。
また、本明細書及び図面の記載により、少なくとも、以下の事項も明らかとなる。
すなわち、フレームと、グリップと、前記フレームと前記グリップとを連結するシャフトと、前記グリップに固定され前記シャフトの一部を前記シャフトの円周側から支持するキャップと、を備えるラケットであって、前記フレームの一方の面側における前記キャップの材料の配置と、前記フレームの他方の面側における前記キャップの材料の配置と、が前記フレームの面に対して非対称であることを特徴とするラケット。
このようなラケットによれば、フレームの一方の面側におけるキャップの材料の配置と、フレームの他方の面側におけるキャップの材料の配置と、がフレームの面に対して非対称のものとなる。そのため、一方の面で被打対象物を打つときと、他方の面で被打対象物を打つときとでは、シャフト自体の変形量が異なる。変形量が異なればその反発力も異なることとなるので、このように変形量を異ならせることによって、一方の面で打つときと他方の面で打つときとで被打対象物に対する打力を異ならせることができる。そして、被打対象物に対する打力を異ならせて打ち分けることができるラケットを提供することができる。
===第1実施形態===
以下、第1実施形態に係るラケットとして、バドミントン用ラケットを例に説明する。
図1Aは、第1実施形態におけるバドミントンラケット1の正面図であり、図1Bは第1実施形態におけるバドミントンラケット1の側面図である。
バドミントンラケット1(以下、「ラケット1」ということがある)は、環状のフレーム10と、プレーヤーに把持されるグリップ30と、フレーム10とグリップ30とを連結するシャフト20とを備える。また、ラケット1は、キャップ50を備える。キャップ50は、グリップ30に固定され、シャフト20の下方一部をシャフト20の円周側から支持する。また、ラケット1のフレーム10には、ストリング40が張ってある。
グリップ30の上面側には、シャフト20を挿通して固定するための挿通孔が設けられている。そして、シャフト20の根元部分はグリップ30の挿通孔に挿通されるとともに、接着剤等により固定される。すなわち、シャフト20の根元はグリップ30によって支持されることになる。
また、キャップ50の底面側にはグリップ30の先端の一部が挿入され、両者は接着剤及びテープにより固定される。また、キャップ50にもシャフト20が通る挿通孔が設けられているが、シャフト20を通る挿通孔の内壁がシャフト20の一部をその円周側から支持する。
そして、第1実施形態におけるラケット1は、キャップ50の形状が側面視(図1B)において非対称の形状となっている。言い換えると、フレーム10のA面側におけるキャップ50の形状と、フレーム10のB面側におけるキャップ50の形状と、がフレーム10の面に対して非対称であるといえる。
図2Aは、拡大したキャップ50の正面図である。図2Bは、拡大したキャップ50の側面図である。図2A及び図2Bを参照すると分かるとおり、キャップ50において、円錐の先端側(フレーム10側)であって、フレーム10の一方の面側にシャフトの軸方向に延びる切り欠きを有している。このようにすることで、フレーム10のA面側におけるキャップ50の形状と、フレーム10のB面側におけるキャップ50の形状と、をフレーム10の面に対して非対称にすることができる。そして、シャフト20を支持するキャップ50の剛性も、フレーム10のA面側とフレーム10のB面側とでフレーム10の面に対して非対称とすることができる。
なお、この実施形態のラケット1において、説明の便宜上、キャップ50の切り欠きがなされている側をA面とし、キャップ50の切り欠きがなされていない面をB面とする。
図3は、第1実施形態におけるシャフトの変形の様子を説明する図である。図3において、左側にはフレーム10のA面側に力が加わったときのラケット1が示され、右側にはフレーム10のB面側に力が加わったときのラケット1が示されている。そして、フレーム10に加わる力は同一の条件であるものとし、このときシャフト20が変形したときの変形量をそれぞれd1及びd2として示している。なお、フレーム10に加わる力には、シャトルがフレーム10に接触するときに加わる力や、ラケット1を振り抜いた際にフレーム10が受ける慣性力がある。また、図3に示す変形であるが、分かりやすいように誇張して描かれている。
図3に示されるように、変形量d2は変形量d1よりも大きい。すなわち、フレーム10のB面側から力が加わったときの方が、フレーム10のA面側から力が加わったときよりも変形量は大きくなっている。これは、キャップ50のA面側上部においてシャフト20の円周方向を支持する部分が切りかかれているためであり、剛性が低くされている分、シャフト20が余計にA面側にしなるように変形可能となっているからである。
ラケット1を振り抜くとシャフト20が変形するが、A面側でシャトルを打つように振り抜くときとB面側でシャトルを打つように振り抜くときとでは、このようにシャフト20自体の変形量が異なることとなるので、A面側で打つときとB面側で打つときとでシャトルに対する打力を異ならせることができる。
具体的には、シャトルの速度を殺して、はじくように打ちたい場合には、ラケット1のA面側でシャトルを打つ。A面側でシャトルを打つようにラケット1を振ると、シャフト20が小さく変形する。変形が小さい分、ラケット1によるシャトルに対する打力が小さいので、シャトルの勢いを殺すように打つことができる。
一方、スマッシュ等のようにシャトルの速度を増すようにして打ちたい場合には、ラケット1のB面側でシャトルを打つ。B面側でシャトルを打つようにラケット1を振ると、シャフト20が大きく変形する。変形が大きい分、ラケット1によるシャトルに対する打力は大きくなるので、シャトルの勢いを増すように打つことができる。
===第2実施形態==
図4Aは、第2実施形態におけるラケット201の一部正面図である。図4Bは、第2実施形態におけるキャップ250の断面図である。なお、第2実施形態では、第1実施形態のラケット1の各部位の符号に200番台の番号を付すこととして説明を行う。
図4A及び図4Bには、ラケット201のシャフト220の一部とグリップ230の一部とキャップ250が示されている。図4Bにおけるキャップ250の断面図は、図4AにおけるA−A断面図である。そして、図4Bには、キャップ250の方向を示すべく、A面側とB面側とが示されている。
第2実施形態におけるラケット201では、図4Bの断面図に示されるように、フレーム210のA面側におけるキャップ250の断面形状と、フレーム210のB面側におけるキャップ250の断面形状と、をフレーム210の面に対して非対称としている。そして、キャップ250のB面側の断面積はA面側の断面積よりも厚い。そして、図4Bに表されていない部分については、A面側からB面側に遷移するにつれて徐々にその断面積が厚くなるように成型されている。
このようなラケット201によれば、フレーム210のA面側におけるキャップ250の断面形状と、フレーム210のB面側におけるキャップ250の断面形状と、をフレーム210の面に対して非対称とするので、シャフト220を支持するキャップ250の剛性もフレーム210のA面側とフレーム210のB面側とでフレーム210の面に対して非対称にすることができる。このため、A面側でシャトルを打つように振り抜くときとB面側でシャトルを打つように振り抜くときとで、シャフト220自体の変形量を異ならせることができる。
具体的に比較すると、B面側からシャフト220を変形させA面側にシャフト220をしならせた場合の方が、A面側からシャフト220を変形させB面側にシャフト220をしならせた場合よりもよくしなる(大きく変形する)。
よって、シャトルの速度を殺して、はじくように打ちたい場合にはラケット201のA面側でシャトルを打つ。A面側でシャトルを打つようにラケット201を振ると、シャフト220が小さく変形する。変形量が小さい分、ラケット1によるシャトルに対する打力が小さいので、シャトルの勢いを殺すように打つことができる。
一方、スマッシュ等のようにシャトルの速度を増すようにして打ちたい場合には、ラケット201のB面側でシャトルを打つ。B面側でシャトルを打つようにラケット201を振ると、シャフト220が大きく変形する。変形量が大きい分、ラケット1によるシャトルに対する打力が大きくなるので、シャトルの勢いを増すように打つことができる。
以上の説明では、キャップ250の断面形状を非対称にする場合について説明を行ったが、このように断面形状を非対称にしつつ、さらに、前述の第1実施形態のように切り欠きを有するキャップを採用することとしてもよい。
===第3実施形態===
図5は、第3実施形態におけるキャップ350の拡大図である。第3実施形態では、第1実施形態のラケット1の各部位の符号に300番台の番号を付すこととして説明を行う。
図5には、キャップ350のA面側における切り欠き部の下方部分350aと、キャップ350のそれ以外の部分(便宜上、「B面側の部分」ということがある)350bが示されている。図5では、キャップ350が前述の第1実施形態と同様の形状を有しているが、さらに、キャップ350を構成する材質がA面側における切り欠き部の下方部分350aとB面側の部分350bとで異ならせてある。すなわち、フレーム310のA面側におけるキャップ350の材料の配置と、フレーム310のB面側におけるキャップ350の材料の配置と、をフレーム310の面に対して非対称としている。このように、フレーム310のA面側におけるキャップ350の材料の配置と、フレーム310のB面側におけるキャップ350の材料の配置と、をフレーム310の面に対して非対称にすることには、ラケット10の側面視において、A面側とB面側とで異なる材料を採用することも含む。
使用されるキャップ350の材料には、後述する第4実施形態において示された表1の材料を選択することができる。そして、A面側における切り欠き部の下方部分350aよりもB面側の部分350bの方により硬い材料を採用する。例えば、A面側における切り欠き部の下方部分350aには、66ナイロンを採用し、B面側の部分350bには、ポリカーボネイトを採用する。
このようにすることで、シャフト320を支持するキャップ350において、A面側の剛性よりもB面側の剛性をさらに高くすることができる。そして、前述の第1実施形態で示した変形量の差をより大きくすることができる。そして、A面側で打つときとB面側で打つときとでシャトルに対する打力をより異ならせることができる。
なお、このように、キャップ350を構成する材料の配置を非対称としつつ、前述の第2実施形態のように断面形状を非対称にすることとしてもよい。
===第4実施形態===
図6は、第4実施形態におけるキャップ450の側面図である。なお、第4実施形態では、第1実施形態のラケット1の各部位の符号に400番台の番号を付すこととして説明を行う。図6には、キャップ450におけるA面側の部分450aとキャップ450におけるB面側の部分450bとが示されている。
図6に示されるように、第4実施形態においてキャップ450の断面形状は、フレーム10の面に対して対称の形状を有している。さらに言えば、第4実施形態におけるキャップ450は、シャフト420の軸方向に軸対象となる形状を有している。
その一方で、第4実施形態では、フレーム410のA面側におけるキャップ450の材料の配置と、フレーム410のB面側におけるキャップ450の材料の配置と、をフレーム410の面に対して非対称とすることで、シャフト420のしなり具合をA面側とB面側とで異ならせることとしている。
表1は、第4実施形態において採用され得るキャップの材質の一例を示す図である。表1には、キャップに使用される材料名と、その記号と、さらにその硬さの度合いが示されている。ここでは、概略的に硬さの程度を表すために、「かなり柔らかい」、「柔らかい」、「やや柔らかい」、「標準」、「やや硬い」、「硬い」、「かなり硬い」の7つの簡略化した硬さで示している。なお、硬さとしては、「かなり柔らかい」、「柔らかい」、「やや柔らかい」、「標準」、「やや硬い」、「硬い」、「かなり硬い」の順番で徐々に硬さの度合いが高くなっている。
Figure 2015023912
ここで使用されるキャップ450の材料であるが、具体的には、A面側の部分450aよりもB面側の部分450bにより硬い材料を採用する。例えば、A面側の部分450aには、66ナイロンを採用し、B面側の部分450bには、ポリカーボネイトを採用する。
なお、上記「硬さ」の分類は、概略的なものであり、実際上、材料が異なれば若干ながらもその硬さは異なることになる。よって、上記分類において同程度の硬さとして示されたものであったとしても、A面側の部分450aとB面側の部分450bとで異なる材料を採用することとしてもよい。
このようなラケット401によれば、フレーム410のA面側におけるキャップ450の材料の配置と、フレーム410のB面側におけるキャップ450の材料の配置と、をフレーム410の面に対して非対称とするので、キャップ450に円周を支持されるシャフト420自体の変形量をフレーム410のA面側にしなる場合とフレーム410のB面側にしなる場合とで異ならせることができる。そして、シャトルをA面で打ったときと、B面側で打ったときとで、打力を異ならせることができる。
具体的に比較すると、B面側からシャフト420を変形させA面側にシャフト420をしならせた場合の方が、A面側からシャフト420を変形させB面側にシャフト420をしならせた場合よりもよくしなる(大きく変形する)。
よって、シャトルの速度を殺して、はじくように打ちたい場合にはラケット401のA面側でシャトルを打つ。A面側でシャトルを打つようにラケット401を振ると、シャフト420が小さく変形する。変形量が小さい分、ラケット1によるシャトルに対する打力が小さいので、シャトルの勢いを殺すように打つことができる。
一方、スマッシュ等のようにシャトルの速度を増すようにして打ちたい場合には、ラケット401のB面側でシャトルを打つ。B面側でシャトルを打つようにラケット401を振るとシャフト420が大きく変形する。変形量が大きい分、ラケット1によるシャトルに対する打力が大きくなるので、シャトルの勢いを増すように打つことができる。
なお、第4実施形態において、キャップ450に採用される材料の配置を、A面側とB面側とで対称となるように配置したが、実施形態はこれに限られない。また、採用される材料の種類についても2種類には限られない。
===その他の実施形態===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、キャップのB面側に補強剤を入れるなどすることも本発明の等価物である。
<ラケット>
上記の実施形態においては、バドミントンラケットを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。たとえば、テニスやスカッシュ等のラケットにも適用することができる。
また、上記実施形態では、ストリング40が張られている状態のバドミントンラケット1を例として説明したが、バドミントンラケット1本体としては、ストリングが張られていない状態のものも本技術的思想に含まれる。
1 ラケット、
10 フレーム、20 シャフト、30 グリップ、
40 ストリング、50 グリップ

Claims (5)

  1. フレームと、グリップと、前記フレームと前記グリップとを連結するシャフトと、前記グリップに固定され前記シャフトの一部を前記シャフトの円周側から支持するキャップと、を備えるラケットであって、
    前記フレームの一方の面側における前記キャップの形状と、前記フレームの他方の面側における前記キャップの形状と、が前記フレームの面に対して非対称であることを特徴とするラケット。
  2. 請求項1に記載のラケットであって、
    前記キャップにおいて、前記フレームの一方の面側であって前記フレーム側に切り欠きを有することを特徴とするラケット。
  3. 請求項1又は2に記載のラケットであって、
    前記フレームの一方の面側における前記キャップの断面形状と、前記フレームの他方の面側における前記キャップの断面形状と、が前記フレームの面に対して非対称であることを特徴とするラケット。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のラケットであって、
    さらに、前記フレームの一方の面側における前記キャップの材料の配置と、前記フレームの他方の面側における前記キャップの材料の配置と、が前記フレームの面に対して非対称であることを特徴とするラケット。
  5. フレームと、グリップと、前記フレームと前記グリップとを連結するシャフトと、前記グリップに固定され前記シャフトの一部を前記シャフトの円周側から支持するキャップと、を備えるラケットであって、
    前記フレームの一方の面側における前記キャップの材料の配置と、前記フレームの他方の面側における前記キャップの材料の配置と、が前記フレームの面に対して非対称であることを特徴とするラケット。
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